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2004.07 本件についてのお問い合わせは、(株)旭リサーチセンターhttp://www.asahi-kasei.co.jp/arc/までお 願い申し上げます。 1 http://www.akchem.com 2007.03 タイトル サブタイトル による しい について 、各 をご ください。 〈3 月度のトピックス〉 European Plastics News 2006 12 、および Plastics Technology2006 12 じている Direct Compounding Production Systems(DCPS)”を りあげて します。 European Plastics News 12 2021 ページ) 、より られる DCPS されている 5 DCPS しています。 ・ドイツ Coperion Werner & Pfleiderer ETAAExtrusion of Thermosets for Automotive Applications)プロセス ・ドイツ Dieffenbacher SMC をダイレクトに する FMC(Fiber Molding Compound) プロセス ・ドイツ Krauss-Maffei IMCInline Molding Compounders・カナダ Husky Injection Molding Systems Husky ILCInline Compounder)シス テム PlastiComp Pushtrusion TM D-LFT システム に、 されている Pushtrusion TM D-LFT システムについて Plastics Technology 12 3031 ページ) Pushtrusion TM して をわかり 易く しています。 PlastiComp 2005 Pushtrusion TM する Woodshed Technologies から し、安 れた システム して Pushtrusion TM D-LFT システムを しています。 Pushtrusion TM システム メーカ Engel 、および MGS Mfg.Group しています。 また、 Pushtrusion TM D-LFT システム コンポジット メーカ ある Composite Products Inc. った じています。 また、Plastics Technology 12 2006 11 13 にデトロイト された第 36 SPE Automotive Innovation Awards 、多く ガラス ブロー した じています。(27-29 ページ) さらに、 D-LFT Direct compounding and molding of Long-Fiber reinforced Thermoplasticsった PlastiComp Pushtrusion TM D-LFT Modern Plastics Worldwide; Plastics Technology ; Plastics Engineering ; Kunststoffe International ;

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Page 1: 〈3月度のトピックス〉 - AKchem.com · ・ドイツKrauss-Maffei 社のIMC(Inline Molding Compounders)射出成形技術 ... びSP とMicroMaxTM)について紹介しています。

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本件についてのお問い合わせは、(株)旭リサーチセンターhttp://www.asahi-kasei.co.jp/arc/までお願い申し上げます。 1

http://www.akchem.com 2007.03

-海外雑誌の主要タイトルとサブタイトル紹介による情報-

*記事の詳しい内容については、各誌をご覧ください。

〈3 月度のトピックス〉

今月は、European Plastics News 2006年 12月号、および Plastics Technology2006年 12

月号が報じている長繊維強化樹脂製品の製造方法“Direct Compounding Production

Systems(DCPS)”をとりあげて紹介します。

European Plastics News誌 12月号(20~21ページ)は、より軽量で高い強度が得られる

DCPSは、自動車用途などで注目されていると述べ、下記 5社の DCPSを紹介しています。

・ドイツ Coperion Werner & Pfleiderer社の ETAA(Extrusion of Thermosets for

Automotive Applications)プロセス

・ドイツ Dieffenbacher社の SMC をダイレクトに製造する FMC(Fiber Molding

Compound) プロセス

・ドイツ Krauss-Maffei社の IMC(Inline Molding Compounders)射出成形技術

・カナダ Husky Injection Molding Systems社の Husky ILC(Inline Compounder)シス

テム

・米国 PlastiComp社の PushtrusionTM D-LFTシステム

特に、最近注目されている PushtrusionTM D-LFTシステムについて Plastics Technology誌

12 月号(30~31 ページ)は、PushtrusionTMの写真と概念図を掲載して技術の詳細をわかり

易く紹介しています。 PlastiComp社は 2005年に PushtrusionTMに関する特許と関連ノウハ

ウを米国Woodshed Technologies社から取得し、安価で優れた長繊維強化樹脂の成形システム

として PushtrusionTM D-LFTシステムを出荷しています。同時に PushtrusionTMシステムの

心臓部を射出成形機器メーカの Engel社、およびMGS Mfg.Groupに供給しています。

また、PushtrusionTM D-LFTシステムの最初の技術供与先は長繊維強化樹脂コンポジット成

形の大手メーカである米国 Composite Products Inc.社になったと報じています。

また、Plastics Technology誌 12月号は、2006年 11月 13日にデトロイトで開催された第

36回 SPE Automotive Innovation Awardsで、多くのガラス長繊維強化樹脂製品とブロー成形

製品が受賞したと報じています。(27-29ページ)

さらに、D-LFT 成形(Direct compounding and molding of Long-Fiber reinforced

Thermoplastics)の普及条件が整ったとの見出しで、PlastiComp社の PushtrusionTM D-LFT

海外雑誌: Modern Plastics Worldwide;

Plastics Technology ; Plastics Engineering ;

Kunststoffe International ; その他

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システム、米国 Composite Products Inc.社の(CPI)の CPI Advantageプロセスを紹介して

います。(30-31ページ)

〈〈主主要要海海外外誌誌記記事事ののデディィククシショョナナリリーー〉〉

自動車メーカは樹脂部品についてシステム・ソリューションを要求している

この要求に応えてカナダ Husky Injection Molding Systems社が 2005年に開発し、上市

した QTI 技術(Quadloc Tandem Index)、および D-LFT 技術の ILC Q2350 Inline

Compounding System を紹介しています。 (Kunststoffe International 1月号 p.32-33)

熱成形におけるヒーティング・サイクルの最適設定に有効な有限差分法シミュレーション

アーヘン大学の樹脂加工研究所は、熱成形における最適加熱プロセスの予測に有限差分法

シミュレーション・プログラム(Finite Difference Method)が有効であると述べています。

プログラムの詳細は述べられていませんが、種々のパラメータを変数とした熱成形シート各

部の温度プロフィールが示されています。 (Kunststoffe International 1月号 p.62-65)

任意の厚みと形状を持つシートの表面処理が可能なリニア・プラズマ処理技術

ドイツの Softal electronic GmbH社が開発したリニア・プラズマ処理装置は幅3mで、厚

みのあるシート、ハニカム構造のシート、発泡体シート、およびコンポジット・シートの表

面処理が可能で、印刷、接着、塗装、その他コーティングの接着特性と信頼性を向上させる

ことができると報じています。 (Kunststoffe International 1月号 p.66-68)

GE Plastics 社を買い取るのは、BASF 社、Dow Chemical 社、Sabic 社あるいは投資会社

か?

Citigroup Investment Research社は、昨年 12月の時点で GE Plastics社が売却される可

能性を示唆して、その買い手は BASF社、Dow Chemical社、または投資会社になると推定

されると報じていました。現在のところ売却先は決まっていませんが、2003年に DSM社の

ポリオレフィン事業を買い取った Saudi Basic Industries Corp.社(Sabic)が買い取る可能

性もあると報じています。 (Modern Plastics Worldwide 2月号 p.10)

ポリアセタール(POM)樹脂の需要を牽引する医療およびヘルスケア用途

全世界のポリアセタール樹脂(POM)使用量は年間 60 万トンに達しましたが、米国のコ

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ンサルタント会社、Eldib Engineering & Research社は、ヘルスケア用具、ドラッグデリバ

リーデバイスなどの健康・医療用途の伸びが最大で、年率 20%で伸びていると述べています。

(Modern Plastics Worldwide 2月号 p.11)

グローバル展開を加速する世界最大の自動車内装部品サプライヤー、米国の Lear 社

米国 Lear Corp.社は、2007年の北米の自動車生産台数は 2006年と同程度の 1530万台の

見通しであると発表しました。しかし Lear社はアジア地区で売上高を年率 25%で伸ばすこ

とを目標としており、北米でもトヨタ、現代などのアジアの自動車メーカに対して Lear 社

は良いポジションにいると述べています。また低コストで生産できる国々での生産比率を現

在の 30%から 45%に引き上げる計画であると述べています。

(Modern Plastics Worldwide 2月号 p.16)

射出成形サイクルの短縮に威力を発揮する RitempTM 金型冷却技術

重量 15gの電子機器ボックスの射出成形(GE Plastics社の Noryl○R PA/PPEブレンド樹

脂を使用)で、オーストラリア Ritemp Technologies Pty. Ltd.社の RitempTM金型冷却技術

を使用した実績は、成形サイクルタイムが 18秒から 13秒に短縮され、既に 700万個を成形

したと報じています。なお、北米の販売代理店の SWM & Associates社は、生産工程下流の

能力によっては 10秒まで短縮できると述べています。

(Modern Plastics Worldwide 2月号 p.38)

米国オーウェンス コーニング社の新しい樹脂強化ガラス繊維グレード

PA樹脂および耐熱性樹脂向けの新しい樹脂強化ガラス繊維(PerforMax○R LG、HR、およ

び SP と MicroMaxTM)について紹介しています。PerforMax○R LG は PA6、PA66、PA46

に用いた場合、従来のガラス繊維よりガス放出(Outgassing)が 25%少なく、美しい表面

が得られ、コネクタ、リレーのハウジングなどの電子・電気分野に好適で、PerforMax○R HR

は耐熱性、耐加水分解性に優れ自動車のボンネット内の配管材料などに好適であると報じて

います。なお、MicroMaxTMは直径が 6~7μmで極薄の製品向けであると述べています。

(Plastics Technology 2006年 12月号 p.19)

12 月度の Plastics Technology 誌と European Plastics News 誌は GE Plastics 社の

Extem○R (熱可塑性ポリイミド樹脂)を詳しく紹介している

この二つの記事は、Extem○R樹脂の特性と期待される用途を詳しく紹介し、GE Plastics 社

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は 2007年 2月ないし 3月から米国内のセミコマーシャルプラントで生産を開始し、本格生

産は 2008年にスペインに建設するプラントで行う計画であると述べています。

(Plastics Technology 2006年 12月号 p.21 & European Plastics News 12月号 p.13)

ABS/PA6 ガラス繊維強化樹脂の射出成形による長さが約 1.8mの SUV 車のオーバーヘ

ッド・コンソール

GM Opel Zafira Tracker SUVのオーバーヘッド・コンソールは、BASF社の Terblend N○R

NG-02(ガラス繊維 8%)と Terblend N○R NG -04(20%添加)を使用した射出成形品で、振動

減衰特性が ABS樹脂、PC/ABS樹脂アロイ、PP樹脂よりも優れていると述べています。

(Plastics Technology 2006年 12月号 p.21)

米国 NYCOA 社のナノコンポジット nanoSEALTM(PA6 樹脂)はバリア特性に優れ、EPA の燃

料エミッション規格を満たす単層小型燃料タンクに好適

nanoSEALTM は修飾ナノクレイを重縮合時に加え、In-situで分散させて作られ、優れた

バリア特性を持つナノコンポジットで、EPA、およびカリフォルニア州の厳しい燃料エミッ

ション規格を満たす単層小型燃料タンクに好適であると報じています。nanoSEALTM は

HDPE/EVOH 複層材料、およびフッ素系樹脂材料より安価で、そのガソリン透過性は単層

の PE樹脂の 3%、PA6樹脂の 60%であると述べています。

(Plastics Technology 2006年 12月号 p.22)

米国 RTP 社は EPA の燃料エミッション規格を満たす小型燃料タンク向けのナノクレイ・コン

パウンドを上市

アスペクト比が大きいナノクレイを用いたこのコンパウンドは優れたバリア特性を持ち

EPA の新しい燃料エミッション規格を満たす小型燃料タンク向けに好適であると述べてい

ます。なお、このコンパウンドの酸素透過性は通常の PA6 樹脂の 1/4~1/5 と小さく、食品

包装向けにも好適であると述べています。 (Plastics Engineering 2006年 12月号 p.6)

米国 Solvay 社が上市する新しい PEEK 樹脂グレード

Solvay Advanced Polymers L.L.C.社の SolvaSpireTM ファミリーに新しく加わる

KetaSpireTM(PEEK樹脂)は、当初は米国のプラントで製造されますが 2008年にはインドの

プラントで本格生産を始めると報じています。

なお、SolvaSpireTMファミリーには、自社開発の PEEK樹脂をベースにした AvaSpireTM

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(PEEK 系樹脂)、Mississippi Polymer Technologies 社から買収した PrimoSpireTM

SRP(selfreinforced polyphenylene 樹脂、旧 Parmax○R SRP)、 EpiSpireTMHTS(high

Temperature sulfone樹脂)、および Torlon○R PAI(Polyamide-imide樹脂)などの高機能エン

ジニアリング樹脂がラインアップされています。

(Plastics Engineering 2006年 12月号 p.7-8)

トラックやスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)で樹脂部品の採用が拡大

トラックや SUV は強度と信頼性の点でスチールが多用されてきました。樹脂部品は軽量

で、衝撃エネルギーの吸収特性に優れていることから、近年、トラックおよび SUV 車両で

の樹脂化が進んでいます。2006年 11月の第 36回 SPE Automotive Innovation Awardsの

表彰候補件名にトラック、および SUV 車両の部品樹脂化に関する件名が多かったことがこ

の傾向を裏付けていると述べ、トラック、SUV車両における部品樹脂化の事例を紹介してい

ます。 (Plastics Engineering 2006年 12月号 p.14-15)

PMMA 樹脂、および PA 樹脂にナノスケールの金属酸化物を添加し、レーザによるマーキン

グと溶接の特性を向上

Degussa社はナノ金属酸化物を添加することでレーザによるマーキング、および溶接の特

性を改善できると発表しました。レーザ・マーキングの加熱による曇りが低減され、ラベル

の改ざん防止になると述べています。Degussa社はこの技術は自動車分野、電気・電子分野

へ応用できると期待しています。 (European Plastics News 12月号 p.13)

Jaguar の高級スポーツカーのインストルメント・パネルに最新の各種樹脂が使われている

この車のエンブレムになっているインストルメント・パネルの外側ハウジングに表面塗装

されたガラス繊維強化 PC樹脂が使われ、大型のパネル基板にはガラス繊維強化 PA66樹脂

が使われています。操作キーボタンは PC 樹脂製で、照明部分には PC 樹脂製の部品が組み

込まれています。なお、Delphi社のこのパネルの製作と組み立て工程を詳しく紹介していま

す。 (European Plastics News 12月号 p.16-17)

カナダの Husky 社が複合成形技術 QTI で PC 樹脂自動車窓ガラスの成形機市場に参入

Husky社のQTI(Quadloc Tandem Index)成形技術をベースにした窓ガラス成形システ

ムが、今年の夏、ドイツの自動車用金型分野および自動車樹脂部品サプライヤーとして著名

な Summerer Technologies GmbH & Co.KG 社に納入されます。Summerer 社はかつて

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Battenfeld Injection Molding Technology社と協力して IMPmore○Rシステムの開発を行っ

ていましたが、Battenfeld社から離れることになったと伝えています。

(European Plastics News 12月号 p.19)

導電性ポリマーのインクを用いたフレキシブルなプリント・ディスプレイとプリント・RFID 基板

米国の NanoMarkets LC 社のプリント・ディスプレイ市場は、今後、大きく伸びるとい

った市場予測を掲載しています。またイギリスの RFIDアナリスト企業の IDTechex社は、

プリント電子産業は第 2世代を迎え、数多くの実用化製品の誕生が間近になっていると述べ

ています。この記事では、スコットランドのMicroEmissive Displays社の P-OLED(Polymer

Organic Light Emitting Diode)、Cambridge Display Technology(CDT)社、Sumation

社(住友化学と CDTとの合弁会社)、イギリスの Plastic Logic社、ドイツのMerk OLED

Materials GmbH社、RFIDでは米国の ABI Research社、ドイツの Poly-IC社および中国

の Hyan Microelectronics社の活動状況を紹介しています。

(European Plastics News 12月号 p.25-26)

DuPont 社の会長兼 CEO C. Holliday 氏は、今や国家としての気候変動防止策が必要と述

べてます

C.Holliday氏は、米国議会が気候変動防止対策を講じる時がきたと述べ、下院が検討中の気

候変動防止法案に関する供述書“consensus view”を支持しています。なお、DuPont社は

USCAP(U.S. Climate Action Partnership)のメンバーになっています。

(Chemical Week 2月 14/21日号 p.7)

BASF 社が韓国でのスチレン系事業から撤退するとの情報が流れている

BASFは韓国で PS樹脂 25万トン、ABS樹脂 25万トン、および EPS樹脂 8万トンの合

計、年産 58万トンのスチレン系樹脂事業を持っています。また 2001年に SK Corp.社から

スチレンモノマー年産 32 万トンを買収していますが、韓国でのスチレン系事業から撤退す

るとの情報が流れていると報じています。 (Chemical Week 2月 14/21日号 p.16)

旭化成ケミカルズのプロパン法 AN 製造プロセスが韓国蔚山で商業生産を開始した

旭化成ケミカルズの子会社、東西石油化学社が蔚山でプロパン法 AN 製造プロセスによる

年産 7万トンのプラントで商業生産に入ったと報じました。この 7万トンのプラントは既存

プラントを改修したものですが、このほか、蔚山には現在の主力プロセスであるプロピレン

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の Ammoxidationによる年産 23万トンの生産能力があると述べています。

(Chemical Week 2月 14/21日号 p.25)

以上