日本から世界へ! - nissanジョバンニミケロッティによるデザイン...
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日本から世界へ!
-スカイラインの歩みと新型スカイライン-
2006年11月25日商品企画本部 商品企画室
セグメント・チーフ・プロダクト・スペシャリスト大澤 辰夫
初代「ALSI-1」1957年(S32)
■プリンススカイライン 日比谷宝塚劇場で4月24日発表
■1.5リッタークラス世界最高性能(後に1.9Lまで拡大)
直列4気筒OHV(GA30):60PS、最高速125km/h
■前輪にダブルウィッシュボーン、後輪にド・ディオン式サスペンション
を採用:舗装率が低い時代の乗り心地、接地性向上
■DXは120万円(大学卒初任給6,000円,現在の4,000万円相当)
総販売台数33,759台
■ジョバンニミケロッティによるデザイン
■総生産台数60台(クーペ35台、コンバーチブル25台)
■第42回トリノ国際自動車ショーに出品
■直列4気筒1.9L GB4エンジン 94PS 最高速150km/h
スカイラインスポーツ 1960年(S35)
ダッコちゃん人形発売
2代目「S50」1963年(S38)
■プリンス スカイライン1500
■純オーナーカーとして誕生
■乗る人の為、人間中心の車作りが基本=プリンスの真骨頂
■キャッチコピー「理想のファミリーカー」
総販売台数114,238台
73万円
第1回日本グランプリでの屈辱 1963年(S38)
■元々多くの乗用車同様、レースとは無縁で誕生
■でも、
・1963年第1回日本グランプリ開催(鈴鹿サーキット)
・プリンスは市販車レベル同等仕様で惨敗
(正直に自工会申し合せでチューニングせず)
・「技術のプリンスと言われているのにこのザマは何だ!」
・「1年間時間を下さい」
・第2回日本グランプリに向け、開発スタート
・グロリア用直6エンジンをホイールベースを200mm延長し搭載
・わずか3ヶ月で公認取得のため100台生産
これがスカイラインGTの誕生秘話
「レース神話」誕生 1964年(S39)
スカイラインの「レース神話」は、5月3日に
富士スピードウェイで行われた第2回日本グランプリで、
スカイラインGTがポルシェ904GTSを抜いて観客の前に
現れ観客は総立ち!
この時神話が誕生した。(結果は2位)
東京オリンピック開催
羊の皮を着た狼「2000GT(S54B)」1965年(S40)
■グロリアの直列6気筒SOHC2.0L G7エンジン搭載
WEBER製3キャブレター 125PS 最高速180km/h以上
という高性能
■ファミリーセダンの実用性を備えながら、高性能=羊
の皮を着た狼
3代目「C10」1968年(S43)
■1966年(S41年)に日産と合併:合併後初の日産スカイライン1500
■「ハコスカ」:ファミリーユースとスポーツの両立
■直4 1.5Lエンジン88PS:クラス初ディスクブレーキ標準化
■当初は4ドアセダンだけだったが後に2ドアハードトップ、GT-Rが追加
■キャッチコピー「ダイナミックファミリーセダン」、「愛のスカイライン」
総販売台数310,447台(含GT-R1,945台)
2000GT:86万円
■S54Bの血統を引き継ぐ初代GT-R登場。
■R380のディチューンドエンジンS20型を搭載。
■最高出力160ps/7,000rpm、最高速度200km/h、
ゼロヨン16.1秒
初代GT-R登場「PGC10」1969年(S44)
アポロ11号月面着陸
2000GT-R:154万円
■1969年(S44)5月3日から2年10ヶ月間でレース50勝
という不滅の金字塔
■1970年(S45)のハードトップ化(KPGC10)により
戦闘力アップ(ホイールベース:2,640mm→2,570mm)
伝説の50勝(内49連勝)
4代目「GC110」1972年(S47)
■バズの「愛と風のように」のレコード30万枚の異例のヒット
■スポーティー&ファミリーカーという性格を先代に続き反映
■「ケンとメリー」のCMで若者から年配まで幅広いファンをつかむ
■スカイライン初のテールランプ「丸目4灯」を採用
■歴代最多販売台数5年間で670,562台
2000GT-X:98.5万円
あさま山荘事件
闘わざる2代目GT-R「KPGC110」1973年(S48)
■1973年(S48)1月、2代目GT-R登場
S20型エンジン、4輪オーバーフェンダー、
4輪ディスクブレーキを装備
■排気ガス規制により、197台のみ(4ヶ月間)が
生産された(販売は195台)
5代目「C210」1977年(S52)
■スカイラインジャパン:日本生まれの日本の名車
■Mr.& Ms.のTシャツ:1978年の夏だけで57万着売れる大ヒット
■1980年(S55)マイナーチェンジ:夢のスカGターボ登場 L20ET145PS
■名ばかりのGTという汚名返上:ターボブームの火付け役
■西部警察初登場
総販売台数539,727台
王貞治世界記録756号
2000GT:125.9万円
6代目「R30」1981年(S56)
■「新しい愛のスカイライン」「ニューマンスカイライン」
:CMにポールニューマン起用
■世界初アジャスタブルショックアブソーバー採用
■初の5ドアハッチバックの設定
総販売台数406,432台
山口百恵引退(1980)
ターボGT-EX:189.7万円
「2000RS」誕生 1981年(S56)
■S20エンジンから8年。2度と帰ってこないと言われた1シリンダー4バルブDOHC(S53年排ガス規制後初)が大きな進歩と共に甦った。
FJ20E 150PS
2000RS:217.6万円
史上最強のスカイライン1983年(S58)
■直4FJ20ETエンジン搭載 190PS/23.0kg-m
■各社のパワー戦争勃発
■扁平率60タイヤ採用(195/60R15) 東京ディズニーランドOPEN
ターボRS:235.6万円
史上最強のスカイラインその2 1984年(S59)
■2000RSインタークーラー「ターボC」誕生 FJ20ET 205PS/25kg-m ■短期間に最強の連発でお客様からお叱り■鉄仮面の愛称で親しまれる
ターボRS-X:269.1万円
ロサンゼルスオリンピック開催
7代目「R31」1985年(S60)
■「都市工学スカイライン」:時代と環境への調和
■ハイソカー路線の「ソフトマシーン」
■C10以来のL20型エンジン→RB型エンジン:RB20DET 210PS/25kgm
■世界初4WS:HICAS,3WAYアジャスタブルショックアブソーバー
総販売台数309,716台 GTパサージュツインカムターボ:301.8万円
7代目「R31」クーペ 1986年(S61)
■GTオートスポイラー採用(セダンもマイナーから採用)
■新開発セラミックターボ
■GTS-R投入:GR-Aモデルベース限定800台
■RB20DET-R 210PS/25kg-m(net):ステンレスエキマニ、ストラットタワーバー等
GTS-R:340万円
8代目「R32」1989年(H1)
■「超感覚スカイライン」:本格的スポーツセダン
■運動性能を重視しシェイプアップしたスタインリングと新規ユニット採用
■4輪マルチリンクサスペンション/アルミキャリパー対向ピストンブレーキ
205/55R16タイヤ/SUPER HICAS
■RB20DET 215PS/27kg-m 平成到来:横浜ベイブリッジ開通
総販売台数296,087台(含GT-R43,661)台
GTS-t TypeM:238.5万円
16年ぶりのR復活(BNR32)1989年(H1)
■1989年8月、3代目新生GT-Rが16年ぶりに復活。
■JTC(グループA)に勝つ為に、他車を圧倒する高性能
ユニット
■RB26DETT(280PS/36kg-m)/SUPER HICAS ATTESA-ETS
の採用
「レース神話」復活(BNR32)
■1990年3月、JTC(グループA)でデビュー、
1-2フィニッシュ
29戦29勝の「不敗神話」を残す
N1耐久通算29戦28勝
■舞台は世界へ。90年マカオレース、91年スパ24時間
レース等で優勝した
9代目「R33」1993年(H5)
■「日本のグランドツーリングカー」
グランドツーリングカー= 居住性+走りを表現
■RB25DET 250PS/30kg-m:ターボラグのないリニアチャージコンセプト
■電動スーパーHICAS、アクティブLSD
■主力ユニットがRB25に代わり、全車3ナンバー化
総販売台数217,133台(含GT-R16,435)台 GTS25t TypeM:289.8万円
Jリーグ開幕
正常進化したGT-R(BCNR33)1995年(H7)
■コンセプト「究極のドライビングプレジャー」
CM「マイナス21秒のロマン」
■95年1月、4代目GT-R登場。
圧倒的なパフォーマンスで高評価を得た
3代目GT-Rを更に正常進化させた
■280PS/37.5kg-m
■イギリスにも輸出。価格は日本の倍
続く「レース神話」(BCNR33)
■活躍の舞台はグループAからN1耐久及び
GTカーレース(旧全日本選手権)へ
■N1耐久レースに於いて、初代GT-Rと同様に
「伝説の50連勝」
■ルマン参戦
10代目「R34」1998年(H10)
■「BODYは力だ!」、「ドライビングボディ」
■開発キーワード「Theベストドライビングプレジャー」はR32以降一貫した目標
■スカイラインらしさの徹底追及「ハコ」で速い!
■NEOストレート6 280PS/35kg-m,デュアルマチックM-Atx,17インチタイヤ
高剛性ボディ
総販売台数64,623台(含GT-R11,344)台25GT 239.5万円
超進化GT-R(BNR34)1999年(H11)
■99年1月、5代目(再生3代目)GT-Rが誕生
■CMコピー 「人に翼を」
■最終仕様 Nurは2002/1/24に発表即日完売
11代目「V35」2001年(H13)
■01年6月「21世紀の理想のプレミアムスポーツセダン」■スカイライン初のV6エンジン搭載(3.0L 260PS/33kg-m) 型式もV35へ■伝統の丸目廃止もマイナーチェンジで復活■すべてを人を中心にから発想の「FMパッケージ」■CMコピー「ONLY THE SKYLINE」
総販売台数62,045台(2006/10末時点)
250GT 280万円
11代目「V35」クーペ 2003年(H15)
■03年2月V35クーペ誕生
■開発コンセプト「Stylish & performance」
■CMコピー「憧れは、時を越える」
■全車VQ35エンジン搭載(280PS/37.0kg-m)
350GT 325万円
北米でのV35スカイライン(G35)の成功
■2002年3月よりINFINITIG35として
発売開始。2006年10月まで180,470台(セダンのみ)を販売
するINFINITIの台数を牽引する主力車種である。
■北米有名誌でも数々の賞を受賞。
BMW3シリーズと渡り合う車として
好評価を得ている。
□Motor Trend(US)
“2003 Car of the year”
□Car and Driver(US)
“2003 10 Best Cars”
M35/M45
G35 coupe
Q45
G35 sedan
FX35/FX45
INFINITI Line up
QX56