加瀬水処理センター · 2020. 10. 15. · 加瀬水処理センター...
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加瀬水処理センター
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川崎市下水道事業イメージキャラクター
カッピー
加瀬水処理センター全景(南系・ふれあいの広場)
加瀬水処理センター
◆管理棟
◆加瀬水処理センター全景
加瀬水処理センター
◆加瀬ふれあいの広場
◆下水道の役割
下水道は、快適な生活環境を目指すうえで、大切な役割を果たしています。
●清潔な街を創ります。 ●浸水から街を守ります。
●川や海をよみがえらせます。 ●トイレの水洗化ができます。
下水処理場の上部は、多目的に使える広場となり、いざ災害が発生した時には、火災などから身を守る緊急避難場所となります。
処理水は矢上川(鶴見川水系)に放流されます。
◆放流口
清 潔 な ま ち清 潔 な ま ち 雨が降っても安心雨が降っても安心
よみがえる川や海よみがえる川や海 さわやかな水洗トイレさわやかな水洗トイレ
◆あらまし ◆計画概要
◆中央監視室
加瀬水処理センターは、川崎市中原区のほぼ全域
と幸区・高津区それぞれの一部区域の下水を処理す
るために、昭和48年度に北系の処理施設を稼働しま
した。その後、処理水量の増加に伴い平成2年度に
南系の1/2が、平成10年度からは全施設が稼働し
ました。
下水道への排除方式は合流式(一部分流式)を採
用しており、丸子、加瀬、渋川の各ポンプ場を経由
し送られる下水を活性汚泥法により処理し、塩素消
毒後矢上川(鶴見川水系)に放流しています。また、
処理過程で発生した汚泥は入江崎総合スラッジセン
ターに圧送・処理されています。
現在当センターの水処理方式は、北1系が嫌気好
気活性汚泥法、北2系が標準活性汚泥法です。南系
は深層式反応タンクを用いた標準活性汚泥法です。
また、最初沈殿池及び最終沈殿池は、北系が一階層
式で南系が二階層式になっています。
南系の反応タンク及び最終沈殿池の上部は、平常
時は多目的広場に、災害時には防災樹林、扇形水幕、
放水銃、ゲートシャワー等を備えた緊急避難所にな
る「加瀬ふれあいの広場」として整備されています。
降雨時の浸水対策と合流改善のため、江川雨水貯
留管(81,000m3)が平成13年度から稼動し、また
渋川雨水貯留管(144,000m3)が平成16年度から稼
働しています。
所 在 地
敷 地 面 積
計画処理面積
計画処理人口
計画処理水量
計画処理能力 (晴天時 1日最大)
水 処 理 方 法
汚泥処理方式
川崎市幸区 南加瀬4丁目40番22号
54,960㎡
1,871ヘクタール
260,000人
晴天時 1日最大 244,800„/日
雨天時 1日最大 882,400„/日
北系 96,000„/日 南系 148,800„/日
北系 嫌気好気活性汚泥法 標準活性汚泥法
南系 標準活性汚泥法 (深層曝気)
入江崎総合スラッジセンターへ圧送
処理施設等の運転監視・制御を集中的に行っています。
◆スクリーン
◆下水処理系統図
汚水中に含まれている紙くず、石、木片、プラスチックなどの大きなごみを取り除くところです。
◆最初沈殿池
内部内部
汚水中の比較的大きな汚泥を沈殿させ、上ずみ水を反応タンクに送ります。
内部 内部
内部
◆反応タンク
内部内部
汚水に微生物の入っているドロ(活性汚泥)を加え、空気を吹き込んでかきまぜ、有機物を分解して、さらに沈殿しやすい物質にします。
◆最終沈殿池
内部内部
分解した汚泥を沈殿させ、きれいになった上ずみ水だけを消毒し、矢上川へ放流します。
◆水質試験室
当水処理センターできれいにした水は矢上川に放流していますが、その水が法律などで定められている水質の基準を満たしているかどうかをチェックしています。
◆主ポンプ
スクリーンを経由した下水を最初沈殿池へ送る設備です。
◆ブロワ(送風機)
空気を反応タンクに送る設備です。
◆汚泥圧送ポンプ
水処理で発生した汚泥を入江崎総合スラッジセンターへ送る設備です。
◆脱臭設備
薬品と腐植質脱臭剤を利用して下水の処理過程から発生する臭気を取り除く設備です。
◆施設概要
◆加瀬水処理センターの配置図
スクリーン設備
主 ポ ン プ
沈 砂 池
最 初 沈 殿 池
反 応 タ ン ク
最 終 沈 殿 池
消 毒 槽 (塩素混和池)
汚泥貯留タンク
汚泥圧送ポンプ
脱 臭 設 備
自動掻揚式バースクリーン 幅2.0m 目幅25㎜×5基、幅3.85m 目幅25㎜×2基
立軸渦巻斜流ポンプ φ600㎜×52„/min×6台立軸斜流ポンプ φ1,200㎜×151„/min×3台
エアレーション式 幅5.4m×長12.1m×2池
平行流長方形式 幅12.3m×長32.4m× 深3.35m×8池
旋回流式 幅6.85m×長42.0m× 深4.5m×16池
平行流長方形式 幅14.1m×長39.1m× 深3.0m×8池
迂回流式 幅5.0m×長118.3m× 深2.8m×1槽
幅10.1m×長10.7m×深4.43m×1池、 幅10.1m×長11.3m×深4.43m×1池
吸込スクリュー付ポンプ φ300㎜×4.5„/Ò×2台直列×2列
スクリーン室 乾式吸着塔 53„/Ò×1台
沈砂池、最初沈殿池、反応タンク薬液洗浄等 540„/Ò×1台
―
平行流長方形式二階層式 幅10.4m×長(上)22.5m (下)23.9m×深3.8m×7池
旋回流式(深層曝気) 幅10.7m×長45.0m× 深10.65m×8池
平行流長方形式二階層式 幅10.8m×長(上)29.3m (下)36.8m×深3.0m×8池
迂回流式 幅4.0m×長71.5m× 深5.15m×1槽
最初沈殿池、反応タンク、最終沈殿池、汚泥貯留タンク乾式吸着塔 360„/Ò×2台
施 設 名 北 系 南 系
矢上川矢上川
放流口放流口
最終沈殿池最終沈殿池
反応タンク反応タンク
汚泥貯留タンク汚泥貯留タンク
スクリーンポンプ室スクリーンポンプ室
最初沈殿池最初沈殿池
フロワー室フロワー室
管理本館管理本館
消毒槽消毒槽
最初沈殿池最初沈殿池
消毒槽消毒槽
反応タンク反応タンク
最終沈殿池最終沈殿池
北北
北系北系
南系南系
共通施設共通施設
◆加瀬処理区域図
◆川崎市の水処理センターと処理区域図
川崎市の下水道は、整備の早かった入江崎処理区と加瀬処理区のほとんどが合流式、加瀬処理区の一部と、等々力・麻生の処理区が分流式を採用しています。
加瀬水処理センター〒212-0055 川崎市幸区南加瀬4丁目40番22号TEL 044-587-3000㈹FAX 044-587-3019
久末ポンプ場
江川ポンプ場 渋川ポンプ場
加瀬ポンプ場
丸子ポンプ場
蟹ヶ谷ポンプ場天王森ポンプ場
加瀬水処理センター
等々力水処理センター
加瀬水処理センター
麻生水処理センター
入江崎水処理センター
PP P
P
T
P
P
P
麻生処理区
等々力処理区 加瀬処理区
入江崎処理区
▲至 元住吉
南加瀬小学校(避難所)
加瀬 水処理センター加
瀬ふれあいの広場
(加瀬緊急避難場所)
矢上川
鶴見川
県道大田神奈川線
県道鶴見溝ノ口線
至 尻手▼
至 鶴見▼
鷹野大橋
高津区
中原区
多摩川 東京都
横浜市
幸区
鶴見川
矢上川
宮前区
高津区
中原区
多摩川 東京都
横浜市
幸区
鶴見川
矢上川
宮前区