agile @ toyota north america · 2018. 2. 23. · 開発scrum チーム 技術scrum チーム...

17
1 llPROTECTED 関係者外秘 Agile @ Toyota North America February 22, 2018

Upload: others

Post on 23-Aug-2020

2 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

1

llPROTECTED 関係者外秘

Agile @ Toyota

North America

February 22, 2018

Page 2: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

2

llPROTECTED 関係者外秘

Deborah West

Toyota Motors North America

Group Manager, IS PMO

Keisuke Wada

KDDI Corporation

Assistant Manager, Business Planning

Department

Page 3: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

3

llPROTECTED 関係者外秘

コネクティッドカー IoT 共有型モビリティ

ビジネスの変化は速い

Page 4: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

4

llPROTECTED 関係者外秘

北米トヨタはセールスと製造の組織を統合

アジャイルを活用する企業が世界中で増加

アジャイルへ移行する完璧なタイミング

Page 5: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

5

llPROTECTED 関係者外秘

理想的な状態

ビジネスアジリティ –

品質を保ったまま

最も価値あるソリューションを素早くデリバリーする

現実とのギャップ

デリバリーは遅く、お客さまの欲しい

機能がリリースされない

対策

アジャイルなやり方で働き方を変える

伝統的なITデリバリー手法の成功率は低い

Page 6: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

6

llPROTECTED 関係者外秘

価値を素早くデリバリー

(120 以上のチーム)

頻繁な

学習(1,200名以上

トレーニング)

障害を素早く解決(チーム &

リーダーシップ)

ムダを取り除く(バリューストリーム

マップ)

継続的な優先順位付け &

計測(リーダーシップ)

アジャイルトランスフォーメンションの結果

Page 7: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

7

llPROTECTED 関係者外秘

トヨタウェイはアジャイル/Scrumに大きな影響

1個流し, ジャストインタイム, 自働化, & 継続的改善

トヨタウェイ アジャイル

お互いを支える

Page 8: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

8

llPROTECTED 関係者外秘

[トヨタウェイ] その場しのぎではなく、毎日、一貫したやり方で実行する –大野耐一

ScrumはPDCAのための標準化された繰り返しのプロセス

トヨタウェイ と Scrum

Page 9: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

9

llPROTECTED 関係者外秘

アジャイルフィロソフィー

プロセスやツールよりも

個人と対話を価値とする

計画に従うことよりも

変化への対応を価値とする

契約交渉よりも

顧客との協調を価値とする

包括的な

ドキュメントよりも動くソフトウェアを価値とする

Page 10: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

10

llPROTECTED 関係者外秘

北米トヨタにおけるアジャイルトランスフォーメーション

リーダーシップの準備

エクゼクティブアクションチーム& メタスクラム

スクラムコーチ

エクゼクティブオリエンテーション

プロダクトバックログワークショップ

チーム立ち上げワークショップ

スプリント開始

ローリング・ウェーブ (パイロット案件 + 志願者)

1

認定スクラムマスターを取得

認定プロダクトオーナーを取得

認定スクラムマスターを取得

2

3

Page 11: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

11

llPROTECTED 関係者外秘

Toyota agile vision

1. 安定したチームの動的なネットワークを築く

2. アウトソースを減らす(内製化)

3. ビジネスアジリティの精神の育成

4. 職能横断なスキルの向上

1.バリューストリームを形成

2.障害を迅速に取り除く

3.会社の優先順位の方向性を揃える

4.チームに資金を与える

5. トヨタアジャイルフレームワークを採用

1.品質を組み込むための継続的デリバリーの実現

2.セルフサービスのインフラの提供

3. アーキテクチャの標準化に向けたアプリのモダン化

品質の高いプロダクトを素早く顧客に届ける

Page 12: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

12

llPROTECTED 関係者外秘

二つのオペレーティングシステム

Source: John P. Kotter, Accelerate

階層型 安定したチームの動的なネットワーク

Page 13: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

13

llPROTECTED 関係者外秘

資金モデルの変化

プロジェクトではなくチームに資金を与える

1

+開発Scrum

チーム技術Scrum

チームテクノロジー(インフラ、ツール)

柔軟な資金割り当て2

会計年度の初めに50%を割り当て

半年後、デリバリーした価値に基づき、残りを割り当て

アジャイルな契約3

プロジェクト標準テンプレート

パイロット案件を支援

ROIに基づく資金モデルの確立のため、検査と適応を継続中

+

Page 14: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

14

llPROTECTED 関係者外秘

品質を組み込むための継続的デリバリーの実現

大規模システムのための自動テスト

結果• 16時間で自動スクリプトを作成• 実行時間を1.5時間から6.5秒へ短縮

• 37の試験を実施• 合計で39時間短縮

対策Webサービスとユーザインターフェース向けの自動テストスクリプト

課題手動テストは時間のムダ

Page 15: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

15

llPROTECTED 関係者外秘

チームは働き方を変え続けている

大規模プロダクトの実例

問題計画変更でリリース日を6回延期

対策スクラムを実行MVP(必要最低限の機能を持つプロダクト)にフォーカスして開発チームの生産性を計測

結果チームの大きさを200名から現在、25名へ縮小6ヶ月で最初のリリースを実現

Page 16: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

16

llPROTECTED 関係者外秘

アジャイルトランスフォーメーションのためのバックログ

• 文化

• プロセス

• ヒト & スキル

• 職能横断なチーム作り

• プロダクトマネージメント

• 標準化 – 継続して実施

リーダーシップはチームに耳を傾け、改善を継続

Page 17: Agile @ Toyota North America · 2018. 2. 23. · 開発Scrum チーム 技術Scrum チーム テクノロジー (インフラ、 ツール) 2 柔軟な資金割り当て 会計年度の初めに50%を割り当て

17

llPROTECTED 関係者外秘