libx家庭版
TRANSCRIPT
LibX Japanese Home Edition
(LibX 家庭版 )
平成22年8月 27日(金)マイニング探検会東京大学・前田朗
あなたは Google ? それとも OPAC ?
OPAC
ホームページ
書誌情報
電子化文献J-
Global
調べもののスタートポイントとして、 OPACではなくGoogleを選ぶ人は(特に理工系で)増えていないか
CiNii
信頼性の高い情報を提示する 冊子の資料を提示する 機関で契約している情報資源を提示する その他、図書館が提供するサービス(文献
取り寄せやリファレンスなど)を提示する
Google にない図書館にできること
~ Web 上での差別化の話~
調べものの流れを自然に変える!~信頼性の高い情報に導く~
利用者の行動を変えるには、Web 利用のルールを変えるこ
と
ならば , それをつくりかえる !
Web のおおもとは Web ブラウザ
Web ブラウザのアドオン(機能拡張)
Greasemonkey スクリプト Mozilla を使った独自ブラウザ Adobe AIR による Web クライアント (“ パティント・インテグレーション”の例あり)
Web ブラウザを作り替えるには?~方法はいくつかある~
Web ブラウザのアドオン(機能拡張)
海外では多くの大学図書館が独自のLibX を公開
日本では、東京大学と農林水産省でそれぞれ公開
そこで、 LibX
LibX で調べものの流れが変わる!
OPAC
書誌情報
電子化文献
Webブラウザのツールバーによる OPAC等呼び出しと、
ホームページから図書館提供資源へのナビゲート
文献 DB
リンクリゾルバ
ホームページ
図書館提供資源
ツールバーから呼び出し
ISBN/ISSN DOI 等
文中の語句
ソーシャルブックマーク連携 Amazon → CiteULike
機関のプロキシサーバ対応
それだけではない LibX
LibX を使って、学術情報を「あたり前化」 というか、ご家庭化 機関向け(東大版など)の LibX より、あえて機
能を落として一般向け市場を狙う LibX を使うことで、キーワードや ISBN でい
くつもの学術資源を「つなげる」 図書館向けブラウザ構想 (MaitanX) のたた
き台
LibX の考えをさらに進めてみる~機関向けの拡張機能を超える~
LibX を換骨奪胎 + メッセージの一部日本語化
大学の OPAC
文献データベース
欧米の Amazon 対応
xISBN (OCLC)
xISSN (OCLC)
WebCat Plus Minus
CiNii, J-Global
日本の Amazon 対応
Porta API
CiNii API
LibX の構成要素
換骨奪胎であれば、 JavaScript の初級者でも可(手間ですが… )
LibX ツールバーの機能 (1)
検索可能データベース・WebCat Plus Minus・ CiNii ・ J-Global・ Google Scholar
LibX ツールバーの機能(2)
ほぼ、各 DB の詳細検索なみの検索がツールバー上で可能
WebCat Plus Minus WebCat (主に学術書)ベースのため採用。 PORTA や
カーリルでもよかったが… URL でパラメータ指定検索可能 (OpenSearch ではな
い) CiNii
学術文献検索 OpenSeaerch ( 結果を HTML で返す ) を使用
J-Global 研究者、文献、特許などを検索
Google Schalar Google が提供する学術用検索エンジン
LibX 家庭版に登録したデータベース
マウスの右ボタンメニューで
クイック検索
Webページ中の文字列をマウスで選択 → 右ボタンクリックでメニュー表示
→ メニュー選択で即検索
Web ページ中の ISBN から WebCatへ
OCLC のXISBN/XISSNサービスから得
た書誌情報
Web 中のISBN/ISSN からWebCat へのリンクを自動生成
自動で WebCat へのリンクが生成さ
れます
マウスを乗せると、PORTA の書誌情報が!
Web ページ中の ISSN から WebCat へ
自動で WebCatへのリンクが生
成されます
マウスを乗せると、
CiNii の書誌情報が!
xISBN/xISSN OCLC 提供の API FERBER モデルを使い、 ISBN/ISSN から異版
の ISBN/ISSN を返す WorldCat 連携で、 ISBN/ISSN から書誌情報
を返すこともできるが、日本語の書誌がローマ字に!
LibX デフォルトの xISBN の問題
xISBN/xISSN の代替 ( 独自 )API を作る
PORTA API
CiNii API
自作のCGI
ISBN から xISBN風に書誌情報を返す
API
ISSN から xISSN風に書誌情報を返す
API
LibX家庭版へPORTA, CiNii とも利用規約上は大丈夫そう。
独自 API の URL は非公開(調べればわかりますが…)
日本版 Amazon から WebCat
WebCatへのリンクボタン
自動生成
日本版 Amazon の書誌詳細画面にWebCat へのリンクボタンを自動付与
LibX は欧米の Amazon のサイトのみ対応 ソースコードを修正し、日本版の
Amazon のサイトも処理するようにした Amazon 対応の JavaScript 本体
は、 LibX サーバ上にある。そのため、 Amazon の画面 (HTML )改変への対応は不要(というか、 LibX管理者側におまかせ)
日本版 Amazon 対応
Google 検索から WebCat
WebCat のリンクボタ
ン
Google 検索したのと同じキーワードで、WebCat をキーワード検索
WebCat へのリンクボタン
自動生成
LibX ツールバーのブックマーク
LibX ツールバーに任意のブックマークを設定可
設定で使いたい機能のみ選べる!
多機能? or シンプル? 使う人に合わせて
リンクリゾルバがないと機能が少しさびしい CiteULike (ソーシャルブックマーク)と日本版
Amazon との連携機能がうまくない 日本版 Amazon でリンクボタン表示が不安定 OCLC の xISBN代替の PORTA のレスポンスよく
ない 宣伝をしないと、利用が進まない
LibX 家庭版の問題点
問題点はこのままで近日中に公開しようかと
ツールバーへの機能追加? 特定の Web ページの画面書き換え? SNS への連携?
そして、 MaitanX へ~さらなる先へ~
図書館業界関係者が薦める、調べもののプラットフォームとは何か?メンバーが集まれば、検討!
LibX の考えを進めていった先で何ができるか
これからデモをしますが…
HP の著作権保護のため、 USTREAM は音声のみでお願いします。
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