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Power Point教材の作り方
教材の説明学習には、主に「Power Point」と「Word」の2つを使っている。
「Power Point」
・教科書の内容を学習する際(授業中)に使用している。・編集の画面にしておくと、左側に一覧が出るため、自分で学習内容を振り返ることができる。
・データが重くなるので、メールで送り合う宿題等には不向きである。
「Word」
・宿題やテストなど、数枚にまとめることができる場合に使用している。・一枚にPower Pointよりも多くの文字や絵を入れることができる。・スクロールをする必要があるので、枚数が多くなると大変である。
それぞれにメリットがあるので、時と場合によって使い分けている。
Power Pointの教材は、なるべく琉花さんが自分で操作して学習を進められるように、スライドショーのまま文字入力できるテキストボックスを使用したり、矢印に前のスライドに戻るリンクなどを貼り付けたりして工夫をしている。
クリックで教材例へ…
基本の設定教材を作り始める前に、どの教材にも共通することを設定しておく。
①背景を黒にする:本人の希望で背景は黒にしている。背景が黒なので、文字は白や明るい色を使っている。
②グリッド線を表示する:スライドの右からグリッド線2.5個分には、文字を入力しないようにする。スライドショー表示にした際に、「miyasuku Eye Con」のバーが重なって、見えなくなってしまうため。
ここには、何も入力しない。
基本の設定
③矢印を設定する:スライドショー表示にした際に、自分で前のスライドに戻れるように「動作」を設定して前のスライドに戻る矢印を作っておく。次のスライドへはクリックで進めるので、なくてもよい。
③矢印を設定する:「動作」の付け方は、後の「動画(リンク)の挿入」と同じ。「ハイパーリンク」で「前(次)のスライド」をクリックして終了。
前のスライドに戻る 次のスライドへ進む
基本の設定必ずではないが、スライドショーのまま入力できるテキストボックスを作るために、必要な「開発タブ」も表示しておくと便利である。
④「開発タブ」の表示:「ファイル」から「オプション」をクリックする。
④「開発タブ」の表示:「リボンのユーザー設定」をクリックし、「開発」にチェックを入れる。「OK」をクリックして、「開発」のタブができているかを確認する。
授業のスライドには、教科書の写真を載せている。なるべく見やすい写真になるように、ゆがみ等を補正してくれるアプリを活用している。
教材の作り方
教科書(図)の挿入1.
iPadの「Office Lens」というアプリで、教科書を撮影している。テスト等もきれいに写真に撮ることができる。
ゆがみの補正やトリミングが可能。見えやすいように色の補正も自動で行ってくれる。このアプリで撮影したものをパソコンに取り込み、パワーポイントに貼り付けて使っている。
授業では、Power Pointをスライドショー表示にして授業を進めているため、解答欄をスライドショーのまま入力できるテキストボックスに設定している。
教材の作り方
解答欄の作成2.
「開発タブ」の「テキストボックス(Activexコントロール)」をクリックする。
「十」キーが出てくるので、入力したい部分に枠を作る。
クリック
クリック
教材の作り方
解答欄の作成
ここからは、スライドに合うようにテキストボックスを編集する。
テキストボックスを選択した状態で、「プロパティ」をクリックする。
①背景の変更:「プロパティ」の中の「Back Color」の「▼」をクリックする。
選択されているかを確認
2.
教材の作り方
解答欄の作成
①背景の変更:「パレット」をクリックし、背景を黒にする。
②枠線色の変更:「Border Color」の「▼」をクリックして「パレット」を開き、枠の色を白にする。
2.
教材の作り方
解答欄の作成
③改行設定の変更:「Enter Key Behavior」の「▼」をクリックして「True」にする。
③改行設定の変更:「Multi Line」の「▼」をクリックして「True」にする。「Enter Key Behavior」と「Multi Line」がどちらも「True」になっていれば、改行することができる。
2.
教材の作り方
解答欄の作成
④フォントの変更:「Font」の「...」をクリックする。
④フォントの変更:フォント、スタイル、サイズをそれぞれ設定する。ここでは、「游ゴシック」「太字」「28」にして「OK」をクリックする。
2.
教材の作り方
解答欄の作成
⑤文字色の変更:「Fore Color」の「▼」をクリックして「パレット」を開き、文字の色を白にする。
①~⑤の設定ができたら、「×」をクリックして終了。これで、スライドショー表示で文字を入力することができる。
2.
教材の作り方
解答欄の作成
「テキストボックス(Activexコントロール)」は、編集画面のままでは、直接入力することができないので注意。
「テキストボックス(Activexコントロール)」に編集画面から文字を入力する場合には、「プロパティ」の「Text」から入力する。
2.
直接は入力できない
主に理科や社会の授業では、単元のまとめ等で「NHK for school」などの動画を見る。その際に、イラストを押すと動画サイトに飛べるようにリンクを挿入している。
教材の作り方
動作(リンク)の挿入3.
リンクの元にしたいイラストや図形を挿入する。(「図形」の「動作設定ボタン」でもできる。)
元にするイラストや図形を選択して、「挿入」の「動作」をクリックする。
挿入
クリック
クリック
選択されているかを確認
教材の作り方
動作(リンク)の挿入3.
「オブジェクトの動作設定」から「マウスのクリック」を選択し、「ハイパーリンク」で「URL...」をクリックする。
動画のURLを貼り付けて「OK」をクリックして終了。スライドショー表示にしてイラストをクリックすると、動画サイトに飛ぶことができる。