プロユース仕様(v1.00) テレホンjjy式ntpサーバー rs...

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プロユース仕様(V1.00) テレホンJJY式NTPサーバー RS-232C接続タイプ (TEL-NTP3-1A) 仕様書 300 4237 0 (c) 2007 2012 NIPPON SEC Corporation - - -

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  • プロユース仕様(V1.00)

    テレホンJJY式NTPサーバーRS-232C接続タイプ(TEL-NTP3-1A)

    仕様書

    300 4237 0(c) 2007 2012 NIPPON SEC Corporation- - -

  • 配線上の注意

    ■本装置の各端末間のケーブルやパソコンと接続するケーブルは、電力ケーブルや他設備の動力線から遠ざけて配線してください。

  • 注意

    ●濡れた手で本製品及び電源ケーブル等付属品を取り扱わないでください。感電の原因となります。

    ●アース線・FG(フレームグランド)は強電設備とは独立したD種接地に接続してください。

    ●電源ケーブルのプラグの接続は、タコ足配線にしないでください。タコ足配線はコンセントが過熱し、火災の原因となることがあります。

    ●電源は、仕様に記述された適切な電源を使用してください。

    ●電源ケーブルや通信ケーブルを無理に曲げたり、上に重い物をのせたりしないでください。感電、発煙、火災の原因となります。

    ●湿気やホコリの多い場所での使用は避けてください。本製品の寿命が短くなったり、故障の原因になり

    ます。

    ●強電設備の近くなど、ノイズの多い環境では使用しないでください。誤動作の原因となります。

    ●本製品をむやみに開けたり分解したりしないでください。

    ●信号線の接続や設定、カバー類の取り付け/取り外し、設置等をする場合は、必ず電源を切ってから行ってください。また、指をはさんだり、ぶつけたりしないように注意してください。

    ●本製品は精密な電子機器ですので、強い振動や衝撃を与えたりしないでください。

    ●本製品を人命に関わるような用途では使用しないでください。

  • 目次1 概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

    2 構成図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

    3 外観図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33-1 テレホンJJY受信BOX(JJY-TEL-1A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3)3-2 ACアダプタ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43-3 専用モデム(DFML-560ER ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5)3-4 NTPサーバーユニット(JJY-NTP3 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6)

    4 テレホンJJY動作機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74-1 テレホンJJY時刻取得機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74-2 RS-232C調歩同期出力機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74-3 LEDモニター機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

    4-3-1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8電源(赤 :電源モニター)4-3-2 ・・・・・・・・・・・・・8成功(緑 :時刻情報の受信に成功してからの経過時間)4-3-3 エラー1(赤 :モデム通信エラー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8)

    4-3-4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8エラー2(赤 :電話回線接続エラー)4-3-5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8エラー3(赤 :時刻情報取得エラー)

    5 NTPサーバー機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95-1 出荷時設定情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・105-2 INITスイッチの操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115-3 NTPサーバーへのログイン方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125-3-1 コンソールでの接続方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125-3-2 SSHでの接続方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・135-3-3 telnetでの接続方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14

    5-4 ネットワーク情報設定変更方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・155-5 時刻情報源との接続確認方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19

    6 仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・206-1 テレホンJJY受信BOX(JJY-TEL-1A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20)6-2 専用モデム(DFML-560ER ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20)6-3 NTPサーバーユニット(JJY-NTP3 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21)

    7 ケーブル図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・227-1 RS-232C出力ケーブル(JJY-CBL-1A-NTP ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22)

  • 8 故障かな?と思ったら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23

    9 こんなときは?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24

    10 参考資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2910-1 通信設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2910-2 取得コマンドフォーマット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2910-3 出力フォーマット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3010-4 BCCの計算方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31

  • - 1 -

    1 概要

    ・テレホンJJY式NTPサーバーRS-232C接続タイプ(以下TEL-NTP3-1A)は独立行政法人・情報通信研究機構が運用している、高精度の時刻情報を公衆通信回線(電話回線)を利用して取得し、NTPサーバーユニットにRS-232Cで出力する自動時刻修正装置です。・TEL-NTP3-1Aは午前8時50分と午後4時50分に公衆通信回線(電話回線)に接続して時刻情報を取得します。・TEL-NTP3-1Aを使用する際は、必ず専用のACアダプタを使用して下さい。・TEL-NTP3-1Aは屋内専用仕様です。

    ※テレホンJJYは運用機関の組織上、制度上の変更がない限り、無料のサービスです。ただし、時刻情報を取得する毎に、電話回線の通信料がかかります。

  • - 2 -

    2 構成図

    ・付属品

    1.テレホンJJY受信BOX (JJY-TEL-1A) 1台2.NTPサーバーユニット (JJY-NTP3) 1式3.専用モデム (DFML-560ER:アイオーデータ製) 1台4.テレホンJJY受信BOX用ACアダプタ 1個5.RS-232C出力ケーブル (JJY-CBL-1A-NTP) 1本(標準:3m 最大:15m)※RS-232C出力ケーブル(テレホンJJY受信BOX - NTPサーバーユニット間のケーブル)

    ※1:NTPサ ーバ ーユニットの付属品です。

    LAN

    Ether netNT P/SNTPクライ アント

    D-sub9ピ ン オス

    RS-232C用RJ45-Dsub 9ピ ン(メス)変換アダプ タ※1

    公衆回線

    テレホンJJY

    受信BOX

    JJY-TEL

    モデムJJY-T EL-1A

    モデム接続ケーブル(1.2 m)

    ※モデムに付属

    (標準3m:最大15 m)JJY- CBL-1A-NT P

    D C9V

    ケーフ ゙ル長:約1900mm

    ACアダプタ

    NTPサーバー

    CONSO LE RS -232Ce SATAUS B1US B0

    I NIT HW R ESE T STATUS ETH ER -0ETH ER -1

    CONSOL E用ケーブル※1RS -232C用

  • - 3 -

    3 外観図

    3-1 テレホンJJY受信BOX(JJY-TEL-1A)

    【上面】 【前面】【後面】

    【側面】

    140

    109.5

    46

    ACアダプタ接続用(DC9.5V)

    電源モニター用LED

    テレホンJJY

    受信BOX

    JJY-TEL

    成功

    エラ1ー

    エラ2ー

    エラー3

    4-モニターLED

    D-sub25ピン メス

    D-sub9ピン オス

    電源

  • - 4 -

    3-2 ACアダプタ

    ※テレホンJJY受信BOX用です。

    入力:AC100V(50/60Hz)ケーブル長:約1900mm

    出力:DC9V 800mA

    47

    73.4

    57

  • - 5 -

    3-3 専用モデム(DFML-560ER)

    ・IODATA

    DFML-560ER

    MR

    TR

    RD

    SD

    OH

    CD

    AA

    132.2

    161

    OI

    5V1A

    SERIALPORT

    DC

    OFF

    ON

    PHONELINE

    MR

    TR

    RD

    SD

    OH

    CD

    AA

    ・IODATA

    DFML-560ER

    36.1

    HS

    HS

  • - 6 -

    3-4 NTPサーバーユニット(JJY-NTP3)

    ※電源は本体と同梱されている、付属のACアダプタを使用してください。

    142.1

    101

    OpenBlocks

    AX3

    CONSOLERS-232C

    eSATAUSB1USB0

    INITHWRESET

    STATUSETHER-0ETHER-1

    DCIN

    41

  • - 7 -

    4 テレホンJJY動作機能

    4-1 テレホンJJY時刻取得機能

    ●テレホンJJY受信BOX(JJY-TEL-1A)の電源投入時及び、午前8時50分と午後4時50分に公衆通信回線(電話回線)に接続して時刻情報を取得します。

    4-2 RS-232C調歩同期出力機能

    ●時刻情報はJJY-TEL-1AがTIMEコマンドを受け取った時のみ出力します。

    ●外部電源が遮断されると、内部時計も消去されます。電源再投入後は、時刻情報を取得するまでNGコマンドを出力します。

  • - 8 -

    4-3 LEDモニター機能

    4-3-1 <電源(赤 :電源モニター>)

    ●外部電源が供給されている間点灯します。

    4-3-2 <成功(緑 :時刻情報の受信に成功してからの経過時間>)

    ●時刻情報を最後に受信してからの経過時間を表します。

    経過時間が24時間未満 点灯経過時間が24時間以上1週間未満 点滅(1秒間隔)経過時間が1週間以上 消灯受信する事ができなかった 消灯

    ※「成功」LEDモニターが消灯している状態では、RS-232C出力はNGコマンドのみです。

    4-3-3 <エラー1(赤 :モデム通信エラー>)

    ●モデムと正常に通信ができなかった場合、点灯します。<解決策>・モデム - テレホンJJY受信BOX間のケーブルがしっかりと接続されている事を確認して下さい。・モデムの電源が入っていることを確認して下さい。

    4-3-4 <エラー2(赤 :電話回線接続エラー>)

    ●電話回線に正常に接続できなかった場合、点灯します。<解決策>・電話線がしっかりと接続されている事を確認して下さい。・モデムの詳細設定を確認して下さい。

    4-3-5 <エラー3(赤 :時刻情報取得エラー>)

    ●時刻を正常に取得する事ができなかった場合、点灯します。<解決策>・テレホンJJY受信BOXをリセット(ACアダプタを抜き差し)して、再度取得状況を確認して下さい。(テレホンJJY受信BOXは電源投入時に時刻情報を取得します)

    以上の確認を行ってもエラー表示モニターが消灯しないときはお買い求めの販売店にご相談下さい。

  • - 9 -

    5 NTPサーバー機能

    ・NTPサーバーユニットはテレホンJJY受信BOXから時刻を取得し、内部の時間を修正します。・NTPサーバーユニットのOSとしてLinuxを使用し、ntpdを用いてNTP/SNTPクライアントからの時刻同期を可能としています。

    <接続方法>・JJY-TELに接続したRS-232Cケーブルに、NTPサーバーユニットに付属されている、「RS-232C - RJ45変換コネクタ」を接続します。・RJ45のコネクタをNTPサーバーユニットの「RS-232C」に接続します。※NTPサーバーの設定などでコンソール接続する際にも 「RS-232C - RJ45変換コネクタ」を使用します。、そのため、コンソール接続する際は 「RS-232C」側のケーブルを外し 「CONSOLE」側に接続して、、 、使用して下さい。※コンソール接続終了後は 「RS-232C」側に接続し直して下さい。、( CONSOLE」側に接続された状態では、NTPサーバーユニットの時刻修正はされません )「 。

    ・JJY-TEL及びNTPサーバーユニットの電源を入れると自動的に時刻を修正します。※時刻が修正されるまで約2~3分掛かります。

    公衆回線

    テレホンJJY

    受信BOX

    JJY-TEL

    モデム (標準3m:最大15m)JJY-TEL-1A

    JJY-CBL-1A-NTP D-sub9ピン オス D-sub9ピン メスモデム接続ケーブル(1.2m)

    ※モデムに付属

    DC9V

    ケーブル長:約1900mm

    ACアダプタ

    NTPサーバー

    CO NS OLE RS - 232C

    eSA TAUSB1

    USB0

    IN IT HW RESET STATU S ET HER-0ET HER-1

  • - 10 -

    5-1 出荷時設定情報

    ●シリアルコンソール/SSH用管理者ユーザ

    ID rootパスワード root

    ●ホスト名

    ホスト名 obsax3ドメイン名 未設定

    ●IPアドレス

    ETHER-0 IPアドレス 192.168.254.254(eth0) サブネットマスク 255.255.255.0ETHER-1 IPアドレス 192.168.253.254(eth1) サブネットマスク 255.255.255.0

  • - 11 -

    5-2 INITスイッチの操作

    INITスイッチ

    ●再起動操作

    ・INITスイッチを0~4秒間(2秒まではSTATUSが黄色点灯、4秒までは緑点灯)押下し続けた後に、INITスイッチを離すと、再起動処理が開始されます。

    ●停止処理

    ・INITスイッチを5秒以上(STATUSが赤色点灯)押下し続けた後に、INITスイッチを離すと、停止処理が開始されます。停止完了後は、STATUS全色が同時に点滅し、電源OFF可能状態となります。

    ※INITスイッチを押しながら(5秒程度)電源をONしないで下さい。内部のデータが初期化され、時刻情報の同期ができなくなります。

    CO NSOLE RS -2 32C

    eS ATAUSB1USB0

    I NI T HW RE SET ST AT US ET HE R-0ET HE R-1

  • - 12 -

    5-3 NTPサーバーへのログイン方法

    ・NTPサーバーのIPアドレス(eth0,eth1)の変更や、時刻情報源の接続先、及び時刻情報源との通信ログ

    を確認する際に、パソコンをNTPサーバーへ接続してログインする必要があります。・時刻情報源とは、JJY-MU、JJYFM-TSU、JJY-TEL-1A、GPS-1Aのいずれかを指します。・接続方法としては、コンソール接続、SSH、及びtelnet接続が可能です。

    5-3-1.コンソールでの接続方法

    <接続方法>・NTPサーバーに付属のCONSOLE用ケーブル(短い方)と付属の変換コネクタを接続します。・RJ-45側をNTPサーバーの「CONSOLE(コンソール 」へ、D-sub側をPCのシリアルポートに接続します。)※パソコンにシリアルポートが無い場合は、別途USB-シリアル変換アダプタ等を使用して下さい。

    <ログイン方法>・パソコンのシリアルコンソール用のソフトウェア(ハイパーターミナル、Tera Termなど)を起動して下さい。・接続パラメータは以下です。

    ボーレート 115,200bpsデータ 8bitパリティ なしストップビット 1bit

    ・NTPサーバーの電源を入れて下さい。(NTPサーバーが起動している場合はEnterキーを押して下さい )。・ログイン、パスワード共に” ”でログインします。root

    rootobsax3 login:root ← ※入力した文字は、画面上には表示されません。Password:

    ← ※正常にログインされると、コマンド入力可能状態になります。root@obsax3:~#

  • - 13 -

    5-3-2.SSHでの接続方法

    <接続方法>・NTPサーバーのeth0またはeth1をパソコンが接続されているネットワークに接続して下さい。・NTPサーバーの電源を入れて下さい。

    <ログイン方法>・パソコンのSSHクライアントソフトウェア(Tera Termなど)を起動して下さい。・出荷時のIPアドレスやパスワードは「5-1 出荷時設定情報」をご参照下さい。※SSHサーバーのホスト鍵は、起動の度に再作成が行われますのでご注意下さい。

    ← ※正常にログインされると、コマンド入力可能状態になります。root@obsax3:~#

  • - 14 -

    5-3-3.telnetでの接続方法

    <接続方法>・NTPサーバーのeth0またはeth1をパソコンが接続されているネットワークに接続して下さい。・NTPサーバーの電源を入れて下さい。

    <ログイン方法>①パソコンの「コマンドプロンプト」を起動して下さい。

    ②コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力します。

    telnet >

    ③接続に成功するとログイン画面に切り替わります。※ログイン画面に切り替わるまで、数十秒かかる事があります。

    ④ログイン名、パスワード共に” ”と入力します。user01

    Debian GNU/Linux 6.0user01obsax3 login:

    user01 ← ※入力した文字は、画面上には表示されません。Password:

    ⑤ログイン後 ” ”と入力し、スーパーユーザー権限で再度ログインします。、 suパスワードは” ”です。root

    Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extentpermitted by applicable law.su$

    root ← ※入力した文字は、画面上には表示されません。Password:、 。root@obsax3:/home/user01# ← ※正常にログインされると コマンド入力可能状態になります

    <切断方法>・” ”コマンドにてtelnet接続を切断します。exit

    exitroot@obsax3:/home/user01#exitexit$

    ホストとの接続が切断されました。

  • - 15 -

    5-4 ネットワーク情報設定変更方法

    ●出荷時のネットワーク設定関連ファイルは以下の通りです。

    ファイル名 /etc/hosts出荷時情報 127.0.0.1 localhost

    127.0.1.1 obsax3

    # The following lines are desirable for IPv6 capable hosts::1 ip6-localhost ip6-loopbackfe00::0 ip6-localnetff00::0 ip6-mcastprefixff02::1 ip6-allnodesff02::2 ip6-allroutersff02::3 ip6-allhosts

    ファイル名 /etc/hostname出荷時情報 obsax3

  • - 16 -

    ファイル名 /etc/network/interfaces出荷時情報 # Used by ifup(8) and ifdown(8). See the interfaces(5) manpage or

    # /usr/share/doc/ifupdown/examples for more information.

    auto loiface lo inet loopback

    #auto eth0#iface eth0 inet dhcp

    auto eth0iface eth0 inet static

    address 192.168.254.254network 192.168.254.0netmask 255.255.255.0

    broadcast 192.168.254.255

    auto eth1iface eth1 inet static

    address 192.168.253.254network 192.168.253.0netmask 255.255.255.0broadcast 192.168.253.255

    #auto eth2#iface eth2 inet static# address 192.168.252.254# network 192.168.252.0# netmask 255.255.255.0

    # broadcast 192.168.252.255

    #auto eth3#iface eth3 inet static# address 192.168.251.254# network 192.168.251.0# netmask 255.255.255.0# broadcast 192.168.251.255

    ※eth2、eth3は本機では使用することができません。

    ファイル名 /etc/resolv.conf出荷時情報 未設定

  • - 17 -

    ●設定内容を変更する際は、viコマンドを使用して設定内容を変更して下さい。

    <使用例>vi /etc/network/interfacesroot@obsax3:~#

    <viコマンドの操作方法(一部)>「Esc :コマンド入力モードへ切り替える。」「j :カーソルを次の行に移動する。」「k :カーソルを前の行に移動する。」「h :カーソルを前の文字に移動する。」「l :カーソルを次の文字に移動する。」「i :カーソルの前からテキストを入力する。」「a :カーソルの次の位置からテキストを入力する。」「x :カーソル位置にある1文字を削除する。」「:wq :ファイルを保存して終了する。」「:q! :強制的に終了する。」

    「:q :viを終了する。」※その他の操作方法に関しては関連の書籍またはインターネット上のドキュメントを参照して下さい。

    ●ファイルの内容を参照する際は、catコマンドを使用して下さい。

    <使用例>cat /etc/network/interfacesroot@obsax3:~#

    ●変更内容を保存する際は、以下の保存コマンドを実行後、再起動して下さい。

    root@obsax3:~# ← 設定の保存(大文字のSです)flashcfg -S

    FlashROM overwrites the current data.

    yAre you ok? [y|N]

    Archiving userland files... done (Approximately 9 MBytes)Save files to FlashROM******************************************************************************done

    Archiving /etc config files... done (Approximately 16 KBytes)Save files to FlashROM*

    ← ※1分程度掛かります。done

    reboot ← 再起動root@obsax3:~#

  • - 18 -

    ●IPアドレスの設定変更例

    ファイル名 /etc/network/interfaces設定内容 # Used by ifup(8) and ifdown(8). See the interfaces(5) manpage or

    # /usr/share/doc/ifupdown/examples for more information.

    auto lo ← 必ず設定して下さい。iface lo inet loopback ← 〃

    auto eth0 ← eth0がDHCPを使用する際の設定です。iface eth0 inet dhcp ← 〃

    # ← 使用しない設定は、消去するか、先頭に「#」をauto eth0# 付けてコメント化して下さい。iface eth0 inet static

    address 192.168.254.254#network 192.168.254.0#

    netmask 255.255.255.0#broadcast 192.168.254.255#

    auto eth1iface eth1 inet static ← 固定アドレスを設定する際の設定です。

    address 192.168.0.10network 192.168.0.0netmask 255.255.255.0broadcast 192.168.0.255gateway 192.168.0.1

    ※NTPサーバーユニットのeth0、eth1はそれぞれ別セグメントのIPアドレスを設定して下さい。同一セグメントのIPアドレスを設定した場合、正常に動作しません。

    <良い例>ポート IPアドレス サブネットマスクeth0 192.168. .254 255.255.255.01eth1 192.168. .254 255.255.255.02

    <悪い例>ポート IPアドレス サブネットマスクeth0 192.168. .100 255.255.255.01eth1 192.168. .101 255.255.255.01

  • - 19 -

    5-5 時刻情報源との接続確認方法

    ・NTPサーバーと時刻情報源との同期確認を行います。

    ・以下のコマンドを入力すると、時刻情報源との通信ログを確認する事が出来ます。

    cat /var/log/jjysec/JJYSEC.log ← 通信ログの確認コマンドです。root@obsax3:~#successful2010/ 6/23 16:15:37.998 16:15:38.000 -0.002

    ← successfulと表示されていれば正常に時刻同期ができています。← 他の表示がされていた際は 「9 こんなときは?」をご参照下さい。、

    cat: /var/log/jjysec/JJYSEC.log: No such file or directory← この表示がされた際は、時刻情報源との同期動作が一度も行われていない状態です。(時刻情報源との同期動作は10分間隔で行なっています )。

    ← 下記コマンドにて時刻情報源との同期動作を行った後に、再度通信ログの確認を行なって下さい。/usr/local/sbin/JJYSEC -t ← 強制時刻同期コマンドです。root@obsax3:~#

  • - 20 -

    6 仕様

    6-1 テレホンJJY受信BOX(JJY-TEL-1A)

    寸法 109.5mm(W)×140mm(D)×46mm(H (突起部含まず))重量 約350gケース 屋内用プラスチックケース電源 専用ACアダプタ

    入力:AC100V±10%(50/60Hz)出力:DC9V 800mA

    消費電力 最大10VA時刻情報取得時間 電源投入時/午前8時50分/午後4時50分内部時計精度 月差30秒以内(0℃~+40℃)インターフェース RS-232C準拠設置環境 屋内動作温度範囲 0℃~40℃

    6-2 専用モデム(DFML-560ER)

    寸法 161mm(W)×132.2mm(D)×36.1mm(H (突起部含まず))

    重量 約250gケース 屋内用プラスチックケース電源 AC100V±10%(50/60Hz)消費電力 最大2VA通信回線数 1回線適用回線 電話回線ダイヤル形式 プッシュトーン式※1

    設置環境 屋内動作温度範囲 0℃~40℃※1:ダイヤルパルス式の場合は出荷時に設定が必要となります。

  • - 21 -

    6-3 NTPサーバーユニット(JJY-NTP3)

    寸法 101mm(W)× 142.1mm(D)× 41mm(H)

    ゴム足2mm重量 約350gケース アルミ合金製電源 DC12V/2.5A(専用ACアダプタ付属)ACアダプタ電源条件 許容電圧変動:100V~240V

    周波数:50/60Hz 単相消費電力 約19.8VA内部時計精度 日差10秒以内(0℃~+40℃)LAN(RJ45) 10/100/1000Base-T × 2ポートシリアルポート 5芯結線 × 2ポート : コンソール用及び外部機器用

    (RxD、TxD、RTS、CTS、GND)コンソール用アダプタ、ケーブル各1個標準付属

  • - 22 -

    7 ケーブル図

    7-1 RS-232C出力ケーブル(JJY-CBL-1A-NTP)

    D-sub25ヒ ン゚、オス(第一電子)

    D-sub9ピ ン、オス(第一電子)

    Lmm

    23745

    TXDRXDGND

    CSRS

    CSRSGND

    D-sub25ピン、オス(第一電子)

    RXDTXD

    578

    シールドはGNDに接続

    RS-232C

    32

    D-sub9ピ ン、オス(第一電子)

    テレホンJJY受信BOX側

    0.2SQ 5P シールド(仕上外径:6~8mm)

  • - 23 -

    8 故障かな?と思ったら

    本製品を使用中に "故障かな?" と思われるような症状が起こったら、まずこの表を参考にチェックしてください。もし、ここに記述されていないような症状が起こったり、記述通りの対策を行っても症状が消えなかったときは、お買い求めの販売店にご相談ください。

    こんなときは? 予想される原因 対応策電源が入らない。 ①ケーブルがしっかり接続されていない。 ケーブルをしっかり接続してください。

    ②ケーブルが断線している。 お買い求めの販売店にご相談ください。通信がおかしい。 ①ケーブルがしっかり接続されていない。 ケーブルをしっかり接続してください。

    ②ケーブルが断線している。 ケーブルを交換してください。③ケーブルの配線が間違っている。 ケーブルを正しく配線してください。④ノイズが極端に多い場所で使用して 設置場所を変えるか、ノイズ源から遠いる。 ざけてください。

  • - 24 -

    9 こんなときは?

    Q1.NTPサーバーから時刻を取得することが出来ません。

    NTPサーバーの電源投入から4~5分間は、クライアントからの時刻要求に対して応答できません。A1.NTPサーバーの電源投入時は5分以上経過後に、クライアントから時刻要求を行って下さい。

    Q2.NTPサーバーから取得した時刻が少しズレています。

    テレホンJJY受信BOXが、時刻情報を取得出来ていない可能性があります。A2.テレホンJJY受信BOXの成功LEDを確認して、時刻の取得状況をご確認下さい。

    Q3.NTPサーバーを起動すると、時刻が大きくズレています。

    NTPサーバーの電源を強制的にOFFにすると、時刻情報源から修正した時刻が修正前の時刻にA3 ・.

    戻ってしまう場合があります。・これは、NTPサーバーが正常なシャットダウン動作が行われずに電源をOFFしてしまったため、内部時計(ハードウェアクロック)の時刻がズレてしまった状態です。・”date”コマンドにて時刻を修正した後に、NTPサーバーを一度、再起動して下さい。・再起動の方法は”reboot”コマンドを入力されるか、INITスイッチを2,3秒押下後、離して下さい。

    Q4.NTPサーバーでネットワークを切り分ける事が出来ますか?

    NTPサーバーにはEthernetポートが2つあります。それぞれ独立してIPアドレスを設定出来ますので、A4.ネットワークを切り分ける事が可能です。

  • - 25 -

    Q5.ログを確認する事は出来ますか?

    以下の手順で確認出来ます。A5.1.コンソール接続または、SSH接続または、telnet接続にてログインします。2.以下のコマンドを入力すると、テレホンJJY受信BOXとの通信ログを確認する事が出来ます。

    cat /var/log/jjysec/JJYSEC.log#

    <ログ表示例>2010/ 6/23 16:15:37.998 16:15:38.000 -0.002 successful

    ① ② ③ ④①:NTPサーバーの内部時刻②:NTPサーバーがテレホンJJY受信BOXから受信した時刻③:①と②の時刻差(秒)④:コメント

    ※参照可能なログ件数は10件のみです (ログ件数を増やす事は出来ません )。 。

    ※ログに表示されるコメントは以下となります。

    コメント テレホンJJY 詳細

    受信BOXとの

    通信 ※1

    successful ○ 正常に時刻取得が出来ている状態です。

    could not receive clock ○ テレホンJJY受信BOXが時刻を取得出来ていない状態です。

    、 、 。又は 時刻を取得してから一週間以上 時刻を取得出来ていない状態です

    <対策方法>

    テレホンJJY受信BOXの接続状態をご確認ください。

    later 12 hour ○ テレホンJJY受信BOXが時刻を取得してから12時間以上経過している状態

    です。

    <対策方法>

    テレホンJJY受信BOXの接続状態をご確認ください。

    large different ○ 上記③の時刻差が5分(300秒)以上の際に表示されます。この時、

    NTPサーバーの時刻は修正されません。※2

    <対策方法>

    NTPサーバーの時刻誤差を5分以内に設定してください。※3

    01 communication error × テレホンJJY受信BOXとの通信が出来ない状態です。

    to JJY box <対策方法>

    テレホンJJY受信BOXのケーブルの挿入状態をご確認ください。

    02 communication error × テレホンJJY受信BOXとのコネクションは確立しているが、テレホンJJY受信

    to JJY box BOXから応答がない状態です。

    <対策方法>

    テレホンJJY受信BOXのケーブルの挿入状態をご確認ください。

    、 。03 communication error △ テレホンJJY受信BOXから応答が来ているが データ化けしている状態です

    to JJY box <対策方法>

    ケーブルの引き回しの変更などをご検討ください。

  • - 26 -

    ※1.テレホンJJY受信BOXとNTPサーバーの通信(データの送受信)状態を表します。

    ○:正常に通信している状態△:通信は出来ているが、データ化けしている状態×:通信ができない状態

    ※2.時刻差5分の設定は変更可能です。

    <時刻差設定変更方法>1.コンソール接続または、SSH接続または、telnet接続にてログインします。2.次のコマンドを実行し、設定ファイルを開きます。

    vi /etc/JJYSEC.conf#3.設定ファイル内の”ValidTimeDiff”を変更して下さい。4.下記コマンドにて、変更した内容をフラッシュROMに保存します。

    flashcfg -S#

    ●注意点・設定単位はミリ秒(ms)です。・デフォルト値は300000ms(5分)です。・設定可能範囲は0~600000ms(10分)です。・ 0」に設定すると、時刻差に関係なく、無条件でNTPサーバーの時刻を修正します。「・ 600001」以上の設定をした際は 「600000」として動作します。「 、・設定は1ms単位で設定可能ですが、10ms以下は切り捨てて動作します。→ 実際の動作は100ms単位で動作します。

    999msと設定した際は900msとして動作します。

  • - 27 -

    ※3.NTPサーバーの時刻修正は”date”コマンドを使用して修正することが可能です。

    <時刻修正方法>・時刻修正コマンド

    date MMDDhhmmyyyy.ss#

    MM :月 01~ 12DD :日 01~ 31hh :時 00~ 23mm :分 00~ 59yyyy :年 2010~2099ss :秒 00~ 59

    ●注意点・コマンドの”.ss”は省略することが可能です。

    その際、秒は00秒に設定されます。

    <現在時刻確認方法>・時刻確認コマンド

    date#・コマンド実行後、NTPサーバーの内部時刻を表示します。

  • - 28 -

    Q6.NTPのバージョンは?

    NTPバージョン4です。A6.

    Q7.NTPサーバーの内部時刻はどのくらいの周期で更新されますか?

    毎時1、11、21、31、41、51分に更新しています。A7.

    Q8.強制的にテレホンJJY受信BOXから時刻情報を取得する方法はありますか?

    下記コマンドを実行すると、強制的にテレホンJJY受信BOXから時刻情報を取得する事が可能です。A8.(ログにも保存されます )。

    /usr/local/sbin/JJYSEC -t#

    Q9.SNMP(TRAP)に対応していますか?

    NTPサーバーユニットでは対応しておりません。A9.しかし、テレホンJJY受信BOXの状態をTRAPにて出力するPC用アプリケーションソフトがあります。別途、お問い合わせ下さい。

    Q10.設定が消えてしまいました。どうすれば良いでしょうか?

    ユーザー様での復旧は出来ません。センドバックでの再設定が必要となります。A10.お買い求めの代理店様にご連絡下さい。

  • - 29 -

    10 参考資料

    ・テレホンJJY受信BOXとNTPサーバー間の通信仕様を示します。

    10-1 通信設定

    ビットレート 4800bpsデータ長 8ビットパリティビット なしストップビット 1ビット取扱コード アスキーコード

    10-2 取得コマンドフォーマット

    ・NTPサーバーがテレホンJJY受信BOXへ送信するコマンドです。

    ●時刻データ取得コマンド1 2 3 4 5 6

    SX T I M E EX02H 54H 49H 4DH 45H 03H

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    10-3 出力フォーマット・テレホンJJY受信BOXがNTPサーバーへ送信するコマンドです。a.全ての時刻情報を正常に受信できた場合(OK)

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27

    SX T I M E Y Y M M D D h h m m s s W L S X R O K C C EX02H 54H 49H 4DH 45H 4FH 4BH 03H

    記号 n番目のデータ 内容 表示範囲 詳細YY 6,7 西暦 00~99 下2桁のみMM 8,9 月 01~12DD 10,11 日 01~31hh 12,13 時 00~23 24時間制mm 14,15 分 00~59ss 16,17 秒 00~59W 18 曜日 0~6 0:日曜~6:土曜L 19 閏秒 0~3 0:1ヶ月以内に閏秒なし

    2:1ヶ月以内に閏秒(削除)あり3:1ヶ月以内に閏秒(挿入)あり

    S 20 夏時間 0~3 0:6日以内に夏時間への変更なし

    1:夏時間実施中2:6日以内に夏時間への変更あり3:6日以内に夏時間終了

    X 21 時刻情報源 0~3 2:テレホンJJY(固定)R 22 時刻修正後の経過 0~3 0:時刻修正から6時間以内

    1: 〃 12時間以内2: 〃 1日以内3: 〃 1週間以内

    CC 25,26 BCC ’0 :30(h)~’? :3F(h)30(h)~3F(h) ’ ’※BCCの計算方法は「10-4 BCCの計算方法」を参照して下さい。※時刻情報を受信できない場合は最大月差30秒(0~40℃)の内蔵時計で動作しているためRが2~3の時は1秒以上の誤差が発生する場合があります。

    b.時・分の時刻情報のみ正常に受信できた場合1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27

    SX T I M E * * * * * * h h m m s s * * * * * O K C C EX02H 54H 49H 4DH 45H 2AH 2AH 2AH 2AH 2AH 2AH 2AH 2AH 2AH 2AH 2AH 4FH 4BH 03H

    記号 n番目のデータ 内容 表示範囲 詳細hh 12,13 時 00~23 24時間制mm 14,15 分 00~59ss 16,17 秒 00~59

    c.時刻情報を受信できていない場合(NG)1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27

    SX T I M E □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ N G C C EX02H 54H 49H 4DH 45H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 4EH 47H 03H

    ※上記の□はスペースです。

  • - 31 -

    10-4 BCCの計算方法

    BCC(チェックサム)は、計算範囲内のキャラクタを1バイトごとに加算していき、総和の下位1バイトを

    アスキーキャラクタ2バイト(2文字)にて表現したものです。

    STX TIME データ BCC ETX

    計算範囲

    【 】 NGコマンドのBCCの計算例

    ←バイト1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27SX T I M E □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ N G > 6 EX

    ←16進コード02H 54H 49H 4DH 45H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 20H 4EH 47H 3EH 36H 03H※上記の□はスペースです。

    ① 1バイト目~24バイト目のキャラクタを加算します。

    02(H)+54(H)+49(H)+4D(H)+45(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+20(H)+4E(H)+47(H)=3E6(H)

    ② 下位2桁を取り出します。

    3E6(H) → E6(H)

    ③ 取り出した1バイトコードの桁を分解します。

    E6(H) → 0E(H) , 06(H)

    ④ 各バイトコードに30(H)を加算します。

    3E(H) , 36(H)

    ⑤ 結果はアスキーキャラクタの "> 6" になります。3EH 36H

    配線上の注意注意目次1 概要2 構成図3 外観図3-1 テレホンJJY受信BOX(JJY-TEL-1A)3-2 ACアダプタ3-3 専用モデム(DFML-560ER)3-4 NTPサーバーユニット(JJY-NTP3)

    4 テレホンJJY動作機能4-1 テレホンJJY時刻取得機能4-2 RS-232C調歩同期出力機能4-3 LEDモニター機能4-3-1 電源(赤):電源モニター4-3-2 成功(緑):時刻情報の受信に成功してからの経過時間4-3-3 エラー1(赤):モデム通信エラー4-3-4 エラー2(赤):電話回線接続エラー4-3-5 エラー3(赤):時刻情報取得エラー

    5 NTPサーバー機能5-1 出荷時設定情報5-2 INITスイッチの操作5-3 NTPサーバーへのログイン方法5-3-1 コンソールでの接続方法5-3-2 SSHでの接続方法5-3-3 telnetでの接続方法

    5-4 ネットワーク情報設定変更方法5-5 時刻情報源との接続確認方法

    6 仕様6-1 テレホンJJY受信BOX(JJY-TEL-1A)6-2 専用モデム(DFML-560ER)6-3 NTPサーバーユニット(JJY-NTP3)

    7 ケーブル図7-1 RS-232C出力ケーブル(JJY-CBL-1A-NTP)

    8 故障かな?と思ったら9 こんなときは?10 参考資料10-1 通信設定10-2 取得コマンドフォーマット10-3 出力フォーマット10-4 BCCの計算方法