平成24年度 成長分野等における中核的専門人材養成 … jeans...5 第1 章...
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平成24年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業
事業報告書
デニム・ジーンズクリエイター養成基盤整備のための教育プログラム開発と実証
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目 次
第 1章 事業概要 .................................................................................................................................................................. 5
1-1.事業概要 .............................................................................................................................................................. 5
1-1-1.事業の概要 ........................................................................................................................................... 5
1-2.事業の内容 ......................................................................................................................................................... 7
1-3.事業の実施意義・必要性 ......................................................................................................................... 10
1-3-1.ファッション(デニム・ジーンズ)分野における人材需要等の状況、それを
踏まえた事業の実施意義 ........................................................................................................... 10
1-3-2.本事業の取組が求められている状況、及び推進する必要性 ................................... 10
1-4.事業の実施計画 ............................................................................................................................................. 12
1-4-1.本事業の実施体制 ......................................................................................................................... 12
1-4-2.実施スケジュール ......................................................................................................................... 13
1-4-3.普及の方法 ........................................................................................................................................ 13
1-4-3.期待される活動指標 ..................................................................................................................... 13
1-4-4.成果目標及び成果実績 ................................................................................................................ 14
1-5.事業終了後の方針について(継続性、発展性 等)................................................................ 15
第2章 調査 .......................................................................................................................................................................... 16
2-1.教育実態調査 ................................................................................................................................................. 16
2-1-1.教育実態調査アンケート結果 ................................................................................................. 17
2-1-2.教育実態調査票 .............................................................................................................................. 24
第3章 開発 .......................................................................................................................................................................... 27
3-1.教育カリキュラム/履修モデル開発 ................................................................................................. 27
3-2.マーケティング教材開発 ......................................................................................................................... 31
3-3.マネジメント教材開発 .............................................................................................................................. 32
第4章 課題と次年度以降の取組 .............................................................................................................................. 33
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第 1 章 事業概要
1-1.事業概要
事業名:デニム・ジーンズクリエイター養成基盤整備のための教育プログラム開発と
実証
区 分:職域プロジェクト
所 属:クリエイティブ(ファッション)分野コンソーシアム
構成機関
構成機関(学校・団体・機関等)の名称 役割等 都道府県名
1 学校法人第一平田学園 中国デザイン専門
学校 実施・調査・開発検証 岡山県
2 学校法人西野学園 実施 北海道
3 学校法人山本学園 専門学校 山形 V.カ
レッジ 実施 山形県
4 倉敷ファッションカレッジ 実施・調査・開発検証 岡山県
5 株式会社ベティスミス 実施 岡山県
6 カイハラ株式会社 実施・開発検証 広島県
7 倉敷ファッションセンター株式会社 実施 岡山県
8 有限会社繊維流通研究会 実施・調査・開発検証 大阪府
9 日本ジーンズメーカー協議会 実施・開発検証 岡山県
10 岡山県アパレル工業組合 実施 岡山県
11 有限会社ザ・ライスマウンド 実施・調査・開発検証 東京都
1-1-1.事業の概要
日本のファッション産業は、繊維・染色加工・織物・縫製・アパレル・流
通・小売等の工程の機能分化が進展したため、各工程の強みが全体の強みとし
て活かされない構造になっている。しかしながら、各工程では、高品質の製品
を生産する優れた技術を持ち、国内に大きな市場を有している。また、世界的
に評価の高い繊維素材生産技術やデザイナーが多数存在するなど、潜在的競争
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力は高いといわれている産業である。これからの日本のファッション産業を担
う人材は、多段階の工程のそれぞれの強みを全体の強みに結びつけ、日本のブ
ランド力を構築できる人材が求められている。
本校のある岡山県は、デニム・ジーンズの生産地として繊維・染色加工・
織物・縫製・アパレル・流通・小売等の産業が集積する地域である。各工程の
強みを活かしたブランド力や構造の改革、ビジネスの構築が展開されている。
本事業は、デニム・ジーンズクリエイターの教育プログラム開発とおして、
日本のファッション産業の中核的専門人材養成のための新しい学習システムの
基盤整備を推進することを目的とする。特に産業界が求めるマーケティングや
マネジメントの知識、技術をグローバルに展開できるクリエイターの養成のた
めの教育プログラムを開発し、その実証を行なう。また、教育プログラムの短
期化、モジュール化に取組み、社会人の学び直しや異業種からの人材シフトに
対応したアクセスし易い学習ユニットの積上げ方式の開発を検討する。学習者
の達成度評価の評価指標を整備し、学校間の単位互換への活用や学習ユニット
の積上げによる正規課程の修了、履修証明制度への活用を促進する取組みを実
施する。
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1-2.事業の内容
本事業では、昨年度の取組みで明らかとなった専門学校の育成すべき人材像、
教育領域、人材育成の課題、求められる人材の必要能力、資質を踏まえた
モデル・カリキュラム基準をもとに履修科目のモデルと教育プログラムの
開発を行い、達成度評価の整備に向け、その具体化を推進する。
ファッション業界の求めるマーケティングやマネジメントの知識・技術を
有し、グローバルに展開できる人材育成のため、技術力があり先進的な取
り組みにより、世界から評価を受けているデニム・ジーンズを題材として、
これからのクリエイターに必要な教育プログラムを整備する。開発する教
育プログラムは、就業者や社会人のアクセスしやすい学習環境の整備を考
慮し、短期教育プログラムの学習ユニットへ対応するものを目指す。
学習者の達成度を評価する評価指標の検討を行い、産学が連携してその強化
の在り方を協議する。
上記、取組みを通して、デニム・ジーンズクリエイター育成の新たな学習
システムの基盤整備を推進する。更に短期教育プログラムの学習ユニット
積み上げ方式による正規課程の修了や学校間における単位互換の仕組み、
履修証明書等の制度のあり方について検討し、新しい学習システムの基盤
整備に継続的に取り組む。
具体的な取組みは以下のとおり
■調査
・教育実態調査
専門学校のファッションクリエイターの教育カリキュラム調査を行い、産
業界の求めるマーケティングやマネジメントに関する教育の実態を調査す
る。
方法 ・アンケート調査(対象:服飾系専門学校 約 200 校 )
・学校パンフレット及びインターネット等による文献調査
対象 専門学校及び大学
実施時期 平成24年10月~11月
■開発
・履修科目のモデル開発
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・教育カリキュラム開発
・デニム・ジーンズの基礎教材開発
・デニム・ジーンズクリエイターのマーケティング実践教材開発
・デニム・ジーンズクリエイターのマネジメント実践教材開発
※グローバルな展開に対応し、ファッションの他の分野でも活用可能なもの
を目指す
■実証
・マーケティング実践講座
デニム・ジーンズクリエイターのマーケティング実践教材の一部を用いて実
証講座を行う。
対象者:本校学生 20名程度
開催地:岡山
時間数:20時間程度(5日間程度)
時期:平成24年11月~12月
・マネジメント実践講座
デニム・ジーンズクリエイターのマネジメント実践教材の一部を用いて実証
講座を行う。
対象者:本校学生 20名程度
開催地:岡山
時間数:20時間程度(5日間程度)
時期:平成24年12月~平成25年1月
■検討事項
・学習者の達成度評価の評価指標について検討、協議する。
・就業後も含め、生涯にわたってキャリアパスが描けるよう、「学習ユニッ
ト積上げ方式」によるアクセスしやすい学習環境を整備し、就業した社会
人に対しても新たに必要な知識・技術等を更新する機会の充実を図る仕組
みを検討する。具体的には、学修成果が生かせるよう、学校の正規課程へ
の位置づけや、学校間の単位互換、短期プログラムの履修証明等などの取
組について検討・協議し、在り方を取りまとめる。
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■成果の普及
本事業における成果は、報告書として取りまとめ、全国の関連分野の学科
を設置する専門学校約 200 校、関連企業・団体 200 社に配布しその普及と
活用を推進する。
専門学校関係者・業界企業、団体を対象に開催する成果報告会を開催し、
その普及を図る。
事業の成果をより多くの人に活用いただくため、Web上のホームページ
に本事業の取組み、進捗、成果を公開し、その普及を推進する。
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1-3.事業の実施意義・必要性
1-3-1.ファッション(デニム・ジーンズ)分野における人材需要等の状況、それを
踏まえた事業の実施意義
日本のファッション産業は、高品質の製品を生産する優れた技術を持ち、国
内に大きな市場を有している。また、世界的に評価の高いデザイナーが多数存
在するなど、潜在的競争力は高いといわれている産業である。しかしながら、
近年、中国や東南アジアの生産する製品の質の向上により価格競争の激化が進
展し、また、欧米の有名ブランドの日本市場への進出など高価格商品でも激し
い競争を強いられ、産業を取り巻く環境は大変厳しい状況となっている。
日本のファッション産業は、繊維・染色加工・織物・縫製・アパレル・流
通・小売等の工程の機能分化が進展したため、各工程の強みが全体の強みとし
て活かされない構造になっている。これからの日本のファッション産業を担う
人材は、多段階の工程のそれぞれの強みを全体の強みに結びつけ、日本のブラ
ンド力を構築できる人材が求められている。
日本のファッション産業がその潜在的競争力を発揮し、世界の中で発展し
てゆくためには、産業構造の変化や国際市場に対応したクリエイティブな人材
の育成が必要である。
社会構造・産業構造が大きく変化する今を大きなビジネスチャンスと捉え、
従来の事業モデルから次代に向けた事業に早い時期に転換を図るための人材の
育成に取組むため、新たな学習システムの基盤整備を行うことは重要であり、
かつ意義があることである。
1-3-2.本事業の取組が求められている状況、及び推進する必要性
日本のファッション産業は、日本のファッション市場の購買力が大きいため、
多くは国内向けの商品展開をしてきた。近年、中国等の東南アジアの生産技術
が向上し、価格は安いが品質のよい製品が輸入されるようになり、価格競争が
激化している。また、海外の有名ブランドの高級品も日本市場の購買力に注目
し、日本への出店をするケースが増加している。日本のファッション産業は競
争力を高め、新たなマーケットを開拓する人材の育成が求められている。
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本事業においては、世界の市場でも評価を得ている日本のデニム・ジーン
ズのブランド構築やビジネスの展開について、これからのクリエイターに必要
な知識や技術を育成するための教育プログラムの開発に取り組み、産業界の求
める人材育成のための学習システムの基盤整備を行うプロジェクトである。産
業界の求める人材育成のための新たな学習システムの基盤構築は、今後のファ
ッション産業の発展を支える人材育成にとって必要不可欠な取組みである。
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1-4.事業の実施計画
1-4-1.本事業の実施体制
実施委員会は、専門学校 4校、大学 1校、企業 5社、関連団体 2団体の合
計 12名で組織し、プロジェクトの方針の策定、WGの進捗管理、検討事項の
協議、成果の普及等を行う。デニム・ジーンズクリエイターの中核的専門人
材養成の新たな学習システムの基盤整備について協議し、今後の方向性を策
定する。
調査WGは、専門学校 2校、企業 2社の 4名で組織し、調査分析を担当
する。
開発実証WGは、専門学校 2校、企業 4社の 6名で組織し、教育プログ
ラムの開発及び実証検証を担当する。
クリエイティブ分野産学コンソーシアム ・方針の決定 ・プロジェクト評価 ・共通する知識・技術の抽出
連絡・調整・連携
実施委員会 12名 ・重要事項の決定 ・予算執行管理 ・進捗管理 ・連絡協議 ・検討協議 ・成果普及
調査WG 4 名 ・教育実態調査
開発WG 6名 ・履修科目のモデル開発 ・教育カリキュラム開発 ・デニム・ジーンズクリエイターのマーケティング実践
教材開発 ・デニム。ジーンズクリエイターのマネジメント実践教
材開発
デニム・ジーンズクリエイター養成プロジェクト
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1-4-2.実施スケジュール
内容 6月 7月 8月 9月 10
月
11
月
12
月 1月 2月 3月 計
実施委員会 ○ ○ ○ 3回
調査WG ○ ○ ○ ○ 4回
開発実証WG ○ ○ ○ ○ ○ 5回
教育実態調査
履修科目のモデル開発
教育カリキュラム開発
マーケティング実践教
材開発
マネジメント実践教材
開発
成果報告会 ○ 1回
1-4-3.普及の方法
本事業における成果は、報告書として取りまとめ、全国の関連分野の学科
を設置する専門学校約 200校、関連企業・団体 200社に配布しその普及と活
用を推進する。
専門学校関係者・業界企業、団体を対象に成果報告会を開催し、その普及
を図る。
事業の成果をより多くの人に活用いただくため、Web上のホームページ
に本事業の取組み、進捗、成果を公開し、その普及を推進する。
1-4-3.期待される活動指標
1 調査 対象数 200校 回収率 30%以上
2 教材開発 2科目
3 協力者、協力機関数
本事業への有識者、業界団体等の協力機関数の指標。
協力者 4名以上、協力機関 2団体以上を指標とする。
4 成果報告会への参加数の指標
専門学校関係者 10名以上、IT関連企業・団体 5名以上
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1-4-4.成果目標及び成果実績
本事業の目標は、デニム・ジーンズクリエイターが産業界が求める知識・
技術・能力を学習するための、履修科目編成及び教育プログラムの整備を行
い、中核的専門人材の学習システムの基盤整備を推進することである。
本事業の成果物は以下のとおり
・モデル履修科目編成
・デニム・ジーンズクリエイターのマーケティング実践教材
・デニム・ジーンズクリエイターのマネジメント実践教材
・事業報告書
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1-5.事業終了後の方針について(継続性、発展性 等)
本事業の成果をもとに企業との連携強化を図り、次年度以降教育プログラムの整備
の継続を図るとともに、業界団体等の協力のもとデニム・ジーンズクリエイターの育
成プログラムの導入をする専門学校数の拡大を推進する。また、整備した教育プログ
ラム等は、他の分野のファッションクリエイターの教育に生かせるものを目指してい
るので、多くの服飾系専門学校で活用させるよう普及活動を行なう。
人材育成の課題を整理し、学習システムの基盤整備の課題の改善を継続的に図る体
制を構築する。さらに最新の情報や動向等の収集に努め、企業・団体との連携強化に
より、専門学校教員の育成及び教育プログラムの整備を推進する。
本事業で実証する教育プログラムを「学習ユニット積上げ方式」によるアクセスし
やすい学習環境の構築へ活用し、社会人の継続的な知識・技術の向上の仕組みを試行
する。また、達成度評価の評価指標の開発を行い、社会で評価・認知される仕組みを
検討・協議し、キャリア段位制度やジョブカード制度との連携の基盤を整備する。
本事業の成果をもとに新たな学習システムの基盤整備を継続、推進するため研究協
議を事業終了後においても継続する。このため、本事業の参画メンバーを中心に継続
的な活動体制を整備・構築する。
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第2章 調査
2-1.教育実態調査
概 要
目的:専門学校のファッションクリエイターの教育カリキュラム調査を行い、産
業界の求めるマーケティングやマネジメントに関する教育の実態を調査
する。
実施期間:2013年 1月 18日~1月 31日
対象:服飾系専門学校 179件
調査方法:アンケート調査
回答数:18件
回答率:10.1%
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17
2-1-1.教育実態調査アンケート結果
Q1.ファッションマーケティングに関する教育について、下記該当するも
のに○を付けてください。
No 項目 回答数 回答率
1 科目として教育を実施している a 7 39%
2 科目やコースの中で関連する項目を教育している b 9 50%
3 講習や研修等短期間で行う教育として実施している c 0 0%
4 現在は教育を実施していないが、今後取り入れる予定である d 0 0%
5 教育も実施・導入の予定はない e 2 11%
合計 18 100%
Q2.上記Q1 1)~4)と回答いただきました方にお伺いします
ファッションマーケティングの教育の時間数はどの程度でしょうか
No 時間数
1 135
2 20
3 96
4 2年間で 60h
5 85
6 週 1h
7 30
a 39%
b 50%
c 0%
d 0%
e 11%
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18
8 5
9 120
10 1.5
11 10
12 週 2h
13 週 3h
14 8
15 前期 7 コマ/90 630分
Q3.マネジメントに関する教育について、下記該当するものに○を付けて
ください。
No 項目 回答数 回答率
1 科目として教育を実施している 2 13%
2 科目やコースの中で関連する項目を教育している 8 50%
3 講習や研修等短期間で行う教育として実施している 1 6%
4 現在は教育を実施していないが、今後取り入れる予定である 2 13%
5 教育も実施・導入の予定はない 3 19%
合計 16 100%
No 5の導入しない理由
1 理由 特になし
2 年配の学生ばかりで、ファッションクリエイターを希望する学生が在籍していません。
3 現場に沿ったプログラムにする必要もあるので、座学で企画が実行できれば行う予定
(来年度)
a 12%
b 50%
c 6%
d 13%
e 19%
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19
Q4.上記Q2 1)~4)と回答いただきました方にお伺いします
マネジメントの教育の時間数はどの程度でしょうか
No 時間数
1 90
2 24
3 2年間で 30h
4 60
5 9
6 5
7 60
8 1
9 20
10 週 2h
11 週 1.5h
Q5.御校のファッションクリエイターの教育課程についてお伺いします。
No 項目 回答数 回答率
1 2 年程度 12 67%
2 3 年程度 4 22%
3 4 年程度 2 11%
4 その他(具体的に) 0 0%
合計 18 100%
2年程度
67%
3年程度
22%
4年程度
11%
その他(具体
的に) 0%
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20
選択した課程の総時間数
(時間)
No 総時間
1 1,156
2 2,400
3 1,824
4 2,240
5 2 年で2,400h
6 2,000
7 3,119
8 2,100
9 1,050
10 2,584
5,168
11 2,224
12 1,800
Q6.ファッションマーケティング・マネジメントの教育を実施する上で、
どのようなことが課題であると思われますか。(複数選択可)
No 項目 回答数 回答率
1 教育カリキュラムの整備 11 38%
2 教員の確保 13 45%
3 教材・テキスト 2 7%
4 学生の興味 2 7%
5 その他(具体的に) 1 3%
合計 29 100%
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21
No 5の導入しない理由
1 学校でのインターンシップ等の体験で具体的に学べるので、産学の連携を密にしたい。
No 課 題
1 現在のマーケット・市場動向を知る事に加え、未来のファション・マーケット動向を幅広く予想させる事を
重視。独自のビジネスストーリーの構築させるカルキュラム内容の充実が課題と考えます。
2 テキストだけでは浅くなるので、実践をふんだ人材をどのように確保していくかが重要だと思う。
3 現場知識、経験がある教員の確保が難しい。多様な社会のニーズに対し、即戦力となる学生
への教育カリキュラムの構築が毎年課題となっているため。
4
Fマーケティング・マネジメントの教育も長年しているが、本校として教育カリキュラムには更なる内容充実
を望みますが、札幌という地域で講師の確保が難しい。東京から来ていただくとなると経費が
かかる。
5 ファッションは日々、変化しているので、学生にはいつも「今」を教えることが大切です。それを教え
ることができる人は限られているので、1に教員の確保、2 に教育カリキュラムの整備です。
6 きもの業界に置きかえて、カリキュラムを整備し、授業として組み立てる人材がいないのが現状で
ある。
7 専門の教育が不足している。実習と比べて座学の場合、学生が長時間の授業に耐えられな
い。
8
今必要なのは実践的な現場レベルでの教育で、それには指導できる教員の確保が不可欠であ
る。アパレル及び流通業で経験豊富な人材をバンク化し、各学校がいつも活用できる体制がある
と良いと思います。
9 理論と現実においての違いをどのように学習していくか。現場の人間を講師にしたいが制約も
あり、現場での経験も積ませたいが難しい。
10
ファッションビジネスのあり方が変化している現在、新しいビジネスを指導するにあたって、各学校独
自もカリキュラムだけだなく、産学間の意向を照らしあわせた全国的に共通のテキスト・カリキュラムが必
要だと思われる。さらに、グローバルな経験・知識を持った人材の発掘も貴重な課題であると思
われる。学生にはビジネスの面白さを覚えてもらうのが先決であり、産業界から方向性を考える
必要もあると思われる。
教育カリ
キュラムの
整備 38%
教員の確保
45%
教材・テキ
スト
7%
学生の興味
7% その他(具
体的に)
3%
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22
Q7.ファッションのグローバル人材育成についてお伺いします。
No 項目 回答数 回答率
1 取り組んでいる 7 41%
2 今後取組む予定である 4 24%
3 取組む予定はない 5 29%
4 その他(具体的に) 1 6%
合計 17 100%
No 具体的内容
1 外国語の授業
2 留学生を少数ですが受け入れています。欧州研修を行っています。
3 本学園は、パリにクレアポールというファッション並びにデザインのグランセコールをもっています。
又世界から留学生も受け入れているので積極的に取り組んでいます。
4 「デザインラボ」として海外留学をさせ、現在ブランドを立ち上げている。現役デザイナーの
方を先生として授業を展開している。
5 ファッション界のみについて学ぶのではなく広い視野で物事を考え判断し自らプレゼンテー
ション出来る様教育している。
6 インターンの実施、外部講師による講演。
7 国外コンテストへの参加「??青年デザインコンテスト」「海外??研修」
8 本校では全科目で英会話・海外研修旅行の科目を実施しています。
9 必要であり、そういう人材育成の大切さは常に考えている。
取り組んで
いる
41% 今後取組
む予定であ
る 24%
取組む予
定はない
29%
その他(具
体的に)
6%
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23
Q8.今後のファッションクリエイターの教育について、ご意見をお聞かせ
ください。
No 意 見
1 ファッションの世界は自分の価値感・自分が問われる世界なので、自発的に学べる環境
を作り、目先の就職だけだはなく、10-20 年先のキャリア(将来)を考えさせることが大切
だと考えます。
2 専門学校としての特性を生かし、知識技術、感性を習得し、上級クラスでは、実践教育
に力を入れている。その成果もみられ企業・学校にとって良い。
3 今後しばらくは特に大きな変化の予定はありません。大学進学者も多く、最近は学生
数が減っています。
4 新しいビューアやデバイスを使った先進のデジタル教育。常に手で作り、手を動かして、考
えさせる、アナログ型の教育を組み合わせて行う必要があります。それにより、次世代ク
リエイターに必要なスキルを習得させることができると思います。
5 日本文化を正しく学び、理解することにより、世界に通じるクリエーターに育つのだと思い
ます。ファッション・きもの問わずファッション全体を捉えてその中でのきものを活かせるビジネ
ス展開が出来るきものクリエーターの育成は大切。
6 クリエイターを育成しても、就職先であるファッション業界がもっと元気になり、採用を増やし
てもらわないと専門学校が困ってしまう。今以上に産学の取り組みを盛んにすること
が重要である。
7 優れたファッションクリエイターとなる為には、学ばなければならないことがたくさんあるの
で、教育の熱意と学生の勉強意欲を高め成果を出したい。
8 産学協同による実践的な教育が不可欠で、産業界の受け入れ態勢が肝要と思われ
る。インターンシップ程度では不十分である。
9 ファッションにとらわれないユニバーサルは、クリエィティビティをまず身につけ、その中の1カテゴリー
としてのファッションととらえるべき。
10
昨今の学生は、初めはデザイナー希望であるが、卒業が迫ってくると別職種を望む学
生も多い。希望を失ったのか?自分の能力に限界を感じたのかはわからないが、は
っきりしているのは、各学校の技術相違の特徴が大きく現れる教育だと思われる。さ
らに、他流的なコンテストは増えてきたが、地方の学校は交通費、参加費等大きな負担
が課される。そこで経済値を上げるための交通費の補助、又カイブやストリーングなどでリ
アルタイムに見ることの出来るインフラの整備も急務なのではないかと思う。コンテストだけに
とどまらず、全国的に教員の技術提携、学生の交流などの勉強や研修会をもっと頻
繁の行われる必要もあるのではないかと思う。社会に自信をつけて送り出す。それ
が今後のクリエイター教育には必要だと思われる。
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24
2-1-2.教育実態調査票
■ファッションクリエイター育成の教育実態調査
学校法人名:( )
学 校 名:( )
担当者氏名: (部署: 役職: )
E-mail:( )
電 話:( )FAX:( )
●回答は、本調査用紙に直接ご記入ください。
●以下のQ1~Q8について、選択肢の番号に○を付けてください。また、
「その他」「自由記入欄」についてはできるだけ具体的にお教えください。書
ききれない場合は余白、または別紙にご記入いただいても結構です。
●アンケートは本ページ以下、3枚あります。ご返送いただくのは、
この3ページ分となります。
■御校のファッションクリエイター(デザイナー、パタンナー、企画等)の
教育において、下記設問にご回答ください。
Q1.ファッションマーケティングに関する教育について、下記該当するも
のに○を付けてください。
1) 科目として教育を実施している
2) 科目やコースの中で関連する項目を教育している
3) 講習や研修等短期間で行う教育として実施している
4) 現在は教育を実施していないが、今後取り入れる予定である
5) 教育の実施・導入の予定はない
導入しない理由:
Q2.上記Q1 1)~4)と回答いただきました方にお伺いします
ファッションマーケティングの教育の時間数はどの程度でしょうか
マーケティングの教育時間数 時間
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25
Q3.マネジメントに関する教育について、下記該当するものに○を付けて
ください。
1) 科目として教育を実施している
2) 科目やコースの中で関連する項目を教育している
3) 講習や研修等短期間で行う教育として実施している
4) 現在は教育を実施していないが、今後取り入れる予定である
5) 教育の実施・導入の予定はない
導入しない理由:
Q4.上記Q2 1)~4)と回答いただきました方にお伺いします
マネジメントの教育の時間数はどの程度でしょうか
マネジメントの教育時間数 時間
Q5.御校のファッションクリエイターの教育課程についてお伺いします。
1) 2年課程
2) 3年課程
3) 4年課程
4) その他(具体的に )
上記選択した課程の総時間数をご記入ください 時間
Q6.ファッションマーケティング・マネジメントの教育を実施する上で、
どのようなことが課題であると思われますか。(複数選択可)
1) 教育カリキュラムの整備
2) 教員の確保
3) 教材・テキスト
4) 学生の興味
5) その他 具体的に:
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26
上記 ○をつけた理由をご記入ください。
Q7.ファッションのグローバル人材育成についてお伺いします。
1) 取組んでいる
具体的な取組内容をご記入ください
2) 今後取組む予定である
3) 取組む予定はない
4) その他 具体的に:
Q8.今後のファッションクリエイターの教育について、ご意見をお聞かせ
ください
ご協力ありがとうございました。1月 31日までにご送付ください。
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27
第3章 開発
3-1.教育カリキュラム/履修モデル開発
専門学校の教育領域
基礎能力 専門技能 実務能力 ヒューマン
スキル
分野
ドローイング
パターン
基礎造形
素材・色彩・商品知識
デザイン画
工業パターン
立体造形
マテリアル
クリエイション
マーケティング
マネジメント
リーダーシップ
コミュニケーション能力
5 5
マインド
理論的思考
行動特性
ディレクター 4 4 4 4 3 3 3 4 4 4 5 5 5 5 5 5
リーダーレベル 4 4 4 4 2 2 2 4 4 4 4 5 4 4 5 5
標準レベル 3 3 3 3 1 1 1 3 3 3 3 3 3 3 3 3
新卒・未経験者 1 1 1 2 1 1 1 2 2 2 1 2 1 1 2 2
モデル・カリキュラム基準
デニム・ジーンズクリエイターの基礎となる知識・技術・素養及び職業人として必
要な専門知識・技術、業務を遂行する能力の修得を可能とするため、産学連携の下
で、デニム・ジーンズアパレル業界においてグローバルな視野と実践力、創造力の
あるクリエイターの中核的専門人材の育成を推進する。
このため、就業後も含め、生涯にわたってキャリアパスが描けるよう、必要な知
識・技術・技能をレベルごとに体系的にユニット化し、それらの積み上げが評価さ
れる「学習ユニット積上げ方式」によるアクセスしやすい学習環境の整備を目指し
ている。
また、モデル・カリキュラム基準を活用した短期教育プログラムの整備と質を保
証するための評価制度を検討協議した。
これにより、業界に就業した社会人に対しても新たに必要な知識・技術等を更新
する機会を充実する。その際、関係企業と専門学校等が連携し、現場での就労経験
を踏まえたカリキュラム編成・評価等を行えるような評価システムを構築する。こ
のシステムが実現することによって多様化する産業界のニーズに即応する専門人材
養成を目指すことができる。
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28
また、産業界と関連専門学校等との連携により、学生が学んだことが修得されて
いるかどうかを測る達成度評価の評価指標等を含めた手法や、学校活動における専
門的な評価指標等の開発に取組む予定である。
積上げ式学習システムの構築
業界に就業した社会人に対しても新たに必要な知識・技術等を更新する機会提供
するため、アクセスし易い学習システムの構築を検討した。このため、専門学校の
履修科目をユニット化し、再構築を行なった。1科目を4つの学習ユニットで構成
し、1ユニットあたりの授業時間基準を30時間、1科目の授業時間120時間を
基準として学科を構成することを協議し、全体のバランスを検討した。
専門学校 専門課程・高度専門
課程
ファッションクリエイター技術基礎
ファッションクリエイター技術
応用
デニム・ジーンズクリエイ
ター 技術実践
レベル1
レベル2
レベル 3
レベル
4
社会人対象 積上げ式短期学習ユニット
B
A
レベル5
以上
C
継続的な学習システムの整備と能力を評価する認定制度及び教育の質を保証する評価制度の構築
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29
育成を目指す人材像
日本のものづくり産業は、生産工程において久しくその優位性を保っていた
が、アジア新興国においてCAD/CAMによるデジタル化が進み、生産工程
での差別化が図りづらくなっている。日本のものづくり産業が今後も優位性を
保ち、世界のものづくりをリードしてゆくためには、サプライチェーンにおけ
る日本の役割と国際分業のポジションの確立が重要であり、これらを構築でき
る人材が求められる。
また、生産拠点であるアジア新興国が消費市場としても成長が期待されつつ
ある。今後は、アジア新興国の市場を対象とした商品供給やビジネスモデルの
構築が急務であり、グローバルに対応できる人材が求められる。
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30
デニム・ジーンズクリエイター養成基盤整備のための教育プログラム開発と実証育成人材像のイメージ
日本のものづくり産業としてのデニム・ジーンズアパレルが、新たな価値を創造し、構築の進展する国際分業体制でのポジションと期待される役割を担うことのできるデニム・ジーンズクリエイター。
イメージ図
育成を目指す人材像
デニム・ジーンズアパレルの課題
学習ユニット積上げ方式単位制、学習者の達成度評価
レベル1
レベル2
レベル3
レベル4
新たな学習システム
基礎・応用技術習得
Step 1
Step 2
Step 3
日本のものづくり産業の次代を担う
グローバルに活躍できるデニム・ジーンズクリエイターの養成
職業人としての知識・能力・素養
服飾系専門知識・技術
デニム・ジーンズ専門知識・技術
マーケティング力マネジメント力
ものづくり現場力
語学力・グローバルコミュニケーション力
プロフェッショナル
コミュニケーションクリエイターマインド
職業能力評価制度(キャリア段位制度等)
・専門知識・技術・論理的思考力・問題解決力
・自己表現力、伝達力・傾聴力・グローバルコミュニケーション力・チームワーク
・自律性、責任感・主体性・向上心・情熱
CAD/CAM等の
生産工程のデジタル化が進展
アジア新興国においても高品質の生産が
可能となった
●生産工程の付加価値が低下●品質・価格の競争力の低下
企画・開発等、生産工程以外から付加価値の創造が必要
グローバルに対応した新たな生産戦略が必要
アジア新興国の経済成長の結果、中間層が増加し、アジア新興国の消費者をマーケットとした製品を提供する必要性
が増加
「マーケットに合ったものづくり」という視点に立ったビジネスモデル構築が必要
国際分業を進め、日本のデニム・ジーンズ産業が付加価値を確保できる
ビジネスモデルを確立することが重要
中核的専門人材育成人材像
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31
3-2.マーケティング教材開発
大項目 仮番号 課目 内容
マーケティング ジーンズの「企画、設計、生産」までの実務教育とその素養
を育成
市場調査 1 ジーンズ衣料の特性、世界と日本の需給動向、普及と消費調
査
2 消費者の好み、商品選択のポインと(色、パターン)ト、ブ
ランド志向
3 ジーンズ流通の特性
競合分析 4 世界及び日本の素材・生産・消費流通の概要
5 製造メーカーとSPA,その構造比較分析
6 国内、海外外主要ブランドと特長
ブランド企
画 7
「ブランド」の意味と権利、消費ターゲットの明確化、服種
企画、
TPO,コーディネイト企画、色サイズ構成とSKU
(一部製
造知識を含
む)
8 コスト構成と想定利益率、単品ライフサイクルとロス予測、
9 リードタイム、スケジュール設定(生産関連)
10 生産の基礎知識(素材、副資材、縫製、洗い、物流)
11 ブルーデニム素材の見極め方と「選択眼」
12 ジーンズの洗い(後)加工の概要と考え方
13 生産工場のあり方、生産効率の課題、外注管理
14 海外生産の実務、OEM受発注のポイント
トレンド分
析 15 トレンド情報の入手、店頭、街頭視察
16 ジーンズトレンドの歴史と社会背景
17 「ジャパン・ジーンズ」の意義
18 環境対応(エコロジー)対応企画
19 最終的な単品、コーディネイト企画のまとめと戦略作り、設
計構成要素
販売・販促マーケッティ
ング ジーンズの「販売・販売促進」の内容の学習
20
展示会業務(国内・海外総合展示会情報、出展業務、陳列な
ど)
21 企業展示会の運営、接客
22 販売先開拓(海外含む)、OEM受注のあり方
23 e・コマース(WEB販売)のあり方
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32
3-3.マネジメント教材開発
マネジメント ジーンズの企画、製造、販売、小売についての業務管理概要
事業運営、
計数 24
単品コスト(上記8)と商品群の利益管理、見切りロスと最終
利益、販売管理費と営業利益、残品ロス見切りと粗利益試算
演習
25 販売管理費の内容と統制
26 在庫管理と実地棚卸、
27 販売管理資料の概要と分析(部課担当、店舗、販売先、単品
別管理)
28 QC(品質管理)ツールとその発想
29 販売員、スタッフの人事管理と業績評価の考え方
メーカーの
マネジメン
ト
30 年間スケジュール(企画~販売)
(OEM営
業含む) 31 販路構成(専門店、百貨店、セレクト系など)の戦略
32 与信管理と回収
リテールの
マネジメン
ト
33 商圏、立地分析と出店判断
34 ショッピングセンターなどとの入居条件研究
35 店舗内外装の基本、客導線の基本
36 経営本部との連携、店舗スタッフ管理、教育(商品、接客)
37 顧客管理
38 POP、チラシの概要
ジーンズ職業人と
しての心構え
組織社会のルールと人間関係
「ジャパンジーンズ」の精神と国際利害の調整
仕事の進めかた
限りな学習意欲
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33
第4章 課題と次年度以降の取組
●本年度成果をもとに次年度は実証検証を行い、カリキュラム・教材の精査を図る。
また、本校教育プログラムとして活用する。
●業界団体等の協力のもとデニム・ジーンズクリエイターの育成プログラムの導入
をする専門学校数の拡大を推進する。
●グローバル化への対応、特に東アジアの市場に向けた人材の育成が急務であるこ
とから、教育プログラムの整備を推進する。
●整備した教育プログラム等は、多くの服飾系専門学校で活用させるよう普及活動
を行なう。
●企業との連携強化を図り、継続的な教育プログラム整備、「学習ユニット積上げ
方式」によるアクセスしやすい学習環境の構築やジョブカード制度との連携に向
けた基盤整備を推進する。また、開発した教育プログラム等が社会的に認知され
るため、業界団体との更なる連携により第 3 者評価の体制整備を検討・協議する。
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34
平成 24年度文部科学省委託 「成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業」
デニム・ジーンズクリエイター養成基盤整備のための教育プログラム開発と実証
■実施委員会
◎ 平田 眞一 学校法人第一平田学園 理事長
前鼻 英蔵 学校法人西野学園 理事長
山本 絵里子 学校法人山本学園 専門学校山形 V.カレッジ 副校長
岡本 裕子 倉敷ファッションカレッジ 副校長
貝原 良治 カイハラ株式会社 代表取締役会長/日本ジーンズ協議会 理事長
大平 隆敏 有限会社繊維流通研究会 副社長
佐伯 晃 日本ジーンズ協議会 専務理事
吉村 恒夫 倉敷ファッションセンター株式会社 アジア市場攻略事業部マネージャー
飯塚 正成 一般社団法人全国専門学校情報協会 事務局長
■調査WG
◎ 田口 一子 中国デザイン専門学校 校長
岡本 裕子 倉敷ファッションカレッジ 副校長
大平 隆敏 有限会社繊維流通研究会 副社長
吉岡 正勝 有限会社ザ・ライスマウンド マーケティングマネージャー
■開発WG
◎ 田口 一子 中国デザイン専門学校 校長
岡本 裕子 倉敷ファッションカレッジ 副校長
貝原 良治 カイハラ株式会社 代表取締役会長/日本ジーンズ協議会 理事長
大平 隆敏 有限会社繊維流通研究会 副社長
佐伯 晃 日本ジーンズメーカー協議会 専務理事
吉岡 正勝 有限会社ザ・ライスマウンド マーケティングマネージャー
平成 24年度文部科学省委託
「成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業」
デニム・ジーンズクリエイター養成基盤整備のための教育プログラム開発と実証
事業報告書
平成 25年 3月
学校法人第一平田学園(中国デザイン専門学校) 〒700-0842 岡山県岡山市北区船頭町 12
問合せ先:有限会社ザ・ライスマウンド 〒164-0003 東京都中野区東中野 1-57-8 辻沢ビル 3F
電話:03-5332-5080 FAX 03-5332-5083
●本書の内容を無断で転記、掲載することは禁じます。