若者未来会議報告書 - ogawa€¦ · 内...
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若者未来会議報告書
~ 私たちからの提案 ~
令和元年 12月
小川町まち・ひと・しごと創生総合戦略若者未来会議
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1.若者未来会議について
小川町では、人口減少の緩やかな抑制や将来にわたる地域活性化を目指す目
的のもと、平成 27年度に「小川町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し
ました。この度、第1期総合戦略の計画期間が満了を迎えることから、本年度は
次の5年間の目標を定めた第2期総合戦略を策定しています。
第2期総合戦略の策定にあたり、小川町の未来に若者の声を反映していきた
いという町の思いに応え、私たちは「小川町まち・ひと・しごと創生総合戦略若
者未来会議」に参加させていただき、町をより良くするためのアイデアの提案を
目指して意見交換を行って参りました。メンバーは、平成 31年成人式実行委員
会から選出した若者4名、町外から通学する小川高校生3名、町内在住の高校生
3名(小川高校生以外)の合計 10名から構成しています。以下、会議の開催内
容や成果についてまとめましたので、ここに報告書として提案いたします。
2.メンバー(敬称略)
■平成31年成人式実行委員会
森も り
将馬し ょ う ま
(代表) 酒井さ か い
花歩か ほ
藤ノ木ふ じ の き
一樹か ず き
山口やまぐち
真由ま ゆ
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■町外在住の小川高校生
櫻井さ く ら い
雪乃ゆ き の
吉田よ し だ
実生ま う
五月女さ お と め
梨瑠り る
■町内在住で他自治体に通う高校生
船津ふ な つ
友希と も き
新井あ ら い
孔央こ お
馬場ば ば
皓太こ う た
3.開催内容
① 第1回若者未来会議
日 時:令和元年8月 11日(日) 午前 10時~正午
会 場:リリックおがわ 講座室2
参加人数:8名
内 容:⑴ 趣旨説明及びこれまでの取組についての報告
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⑵ 若者未来会議の進め方及びスケジュール等の説明
⑶ 小川町観光パンフレット製作に係る協力について
※ 次回以降の会議において、下記の検討テーマに沿った意見交換を行う
こととなりました。
【検討テーマ】 『心にささるシティプロモーションを考える』
~もしも私がおがわまちの観光大使だとしたら~
【ターゲット】 20代~40代の比較的若い世代
※ 小川町観光協会からの依頼を受け、新たな観光パンフレットの製作に
向けて、若者未来会議メンバーによる観光スポットの選定・訪問を行い、
メンバーの写真やコメントの掲載を通して、若者の心に響くパンフレッ
トとなるよう協力を行うこととなりました。第1回会議では、観光スポッ
トの選定を行いました。
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② 第2回若者未来会議
日 時:令和元年9月 15日(日) 午前 10時~正午
会 場:リリックおがわ 講座室2
参加人数:8名
内 容:検討テーマに対するアイデア出し(ブレスト)
※ 検討テーマに対し、以下の3点についてブレインストーミング形式に
よるアイデア出しを行いました。
・小川町の良いところ
・小川町の残念なところ→未来に期待したいこと
・周知・PR・宣伝方法
※ 会議後、小川町観光パンフレット製作に係る協力を行いました(参加人
数:6名)。第1回会議にて写真撮影の候補地として選定した中から、「リ
ュウグウダイナー(昼食)」、「吉田家住宅」、「旧下里分校(分校カフェM
OZART)」の3か所に行き、写真撮影及び一言コメントの記入を行い
ました。
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③ 第3回若者未来会議
日 時:令和元年 10月5日(土) 午前 10時~正午
会 場:リリックおがわ 講座室2
参加人数:8名
内 容:⑴ 検討テーマに対するアイデア出し(ブレスト)及び
アイデアの整理(KJ法)
⑵ 具体的プロモーション及び事業提案の協議
※ 第2回会議に引き続き、検討テーマに対する更なるアイデア出しを行
いながら、KJ法によるアイデア整理を行いました。
※ 2班に分かれ、下記についてアイデアを出し合い、まとめたうえで発表
を行いました。
・小川町の良いところに対する効果的な周知・PR・宣伝方法
・小川町の残念なところに対する具体的改善策及び事業提案
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④ 第4回若者未来会議
日 時:令和元年 11月 24日(日) 午前 10時~正午
会 場:リリックおがわ 講座室4
参加人数:6名
内 容:⑴ 提案内容の確認・まとめ
⑵ 感想発表
※ 第3回会議で発表したアイデアをまとめた報告書(案)について、確認・
修正を行いました。
※ 最終回となるため、若者未来会議全体を通しての感想発表を行いました。
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4.成果
⑴ 現状の把握
小川町は、山々に囲まれた自然豊かなまちであり、ユネスコ無形文化遺産に
登録された細川紙手漉き和紙技術などの伝統や歴史・文化、有機農業の取組
のほか、七夕まつりをはじめとした様々なイベントなど、多くの地域資源が
あるまちです。池袋まで約 60km圏内であること、嵐山小川インターチェン
ジがあることなどから、都内へのアクセスが良い立地と言えます。しかしな
がら、町の人口は減少傾向にあり、平成 31 年3月には 30,000 人を下回るこ
ととなりました。また、高齢化率の上昇や出生数の減少、進学や就職による
若者の転出により、若い世代が減少しています。
⑵ 私たちなりの分析
若者未来会議には、小川町で生まれ育ち、現在は町外へ通学している人、小
川町外に住んでいて小川町へ通学してきている人など、様々なメンバーが在
籍しています。意見交換を行うにあたり、それぞれの視点から、日頃、感じ
ている小川町の良いところ、残念なところ(未来に期待したいこと)などに
ついて意見を出し合いました。
まず、小川町の良いところとして挙がったのは、豊かな自然が身近にあり、
四季折々の景色が楽しめるという点です。豊かな土壌を活かした有機農業が
盛んであり、地元農産物を活用した給食が美味しかったことをよく覚えてい
るという話がありました。和紙などの特産品や歴史的建造物、旧下里分校な
どの趣ある風景、七夕まつりなど、地域資源についても数多く挙がりました。
また、池袋まで電車に乗って1時間強で行けることから便利であるという
意見のほか、ホンダ小川エンジン工場の稼働による雇用の拡大や、狭山工場
の生産機能が寄居町へ集約されることは、小川町にとってのチャンスである
と考えます。
続いて、小川町の残念なところ(未来に期待したいこと)について話し合
ったところ、若者が行きたいと思うような店や場所が少ないことについて、
非常に多くの声が挙がりました。スーパーやコンビニはあるけれど、帰り道
に友人と寄れるような場所が無いため、遊ぶとなると他の町へ出ることが多
いのが現状となっています。新しい飲食店等がオープンしていても、それを
知る情報源が少ない、知っていても入りづらい雰囲気がある、という声もあ
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りました。駅前がシャッター通りとなっていること、空き家が増えているこ
とから、にぎわいが失われつつあると感じている人がほとんどでした。
また、良いところとして挙がった要素であっても、別の視点で見ると残念
に感じる部分もありました。例えば、地域資源においては数多くの魅力的な
素材があるものの、若者にまで情報が伝わっていない、和紙は有名だが若者
にとってはあまり興味のある分野ではない、スポットが点在しているため行
き来がしづらいという意見があったほか、交通面においては電車やバスの本
数が少なく、最終運行時間が早いことから不便であるという意見がありまし
た。
⑶ 見えてきた課題
小川町には、豊かな自然や有機農業、和紙など、町内外に誇れる地域資源が
数多くあります。最近では、移住者の方が空き店舗等を活用した飲食店をオ
ープンしたり、小川オーガニックフェスなどの新たなイベントが開催される
など、様々な取組が盛んに行われています。しかしながら、そういった情報
が若者まで届いておらず、また、届いていたとしても若者の心に伝わってい
ないため、小川町の魅力が知られていないということが大きな課題だと考え
ます。まとまった情報が得られる総合的なツールがなく、それぞれが個別に
PRを行っているため、個々に情報を調べなくてはならないということも一
因と言えます。
加えて、駅前通りを中心に町内の活気が低下していることも課題のひとつ
です。駅前がシャッター通りとなっていることから、自宅から駅まで、ある
いは駅から学校までの往復に終始しており、駅前の静けさに一層拍車をかけ
ています。合わせて、公共交通による移動可能な範囲が狭く、町内に点在し
ている魅力的なスポットへのアクセスがしづらいこと、昼夜間人口比率が低
いため、町外への消費流出が相当程度予想されることなども、町の活力低下
へ大きな影響を及ぼしていると考えます。
また、高齢化が進行する中、地域に高齢者が増えていることは肌で感じて
いるものの、若者が高齢者とのつながりを意識することはあまりありません。
そういった機会や場がないことが、高齢者に対する意識の希薄化を一層強め
ていると考えます。
⑷ 成果・提案
これまでの分析等に基づき、小川町の良いところを効果的にPRするため
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の方策及び小川町の未来に期待したいことに対する事業提案について、若者
未来会議にて協議した結果、次のとおり提案します。
なお、シティプロモーションに関する提案のほか、様々な意見交換の中で
まとまった事業提案がございますので、合わせてご報告します。
◆シティプロモーションについて
総合的なシティプロモーションの実施
① 観光、農業、移住等、様々な分野でPR活動を行っていますが、総合的
なシティプロモーションとして、それぞれが一体となったPR活動を進め
ていくべきだと考えます。ただし、どの分野にも力を入れて平均点を目指
していく方法では、何を伝えたいのか焦点が定まらず、効果的なPRには
ならないことが予想されるため、コンセプトを明確にするべきです。コン
セプトを一言で表すキャッチコピーがあると、情報の受け手にもイメージ
が伝わりやすくなると思います。町のみで考えるのではなく、町民等への
公募なども考えてみてはいかがでしょうか。
② SNSやYouTube、ラジオなど、活用できる情報媒体はフルに活
用するべきです。合わせて、電車内での観光アナウンスの放送や、小川町
駅寄居方面行きホームでのPR、動画やマップ情報にアクセス可能なQR
コードを掲載したパンフレット等も効果があると考えます。ただし、闇雲
に活用するのではなく、より効率的にPRするため、伝えたい内容に合わ
せたターゲティング(年齢、性別、職業、国籍等)を行ったうえで、その
都度、ふさわしいPR手段を選ぶ必要があります。何より、若者自身によ
る情報発信が最も同世代の心にささるものとなるはずです。我々、若者未
来会議のメンバーはもとより、様々な映像作品を制作して発信している小
川高校の放送部なども、立派なインフルエンサーとなり得ると思います。
③ シティプロモーションを行うからには、同時に受入体制の整備が必要と
なります。PRが成功して来訪者が急増したとしても、インバウンドに対
応した看板や案内、周遊ルートの整備等の受入体制が整っていなければ、
逆に評判を落とすことにつながります。一方で、来訪者の期待値を上げす
ぎないよう、小川町の残念なところを売っていくのも一つの方法だと思い
ます。
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駅前の空き店舗を活用した観光案内施設の整備
① 駅前はシャッター通りとなっており、空き店舗が多く存在します。そこ
で、それらの空き店舗を有効活用し、初めて小川町を訪れた方が簡単に情
報を入手でき、駅前から更に足を伸ばしてもらえるよう、駅前での情報案
内を充実させることができる施設を整備するべきです。
② 駅前の好立地を活かし、カフェ等を併設することにより、電車やバスの
待ち時間を利用した集客を見込め、効果が増すと考えます。例えば、地元
野菜の販売や、地域食材を活用した飲食物の提供、自然豊かな小川町をド
ローンで撮影した映像を流すほか、コースターなど随所に和紙製品を活用
することにより、小川町のPRを図ることができます。
③ 町の魅力を伝えるためには、営業活動が重要となります。配架されてい
るパンフレットは、来訪者が手に取らなければ情報を伝えることができま
せん。スタッフが積極的にコミュニケーションを取り、来訪者に合わせた
情報提供や宣伝を行うことで、更なる満足度の向上につながると考えます。
「ひとが宣伝するまち」としてPRしていくのも良いと思います。
◆事業提案について
遊休地の有効活用
① 町内には、活用されず生産性がゼロの未利用地が多く存在するため、非
常に“もったいない”と感じます。これらの遊休地の有効活用を図るべき
です。具体的には、今後、廃校になると予想される学校跡地等も視野に入
れ、若者の集積が見込める大学や専門学校、企業の研修施設等の誘致を提
案します。小川町は、既に有機農業のまちとして全国的な認知度があるた
め、農業系の分野の誘致が図れれば更に効果的だと考えます。遊休地を農
地として活用することも検討に値するのではないでしょうか。このような
取組も、立派に関係人口の増加につながるはずです。
② ホンダ狭山工場の移転集約は、小川町への移住者増につながる大きな出
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来事だと言えます。職場に近い場所に住まいを求める人への支援として、
遊休地を活用した住宅用地や買い物環境の整備、補助制度の創設を行うほ
か、関連企業の誘致などに積極的に取り組むべきです。
クリエイターに向けた支援
小川町移住サポートセンターを活用した移住者の中には、毎年1割以上
の割合でクリエイター系の仕事に就いている方がいることから、クリエイ
ターに特化した補助をすることによって、より一層移住・定住の促進が図
られるのではないかと考えます。例えば、和紙作品の作家であれば、素材
となる和紙について補助などを行い、クリエイターにやさしい町としてP
Rしていくのも一つの方法だと思います。
◆その他
若者未来会議では、特定のジャンルに絞ることなく幅広な協議・意見交換を行
ったため、上記に掲げた提案以外にも実に様々なアイデアが出されました。以下
に、その一部を紹介します。
・駅前通りの空き店舗等を活用した若者が訪れたいと思う場所づくり
(若者が気軽に入れる雰囲気の飲食店やショッピングスポット等)
・既存店舗に対する販売促進活動や改修、事業承継への支援
(昔ながらの店舗が元気に営業し続けられる支援を)
・若者と高齢者が交流し、つながりが持てる仕組みづくり
(老人ホーム訪問、農業体験等を通じた交流の場の創出)
・若者が町内で起業する際のスタートアップを超手厚く支援
(大企業とは違うベンチャーの可能性は若者には魅力的)
・人手不足を解消し、働き手を確保するための大胆な移民受入政策
(グローバルな小川町への第一歩、日本人に拘る理由は無い)
・小川町らしく「尖がった」「突き抜けた」取組を積極的に推進
(「〇〇なら何処にも負けない」は最大の武器になる) など
いずれも深い議論には至らなかったため、紹介のみといたします。
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5.感想(敬称略)
■森 将馬
今回、若者未来会議という形で声をかけていただいて、貴重な経験をたくさん
させていただきました。初めは、町からの依頼ということで少し力んでいた部分
がありましたが、友達と日頃話しているようなことを率直に意見することが求
められ、尚且つそれが平等に評価される会議だったので、僕を含む前年度成人式
実行委員を始め、高校生の皆さんも躊躇なく自分の考えを発することができた
と思います。そして、この会議を通して小川町の魅力を再確認できた人も多いと
思います。
また、大人の考える小川町の認識や魅力、欠点と、僕らの思うものには少なか
らずギャップがあるということも、若者未来会議、推進会議に出席して感じまし
た。今回は、第2期総合戦略の策定時期だったこともあり若者未来会議が発足さ
れましたが、このような形の会議はメンバーを変えて定期的にやるべきだと思
います。このギャップを各世代が認識すること自体に意味があると思いますし、
若者目線の新しい意見を大人の方に聞いていただけるような場があることは、
高校生やおがわ学を学び始めるもっと下の年代にとって魅力になると思います。
今年度の若者未来会議での活動は終わりますが、これからも1人の小川町フ
ァンとして、なんらかの形で地域と関われていけたらと思います。
■酒井 花歩
今回、若者未来会議に参加させていただき、小川町のことをより深く知ること
ができました。
数少ない参加ではありましたが、20 年住み続けている小川町について、地元
の同級生や高校生と話し合い、考えを共有できたのはとても新鮮な経験でした。
小川町の美味しいお店や観光スポットは新しく知った所もあり、小川町につ
いて新しい発見ができたことで、より地元愛が強くなりました。
今回の経験を踏まえ、小川町について、もっと常に関心を持ちながら暮らして
いこうと思いました。
■藤ノ木 一樹
今まで、小川町について真剣に考える機会がなかったので、知らないことばか
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りで毎回の会議がとても楽しみでした。
さらに、大学生と高校生という異なる世代の人たちが集まって会議をするこ
とで、考え方や価値観の違いなど、それぞれ個性的な意見が多く、私にとっても
非常に有意義な時間となりました。
非常に短い期間ではありましたが、若者未来会議に参加をする機会をいただ
けたことに心から感謝したいと思います。私たちが議論・提案いたしました内容
が小川町の活性化のお力に少しでも貢献することができたのであれば、大変嬉
しく思います。
最後に、若者未来会議の運営に尽力いただきました政策推進課の皆様、その他
の関係者の皆様、誠にありがとうございました。
■山口 真由
自分たちの世代のアイデアが、自分の住んでいる町で本当に実現できたとし
たら、本当にすごいことで嬉しいなぁと希望を抱きながら参加させていただく
ことができた、楽しく有意義な会議でした!
今回のパンフレットやアイデアが、小川町の明るい未来につながり、住民や他
の地域からお越しになる方が少しでも小川町に愛着をもっていただき、魅力や
紹介ができる町にしたいと強く思いました!
■櫻井 雪乃
若者未来会議に参加して、役場の方、大学生の方、高校生の方とたくさん関わ
ることができました。今までは、町に関わることがあっても1回で終わってしま
うことが多く、何回もというのはありませんでした。でも今回のこの会議では、
小川町について改めて考え、知ることができたと思います。
町の良いところ・残念なところ(未来に期待したいところ)・周知、PR方法の
話し合いは、話し合いをしているうちに新しい意見が出たりと、とても楽しくで
きました。自分たちで話し合って出た意見が、観光パンフレットとなって形にな
るのはすごく嬉しいです。
この会議に参加できて、本当に良かったと思いました。
■吉田 実生
高校生と大学生が町について考える、という活動に参加でき、とても良かった
です。
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地元民と外部民との違いなどが分かったり、あまり聞けない大学生の意見も
聞けたり滅多に経験できないことをさせていただきました。こういう機会があ
るのって大事だなと思いました。
■五月女 梨瑠
若者未来会議に参加する前は、小川町の未来に関わるかもしれない大切な会
議に参加しても大丈夫だろうかと思っていました。ですが、参加してみて、小川
町の今やこれからについての現状を知って話し合い、様々な課題について考え、
普通ならできない経験をすることができました。
このような貴重な会議に参加する機会をいただき、本当にありがとうござい
ました。
■船津 友希
今回、若者未来会議に参加して、小川町をより多くの人に知ってもらうために、
自分では考えないようなことを皆さんと共有し合いながら話し合いができたこ
とはとても貴重な体験でした。
高齢者が増えていく小川町を自分たちのような若い世代が支えていくために、
1人の小川町民として今回の会議に参加出来たことを誇りに思います。
■新井 孔央
この会議では、自分達で一つの町のことを考えるという貴重な体験をするこ
とができました。普段はあまり町内にいることが少なく、小川町に対する知識は
少なかったのですが、これを通して知ることも多く良い機会になりました。また、
自分と違う立場の方々と意見を交換することで、自分では思いつかないような
視点も知れてとても楽しかったです。
またこのような機会があれば是非参加してみたいです。ありがとうございま
した!
■馬場 皓太
今回は、大人を交えた行政に関わる会議という、高校では経験できないような
事に参加させていただけてとても為になりました。町外高校の高校生や小川高
校生、平成 31年成人式実行委員会の方々と多様な顔ぶれの中、自分の意見を発
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し、皆さんの意見を聞き、ひとつの意見を出すことが出来たのでやり甲斐を感じ
ました。今回の会議は微力ながら小川町をより良い町にしていけるものだった
と思います。
また、僕が参加した3回の会議で、知らなかった小川町の良さに気づくことが
出来ました。知れば知るほど興味深いものばかりでした。
最後に、この会議はまた次の計画を立てる時にもぜひとも参加させていただ
きたいと思いました。今回で終わるのはとても勿体ないので、存続させていただ
きたいです。
貴重な経験をありがとうございました。
6.おわりに
若者未来会議では、「心にささるシティプロモーションを考える」をテーマに、
小川町の良いところやそうでないところ、どのようなPRをすれば効果的かな
どの意見を率直に出し合い、若い世代が訪れたくなる小川町をイメージして意
見交換を重ねて参りました。それぞれが小川町の未来を思いながらまとめあげ
たこの提案が実を結び、若者にとって魅力ある小川町となるよう心から願って
います。