レ・キャビノティエ - ラ・カラベル 1950...3 品要 ‒ 要約 ‒ 技術データ...
TRANSCRIPT
レ・キャビノティエ - ラ・カラベル 1950
2
商品概要–要約–技術データ
レ・キャビノティエ - ラ・カラベル 1950
- 1950年の「リファレンス4308」から着想したユニークピース- クロワゾネ・エナメルのダイヤルをアトリエ・アニタ・ポルシェが製作- 熟練職人による特別な技法を駆使したエナメル
波を切って進むカラベル船をポエティックに描いた「ラ・カラベル 1950」は、アトリエ・アニタ・ポルシェが製作したクロワゾネ・エナメルのダイヤルを特別にあしらったユニークピースです。このミニチュア芸術の傑作を直径39 mmの18K(4N)ピンクゴールドケースに収め、自社ムーブメントのキャリバー4400を搭載したユニークピースは、ヴァシュロン・コンスタンタンのヘリテージ・コレクションに属す1950年のモデルから想を得て作られました。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、「レ・キャビノティエ - ラ・カラベル 1950」とともに、歴史に残る偉大な冒険を成し遂げた船に乗り大陸から船出します。その船とはもちろんカラベル船。1487年に喜望峰に到達したバルトロメウ・ディアスや、その5年後にアメリカ大陸を発見したコロンブスなどが使っていたのが、中世に大西洋を初めて航行した船とされるこの帆船でした。しかしここでの冒険は、こうした勇猛果敢な船乗りたちの大航海を想起させるエナメル・ダイヤルを創りだすという、芸術的な意味での冒険を指します。ダイヤルの製作にあたり、今やエナメル工芸の手本になったアトリエ・アニタ・ポルシェの職人たちは、ヴァシュロン・コンスタンタンのヘリテージ・コレクションに属す1950年の貴重な逸品「リファレンス4308」を参考にして想を得ることができました。
古くから受け継がれる技法
このオリジナルモデルとまったく同じく、今回用いられたエナメル技法も、古代エジプトに起源を発し、ビザンティンの金細工によって広まったクロワゾネです。クロワゾネ・エナメルでは、エナメルを施す台の表面を絵柄の輪郭に沿って薄い金属のリボンや細い金線を固定して仕切りを作ります。絵柄の枠内をエナメルのパウダーで満たし、何度も炉で焼き上げてガラス質を生み出します。さまざまな色を使って色彩豊かになればなるほど、エナメルを施す回数も炉で焼き上げる回数も増すことになり、新たに焼き上げる度にそれまで行ってきた作業を台無しにするリスクが常につきまといます。工程の最後にエナメルのプレートは滑らかに研磨され、金線の“仕切り”と最終的なデザインが姿を現します設計にして、ムーブメントと完全に一体になるフォルムにデザインされています。ケースはまた、隙間のない構造になっているので、金属から金属へと相互に音が伝わり、音響をさらに増幅することができます。
航海の世界を称えて
このモデルでは、色彩豊かなエナメル・ダイヤルは、アプライドによるゴールド製のローマ数字とインデックスや、その上を移動するゴールド製のバトン型針の輝きによって一段と強調されています。そして大航海時代の偉業を称える仕上げのタッチは、エナメル・ダイヤルの表面に添えられた、北極星を表現したゴールド製の輝く星です。かつては、船乗りたちが洋上での位置を知るためのあらゆる重要な計算に、六分儀とこの北極星を利用していました。そうしたカラベル船の航海スタイルに合わせ、このモデルには振動数毎時2万8800回で時針と分針を駆動する手巻きの自社製ムーブメント、キャリバー4400が搭載されています。わずか2.8 mmというこの超薄型ムーブメントが、直径39 mmの18K(4N)ピンクゴールドケースに収められています。
3
商品概要–要約–技術データ
レ・キャビノティエ - ラ・カラベル 1950
要約ヴァシュロン・コンスタンタンは、「レ・キャビノティエ - ラ・カラベル 1950」とともに、歴史に残る偉大な冒険を成し遂げた船に乗り大陸から船出します。しかしここでの冒険は、こうした勇猛果敢な船乗りたちの大航海を想起させるエナメル・ダイヤルを創りだすという、芸術的な意味での冒険を指します。ダイヤルの製作にあたり、アトリエ・アニタ・ポルシェの職人たちは、ヴァシュロン・コンスタンタンのヘリテージ・コレクションに属す1950年の貴重な逸品「リファレンス4308」を参考にして想を得ることができました。このオリジナルモデルとまったく同じく、今回用いられたエナメル技法も、古代エジプトに起源を発するクロワゾネです。そして大航海時代の偉業を称える仕上げのタッチは、エナメル・ダイヤルの表面に添えられた、北極星を表現したゴールド製の輝く星です。かつては、船乗りたちが洋上での位置を知るためのあらゆる重要な計算に、六分儀とこの北極星を利用していました。そうしたカラベル船の航海スタイルに合わせ、このモデルには振動数毎時2万8800回で時針と分針を駆動する手巻きの自社製ムーブメント、キャリバー4400が搭載されています。わずか2.8 mmというこの超薄型ムーブメントが、直径39 mmの18K(4N)ピンクゴールドケースに収められています。
4
商品概要–要約–技術データ
レ・キャビノティエ - ラ・カラベル 1950
技術データレ・キャビノティエ・クロワゾネ・エナメル ラ・カラベル1950
リファレンス・ナンバー 1110C/000R-B612ジュネーブ・シール 取得キャリバー・ナンバー CAL. 4400 ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造駆動方式 機械式手巻きムーブメント・サイズ 直径28.6 MM × 厚さ2.8MMパワーリザーブ 約65時間振動数 4HZ(毎時2 万8800回振動)部品数 127石数 21表示 時、分ケース 18K(4N)ピンクゴールドケース・サイズ 直径39.0MM × 厚さ10.4MM文字盤 18Kゴールド、クロワゾネ・エナメルでカラベル船を描写 18Kゴールド製のローマ数字4個、ドット・インデックス8個ストラップ ボルドーのミシシッピ・アリゲーターレザー アリゲーターレザーのライナー 手縫いサドルステッチ、ラージ・スクエア・スケールクラスプ 18K(4N)ピンクゴールド製クラスプ ポリッシュ仕上げの半マルタ十字付属ボックスと レ・キャビノティエ・モデル アクセサリー ユニークピース時計裏面に《PIÈCE UNIQUE》と《LES CABINOTIERS》の文字を刻印
1755年に創業したヴァシュロン・コンスタンタンは、260年以上にわたり一度も時計づくりを中断したことがない、時計製造の分野で世界最古のマニュファクチュールです。何世代にも渡る名工たちによって培われた時計づくりの卓越した技術と洗練されたスタイルを途切れなく代々継承し、そこに根差す輝かしい遺産を守り続けてきました。
メゾンが創作する時計は、控えめで気品豊かなスタイルに高級時計の素晴らしい価値が体現されています。その一つ一つに、最高峰の職人技と仕上げを維持しながら、ヴァシュロン・コンスタンタンならではの技法や美意識が表現されています。
ヴァシュロン・コンスタンタンを代表するコレクション「パトリモニー」や「トラディショナル」、そして「メティエ・ダール」、「オーヴァーシーズ」、「フィフティーシックス」、「ヒストリーク」などでは、つねに比類ない伝統と革新の精神が一体になっています。さらにメゾンでは、時計に精通した顧客の方々の難しい要望に応え、“レ・キャビノティエ”部門を通じて特注によるユニークピースの提案も行っています。
#VacheronConstantin#OneOfNotMany