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1 © 2010 Onkyo Corporation, All rights reserved © 2015 Onkyo Corporation, All rights reserved

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２０１５年３月期通期決算説明（２０１４年４月～２０１５年３月）

オンキヨー株式会社（証券コード：6628)


本資料に関するご注意等

■本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると

判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等はさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。


２０１５年３月期通期ハイライト

当社グループとパイオニアグループホームAV事業の統合および子会社再編の実施

トピックス

円安ドル高による原価率の上昇、旧製品処分費等による販売費の増加

連結業績ハイライト

Dolby Atmos対応製品を投入も、ソフトが年末に出揃わず販売は予想を下回る

1

e-onkyo musicの躍進はじめハイレゾ市場の拡大にともなう対応製品の投入

15年３月期前年同期比

売上高 355億63百万円 △4億97百万円

営業損失 26億16百万円 △29億08百万円

経常損失 34億83百万円 △30億31百万円

当期純損失 40億60百万円 △36億00百万円


連結損益計算書

2

（百万円） 14年３月期 15年３月期前年同期比15年３月期

通期当初予想業績予想比

売上高 36,060 35,563 △ 497 45,000 △ 9,436

　　　売上原価 25,724 27,729 2,004 - -

　　　売上総利益 10,335 7,833 △ 2,502 - -

　　　販売費及び一般管理費 10,044 10,450 406 - -

営業利益又は営業損失（△） 291 △2,616 △ 2,908 800 △ 3,416

　　　営業外収益 205 173 △ 31 - 　

　　　営業外費用 948 1,039 91 - -

経常利益又は経常損失（△） △ 451 △ 3,483 △ 3,031 500 △ 3,983

　　　特別利益 131 1,535 1,404 - -

　　　特別損失 73 1,853 1,779 - -

税金等調整前当期純損失（△） △394 △ 3,801 △ 3,407 - -

　　　法人税、住民税及び事業税 190 168 △ 21 - -

　　　法人税等調整額 △20 208 228 - -

　　　少数株主損失（△） △ 104 △ 118 △ 13 - -

当期純利益又は当期純損失（△） △ 459 △ 4,060 △ 3,600 400 △ 4,460

　　　売上総利益率 28.7% 22.0% - -

　　　営業利益率 0.8% △7.4% - -

　　　経常利益率 △1.3% △9.8% - -

　　　EPS △7円47銭 △64円58銭 - -


通期売上高分析

■欧州経済が依然低迷していることや、クリスマス

商戦が低調に終わったこと等により海外において

減収となり、国内においては消費税増税後の需要

低迷で減収となりました。しかし、ハイレゾ音源

配信サイトe-onkyo musicの躍進とともにハイ

レゾ関連製品が市場で高い評価を受けるなどの、

明るい兆しがみられます。

3

35,563

売上高分析（百万円）

前年同期比 497百万円減

36,060

OEM事業では受注が増加したものの、AV事業で

はDolby Atmos(ドルビーアトモス)対応の映画

ソフトが年末商戦に出揃わなかったことなどによ

りクリスマス商戦が低調であった事に加え、開発

遅延により新製品の生産が平成27年4月以降にず

れ込んだことなどにより売上高は前年同期を497

百万円下回りました。

■車載用スピーカーの売上が堅調に推移、PC用

のマイクロスピーカーも新規受注が増加し、

OEM事業では売上高は増収となりました。 2014年３月期 2015年３月期


通期営業損益分析

4

円安ドル高の影響による原価率の上昇や旧製

品の処分費用に関わる販売費の増加な

どにより、前年同期比2,908百万円減益の

2,616百万円の営業損失となりました。

営業損益分析（百万円）

前年同期比 2,908百万円減

-2,616

291

2014年３月期 2015年３月期

0

-500

-1000

-1500

-2000

-3000

-2500

300


通期経常損益分析

5

経常損益分析（百万円）

-451

-3,483

前年同期比 3,031百万円減

為替差損に144百万円、持分法適用会社

の業績悪化にともなう持分法による投資

損失として239百万円を営業外費用に計

上したこと等により、前年同期比3,031

百万円減益の3,483百万円の経常損失と

なりました。

2014年３月期 2015年３月期

0

-500

-1000

-1500

-2000

-3000

-2500

-3500


0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

事業セグメント別売上高（百万円）

通期事業セグメント別売上高

【AV事業】

次世代サウンドフォーマットの新規格、ドルビー社のDolby Atmosに対応したAVレシーバー、イネーブルドスピーカーを他社に先駆け開発、販売を開始しましたが、対応する再生ソフトが出揃わないことでクリスマス商戦は低調に推移しました。また、新製品の開発が来期にずれ込む事なども影響して、全体の売上高は減少しています。しかしながら、国内ではe-onkyo musicが飛躍的に販売が伸長しており、ハイレゾ対応機器の市場も拡大しています。海外配信も開始し、今後この市場拡大に向け明るい兆しが見えています。

【OEM事業】

車載用スピーカーが堅調に推移し、PC用のマイクロスピーカーは新規取引先からの受注が増加しました。また、中国国内市場の受注獲得を目的とし、現地スタッフを増員して事業拡大を目指しています。

■Dolby Atmos対応AVレシーバーTX-NR636は国内のAV誌で金賞を受賞。ポータブルヘッドホンアンプDAC-HA200、 CDレシーバーCR-N765は、ハイレゾ対応オーディオの人気モデルとなっています。

6

36,060

26,729 26,000

9,562 9,331

ＡＶ事業

OEM事業

■三重を拠点とする生産子会社であるオンキヨーディベロップメント＆マニュファクチャリング株式会社で取り扱うHEMSは大手ハウスメーカーの標準機器に採用されるなど注目度が高く、今後の受注拡大に期待が持たれています。

35,563

2014年３月期 2015年３月期


連結財務状況について

7

通期連結会計年度における総資産は、

前年同期末に比べ481百万円増加し、

29,077百万円となりました。

有利子負債は前年同期末に比べ1,464

百万円減少の8,795百万円（リース債

務除く）となりました。

純資産は前年同期末に比べ3,916百万

円減少の3,485百万円となりました。

（百万円） 14年３月期 15年３月期差額

　　　流動資産 18,391 21,064 2,673

　　　有形固定資産 4,413 4,355 △ 58

　　　無形固定資産 981 880 △ 101

　　　投資その他の資産 4,809 2,777 △ 2,032

資産合計 28,596 29,077 481

　　　流動負債 15,327 20,026 4,698

　　　固定負債 5,867 5,565 △301

負債合計 21,194 25,591 4,397

純資産合計 7,402 3,485 △3,916

負債純資産合計 28,596 29,077 481

　　　有利子負債・純資産比率 138.6% 252.3% -

　　　ROE -9.4% -272.4% -


２０１６年３月期通期連結業績予想について

8

（百万円） 15年３月期16年３月期

（予想）差額

売上高 35,563 65,000 29,436

営業利益又は営業損失（△）

△ 2,616 800 3,416

経常利益又は経常損失（△）

△ 3,483 500 3,983

当期純利益又は当期純損失（△）

△ 4,060 400 4,460

一株当たり当期純利益又は一株当たり当期純損失（△）

△64.58円 5.46円 -

パイオニアグループのホームＡＶ事業

との統合により、オペレーションの効

率化を図り、設計・生産の効率化を推

し進めます。

また、両ブランドそれぞれの価値を向

上することにより他社に追随を許さな

いマーケットプレゼンスの確立を実現

し、ＡＶレシーバーなど従来製品のみ

ならず、ハイレゾ配信の強化・拡大と

同時並行で携帯型音楽プレーヤー、ブ

ルートゥーススピーカー、ヘッドホン

等拡大を続ける市場でのシェア拡大を

目指します。

OEM事業においては、中国での工場

の集約の加速と生産/開発体制の改革

によるコスト競争力の強化により、ス

ピーカーの収益性の改善を目指します。


トピックス：ＡＶ事業、デジタルライフ事業新体制図

他社協業を進化させた事業シナジーの最大化の実現

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