アステラス製薬 強みを生かした成長戦略アステラス製薬...

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アステラス製薬 強みを生かした成長戦略 2010年12月5日(日) 個人投資家のためのIRフォーラム2010 アステラス製薬株式会社(証券コード:4503) 上席執行役員 財務・経営戦略担当 畑中 好彦

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アステラス製薬強みを生かした成長戦略

2010年12月5日(日)個人投資家のためのIRフォーラム2010

アステラス製薬株式会社(証券コード:4503)

上席執行役員 財務・経営戦略担当 畑中 好彦

1

注意事項

資料中の業績見通し数値及び開発見通し等の将来に関する記述は、当社が現在得ている情報をもとになされた当社の判断に基づくものであり、既知あるいは未知のリスクや不確実な要素を含んでいます。実際の結果は、様々な要因によりこれら将来に関する記述内容とは大きく異なる可能性があることをご承知おきください。

そのような要因の例としては、経済情勢の悪化、為替レートの変動、法律・行政制度の変化、新製品上市の遅延、競合会社の価格・製品戦略による圧力、当社製品の販売力の低下、生産中断、当社の知的財産権に対する侵害、重大な訴訟における不利な判決等がありますが、これらに限定されるものではありません。

医薬品(開発中の物を含む)に関する情報が含まれておりますが、その内容は宣伝広告、医学的アドバイスを目的としているものではありません。

企業広告「120文字のアステラス」

それはアステラスの、くすりづくりにかける決意のことば。

すべての患者さんと、新薬でともに闘いたい。

病気を克服して、もう一度心から笑ってほしい。

そんなわたしたちの願いを、このことばに込めています。

3

アステラスの概要

2005年4月(2005年4月 山之内製薬と藤沢薬品工業が合併)

東京都中央区日本橋本町2-3-11

1,030億円(2010年3月末現在)

16,120名(2010年9月末現在、連結ベース)

9,748億円(2009年度)

発 足

本 社

資本金

従業員数

連結売上高

星(ラテン語)

stellar

aster星(ギリシャ語)

大志の星

先進の星

aspired stars

advanced stars

stella

最先端の医薬品で健康を願う人すべてに

明日への希望をもたらし日本発のグローバル製薬企業として

発展していくという思いが込められた名称

明日を照らす

名称の由来

星(英語)

3

4

05,000

10,00015,00020,00025,00030,00035,00040,00045,00050,000

資料:セジデム・ストラテジックデータ(株)の調査による

(百万ドル)

2009年度 世界の医療用医薬品売上(上位20社)

アステラスのポジション

世界 日本

17位 2位

5

医療用医薬品事業への選択と集中

医薬品の分類と市場規模

医療用医薬品処方せんが必要なくすり

厚生労働省「生産動態統計調査」

●新薬(先発医薬品) ●後発医薬品(ジェネリック)

90% 5兆9,927億円 10% 6,273億円

日本の医薬品生産額: 6兆6,200億円(2008年)

一般用医薬品(OTC)街の薬局などで処方せんなしに購入

して使うことの出来るくすり

後発医薬品(ジェネリック医薬品)

新薬(先発医薬品)

特許期間満了後

新薬は後発医薬品(ジェネリック)や一般用医薬品(OTC)として広く人々に貢献していく

※OTC:Over The Counter

スイッチOTC 一般用医薬品(OTC)

6

製品紹介

ベシケア過活動膀胱治療剤

トイレが近い(頻尿)

急に尿をしたくなり、トイレを我慢できず、尿がもれてしまうことがある

(切迫性尿失禁)

車を運転中、突然がまんできないような尿意をもよおすことがある(尿意切迫感)

リピトール高コレステロール血症治療剤

・高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症

高いLDLコレステロールは「心筋梗塞」や「脳梗塞」発症

の危険を高めます。

・世界60以上の国と地域で発売

・過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿、切迫性尿失禁

7

アステラスのくすりの貢献

プログラフ免疫抑制剤

臓器移植における最大の課題の拒絶反応。その拒絶反応を効果的かつ安全に抑える

免疫抑制薬が、つくば山麓の放線菌から発見され、1993年に発売されたプログラフ。

世界中で高い評価を受け、臓器移植に大きな役割を果たしている。

ハルナール前立腺肥大症の排尿障害改善剤

前立腺肥大症は、中高年男性に多い病気であり、排尿障害や残尿感、頻尿などの症状があり、日常生活に支障をきたす。1993年に発売されたハルナールにより、

日常生活を快適に過ごせるようになり、QOL(生活の質)を向上させることに役立っている。

ガスター 消化性潰瘍・胃炎治療剤

ヒスタミンに拮抗的に働き、ヒスタミンによる胃酸の分泌を抑えて胃・十二指腸潰瘍や胃炎を治療する。H2ブロッカーと呼ばれるこのくすりの登場によって消化性潰瘍の手術が激減した。

世界で注目されているくすり

手術を減らしたくすり 日本製薬工業協会「くすりの情報Q&A55」より

8

医薬品の貢献が高く

メディカルニーズが満たされている領域

メディカルニーズが満たされていない領域

治療の満足度

治療に対する薬の貢献度

低い

高い

がん

糖尿病合併症

高血圧症

高脂血症

消化性潰瘍

精神疾患

<例>

<例>

アンメットメディカルニーズ

低い 高い

過活動膀胱

9

目指すビジネスモデル

医療用医薬品ビジネスにこだわる

アンメットメディカルニーズが依然として存在し、技術革新により成長が見込める

新薬ビジネスにこだわる

強み(現有資産/能力)を

最も生かせるビジネスモデルである

自社研究開発にこだわる

創薬機能や臨床開発機能はGCLとしての

コア機能であり、将来の競争優位の源泉である

先端・信頼の医薬で、

世界の人々の健康に

貢献する

経営理念存在意義

アステラスの長期戦略・・・VISION2015

専門性の高い複数の「カテゴリー(領域)」で、「グローバル」に製品を提供し、

「リーダー」としての競争優位を確立する

グローバル・カテゴリー・リーダー (GCL)

10

現在のアステラスの強みと課題

移植と泌尿器領域

グローバル販売網

強固な

国内営業基盤

ユニークなパイプライン群

低分子合成+醗酵+抗体・たんぱく質

•米国プログラフとハルナールの特許満了による売上・利益の減少からの早期回復

•後期パイプライン(新薬候補品群)の更なる充実

•泌尿器・移植領域に続くグローバル・カテゴリー・リーダーの確立

•製品創出力の更なる向上

現在の課題

1 2 3

4 5

11

8,7939,206

9,725 9,656 9,7489,420

1,930 1,905

2,7592,503

1,864

1,240

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

5,000

6,000

7,000

8,000

9,000

10,000

2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度

業績の推移

売上高(億円)

営業利益(億円)

為替レート期中平均

予想

売上高と営業利益の推移(連結)

2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度2010年度

予想2014年度

前提

米ドル 113円 117円 114円 101円 93円 84円 80円

ユーロ 138円 150円 162円 143円 131円 112円 110円

10,960

2014年度目標

2,260

11※2010年度予想および2014年度目標は2010年11月1日に修正公表しました。

12

バランスの良いグローバル展開

MR(医薬情報担当者)数は5,700名

世界40ヶ国以上で自社販売BRICs等の新興国まで広範にカバー

1,798億円 18.4%

米州

2009年度連結売上高:9,748億円

5,292億円54.3%2,358億円

24.2%

299億円3.1%

欧州

アジア

※売上元会社の所在地で区分し集計、パーセンテージは連結売上高に占める割合

日本

本社・地域本社機能

販売子会社 販売拠点(欧州)

研究開発拠点等

工場

13

泌尿器・移植領域の売上高

1,96220%

1,86719%

2009年度連結売上高:9,748億円※パーセンテージは連結売上高に占める割合

1,867億円19%

1,962億円20%

免疫抑制剤 プログラフ・世界約90の国と地域で発売

アドバグラフ/グラセプター・プログラフの1日1回製剤・世界約30の国と地域で発売

前立腺肥大症の排尿障害改善剤

ハルナール・世界約90の国と地域で発売

過活動膀胱治療剤 ベシケア・世界60以上の国と地域で発売

移植領域

泌尿器領域

14

生産・技術

くすりが生まれて、育つまで

探索研究

最適化研究

治験届け

開発研究 承

認申請工業化研究

研究 開発

2~3年 3~5年 3~7年 1~2年

治験(臨床試験)

承認取得

工場生産

発売

医薬情報活動

MR活動

探索研究病気のメカニズムを解明し、くすりのもととなる化合物を探す研究

最適化研究くすりの元となる化合物が最適な状態となるように形を整える研究

開発研究形を整えた化合物が、人に投与しても安全かどうかを調べる

治験人に投与した場合の有効性や安全性を確認する

工業化研究工場で量産するために効きやすい形や量産方法を探る研究

※MR:医薬情報担当者

研究開発

15

産業別研究開発費の対売上高比率(%)

研究開発費の状況

3.11

3.92

2.74

3.35

3.43

3.66

4.71

5.21

5.22

5.68

8.89

11.74

14.6

全産業

全製造業

ソフトウェア業・情報処理業

油脂・塗料

総合化学・化学繊維

化学工業

その他化学工業

その他の電子機械器具工業

自動車工業

電気機械器具工業

電子応用・電気計測器工業

医薬品

製薬協加盟大手20社の平均

1,420

1,679

1,344

1,590

1,9552,060

16.2 18.2

13.816.5

20.121.9

2005 2006 2007 2008 2009 2010

研究開発費(億円) 売上高比率 (%)

研究開発費と売上高比率の推移

年度予想年度年度年度年度年度

出典:製薬協DATA BOOK2010

研究開発

15

※2010年11月修正公表

16

プロシディオン Ltd.

欧州 開発研究グループ米国 開発研究グループ

アジェンシス, Inc.

つくば・加島研究センター

アステラス リサーチ インスティチュート オブ アメリカ LLC

領域専門性を生かした研究体制

移植・中枢領域での標的探索 開発研究(代謝、安全性)

がん研究(抗体医薬)

自社拠点 JV/ 研究提携

アメリカ オランダ・アメリカ

パーシード セラピューティクスLLC

免疫・移植研究(たんぱく質医薬)

アメリカ

ウロジェニックス, Inc

泌尿器研究

アメリカ

つくば

加島

研究開発

OSI ファーマシューティカルズInc.

がん研究(低分子)

京都大学創薬医学融合拠点(産学連携プロジェクト)

免疫研究AVM:アステラス ベンチャーマネジメント LLC

バイオベンチャーへの投資・提携

糖尿病・肥満領域研究

アメリカ

アメリカ

アメリカ

イギリス

17

先端技術の融合による新薬創出力の強化

※化学反応を活用してくすりを創り出す技術 ※自然界にある微生物などを利用してくすりを創り出す技術

※ヒトが生来もつ免疫反応に基づく抗体(病気の原因を攻撃するもの)からくすりを創り出す技術

創出されたくすりガスター、ハルナール、ベシケア

創出されたくすりプログラフ、セフゾン、ファンガード/マイカミン

創薬基盤の強化

つくば分子医学研究所とアジェンシスが中心/他社からの導入・CD40アンタゴニスト抗体・ファージ抗体ライブラリー

・完全ヒト抗体産生トランスジェニックマウス・ベロシイミューンマウス

低分子合成技術 醗酵技術

抗体医薬技術

研究開発

18

2010年度予想

2009年度

主な経営指標と株主還元

2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度

取得461億円 2,199億円 817億円 1,234億円 269億円 -

1,098万株 4,403万株 1,630万株 2,808万株 820万株 -

消却- 396億円 2,195億円 721億円 1,280億円 306億円(実施済)

- 1,000万株 4,500万株 1,500万株 2,800万株 800万株(実施済)

自己株式の取得と消却

2005年度(合併初年度)

ROE 自己資本当期純利益率 8.8% 11.7%

DOE 純資産配当率(ROE × 配当性向) 3.3% 5.6%

一株配当 70円 125円 125円

EPS 1株当たり当期純利益 184円 261円 177円

※2010年度中間期一株配当:60円

19

中期経営計画(2010年度~2014年度)※2010年度予想および2014年度目標は、2010年11月1日に修正公表しました。

20

強みを生かした成長戦略

米国プログラフ・ハルナールの特許満了による売上・利益の減少を克服し、新たなステージへ成長を加速する

成長戦略

効率化戦略

領域戦略

コストの更なる効率化

地域戦略

R&Dイノベーション戦略(製品創出力の強化)

がん領域移植領域泌尿器領域

4極バランスのとれたビジネスの拡充新興国への更なる投資

21

日本:2010年6月申請欧米:2011年度第2四半期に申請予定

ミラベグロン(自社品、グローバル)

過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿および切迫性尿失禁

抗コリン剤が奏効しない、もしくは継続できない患者に治療のオプションを提供

適応症

作用機序

期待製品プロファイル

β3受容体作動薬 (ファーストインクラス)

抗コリン剤と同等(以上)の過活動膀胱症状の改善効果

プラセボ並の抗コリン系副作用(口内乾燥等)発現率プラセボ並の尿閉リスク(抗コリン剤は膀胱出口部閉塞患者には慎重投与)

領域戦略泌尿器領域

車を運転中、突然がまんできないような尿意をもよおすことがある

尿意切迫感

トイレが近い頻尿

急に尿をしたくなり、トイレを我慢できず、尿がもれてしまうことがある

切迫性尿失禁

22

アジア

欧州

米州

日本362

601714

148

823

2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度予想

2014年度目標

895

過活動膀胱治療剤 ベシケア・ミラベグロン

疾患啓発活動による市場の発掘科学的エビデンス構築による製品価値最大化

世界の過活動膀胱市場でのNo.1ポジション実現

(億円)

1,550億円以上

を目指す

領域戦略泌尿器領域

23

第3のグローバル・カテゴリー・リーダーへ

癌領域の抗体医薬を専門とする米国のバイオベンチャー

・癌領域を中心とした高い技術力と開発候補品と最先端の抗体医薬創製能力を有す

・癌領域で5つの抗体医薬が

臨床試験入り

アジェンシス社2007年12月買収

OSI社2010年6月買収

がん、糖尿病・肥満の領域において

分子標的薬の創薬、開発、商業化にフォーカスしている医薬品企業

・米国でのがん領域における創薬から開発、商業化までの総合的な事業基盤

・がん領域に有望な開発候補品

OSI社の総合的ながん事業基盤の活用

領域戦略がん領域

新規ターゲットと最新テクノロジーの活用によるパイプラインの強化

グローバルマーケティング・製品戦略機能の強化

営業利益153百万ドル

売上高428百万ドル

2009年12月期業績

24

パイプライン拡充と製品上市予定

現在のパイプラインから中長期に多くの製品が上市される見込みOSI社の買収によるパイプライン増強

エリガード (欧州) 前立腺がん

AGS-16M8F

ASG-5ME ASP6183 フェーズ2(米国)※

AGS-1C4D4 フェーズ2(欧米)

YM155 フェーズ2(欧米)

抗体

低分子

AGS-16M18

低分子OSI社

タルセバ (日米欧)非小細胞肺がん

2010年

2014年

デガレリクス 申請中(日本) 前立腺がん

AC220 フェーズ2(欧米) 急性骨髄性白血病

MDV3100 フェーズ3(欧米) 前立腺がん

タルセバ フェーズ3(米) 非小細胞肺がん(追加適応症)、肝細胞がん

OSI-906 フェーズ3(米) 副腎皮質がん、非小細胞肺がん、卵巣がん、肝細胞がん

OSI-027

上市時期

更なるパイプラインの

拡充

領域戦略がん領域

24※開発中断中

ASP1707

25

14中計期間中に国内No.1シェアを実現

将来の飛躍につながる事業基盤の強化・拡充

日系製薬企業No.1としての更なる事業拡大と強化

各国での売上拡大による飛躍的な成長の実現

ブラジル販売子会社 設立:2009年7月 所在地:サンパウロ

・2010年4月プロトピック、オムニック発売・マイカミン承認、 販売準備中

新興国市場での取り組み

ロシア販売子会社設立:1994年 所在地:モスクワ

・ロシア国内のほか、CISもカバー・プログラフ、ベシケアなどを販売

トルコ販売子会社所在地:イスタンブール

・ 2008年6月より、営業活動スタート

中国子会社 1994年10月設立 所在地:瀋陽

・ 北京 他4都市に販売拠点・ プログラフ、ベシケアなどを販売

インド販売子会社 設立:2008年11月 所在地:ムンバイ

・ 2010年3月 プログラフ発売

米州

新興国市場での取り組み

新興国市場での取り組み

欧州

日本

アジア

グローバル展開と新興国市場での取り組み地域戦略

26

Precision Medicine 創薬への積極的アプローチ

Mass Medicine同じ診断名の病気に対して

同一の薬剤を提供

これまで

Precision Medicine厳密に定義された対象患者に

高い効果の薬剤を提供

これから

がん 精神・神経疾患糖尿病合併症および

代謝性疾患

免疫疾患および感染症

移植泌尿器

高い有効率、低減された副作用細かく区分された特定の患者を対象にするコンパクトな臨床試験薬物が奏効する患者にのみ投与することによる医療経済上のメリット

R&Dイノベーション戦略

Precision Medicineでのリーディングポジションを目指す

重点研究5領域に経営資源を集中

27

経営目標:経営指標の向上

2010年度を起点とし再び成長軌道へ

長期的成長を支える

積極的研究開発費投資

コスト効率向上への

積極的・継続的な取り組み

増益と資本効率の改善

により企業価値を向上

売上高

研究開発費

売上原価・販管費

営業利益

為替の前提:1ドル=80円、1ユーロ=110円

1兆960億円

売上高比率:概ね16%以上を確保

売上原価の低減 経費の効率的使用

15% 以上

主力2製品の特許満了による影響を克服し、再び成長軌道へ持続的な企業価値向上

ROE

2,260億円

28

株主還元方針

企業価値の向上

成長を実現するための事業投資を最優先

資本効率の改善

継続的な株主還元の向上

DOE 2014年度までに 6%以上へ純資産配当率(ROE × 配当性向)

機動的な

自己株式取得の実施

中長期的な利益成長に基づく、

安定的かつ持続的な配当水準の向上

29

9,420

10,960

継続成長の実現

売上高(億円)

営業利益(億円)

2,260

1,240

シムビコート(日)キューテンザ(欧)スマベル ドーズプロ(米)ヴィバティブ(米)

2009年度 新製品

ASP8825(日)

ミラベグロン(日,米,欧)

テラバンシン (欧)EC905(欧)

MDV3100 (米,欧)ASP1941 (日)RSD1235 (米)AC220 (欧,米)イサブコナゾール(欧,米)

予想 目標

2014年度2013年度2012年度2011年度2010年度

新発売デガレリクス、YM150VTE、YM529、YM443、ASP1585

日本新製品群

アライアンスの強化

30

ダイアネキシン腎移植後の臓器機能障害予防

提携先:米国アラヴィタ社:開発状況:フェーズ2a完了

AKP-002前立腺肥大症に伴う排尿障害

提携先:あすか製薬開発状況:フェーズ1

泌尿器領域 移植領域

提携先:米国リジェネロン社

VelocImmuneヒトモノクローナル抗体開発技術

(契約延長)

提携先:UMNファーマ社開発状況:UMN-0501国内フェーズ3準備中

UMN-0502国内フェーズ1/2準備中

UMN-0501、UMN-0502細胞培養インフルエンザ

ワクチンプログラム

抗体技術

2010年度4月以降

ワクチン

(他社との提携によるパイプライン拡充と製品創出力の強化)

海外微生物探索の原則に則った

による

ベトナムでの試料採集の様子

微生物由来の医薬品開発を更に推進

ベトナムの新規微生物の探索と、

それらの創薬を中心とした産業利用を

目的とした共同事業を開始(2010年11月)

目的に合った微生物の探索・収集・分離

※nite(ナイト):独立行政法人製品評価技術基盤機構

が、ベトナム政府と構築した

が参加

協力関係の枠組みに

32

CSR経営の5つのフィールド

主なステークホルダー

顧客・株主・取引先・競争相手

●価値提供

●正当な利益

●株主利益

●公正な取引・競争など

経 済

主なステークホルダー

今日の世代・明日の世代●管理システム

●自主的活動

●環境負荷低減

●情報公開など

●雇用

●人事

●能力開発

●人権

●安全衛生など

主なステークホルダー

社員

社 会

主なステークホルダー

地域社会・国際社会・NGO●パートナーシップ

●社会的な課題

●社会貢献

●情報公開など

コンプライアンス

環 境

社 員

アステラスのCSR経営

33

社会福祉施設に車椅子送迎車を寄贈

CSR:取り組みのご紹介

自治体への救急車寄贈

社 員

「2009年度Pharma Marketing Awards」「Company of the Year 2009」受賞

日本生産性本部「ワークライフバランス大賞」受賞

米ビジネス資源協会「シカゴの働きがいのある101の企業賞」・

「エリートアワード」受賞

社 会

インドネシアに「地域保健センター」を建設・寄付

ヨーロッパ

アメリカ

33

34

ステークホルダーの皆様から選ばれる企業に

35