プリンセスラインのワンピース後ファスナータイプ2019/2/17 801...
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2019/2/17 801プリンセスラインのワンピース後ファスナータイプ - Google ドキュメント
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■ 表 ■ 裏 ■ 接着芯 裁断した全てのパーツの端をほつれ⽌めをしてください。 型紙に指定された場所の裏に接着芯を貼ってください。 お洋服に模様や刺繍を⼊れたい場合はこの時点で⼊れておくと楽です。
中央と脇を表同⼠が内側になるように重ねてください。 1cmの幅で縫ってください。 縫い終わったら縫い代をアイロンで左右に折ってください。
中央の部品と脇の部品のところは縫う場所と縫い代の端の⻑さが異なるので、端を合わせると⻑さが合いません。 そこで合わせるのは端ではなく出来上がり線をあわせます。 脇の縫い代は出来上がり線より⻑いので図のように少し浮きますが浮くのが正解です。 待ち針を深く刺すと引きつったり縫うときに余計な部分を縫い込んだりしやすいので、出来上がり線の上を1〜2mm刺すと縫いやすくなります。 例 ピンク(出来上がり線)の⻑さは等しい。 ⻘(縫い代の端)はピンクの線に⽐べ、前中
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央側は短く、脇側は⻑くなる。
後⾝頃(胴体)を表同⼠が内側になるように重ねてください。 すそからファスナーのつける所の境⽬まで縫ってください。 ピンクの印のところを開きどま
りといいます。
⾸から開きどまりまでミシンの縫い⽬の⻑さを3mmくらいにして、返し縫いをせずに縫ってください この部分はあとで⽷を抜くので、上下どちらかの⽷の⾊を変えておくとほどきやすくなります。 この部分はあとでほどくので、ミシンの縫い⽬の⻑さを⻑くしてください。縫い代にアイロンをかけ左右に折ってください。
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あれば熱接着の両⾯テープをファスナーの表⾯に貼ってください。 裏を上にして⽣地を置いてください。 熱接着の両⾯テープのはくり紙をはがしてください。 縫い代の上に、裏を上にしたファスナーを置く。
アイロンで固定してください。
熱接着の両⾯テープが無い場合 なければ⼿縫いで2cmくらいの⼤きい縫い⽬でしつけ⽷でファスナーと、縫い代だけを開きどまりの所まで⼤雑把に縫ってください。
⽷きりハサミやリッパーで2番⽬に縫ったファスナーをつける部分の⽷をほどいてください。
ミシンの押さえをコンシールファスナー押さえに替えてください。 このコンシールファスナー押さえは⼀般的な家庭⽤ミシンであれば数百円で購⼊ができます。 最近は付属のものもあります。 お洋服を作る⼈は1つ持っておくと便利です
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※機種によって形は異なります
よ。 左側は軸から替えるタイプ、右は後のボタン押して押さえを交換するタイプ⽤ コンシールファスナー押さえはこのように裏側に溝が⼊っています。
この溝にファスナーのムシ(レール部分)を⼊れて縫うと、ファスナーのムシのそばギリギリを縫うことができます そして開きどまりまで縫ってください。
前後の胴体(⾒頃)を表が内側になるように重ねてください。 前後の肩と脇を縫ってください。
縫い代にアイロンをかけ左右に折って下さい。
スタンドカラーの縫いかた
えりを付けない場合、またはフラットカラーの場合はこのピンクの枠間の所は省略してくださ
い。
えりを表同⼠が内側になるように重ねてください。 1㎝幅で縫ってください。
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⾓は縫い代が重なって厚みがでるので、⾓の縫い代から2mm離れたところをきってください。 ⾓は折りたたんでひっくり返してください。
表にかえし端から5mmのところを縫ってください。
⾝頃にえりを重ね、5mmくらいの所を縫ってください。 えりの端はBNP(バックネックポイント)というしるしにあわせてください。
えりとえりくびにはそれぞれBNP,SNP,FNPという印があるので、対応した同じ場所を合わせて縫い合わせると綺麗に仕上がります。
⾒返しを表同⼠が内側になるように重ね、肩のところを縫ってください
えりの上に⾒返しを重ねてください。 えりの縫い代のカーブの所は切込みを忘れずに。 切込みを⼊れず⾒返しを裏が
えすと引きつった感じになります。 縫い⽬を切らないように気をつけてね。
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縫い代の⾓をきってください。 ⾓を折りたたむようにして表側に返してください。
えりをおこす。 ファスナーを裏へ折り返してください ファスナーを追った後⾒返しをかぶせてください。 えりの縫い⽬から5mmのところを縫ってください。
⼿縫いで⾒返しの端を縫ってください。
この型紙のそで⼭にはそでを⽴体にする為に余裕が⼊れられています。 そで⼭にギャザーを寄せると右側のように⽴体的なそでになります。
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表が内側になるように半分に折ってください。 1㎝幅で縫ってください
そでは表側が⾒えるようにひっくり返してください。 裏返したままの⾝頃の中にそでを⼊れてください。
脇→肩→印という順に待ち針を刺してください。 そでの⼭のギャザーの⽷を引っ張って⻑さを調整してください
⼿縫いで端から7mmくらいのところを縫ってください 縫ったら待ち針ははずしてください。 全部を⼿縫いで作る場合はここは省略してください
端から1cmの所を縫ってください。 縫い終わったら仕付け⽷ははずしてください
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試着してそでの⻑さを確認してください。 問題がない場合、アイロンでそで⼝を2cm裏へ折って下さい。
1.5cmの所を縫ってください。 袖の丈の調整は中に折る縫い代の幅を増減して調整してください
すそをアイロンで2cm裏側へ折ってください。 端から1.5cmのところを縫ってください。
アイロンで2cm裏へ折ってください。 すそをあげるときスカートのすそがカーブしていると、カーブの弧は内側と外側では⻑さが異なるので、折りあげた時端がだぶついてしまいます。すその縫い代の2倍の幅の所に印をつけてください。
熱接着の両⾯テープ フレアスカートのようなすそのカーブのきついデザインは左のようにすその縫い代がずれ
てねじれてしまいやすいです。 こういう場合は、熱接着の両⾯テープを使うと⽣地がずれません。
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印から5mmはなれたところに熱接着の両⾯テープを貼ってください。
アイロンで出来上がり線で折る。 そのまますそ上げをすると、 端の⽅ が出来上がりの⻑さより⻑いので、しわがよったり綺麗にすそ上げが出来ません。
このように⻑さの差がだぶつきになります。
すそから3〜5mmくらいの所に、ギャザーをよせてください。
下⽷(ミシンのボビン側の⽷)を引っ張りながら縮める。 均等に縮めながらアイロンを掛けるとこのように綺麗に落ち着きます。 ※カーブのきつい場合は多少ダブつきます。
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1.5cmの幅で縫ってください。 こうすると⽣地がねじれずにすそがあげられます。
えりの後ろのファスナーの上にカギホックを付けてください。 カギホックの⽳に針を通してください。 利き⼿で⽷を持ち、反対の⼿で針を固定してください。
針に1周⽷を引っかけて輪を作ってください。 ⽷を引っ張って輪を締める。 ⽷を親指で押さえて針を引き抜く。 これを繰り返す。 こうすると⼀針⼀針が強くなりますし、⼀か所⽷が切れてもすべての⽷がが抜けたりしなくなりますよ。 縫う数は決まりはありません。 1つの⽳に付き4〜8針程度で充分です。 太い⽷より細い⽷の⽅が強度が弱いので多めに縫ってください 仕上げに縫い代にしっかりアイロンをかけて完成です。 仕上げのアイロンはしわをのばすよりも、縫い代にしっかり折り⽬をつけることが重要です。
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フラットカラーの縫い方
後ファスナータイプは後中心にファスナーが付い
ています。
通常のえりのように、えりの後ろが繋がっている
とえりの所から開けません。
着替えが非常に大変になります。
そこでえりを後の中心で二つに分けると、ファス
ナーが上まで開き、着替えが楽になる訳です。
洋裁工房の型紙は、えり首とえりの位置合わせ
の印が型紙に書かれています。
BNP=バックネックポイント(後首の点)
SNP=サイドネックポイント(横の首の点)
FNP=フロントネックポイント(前の首の点)
形に混乱したら実際に型紙を体に当てて鏡で見
ると、簡単に解決したりします。
左のえり 右のえり
片方のえりを作るのに裏表1枚づつ必要ですか
ら
左右で合計4枚切り出してください。
えりの裏に隠れる方のえりにしつけ糸で印を付
けてください。
隠れる方か否か区別をするだけなので、完成時
に抜きとるので、玉止めなどはしなくてよいで
す。
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2枚のえりを内側が表になるように重ねてくださ
い。
後中心から途中までは通常通り均等にピンを
打ってください。
えりの先は3mm程、表に見える側のえりを内側
に入れてピンを刺してください。
(糸の印のない方を入れ込む)
しわが入らないように気を付けて外側を縫ってく
ださい。
上記のように表側のえりを少し中に入れ込む理
由は。
実際に人間が服を着たとき、えりは首周りにそっ
てカーブしています。
外側のカーブと内側のカーブ
では外側のほうが長く、内側
が短くなりますよね。
布を2枚重ねると、体のカー
ブに添わせると、内側の生地より外側の方が多
く長さが必要になります。
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よって、その不足分を補うために2~3mm表に
なるほう(外側の生地)を内側に入れ込んで、長
さを調節しているのです。
これをしないとえりが引きつってしまうので注意
が必要です。
表側に返して端から5mmの所を縫ってください。
印のある方へ折ってください。
すると折った時に布の厚み分ズレが生まれま
す。
折った時のずれをそのまま残して端から5mmの
所を縫ってください。
断面図
こうすると図のように見える側のえり(印がない
ほう)が膨らみますが、実際えりにつけた時に、
えりを折り返した時の布の厚みで相殺されて、え
りがすっきりします。
表に見える側(印がないほう)のえりを上にして
えりに重ねてください。
後中心は縫い代分開けておく。
後は上記のピンクのわくの下から同様に塗って
ください。
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いるもの
表生地、接着芯、コンシールファスナー56~60cm位 スプリングホック、生地にあった色の糸
おススメの生地
・ ポリエステルツイル
化繊なので綿ツイルに比べて軽いです。
しわになりにくいです
扱っているお店によって厚みや風合いがまったく違うので、通販で買い物する場合は必ずサンプルを取り寄せし
てください
初心者にも扱いやすい生地です。
・ 綿ツイル
ポリエステルツイルに比べ、柔らかいですが、出来上がった服を着て長い時間座ったりするとシワが入ります。
どこの手芸店でもだいたい手に入り扱いやすい生地で す
・ アムンゼン
柔らかくドレープ感のあるデザインに向いています。
化繊なので軽く、しわが入りにくいで す。
ポリエステルツイルより軽いです。
ややテロテロしているので裁断のとき少しずれやすいです。
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