2018 年度第 8回定例市長記者会見資料

（2018 年 8月 23日）

●路面電車新型低床車両（1100形）の一般公開と愛称投票について

10 月上旬に運行開始予定の路面電車新型低床車両（1100 形）について、9 月 1 日に開催さ

れる「2018 市電フェスティバル」において、一般公開を行うとともに、愛称投票を実施しま

す。

新型低床車両は、路面電車利用者の意見や要望を反映し、車内通路幅を拡大するなど、小さ

な子どもや高齢者、障がいを持つ方をはじめとしたどなたでも利用しやすい構造となっていま

す。

現在、組み立て調整や試験走行などの準備を行っており、最終的に乗務員の訓練運転を経て、

運行を開始する予定です。

開業100周年を迎えた路面電車を、新型低床車両の導入をきっかけに、より多くの市民の皆

さまに利用していただき、あらためて路面電車に親しみを感じていただきたいと考えています。

１ 路面電車新型低床車両（1100形）の一般公開と愛称投票

「2018市電フェスティバル」において、新型低床車両の一般公開と同車両の愛称投票を

実施する。（イベント詳細については別紙参照）

(1) 日時：9月 1日（土）10：00～16：00

(2) 会場：札幌市交通局電車事業所（中央区南 21 条西 16 丁目）

(3) 愛称投票

① 決定方法

札幌市交通局で考えた愛称候補（当日発表）から、

来場者の投票により決定する。

② 投票方法

電車事業所内の備え付け投票用紙に必要事項を記載

後、投票箱に投函。（1人 1回限り）

③ 発表方法

集計のうえ、9 月中に交通局ホームページ（http://www.city.sapporo.jp/st/

index.html）にて発表。報道機関各社へは別途お知らせする予定。

(4) 取材について

事前申し込み不要。当日、会場の総合受付にお越しください。なお、会場に駐車場は

ございませんので、公共交通機関等をご利用ください。

２ 報道機関向け内覧会

(1) 日時：8月 30日（木）14：00～15：00

(2) 実施場所：札幌市交通局電車事業所 工場西側構内

※新型低床車両の配置場所は別紙「新型低床車両内覧会配置図」参照

(3) 取材について

会社名、代表者、連絡先、人数、取材方法、取材内容を8月 29日（水）までに交通局高

速電車部車両課(電話：896-2751)までご連絡ください。

▲新型低床車両（1100形）

＜参考＞路面電車新型低床車両（1100形）の概要について

１ 車両の特徴

単車タイプの低床車両であり、通路幅を広く確保し、乗車口から降車口までの間に段差

や傾斜のない構造となっている。

座席はすべてロングシートとし、車椅子スペースを2カ所設置している。

２ 既存車両と新型低床車両の比較

項 目

既存車両 新型低床車両

A1200形

（愛称：ポラリス） 210形 1100形

車体数・台車構成 3車体連接・2台車 単車・2台車 単車・2台車

車体

寸法

長さ 17m 12.5m 13m

幅 2.3m 2.23m 2.3m

高さ 3.8m 同左 同左

車内通路幅

820mm（A・B車）

1,160mm 1,220mm 1,050mm（C車）

990mm（連結部）

車両重量 23.3t 14.4t 19.5t

定員（座席定員） 71人（27人） 61人（26人） 60人（24人）

問い合わせ先

（「2018市電フェスティバル」に関すること）

交通局事業管理部営業課 林・相良

電話：896-2724、ファクス：896-2790

（新型低床車両および報道機関向け内覧会に関すること）

交通局高速電車部車両課 田中・佐渡（さわたり）

電話：896-2751、ファクス：896-2793

札幌市交通局　電車事業所（内覧会概要）　　　開催日時　：　８月３０日（木）　　　開始時間　：　１４：００～１５：００（１４：００までに集合場所にお集まりください。）　　　開催場所　：　工場西側構内

※撮影エリア外の撮影は安全確保のため禁止とします。（エリア外は立入及び撮影禁止）※駐車場はございません、お車での来場はご遠慮ください。※各社様の身分証明書、腕章の着用をお願いいたします。

新型低床車両内覧会配置図

南側門から入ってください

集合場所

撮影エリア

低床車両