環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機...

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. 多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場 環境報告書 2018 ―環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場を目指して―

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Page 1: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

環境報告書2018

―環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場を目指して―

- 1 -

目 次

ページ

私たちの取り組み 2

第1章 事業概要

1 施設のあらまし 4

2 環境保全コスト 15

3 私たちの組織 16

第2章 環境についての取り組み

1 環境方針 18

2 環境負荷(単年度推移 ) 19

3 環境対策 30

4 発電 40

5 熱の供給 40

6 環境負荷を減らす取り組み 41

7 環境活動 44

8 安全衛生などの取り組み 46

第3章 コミュニケーション

1 環境情報の公開 50

2 環境に関して寄せられた意見要望等 52

3 施設の見学 52

4 社会的活動 53

5 多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ 60

巻末資料

案内図編集発行 61

アンケート 62

- 2 -

私たちの取り組み

気候変動が及ぼす影響の大きさから改めて環境問題がクローズアップされています

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場でも安全で安定したごみ処理を進める中で環

境への負荷の低減に係る継続的な取り組みが求められています

多摩ニュータウン環境組合では多摩地域の清掃工場として初めて平成15年3月に

ISO14001の認証を取得しました環境組合及び関係者が一丸となって「環境にやさし

い安全で開かれた多摩清掃工場」を目指し環境管理システムの効率的運用と継続的改善

を推進しています

平成29年度には中期経営計画を更新し「ビジョン2022」として平成30年度

から34年度までの5年間の計画を策定しましたまた平成30年度から39年度まで

の10年間の計画「長期修繕計画」を作成し安定的かつ継続的な運転のため効果的な

維持管理を実施します

多摩ニュータウン環境組合は今後も環境負荷への低減を継続し貴重な埋立て最終処

分場を次世代に引き継ぐための役割を果たすとともに最大限資源化に取り組むことで持

続可能な循環型社会に寄与できるように努めて参ります

平成30年9月

多摩ニュータウン環境組合

事務局長 富 澤 浩

報告する期間

平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで

準拠したガイドライン

「一般廃棄物処理施設向け環境報告書ガイドライン 2005 年度版」東京都環境局

「環境報告ガイドライン 2007 年度版【チェックリスト】」 平成 19 年 6 月 環境省

「環境報告ガイドライン 2012 年度版」平成 24 年 4 月 環境省

報告対象分野

環境的側面社会的側面

- 3 -

第1章 事業概要

- 4 -

1施設のあらまし

多摩ニュータウン環境組合は八王子市及び町田市の一部の区域並びに多摩市全域のごみ

処理等を目的に設立された特別地方公共団体(一部事務組合)です

多摩清掃工場は地元の落合ごみ焼却場対策協議会や地元の方々のご理解とご協力により

昭和 48 年 4 月から稼動しましたそしてごみを効率的安定的に処理するだけでなく

余熱の有効利用や資源化等することを目的に平成 10 年3月に現在の焼却棟を建て替え

平成 14 年 3 月には不燃粗大ごみ処理棟が完成し施設が一新しました周辺環境や公

害防止を最優先に環境にやさしい資源循環型の中間処理施設となりました

施設の概要

名 称多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

所 在 地東京都多摩市唐木田二丁目1番地1

敷地面積約 35600m2

構成施設管理棟焼却棟不燃粗大ごみ処理棟リサイクルセンター

管理棟

焼却棟 不燃粗大ごみ処理棟

リサイクル

センター

- 5 -

管理棟

工 期着工 平成 12 年 2 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄骨造(地上 3 階)

建築面積約 840m2延床面積約 2500m2

焼却棟

工 期着工 平成 6 年 7 月 竣工 平成 10 年 3 月(その 1)

平成 14 年 3 月(その 2)

建築構造鉄骨鉄筋コンクリート造 (地下 1 階地上 6 階)

建築面積約 6400m2

延床面積約 17500m2

処理能力400t日(200t日炉times2 炉)

発電能力8000kW

不燃粗大ごみ処理棟

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(一部 鉄骨鉄筋コンクリート造鉄骨造)

(地下1階地上5階)

建築面積約 4500m2

延床面積約 12400m2

処理能力90t5h(不燃系40t5htimes2 系列 粗大系5t5htimes2 系列)

リサイクルセンター

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(地上 3 階)

1 階エントランスホール展示ホールリサイクル工房事務室

2 階多目的室ホール

3 階エレベータホール

建築面積約 1200m2

延床面積約 1980m2

- 6 -

焼却施設説明(1)

➊ プラットホーム

収集車で搬入した可燃ごみは計量した後プラット

ホームからごみピットへ投入しますバンカーゲート

は車両が近づくと自動的に開くセンサーを装備してい

ますまた臭気の外部への漏洩を防ぐために室内

を負圧にするとともに出入り口にはエアカーテンを設

けています

➋ ごみピットとごみクレーン

ごみピットの容量は 7200m3 ですごみクレーンは

ごみホッパにごみを投入しまたピット内の撹拌など

高度な運転が全自動で行えますごみピットの臭気は

吸引し燃焼用空気として炉のなかで燃焼分解して

脱臭します

- 7 -

➌ 焼却炉

炉床はごみを効果的に混合撹拌できる階段状火格子

です燃焼ガス温度が 850~950となるように自

動燃焼制御してダイオキシン類などの発生を抑制し

ていますまたアンモニア吹き込みによる無触媒脱

硝処理設備も備えています

➏ ボイラ

ごみが燃焼するときの熱を有効利用するために自然

循環式ボイラを設けています燃焼エネルギーを効率

よく回収することができ更にボイラで熱を吸収する

ことで排ガスの温度を下げます

焼却施設説明(2)

- 8 -

➍ 灰押出機

火格子下コンベヤに落下した焼却灰は灰押出機で消火

冷却しますつぎに灰と異物を分けるため非磁性物除

去装置の磁選機破砕機ふるい等にかけて鉄分と非磁

性物を分離回収します

➎ 灰ピット鉄分ピット非磁性物ピット

鉄分と非磁性物を分離した焼却灰は灰ピットに送りま

す焼却灰のかさは燃焼前の 120 になります灰ピッ

トの容量は 440m3鉄分ピットは 50m3非磁性物ピッ

トは 70m3 です

➓ 飛灰固化処理装置

ろ過式集じん機で捕集した飛灰はセメントや薬品で固め

て有害物が溶け出さないようにしてから飛灰固化物ピッ

トに送ります飛灰固化物ピットの容量は 300m3 です

焼却施設説明(3)

2

1

煙突へ

- 9 -

➐ 蒸気タービン発電機

高温高圧蒸気によって最大 8000kW の発電を行

うことができます発電した電力は工場内で使用す

るほか電力会社に送電しますなおその他の蒸

気は給湯や冷暖房の熱源として利用しています

➑ ろ過式集じん機

ボイラで温度が下がった排ガスは減温塔でさらに

温度を下げて有害物が再合成しないようにしていま

すそして乾式塩化水素除去装置とろ過式集じん

機にかけてダイオキシン類やばいじんを特殊な布

のフィルタで除去します

➒ 脱硝反応塔

排ガスに含まれている窒素酸化物を触媒の働きに

よって分解除去します

可燃ごみ処理費は歳出決算の可燃ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入量に

占める可燃ごみ量の割合を基に算出されたものです可燃ごみ量及びごみ搬入量は構成

市の処理区域内の搬入量を用いています

可燃ごみ処理費19822円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 10 -

不燃ごみ処理施設説明(1)

⓫ 残渣不燃ピットと供給クレーン

搬入した不燃ごみは不燃ピットに投入しますピッ

トのごみは供給クレーンで受入ホッパに移します

⓬ 破袋機除袋機

不燃ごみは「ごみ袋」に入った状態で搬入されるの

で選別するために機械で「ごみ袋」を破り中身

を取りだしますまた「ごみ袋」は機械で分離し

ます

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

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コス

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管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

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ごみ

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74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

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項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

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れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

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順と

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

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事項

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るた

めの

役割

及び

責任

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覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 2: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 1 -

目 次

ページ

私たちの取り組み 2

第1章 事業概要

1 施設のあらまし 4

2 環境保全コスト 15

3 私たちの組織 16

第2章 環境についての取り組み

1 環境方針 18

2 環境負荷(単年度推移 ) 19

3 環境対策 30

4 発電 40

5 熱の供給 40

6 環境負荷を減らす取り組み 41

7 環境活動 44

8 安全衛生などの取り組み 46

第3章 コミュニケーション

1 環境情報の公開 50

2 環境に関して寄せられた意見要望等 52

3 施設の見学 52

4 社会的活動 53

5 多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ 60

巻末資料

案内図編集発行 61

アンケート 62

- 2 -

私たちの取り組み

気候変動が及ぼす影響の大きさから改めて環境問題がクローズアップされています

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場でも安全で安定したごみ処理を進める中で環

境への負荷の低減に係る継続的な取り組みが求められています

多摩ニュータウン環境組合では多摩地域の清掃工場として初めて平成15年3月に

ISO14001の認証を取得しました環境組合及び関係者が一丸となって「環境にやさし

い安全で開かれた多摩清掃工場」を目指し環境管理システムの効率的運用と継続的改善

を推進しています

平成29年度には中期経営計画を更新し「ビジョン2022」として平成30年度

から34年度までの5年間の計画を策定しましたまた平成30年度から39年度まで

の10年間の計画「長期修繕計画」を作成し安定的かつ継続的な運転のため効果的な

維持管理を実施します

多摩ニュータウン環境組合は今後も環境負荷への低減を継続し貴重な埋立て最終処

分場を次世代に引き継ぐための役割を果たすとともに最大限資源化に取り組むことで持

続可能な循環型社会に寄与できるように努めて参ります

平成30年9月

多摩ニュータウン環境組合

事務局長 富 澤 浩

報告する期間

平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで

準拠したガイドライン

「一般廃棄物処理施設向け環境報告書ガイドライン 2005 年度版」東京都環境局

「環境報告ガイドライン 2007 年度版【チェックリスト】」 平成 19 年 6 月 環境省

「環境報告ガイドライン 2012 年度版」平成 24 年 4 月 環境省

報告対象分野

環境的側面社会的側面

- 3 -

第1章 事業概要

- 4 -

1施設のあらまし

多摩ニュータウン環境組合は八王子市及び町田市の一部の区域並びに多摩市全域のごみ

処理等を目的に設立された特別地方公共団体(一部事務組合)です

多摩清掃工場は地元の落合ごみ焼却場対策協議会や地元の方々のご理解とご協力により

昭和 48 年 4 月から稼動しましたそしてごみを効率的安定的に処理するだけでなく

余熱の有効利用や資源化等することを目的に平成 10 年3月に現在の焼却棟を建て替え

平成 14 年 3 月には不燃粗大ごみ処理棟が完成し施設が一新しました周辺環境や公

害防止を最優先に環境にやさしい資源循環型の中間処理施設となりました

施設の概要

名 称多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

所 在 地東京都多摩市唐木田二丁目1番地1

敷地面積約 35600m2

構成施設管理棟焼却棟不燃粗大ごみ処理棟リサイクルセンター

管理棟

焼却棟 不燃粗大ごみ処理棟

リサイクル

センター

- 5 -

管理棟

工 期着工 平成 12 年 2 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄骨造(地上 3 階)

建築面積約 840m2延床面積約 2500m2

焼却棟

工 期着工 平成 6 年 7 月 竣工 平成 10 年 3 月(その 1)

平成 14 年 3 月(その 2)

建築構造鉄骨鉄筋コンクリート造 (地下 1 階地上 6 階)

建築面積約 6400m2

延床面積約 17500m2

処理能力400t日(200t日炉times2 炉)

発電能力8000kW

不燃粗大ごみ処理棟

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(一部 鉄骨鉄筋コンクリート造鉄骨造)

(地下1階地上5階)

建築面積約 4500m2

延床面積約 12400m2

処理能力90t5h(不燃系40t5htimes2 系列 粗大系5t5htimes2 系列)

リサイクルセンター

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(地上 3 階)

1 階エントランスホール展示ホールリサイクル工房事務室

2 階多目的室ホール

3 階エレベータホール

建築面積約 1200m2

延床面積約 1980m2

- 6 -

焼却施設説明(1)

➊ プラットホーム

収集車で搬入した可燃ごみは計量した後プラット

ホームからごみピットへ投入しますバンカーゲート

は車両が近づくと自動的に開くセンサーを装備してい

ますまた臭気の外部への漏洩を防ぐために室内

を負圧にするとともに出入り口にはエアカーテンを設

けています

➋ ごみピットとごみクレーン

ごみピットの容量は 7200m3 ですごみクレーンは

ごみホッパにごみを投入しまたピット内の撹拌など

高度な運転が全自動で行えますごみピットの臭気は

吸引し燃焼用空気として炉のなかで燃焼分解して

脱臭します

- 7 -

➌ 焼却炉

炉床はごみを効果的に混合撹拌できる階段状火格子

です燃焼ガス温度が 850~950となるように自

動燃焼制御してダイオキシン類などの発生を抑制し

ていますまたアンモニア吹き込みによる無触媒脱

硝処理設備も備えています

➏ ボイラ

ごみが燃焼するときの熱を有効利用するために自然

循環式ボイラを設けています燃焼エネルギーを効率

よく回収することができ更にボイラで熱を吸収する

ことで排ガスの温度を下げます

焼却施設説明(2)

- 8 -

➍ 灰押出機

火格子下コンベヤに落下した焼却灰は灰押出機で消火

冷却しますつぎに灰と異物を分けるため非磁性物除

去装置の磁選機破砕機ふるい等にかけて鉄分と非磁

性物を分離回収します

➎ 灰ピット鉄分ピット非磁性物ピット

鉄分と非磁性物を分離した焼却灰は灰ピットに送りま

す焼却灰のかさは燃焼前の 120 になります灰ピッ

トの容量は 440m3鉄分ピットは 50m3非磁性物ピッ

トは 70m3 です

➓ 飛灰固化処理装置

ろ過式集じん機で捕集した飛灰はセメントや薬品で固め

て有害物が溶け出さないようにしてから飛灰固化物ピッ

トに送ります飛灰固化物ピットの容量は 300m3 です

焼却施設説明(3)

2

1

煙突へ

- 9 -

➐ 蒸気タービン発電機

高温高圧蒸気によって最大 8000kW の発電を行

うことができます発電した電力は工場内で使用す

るほか電力会社に送電しますなおその他の蒸

気は給湯や冷暖房の熱源として利用しています

➑ ろ過式集じん機

ボイラで温度が下がった排ガスは減温塔でさらに

温度を下げて有害物が再合成しないようにしていま

すそして乾式塩化水素除去装置とろ過式集じん

機にかけてダイオキシン類やばいじんを特殊な布

のフィルタで除去します

➒ 脱硝反応塔

排ガスに含まれている窒素酸化物を触媒の働きに

よって分解除去します

可燃ごみ処理費は歳出決算の可燃ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入量に

占める可燃ごみ量の割合を基に算出されたものです可燃ごみ量及びごみ搬入量は構成

市の処理区域内の搬入量を用いています

可燃ごみ処理費19822円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 10 -

不燃ごみ処理施設説明(1)

⓫ 残渣不燃ピットと供給クレーン

搬入した不燃ごみは不燃ピットに投入しますピッ

トのごみは供給クレーンで受入ホッパに移します

⓬ 破袋機除袋機

不燃ごみは「ごみ袋」に入った状態で搬入されるの

で選別するために機械で「ごみ袋」を破り中身

を取りだしますまた「ごみ袋」は機械で分離し

ます

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

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11

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くず

等売

廃携

帯電

話機

売却

自転

車売

廃小

型家

電売

ステ

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ス売

廃油

売却

  

 

支払

有害

ごみ

処理

却灰

運搬

焼却

灰資

源化

委託

2粗

大ご

み処

理費

CB

処理

分類

研究

開発

コス

環境

損傷

対応

コス

事業

エリ

ア内

コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

94

14

H2

95

2H

29

62

H2

97

6H

29

84

H2

99

7H

29

10

5H

29

11

6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

22

04

27

02

90

29

52

30

23

51

80

80

80

40

12

5―

48

34

60

43

04

10

51

14

66

49

64

73

51

74

32

41

24

24

46

54

38

45

6

23

62

26

26

32

90

18

12

92

24

02

14

24

32

74

23

62

35

18

92

42

24

2

12

15

00

00

05

14

00

00

06

00

04

22

05

14

06

15

81

61

12

21

68

11

31

42

13

61

34

13

21

74

23

01

03

13

11

21

14

2

76

98

14

06

31

39

46

70

10

76

58

39

01

53

16

11

40

10

5

19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

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チッ

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分別

され

るよ

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焼却

され

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燃ご

みは

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どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

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  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

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 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

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 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

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人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

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環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

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項と

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合を

達成

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めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

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想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

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環境

に関

連す

る法

令に

つい

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概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

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備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

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4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

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(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

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5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 3: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 2 -

私たちの取り組み

気候変動が及ぼす影響の大きさから改めて環境問題がクローズアップされています

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場でも安全で安定したごみ処理を進める中で環

境への負荷の低減に係る継続的な取り組みが求められています

多摩ニュータウン環境組合では多摩地域の清掃工場として初めて平成15年3月に

ISO14001の認証を取得しました環境組合及び関係者が一丸となって「環境にやさし

い安全で開かれた多摩清掃工場」を目指し環境管理システムの効率的運用と継続的改善

を推進しています

平成29年度には中期経営計画を更新し「ビジョン2022」として平成30年度

から34年度までの5年間の計画を策定しましたまた平成30年度から39年度まで

の10年間の計画「長期修繕計画」を作成し安定的かつ継続的な運転のため効果的な

維持管理を実施します

多摩ニュータウン環境組合は今後も環境負荷への低減を継続し貴重な埋立て最終処

分場を次世代に引き継ぐための役割を果たすとともに最大限資源化に取り組むことで持

続可能な循環型社会に寄与できるように努めて参ります

平成30年9月

多摩ニュータウン環境組合

事務局長 富 澤 浩

報告する期間

平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで

準拠したガイドライン

「一般廃棄物処理施設向け環境報告書ガイドライン 2005 年度版」東京都環境局

「環境報告ガイドライン 2007 年度版【チェックリスト】」 平成 19 年 6 月 環境省

「環境報告ガイドライン 2012 年度版」平成 24 年 4 月 環境省

報告対象分野

環境的側面社会的側面

- 3 -

第1章 事業概要

- 4 -

1施設のあらまし

多摩ニュータウン環境組合は八王子市及び町田市の一部の区域並びに多摩市全域のごみ

処理等を目的に設立された特別地方公共団体(一部事務組合)です

多摩清掃工場は地元の落合ごみ焼却場対策協議会や地元の方々のご理解とご協力により

昭和 48 年 4 月から稼動しましたそしてごみを効率的安定的に処理するだけでなく

余熱の有効利用や資源化等することを目的に平成 10 年3月に現在の焼却棟を建て替え

平成 14 年 3 月には不燃粗大ごみ処理棟が完成し施設が一新しました周辺環境や公

害防止を最優先に環境にやさしい資源循環型の中間処理施設となりました

施設の概要

名 称多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

所 在 地東京都多摩市唐木田二丁目1番地1

敷地面積約 35600m2

構成施設管理棟焼却棟不燃粗大ごみ処理棟リサイクルセンター

管理棟

焼却棟 不燃粗大ごみ処理棟

リサイクル

センター

- 5 -

管理棟

工 期着工 平成 12 年 2 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄骨造(地上 3 階)

建築面積約 840m2延床面積約 2500m2

焼却棟

工 期着工 平成 6 年 7 月 竣工 平成 10 年 3 月(その 1)

平成 14 年 3 月(その 2)

建築構造鉄骨鉄筋コンクリート造 (地下 1 階地上 6 階)

建築面積約 6400m2

延床面積約 17500m2

処理能力400t日(200t日炉times2 炉)

発電能力8000kW

不燃粗大ごみ処理棟

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(一部 鉄骨鉄筋コンクリート造鉄骨造)

(地下1階地上5階)

建築面積約 4500m2

延床面積約 12400m2

処理能力90t5h(不燃系40t5htimes2 系列 粗大系5t5htimes2 系列)

リサイクルセンター

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(地上 3 階)

1 階エントランスホール展示ホールリサイクル工房事務室

2 階多目的室ホール

3 階エレベータホール

建築面積約 1200m2

延床面積約 1980m2

- 6 -

焼却施設説明(1)

➊ プラットホーム

収集車で搬入した可燃ごみは計量した後プラット

ホームからごみピットへ投入しますバンカーゲート

は車両が近づくと自動的に開くセンサーを装備してい

ますまた臭気の外部への漏洩を防ぐために室内

を負圧にするとともに出入り口にはエアカーテンを設

けています

➋ ごみピットとごみクレーン

ごみピットの容量は 7200m3 ですごみクレーンは

ごみホッパにごみを投入しまたピット内の撹拌など

高度な運転が全自動で行えますごみピットの臭気は

吸引し燃焼用空気として炉のなかで燃焼分解して

脱臭します

- 7 -

➌ 焼却炉

炉床はごみを効果的に混合撹拌できる階段状火格子

です燃焼ガス温度が 850~950となるように自

動燃焼制御してダイオキシン類などの発生を抑制し

ていますまたアンモニア吹き込みによる無触媒脱

硝処理設備も備えています

➏ ボイラ

ごみが燃焼するときの熱を有効利用するために自然

循環式ボイラを設けています燃焼エネルギーを効率

よく回収することができ更にボイラで熱を吸収する

ことで排ガスの温度を下げます

焼却施設説明(2)

- 8 -

➍ 灰押出機

火格子下コンベヤに落下した焼却灰は灰押出機で消火

冷却しますつぎに灰と異物を分けるため非磁性物除

去装置の磁選機破砕機ふるい等にかけて鉄分と非磁

性物を分離回収します

➎ 灰ピット鉄分ピット非磁性物ピット

鉄分と非磁性物を分離した焼却灰は灰ピットに送りま

す焼却灰のかさは燃焼前の 120 になります灰ピッ

トの容量は 440m3鉄分ピットは 50m3非磁性物ピッ

トは 70m3 です

➓ 飛灰固化処理装置

ろ過式集じん機で捕集した飛灰はセメントや薬品で固め

て有害物が溶け出さないようにしてから飛灰固化物ピッ

トに送ります飛灰固化物ピットの容量は 300m3 です

焼却施設説明(3)

2

1

煙突へ

- 9 -

➐ 蒸気タービン発電機

高温高圧蒸気によって最大 8000kW の発電を行

うことができます発電した電力は工場内で使用す

るほか電力会社に送電しますなおその他の蒸

気は給湯や冷暖房の熱源として利用しています

➑ ろ過式集じん機

ボイラで温度が下がった排ガスは減温塔でさらに

温度を下げて有害物が再合成しないようにしていま

すそして乾式塩化水素除去装置とろ過式集じん

機にかけてダイオキシン類やばいじんを特殊な布

のフィルタで除去します

➒ 脱硝反応塔

排ガスに含まれている窒素酸化物を触媒の働きに

よって分解除去します

可燃ごみ処理費は歳出決算の可燃ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入量に

占める可燃ごみ量の割合を基に算出されたものです可燃ごみ量及びごみ搬入量は構成

市の処理区域内の搬入量を用いています

可燃ごみ処理費19822円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 10 -

不燃ごみ処理施設説明(1)

⓫ 残渣不燃ピットと供給クレーン

搬入した不燃ごみは不燃ピットに投入しますピッ

トのごみは供給クレーンで受入ホッパに移します

⓬ 破袋機除袋機

不燃ごみは「ごみ袋」に入った状態で搬入されるの

で選別するために機械で「ごみ袋」を破り中身

を取りだしますまた「ごみ袋」は機械で分離し

ます

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

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有害

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処理

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環境

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対応

コス

事業

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コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

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内)

平均

平均

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94

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11

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12

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30

32

平均

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晴晴

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晴晴

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16

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17

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26

83

39

73

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22

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22

64

25

46

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20

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20

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年 

  

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測定

年月

天 

  

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気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

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kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

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の準

備及

対応

の要

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 4: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 3 -

第1章 事業概要

- 4 -

1施設のあらまし

多摩ニュータウン環境組合は八王子市及び町田市の一部の区域並びに多摩市全域のごみ

処理等を目的に設立された特別地方公共団体(一部事務組合)です

多摩清掃工場は地元の落合ごみ焼却場対策協議会や地元の方々のご理解とご協力により

昭和 48 年 4 月から稼動しましたそしてごみを効率的安定的に処理するだけでなく

余熱の有効利用や資源化等することを目的に平成 10 年3月に現在の焼却棟を建て替え

平成 14 年 3 月には不燃粗大ごみ処理棟が完成し施設が一新しました周辺環境や公

害防止を最優先に環境にやさしい資源循環型の中間処理施設となりました

施設の概要

名 称多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

所 在 地東京都多摩市唐木田二丁目1番地1

敷地面積約 35600m2

構成施設管理棟焼却棟不燃粗大ごみ処理棟リサイクルセンター

管理棟

焼却棟 不燃粗大ごみ処理棟

リサイクル

センター

- 5 -

管理棟

工 期着工 平成 12 年 2 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄骨造(地上 3 階)

建築面積約 840m2延床面積約 2500m2

焼却棟

工 期着工 平成 6 年 7 月 竣工 平成 10 年 3 月(その 1)

平成 14 年 3 月(その 2)

建築構造鉄骨鉄筋コンクリート造 (地下 1 階地上 6 階)

建築面積約 6400m2

延床面積約 17500m2

処理能力400t日(200t日炉times2 炉)

発電能力8000kW

不燃粗大ごみ処理棟

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(一部 鉄骨鉄筋コンクリート造鉄骨造)

(地下1階地上5階)

建築面積約 4500m2

延床面積約 12400m2

処理能力90t5h(不燃系40t5htimes2 系列 粗大系5t5htimes2 系列)

リサイクルセンター

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(地上 3 階)

1 階エントランスホール展示ホールリサイクル工房事務室

2 階多目的室ホール

3 階エレベータホール

建築面積約 1200m2

延床面積約 1980m2

- 6 -

焼却施設説明(1)

➊ プラットホーム

収集車で搬入した可燃ごみは計量した後プラット

ホームからごみピットへ投入しますバンカーゲート

は車両が近づくと自動的に開くセンサーを装備してい

ますまた臭気の外部への漏洩を防ぐために室内

を負圧にするとともに出入り口にはエアカーテンを設

けています

➋ ごみピットとごみクレーン

ごみピットの容量は 7200m3 ですごみクレーンは

ごみホッパにごみを投入しまたピット内の撹拌など

高度な運転が全自動で行えますごみピットの臭気は

吸引し燃焼用空気として炉のなかで燃焼分解して

脱臭します

- 7 -

➌ 焼却炉

炉床はごみを効果的に混合撹拌できる階段状火格子

です燃焼ガス温度が 850~950となるように自

動燃焼制御してダイオキシン類などの発生を抑制し

ていますまたアンモニア吹き込みによる無触媒脱

硝処理設備も備えています

➏ ボイラ

ごみが燃焼するときの熱を有効利用するために自然

循環式ボイラを設けています燃焼エネルギーを効率

よく回収することができ更にボイラで熱を吸収する

ことで排ガスの温度を下げます

焼却施設説明(2)

- 8 -

➍ 灰押出機

火格子下コンベヤに落下した焼却灰は灰押出機で消火

冷却しますつぎに灰と異物を分けるため非磁性物除

去装置の磁選機破砕機ふるい等にかけて鉄分と非磁

性物を分離回収します

➎ 灰ピット鉄分ピット非磁性物ピット

鉄分と非磁性物を分離した焼却灰は灰ピットに送りま

す焼却灰のかさは燃焼前の 120 になります灰ピッ

トの容量は 440m3鉄分ピットは 50m3非磁性物ピッ

トは 70m3 です

➓ 飛灰固化処理装置

ろ過式集じん機で捕集した飛灰はセメントや薬品で固め

て有害物が溶け出さないようにしてから飛灰固化物ピッ

トに送ります飛灰固化物ピットの容量は 300m3 です

焼却施設説明(3)

2

1

煙突へ

- 9 -

➐ 蒸気タービン発電機

高温高圧蒸気によって最大 8000kW の発電を行

うことができます発電した電力は工場内で使用す

るほか電力会社に送電しますなおその他の蒸

気は給湯や冷暖房の熱源として利用しています

➑ ろ過式集じん機

ボイラで温度が下がった排ガスは減温塔でさらに

温度を下げて有害物が再合成しないようにしていま

すそして乾式塩化水素除去装置とろ過式集じん

機にかけてダイオキシン類やばいじんを特殊な布

のフィルタで除去します

➒ 脱硝反応塔

排ガスに含まれている窒素酸化物を触媒の働きに

よって分解除去します

可燃ごみ処理費は歳出決算の可燃ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入量に

占める可燃ごみ量の割合を基に算出されたものです可燃ごみ量及びごみ搬入量は構成

市の処理区域内の搬入量を用いています

可燃ごみ処理費19822円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 10 -

不燃ごみ処理施設説明(1)

⓫ 残渣不燃ピットと供給クレーン

搬入した不燃ごみは不燃ピットに投入しますピッ

トのごみは供給クレーンで受入ホッパに移します

⓬ 破袋機除袋機

不燃ごみは「ごみ袋」に入った状態で搬入されるの

で選別するために機械で「ごみ袋」を破り中身

を取りだしますまた「ごみ袋」は機械で分離し

ます

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

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処理

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開発

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環境

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対応

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事業

エリ

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コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

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94

14

H2

95

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62

H2

97

6H

29

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H2

99

7H

29

10

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29

11

6H

29

12

7H

30

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02

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30

32

平均

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晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

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90

29

52

30

23

51

80

80

80

40

12

5―

48

34

60

43

04

10

51

14

66

49

64

73

51

74

32

41

24

24

46

54

38

45

6

23

62

26

26

32

90

18

12

92

24

02

14

24

32

74

23

62

35

18

92

42

24

2

12

15

00

00

05

14

00

00

06

00

04

22

05

14

06

15

81

61

12

21

68

11

31

42

13

61

34

13

21

74

23

01

03

13

11

21

14

2

76

98

14

06

31

39

46

70

10

76

58

39

01

53

16

11

40

10

5

19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

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資格

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処理

施設

技術

管理

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定講

特定

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任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

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及び

緊急

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状態

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境に

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い影

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じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

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(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 5: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 4 -

1施設のあらまし

多摩ニュータウン環境組合は八王子市及び町田市の一部の区域並びに多摩市全域のごみ

処理等を目的に設立された特別地方公共団体(一部事務組合)です

多摩清掃工場は地元の落合ごみ焼却場対策協議会や地元の方々のご理解とご協力により

昭和 48 年 4 月から稼動しましたそしてごみを効率的安定的に処理するだけでなく

余熱の有効利用や資源化等することを目的に平成 10 年3月に現在の焼却棟を建て替え

平成 14 年 3 月には不燃粗大ごみ処理棟が完成し施設が一新しました周辺環境や公

害防止を最優先に環境にやさしい資源循環型の中間処理施設となりました

施設の概要

名 称多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

所 在 地東京都多摩市唐木田二丁目1番地1

敷地面積約 35600m2

構成施設管理棟焼却棟不燃粗大ごみ処理棟リサイクルセンター

管理棟

焼却棟 不燃粗大ごみ処理棟

リサイクル

センター

- 5 -

管理棟

工 期着工 平成 12 年 2 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄骨造(地上 3 階)

建築面積約 840m2延床面積約 2500m2

焼却棟

工 期着工 平成 6 年 7 月 竣工 平成 10 年 3 月(その 1)

平成 14 年 3 月(その 2)

建築構造鉄骨鉄筋コンクリート造 (地下 1 階地上 6 階)

建築面積約 6400m2

延床面積約 17500m2

処理能力400t日(200t日炉times2 炉)

発電能力8000kW

不燃粗大ごみ処理棟

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(一部 鉄骨鉄筋コンクリート造鉄骨造)

(地下1階地上5階)

建築面積約 4500m2

延床面積約 12400m2

処理能力90t5h(不燃系40t5htimes2 系列 粗大系5t5htimes2 系列)

リサイクルセンター

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(地上 3 階)

1 階エントランスホール展示ホールリサイクル工房事務室

2 階多目的室ホール

3 階エレベータホール

建築面積約 1200m2

延床面積約 1980m2

- 6 -

焼却施設説明(1)

➊ プラットホーム

収集車で搬入した可燃ごみは計量した後プラット

ホームからごみピットへ投入しますバンカーゲート

は車両が近づくと自動的に開くセンサーを装備してい

ますまた臭気の外部への漏洩を防ぐために室内

を負圧にするとともに出入り口にはエアカーテンを設

けています

➋ ごみピットとごみクレーン

ごみピットの容量は 7200m3 ですごみクレーンは

ごみホッパにごみを投入しまたピット内の撹拌など

高度な運転が全自動で行えますごみピットの臭気は

吸引し燃焼用空気として炉のなかで燃焼分解して

脱臭します

- 7 -

➌ 焼却炉

炉床はごみを効果的に混合撹拌できる階段状火格子

です燃焼ガス温度が 850~950となるように自

動燃焼制御してダイオキシン類などの発生を抑制し

ていますまたアンモニア吹き込みによる無触媒脱

硝処理設備も備えています

➏ ボイラ

ごみが燃焼するときの熱を有効利用するために自然

循環式ボイラを設けています燃焼エネルギーを効率

よく回収することができ更にボイラで熱を吸収する

ことで排ガスの温度を下げます

焼却施設説明(2)

- 8 -

➍ 灰押出機

火格子下コンベヤに落下した焼却灰は灰押出機で消火

冷却しますつぎに灰と異物を分けるため非磁性物除

去装置の磁選機破砕機ふるい等にかけて鉄分と非磁

性物を分離回収します

➎ 灰ピット鉄分ピット非磁性物ピット

鉄分と非磁性物を分離した焼却灰は灰ピットに送りま

す焼却灰のかさは燃焼前の 120 になります灰ピッ

トの容量は 440m3鉄分ピットは 50m3非磁性物ピッ

トは 70m3 です

➓ 飛灰固化処理装置

ろ過式集じん機で捕集した飛灰はセメントや薬品で固め

て有害物が溶け出さないようにしてから飛灰固化物ピッ

トに送ります飛灰固化物ピットの容量は 300m3 です

焼却施設説明(3)

2

1

煙突へ

- 9 -

➐ 蒸気タービン発電機

高温高圧蒸気によって最大 8000kW の発電を行

うことができます発電した電力は工場内で使用す

るほか電力会社に送電しますなおその他の蒸

気は給湯や冷暖房の熱源として利用しています

➑ ろ過式集じん機

ボイラで温度が下がった排ガスは減温塔でさらに

温度を下げて有害物が再合成しないようにしていま

すそして乾式塩化水素除去装置とろ過式集じん

機にかけてダイオキシン類やばいじんを特殊な布

のフィルタで除去します

➒ 脱硝反応塔

排ガスに含まれている窒素酸化物を触媒の働きに

よって分解除去します

可燃ごみ処理費は歳出決算の可燃ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入量に

占める可燃ごみ量の割合を基に算出されたものです可燃ごみ量及びごみ搬入量は構成

市の処理区域内の搬入量を用いています

可燃ごみ処理費19822円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 10 -

不燃ごみ処理施設説明(1)

⓫ 残渣不燃ピットと供給クレーン

搬入した不燃ごみは不燃ピットに投入しますピッ

トのごみは供給クレーンで受入ホッパに移します

⓬ 破袋機除袋機

不燃ごみは「ごみ袋」に入った状態で搬入されるの

で選別するために機械で「ごみ袋」を破り中身

を取りだしますまた「ごみ袋」は機械で分離し

ます

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

保全

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8

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棄物

のリ

サイ

クル

等費

-2

38

81

19

(内

訳)

売払

い-3

88

42

36

5

(内

訳)

支払

い3

64

54

24

6

2廃

棄物

の処

処分

費1

13

33

86

5

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の整

運用

のた

めの

コス

ト更

新審

内部

監査

員養

成講

習6

80

40

0

事業

活動

に伴

う環

境情

報の

開示

及び

環境

広告

のた

めの

コス

ト広

報作

折込

ホー

ムペ

ージ

の保

守5

58

98

69

環境

負荷

監視

のた

めの

コス

ト環

境の

調査

令順

守の

監視

常時

監視

用排

ガス

分析

計の

保守

16

33

02

48 0

地域

住民

の行

う環

境活

動に

対す

る支

援及

び地

域住

民に

対す

る情

報提

供等

の各

種の

社会

的取

組の

ため

のコ

スト

リサ

イク

ルセ

ンタ

ー運

営費

16

01

70

00 0

合計

10

12

11

72

1

1売

払い

くず

等売

廃携

帯電

話機

売却

自転

車売

廃小

型家

電売

ステ

ンレ

ス売

廃油

売却

  

 

支払

有害

ごみ

処理

却灰

運搬

焼却

灰資

源化

委託

2粗

大ご

み処

理費

CB

処理

分類

研究

開発

コス

環境

損傷

対応

コス

事業

エリ

ア内

コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

94

14

H2

95

2H

29

62

H2

97

6H

29

84

H2

99

7H

29

10

5H

29

11

6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

22

04

27

02

90

29

52

30

23

51

80

80

80

40

12

5―

48

34

60

43

04

10

51

14

66

49

64

73

51

74

32

41

24

24

46

54

38

45

6

23

62

26

26

32

90

18

12

92

24

02

14

24

32

74

23

62

35

18

92

42

24

2

12

15

00

00

05

14

00

00

06

00

04

22

05

14

06

15

81

61

12

21

68

11

31

42

13

61

34

13

21

74

23

01

03

13

11

21

14

2

76

98

14

06

31

39

46

70

10

76

58

39

01

53

16

11

40

10

5

19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

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変わ

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チッ

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みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

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5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

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Page 6: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 5 -

管理棟

工 期着工 平成 12 年 2 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄骨造(地上 3 階)

建築面積約 840m2延床面積約 2500m2

焼却棟

工 期着工 平成 6 年 7 月 竣工 平成 10 年 3 月(その 1)

平成 14 年 3 月(その 2)

建築構造鉄骨鉄筋コンクリート造 (地下 1 階地上 6 階)

建築面積約 6400m2

延床面積約 17500m2

処理能力400t日(200t日炉times2 炉)

発電能力8000kW

不燃粗大ごみ処理棟

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(一部 鉄骨鉄筋コンクリート造鉄骨造)

(地下1階地上5階)

建築面積約 4500m2

延床面積約 12400m2

処理能力90t5h(不燃系40t5htimes2 系列 粗大系5t5htimes2 系列)

リサイクルセンター

工 期着工 平成 11 年 7 月 竣工 平成 14 年 3 月

建築構造鉄筋コンクリート造(地上 3 階)

1 階エントランスホール展示ホールリサイクル工房事務室

2 階多目的室ホール

3 階エレベータホール

建築面積約 1200m2

延床面積約 1980m2

- 6 -

焼却施設説明(1)

➊ プラットホーム

収集車で搬入した可燃ごみは計量した後プラット

ホームからごみピットへ投入しますバンカーゲート

は車両が近づくと自動的に開くセンサーを装備してい

ますまた臭気の外部への漏洩を防ぐために室内

を負圧にするとともに出入り口にはエアカーテンを設

けています

➋ ごみピットとごみクレーン

ごみピットの容量は 7200m3 ですごみクレーンは

ごみホッパにごみを投入しまたピット内の撹拌など

高度な運転が全自動で行えますごみピットの臭気は

吸引し燃焼用空気として炉のなかで燃焼分解して

脱臭します

- 7 -

➌ 焼却炉

炉床はごみを効果的に混合撹拌できる階段状火格子

です燃焼ガス温度が 850~950となるように自

動燃焼制御してダイオキシン類などの発生を抑制し

ていますまたアンモニア吹き込みによる無触媒脱

硝処理設備も備えています

➏ ボイラ

ごみが燃焼するときの熱を有効利用するために自然

循環式ボイラを設けています燃焼エネルギーを効率

よく回収することができ更にボイラで熱を吸収する

ことで排ガスの温度を下げます

焼却施設説明(2)

- 8 -

➍ 灰押出機

火格子下コンベヤに落下した焼却灰は灰押出機で消火

冷却しますつぎに灰と異物を分けるため非磁性物除

去装置の磁選機破砕機ふるい等にかけて鉄分と非磁

性物を分離回収します

➎ 灰ピット鉄分ピット非磁性物ピット

鉄分と非磁性物を分離した焼却灰は灰ピットに送りま

す焼却灰のかさは燃焼前の 120 になります灰ピッ

トの容量は 440m3鉄分ピットは 50m3非磁性物ピッ

トは 70m3 です

➓ 飛灰固化処理装置

ろ過式集じん機で捕集した飛灰はセメントや薬品で固め

て有害物が溶け出さないようにしてから飛灰固化物ピッ

トに送ります飛灰固化物ピットの容量は 300m3 です

焼却施設説明(3)

2

1

煙突へ

- 9 -

➐ 蒸気タービン発電機

高温高圧蒸気によって最大 8000kW の発電を行

うことができます発電した電力は工場内で使用す

るほか電力会社に送電しますなおその他の蒸

気は給湯や冷暖房の熱源として利用しています

➑ ろ過式集じん機

ボイラで温度が下がった排ガスは減温塔でさらに

温度を下げて有害物が再合成しないようにしていま

すそして乾式塩化水素除去装置とろ過式集じん

機にかけてダイオキシン類やばいじんを特殊な布

のフィルタで除去します

➒ 脱硝反応塔

排ガスに含まれている窒素酸化物を触媒の働きに

よって分解除去します

可燃ごみ処理費は歳出決算の可燃ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入量に

占める可燃ごみ量の割合を基に算出されたものです可燃ごみ量及びごみ搬入量は構成

市の処理区域内の搬入量を用いています

可燃ごみ処理費19822円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 10 -

不燃ごみ処理施設説明(1)

⓫ 残渣不燃ピットと供給クレーン

搬入した不燃ごみは不燃ピットに投入しますピッ

トのごみは供給クレーンで受入ホッパに移します

⓬ 破袋機除袋機

不燃ごみは「ごみ袋」に入った状態で搬入されるの

で選別するために機械で「ごみ袋」を破り中身

を取りだしますまた「ごみ袋」は機械で分離し

ます

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

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管理

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コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

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管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

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平均

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う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

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想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

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並び

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対応

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 7: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 6 -

焼却施設説明(1)

➊ プラットホーム

収集車で搬入した可燃ごみは計量した後プラット

ホームからごみピットへ投入しますバンカーゲート

は車両が近づくと自動的に開くセンサーを装備してい

ますまた臭気の外部への漏洩を防ぐために室内

を負圧にするとともに出入り口にはエアカーテンを設

けています

➋ ごみピットとごみクレーン

ごみピットの容量は 7200m3 ですごみクレーンは

ごみホッパにごみを投入しまたピット内の撹拌など

高度な運転が全自動で行えますごみピットの臭気は

吸引し燃焼用空気として炉のなかで燃焼分解して

脱臭します

- 7 -

➌ 焼却炉

炉床はごみを効果的に混合撹拌できる階段状火格子

です燃焼ガス温度が 850~950となるように自

動燃焼制御してダイオキシン類などの発生を抑制し

ていますまたアンモニア吹き込みによる無触媒脱

硝処理設備も備えています

➏ ボイラ

ごみが燃焼するときの熱を有効利用するために自然

循環式ボイラを設けています燃焼エネルギーを効率

よく回収することができ更にボイラで熱を吸収する

ことで排ガスの温度を下げます

焼却施設説明(2)

- 8 -

➍ 灰押出機

火格子下コンベヤに落下した焼却灰は灰押出機で消火

冷却しますつぎに灰と異物を分けるため非磁性物除

去装置の磁選機破砕機ふるい等にかけて鉄分と非磁

性物を分離回収します

➎ 灰ピット鉄分ピット非磁性物ピット

鉄分と非磁性物を分離した焼却灰は灰ピットに送りま

す焼却灰のかさは燃焼前の 120 になります灰ピッ

トの容量は 440m3鉄分ピットは 50m3非磁性物ピッ

トは 70m3 です

➓ 飛灰固化処理装置

ろ過式集じん機で捕集した飛灰はセメントや薬品で固め

て有害物が溶け出さないようにしてから飛灰固化物ピッ

トに送ります飛灰固化物ピットの容量は 300m3 です

焼却施設説明(3)

2

1

煙突へ

- 9 -

➐ 蒸気タービン発電機

高温高圧蒸気によって最大 8000kW の発電を行

うことができます発電した電力は工場内で使用す

るほか電力会社に送電しますなおその他の蒸

気は給湯や冷暖房の熱源として利用しています

➑ ろ過式集じん機

ボイラで温度が下がった排ガスは減温塔でさらに

温度を下げて有害物が再合成しないようにしていま

すそして乾式塩化水素除去装置とろ過式集じん

機にかけてダイオキシン類やばいじんを特殊な布

のフィルタで除去します

➒ 脱硝反応塔

排ガスに含まれている窒素酸化物を触媒の働きに

よって分解除去します

可燃ごみ処理費は歳出決算の可燃ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入量に

占める可燃ごみ量の割合を基に算出されたものです可燃ごみ量及びごみ搬入量は構成

市の処理区域内の搬入量を用いています

可燃ごみ処理費19822円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 10 -

不燃ごみ処理施設説明(1)

⓫ 残渣不燃ピットと供給クレーン

搬入した不燃ごみは不燃ピットに投入しますピッ

トのごみは供給クレーンで受入ホッパに移します

⓬ 破袋機除袋機

不燃ごみは「ごみ袋」に入った状態で搬入されるの

で選別するために機械で「ごみ袋」を破り中身

を取りだしますまた「ごみ袋」は機械で分離し

ます

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

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運搬

焼却

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委託

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大ご

み処

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処理

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開発

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環境

損傷

対応

コス

事業

エリ

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コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

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94

14

H2

95

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29

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H2

97

6H

29

84

H2

99

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29

10

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29

11

6H

29

12

7H

30

15

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02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

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22

04

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80

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11

40

10

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19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

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問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

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4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

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《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

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《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

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(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

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5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 8: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 7 -

➌ 焼却炉

炉床はごみを効果的に混合撹拌できる階段状火格子

です燃焼ガス温度が 850~950となるように自

動燃焼制御してダイオキシン類などの発生を抑制し

ていますまたアンモニア吹き込みによる無触媒脱

硝処理設備も備えています

➏ ボイラ

ごみが燃焼するときの熱を有効利用するために自然

循環式ボイラを設けています燃焼エネルギーを効率

よく回収することができ更にボイラで熱を吸収する

ことで排ガスの温度を下げます

焼却施設説明(2)

- 8 -

➍ 灰押出機

火格子下コンベヤに落下した焼却灰は灰押出機で消火

冷却しますつぎに灰と異物を分けるため非磁性物除

去装置の磁選機破砕機ふるい等にかけて鉄分と非磁

性物を分離回収します

➎ 灰ピット鉄分ピット非磁性物ピット

鉄分と非磁性物を分離した焼却灰は灰ピットに送りま

す焼却灰のかさは燃焼前の 120 になります灰ピッ

トの容量は 440m3鉄分ピットは 50m3非磁性物ピッ

トは 70m3 です

➓ 飛灰固化処理装置

ろ過式集じん機で捕集した飛灰はセメントや薬品で固め

て有害物が溶け出さないようにしてから飛灰固化物ピッ

トに送ります飛灰固化物ピットの容量は 300m3 です

焼却施設説明(3)

2

1

煙突へ

- 9 -

➐ 蒸気タービン発電機

高温高圧蒸気によって最大 8000kW の発電を行

うことができます発電した電力は工場内で使用す

るほか電力会社に送電しますなおその他の蒸

気は給湯や冷暖房の熱源として利用しています

➑ ろ過式集じん機

ボイラで温度が下がった排ガスは減温塔でさらに

温度を下げて有害物が再合成しないようにしていま

すそして乾式塩化水素除去装置とろ過式集じん

機にかけてダイオキシン類やばいじんを特殊な布

のフィルタで除去します

➒ 脱硝反応塔

排ガスに含まれている窒素酸化物を触媒の働きに

よって分解除去します

可燃ごみ処理費は歳出決算の可燃ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入量に

占める可燃ごみ量の割合を基に算出されたものです可燃ごみ量及びごみ搬入量は構成

市の処理区域内の搬入量を用いています

可燃ごみ処理費19822円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 10 -

不燃ごみ処理施設説明(1)

⓫ 残渣不燃ピットと供給クレーン

搬入した不燃ごみは不燃ピットに投入しますピッ

トのごみは供給クレーンで受入ホッパに移します

⓬ 破袋機除袋機

不燃ごみは「ごみ袋」に入った状態で搬入されるの

で選別するために機械で「ごみ袋」を破り中身

を取りだしますまた「ごみ袋」は機械で分離し

ます

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

保全

コス

 環

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訳)

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ルセ

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12

11

72

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1売

払い

くず

等売

廃携

帯電

話機

売却

自転

車売

廃小

型家

電売

ステ

ンレ

ス売

廃油

売却

  

 

支払

有害

ごみ

処理

却灰

運搬

焼却

灰資

源化

委託

2粗

大ご

み処

理費

CB

処理

分類

研究

開発

コス

環境

損傷

対応

コス

事業

エリ

ア内

コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

94

14

H2

95

2H

29

62

H2

97

6H

29

84

H2

99

7H

29

10

5H

29

11

6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

22

04

27

02

90

29

52

30

23

51

80

80

80

40

12

5―

48

34

60

43

04

10

51

14

66

49

64

73

51

74

32

41

24

24

46

54

38

45

6

23

62

26

26

32

90

18

12

92

24

02

14

24

32

74

23

62

35

18

92

42

24

2

12

15

00

00

05

14

00

00

06

00

04

22

05

14

06

15

81

61

12

21

68

11

31

42

13

61

34

13

21

74

23

01

03

13

11

21

14

2

76

98

14

06

31

39

46

70

10

76

58

39

01

53

16

11

40

10

5

19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

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の分

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変わ

汚れ

たプ

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チッ

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みに

分別

され

るよ

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まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

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 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

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 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

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 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

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コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

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 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

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 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

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 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

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 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

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 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

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 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

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 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

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  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

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 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

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(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 9: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 8 -

➍ 灰押出機

火格子下コンベヤに落下した焼却灰は灰押出機で消火

冷却しますつぎに灰と異物を分けるため非磁性物除

去装置の磁選機破砕機ふるい等にかけて鉄分と非磁

性物を分離回収します

➎ 灰ピット鉄分ピット非磁性物ピット

鉄分と非磁性物を分離した焼却灰は灰ピットに送りま

す焼却灰のかさは燃焼前の 120 になります灰ピッ

トの容量は 440m3鉄分ピットは 50m3非磁性物ピッ

トは 70m3 です

➓ 飛灰固化処理装置

ろ過式集じん機で捕集した飛灰はセメントや薬品で固め

て有害物が溶け出さないようにしてから飛灰固化物ピッ

トに送ります飛灰固化物ピットの容量は 300m3 です

焼却施設説明(3)

2

1

煙突へ

- 9 -

➐ 蒸気タービン発電機

高温高圧蒸気によって最大 8000kW の発電を行

うことができます発電した電力は工場内で使用す

るほか電力会社に送電しますなおその他の蒸

気は給湯や冷暖房の熱源として利用しています

➑ ろ過式集じん機

ボイラで温度が下がった排ガスは減温塔でさらに

温度を下げて有害物が再合成しないようにしていま

すそして乾式塩化水素除去装置とろ過式集じん

機にかけてダイオキシン類やばいじんを特殊な布

のフィルタで除去します

➒ 脱硝反応塔

排ガスに含まれている窒素酸化物を触媒の働きに

よって分解除去します

可燃ごみ処理費は歳出決算の可燃ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入量に

占める可燃ごみ量の割合を基に算出されたものです可燃ごみ量及びごみ搬入量は構成

市の処理区域内の搬入量を用いています

可燃ごみ処理費19822円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 10 -

不燃ごみ処理施設説明(1)

⓫ 残渣不燃ピットと供給クレーン

搬入した不燃ごみは不燃ピットに投入しますピッ

トのごみは供給クレーンで受入ホッパに移します

⓬ 破袋機除袋機

不燃ごみは「ごみ袋」に入った状態で搬入されるの

で選別するために機械で「ごみ袋」を破り中身

を取りだしますまた「ごみ袋」は機械で分離し

ます

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

保全

コス

 環

境会

計ガ

イド

ライ

ン2

00

5年

版(

平成

17

年2

月環

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公表

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地球

環境

保全

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16

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-2

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19

(内

訳)

売払

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36

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(内

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支払

い3

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2廃

棄物

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処分

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環境

マネ

ジメ

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監査

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活動

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及び

環境

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環境

負荷

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監視

常時

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16

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地域

住民

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域住

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16

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10

12

11

72

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1売

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くず

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帯電

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売却

自転

車売

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型家

電売

ステ

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ス売

廃油

売却

  

 

支払

有害

ごみ

処理

却灰

運搬

焼却

灰資

源化

委託

2粗

大ご

み処

理費

CB

処理

分類

研究

開発

コス

環境

損傷

対応

コス

事業

エリ

ア内

コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

94

14

H2

95

2H

29

62

H2

97

6H

29

84

H2

99

7H

29

10

5H

29

11

6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

22

04

27

02

90

29

52

30

23

51

80

80

80

40

12

5―

48

34

60

43

04

10

51

14

66

49

64

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51

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32

41

24

24

46

54

38

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23

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26

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24

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12

15

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00

05

14

00

00

06

00

04

22

05

14

06

15

81

61

12

21

68

11

31

42

13

61

34

13

21

74

23

01

03

13

11

21

14

2

76

98

14

06

31

39

46

70

10

76

58

39

01

53

16

11

40

10

5

19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

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る可

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分析

結果

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2年

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みは

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によ

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ーマ

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サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

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  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 10: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 9 -

➐ 蒸気タービン発電機

高温高圧蒸気によって最大 8000kW の発電を行

うことができます発電した電力は工場内で使用す

るほか電力会社に送電しますなおその他の蒸

気は給湯や冷暖房の熱源として利用しています

➑ ろ過式集じん機

ボイラで温度が下がった排ガスは減温塔でさらに

温度を下げて有害物が再合成しないようにしていま

すそして乾式塩化水素除去装置とろ過式集じん

機にかけてダイオキシン類やばいじんを特殊な布

のフィルタで除去します

➒ 脱硝反応塔

排ガスに含まれている窒素酸化物を触媒の働きに

よって分解除去します

可燃ごみ処理費は歳出決算の可燃ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入量に

占める可燃ごみ量の割合を基に算出されたものです可燃ごみ量及びごみ搬入量は構成

市の処理区域内の搬入量を用いています

可燃ごみ処理費19822円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 10 -

不燃ごみ処理施設説明(1)

⓫ 残渣不燃ピットと供給クレーン

搬入した不燃ごみは不燃ピットに投入しますピッ

トのごみは供給クレーンで受入ホッパに移します

⓬ 破袋機除袋機

不燃ごみは「ごみ袋」に入った状態で搬入されるの

で選別するために機械で「ごみ袋」を破り中身

を取りだしますまた「ごみ袋」は機械で分離し

ます

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

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コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

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焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

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32

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晴晴

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- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

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想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

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備及

対応

の要

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

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成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 11: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 10 -

不燃ごみ処理施設説明(1)

⓫ 残渣不燃ピットと供給クレーン

搬入した不燃ごみは不燃ピットに投入しますピッ

トのごみは供給クレーンで受入ホッパに移します

⓬ 破袋機除袋機

不燃ごみは「ごみ袋」に入った状態で搬入されるの

で選別するために機械で「ごみ袋」を破り中身

を取りだしますまた「ごみ袋」は機械で分離し

ます

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

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コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

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ごみ

質分

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84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

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を自

覚さ

せる

MS

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定す

る環

境方

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等各

担当

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業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

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改善

によ

る環

境上

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自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

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知識

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環境

マネ

ジメ

ント

シス

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項と

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るた

めの

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及び

責任

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覚さ

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境マ

ニュ

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内容

規定

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自覚

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リサ

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係法

環境

に関

連す

る法

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つい

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概要

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環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

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順書

の変

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項に

対す

る研

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境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

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可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

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作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

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所管

課長

環境

方針

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順と

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項を

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マネ

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ント

シス

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るた

めの

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及び

責任

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覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

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務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 12: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 11 -

不燃ごみ処理施設説明(2)

⓭ 手選別コンベヤ

不燃ごみの中に入れられた乾電池やボンベなど

の不適物のほかおもちゃや携帯電話機からも

乾電池の選別回収をします

⓮ 不燃系磁選機

不燃ごみの中に混入している鉄を磁力で吸着

し選別回収します

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

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事業

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コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

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平均

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晴晴

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63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

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想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

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項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

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順と

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並び

に緊

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

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るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

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(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

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問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

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4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

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(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

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《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

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(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

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5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 13: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 12 -

不燃ごみ処理施設説明(3)

⓯ 不燃系アルミ選別機

不燃ごみの中に混入しているアルミを高速回転す

る強力な磁石による電磁誘導を利用した選別機で

回収します

⓰ 金属プレス機

選別回収した鉄とアルミをそれぞれ運搬しやす

いかたちに圧縮成形します

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

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売却

  

 

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運搬

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灰資

源化

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大ご

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処理

分類

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環境

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対応

コス

事業

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コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

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99

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29

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29

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51

80

80

80

40

12

5―

48

34

60

43

04

10

51

14

66

49

64

73

51

74

32

41

24

24

46

54

38

45

6

23

62

26

26

32

90

18

12

92

24

02

14

24

32

74

23

62

35

18

92

42

24

2

12

15

00

00

05

14

00

00

06

00

04

22

05

14

06

15

81

61

12

21

68

11

31

42

13

61

34

13

21

74

23

01

03

13

11

21

14

2

76

98

14

06

31

39

46

70

10

76

58

39

01

53

16

11

40

10

5

19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

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業主

任者

技能

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- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 14: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 13 -

粗大ごみ処理施設説明(1)

⓱ 粗大系受入ホッパ

搬入した粗大ごみは不適物を除去した後受

入ホッパに投入します

⓲ 破砕機

粗大ごみを高速で回転するハンマーの強力なパ

ワーでほぼ 15cm 以下に破砕します破砕

機の中は蒸気で満たされ酸素濃度が下げられ

ているためスプレー缶などの可燃性ガスによ

る爆発を防止しています

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

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コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

94

14

H2

95

2H

29

62

H2

97

6H

29

84

H2

99

7H

29

10

5H

29

11

6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

22

04

27

02

90

29

52

30

23

51

80

80

80

40

12

5―

48

34

60

43

04

10

51

14

66

49

64

73

51

74

32

41

24

24

46

54

38

45

6

23

62

26

26

32

90

18

12

92

24

02

14

24

32

74

23

62

35

18

92

42

24

2

12

15

00

00

05

14

00

00

06

00

04

22

05

14

06

15

81

61

12

21

68

11

31

42

13

61

34

13

21

74

23

01

03

13

11

21

14

2

76

98

14

06

31

39

46

70

10

76

58

39

01

53

16

11

40

10

5

19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

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覚さ

せる

境マ

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手順

書の

内容

規定

され

た運

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結果

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廃棄

リサ

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ル関

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環境

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連す

る法

令に

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概要

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らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

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る研

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境マ

ニュ

アル

手順

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改訂

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職員

等各

種講

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球温

暖化

防止

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要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

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工場

運営

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る各

種専

門事

著し

い環

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原因

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職員

所管

課長

特定

業務

著し

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原因

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作業

を行

う職

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対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

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止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

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環境

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S監

査員

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EM

S監

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S監

査員

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査を

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得を

図る

所管

課長

環境

方針

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順と

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対応

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シス

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事項

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適合

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成す

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めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

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資格

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修有

資格

者環

境影

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原因

とな

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務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

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害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

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物質

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任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

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事故

及び

緊急

時の

状態

おい

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境に

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い影

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可能

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ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 15: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 14 -

粗大ごみ処理施設説明(2)

⓳ 磁選機

破砕した粗大ごみから磁選機で鉄を回収しますさら

にアルミ選別機でアルミを回収します残った可燃物は

焼却棟ごみピットに送ります

⓴ プラスチックコンパクタ

選別したプラスチック類は運搬しやすいように圧縮し

コンテナに積み込みます

不燃粗大ごみ処理費は歳出決算の粗大ごみ処理費議会費組合管理費及びごみ搬入

量に占める不燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量の割合を基に算出されたものです不

燃粗大ごみ有害ごみ小型家電量及び搬入量は構成市の処理区域内の搬入量を用いて

います

不燃粗大ごみ処理費58217円ごみ1トン

(ごみの収集運搬や埋立処分費用は含まれていません)

- 15 -

環境

保全

コス

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源化

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大ご

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CB

処理

分類

研究

開発

コス

環境

損傷

対応

コス

事業

エリ

ア内

コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

94

14

H2

95

2H

29

62

H2

97

6H

29

84

H2

99

7H

29

10

5H

29

11

6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

22

04

27

02

90

29

52

30

23

51

80

80

80

40

12

5―

48

34

60

43

04

10

51

14

66

49

64

73

51

74

32

41

24

24

46

54

38

45

6

23

62

26

26

32

90

18

12

92

24

02

14

24

32

74

23

62

35

18

92

42

24

2

12

15

00

00

05

14

00

00

06

00

04

22

05

14

06

15

81

61

12

21

68

11

31

42

13

61

34

13

21

74

23

01

03

13

11

21

14

2

76

98

14

06

31

39

46

70

10

76

58

39

01

53

16

11

40

10

5

19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

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変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

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燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

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(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

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 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

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 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

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 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

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 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

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 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

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 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

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コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

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 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

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 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

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 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

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 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

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(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

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 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

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 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

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 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

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 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

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 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

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  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

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 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

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 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

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 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

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 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

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 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

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MS

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る環

境方

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職員

等各

担当

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業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

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しい

環境

影響

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改善

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環境

目標

及び

環境

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の周

知並

びに

環境

保護

に関

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知識

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環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

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求事

項と

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達成

るた

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役割

及び

責任

を自

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境マ

ニュ

アル

手順

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内容

規定

され

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結果

自覚

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廃棄

リサ

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環境

に関

連す

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令に

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概要

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環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

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境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

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職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

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原因

なる

可能

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もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

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境影

響の

原因

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る可

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作業

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対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

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EM

S監

査員

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補者

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EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

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成す

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めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

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対応

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

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適合

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成す

るた

めの

役割

及び

責任

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覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

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原因

とな

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る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

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害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

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業主

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技能

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険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

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じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 16: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 15 -

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み処

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エリ

ア内

コス

管理

活動

コス

社会

活動

コス

資源

循環

コス

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

94

14

H2

95

2H

29

62

H2

97

6H

29

84

H2

99

7H

29

10

5H

29

11

6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

22

04

27

02

90

29

52

30

23

51

80

80

80

40

12

5―

48

34

60

43

04

10

51

14

66

49

64

73

51

74

32

41

24

24

46

54

38

45

6

23

62

26

26

32

90

18

12

92

24

02

14

24

32

74

23

62

35

18

92

42

24

2

12

15

00

00

05

14

00

00

06

00

04

22

05

14

06

15

81

61

12

21

68

11

31

42

13

61

34

13

21

74

23

01

03

13

11

21

14

2

76

98

14

06

31

39

46

70

10

76

58

39

01

53

16

11

40

10

5

19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

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分析

結果

です

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2年

度か

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され

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みは

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利用

によ

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ーマ

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サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

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  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

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(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

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5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 17: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 16 -

管理者

副管理者

出納課

総務課

施設課

事務局長

組合議会

監査委員 会計管理者

3私たちの組織

総務課(1) 基本的施策の企画及び総合調整に関すること

(2) 議会に関すること

(3) 監査に関すること (13) 職員の人事給与及び勤務条件等に関すること

(4) 情報公開に関すること

(5) 条例等の制定及び改廃に関すること

(6) 関係市との連絡調整に関すること

(7) 消防及び防災の計画に関すること

(8) 広報及びホームページに関すること

(9) 施設の公開及び見学に関すること

(10) リサイクルセンターの運営に関すること

施設課(1) 施設の設計施行及び監督に関すること (4) 施設の公害防止及び環境調査に関すること

(2) 施設の維持管理及び運用に関すること (5) 廃棄物等の搬入及び搬出管理に関すること

(3) 施設の安全管理に関すること

出納課(1) 現金の出納及び保管に関すること

(2) 小切手の振り出しに関すること

(3) 有価証券担保物件の出納保管及び記録に関すること (8) 組合費の出納に係る証拠書類の審査等に関すること

(4) 現金の記録管理に関すること (9) その他会計管理者の権限に属する事務に関すること

(5) 決算に関すること

(18) 事務局の庶務に関すること

(19) その他他の課に属さないこと

(6) 課の庶務に関すること

(7) 支出負担行為に関する確認を行うこと

(11) 広域支援等に関すること

(12) 財政に関すること

(14) 職員団体に関すること

(15) 出納に関すること

(16) 契約に関すること

(17) 財産に関すること

(議決機関)

(執行機関) (事務局)

(出納機関)

定数9名(構成市の議会から各3名選出)

工場内で勤務(従事)している人数(平成30年9月1日現在)

多摩ニュータウン環境組合 19人

施設の運転管理業務を行う受託契約業者【Hitz環境サービス株式会社】 65人

リサイクルセンターの管理運営を行うNPO団体【東京多摩リサイクル市民連邦】 3人

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

94

14

H2

95

2H

29

62

H2

97

6H

29

84

H2

99

7H

29

10

5H

29

11

6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

22

04

27

02

90

29

52

30

23

51

80

80

80

40

12

5―

48

34

60

43

04

10

51

14

66

49

64

73

51

74

32

41

24

24

46

54

38

45

6

23

62

26

26

32

90

18

12

92

24

02

14

24

32

74

23

62

35

18

92

42

24

2

12

15

00

00

05

14

00

00

06

00

04

22

05

14

06

15

81

61

12

21

68

11

31

42

13

61

34

13

21

74

23

01

03

13

11

21

14

2

76

98

14

06

31

39

46

70

10

76

58

39

01

53

16

11

40

10

5

19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

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(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

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 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

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 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

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 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

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 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

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 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

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 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

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コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

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 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

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 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

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 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

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 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

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(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

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 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

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 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

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 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

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 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

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 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

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  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

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 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

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 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

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 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

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 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

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 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

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(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 18: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 17 -

第2章 環境についての取り組み

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

94

14

H2

95

2H

29

62

H2

97

6H

29

84

H2

99

7H

29

10

5H

29

11

6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

22

04

27

02

90

29

52

30

23

51

80

80

80

40

12

5―

48

34

60

43

04

10

51

14

66

49

64

73

51

74

32

41

24

24

46

54

38

45

6

23

62

26

26

32

90

18

12

92

24

02

14

24

32

74

23

62

35

18

92

42

24

2

12

15

00

00

05

14

00

00

06

00

04

22

05

14

06

15

81

61

12

21

68

11

31

42

13

61

34

13

21

74

23

01

03

13

11

21

14

2

76

98

14

06

31

39

46

70

10

76

58

39

01

53

16

11

40

10

5

19

22

11

20

25

11

27

24

12

09

06

46

42

30

22

17

18

34

49

26

29

31

48

25

28

17

17

07

15

27

45

04

08

35

43

98

42

74

91

43

94

34

46

14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

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成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

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シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

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覚さ

法定

資格

従事

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修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 19: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 18 -

1多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場 環境方針

基 本 理 念

「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場は標記の経営方針に基づき環境にやさしい安全な

清掃工場として地域から排出されたごみを適正に処理するとともに焼却により生じたエネルギ

ーを有効に活用し環境負荷の低減を図るために最大の配慮をいたします

また開かれた清掃工場として環境学習の場や環境関連情報の提供などを行いより良好な地

球環境が実現されるよう地域社会と連携してまいります

基 本 方 針

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場はこの基本理念に基づき資源循環型社会の実現と

かけがえのない地球環境の将来にわたる保全に寄与することができるよう全職員をあげて次のこ

とに取り組んでいくことを宣言します

1 当工場の運営に関わる環境関連法令を始めとする順守すべき事項を明らかにし順守します

2 当工場の課題解決や順守事項の達成環境負荷の低減を図るため環境目標を設定し実効あ

る対策を推進するとともに定期的に見直しを行い継続的改善及び汚染の予防に努めます

3 地域におけるサービスの向上ごみの減量リサイクルの活動を支援するとともに運営及

び操業に当たっては気候変動の緩和に向けた地球温暖化対策省資源省エネルギー環境保

護施策等を推進します

4 本方針を環境マネジメントシステムにより実施し維持していきます

5 工場の施設の開放を通じて児童生徒等の環境学習など環境意識の高揚を図る施策を地

域社会と連携して推進します

6 この方針を当工場全職員に周知徹底するとともに一般に公表します

2018年4月2日

多摩ニュータウン環境組合 管理者 阿部 裕行

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

94

14

H2

95

2H

29

62

H2

97

6H

29

84

H2

99

7H

29

10

5H

29

11

6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

22

04

27

02

90

29

52

30

23

51

80

80

80

40

12

5―

48

34

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43

04

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51

14

66

49

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51

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24

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54

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23

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26

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12

92

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13

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76

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11

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17

17

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98

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91

43

94

34

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14

10

40

53

68

40

73

68

41

4

17

31

53

19

62

22

13

12

11

16

31

35

16

61

97

17

71

61

13

31

60

17

1

07

09

00

00

03

08

00

00

03

00

02

12

03

08

03

16

91

63

13

21

66

12

11

41

16

41

23

14

01

78

21

11

05

12

21

17

14

3

17

12

36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

43

16

30

13

17

23

0

11

12

07

12

14

07

15

13

06

05

04

24

24

16

12

19

20

48

47

33

26

31

38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

73

17

31

37

16

41

53

17

42

04

16

71

75

19

01

74

18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

49

74

55

97

61

50

84

89

53

04

56

16

50

62

53

69

50

30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

21

71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

07

17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

89

62

96

45

84

64

90

88

83

89

73

67

80

45

91

88

84

01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

45

26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

21

71

20

71

23

33

95

67

94

77

10

65

81

16

12

93

98

11

11

09

71

28

42

29

58

61

08

75

96

28

84

43

90

88

86

69

97

67

10

69

10

90

10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

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 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

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 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

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(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

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 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

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 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

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 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

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 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

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 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

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  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

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 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

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 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

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 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

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 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

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 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

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対応

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

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適合

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成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 20: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 19 -

焼 却 棟

可燃ごみ焼却量577607t(除去可燃3069t 含む)

使 用 電 力10672372kWh

上 水 使 用 量15731 m3

井 水 使 用 量18023 m3

68906 t

都市ガス使用量77086 m3

薬 剤

消 石 灰3977t セ メ ン ト409t

アンモニア水2188t 塩 酸248t

重金属固定剤 275t 苛 性 ソ ー ダ415t

可 燃 ご み573200t

不燃粗大ごみ 42915t

金 属 小 型 家 電 3471t

薬 剤

塩 酸306kg

苛 性 ソ ー ダ0kg

栄 養 剤49kg

上 水15731m3

井 水18023m3

受電電力量1108548kWh

都市ガス117344 m3

ごみ質分析

rArr P2021

アウトプット

発電電力量22485210kWh

darr

売電電力量11608626 kWh

環境負荷項目

排ガス水質等焼却灰等臭気指数等

騒音振動DXN 類CO2 排出量

搬 出 関 係

焼却残渣67632t(埋立なしエコセメント化溶融資源化)

有価物等の内訳16240t

《鉄類112678tアルミ類6300t非磁性物9672t廃自転車等961t廃

基板042t金属小型家電30893tステンレス454t自転車破砕物1083

tその他雑品318t》

有害性ごみの内訳8198 t

《乾電池6229t蛍光管1969t》

場外熱供給量13163 GJ 多摩市総合福祉センター多摩市立温水プール

所内電力へ

不 燃 粗 大 ご み 処 理 棟

不燃粗大ごみ処理量35441 t

使 用 電 力1312760kWh

上 水 使 用 量1637 m3

井 水 使 用 量2029 m3

水 の リ サ イ ク ル 量20773 m3

都 市 ガ ス 使 用 量40258 m3

2環境負荷

(1)平成 29年度 主要な物質の収支

インプット

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ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

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14

H2

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H2

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6H

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H2

99

7H

29

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5H

29

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6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

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10

15

10

46

11

69

91

41

13

51

16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

ゴム

革類

わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

灰分

(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

理し

てい

る可

燃ご

みの

分析

結果

です

成2

2年

度か

らは

の分

別方

法が

変わ

汚れ

たプ

ラス

チッ

は可

燃ご

みに

分別

され

るよ

うに

なり

まし

焼却

され

た可

燃ご

みは

電な

どの

熱の

利用

によ

りサ

ーマ

ルリ

サイ

クル

され

いま

布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

ゴム

革類

0

6

わら

類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

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 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

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項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

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結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

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項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

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所管

課長

環境

方針

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順と

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

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事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 21: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 20 -

ごみ

質分

析結

果(

焼却

棟ご

みピ

ット

内)

平均

平均

H2

94

14

H2

95

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29

62

H2

97

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29

84

H2

99

7H

29

10

5H

29

11

6H

29

12

7H

30

15

H3

02

2H

30

32

平均

――

晴晴

晴晴

曇曇

晴晴

晴曇

雪晴

――

16

22

04

27

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51

80

80

80

40

12

5―

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17

1

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00

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41

16

41

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78

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11

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3

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36

26

31

55

27

11

16

18

82

58

20

21

86

18

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16

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0

11

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07

12

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24

24

16

12

19

20

48

47

33

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38

22

24

17

14

10

14

27

15

51

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31

37

16

41

53

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42

04

16

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19

01

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18

11

88

17

3

43

14

50

40

97

37

28

42

68

40

91

43

26

48

42

45

64

40

24

44

05

48

19

42

61

48

36

43

6

61

61

59

96

56

67

05

40

64

46

01

55

65

58

54

86

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74

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97

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50

84

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16

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30

45

57

48

80

54

15

50

47

45

32

49

94

45

67

50

3

20

28

19

32

21

41

23

04

20

22

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71

20

04

17

60

19

22

21

95

20

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17

50

19

92

17

65

20

03

84

90

80

88

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62

96

45

84

64

90

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83

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73

67

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88

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01

73

26

83

39

73

88

83

84

22

86

22

64

25

46

27

74

22

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26

54

23

20

20

12

22

90

25

98

23

00

20

17

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71

20

71

23

33

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65

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16

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11

09

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29

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08

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28

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69

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15

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46

11

69

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16

51

02

39

35

98

01

25

21

29

81

15

61

09

1

1kcal≒

41

86

kJ

平成

28

年度

その

不燃

物類

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

ご み の 種 類 成 分

( 湿 ベー ス)

布類

合成

樹脂

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わら

年 

  

 度

測定

年月

天 

  

 候

気 

  

 温

その

不燃

物類

ご み の 種 類 成 分

( 乾 ベー ス)

わら

(計

算値

(実

測値

低 位 発 熱 量

kJkg

kcal

kcal

kJkg

ご み の 3

成 分

水分

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(生

ごみ

可燃

灰分

(乾

燥ご

み)

単位

容積

重量

ゴム

革類

合成

樹脂

布類

ちゅ

う芥

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生ご

み)

平成

29

年度

平成

27

年度

多摩

清掃

工場

で処

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分析

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クル

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布類

4

56

合成

樹脂

類 2

42

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0

6

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類 1

42

ちゅ

う芥

類(

生ご

み)

10

5不燃

物類

2

2そ

の他

2

7平

成2

9年

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

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- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 22: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 21 -

ごみ質分析結果(不燃ピット内)

H2772 H2817 平均 H2871 H2915 平均 H2976 H3015 平均

雨 晴 ― 曇 晴 ― 晴 曇 ―

245 115 ― 270 123 ― 270 60 ―

43 02 23 09 00 05 00 19 10

708 168 438 359 290 325 201 256 229

24 02 13 165 142 154 19 62 41

17 00 09 00 41 21 00 00 00

00 00 00 07 00 04 00 00 00

203 825 514 453 504 479 780 658 719

05 03 04 07 23 15 00 05 03

47 03 25 10 00 05 00 20 10

705 185 445 356 289 323 204 266 235

24 02 13 169 146 158 20 63 42

19 00 10 00 44 22 00 00 00

00 00 00 16 00 08 00 00 00

199 806 503 442 498 470 776 646 711

06 04 05 07 23 15 00 05 03

140 180 1600 114 132 1230 169 206 1880

179 225 202 236 113 175 051 184 118

2417 8166 5292 4798 5362 5080 7859 6698 7279

7404 1609 4507 4966 4525 4746 2090 3118 2604

3321 711 2016 2221 2029 2125 937 1392 1165

13902 2976 8439 9297 8493 8895 3922 5827 4875

5844 1283 3564 3645 3401 3523 1619 2257 1938

24463 5371 14917 15258 14237 14748 6777 9448 8113

2461 8354 5408 4914 5423 5169 7899 6824 7362

kcal

(実測値)

(計算値)

平成29年度

その他

合成樹脂類

ゴム皮革類

木竹わら類

ちゅう芥類

(生ごみ)

不燃物類

合成樹脂類

ゴム皮革類

平成28年度

1kcal≒4186kJ

kJkg

kJkg

木竹わら類

ちゅう芥類(生ご

み)

不燃物類

その他

天    候

年    度

湿

ベー

ス)

紙布類

測定年月日

灰分(乾燥ごみ)

平成27年度

可燃分

単位容積重量

水分

灰分(生ごみ)

気    温

ベー

ス)

紙布類

kcal

不燃ごみに含まれるものは金

属類や小型家電不燃物類(食

器陶磁器ガラス製品等)

プラスチック製品などがありま

す割合では合成樹脂(プラス

チック)が多くを占めていま

紙布類 10 合成樹脂類 229

ゴム皮革類 41

木竹わら類 00

ちゅう芥類(生ごみ)

00

不燃物類 719

その他 03 平成29年度

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

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態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 23: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

(2) 平成27年度から29年度の推移

項   目 27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日 グラフ

処理区域内人口(人) 258615 259345 259373 図-1

項   目 27年度 28年度 29年度 グラフ可燃ごみ搬入量(t)《除去可燃除く》【処理区域内】

474705 470881 462186

可燃ごみ搬入量八王子市拡大区域ごみ(t)【処理区域外】

90938 94018 95866

可燃ごみ搬入量八王子市応援ごみ(t)【処理区域外】

6580 8733 15148

可燃ごみ搬入量町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

61779 00 00

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域内】

43205 40418 40532

不燃粗大ごみ搬入量(t)町田市応援ごみ(t)【処理区域外】

00 2077 1739

金属小型家電搬入量(t)【多摩市】

3633 3413 3471

受電電力量(kWh)(全体) 793344 704388 1108548 図-4

上水使用量(m3)(全体) 14532 14723 17368 図-5

井水使用量(m3)(全体) 17164 16650 20052 図-6

都市ガス使用量(m3)(全体リサイクルセンター除く) 90440 97472 117344 図-7

ごみ焼却量(t)《可燃ごみ+除去可燃》 628414 625268 577607 図-8

焼却炉運転日数(左軸) 332 333 313

内 1炉運転日数(左軸) 326 331 311

内 2炉運転日数(右軸) 6 2 2

全炉停止日数(右軸) 34 32 52

炉の立上立下回数(右軸) 8 8 8

使用電力量(kWh) 11787144 11463650 10672372 図-10

上水使用量(m3) 12732 12991 15731 図-11

井水使用量(m3) 15112 14576 18023 図-12

水のリサイクル量(m3) 88885 90484 68906 図-13

都市ガス使用量(m3) 56201 59541 77086 図-14

消石灰(t) 4421 4002 3977 図-15

アンモニア水(t) 2499 2462 2188 図-16

重金属固定剤(t) 343 296 275 図-17

セメント(t) 479 446 409 図-18

塩酸(t) 260 308 248 図-19

苛性ソーダ(t) 421 350 415 図-20

ごみ処理量(t)《不燃ごみ+粗大ごみ》 32855 34330 35441 図-21

使用電力量(kWh) 1266160 1276280 1312760 図-22

上水使用量(m3) 1800 1732 1637 図-23

井水使用量(m3) 2052 2074 2029 図-24

水のリサイクル量(m3) 20236 20928 20773 図-25

都市ガス使用量(m3) 34238 37930 40258 図-26

塩酸(kg) 26845 2832 30562 図-27

苛性ソーダ(kg) 0 0 0 図-28

栄養剤(kg) 431 486 485 図-29

発電電力量(kWh)(全体) 23959780 24197800 22485210 図-30

売電電力量(kWh)(全体) 11699820 12162258 11608626 図-31

場外熱供給量(GJ)(全体) 113236 144568 131632 図-32

下水放流量(m3)(全体) 12219 13356 14588 図-33

不燃残渣[埋立](t)【処理区域内】

00 00 00

有価物等(t) 16380 16234 16240 図-35

有害性ごみ(kg) 78360 82180 81980 図-36

エコセメント化溶融資源化(t)【処理区域内】

64561 69180 67632

エコセメント化(t)【処理区域内外】

7991 1165 2035

 次の項目について3ヶ年の推移をグラフ化しコメントを記した(但しリサイクルセンターに係る数値について一部除いて解析した) 応援ごみとは多摩ニュータウン環境組合の処理区域[八王子市町田市の一部区域並びに多摩市全域]以外のごみで「多摩地域ごみ処理広域支援体制協定」に基づき構成市他市又は他の一部事務組合の要請により当組合で処理したごみ

区 分

アウトプッ

焼却棟

インプッ

図-34

図-9

図-2

ごみ処理棟

不燃粗大

処理工程

図-3

図-37

-22-

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

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項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

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れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

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順と

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

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事項

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るた

めの

役割

及び

責任

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覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 24: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

コメント

 処理区域内の不燃粗大ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある

 28年度29年度は町田市より応援ごみの搬入があった 28年度は応援ごみを受けるだけでなく当工場の設備改修に合わせて不燃ごみ128tを構成市の施設で応援処理をお願いした

コメント

 焼却炉が全炉停止すると発電ができなくなり受電電力量が増加するこのため受電電力量の増減は焼却炉の全炉停止日数の増減と相関関係にある

 29年度は可燃ごみ搬入量の減少に伴い全炉停止日数が増加した

コメント

 ~~~上水の使用の目的~~~焼却棟生活用水やボイラ用の純水を作る為等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟での上水使用量は全体の上水使用量の9~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

 処理区域内の可燃ごみ搬入量は各構成市のごみ減量化が進み減少傾向にある  27年度は八王子市町田市より応援ごみの搬入があり28年度29年度は八王子市より応援ごみの搬入があった25年度以降構成市外の応援ごみ搬入はない

コメント

コメント

(2)shy1 インプット(施設全体での入力情報)

コメント

 処理区域は八王子市町田市の一部の区域並びに多摩市全域であるまた処理区域内人口は各年の4月1日の人数である 処理区域内での各市の内訳(30年4月1日現在)   八王子市 99006人   町田市  11713人   多摩市 148654人

 ~~~井水の使用の目的~~~焼却棟機器の冷却や排ガス温度を下げるのに使用不燃粗大棟防塵用散水等に使用

 不燃粗大棟での井水使用量は全体の井水使用量の10~12程度のため増減の推移は焼却棟の使用量増減と相関関係にある

-23-

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

45000

50000

27年度 28年度 29年度(t)

処理区域内《除去可燃除く》

可燃応援ごみ

八王子市拡大区域ごみ

図-2 可燃ごみ搬入量(t)【処理区域内】と【処理区域外】応援ごみ拡大区域ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

27年度 28年度 29年度(t)

図-3 不燃粗大ごみ(t)【処理区域内】【処理区域外】と金属小型家電(t)【多摩

市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)

【処理区域内】

金属小型家電搬入量(t)

【多摩市】

不燃粗大ごみ搬入量(t)【処理区域外】

0

200000

400000

600000

800000

1000000

1200000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-4 電力受電量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-5 上水使用量(全体)

0

5000

10000

15000

20000

25000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-6 井水使用量(全体)

0

50000

100000

150000

200000

250000

300000

27年4月1日 28年4月1日 30年4月1日(人)

図-1 処理区域内人口

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

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 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

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 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

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  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

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 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

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 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

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 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

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 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

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 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

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想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

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の準

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対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 25: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

コメント

 施設の稼動に上水を使用するため上水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は蓄熱槽の清掃により増加している

コメント

 施設の稼動に井水を使用するため井水使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

 29年度は冷凍機冷却水の使用増に伴いど増加している

-24-

コメント

コメント

 施設の稼動に電気を使用するため電力使用量の増減は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある 29年度は焼却炉の運転日数の減小に伴い電力使用量も減少している

 リサイクルセンターの使用量は除いてグラフ化した

~~~都市ガスの使用の目的~~~焼却棟主に炉の立上立下炉内温度低下時等に使用不燃粗大棟破砕機の防爆用蒸気を作る為に使用

 不燃粗大棟の都市ガス使用量は全体の使用量の約40程度を占めている増減について焼却棟では可燃ごみ処理量炉の立上立下回数と不燃粗大棟では不燃粗大ごみの処理量と相関関係にある

(2)shy2 処理工程(焼却棟)

コメント

 除去可燃は不燃粗大ごみ中の可燃分である  ごみの減量に合わせて年々焼却量は減少している

コメント

 可燃ごみ搬入量に合わせて効率の良い焼却炉の運転計画を作成している

1号炉はなく2号炉と3号炉による2炉体制である

焼却炉運転日数hellip2号炉と3号炉の各炉の運転日数の合計1炉運転日数hellip2号炉か3号炉のどちらかが運転している日数2炉運転日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に運転している日数全炉停止日数hellip2号炉と3号炉両炉が同時に停止している日数炉の立上立下回数hellip焼却炉の稼働や停止の回数

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

140000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-7 都市ガス使用量(全体リサイクルセンター除く)

55000

56000

57000

58000

59000

60000

61000

62000

63000

64000

27年度 28年度 29年度(t)

図-8 ごみ焼却量(可燃ごみ+除去可燃)

10000000

10200000

10400000

10600000

10800000

11000000

11200000

11400000

11600000

11800000

12000000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-10 電力使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

18000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-11 上水使用量(焼却棟)

0

5000

10000

15000

20000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-12 井水使用量(焼却棟)

0

20

40

60

80

100

300

305

310

315

320

325

330

335

27年度 28年度 29年度(日)

図-9 焼却炉運転日数

内 2炉運転日数(右軸)

炉の立上立下回数(右軸)

焼却炉運転日数(左軸)

内 1炉運転日数(左軸)

全炉停止日数(右軸)

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

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1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 26: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

-25-

 消石灰は排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物等の酸性ガスを除去する目的で使用する

 このため使用量は焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある26~28年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は704640689kgtである 塩化水素の発生源となるごみ中に占める合成樹脂類の割合は236226242となっている減少の原因は運転日数の減少によるものと考えられる

コメント

コメント増加傾向の原因は炉の運転日数の増加のため

コメント

 都市ガスは炉の立上立下時炉内の温度低下時等に使用するこのため使用量は炉の立上立下回数の増減と相関関係にある立上下の回数は27年度8回28年度8回29年度8回である29年度は28年度と比較すると立上下回数は変わらなかったが焼却炉の補修部分を乾燥させ

るために行った62時間立ち上げ(13000m3)3

回行ったことにより使用量が増加している

コメント

コメント

 リサイクルした水は減温水として使用するため焼却炉の運転日数の増減と相関関係にある

減温水バグフィルターが熱で傷まないようにしたりダイオキシン類が再合成する温度域(300度程度)にならないように排ガス温度を下げるために使用する水

 アンモニア水は排ガス中の窒素酸化物を除去する目的で焼却炉内および煙道に使用する

 このため使用量は炉の運転日数の増減と相関関係にある27~29年度の原単位(ごみ1t当たりに使用する量)は398394379kgtとなっている

コメント

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないように薬剤で固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

0

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-14 都市ガス使用量(焼却棟)

370

380

390

400

410

420

430

440

450

27年度 28年度 29年度(t)

図-15 消石灰使用量(焼却棟)

200

210

220

230

240

250

260

27年度 28年度 29年度(t)

図-16 アンモニア水使用量(焼却棟)

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-17 重金属固定剤使用量(焼却棟)

0

2000

4000

6000

8000

10000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-13 水のリサイクル量(焼却棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の焼却棟には「よごれた水」を薬品で「きれいな水」に処理する設備があります

薬品で無機物(浮遊物)を沈殿させますこの沈殿物は汚泥として焼却処理しますまた上澄の「きれいな水」は工場でリサイ

クルします

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切

な資源である「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部

に出さないことで環境保護にも大きく役立っています

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

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もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

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境影

響の

原因

とな

る可

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作業

を行

う職

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る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

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EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

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成す

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めの

教育

を行

EM

S監

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ため

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要な

知識

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得を

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所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

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急事

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備及

対応

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求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

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シス

テム

の要

事項

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を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

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資格

従事

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修有

資格

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境影

響の

原因

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る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 27: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

-26-

 排ガス中の飛灰を捕集し重金属等(鉛等)が溶出しないようにセメントで固定する

 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

コメント

 分別が進み不燃粗大ごみの搬入量は変化ないが小型家電の破砕により処理量は微増した

コメント

(2)shy3 処理工程(不燃粗大ごみ処理棟)

コメント

 不燃粗大ごみ処理量は微増したが上水使用量に大きな変動はありません

 小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用電力量も増加している

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水(純水)」を作るための樹脂洗浄に使用する 29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い使用量が減少した

コメント

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用したり焼却炉のボイラ設備で使用する「とてもきれいな水」を作るための樹脂洗浄に使用する28年度は貯留タンクの交換のため使用量が増加したがそれ以上に汚水処理設備での使用量が減少した

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

27年度 28年度 29年度(t)

図-18 セメント使用量(焼却棟)

0

5

10

15

20

25

30

35

27年度 28年度 29年度(t)

図-19 塩酸使用量(焼却棟)

0

10

20

30

40

50

27年度 28年度 29年度(t)

図-20 苛性ソーダ使用量(焼却棟)

3150

3200

3250

3300

3350

3400

3450

3500

3550

3600

27年度 28年度 29年度(t)

図-21 ごみ処理量(不燃ごみ量+粗大ごみ量)

1240000

1250000

1260000

1270000

1280000

1290000

1300000

1310000

1320000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-22 使用電力量(不燃粗大ごみ処理棟)

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

1800

1900

27年度 28年度 29年度(m3)

図-23 上水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 28: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

-27-

 「よごれた水」をリサイクルするために汚水処理設備のpH調整に使用する

 現在は使用していない

 「よごれた水」をリサイクルするため汚水処理設備のpH調整に使用する

 「よごれた水」の量が増加したため塩酸使用量も増加している

 井水は主に清掃に使用されています井水使用量は大きな変動はありません

 リサイクルした水は主に施設内の床等の清掃に使用する

「よごれた水」の量が増加したためリサイクル量も増加した

コメント

コメント

コメント

 都市ガスは防爆用(不燃粗大ごみ等を破砕する際事故による爆発を防ぐために酸素濃度を下げる目的で蒸気を使用)の蒸気を作るために使用する 平成28年度は小型家電の破砕による処理量増加に伴い使用量も増加している

コメント

コメント

30000

32000

34000

36000

38000

40000

42000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-26 都市ガス使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

240

250

260

270

280

290

300

310

27年度 28年度 29年度(kg)

図-27 塩酸使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(kg)

図-28 苛性ソーダ使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

1980

2000

2020

2040

2060

2080

2100

27年度 28年度 29年度(m3)

図-25 水のリサイクル量(不燃粗大ごみ処理棟)

【水のリサイクルについて】

多摩清掃工場の不燃粗大ごみ処理棟には「よごれた水」を微生物の力で「きれいな水」に処理する設備があります

微生物の力で処理する設備は微生物が有機物を食べて(BODCODを低くする)繁殖し「汚泥」(微生物のかたまり)となりますこ

の水をろ過し「かたまり」と「きれいな水」に分離しますこの「かたまり」は汚泥として焼却処理し「きれいな水」は工場でリサイクルしま

このように「よごれた水」を「きれいな水」に処理して工場内でリサイクルするシステムをクローズドシステムといいます大切な資源である

「水」を効率良く使用することで水の節減を図り排水量を減少させることはとても重要なことですまた排水を外部に出さないことで環境保

護にも大きく役立っています

BOD生物化学的酸素要求量といいます微生物が「よごれ」(有機物)を食べるために使った酸素の量を表します

「よごれ」の目安で高いほどよごれていますCOD化学的酸素要求量といいます微生物のかわりに薬品を使って水の中の酸素の使われる量を表します

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

27年度 28年度 29年度(m3)

図-24 井水使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

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0010

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0005

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0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

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0000

0005

0010

0015

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0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

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0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

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るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

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修有

資格

者環

境影

響の

原因

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りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 29: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

 28年度からろ過式集じん機の入口温度を変更したため今まで冷却するのに使用していた水を使わなくなり29年度は蓄熱水槽の清掃のために放流量が多く放流量が増加した

コメント

 不燃残渣とは不燃粗大ごみ処理棟から発生した残渣で東京たま広域資源循環組合の最終処分場での埋立量である 27年度から不燃残渣の資源化を開始したため埋立はしていない

-28-

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して発電するため発電電力量は炉の運転日数の増減と似た傾向を示す

 28年度は2炉運転日数が減少したが低温触媒に変更したことでガス再加熱器の蒸気使用量が減少しその分発電用の蒸気に使用することができたため発電量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い発電量も減少した

コメント

  売電電力量=受電電力量+発電電力量-使用電力量

 28年度は低温触媒の交換による発電量の増加と省エネ機器導入による電気使用量の削減により売電電力量が増加した29年度は焼却炉の運転日数の減少に伴い売電電力量も減少している

コメント

 ごみを焼却した熱を利用して余熱供給するため余熱供給量は炉の運転日数や供給先の余熱必要量の影響を受ける 27年度は供給先の施設不具合修繕のため供給停止期間があったため減少している 27年度は流量計不具合のため供給先の熱量計のデータを使用

コメント

 栄養剤は「よごれた水」を処理する微生物の食料として使用する

 「よごれた水」の量が増加しきれいな水(リサイクルした水)にするために必要な栄養剤の使用量も増加した

(2)shy4 アウトプット(施設全体での出力情報)

コメント

40

50

27年度 28年度 29年度(kg)

図-29 栄養剤使用量(不燃粗大ごみ処理棟)

21500000

22000000

22500000

23000000

23500000

24000000

24500000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-30 発電電力量(全体)

11300000

11400000

11500000

11600000

11700000

11800000

11900000

12000000

12100000

12200000

12300000

27年度 28年度 29年度(kWh)

図-31 売電電力量(全体)

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

16000

27年度 28年度 29年度(GJ)

図-32 場外熱供給量(全体)

11000

11500

12000

12500

13000

13500

14000

14500

15000

27年度 28年度 29年度(m3)

図-33 下水放流量(全体)

0

0

0

1

1

1

27年度 28年度 29年度(t)

図-34不燃残渣(埋立)

不燃残渣[埋立](t)

【処理区域内】

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 30: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

-29-

微生物の力で「きれいな水」に処理する設備

コメント

 エコセメントとはごみを燃やした後に残る焼却灰を原料としてつくる新しいタイプのセメントである焼却灰はセメントに必要な成分を多く含んでいるので原料として利用できる 19年度より多摩清掃工場の焼却灰は東京たま広域資源循環組合にて全量エコセメント化している

コメント

 有価物等とは主に不燃粗大ごみの中から得られる資源物で鉄類アルミ類非磁性物自転車小型家電等の合計である

コメント

 ここでの有害性ごみとは乾電池と蛍光管の搬出量の合計である有害ごみは専門業者に委託して適正に処理再資源化しているまた不燃ごみの中に誤って混入された有害ごみについても手選別により取り出し同様に適正処理している

   【水のリサイクル】

薬品で「きれいな水」に処理する設備

1615

1620

1625

1630

1635

1640

27年度 28年度 29年度(t)

図-35 有価物等

76000

77000

78000

79000

80000

81000

82000

83000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-36 有害性ごみ

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

27年度 28年度 29年度(kg)

図-37 エコセメント化

エコセメント化溶融資源化(t)

【処理区域内】

エコセメント化(t)

【処理区域内外】

微生物

原水 rarr 薬品添加 rarr 凝集 rarr 沈殿

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

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点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

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備及

対応

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

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(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 31: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 30 -

3環境対策

322332

322332

233333

17H29116 lt0001 034 940 43 15

H2931 lt0001 045 940 27 14

28

H28523 lt0001 040 940 34 10H28712 lt0001 053 909 39 18H28920 lt0001 036 909 37 18H281114 lt0001 032 894 40

2

0

0

27

2590929924329242792436909

H28118 lt0001

05303204603502

H27518 lt0001H27715

H271116 lt0001

lt0001

1132940034lt0001H2834

1112

移動先の下水道終末処理施設の名称

南多摩水再生センター

塩化水素

ppm

規 制基準値

規 制基準値年度

0

移動量

1 7

Nh

規 制基準値

硫黄酸化物

(1)排ガス濃度

測定日 号炉

ばいじん

gN

濃度規 制基準値

排出量

埋立処分を行う場所(該

当するものにをするこ

と)該当なし

排出先の河川湖沼海域等の名称

なし

1安定型

2管理型

3遮断型

なし

濃度

ppmppm

濃度

窒素酸化物

0 4

0

0

0

8

0

0 0

PRTR

第1種指定化学物質の名称

ロ公共用水域への排  出

二当該事業所におけ  る埋立処分

第1種指定化学物質の号番号

(化学物質排出移動量届出制度有害性のある化学物質について環境中への排出量及び廃棄物に含まれた移動量を把握し公表する制度)

単位

-TEQ(ダイオキシン類の場合)

イ下水道への移動

排出量 イ大気への排出

ハ当該事業所におけ  る土壌への排出  (ニ以外)

ロ当該事業所の外へ  の移動(イ以外)

00

15H27914 lt00019

18

29

H29515 lt0001 044 956 39H29712 lt0001 046 894 30H29911 lt0001 048 909 41H291120 lt0001 047 909 33H30116 lt0001 047 909 39 24

H30315 lt0001 060 894 49 17

250

 多摩清掃工場の1年間のダイオキシン類排出量は煙突から042mg-TEQでした移動量は下水が000048mgshyTEQ灰等が170mgshyTEQでした(TEQ毒性等量)

430008

201319

ダイオキシン類

243

4

17

法規制基準値とは別の自主規制運用値

ばいじん002gm3N硫黄酸化物20ppm窒素酸化物56ppm塩化水素25ppm

- 31 -

- 32 -

- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 32: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

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- 33 -

単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

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81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

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29

11

7H

29

42

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29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

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炉休

炉中

00

02

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炉中

休炉

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00

01

30

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05

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休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

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00

25

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00

33

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19

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76

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03

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01

90

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34

00

00

24

単位

n

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EQ

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年度

測定

日H

27

42

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27

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81

19

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02

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29

11

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29

42

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29

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29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

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01

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休炉

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29

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01

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休炉

中0

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休炉

中休

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01

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85

00

12

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00

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11

休炉

中0

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11

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29

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29

10

23

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01

15

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38

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02

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シン

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1

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灰中

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規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

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年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

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01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

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H29424

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H291023

H30115

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H29117

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H291023

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1n

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m

3Nの

11

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大き

く下

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- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

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0025

0000

0005

0010

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0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

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0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

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0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

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態へ

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備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

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みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 33: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

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単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

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81

19

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84

26

H2

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13

H2

81

02

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29

11

7H

29

42

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29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

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00

01

30

00

05

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中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

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3号

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25

休炉

中0

00

33

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19

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00

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76

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03

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00

01

90

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34

00

00

24

単位

n

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測定

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19

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29

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29

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15

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炉休

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29

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中0

01

1休

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休炉

中休

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01

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85

00

12

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中休

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00

00

51

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11

休炉

中0

00

08

20

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49

単位

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L

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19

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02

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29

11

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29

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29

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3H

29

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01

15

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放流

下桝

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50

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91

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38

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75

00

07

00

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02

4

(4

)工

場よ

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オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

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02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

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H29424

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H30115

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3号

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H291023

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大き

く下

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(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

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平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

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平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

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0000

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0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

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平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

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(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

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更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

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定す

る環

境方

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職員

等各

担当

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業活

動に

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顕在

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潜在

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しい

環境

影響

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人の

作業

改善

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自覚

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環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

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環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

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項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

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境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

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結果

自覚

させ

廃棄

リサ

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環境

に関

連す

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令に

つい

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概要

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らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

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境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

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作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

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備及

対応

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

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成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

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じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

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(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

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5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 34: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

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単位

n

g-T

EQ

m

3N

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

02

9休

炉中

休炉

中0

00

01

30

00

05

5休

炉中

休炉

中0

00

01

5休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

00

25

休炉

中0

00

33

00

19

休炉

中休

炉中

00

00

76

00

03

2休

炉中

00

01

90

00

34

00

00

24

単位

n

g-T

EQ

g

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

2号

炉休

炉中

00

01

2休

炉中

休炉

中0

00

29

00

01

8休

炉中

休炉

中0

01

1休

炉中

休炉

中休

炉中

3号

炉0

01

0休

炉中

00

00

85

00

12

休炉

中休

炉中

00

00

51

00

11

休炉

中0

00

08

20

02

30

00

49

単位

p

g-T

EQ

L

年度

測定

日H

27

42

1H

27

71

6H

27

10

19

H2

81

19

H2

84

26

H2

87

13

H2

81

02

4H

29

11

7H

29

42

4H

29

71

3H

29

10

23

H3

01

15

最終

放流

下桝

03

60

18

00

77

00

50

02

70

01

80

00

91

00

00

38

00

75

00

07

00

04

00

00

02

4

(4

)工

場よ

り排

出さ

れる

ダイ

オキ

シン

排ガ

ス中

ダイオキシン類

規制

1

焼却

灰中

ダイオキシン類

規制

3

平成

28

年度

平成

28

年度

放流

下水

のダイオキシン類

規制

10

平成

27

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

29

年度

平成

27

年度

平成

27

年度

平成

28

年度

0

00

5

01

01

5

02

02

5

03

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

00

0

02

0

04

0

06

0

08

0

10

0

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

最終

放流

下桝

焼却

灰 規制

値3

ng-T

EQ

gの

11

0を

大き

く下

回る

下水

放流

水規

制値

10

pg-T

EQ

Lの

11

0を

大き

く下

回る

0

002

004

006

00801

H27421

H27716

H271019

H28119

H28426

H28713

H281024

H29117

H29424

H29713

H291023

H30115

2号

3号

排ガ

ス規

制値

1n

g-T

EQ

m

3Nの

11

0を

大き

く下

回る

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 35: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 34 -

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 36: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 35 -

(5)大気中のダイオキシン類SPM(浮遊粒子状物質) 単位ダイオキシン類 pg-TEQm3

S P M    mgm3

ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM ダイオキシン類 SPM

夏期調査(710~17)

0013 0026 0011 0025 0012 0024 0015 0025

冬期調査(113~20)

0018 0017 0019 0016 0021 0014 0020 0017

0016 0022 0015 0021 0017 0019 0018 0021

0019 0015 0019 0016 0021 0014 0018 0017

夏期調査

(78~15)0011 0025 0014 0026 0012 0029 0012 0026

冬期調査

(113~20)0010 0009 00091 0010 0012 0013 0013 0010

0011 0017 0012 0018 0012 0021 0013 0018

00090 0013 0013 0014 0016 0016 0012 0013

夏期調査

(77~14)0017 0026 00096 0023 0016 0025 0016 0026

冬期調査

(110~17)00075 0020 00095 0014 0012 0016 00073 0013

0012 0023 00096 0019 0014 0021 0012 0020

00081 0015 00087 0005 0013 0013 00074 0011

年 度平成27年度平成28年度平成29年度

ダイオキ

シン類

06以下

SPM

01以下

(1時間値の

一日平均)

02以下

(1時間値)

年平均値(稼動時)

年平均値(稼動時)

 左表は東京都環境局ホームペー

ジより一部抜粋したものですま

た抜粋個所は構成市内の測定結

果です0013

環境基準

町田市能ヶ谷町局00150010

単位

pg-TEQ

年平均値(稼動時)

停止時調査(123~130)

停止時調査(122~129)

0018

別所公園

調査地点

年  度 調査名等

参考資料(年4回測定の平均値)

からきだの道 中坂公園 小山田緑地

八王子市片倉町局

平成28年度

稼動時

平成29年度

稼動時

平成27年度

稼動時

停止時調査(125~21)

001300094

コメント

平成14年12月1日の『ダイオキシン類対策特別措置法』の施行を境に排出基準が厳しくなり大気中のダイオキシン類濃度は大幅に減少したまた都内

の環境大気中のダイオキシン類調査結果(平成29年度)と比較したところ当工場の周辺大気のダイオキシン類濃度は同程度であった

今回の調査地点周辺住民の一日呼吸量を15m3体重を50kgと仮定し大気からのダイオキシン類の暴露量を29年度調査結果の平均値(最大)0026pg-

TEQm3を用いて計算すると00078pg-TEQkg日となるこれを1ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)である4pg-TEQkg日と比較すると

02の寄与率だった(2平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果は054 pgTEQkg bw日であった)

1「ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)について」(平成11年6月「環境庁」)2「平成28年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査結果」(平成29年12月26日「医薬生活衛生局 生活衛生食品安全部」)

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

からきだの道SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

中坂公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

0025

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-TEQm3)

小山田緑地SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

0000

0005

0010

0015

0020

0025

0000

0005

0010

0015

0020

平成27年度 平成28年度 平成29年度 (mgm3)(pg-

TEQm3)

別所公園SPM年平均値(稼働時)

SPM停止時

ダイオキシン類年平均値(稼働時)

ダイオキシン類停止時

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

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の準

備及

対応

の要

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 37: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 36 -

(6) 地球温暖化防止 CO2排出量

1 原油換算エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量(平成28年度の状況)

2 二酸化炭素排出量等の内訳

2 ⑪=(都が指定する原単位times延床面積times事業所等の総稼働時間)1000

  ⑫=(⑪電気のその他の買電(昼夜間不明の場合を含む)の係数)times1000 ⑬=(⑫1000)times⑨とする

3 地球温暖化対策の実施状況

ポンプファンのインバータ制御

E124 更新に合わせた高効率機器の採用 E135 エレベータのインバータ制御

 地球温暖化対策計画書(総量削減義務)の対象外である中小規模事業所を対象に「地球温暖化対策報告書制度」が創設さ

れました使用するエネルギーが原油換算で年間3000kL以上で提出することが義務づけられます この報告書を任意で

提出しています

1 電気の使用水道及び工業用水道の水の使用並びに公共下水道への排水に伴う二酸化炭素排出量は⑩=(⑥1000)

times⑨とする

設備導入対 策

E103 高効率照明器具の採用(屋内) E105 照明用人感センサの採用

E109 空調の冷温水配管の保温の実施 E111

換気フィルターの清掃点検 D108 その他設備の定期的な保守点検設備保守対 策

D101 ランプ等の定期的な清掃交換 D104 空調フィルターの清掃点検

D103

C110 余熱利用による早めの空調停止

運 用 対 策

C105 昼休み時の消灯の実施 C101 空室不在時等のこまめな消灯

D107 ボイラ等の空気比の調整

C108 温度計等による室温の把握と調整

C109 空室不在時等の空調停止

中央熱源機器等の定期点検の実施 D106 ボイラ等の定期点検の実施

D105

冷暖房温度を都の推奨値へ変更

C111 予熱予冷時の外気導入の停止 C107 空調機スイッチに空調範囲を表示

C113 中間期における外気冷房の実施 C102 照明スイッチに点灯範囲を表示

C123 温湿度の適正管理 C104 採光を利用した消灯の実施

エネ ルギ ー等 の

使用状況の 把握

B103 時間的に詳細に把握 B101

C115 事務用機器を業務終了時に停止 C106

自ら入手可能な情報に基づく把握

B106 過去のデータによる傾向の把握 B104 設備ごとに詳細に把握

B107 主要設備の使用状況の把握 B105 エネルギー使用量の前年度比較

組織横断的な推進体制の整備 A204 取組状況の点検体制の構築

A206 所内の温室効果ガス排出量を集計

組織体制の 整備

A201 地球温暖化対策の方針等の設定 A202 温暖化対策推進担当の配置

A205 取組内容や点検体制の定期的改善 A203 具体的な取組目標と内容の設定

A208

重点対策 その他対策

対策番号 対策名 対策番号 対策名

合 計 97

⑬ 00

合 計 ⑭ 116049 5851

公共下水道 m3 133560 0439

水道及び工業用水道 m3 150960

0489 00

0489 3444

59

0251 38

一般電気事業

者 からの買

昼間(8時~22

時) kWh 00 997 00 0489 00

規則第5条の17第3項の場合のみなし値2 kWh ⑫ 00 976 ⑪ 00 0489

その他() 00

その他の買電(昼夜間不明の場

合を含む) kWh 7043880 976 68748

夜間(22時~翌

日8時) kWh 00 928 00

都市ガス Nm3 993961 4500

10

その他(軽油) L 61780 3770 2329 0019 160

07

その他(灯油) L 3990 3670 146 0019

44728 0014 2230

その他(ガソリン) L 2800 3460 97 0018

原油換算エネルギー使用量(①=⑭times00258) ①      299 kl

二酸化炭素

排 出 量

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の量(②=⑮) ②      585 t

二酸化炭素

排出原単位

燃料等の使用に伴い排出される二酸化炭素の延床面積当た

りの量(⑤=②times1000事業所等の延床面積)⑤ 170

kg-

CO2m2

水道及び工業用水道の使用並びに公共下水道への排水に

伴って排出される二酸化炭素の量(③=⑯)③ 9 t

総 計(④=②+③) ④      594 t

二酸化炭素排出量

排出

係数

排出量1

(t)

⑩=⑧times⑨

times4412

燃料等の種別推計の使

用単位

使用量

係数

熱量

(GJ)

⑧=(⑥

1000)times⑦

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

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結果

自覚

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廃棄

リサ

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ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

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概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

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項に

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る研

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境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

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作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

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ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

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順と

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並び

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含む

環境

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シス

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るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 38: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 37 -

~温室効果ガス排出量の算定報告公表制度について~

平成29年度の温室効果ガス算定排出量25631t-CO2

温室効果ガス温対法により 6 種類のガスを温室効果ガスと定め当工場の義務対象は3000t 以上の CO2CH4N2O となります

(7)PCB の保管

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条の規定に基き

平成 29年度のポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管処分の状況等を届出しています

当工場は平成29年11月に安定器とコンデンサ合わせて 201台を適正に処理し

現在保管はありません平成 17 年度に「早期登録調整協力割引料金を適用する PCB

廃棄物等」として登録された 38 台のコンデンサを平成 22 年 7 月に適正に処理しま

したまた微量 PCB を含む油を平成27 年 1 月に適正に処理しました

(8)光化学スモッグ発生時の対応について

多摩清掃工場での対策は光化学スモッグ

の予報注意報警報が発令されると段階に

応じて光化学スモッグの原因物質である窒

素酸化物の排出削減に努めています発令翌

日には東京都環境局に削減措置の実施内容

削減量等を記載したものを報告し確実な対

応で環境負荷の低減を図っています

光化学スモッグとは

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸

化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含

まれる紫外線の影響で光化学反応をおこすことに

より生成する有害な光化学オキシダント(オゾン

やアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留し

スモッグ状になることです

搬出状況 PCB 廃棄物

窒素酸化物

揮発性有機化合物

紫外線

光化学反応

光化学スモッグ

オキシダント

- 38 -

(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

ての

概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

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備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

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みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 39: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

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(9)アスベスト製品の取扱い

多摩清掃工場へ搬入される家庭からのアスベスト製品は商品に含まれ固定化された非

飛散性のものだけです各構成市が処理するまでの期間ドラム缶の中で適正に一時保管し

ていますまた平成 19 年度に多摩清掃工場の敷地境界(4箇所)においてアスベ

ストの測定を実施しましたが測定結果は基準値を大きく下回る結果でした

(10)工場棟内の作業環境測定について

多摩清掃工場では年に 2 回焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟の作業環境測定を行ってい

ます焼却棟では粉じんに含まれるダイオキシン類濃度を測定し不燃粗大ごみ処理棟

では粉じん等価騒音特定化学物質などをそれぞれの作業場で測定しています1回目

の測定で焼却棟と不燃粗大ごみ処理棟いずれの作業環境測定も第1管理区分1 とな

りました2 回目の測定では不燃粗大ごみ処理棟の一部で第2管理区分2 となりまし

1 第1管理区分作業環境管理が適切に行われていると判断される状態

2 第2管理区分作業環境管理になお改善の余地があると判断される状態

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(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

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4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

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6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

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平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

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更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

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業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

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環境

影響

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人の

作業

改善

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る環

境上

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自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

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びに

環境

保護

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知識

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環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

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項と

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合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

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アル

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内容

規定

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環境

に関

連す

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概要

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環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

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項に

対す

る研

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境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

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可能

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もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

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る可

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作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

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成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

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図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

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項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

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るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

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りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

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理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

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業主

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技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

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特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

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- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

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第3章 コミュニケーション

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1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

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4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

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(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 40: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 39 -

(11) 放射能等測定結果について

① 敷地境界における空間放射線量率測定(単位μSvh)

測定地点 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

P-1 005 006 006 006 005 006 009 006 006 006 006 006 006

P-2 006 006 006 006 006 008 009 007 006 007 006 006 007

P-3 006 006 006 006 006 007 008 006 006 006 006 007 006

P-4 006 007 007 007 007 007 009 008 007 007 008 008 007

 週1回測定した結果の月平均値

 測定地点については31ページの臭気調査結果の「臭気調査地点」と同じである

② 放射能濃度測定結果

(単位排ガス[Bqm3

N]飛灰固化物主灰[Bqkg])

項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

排ガス 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 ―

飛灰固化物 105 131 123 973 673 738 566 918 887 558 497 456 821

主灰 216 167 251 不検出 125 129 148 126 不検出 不検出 159 164 173

 放射性物質汚染対処特別措置法に基づき多摩清掃工場の敷地境界及び排ガス焼却灰(飛灰固化物主灰)の測定をした結果です排ガスについてはいずれも不検出でしたまた焼却灰(主灰飛灰固化物)についても国の定めた基準値8000Bqを下回る結果でした

0

002

004

006

008

01

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[μSvh] 敷地境界 空間放射線量率

P-1

P-2

P-3

P-4

0

20

40

60

80

100

120

140

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

[Bqkg] 焼却灰等 放射能濃度 飛灰固化物 主灰

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

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を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

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等各

担当

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業活

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顕在

又は

潜在

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しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

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自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

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びに

環境

保護

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環境

マネ

ジメ

ント

シス

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項と

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達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

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内容

規定

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結果

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係法

環境

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概要

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環境

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概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

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項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

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可能

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もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

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る可

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作業

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う職

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対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

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成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

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所管

課長

環境

方針

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順と

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項を

含む

環境

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るた

めの

役割

及び

責任

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覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

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りう

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務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 41: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 40 -

4発電

蒸気タービン開放点検

5熱の供給

ごみの燃焼による熱を利用してボイラーで高温高圧の蒸気を発生させますこの

蒸気は工場の必要な箇所や近隣の施設で利用していますまた蒸気を使った蒸気

タービン発電機により工場では自家発電を行い工場内の動力や照明などに利用さ

れ余った電力は電力会社に売却をしています蒸気タービンとは蒸気のもつ熱エ

ネルギーをタービン内で噴出膨張させて羽根車を回し回転エネルギーに変換する

装置です蒸気タービンと減速機を介して発電機は 1500 回転分で回転して最

大 8000kWの電力を作り出すことができます

平成 29年度はごみの減量による焼却炉の運転時間減少と売電単価の減額によ

り電力会社への売却収入は前年度より19減少し約1億 7292 万円となりま

した

多摩清掃工場に隣接している多摩市総合

福祉センターと多摩市立温水プール(アクア

ブルー多摩)へ高温水で熱を供給していま

す福祉センターでは空調や給湯に利用さ

れています

また温水プールではプールの水温やシ

ャワー等の昇温に使われています供給した

熱量は約 900 世帯が 1 年間使用するガス

量となります

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

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所管

課長

所管

課長

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手順

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改訂

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等各

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暖化

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の重

要性

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覚さ

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球温

暖化

対策

に係

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工場

運営

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門事

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所管

課長

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止教

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防止

教育

振動

防止

教育

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正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

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緊急

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教育

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故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

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③火

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S監

査員

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S監

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害防

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技術

管理

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化学

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ダイ

オキ

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特別

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業主

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一般

教育

研修

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教育

研修

緊急

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可能

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職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 42: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 41 -

6環境負荷を減らす取り組み

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)では「地球にやさしい循環型社会」実現のため「環

境方針」を策定し平成 15 年 3 月に多摩地域の清掃工場として初めて環境マネジメントシステム

の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました

環境管理システムの効率的な運用と継続的改善を実行し職員及び委託業者が一丸となって地

球にやさしい開かれた清掃工場を目指して運用を行っています

環境目標実績

『環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場』を実現するため環境法令等の遵守とともに

以下の項目を実施しました

平成29年度の環境目標達成状況

発生源の区分 順守義務

環 境 目 標 達 成 値

環境法令等(自主規制値含む)の規制値の遵守

(大気悪臭灰騒音振動水質放射性物質)全項目達成

発生源の区分 著しい環境側面

余熱を継続的に供給し供給先の CO2 削減を図る(764t

年)未達成(削減量 692t年)

雑用コンプレッサーの更新 実施

照明の LED 化(18 本月216 本年) 実施(297 本年)

クレーン制御室電気室空調設備更新 実施

シートシャッターの設置の検討 実施

不燃粗大ごみ処理施設ランニングコスト削減計画作成 実施

照明の LED 化計画の作成 実施

発生源の区分 利害関係者のニーズ及び期待

環 境 目 標 達 成 値

毎月第4日曜日の一般家庭の粗大ごみ受付 達成(831件年)

組合主催見学会の実施(10回年) 実施(12 回年)

地域連携事業(たまかんフェスタ)(1回年) 実施

地元自治会等を対象とした勉強会の実施 実施

手作りタイルの作成(100 枚年) 実施(134枚年)

発生源の区分 内部外部の課題

環 境 目 標 達 成 値

地球温暖化対策報告書の作成 実施

事業系一般廃棄物の内容物検査(6回年) 実施(9回年)

HP の更新 実施

環境報告書の作成 実施

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

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課長

所管

課長

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改訂

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要性

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球温

暖化

対策

に係

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工場

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工場

運営

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止教

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防止

教育

振動

防止

教育

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分析

教育

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域連

携事

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対応

 

薬品

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②地

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③火

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環境

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管理

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険物

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オキ

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特別

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業主

任者

技能

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一般

教育

研修

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教育

研修

緊急

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及び

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行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 43: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 42 -

平成29年度の環境目標は1項目を除き達成しました

審査機関による更新審査の結果について

多摩ニュータウン環境組合(多摩清掃工場)の環境マネジメントシステムがISO14001201

5(JIS Q 14001)の要求事項に適合していてかつ環境管理活動がシステムに沿って実施されて

いるかを外部審査機関によって審査しますまたここでは法規制が遵守されているかについても確認しま

平成29年12月6日~8日に株式会社日本環境認証機構によって更新審査(移行)が行われ「改善の機

会1」は1件「不適合2」は0件マネジメントシステム及びパフォーマンスの評価は以下のとおりの結果と

なりました結果として今回の更新審査(移行)において環境マネジメントシステムは適切に維持管理

されていると判断されました

今後さらなる改善を行い「環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場」を実現するためより良い環

境マネジメントシステムを構築していきます

~外部審査機関所見総括~

― 平成 29年度更新審査(移行)報告書抜粋 -

1 概要

組織の EMS はこの3年間継続的に維持改善されている事また1年次2年次定期サーベイランス審査報告書

対応もレビューしその有効性も確認しました環境方針に基づき省エネ省資源活動と共に隣接する福祉センター

や温水プール等への余熱の供給や送電や機器変更による CO2 の削減活動地域に開かれた清掃工場として事業と一

体になっての活動を確認しましたまた組織の新規格対応もこれまでの活動実績を踏まえて構築し運用され始めて

いる事も確認しました

2 要点

a) 順守義務に関するプロセスの実施と有効性

適用される法規制等は「環境関連法令等登録一覧表」に登録運用されています特に事業に直結した大防法や

ダイオキシン類特措法水濁法毒劇物取締法廃掃法並びにフロン排出抑制法等は適切に管理運用されています

また法規制の順守評価も適切に実施し法的な問題の生じていない事を確認しています

b) 組織の状況から計画に至るプロセスの実施と有効性

環境方針等に基づく環境目標は「進行管理表」の中で展開し省エネ省資源に加え隣接する福祉センターや温

水プールへの余熱の供給機器類の変更による CO2 削減等地域に開かれた清掃工場として事業と一体化して活

動されています今後も地域サービスの向上地域に開かれた清掃工場として継続した活動から成果も期待でき

ます

c) 内部監査プロセスの実施と有効性

内部監査は適切に実施されています特に新規格対応の新システムの構築と運用の実態を確認していますま

たこれを機に内部監査チェックリストも見直しされています更に監査に際し部門との議論も意識して実施され

結果としてEMS 活動の活性化質的向上に寄与しており今後の継続も期待します

d)マネジメントレビューの実施と有効性

マネジメントレビューでは組織の活動実態と地域性を保った清掃工場としてのあり方を見据え事務局長の指導

の下で事業と環境活動の一体化が図られていますまたレビューでは新規格対応システムの構築と運用の確認

事業との連携活動状況を確認しています

1改善の機会規格の要求事項に不適合とはいえないが改善するとより良いシステムになるとされた事項

2不適合要求事項を満たしていないこと

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

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並び

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項に

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覚さ

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及び

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びに

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保護

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役割

及び

責任

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内容

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結果

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させ

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環境

に関

連す

る法

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つい

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概要

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環境

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概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

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要項

順書

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手順

書の

改訂

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等各

種講

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球温

暖化

防止

の重

要性

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覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

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工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

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工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

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職員

所管

課長

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境影

響の

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対す

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汚染

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質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

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正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

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定資

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S監

査員

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S監

査員

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課長

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教育

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S監

査を

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知識

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所管

課長

環境

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含む

環境

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役割

及び

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資格

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従事

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職員

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害防

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棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

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等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

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及び

緊急

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状態

おい

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境に

著し

い影

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じる

可能

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ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 44: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 44 -

更新審査の様子

オープニングミーティング 審査中 現場審査

7環境活動

ISO14001 の運用体制図

環境教育訓練

多摩清掃工場の EMS(環境マネジメントシステム)を適切に運用するため職員等に対

する環境に関する知識と能力の向上を目的として表-1(P45)の環境教育及び訓練を行

っています

管理者

EMS監査員

事務局長

EMS事務局EMS委員会

職 員 等

(運転管理業務受託業者リサイクルセンター運営団体含む)

所管課長(総務課長施設課長)

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

する

こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

異動

職員

等各

担当

者作

業活

動に

よる

顕在

又は

潜在

の著

しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

る環

境上

の利

点を

自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

た運

用手

順か

ら逸

脱し

た際

に予

想さ

れる

結果

自覚

させ

廃棄

リサ

イク

ル関

係法

環境

に関

連す

る法

令に

つい

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概要

を知

らせ

環境

関係

法令

概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

の変

更事

項に

対す

る研

修環

境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

版抜

職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

とな

る可

能性

を持

作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

の要

求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

定講

特定

化学

物質

等作

業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

事故

及び

緊急

時の

状態

おい

て環

境に

著し

い影

を生

じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 45: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 45 -

表1

対象

者教

育担

当教

訓練

の目

的教

訓練

の内

新任

所管

課長

所管

課長

環境

方針

及び

手順

並び

に環

境マ

ネジ

メン

トシ

ステ

ムの

求事

項に

適合

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こと

の重

要性

を自

覚さ

せる

MS

に規

定す

る環

境方

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職員

等各

担当

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業活

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顕在

又は

潜在

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しい

環境

影響

び各

人の

作業

改善

によ

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境上

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自覚

させ

環境

目標

及び

環境

目的

の周

知並

びに

環境

保護

に関

する

知識

の取

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

求事

項と

の適

合を

達成

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

せる

境マ

ニュ

アル

手順

書の

内容

規定

され

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順か

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脱し

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結果

自覚

させ

廃棄

リサ

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環境

に関

連す

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令に

つい

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概要

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環境

関係

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概要

所管

課長

所管

課長

環境

マニ

ュア

要項

順書

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項に

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境マ

ニュ

アル

手順

書の

改訂

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職員

等各

種講

師地

球温

暖化

防止

の重

要性

を自

覚さ

せる

球温

暖化

対策

に係

る事

工場

運営

に係

る各

種専

門事

項を

習得

各種

業務

に活

工場

運営

に係

る各

種専

門事

著し

い環

境影

響の

原因

なる

可能

性を

もつ

作業

行う

職員

所管

課長

特定

業務

著し

い環

境影

響の

原因

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る可

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作業

を行

う職

員に

対す

る研

大気

汚染

防止

教育

質汚

濁防

止教

焼却

灰等

によ

る汚

染防

止教

悪臭

防止

教育

振動

防止

教育

定機

器校

正教

分析

教育

物劇

物管

理教

各課

操作

運用

教育

域連

携事

業実

施教

緊急

事態

対応

教育

設備

故障

対応

 

薬品

漏洩

対応

②地

震対

応 

③火

災対

環境

保全

に係

る法

定資

を必

要と

する

EM

S監

査員

の候

補者

事務

EM

S監

査員

研修

所管

課長

EM

S監

査員

を養

成す

るた

めの

教育

を行

EM

S監

査を

行う

ため

に必

要な

知識

の取

得を

図る

所管

課長

環境

方針

の手

順と

の適

並び

に緊

急事

態へ

の準

備及

対応

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求事

項を

含む

環境

マネ

ジメ

ント

シス

テム

の要

事項

との

適合

を達

成す

るた

めの

役割

及び

責任

を自

覚さ

法定

資格

従事

者研

修有

資格

者環

境影

響の

原因

とな

りう

る業

務に

従事

する

職員

等に

対す

る研

東京

都一

種公

害防

止管

理者

棄物

処理

施設

技術

管理

者認

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特定

化学

物質

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業主

任者

技能

講習

険物

取扱

者保

安講

ダイ

オキ

シン

類業

務に

係る

特別

教育

機溶

剤作

業主

任者

技能

講習

種類

一般

教育

研修

継続

専門

教育

研修

緊急

事態

対応

訓練

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及び

緊急

時の

状態

おい

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境に

著し

い影

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じる

可能

性の

ある

業を

行う

職員

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 46: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 46 -

8安全衛生などの取り組み

安全衛生推進委員会

多摩清掃工場の安全と衛生を確保し維持するため労基法に準じて安全衛生推

進委員会を定期的に開催しています事務局長をはじめ各課長などを加え必要

に応じて受託業者の安全衛生委員会と安全衛生協議会を組織して充実した委員

会となっています

安全衛生推進委員会の組織図

開催状況

平成29年度の安全衛生推進委員会の状況 (毎月 1 回-第二火曜日に開催)

定期的(71 月)に作業環境測定を実施し作業場の環境向上に役立てています

総括安全衛生管理者

委員長 事務局長

衛生推進者

委員 総務課長

安全推進者

委員 施設課長

委員 職員組合推薦者2名

副委員長 職員組合代表者1名

事務局 職員2名

- 47 -

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

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案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

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みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 47: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

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自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

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第3章 コミュニケーション

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1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

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(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

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問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

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(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

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《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

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《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 48: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 48 -

自衛消防隊

平成29年10月18日多摩ニュ

ータウン市場で開催された自衛消

防操法大会1号消火栓の部で当

工場の職員で編成された自衛消防

隊が準優勝しました

消 防 訓 練

多摩清掃工場は自主防災体制の充実強化を図るため多摩市内の各事業所を対象と

した自衛消防操法大会に平成 11 年より参加しています

消防訓練風景

消防計画マニュアルによる訓練計画に基づき平成 29年11月28日には東京消

防庁多摩消防署の指導のもと多摩清掃工場関係職員が一丸となって消防訓練を行いま

した今回は消火器による消火訓練や起震車体験訓練を行いました

訓練の様子

- 49 -

第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

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5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

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案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

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みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 49: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

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第3章 コミュニケーション

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 50: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 50 -

1環境情報の公開

(1)インターネットにホームページを開設しています

ホームページ URL

httpwwwtama-seisokojoorjp

(2)排ガス状況表示盤

管理棟1階の環境組合事務室及びリサイクル

センターのロビーに炉内温度排ガス中の塩化

水素硫黄酸化物窒素酸化物一酸化炭素ば

いじん濃度の計測データを示す電光掲示板があ

り常時現在の状況を知ることができます

(3)環境情報コーナー

リサイクルセンターのロビーには環境情報

を集めたコーナーを設置しています環境に関

するわかりやすい提示物を備えています

- 51 -

(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

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5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

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案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

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みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 51: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

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(4)たまかんニュース

年 2 回(1 月7 月)多摩ニュータウン環境

組合からのお知らせや環境測定情報ごみに関

する豆知識などを掲載した広報誌を 107400

部発行し新聞折り込みしています情報の積極

的開示により開かれた清掃工場を目指してい

ます最新号は今年 7 月に発行した第30号で

(5)地元報告会

年 1 回年度末に周辺自治会に対して工場の運

営状況各種測定結果を報告していますまた

平成 29年度は報告後に見学会を実施し保護

具の着用体験等も行いました

(6)たまかんニュース(地域版)

工場の近況等の情報を積極的に届けるため清

掃工場周辺の約 3300 世帯へ年3回程度環

境組合職員が直接ポスティングを行っています

2環境に関して寄せられた意見要望等

種類 意見要望等の内容 対応内容

問合せ

平成 29年 5 月 16 日(メール)

伐採した庭木を持込み処理は可能で

すか

持込み処理可能であることと手続きにつ

いて翌日メールにて回答

問合せ

平成29年6月14日(メール)

発電された電力の売却先とその切

り替えを考えているかについて問い

合わせ

余剰電力の売却先定期的に競争入札で売

却先を選定していることについて後日メ

ールにて回答

- 52 -

問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

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5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

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案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

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問合せ

平成29年6月15日(メール)

余剰電力の量ごみ発電の FIT 売却

バイオマス比率競争入札の参加資

格について問い合わせ

後日メールにて質問について回答

平成29年 4 月~平成30年 3 月まで

3施設の見学

清掃工場では1人でもグループでも見学者を受け付けています見学には1時間半ほどかかり

ます費用は無料ですご希望の方は多摩ニュータウン環境組合総務課へ事前に電話でお申し込

みください

問合せ申込み

多摩ニュータウン環境組合総務課 042-374-6331

830am~515pm(土日祝日年末年始休み)

見学受け入れ曜日時間

火~金曜日(祝日年末年始除く)

900am~000pm100pm~300pm(見学終了 430pm)

平成29年度の見学者は総数3352人となりました組合主催の「こども清掃工場見学会」

「煙突登り」たまかんフェスタに実施する「特別施設見学会」を含む人数となります

主な内訳

平成 29年 4 月~平成30年 3 月まで

団 体 団体数 人 数

小学校 51 2755

中学校 1 24

大学 2 33

自治体関係団体 7 370

民間団体 2 26

個人 4 9

環境組合主催 12 135

合 計 79 3352

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4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

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《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

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(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

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5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

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案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 53: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 53 -

4社会的活動

(1)たまかんフェスタ

平成20年度より実施している「たまかんフェスタ」平成29年度は10月15日

(日)に実施しました今回もからきだ菖蒲館「からきだ菖蒲館まつり」と多摩市社会福

祉協議会「福祉フェスタ」と3館同日開催となり当日はあいにくの雨でしたが今まで

以上に盛り上がりました

会場内では構成3市の展示地域の企業団体のPRや飲食物等の販売が行われまし

た清掃工場特別見学会やふわふわの迷路など多くの方に参加していただきましたま

た子供に人気のゲンキダーのショーや地域のゆるキャラたちも会場を盛り上げてくれま

した

ステージでは地域連携の一環として隣接する大妻女子大学のサークル「おどり侍」

をはじめ落合中学校の吹奏楽部による演奏や大松台小学校のエイサー踊り太鼓演奏

等の出演をしていただきました

- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

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- 54 -

(2)唐木田クリーンアップ作戦

清掃工場付近だけでなく唐木田駅周辺

のクリーン活動も行いながら地域の方々

との交流を目的とした年末恒例となった

「唐木田クリーンアップ作戦」平成 27 年

度からは実行員会方式で地域の方々や事

業所と共同で開催し平成 29年度は

115 名の方に参加して頂きました

(3)夏休みの施設開放イベント

(4)環境啓発活動

リサイクルセンターでは今年度以下の教室イベント等を実施しました

《陶磁器製食器のリサイクル事業》

構成市の市民の家庭で不用にな

った陶磁器製食器の回収を行いま

した

異物混入を避けるために対面で

回収しました

夏休みには地域の子供を対象に煙突

登り体験(平成29年8月1日8月

2日)やこども清掃工場見学会(平成

29年8月3日8月4日)を開催し

ました清掃工場のごみ処理の様子の

ほか普段なかなか見ることが出来な

い煙突の内部や頂上からの眺めを見

て頂きました

- 55 -

《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

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案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 55: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

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《リサイクル陶芸体験教室》

回収された食器は再び「食器」の原料にするために岐阜県土岐市の粉砕工場に運

びました

この食器は粉砕機で細かく砕いて 1 ミリくらいの砂状にし新しい食器を作る

粘土の原料になります

リ サ イ ク ル で き る 食

器できない食器につい

て展示で紹介しました

回収した陶磁器製食器が 20ほ

ど入った Re 陶土を使った陶芸体験

教室を開催しました親子やきょ

うだいでペアのはっぱのお皿づく

りをしました

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 56: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 56 -

《せともの繕い教室》 《ワンストローク体験教室》

《中学生の職場体験》

《りさせんキッズクラブ》

陶磁器でできた置物花びん

食器などの破損を新うるしと接着

剤を使って直す講座です

平筆に2色の絵の具をつけて

描きます蓋つきのプラ箱に菊

などの秋の花を描きました

アイドリングストップの看板をたく

さん作ってもらいました 古くなった

ものと交換します

町田市多摩市の中学生の職場体験を

受け入れました

再生品の清掃や広報物の作成などの

他花壇やフラワーコンテナの手入れも

手伝ってもらいました

- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

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- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

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- 57 -

《お花の教室》

《さき織り体験教室》

《たまかんフェスタ》

《多摩エコフェスタ 2018》

たまかんフェスタに参加しまし

た雨天にも関わらず子どもたち

がハロウィン飾りを作りに来てく

れました

今年も「多摩エコフェスタ」に

出展キッズクラブの活動として参

加しました

センターの展示を見たり工作コ

ーナーでは割った竹を使ったカス

タネット作りに挑戦しました

横糸に不用になった布を裂いて作っ

た糸や毛糸を用いたさきおり体験教室

を開催しました花器は Re 食器の黒ボール大を

使っています

- 58 -

《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

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- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

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《活動発表展示会》 《からきだ夏祭り》

《くるくるカレンダー》

1 年間のセンターの主な活動につ

いて展示で報告しました

多摩市から借りたリユース食器を

使用した模擬店やステージイベン

トで盛り上がりました

不要なカレンダーを集

めて必要な人に無料で

配布しました

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

- 60 -

5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

- 61 -

案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

E-mail infotama-seisokojoorjp

この「環境報告書」はホームページに掲載しています

ホームページ httpwwwtama-seisokojoorjp

トップページ>環境情報>環境報告書>環境報告書2018

- 62 -

みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

Page 59: 環境報告書 · 2018-10-23 · 蒸気タービン発電機 高温高圧蒸気によって、最大8,000kWの発電を行 うことができます。発電した電力は工場内で使用す

- 59 -

(5)各種講座の開催実績

講座名 参加者数 講座名 参加者数

4月 電子工作サロン 6 10月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 15

さき織り体験教室(2回) 11 電子工作サロン 9

Tシャツぞうり教室 4 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 17 お花の教室(2回) 5

ワンストローク体験教室(2回) 10 ハロウィンアート 40

5月 電子工作サロン 10 ワンストローク体験教室(2回) 11

せともの繕い教室 1 おとなのための工作教室 3

さき織り体験教室(2回) 13 11月 さき織り体験教室(2回) 17

お花の教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 9 電子工作サロン 9

陶芸体験教室 4 お花の教室(2回) 11

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11 Tシャツぞうり教室 6

6月 電子工作サロン 8 ワンストローク体験教室(2回) 12

さき織り体験教室(2回) 13 せともの繕い教室 2

せともの繕い教室 4 おとなのための工作教室 8

ミニ七夕かざりを作ろう 2 12月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 11

ワンストローク体験教室(2回) 12 電子工作サロン 10

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 2 Tシャツぞうり教室 5

陶芸体験教室 2 さき織り体験教室(2回) 18

7月 電子工作サロン 10 お花の教室(2回) 15

さき織り体験教室(2回) 14 ワンストローク体験教室(2回) 11

大学生陶芸体験教室 12 1月 電子工作サロン 9

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 3 さき織り体験教室(2回) 15

お花の教室(2回) 13 お花の教室(2回) 15

ワンストローク体験教室(2回) 11 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 4

こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 15 ワンストローク体験教室(2回) 11

Tシャツぞうり教室 5 2月 おとなのための工作教室 3

ペットボトル風車作り 20 電子工作サロン 8

ペットボトル水族館 33 さき織り体験教室(2回) 19

親子陶芸体験教室 63 Tシャツぞうり教室 6

8月 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 203 お花の教室(2回) 16

Re陶土で作る花器(3回) 9 手づくりタイル(4回) 37

電子工作サロン 13 ワンストローク体験教室(2回) 11

クラフトウィーク(6回) 93 せともの繕い教室 6

ワンストローク体験教室 10 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 8

クラフトショップ 66 3月 せともの繕い教室 1

お花の教室 7 さき織り体験教室(2回) 18

モザイクアート 13 お花の教室 14

さき織り体験教室 8 Tシャツぞうり教室 6

9月 電子工作サロン 11 ワンストローク体験教室(2回) 10

お花の教室(2回) 14 電子工作サロン 10

手づくりタイルを作ろう(5回) 32 こうさくの時間ldquo陶芸rdquo(2回) 46

さき織り体験教室(2回) 15 こうさくの時間ldquo木材工作rdquo 4

ワンストローク体験教室(2回) 12

こうさくの時間ldquo陶芸rdquo 9

合計 135講座 1391人

(単位人)各種講座名の開催日と参加人数

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5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

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案内図

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平成30年10月発行

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206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

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容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

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5多摩ニュータウン環境組合の事業のあゆみ

昭和 43 年 10 月 東京都は清掃工場建設場所を多摩町落合棚原地区に内定

昭和 43 年 11 月 東京都建設計画を地元に提示

昭和 44 年 4 月 落合ごみ焼却場反対連合協議会多摩町議会に設置反対の請願提出

昭和 44 年 6 月 東京都多摩町及び反対連合協議会間で地元要望を取り入れた覚書締結

昭和 44 年 11 月 関係市(八王子市町田市多摩市稲城市)及び新住施行者間で設置場所規模都市計画決定等

について覚書締結

昭和 46 年 7 月 多摩清掃工場建設着工

昭和 46 年 11 月 多摩市と新住施行者間で清掃工場建設に伴う事業費の負担方法負担額等について協定書締結

昭和 48 年 4 月 多摩清掃工場竣工稼動 300t日(150t日times2炉)

昭和 62 年 3 月 旧粗大ごみ処理施設竣工稼動 50t5h

平成 5 年 4 月 1日付で八王子市町田市多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合設立を都知事が認可

平成 6 年 7 月 多摩清掃工場二期施設建設着工(焼却棟)

平成 10 年 3 月 焼却棟竣工 400t日(200t日times2炉)

平成 11 年 7 月 不燃粗大ごみ処理棟及びリサイクルセンター建設着工

平成 12 年 2 月 管理棟建設着工

平成 14 年 3 月 不燃粗大ごみ処理施設リサイクルセンター管理棟竣工稼働

不燃系80t5h(40t5htimes2系列)

粗大系10t5h( 5t5htimes2系列)

平成 15 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区のごみ搬入開始

平成 16 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(八王子市)

平成 17 年 10 月 家庭系ごみ有料化戸別収集開始(町田市)

平成 18 年 7 月 東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設本格稼働

平成 19 年 4 月

~24 年 11 月

調布市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 20 年 4 月 家庭系ごみ有料化プラスチック収集開始(多摩市)

平成 22 年 7 月 多摩川衛生組合の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 22 年 10 月 八王子市拡大区域の可燃ごみ搬入開始プラスチック収集開始(八王子市)

平成 23 年 12 月

~24 年 3 月

小金井市の可燃ごみ搬入(多摩地域ごみ処理広域支援体制)

平成 24 年 7 月

~25 年 3 月

東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物を搬入

平成 27 年 4 月 不燃残渣の資源化(熱回収)による埋立「ゼロ」を実施

平成 28 年 4 月 町田市小山ヶ丘地区の事業系ごみ搬入開始

平成 28 年 6 月 不燃ごみを八王子市町田市の施設で応援処理(不燃施設改造工事に伴う施設の停止)

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案内図

環境報告書2018

平成30年10月発行

編集発行

多摩ニュータウン環境組合 多摩清掃工場

206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

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みなさまのご意見ご感想をお聞かせください

「多摩清掃工場 環境報告書」をお読みいただきありがとうございましたまだまだ内

容が不十分な点も多いかと思います

つきましてはみなさまの貴重なご意見ご感想を今後の報告書作成の参考にさせてい

ただきたいと思いますお手数ですが本紙をご記入の上下記までお送りいただきます

ようお願いいたします

多摩清掃工場 施設課あて

FAX042-337-5061

1本報告書をどちらでお知りになりましたか

2本報告書をお読みになって感想はいかがですか

(1)わかりやすい (2)普通 (3)わかりにくい

3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

ご協力ありがとうございました差し支えなければ以下にもご記入ください

性別 男女 年齢 歳

お名前 ご連絡先電話番号

お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

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編集発行

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206-0035

東京都多摩市唐木田二丁目 1 番地 1

TEL 042-374-6331

FAX 042-337-5061

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3本報告書の内容について感想はいかがですか

(1)充実している (2)普通 (3)ものたりない

4本報告書の内容についてお気づきの点がありましたらご記入ください

5本工場の環境配慮の取組についてご感想はいかがですか

(1)かなり評価できる (2)評価できる (3)普通

(4)あまり評価できない (5)評価できない

6その他自由なご意見ご感想などございましたらお聞かせください

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お立場 1近隣に在住 2行政関係 3企業の環境担当者 4その他

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