3 asycube 本体 のいずれかを梱包 asycube...
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1 2019 年 11 月 20 日アジリル日本代理事務所
フレキシブル供給システムのエキスパート
Asycube セットアップ手順書
1. このドキュメントの目的
このドキュメント(「Asycube セットアップ手順書」)は Asycube を配線、セットアップし、HMI(パソコンのソフ
トウェア)を操作して Asycube を初めて動作させるまでの手順を説明したものです。
2. 梱包内容の確認
梱包内容は、注文頂いた内容によってお客様ごとに異なりますが、代表的な例では次のような梱包物か
らなっています。梱包内容を確認してください。
表 1. 梱包内容の代表例
No. 分類 名称、その他 梱包品/オプション 備考図中の項番
1 クイックスタートAsycube QUICKSTART(A4、裏表2ページの取説)
梱包品 5カ国語で記載された取説 A
2 セットアップ手順 Asycube セットアップ手順書 梱包品本取説。Asycube組み立て配線から起動までの説明。
(本取説)
3 Asycube 本体Asycube 50/80Asycube 240/380/530のいずれかを梱包
発注内容によって梱包される
Asycube 50/80のホッパーは専用品Asycube 240/380/530のホッパーは他社製品
B
4 USBメモリ USB Key 梱包品 HMIインストーラ、英文ドキュメントなどを保存 C
5 電源ケーブルAsycube~DC24V電源(PowerとS-Powerの2種類の電源を接続するケーブル)
D
6 イーサケーブル Asycube~パソコン(HMIをインストール)を接続 E
7 バックライト同期用ケーブルI/O接続が必要な場合、Asycube~PLC、ロボットコントローラ、視覚センサなどを接続
F
8I/Oケーブル(Asycube 50/80には不要)
I/O接続が必要な場合、Asycube~ホッパー、その他機器を接続
G
ケーブル類発注内容によって梱包される
図1.梱包品の例
A. Asycube QUICKSTART
B. Asycube 本体
Asycube 50 80 240 530
C. USBメモリ E. イーサケーブル
F. バックライト同期用ケーブル
D. 電源ケーブル
380
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3. 電源仕様とケーブル接続
ケーブルを接続し、電源を供給してください。I/O ケーブルの接続をしなくとも、パソコン(HMI)による
Asycube の試運転動作が可能です。Asycube 50/80/240/380/530 の機種によって、下図のように配線してく
ださい。
図 2. Asycube 50/80 のケーブル接続
図 3. Asycube 50/80 の電源仕様とコネクタピン配置
安全リレー安全リレーを使用する場合S-Power
(バックライト、振動)
Power(CPU回路など)
デフォルトIPアドレス192.168.127.254
Ethernet (RJ45コネクタ)
バックライト同期信号
信号入力(Backlight)
出力信号
パソコン(HMI動作)
PLC、視覚センサ、ロボットコントローラ
Asycube 50/80
電源コネクタ、電源仕様
バックライト同期信号(入力信号)
電源コネクタ(S-Power,Power)
バックライト同期入力(Backlight)
Asycube 50/80 ケーブル接続部
ピン番号 信号名称 電源仕様
(1) S-Power 24VDC +端子
(2) S-Power 0VDC GND
(3) Power 24VDC +端子
(4) Power 0VDC GND
(5) アース
+24V DC ±5%1A
+24V DC ±5%5A
ピン番号 信号名称 信号仕様
(1) 接続なし
(3) 0V GND
(4) +24V パルス
バックライト点灯、同期信号
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図 4. Asycube 240/380/530 のケーブル接続 (注)「11.入力信号(IN1,IN2)の使い方の注意」を参照
図 5. Asycube 240 の電源仕様とコネクタピン配置
安全リレー安全リレーを使用する場合S-Power
(バックライト、振動)
Power(CPU回路など)
デフォルトIPアドレス192.168.127.254
Ethernet (RJ45コネクタ)
バックライト同期信号
信号入力(IN2) (注)
信号出力
パソコン(HMI動作)
PLC、視覚センサ、ロボットコントローラ
出力信号(ホッパー、または、その他の装置へ)
信号出力(OUT2)
信号入力
信号出力(OUT1)
信号入力(IN1) (注)
信号入力(Backlight)
Asycube 240/380/530
電源コネクタ、電源仕様
バッ クライト同期信号(入力信号)
ピン番号 信号名称 信号仕様
(1) 0V GND
(2) 0~10VDC
(3) 0V GND
(4) +24VDCデジタル出力
アナログ出力
ホッ パー、その他装置への出力信号
バッ クライト同期(Backlight)
デジタル入力(IN1,IN2)
ホッ パー、その他への出力
(OUT1,OUT2)
ピン番号 信号名称
(1)+24VDC OUT(センサー電力供給)
(3) 0V GND
(4)INPUT(+24VDC)
デジタル入力
電源コネクタ(S-Power, Power)
Asycube 240 ケーブル接続部
ピン番号 信号名称 電源仕様
(1) S-Power 24VDC +端子
(2) S-Power 0VDC GND
(3) Power 24VDC +端子
(4) Power 0VDC GND
(5) アース
+24V DC ±5%3A
+24V DC ±5%5A
ピン番号 信号名称 信号仕様
(1) 接続なし
(3) 0V GND
(4) +24V パルス
バックライト点灯、同期信号
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図 6. Asycube380 の電源仕様とコネクタピン配置
図 7.Asycube 530 の電源仕様とコネクタピン配置
(F)電源コネクタ、電源仕様
(A)バックライト同期(入力信号)
(D)(E)ホッパー、その他装置への出力
(A) バックライト同期(Backlight)
(B)(C)デジタル入力(IN1,IN2)
ピン番号 信号名称
(1)+24VDC OUT(センサー電力供給)
(3) 0V GND
(4)INPUT(+24VDC)
(B)(C)デジタル入力
ピン番号 信号名称 信号仕様
(1) 接続なし
(3) 0V GND
(4) +24V パルス
バックライト点灯、同期信号
(H)通信 RJ45(Communication)
(I)パージコネクタAsycube 380のみ
(J)プログラミング接続 RJ12
(D)(E)ホッパー、その他への出力(OUT1,OUT2)
(F)電源コネクタ、電源仕様Asycube 380
(I)パージコネクタ、入出力信号Asycube 380のみ
ピン番号 信号名称
(1) +24VDC
(2)デジタル入力+24VDC
(3) 0V GND
(4)デジタル出力24VDC 500mA
ピン番号 信号名称 信号仕様
(1) 0V GND
(2) 0~10VDC
(3) 0V GND
(4)+24VDC500mA
アナログ出力
デジタル出力
ピン番号 信号名称 電源仕様
(1) S-Power 24VDC +端子
(2) S-Power 0VDC GND
(3) Power 24VDC +端子
(4) Power 0VDC GND
(5) アース
+24V DC ±5%16A
+24V DC ±5%4A
電源コネクタ、電源仕様
バッ クライト同期信号(入力信号)
ピン番号 信号名称 信号仕様
(1) 0V GND
(2) 0~10VDC
(3) 0V GND
(4) +24VDCデジタル出力
アナログ出力
ホッ パー、その他装置への出力信号ピン番号 信号名称
(1)+24VDC OUT(センサー電力供給)
(3) 0V GND
(4)INPUT(+24VDC)
デジタル入力
電源コネクタ(S-Power,
Power)
バッ クライト同期(Backlight)
デジタル入力(IN1,IN2)
ホッ パー、その他への出力
(OUT1,OUT2)
Asycube 530 ケーブル接続部
ピン番号 信号名称 電源仕様
(1) S-Power 24VDC +端子
(2) S-Power 0VDC GND
(3) アース
(11) Power 24VDC +端子
(12) Power 0VDC GND
(13),(14) 接続なし
+24V DC ±5%14A
+24V DC ±5%6A
ピン番号 信号名称 信号仕様
(1) 接続なし
(3) 0V GND
(4) +24V パルス
バックライト点灯、同期信号
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4. Asycube 本体の固定方法
製品 Asycube 50 Asycube 80 Asycube240 Asycube530
取り付けボルト
M5✕2本 M5✕4本 M6✕4本 M8✕4本
取り付け上の注意
取り付ける架台は250kg以上の重量が必要
取説記載場所
頑丈なベースに固定
取り付け寸法、取り付け方法については、各製品の取扱説明書2.4章機械的インタフェースを参照ください。
【Asycube 固定方法の注意】
◆頑丈なベースに Asycube 本体をボルトでしっかりと固定してください。また、ベースは床面にしっかりと
固定してください。
◆Asycube の下に防振ゴムのような柔らかい材料を敷かないでください。ベース上にクッションを使用せ
ずに、直接固定してください。
◆Asycube をしっかり固定することにより、Asycube の振動によって、ワークが意図する方向に移動し、反
転するようになります。
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5. HMI(Asycube 操作、設定用ソフトウェア)のインストール
パソコン(Windows 7/8/10)に HMI をインストールして、Asycube の操作と設定ができます。64 ビットの
Windows に対応したインストーラは、USB メモリに保存されています。32 ビットの Windows 対応のインストー
ラをご要望の方は、購入先までご連絡頂き、インストーラを入手してください。
図 8.HMI インストールの手順
①プレ・インストール
②インストール
④インストール完了
<プレ・インストールの手順>・USBメモリをPCに差し込む・SurfaceToolkitRuntime.msi(プレ・インストーラ)を
ダブルクリックしてインストール開始。(注) SurfaceToolkitRuntime.msiのUSBメモリ内保存先
「20_HMI_installer」-「HMI CONTROLLER V2」-「x64」-「dependencies」-SurfaceToolkitRuntime.msi
・使用許諾契約( Licence Agreement)に同意して、画面の指示に従い、「Finish」をクリックまでの操作でプレ・インストールを終了する。
<インストールの手順>・USBメモリをPCに差し込む・HMI Installer_x64.msi(インストーラ)を
ダブルクリックしてインストール開始。(注) HMI Installer_x64.msiのUSBメモリ内保存先
「20_HMI_installer」-「HMI CONTROLLER V2」-「x64」- HMI Installer_x64.msi
・画面の指示に従い、「Close」をクリックするまでの操作でインストールを終了する。
<「管理者権限で1回だけ動作させる」の手順>・デスクトップ上のHMIショートカットを右クリックする。・[プロパティ]をクリック。・[互換性]タブを選択します。
・[管理者としてこのプログラムを実行する]オプションをオン(◻にチェック)。
・Okをクリック。・HMIを起動。・HMIが起動したら、HMIを停止(画面右上の ✕ ボタンを押す)。・最初からの操作を再度実行し、今回は、
[このプログラムを管理者として実行する]オプションのチェックを外す。
インストール直後にHMIを動作させた時の画面
(注)インストール後に、HMIが正常に動作しない場合:上記の③「管理者権限で1回だけHMIを動作させる」を実行してください。
③管理者権限で1回だけHMIを動作させる
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6. HMI の操作:Asycube を HMI に登録する
◆図に示す1~5 の順に操作してください。なお、パソコンの IP アドレスを 192.168.127.○○○に設定する。
○○○は、1~253 の数字。(注)Asycube の工場出荷時の IP アドレスは、192.168.127.254。
図 9. Asycube の HMI への登録
⇒ 名前を付けた Asycube が登録され、画面に表示される。また、HMI と Asycube が通信を開始する。
(注)上記の操作で名前を付けた Asycube が表示されない場合は、図 7 の手順③(管理者権限で1回実施)を実施してください。
7. HMI の操作:Asycube の IP アドレスを変更する (IP アドレスの変更が必要な場合のみ実施)
◆Asycube の IP アドレスを変更する必要がある場合に、下記の操作で変更する。
図 10. Asycube の HMI への登録
2.Asucubeを選択(機種を選択)
3.名前を付ける(名前は自由)
4.型式を選択(Asycube50/80/240/530から選択)
5.登録ボタンを押す(設定内容を保存する)
⇒名前を付けたAsycubeが表示される
1.Configurationをクリック
1.IPアドレスを書き換える
2.登録ボタンを押す
(設定内容をを保存する)
⇒IPアドレスが変わる。PC側のIPアドレスもAsycubeのアドレスに合わせて設定が必要。
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⇒ IP アドレスが変更される。パソコンと Asycube の IP アドレスの組み合わせによっては、一時的に通信しなく
なる場合がある。その際は、パソコンの IP アドレスも変更してください。Asycube の IP アドレスをデフォルトの
192.168.127.254 に戻す場合は、Asycube 取扱説明書の「4.2.4 デフォルトの IP アドレスを使って IP アドレスを復
元」を参照して戻してください。
8. HMI からの操作で Asycube のバックライトを点灯させ、振動させる
手順1~2の順で操作してください。HMI からの操作でバックライトと振動が操作できれば、セットアップは
完了です。
図 11. バックライトの点灯と部品の移動(Asycube 240 の場合)
1.登録したAsycubeを選択する
2.「home」を押す。登録した
Aycubeの「home画面」を表示。
⇒バックライトが点灯する
⇒プラットフォーム上の部品が移動する
⇒部品を中央方向に移動させる
⇒ホッパーへ出力
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9. セットアップ後の操作
図 12 に Asycube のセットアップ後に、振動条件の設定画面を表示した例を示します。手順 1~2 の操作を
した後、Easy-tune の画面を使って振動条件を設定します。
図 12. セットアップ後の動作(Asycube 240 の場合)
10. Asycube 関連のドキュメントと入手方法
表 2 に Asycube 関連のドキュメントとそのインターネット上の URL を示します。Asycube のセットアップ完了
の後は、下表の No.12 「Asycube ユーザガイド」に記載されている振動調整の手順を参照されることを推奨
致します。
「scripting」シーケンスの設定
「backlight」バックライトの設定
「terminal」 PLCなどとAsycubeとの通信伝文をテスト
「configuration」Asycubeの設定
「tuning」振動条件の設定
1. 登録したAsycubeを選択する
「flash」 振動条件vibration set を Asycubeへ書き込み
「vibration setID」IDの選択
「exort」振動条件のファイル書き
込み
「import」振動条件のファイル読み込み
2. Easy-Tuneを選択する
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表 2. Asycube ドキュメントリスト
No 分類 名称 概要 URL
1 Asycubeシリーズパンフレット Asycubeシリーズカタログ
2 Asycube 50データシート Asycube 50カタログ
3 Asycube 80データシート Asycube 80カタログ
4 Asycube 240データシート Asycube 240カタログ
5 Asycube 380データシート Asycube 380カタログ
6 Asycube 530データシート Asycube 530カタログ
7 クイックスタート 5カ国語記載のクイックスタート
8 Asycube 50 & 80 取扱説明書 ハードウェア関連取扱説明書
9 Asycube 240 取扱説明書 ハードウェア関連取扱説明書
10 Asycube 380 & 530 取扱説明書 ハードウェア関連取扱説明書
11 Asycubeセットアップ手順書 ケーブル接続、固定、HMIインストール http://www.asyril.jp/download/Asycube_setup_procedure_manual.pdf
12 Asycube ユーザーガイドAsycubeの設定、HMIインストール、振動条件設定方法、
13 HMI User Guide HMIの操作方法
14 Programing Guide 通信、コマンドの説明
15 Asycube Gateway User GuideModbusと他の産業用ネットワーク間のゲートウェイ
16Asycube CC-Link Gateway UserGuide
Modbusと他の産業用ネットワーク間のゲートウェイ
17 Hopper DocumentationAsycube 240/530用オプションとして提供するホッパーの取説
18 STEP & Parasolid振動プレート製作のための3D CAD図面
19 Asyril Youtube トップページAsyril 関連のYoutube掲載動画一覧(事例紹介や取り扱い方法の説明)
https://www.youtube.com/user/AsyrilSA/featured
20 Tutorials・Asycubeの操作方法の説明・SmartSight(視覚センサ)のキャリブレー ションの手順説明
https://www.youtube.com/playlist?list=PLimhMV7w6taTRUtHVQXLTT3XRkOm8C7Fg
21 FAQ(製品をご検討の方へ) FAQ http://www.asyril.jp/faq/faq.html
22 FAQ(Asycubeをご利用の方へ) FAQ(製品を使用する際のQ&A) http://www.asyril.jp/faq/faq_tech.html
23 アジリル用語集 Asyril製品を使用する時に必要な用語 http://www.asyril.jp/faq/glossary.html
24 アプリケーション 動画による事例紹介 http://www.asyril.jp/application/index.html
25産業(エレクトロニクス産業・半導体)
Asycube適用ワーク http://www.asyril.jp/industries/electronic.html
26産業(精密・高級品・時計産業)
Asycube適用ワーク http://www.asyril.jp/industries/watch.html
27産業(医療・歯科産業)
Asycube適用ワーク http://www.asyril.jp/industries/medical.html
28産業(その他)
Asycube適用ワーク http://www.asyril.jp/industries/others.html
29 プレゼンテーションAsyril_製品紹介プレゼンテーション_J7_Aug2019.pdf
Asycube製品紹介 (個別に配布)
30 トレーニングAsyril_ASYCUBE_Training_JP-revA1_j.pdf
Asycube解説_トレーニング用資料 (個別に配布)
31 システム構築 CC-Link接続方法と設定"CC-Link"-"Modbus TCP"ゲートウェイの使い方
(個別に配布)
操作方法関連
http://www.asyril.jp/products/Feeder_Systems.html#documents
事例
概要
取扱説明書
システム構築
技術ヒント
http://www.asyril.jp/products/Feeder_Systems.html#documents
動画(製品紹介・ 操作方法説明)
最初の一歩となる取説(本取説)
二歩目:Asycube振動条件の設定方法
電子データ(PDF)のURLをクリックすると、
該当のWebページへ飛びます
11. 入力信号(IN1,IN2)の使い方の注意
外部装置から Asycube 本体へ信号を送る入力信号(IN1、IN2)を「3.電源仕様とケーブル接続 図4」内に記載
しています。この入力信号を使って、外部装置から Asycube へシーケンス1、または、シーケンス2を起動する
命令を送ることができますが、この方法は、デモンストレーションを実施する場合に限って推奨する方法です。
入力信号を使う制御では、外部装置から Asycube へ IN1 と IN2 の2種類の命令だけしか送信できないため、
Asycube の機能を十分に活用できません。この場合、サイクルタイムを短くするための調整ができないなど、
色々な問題が発生する恐れがあります。Asycube の機能を十分に活用するために、外部装置からの入力信号
からではなく、TCP/IP、または、Modbus TCP を使う通信により、Asycube を制御するシステムを構築してくださ
い。
以上