建築防水工法...建築防水工法改質アスファルトルーフィングシート...

建築防水工法

改質アスファルトルーフィングシート

常温粘着工法

販売取扱店

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2017. 1. 1000 E

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はじめに　当社では、総合化学のメーカーとして長年にわたり蓄積してきた技術力、ノウハウを

背景に、かねてより特殊ゴム化アスファルトタイプの防水材、UBE防水シート(RAシー

ト)の製造販売に取組んでまいりました。

　RAシートは、当社独自の特殊ゴム化アスファルトに合成繊維不織布をはじめ各種の

基材を圧着加工した2層構造の粘着層タイプの防水シートで数多くの優れた特長を持

っており、販売開始以来、一般建築物の屋上防水をはじめ土木用防水、地下防水など幅

広い分野で既に多くの施工実績をあげております。近年、建築工法の進展は著しいも

のがありますが、防水工法においても、公害、エネルギー、労働問題等により、火や接着

剤を殆ど使用しないで施工する常温粘着工法、その中でも特に特殊ゴム化アスファ

ルト防水に対する認識評価が急速に高まってきております。

　当社では、このような現状に対応して、数多くの施工実績の中からここに独自のRA

シート防水工法をご紹介いたします。特殊ゴム化アスファルト防水の優れた特長が十

分に発揮されるRAシート防水工法は、今後ともより一層皆様のお役に立てるものと確

信しております。

建築防水工法の特長

RAシートは特殊アスファルトで含浸したポリエステル長繊維不織布と特殊ゴム化アスファルト粘着層を組み合わせた2層構造の防水シートです。耐熱性が高く、また耐水性及び寸法安定性に

優れていますので強靱ですばらしい耐久性を発揮します。

RAシートは優れた粘着層ー特殊ゴム化アスファルト粘着層ーを持っていますので、離型紙を剥がし下地に転圧するだけで完全に下地と接着します。またシート相互のジョイント

部分は完全に一体化し、水密性は完璧になります。

特殊ゴム化アスファルトは通常のアスファルトに比べれば勿論のこと、従来のゴム化アスファルトに比べても著しい改質効果を持っています。軟化点は80℃を超え、高温時でもダレ現象を起こしませんし、また－30℃以下の脆化温度を有していますので低温時においても

十分に柔軟性があります。

ポリエステル長繊維不織布の無方向性と特殊ゴム化アスファルト粘着層の柔軟性の相乗効果により下地の複雑な動きやクラックに優れた追従性があります。

施工に際しては火や接着剤を殆ど使用しない常温粘着工法なので施工は安全、無公害であり、大幅な工期短縮が可能です。

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順

各工法の説明防水工事に対する

工事着手前並びに

工事完了後のチェックポイント

各種納まり部の

施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

強靱で柔軟な防水層を形成します。

粘着層による常温粘着工法タイプの防水シートです。

適用温度範囲が広い優れた自着層です。

優れた下地追従性を発揮します。

安全かつ工期短縮をお約束します。

2

工法一覧表

工　法 No.

断熱防水工法

露出防水工法 (保護塗料仕上げ)

露出防水工法 (硅砂入保護塗料仕上げ)

工法の特長適用(用途・下地)

RA-101WRA-101PRA-101

RA-202RA-201WRA-201

RA-204WRA-204RA-202W

RA-302RA-301WRA-301

RA-304WRA-304

RA-403RA-401

RA-302W

保護打設防水工法の標準仕様 RAプライマー

RAプライマー

RAプライマー

RAプライマー

RAプライマー

RAプライマー

RAプライマー

RA水性ボンド

RA水性ボンド

RAプライマー

RAプライマー

RAプライマー

RAプライマー

RAプライマー

RA水性ボンド

RA水性ボンド

RA水性ボンド

RAシート

RAテープ(増張り)

RAシート

RAシート

RAシート



通気層UBE脱気筒






RAシート

RAシート

RAシート

断熱材

絶縁層

RAシート

RAプライマー

RAコート

RAプライマー

RAシート

RAシート

RAシート

RAシート

RAトップ

RAプライマー

RAシート

RAシート

RA水性ボンド

RAシート

RAシート

RAシート

保護層

絶縁層

RAシート

RAシート

RAコート

RAプライマー

RAコート

RAプライマー

RAシート

RAトップ

RAプライマー

断熱材

RAトップ

RAトップ

RAプライマー

保護層

絶縁層

RAコート

RAシート

RAシート

RAトップ

RAシート

保護層

RAシート

保護層

RAコート

RAコート

RAトップ

RAトップ

PCa下地(富士車輛立体駐車場防水仕様)

2層防水による高級防水仕様

2層防水による高級防水仕様

PC床板を用いた立体駐車場(アスコン、保護打設)防水工法の標準仕様

目地部の動きに耐えるよう絶縁処理を織り込んだ仕様

一般歩行用屋上並びに室内(浴室・厨房など)RC、SRC、デッキプレート版、PCa下地

保護打設断熱防水の標準仕様 (USD法)一般歩行用屋上RC、SRC、デッキプレート版、PCa下地

非歩行用屋上RC、SRC、デッキプレート版、ALCパネ下地

露出防水工法の標準仕様

露出断熱防水の標準仕様

軽歩行用防水の標準仕様

非歩行用屋上RC、SRC、PCa下地

RC、SRC、PCa下地

2層防水による高級防水仕様 RC、SRC、PCa下地

非歩行用屋上下地がALCパネルなどの多孔質のものや粗面な場合

目地部の動きに耐えるよう絶縁処理を織り込んだ2層防水による高級仕様

非歩行用屋上下地がALCパネルなどの多孔質のものや粗面な場合

目地部の動きに耐えるよう絶縁処理を織り込んだ仕様下地がALCパネルなどの多孔質のものや粗面な場合

下地がALCパネルなどの多孔質のものや粗面な場合目地部の動きに耐えるよう絶縁処理を織り込んだ2層防水による高級仕様

脱気工法によるフクレ防止を織り込んだ仕様

非歩行用屋上　施工後、フクレが発生し易い下地の場合(特にデッキプレート版など水分が残り易い下地)

脱気工法によるフクレ防止を織り込んだ2層防水による高級防水仕様

非歩行用屋上　施工後、フクレが発生し易い下地の場合(特にデッキプレート版など水分が残り易い下地)

脱気工法によるフクレ防止を織り込んだ仕様

施工後、フクレが発生し易い下地の場合(特にデッキプレート版など水分が残り易い下地)

脱気工法によるフクレ防止を織り込んだ2層防水による高級防水仕様

施工後、フクレが発生し易い下地の場合(特にデッキプレート版など水分が残り易い下地)

非歩行用屋上RC、SRC、PCa下地

重歩行用屋上並びに機械室など特に重要な建築物の歩行用屋上 RC、SRC、デッキプレート版、PCa下地

保護防水工法1

2

3

4

工法の概要1 2 3 4 5 6 工

法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

3 4

材料紹介

RAシート／RAテープ

特殊アスファルト含浸ポリエステル不織布

特殊ゴム化アスファルト(粘着層)

離型紙

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

品　名

RAテープ

両面タイプ

片面タイプ

0.9

0.9

0.9

0.5

0.5

0.5

50

100

330

50

75

100

15

15

15

20

20

20

1.15

2.3

6.9

0.8

1.2

1.6

ダンボール箱(24巻入)






役物廻り補強用テープ

●PCa、ALCパネルの目地部補強増張り用テープ●断熱材の目地部増張り用テープ

WT105

WT110

WT133

MTS205

MTS207

MTS210

RAシート SS20R 2.0 1,000 15 35 クラフト紙包装建築用防水本体(含浸不織布タイプ)

重量(kg) 包装形態構　造適　用サイズ

厚さ(mm) 幅 (mm) 長さ(m)

ポリエステル不織布


離型紙

離型紙特殊ゴム化アスファルト(粘着層)

離型紙


合繊基材

5 6

RAシート防水工法用副資材

UBE RA副資材は、RAシートの特長を生かすために開発された製品です。製品のほとんどがRAシートの粘着層と同じ特殊ゴム化アスファルトを主成分としていますので、RAシートとよくなじみ一層優れた防水効果を発揮します。

RAペースト RAコート (着色仕上材)

RA水性ボンド RAトップ (硅砂入り着色仕上材)

RAプライマー RAボンド下地処理剤で下地表面の除去できないゴミやホコリを下地面に固着させ、シートの接着力を向上させます。また主成分はRAシートの粘着層と同じものを使用していますので、乾燥後も粘着感が残り、RAシートとの一体感があります。

仕　様 15kg石油缶入り

主成分特殊ゴム化アスファルト系溶剤タイプ

粘　度 65cps(B型粘度計)

第四類　第一石油類　溶剤　トルエン 70%

吸入すると中毒をおこすおそれがありますので換気および火気には、充分注意してください。

シートジョイント部及び立上り用接着剤で主成分はRAプライマーと同様にRAシートの粘着層と同じものを使用していますので、乾燥後も粘着感が残り、RAシートジョイント部の水密性はより一体感があります。


主成分特殊ゴム化アスファルト系溶剤タイプ

粘　度 1,100cps(B型粘度計)

第四類　第一石油類　溶剤　トルエン 50%


RAシートの表層仕上げに使用するアクリル系水溶性タイプの塗料で、特に優れた反射機能を持ち大幅な遮熱効果を発揮します。


主成分特殊骨材入アクリルエマルジョン

5℃以下では使用しないでください。保管条件は、0℃以上40℃以下としてください。

RAシートの表層着色仕上げに使用するアクリル系水溶性タイプの塗料で、優れた日射反射率を持ち、防水層の湿度上昇を大幅に抑制します。

5℃以下では使用しないでください。保管条件は、0℃以上40℃以下としてください。

RA水性ボンドは、アクリル系水溶性タイプの断熱材、RAクロス接着用ボンドで、乾燥後も粘着感が残り、施工性に優れます。また、水で倍釈すれば、プライマーとして利用できます。


固型分 52%

粘　度 10,000mPas

水溶性タイプなので5℃以下では使用しないでください。保管条件は、0℃以上40℃以下としてください。

軽歩行用RAシート防水の表層着色仕上げに使用する、硅砂入りアクリル系水溶性タイプの塗料で、RAコートと同様に耐伸性・耐候性に優れます。また、ノンスリップ性のすばらしい仕上りになります。


カラーグレイ・グリーン・エンジ

固型分 70%

施工は、2℃以上の温度で、保管は0℃以上40℃以下で行なってください。

粘　度 110ku(ストーマー粘度計)


カラーシルバー・グレイ・グリーン

固型分 37%(シルバー)、55%

粘　度 65ku(シルバー)、80ku(ストーマー粘度計)

粗面下地(砂付下地・熱アス撤去下地・保護モルタル下地)の下地調整材で、RAシートを施工する場合の優れた調整効果があります。また乾燥時間が短いので作業性が良く、簡易防水の効果もあります。


粘　度 35,000cps(リオンビスコテスター)

第四類　第二石油類　溶剤　キシレン 15%


固型分 80%

RAシートの表層着色仕上げに使用するアクリル系水溶性タイプの塗料で耐候性に優れます。特に皮膜は柔軟でRAシートの保護化粧材として優れた性能を発揮します。

施工は、2℃以上の温度で、保管は0℃以上40℃以下で行なってください。

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

7 8

フクレ防止工法用 UBE 脱気筒

RAシール RAクロスRAシートジョイント部、役物回り、端末部に使用するシーリング材で、ゴムアスファルト系ですのでRAシートとの接着性も優れ、RAシートの水密性がより向上します。

仕　様 330ccカートリッジ　ダンボール箱(24本入り)

粘　度 165,000cps(リオンビスコテスター)

第二類　引火性固体


固型分 80%

RA204 ・ RA304工法(脱気工法)の通気層に使用するポリエステル系の不織布で、耐久性、通気性、強度特性が優れます。

仕　様目付量80g/m2　幅105cm 　長さ100m　クラフト紙包装

水を良く吸収しますので、保管時の水漏れには充分注意してください。

レッドドレンは、耐候性、耐薬品性等に優れ、複雑な下地にフイットしやすい鉛製のドレンです。

仕　様材　質ステンレス製

仕　様高さ： 18.5cm 外径： φ25cm 筒径： φ58mm

フクレ防止工法に使用、下地の水分を外気に拡散します。


主成分アクリルエマルジョン

カラーライトグレー

RA遮熱コート露出防水着色仕上げ用 RA高反射コート露出防水着色仕上げ用

厚さ：1.5mm外形：φ45mm、φ65mm、　　　φ95mm（3種類）つば：300mm×300mm高さ：150mm

レッドドレン鉛ドレン

標準施工手順

RAシートの張り付け及びジョイント部分の処理

●シートを張る前に必ず水上・水下を確認してから寸法・位置を決めて墨出しを行ない、できるだけジョイント部分が少なくなるように割り付けます。

●立ち上り部、溝部は必ず長手方向に張り、コーナー部でのジョイントは避けるように割り付けます。

●PCa ・ ALCパネルなどの目地部分とシートのジョイント部分が重ならないように割り付けます。

●シートの短辺方向のジョイント部分が同じ位置に集まらないように割り付けます。

下地の点検と処理

プライマーの塗布

防水施工に先立ち、以下の事項が完了している事を確認してから開始してください。●下地表面は凹凸ができないように、金ゴテを用いて平滑に仕上げてあること。

●ローラー刷毛・ゴムベラなどで均一にムラなく塗布します。　(通常下地は0.2kg/m2、 ALCパネル下地などは0.4kg/m2)塗布します。

●RAプライマーのオープンタイムは通常約30分です。なお、乾燥する前に降雨があった時は、下地の乾燥後塗り直します。

●立ち上り部分については、RAプライマーを塗布乾燥後、さらに RAボンドを0.3kg/m2塗布します。

●水勾配が悪く、水溜まりの発生する部分は無いか。又、この部分のレベル調整がされているか。

●接着を妨げるほこり、レイタンス、油じみ、突起物などは完全に除去してから清掃を十分に行ってください。

●パラペットなどの立上り面のジャンカ、パネルの目違いなどはモルタルで仕上げてあるか、サンダー、またはグラインダーなどで平滑にしてあること。

●下地の乾燥は十分であるかの確認をしてください。一般的には、モルタル下地は打設後10日以上、コンクリート下地は打設後 1ヶ月以上が望ましい状態です。 (高周波水分測定器で測定し、含水率は10%以下が望ましい状態です。)

絶縁・増張り●コンクリート打継部、異種下地間の接合部、デッキプレート下地の接合部はRAテープ(片面タイプ)を増張りして絶縁します。

●ALCパネル、 PCaの目地部分はRAテープ(片面タイプ)を増張りして絶縁します。

補強張り●出隅・入隅・ドレーン回り・パイプ回りなどの役物廻りはRA テープ(両面タイプ)で補強張りします。

シート割り付けの注意

1枚目のシートを墨出し線に合せて仮敷し、　蛇行のないことを確認します。

シートの張り付け手順及びジョイント部分の処理

1

シートの位置が定まると、長辺方向を半分に折り返して(残り半分は動かないように固定しておきます。)、折り返し部分の離型紙に切れ目を入れ、引き剥がしながら下地に張りつけます。その際、シートの下に空気を抱きこませないように、また、シワが出来ないように、シートの表面を両手で押さえながら空気を追い出します。

2

1枚目のシートを張り終ったら、シートの片側についている10cmラップの白い墨出し線にそってRAボンドを0.3kg/m2塗布します。(RAボンドのオープンタイムは通常約20分です。)

3

ジョイント部分及び立ち上り部分はハンドローラーで、平場は大型ローラー(自重25kg程度)で、コーナー部分はステッチャーローラーで速やかによく転圧します。

6

シートの3枚重ね部分の空隙は水みちとなるので、 RAシールで十分にコーキングを行ないます。

5

2枚目のシートは、 1枚目のシートと10cmのラップでジョイントさせながら蛇行に気をつけて、1枚目と同様に貼り付けます。3枚目以降も同様に張り付けます。

4

空気を押し出す

固定

離型紙を剥がす

離型紙をカットする

離型紙を引き剥がす

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

9 10

53

4

1

2ケレンがけ

ALCパネル目地の増張り

プライマー塗布

ドレーン回り

出　隅

RAシールでコーキングする

適　用

施工上のチェックポイント

RA-101

保護防水工法1

標準施工手順各工法の説明

張り仕舞の処理●シートのジョイント部分、役物廻り、端末部分はRAシールで十分にコーキングを行ないます。

●必要に応じて立ち上り部分は金物で、シートの張り仕舞を固定させます。

点　検

仕上げ(保護層打設、RAコート・RAトップの塗布)

●ジョイント部分の接着状況のチェックを行ない、 RAシールによるコーキング処理が完全に行なわれているかどうかを確認します。もし、不十分な部分があればもう一度コーキング処理を行ないます。

●異物によりシートが破断した部分がないかどうかチェックし、もしあれば、補強張りを行ないます。

各種防水工法の説明ページをご参照ください。

●一般歩行用屋上並びに室内(浴室、厨房など)

工法の特長●保護防水工法の標準仕様

●RC、SRC、デッキプレート版、PCa下地

●標準施工手順通りに施工します。1.下地の清掃

2.プライマー塗布

3.ボンド塗布

4.補強増し張り

5.RAシート張り

6.貼り仕舞の処理

絶縁層RAシート施工後に他の工事により、シート自体が損傷を受けることを防止するため、及び、保護層の膨張収縮による動きが原因でシートの損傷を防止するため、施工後直ちにシートの上全面にアスファルトフェルト又はポリエチレンシートを敷きつめて、保護層と絶縁します。

立上り面の保護層平場の保護層

クラック分散のため、溶接金網を敷き込みます。

伸縮目地は、立上り面より600mm内外(排水溝がある場合は1,000mm内外)とし、一般部では1,500mm内外に設けます。目地幅は20mmとします。

モルタルの厚みは30mm以上とします。

立上り面は保護モルタルとし(メタルラス使用)厚さ20mm以上とします。

1

メタルラスは、上端部を躯体に直接固定したあと200mm間隔で千鳥状にトンボでRAシート面に固定します。(接着剤使用)

2

1 RAプライマー

3 絶縁層

2 RAシート

4 保護層

厚さ60mm以上の軽最コンクリートを打設します。

1

伸縮目地は、モルタル押えの場合と基本的に同じです。但し、一般部では3,000mm内外に設けます。

2

1

23

コンクリート押えの場合

モルタル押えの場合

1

3

4

2

工　程

プライマー 0.2kg/m2

0.3kg/m2

0.3kg/m2

0.1本/m

別途工事

絶縁層

防水層

保護層

RAプライマー(全面塗布)

RAボンド(立上り面のみ塗布)

RAテープ【両面タイプ】(役物回り)

RAシート

RAボンド(ジョイント部塗布)

RAシール

絶縁シート

モルタル又はコンクリート

使用材料標準使用量

(注)：下地がPCaの場合、 PCaの長辺・短辺方向の目地にRAテープ(片面タイプ)を増張りして防水層と絶縁します。

保護打設の注意事項

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

11 12

6

7

8

シート張り

ジョイント部分のボンド塗布

三枚重ね部分のシール処理

転　圧

ジョイント部分のシール処理

押え金物取り付け

絶縁層の敷き込み

適　用


RA-201

●非歩行用屋上

工法の特長●露出防水の標準仕様

●RC、SRC、PCa下地

●標準施工手順通りに施工します。

1

3

2

工　程

プライマー 0.2kg/m2

0.3kg/m2

0.3kg/m2

0.3kg/m2

(2回塗り)

0.1本/m

着色仕上材

防水層




RAシート


RAシール

RAコート(全面塗布)


(注) ：下地がPCaの場合、 PCaの長辺・短辺方向の目地にRAテープ(片面タイプ)を増張りして防水層と絶縁します。

1 RAプライマー

3 RAコート

2 RAシート

適　用


RA-101P

保護防水工法1

●PCaによる立体駐車場の屋上

工法の特長●PCaアスコン押え仕様

絶縁層RAシート施工後、他の工事による防水シートの損傷防止とアスコン層の膨張収縮による動きから絶縁のため、アスコン打設時の温度に耐えるアスファルトフェルト(30kg品)を全面に敷きつめます。

アスコン打設時

1

4

5

3

工　程

プライマー

2 捨張り

0.2kg/m2

0.3kg/m2

0.3kg/m2

別途工事

絶縁層

防水層

保護層


RAテープ(MT233)



RAシート


0.1本/mRAシール

アスファルトフェルト30kg品

アスファルトコンクリート50m/m以上



各工法の説明

1 RAプライマー

4 絶縁層

3 RAシート

2 RAテープ(片面タイプ)

5 保護層

●PCaの長辺方向、及び短辺方向の目地はRAテープ(片面タイプ)を増張りして防水層と絶縁します。

●舗装に供するアスコン打設時の温度は160℃以下とする。●アスコン打設にあたっては、アスコン搬入ダンプにより既設防水層が損傷しないように、コンパネなどで養生・保護した専用通行路を設けてください。アスファルトフェルト養生シート上を直接走行する場合は、急ブレーキ・急発進・旋回等をして防水層を損傷させないよう注意してください。

RAコート露出防水工法の注意事項

ガムテープ又はアスファルトで張り付け

露出防水工法 (保護塗料仕上げ)2

RAコートは防水層完成後、できるだけ早く塗布します。(2日以内)

RAコートはエマルジョンタイプですから、外気温5℃以下では使用しないようにします。また、塗膜が充分乾燥するまでに、降雨が予想される場合は施工を避けてください。

RAコートは開蓋後、充分撹拌し、ローラー刷毛で塗りむらのないよう均一に塗布します。

12

3

●RAシート自体厚みがあるので損傷に対して強く、万一損傷を受けた場合にも他の防水材に比べて修復が簡単に出来ます。

RAコートの塗布

RAテープ

RAシールRAシート

RAシール

金物笠木

RAシール

押え金物

長辺方向

短辺方向

立上り部の納まり

RAシールRAシート

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

13 14

●

適　用


RA-202


工法の特長

(注) ：下地がPCaの場合、PCaの長辺・短辺方向の目地にRAテープ(片面タイプ)を増張りして防水層と絶縁します。

適　用


RA-201W

●非歩行用屋上●RC、SRC、PCa下地

●RAコート(RA201工法と同じ)

工法の特長●2層防水による高級防水仕様

1

4

5

3

工　程

プライマー

2

0.2kg/m2

0.3kg/m2

0.3kg/m2

0.3kg/m2

(2回塗り)

防水層(第2層)

プライマー

防水層(第1層)

着色仕上材




RAシート


RAシール(3枚重ね部)

0.2kg/m2

0.1本/m

0.1本/m




0.3kg/m2

0.3kg/m2


RAシート


RAシール(3枚重ね部およびジョイント部)

各工法の説明

1 RAプライマー

4 RAコート

3 RAシート

2 RAテープ(片面タイプ)

●RAシート2層の張り方　第2層目のRAシートは水下から水上に向けて張り付けますが、第1層目のRAシートのジョイント部をさけて張り付けます。

●RAシート自体厚みがあるので損傷に対して強く、万一損傷を受けた場合にも他の防水材に比べて修復が簡単に出来ます。

露出防水工法 (保護塗料仕上げ)2露出防水工法 (保護塗料仕上げ)2

●目地部の動きに耐えるよう、下地処理 (絶縁処理)を織り込んだ仕様。

●下地がALCパネルなどの多孔質のものや粗面な場合。

●ALCパネルなどの動きやすい下地に対してRAシートは優れた下地追従性を発揮します。

●ALCパネルの長辺方向、及び短辺方向の目地はRAテープ(片面タイプ)を増張りして防水層と絶縁します。

●下地全面を樹脂モルタルで処理をして施工する場合は、RA-201工法と同じ施工手順です。

●一層張り工法なので、 ALCパネルなどの軽量下地に対して重量負担がかかりません。

4 RAシート(第2層)3 RAプライマー2 RAシート(第1層)1 RAプライマー

5 RAコート

1

4

3

工　程

プライマー

2 増張り

0.4kg/m2

(2回塗り)

0.3kg/m2

(2回塗り)

長辺・短辺方向の目地

0.3kg/m2

0.3kg/m2

着色材

防水層


RAテープ【片面タイプ】



RAシート


0.1本/mRAシール



立上り部の納まり立上り面平　場

RAシール押え金物

RAシールRAシートRAシート

RAシール

RAシール

金物笠木

水上

水下第2層目第1層目

RAテープ

長辺方向

短辺方向

樹脂モルタル

ALCパネルの目地増張り(RAテープ)

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

15 16

UBE脱気筒回りの納まり

ドレーン回りの納まり

適　用


RA-204


工法の特長

1

4

3

工　程

特殊ボンド

2

0.2kg/m2

0.2kg/m2

50m2に1個設置

0.3kg/m2

(2回塗り)

防水層

通気層

着色仕上材

RA水性ボンド(平場のみ塗布)

RAプライマー(立上り面、役物廻り塗布)


RAクロス不織布(平場のみ)

UBE脱気筒

RAボンド(立上り面のみ塗布) 0.3kg/m2

0.1本/m

RAシート



0.3kg/m2RAボンド(ジョイント部塗布)

RAシール

各工法の説明

●通気層及び脱気装置を設けることにより、完全にフクレを防止できるので、美観を損なわない仕上りを期待できます。

●施工後、フクレが発生し易い下地の場合(特にデッキプレート版など水分が残り易い下地)脱気工法

●RAクロス(不織布)を入れることにより、下地に対する亀裂抵抗性が更に高まります。

露出防水工法 (保護塗料仕上げ)2

4 RAコート3 RAシート2 通気層1 RA水性ボンド

特殊ボンド(RA水性ボンド)(1)ローラー刷毛、ヘラなどで塗ムラのないよう均一に塗布します。(2)塗布後のオープンタイムはとらずに RAクロス(不織布)を流し張りして行きます。(3)RA水性ボンドはエマルジョンタイプなので外気温5℃以下では使用しないようにします。また、一度凍らせると

もとには戻りませんので、保管その他には充分注意します。

通気層防水層(1)RAクロス張付後、防水層(RAシート)を直ぐ追いかけて施工します。

RAクロスを露出させてままその日の工程を終わらせないようにします。はみ出したRAクロスは切り取り、防水端部は、ガムテープで雨養生しておきます。(2)RAシートは、 RAクロスの上に直接張ります。

RAクロスは水平方向から張付けて、突き合せジョイントとします。

1

RAクロスは浮きがないように完全に下地へ張付けます。

2

RAクロス(不織布)

片流れの場合は、水上部分に設置します。

1

両流れの場合は、棟頂点の部分に設置します。2

UBE脱気筒の設置位置

コーナー部の納まり

各部分の納まり図施工写真

RAクロスはコーナー部に突き付けて納めます。

UBE脱気筒回りは、RAテープ(両面タイプ)で補強張りを行ない、RAシートで2重張りします。

RAシート

RAシート

RAシート

RAシール

RAシール

RAクロス

RAクロス

RAテープ(両面タイプ)

RAシール(両面タイプ)

RAクロス

RA水性ボンド

RA水性ボンド

RA水性ボンドRAボンド

UBE脱気筒

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

17 18

RAクロスの張り付け

UBE脱気筒の設置

UBE脱気筒回りの補強張り

仕上り状態

絶縁層RAシート施工後に他の工事により、シート自体が損傷を受けることを防止するため、及び、保護層の膨張収縮による動きが原因でシートの損傷を防止するため、施工後直ちにシートの上全面にアスファルトフェルト又はポリエチレンシートを敷きつめて、保護層と絶縁します。

立上り面の保護層平場の保護層

クラック分散のため、溶接金網を敷き込みます。

伸縮目地は、立上り面より600mm内外(排水溝がある場合は1,000mm内外)とし、一般部では1,500mm内外に設けます。目地幅は20mmとします。

モルタルの厚みは30mm以上とします。

立上り面は保護モルタルとし(メタルラス使用)厚さ20mm以上とします。

1

メタルラスは、上端部を躯体に直接固定したあと200mm間隔で千鳥状にトンボでRAシート面に固定します。(接着剤使用)

2

厚さ60mm以上の軽最コンクリートを打設します。

1

伸縮目地は、モルタル押えの場合と基本的に同じです。但し、一般部では3,000mm内外に設けます。

2

1

23

コンクリート押えの場合

モルタル押えの場合


適　用


RA-401

●一般歩行用屋上

工法の特長

適　用


RA-301

RA-301W RA-302 RA-304RA-302W RA-304W

●軽歩行屋上●下地がRC、SRC、PCaの場合

工法の特長●軽歩行用防水の標準仕様●防水層の耐久性をアップさせた工法です。 1

3

工　程

プライマー

2

0.2kg/m2

0.3kg/m2

0.3kg/m2

硅砂入り着色仕上材

防水層




RAシート


RAシール

1.5kg/m(2回塗り)

0.1本/m2

RAトップ(全面塗布)


各工法の説明

●シート自体厚みがあり、しかも柔軟性があるので軽歩行用として優れた工法です。

●RAシートの上に断熱材を張り付けてから保護層を設けた、歩行可能な断熱防水工法で、防水層の耐久性をアップさせた仕様。

3 RAトップ2 RAシート1 RAプライマー

1

3

工　程

プライマー

2

0.2kg/m2

0.3kg/m2

0.1kg/m2

別途工事

0.3kg/m2

特殊ボンド

防水層




RAシート


0.1本/mRAシール

RA水性ボンド(全面塗布)

4 断熱材押出し成型製品(発泡ポリスチレン系)

5 保護層モルタル又はコンクリート(断熱ブロックでも可)


露出防水工法 (硅砂入保護塗料仕上げ)3 断熱防水工法4

1 RAプライマー

3 RA水性ボンド2 RAシート

5 保護層4 断熱材

RAトップ(1)RAトップは防水層完成後、できるだけ早く塗布します。 (2日以内)(2)RAトップは開蓋後充分撹拌し、ローラー刷毛で塗むらのないよう均一に、 2回に分けて塗布します。

(3)RAトップはエマルジョンタイプなので外気温5℃ 以下では使用しないようにします。また、塗膜が充分乾燥するまでに降雨が予想される場合は、施工を避けます。

断熱材(発泡ポリスチレン系)(1)断熱材は、 RAシートの上にRA水性ボンドをローラー刷毛・ゴムベラなどで、 0.1kg/m2塗布してから張り付けます。(2)断熱材の目地部は、施工時の降雨、保護層打設時　の水の浸入を防ぐためにRAテープ(片面タイプ) 増張りします。

RA201W工法の着色仕上げ材を、硅砂入り着色仕上げ材に替えたもので、工程及び使用材料は同一です。又、以下に示す工法についても、硅砂入り着色仕上げ材を使用した工法です。

●保護打設断熱防水の標準仕様

●RC、SRC、デッキプレート版、PCa下地

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

19 20

絶縁層の敷き込み

適　用

RA-403


工法の特長

1

4

3

工　程

特殊ボンド

2

0.2kg/m2

0.2kg/m2

1.5kg/m2

(2回塗り)

防水層

断熱材

硅砂入り着色仕上材

RA水性ボンド

RAプライマー(役物回り、立上り面のみ塗布)


発泡ポリウレタン又は発泡ポリエチレン(20m/m)

RAテープ【片面タイプ】(断熱材目地増張り)

RAボンド(立上り面のみ塗布) 0.3kg/m2

0.1本/m

RAシート

RAトップ(全面塗布)


0.3kg/m2RAボンド(ジョイント部塗布)

RAシール

各工法の説明

●下地がRC、SRC、デッキプレート版、PCa、ALCパネル下地

4 RAトップ3 RAシート2 断熱材1 RA水性ボンド

断熱防水工法4

●露出断熱防水の標準仕様

施工上のチェックポイント断熱材

(1)断熱材は発泡ポリウレタン又は、発泡ポリエチレンにRA水性ボンドをローラー刷毛・ゴムベラなどで0.2kg/m2塗布してから張り付けます。

(2)約30m/m以上の発泡ポリエチレン系断熱材の張り付けに際しては、接着剤を下地・断熱材の両方に

塗布して、張り付けてください。

(3)断熱材の目地部は、施工時の降雨による雨水の浸入を防ぐために、 RAシート(片面タイプ)を増張りします。

コーナー部の納まり

各部分の納まり図

RAシート

RAシール断熱材

コーナー部は直角すみ切りとして、断熱材を突き付けて張ります。

ドレーン回りの納まり



RAシール RAシート

RAシート

断熱材

断熱材はドレーン部分の増し張りテープ(両面タイプ)に突き付けて張り、更にその部分をRAテープ(両面タイプ)で増し張りして納めます。

パイプ回りの納まり

RAシール

パイプ回りは、断熱材をパイプに突き付けて張り、RAテープ(両面タイプ)で増し張りして納めます。

防水工事に対する工事着手前並びに工事完了後のチェックポイント

1. 防水工事着手前でのチェックポイント

2. 防水工事完了後のチェックポイント

下地構造と防水仕様

現場打ちコンクリート(RC、SRC)、デッキプレート型枠コンクリート、PCa構造の場合は、露出及び保護防水工法が適用でき、ALCパネル構造の場合は、露出防水工法が適用できます。防水施工に先だち、以下の事項が完了している事を確認してください。

下地ごしらえ

下地の乾燥

下地の勾配

ルーフドレーン

ALC版・PC版

下地の表面は、金ゴテで凹凸なく平滑に仕上げてあること。

貫通パイプパイプなどの貫通管は、ツバまたはアンカーをとりつけた後、躯体の中に埋め込み動かないように堅固に固定されているか。

PCa、ALCパネルの目地は段違いのないようにモルタルを充填し、平滑に仕上げてあること。立上りコーナー部・入隅部・稜線部及び出隅部は面取りをしてあること。

下地は充分乾燥していること。(高周波水分測定器で測定し、含水率は10%以下が望ましい。)下地はコンクリート打設後1ヶ月以上養生が必要です。

水勾配が設計通りになっているか確認してください。露出防水工法で1/50以上、保護防水工法で1/50～1/100の勾配が標準です。

納まり壁面立上り端末部は水切りを設けてあるか。防水層の端末部は金物で固定できる納まりになっているか。

ルーフドレーンはシート防水用ドレーンが使用されているか。

水張り試験

ラス・金網工事

左官・タイル工事

配管工事・溶接溶断工事

モルタル・コンクリート打設工事

ドレーンを封じ、防水層の立上がり端末部を越えない範囲まで水をため、漏水の有無を確認します。水張り試験は、防水層完成後1両日養生してから行ないます。

防水層の直ぐ上にラスや金網を置いたり立てかけて、防水層を傷つけないようにします。ラスを直接防水層の上に敷いて踏み付けないようにします。

左官コテ切りのないよう注意します。水系張りのための釘打ちを防水層の上からしないようにします。

配管を動かしたり、移動させたりしてパイプ回りの水仕舞部分を損傷しないようにします。防水工事後、防水層を貫通させて新しく配管工事をしないようにします。

一輪車などでモルタルを搬入する場合、ベニヤ板で仮設通路を作ります。ポンプ圧送する場合、木製台座(木馬)などをコンクリート用ホースの下に置きます。

ALCパネル、PCaは、部材間のムーブメントは小さく、部材接合部は平坦に仕上っているか。

デッキプレート型枠コンクリートの場合、乾燥が悪いので養生期間を長くとります。

断熱材

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

21 22

RAテープ(片面タイプ)

各種納まり部の施工仕様

コーナー部の施工出隅角の施工

入隅角の施工ドレーン回りの施工

ALC版、PC版の目地異種下地間の施工

パラペットの仕舞

パイプ回りエキスパンションジョイント

100mm以上

コーナーはジョイントの個所をできるだけ少なくし、ジョイントのラップ幅は100mm以上とします。シートをコーナーで2つ折りにして徐々に張り、空気を内包させないよう注意します。

天場にラスをかけられない場合及び300mm以上の立ち上りはレンガまたはブロック積みとします。

RAテープ(両面タイプ)で図のように補強張りします。


ステンレス製既製バンド等で締め付け、上部RAシール処理。


　　

RAテープ

RAテープ(片面タイプ)

ALCパネル

RAシール

300mm以下

絶縁紙

RAシート

RAシール笠木

ラス張り

モルタル

RAシート

RAシート

RAテープ

RAシール

浮かし貼り

300～600mm

RAシール

RAシート

RAシート

RAシート

笠木

RAシール

モルタル

レンガ積み

RAシート

笠木

RAシール


RAシート


RAシート

ALCパネル鉄筋コンクリート

100mm 100mm

この間は接着剤は塗布しない。

300mm以下

RAシート

笠木

RAシール

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

23 24

側壁との取り合い

軒先仕舞

各種納まり部の施工仕様 UBE防水シートの物性

特殊ゴム化アスファルトの性状

押え金物

RAシール

RAシート

押え金物

RAシール

RAシート

押え金物

水下

RAシール RAシート

モルタルラス張りRAシール

RAシート


金属製雨どい

金属板

端木

RAシール

RAシート

RAシート

90mm

項目比　　　重 1.15

91

125

8.6>280<－30

JIS-K2249

JIS-K2207

軟化点 (℃)

針入度 (25℃)

針入度指数

引火点 (℃)

フラース脆化点 (℃)

数値試験方法

SS20 182 226

モルタル面(プライマー塗布)

RAシート、基材面(接着剤塗布)

引張強さ (N/cm) タテ 152ヨコ 110タテ 53ヨコ 59タテ 43ヨコ 44

伸び率 (%)

引裂強さ (N)

SS20

1 耐下地亀裂抵抗性4

引張特性2

接着性3

試験方法：引張強さ・伸び率： JIS A 6013に準拠

試験方法：

引裂強さ： JIS A 6013に準拠

引張剪断試験

SS20 78 110

モルタル面(プライマー塗布)

RAシート、基材面(接着剤塗布)

180℃剥離試験

公団規格に準拠40mm幅の短冊状試験片を被着体に貼りつけ、2kg荷重のロールで2往復転圧し、168時間放置後試験しました。引張速度　200mm/min試験温度　25℃

試験方法：

スレート板

亀裂発生箇所

プライマー塗布後シート張り付け

図で示すような試験体を引張試験機で引張り、下地の亀裂幅と荷重の関係および試験体の状況を観察しました。

●亀裂幅が小さい時(5mm幅の場合)、シート自体の伸びは殆ど認められません。

●亀裂幅が大きくなっても粘着層の応力分散効果により、シートの変形は少なく基材は破断しません。

試験方法： ASTM - D903に準拠引張速度　300mm/min (引剥速度150mm/min)試験温度　25℃

(単位：N/40mm)

(単位：N/25mm)

引張速度　5mm/min

応力 (N)

SS20 (亀裂幅40mmまで異常なし)

亀裂幅 (mm)

900

800

700

600

500

400

300

200

100

10 20 30 40 50 60 70 80 90

40mm

40mm

被着体

試験片水下

水下

400mm300mm

100mm 120mm

8mm

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

25 26

被着体

被着体

UBE防水シートの物性

オゾン劣化試験8 水蒸気透過性11

加熱劣化試験9

促進暴露試験10

1254112739合格

SS20

試験方法： JIS-A6008に準拠オゾン濃度50pphm、温度40℃、 168時間

単位：N/4cm幅、

シート接合部の漏水試験

水圧1kg/cm2 漏水なし

漏水なし水圧3kg/cm2

SS20

5

寸法安定性6

試験方法：公団規格に準拠450mmØの円筒下部のフランジに、ジョイントを有するUBE防水シート(SS20)を取付け、水を張り1kg/cm2および3kg/cm2の圧力をかけ、ジョイント部の漏水性を調べました。

ジョイント部の処理ジョイント幅……100mm接着剤塗布後ハンドローラーで転圧

耐薬品性7

伸長量 (mm) 0.5

変　形なし

SS20

試験方法：

寸法安定性

JASS - 8に準拠50℃24時間浸漬、乾燥各5回後の伸長量を測定しました。試験片長　300mm

伸長量 (mm)－0.5タテ

＋0.7ヨコ

SS20

試験方法：

加熱収縮性

JIS - A6008に準拠80℃、168時間加熱後の伸長量又は収縮量を求めました。試験片長　300mm

ブランク 125

引張強さ(N/cm)

41

10%Nacl

10%H2SO4

過飽和Ca(OH)2

127 42

123

30日

90日

30日

90日

30日

90日

41

132 43

118 42

119 40

116 43

伸び率(%)

試験方法：JASS - 8に準拠

SS20の耐薬品性

90日30日ブランク

試験方法：

SS20ラップジョイント部の耐薬品性

公団規格に準拠ジョイント部の処理ジョイント幅……40mm接着剤塗布後ハンドローラーで転圧

各種薬品を所定の濃度に調整し、試験片を常温で所定期間浸漬後測定しました。

(引張特性)

(引張剪断強度) ラップ長さ4cm( (

23610%Nacl 245

21810%H2SO4 227

215過飽和Ca(OH)2 245226

224水道水 226

21470℃温水 244

450Ø

RAシート

アクリル透明板

加圧

引張強さ (N/cm)伸び率 (%)引張強さ (N/cm)伸び率 (%)

40%伸長劣化

ブランク

劣化後

0.0013

SS20

試験方法：

透湿係数 (g/m・hr・mmHg)

1254113237合格

SS20

試験方法： JIS-A6008に準拠注：伸びは最大応力時の伸びであり、破断伸びは約55%です。

加熱温度 80℃、168時間

引張強さ (N/cm)伸び率 (%)引張強さ (N/cm)伸び率 (%)

40%伸長加熱

ブランク

加熱後

SS20

試験方法：サンシャインウェザオメーター使用機内温度50℃、 60分照射のうち9分スプレー。所定時間促進暴露後、シートの引張特性および接着力を測定。引張強さ・伸び率……JASS - 8に準拠180℃剥離接着力……ASTM-D903に準拠モルタル面(プライマー塗布)に対する接着力

125

41

引張強さ (N/cm)

伸び率 (%)

78剥離接着力 (N/25cm)

ブランク

127

39

引張強さ (N/cm)

伸び率 (%)


500時間照射後

1,000時間照射後



122

37

引張強さ (N/cm)

伸び率 (%)


126

34

引張強さ (N/cm)

伸び率 (%)


113

32

引張強さ (N/cm)

伸び率 (%)


HONEYWELL社製高速度電子式水分透過率測定器を使用して、透湿係数を算出しました。

熱伝導率12

0.08

SS20

試験方法：

熱伝導率 (Kcal/m・hr・℃)

英弘精機製HC - JD型保温材熱伝導率測定装置を使用し、熱伝導率を測定して、これから伝熱係数を算出しました。

電気的特性13

8.4 x 1013

> 50

SS20

試験方法：

体積固有抵抗 (Ω・cm)

絶縁破壊電圧 (KV)体積固有抵抗： JIS - C2336に準拠印加電圧： DC500V絶縁破壊電圧： JIS - C2110に準拠　　　　　　　電極： ASTM - D295規格品(1/4" )　　　　　　　短時間破壊試験方法(昇圧速度3KV/sec)

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

27 28

耐下地亀裂抵抗性試験

施工物件例

ミツミ電機株式会社厚木事業所様神奈川県厚木市 22,800m2

RA-201工法(改修)

新農業改善事業多目的研修施設農業者トレーニングセンター様愛媛県北宇和郡 2,030m2

RA-101工法

アーク森ビル様東京都港区 2,400m2

RA-301工法

第一ホテル東京ベイ様千葉県浦安市 12,000m2RA-101工法(浴室) 神奈川県武道館様

神奈川県横浜市 3,300m2RA-101工法

千葉ポートアリーナ様千葉県千葉市 8,000m2

RA-101工法

べイヒルトンホテル NKホール様千葉県浦安市 500m2

RA-204工法

金属屋根下地

工法一覧表

材料紹介

RAシート防水

工法用副資材

標準施工手順





施工仕様

UBE防水シート

の物性

施工物件例

29 30

建築防水工法...建築防水工法 改質アスファルト ルーフィングシート...

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