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裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは縫う前の下準備 を参照してください。 すその2本の線は 1cmの縫い代(下の線)で作とバルーンスカートになります。 2cmの縫い代で作るとプリーツスカートになります。 内側の黒い線で切ると小さいサイズ 66cm・ 76cm 外側の黒い線で切ると大きいサイズになります 70cm・ 80cm 66cm、70cmサイズのセットと76cm、80サイズのセットが あるため 印は切りじつけ で入れると裏表両方から見ることが出来ます。 また山折と谷折の折り目の糸の色を変えると折るときに混乱せ ずにすみますよ 型紙の指示通りに布を折ってください。 生地によって適正な温度が異なります。 綿なら高温、化繊が入っている場合は中温、毛の場合は低温 で。 温度を間違えると、折り目がつかなかったり、生地が熱で引き つったり表面にテカリが入ったりしますよ。 バルーンスカート 1 手作り服の作り方と型紙USAKOの洋裁工房 http://yousai.net/

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Page 1: 表 裏表 裏 表 裏 裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは 縫う前の下準備 を参照してください。 すその2本の線は

 

■表  ■裏 表  裏 

裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは縫う前の下準備を参照してください。 

 

すその2本の線は 1cmの縫い代(下の線)で作とバルーンスカートになります。 2cmの縫い代で作るとプリーツスカートになります。 

 

内側の黒い線で切ると小さいサイズ 66cm・76cm 外側の黒い線で切ると大きいサイズになります 70cm・80cm ※66cm、70cmサイズのセットと76cm、80㎝サイズのセットが

あるため 

 

印は切りじつけで入れると裏表両方から見ることが出来ます。 また山折と谷折の折り目の糸の色を変えると折るときに混乱せ

ずにすみますよ 

 

型紙の指示通りに布を折ってください。 生地によって適正な温度が異なります。 綿なら高温、化繊が入っている場合は中温、毛の場合は低温

で。 温度を間違えると、折り目がつかなかったり、生地が熱で引き

つったり表面にテカリが入ったりしますよ。 

バルーンスカート 1         手作り服の作り方と型紙USAKOの洋裁工房      http://yousai.net/  

Page 2: 表 裏表 裏 表 裏 裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは 縫う前の下準備 を参照してください。 すその2本の線は

 

 

ヒダがとれないように上から5mm位の所を縫ってください。 

ヨーク 

  表にしたスカートに裏を上にしたヨークを重ね

てください。 ヨークとスカートを縫ってください。 

 

ヨークを起こしてください。 

脇 

 

 型紙についている脇のピンクの待ち針印のところを「あきどま

り」といいますファスナーを付ける方の脇をすそからあきどまりま

で縫ってください 

バルーンスカート 2         手作り服の作り方と型紙USAKOの洋裁工房      http://yousai.net/  

Page 3: 表 裏表 裏 表 裏 裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは 縫う前の下準備 を参照してください。 すその2本の線は

 

ファスナーをつけるための仮止めをします 

この部分はあとでほどくので、ミシンの縫

い目の長さを長くしてください。 ミシンで縫う場合は、縫い目の長さを長くして、返し縫いせずに

上からあきどまりまでぬってください。 返し縫い= 縫いはじめと終わりなど縫ったところがほどけて欲

しくないところを2~3針往復縫いすること 慣れていない人はここを縫わないと縫いずれて写真のように

なってしまうので注意。 

 

縫ったら、縫い目の長さを2~3mmに戻し、アイロンで縫い代を

左右に広げてください。 洋裁用語で割るといいます 

    

  あれば熱接着の両面テープをファスナーの表面に

貼ってください。 裏を上にして生地を置いてください。 熱接着の両面テープのはくり紙をはがしてください。 縫い代の上に、裏を上にしたファスナーを置く。 アイロンで固定してください。 

 

熱接着の両面テープが無い場合 なければ手縫いで2cmくらいの大きい縫い目でしつけ糸でファ

スナーと、縫い代だけを開きどまりの所まで大雑把に縫ってくだ

さい。 

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Page 4: 表 裏表 裏 表 裏 裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは 縫う前の下準備 を参照してください。 すその2本の線は

 糸きりハサミやリッパーで2番目に

縫ったファスナーをつける部分の糸をほどいてください。 

   

 ミシンの押さえをコンシールファスナー押さえに替えてください。 このコンシールファスナー押さえは一般的な家庭用ミシンであ

れば数百円で購入ができます。 最近は付属のものもあります。 お洋服を作る人は1つ持っておくと便利ですよ。 左側は軸から替えるタイプ、右は後のボタン押して押さえを交換

するタイプ用 コンシールファスナー押さえはこのように裏側に溝が入っていま

す。 

 

この溝にファスナーのムシ(レール部分)を入れて縫うと、ファス

ナーのムシのそばギリギリを縫うことができます そして開きどまりまで縫ってください。 これでファスナー付け完成です 

 

ファスナーを付けていない反対側の脇を縫っ

てください。 

 

裏地などの薄い生地は縫い目の長さが長いと細かいしわが

入ったりしやすいです。 ミシンで作る場合、縫い目の長さを2くらいの細かさにしてくださ

い。 また針が磨耗していると繊維を断ち切って伝線しやすいです。 そのため針は薄地用の新しいものに交換をオススメします 

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Page 5: 表 裏表 裏 表 裏 裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは 縫う前の下準備 を参照してください。 すその2本の線は

 

裏地を綺麗に仕上げるコツ 縫い代の幅は1.5cmありますが1㎝幅で縫ってください。 5mmの差が調節用の余裕になります。 

 

5mmほど縫い代より内側をアイロンで折ってください。 アイロンの温度は中~低温で。 温度が高いと素材によっては縮んだり、引きつったりすることが

あります。 

 

折り目を広げないように気をつけて生地を広げて、続きの作業

をしてください 市販の裏地のついた洋服を見ると、同様に折り目をつけて裏地

に余裕を持たせているのを確認することが出来ますよ。 この折り目に余裕を持たせることをお裁縫用語で「キセをかけ

る」といいます。 裏地は裁断している端からずれやすいので縫い合わせる相手

の場所にあう長さになるように臨機応変にずらしてください 

 

裏地も表同様にプリーツをアイロンで折ってください。 上から5mmの所を縫ってください。 

 ファスナーの部分は縫わないでください。 

両脇を縫ってください。 

ファスナーを付ける位置をアイロンで左右に折って

ください 

 

すそにギャザーを寄せてください。 

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Page 6: 表 裏表 裏 表 裏 裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは 縫う前の下準備 を参照してください。 すその2本の線は

 

 表にした裏地に裏を上にした表地を重ねすそを縫ってください 

 

 

スカートの裏地を下に広げてください。 分りやすいようにシワやプリーツは省略しています。 

 

 

上側の部分を三つ折りして細くしてください。 

 

下側の部分で包むように半分に折ってください。 

 

包んだ中の部分を縫わないように、表地と裏地の端を縫ってく

ださい。 

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Page 7: 表 裏表 裏 表 裏 裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは 縫う前の下準備 を参照してください。 すその2本の線は

 

20cm位縫ったら内側を引っ張り出すようにして、また20cm縫

うを繰り返して縫ってください。 

 

裏地の端はファスナーの数ミリ手前で折ってください。 

 

ファスナーの所から表返してください。 

 

ファスナーを裏へ折ってください 

    

裏地をファスナーに被せ、手縫いでファスナーを固定してくださ

い。 

まつり縫いの仕方 

 

糸の端を玉止めします 

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Page 8: 表 裏表 裏 表 裏 裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは 縫う前の下準備 を参照してください。 すその2本の線は

  

縫い代や見返しがカギホックのそばにある場合は布の間に針を

いれ、内側からスタートすると玉止めが目立ちません 

 

ホックの穴に針を通します 

聞き手で糸を持ち、反

対の手で針を固定してください。 針に1周糸を引っかけて輪を作ってください。 

 

輪を親指で押さえて針を引き抜いてください。 こうすると一針一針が強くなりますし、一か所糸が切れてもすべ

ての糸がが抜けたりしなくなりますよ。 縫う数は決まりはありません。 だいたい1つの穴に付き4~8針程度で充分です。 太い糸より細い糸の方が強度が弱いので多めに縫ってください

ね。 

  

こうすると一針一針が強くなりますし、一か所糸が切れてもすべ

ての糸がが抜けたりしなくなりますよ。 縫う数は決まりはありません。 だいたい1つの穴に付き4~8針程度で充分です。 太い糸より細い糸の方が強度が弱いので多めに縫ってください

ね。 

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Page 9: 表 裏表 裏 表 裏 裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは 縫う前の下準備 を参照してください。 すその2本の線は

 

 

軸がぶれないように穴の先の軸も2~3回縫っておくとグラグラし

ません。 

 

縫い終わりはほどけないように玉止めをします。 一番最後に生地から糸が出てきたすぐそばに針を固定し、針に

糸を2周巻きつけます 

  

一番最後に生地から糸が出

たところをしっかりおさえ、糸がもつれないように針を引き抜き糸

を引き締めます。 

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Page 10: 表 裏表 裏 表 裏 裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください。 くわしくは 縫う前の下準備 を参照してください。 すその2本の線は

 

玉止めのすぐそばを切ると、ほどけやすいのでフックの下をくぐ

るように生地をすくい、反対側に針を出します。 

 

針を出した先で糸を切れば、玉止めから糸の余裕ができるので

玉止めがほつれにくくなるんです 

 

反対側のホックも同じように生地をすくってから、穴に針を通しま

す。 針に糸を引っかけてから抜くを繰り返して縫いつけます。 これでカギホックつけ完成です 

必要な材料 表生地、裏地、20cmくらいのコンシールファスナー  オススメ生地 115cm幅以上の生地  綿ツイル  比較的どこの手芸やさんでも手に入りやすい素材 縫いやすいがプリーツがとれやすい  ポリエステルツイル 軽くしわになりにくいが一般的な生地やさんでは売られていないことも多いので通販が主 繊維の太さなどで張りや厚みが異なるので出来るだけサンプルを取り寄せると失敗が少ないと思います  中厚地のウール 天然繊維なので虫に食われることがあるので、収納時には防虫を忘れずに 

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