お笑いを科学する (orf2013)

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お笑いを科学する ―「SFC的」コラボレーションの試み― 11. 23. 2013 SFCお笑いコミュニケーション研究会 坂井田 瑠衣(政策・メディア研究科修士課程2年)

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坂井田瑠衣: お笑いを科学する, 第7回SFC学生の研究・活動発信, 慶應義塾大学SFC Open Research Forum 2013, 東京ミッドタウンホール&カンファレンス, 東京都港区, (2013.11). http://gakkai.sfc.keio.ac.jp/show/event_history2013.html#01

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Page 1: お笑いを科学する (ORF2013)

お笑いを科学する ―「SFC的」コラボレーションの試み―

11. 23. 2013 SFCお笑いコミュニケーション研究会 坂井田 瑠衣(政策・メディア研究科修士課程2年)

Page 2: お笑いを科学する (ORF2013)

「お笑いを科学する」という企み

•  近年「お笑い」を対象とする研究が増加 ü  主にコミュニケーション研究の領域にて

Ø  e.g. 岡本, 2008; 阪田, 2011 ほか × お笑い=非日常的・特殊な会話の場 ◯ お笑い=我々の日常会話に大きく影響

ü  お笑いの秩序が日常会話に持ち込まれる Ø  e.g. ボケとツッコミ

ü  お笑いから新語が生まれて社会に定着する → コミュニケーションの観察対象として興味深い

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Page 3: お笑いを科学する (ORF2013)

SFCらしいコラボレーションに向けて

•  SFCでも「お笑い」が対象の研究が増加 ü  言語学 / 社会学 / 認知科学等の多分野にて

Ø  e.g. 白井研,井庭研,諏訪研 ü  分野を超えて議論する機会は十分でない

•  SFC的なコラボレーションの場を設定 ü  まずは研究室の壁を超えて議論する ü  互いの研究哲学 / 方法論を尊重する

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Page 4: お笑いを科学する (ORF2013)

「お笑いコミュニケーション研究」とは

を          研究の総称

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プロの「お笑い」における コミュニケーション

日常生活にて「お笑い」の性質が 観察されるコミュニケーション

分析する

創り出す

Page 5: お笑いを科学する (ORF2013)

想定される研究事例

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           プロ

分析                      生成                            

         日常生活

お笑いの現場の フィールドワークによる

民族誌的記述

お笑い芸人の コミュニケーション

分析

日常会話にて お笑いが生成される

場面の分析

お笑い芸人の スキル獲得過程の解明

お笑いを生成する インターフェース/ エージェント開発

日常会話にて お笑いを生成する

方法論の開発

Page 6: お笑いを科学する (ORF2013)

関連しそうなSFCの研究分野 (例)

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           プロ

分析                      生成                            

         日常生活

文化人類学 社会学

社会学 (会話分析) 言語学 (談話分析)

社会学 (会話分析) 言語学 (談話分析)

スキル・サイエンス

人工知能 インタラクション・

デザイン

パターン・ランゲージ スキル・サイエンス

Page 7: お笑いを科学する (ORF2013)

関連しそうなSFCの研究分野 (例)

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           プロ

分析                      生成                            

         日常生活

文化人類学 社会学

社会学 (会話分析) 言語学 (談話分析)

社会学 (会話分析) 言語学 (談話分析)

スキル・サイエンス

人工知能 インタラクション・

デザイン

パターン・ランゲージ スキル・サイエンス

SFCだからこそ可能な コラボレーションの形が潜在しているのでは?

Page 8: お笑いを科学する (ORF2013)

研究事例:<プロ×分析> すべらない話における面白さとは

•  「不適合理論」と「共犯性」を用いて分析

8 研究代表者:荒井優希 (白井研究室)

Page 9: お笑いを科学する (ORF2013)

研究事例:<日常生活×生成> 会話をつなぐパターン・ランゲージ

•  つっこみパターン ü  会話を盛り上げ,つなぐためのコツや秘訣を「お笑い」から抽出

ü  日常に活かせるようにパターン化

9 研究代表者:野口奈摘 (井庭研究室)

Page 10: お笑いを科学する (ORF2013)

想定される研究事例

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           プロ

分析                      生成                            

         日常生活

お笑いの現場の フィールドワークによる

民族誌的記述

お笑い芸人の コミュニケーション

分析

日常会話にて 「お笑い」が生成される

場面の分析

お笑い芸人の スキル獲得過程の解明

お笑いを生成する インターフェース/ エージェント開発

日常会話にて 「お笑い」を生成する

方法論の開発

白井研 諏訪研

諏訪研

井庭研

Page 11: お笑いを科学する (ORF2013)

活動概要

•  活動内容 ü  月1回程度の勉強会を開催

Ø  メンバーの研究発表,読書会など •  参加資格

ü  「お笑い」を対象に研究している      (したいと考えている) SFC学部生・大学院生

•  連絡先 ü  [email protected] (坂井田) ü  http://www.facebook.com/owarai.comm

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