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SQL Server分析機能の紹介と 活用事例 株式会社テクノアート 熊本県合志市福原1番地8セミコンテクノパーク TEL:096-349-5601 FAX:096-349-5606 福岡県福岡市博多区博多駅前1-15-20 EME博多駅前ビル906 TEL:092-432-3731 FAX:092-432-3732 URL:http://www.technoart.co.jp

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SQL Server分析機能の紹介と         活用事例

株式会社テクノアート

熊本県合志市福原1番地8セミコンテクノパークTEL:096-349-5601 FAX:096-349-5606福岡県福岡市博多区博多駅前1-15-20 EME博多駅前ビル906TEL:092-432-3731 FAX:092-432-3732

URL:http://www.technoart.co.jp

「システム」という名の宝箱

業務システムに入っているデータは、利用価値の非常に高い会社の資産です。

経営状態を 適化するために、「情報の活用」を行うことが、次の勝ち組を作ります。

しかし、大半の業務システムはデータを入れておくための「器」になっており、「宝物」である情報は眠っていませんか?

販売管理システム

生産管理システム

会計管理システム

人事管理システム などなど

データ・帳票 データ・帳票 データ・帳票データ・帳票

ブツ切りのデータになっている!!

情報とデータ

情報とは、それぞれのデータに関連付け、意味づけをしたもの。

人を動かすための意味づけをしたもの。と考えます。

意味づけ・・・人が理解できるように分類したり、            グラフや表で表現する。

そのためにどうするか?

では、まずデータを見つけやすくしたら!!

データの活用と分析

分析を行う場合、一般にシステム内に蓄積されたデータと外部のデータ

を組み合わせて帳票や分析レポートとして顧客への提示または社内プレ

ゼンで使用します。

例.売上実績と予算との比較(予算はExcelで作成している場合など)

例.販売管理の売上実績と生産管理の原価の対比(二つのシステムからデー

タを抽出し、連結させる)

分析に慣れたユーザーは、さらにデータをExcel等の使い慣れたソフト

に移行し、自分なりの分析を行います。

時間と労力が相当かかっているが、表面にはでにくい。

データの活用と分析

MS-SQL Server では、データの 終的なアウトプットにかかわる、開発の手助けとなる優れた機能を提供しています。

MS-SQL Server で提供する GUI ベースの操作性に優れたツールでは、これらのアウトプット作成にかかわる手間を大幅に削減することが可能です。(後ほど事例紹介にて)

✔ 異なるシステム間のデータをマージして、いつでも 新の情報を見ることが  できたら・・・✔ 上司からリクエストされるレポートを簡単に作成することができたら・・・

情報分析についてのまとめ

現場システム・販売管理システム・生産管理システム・会計システム

効果的なツール・OLAP・BIツール

データ 意味付け 価値のある情報+  =

会社をよく知り深く考える

人の成長

アイデア仮説対策

見える化グラフ化

会社の発展

今までのシステムの在り方

宝の山を掘り起こしましょう! 

データの集め方

データの取り出し方

分類系列Cube設計

①データを集める(システム化)

②データを取り出す(BIツール)

③意味付け・解釈(人の成長)

④情報を活用したIT経営

ResearchPlanDoCheck

MS-SQLServer2005の分析機能構成

MS-SQLServer2005の分析機能について

Integration Services・・・着眼点1

データの変換、統合

従来、ビジネス プロセスの中で発生するさまざまなデータを統合、変換するためには、バッチ スクリプトを作成したり、複雑な処理には専用のアプリケーションを作成したり、外部ツールを利用するなどで対応していました。

SQL Server 2005 の機能では、 Integration Services により、統合、変換の機能に加え、エラー処理や、他社データベースからのデータ抽出、データ挿入などの機能も提供しています。

Integration Services では、グラフィカルなデザイナ画面により、各機能を 1 つのオブジェクトにまとめ、これらを画面にドラッグアンド ドロップしてフローを作成するだけで処理を設定することが可能です。

MS-SQLServer2005の分析機能について

Reporting Services・・・着眼点2

レポートの作成

業務レポート、帳票、アンケートの集計結果レポートなどの作成作業は、ルーチン的な内容である反面、作成に手間がかかります。

SQL Server 2005 の Reporting Services であればこのようなレポート コーディング作業のほとんどを、ドラッグ アンド ドロップ操作によって作成することができます。また、エクセルや CSV などへの出力や、作成したレポートをスケジュールに沿って配信させることも可能です。

Reporting Services のほかに、Excel によって、Analysis Services で作成したキューブに接続し、ユーザーが直接レポートを自由に作成することも可能です。

MS-SQLServer2005の分析機能について

Analysis Services・・・着眼点3

分析データ

データ マイニングでは、データ分析を行うまでが重要なポイントとなります。データを分析するには、あらゆる角度からさまざまなデータ ソースと関連付けて解析したり、分析したい対象と、分析方法をマッピングさせなければならないことがほとんどです。このような処理をスクリプトで書いたり、目視で見分けることは到底不可能です。

SQL Server 2005 の Analysis Services では、膨大なデータに埋もれている価値あるデータを発見するために、あるデータをさまざまな角度から見ることができるキューブの作成や、搭載されている分析アルゴリズムをウィザードで簡単に利用することができます。

また、データ量 (ストレージ) に対するデータ処理モデルを細やかに設定することで、サーバーやシステムに負荷をかけない設定を行うことも可能です。

Integration Services(インテグレーションサービス)

制御フロー設定画面 データフロー設定の画面

データソースへの接続、制御フロー、各制御の内容を設定するデータフローの設定によって、実行したい処理を定義します。

各フローの設定は、あらかじめ定義されている制御機能をツールボックスからデザイナ画面にドラッグアンドドロップし、プロパティを設定するだけです。

ReportingServices(レポーティングサービス)

ReportingServicesでは、従来のレポート作成に比べ、飛躍的にレポート作成業務をGUIにより簡素化する機能を提供します。

また、レポート閲覧者へのスケジュールでの配信や閲覧者自身で閲覧したいデータを検索する機能も提供します。

レポートビルダが同梱されており、改めて開発ツールを購入する必要はありません。(ExpressEditionには含まれません)

SQL文やクエリデザイナを使用して、レポートに表示する元データとなるデータソースを設定し、レポートデザイナによるレポートの画面設定を行い、 後に作成したデータソースのデータを設定した画面にドラッグアンドドロップするという手順となります。

ReportingServices(レポーティングサービス)

デザイナ画面では、必要なオブジェクトをドラッグアンドドロップすることで、表やグラフなどを簡単に作成できます。

閲覧者に公開する場合は、レポートサーバーに配置したり、レポートマネージャーからスケジュールを設定して、配信者へExcelやPDFの形で送信させることができます。

帳票や分析データの対象データが多い場合は、閲覧時にサーバーに過大な負荷がかかります。その場合、一定間隔で更新するような設定も可能であり、サーバーの負荷を軽減できます。

オブジェクトの選択もD&Dで簡単 データはExcelやPDFなど選択して取り出せます

AnalysisServices(アナリシスサービス)

AnalysisServicesでは、分析レポートを作成するために、あるデータを様々な角度から見ることができるキューブを利用したデータ分析を行うことができます。

キューブの作成は、ウィザードで行うことができます。

データソースウィザード

AnalysisServices(アナリシスサービス)

レポーティングサービスでは、レポート設計者が設定した定型的なレポートしか閲覧することはできませんが、アナリシスサービスとExcelの組み合わせで、自由に簡単にユーザー独自のレポートを作成することが可能です。

ドラッグアンドドロップでクロス集計も簡単に作成可能縦横の切り替えや、抽出項目の変更なども容易です

システムの概念

ブラウザで定型レポートを表示、Excel、PDFへのダウンロードや、

メール配信も可能です。

Excelのピボットを利用して、

多次元分析が可能です。ドリルダウン/アップ分析など

展開省略など見やすい工夫ができます。

AnalysisServices 

使用するソフトウェア・・・MS-SQLServer2005通常のデータベースソフトに分析のためのツールが無償で同梱今までの分析ソフトに比べて圧倒的な低コストでの導入が可能

ReportingServices

忙しい企業トップの方にはレポーティングサービスが

ブラウザで分析!販売管理システム 会計システム生産管理システム Excel、CSVファイル等

情報分析システム

データウェアハウス

キューブ

※統合データの倉庫

※データウェアハウスのデータを 多次元分析するための仕組み

Excelで分析!

IntegrationServices

具体的な分析システム構築の手順

ハードウェア分析用のサーバー Windows2003Server推奨

メモリ2GB程度

HDDは200GB程度(データの保持容量により上下します)

分析クライアント

InternetExplorer6.0以降

MS-Excel2003以降

ソフトウェアMicrosoft SQLServer 2005を使用

Integration Services

Reporting Services

Analysis Services

システム 構成

システム環境構築内容

既存システムのデータ取り込みの仕組みを構築Integration Servicesによりデータの取り込みを行います。

個別に分析用データベースに取り込むプログラムを作成します。

既存システムDB

DB DB

情報分析システム・定期取込み  毎週  毎日  毎時

・非定期取込み  手動取込み処理

データ取込みプログラム

Excelファイルなど

システム環境構築内容(レポーティングサービス)

レポーティングサービスシステム教育SQLの教育、レポーティングサービスの教育をして、 終的にお客様自身が必要なレポートを作成します。

(例えば、10時~17時 or 13時~18時)

一般的に2週間の教育を実施することでレポーティングサービスの画面、帳票を作成できるようになります。

  ※対象・・・MS-ACCESSなどを操作した経験のある方、SQL文を

  はじめとする、データベースの概念を理解されている方が対象となり 

   ます。

システム構築の教育・運用指導

本システムは、ユーザー様主導での構築という位置づけをしております。

したがって、お客様ご自身で必要な画面や機能を作成していただけるように、弊社SEがシステム構築の教育と運用指導を行います。

教育時にサンプルを作成しますので、実運用を意識して教育を受講していただけます

弊社でのアプリケーション開発

ユーザー様での構築に制約がある場合は、弊社にてアプリケーションを開発いたします。

従来のアプリケーション開発(参照系や帳票作成)に比べて、短納期・低コストのでご提案が可能です。

ご提案に際して

既存システム及びデータ分析用ハードウェアの調査を行い、分析システム環境構築のための事前検証を実施させていただきます。

導入事例のご紹介

株式会社ヨネザワ様の事例

株式会社ヨネザワ様 http://www.yonezawa-web.co.jp/

本社:熊本市従業員:860名業務内容:メガネ、補聴器、コンタクトレンズ等の販売店舗展開:九州域内に約170店舗を展開中システム:オープン系の基幹システムを運用。

各店舗とは、インターネットVPNにて接続

イメージキャラクター:南こうせつ ~CM中~

株式会社ヨネザワ様の事例

導入の背景もともとMS-Accessにて開発した営業資料参照・帳票発行の仕組みを限られたユーザーが利用していた。

開発者はMS-Accessのクエリーを駆使して数十通りの営業資料・帳票を作成

基幹システムの更改に伴い、各店舗(約170店舗)に端末を配布することが決定。店舗でも、MS-Accessのシステムを使用するという話が持ち上がった。

導入の経緯各店舗にMS-Accessのシステムを導入するコスト・手間は相当な負担になると判断。

店舗に端末を配布するというタイミングでレポーティングサービスの導入を決定。

株式会社ヨネザワ様の事例

導入のポイント

170店舗という全店への展開を行うにあたり、Webソリューションなので、追加開発・変更の通知・プログラム配布が非常に容易であること。

開発をエンドユーザーでできること、またその教育をベンダーが実施すること。

教育後のサポートを受けられること。

導入時の構成

当初は基幹システムから分析用のサーバーにバッチでデータを取り込む構成を検討していたが、現在は分析サーバーから基幹システムのデータを直接参照する方法で稼働中

システム開発者:1名

株式会社ヨネザワ様の事例

開発について

1週間のレポーティングサービス基礎教育

1週間の実データを使用した開発教育

導入後1ヶ月のオンラインサポートを実施

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レポーティングサービス教育(来社)

5日

AccessのクエリをSQLServerへ移行する方法の説明(来社)

1日

クエリ移行作業 30日

業務レポート作成(3つ)(来社)

5日

問い合わせ受付

(30時間※

)※クエリ移行作業時の問い合わせを含みます。

30日

実施内容5月 6月

期間7月

株式会社ヨネザワ様の事例

導入後の状況

MS-Accessの作りかえだったので、取り込み安かった。

MS-Accessのクエリーをレポーティングサービスに取り込むという手法をとったことで、一から作成するよりも工数を大幅に抑えることに成功した。

SQLServerとAccessという違和感があったが、すぐに慣れた。

営業情報一覧程度の帳票であれば、1日あれば作成できる。

通常業務を行いながら、2ヶ月で30程度の帳票・レポートを作成。

店舗からの接続(インターネットVPNを構築)についても、レスポンスタイムには問題なし。(ややこしいものは別として、5秒程度のレスポンスタイム)

今後の課題

たまに発生する開発時の不具合についての対応

現在は営業レベルで対応実施。

その他の導入事例

製造業(鍍金・塗装業)従業員:150名販売管理データの参照用として使用中 データ活用のための窓口ツールとしても使用中レポーティングサービス導入

食品製造販売業従業員:20名販売管理データ参照及び経営資料の作成として使用中 アナリシスサービス導入

食品製造販売業従業員:200名基幹システム(オフコン)のデータ参照用として使用中

生産指示情報として使用しており、毎日の日次レポートとして活用中

レポーティングサービス導入

その他の導入事例

菓子製造販売業従業員:300名基幹システムのデータ参照及び経営資料の作成ツールとして使用中 レポーティングサービス、アナリシスサービス導入

リース業従業員:100名基幹システムの顧客データ分析として使用中レポーティングサービス

機械工具・機械等卸業・製造業従業員:400名基幹システム(オフコン)のデータ参照用として使用中今後販売管理システムの参照系システムとして計画中 レポーティングサービス導入

画面サンプル

画面サンプル

前期との比較

今年の売上順位

画面サンプル

ご静聴ありがとうございました。

本件に関する、ご質問などは下記までお願いいたします。

株式会社テクノアート

ソリューション部 北尾 秀昭

電話:096-349-5601

FAX:096-349-5606

Mail:[email protected]