1. 基本事項
2. 寸法の記入法
機械設計製図(第三回目:図面の基本知識)
1.基本事項1.1 尺度の選び方
注意点:図形だけの拡大縮小。文字の大きさ、寸法値及び矢印の大きさを拡大・縮小してはいけない。
×
×
拡大図(2倍)
縮尺図(1/2)
文字の大きさは縮小・拡大された。
×
寸法の大きさは変更された
誤った図面
×
M
L
K
?38 H7
+0.025
0
?72
120°40
60
78
116
427±0.05
2
2.2+0.14 0
?50 h6
0 -0.016
?56
?47 0 -0
.25
30°
1
?32
120°
R0.6
5(偏心量)
1.2 線の描き方
正しい図面 外形線:太い実線
寸法線・引出線:細い実線
中心線:細い一点鎖線
線の太さの使い分け
誤った図面 線の太さを使い分けていないので、部品の形が分からない
M
L
K
?38 H7 +0
.025
0
?72
120°40
60
78
116
427±0.05
2
2.2+0.14 0
?50 h6 0 -0
.016
?56
?47 0 -0
.25
30°
1
?32
120°
R0.6
5(偏心量)
1.3 文字の書き方
一つの図面内で直立体と斜体を混用してはいけない
JIS Z 8313 JIS Z 8313
B形直立体の例 B形斜体の例
文字の高さは,3.5mm,5mm,7mmのいずれかを用いる.手書きでは5mm,AutoCADでは3.5mmが多い.
斜体直立体
機械製図で用いる字体
同じ図面にできるだけ文字のサイズを統一しなさい
文字の記入例
字体・文字の高さを統一する
正しい記入例1
正しい記入例2
文字字体、大きさの統一
注記なども製図用の字体を用いる
誤った記入例
普段ノートに書いている文字などはだめ
2.1 寸法記入の基本
2.寸法の記入法
⑨全長寸法を必ず記入する⑩寸法は重複してはいけない
寸法記入の原則
誤った記入例 正しい記入例
正しい記入例 正しい記入例
狭い場所への寸法記入
矢印及び直径の表示
誤った記入例
片矢での寸法表示 直径寸法の表示
矢印の描き方
直径=Φの使用
2.2 寸法の記入例正しい図例
誤った図例
2.3 寸法情報の集中 正しい図例
A
C B
D
E
FG
H
*は,穴・ねじの円形状配列で,30°,45°,60°,90°,120°の場合,角度は記入しなくてよい
A-B-C-D
E-F-G-H
誤った図例
A
C B
D
E
FG
H
A-B-C-D
E-F-G-H