超大型貨物輸送の各種手続きに関する手引き

2015年4月1日

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目 次

１．超大型貨物輸送における各種手続きについて（基本ルート）

２．海上輸送を伴う超大型貨物輸送における各種手続きについて（代替ルート）

３．超大型貨物輸送における各種手続きと窓口

（ⅰ） 岸壁利用許可について

（ⅱ） 特殊車両通行許可について

（ⅲ） 制限外積載等許可について

（ⅳ） 中部国際空港道路特殊車両通行承認について

４．空港島内施設について

①岸壁

②，③市道＆総合物流地区の地区内道路＆空港会社管理の道路

④，⑤空港会社管理の道路・制限エリア

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１．超大型貨物輸送における各種手続きについて（基本ルート）

道路特殊車両通行

承認 【空港会社】

Ａ

Ｂ

基本ルート：陸上輸送の場合

Ｃ

中部国際空港連絡道路

特殊車両通行許可

【常滑市】

特殊車両通行許可

【愛知県道路公社】

A～B：制限外積載

等許可【警察】

Eゲート幅：6m、

高さ制限なし

3

１．超大型貨物輸送における各種手続きについて（基本ルート）

道路特殊車両通行

承認 【空港会社】

岸壁利用許可

【愛知県衣浦港務所】

②

①

基本ルート：海上輸送の場合

③

特殊車両通行許可

【常滑市】

②：制限外積載等

許可【警察】

Eゲート幅：6m、

高さ制限なし

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２．海上輸送を伴う超大型貨物における各種手続き（代替ルート）

道路特殊車両通行

承認 【空港会社】

特殊車両通行許可

【常滑市】

②

③

①

②，③：制限外積載

等許可【警察】

岸壁利用許可

【愛知県衣浦港務所】

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３．超大型貨物輸送における各種手続きの窓口

通行ルート

エリア／道路名

手続き１ 手続き２

海上

輸送

陸上

輸送

必要な手続き

手続き・お問合せ

窓口

備考

必要な手続

き

手続き・お

問合せ窓口

備考

① 岸壁

岸壁利用許可

（ⅰ）

愛知県衣浦港務所総

務課港営・振興グ

ループ

0569-21-2454

NACCS掲示板

http://www.naccsc

enter.com/

Ａ

中部国際空港連

絡道路（連絡

橋）

特殊車両通行

許可 （ⅱ）

愛知県道路公社

知多有料道路事務所

0569-21-2721

他の国道・県道を

合わせて通行する

場合は、国道・県

道のいずれかの道

路管理者へ申請

（臨港道路につい

ては常滑市へ個別

申請）

制限外積載

等許可

（必要に応

じて）

（ⅲ）

中部空港警

察署交通係

0569-38-

0110

基本的には

出発地の管

轄署にて申

請

常滑市建設部土木課

0569-47-6120② Ｂ

常滑市道、

総合物流地区の

地区内道路、臨

港道路

③ Ｃ

中部国際空港道

路（空港会社管

理の道路）

中部国際空港

道路特殊車両

通行承認

（ⅳ）

中部国際空港施設

サービス㈱

施設部

土木グループ

0569-38-7103

制限外積載

等許可

（必要に応

じて）

（ⅲ）

中部空港警

察署交通係

0569-38-

0110

一部、道路

交通法適用

道路があり

ます

※その他、超大型貨物輸送全般に関するお問合せ先

中部国際空港㈱ 営業推進本部 航空営業部 貨物営業グループ 0569-38-7226

※制限エリアに立ち入りには、別途手続きが必要となります。

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（ⅰ）岸壁利用許可について

（１） 申請

NACCSの利用で電子申請が可能

書類サンプル：右図（電子申請の場合）

電子申請は https://www.naccscenter.com/ 参照

（２） 申請から許可までの期間

通常２週間程度

（３） 使用料

岸壁利用に関する使用料：￥7.00/ｔ･24h

（24時間で、内航船舶１ｔあたり7.00円）

例えば、80tの貨物輸送に、199型鋼船、

又は499型鋼船が利用された場合、

￥7.00/ｔ･24h × 199ｔ＝ ￥1,393

￥7.00/ｔ･24h × 499ｔ＝ ￥3,493 と

なります。

（４） 窓口

愛知県衣浦港務所総務課港営・振興グループ

0569-21-2454

係 留 施 設 利 用 許 可 申 請 書

年 月 日

愛知県知事 殿

申請者 住 所

氏 名 印

法人の場合は、その名称、主たる

事務所の所在地及び代表者の氏名

船長氏名

【 外航・内航 】

申請者コード

船名

ＩＭＯ番号（又は船舶番号・漁船登録番号）

船種 【貨物船・コンテナ船・貨客船・客船・油槽船・漁船・その他】／【汽船・機船・機帆船・その他】

国籍

船籍港

総トン数

国際総トン数

重量トン数

全長

船

舶

基

本

情

報

連 絡

方 法

呼出符号（信号符字）

船舶電話番号、インマルサット電話番号、ＦＡＸ番号その他連絡方法

船主名（所有者名）・住所・電話番号又はＦＡＸ番号 （コード）

（名前）

（住所）

（電話番号又はＦＡＸ番号）

運航者名・住所・電話番号又はＦＡＸ番号（運航者と船舶賃借人が異なる場合は、船舶賃借人名・住所・電話番号又はＦＡＸ番号を併記すること。）

（名前） （コード）

（住所）

（電話番号又はＦＡＸ番号）

代理人（店）名・住所・電話番号又はＦＡＸ番号 （コード）

（名前）

（住所）

船

主

等

情

報

（電話番号又はＦＡＸ番号）

入港予定港名

入港予定日時

月 日 時 分

停泊目的

希望びよう泊場所

びよう泊予定期間

月 日 時 分から

月 日 時 分まで

係留施設（希望船席）名称・場所

（コード）

着岸（予定）日時

月 日 時 分

離岸（予定）日時

月 日 時 分

移動前停泊場所

移動後停泊場所

移動理由

移動予定日時

月 日 時 分

移動後停泊予定期間

月 日 時 分から

月 日 時 分まで

入

港

情

報

運航区分

【 入港・移動 】

着岸

げん

舷側

【 左

げん

舷・右

げん

舷 】

（被）接

げん

舷船名

最大喫水（入港から出港まで）

（ｍ）

航路名

【 優先指定・定期・不定期 】

仕出港

前港

次港

仕向港

航

海

情

報

特定海域の入域の位置及び入域の予定時刻

（入域位置）【東京湾・伊勢湾・紀伊水道・豊後水道・関門海峡】（予定日時） 月 日 時 分

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（ⅱ）特殊車両通行許可について

（１） 申請

書類サンプル：右図

（２） 申請から許可までの期間

通常２週間程度

（３） 申請手数料

○陸上輸送ルート（中部国際空港連絡道路を通行）の場合

通行する経路が2つ以上の道路管理者の管理する

道路に跨る場合は、手数料必要

手数料＝申請車両台数×該当経路数（往復の場合は

２経路とする）×￥200

○海上輸送ルート（特殊車両の通行が空港島内のみ）の場合

常滑市への申請手数料＝必要な許可証の部数 × ￥200

（常滑市以外への申請は不可）

（４） 窓口

○陸上輸送ルート

※連絡橋（中部国際空港連絡道路）を通行する場合は、

通行する道路の管理者のうち国・県・政令指定市の

いずれかの道路管理者への申請のみで良い。（常滑市

へ申請できません。）

愛知県道路公社 知多有料道路事務所 0569-21-2721

○海上輸送ルート

（臨港道路→常滑市道）

（臨港道路→常滑市道→総合物流地区の地区内道路）

常滑市建設部土木課 0569-47-6120

年 月 日

年 月 日 ―

年 月 日

他 台

㎝ ㎝ ㎝

他 台

年 月 日

申請書（新規）

〒

運行終了日

平成

平成

TEL

TEL

住所

会社名・氏名

自：

最小回転半径 最大軸重

㎝

事業区分

高さ幅 長さ

積載貨物

品名

長さ

軸種数

　

㎝

総重量

　

通行経路数 変更事由車両台数

号

　 平成 　

最大輪荷重

㎝

最小隣接軸距 隣接軸重

㎏

最遠軸距

㎏

代表者名

車名及び型式車両番号

担当者名

cm ㎝ ㎏

幅 高さ

通行区分

㎝ ㎏

車

両

諸

元

新規時

前回

①片道　　２往復 通行経路数

年月日 許可番号

更新又は変更経緯

申請内容

４．通行条件等に関し、道路管理者等から措置命令を受けた場合には、それに従わなければならない。

日至：

許可証

認定証 第

３．通行に際し、本証に記載されている通行条件、通行経路等は厳守しなければならない。

許可証

認定書 月年

の有効期間

運行開始日

車種区分

平成

　　　　特殊車両通行

５．本証に記載されている車両諸元、通行経路等に変更があった場合には、道路管理者に変更の申請を行い、

　許可を得なければならない。

［Ⅱ］不服申し立て又は処分の取消しの訴え

認定

する。但し、別紙の条件に従うこと。

［Ⅰ］許可証又は認定書（以下「本証」という。）の取扱上の注意事項

　この特殊車両通行許可又は認定について不服があるときは、行政不服審査法の定めるところにより、本証を受け

取った日の翌日から起算して６０日以内に　　　　　　に、審査請求又は異議申し立てをすることができる

（なお、本証を受け取った日の翌日から起算して６０日以内であっても、処分の日から１年経過すると審査請求又

は異議申し立てをすることができなくなる。）。また、行政事件訴訟法の定めるところにより、本証を受け取った

日（当該処分につき、審査請求又は異議申し立てした場合においては、それぞれ、これに対する裁決又は決定の送

達を受けた日）の翌日から起算して６ヶ月以内に、　　　　　　を被告として（訴訟において　　　　　　を代表

とするものは　　　　　　　となる。）、処分の取消しの訴えを提起することができる（なお、本証を受け取った

日又は裁決若しくは決定の送達を受けた日の翌日から起算して６ヶ月以内でも、処分の日又は裁決若しくは決定の

日から１年を経過すると処分の取消しの訴えを提起することができなくなる。）。

１．本証の交付受けた者は、通行中本証を当該車両に備え付けなければならない。

２．本証は、本証に記載された車両以外の車両には使用することはできない。

道路管理者

上記の通り

　

　

特殊車両通行

許可

年 月 日

　

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（ⅲ）制限外積載等許可について（必要に応じて）

（１） 申請

書類サンプル：右図

申請書： 出発地を管轄する警察署の交通課

窓口に２通を提出する。

必要書類：

・申請内容の詳細が判る運行経路図

・積載物件の構造図など

（提出する申請書各通に必要）

※積載方法や車両の大きさ等により、この許可

のほかに道路管理者の許可が必要な場合が

ある。

（２） 申請から許可までの期間

通常３日間程度（行政庁の休日を除く）

目的地が県外の場合は、交付までに１～２週

間要するときがあるので、早めの申請が必要

（３） 料金

￥０

（４） 窓口

※基本的には出発地の管轄署にて申請

中部空港警察署交通係 0569-38-0110

http://www.pref.aichi.jp/police/tetsuzuki/koutsu/kisei.html#seigen 参照

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（ⅳ）中部国際空港道路特殊車両通行承認について

（１） 申請

書類サンプル：右図

一部、メールでの申請を受付中

詳細は窓口までご連絡ください。

以下URLより、申請書等のダウン

ロードが可能です。

（２） 申請から許可までの期間

通常１週間程度

（３） 使用料

￥０

（４） 窓口

中部国際空港施設サービス㈱

施設部土木グループ

0659-38-7103

http://www.cjiac.co.jp/koukai/roadhttp://www.cjiac.co.jp/koukai/roadhttp://www.cjiac.co.jp/koukai/roadhttp://www.cjiac.co.jp/koukai/road

/roadshinsei.html/roadshinsei.html/roadshinsei.html/roadshinsei.html

CJN01-02-様式01（120901）

中部国際空港株式会社

道路管理責任者 殿

　１ 片道 ２ 往復

㎝ ㎝ ㎝ ㎏ ㎏

㎝ ㎝ ㎝ ㎏ ㎏

㎝ ㎝ ㎝ ㎝ ㎝ ㎝ ｋｇ

中空グ（施）第 号

年 月 日

申請のとおり承認する。ただし、別紙の条件に従うこと。

年 月 日 中部国際空港株式会社

年 月 日 道路管理責任者　　　印

申

請

者

記

入

欄

積

載

貨

物

品　名

通行終了年月日

車 体 の 形 状

車

両

諸

元

幅 高　さ

幅 高　さ

隣接軸重

長　さ

経路

経路数

最小回転半径 最大輪荷重

新規時

年月日

承認

番号

特　殊　車　両　通　行　承　認　申　請　書

　　年　　　月　　　日

住 所

会 社 名

至　　

承認書の

有効期間

車両

台数

運行経路

特　殊　車　両　通　行　承　認　書　　　　　　　　　

通行区分

最小隣接軸距

連絡先TEL

前回

長　さ

自　　

車 両 型 式

（ 車 検 証 記 載 ）

高　さ 長　さ

容　　　積　（寸　法）

最遠軸距

通行開始年月日

代 表 者

更新又は変更経路

担 当 者

幅

別紙（様式04）のとおり

通行

経路数

その他

貨物積載時の車両諸元

重　量

総重量 最大軸重

車 両 登 録 番 号

印印

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４．空港島内施設について

車両通行帯：W=3.25m

車道有効幅員：W=7.95m

岸壁100m、水深5.5m

使用料：7.00円/ｔ･日

耐荷重：2t/m2

ビット：５本

荷捌地／野積場：5t/m2

◎岸壁が整備されており、安全に陸揚げ・船積

み可能（重量・機材等に応じて養生必要）

◎海上ｸﾚｰﾝを利用しての陸揚げ・船積

みも可能

◆臨時駐車場手前のコーナーは幅員が狭

く、車両手配などの調整が必要

◆市道の通行時間は基本的に21:00～

6:00に限定

Ｂ７８７

輸送道路海上アクセス通路

高さ：6.5m

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待機場所

①岸壁

野積場：7,600m2

使用料：4.89円/m2

･日

耐荷重：5t/m2

荷捌地：3,000m2

使用料：4.89円/m2

･日

耐荷重：5t/m2

現在使用中

荷捌地：6,200m2

耐荷重：5t/m2

大型貨物の待機場所（輸出時）

・愛知県港湾施設である「荷捌地」、あるいは「野積場」を利用することが可能

クレーン利用時の養生

・鉄板を敷き、荷重を分散して対応（耐荷重：2t/m2

）

重量物を取扱う場合は、衣浦港務所と事前調整が必要

・クレーンのアームの高さ制限は東京湾平均海面(TP)を基準として48.7m、

但し36mを超える場合は空港会社と事前調整が必要

岸壁100m×15m

水深5.5m

使用料：7.00円/ｔ･日

耐荷重：2t/m2

ビット：５本

愛知県衣浦港務所総務課港営・振興グループ 0569-21-2454

※制限高さ照会：中部国際空港㈱ 空港運用本部 空港運用部 飛行場運用グループ 0569-38-7555

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②市道＆総合物流地区の地区内道路

市道の通行 （通行時間：基本的に21:00～6:00）

・臨港道路との接合部を含めて、基本的には養生は不要

・重量については、軸重の制限に対応した車両の手配が可能

（※軸重の制限は25ｔ以下）

常滑市建設部土木課 0569-47-6120

車両通行帯：W=3.25m

車道有効幅員：W=10.6m

海上アクセス通路：H=6.5m

電話線：H=5.60m

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③市道＆空港会社管理の道路

車両通行帯：W=3.25m

車道有効幅員：W=10.6m

車両通行帯：W=3.5m

車道有効幅員：

W=5.10m（南行き）

W=7.40m（北行き）

車両通行帯：W=3.1m

車道有効幅員：W=9.02m

車両通行帯：W=3.25m

車道有効幅員：W=7.95m

R=10.5m（内）

R=14.0m（外）

脱着式ガードレール

L=19.61m

電話線：H=5.35m

市道の通行 （通行時間：基本的に21:00～6:00）

・接合部を含めて、基本的には養生は不要

・岸壁側コーナーの旋回は問題なし

・臨時駐車場側コーナーは貨物・車両の長さや幅により調整が必要

・重量については、軸重の制限に対応した車両の手配が可能

常滑市建設部土木課 0569-47-6120

中部国際空港施設サービス㈱ 施設部 土木グループ 0569-38-7103

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④空港会社管理の道路・制限エリア

③空港道路

車道有効幅員：W=9.75m

※緊急車両用に3m程度確

保することで対応可

ゲート幅：W=10.65m

大型貨物の待機場所・作業スペース等

①制限エリア内

ゲート横のスペース

幅：約10m

②スポット

中部国際空港施設サービス㈱ 施設部 土木グループ 0569-38-7103

中部国際空港㈱ 空港運用本部 空港運用部 飛行場運用グループ 0569-38-7555

中部国際空港㈱ 営業推進本部 航空営業部 貨物営業グループ 0569-38-7226 と 事前調整が必要

※制限エリアに立ち入りには、別途手続きが必要と

なります。

※イベント開催時、旅客繁忙期等において、通行不可

となる場合があります。

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⑤空港会社管理の道路・制限エリア

大型貨物の待機場所・作業スペース等

①スポット

中部国際空港施設サービス㈱ 施設部 土木グループ 0569-38-7103

中部国際空港㈱ 空港運用本部 空港運用部 飛行場運用グループ 0569-38-7555

中部国際空港㈱ 営業推進本部 航空営業部 貨物営業グループ 0569-38-7226 と 事前調整が必要

※制限エリアに立ち入りには、別途手続きが必要と

なります。

クレーン作業について

・クレーンのアームの高さ制限は20m程度