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有料iPhoneアプリを売るための基本2012/11/22 ～ペイドコンテンツ研究会～

株式会社オープンアップス加藤秀樹

Twitter @hideki_kato


オープンアップスについて

株式会社オープンアップス（株式会社サイバーコンサルタント１００％出資子会社）

２０１１年４月設立スマートフォンアプリ開発事業

従業員５名（全て内製で開発）


電子書籍アプリを始めた５つの理由

✓ スマートフォンアプリ開発をできる開発能力があった

✓ 電子書籍の市場規模が伸びることが予測されていた

✓ 広告代理業時代にお付き合いのある会社が書籍をだしていた

✓ コンテンツを当社で作る必要がない

✓ 当時ＡｐｐＳｔｏｒｅ有料ランキングでブックアプリが上位にあった


電子書籍アプリを配信するまでにしていること

作品データの調達Amazonから”アプリで売れそうな作品”をピックアップして出版社へ営業。

”アプリで売れそうな作品”って何？？

ビジネス、自己啓発、研究本、アダルト※

当社はこの４ジャンルからの選定が中心。※アダルトは最近審査が通らない


電子書籍アプリを配信するまでにしていること

アプリ制作テキストデータ（InDesign,word,text）にビューワーに沿うタグ付け作業とApp Storeに並んだ際に最も重要なアイコン＆表紙のデザインを進める。

アイコン＆表紙はとにかく重要！✓ いかにユーザーにタップしてもらうか（興味喚起）✓ いかに他のアプリと差別化するか


配信後にやっていること

アプリケーション

asahi.comやYOMIUEI ON LINEなど

ネットメディアを中心とした各媒体に向けたプレス配信

プレスリリースなどからの転載で

ブログやサイトなどに掲載されることもBuzzApp,オリコンなど

アプリポータルへの掲載依頼

自社アプリでの告知

Twitter フォロワーにアプリケーション

リリースの告知やFacebookニュース

フィード上での告知


有料アプリはどのくらい儲かるのか？

11月19日現在、有料アプリを159作品リリース（書籍のみ）。内27作品でカテゴリ1位を記録。内10作品が有料アプリ1位を獲得。

有料アプリ総合１位を獲得するには1,500～2,000DL/Day程度が必要！

有料アプリ1位を獲得した場合の日商について、

当社の収益構造はレベニューシェアのため、{（2,000DL×85円）×70％}×50％＝59,500円/Day平均5日～10日くらい。早くて1日、長い作品は2週間程度。

有料トップ1位を獲得しても1日の収益は1アプリで4.5万～6万円。。。という厳しい現状。そのためこのビジネスは量産化と優良コンテンツであるということが前提となり、これにマーケティングをオンさせることで初めて収益化が成り立つビジネス。


継続的に収益を上げる施策

前述のとおり、アプリの売り上げピークは基本的に短期であるが、優良コンテンツであればロングテールで売れ続ける。

トップセールスやランキング、ダウンロード数状況を鑑みて価格の変更を行うことでランキングが上がることも。


継続的に収益を上げる施策

ARPPU(課金ユーザー1人あたりの平均売上）を高める方法。

書籍毎にマッチした「他の電子書籍」への誘導で適時順位の並べ替えを行う。


やるべきことのまとめ

✓ そもそも売れるコンテンツをアプリにする

✓ アイコンとトップ画面（キャプチャ画面）のデザインにはとことんこだわれ

✓ プレスリリースやTwitter、facebook、ブログから必ず発信する

✓ カテゴリのランキングはもちろん、総合ランキング、トップセールスランキングを意識しろ

✓ ダウンロード数から鑑みた適正価格を意識しろ

これらをしっかり行えばある程度までランキングや売上は確実に上がる

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