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田老地区

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田老地区

田老地区

田老総合事務所 (旧田老町役場)

グリーンピア三陸みやこ

3月28日 岩泉から大槌へ

県のイントラネット復旧、機材の回収と大槌町の調査・支援

大槌

大槌

3月31日 宮古市と漁協の接続

宮古市役所

宮古市本来のN/Wは復旧が確認されていない

宮古漁協ビル

宮古市内のNTT光網は回復して

いる(市役所周辺は未確認)

田老漁協

田老総合事務所2階HUB

!"#$%&水産課・林産課3階

総合事務所と漁協は!無線LANで接続する

関係課のみ

PC'3G 2階から3階にLANを敷設

漁業の支援N/W

緑色はすでに復旧または対策済み黄色は未確認、青系のところを着手予定

田老漁協ビル

4月5日 県北沿岸の状況調査

https://picasaweb.google.com/yuhji.ohhashi/LvyRCF?authkey=Gv1sRgCP7_0NW48Jf-ogE#

4月9日、10日 大槌町にipstarを設置

避難所へのインターネット環境の構築・提供は、WIDEのチームやNTT東日本など様々な組織・団体によって着々と整備された。

しかし、整備されたインターネットコーナーが子供のおもちゃになっていると言う話が・・・

•   自治体の機能が回復するにつれてPCの台数の不足が目立ってきている。•   避難所での通信環境/インターネット接続環境などは、地域毎のばらつきは   あるものの、徐々に整ってきている。   ただし、単にPCがあっても利用者は多くはない。•   情報へのニーズが無いわけではなさそう。•   仮設住宅に移った後の情報の提供方法なども課題

高齢者の多くは、もともとパソコンやインターネットが苦手

避難所で情報収集をしたくても、自分では操作が出来ない

インターネットコーナーに人を配置して情報収集の支援を ! !

県と相談して「シニアICTサポート事業」の内容を変更避難所内にICT利活用支援センターを開設(宮古市田老)- 安否確認などをはじめとして様々な情報検索をお手伝い

二戸地区内陸部県北エリア

滝沢地区内陸部県央・県南エリア

沿岸A地区宮古市田老地区

沿岸B地区大槌町

運営管理業務

避難所ボランティアセンター

運営業務

ボランティア派遣

仮設住宅

被災者 被災者

被災地区ICT利活用支援センター

他地区ICT利活用支援センター

県・市町村

支援 支援 支援 支援

連携 連携

支援組織(企業・NPO・団体等)

連携

設置場所: グリーンピア避難所 (避難者700名) 体制: 4月から現地に1名、6月から2名体制インターネット端末コーナーをセットして相談を受け付ける形にした。 当初は情報検索支援: 安否確認 などから徐々にハローワークの求人情報検索支援などに移行してきた。 さらに仮設住宅に移ってからは就職のためのPCスキル習得を目的としてワード ・ エクセルの講習会などを求められている。

講習会: インターネット ・ ワード ・ エクセル 診療所医師:座談会 > 仮設住宅の見守り支援の実現                遠隔健康管理システムの実証実験

ICT利活用支援センター の成果 (宮古市田老地区)

設置場所: 大槌町役場  体制: 6月から1名 (町が雇用した臨時職員3名とチームを組んで)大槌町ホームページを作成

復興支援室の臨時ホームページの内容を拡充しつつ、町の公式 ホームページを制作、2012年1月4日公開 / 3月1日 IIJクラウド+Joruri ベースのホームページに移行

http://www.town.otsuchi.iwate.jp/  

ICT利活用支援センター の成果 (大槌町)

災害現場で本当に必要なものは何だったのか

-  遠野市の後方支援構想 (平成20年に大規模防災訓練を実施)-  平成19年11月 9市町村による後方支援推進協議会 設立  釜石市/宮古市/大船渡市/陸前高田市/住田町/大槌町/山田町/川井村(現宮古市)-  遠野市の立地環境  半径50Km、各市町村まで1時間圏内   沿岸の宮古市/山田町/大槌町/釜石市/大船渡市/陸前高田市、   内陸の盛岡市/奥州市までをカバーできる。-  平成20年度東北方面隊震災対処訓練(みちのくALERT2008) 平成20年10月31日/11月1日の2日間  岩手・宮城25市町 参加人員18000人 車両2300台 航空機43機  

盛岡

宮古

大船渡

釜石

大槌

山田

遠野

国道45

50Km 1時間

奥州

高田

花巻

北上

国道4

災害現場で本当に必要なものは何だったのか

-  役場庁舎が被災すると住民が大変悲惨-  自家発電を装備していた旧田老町役場-  自家発電の整備と併せて複合的な通信確保をすべき-  クラウド環境を推進してデータを物理的な制約から自由に。

災害現場で本当に必要なものは何だったのか

Ⅰ. 普段使っている道具は、いざというときこそ使いたい-  携帯電話が使えないことに大きな不満が、、、、。-  ラジオが唯一の情報源? あとは近隣住民の口コミ

地震直後、岩手・宮城両県の沿岸部・内陸部では、情報ツール・情報機器がほとんど利用できない

「情報の空白地帯」と言うべき深刻な状況となった。

iSPP 東日本大震災情報行動調査報告書より

3.11 被災地の証言 ̶ 東日本大震災 情報行動調査で検証するデジタル大国・日本の盲点 ̶

災害現場で本当に必要なものは何だったのか

Ⅲ. ふだん使えない道具は、いざというときにも使えない-  パソコンやインターネットが使えなくても、、、困らない?? -  情報の入り口は多いほうが良い。-  普段からITリテラシーを向上させることが必要。

災害現場で本当に必要なものは何だったのか

震災直後、色々な団体や組織が避難所にインターネット接続環境を構築した。(例 NTT : 岩手県内89か所にインターネットコーナー)

避難所として指定している公民館や学校などは、普段から一般用に開放されたネットワークを整備しておくべきではないか

公民館や学校などの一般開放ネットワークを活用して普段からITリテラシー向上のための活動を進めていく。

インターネット環境構築マップ

盛岡市内を流れる中津川、宮城県石巻港から200Km 北上川を遡り戻ってきた鮭