science talks2014 plan

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2014年 企画・計画書 Science Talks(サイエンストークス)委員会

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Page 1: Science talks2014 plan

2014年 企画・計画書 Science Talks(サイエンストークス)委員会

Page 2: Science talks2014 plan

サイエンストークス

を立ち上げたのか?

日本の研究をもっと元気に したい!

研究者間の つながりを 作りたい!

研究者と 政策立案者が語る場を作り

たい!

• 研究論文数の伸び悩み

• 研究費不正、論文改ざん

• 若手就職問題などなど…

日本の研究コミュニティを明るい話題と高いモチベーションで満たしたい。そのために変えられることは何かを、研究者からボトムアップで引き出して、変化の原動力を創りたい。

• 分野・学会間の連携欠如 • 共通問題を話し合う場が

機能していない…

自分の研究とキャリアを超えて、研究コミュニティ全体をもっとよくして、日本の研究力アップに貢献したいというヴィジョンを共有する研究人材をもっと増やして行きたい。

• 不満だけが募る研究者 • 研究コミュニティと政策

立案者間の議論不足

立場、分野の違う人たちが同じ問題意識を持って共通の課題に自由に発言して取り組めるネットワーク作りをして、すべての関係者が当事者意識を持って話し合える場を創りたい。

Page 3: Science talks2014 plan

今までの議論の場と

違うのか?

日本の研究を元気にしたい!変えたい!と強く願うあらゆる人

が立場を超えて、個人として参加し、自由でオープンに議論。

「どうせ変わらない」「タブー発言しちゃまずい」なんて気に

せず何でも思ったことを話して問題意識を共有してください。

面白いアイディアや実践例を共有してください。明日から実践

できる、たくさんのよいアイディアをお持ち帰りする場です。

ポジショントーク厳禁。一人ひとりが自分のおかれた立場を超

えて、立体的・多角的な視点を持つことが目的です。

いいことはどんどんやりましょう。有志が集まって実験的な取

組や改革、政策提言など具体的な取組につなげていきます

立場を超えてつながり、自由にコラボしてください。シナジー

によって元気を継続的にジェネレートする場です。。

さまざまな試みや活動をオープンに発信することで、社会から

の学術研究への関心と支持を取り戻します。

Page 4: Science talks2014 plan

熊本大学学長

谷口功氏

中部大学総長

飯吉厚夫氏

内閣府

菱山豊氏

元三重大学長

豊田長康氏

藤田保健衛生大宮川剛氏

財務省

神田眞人氏

Science Talksシンポジウム第1回大会 2013年10月19日開催

テーマ「日本のために今、研究費をどう使うか?」

• 現研究費システムは研究者を疲弊させる!

• 基盤的研究費を底上げと地域大学活性化が必須!

• 研究者は研究を売り込む努力を怠っている!

• 大型プロジェクトの柔軟な受け皿を作るべき!

• 未曾有の経済危機には、コスパが最優先!

研究者・大学・政府。

想いと問題意識は同じだが

かみ合っていない。

変化のための議論と

共同作業がもっと必要。

に研究者や大学、政府は今

問題意識を持っているか?

Page 5: Science talks2014 plan

に研究者や大学、政府は今

問題意識を持っているか?

総勢100名、全国から集まった大学・企業研究者、URA、学術出版社、政策研究者、文科省、財務省のメンバーが日本の研究費システムの未来について話し合い、アイディアを戦わせる、ボトムアップ・参加型のシンポジウムを試みました。

研究者のキャリアも大学も文科省も財務省も

身動きがとれず行き詰っている。

学術・研究政策の当事者である研究者と、政策立案者が同じテーブルに着き、アイディアや計画を練り上げる場が必要。

イベントから学んだこと。

Page 6: Science talks2014 plan

に研究者や大学、政府は今

問題意識を持っているか?

日本分子生物学会35回大会

2013年12月5日開催

「生命科学研究を考えるガチ議論」

• 研究者は基礎研究に誇りを持て!企業的な発想の出口ありきの研究におもねるべきではない。

• 研究者コミュニティは科学の政治に無関心なまま、現行システムへの不平不満だけがつのっている。

• 日本学術会議などの、研究者の意向を上に上げるボトムアップシステムは機能していない。

• 「何を解決すればいいのか」問題多岐にわたり把握しきれていない。

• 研究にかかわる全員が一緒に知恵を絞って研究の重要性を伝え、政策を考える必要がある。

問題意識を持ち、政策にインプットを提供できる研究者コミュニティを育てること。声の小さい、ネットワークを持たない現場プレーヤーの意見を吸い

上げるシステムを作ること。

Page 7: Science talks2014 plan

に研究者や大学、政府は今

問題意識を持っているか?

問題意識を持っている人たちの、「何とかしたい」という思いは同じだが、硬直したシステムの中で立場上身動きが取れない人がほとんど。

今ある枠組みを超えて、業界、学会、機関を飛び越えたしがらみのない「分野を超えた有志の集まり」なら、本当のボトムアップ型、フラット型の、声の小さい現場プレーヤーの意見を反映した対話型の政策立案ができるのでは?

Page 8: Science talks2014 plan

科学技術基本計画

なのか?

• 2020年に本当に日本が「世界で研究をするのに最も適した国」になるためには、国に貢献できる能力のある研究プレーヤー一人ひとりの活性化が必須。そのための研究システムと環境の整備のヴィジョンと具体的な計画に、普段はCSTPがアプローチするのが難しい現場の声をうまく反映させるお手伝いをしたい。

• 「議論するだけじゃ何も変わらない」、「意見があってもどうせ聞いてくれない」、

「政策なんてトップダウンで来るもので、自分たちは影響を受けるだけの存在」と感じている現場の研究者や、強いネットワークを持たない識者の人たちの意識を改革し、変える意思といいアイディアがあれば、ちゃんとそれが政策を考えている人の耳に届くという共有体験ができるシステムを作ることで、現場を元気にしたい。

• 科学技術基本計画という重要な問題を起爆剤にして、カジュアルで透明性の高い政府

と研究者の間の対話や情報共有の場を多く作り出すことで、対話的な科学政策のあり方を模索し、社会的な視点を持った研究者コミュニティ作りに貢献したい。また、総合科学技術会議や政策立案者への情報提供・提言チャンネルとして機能したい。

2020年にあるべき日本の研究の方向性を決める

第5期科学技術基本計画

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を目指すのか?

• 現状の問題認識と理解 • 2020年までに実現したい日本の研

究環境、システムのあり方のブループリント

• 若手・ポスドク雇用、ジェンダー、研究不正防止策、研究費システムのあり方、イノベーションが生まれやすい仕組みづくりなど、具体的な問題を取り上げてヴィジョンとしてまとめる。

日本の研究がもっと元気になる!内側から変えるための

目指すべき研究環境・システムを提案

ヴィジョン作り 日本の研究を元気にするために、 目指すべき研究環境・システムはこれだ!というヴィジョンを作成

計画作り そのために必要なシステムの改善、導入と、誰がいつ、どのように動

くのかのロードマップ作成

• 「絵に描いた餅」をこれ以上作っても意味がない。ヴィジョンを実現するために、具体的に研究者一人ひとり、学会、大学、政府それぞれがやるべきことを具体的かつ実現可能なレベルに落として提案。

• ヴィジョンを元に、それぞれのステークホルダーと対話を行い、壁を乗り越えた、現場を巻き込んだ計画の作成を行う。

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までに、何をやるのか?

勝手に科学技術基本計画 旗揚げ告知

3月

第1部 ヴィジョン作りの対話 4~5月

第2部 計画作りの対話 6~8月

まとめ・対話・調整 9月

シンポジウム 10月

3/1 サイト立ち上げ、PR開始、コンテンツ配信

~ オンラインでヴィジョンのアイディアと票集め

3/25 旗揚げイベント in 化学会(動機・目的・情報共有)

4月 オンラインのアイディア集約・議論(不定期)

ヴィジョン作りイベント ファーストドラフト作成・公表 5月 オンラインで投票コメント集め&まとめと公開

6月 オンライン計画案へのアイディアと票集め・議論

7/12 計画作りイベント ファーストドラフト作成・公表 8/31 オンラインで投票コメント集め&計画まとめ

• ヴィジョンと計画案の総まとめ(暫定ドラフト公表) • 印刷、配布、キーステークホルダーへの共有と意見交換

10/18 シンポジウムで最終議論 10/31 CSTP、文科省への最終提案書の提出

3月からCSTPの動きと関連政策プラン動向を見守りながら、8ヶ月かけてヴィジョンと計画の提案書をまとめます。

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議論のまとめ方とロードマップ

問題意識・

Mission

statement ゴール提示

Science Talks ガチ議論の

アイディアをまとめてプランのたたき台作成

クラウドからVote、追加アイディア、コメントを募集

クラウドアイディアを集約したプランを

まとめ

CSTPへの提出と最終ディスカッション

CSTP:原山様およびCSTPに定期的に進捗アップデート。途中経過段階でも相互にアイディアの共有ができるような形にさせていただければ理想的。

ユーザー:主に現場の研究者個人を中心としたクラウド参加者、有識者、企業で科学に関心のある識者、学会、大学、若手の会を巻き込んでウェブ上で展開。アイディア共有ツールとイベントやアンケート、個別インタビューを可能な限り大量に行ってボトムアップ型でアイディアや事例、意見を集め、オンライン上でのVote機能を効果的に使うことで、普段はサイレントの大多数研究者が支持するアイディアがどれなのかを調査し、みんながよいと思うアイディアが自然にピックアップされるシステム作りをします。また、特に学会や有志団体など独自に活動をしてくれる団体とは、積極的に連携協力を募ります。

やってまとめるのか?

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ワークグループの構成(案)

コアメンバー • Science Talks

委員会メンバー

サポーター • 委員会サポーター

• 大学学長、企業家など

• 賛同者リーダー

• ガチ議論メンバー

全国の参加者賛同者のみなさん • 個人のScience Talks登録メンバー

• ガチ議論フォロアー

• 若手の会のみなさん

• 大学・研究機関

• 学会さん

• 産学にかかわる企業さん

• 一般市民

関係性はフラット

コアブレイン プロジェクトまとめ役 コミュニティの意見のモニタリング・集約

運営サポート テーマ別に分けた意見のまとめ役

フィードバック役

サイトへのアイディア参加・投票参加 スピンアウトイベントやアンケートの実施

イベントへの参加・公表・周知・PR

関わるのか?

Page 13: Science talks2014 plan

プラットフォームの構成 Discussion &

Vote Blog Events Others

このサイトを見れば全国から集められた科学技術・研究コミュニティをよくするアイディアが必ず見つかる。

• 誰でもテーマに沿ったア

イディアを投稿でき、誰でもそれにコメント&投票できるシステム。

• 小さな声の総意を公正な

Votingシステムで見える化。

• Top contributorがラン

キングされるので、誰が強い関心と意見をもっているかがわかる。

研究者が知っているべき情報やさまざまな立場の人の視点や意見、議論のアップデートをマルチメディア配信。

• 委員メンバーによる持ち

回り投稿ブログシリーズ

• 公募の参加者メンバーに

よるレターや投稿記事の掲載

• 月1回の有識者インタ

ビュービデオ

• 定期イベントのストリー

ミング配信等の配信やミニッツの公表

同時に複数イベントを集客。ユーザーによる提案でScience Talksスピンアウトイベントも可能。

• 10月のシンポジウム

• 定期開催のヴィジョン・

計画作りディスカッションイベント

• 大学・学会を巻き込んだ

ワークショップや小イベント

• Science Talksバー(不

定期開催・なんでも面白ネタあり・ユーザー・委員による運営可)

ユーザーのStickinessを高めるさまざまな試みと、マネタイズ化のアプローチ

• 個人による研究クラウド

ファンド・マーケットプレイス

• 企業や研究機関による求

人情報掲載・個人に研究者による求職情報掲載

• 研究者合コン!高度な専

門職出会い婚活イベント情報

運営するのか?