基本javaプログラミング演習 - 崇城大学t_uemura/kjpe/14kjpe02.pdf · 2014-05-28 ·...
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基本Javaプログラミング演習
第02回
担当:植村
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今日の講義内容
教科書P10-25
• Java開発用環境 JDKのインストール ←済
• 作業用フォルダの作成
• 拡張子の表示
• Windowsの環境変数 PATH の記述
• Javaのコンパイルと実行
Javaのコンパイラと 仮想マシン
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1.コンパイラとインタプリタ
コンパイル言語は、あらかじめすべてのソースプログラムを機械語に翻訳し、完全な実行可能ファイルを作っておく言語。
ソースプログラム 実行形式ファイル
コンパイル
全部まとめて翻訳
コンパイラ言語の仕組み
直接実行可能
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1.コンパイラとインタプリタ
インタプリタは実行可能ファイルを作らず、ソース プログラムを1行ずつ翻訳しながら実行する。
System.out.println
ソースプログラム
実行する1行だけ取り出す
0101100・・・
インタプリタ
1行だけ
機械語へ
翻訳
翻訳した分だけ実行
インタプリタ言語の仕組み
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ソースプログラム
クラスファイル
そのまま実行する
ことはできない
コンパイル
全部まとめて翻訳
0101100・・・
インタプリタ
1行だけ
JAVA仮想マシン用機械語へ
翻訳
JAVA仮想マシン
実行
Javaはコンパイルして
「クラスファイル」と呼ばれる中間コードを作る。実行時には「クラスファイル」を1行ずつ機械語に翻訳して実行する。
1.コンパイラとインタプリタ
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仮想マシン(Virtual Machine)
Write once, Run anywhere
クラスファイル
Windows PC Macintosh
JAVA仮想マシンさえあれば、1つのクラスファイルを再コンパイル無しで、様々な環境でそのまま実行できる
Windows用 JAVA仮想マシン
Machintosh用 JAVA仮想マシン
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今日の講義内容
教科書P10-25
• Java開発用環境 JDKのインストール
• 作業用フォルダの作成
• 拡張子の表示
• Windowsの環境変数 Path の記述
• Javaのコンパイルと実行
作業環境の設定
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作業用フォルダの作成
スタートメニュー → コンピュータ → Cドライブを選択
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作業用フォルダの作成
Cドライブ直下に作業用フォルダ「javabook」を作成する
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拡張子の表示 フォルダオプションで[登録されている拡張子は表示しない]の チェックを外す
Win8はフォルダ上メニューの[表示]→ □ファイル名拡張子 ✓
環境変数の設定
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インストールされたJDKフォルダの確認
Cドライブ→Program Files → Java → jdk1.x.x_xx→ bin
…とたどってファイルがインストールされているか確認し、
上のパスをメモ帳か何かにコピー&ペーストする
アドレスバーを右クリック
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環境変数の設定 スタートメニュー → コンピュータ → 右クリックメニューから [プロパティ] を開く → [システム]画面の左柱メニュー[システムの詳細設定]
“コンピュータ”を 右クリック
Win8は右柱メニューから [設定]→PC情報
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環境変数の設定 [環境変数]を開き、ユーザー環境変数の[新規]を選ぶ
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環境変数の設定 変数名: PATH 編数値: C:¥Program Files¥Java¥jdk1.x.x_xx¥bin
※既にPATHが存在する場合、セミコロン” ; ”で区切って既存の文字列の後に追加する。
既存の変数値はメモ帳などでバックアップを取る!
※環境変数を変更した後は再ログインが必要な可能性あり?
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環境変数の設定
スタートメニュー → 全てのプログラム
→ アクセサリ → コマンドプロンプト を開く
javac と打ち込んで使い方が出ればOK,
そんなコマンド無い的なメッセージだとNG , 手順に間違いあり?
Win8は「cmd」で検索
一連の流れ
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ディレクトリ構造
C:¥
┣ Hello.java ┗ Hello2.java
User
owner
javabook
コマンドプロンプト起動時の 初期位置
現在居るフォルダ(ディレクトリ)
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CUIとGUI GUI:Graphical User Interface 情報は画像で表示され、ウィンドウやアイコンをクリックすることでフォルダ/ファイルを管理
CUI:Character User Interface 情報は文字で表示され、コマンドでフォルダ/ファイルを管理
両者は同じフォルダを開いている状態
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コマンドプロンプトでの操作
コマンドプロンプトはCUIと呼ばれるコマンド文が主体となる操作方法となる。
dir :現在のフォルダ内のファイル一覧を表示する
cd :フォルダの移動
cd ../ …一つ上のフォルダに移動する
cd ../ …一つ上のフォルダに移動する
cd javabook …今のフォルダの下にある「javabook」 フォルダに移動する
→ 上記のコマンドを使って C:¥Javabook まで移動する
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CUIとGUI
同じフォルダを開いている状態にする
C:¥javabook >
C:¥javabook
cd ../ …一つ上のフォルダに移動する
cd ../ …一つ上のフォルダに移動する
cd javabook …今のフォルダの下にある「javabook」 フォルダに移動する
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サンプルプログラムのコンパイルと実行
コンパイル:
人間よりの言語からマシンよりの言語への変換
クラスファイル
コンパイル 実行
ソースコード
Java仮想マシン
マシン上
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サンプルプログラムのコンパイルと実行 javabook フォルダ内でテキスト ドキュメント を作成し、
以下のソースコードを書込む
public class Hello{ public static void main(String[] args){ System.out.println("Hello Java!"); } }
保存後、ファイルの名前を Hello.java に変更
コマンドプロンプト上で javac Hello.java を実行→ エラーメッセージが出なければOK java Hello を実行→ Hello Java! と表示されればOK
教科書P23~
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プログラムの構成
public class クラス名{ public static void main(String[] args){
System.out.println("Hello Java!");
} }
・ Javaのプログラムは、クラスの中に各関数を記述することで 構成される
・ プログラム中の構造は{ } で区切られた「ブロック」で表される (上の例だと、クラスとmain関数の2つの構造がある)
・ プログラムを実行すると、main関数内の命令が実行される
クラス
main
関数
命令
今の段階では、「プログラムの名前」と思っておいてよい