pat. pump air shelter 世界初...pump air shelter ®...
TRANSCRIPT
PAT.
世界初世界初MADE IN JAPAN
ポンプエアシェルターは、非常用自家発電設備の要となるポンプ・モーター部が、
大雨や記録的豪雨・洪水・津波などにより浸水することを防止します。
国土交通省 新技術情報提供システム登録番号:QS-130031-ANETIS
5m浸水時のイメージ画像/PAS-Ⅰ型 34.6m浸水時のイメージ画像/PAS-Ⅰ型
PUMP AIR SHELTER
®
特注品にも対応可能!
水没試験結果
ポンプエアシェルターシリーズPAT.P
汎用のポンプが使用可能、だから経済的本製品は、汎用のポンプがご使用になれますので、油中ポンプや高揚程吸い上げポンプに比べ、非常に安価です。なお特殊仕様のポンプにも対応可能です。
既存の施設にも設置可能簡単な配管工事、電気工事のみで既存の施設に容易に設置できます。
本製品は、コップなどの容器を上下反転(開口部を下側)させた状態で水中に沈めていくと、内部の空気が圧縮され、容器の上部に空気層が確保される現象(ボイルの法則)を応用して開発されたものです。
下部遮蔽フロートと特殊遮蔽板による、二重の流れ込み対策を採用ポンプ・モーター部への浸水防止として、ポンプエアシェルターが浸水した場合は、下部遮蔽フロートが浮力によってシェルター底面の開口部を閉止し、がれきや泥などがシェルター内に流入しにくい構造となっています。 また、同フロート上部に組み込まれた特殊遮蔽板の働きにより、シェルター内へ流れ込んでくる水の勢いは抑制され、水面はゆるやかな上昇となります。
メンテナンス・定期点検が容易汎用のポンプが使用できるため、メンテナンス時に特殊な作業などは発生せず、カバーを開くだけで通常のメンテナンスや定期点検ができます。また、地表面に設置できるため、油中ポンプや高揚程吸い上げポンプのように、ポンプの抜き上げや高所作業が発生せず、作業が容易です。
原理
特長
NETIS登録番号登 録 年 月 日技 術 名 称
:QS-130031-A:2014年2月26日:ポンプエアシェルター
詳しい登録内容につきましては、国土交通省「NETIS新技術情報提供システム」のホームページのトップページから、「新技術の検索」のキーワード入力欄に左記の「登録番号」または「技術名称」を入力した上で、検索されるとご覧いただけます。
ポンプエアシェルターPAS-Ⅰ
万一の大雨やゲリラ豪雨・洪水・津波からの安全と安心を支援!!
水面からポンプ・モーター部設置面までの高さ
ポンプ・モーター部設置面
水面
浸水高さ(m)
(cm)
※浸水高さが低くなれば、ポンプエアシェルター内の上部空気層が 増大し、同シェルター内の水面はさらに低く抑えられます。
水面
浸水高さが34.6mの場合、水面からポンプ・モーター部設置面までの高さは約4cmとなります。
画像はイメージです。
浸水高さが5mの場合、水面からポンプ・モーター部設置面までの高さは約21cmとなります。
ポンプエアシェルター内の水面高さ変化 ※2
ポンプエアシェルターの水深34.6m浸水時 水没試験の結果、南海トラフ巨大地震
における現状での推計最大津波高さ34mを超える、34.6mの浸水時においても、ポンプ・モーター部が水没しないことが確認されました。 (※1 ※2)※1 平成24年8月29日付、内閣府 報道発表 資料「南海トラフの巨大地震による津波 高・浸水域等(第二次報告)及び被害想 定(第一次報告)について」による。(東日 本大震災の最大津波高さは21.1m。)※2 「国立研究開発法人 海上技術安全研究 所様深海水槽設備(世界で最も深い試 験水槽の一つ)」における試験結果による。
特殊遮蔽板
下部遮蔽フロート
空気の流れ
特殊遮蔽板
下部遮蔽フロート
●下部遮蔽フロートが開状態(通常時)
●下部遮蔽フロートが閉状態(浸水時)
モーター(防爆型)
水面からポンプ・モーター部設置面までの高さは約4cmとなります。
水面からポンプ・モーター部設置面までの高さは約21cmとなります。
ポンプ
水位上昇ライン5m浸水時
水位上昇仮想ライン34.6m浸水時ポンプ・モーター部
設置面
ポンプ・モーター部設置面
5m浸水時のイメージ画像
(油溜枡無し)
シェルター本体は、限られた設置スペースなどに対応した形状変更や部品の組込みなどの特注品対応が可能です。なお、特注品の場合は、対応浸水深さが34.6mより低くなる場合があります。最寄りの当社支店・営業所までお気軽にご相談ください。
NETIS(国土交通省 新技術情報提供システム)登録製品ポンプエアシェルター シリーズ
PAS -ⅠPAS -Ⅰ- SPAS -ⅡPAS -Ⅱ- S
●ポンプエアシェルターシリーズは、大雨・ゲリラ豪雨・洪水などの浸水水位が低い現場や、津波などの浸水水位が高い現場など、 あらゆる現場(最大対応浸水深さ34.6m)を想定した仕様となっています。●ポンプエアシェルターPAS -Ⅱは油溜枡を装備していますが、別途に防油堤(裏面の設置概要図を参照)の設置が必要な場合が ありますので、事前に地区消防様にご確認ください。●標準仕様は、カバー・特殊遮蔽板・下部遮蔽フロート・蝶番・取手・ボルトナット類がSUS製となり、それ以外の部品はSS製となります。
標準総SUS標準総SUS
無
有
シェルター内流入対策最大対応浸水深さ型 式 油溜枡仕 様
特殊遮蔽板+
下部遮蔽フロート34.6m
国土交通省が運用する「新技術情報提供システム」NETIS(New Technology Information System)のことで、公共事業が抱える様々な問題点を解決するために優れた技術を持つ民間企業をサポートし、更なる新技術の開発促進を目的に、民間企業などで開発された新技術情報をインターネット上に公開し、閲覧を可能にしたデータベースシステムです。詳細は国土交通省「NETIS新技術情報提供システム」のホームページをご覧ください。
NETISとは?
ポンプエアシェルターPAS-Ⅱ
■ポンプエアシェルター PAS-Ⅰ外形図
■ポンプエアシェルター PAS-Ⅱ外形図
油溜枡
下部遮蔽フロート
下部遮蔽フロート
空気の流れ
特殊遮蔽板
特殊遮蔽板
●下部遮蔽フロートが開状態(通常時)
●下部遮蔽フロートが閉状態(浸水時)
モーター(防爆型)
水面からポンプ・モーター部設置面までの高さは約4cmとなります。
水面からポンプ・モーター部設置面までの高さは約21cmとなります。
ポンプ
水位上昇ライン5m浸水時
水位上昇仮想ライン34.6m浸水時ポンプ・モーター部
設置面
油溜枡
5m浸水時のイメージ画像
油溜枡
PAS-Ⅰ
PAS-Ⅱ
サイズ/W1110×H850×D860(大型ポンプ仕様)
(油溜枡有り)
753
ポンプ
カバー
架台下部遮蔽フロート ベース
モーター(防爆型)350
860
1003500
500
700
200
1110
ポンプ
カバー
架台
下部遮蔽フロート ベース
モーター(防爆型)
油溜枡
753350
1003500
500
1110
850
350
860
サイズ/W1110×H700×D860(大型ポンプ仕様)
カタログNo.426 29E03C
■本製品の故障の発生を考慮して、事故や損害などに対する冗長設計などの安全設計ならびに安全対策をお願いいたします。■当社の責任の有無にかかわらず、いかなる場合においても本製品の使用や不具合、本製品と当社や他社の製品(ソフトウェアを 含む)、サービス(役務その他)などを接続、連携や併用など行った際の使用や不具合に起因または関連する直接的または間接 的な損害、その他一切の損害について、当社は責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
■製品を安全にお使いいただくため、ご使用の前に必ず「安全上のご注意」をよくお読みください。■このカタログに掲載されている仕様・デザインなどは、予告なしに変更する場合があります。
本社・福岡工場・太宰府工場JQA-QMA11772
MA
NAGEMENT SYS
TEM
CERTIFIED
ISO 9001JQA-EM5031
MA
NAGEMENT SYS
TEM
CERTIFIED
ISO 14001警告
◎制御盤もセットで取りそろえていますので、ご用命ください。◎耐圧防爆型モーター仕様や耐塩塗装仕様などもオプションとして 取りそろえています。
送油管
返油管
基礎GL(土間)
油面
吸油管ポンプ電源用ケーブル
防油堤
●お問い合わせは[SKKホームページ]http://www.showa-kiki.co.jp
■本製品は、ポンプ・モーター部の水没を防止するための支援装置となっています。 水の勢いや流速・流量などの諸条件、がれきや泥などの外的影響、機器の経年変化、設置環境、 使用状況・使用頻度など様々な状況下において、同一の効果を保証するものではありません。■本製品は、洪水や津波などの直接的な衝撃の影響を受けない場所に設置してください。 本製品に、洪水や津波などの直接的な衝撃が加わると、破損や変形などにより本来の機能が 正常に作動しなくなりますので、堅固な擁壁や建物の内部などに設置してください。■本製品の各種試験結果は、新品機器(ポンプ・モーター含む)を用いた当社における試験値で あり、機器の経年変化、設置環境、使用状況・使用頻度など様々な状況下において、同様の結果 を保証するものではありません。■ポンプ・モーターは、周囲が浸水した状態での稼働を想定して製作されたものではありません。 万一、やむを得ない事情により稼働させる必要がある場合は、油配管などからの油漏れやポン プ駆動用電気系統の短絡などの不具合に十分注意の上、自己責任において判断してください。
注意
ポンプ・モーター部
サービスタンク
貯蔵タンク
最上階発電機室
発電機制御盤
屋 外
屋 内
1階ポンプ室
ポンプエアシェルター
動画をご覧いただけます。
カバー
ポンプ
ベース ベース油溜枡
点検口架台
ポンプ架台ポンプ架台
モーター(防爆型)
カバーは蝶番方式を採用
ポンプ
架台
カバーは蝶番方式を採用
下部遮蔽フロート 下部遮蔽フロート
カバー
モーター(防爆型)
ポンプエアシェルター PAS-Ⅰ 3D図
設 置 概 要 図(例)
特殊遮蔽板 特殊遮蔽板
●本製品は、制御盤などの電気機器や精密機器など水没すると故障 が生じる装置や機器などの水没対策としても利用することができ ます。 また本製品の構造を建屋自体に応用して、建屋の上部に空間を設 けることで避難場所とするなど、各種重要施設の建屋は元より、原 子力発電施設のタービン建屋や原子炉建屋などにも応用すること ができます。
●本製品によってポンプ・モー ター部を水没から保護しても、 それらを制御する制御盤など の電気機器や精密機器などが 水没すると故障して正常に作 動しなくなります。 水没によって故障が生じる上 記機器などについては、本製 品を利用して保護するか水没 から回避可能な上層階へ設置 するなど、必ず水没対策を講 じてください。 また、貯蔵タンクに接続され た通気口など、同タンクに入 水のおそれのある機器や部品 類などについても、水没から回 避可能な高い位置に設置する か防水構造とするなど必ず浸 水対策を講じてください。
■深さ3mの水槽内での水没試験の動画を当社ホームペー ジでご覧いただけます。(約4分)
ポンプエアシェルター PAS-Ⅱ 3D図