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CSR報告書 2019

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    CSR報告書 2019

  • もくじ

    2要概品製/要概社会.11-1.会社概要1-2.製品概要1-3.トピックス

    2.社長メッセージ 4

    3.デンソートリムのCSR 53-1.基本的な考え方3-2.デンソーグループ企業行動宣言3-3.デンソーグループ社員行動指針3-4.デンソーグループスピリット

    4.社会性報告 74-1.お客さまとともに4-2.社員とともに4-3.地域・社会とともに

    5.環境報告 195-1.環境方針5-2.環境監査体制5-3.環境推進体制5-4.環境行動計画5-5.法規順守状況5-6.生産環境負荷削減5-7.環境活動状況まとめ

    6.製品を通じての社会貢献 23

    本社敷地全景

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    2013 2014 2015 2016 2017 2018

    1.会社概要/製品概要1-1.会社概要

    1-2.製品概要

    社 名

    三重県三重郡菰野町大強原赤坂2460所 在 地設 立代 表資 本 金

    デンソートリム株式会社

    1990年3月30日取締役社長 山下洋一3億1千万円

    従 業 員 数 755名(2019年3月末現在)売 上 高 億円 305

    193 188 200 232260

    年度

    みえけん みえぐん こものちょう おおごはら あかさか

    デンソートリム設立のきっかけとなった二輪車用ACジェネレータ(交流発電機)は、会社設立以来つくり続けており、研究・開発から製造まで一貫体制で生産しています。現在では「エンジンECU・ランプECU・ハイブリッド車用制御装置」などの電子製品や「O2センサ」などのセラミック製品も担当し、二輪車・四輪車などに欠かせない製品を生産しています。

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    2013 2014 2015 2016 2017 2018

    1.会社概要/製品概要1-1.会社概要

    1-2.製品概要

    社 名

    三重県三重郡菰野町大強原赤坂2460所 在 地設 立代 表資 本 金

    デンソートリム株式会社

    1990年3月30日取締役社長 山下洋一3億1千万円

    従 業 員 数 755名(2019年3月末現在)売 上 高 億円 305

    193 188 200 232260

    年度

    みえけん みえぐん こものちょう おおごはら あかさか

    デンソートリム設立のきっかけとなった二輪車用ACジェネレータ(交流発電機)は、会社設立以来つくり続けており、研究・開発から製造まで一貫体制で生産しています。現在では「エンジンECU・ランプECU・ハイブリッド車用制御装置」などの電子製品や「O2センサ」などのセラミック製品も担当し、二輪車・四輪車などに欠かせない製品を生産しています。

    1-3.トピックス

    二輪グローバル本社としての構えとして進めてきた技術棟の建屋が完成し、竣工式を執り行いました。技術棟は社屋内に点在していた設計・開発機能を1カ所に集約し、設計業務の効率化を図る目的で敷地南東で新築工事を進めてきました。技術棟は2階建てで総床面積は1800平米、1Fに実験・耐久設備、2Fに設計・デバッグ室を設置しています。

    (1)技術棟竣工式を挙行

    改装後の食堂(8月)

    竣工式でのテープカット(4月)

    (2)社員食堂リニューアル従業員へのサービス向上を目的に社員食堂のリニュアルを行いました。このリニューアルは創業以来初となる大規模なものとなりました。具体的には、ホール内装に木目素材を取り入れ温かみのある空間へ模様替えしたほか、テーブルとイスを交換し喫食スペースを拡大、従業員からの要望として多かったオートレジシステム(従業員証での利用額決済)の導入などを行い、従来より大きく質感や快適性が向上しました。

    表彰式の様子(9月)

    (3)障がい者雇用優良事業所として表彰平成30年度三重県障がい者雇用優良事業所等表彰式にて、当社が鈴木三重県知事より感謝状を授与されました。この表彰は三重県が障がい者の雇用や職場定着を促進するために行うもので、障がい者の雇用・就労継続に取り組む事業所に対して三重県知事より感謝状が交付されます。今回の当社の受賞は、当社が長年にわたり障がい者の雇用やその職場定着への取り組みを推進してきたことを評価いただいたものです。

    大会の様子(10月)

    (4)健康ウォーキング大会を初開催四日市市の伊坂ダム周回コースにて「トリム健康ウォーキング大会」を開催しました。この大会は、従業員やその家族の運動不足解消や健康増進への寄与を目的に従業員有志が中心となり企画したものです。大会当日は好天に恵まれ、絶好のウォーキング日和となり合計62名の従業員とその家族が思い思いにウォーキングを楽しみました。

    TOPIC

    TOPIC

    TOPIC

    TOPIC

    関連するSDGs

    3

  • 2019年に2025年の会社の目指す姿を「デンソーのパワトレイン領域で、二輪、四輪エンジンコンポ、四輪電子の3つの事業で持続的成長を図り、デンソーグループの成長に貢献する」と定め、これを達成するためのスローガンを「技術と技能と感性を磨きお客様に喜ばれるモノづくり」としました。また広く世界に目を向けると、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)*」や、2016年に発効されたパリ協定を受けて、国際社会では社会課題の解決に対する企業への期待・要望が加速しています。企業には自社が生み出す価値で、社会の持続的成長に貢献することが求められていると言えます。このような状況の中、当社が事業活動を進めていく上で基盤となるのは、CSR(企業の社会的責任)のレベルアップ活動であり、ステークホルダーの皆様の声を経営に活かしていきたいと思います。2018年度の活動の一部を紹介しますと、工場の活動として障がい者雇用と技能向上に取り組み、社員が三重県アビリンピックで努力賞を受賞するまで技能を磨き上げることができたほか、社員の活動では、デンソーグループの環境活動としてのグリーンカーテンコンテストや省エネポスターコンクール等に参加し入賞して社員や社会に広く意識向上を呼びかけることができたと言えます。また製品の活動として、二輪車のFI化やアイドルストップ等の地球環境に優しい製品を開発し、更にその製品にアルミ線を使い軽量化や燃費向上を高める開発・量産を加速して、地球環境に貢献することができました。長期構想の2025年に向けて、近年は自動車業界ではパラダイムシフトが起こりつつある大事な節目の時期を迎え、今後もCSR活動を更に活性化し、社員一人ひとりが社会貢献の意識を高め、長期方針の目指す姿の実現に向け、積極的に活動を続けていきます。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

    2.社長メッセージ

    2019年9月デンソートリム株式会社取締役社長

    *持続可能な開発目標(SDGs)とは?2015年9月に150を超える首脳が参加する「国連持続可能な開発サミット」の成果文書として、「我々の世界を変革する︓持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択。人間、地球および繁栄のための行動計画として、宣言および目標を掲げました。この目標が、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」 です。「サステナビリティ」を考える上での世界の共通言語として位置付けられるものです。

    デンソートリムはデンソーグループの一員として、自動車産業で二輪車用点火製品の開発~生産、四輪車用エンジンコンポーネント製品の設計~生産、四輪車用電子製品の生産の3つの事業を担っており、これらの事業を通じて「地球環境の維持」と「安心・安全に暮らせる社会づくり」に向けて全力で取り組んでいます。

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  • 2019年に2025年の会社の目指す姿を「デンソーのパワトレイン領域で、二輪、四輪エンジンコンポ、四輪電子の3つの事業で持続的成長を図り、デンソーグループの成長に貢献する」と定め、これを達成するためのスローガンを「技術と技能と感性を磨きお客様に喜ばれるモノづくり」としました。また広く世界に目を向けると、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)*」や、2016年に発効されたパリ協定を受けて、国際社会では社会課題の解決に対する企業への期待・要望が加速しています。企業には自社が生み出す価値で、社会の持続的成長に貢献することが求められていると言えます。このような状況の中、当社が事業活動を進めていく上で基盤となるのは、CSR(企業の社会的責任)のレベルアップ活動であり、ステークホルダーの皆様の声を経営に活かしていきたいと思います。2018年度の活動の一部を紹介しますと、工場の活動として障がい者雇用と技能向上に取り組み、社員が三重県アビリンピックで努力賞を受賞するまで技能を磨き上げることができたほか、社員の活動では、デンソーグループの環境活動としてのグリーンカーテンコンテストや省エネポスターコンクール等に参加し入賞して社員や社会に広く意識向上を呼びかけることができたと言えます。また製品の活動として、二輪車のFI化やアイドルストップ等の地球環境に優しい製品を開発し、更にその製品にアルミ線を使い軽量化や燃費向上を高める開発・量産を加速して、地球環境に貢献することができました。長期構想の2025年に向けて、近年は自動車業界ではパラダイムシフトが起こりつつある大事な節目の時期を迎え、今後もCSR活動を更に活性化し、社員一人ひとりが社会貢献の意識を高め、長期方針の目指す姿の実現に向け、積極的に活動を続けていきます。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

    2.社長メッセージ

    2019年9月デンソートリム株式会社取締役社長

    *持続可能な開発目標(SDGs)とは?2015年9月に150を超える首脳が参加する「国連持続可能な開発サミット」の成果文書として、「我々の世界を変革する︓持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択。人間、地球および繁栄のための行動計画として、宣言および目標を掲げました。この目標が、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」 です。「サステナビリティ」を考える上での世界の共通言語として位置付けられるものです。

    デンソートリムはデンソーグループの一員として、自動車産業で二輪車用点火製品の開発~生産、四輪車用エンジンコンポーネント製品の設計~生産、四輪車用電子製品の生産の3つの事業を担っており、これらの事業を通じて「地球環境の維持」と「安心・安全に暮らせる社会づくり」に向けて全力で取り組んでいます。

    デンソーグループは、基本理念の中で「世界と未来をみつめ新しい価値の創造を通じて人々の幸福に貢献する」ことを使命として掲げています。この使命を実現するには、多くのステークホルダーと価値観を共有しながら連携・協力していくことが不可欠であり、その基盤となるのが「社会から信頼・共感される企業行動」です。これを世界中で事業活動を行うデンソーグループ各社が実践していくため、2006年4月、「デンソーグループ企業行動宣言」を策定し、ステークホルダーへの責任を明らかにしました。さらに2018年12月には、「デンソーグループサスティナビリティ方針」へと改定し、社会の持続的発展へ率先して貢献していくことを宣言しました。このようにデンソーグループはCSR(企業の社会的責任︓Corporate Social Responsibility )を経営の中核に据え、事業活動を通じた持続可能な社会づくりへの貢献に取り組んでいます。そして、2017年に策定された長期経営方針「デンソーグループ2030年長期方針」を受け、私たちデンソートリムはデンソーグループの一翼を担う企業として、デンソーグループ企業行動指針に基づき、計画と目標を立てCSR活動を推進しています。

    3-1.基本的な考え方3.デンソートリムのCSR

    デンソー基本理念

    デンソーグループサスティナビリティ方針

    デンソーグループ2030年長期方針

    デンソートリム年度方針

    日常業務

    デンソーグループ社員行動指針

    デンソーグループスピリット

    CSRの推進方針

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  • 目次Ⅰ.デンソーグループの一員としてⅡ.生き生きとした職場をめざしてⅢ.あらゆるお客様の信頼と期待に応えるためにⅣ.仕入先との共存共栄をめざしてⅤ.株主の信頼と期待に応えるためにⅥ.社会と共生するために

    3-3.デンソーグループ社員行動指針社員一人ひとりがデンソーグループの一員として、各ステークホルダーにどのような心構えで、どのような行動をとるべきか、そのガイドラインを示したものです。社員一人ひとりが社会に果たす役割を常に意識し行動するよう、指針の浸透を図っています。

    【宣言文】(抜粋)

    私たちは、社会の持続的な発展に率先して貢献します。

    (1)変化を先取り、技術や生産方法あるいは組織、マネジメントなどの変革を通じて、社会に有用かつ安全な商品・サービスを開発、提供し、社会的課題の解決に努めます。

    (2)国の内外において、関係法令、国際ルールとその精神を順守し、各国・地域の文化・歴史を尊重しつつ、高い倫理観をもって、健全かつ公正な事業活動に努めます。

    (3)労働時間、休日、賃金などの基本的労働条件に関する各国・地域の法令を順守するとともに、健康と安全に配慮した働きやすい職場環境の維持・向上に取り組みます。

    (4)社会との共生をめざし、事業活動を行うあらゆる国・地域において、独自にまたはパートナーと協働しながら積極的によりよい社会づくりに参画し、その発展に貢献します。

    3-2.デンソーグループサスティナビリティ方針

    真のグローバル企業として成長・発展するため、グループ全体で共有すべき価値観・信念を明示したものです。

    企業成長の原動力は「先進」「信頼」「総智・総力」デンソーグループスピリットは、創業以来、暗黙知として連綿と継承されて きた「先進」「信頼」「総智・総力」の考え方を2004年に明文化し、あらゆる分野で取り組みを推進する原動力として機能するため、17カ国語に翻訳し、グローバルな共有に注力しています。

    3-4.デンソーグループスピリット

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  • 目次Ⅰ.デンソーグループの一員としてⅡ.生き生きとした職場をめざしてⅢ.あらゆるお客様の信頼と期待に応えるためにⅣ.仕入先との共存共栄をめざしてⅤ.株主の信頼と期待に応えるためにⅥ.社会と共生するために

    3-3.デンソーグループ社員行動指針社員一人ひとりがデンソーグループの一員として、各ステークホルダーにどのような心構えで、どのような行動をとるべきか、そのガイドラインを示したものです。社員一人ひとりが社会に果たす役割を常に意識し行動するよう、指針の浸透を図っています。

    【宣言文】(抜粋)

    私たちは、社会の持続的な発展に率先して貢献します。

    (1)変化を先取り、技術や生産方法あるいは組織、マネジメントなどの変革を通じて、社会に有用かつ安全な商品・サービスを開発、提供し、社会的課題の解決に努めます。

    (2)国の内外において、関係法令、国際ルールとその精神を順守し、各国・地域の文化・歴史を尊重しつつ、高い倫理観をもって、健全かつ公正な事業活動に努めます。

    (3)労働時間、休日、賃金などの基本的労働条件に関する各国・地域の法令を順守するとともに、健康と安全に配慮した働きやすい職場環境の維持・向上に取り組みます。

    (4)社会との共生をめざし、事業活動を行うあらゆる国・地域において、独自にまたはパートナーと協働しながら積極的によりよい社会づくりに参画し、その発展に貢献します。

    3-2.デンソーグループサスティナビリティ方針

    真のグローバル企業として成長・発展するため、グループ全体で共有すべき価値観・信念を明示したものです。

    企業成長の原動力は「先進」「信頼」「総智・総力」デンソーグループスピリットは、創業以来、暗黙知として連綿と継承されて きた「先進」「信頼」「総智・総力」の考え方を2004年に明文化し、あらゆる分野で取り組みを推進する原動力として機能するため、17カ国語に翻訳し、グローバルな共有に注力しています。

    3-4.デンソーグループスピリット

    (1)品質保証の基本方針1.お客様に対する品質第一主義に徹する2.仕事の各段階で最初から正しく品質保証する3.全員参加による品質管理を推進する

    (2)社員教育

    4.社会性報告4-1.お客さまとともに -品質-

    品質を支えるのは、人の力。品質第一主義を基本に高品質なモノづくりに努めています。そのために、独自の教育システムを構築して社員教育を推進するとともに、デンソーグループの教育カリキュラムにも参加しています。従業員一人ひとりが必要なスキルを身に付け、お客さまの満足向上につなげています。

    ②階層別教育・職能別教育(全社的に推進する教育)

    新入社員の導入教育において、座学(OFF-JT)と訓練(OJT)を融合し、モノづくりに対する考え方を習得します。また、新入社員だけでなく、中堅・職制の教育、さらに国家検定練習の場とし、人材育成に活用しています。

    関連するSDGs

    階層別教育マネジメント

    階層別教育グローバル

    職能別教育事務分会

    職能別教育技術分会

    職能別教育技能分会

    管理職・TQC・課題形成能力向上・コーチング・MBC

    ・出向者の役割・海外人事管理・地域スタディ・現地語教育

    ・新任課長特許・品質 ・異常処置認定・特殊工程講師

    指導級・課長安全教育・5等級研修・リーダーシップ・班長(倫理機密)

    ・Gコミュニケーション・マネジメント勉強会・工場マネジメント・人事労務管理

    ・生産管理製品2級 ・新任係長品質 ・高度技能研修(デンソー)・新任班長環境教育・TIE上級

    中級・課題発表・仕事の教え方・人の扱い方・中堅社員

    ・海外経験者講演会 ・原価計算・法務・海外事業概要・生産管理製品1級

    ・技術検定・実験計画法・品質管理・生産技術中級

    ・国家技能検定・オペレータ研修・C級計測器・安全・衛生、資格

    初級・問題解決・働く心構え・仕事の進め方

    ・自己啓発「英会話」・自己啓発「英文記」(初級~管理職)

    ・製品知識・業界知識・原価基礎・TIE基礎

    ・スキルアップ研修・特許・基礎技術・原価と原価管理・製品知識

    ・PMの基礎・異常処置対応認定・初級品質管理・TIE物の流し方

    ①わかば道場(社内教育訓練道場)

    目指す人材は、「自ら学び、自ら考え、挑戦し続ける人材」とし教育をしています。特に、グローバル対応力強化の為のメニュー作りを強化しています。階層別教育︓役職階層及び管理推進業務指名者に必要な役割意識、意欲の向上

    管理手法の習得を図る教育職能別教育︓各職能に必要な専門知識・能力向上を図る教育

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  • 創業時より活動しているQCサークル活動は、サークルメンバーの能力向上・自己表現、明るく活力に満ちた生きがいのある職場づくり、お客さま満足の向上及び社会への貢献をめざしています。2018年度は、84サークル計605名がQC手法を活用し、管理・改善に取り組みました。その結果、QC三重地区主催「フレッシュ&チャレンジ大会」にて知事賞を受賞することができました。

    ③QCサークル

    QC フレッシュ&チャレンジ大会 会場にて

    ⑤二輪道場を開設(バイク教室開催)10月11日、二輪車(バイク)用部品の開発・設計に携わる社員の二輪車に関する知識・技能の向上を目的として、技術棟内に二輪道場を開設しました。開設式後には二輪車用部品の開発・設計に携わっている社員のうち10名が参加し「バイク教室」を開講しました。教室では参加者が自分たちの手で実物の二輪車を分解・再組立てし、二輪車の構造に関する見識を深めました。

    ④社内技能検定(厚生労働省認定)当社では高度技能集団企業を目指し、社内検定制度を整えました。当社のモノづくりに必要な技能課題を4つ選びだし、それぞれの課題に合格となった社員を製品製造装置オペレータとして資格認定する仕組みです。これにより社員の技能を切磋琢磨し継続的に高めていこうとしています。この制度は、厚生労働省より特に技能振興上奨励すべきものとして認定され「厚生労働省社内検定認定制度」に登録されました。これは制度改正後、第二号となるもので、三重県では第一号となるものです。2018年度の検定では1級・2級の各級の試験で最も優秀な成績を収めた1名を、社内検定最優秀者として表彰しました。

    検定受検の様子

    2018年度検定受験者記念写真

    TOPIC

    二輪道場開設式記念写真

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  • 創業時より活動しているQCサークル活動は、サークルメンバーの能力向上・自己表現、明るく活力に満ちた生きがいのある職場づくり、お客さま満足の向上及び社会への貢献をめざしています。2018年度は、84サークル計605名がQC手法を活用し、管理・改善に取り組みました。その結果、QC三重地区主催「フレッシュ&チャレンジ大会」にて知事賞を受賞することができました。

    ③QCサークル

    QC フレッシュ&チャレンジ大会 会場にて

    ⑤二輪道場を開設(バイク教室開催)10月11日、二輪車(バイク)用部品の開発・設計に携わる社員の二輪車に関する知識・技能の向上を目的として、技術棟内に二輪道場を開設しました。開設式後には二輪車用部品の開発・設計に携わっている社員のうち10名が参加し「バイク教室」を開講しました。教室では参加者が自分たちの手で実物の二輪車を分解・再組立てし、二輪車の構造に関する見識を深めました。

    ④社内技能検定(厚生労働省認定)当社では高度技能集団企業を目指し、社内検定制度を整えました。当社のモノづくりに必要な技能課題を4つ選びだし、それぞれの課題に合格となった社員を製品製造装置オペレータとして資格認定する仕組みです。これにより社員の技能を切磋琢磨し継続的に高めていこうとしています。この制度は、厚生労働省より特に技能振興上奨励すべきものとして認定され「厚生労働省社内検定認定制度」に登録されました。これは制度改正後、第二号となるもので、三重県では第一号となるものです。2018年度の検定では1級・2級の各級の試験で最も優秀な成績を収めた1名を、社内検定最優秀者として表彰しました。

    検定受検の様子

    2018年度検定受験者記念写真

    TOPIC

    二輪道場開設式記念写真

    4-2.社員とともに

    (1)コミュニケーション毎月第一稼働日に全社員が集まって全社朝礼を開催しています。社長と部長以上の職制1人から社員に向けた講話を行なうことに加え、優れた成果を収めた社員の各種表彰も行なっています。また、当日夜勤の方や聴覚障がい者の方々にも内容を伝えるべく、全社朝礼ダイジェストを作成し、各職場での展開を実施しています。

    ②社員親睦より良い職場環境を築くには、社員相互の豊かなコミュニケーションが不可欠と考え、社員同士の親睦を図る場を積極的に設けています。一例として、新入社員歓迎企画の開催や、デンソー大安製作所での大運動会への参加、社内球技大会やウォーキング大会の開催などをしています。

    全社朝礼社長講話(12月)

    新入社員歓迎ボーリング大会(4月) 球技大会(11月)

    運動会(6月)

    2016年4月より「お客様から信頼され、従業員が誇りに思える、明るく・楽しく・元気な会社」を目指す、元気プロジェクト活動を開始しました。活動に自主的に参加している社員とともに、様々な取り組みを行っています。活動3年目となる2018年度には、以下のように多くの活動を行いました。今後も当社が明るく元気な会社となれるよう、活動を実施していきます。4月 桜まつりの開催6月 デンソー大安地区運動会への参加

    デンソーグループグリーンカーテンコンテストへの参加(~9月)7月 社内七夕飾りコンテスト10月 ハロウィンイベント12月 手作り門松設置・クリスマスイベント

    従業員への感謝メッセージ・草もち配付

    ③元気プロジェクト

    七夕コンテスト(7月)

    関連するSDGs

    ①全社朝礼

    ウォーキング大会(11月)

    桜まつり(4月)

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  • 10

    ⑥ファミリーオープンハウスデー社員のご家族の皆さんに、会社施策への理解を

    深めていただくとともに、社員とご家族のコミュニケーションの充実を目的として社内を見学していただく「 ファミリーオープンハウスデー」を開催しています。学校の夏休みに合わせて実施し、職場見学に加え、お子さんに「モノづくり」に興味をもってもらえるよう、「モノづくり体験」も実施しています。2018年度は13家族31名に参加いただき参加者からは 「子どもと共同でものづくりをできて楽しかった。」「職場を見せる事は今回のイベントしかないため参加して良かった。」等の感想があり大変好評でした。

    ⑤グリーンカーテン・コンテストデンソーグループでは、6月の「環境月間」に合わ

    せ環境にちなんだ各種行事を展開しており、その一環として「デンソーグループ・グリーンカーテンコンテスト」を、開催しています。ゴーヤ部門とフリー植物部門の2部門で、一株あたりの面積及び収穫量・出来栄えと取り組み内容を基準にグループ会社で競います。また当社内でも、社員(家族を含む)が栽培しているグリーンカーテンなどを対象として、グリーンフォトコンテストを開催しています。2017年度からより気軽に参加できるようグリーンカーテンだけでなく家庭園芸や家庭菜園も対象に加えました。審査基準は栽培面積や収穫量、ユニークさ・エレガントさ等を総合的に判断しています。

    当社のグリーンカーテン

    社内グリーンフォトコンテストグランプリ作品

    新成人として晴れて大人の仲間入りをした従業員の成人を祝う会を社内で開催しています。会では社長・役員からのお祝いの言葉に続いて、新成人が生まれた頃の出来事や、新成人の意識調査を紹介しながら新成人の皆さんに抱負やチャレンジしたいことを語ってもらいました。はつらつとした新成人の皆さんのお話と笑顔に会場は和やかな祝福ムードに包まれました。 新成人の皆さん(1月)

    ④新成人を祝う会

    モノづくり体験の様子

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    ⑥ファミリーオープンハウスデー社員のご家族の皆さんに、会社施策への理解を

    深めていただくとともに、社員とご家族のコミュニケーションの充実を目的として社内を見学していただく「 ファミリーオープンハウスデー」を開催しています。学校の夏休みに合わせて実施し、職場見学に加え、お子さんに「モノづくり」に興味をもってもらえるよう、「モノづくり体験」も実施しています。2018年度は13家族31名に参加いただき参加者からは 「子どもと共同でものづくりをできて楽しかった。」「職場を見せる事は今回のイベントしかないため参加して良かった。」等の感想があり大変好評でした。

    ⑤グリーンカーテン・コンテストデンソーグループでは、6月の「環境月間」に合わ

    せ環境にちなんだ各種行事を展開しており、その一環として「デンソーグループ・グリーンカーテンコンテスト」を、開催しています。ゴーヤ部門とフリー植物部門の2部門で、一株あたりの面積及び収穫量・出来栄えと取り組み内容を基準にグループ会社で競います。また当社内でも、社員(家族を含む)が栽培しているグリーンカーテンなどを対象として、グリーンフォトコンテストを開催しています。2017年度からより気軽に参加できるようグリーンカーテンだけでなく家庭園芸や家庭菜園も対象に加えました。審査基準は栽培面積や収穫量、ユニークさ・エレガントさ等を総合的に判断しています。

    当社のグリーンカーテン

    社内グリーンフォトコンテストグランプリ作品

    新成人として晴れて大人の仲間入りをした従業員の成人を祝う会を社内で開催しています。会では社長・役員からのお祝いの言葉に続いて、新成人が生まれた頃の出来事や、新成人の意識調査を紹介しながら新成人の皆さんに抱負やチャレンジしたいことを語ってもらいました。はつらつとした新成人の皆さんのお話と笑顔に会場は和やかな祝福ムードに包まれました。 新成人の皆さん(1月)

    ④新成人を祝う会

    モノづくり体験の様子

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    創意工夫功労者賞とは、文部科学省が各企業において現場で実際に創意工夫し振興の基盤づくりに貢献している者を表彰する制度です。2018年当社が推薦した3件が本賞を受賞しました。これは当社が「現状のやり方に固執せず絶え間ない改善を実践する」と言うデンソーグループスピリットを実践していることによるものです。これからも、全社一丸となって製品の品質向上は勿論、改善活動の活性化に努め継続して受賞者を輩出できるよう、日々愚直にモノづくりに取り組んでまいります。

    (2)社外表彰

    ②優良勤労者表彰2018年11月、当社社員3名が四日市労働基準

    協会より優良勤労者として表彰されました。これは永年勤続とその業績(具体的には、品質管理に熱心に取り組み品質の安定、向上に大きく寄与し他の模範として、企業発展に貢献していること)を評価されたものです。

    受賞した前川さん、安藤さん、松岡さん

    表彰された河井さん、相原さん、沖さん

    ④グローバルデンソー省エネポスターコンクールで入賞デンソーグループでは毎年6月を環境月間と定めており、それに合わせて様々な環境に関する取り組みを行っています。その活動の一環としてデンソー本社、海外拠点、国内グループ会社を対象に省エネポスター作品の募集がありました。このコンクールで当社社員の森本 貴恵さんの作品が、応募総数734作品の中で特に優れた3作品に与えられた「グローバル賞」を受賞しました。 受賞作品(左)、受賞記念撮影(右)

    ①文部科学大臣表彰「創意工夫功労者賞」7年連続受賞

    ③三重県障がい者技能競技大会で努力賞を受賞第16回三重県障がい者技能競技大会(アビリンピック三重)に、当社を代表して小林 寛史さんが電子機器組立部門に参加し、努力賞を受賞しました。この大会は障がいのある方の職業能力開発を促進し、技能労働者として社会に参加する自信と誇りを持っていただくとともに、障がいのある方に対する社会の理解を深め、その雇用の促進を図ることを目的として開催されているものです。 表彰式の様子

    TOPIC

    TOPIC

    11

  • 1.82.02.22.42.62.8

    2013 2014 2015 2016 2017 2018

    多様なライフスタイルの社員にとって働きやすい会社となるため、仕事と私生活の両面を支援するための柔軟な制度を整備しています。ⅰ 育児中も仕事を続けられるよう、法定以上の休職制度勤務体系を整備しています。・短時間勤務︓子が小学校に入学するまで(法律は3歳に達するまで)・時間外労働免除︓子が小学校に入学するまで(法律は3歳に達するまで)

    ⅱ 半日有給休暇の月間取得回数を月2回から4回取得可能としました。

    12

    取組みの一環で、聴覚障がい者の方同士の横の繋がりを持つ場として、聴覚障がい者だけの懇親会を定期的に開催し、そこで会社・職場への要望等も確認・対応しています。

    ②ワークライフバランスの支援

    ④高年者の活動支援高年者の豊かな経験と能力の発揮、および本人の働きがいの支援に向けて、社員のライフプランに合わせた多様な働き方・生き方を支援する施策を整備しています。ⅰ ライフマネジメント研修(定年後の生きがい、健康、生活設計を50歳で考える)ⅱ 振り返り研修(ライフマネジメント研修受講後 5年で、生活設計を再度考える)ⅲ ネクステージ面談(定年後の働き方を55歳から上司との面談を通じて考える)

    (3)多様な人々が活躍できる職場づくり

    育児短時間勤務制度 ( 9:30~16:30) 利用者の声

    私は一人目で育児休暇を取得した後に初めて時短制度を利用しました。最初は2年ぶりの職場復帰と家事の両立に不安がありましたが、この制度を利用した事で、精神的な面・体への負担が少なく、ゆとりをもって育児も出来ました。当制度をたくさんの方に利用して頂きたいです。

    工場技術課 森沢さん

    ①障がい者雇用(障がい者の方が長く職場定着できる環境づくり)

    2018年3月31日以前法定雇用率

    2018年4月1日以降法定雇用率%

    年度

    ③女性活躍・キャリア形成支援当社はダイバーシティ推進を重要な経営戦略の一つと位置づけており、特に社員のキャリア形成支援を柱に活動を推進しています。その活動の一環として18年度は女性活躍やキャリア形成支援を目的に、実務職の初級1級職・中堅2級職13名を対象に将来のキャリアビジョンを考える講習会を開催しました。

    障がい者雇用率

    12

  • 1.82.02.22.42.62.8

    2013 2014 2015 2016 2017 2018

    多様なライフスタイルの社員にとって働きやすい会社となるため、仕事と私生活の両面を支援するための柔軟な制度を整備しています。ⅰ 育児中も仕事を続けられるよう、法定以上の休職制度勤務体系を整備しています。・短時間勤務︓子が小学校に入学するまで(法律は3歳に達するまで)・時間外労働免除︓子が小学校に入学するまで(法律は3歳に達するまで)

    ⅱ 半日有給休暇の月間取得回数を月2回から4回取得可能としました。

    12

    取組みの一環で、聴覚障がい者の方同士の横の繋がりを持つ場として、聴覚障がい者だけの懇親会を定期的に開催し、そこで会社・職場への要望等も確認・対応しています。

    ②ワークライフバランスの支援

    ④高年者の活動支援高年者の豊かな経験と能力の発揮、および本人の働きがいの支援に向けて、社員のライフプランに合わせた多様な働き方・生き方を支援する施策を整備しています。ⅰ ライフマネジメント研修(定年後の生きがい、健康、生活設計を50歳で考える)ⅱ 振り返り研修(ライフマネジメント研修受講後 5年で、生活設計を再度考える)ⅲ ネクステージ面談(定年後の働き方を55歳から上司との面談を通じて考える)

    (3)多様な人々が活躍できる職場づくり

    育児短時間勤務制度 ( 9:30~16:30) 利用者の声

    私は一人目で育児休暇を取得した後に初めて時短制度を利用しました。最初は2年ぶりの職場復帰と家事の両立に不安がありましたが、この制度を利用した事で、精神的な面・体への負担が少なく、ゆとりをもって育児も出来ました。当制度をたくさんの方に利用して頂きたいです。

    工場技術課 森沢さん

    ①障がい者雇用(障がい者の方が長く職場定着できる環境づくり)

    2018年3月31日以前法定雇用率

    2018年4月1日以降法定雇用率%

    年度

    ③女性活躍・キャリア形成支援当社はダイバーシティ推進を重要な経営戦略の一つと位置づけており、特に社員のキャリア形成支援を柱に活動を推進しています。その活動の一環として18年度は女性活躍やキャリア形成支援を目的に、実務職の初級1級職・中堅2級職13名を対象に将来のキャリアビジョンを考える講習会を開催しました。

    障がい者雇用率

    13

    (4)こころとからだの健康管理当社では、社員の心身両面の健康づくりを進めています。増加傾向にある生活習慣病(高脂血症・高血圧・糖尿病など)の予防としては、特定保険指導の対象者に対して、食生活の改善と運動習慣の定着に向けた教育指導を半年間継続実施。また仕事でストレスを感じる勤労者が増加しているなか予防・再発防止を図るべく、メンタルヘルスケア体制充実や管理者教育などに取り組んでいます。2017年度より喫煙・受動喫煙抑制に向け、ワークタイム禁煙(昼休憩以外は禁煙)を導入、2018年度には屋内喫煙所を全て閉鎖し、喫煙できるのは屋外喫煙所のみとしました。また労働過多者に対して健康診断(長時間労働の抑制) や有休取得管理の徹底をするため毎月の合同職制会の中で各部署の有休取得率の展開をするなど働き方の改善指導を継続的に行っています。

    (5)安全な職場づくり「安全は全てのものに優先する」を合い言葉に、経営層による安全巡回、安全サークル活動、職場安全診断を始めとする物的対策 ・啓蒙活動を地道に気を緩めることなく継続しており、操業以来「休業災害以上0」を継続し2016年 1月18日に第四種無災害記録(2,370万時間)を達成しました。今後も愚直に安全活動に取り組み、「災害ゼロ」を目指します。①安全指標(18年度) ②安全施策

    14年 15年 16年 17年 18年

    自発的に安全行動できる意識の浸透

    リスク先取りによる重大災害防止対策強化

    マネジメントの強化

    3S 対話3-3 安全日めくりカレンダー安全・歩行5訓の徹底

    安全基本行動の教え込み

    公開段取 トップ層による確認

    トップ安全・5S診断・環境重要設備巡回重大リスク低減安全対策

    ローラ点検クレーン成形機大型開口部フォークリフト

    OSHMS全社活動(リスクアセスメント) 化学物質強化異常処置認定教育

    安全装置無効化防止対策いじり防止ネジ装着

    班長安全宣言

    0件0件職業性疾病

    0件0件出火事故

    0休業度数率

    0件0件重大災害

    評価実績目標管理項目

    15年度 16年度17年度 18年度 19年度

    全社一斉禁煙タイム

    午前・午後1回喫煙ルール導入

    禁煙デーの禁煙タイム導入

    建屋内禁煙

    屋外喫煙所設置

    北駐輪場横喫煙所

    北・来客喫煙所 南喫煙所

    屋内喫煙所閉鎖

    2F事務所1階北中央・ロビー2階南・1階北・耐久棟

    2階北

    卒煙支援

    タバコ販売 販売中止

    卒煙啓発セミナー

    ワークタイム禁煙【昼休憩のみ喫煙】

    建屋内完全禁煙

    ①活動実績および今後の計画

    28.0

    30.0

    32.0

    34.0

    36.0

    38.0

    40.0

    14 15 16 17 18

    年度

    ②喫煙率推移

    18年度建屋内完全禁煙

    13

  • 0

    1

    2

    3

    2014 2015 2016 2017 2018

    赤チン 不休 休業 障害

    1500

    2000

    2500

    3000

    3500

    2014 2015 2016 2017 2018

    14

    (6)防災(震災への備え)東日本大災害での教訓を踏まえて、デンソーグループでは「震災リスク対応」の見直しを進めています。当社では、全社員が災害発生時に自発的に初期活動や救命活動できるようにするために、2014年度より菰野消防の指導に基づき各職場防災リーダーを育成し、社内で「消火器・消火栓訓練と救命AED講習」を実施しております。2016年度からは社内で防災リーダーの育成ができるように、「公的資格(応急手当普及員)を取得した社員が職場防災リーダーの育成をする体制」を整備しました。育成された職場防災リーダーは、社内講師として全社員対象に「消火器・消火栓訓練と救命AED講習」を実施して、社員一人ひとりの防災に対する能力向上を行っています。18年度には夜間の災害対策本部を迅速に立ち上げれるように屋外の本部設置位置にLED蓄電式街灯を新たに設置しました。さらには地域との連携を強化するため、当社社員が地域防災訓練に毎年参加しています。また16年度の豪雪対応への反省(会社駐車場積雪により会社前道路の渋滞発生等)から雪害対策マニュアルを作成し、18年度には従業員駐車場付近に除雪機5台が収納できる倉庫も設置し、深夜の積雪情報を災害対策本部メンバーが共有できるようにLINEWORKSを導入活用を開始しました。日頃から訓練をし、震災へ備え、全社員のスキルアップを目指します。

    雪害対応用除雪機 LED蓄電式街灯地域防災訓練参加

    ③災害発生状況 ④無災害時間(休業以上)

    赤チン;全治10日以内の災害

    91年操業以来、「休業災害以上0」継続中

    万時間件

    年 年

    2016年1月18日第4種無災害記録達成(2370万時間)

    2018年3月末時点2,685万時間

    内容 対象 2018年度在席

    応急手当普及員 社内防災隊班長 8名

    普通救命講習/消火器講習 各職場防災リーダー 45名

    14

  • 0

    1

    2

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    2014 2015 2016 2017 2018

    赤チン 不休 休業 障害

    1500

    2000

    2500

    3000

    3500

    2014 2015 2016 2017 2018

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    (6)防災(震災への備え)東日本大災害での教訓を踏まえて、デンソーグループでは「震災リスク対応」の見直しを進めています。当社では、全社員が災害発生時に自発的に初期活動や救命活動できるようにするために、2014年度より菰野消防の指導に基づき各職場防災リーダーを育成し、社内で「消火器・消火栓訓練と救命AED講習」を実施しております。2016年度からは社内で防災リーダーの育成ができるように、「公的資格(応急手当普及員)を取得した社員が職場防災リーダーの育成をする体制」を整備しました。育成された職場防災リーダーは、社内講師として全社員対象に「消火器・消火栓訓練と救命AED講習」を実施して、社員一人ひとりの防災に対する能力向上を行っています。18年度には夜間の災害対策本部を迅速に立ち上げれるように屋外の本部設置位置にLED蓄電式街灯を新たに設置しました。さらには地域との連携を強化するため、当社社員が地域防災訓練に毎年参加しています。また16年度の豪雪対応への反省(会社駐車場積雪により会社前道路の渋滞発生等)から雪害対策マニュアルを作成し、18年度には従業員駐車場付近に除雪機5台が収納できる倉庫も設置し、深夜の積雪情報を災害対策本部メンバーが共有できるようにLINEWORKSを導入活用を開始しました。日頃から訓練をし、震災へ備え、全社員のスキルアップを目指します。

    雪害対応用除雪機 LED蓄電式街灯地域防災訓練参加

    ③災害発生状況 ④無災害時間(休業以上)

    赤チン;全治10日以内の災害

    91年操業以来、「休業災害以上0」継続中

    万時間件

    年 年

    2016年1月18日第4種無災害記録達成(2370万時間)

    2018年3月末時点2,685万時間

    内容 対象 2018年度在席

    応急手当普及員 社内防災隊班長 8名

    普通救命講習/消火器講習 各職場防災リーダー 45名

    当社では年に1度、地元の代表の方々と菰野町役場の方を会社にお招きして「当社の最近の事業活動や環境活動への取り組み状況」をご説明し、ご理解いただくと共に、地元の皆様からは会社に対しご意見・ご要望をお寄せいただいていています。2018年度は、11月に菰野町役場から2名、地元池底区・大強原区から6名、計8名の皆様に参加いただき、環境取り組み体制や環境データの測定結果(工場排水の水質・敷地境界の騒音振動レベル)等を説明し、工場もご視察いただきました。懇談の場では、年4回実施しているゴミゼロ活動や、地域社会に貢献する交通安全活動の一環として2015年から取り組んでいる「カーブミラー清掃」に感謝の言葉をいただきました。当社は今後とも、地域社会の一員として地元の行事などに積極的に参加すると共に、情報公開を推進し、周辺住民の方々や行政機関との対話を図ってまいります。

    15

    (1)地域との対話を深める懇談会開催

    4-3.地域・社会とともに

    (2)ボランティア活動当社では地域社会の一員として「私たちがお世話になっている地域の環境保全活動に少しでも貢献しよう」と会社周辺の環境美化活動を定期的に実施していることをはじめとして、様々なボランティア活動を行っています。当社はこれらの活動を「デンソーグループ・ハートフルデー」の取り組みとして、今後も大切にしていきます。①献血活動私たちの血液で命を救うことを実践するために、1995年より社内で献血活動を平日の勤務時間内に年2回(春・秋)実施しています。2017年8月には献血の推進に寄与した事業所として、厚生労働大臣より感謝状をいただいています。

    感謝状(厚生労働大臣より)

    関連するSDGs

    0 50 100 150 200

    2018

    2017

    2016

    年度

    136人

    131人

    111人

    15

  • 0 200 400 600 800

    2018

    2017

    2016

    0 5 10 15 20

    2018

    2017

    2016

    0 10000 20000 30000

    2018

    2017

    2016

    0 50 100 150 200 250

    2018

    2017

    2016

    ⑤使用済み切手収集(2013年~)地域の福祉活動推進に役立てていただくために、使用済み切手を収集しています。菰野町社会福祉協議会を通じて福祉用品を贈っています。

    障がいのある子供たちに車いすを贈るためにプルトップ収集を継続しています。自販機や各職場に収集箱を設置し、気軽にボランティアができるようにしています。約200㎏のプルトップで車いす1台が贈れます。

    ③空き缶のプルトップ収集(2009年~)

    16

    ④ペットボトルのキャップ収集(2010年~)世界の子供をワクチンで病気から救うために、ペットボトルキャップを収集しています。本館と技術棟入口に収集BOXを設置し、確実に回収できるようにしています。満杯になると(2400個)3人分のワクチンが購入可能となります。

    15㎏

    10㎏

    14㎏

    年度

    年度

    24000個

    21600個

    ⇒ワクチン30人分

    19200個⇒ワクチン24人分

    年度

    210g

    41g

    129g

    ⇒ワクチン27人分

    ②ゴミゼロ活動(年4回;1996年~)ゴミをなくして、綺麗な街並にするために、社員本人だけでなく、その家族も一緒に参加し清掃活動を行っています。

    年度

    683人

    571人

    590人

    16

  • 0 200 400 600 800

    2018

    2017

    2016

    0 5 10 15 20

    2018

    2017

    2016

    0 10000 20000 30000

    2018

    2017

    2016

    0 50 100 150 200 250

    2018

    2017

    2016

    ⑤使用済み切手収集(2013年~)地域の福祉活動推進に役立てていただくために、使用済み切手を収集しています。菰野町社会福祉協議会を通じて福祉用品を贈っています。

    障がいのある子供たちに車いすを贈るためにプルトップ収集を継続しています。自販機や各職場に収集箱を設置し、気軽にボランティアができるようにしています。約200㎏のプルトップで車いす1台が贈れます。

    ③空き缶のプルトップ収集(2009年~)

    16

    ④ペットボトルのキャップ収集(2010年~)世界の子供をワクチンで病気から救うために、ペットボトルキャップを収集しています。本館と技術棟入口に収集BOXを設置し、確実に回収できるようにしています。満杯になると(2400個)3人分のワクチンが購入可能となります。

    15㎏

    10㎏

    14㎏

    年度

    年度

    24000個

    21600個

    ⇒ワクチン30人分

    19200個⇒ワクチン24人分

    年度

    210g

    41g

    129g

    ⇒ワクチン27人分

    ②ゴミゼロ活動(年4回;1996年~)ゴミをなくして、綺麗な街並にするために、社員本人だけでなく、その家族も一緒に参加し清掃活動を行っています。

    年度

    683人

    571人

    590人

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    (3)交通安全活動当社では、交通安全行動を率先垂範できる社員づくりをめざすとともに、地域社会の交通安全に貢献していくために、様々な活動を行っています。これらの活動を評価いただき、2018年6月には三重県交通安全協会より交通安全優良団体として表彰を受けました。また、2017年に続き全従業員が飲酒運転を絶対にしない・させない・許さないことを宣言し署名した、飲酒運転撲滅宣言書を四日市西警察署に提出しました。社員一人ひとりが、交通安全行動を率先垂範できるよう努めます。

    飲酒運転根絶宣言書提出(12月)

    実 施 項 目 内 容

    社員への交通安全教育

    新入社員の通勤経路同乗指導( 4月)

    免許取得1年未満の新入社員に対し 上司による同乗指導を実施

    交通安全懇談会( 4月~)

    毎月、交通安全に関する資料を提供し、各職場が話し合いを実施

    交通安全タッチ&コール(12月~)

    毎日朝礼時に各職場単位で交通安全10カ条の唱和を実施

    交通安全決起大会( 8月・12月)

    四日市西警察署交通課長を講師に招き全員参加で実施

    管理者向け交通安全講習(3月)

    管理者が職場内で交通安全教育を行うスキルを身につける

    若年層向け社外交通安全講習(11月)

    自動車学校の指導で自分自身の運転を見つめ直し、安全運転の意識を高揚

    通勤車両管理

    西門立哨(月1回)

    当社西門にて通勤車両のルール・マナー状況確認し、指導を実施

    通勤車両チェック(随時) 違法な車両が無いか確認を実施

    地域活動

    ミルミルウェーブ(年2回)

    四日市西交通安全協会主催の、街頭立哨にて交通安全の呼びかけを実施

    地域立哨(月1回)

    地元地域での街頭立哨にて交通安全の呼びかけを実施(永井交差点にて)

    ミルミルウェーブ 交通安全決起大会(12月)

    TOPIC

    17

  • 18

    出前授業

    工場見学

    近隣の高校生が職業への理解を深め、進路選択・決定の一助となるような支援活動を実施しています。

    ①高校生の「職業意識形成」支援活動

    ②鈴鹿山麓かもしかハーフマラソンへの協賛菰野町では、「鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン」が開催されており、2018年で第13回大会となります。当社は第1回から、地元に協力する為に協賛し応援をしております。10月に開催された第13回大会では初めて当社のPRブースを出展させていただきました。

    (4)その他の活動

    授業の一つとして、教室や体育館で「就職・働くとは︖」というテーマで講義をします。

    生産現場を案内し、仕事内容を説明することで、製造職への理解を深めます。

    作業者として3日間程度、生産職場で実習を行ない、製造工程の技能や決め事に触れて、働くことの厳しさ面白さを、体感していただきます。高校生だけでなく、障がい者(生産職場)、大学院生・大学生(技術系職場)の受入も行なっています。

    ⅰ インターンシップ受入れ(2001年~)

    ⅱ 工場見学受入れ(2006年~)

    ⅲ 出前授業(2007年~)

    ③鵜の里まつりへの協賛鵜川原地区(大強原、下村、川北、池底、吉沢、諏訪)では、毎年「鵜の里まつり」が開催されております。当社では、2010年から地元に協力するために協賛し応援をしております。

    かもしかハーフマラソン(10月) 鵜の里まつり(10月)

    TOPIC

    18年度 内容

    5月 出前授業(2・3年生希望者 18名)

    10月 出前授業(1年生希望者 31名)

    10月 出前授業(1年生全員 155名)

    11月 インターンシップ受入(障がい者 2名)

    11月 インターンシップ受入(2年生 2名)

    11月 インターンシップ受入(2年生 2名)

    11月 工場見学受入(1年生 15名)

    12月 出前授業(1年生希望者 30名)

    12月 工場見学受入(2年生 10名)

    12月 出前授業(1年生希望者 42名)

    1月 インターンシップ受入(障がい者 1名)

    1月 インターンシップ受入(障がい者 1名)

    2月 工場見学受入(2年生 20名)

    2月 出前授業(1・2年生希望者 40名)

    18

  • 18

    出前授業

    工場見学

    近隣の高校生が職業への理解を深め、進路選択・決定の一助となるような支援活動を実施しています。

    ①高校生の「職業意識形成」支援活動

    ②鈴鹿山麓かもしかハーフマラソンへの協賛菰野町では、「鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン」が開催されており、2018年で第13回大会となります。当社は第1回から、地元に協力する為に協賛し応援をしております。10月に開催された第13回大会では初めて当社のPRブースを出展させていただきました。

    (4)その他の活動

    授業の一つとして、教室や体育館で「就職・働くとは︖」というテーマで講義をします。

    生産現場を案内し、仕事内容を説明することで、製造職への理解を深めます。

    作業者として3日間程度、生産職場で実習を行ない、製造工程の技能や決め事に触れて、働くことの厳しさ面白さを、体感していただきます。高校生だけでなく、障がい者(生産職場)、大学院生・大学生(技術系職場)の受入も行なっています。

    ⅰ インターンシップ受入れ(2001年~)

    ⅱ 工場見学受入れ(2006年~)

    ⅲ 出前授業(2007年~)

    ③鵜の里まつりへの協賛鵜川原地区(大強原、下村、川北、池底、吉沢、諏訪)では、毎年「鵜の里まつり」が開催されております。当社では、2010年から地元に協力するために協賛し応援をしております。

    かもしかハーフマラソン(10月) 鵜の里まつり(10月)

    TOPIC

    18年度 内容

    5月 出前授業(2・3年生希望者 18名)

    10月 出前授業(1年生希望者 31名)

    10月 出前授業(1年生全員 155名)

    11月 インターンシップ受入(障がい者 2名)

    11月 インターンシップ受入(2年生 2名)

    11月 インターンシップ受入(2年生 2名)

    11月 工場見学受入(1年生 15名)

    12月 出前授業(1年生希望者 30名)

    12月 工場見学受入(2年生 10名)

    12月 出前授業(1年生希望者 42名)

    1月 インターンシップ受入(障がい者 1名)

    1月 インターンシップ受入(障がい者 1名)

    2月 工場見学受入(2年生 20名)

    2月 出前授業(1・2年生希望者 40名)

    デンソーグループは、「人と地球にやさしいクルマ」の実現を通じて「先進的なクルマ社会の創造」に貢献できる企業グループをめざしています。そのために、製品 ・ 生産にとどまらず事業活動のあらゆる分野で環境負荷を削減すると同時に、世界でトップクラスの環境効率や高い資源生産性を追求しています。あわせて環境保全活動を通じて経済価値を創出する「環境経営」を推進しています。デンソートリムでは2016年から「次の10年」に向けた長期ビジョンである「デンソーエオコビジョン2025」に基づき、デンソーグループ全体で「エネルギー1/2(省エネ)」、「クリーン×2(環境負荷低減)」、「グリーン×2(環境保全)」に取組み、持続可能な社会の実現に向け、積極的に活動を展開しています。

    5.環境報告

    当社は鈴鹿山系の麓に位置し、緑豊かな環境に恵まれている。 この美しい自然を健全な状態で次世代に引き継ぐよう積極的に「環境保全」に努める。

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    〔デンソーエコビジョン2025〕

    5-1.環境方針

    スローガン︓「次世代へ引き継ごう、澄んだ空気と豊かな緑」

    1.法規順守と環境汚染の予防等により環境の継続的改善に努める。2.製品企画段階から排出物及びエネルギーの低減に取り組み、環境負荷を

    総合的に低減させる。3.環境教育・啓蒙活動を通じ、各業務段階で従業員一人ひとりの環境保全

    意識を高めていく。4.地域社会の一員としての自覚と責任をもち、社会との良好な共生関係を築く。5.この環境方針は社内外へ公開する。

    関連するSDGs

    (1)理念

    (2)方針(骨子)

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    国際規格ISO14001に基づき、「環境マネジメントシステム」を構築しています。

    5-3.環境推進体制

    5-2.環境監査体制

    1999年10月に「デンソートリム環境管理組織」を設置し、会社全体として環境問題を審議し、統括する体制を構築しました。同時に、個別の課題を解決するために「専門部会」を設置し、取り組みの強化を図っています。

    環境目標 環境活動環境方針 実績評価 分析

    継続的な改善

    ・内部環境審査・環境審査会・ISO14001認証審査(外部監査)

    環境マネジメントシステム

    総括環境管理者環境管理の最高責任者︓社長

    環境管理組織

    環境管理責任者環境管理の最高責任者︓社長

    環境管理者各部環境管理改善計画の推進︓部長

    環境責任者各課の計画推進︓課長

    環境責任者各課の計画推進︓課長

    ISO14001事務局継続審査及び内部監査の実施

    省エネルギー部会CO2排出量低減

    廃棄物天元部会資源有効利用推進

    PRTR部会環境負荷物質排出量低減

    環境負荷物質低減のため部署間の枠を越えた専門部会活動

    PRTR(Pollutant Release andTransfer Register.)

    有害化学物質排出移動量登録制度

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    国際規格ISO14001に基づき、「環境マネジメントシステム」を構築しています。

    5-3.環境推進体制

    5-2.環境監査体制

    1999年10月に「デンソートリム環境管理組織」を設置し、会社全体として環境問題を審議し、統括する体制を構築しました。同時に、個別の課題を解決するために「専門部会」を設置し、取り組みの強化を図っています。

    環境目標 環境活動環境方針 実績評価 分析

    継続的な改善

    ・内部環境審査・環境審査会・ISO14001認証審査(外部監査)

    環境マネジメントシステム

    総括環境管理者環境管理の最高責任者︓社長

    環境管理組織

    環境管理責任者環境管理の最高責任者︓社長

    環境管理者各部環境管理改善計画の推進︓部長

    環境責任者各課の計画推進︓課長

    環境責任者各課の計画推進︓課長

    ISO14001事務局継続審査及び内部監査の実施

    省エネルギー部会CO2排出量低減

    廃棄物天元部会資源有効利用推進

    PRTR部会環境負荷物質排出量低減

    環境負荷物質低減のため部署間の枠を越えた専門部会活動

    PRTR(Pollutant Release andTransfer Register.)

    有害化学物質排出移動量登録制度

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    5-4.環境行動計画(1)2018年度の取組項目と実施事項

    ・騒音振動測定結果

    ︓騒音・振動測定箇所朝 ・・・6~8時昼 ・・・8~19時夕 ・・・19~22時夜 ・・・22~6時

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    朝 昼 夕 夜 昼 夜

    【dB】

    耐久試験棟

    社屋駐車場駐車場

    ネットフェンス

    敷地境界

    測定頻度︓2回/年(5、10月)

    5-5.法規順守状況

    騒音 振動

    仕事の各段階で環境負荷低減を目指し、具体的な活動項目と目標を定めて、環境保護に取組んでいます。

    騒音、振動とも社内基準値以下の問題の無いレベルです。

    報規制値

    自主基準値(法規制値×0.95)

    デンソーエコビジョン 項目 取組み方針 実施事項

    【01】究極の燃費性能 車社会における消費エネルギー製品の開発及び生産低燃費に貢献する製品の設計及び製造

    2輪車用アイドルストップ製品の開発及び生産低燃費関連製品である02センサやハイブリット関連製品の製造

    【02】ミニマムCO2モノづくり 生産CO2削減 省エネルギーの推進 目標︓co2排出量 前年年度比▲4%

    【03】低炭素なくらし・移動 業務移動における化石エネルギー使用の低減社有車更新・導入時エコカー導入

    社有車へドライブレコーダーを装着 エコドライブの推進

    【04】エコマテリアル&ローエミッション

    グローバル規模の環境負荷物質規制への積極的な切り替え推進

    デンソーからの展開事項の順守 デンソー図面指示の順守100%

    【05】ミニマム環境負荷生産 排出物削減&廃棄物削減(ゼロエミアドバンス)・排出物削減の推進・リサイクルの質向上(マテリアルリサイクル化等)

    目標︓前年度比▲0.5%目標︓前年度比▲2.5%

    【06】環境意識・知識・スキル 環境業務従事者の環境設備・作業リスクの知識・対応力強化環境重要設備異常処置訓練実施環境教育の実施

    環境重要設備 4施設の訓練実施 1回/年従業員 2H/人 実施

    【08】緑・自然豊かな職場 緑豊かな工場づくり 工場の緑化 デンソーグループ・グリーンカーテン コンテスト参加チームワーク賞受賞

    【09】環境社会貢献アクション“グリーン&クリーン” をテーマとしたOne DENSO Actionの推進

    ハートフルデー「ゴミゼロ活動」の継続実施など地域貢献の推進

    地域清掃を年間4回の実施(含む 地元地区のカーブミラー清掃)

    【10】環境価値創造のマネジメント

    環境CSR情報の積極的な発信と地域社会等との双方向コミュニケーションの推進

    環境コンプライアンス徹底環境マネジメントシステムの運用改善 (ISO14001認定更新)法順守100%

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    実績 目標

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    5-6.生産環境負荷削減(基準年~)

    CO2排出量低減

    指数︓基準年=100*1【原単位評価】

    排出物低減 環境負荷物質排出量低減VOC対象物質

    <主な取り組み>

    生産ラインの統合等分別パトロールの実施 1回/月長期連休中のエアー漏れ点検実施

    防滴材塗布方法の見直し(全面→部分)電子承認・回覧によるペーパーレス空調ダクト見直し・搬送ファン導入

    *1【原単位評価】︓生産金額1億円当たりの排出量VOC︓Volatile Organic Compounds(揮発性有機化合物)

    技術管理

    (1)生産環境負荷の削減活動状況推移について

    (2)排出物のリサイクル向上活動(ゼロエミアドバンス)リサイクルには一般に、「“燃料”として再利用される“サーマルリサイクル”」や「“原材料”と

    して再利用される“マテリアルリサイクル”」があります。当社では分別を細分化する事により、サーマルリサイクルからマテリアルリサイクルへと質の高いリサイクルにシフトさせる「ゼロエミアドバンス」という活動に17年度より取り組んでいます。これからも社内の排出物のリサイクル向上を目指し、分別の細分化に取り組んで参ります。

    効果:12t/年 サーマルリサイクルからマテリアルリサイクルへのシフトを実現。70万円/年の処理費用削減。

    年度 年度 年度

    継続的な改善活動で2018年度目標は達成。さらなる改善に取り組みます。

    ①部品のビニール袋・紐のみを集めて①ビニールの材料として再利用

    ②結束バンドのみを集めプラスチック②材料へ再利用

    指数︓基準年=100*1【原単位評価】 指数︓基準年=100*1【原単位評価】

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    実績 目標

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    5-6.生産環境負荷削減(基準年~)

    CO2排出量低減

    指数︓基準年=100*1【原単位評価】

    排出物低減 環境負荷物質排出量低減VOC対象物質

    <主な取り組み>

    生産ラインの統合等分別パトロールの実施 1回/月長期連休中のエアー漏れ点検実施

    防滴材塗布方法の見直し(全面→部分)電子承認・回覧によるペーパーレス空調ダクト見直し・搬送ファン導入

    *1【原単位評価】︓生産金額1億円当たりの排出量VOC︓Volatile Organic Compounds(揮発性有機化合物)

    技術管理

    (1)生産環境負荷の削減活動状況推移について

    (2)排出物のリサイクル向上活動(ゼロエミアドバンス)リサイクルには一般に、「“燃料”として再利用される“サーマルリサイクル”」や「“原材料”と

    して再利用される“マテリアルリサイクル”」があります。当社では分別を細分化する事により、サーマルリサイクルからマテリアルリサイクルへと質の高いリサイクルにシフトさせる「ゼロエミアドバンス」という活動に17年度より取り組んでいます。これからも社内の排出物のリサイクル向上を目指し、分別の細分化に取り組んで参ります。

    効果:12t/年 サーマルリサイクルからマテリアルリサイクルへのシフトを実現。70万円/年の処理費用削減。

    年度 年度 年度

    継続的な改善活動で2018年度目標は達成。さらなる改善に取り組みます。

    ①部品のビニール袋・紐のみを集めて①ビニールの材料として再利用

    ②結束バンドのみを集めプラスチック②材料へ再利用

    指数︓基準年=100*1【原単位評価】 指数︓基準年=100*1【原単位評価】

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    6.製品を通じての社会貢献

    寒冷時の車室内暖房の熱源として、快適な移動空間を提供しています。

    <四輪製品>

    O2センサ 電池監視ユニット

    EGRTSクイックヒータ

    <四輪製品>

    <二輪製品>ACジェネレータ O2センサECU・

    イグナイタ

    AHS ECU

    <四輪製品>AFS ECU

    レベリングECU

    LDM

    二輪車・四輪車の燃費を向上し、排出されるCO2の削減に貢献しています。

    夜間・雨天時の視認性を向上し、運転者の負荷低減・交通事故の未然防止に貢献しています。

    環 境 安心・安全

    快 適

    ランプECUアイドルストップ用スタータジェネレータ

    クランクセンサ

    NOx-SCU FPC

    デジタルEGTSサーキットASSY

    関連するSDGs

    5-7.2018年度環境活動状況まとめ

    項目 実施事項 目標 2018年度実績 評価

    報規則などの遵守水質、騒音、振動定期測定届け出報告実施

    社内基準値以内漏れなく実施

    全て満足 〇

    公害および苦情ゼロ 0件 0件 〇

    環境負荷の削減

    CO2排出量低減・排出量低減

    資源有効利用推進・排出量低減

    ・ゼロエミアドバンス

    ・ゼロエミ継続(埋立廃棄物低減)

    12年度比▲24.0%

    前年度比▲0.5%

    前年度比▲2.5%

    150kg/月以下

    ▲25.0%

    ▲10.2%

    ▲20.1%

    70kg/月

    環境行動に関する地域貢献等

    地域活動への積極的な参画ゴミゼロ活動への参加

    4回/年 開催 4回開催〇

    課単位での環境教育の実施 2H/人・年以上 2H 〇

    各環境目標は達成しておりますが、改善の手を緩めず、今後も「地域からより信頼される企業」を目指し、環境保全活動を推進します。

    レインセンサ

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  • http://www.densotrim.co.jp/

    CSR報告書 2019

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    編集後記当社では、2012年からCSR(企業の社会的責任)への取組みを報告すべく「CSR報告書」を発行

    させていただいております。本冊子「CSR報告書2019」では、「CSRマネジメント」「社会性報告」「環境報告」の各分野別に、2018年度の活動を中心に紹介させていただきました。当社は今後も地域社会の一員として、環境・安全活動並びに社会貢献活動に積極的に取り組んでまいり

    ますので、本報告書をご覧いただいた皆さまから忌憚のないご意見、ご指導を賜れば幸いに存じます。また、当社はCSR活動についても(株)デンソーと連結経営を行なっております。 (株)デンソーの

    「統合報告書(https://www.denso.com/jp/ja/investors/library/annual-report/)」も併せてご覧下さい。

    2019年 10月

    発行者〒510-1222 三重県三重郡菰野町大強原赤坂2460

    発行日 2019年10月20日

    お問合せ先 デンソートリム株式会社 経営企画部 総務室TEL 059-391-0011 FAX 059-391-0050

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  • http://www.densotrim.co.jp/

    CSR報告書 2019

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    編集後記当社では、2012年からCSR(企業の社会的責任)への取組みを報告すべく「CSR報告書」を発行

    させていただいております。本冊子「CSR報告書2019」では、「CSRマネジメント」「社会性報告」「環境報告」の各分野別に、2018年度の活動を中心に紹介させていただきました。当社は今後も地域社会の一員として、環境・安全活動並びに社会貢献活動に積極的に取り組んでまいり

    ますので、本報告書をご覧いただいた皆さまから忌憚のないご意見、ご指導を賜れば幸いに存じます。また、当社はCSR活動についても(株)デンソーと連結経営を行なっております。 (株)デンソーの

    「統合報告書(https://www.denso.com/jp/ja/investors/library/annual-report/)」も併せてご覧下さい。

    2019年 10月

    発行者〒510-1222 三重県三重郡菰野町大強原赤坂2460

    発行日 2019年10月20日

    お問合せ先 デンソートリム株式会社 経営企画部 総務室TEL 059-391-0011 FAX 059-391-0050

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