~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~...

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~1年・授業改善推進プラン~ ☆今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。 実態・課題分析 授業改善の手だて 物語や説明文を読むことを楽しんだり、集中して文 字の練習をしたりして、意欲的に学習に取り組む児童 が多い。また、声の大きさに気を付けて音読をしたり、 話したりすることもできるようになってきた。しか し、経験したことや、想像したことを書けるように支 援していく。 今後も音読を大切にし、読み取ったことを交流しな がら読みを深めていく。書くことについては、①身近 な題材を選ぶこと、②文を書く前に話す活動を入れる こと、③例文を提示することを取り入れることで、書 きやすくする。また、「はをへ」など文章を書く上で、 間違えやすい字は、繰り返し声をかけていく。 意欲的に算数に取り組む児童が多い。たしざんやひ きざんの計算問題はできるようになったが、問題を正 確に読みとることが難しく、立式を間違えてしまう場 合がある。また、児童により理解度に大きな差がある ことも課題である。 たしざんやひきざんを速く正確に計算できるように 計算カードやドリル学習での反復学習を授業や家庭学 習で取り入れる。問題の読み取りでは、場面をイメー ジしやすいように具体物や絵、ブロックを活用し、必 要に応じて ICT 機器で資料提示する。 アサガオの世話を毎日行い、動植物に興味をもって 熱心に観察をしている。観察したことを生活科カード に絵と文でかくことができる。 生活科では、「ぼくらはみんないきている」という単 元で、いのちを実感する取組を行う。また、生活科カ ードに取り組ませる時は、観察の視点や例文を分かり やすく示し、ねらいを意識して取り組ませる。 楽しみながら歌うことができる。鍵盤ハーモニカ も、楽しみながら吹いている。しかし、けんばんハー モニカのタンギングや指づかいなどの技法には、個人 差がある。 段階的にめあてを示して取り組ませ、発表の機会を 多く設けて、できるようになった喜びを味わわせる。 鍵盤ハーモニカでは個別指導の時間を設けるなど、つ まずきに応じて丁寧に指導する。 工作や絵など、意欲的に作品づくりに取り組んでい る。自分独自の表現や発想を追求しようとする姿が見 られる。絵の具の使い方や、はさみやのりの使い方に ついては、個人差がある。 児童が興味をもって、意欲的に取り組める題材を用 意する。絵の具やはさみ、のりなど様々な道具を計画 的に使用し、使い方について指導する。友達の作品を 見て刺激を受け、そこから自分の発想を広げることが できるように鑑賞の方法を工夫する。 体を動かすことに意欲的に取り組んでいる。おにご っこなどみんなが楽しめるものについては、特にすす んで体を動かしている。ただ、運動の内容によっては、 能力差、体力差、経験の差など、個人差が大きい。 個人のめあてを設定したり、学習カードを利用した りして、毎時間できるようになったことを丁寧に振り 返りをさせることで、自分の目標に合わせてすすんで 取り組めるようにする。 自分からすすんで挨拶できる児童が、徐々に増えて きている。友達と仲良くし、助け合うことは全体的に よくできている。更に、自分の考えをもつ、優しく思 いやりのある児童が多く、授業の中の発言が多い。 挨拶をすすんでできている児童をほめる。また、教 師が児童の良いところを見付けて積極的にほめること を通して、友達の良さに気付くようにする。さらに、 友達の良さをお互いに見付けて発表する機会を設け る。 話し合いの中で、みんなの考えを聞くことができる ようになってきている。係活動については、意欲をも って取り組んでいる。また、行事を通して、団結する ことの良さに気付かせていきたい。 クラスで話し合いながらお楽しみ会を計画するな ど、楽しいクラス作りをしていく。活動時間を確保し、 具体的な活動の内容を示すことで、係活動をより充実 させ、みんなの役に立っていることを意識させる。

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Page 1: ~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~ 今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

~1年・授業改善推進プラン~

☆今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

実態・課題分析 授業改善の手だて

物語や説明文を読むことを楽しんだり、集中して文

字の練習をしたりして、意欲的に学習に取り組む児童

が多い。また、声の大きさに気を付けて音読をしたり、

話したりすることもできるようになってきた。しか

し、経験したことや、想像したことを書けるように支

援していく。

今後も音読を大切にし、読み取ったことを交流しな

がら読みを深めていく。書くことについては、①身近

な題材を選ぶこと、②文を書く前に話す活動を入れる

こと、③例文を提示することを取り入れることで、書

きやすくする。また、「はをへ」など文章を書く上で、

間違えやすい字は、繰り返し声をかけていく。

意欲的に算数に取り組む児童が多い。たしざんやひ

きざんの計算問題はできるようになったが、問題を正

確に読みとることが難しく、立式を間違えてしまう場

合がある。また、児童により理解度に大きな差がある

ことも課題である。

たしざんやひきざんを速く正確に計算できるように

計算カードやドリル学習での反復学習を授業や家庭学

習で取り入れる。問題の読み取りでは、場面をイメー

ジしやすいように具体物や絵、ブロックを活用し、必

要に応じて ICT機器で資料提示する。

アサガオの世話を毎日行い、動植物に興味をもって

熱心に観察をしている。観察したことを生活科カード

に絵と文でかくことができる。

生活科では、「ぼくらはみんないきている」という単

元で、いのちを実感する取組を行う。また、生活科カ

ードに取り組ませる時は、観察の視点や例文を分かり

やすく示し、ねらいを意識して取り組ませる。

楽しみながら歌うことができる。鍵盤ハーモニカ

も、楽しみながら吹いている。しかし、けんばんハー

モニカのタンギングや指づかいなどの技法には、個人

差がある。

段階的にめあてを示して取り組ませ、発表の機会を

多く設けて、できるようになった喜びを味わわせる。

鍵盤ハーモニカでは個別指導の時間を設けるなど、つ

まずきに応じて丁寧に指導する。

工作や絵など、意欲的に作品づくりに取り組んでい

る。自分独自の表現や発想を追求しようとする姿が見

られる。絵の具の使い方や、はさみやのりの使い方に

ついては、個人差がある。

児童が興味をもって、意欲的に取り組める題材を用

意する。絵の具やはさみ、のりなど様々な道具を計画

的に使用し、使い方について指導する。友達の作品を

見て刺激を受け、そこから自分の発想を広げることが

できるように鑑賞の方法を工夫する。

体を動かすことに意欲的に取り組んでいる。おにご

っこなどみんなが楽しめるものについては、特にすす

んで体を動かしている。ただ、運動の内容によっては、

能力差、体力差、経験の差など、個人差が大きい。

個人のめあてを設定したり、学習カードを利用した

りして、毎時間できるようになったことを丁寧に振り

返りをさせることで、自分の目標に合わせてすすんで

取り組めるようにする。

自分からすすんで挨拶できる児童が、徐々に増えて

きている。友達と仲良くし、助け合うことは全体的に

よくできている。更に、自分の考えをもつ、優しく思

いやりのある児童が多く、授業の中の発言が多い。

挨拶をすすんでできている児童をほめる。また、教

師が児童の良いところを見付けて積極的にほめること

を通して、友達の良さに気付くようにする。さらに、

友達の良さをお互いに見付けて発表する機会を設け

る。

話し合いの中で、みんなの考えを聞くことができる

ようになってきている。係活動については、意欲をも

って取り組んでいる。また、行事を通して、団結する

ことの良さに気付かせていきたい。

クラスで話し合いながらお楽しみ会を計画するな

ど、楽しいクラス作りをしていく。活動時間を確保し、

具体的な活動の内容を示すことで、係活動をより充実

させ、みんなの役に立っていることを意識させる。

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~2年・授業改善推進プラン~

実態・課題分析 授業改善の手だて

・「話すこと・聞くこと」のうち、話を聞くときの姿勢は、身

に付いている児童が増えてきている。聞いた内容の大事な

ところをメモすることもよくできるようになってきた。一

方、話すことについては、決まった話形の発表はできるが、

小グループなどに分かれて、自分の考えや思いを自分の言

葉で友達に伝えることが苦手な児童は数多い。

・「読むこと」では、叙述に即して書かれている内容を読み取

ろうとする意識は定着しつつある。登場人物の会話や行動

に着目して、物語全体の流れとして文章を深く読み取れる

ように、言葉や文章に即して段階的に指導を行っていく必

要がある。

・「書くこと」については、文章を正しく、長く書くことがで

きる児童とそうでない児童の差が大きい。一方で書くこと

に関する興味や関心が高く、自らの考えや思いを文章に表

そうとする児童も出てきている。

・話し合う機会を多く取り入れて指導と支援を繰り返すと

同時に話し方を丁寧に教える必要がある。さらに手本と

なる児童を取り上げて、具体的によさを褒め、真似するこ

とで話せるように指導していく。

・学級経営の一つとして、誰の、どのような意見でも認めら

れる雰囲気を作り、子どもたちの安心感を高める。

・授業中の指名の仕方を工夫して、児童自ら、主体的に授業

に参加できる仕組を各学級で定着させる。

・叙述に沿って読み取ることの大切さを児童に感じさせる

ような発問を教師が用意し授業に臨む。

・物語文を楽しく味わわせる工夫をする。多様な表現方法を

指導し学習内容、児童の実態に即して小グループで発表

活動を行う。

・書く活動では、自分の考えや思いを表現する方法や様式を

提示して、誰もが書けるようにする。

・「量と測定」領域の「長さ」や「水のかさ」では、単位換算

の理解が不十分な実態がテストの結果等で分かった。また、

文章題において、問題の内容を適切に理解して正しく立式

を行うことが困難である児童も数多く見られる。

・時間と時刻の概念があいまいで、とりわけ時間の長さにつ

いて、理解したり、計算したりすることの苦手な児童が少

なくなかった。

・計算の処理については、個人差が一層大きい。10までの

数の合成分解、十進位取り記数法の仕組等の理解が不十分

な児童がおり、習熟を目指し、個別指導や補習などを行っ

ている。

・思考判断については、「自分の解き方」としてノートに自分

の考え方を言葉、図、式などでまとめることができる児童

が半数程度いる。表現の仕方を指導し、経験させることで、

自分の考えをもつ楽しさを感得させていく必要がある。

・ものさしや定規などの道具の操作を日常的に行う。

・時間と時刻の概念を身に付けさせるため、日常的に量感覚

を養うことができるように、具体物を用いた学習の機会

を設ける。

・文章題では「マイプラン」(自力解決)の時間を確保して、

問題を図や式や言葉で表して内容を確実に把握できるよ

うにさせる。

・10までの数の合成や分解を、ブロック等を使って補習の

時間を設ける。

・児童が絵、図、式を使って自力解決できるように、友だち

が自力解決したノートを紹介し、描き方、考え方が身に付

くように、ノートにまとめさせる。

・歌唱においては、どの子も楽しんで表現できている。歌声

や口の開け方に留意させてさらに元気に歌わせたい。

・鍵盤ハーモニカでは個人差が大きい。指遣いやタンギング

が難しい児童が各学級に数人ずついる。

・発声の仕方を工夫させて、遠くに声が届くように響きのあ

る声の出し方に気付かせる。

・歌声と話声との違いに気付かせる。

・鍵盤ハーモニカでは、個別指導や教え合い活動を適宜行

い、スモールステップによる練習や検定などを取り入れて全

体指導だけにならないよう、指導上の工夫を行う。

Page 4: ~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~ 今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

・自分の表現の方法で創り出す喜びを図工の各活動の魅力に

応じて感得することができている。

・自分なりにイメージをもち、造形活動を楽しんでいるが、

道具をまだ上手に扱えない児童がおり、造形活動を楽しむ所

まで至っていない。

・絵の具による色の出し方、筆の使い方、紙の折り方など、

上手に道具や材料を扱うことが困難な児童が多い。

・身近な物品や自然素材の形や色などに関心をもたせ、表現

方法についての手本の提示や多様な表現方法の提示を行

い、素材の特質を生かして、自分の思いや考えを表現する

楽しさを実感できるように指導、支援する。

・新しい道具、まだ扱いに慣れていない道具を使用する作業

の場合は、簡易な作品を作ることから徐々に道具の扱い

に慣れさせて、道具を扱うことに安心感をもち取り組め

るようにする。

・授業には大変意欲的に取り組んでいる。運動することは、

大好きな児童が多い。ただ、体力テストの結果からうかが

えるように、持久力、瞬発力については全体的に低い傾向

にあった。

・体つくり運動では「体ほぐしの運動」を中心に友達と協力

して運動したり、運動したときの体と心の変化に気付いて

言葉で表現したりして運動に取り組めている。

・多種多様な動きを楽しくできるように工夫して、日常的な

外遊びを奨励し、学級全体で体を動かす機会を設けたり

して、運動する習慣付けを身に付けさせて総合的に体力

を向上させていく。

・お互いの良さを認め合ったり、教え合ったりする学習形態

を多く取り入れて、お互いが運動のポイントを押さえて、

自主的に学習を進めることができるように指導し、支援

をしていく。

・小グループで即興的に活動を進めた経験を生かして、他の

学習でも、動きを工夫したり、よい動きのポイントを探し

たりするような課題解決的な学習を体育の学習でも取り

入れていく。

・新しく「特別の教科」となった道徳の授業では、教科書に

よる学習にとどまらず、「いじめ」など児童の実態に即した

計画を行い実践した。これらの学習を通して、「友だちとの

関わり方」「よりよい関係の築き方」を児童は学んできた。

・善悪の判断、区別をして、よいと思うことをすすんで行う

ことができる児童が大半である。しかし、中にはまだ幼児

性が残り、自己中心的に行動したり、意識的に行動できず

に突発的、衝動的に動く傾向が見られたりする児童が各学

級に数人ずついる。

・全体的に学級内、男女間で仲良く学んだり遊んだりしてい

るが、時として遊びに入れてもらえない、相手の言動が気

になる等、関係性のちょっとした軋轢はときどき見られる。

・自他の違いや良さに気付き、人との関わりを大切にするこ

とができるように、道徳の時間を中心に学んだことや意欲

をもったことを日常生活の中で実践できるように、学校行

事や学年の活動との関係性も把握して学習項目の順序性

を考えて計画する。

・道徳は教育活動全体を貫いて学ぶことであるため、各教科

の学習や日常の生活指導の取組と同時並行に指導してい

く。

・毎学期、いじめ防止授業として各学級児童の実態を踏まえ

て学年で計画し、実施する。

特別活動

・係り活動などの自分の役割や仕事をすすんで行うことがで

きる児童が多い。

・話合い活動は、議題に合わせ、ルールを皆が守り、話し合

って結論を出すことができる。ただし、発言する児童が固

定化する場面も見られるなど、全員が参加をして意見を活

発に言い合う場としては、十分とはいえない。これからの

支援が重要になる。

・児童がすすんで取り組んでいる仕事、活動の方法等を学年

で情報共有して、2学期以降、係の仕事をさらに意欲的に

取り組ませる工夫をする。

・同じ意見でも自分の言葉や身体の反応(ハンドサイン等)

で表明することの大切さを児童に伝える。各学級で話合い

の時のサイン等を決め、意思表示をするように指導し、支

援をする。

・今年度までには、学級会を自分たちで運営できるように指

導する。

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~ 3年・授業改善推進プラン~

実態・課題分析 授業改善の手だて

国語

・話の内容の中心に気を付けて筋道を立てて話す力につ

いては、個人差が大きい。

・教材の文章の内容を全体的に把握し、だいたいの内容

を読み取ることはできている。しかし、初めて読む文

章に対する読解力はまだまだ乏しく、テストでも同様

に設問の意味を取り違えてしまうことがある。

・漢字を習得するまでの時間に大きく差があり、字形が

整わない、細かい部分が覚えられないなど個別指導の

必要な児童がいる。

・発表する機会を意図的に設け、経験を積ませていく。

発表に対するめあてをもたせて、友達同士で評価し合

う活動も増やしていく。

・説明文の読み取りを充実させ、「初め」「中」「終わり」

の文章の組み立てを意識させる。また、読書を推奨し、

日常から文章を読み慣れるように声掛けをする。テス

トの復習をしっかりと行い、何を問われているのか確

認する。

・漢字習得のために、何度も復習テストを行う。日常的

な書く活動において既習漢字を使用するよう指導し

ていく。

社会

・自分たちの住んでいる地域についての関心・意欲は高

いが、見学で観察したこと、取材したこと、学んだこ

とから課題を発見し、その後の学習に結びつける力は

乏しい。また、物事と物事を比較したり、事象の理由

を考えたりすることに、課題がある。

・取材時に見学したものを写真に撮り、データとして保

存して学級で共有化をして課題発見の授業を行う。ま

た、社会的な事象を見る観点を、意識的に授業の中で

取り上げ、児童の「見方・考え方」を養うよう工夫を

凝らしていく。

算数

・かけ算、割り算の計算については、ほとんどの児童が

正確に解くことができる。一方で、九九をマスターで

きず指を使って計算をする児童や個別に指導が必要

な児童がおり、かけ算やわり算の理解力の差が見られ

る。

・思考判断については、「自分の解き方」としてノート

に自分の考え方を言葉、図、式などでまとめることが

できる児童が半数程度いる。表現の仕方を指導し、経

験させることで、自分の考えをもつ楽しさを感得させ

ていく必要がある。

・九九を完全に身に付けていない児童に九九を復習でき

るプリントを用意し、身に付くように指導する。

・四則計算が苦手な児童向けに個別指導の時間を設け、

四則計算を正確に解けるようにさせる。

・児童が絵、図、式を使って自力解決できるように、友

だちが自力解決したノートを紹介し、描き方、考え方

が身に付くように、ノートにまとめさせる。

理科

・3年から始まる新しい教科のため、意欲的に学ぶ児童

が多かった。しかし、知識・理解や思考・表現には個

人差が見られた。

・昆虫の成長の様子、種子や葉の違い、成長の仕方など

を比較することができた。しかし、違いを捉えにくい

児童もいる。

・児童の興味・関心を喚起する課題提示、視覚に訴える教材提示を工夫し、理解の定着を図る。

・観察や実験の結果をまとめる際、観点をはっきりさせて、正確な観察・実験の記録方法を身に付けさせる。そのために、ノートや記録カードの書き方を丁寧に指導する。また、知識を覚えるだけでなく、事象の理由を考えたり、自分なりの根拠で予測、推論したりできるような授業の展開を活発に行っていく。

音楽

・歌唱については元気よく楽しみながら歌うことができ

ている。どの曲にも積極的に取り組む姿勢が見られ

た。しかし、歌声や発声に対する意識が低い児童もい

る。

・器楽においては、興味をもって取り組む児童が多い。

ただ技術面においては能力の差がある。

・歌声と話し声の違いにしっかりと気付かせる。

・自分たちの演奏や友だちの演奏を聴き合う活動を行う

中で、表現の工夫や良さに気付けるよう「聴く力」を

高める。また鑑賞においては、必ず感想をもつように

促す。

・技術面においては、個に応じた指導を丁寧に行う。

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図工

・道具の使い方を含め、技術面に課題のある児童がいる

が、全体的に絵を描くことやものをつくることへの興

味・関心は高い。

・活動への興味・関心の高さから、教員の話を聞くのを

我慢できず、手を動かしていたり、話に集中していな

かったりする児童もいる。

・技術面の指導では、個別指導に加えて板書を工夫した

り ICT機器等を活用したりするなどして、分かりやす

い全体指導も行う。

・安全指導の観点からも、話を聞く時間と活動する時間

とを区別できるよう指導を行う。

体育

・器械運動(マット運動)などでは、技能習得に差が見

られ、運動に苦手意識がある児童ほど技能習得に難し

さが見られる。

・授業には意欲的に取り組む児童が多い。ただ、体力テ

ストの結果からうかがえるように、持久力、投げる力

については全体的に低い傾向にあった。

・技のポイントを示し、自分の課題に主体的に取り組ま

せる。個別の学習カードを用意して、よりよい動きに

向けての成長を確認できるようにする。

・グループ活動を取り入れて、練習の仕方を工夫したり、

互いに教え合ったりして、学び合う環境を整える。

・多種多様な動きを楽しくできるようにしたり、休み時

間の外遊びを工夫して学級全体で体を動かす機会を

設けたりして、体力を自ら意欲的に向上させていく。

・親子で楽しく運動する機会を家庭で設けていただくよ

う、今後も保護者会などで声掛けをしていく。

道徳

・授業に積極的に参加し意見を発表することができる児

童と意見はあるものの、なかなか発表できない児童が

いる。また、小グループで話し合い、発表する学習形

態に慣れずに上手に行うことができない児童がいる。

・場面状況や登場人物の様子に寄り添って道徳的価値に

ついて考えを深めている児童が多いが、日常生活に学

んだことを活かしきれていない。

・一人で考える時間、ペアや小グループで話す時間をし

っかりとることで、どの児童も自分の意見をもち話し

合えるようにする。

・具体的な活動を通して様々な立場に立って考える場面

を設定し、自分の行動を振り返らせる。

・学習したことを日常生活に生かした姿が見られたとき

には評価し、クラスのみんなに紹介する。

総合

・高齢者との交流を通し「いのちの学習」を行う中で、

相手に寄り添うことや創意工夫することが少しずつ

できるようになってきた。また、交流する度に相手に

喜んでもらえることから、自己肯定感が高まってきて

いる。

・学校図書館協力員の協力のもと、図書室や百科事典の

よりよい使い方を学ぶことができた。本や図鑑から課

題に合った必要な情報を選択できるようになってき

ている。

・今後もさわやか館交流会を通じて高齢者の方々と触れ

合い、高齢者への理解をより深め、命の尊さを実感さ

せるようにする。

・2学期からは、ローマ字の学習をした後、タイピング

ソフトを使用してローマ字打ちができるよう指導す

る。その後、インターネットを活用した調べ方を指導

し、自分で資料を探し出す力を育てていく。

・校内のプログラミング委員会と連携して、6年間を見

渡した中で3年生にとってよりよいプログラミング

学習を考え、実施していく。

・英語を話せるようになりたいと関心の高い児童が多

く、全体的には外国語活動を楽しんでいる児童が多

い。しかし、児童によって意欲に差がある。

・苦手に感じる児童も参加できるよう、児童が体を動か

しながら声を出して楽しめる活動を多く取り入れて

いく。

・初めにしっかりと声を出させ、英語を話したり聞いた

りする抵抗を少なくさせ、苦手意識のある児童も楽し

める取り組みやすいゲームを組む。

・多くの児童が受け答えできる易しい英会話を取り入れ

ながら授業を進める。

特活

・学級の当番や係に取り組み、役割分担することの大切

さや創意工夫する大切さを実感することができた。し

かし、主体的な活動について話し合う際の積極性に、

差がある。

・学級会などの話し合い活動は不慣れであり、相手の意

見に関連した発言ができていない子が少なくない。

・友達の係や当番の仕事について関心をもたせて、お互

いに声を掛け合うなど工夫をする。積極的に活動でき

ない児童には個別に声かけをする。

・話し合い活動の際、相手の意見に関連した発言をする

ために話型を示したり、学級会のとき司会グループを

順番に経験させ、進め方を学べるようしたりする。

Page 7: ~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~ 今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

~4年・授業改善推進プラン~ ☆今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

実態・課題分析 授業改善の手だて

・漢字の習得に時間がかかる。一度覚えた言葉や漢

字を長期的に記憶することが課題である。

・説明文や物語文の学習を通して、叙述を基に場面

の様子や段落の概要、登場人物の心情を捉えられ

るようになってきた。

・グループ学習やスピーチ活動を通して、意欲的に

自分の考えや意見を伝えられるようになってき

た。一方で、要旨をまとめて伝えたいことを中心

に伝える力は個人差を感じる。

・文章の中心や、主語・述語の関係を正しく捉えて

書く力は個人差を感じる。

・漢字の小テストを毎週行い、間違えた漢字・分からない漢字

を繰り返し練習させる。日常的な書く活動において既習漢字

を使用するよう指導し支援していく。

・発表する機会を定期的に設け、経験を積ませていく。

発表に対するめあてをもたせて、発表に対する振り返りを友

達同士で行う活動も増やしていく。

・グループで話し合う時、一人一人の児童が意見をもち、発表

し合えるような課題を設定する。

・説明文の読み取りで付けた力を自分の作文に生かせるよう指

導する。作文を書く前に組立てメモを書き、「はじめ」「中」

「終わり」の組立てを意識させる。

・消防や警察の仕事、水などといった自分たちの生

活に身近な内容の学習を行い、地域社会への視野

を少しずつ広げている。水道キャラバンを招いて

の学習を行い、机上の学びだけでなく、体験的な

学びも行った。

・体験的な学習の際に、大事な情報を汲み取り、問

題意識をもつ力については、課題がある。

・図や表を正しく読み取る力は二極化が見られる。

・地域社会をより身近なものと、自分事と捉えられるように、

今後も机上での学びだけでなく、体験学習や資料を通して、

実際に目や耳で感じる学習を取り入れていく。

・体験的な学習に際に児童が課題意識をしっかりともって臨め

るよう、本時の課題を提示し、理解させる。

・地域社会の事象について、図や表などの資料を用いて理解を

深めさせる。

・四則計算は、ほとんどの児童ができていたが個人

差が大きく、過年度の学習内容に遡って個別指導

を必要とする児童もいる。

・自分の考えをノートに表現して、友達などに発表

することに慣れ、学び方が身に付いている児童は

約半数程度に留まる。

・4年生の学習では、分度器、三角定規、コンパス

を使っての学習が多いが、道具を使っての作図等

について、正確にできない児童もいる。

・わり算の筆算が苦手な児童が、筆算を正確に解くことができ

るように、繰り返し復習する機会を設け、定着を図る。

・算数習熟度別指導クラスでは、習熟の度合いに応じて授業の

展開内容を工夫し、積極的に発表させる機会を設ける。問題

解決学習についても、各クラスの実態に応じて問題の難易度

を工夫する。

・宿題で作図の問題を出し、家庭で道具を使う機会を増やす。

・東京ベーシックドリルを活用し、既習単元の復習を繰り返し

行い、より確実な習熟を行う。

・電気のはたらきでは、実験を繰り返しながら電気

の性質等について気付くことができていたが、テ

ストの結果には、ばらつきがあった。

・空気と水の性質の学習では、現象や理由を適切な

言葉で表現できない児童が複数名見られた。

・プリント演習や教育テレビのデジタル教材を利用して知識の

まとめをし、理解を深める。

・一斉指導時に、実物と言葉とを対応させながら説明する。全

体交流の際は、自己の考えを具体的な言葉を使用し書いた児

童を意図的に指名し、表現のよさを価値付ける。

・意欲的に音楽活動に取り組む姿が見られ、また知

的好奇心も高い。真面目に課題と向き合い友達と協

力し合い教え合うこともできる。自分でゴールを決

めてしまい「もっと」「さらに」という意欲に欠け

る。技能の基本を丁寧に押さえて必要がある。

・音楽的技能を高めるために必要なものが何であるか、自分自

身で感じ取るために、友達の演奏や歌唱を聴き合うことや、鑑

賞における感想の共有などを通じて音楽的な技能の自らの問

題点に気付くことができるようにする。

・様々な材料や道具、技法の中から自分自身の思い

に合わせてそれらを選び組み合わせることがで

きる。

・「描けない」「何も思い付かない」という児童も何

人かいる。

・「何も思い付かない」という児童には周りの友達の作品を鑑

賞させたり、個別に一から指導したりして対応していく。同

時に自分で考えて活動することが大切であることを伝え、指

導していく。

Page 8: ~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~ 今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

・技能の個人差が大きく、技能が伸びない児童につ

いては、苦手意識がある。

・「ボール運動」では、球技を習っている児童とそ

うでない児童の差が大きく、特にボールに対する

空間認知能力に課題を感じる。

・勝敗にこだわり過ぎる児童とそうでない児童の間

でのゲーム中のトラブル等が少なくない。

・「浮く・泳ぐ運動」では、バタ足、クロールの息

継ぎ動作に課題がある。

・学習カードなどを活用し、技能向上のポイントを指導すると

ともに、各自のめあてをもって自主的に継続して取り組める

ようにする。

・休み時間や放課後にボールに触れる機会が増えるよう、言葉

掛けや指導の工夫をしていく。

・活動の目的、フェアプレーに関する内容を指導し、適切に捉

えさせた上で、各チームの目標をもたせて、ゲーム等に取り

組ませて、振り返りも行う。

・泳法の課題が明確化するよう、良い動きと悪い動きを具体的

に示す。また、水泳指導の中で一人一人の課題を見取り、個

に応じた適切な練習方法を提示していく。

・道徳の学習時には、場面状況や登場人物の様子に

寄り添って道徳的価値について考えを深めたり、

日常生活の中で生かそうとしたりする姿も見ら

れるが、日常生活につなげることができていない

価値項目もある。

・自分の考えや意見をもっていても授業中の発言に

つながらない児童もいる。

・ロールプレイやエンカウンター等具体的な活動を取り入れる

ことによって、児童がより日常生活を想定し、自分の行動に

つなげられるようにする。

・学習したことを日常生活に生かした姿が見られたときには大

いに賞賛し、紹介する。

・全体で話し合う形式だけでなく、ペアや少人数で話し合う形

や共有の仕方を工夫し、自分の意見を出す機会を増やしてい

く。

・資料や本、インターネットから正しい情報、課題

に即した必要な情報を選択できるようになって

きている。

・障がい者スポーツ体験を通して、誰もが行える運

動に親しみ、パラリンピック競技についての知見

を広げた。また、障がい者施設の方の話を聞き、

障がい者についての理解を深めた。

・他教科との関連を考えながら「いのちの学習」を

進められた。が、実態としていのちの学習を踏ま

えて、実生活や自己の考え方を見直している児童

は多くないように感じる。

・二学期以降も授業内で、インターネット等の情報機器や本等

の資料を活用する機会を充実させていく。

・福祉体験を通じて、障がいのある方々への理解を深め共に支

え合うことの大切さを実感させる。

・本校のカリキュラムに沿って、児童の実態に合わせた体験的

な学習を行い、児童の視野を広げさせていく。学習が日常生

活にどう関わっているか、どう生かしていけるか話し合い、

学びを日常につなげる力を高めていく。

・体験的な学習が、より自分の価値観や生き方につながるよう

に、事前学習・事後学習を充実させる。

・英語を話せるようになりたいと関心の高い児童が

多く、全体的には外国語活動を楽しんでいる児童

が多い。しかし、児童によって意欲に差がある。

・苦手に感じる児童も参加できるよう、児童が体を動かしなが

ら声を出して楽しめる活動を多く取り入れていく。

・初めにしっかりと声を出させ、英語を話したり聞いたりする

抵抗を少なくさせ、苦手意識のある児童も楽しめる取り組み

やすいゲームを組む。

・多くの児童が受け答えできる易しい英会話を適切に取り入れ

ながら、授業を進めていく。

・年間指導計画に基づき、ALTや補助員と進め方を調整しなが

ら、英語担当が中心となって見通しをもって計画をたて、授

業を進める。

・活動に意欲的に取り組み、創意工夫をしながら主

体的に活動することができているが、中には、人

任せで意欲的でいない子もいる。

・学級会などの話合い活動では意見を積み重ね、み

んなの考えを大事にしながら活動を創り上げる

ことができるようになってきた。

・性差を意識するようになり、男女の関わりがやや

希薄になっている場面が見られる。

・係活動において、役割分担を明確にさせ、自分の仕事に責任

をもたせるようにする。

・大きな行事と関連付けて、話合う機会を増やしていく。自分

たちで活動を創り上げる経験を重ねることで、達成感を味わ

わせる。その中でクラスの団結を深めさせていく。

・活動によっては、男女混合のグループをつくり、男女同士の

関わりを深め、お互いを認め合えるようにする。

Page 9: ~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~ 今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

~5年・授業改善推進プラン~

実態・課題分析 授業改善の手だて

・東京都の平均に比べ、国語の総合した学力が 0.8 ポイ

ント程度低い。特に、知識・理解の力を伸ばさなくて

はならない。

(東京都児童・生徒の学力向上のための調査の結果より)

・書くことを苦手としている児童が多く、自分の考えを

表現する力が低い。

・教科・領域において、書く活動を授業に取り入れ、

自分の考えを表現する力を高めていく。

・毎日の宿題で漢字の学習を行うことを続け、漢字

小テスト等で定期的に定着の様子を評価する。

・東京都の平均に比べ、社会の総合した学力が 2.3 ポイ

ント高いが、知識・理解の力は 2.9 ポイント下回って

いるので課題である。

(東京都児童・生徒の学力向上のための調査の結果より)

・学習内容が自分の生活とつながっている実感が弱く、

学習した知識が授業後に定着していかない。

・単元の最後にワークシートを活用し、知識が習得

きるよう繰り返し学習させたり、学習内容と生活

がつながるような授業作りを行ったりする。

・東京都の平均に比べ、算数の総合した学力が 2.2 ポイ

ント高いが、思考・判断・表現の力は1ポイント下回

っているので課題である。

(東京都児童・生徒の学力向上のための調査の結果より)

・計算の仕方の理解はしているが、解を導く途中に計算

ミスをすることが多い。

・思考判断については、「自分の解き方」としてノートに自

分の考え方を言葉、図、式などでまとめることができる児童

が半数程度いる。表現の仕方を指導し、経験させることで、

自分の考えをもつ楽しさを感得させていく必要がある。

・文章題を図や表、式、言葉等で解く経験を増やす

ように問題を精選し、思考・判断・表現の力を伸

ばす。

・自力解決後、ペア、グループで話し合う時間を確

保し、友だちと協働で問題解決する機会を増や

す。

・児童が絵、図、式を使って自力解決できるように、

友だちが自力解決したノートを紹介し、描き方、考

え方が身に付くように、ノートにまとめさせる。

・東京都の平均に比べ、理科の総合した学力が 2 ポイン

ト高く、全ての領域で東京都の平均を上回っている。

(東京都児童・生徒の学力向上のための調査の結果より)

・条件を制御して変化と要因の関わりを考えさせる際に、

揃える条件、変える条件を考えられない児童がやや多

い。

・新しい実験技術や知識を得ることに対して意欲的であ

る。

・観察・実験ごとに、条件の違いや予想をノートに

書き込ませる。その後、それぞれの結果を書き入

れることができるようにし、変化と要因の関わり

を考えさせる。

・小テストや教育テレビのデジタル教材を取り入れ

て、学習内容の理解不足や理科的な文章の読解力

不足を解消する。

・前向きに音楽活動に取り組むことができる。クラスによ

りばらつきがあり、学習に集中できないもどかしさを感

じている児童もいる。知的好奇心が高いので、あきらめ

ることなく高みを目指そうとする「音楽に対する」意欲

を育てる必要がある。

・難易度が高い曲ではなく、短い曲、易しい曲に数

多く触れ、丁寧に演奏し、達成感を味わわせる。

・興味・関心のある題材をもとに技能の習得を目指

し、自らが効果や役割を実感できるようにする。

Page 10: ~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~ 今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

・多くの児童が造形に対して関心・意欲をもって活動す

ることができる。

・自身の造形活動に集中できず、自席を立ち歩いたり、

そのまま友達と私語をしてしまったりする児童もい

る。

・児童が造形に対して関心・意欲をもって活動がで

きるよう魅力的な題材を提示したり、場の設定を

工夫したりする。

・また、特別支援の観点から細かい作業が苦手な児

童もいるので、そのような児童も意欲的に取り組

める題材を実施する。

・衣食住に関する関心が高く、すすんで学習に取り組む。

・調理や裁縫の技能の習得に差が表れてきている。

・家庭での経験を共有したり、学習したことを生活

に生かせるように課題を与えたりして実体験を

増やし、学んだことを身に付けさせる。

・ペアやグループで教え合いができるよう、グルー

プ構成を工夫する。

・学習支援ボランティアの活用により個別指導を丁寧

に行い技能の確実な習得を図り、意欲や関心を高め

る。

・運動に対する関心の差があり、日常的な運動量の差が

技能の向上に影響している。

・周りと協力して運動することが苦手である。

・準備運動にその領域における易しい運動等を行

い、運動の絶対量を増やしていく。

・運動における学び合いの仕方を繰り返し教え、仲

間と運動する喜びを味わさせていく。

・自分の考えを書いたり、言ったりすることに苦手意識

がある。

・自分で考えた道徳的実践を学校生活に生かそうとして

いる姿がみられるようになってきたが、まだ十分だと

は言えない。

・小グループやペアなどの小集団による対話を多く

取り入れ、授業の中で自分の考えを表現する機会

を設ける。

・教育活動全体を通じて道徳性を養えるよう、日々

の学校生活の中で声をかけ、学校生活に生かした

姿が見られたときは、褒め、紹介するようにして

いく。

・生活や事象から課題や疑問を見つける力が低く、関心

も低い。

・課題解決に向けて調べる活動に意欲的に取り組む。

・調べた内容をもとに自分の生活につなげることができ

ず、知識、技能の習得から活用、探究にまで発展させ

ることが苦手である。

・身近な事象から学習課題に迫れるよう導入の工夫

を行い、日々の生活の中から課題を見つける喜び

を味わえるようにする。

・課題解決のために調べた内容を表現する機会を設

け、伝えながら、自分の行動や意識の変容を図っ

ていく。

・全体的には外国語を楽しんでいる児童が多い。児童によっ

て意欲・技能ともに差がある。「英語は難しい」と、苦手

意識をもち、すすんで学習に取り組めない児童もいる。

・アクティビティーを中心に多くの人と関わる必然性

を児童が感じ、自らの行動につながるように工夫す

る。

・初めにしっかりと声を出させ、英語を話したり聞い

たりする抵抗を少なくさせ、苦手意識のある児童も

楽しめる取り組みやすいゲームを組む。

・多くの児童が受け答えできる易しい英会話を取り入

れながら、授業を進めていく。

・年間指導計画に基づき、ALTや補助員と進め方を調

整しながら、英語担当が中心となって見通しをもっ

て計画を立て、授業を進める。

Page 11: ~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~ 今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

・異学年交流班での活動に高い意欲があり、下学年への

配慮ができるようになってきた。

・学級活動では、計画を立てることに関心が高く、すす

んで取り組む児童が多い。

・委員会活動に責任をもって取り組んでいる児童が多い。

・クラブ活動では、自分の興味・関心のもとすすんで取

り組んでいる。

・今もっている意欲を維持させるとともに、活動以

外の学校生活でも手本となることが大切である

ことを理解させていく。

・自分の苦手なことでも挑戦し、最後まで取り組む

よさを多くの児童に味わわせるよう、行事等での

指導計画を立てていく。

Page 12: ~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~ 今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

~6年・授業改善推進プラン~

児童の実態と課題分析 授業改善の手だて

・読書好きが多く、授業にも意欲的に取り組んでいる。

・説明的文章では、文章構成や問題提起文、筆者の主張な

どの読み解く際のポイントに着目し、内容を読み取る力

が十分とは言えない。文学的文章では行動や様子へのサ

イドライン引き、書き込みなどを通じて登場人物の心情

を読み取ることができるようになってきた。要旨の読み

取りや、自分の生活や経験と結びつけて読む力を伸ばし

ていきたい。

・順序よく表現豊かに書くことができる児童が多いが、伝

えたいことの中心をはっきりさせて書く力については、

個人差が大きい。

・自分の思いや考えを言葉にして発表することに意欲的に

取り組める。

・めあてをもって音読をし、場面の様子や登場人物の気

持ちを想像する一助としたり、要旨等をより深く理解

できるようにしたりする。一人読みの時間を十分に確

保し、要旨や登場人物の気持ちが想像できる箇所にサ

イドラインを引いたり書き込みをさせたり、ペアの児

童同士で学び合い等を行う。

・書くことに課題のある児童には、書く内容のヒントを

与えるなど、個別に対応するようにする。

・小グループ等で話し合う機会を多くし、お互いの考え

を知り合うことから得られる喜びを感じさせ、自分の

意見や考えを言葉にする経験を増やす。

・学習課題に対して意欲的に取り組んでいる。

・「資料活用の技能・表現」では、歴史的史実や資料から、

歴史の背景や出来事の読み取りはできるが、そこから自

分なりの課題を見つけて深く知ろうとすることについ

ては一部児童に留まる。

・自己の考えを表現させる機会を増やす。

・教科書や資料を活用し、そこから自分で調べたり、疑

問に思ったことを調べたりしてまとめていく活動を

取り入れる。

・基本的な内容を理解できている児童もいれば、前学年ま

での既習内容が定着していない児童もみられ、習熟の二

極化は著しい。

・既習事項をもとに課題を解決する学習では、自分の考え

「マイプラン」をかける児童が多くなってきているが、

それを分かりやすく説明する力には個人差が見られた。

・コンパスや分度器、定規などの扱いについて不慣れな児

童がいる。繰り返し操作させることで習得させる必要が

ある。

・既習の学習内容は、東京ベーシック・ドリルなどで復

習し、知識や技能の定着を図る。

・グラフや表など、学年で正答率の低い課題を重点的に

復習する。

・グループで学習する機会を通して、自分の考えや、考

えを伝える力を身に付けさせる。

・作図等は、時間を確保し繰り返し指導していく。

・問題場面を全員が把握し、解決の見通しをもち、図や

グラフ、表などを用いて解決し、考えを伝えられるよ

うにする。

・初めて行う実験に対して、安全面での注意点を守り意欲

的に取り組むことができた。一方で、積極的に実験に関

わろうとする児童に任せきりの児童もいた。

・学習内容と、既習事項や自身の経験とを関連付けて予想

を立て、ノートに書くことができた。しかし、それらを

全体交流の際に積極的に発信できる児童は学級の約4

割であった。

・実験・観察は班の人数を少なくし、班の中で役割分担

して、一人一人の活躍の場が多い授業をする。引き続

き、薬品や実験器具の安全な取り扱い方を丁寧に指導

する。

・机間指導を行う際は、児童の意見の良さを価値付ける

ことで、発表することへの自信をもたせる。また、必

要に応じて意図的指名を行い、児童の活躍の場を増や

す。

・器用ではない児童もいるが、おおむね真面目に取り組め

ている。あきらめたりすることもなく、わかろうとする姿

も見られる。表現活動は得意である。課題は音楽の仕組み

や構成を理解し工夫や表現につなげて歌ったり演奏した

りできるようになること。

・すべての児童が自分の音楽表現に対して、自信をもっ

て表現できるような活動の工夫を心がける。グループ

活動やリレー式表現で個が生かされ尊重される場を

設定していく。

・授業時間や題材の全体の時間数を提示しているものの、

自己の作業ペース配分が十分に管理できず、題材終了時

に間に合わない児童がいる。

・短期・中期・長期それぞれの活動内容を提示すること

で、いつまでに何をするのか、本時はどこまで行わな

いといけないのかを児童に意識させる。

Page 13: ~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~ 今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

・調理や裁縫など活動的な内容に高い意欲をもち、自身の

生活に生かそうとする児童が多い。

・整理整頓や清掃など、身の回りの生活を支える実践につ

なげていく必要がある。

・知識や技能については、個人差が大きい。特に技能面に

ついては、各クラス数名ずつ、個別指導が必要な児童が

いる。

・興味関心が持続するよう、学んだ知識や技能を生活に

結び付ていけるように学習活動を計画し、家庭での宿

題なども設定する。

・裁縫や調理の実習での用具の扱い方については、視覚

的に分かりやすい教具の活用を図り、技能の確実な習

得を図る。

・学習支援ボランティアの活用により個別指導を丁寧に

行い技能の確実な習得を図り、意欲や関心を高める。

・体を動かすことを楽しむ児童が多い。また、試合やゲー

ムで勝敗を競う中で、勝利するために工夫や作戦を考え

ることができる面もある。しかし、運動の特性や学習の

ねらいをつかみながら活動する児童が多いとは言えな

い。

・自己の課題に応じた運動では、自分なりのめあてや課題

をもち、それを意識しながら活動することは難しい。多

くの領域で経験不足を感じる。

・個人のめあてが明確化できる学習カードを活用した

り、一人一人が自分のめあて・課題を意識したりしな

がら活動できるように授業の展開や支援の仕方を工

夫する。

・チームのめあてを決める時間や振り返りの時間を設定

して、試合やゲームの中に児童の工夫や作戦が生かさ

れるようにする。

・授業で扱う価値について、大体の児童が自分なりの考え

をもつことができている。今後は、その考えを友達同士

で交流させ、日常生活の中で自分の行動に照らし合わせ

て、実践的な行動として表れてくるように指導や支援を

工夫していく必要がある。

・短期的に児童の行動を変えることを目的とするのでは

なく、クラス全員で話し合ったり、少人数グループで

の話合いを取り入れたり、友達と意見を交流すること

で自分の考えを深めることができるようにしたい。

・社会や身の回りの様々な事象への興味・関心をもたせ、

自分の生きる課題と捉える必要がある。

・自分の知りたい事や考えたい事に対して、多様なアプロ

ーチで調べる力が必要である。

・自他のいのちの大切さやよりよい生き方について考え

る時に、多様なつながりの中にあることに気付かせ、

自分の生命の役割について考える力を身に付けさせて

いきたい。

・パソコンだけに頼るのではなく、課題追究の解決のた

めの手段として多様な情報ソースを有効的に活用で

きるように指導し、支援を行う。また、図書館の貸し

出し等も活用して資料を準備し、身近な家族の考えや

意見を聞くことも大切であることを知らせる。

・調べるだけでなく、2学期にはゲストティーチャーの

話を聞いたり、調べ学習の報告会を設定したりして、

一人一人が主体的に意欲的に取り組めるようにする。

・全体的には外国語を楽しんでいる児童が多い。児童によ

って意欲・技能ともに差がある。同じ内容に対しても、

「難しい」と感じる児童もいれば、「簡単でつまらない

」と感じる児童もいる。

・苦手に感じる児童も参加できるよう、児童が体を動か

しながら声を出して楽しめる活動を多く取り入れて

いく。

・初めにしっかりと声を出させ、英語を話したり聞いた

りする抵抗を少なくさせ、苦手意識のある児童も楽し

める取り組みやすいゲームを組む。

・「もっと難しいことをしたい」と感じる児童も満足で

きるように、「できる子はこんなことも挑戦してみよ

う。」と、ワンランク上の内容も用意する。

・年間指導計画に基づき、ALTや補助員と進め方を調整

しながら、英語担当が中心となって見通しをもって計

画をたて、授業を進める。

・下学年への配慮をもった関わりをすることができ、進ん

でお世話や縦割り活動に取り組んでいる。

・学級活動では、よく発言をする子がたくさんいる反面、

挙手を躊躇する児童や、やや人任せの姿勢の児童がい

る。

・行事にすすんで取り組み、自分の役割や仕事を積極的に

見付けようとする姿勢を身につけさせたい。

・必要に応じて学年集会などで、6年生としての自覚や

責任を意識し、考える機会を設定するようにする。

・移動教室、学習発表会、連合音楽会などでは、自分た

ちで作品を作り上げていけるように教師が適切な支

援者となるようにする。

・行事や取り組み後には振り返りの時間をもち、今後の

活動の糧となるようにする。

Page 14: ~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~ 今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

・自分たちの行事として創造的に取組を考える力を身に付

ける必要がある。

Page 15: ~1年・授業改善推進プラン~~1年・授業改善推進プラン~ 今後の授業では、次のような点を中心に指導の手だてを更に改善・工夫していきます。

〇教育基本法 〇学校・児童・地域の実態

〇学校教育法 〇期待される児童像

〇学習指導要領 〇保護者の期待や願い

〇東京都教育目標・方針 〇地域の期待や願い

〇小平市教育目標・方針 

〇小平市教育振興基本計画

総合的な学習の時間の

指導の重点

各教科の指導の重点 ・オリンピック・パラリンピック教育の推進

●国語 ・いのちの学習の実践

・体験活動の推進

体力向上を目指した取組

●社会 ・運動の日常化を図る

・運動をしたくなる環境づくりに努める

・体育科学習の構造化を図る

・食育、保健指導・保健学習の工夫を行う

●算数 ・望ましい生活習慣を確立し定着化を図る

特別活動の指導の重点

・委員会活動の充実

●理科 ・児童の思いを尊重した学校行事

 の企画立案

・清掃活動や異年齢集団

 との交流

・縦割りグループ活動の充実

●生活   

生活指導の重点

・十一小の子をあいさつ名人に

●音楽    ・自尊感情・自己肯定感、自己有用感の醸成 ・いじめ「見逃しゼロ」の徹底

特別支援教育の重点

●図画工作 ・「困った子」ではなく「困っている子」  という認識での指導

・ 個々の困り感や願いに適切に対応

  ・ 通常の学級でも特別支援教育を展開

 

●家庭 キャリア教育の重点

・ 学校区の中学生を招待して「ようこ  そ先輩」を実践

●体育  

道徳教育の指導の重点

・現実の問題に対応できる子の育成

・自分事として捉える豊かな心の育成

●外国語活動 ・考え、議論する道徳の授業実践

 国語を適切に表現し正確に理解する力を育成し伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力及び言語感覚を養い、国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる。

社会生活について理解を図り、日本の国土と歴史の理解と愛情を育て、社会の形成者としての公民的資質を養う。

数量や図形の数学的活動を通して、基礎的な力を付け、筋道を立てて考える力を育てるとともに、数学的な活動の楽しさや数学のよさに気付かせる。

自然に親しみ、観察、実験などを行い、問題解決の力と自然を愛する心情を養うとともに、科学的な見方や考え方を育成する。

1キャリア教育「いのちの学習」の実践 ⇒他教科や学校行事など教育活動全般に広げて「いのち」に関わる活動を展開

2新しい教育内容「プログラミング教育」の実践 ⇒情報教育推進担当(各学年)が授業を公開、2月プログラミング教育報告会

3校内分掌組織体制4適正な教育課程の実施 ⇒年間指導計画の作成・改善、週ごとの指導計画活用5授業改善推進プランの実施・改善 ⇒学力調査結果を基にした授業改善、授業評価

1授業時数の確保     ⇒水曜日午前5時間授業     ⇒月ごとの授業時数集計2年間指導計画・評価規準の作成と見直し3学校評価の改訂(児童・保護者・指導者のアンケートを昨年度の課題を踏まえ刷新する。)

4学校支援ボランティアの活用     ⇒ボランティアの運営組織

令和元年度 小平市立小平第十一小学校

○かしこい子【問題解決力】自ら学び、考える子

◎やさしい子【人間関係形成力】相手を思いやり 協力し合う子

○つよい子 【実践力】めあてを決めて行動し やりぬく子

学力向上を図るための授業改善推進プラン全体計画

気品と気概のある子

教 育 目 標

1基本的生活習慣・家庭学習の定着   ⇒「早寝早起き朝ごはん」の生活リズム     家庭学習の啓発2保護者への啓発   ⇒学校だより・学年学級だより等の発行   ⇒ホームページの更新3保護者だけにかかえこませない家庭支援   ⇒家庭支援体制の整備4CS講演会の実施   11月土曜授業日に実施

確かな学力を身に付ける教育

 ① 基礎的・基本的な学習内容を定着       (東京ベーシックドリルの取組の徹底) ② 「思考」を促す発問の工夫と時間の確保 ③ 家庭学習等の習慣化 ④ 教科道徳の実践、評価の蓄積(全学年) ⑤ 教科外国語の本格実施へ向けた実践(英語専科教員配置)

教員の授業力の向上

・「生き方」を学ばせる「いのち  の学習」を実践

教育課程の重点化・効果的実践 家庭教育支援計画・実施・評価・改善

【授 業 改 善 に 向 け た 校 内 体 制】

表現や鑑賞の活動を通して,音楽を愛好する心を育てるとともに、音楽活動の基礎的な力を養い、豊かな情操を培う。

具体的な活動や体験を通して、自分と身近な人々、社会や自然とのかかわりに関心をもち、自立への基礎を養う。

  OJTの改善・学校全体で行う ロングOJT:年1回・グループOJT(4~5人)年5回

年2回学校評価(7月・12月実施) 児童評価・保護者評価・教職員評価を学校運営に生かす.※学校経営方針の評価は学期ごとに行う。

 言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませ、コミュニケーション能力の素地を養うと共に、読み書きに慣れ親しませながら、伝え合う基礎的な力を養う。

衣食住などに関する実践的・体験的活動を通して、家庭生活への関心を高めるとともに、家族の一員としての実践的な態度を養

心と体を一体として捉え、適切な運動の経験と健康・安全についての理解を通して、運動に親しむ力を育てるとともに、健康の保持増進と体力の向上を図る。

表現や鑑賞の活動を通して、作り出す喜びを味わわせるとともに造形的な創造活動の基礎の力を養い、豊かな情操を培う。

1 「教える授業」から「学ばせる学習」へ・子どもが自ら学ぶ授業の構築

・「教えること」と「学び取らせる」ことの明確化

2 日常から授業改善と校内研究

・日常の授業の工夫の蓄積

・全教員が「自主的研究授業」の実施

・切磋琢磨する学びある教員集団

3 学習環境の有効活用・教室内、廊下の掲示

・ユニバーサルデザインを意識した学びやすい環境づくり

4 授業公開とOJTの推進

・教員相互の授業ウォッチとフィードバック授業による指導技術の蓄積

・主幹教諭が0JTのシステムを構築、推進

・主任教諭が0JTを通して、若手を育成