甲状腺乳頭がんにおける -...

甲状腺乳頭がんにおける3D撮影について

医療法人知音会中之島クリニック

中山一基

施設紹介

1990年12月開院（旧名称坂崎診療所）人間ドック、健康診断及び画像検査

施設紹介

2007年7月1日開院人間ドック、健康診断及び画像検査

施設紹介

2007年7月1日開院人間ドック及び画像診断センター

検査機器

MRI

• Ingenia 3.0T (ボア径70cm) In-bore solution Ver.5.3.1

• MAGNETOM Torio, A Tim System 3T （シーメンス）

CT

• Aquilion™64列システム (東芝)

PET-CT

• Aquiduo™16列システム（東芝）

X-RAY

• マンモ、胸部、X線テレビシステム（島津）

Ingenia 3.0T (ボア径70cm) In-bore solution

3D

甲状腺乳頭癌（Thyroid PAC）

特徴・日本人の甲状腺癌の9割を占める・癌細胞を顕微鏡で見ると「乳頭」のような形・頸部リンパ節への転移が多い・気管や反回神経に浸潤する・肺、骨などの遠隔転移は少ない・高齢程、危険度が高い

3D https://www.kango-roo.com/sn/k/view/3309より引用

甲状腺乳頭癌

特徴・日本人の甲状腺癌の9割を占める・癌細胞を顕微鏡で見ると「乳頭」のような形・頸部リンパ節への転移が多い・気管や反回神経に浸潤する・肺、骨などの遠隔転移は少ない・高齢程、危険度が高い

https://www.kango-roo.com/sn/k/view/3309

3D

・2cm以下で転移や浸潤の徴候のないもの→低リスク群・5cmを超えたり、激しいリンパ節転移や浸潤のあるもの、遠隔転移のあるもの→高リスク群その中間をグレーゾーンとしている。

「甲状腺腫瘍診療ガイドライン（2010年版）」より

・気官や反回神経等が入る撮像範囲を考慮すると単純、造影共に３Dにて撮影し、MPRする事で

広範囲、短時間での撮像が可能となる

3D

甲状腺ルーチン

単純・冠状断

T2W mDixon (IP.Water)・横断

T２ｗ mDixon（IP.Water） T1WDWIBS ３D eTHRIVE

造影・横断３D eTHRIVE

DWIBS

DWI

シーケンス写真載せる

DWIBS ｂ=999

３D eTHRIVE

３D eTHRIVEシーケンス画像

３D eTHRIVE

3D eTHRIVE +CE

3D eTHRIVE +CE MPR SAG COR

症例 ①

65歳女性

線種様甲状腺腫がBaseにあり？

境界面はclearMRI上では直接浸潤を認めず

c/w thyroid PAC

症例 ②

48歳男性

充実性腫瘍

一部腫瘍が小さな凸状の部分あり浸潤は否定できず

c/w thyroid ca

症例 ③

72歳男性

やや分葉状

気管壁が不明瞭化浸潤が疑われる

c/w thyroid tumor

まとめ

・ＤＷＩは歪み補正が必須となる。もう少しシーケンスを考える必要が出てきた。

・今後はmDixon 3Dでも比較検討をしていきたい

DWIBS シーケンス変更

DWIBS シーケンス変更比較

OLD DWIBS NEW DWIBS


OLD DWIBS New DWIBS


New DWIBS New DWIBS Mobi view

ご静聴ありがとうございました

甲状腺乳頭がんにおける -...

Documents