同済大学浙江学院について

＜大学概要＞

大学名： 同済大学浙江学院（Tongji Zhejiang College）

院長 ： 陳 小龍（Chen Xiaolong,チェン シャウロン）

創立 ： 2006年：学生募集開始2008年：国家教育省より認可 特色・形態：独立経営の私立大学、中国において新管理方式のモデル

※同済大学が企業（宏達控股集団有限公司、嘉興市教育発展投資有限責任公司）、地方政府との連携で設立

設立資金は企業と政府が負担 付属校：付属の小学校、中学校、高等学校

地理位置 ： 浙江省嘉興市 （住所：浙江省嘉興市泰宇路168号）

※上海浦東空港から公共交通機関、又は同済大学との往復スクールバス（朝2便、夜1便）で１時間半の

距離。

※中国東南沿岸部の長江デルタ地帯の中心に位置し、「魚と米の郷、文化の邦」として有名。嘉興市の南方、

市の中心街から約3キロの距離で、交通の便が良い。都市でありながら静かな地域で、勉学に適した環

境。

キャンパス面積：60エイカー（＝0.243ｋｍ2 = 242,816ｍ2 = 73,452坪）

浙江学院への交通アクセス（嘉興市内） 地理位置

設立の動機

浙江省嘉興市は経済発展が進み裕福な家庭が多いにも関わらず大学が少ない。また企業が多いが工学系の高等教

育機関ない為、地域の経済発展に貢献するため工学系をメインとして設立された。

建学の理念

創造力と地域経済建設による社会の発展に貢献する。

同済大学の「知識、能力、人格」の三位一体の教育理念を継承し、地域経済発展の為に創造力ある優秀な技術者

を養成し、応用型の人材育成を目的とする。カリキュラムは学生の創造マインドと実践能力の向上に重点を置き、

卒業生はすぐに専門分野の技術的な仕事に対応できる。

学科：合計24学科 （工学系15、経済学系8、英語学科１）

土木工学、交通工学、交通運輸、建築環境と設備工学、環境工学、 給水排水工学、建築学、材料科学工学、機械設計製造とその自動化、 機械設計製造と自動化（自動車）、電気工学と自動化、 電気工学と自動化（コンピューター科学と技術）、自動化、 電気情報工学、電気情報工学（通信工学）、商工管理、 商工管理（マーケティング）、商工管理（財務管理）、商工管理（監察学）、 会計学、国際経済と貿易、国際経済と貿易（金融学）、行政管理、英語

※この24学科は、同済大学の82の本科専攻から選抜した学科。社会のニーズが高く、同済大学の支援も受

けられるため、学科の発展と就職が保障されている。

学生数：正規生8,234名（2011年現在） / 新年度募集学生数：2,450名 ※浙江省、上海、北京、江蘇省など全国18の省（市）に向けて募集 ＜学生の質＞：全国統一試験の中でも成績の高い学生を選抜

（浙江学院・・・50点以上 / 同済大学・・80点以上―非常高いレベル） ＜学 費＞：20,000元 (約26万円) ・・・同済大学：5,000元（約6万5千円）

※中国の私立大学の中で、最高ランクの学費 財 源：ほぼ100％学生の授業料。地方政府からの多少の補助金。（同済大学は60％が国の補助金）

教 員：約500人（同済大学から派遣される教員が4分の3を占める。）

同済大学兼任75% 専任20% 招聘5%

教学棟

教学棟

※同済大学と浙江学院間に往復スクールバスが運行（朝2便、夜1便）

し、上海市内の同済大学から嘉興市に通い授業を行う。学生指導のため

に泊り込む教員も多く教育の質、量の安定と向上に重要な役割を果た

す。

同済大学との資源共有：教員、学科支援のほか、教学資源を共有する。

※図書館、実験施設、教学管理、同済大学の学生と様々な活動を行い、キャンパス文化も共有する

人材養成

関連業界で技術的な即戦力になれるよう、実習による高度な専門技術能力の 養成を主な目的とする。この応用型人材の実践能力養成のために、教学環境を 重視し、浙江省の多くの大企業と協力して郊外実習基地を建設。

創造教育

学生の創造マインドと能力の向上のために、課外授業の革新的な教育活動を重

視し、革新的な基盤建設のために特別な資金を投入してこれらの活動を保障し

ている。 （コンテストへの参加）

創造教育の一貫として、全国数学コンテスト、全国大学生数学コンテスト、 マルチメディアデザインコンテスト等、様々なコンテストへの参加を積極的 に促進し、たくさんの優れた賞を獲得している。

大学院進学： 能力の高い学生の為に、専修科目と大学院入学受験指導科目を設置している。 進学先は、同済大学大学院、上海交通大学大学院等。

※現在（2012年4月）、全卒業生700人のうち、大学院進学者10人

国際交流：今後、積極的に拡大して行く方針

※広い領域の、ハイレベルな世界の大学と交流を拡大し、視野を広げると同時

にコンセプトを更新する

※フィンランドの大学と協定締結、インターシップ（2ヶ月）の受け入れ開始

のほか、アメリカ、ヨーロッパの大学と交渉中

海市内の他大学との連携

復旦大学大学、元上海市のメディアとの連携学院、上海師範大学、

上海外国語大学との連携学院がある

（同済大学との連携プログラム）3年：浙江学院で勉強 / 1年：同済大学で勉強

就職について：ほぼ100％就職率（2011年度）

※応用型人材養成のコンセプトと同済大学の名前により、就職は非常に有利

同済大学教師による授業風景 同済大学との往復バス 学生の同済大学での実験風景

学生の同済大学嘉定キャンパスでの実験風景

外国人留学生の授業風景

実践教学基地共同建設調印式

大学院受験する学生懇談会

※浙江省は経済発展し民間企業が多く就職先の選択肢は非常に豊富な上、

工学系の大学が無いため卒業生は非常に歓迎される。

＜キャンパスライフ＞

施 設

授業棟、実験棟、図書館、グラウンド、学生食堂、学生寮など

モダンな教育、生活施設を提供。校舎の総建設面積38万ｍ2。

学生寮

各部屋に4人が宿泊可（約20ｍ2）

インターネット、独立トイレ設置

食 堂 校内ICカードを利用

キャンパス文化

（クラブ活動）：テコンドー（拳道）、アニメ、コミック部、バスケットボール部、卓球クラブ、TNT スケーティング

クラブ、DS夢工場、文学部など、30以上

※各クラブは定期的に活動を行い、毎年「学園文化芸術祭」に参加する

学生支援体制

（奨学金）：成績優秀な学生を奨励する。また、各種専門奨学金を設置。

（アルバイト支援）：適度なアルバイトを提供、経済困難な学生を優先的に紹介

運営体制について

ノーサンブリア大学が来訪

学生寮外観 学生寮内観

グラウンド

マラソン大会 上：健美体操大会 下：テコンドー試合 学園歌手決勝

アニメクラブ（コスプレ）

同济大学浙江学院理事会 理事長 沈国甫 副理事長 陳小龍 趙建明 理事 （按姓氏筆畫）沈 珺 張新民 周亞夫 黄自

萍 楼夢麟 蔡祖繁 同济大学浙江学院行政領導 院 長 陳小龍 (2012/9 就任) 前 院 長 陸敏恂 （2012/4 中部大学を訪問） 常務副院長 黄自萍 （12月訪問時に対面） 副院長（兼） 張新民 （12月訪問時に対面） 副 院 長 周亞夫

同济大学浙江学院党委領導 党 委 書 記 趙建明 党委副書記 張新民 党委副書記 林 冶 （12 月訪問時に対面、2012/4中部大学を訪問）

キャンパス全容