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3 個のプロトンで 1つの ATP を産生。
ATP1分子をミトコンドリア外へ輸送する
ための電気勾配を作るのに1個のプロトン
のマトリクス内への移行が必要
1分子のNADHが放つ1対の電子の
伝達 (2e- の伝達 ) によって 10 個の
プロトンが膜間腔にくみ出される。
つまり ATP1分子を産生するのに4個のプロトンが必要。したがってNADH1分子から 10÷4=2.5 分子の ATP ができる。FADH21 分子からはNADH脱水素複合体の反応は不要なので6÷4=1.5 分子の ATP ができる。
NADHから 2.5 倍の、FADH2 から 1.5 倍の ATP が産生することについて
× ××
×××××××××10
10
10
10
10
10
10
10
8017.510.5
108 ×106
パルミチン酸1分子のβ酸化で産生できる ATP の分子の数は 129→106 となる。
この考え方を用いると、TCA回路でアセチル CoA1分子産生できる ATP の分子の数は 12→10 となる。
1分子のアセチル CoAから NADHが3分子、GTP と FADH2 がそれぞれ1分子産生するので、
3×2.5+1+1.5=10 分子の ATP が産生することになる。
*パルミチン酸がパルミトイル CoAに活性化されるときに最終的に 2 ATP が消費される。
全体として、パルミトイル CoA + 7CoA + 7FAD + 7NAD++ 7H2O →8 アセチル CoA + 7FADH2 + 7NADH + 7H+
1分子のNADHは電子伝達系で 2.5 分子の ATP を産生。
1分子の FADH2 は電子伝達系で 1.5 分子の ATP を産生。
1分子のアセチル CoAは TCA サイクルで 10分子の ATP を産生。
古典的には 129ATP