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鳥科 新入生向け
入部案内パンフレット
東京理科大学 鳥人間サークル
鳥科
2014
鳥科 新歓担当・情報班
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もくじ
1. はじめに .......................................................................................................... 3
2. 「鳥科」は何をする団体なのか ........................................................... 6
3. 1 年間の流れ ................................................................................................. 8
4. 活動場所・頻度 ......................................................................................... 13
5. 班編成 ............................................................................................................ 14
6. Q&A 集 ....................................................................................................... 17
7. 鳥科に興味を持ってくれたあなたへ ............................................... 20
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1. はじめに
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
いよいよ待ちに待った大学生活ですね!今の時期はドキドキが半分、ワクワ
クが半分、そんな気分なんでしょうか。私はもう忘れました…
この文章は 2014 年の年明けごろ、新歓担当になった筆者が目前に迫った期
末試験から現実逃避するために未来の後輩たちが有意義な大学生活を送れる
ようにだらだらと書き始めたものなので、無駄に長いです。
春休みに入ってもう一人の新歓委員がいろいろと整理してくれたのでだいぶ
読める文章になりましたが、そういうわけなので時間のある時にのんびり読
んでください。
(このパンフレットは、鳥科に入部してみようかな、もっと鳥科のことを知り
たいな、と思っている方々が対象なので、とりあえず軽く把握したいという人
は新歓ブースで配っている「チラシ」を先に読んでみてください。)
さて、唐突ですが、あなたは大学で何をしたいかもう決まっていますか?
はっきりとしたビジョンを持って入学してきた人もいるでしょうが、大学で
何がしたいか、何に打ち込みたいか、いまいちはっきりとしないまま何とな
く入学してきたという人が大半でしょう。
大学生になると、高校時代までと比べて圧倒的に自由な時間が増えます。
それに、世間からもある程度行動の自由が認められてくるので、選択肢は無
限にあると言っても過言ではありません。
私も去年の今ごろは「ようやく浪人生活から解放されたぜ!単位はオール S
を目指して、バイト週 4 くらいで入れて、サークルも 3 つくらい入って、英
語の勉強もしないとな。あとは教員免許と気象予報士の資格取ろう。神楽坂
から東京ドーム近いから毎週巨人戦観に行けるな!よっしゃ!」などと思っ
ていました。
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大学に入った段階で自分が何をしたいか1つに絞れている人なんてそうそう
いません。興味のありそうなことは何でもチャレンジしてみてください。あ
まりにも手を広げすぎてちょっとこなしきれそうにないな、と思ったらそこ
で絞ればいいのです。何か熱中できることを 1 つでも見つけられたら、あな
たの大学生活は信じられないほど充実します。
私の周りにはサークル活動に力を入れたり、資格の勉強をしたり、起業した
りしている友人がいる一方で、何となく麻雀にハマってみたり、パチンコや
競馬に手を出してみたという友人や、朝から酒を飲みまくってそのまま講義
に来るなんていう猛者まで、本当に様々な事に熱中している人々がいます。
逆に、大学生活は何もしないで過ごすととんでもなく長いです。
理科大は勉強が厳しいと言われますが、試験期間は死ぬほど勉強するのに対
し、普段は意外にも暇なんですよね。
資格の勉強をしたいだとか、留学をするためにバイトでお金を貯めるだとか
目標を持っている人は、時間の使い方を工夫することは出来るかもしれませ
ん。しかし、暇な時間をホイと与えられたときに、それをうまく使えない場
合、ただなんとなく漠然と毎日が過ぎていく恐怖に襲われることとなるでし
ょう。そして、いつの間にか自由な時間は終わっているものです。皆さんに
も身に覚えがあるかもしれませんが。
結局、何が言いたかったかというと、
「なんやかんや残りの人生でこんなに暇で自由な時期はない。様々なことに
興味を持ってみて、何でもいいから自分の打ち込めるものを見つけろ!」
ってこと。
というわけで、私としては皆さんに勉強でもサッカーでもテニスでもバイト
でも麻雀でも何をやってもらっても構わないわけですが、そのうちの一つの
選択肢として「鳥人間サークルに入る」という選択肢をご紹介したいと思い
ます。
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私たちはたった 1 回のフライトのために、1 年かけて飛行機をつくります。
たとえ 10 メートルしか飛ばなかったとしても、です。
機体の設計を始めてから実際にその機体が空を飛ぶまでの道のりは本当に大変
なものです。
硬い厚紙をカッターで切りすぎて腕が筋肉痛になります。
発砲スチロールを削りすぎて頭がおかしくなります。
接着剤が手に付いて絶望します。
納期直前は終電まで頑張ります。
でも、
マスターが上手く切れるようになってくると嬉しくなります。
綺麗なキャノピーが完成するとその美しさに心奪われます。
作業の後にみんなで行くご飯はとても楽しいです。
そして、
自分たちがつくった機体が琵琶湖を飛んでいく様子は
きっとあなたの人生の 1 ページに最高の思い出となって残るでしょう。
ものつくりがしたい、大きなものをつくりたい、最高の仲間が欲しい、何かを
成し遂げたい、空を飛びたい、大学でしかできないことをしたい、他ではでき
ない体験をしたい。鳥科ではその全てができます。
鳥科で得られる体験は、この先長いあなたの人生に大きな影響を与えることで
しょう。ぜひ我々と「鳥な大学生活」を送ってみませんか?
あなたの大学生活が充実したものになることを祈って。
2014 年 4 月
東京理科大学 鳥人間サークル 鳥科
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2. 「鳥科」は何をする団体なのか
それでは具体的に鳥科の説明に入っていきます。
私たち「鳥科」は毎年 7 月末に琵琶湖で開催されている鳥人間コンテストに向
けて人力飛行機を製作しているサークルです。
鳥人間コンテストとは、全国の様々な大学や団体がオリジナルの飛行機で飛距
離やタイムを競う読売テレビ主催の大会で我々は「鳥コン」と呼んでいます。
「滑空機部門」「人力プロペラ機ディスタンス部門」「人力プロペラ機タイム
トライアル部門」の 3 部門で争われています。
わりと皆さんテレビで観たことあるんじゃないでしょうか。そうそう。あれで
す。若い男たちが真夏の琵琶湖でペダル漕ぎまくって絶叫してるあれです。
私たち鳥科は毎年「滑空機部門」に出場しています。
現在、鳥科には葛飾キャンパスと神楽坂キャンパスと野田キャンパスの理学
部・工学部・基礎工学部・理工学部から 42 人の部員が所属しています。結構
な大所帯なんです。驚くべきはその男女比!なんと 11 人も女子がいるんです
よ!理科大の中ではかなり女子が多い分類に入ります。
部員の所属している学科も機械工学(M 科)を中心に、数学(S 科)、物理(B
科)、応用物理(OB 科)、化学(K 科)、工業化学(C 科)、建築(A 科)、
経営工学(i 科・IE 科)、生物工学(TB 科)など多種多様です。
これまでに鳥科は鳥人間コンテストに 7 回の出場経験があり、今のところ鳥
科史上最高の記録は 2012 年大会で記録した 258.35m です。
また意外と知られていないのですが鳥人間コンテストには書類審査が2月に
あり、その関門を突破しなければなりません。いわゆる予選です。
とはいえ、鳥科は 2005 年の結成以来書類審査で落ちたことはなく(2013
年大会は葛飾キャンパスへの部室移転の影響で出場辞退)滑空機部門の中で
は良くも悪くも「中堅」チームと言ったところです。
滑空機部門は「みたかもばら」という社会人チームが毎年 2 位以下を大きく
引き離して優勝しており、2012 年大会での 501.38m が現在の滑空機部門
記録です。
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正直なところ2,3年でメンバーの入れ替わる学生チームがみたかもばらを越
える記録を残すことは現実的に厳しく、それに続く 2 位ラインが近年 400M
付近となっていることから、2014 年大会での鳥科は 400M・滑空機部門大
学チャンピオンを目標としています!
ところで、よく間違えられるんですが理科大には、
野田の理工学部を中心とする「ACM」
葛飾・神楽坂の理学部・工学部を中心とする「鳥科」
の 2 つの鳥人間サークルが存在しています。
「理科大 鳥人間」でググると両方のホームページが出てくるので、新入生
の皆さんにはわかりにくいですよね。何を隠そう私も去年の春休みに「よし、
鳥科のホームページを見てみよう!」と思って、ACM さんのホームページ
をずっと読んでました…
例年、ACM は「人力プロペラ機タイムトライアル部門」、鳥科は「滑空機部
門」に出場しているので直接対決することはないですが、お互いに切磋琢磨
して頑張っています。合同でイベントをやったりもしていますよ!
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3. 1 年間の流れ
箇条書きで鳥科のイベントを並べてみます。
4 月 新歓
まずは機体製作に参加してみて鳥人間の空気を体感してください。
5 月 塩ビ焼き
コックピットの先端部をつくる作業。終わったら BBQ もやります。
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6 月 テストフライト
理科大の久喜キャンパスで完成した機体をテストします。
7 月 鳥人間コンテスト
ついに本番。とんでもなく暑いです
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8 月 合宿(夏)
涼しいところに行って遊びます。去年は山梨に行きました。
9 月 設計開始
来年の機体のおおまかなコンセプトを話し合い、設計を開始します。
交流会(秋)
鳥人間をやっている全国の大学が集って交流します。
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10 月 理大祭
焼き鳥の販売と機体展示を行います。
11 月 スカイスポーツシンポジウム
鳥人間関係の学会を聴きに行きます。
12 月 桁試験
CFRP という素材でできた桁に重りを吊るして強度を確認します。
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1 月 製作開始
ここから約半年かけて機体を製作します。
2 月 書類提出
大会本部である読売テレビに書類を送ります。いわゆる「予選」。
合宿(冬)
スキー・スノボをします。今年は苗場に行きました。
3 月 交流会(春)
交流会は年 2 回行われ、会場は全国の大学が毎回持ちまわり。
基本的に毎年 7 月末に行われる鳥人間コンテストを軸に動きます。
言うなれば、高校野球と同じサイクルであり「秋に新体制に移行→春に新入
生加入→夏の大会後に引退」の流れです。
大会終了後の秋から設計を始め、年が明ける頃から約半年をかけて機体を製
作し、大会前にテストフライトを行い、本番を迎えるわけですね。
基本的に鳥科は 3 年生の夏の鳥コンで引退としているので、入部してから引
退まで皆さんは 3 つの機体を製作することになります。
例年作業の大詰めになってくる 6 月と 7 月はそれなりに忙しいうえに、ちょ
うど期末試験が被ってくるので、新入生の皆さんは春からいきなり楽しい「鳥
ライフ」を存分に味わうことができますよ。(苦笑)
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4. 活動場所・頻度
部室は葛飾キャンパスの部室棟(1 階が体育館になっている建物)の 403
号室です。また現在は 404、410、303 号室も期間限定で貸して頂いてい
ます。
神楽坂キャンパスと野田キャンパスの学生は放課後に葛飾キャンパスまで移
動することになりますが、やってみると意外と大したことないです。
参考までに神楽坂キャンパスから葛飾キャンパスまでは
神楽坂キャンパス→飯田橋→(中央・総武線各駅停車)→御茶ノ水・新御茶
ノ水→(千代田線・常磐線各駅停車)→金町→葛飾キャンパス
のルートで 40 分くらいですかね。
鳥科は「各人が来たいときに来る」ことをモットーとしているので、自由に
月に 1 回から週に 8 日まで個人のペースで参加することができます。
特に○曜日に活動する、ということは決まっておらず、ほぼ毎日誰かしらが
部室で作業(遊んで?)しています。
実際には金曜日に最も多くのメンバーが集まることがわりと多いです。
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5. 班編成
現在の鳥科では、「代表」と「設計班長」が製作全体を指揮しつつ、「翼班」
「接合班」「コックピット班」「電装班」の 4 班体制で製作を進めています。
三役
・代表
主にサークルの統括や、他大の鳥人間チームとの連絡や交流など、
大学、サークル単位での仕事を任される鳥科のキャプテンです。
・設計班長
機体の設計を統括します。全体の形状から材料まで決めた後は、作
業の大まかな日程も組みます。
・パイロット
皆で作った機体を任される重大な役職です。滑空機に関してはプロ
ペラ機ほどスタミナは必要ありませんが、テイクオフや体重移動な
ど記録に大きな影響を与える要素を担っています。
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製作班構成
・翼班
プロペラが付いていない滑空機では主翼・尾翼の精度によって勝負の
半分以上が決まるといっても過言ではありません。
・接合班
CFRP でできた桁と呼ばれる機体の「胴体」とその接合部を担当する
班です。カーボンシートを積層し、桁同士を接合するフランジという
部品を作ります。
・コックピット班
パイロットの体格に合わせてコックピットを製作します。コックピッ
トの先端の形に合わせて巨大な発砲スチロールを削り、熱した塩化ビ
ニルの板を押しつけて綺麗な流線型に曲げます。
・電装班
鳥科で唯一、電気工作を専門とする班です。パイロットがコックピッ
トから尾翼を操作するための回路や、C 言語や JAVA などを用いて
プログラムを組んだりしています。
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機体製作のうち、多くの時間をマスター切り・リブ切り・リブ付けといった
「翼班」の作業に費やされるため、基本的に新入生の皆さんにはまず翼班に
所属してもらい、その上でそのまま翼班専任となるか、接合班・コクピ班・
電装班のいずれかを兼任してもらうか、という形になります。(ちなみに 9
月の新体制に移行するときにも再度班を編成し直します)
上記の 4 班の他にも時期によって、以下のような班も存在しています。
・情報班
鳥科の公式ホームページや公式ツイッターを更新します。
・パイロット班
実際の機体は一度飛ばしたらそれ以降使えなくなってしまうので、
パイロットはハングライダーで操縦の練習をします。土日や長期休
暇に茨城の NASA という施設に講習を受けに行きます。ちょっと
した合宿です。(笑)
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6. Q&A 集
・飛行機に関する知識は皆無なのですが…
大学で身に付けた専門知識が、企業に就職して即座にその功を成すでしょう
か?その可能性は低いです。しかし無駄とは言いません。そんな程度のイメ
ージです。飛行機に関する予備知識が付いているからと言って、実際に飛ぶ
飛行機を作れるかと言えば、それはまた別問題です。必要なのは「興味」と
「やる気」です。
新入生のなかで”鳥人間経験者”というのはまぁそうはいないでしょうから、
みんなが初心者です。幸いなことに、皆さんが入部するころには、作業は大
詰めで、機体はほぼ完成していて、構造や飛ぶ様も見てわかると思います。
なので、”ここがどうなるのかいまいちわからない作業”をカットすることが
できます。わからないことがあっても、先輩たちが丁寧に教えてくれますよ。
・飛行機と全く関係のない学科に属してるのですが…
繰り返しになってしまいますが、要は興味ややる気の問題です。私は葛飾の
機械工学科の人間ですが、やっていることは、機械全般に関する基礎知識だ
けで、よく飛ぶ滑空機をつくる勉強をしているわけではないです。多少概念
的な理解の助けになるのは否定しませんが…。まぁでも、飛行機に関する知
識は、もう一人の新歓担当の経営工学科の兄ちゃんの方がよっぽど詳しいで
す。専攻学科が直接部内で差になるような心配はありません。
そもそも理科大には航空系の学科がないため、正直どの学科でも大した差は
ない、というのが正直なところです。
もしくは、自分が将来就きたい業種とは関係がないから…といった不安でし
たら、是非鳥人間の持つ別の魅力と天秤にかけてみてくださいな。
・二部(夜間)生なのですが、入部できますか?
鳥科には二部の学生も所属していますし、もちろん大歓迎です!
平日になかなか葛飾に来て作業に参加できない分、部室でなくても作業が出
来る設計に必要な計算作業や、電装系のプログラム作成などを担当してもら
うこともできます。
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・部の雰囲気はどんな感じですか?
いろんな人がいます。高校時代に所属していた部活も運動部、文化部、帰宅
部様々です。そんな人たちが一緒に作業しているわけですから、まぁ、言葉
で表すのはなかなか難しいです(苦笑)
基本的に活動中は、先輩後輩もみんな仲が良いです。ただ、作業中はカッタ
ーなどの危険なものも取り扱うので、ふざけるようなことは作業中は無いで
す。「楽しく」と「ふざけて」をはき違えないとてもいい雰囲気で活動できて
いると思います。
・部費はいくらでしょうか?
4000[円/月]です、はい(苦笑)なので年間 48000 円かかる計算です。機体
の製作費として約 100 万ほどかかりますからね。また、長期休暇中の旅行
などは、部費とは関係なく別途かかります。他のサークルに比べればお高め
ですね……。バイトしていれば普通に払える額なんですが、負担になり得る
のは確かです。我々としては、目を瞑りたいところではありますが、大学や
OB さんなどからも援助していただいてるので、新入部員の数次第では多少
安くなる…かも?
まぁ大学生活は何かとお金がかかるものです(笑)現に今の部員たちもやりく
りできていますので、何とかなります。(実際のところ、4000 円なんて 1
回友達と飲みに行けばすぐなくなっちゃいますしね…)
あ、それと新入生は最初の 2 カ月は部費が無料です。
・兼部は可能ですか?
可能です。作業は強制参加のものはほぼありませんので。
強制力の強いイベントでも、「出なかったら退部」などといった厳しいものも
ありませんし、みんな自分の予定もあることは理解しているので、多少休ん
だからと言って睨まれるようなこともありません。3 つ兼部しているような
猛者もいます。
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・バイトはできますか?
もちろんです。鳥科でも部費や交通費を捻出するために大半の部員がバイト
をしています。
やはり理科大という大学柄なのか塾講や家庭教師をしている部員が多いです
かね。その他にもライブの設営や試験監督などの単発バイトで稼ぎまくって
いる部員から、コンビニ、カフェ、本屋、コールセンターなどで定期のバイ
トに就いている部員、治験でガッポリ…なんて部員まで様々です。
・「鳥人間=忙しい」ってイメージがあるんですが…
確かに鳥コン前の作業の大詰めである 5~7 月は「忙しいいいいい」という
ような時期もありますが、それ以外の時期は結構暇だったりします。
鳥科は「来たい時に来る」がモットーなので、レポートが終わらない!など
というときは自由に時間を取ってもらってもちろん構いません。学生ですか
ら勉強第一です。「出席を強要する」ようなことは全くありません。
また、基本的に定期試験前は作業を行わないので、しっかりと試験対策する
ことができます。というよりこちらとしても留年されても困りますので、単
位はしっかり取ってください。(笑)
・飲まされたりしますか?
部員同士で作業やイベント後に飲みに行ったりすることもありますが、基本
的に鳥科はお酒苦手な人が多いです(笑)また、部や部員の性格上、無理やり
飲ませようとしたり、コールしたりなどということはありませんので、ご安
心を。普通に飲む分にもかまいません。
・実は 1 年生じゃないんですけど…
途中入部者が多いことが鳥科の大きな特徴の 1 つです。
新 2 年生の方で、ここまでの 1 年間で何となく熱中出来ることが見つけられな
かったというあなた!もちろん大歓迎です!
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7. 鳥科に興味を持ってくれたあなたへ
まずここまで読んでくれたことに感謝します(笑)
これまでの文章で、何となくはこのサークルのことをわかっていただけたこ
とと思います。
さて、鳥科に関する紹介を長々と書いてきたわけですが、「結局鳥人間の魅力
って何なの?」と言いますと、“自分たちが作った飛行機が琵琶湖で飛ぶ瞬間”
というのも勿論そうですが、“飛行機をつくるといったプロセス自体”にも魅
力があると私は思っています。
我々を突き動かしているものは、お金でも自分の地位でもありません。ただ
純粋に、自分たちで作った飛行機を飛ばしたい、という思いによって成り立
っています。
勿論、お金のために働くことをダーティなものと考えているわけではありま
せん。
しかし、そういったことを抜きにして、同じ思いを持って一つの目標へ向か
っていくといった経験を、これから先何度経験できるでしょうか?
もしかしたら、もう一生できないかもしれない。
理科大には、毎年いろんな人たちがやってきます。
そんな中でも鳥科は、高校時代野球部、サッカー部、陸上部、テニス部、水
泳部、吹奏楽部、音楽部、中にはクイズ研究会、あるいは帰宅部…だった人
たち。出身も首都圏をはじめ、全国各地からやってきた人たちがいます。
そんな人たちが一堂に会し、「鳥人間コンテストへ向けて滑空機をつくる」と
いった一つの共通の目標に向かっていく…不思議な縁ですね。
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それだけでもワクワクしませんか?
作業一つ一つは、地味なものも確かにあるかもしれません。でもそれは全て、
我々の一つの思いに帰着していきます。
いずれ社会人になり、家族を持ったり、自分自身のことに責任を持たなくて
はならなくなる我々にとって、これだけの人数で、一つのチームででっかい
飛行機をつくるような経験ができるチャンスは、恐らくこの大学生活が、最
後のチャンスだと思います。
そんな貴重な時間を我々と共有し、一緒に「鳥人間」になってみませんか?
新入生皆さんの入部を、鳥科一同お待ちしています!
まとまりのない文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございまし
た M(_ _)M
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