オープンデータ論 8 - wordpress.com · 空間的データ処理とオープンデータ...

Post on 19-Jul-2020

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オープンデータ論第8回

データの提供とその利用について 2

これまでの復習

•現在• インターネットの普及に伴い電子的データの提供が一般化

• ファイル形式でダウンロード・APIで直接データを利用

• データのLOD化

• 見える化を中心としたデータ利用

•その利用環境の実例• 地理院地図

• RESAS

• ひなたGIS

空間的データ処理とオープンデータ

•これまで紹介してきたサービスは、空間的現象の表現

•すでに用意されているデータの利用といいつつ、表示中心

•それを空間的関係を含めて処理は困難

•処理するツールは存在• 本日紹介するjSTAT-MAP

ウェブベースでの空間的データ加工

•生データ → 加工(統計処理) → 処理データの入手

•加工データをさらに、加工して、必要なデータとして入手• 従来型の場合、ここの部分に難(開発能力と分析ツールの必要性)

•処理の方法論は限られるものの、無料で利用可能

•特段の知識の必要性がない

jSTAT MAP

• jSTAT MAP

• https://jstatmap.e-stat.go.jp/

•総務省統計局が主に総務省関係の統計データ(国勢調査、事業所統計・・・)の公開・利用の普及を目標に開発したある種のWebGIS

•空間的データの切り出し、地図表示も可能

jSTAT MAP

• jSTAT MAP

•統計地図を作成する他に、利用者のニーズに沿った統計データを利用した地域分析を実現する各種の機能を提供

•防災、施設整備、市場分析等、各種の詳細な計画立案に資する基本的な分析ツール

•特に前提知識を要しない

今回は、まず、アカウント作成

ユーザー登録画面

ユーザ登録画面

•ユーザー登録画面が表示されたら、下のほうに画面を移動

•仮登録で、メールアドレスを入力

仮登録が終わると・・・

•メールが送られてくるので、期限内に、指定された内容を実施し、本登録に切り替え

•その間に、ログインせずに利用

医療福祉系データ・農水省関連データはかなり・・・•医療機関数、福祉施設数、介護施設数、水質汚濁関連といったデータは、最近のデータがなく、基本都道府県単位

•漁業センサスなど種類が少• 都道府県単位や市町村単位

•農林業センサスは、割と細かなデータも存在(町丁目レベル)

実際にjSTAT MAPを利用

jSTATMAPのサイトを利用

ログインしないでjSTAT MAPを利用

表示したい地域名を地名で探す

•メッシュデータを表示する範囲を表示

•表示した範囲のデータのみ表示

250m(5次メッシュの表示)

•統計地図作成• 統計グラフ作成

利用するデータをプルダウンから選択

•統計調査名

•年度

•集計単位

を選択

利用するデータ選択

•指標選択ボタンをクリック

•選択、表示可能な指標は、最大20

選択後

•次へ をクリック

集計単位の選択と作図開始

•メッシュを選択

•集計開始をクリック

表示されたメッシュデータを使ったマップ

•グラフと表現

特定のメッシュの情報を見るとき

•選択• グラフ選択

•メッシュをクリック• 選択した統計データ

表示

小地域データの表示例

•統計グラフ作成で小地域統計を選択

•小地域統計の集計結果の表示

町丁目・字の領域表示

• 行政界から• 国勢調査小地域

マップへの表示内容を変更

•横棒が並んだアイコン(統計地図作成の左)をクリック

マップの表示内容を変更

•縦に点が3つ並んだ部分をクリック

マップへの表示内容を変更

•グラフプロパティをクリック

マップの表示データや表現を変更

•単身高齢世帯数の表示

•階級の切り替えも可能

•階級数の切り替えも可能

•色の表示の変更も可能

単身高齢世帯の世帯数を等間隔分割表示

•設定後、更新する

更新後の画面例

•国勢調査での4次メッシュ(500mメッシュ)での高齢単身一般世帯の世帯数の表示例

独自にポイントを作成可能

•比較的かんたんな手順でポイントが作成可能

•ポイントを保存するためには、アカウントがある方が便利

•データを残すことが可能

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