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Tivoli ® IBM Tivoli Monitoring リリース情報 バージョン 5.1.2 (2005 7 月改訂) GI88-8583-04 (英文原典:GI10-5797-06)

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Tivoli® IBM Tivoli Monitoring

リリース情報

バージョン 5.1.2 (2005 年 7 月改訂)

GI88-8583-04(英文原典:GI10-5797-06)

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Tivoli® IBM Tivoli Monitoring

リリース情報

バージョン 5.1.2 (2005 年 7 月改訂)

GI88-8583-04(英文原典:GI10-5797-06)

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お願い

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 55ページの『特記事項』に記載されている情報をお読みください。

本書は、IBM Tivoli Monitoring のバージョン 5 リリース 1 モディフィケーション・レベル 2、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

この版は、GI10-5797-05 を置き換えます。

本マニュアルに関するご意見やご感想は、次の URL からお送りください。今後の参考にさせていただきます。

http://www.ibm.com/jp/manuals/main/mail.html

なお、日本 IBM 発行のマニュアルはインターネット経由でもご購入いただけます。詳しくは

http://www.ibm.com/jp/manuals/ の「ご注文について」をご覧ください。

(URL は、変更になる場合があります)

お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。

 原 典: GI10–5797–06

IBM Tivoli Monitoring

Release Notes

Version 5.1.2 (Revised July 2005)

 発 行: 日本アイ・ビー・エム株式会社

 担 当: ナショナル・ランゲージ・サポート

第1刷 2005.7

この文書では、平成明朝体™W3、平成明朝体™W7、平成明朝体™W9、平成角ゴシック体™W3、平成角ゴシック体™

W5、および平成角ゴシック体™W7を使用しています。この(書体*)は、(財)日本規格協会と使用契約を締結し使用しているものです。フォントとして無断複製することは禁止されています。

  注* 平成明朝体™W3、平成明朝体™W7、平成明朝体™W9、平成角ゴシック体™W3、平成角ゴシック体™W5、平成角ゴシック体™W7

© Copyright International Business Machines Corporation 1999, 2005. All rights reserved.

© Copyright IBM Japan 2005

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目次本書について . . . . . . . . . . . . . vリリース情報の本版における新着情報 . . . . . . vTivoli のテクニカル・トレーニング . . . . . . viサポート情報 . . . . . . . . . . . . . . vi本書の表記規則 . . . . . . . . . . . . . vi表記規則 . . . . . . . . . . . . . . viオペレーティング・システム依存の変数およびパス . . . . . . . . . . . . . . . . vii

第 1 章 この製品リリースについて. . . . 1インターオペラビリティーと互換性についての注意事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1

第 2 章 インストールとアップグレードについての注意事項 . . . . . . . . . . . 3リソース・モデルの格納場所 . . . . . . . . . 3サポートされるプラットフォーム . . . . . . . 3システム要件 . . . . . . . . . . . . . . 5ソフトウェア要件 . . . . . . . . . . . . . 5アップグレードについての注意事項 . . . . . . . 6

第 3 章 ソフトウェアの制限と問題. . . . 7ソフトウェアの制限 . . . . . . . . . . . . 7

Tivoli Monitoring エンジンおよび一般機能 . . . 7Tivoli Enterprise Console サーバー . . . . . . 8ETL . . . . . . . . . . . . . . . . 8リソース・モデル . . . . . . . . . . . 10

ソフトウェアの問題と対処方法 . . . . . . . . 10

その他の考慮事項 . . . . . . . . . . . . 18修正された APAR . . . . . . . . . . . . 19

第 4 章 ドキュメンテーションについての注意事項 . . . . . . . . . . . . . . 27新規情報 . . . . . . . . . . . . . . . 27

Web ヘルス・コンソールについて . . . . . . 27リソース・モデルについて . . . . . . . . 27Tivoli Monitoring の関数について . . . . . . 28

ドキュメンテーションの問題点と訂正 . . . . . 41

第 5 章 国際化対応についての注意事項 47ソフトウェアの制限 . . . . . . . . . . . 47言語サポートの使用可能化 . . . . . . . . . 47

Web ヘルス・コンソール・ファイルの更新 . . . 48ソフトウェアの問題と対処方法 . . . . . . . . 48高速デプロイメントについての注意事項 . . . . . 50

付録. サポート情報 . . . . . . . . . . 51知識ベースの検索 . . . . . . . . . . . . 51インフォメーション・センターの検索 . . . . 51インターネットの検索 . . . . . . . . . . 51

フィックスの入手方法 . . . . . . . . . . . 51サポート更新情報 (週次) の受信 . . . . . . . 52お客様サポートとの連絡 . . . . . . . . . . 54

特記事項 . . . . . . . . . . . . . . 55商標 . . . . . . . . . . . . . . . . . 57

© Copyright IBM Corp. 1999, 2005 iii

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iv IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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本書について

IBM® Tivoli® Monitoring を使用すると、システム上のリソース の可用性およびパフォーマンス状況を監視して、ボトルネックや潜在的なリソースの問題を発見することができるようになります。

このリリース情報では、この製品に関する最新の情報を提供します。ここに含まれる情報は、他のすべてのドキュメンテーションよりも優先されるものです。この製品をインストールまたは使用する前に、これらの情報すべてを注意深くお読みください。

下記の URL にあるお客様サポート Web サイトの Tivoli 情報センターでは、最新版のリリース情報が随時公開されています。

http://publib.boulder.ibm.com/tividd/td/tdprodlist.html

リリース情報の本版における新着情報2005 年 7 月に発行された、リリース情報の本版は、IBM Tivoli Monitoring 5.1.2

フィックスパックで入手可能な 2005 年 4 月付けのリリース情報の更新版です。

4 月版と関連した、本書の変更内容はすべて、左端に変更バーを付して示されています。

以下のセクションは更新されました。

v いくつかの情報が、『第 2 章 インストールとアップグレードについての注意事項』 3ページの『サポートされるプラットフォーム』および 5ページの『ソフトウェア要件』で変更になりました。

v いくつかの情報が、『第 3 章 ソフトウェアの制限と問題』、ソフトウェアの制限で、追加になったり、削除されたりしました。

v Web ヘルス・コンソールに関する新規のセクションが、『第 3 章 ソフトウェアの制限と問題』、 10ページの『ソフトウェアの問題と対処方法』で追加されました。

v 『第 4 章 ドキュメンテーションについての注意事項』は再編成されました。リソース・モデルに関する情報の多くは、IBM Tivoli Monitoring: リソース・モデル・リファレンスに移動しました。新規情報が、Web ヘルス・コンソール、データ収集プロセス、およびコマンド・オプションに関して追加されました。

v 『第 4 章 ドキュメンテーションについての注意事項』では、データ収集に関する新規セクションが追加され、リソース・モデルの応答性および構成コマンドに関する情報と一緒にされました。

v 47ページの『第 5 章 国際化対応についての注意事項』、言語サポートの使用可能化が追加されました。

v 言語サポートに関する新規セクションが『第 5 章 国際化対応についての注意事項』で追加されました。

© Copyright IBM Corp. 1999, 2005 v

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Tivoli のテクニカル・トレーニングTivoli のトレーニング・トレーニングについては営業担当員にお問い合わせください。

サポート情報以下は英語のみの対応になります。 IBM ソフトウェアで問題があり、即時に解決したい場合。 IBM は、お客様が必要なサポートを入手できるように、以下の方法をご用意しています。

v 51ページの『知識ベースの検索』: 既知の問題と次善策、技術情報、およびその他の情報の膨大なコレクションを検索できます。

v 51ページの『フィックスの入手方法』: ご使用の製品用に、既に入手可能な最新のフィックスを見付けることができます。

v 54ページの『お客様サポートとの連絡』: 問題を引き続き解決できない場合、IBM のいずれかの担当者と協力する必要があります。様々な方法によって IBM

ソフトウェア・サポートに連絡することができます。

これら 3 つの方法による問題解決について詳しくは、 51ページの『サポート情報』 を参照してください。

本書の表記規則本書では、特殊な用語およびアクション、ならびにオペレーティング・システムのコマンド固有のコマンドとパス、およびマージン・グラフィックスについて、いくつかの規則を採用しています。

表記規則このガイドでは、以下の表記規則を使用しています。

太字

v 他の方法では周辺のテキストと区別するのが困難な、小文字のコマンドおよび大/小文字混合のコマンド

v インターフェース・コントロール (チェック・ボックス、ボタン、ラジオ・ボタン、スピン・ボタン、フィールド、フォルダー、アイコン、リスト・ボックス、リスト・ボックスの項目、マルチコラム・リスト、コンテナー、メニュー選択、メニュー名、タブ、プロパティー・シート)、ラベル (例えば、ヒント:、およびオペレーティング・システムの考慮事項:、など)

v テキスト内のキーワードおよびパラメーター

イタリック

v テキストで定義されたワード

v ワードの強調 (引用の言葉)

v テキスト内の新規用語 (定義リストの場合は除く)

v 規定する必要のある変数および値

本書の規則

vi IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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モノスペース(Monospace)

v 例およびコード例

v 周辺のテキストと区別するのが困難な、ファイル名、プログラミング・キーワード、およびその他の要素

v ユーザーにあてられたメッセージ・テキストおよびプロンプト

v ユーザーが入力する必要のあるテキスト

v 引数またはコマンド・オプションの値

オペレーティング・システム依存の変数およびパス本書では、 UNIX® の規則を使用して、環境変数の指定およびディレクトリー表記を行っています。

Windows のコマンド行を使用する場合、環境変数では $variable を %variable% に置き換え、ディレクトリー・パスでは、各スラッシュ (/) を円記号 (¥) に置き換えてください。

注: Windows システムで bash シェルを使用している場合は、UNIX 規則を使用することができます。

本書の規則

本書について vii

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本書の規則

viii IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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第 1 章 この製品リリースについて

IBM Tivoli Monitoring バージョン 5.1.2 (以下、Tivoli Monitoring ともいう) は、Tivoli Monitoring バージョン 5.1.1 および Tivoli Distributed Monitoring (Advanced

Edition) バージョン 4.1 をさらに機能強化したアップグレード版です。

Tivoli Monitoring を使用すると、次のような場合にあらかじめ構成された推奨構成例を適用することができます。これはシステム管理者の創造的な経験をカプセル化したものです。

v 必須のシステム・リソースをモニターする作業を自動化する

v ボトルネックと潜在的な問題点を検出する

v システム管理者が大量のパフォーマンス・データをスキャンする必要なく、危機的な状態から自動的に回復する

Tivoli Monitoring は、ビジネスに欠くことのできない下記のハードウェアおよびソフトウェアをモニターするための、追加の自動化されたベスト・プラクティスを実行するための基盤も提供します。

v ミドルウェア

v アプリケーション

v データベース

さらに、Tivoli Monitoring は、Tivoli Business System Manager®、Tivoli Enterprise

Console®、Tivoli Data Warehouse® など、他の Tivoli アベイラビリティー・ソリューションをシームレスに統合して、真の意味でのエンドツーエンドのアベイラビリティー・ソリューションを提供します。

インターオペラビリティーと互換性についての注意事項インターオペラビリティーと互換性については、「Tivoli Distributed Monitoring: ユーザーズ・ガイド」のインストールに関する章のうち、『他のバージョンの Tivoli

Monitoring との共存』と『下位互換性』の節を参照してください。

さらに、単一の Windows システム上で複数のエンドポイントが並行して実行される環境で、実行可能と認定された「IBM Tivoli Monitoring for ...」製品を示すマトリックスがあります。

このマトリックスは、以下のサイトで入手できます。

https://www-111.ibm.com/software/support/ecare/support_login.jsp

© Copyright IBM Corp. 1999, 2005 1

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2 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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第 2 章 インストールとアップグレードについての注意事項

製品のインストールに関する情報は、「IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド」の『インストール』の章に記載されています。ここでは、以下のいずれかの方法によって製品をインストールする方法について説明します。

v インストール・ウィザード

v Tivoli Software Installation Service

v Tivoli デスクトップ

v コマンド行インターフェース

注: 一部の HP-UX オペレーティング・システムでは、Tivoli Monitoring 用のインストール CD から長いファイル名を見つけることができません。Tivoli

Monitoring CD の焼き付けに使用された Rock Ridge 拡張形式を処理できないシステムがこれに当たります。オペレーティング・システムによる CD のマウント方法を変更する必要があります。この方法については、Hewlett-Packard

Company の Web サイトを参照してください。 Hewlett-Packard IT リソース・センターのパッチ・データベースには、一部のバージョンに関する上記の情報が収録されています。また、HP-UX 10.x システムのリリース・ノートにも情報があります。

リソース・モデルの格納場所Tivoli Monitoring では、サポートされるプラットフォームごとに一連のサンプル・リソース・モデルが提供されます。これらのリソース・モデルは (Tivoli Monitoring

のインストール・プロセスの一部としてロードされ)、RMB ディレクトリーのTivoli Monitoring Tools CD で入手できます。

RMB ディレクトリーには、Tivoli Monitoring Resource Model Builder で使用される形式のリソース・モデルが入っています。このディレクトリーは次のように構造化されています。

v RMB/Samples/OS400 には OS/400 用のリソース・モデルが入る。

v RMB/Samples/Unix には UNIX 用のリソース・モデルが入る。

v RMB/Samples/Windows には Windows 用のリソース・モデルが入る。

サポートされるプラットフォームサポートされるプラットフォームについての情報は、「IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド」のインストールに関する章に含まれています。

しかし、そのセクションの表 5 は、以下のように改訂されたものと考える必要があります。

システム バージョン サーバー ゲートウェイ エンドポイント

AIX® 5.1.0 (3) (4)、 5.2 (3) (4)、5.3 (9) X X X

© Copyright IBM Corp. 1999, 2005 3

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システム バージョン サーバー ゲートウェイ エンドポイント

Solaris 2.8、2.9 (3) (4) (8) X X X

Windows® 2000 Server、Advanced

Server、Professional、DataCenter Svr

sp3+

X X X

Windows Server 2003 Standard、Enterprise、DataCenter X X X

Windows XP Professional X

Turbo Linux® Svr 6.1、6.5 X X X

SuSE 8.0、8.1 X X X

SuSE SLES 7.0 X X X

SLES 7.0 for OS/390 および z/Series (5) X X X

HP-UX (1) 11、11i (3) X X X

OS/400 5.1、5.2(6) X

RedHat for iSeries™ 7.1 X

RedHat Server (IA32) 7.0、7.1、7.2、および 7.3 X X X

RedHat Ent Linux

(IA32)

2.1、3.0 X X X

RedHat for PowerPC® 3.0 X

RedHat for z/Series 6.0 X X X

RedHat for Intel™ 7.3、8.0 X X X

UL (SLES 8) 1.0 for IA32 sp2+ X X X

UL (SLES 8) 1.0 for z/Series sp2+ (3) (4) X X X

UL (2) (SLES 8) 1.0 for PowerPC X

UL (SLES 9) 2.0 for IA32 sp2+ X X X

UL (2) (SLES 9) 2.0 for PowerPC X

UL (2) (SLES 9) 2.0 for Series (3) (4) X X X

サポートされるプラットフォームの注:

v(1) Tivoli Business Systems Manager Adapter は、HP-UX ゲートウェイにはインストールできません。

v(2) 5.1.1-ITM-FP04 および 4.1-TMF-0013、-0014、-0015 から開始することはサポートされています。

v(3) 32 ビット・カーネルでテストされた 32 ビット・アプリケーション。

v(4)「toleration」モードの 64 ビット・カーネルでテストされた 32 ビット・アプリケーション。

v(5) サーバーとゲートウェイは、Tivoli Management Framework 4.1 に基づく場合にのみ、これらのプラットフォームをサポートします。

v(6) OS/400 5.2 で Tivoli Monitoring を実行する前に、製品 5722SS1 に対するPTF SI12625 がインストールされていることを確認してください。Tivoli

Monitoring は、この PTF なしでは実行できません。

v(7) エンドポイントでは、このバージョンは保守レベル 4 を要求します。

4 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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v(8) Solaris 9 を稼働させているエンドポイントで Tivoli Monitoring エンジンを開始する前に、libucb.so.l ライブラリーがインストールされていることを確認してください。

v(9) AIX 5.3 ML1 を稼働させているエンドポイントで Tivoli Monitoring エンジンを開始する前に、AIX APAR IY70159 がインストールされていることを確認してください。インストールされていない場合、エンジンは、トレースを印刷しようとする際に、停止します。libDMXNtvtrace ライブラリーのロード中のエラーが原因です。

システム要件ハードウェア要件についての情報は、「IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド」のインストールに関する章に含まれています。

注: HP-UX を実行しているエンドポイントで、trace_dmxengine.log に「OutOfMemory (メモリー不足)」Java™ 例外が出力され、かつ、OutOfMemory

(メモリー不足) スタック・トレースが固有スレッド作成に関連したエラーを示している場合には、HP カーネルの max_thread_proc を増加させ、それに応じてその他のスレッド関連パラメーターも変更してください。この場合、HP のカーネル・スレッドの調整に関する推奨事項を順守してください。症状がjava.lang.OutOfMemory error の場合は、カーネル・パラメーター: maxdsiz、max_thread_proc、および nkthread が適切に設定されているかどうか確認してください。詳しくは、HP 資料を参照してください。

ソフトウェア要件Tivoli Monitoring のソフトウェア要件についての情報は、「IBM Tivoli Monitoring:

ユーザーズ・ガイド」のインストールに関する章に含まれています。ソフトウェア要件の完全で更新済みのリストについては、CD で提供されている README ファイルを参照してください。

Java Runtime Environment (jre) を必要とするエンドポイントでは、JRE 1.3.0 または 1.3.1 のインストールが必要です。一般的には、Tivoli Monitoring の製品 CD で入手できる JRE をインストールして使用することをお勧めします。詳しくは、「IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド」の『インストール』の章の『Java ランタイム環境のインストール』の節を参照してください。

Tivoli Monitoring 5.1.2 フィックスパック 4、JRE 1.3.1 SR8 または JRE 1.4.2 SR1a

からの開始を、AIX、Windows、z/Series、Power PC、および Linux-ix86 では推奨しています。

JRE 1.4.2 SR1a を、Solaris および HP では推奨しています。

JRE 1.3.1 SR8 for Linux (intel)、AIX、および Windows は、Tivoli Monitoring フィックスパック 5 と一緒に提供されています。

上記の JRE は、Tivoli Monitoring がサポートするレベルです。アプリケーションのモニターに使用する JRE についての詳細は、相当する資料を参照してください。

第 2 章 インストールとアップグレードについての注意事項 5

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アップグレードについての注意事項Tivoli Monitoring 5.1.1 から Tivoli Monitoring 5.1.2 へアップグレードするには、Tivoli Monitoring 5.1.1 フィックスパック 6 (5.1.1-ITM-FP06) をインストールする必要があります。

Tivoli Monitoring 5.1.2 フィックスパック 3 から開始すると、すべての製品レベルで AMX および AMY コンポーネントをインストールできます。フィックスパック3 およびそれ以降は、以前のフィックスパックすべての AMX および AMY コンポーネントを置き換えるからです。

Tivoli Monitoring 5.1.1 フィックスパック 6 には、Tivoli Monitoring 5.1.2 とまったく同じコード・レベルが含まれています。このフィックスパックにより、お客様はTivoli Monitoring 5.1.2 カスタマーとして登録されます。

Tivoli Monitoring 5.1.1 フィックスパック 6 をインストールするには、README ファイルに文書化された指示に従ってください。

Tivoli Monitoring 5.1.2 フィックスパック 3 およびそれ以降をインストールするには、UNIX の tar コマンドを使用して、フィックスパックを解凍してください。Winzip を使用して解凍しないでください。正常なインストールが行われない原因になる可能性があります。

6 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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第 3 章 ソフトウェアの制限と問題

この章では、この製品リリースのソフトウェア制限、問題とその対処方法、および修正された障害のリストを示します。

ソフトウェアの制限この節では、Tivoli Monitoring のこのリリースに関する制限を、エリアごとに編成して示します。

Tivoli Monitoring エンジンおよび一般機能v エンドポイント (Windows および UNIX) のプロファイル/リソース・モデルの状態は、エンジンの再始動後には保存されません。

v エンドポイントを Tivoli Monitoring 5.1.2 にアップグレードすると、エンドポイント上にある古いヒストリカル・データがすべて削除されます。エンドポイントにデータを保管できる最大時間は 24 時間のため、最悪の場合、古い Tivoli

Monitoring 5.1.1 エンジンにより過去 24 時間以内に収集されたデータがすべて失われることになります。

v Windows プラットフォームの Web ヘルス・コンソールにグラフィックスを表示するには、表示カラーの数を 256 またはそれ以上に設定する必要があります。

v JAVA ベースのプロバイダーを使用するリソース・モデルを稼動しているWindows エンドポイントをアンインストールしているとき、DMEndpointUninstall

タスクがタイムアウトになる場合があります (デフォルトのタイムアウト値は 60

秒)。このような状況では、Tivoli Desktop を使用して開くことができる「タスクの実行 (Execute Task)」ダイアログで、DMEndpointUninstall のタイムアウト値を60 秒から 300 秒に変更することを強くお勧めします。同様に、同じ状況でTivoli Desktop を使用してタスク DMEndpointRemoveFiles を起動する場合も、デフォルトのタイムアウト値を 60 秒から 300 秒に変更することをお勧めします。

v データ収集要求が実行依頼された後、エンドポイントの名前を変更した場合、その要求は、いったんキャンセルして、新しいエンドポイント名を使用して再度実行依頼する必要があります。

v Java 仮想マシンのストレージ・プールに 512 MB 未満が割り当てられているシステム上で、OS/400 エンドポイントが実行されると、エンドポイント・エンジンの起動時間が長くなる場合があります。

v ITM_DB データベースのテーブルを作成するのに使用される cr_itm_db.sh スクリプトは、DB2 が複数ノードを取り扱うように構成されている場合は作動しません。

v Tivoli Monitoring エンジンを開始する前に、Solaris 9 エンドポイントは、ライブラリー libucb.so.l のインストールを必要とします。

v Solaris プラットフォームで、Heartbeat の TCP スキャン機能を使用可能にするためには、必ず Network Cache Server デーモンを実行させておいてください。

v TMR から wdmcollect -l -m および wdmcollect -r -m コマンドを起動して、リモート管理対象ノードからデータをアップロードすることができます。しかし、

© Copyright IBM Corp. 1999, 2005 7

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TMR が UNIX または Linux で実行されており、管理対象ノードが Windows で実行されている場合 (または、その逆)、コマンドは作動しません。操作は正常に実行されたが、データはアップロードされていない、というメッセージが示されます。

Tivoli Enterprise Console サーバーv Tivoli Enterprise Console でイベントを検査しているとき (wtdumprl コマンドを使用している場合など)、イベントの解析に失敗し、「PARSING_FAILED~ 「行1: 値が INTEGER 型と一致しません。」(PARSING_FAILED~’Line 1: Value does

not match type INTEGER!’)」と表示される場合があります。

その場合は、Tivoli Monitoring Resource Model Builder を使用して、すべてのBAROC ファイルの再ビルドとエクスポートを行い、TEC ルール・ベースにインストールしてください。

v DMCreateRuleAndLoadBaroc タスクを実行するためには、IBM Tivoli Monitoring

を Tivoli Enterprise Console サーバーにインストールしておく必要があります。

v AIX 4.3.3 管理対象ノードの環境では、Heartbeat イベントが Tivoli の非セキュアEnterprise Console サーバーに送信されるように構成されているとき、wdmconfigコマンドの heartbeat.unsecure_tec_server 構成キーを、サーバーの IP アドレス(完全修飾名でなく) に設定しておく必要があります。

ETLv データを Tivoli Data Warehouse にロードするのに AMX を使用する場合、ログ・キー定義の処理にあたって、分離文字として「;」(セミコロン) も「=」(等号)

も使用しないでください。これらの文字を使用すると、問題の発生を招くことがあります。代わりに「,」(コンマ) を使用してください。

v Tivoli Monitoring 5.1.1 フィックスパック 6 を Tivoli Data Warehouse にインストールしているときに、AMY コンポーネントのインストールに失敗した場合は、以下の次善策を使用し、AMY コンポーネントを再インストールしてください。

Delete from twg.msmt where msmttyp_id in (select msmttyp_idfrom twg.msmttyp where MsmtTyp_Nm = ’ServerErroredOut’);

delete from twg.MGRPMBR where msmttyp_id in (select msmttyp_idfrom twg.msmttyp where MsmtTyp_Nm = ’ServerErroredOut’);

delete from twg.MSMTRUL where msmttyp_id in (select msmttyp_idfrom twg.msmttyp where MsmtTyp_Nm = ’ServerErroredOut’);

delete from twg.msmttyp where MsmtTyp_Nm = ’ServerErroredOut’;

v Tivoli Monitoring ウェアハウス使用可能パックで Tivoli Monitoring 5.1.1 フィックスパック 6 のインストールから開始すると、AMX と AMY のレベルの間にミスマッチが存在することになります。以下の表は、各フィックスパックの AMX

および AMY のレベルを要約しています。

表 1. ETL レベル

Tivoli Monitoring レベル AMX レベル AMY レベル

5.1.1 5.1.1 1.1.0

5.1.1 FP 5 5.1.1.500 1.1.0.500

8 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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表 1. ETL レベル (続き)

Tivoli Monitoring レベル AMX レベル AMY レベル

5.1.1 FP 6 (5.1.2) 5.1.1.600 1.1.0.600

5.1.2 FP 1 5.1.1.660 1.1.0.660

5.1.2 FP 2 5.1.1.670 1.1.0.670

5.1.2 FP 3 5.1.1.680 1.1.0.680

5.1.2 FP 4 5.1.1.690 1.1.0.690

5.1.2 FP 5 5.1.1.700 1.1.0.700

v Tivoli Data Warehouse 用のデータをログに記録するエンドポイントの名前を変更した場合、名前変更前に RIM データベースに記録されたデータ中には、古いエンドポイント・ラベルが保持されます。

v 時として、AMY を実行していると、最終ロールアップ・ステップが以下のエラー・メッセージ付きで失敗します。

AMY_m05_s040_Mart_Rollup".CDW8101E Select from rpi.ss_joincols failed with the following message:

Database Connection Information

Database server = DB2/NT 7.2.8SQL authorization ID = DB2ADMINLocal database alias = TWH_MDRC = 7356 RC2 = 8410

このエラーは、DB2 APAR JR19393 によって発生し、TWH_MD のIWH.Attributelink テーブルが空になる原因になります。そのために、ビューrpi.ss_joincols を取り込むことができず、結果として、コマンドが失敗します。これが発生した場合は、以下の次善策を使用してください。

1. TWH_MD に接続する。

2. テーブルが実際に空であることを検査して、以下のコマンドを起動する。

select * from IWH.Attributelink

3. IWH.Attributelink テーブルにレコードが存在しないことが確認できた場合、手動でそれを取り込む必要があります。

以下は、取り込む方法の例です。

DB2 insert into iwh.attributelink(iwhid,updated_by,update_ts,name,short_description,type,operatorexp,useandsep,orderno,operexp2) (select source_iwhid,’db2admin’,’2003-11-20-19.13.48.000000’, ’’,’’,’JOIN’,’’,1,0,’=’from iwh.relationship where relation_name=’StarSchema_TO_AttLnk’and source_iwhid not in (select iwhid from iwh.attributelink))

v Oracle データベースで 2 番目の AMX ステップの実行を試行しているときは、以下のエラー・メッセージを受け取ることができます。

DWC07356E An agent’s processing of a command of type "runUDP" failedfor edition "0" of step "AMX_c05_s010_Rim_Extract".CDWEX8087E A general SQL error occurred:SQL_ERROR: ’Fetch Src Data’ 2005.06.16 10:32:35.578sqlState = HY004,nativeErr = 0,errorMsg = [Oracle][ODBC]Invalid SQL data type <-25>.

第 3 章 ソフトウェアの制限と問題 9

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これが発生した場合、以下の次善策を使用することができます。 Oracle と一緒に出荷される ODBC ドライバーは使用しないでください。その代わりとして、Tivoli Data Warehouse for Oracle が提供するドライバーを使用してください。

リソース・モデルv DMXGroup および DMXUser CIM クラスのプロバイダーが変更され、グループ

ID とユーザー ID を、数値ではなくストリングとして戻すようになりました。その結果、このデータを使用するすべてのカスタム・リソース・モデルは、新しいDMXGroup_02 および DMXUser_02 クラスを使用する必要があります。対応するMOF およびプロバイダーの実装は、DMXSecurity リソース・モデル・ワークスペースにあります。

v DMXFileSystem CIM クラスのプロバイダーが変更され、数値を integer 型としてではなく、double 型として戻します。その結果、このデータを使用するすべてのカスタム・リソース・モデルは、新しい DMXFileSystem_11 クラスを使用する必要があります。対応する MOF およびプロバイダーの実装は、DMXFileSystem リソース・モデル・ワークスペースにあります。

v WebSphere Applicatoin サーバー 4 の Web ヘルス・コンソールでは、パラメーターにアンパーサンド (&) のあるリソース・モデルを実行中、リソース・モデルの結果が Web ヘルス・コンソールに正しく表示されないことがあります。これは、例えば、DMXPROCESS リソース・モデルを実行しているときに、そのプロパティーがアンパーサンドで分離されている場合に発生します。Web ヘルス・コンソールは、リソース・モデルの指標インスタンスを表示しません。リソース・モデルがイベントをトリガーする場合、Web ヘルス・コンソールは、正しく、リソース・モデル・ヘルスをゼロ (0) と表示しますが、失敗のインスタンスを検索すると、コンソールは、インスタンスが存在しないと表示します。これは、インスタンスが、アンパーサンドを使用して指定されたプロパティーに関連付けられており、正しく認識されないためです。

ソフトウェアの問題と対処方法この節では、Tivoli Monitoring のこのリリースにおける既知の問題について説明します。また、対処方法が確認されていて、それが適用できる場合は、推奨される対処方法も示しています。なお、ここにはリストされていない問題点が存在する場合もありますのでご注意ください。

Tivoli Monitoring のこのリリースに関して、現在判っている障害とその次善策には、次のことが含まれています。

1. CMVC 1172 および 1411 - Web ヘルス・コンソール: ブラウザーでグラフの表示を試行中、AIX で未定義の待機や、X サーバーを持たない Tivoli

Monitoring Web ヘルス・コンソール・サーバーのその他の UNIX プラットフォームでサーバー例外に遭遇することがあります。Tivoli Monitoring Web ヘルス・コンソール・サーバーには、グラフを生成することのできる X サーバーが必要です。

次善策 1: X サーバーまたは表示用ハードウェアのないサーバーでは、代わりに、X 仮想フレーム・バッファー (Xvfb)・サーバーを使用できます。サポートされる UNIX プラットフォームで Xvfb をインストールし、活動化する方法については、下記の説明で記述しています。

10 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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v RedHat Linux 2.1 (i386 上):

a.

– WebSphere Application Server 4 を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、Web ヘルス・コンソール CD を挿入してください。

– WebSphere Application Server 5.x を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、Tivoli Monitoring 5.1.1 CD を挿入してください。

b. 以下を起動して、CD をマウントしてください。

mount -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom

c. 以下を起動して、Xvfb をインストールしてください。

rpm -i /mnt/cdrom/support/Xvfb/RedHat72/XFree86-Xvfb-4.1.0-3.i386.rpm

d.

– WebSphere Application Server 4 を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、ファイル: /etc/rc.d/init.d/itmwasd を以下のように編集してください。Change: export XVFB_HOME=

to: export XVFB_HOME=/usr/X11R6/bin

– WebSphere Application Server 5.x を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、cdrom/ITMWHC/itmwasd ファイルを Tivoli Monitoring

フィックスパック 5 CD からローカル・ディレクトリーにコピーして、以下のように編集してください。Change: export XVFB_HOME= to: exportXVFB_HOME=/usr/X11R6/bin,

change: REPLACE_WAS_DIR to export WAS_DIR=WAS_DIR, and

change: REPLACE_HTTP_DIR to export HTTP_DIR=HTTP_DIR

e. 以下のようにサーバーを再始動します。

– WebSphere Application Server 4 を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、以下のコマンドを起動してください。

/etc/rc.d/init.d/itmwasd stop/etc/rc.d/init.d/itmwasd start

– WebSphere Application Server 5.x を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、以下のコマンドを起動してください。

completepath_itmwasd stop servernamecompletepath_itmwasd start servername

v AIX 5.1 および 5.2:

a. AIX インストール CD 3 を挿入する

b. 以下を起動して、CD をマウントしてください。

mount -v cdrfs -r /dev/cdextension /mnt/cdrom

c. 以下を起動して、Xvfb をインストールしてください。

installp -a -d/mnt/cdrom/usr/sys/inst.images/ X11.vfb

d.

第 3 章 ソフトウェアの制限と問題 11

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– WebSphere Application Server 4 を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、以下のファイル: /etc/rc.d/init.d/itmwasd を以下のように編集してください。Change: export XVFB_HOME= to: exportXVFB_HOME=/usr/bin/X11

– WebSphere Application Server 5.x を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、cdrom/ITMWHC/itmwasd ファイルを Tivoli Monitoring

フィックスパック 5 CD からローカル・ディレクトリーにコピーして、以下のように編集してください。Change: export XVFB_HOME=

to: export XVFB_HOME=/usr/bin/X11,

change: REPLACE_WAS_DIRto export WAS_DIR=WAS_DIR,

change: REPLACE_HTTP_DIRto export HTTP_DIR=HTTP_DIR

e. 以下のようにサーバーを再始動します。

– WebSphere Application Server 4 を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、以下のコマンドを起動してください。

/etc/rc.d/init.d/itmwasd stop/etc/rc.d/init.d/itmwasd start

– WebSphere Application Server 5.x を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、以下のコマンドを起動してください。

completepath_itmwasd stop servernamecompletepath_itmwasd start servername

v Solaris 2.8:

a.

– WebSphere Application Server 4 を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、Web ヘルス・コンソール CD を挿入してください。

– WebSphere Application Server 5.x を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、Tivoli Monitoring 5.1.1 CD を挿入してください。

b. 以下を起動して、CD をマウントしてください。

mount -F hsfs -o ro/dev/dsk/c0textension/mnt/cdrom

c. 以下を起動して、ディレクトリーを変更してください。cd /usr

d. 以下を起動して、Xvfb をインストールしてください。

gunzip -c /mnt/cdrom/support/Xvfb/Solaris/solarisxvfb.tar.gz| tar xf -

e.

– WebSphere Application Server 4 を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、以下のファイル: /etc/init.d/itmwasd を以下のように編集してください。Change: export XVFB_HOME=

to: export XVFB_HOME=/usr/XVFB

– WebSphere Application Server 5.x を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、cdrom/ITMWHC/itmwasd ファイルを Tivoli Monitoring フィックスパック 5 CD からローカル・ディレクトリーにコピーして、以下のように編集してください。

12 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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Change: export XVFB_HOME=to: export XVFB_HOME=/usr/XVFB,

change: REPLACE_WAS_DIRto export WAS_DIR=WAS_DIR, and

change: REPLACE_HTTP_DIRto export HTTP_DIR=HTTP_DIR

f. 以下のようにサーバーを再始動します。

– WebSphere Application Server 4 を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、以下のコマンドを起動してください。

/etc/rc.d/init.d/itmwasd stop/etc/rc.d/init.d/itmwasd start

– WebSphere Application Server 5.x を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、以下のコマンドを起動してください。

completepath_itmwasd stop servernamecompletepath_itmwasd start servername

v HP-UX 11.11:

a.

– WebSphere Application Server 4 を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、Web ヘルス・コンソール CD を挿入してください。

– WebSphere Application Server 5.x を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、Tivoli Monitoring 5.1.1 CD を挿入してください。

b. 以下を起動して、CD をマウントしてください。

mount -F cdfs -r /dev/dsk/c0textension /mnt/cdrom

注: いずれのパッチがインストールされているかによって、mount ではなく、pfs_mount を使用する必要があります。詳しくは、pfs_mount の「man ページ」を参照してください。

c. 以下を起動して、ディレクトリーを変更してください。cd /usr

d. 以下を起動して、Xvfb をインストールしてください。

gunzip -c/mnt/cdrom/support/Xvfb/HPUX11/hp11xvfb.tar.gz| tar xf -g

e.

– WebSphere Application Server 4 を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、以下のファイル: /sbin/init.d/itmwasd を以下のように編集してください。Change: export XVFB_HOME=

to: export XVFB_HOME=/usr/XVFB

– WebSphere Application Server 5.x を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、cdrom/ITMWHC/itmwasd ファイルを Tivoli Monitoring フィックスパック 5 CD からローカル・ディレクトリーにコピーして、以下のように編集してください。Change: export XVFB_HOME=

to: export XVFB_HOME=/usr/XVFB,

change: REPLACE_WAS_DIR

第 3 章 ソフトウェアの制限と問題 13

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to export WAS_DIR=WAS_DIR, and

change. REPLACE_HTTP_DIRto export HTTP_DIR=HTTP_DIR

f. 以下のようにサーバーを再始動します。

– WebSphere Application Server 4 を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、以下のコマンドを起動してください。

/sbin/init.d/itmwasd stop/sbin/init.d/itmwasd start

– WebSphere Application Server 5.x を基にした Web ヘルス・コンソールの場合には、以下のコマンドを起動してください。

completepath_itmwasd stop servernamecompletepath_itmwasd start servername

注意事項:

a. CD のマウントでは、/mnt/cdrom がデフォルトのマウント・ポイントであることを想定しています。これをご使用のローカル・マウント・ポイントに変更するか、または CD をマウントする前に、ディレクトリーを作成する必要がある場合があります。

b. 別のロケーションにインストールした場合には、XVFB_HOME のために別のパスを使用する必要がある場合があります。

次善策 2: Web ヘルス・コンソールを開始する前に、別のマシン上の X サーバーを指示する DISPLAY 変数を設定します。

a. X サーバーで、以下のようにして、Web ヘルス・コンソールを、稼働中のX Window システム・グラフィカル環境を持つマシンのアクセス・コントロール・リストに追加します。 [root@myhost]# xhost +itmhcserver

b. コンソール・マシンで、以下の stopServer.sh コマンドを実行して、WebSphere Application Server を停止します。

[root@itmconsole]# WAS_DIR/bin/stopServer.sh

c. コンソール・マシンで、以下のように、DISPLAY 変数を X サーバーに設定します。 DISPLAY=myhost; export DISPLAY

d. 以下の startServer.sh コマンドを実行して、WebSphere Application Server

を始動します。

[root@itmconsole]# WAS_DIR/bin/startServer.sh

2. CMVC 49542 - 名前を変更されたエンドポイントが Web ヘルス・コンソールに表示されないことがあります。

次善策: 次のことを行います。

a. 名前を変更する前に、Web ヘルス・コンソールのエンドポイント・リストからそのエンドポイントを除去します。

b. エンドポイント・エンジンを停止します。

c. 次のコマンドを実行します。

wep old_endpoint_label -s new_endpoint_label

d. エンドポイント・エンジンを再始動します。

e. 名前を変更されたエンドポイントを Web ヘルス・コンソールのエンドポイント・リストに追加します。

14 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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3. CMVC 49710 - 一部の Oracle 9.2 環境で、Tivoli Monitoring データベースの作成の自動化に使用される cr_itm_db.sh スクリプトが、次の Oracle エラーで失敗することがあります。

ORA-12536: TNS:operation would block

次善策: これは、Oracle ネットワーク・ライブラリー SQL Net 2 に関連させることができるランダム問題です。通常は cr_itm_db.sh の再実行だけで問題が解決されますが、どうしても自動化手順を正常に完了できない場合は、Tivoli

Monitoring データベースを手動で作成してください。手動作成するには、いずれかの Oracle クライアント (Sqlplus または SQL Worksheet) を使用して、SYSDBA 権限のある SYS ユーザーとしてログインしてから、cr_itm_db.sh スクリプトにより WarehouseCfg ディレクトリーに SQL スクリプト(cr_db.ora.sql) を作成してそれを実行します。

4. APAR IY60275 - 分散システム上の AMX のフレッシュ・インストールは、エラー・コード CDWIC5066E で失敗します。twh_ibm_db2_runlog.log は、SQL0647N エラーを表示します。この問題に対する 2 つの可能な次善策があります。

次善策 1:

a. 次のようにして、Warehouse Server および Warehouse Logger サービスを停止します。「スタート (Start)」-->「設定 (Settings)」-->「コントロール・パネル (Control Panel)」-->「管理ツール (Administrative Tools)」-->「サービス(Services)」

b. db2stop 強制を発行して、TWH_CDW をホスティングするシステム上のデータベース・インスタンスを停止します。

c. db2start を発行して、データベース・インスタンスを再始動します。

d. Warehouse Server および Warehouse Logger を再始動します。

e. インストールを再試行します。

次善策 2:

a. インストールの前に、amx_script.sh にある指示を実行する buf8k バッファー・プールを作成します (TWH_CDW にユーザー userid で passwd を使用して接続し、サイズ 500、ページ・サイズ 8 K のバッファー・プールbuf8k を作成します)。

b. TWH_CDW を定義したデータベース・インスタンスを停止して、開始します (TWH_CDW をホスティングするシステムで実行してください)。

c. インストールを先に進めます。

5. CMVC 51623 - 時として、Windows プラットフォームを稼働しているエンドポイントで、エンドポイント・データベースが破壊された状態になることがあります。

次善策:

a. Tivoli Monitoring エンジンを停止します。

b. LCF_DATDIR/LCFNEW/Tmw2k/db ディレクトリーにあるファイルTmw2kdb.mdb および Tmw2kdp.ldb を削除します。

c. Tivoli Monitoring エンジンを再始動します。

第 3 章 ソフトウェアの制限と問題 15

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6. APAR IY59210 (TMF 3.7 および 4.1 用) および APAR IY45239 (TMF 4.1.1

用) - jre.tar.gz ファイルが read-only 属性になっている場合、wdmdistrib はJRE をエンドポイントに配布することができず、wmdist -I 出力は、配布が中断されたことを表示します。問題をバイパスするには、書き込み許可を含むファイル属性に変更します。

7. 次のコマンド: wdel@ProfileManager で、プロファイル・マネージャーの除去を試行する場合、以下のエラーに遭遇することがあります。

FRW:CCMS:0245 Cannot remove profile manager ’act.dm.unix.daemon’because it still has original profiles

その場合、以下のようにして問題を解決してください。

a. プロファイル・マネージャーの下になおも存在する各プロファイルに対するサブスクライバーをすべて除去します。

b. 問題のあるプロファイル・マネージャーからすべてのプロファイルを削除します。

c. wchkdb を実行して、データベースを一掃します。

d. 以下のコマンドを実行して、プロファイル・マネージャーのデータベース属性を一掃します。

idlattr -ts <PM_OID> databasesimp_TMF_CCMS::ProfileOrganizer::database_list’{ 0 }’

注: PM_OID は、除去されるプロファイル・マネージャーのオブジェクトID です。

e. 以下のコマンドによってプロファイル・マネージャーをもう一度削除します。

wdel @ProfileManager:profilemgrname

8. CMVC 53151 - 取り込まれるデータを抽出する RIM ソースとして使用されるTivoli Monitoring データベースを変更する場合、Tivoli Data Warehouse がそれを検出し、データを取得できない場合があります。それが発生した場合、以下の次善策を使用してください。

insert into iwh.attributelink (iwhid,updated_by,update_ts,name,short_desciption,type,operatorexp,useandsep,orderno,operexp2)(select source_iwhid,’db2admin’,’2003-11-20-19.13.48.000000’,’’,’’,’JOIN’,’’,1,0,’=’ from iwh.relationship whererelation_name=’StarSchema_TO_AttLnk’ and source_iwhid not in(select iwhid from iwh.attributelink))

9. 時として、ITM_DB データベースのエンドポイント・テーブルに重複エントリーを検出することがあります。2 つのホスト名に関連付けられ、そのうちの 1

つが誤りである、同じエンドポイントを検出することがあります。この問題を解決するために、以下のスクリプトがフィックスパック 3 およびそれ以降と一緒にリリースされます。

v rm_ep_label.db2

v rm_ep_label.mssql

v rm_ep_label.syb

v rm_ep_label.inf

v rm_ep_label.ora

16 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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以下のパス: $BINDIR/TME/Tmw2k/WarehouseCfg/cleanup_db で、そのスクリプトを見つけることができます。これらのスクリプトを起動するには、itm_run_db_query.sh シェル・スクリプトを使用します。このシェルを使用して、ITM_DB データベースの専用照会としてカスタマイズした任意の sql スクリプト・ファイルをも実行することができます。以下のパス:

$BINDIR/TME/Tmw2k/WarehouseCfg/cleanup_db で、そのシェル・スクリプトを見つけることができます。

このスクリプトの使用法は、次のとおりです。

Usage: sh itm_db_run_query.sh query_fileNOTE: for DB2 the query_file must use $ as statement teminator character.

ここで、query_ file は、rdbms 拡張子なしの sql スクリプト rm_ep_label

か、または、rdbms 拡張子なしの任意のファイル名にすることができます。

以下は、Oracle RDBMS の ITM_DB による例です。

itm_db_run_query.sh rm_ep_label

Looking up TME 10 system information...

This script runs rm_ep_label script on ITM DB

THIS OPERATION COULD TAKE SEVERAL MINUTESDo you want to continue ? [yes/no]y

The RIM object within this TMR is configured to define thefollowing database:

Database Vendor: OracleDatabase Server ID: itmfpDatabase Home: /space/oracle/OraHome1Database ID: itm_dbDatabase User ID: oracle

If this is correct, enter ’Y’ to continue. Otherwise, check theconfiguration of the local RIM object or run this script fromthe RIM host within the TMR you wish to configure.

10. CMVC - 53235 IBM Tivoli Monitoring for Web Infrastructure WebSphere®

Application Server 5.1.2 on Framework 4.1.1 をインストールしている場合、OS/400 システムで起動された Tivoli Monitoring タスクによっては失敗するものがあり得ます。その理由は、IBM Tivoli Monitoring for Web Infrastructure

WebSphere Application Server が OS/400 の依存関係を変更するためです。そのため、GAWK を必要とする OS/400 での Tivoli Monitoring タスクは、GAWK

への正しいパスが検出できないので失敗します。この問題は、既に通知されており (defect 139936)、5.1.2-WAS-0002 で部分的に修正されています。失敗したタスクを実行するには、以下の次善策を使用してください。

a. 5.1.2-WAS-0002 暫定修正をインストールします (サポートにお問い合わせください)。

b. $BINDIR/../generic_unix/TME/WSAPPSVR/itmwas_tool_dep.sh を実行します。

11. CMVC 53490: 時として、AMX_c05_s030_Exception ステップを実行中に、コマンドが失敗し、以下のエラーが発生します。

第 3 章 ソフトウェアの制限と問題 17

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CDWEX8087E A general SQL error occurred: SQL_ERROR:sqlState = 57011, nativeErr = -964,errorMsg = [IBM][CLI Driver][DB2/6000]SQL0964C The transaction log for the database is full.SQLSTATE=57011

これは、トランザクション・ログがフルであるために発生することがあります。そのため、このエラーを受け取った場合、トランザクション・ログ・サイズを増やし (500 MB に)、AMX_c05_s030_Exception ステップをもう一度実行します。代替案として、ログ・ファイルの数を増やすことも可能です。ログ・ファイルのサイズ変更に関するガイドラインについては、DB2 資料を参照してください。

12. APAR IY69317: Solaris では、パラメーターなしで実行されるプロセスは、そのプロセスの完全修飾パスを含む、最大 80 文字を戻します。これは、名前のフィルター操作を制限します。この制限は、引数を含むプロセスには適用されません。Solaris では、ベース名・パラメーターが、プロセス名の先頭 15 文字になります。ps -e コマンドのみで、先頭 8 文字を表示するので、ps -ef コマンドでは適用できる残りの文字を決定する必要があります。

13. 時として、実行中のエンドポイントで wdmcmddistrib -upgrade を起動すると、リソース・モデルによっては失敗することがあります。このエラーの理由は、ILT クラスにおいて起こりうるミスマッチです。これが発生した場合、失敗したエンドポイントでエンジンを再始動してください。ミスマッチは解決されます。

14. エンドポイントのエンジンが実行しているときに、エンジンの更新ファイルのいずれかを除去すると、Heartbeat および Web ヘルス・コンソールは、エンドポイントが接続されていると表示しますが、そのエンドポイントがエンジンに接続することは不可能です。これは、Tivoli Monitoring フィックスパック 4 と一緒に実装された依存関係更新チェックのためです。これが発生する場合、Tivoli Monitoring エンジンを再始動して、この状態から回復してください。

15. Tivoli Monitoring フィックスパック 2 から開始して、Tivoli Monitoring と一緒に使用している、いずれかの監視用アプリケーションの使用可能性をロギングしたり、トレースしたりすることで問題が起こる場合は、Component Services

IF0005 パッチを参照してください。

16. cr_itm_db.sh utility スクリプトを使用して、新規の Tivoli Monitoring データベースを作成するとき、新規データベース・スキーマは更新されません。それを更新するには、up_itm_db.sh 更新スクリプトを起動します。Tivoli

Monitoring データベースの更新に関して詳しくは、製品と一緒に提供されるREADME ファイルを参照してください。

その他の考慮事項この節では、このリリースの Tivoli Monitoring に適用される特殊な考慮事項について説明します。

v Tivoli Data Warehouse 1.2 のフレッシュ環境に (Tivoli Enterprise Data Warehouse

1.1 からアップグレードされた環境ではなく) AMX および AMY ウェアハウス使用可能パックをインストールする予定の場合は、Tivoli Monitoring 5.1.2 で提供されているインストール・パッケージを (Tivoli Monitoring 5.1.1 で提供されたパッケージとフィックスパック 6 の代わりに) 使用してください。

18 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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Tivoli Monitoring 5.1.2 には、Tivoli Monitoring 5.1.1 およびフィックスパック 6

と同じ機能およびフィーチャーが含まれていますが、最新のサンプル・レポートだけが Crystal Enterprise ePortfolio に公開されます。

Tivoli Monitoring 5.1.2 インストール・パッケージを使用せずに、Tivoli

Monitoring 5.1.1 とフィックスパック 6 を使用する場合は、さらに 4 つの追加レポート (NET_STATS、UNIX_CPU_STATS、WIN_CPU_STATS、BUSIEST_SYS)

が Crystal Enterprise ePortfolio に公開されます。これらのレポートはもはや有効でなく、接頭部として「Operating System:」というラベルの付いた新しいレポートで置き換えられます。

v Tivoli Monitoring 5.1.2 フィックスパック 4 から開始して、初めて AMX ウェアハウス使用可能パックを実行する時は、以下のステップを実行して、パフォーマンスの低下を回避する必要があります。

DB2 コマンド・ウィンドウで、amx_c05_s20_parsing の実行後、かつamx_c05_s30_exception ステップの実行前に、以下のコマンドを起動する必要があります。

1. db2 connect to twh_cdw user <...> using <...>

2. db2 runstats on table amx.stage_metricsdata with distribution and

indexes all

3. db2 runstats on table amx.stage_inst_no_ex with distribution and

indexes all

4. db2 runstats on table amx.met_no_ex with distribution and indexes all

5. db2 runstats on table amx.stage_metrics with distribution and indexes

all

6. db2 terminate.

修正された APARTivoli Monitoring 5.1.2 では、以下の APAR が訂正されました (以降の製品フィックスパックにより訂正される APAR は、対応する README ファイルにリストされます)。

各問題の説明の前に APAR 番号を示します。

Tivoli Monitoring のこのリリースで修正された APAR には、次のものがあります。

1. IY44585: Tivoli Monitoring は、UID=1114 および GID=105 の *.jar および*.class ファイルを %LCF_DATDIR%/LCFNEW サブディレクトリーに作成します。

2. IY49647: IBM Tivoli Monitoring プロファイル内でのカスタム・スケジュールの設定。AS/400 では機能しません。スケジュールが正しく設定されても、プロファイルがスケジュールを起動しません。

3. IY48646: AS/400® ヒストリー・ログ RM が指標を送信していません。

4. IY48797: Windows プラットフォームでは、タスク構成に複数の E メール・アドレスが指定されている場合、Tivoli Monitoring 応答タスクが機能しません。

第 3 章 ソフトウェアの制限と問題 19

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5. IY48940: TaskLibrary 名の参照があいまいなため、いずれの Tivoli Monitoring

自動化タスク (dm_mn_send_email または dm_mn_send_notice) も相互接続された TMR で失敗します。

6. IY49151: コマンド wdmeng でリソース・モデル (RM) が再始動された場合、リソース・モデルのスケジューリングが正しく機能しません。

7. IY49366: wdmeditprf には、Tivoli Monitoring プロファイルの指標イベントの組み込みアクションの設定または編集のサポートがまったくありません。

8. IY49515: 中間層の tmnt_gtw プロセスで、そのトレース・ファイル(trace_gtw_eng#.log) へのトレースの書き込みが行われません。

9. IY49697: 124 文字より長いプロファイル名のプロファイルの配布が、AIX エンドポイントで失敗します。

10. IY49751: Tivoli Monitoring エンジンは、最初の TEC イベントを送信した後、60 秒ごとにアップコールの作成を開始します。

11. IY49976: イベントの一部として作成された環境変数が、異なるオペレーティング・システム間で矛盾します。

12. IY50143: wdmcollect は、FP03 および FP04 基本製品コンポーネントと一緒にも配布されます。

13. IY50205: DM (クラシック版) から作成されたリソース・モデルに渡されたNULL 環境変数が、NullPointerException の原因となります。

14. IY50340: Unix エンジン: プロファイルにロギングが使用可能の RM とロギングが使用不可の RM が含まれている場合のロギング論理が正しくありません。この場合、エンジンは、すべての RM がロギング使用可能としてプロファイルに属していると見なします。

15. IY50347: wdmmngcache -m all -l コマンドは、エンドポイントおよび HB の状況を、それらが割り当てられている管理対象ノード別にグループ化して示さなければなりませんが、管理対象ノード名のリストの最後にすべての管理対象ノードのすべてのエンドポイントおよび HB の状況を示すだけです。

16. IY50377: UNIX ネットワーク・インターフェース・リソース・モデルは、論理ネットワーク・インターフェースを正しく無視しませんでした。そのため、ログ・ファイル中のエラー・メッセージがわかりにくくなっていました。この問題は Solaris で発生します。

17. IY50415: M12JavaProvider は、ILT ファイルにインプリメントされたメソッドのためのメソッド呼び出しを正しく処理しません。

18. IY50454: Windows プラットフォーム用のタスク DMEndpointRemoveFiles がWindows 管理インスツルメンテーションの停止を実行しようとしたとき、このサービスに依存する他のサービスがあると、このサービスは停止されず、このサービスによりロードされた IBM Tivoli Monitoring ファイルの一部がエンドポイント上に残される場合があります。

19. IY50499: UNIX 上のカスタム・リソース・モデルは、perl を使用してスクリプトを作成しようとすると失敗します。

20. IY50811: AIX の場合、UNIX CPU リソース・モデルは他の UNIX プラットフォームと矛盾する方法でアイドル時間およびシステム時間を計算します。

21. IY50822: wdmcmdistrib は、エンドポイント・リストのエンドポイント名の後にブランク・スペースが続いていると、開始に失敗します。

20 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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22. IY50826: 一定の条件下では、-upgrade オプションを指定した wdmcmddistribコマンド行が正常に機能しません。エンジン停止、バイナリー更新、エンジン始動の操作が期待通りには正しく実行されません。

23. IY50827: wdmcmddistrib -upgrade の出力が配布の状況を正しく報告しません。

24. IY50843: -m を指定したコマンド wdmcmddistrib は、SPOKE TMR に属する管理対象ノードを指定して、HUB TMR で起動すると機能しません。

25. IY50953: Windows エンジンはトレース・ログ・レベルの設定が 0 より大きい場合に適切に動作を停止しますが、一定の条件下ではセマフォーがロックされたままになり、呼び出しスレッドを妨害する場合があります。エンジン自体も正しい振る舞いを停止することがあります (イベントはもはや TEC に送信されず、XML ファイルは作成されません)。

26. IY50959: Windows エンジンは、CLogger::NotifyModelWasStopped メソッドを呼び出すと、ロガー・コンポーネントから DrWatson エラーを受け取ることがあります。

27. IY51004: wdmdistrib は、リソース・モデルがマスター・プロファイルから削除されると、プロファイル・コピーを正しく更新しません。

28. IY51006: Tivoli Monitoring 5.1.1 FP05 のインストール後、相互接続されたTMR 環境 (両方向相互接続) において、Web ヘルス・コンソールは、リモートTMR 内のエンドポイントを管理できません。

29. IY51034: Tivoli Monitoring 5.1.1 Fix Pack 5 以後、wdmlseng 出力は、日本語システムでは翻訳されず、英語のままです。

30. IY51054: HP-UX では、UNIX プロセス・リソース・モデルの名前および引数フィルターが、64 文字以下のストリングに限定されます。また、ベース名フィルターも 15 文字に限定されます。これらの制限は除去されました。ただし、HP-UX 11.00 の場合は HP パッチ PHKL_26008 が必要です。

31. IY51081: 「ユーザーズ・ガイド」の記述と wdmconfig の振る舞いに矛盾があります。

32. IY51191: 別のゲートウェイへのエンドポイントのマイグレーション後、HEARTBEAT_EndpointMigrated が生成されません。

33. IY51260: UNIX プロセス・リソース・モデルの引数フィルターが長さ 250 文字に限定されていました。これは 4096 文字に変更されました。

34. IY51335: 現行ルール・ベースに基本 TEC ファイルまたは Tivoli Monitoring ファイル (WebSphere の DB2 用 Tivoli Monitoring など) 以外 の BAROC ファイルが含まれている場合、ルールの更新に使用するスクリプト dmae_tec_inst.sh

が完了しません。BAROC ファイルはすべて正しく削除されますが、それらのファイルの再インポートは失敗し、「BAROC ファイルをインポートできません (Unable to import baroc file)」というエラー・メッセージが出されます。

35. IY51374: Tivoli Monitoring FP05 以前は、Windows エンドポイントへの ODBC

ドライバーのインストールはオプションでした (詳細は 5.1.1 の「ユーザーズ・ガイド」にあります)。EP に ODBC をインストールしない場合のただ 1

つの副次的影響は、データ・ロギングに関する機能がないことだけでした。しかし、FP05 以後は、ODBC ドライバーが必須になっています。 Windows NT

4.0 には ODBC サポートがないため、ODBC は不要としてインストールしないお客様もいます。Tivoli Monitoring エンジンは機能しません。

第 3 章 ソフトウェアの制限と問題 21

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36. IY51401: 一定の条件下では、Windows エンジンにより誤った形式の XML ファイルが生成されます。

37. IY51517: スケジュールの終わりとして 24:00 を使用できません。

38. IY51572: 相互接続された TMRS 上の 5.1.1-Tivoli Monitoring-FP05 から init スクリプトを実行できません。 wdmrm コマンドは失敗し、「ネーム・レジストリーにエントリーを作成できません (Unable to create entries in the name

registry)」というエラー・メッセージが出されます。

39. IY51584: wdmeditprf -Schedule オプションが正しく機能しません。

40. IY51760: UNIX プロセス・リソース・モデルは、実行中のプロセスが 2000 を超えると ProcessKilledOrNotExisting 指標を生成していました。 2000 プロセスという制限は除去されました。

41. IY51761: Tivoli Monitoring 5.1 コマンド wdmdumpprf および wdmloadprfは、ロードと同じパッチ・レベルでダンプを取った場合にのみ、正常に機能します。

42. IY51843: ゲートウェイ間にファイアウォールを設けた環境でエンドポイント・マイグレーションを実行すると、大量の _get_label メソッドが「rwait」になります。

43. IY51859: Tivoli Monitoring 5.1.1 FP05 wdmeditprf のスケジュール変更の編集がデスクトップを通して正しく反映されません。

44. IY51879: DMEndpointUninstall コマンドが Tivoli Monitoring 以外の DLL も除去します。

45. IY51910: ゲートウェイ以外の管理対象ノードが原因で、WHC を使用したエンドポイントの表示に問題が発生することがあります。

46. IY52097: wdmdistrib -o delete オプションが (Tivoli MonitoringUnsubscribe ポリシー・メソッド・スクリプトに見られるように) アプリケーション固有のサブスクライバーに対して機能しません。

47. IY52098: Tivoli MonitoringUnsubscribe の検証ポリシー・スクリプトのプロファイル・マネージャー名を保管する変数で引用符がないため、スペースを含むプロファイル・マネージャー名で問題が発生します。

48. IY52224: AIX において、特定のユーザー ID のログイン回数がしきい値を超えない場合にも、UNIX セキュリティー・リソース・モデルが「HighLoggingNumber」指標を送信することがありました。

49. IY52235: コンピューター上に存在しないユーザー名またはグループ名がフィルターに含まれている場合、UNIX プロセス・リソース・モデルは「強制終了されたプロセス」の指標を送信しません。

50. IY52262: ハートビートが HA 環境で正常性の判別に正しくない IP アドレスを使用します。

51. IY52296: 組み込みタスク「レジストリー・キー Shares を削除する」が機能せず、レジストリー内のエントリーが実際には削除されません。

52. IY52500: サブスクライブした DataLess-ProfileManager のあるプロファイル・マネージャーで 5.1.1-Tivoli Monitoring-FP05 の Tivoli MonitoringUnsubscribe 検証ポリシーを使用した場合、ローカル・コピーの削除が失敗します。

22 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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53. IY52573: sar コマンドで CPU 完全ビジーが示されても、UNIX CPU リソース・モデルは LowIdleCpuUsage 指標を発生させません。この問題は HP-UX で発生しました。

54. IY52584: 「ユーザーズ・ガイド」のトラブルシューティングに、案分欠落のエラーに関する説明を追加する必要があります。

55. IY52687: HP-UX において、UNIX プロセス・リソース・モデルがプロセス・データの収集に失敗することがありました。この問題は、大容量のメモリー(ギガバイト級) を搭載している 64 ビット・マシンで発生しました。

56. IY52706: wdmconfig -m MN -D trace.filename=filename が「不明のプロパティー (unknown property)」を戻します。

57. IY52925: リソース・モデルでロギングが使用可能でないとき、Tmw2k ログに次のエラーが示されます。「DBManager 1004: XML ファイルの除去中に障害。ウェアハウス・データの検索中にエラーが発生しました。エンドポイント上にはウェアハウス・データ・ロギングが使用可能なリソース・モデルはありません (DBManager 1004 Something failed, removing XML file. An error has

occurred retrieving warehouse data Warehouse data logging is not enabled on any

of the resource models on the endpoint)」。

58. IY52968- IY52430: UNIX EP 上で数日間 Tivoli Monitoring_engine を実行した後、「ランダム」ポートから EP listen ポートへの CLOSE_WAIT セッションが多数存在します。

59. IY52999: DMXProcess リソース・モデルにおいて、プロバイダーが長ストリングを戻そうとすると、そのストリングが壊れます。

60. IY53037: パッチ 5.1.1-ITM-0090LA の適用後に、UNIX 上のカスタム・リソース・モデルが失敗することがあります。

61. IY53142: HP-UX において、UNIX プロセス・リソース・モデルがProcessHighCPU 指標を送信しません。

62. IY53395: HP-UX において、UNIX ファイル・システム・リソース・モデルがwdmlseng コマンドに応答して「エラー (Error)」の状況を報告します。トレース・ログには、サポートされたファイル・システム名のリストをリソース・モデルが取得しようとしたときに NullPointerException が発生したことが示されます。

63. IY53365: UNIX エンドポイント上で依存関係にあるクラス・ファイルを含むカスタム・リソース・モデルをダウンロードすると、ファイル・サイズが変更されます。

64. IY53409: Tivoli Monitoring 5.1.1 フィックスパック 5 によって、wdmeditprfが無用なエラー・メッセージ「AMW0252E 引き数が欠落 (AMW0252E missing

argument)」を生成し、その後に使用法のページが続く、ということを引き起こされます。FP05 以前には、次の構文を使用すると正しい出力が生成されました。

wdmeditprf -P <tmw2kprofile> -print <resource model> -Tec

FP05 をインストールした後で同じ構文を使用すると、有効な TEC 設定出力に続いてエラー・メッセージ「AMW0252E 引き数が欠落 (AMW0252E missing

argument)」が生成されます。

第 3 章 ソフトウェアの制限と問題 23

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65. IY53418: Windows XP エンドポイント上にタスク DMLinkJre を使用して Java

ランタイム環境 1.4 をインストールすると、タスクは正常に完了しますが、レジストリー項目 JreType がクライアントにではなく間違ってサーバーに設定されます。

66. IY53611: wdmcollect -m managednode -e endpoint_name -s time-interval が失敗し、次のエラーが表示されます。

exception generated:The endpoint endpoint_name is not valid

Note: 注: エンドポイントの除去中に epcache が破壊されることがあり、それがこの問題の根本原因です。

67. IY54070: データ収集プログラムが Oracle 9.2 では機能しません。

68. IY54335: fqhostname - CorrelatedEvent を使用すると、「ストリングでない(<not a string>)」というメッセージがでます。「ストリングでない (<not a

string>)」というメッセージは、TMW_CorrelatedEvents またはカスタム RM のfqhostname tec イベント・スロットに表示されます。

69. IY52958: RIM ハンドラーは、エンドポイントにフィックスパック 5.1.1-Tivoli

Monitoring-FP05 が適用される前に作成された XML ファイルをロードできません。この条件下では tmnt_rimh_eng プロセスのコア・ダンプが可能です。

70. IY53183、IY51401: Tivoli Monitoring でデータ・ロギングを使用すると、TDW

データ収集により、インスタンス・テーブルに欠落している IID へキー付けされたエンドポイントで、ローカルに保管されたメトリック・データが抽出されます。

71. IY46180: UNIX システム上で TEDW CDW コンポーネントとリモート・エージェントを使用して AMX を実行するときの AMX SQL ファイル名の大文字小文字が正しくありません。

72. IY49091: AMY ウェアハウス使用可能パック用のデータウェアハウス・センター GUI で AMY_m15_s040_fact ステップを実行すると、次のエラーの原因となることがあります。

「CDW8087E: IBM CLI Driver DB2/NT SQL0803N INSERT ステートメントまたは UPDATE ステートメントの中の 1 つ以上の値が正しくありません、または DELETE ステートメントによる外部キー更新が正しくありません、基本キー、固有の制約、または 1 で識別された固有索引によりテーブル「AMY.F_CPU_HOUR」が列に対して重複行ができるのを制約しているためです。SQLSTATE=23505 (CDW8087E:IBM CLI Driver DB2/NT SQL0803N One

or more values in the INSERT statement, UPDATE statement, or foreign key

update caused by a DELETE statement are not valid because the primary key,

unique constraint or unique index identified by ″1″ constrains table

″AMY.F_CPU_HOUR″ from having duplicate rows for those columns.

SQLSTATE=23505)」

73. IY51291: AMX が RIM データベース・ソースから何も取り出しません。この問題は、 AMX シェル・スクリプトの先頭で入手すべき twh_run.sh が呼び出されなかったことが原因です。そのため、perl が検出されず、rim_extract.sh スクリプト内で呼び出されません。その結果、amx_c05_s020_rim_extract スクリプトが不完全となり、実行されてもデータが抽出されませんでした。

74. IY53012: AMX_c05_s040_Comp_Msmt.db2 SQL スクリプトが宣言する一時テーブル stage_AMY_PROCESS_AMY_PROCNM の Attr_val 列のサイズが小さすぎ

24 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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ます。 (AMX.Stage_instkey_no_ex の Property_val) から選択される列の幅は254 バイトであり、挿入される列の幅は 120 バイトにすぎません。このステップを実行すると、次のエラーが発生します。

CDW8087E (22001) : (Err:-433) IBM CLI Driver DB2/6000 SQL0433N

Value "<character string greater than120 bytes>" is too long SQLSTATE=22001

第 3 章 ソフトウェアの制限と問題 25

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第 4 章 ドキュメンテーションについての注意事項

新規情報この節では、締め切りに間に合わずに、ライブラリー資料に含めることができなかった情報を文書化しています。

Web ヘルス・コンソールについてTivoli Monitoring 5.1.2 フィックスパックから開始すると、WebSphere Application

Server 5.0 を基にした Web ヘルス・コンソールは、以下のプラットフォームでサポートされます。

v Linux RH 2.1

v AIX 5.1 および 5.2

v Windows 2000 および 2003

v Solaris 2.8

v HP 11.11i

注: Tivoli Monitoring 5.1.2 フィックスパックから開始すると、WebSphere

Application Server 5.0 を基にした Web ヘルス・コンソールは、EAR フォーマットの Web アプリケーションとしてリリースされます。

リソース・モデルについて以下の情報では、リソース・モデルおよびその関連機能について説明しています。

UNIX 処理リソース・モデルDMXProcess リソース・モデルの ILT インターフェースは、IBM Tivoli Monitoring

5.1.2 フィックスパック 1 で変更されています。カスタム・リソース・モデルのDMXProcess ILT をご使用の場合には、「Init」関数に以下の行を追加することができます。

Svc.AssociateParameterToClass("cpuThr","DMXProcess");

Svc.AssociateParameterToClass("processes","DMXProcess");

ここで、「processes」は、モニターするプロセスのリストに関わるストリング・パラメーターで、「cpuThr」は、単一プロセスで使用する CPU の比率のしきい値として使用される数値パラメーターです。

ILT は、「processes」リストにあるか、または「cpuThr」しきい値を越える、すべてのプロセスからデータを戻します。「processes」パラメーターを指定しないと、ILT

はすべてのプロセスからデータを戻します。プロセスをフィルターに掛けるしきい値としてリソース・モデルに設定したしきい値を使用するために、「Init」関数に以下の行を追加することができます。

thresHighCPUUsed = Svc.GetThreshold("HighCPUUsed");

Svc.DefineNumParameter("cpuThr", thresHighCPUUsed);

© Copyright IBM Corp. 1999, 2005 27

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例えば、DMXProcess リソース・モデルの RMB ワークスペースを参照してください。

Tivoli Monitoring の関数についてこの節では、Tivoli Monitoring の関数の改善と変更について説明します。

フィックスパック 4 によって、ハートビート・パフォーマンスは改良されました。エンドポイントで収集されたデータのリフレッシュ時間は、大幅に削減されました。

ハートビートの処理方法に影響を及ぼす変更点以下の節では、ハートビート・プロセッサーに実装された様々な変更点を文書化しています。これは、新規機能の要約です。

v ゲートウェイでの障害を検出する機能: ゲートウェイがダウンしている場合、エンドポイント状況は「GatewayDown」となり、「Heartbeat_EndpointGatewayDown」イベントは、ハートビートによって Tivoli

Enterprise Console サーバーに送られます。

v ゲートウェイとエンドポイントとの間の Point-to-Point TCP 接続を開いて、エンドポイントの可用性を検出する可能性。この機能は、エンドポイントが応答していない場合、あるいは Tivoli 環境で到達できなかった場合に有益です。詳しくは、heartbeat.tcp_ports_to_scan 構成キーを参照してください。

v ハートビートがエンドポイントをモニターするポーリング・メカニズムでの遅延を検出する機能。遅延が検出された場合、「Heartbeat_EndpointStatusNotUpdated」イベントが送られ、エンドポイント状況は「NotUpdated」に設定され、TCP 接続テストが活動化されることがあります。この機能は、heartbeat.check_delays 構成キーによってデプロイされています。

v ハートビートによって送られたイベントの重大度をカスタマイズする可能性。詳しくは、対応する構成キーを参照してください。

v イベントを生成する問題が続いている間の長さの、各ハートビート間隔におけるイベントの重大度を増加させるメカニズムを活動化する可能性。このメカニズムがアクティブになると、イベントの重大度に適用される任意のカスタマイズをオーバーライドします。詳しくは、heartbeat.severity_incremental_step 構成キーを参照してください。

v ブロードキャストまたはフェイルオーバーどちらかのモードで、複数のセキュアおよび非セキュアの Tivoli Enterprise Console サーバーにイベントを送る機能、およびサーバーが 1 つも使用可能でない場合にイベントをイベントをキャッシュに入れる機能。これは、Event Integration Facility (EIF) ライブラリーを使用することで達成されます。詳しくは、対応する構成キーを参照してください。

v Tivoli Enterprise Console サーバーにイベントを送って、リカバリー処置を実行するのにハートビートが使用するスレッドの数を変更する可能性。詳しくは、heartbeat.max_threads 構成キーを参照してください。

v wdmmngcache は、ここで、エンドポイント状況に関する詳細情報をも報告します。

v Windows エンドポイントの応答時間が改良されています。

28 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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v ハートビート非セキュア TEC イベント定義のキー値ペアは、変更されました。過去においては、非セキュア TEC サーバーを定義する構文は、以下のとおりでした。

heartbeat.unsecure_tec_server#1 = ip_address,port

現在は、ip_address とポート番号との間のコンマ (,) は、プラス (+) 置き換えられています。以下のように変更になりました。

heartbeat.unsecure_tec_server#1 = ip_address+port

古い構文は、このフィックスパックでなおサポートされていますが、分離文字としてのコンマ (,) の使用は推奨されないと、述べるメッセージが Heartbeat Trace

にあり、プラス (+) を分離文字として使用するようにと提案されています。

新規構成キー: wdmconfig コマンドを使用するハートビート機能用に、いくつかの新規構成キーを設定することができます。その新規キーは以下のとおりです。

heartbeat.check_delays「Heartbeat_EndpointStatusNotUpdated」イベントを送る機能を使用不可にしようとする場合、これを false に設定します。デフォルト値は true です。

heartbeat.endpoint_addressエンドポイントのアドレスを定義します。以下の値を当てることができます。

Dns これがデフォルト値です。これは IP アドレスであり、gethostbyname から取られます。

Cache これはエンドポイント・キャッシュに保管された IP アドレスです。エンドポイントでローカルに構成された IP アドレスです。

Both デフォルトの DNS を使用するよう試行しますが、失敗すると、キャッシュに保管された IP アドレスを使用します。

heartbeat.engine_alive_event_severity「Hearbeat_DMAgentAlive」イベントの重大度を定義します。可能な値は、harmless、warning、critical、または fatal です。デフォルト値は harmless です。

heartbeat.engine_down_event_severity「Hearbeat_DMAgentDown」イベントの重大度を定義します。可能な値は、harmless、warning、critical、または fatal です。デフォルト値は critical です。

heartbeat.engine_restarted_event_severity「Hearbeat_DMAgentRestarted」イベントの重大度を定義します。可能な値は、harmless、warning、critical、または fatal です。デフォルト値は warning

です。

heartbeat.ep_migrated_event_severity「Heartbeat_EndpointMigrated」イベントの重大度を定義します。可能な値は、harmless、warning、critical、または fatal です。デフォルト値は warning

です。

第 4 章 ドキュメンテーションについての注意事項 29

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heartbeat.ep_not_updated_event_severity「Heartbeat_EndpointStatusNotUpdated」イベントの重大度を定義します。可能な値は、harmless、warning、critical、または fatal です。デフォルト値はwarning です。

heartbeat.ep_unreachable_event_severity「Heartbeat_EndpointUnreachable」イベントの重大度を定義します。可能な値は、harmless、warning、critical、または fatal です。デフォルト値は critical

です。

heartbeat.gateway_down_event_severity「Heartbeat_EndpointGatewayDown」イベントの重大度を定義します。可能な値は、harmless、warning、critical、または fatal です。デフォルト値はwarning です。

heartbeat.hboff_event_severity「Heartbeat_Off」イベントの重大度を定義します。可能な値は、harmless、warning、critical、または fatal です。デフォルト値は harmless です。

heartbeat.max_threadsTivoli Enterprise Console サーバーにイベントを送って、リカバリー処置を実行するのにハートビートが使用するスレッドの数を指定します。その値は、ハートビートが稼働している管理対象ノードのワークロードによって調整することが可能です。重要な係数は、エンドポイントの数、エンドポイントが状況を変更する頻度、状況が変更になったとき実行されるアクション(イベント、通知 ..) です。このキーのデフォルト値は 10 です。10 から100 までの間の値がすべての環境にとって妥当なものとなるはずです。

heartbeat.rms_in_error_event_severity「Heartbeat_ResourceModelsInError」イベントの重大度を定義します。可能な値は、harmless、warning、critical、または fatal です。デフォルト値はcritical です。

heartbeat.severity_incremental_step次のイベントの場合:

v 「Heartbeat_EndpointUnreachable」

v 「Heartbeat_EndpointGatewayDown」

v 「Heartbeat_EndpointStatusNotUpdated」

モニター・サイクルの数を定義し、それに従ってイベントの重大度がインクリメントされます。このキーが設定されるとき、重大度の初期値は常に「warning」です。このキーのデフォルト値は 0 で、この値が設定されると、メカニズムは使用不可です。

heartbeat.tec_fail_overTivoli-secure Enterprise Console サーバーの設定 (heartbeat.tec_server#n キーを使用して定義した) を、フェイルオーバー・モードで動作させようとする場合、これを true に設定してください。サーバーがイベントを受け取るのに失敗する場合、そのイベントは次の使用可能なサーバーに経路指定されます (n 値によって設定された順序による)。使用可能なサーバーが存在しません。イベントは、adapter.working.dir キーで定義したディレクトリーにあ

30 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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る tec¥cache¥servername.dat ファイルにキャッシュされます。heartbeat.tec_fail_over のデフォルト値は false です。

heartbeat.tcp_ports_to_scanTivoli 環境での通信障害の場合に、このキーは、ゲートウェイと、検出するエンドポイント (エンドポイントが動作中であれば) の間の TCP 接続を開くために、ハートビートによってチェックできる TCP ポートのセットを定義します。そのポートは「オープン」でなければならず、サービス (またはデーモン) がそれに対して「listen 中」でなければなりません。ポート番号は、コンマで分離されます。デフォルトでは、このキーに値がありません。TCP 接続テストの結果は、Heartbeat_Event クラスの tcp_status スロットで報告されます。パフォーマンス上の理由として、あまり多くのポートを定義すべきではありません。数を少なくしてください (2 つまたは 3 つの既知でオープンなポート)。ファイアウォールがゲートウェイとエンドポイントの間に存在する場合、ファイアウォール上のポートがオープンであることを確認してください。

heartbeat.tec_server#n

heartbeat.send_events_to_tec を true に設定している場合、ここに、ハートビート・イベントを受け取る Tivoli-secure Enterprise Console サーバーの名前を入力してください。複数のサーバーを定義することが可能です。整数 n

によって、フェイルオーバーでの動作中にサーバーに接続できる順番を定義することができます。

heartbeat.unsecure_tec_fail_overTivoli 非セキュア Enterprise Console サーバーの設定(heartbeat.unsecure_tec_server#n キーを使用して定義した) を、フェイルオーバー・モードで動作させようとする場合、これを true に設定してください。サーバーがイベントを受け取るのに失敗する場合、そのイベントは次の使用可能なサーバーに経路指定されます (n 値によって設定された順序による)。使用可能なサーバーが存在しません。イベントは、adapter.working.dirキーで定義したディレクトリーにある tec¥cache¥servername.dat ファイルにキャッシュされます。 heartbeat.unsecure_tec_fail_over のデフォルト値はfalse です。

heartbeat.unsecure_tec_serverheartbeat.send_events_to_tec to true に設定している場合、ここに、ハートビート・イベントを受け取る Tivoli 非セキュア Enterprise Console サーバーの IP サーバー名 (IP アドレスまたは完全修飾名) および IP ポートを入力してください。IP サーバー名と IP ポートを分離するには、プラス記号(+) を使用してください。複数の非セキュア・サーバーにイベントを送るようにする場合、heartbeat.unsecure_tec_server#n キーを使用してください。

heartbeat.unsecure_tec_server#n

heartbeat.send_events_to_tec を true に設定している場合、ここに、ハートビート・イベントを受け取る Tivoli 非セキュア Enterprise Console サーバーの名前を入力してください。複数のサーバーを定義できます。整数 n によって、フェイルオーバーでの動作中にサーバーに接続できる順番を定義することができます。

注: Event Integration Facility (EIF) ライブラリーは、セキュアおよび非セキュアなTivoli Enterprise Console サーバーにハートビート・イベントを送るのに使用さ

第 4 章 ドキュメンテーションについての注意事項 31

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れます。構成ファイル (adapter.working.dir キーによって定義されたディレクトリーの tec¥conf ディレクトリーにある servername.conf) は、各 Tivoli

Enterprise Console サーバーそれぞれに対して存在します。この構成ファイルの項目を変更することはできません。

ハートビート・イベントを送ることについて (ブロードキャスト・モードとフェイルオーバー・モード): 複数の Tivoli Enterprise Console サーバーがハートビート構成ファイルで定義されている場合、デフォルトの振る舞いとして、ハートビートはすべてのサーバーにイベントを送ります (ブロードキャスト・モード)。そこで、以下のような例になります。

v 2 つのサーバー (server1 と server2) の両方がアクティブの場合: イベントは両方のサーバーに送られます。

v 2 つのサーバー (server1 と server2) があり、そのうちの 1 つ (server2) がダウンしている場合: イベントは server1 に送られ、tec¥cache¥server2.dat ファイル(adapter.working.dir キー によって定義されたディレクトリーにある) にキャッシュされます。

v 2 つのサーバー (server1 と server2) の両方がダウンしている場合: イベントは両方のキャッシュ・ファイル (tec¥cache¥server1.dat と tec¥cache¥server2.dat)

にキャッシュされます。

heartbeat.tec_fail_over 構成キーを true に設定することによって、フェイルオーバー・モードを使用可能にすることができます。そのようにすると、イベントは第 1

のアクティブ・サーバーにのみ送られます。その例は、次のようになります。

v 2 つのサーバー (server1 と server2) の両方がアクティブの場合: イベントは第 1

のサーバー (server1) に送られます。

v 2 つのサーバー (server1 と server2) があり、そのうちの 1 つ (server1) がダウンしている場合: イベントは server2 にのみ送られます。

v 2 つのサーバー (server1 と server2) の両方がダウンしている場合: server1 のキャッシュ・ファイル (tec¥cache¥server1.dat) にキャッシュされます。

新規ハートビート・イベント: 以下の新規イベントは、ハートビート機能によってTivoli Enterprise Console に送られます。

v 「Heartbeat_EndpointGatewayDown」(ゲートウェイが正しく動作していないときに送られる)

v 「Heartbeat_EndpointStatusNotUpdated」(要求マネージャーが最新の情報を送信中でないときに送られる)

注: Heartbeat_EndpointStatusNotUpdated イベントは、ハートビートが指定された頻度によってエンドポイントをモニターできないときに生成されます。この条件の下で、heartbeat.tcp_ports_to_scan キーが構成されると、TCP 接続テストが、エンドポイント状況を判別するために活動化されます。

ハートビート頻度は、wdmheartbeat コマンドを使用することによって、または間接的に、要求マネージャーが使用するスレッドの数を wdmconfig で増加することによって変更することができます。

以下のイベントは新規ではありませんが、文書化されなかったものです。

32 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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v 「Heartbeat_DMAgentRestarted」(エージェントが再始動されているときに送られる)

Heartbeat_Event クラスの新規スロット: 新規スロットが Heartbeat_Event クラスで定義されています。

スロット スロットの説明 スロットの値

interp イベントが発生するエンドポイントのオペレーティング・システム・プラットフォーム

なし

tcp_status TCP 接続テストの結果 なし

wdmmngcache に対する変更: エンドポイント・ラベル、およびキャッシュ内のエンドポイントのハートビートと Tivoli Business Systems の状況の提供に加えて、wdmmngcache の -v 引数は、最後の状況変更の時刻、以前の状況、最後に正常にダウンコールしたタイム・スタンプ、および TCP 接続テストの結果をも報告するようになりました。

-v 引数は、 -l 引数を付けて使用しなければなりません。

IBM Tivoli License Manager の使用可能化IBM Tivoli Monitoring 5.1.2 FP02 から開始すると、Tivoli Monitoring は Tivoli

License Manager と連動することができるようになり、それによって後者は、Tivoli

Monitoring およびそのアプリケーションのインストールと使用を検出することができます。

新規コマンド (wdmlsitlm) によって、「IBM Tivoli Monitoring for ...」アプリケーションがエンドポイントで使用中、または関連のライセンスが存在する場合の情報提供を入手することができます。

第 4 章 ドキュメンテーションについての注意事項 33

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wdmlsitlm: エンドポイントで使用中のすべてのリソース・モデルおよび対応するアプリケーションのリストを提供します。加えて、出力は、関連したライセンスが存在する場合に、それを示します。

使用法: wdmlsitlm -e endpoint [ -CC chargeable_component | -rm resource_model ]

目的: wdmlsitlm コマンドは、どのリソース・モデルおよび対応するアプリケーション (変更可能なコンポーネント) がエンドポイントで使用中であるか、また、そのアプリケーションを使用するためのライセンスが存在するかどうかを通知します。出力は、以下の情報を提供します。

v 使用中のリソース・モデル

v 対応するプロファイルの名前

v 対応するアプリケーション (変更可能なコンポーネント)

v ライセンスのアベイラビリティー

v ライセンス状況

パラメーター:

-e endpoint

情報が提供されるべきエンドポイントの名前を指定します。

-CC chargeable_component

指定された変更可能なコンポーネントに使用中のリソース・モデルのリストを提供し、関連のライセンスが存在するかどうかを通知します。

-rm resource_model

指定されたリソース・モデルに関連付けられた変更可能コンポーネントのリストを提供し、ライセンスが存在するかどうかを通知します。

許可: super、senior、admin。または user の役割が必要です。

例:

1. 以下の例では、エンドポイント MyEndpoint で使用中のすべてのリソース・モデル、対応する変更可能コンポーネント、および関連のライセンスが存在するかどうか、のリストを提供します。

wdmlsitlm -e MyEndpoint

2. 以下の例では、どの変更可能コンポーネントがリソース・モデルMyResourceModel に関連付けられているか、また、ライセンスが存在するかどうかを通知します。

wdmlsitlm -e MyEndpoint-rm MyResourceModel

34 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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データ収集の構成フィックスパック 4 から開始すると、データベースに即時に書き込むことなしに、エンドポイントからデータを収集することができます。データ収集とデータ書き込みのステップは分離されました。これは、何らかの理由で、データベースを切断する必要がある場合に、なお続けてデータ収集を実行できるということを意味します。したがって、データ・コレクターを構成することのみが必要で、収集データのITM_DB への自動アップロードは使用不可になります。データは、エンドポイント・データベース (XML ファイル) で収集され、wdmcollect -e endpoint_name -s

1 [-m managednode] を起動するときに、-m オプションを付けて指定した管理対象ノード上の $DBDIR/dmml/tedw/endpoint_name にある ZIP ファイルに保管されます。

そこで、以下のコマンド使用法で示されているように、wdmcollect コマンドの -lオプションを使用して、後で、ZIP ファイルに保管されたデータをアップロードすることができます。

wdmcollect -e {endpoint_name | @endpoints_file} -l [-m managednode]

データ・コレクターを構成するには、以下の新規の key-value ペアが、wdmconfigコマンドに追加されている必要があります。

datacollector.insert_data収集したデータをデータベースにロードしないで、管理対象ノードにロードする場合には、これを「false」に設定してください。パラメーターのデフォルト値は true です。デフォルトのままにする場合、datacollector.enable_table_loader パラメーターを設定して、meticsdata をどこに保管するかを決めることができます (36 ページの対応するオプションを参照してください)。

datacollector.is_masterデフォルト値は true です。「true」に設定すると、データ・コレクターで、制御テーブルを更新し、この更新に必要な時間、データベースをロックすることができるようになります。Tivoli 管理リージョンでは、このパラメーターは、1 つを除く、すべてのデータ・コレクターに対して false に設定される必要があり、マスター・データ・コレクターは、データ収集のために構成された、少なくとも 1 つのエンドポイントを持つ必要があります。

データベースの更新後、データ・コレクターは一時的にデータベースをロックし、データベースに書き込まれた最後のレコードを制御テーブルに挿入します。AMX

は、制御テーブルを検査し、このレコードを使用して、最後の AMX 読み取りと最後のデータ・コレクター書き込みとの間に書き込まれたデータのみを、データベースから検索します。複数のデータ・コレクターを持つ環境では、それらのうちの 1

つにのみ、データベースをロックし、制御テーブルに書き込む許可を持たせるように構成する必要があります。そうでないと、このプロセスは適切に動作しません。

テーブル・ローダーの使用法Tivoli Monitoring フィックスパック 5 から開始すると、データ・コレクターを使用可能にして、メトリック・データをデータベースに書き込む代わりに、ファイルにダウンロードすることができます。データ・コレクターは、エンドポイントが提供する XML ごとにダンプ・ファイルを作成します。その後、テーブル・ローダー・

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プログラム (例えば、SQL Loader または DB2 インポートなど) を使用して、ダンプ・ファイルのデータをデータベースにアップロードすることができます。

ファイルに書き込むデータ・コレクターを構成するには、wdmconfig -D コマンドを使用し、以下のパラメーターを変更して、その構成を変更します。

datacollector.enable_table_loaderデフォルト値は false です。このパラメーターを true に設定すると、データ・コレクターは、metricsdata をデータベースに挿入する代わりに、それをファイルにダンプします。このパラメーターの構成は、data

collector.insert_data が「true」に設定された場合に構成されるのみで、そうでない場合は無視されます。metricsdata をファイルに送るには、データ・コレクターは、以下のように動作します。

1. XML ファイルをディレクトリー $DBDIR/dmml/tedw/$EP/table_loader/

に移動します。 ディレクトリーの内容は、次のとおりです。

v $FILENAME.xml

v $FILENAME.xml.md.itmdmp

2. metricsdata テーブルを以下のファイルにダンプします。$FILENAME.xml.md.itmdmp

ダンプ・ファイルのフォーマットは、分離文字によって分離されたフィールドのリストです。wdmconfig -D コマンドのパラメーターを以下のように構成して、分離文字を指定することができます。

datacollector.field_separatorデフォルト値はコンマです。しかし、好む分離文字を設定することができますが、提供されるものは、使用しているテーブル・ローダーに準拠したものでなければならず、システムが小数点として使用している記号であってはなりません。分離文字は、以下の例で示すように、単一引用符 (’) で囲んで指定する必要があります。

wdmconfig -D datacollector=’;’

この機能が使用可能になると、測定データは、各 XML ごとに 1 ファイル、ダンプ・ファイルに書き込まれます。その後、データをデータベースに手動でロードする必要があります。このプロセスの利点とテーブル・ローダーのキャパシティーを最適化するには、いくつかのダンプ・ファイルを収集して、それらを合わせてデータベースにロードします。それらを一つ一つロードすると、パフォーマンスに影響を与えます。例えば次のようにして、カスタム・スクリプトを作成することによって、これを行うことも可能です。

#!/bin/shfind . -type f -name ’ITM511_WH@*’ |while read file ;do if [ -f "$file.md.itmdmp" ] ;then cat "$file.md.itmdmp" >> metricsdata.dump ;echo $file >> metricsdata.list ;fi ;done;

DB2 データベースにデータをアップロードする: ダンプ・ファイルの内容を DB2

データベースにアップロードするには、以下のコマンドを起動します。

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D:¥work>db2 import from metricsdata.dump of del insert intodb2.metricsdata(metricvalue,timekey,eid,mid,iid)

ここで、metricsdata.dump は、別々のダンプ・ファイルすべての内容を含む単一ファイルです。

Oracle データベースにデータをアップロードする: ダンプ・ファイルの内容をOracle データベースにアップロードするには、必要とするオプションを付けてカスタマイズして、以下のコマンドを起動します (詳しくは、Oracle 資料を参照してください)。

sqlldr control=metricsdata.sqlldr.ctl data=metricsdata.dump

以下は、SQL ローダーを使用する場合の、制御ファイルの構造化方法の例です。

LOAD DATAINFILE ’metricsdata.dump’BADFILE ’bad_metricsdata.dump’DISCARDFILE ’discard_metricsdata.dump’APPENDINTO TABLE METRICSDATAFIELDS TERMINATED by ’,’TRAILING NULLCOLS

(METRICVALUE float EXTERNAL NULLIF (METRICVALUE=BLANKS), TIMEKEY INTEGER EXTERNAL NULLIF (TIMEKEY=BLANKS), EID INTEGER EXTERNAL NULLIF (EID=BLANKS), MID INTEGER EXTERNAL NULLIF (MID=BLANKS), IID INTEGER EXTERNAL NULLIF (IID=BLANKS))

データをデータベースにロード後、プロセスが正常に完了したことを確認し、table_loader ディレクトリーにあるファイルを手動で削除してください。以下は、これを行うのに使用できる簡単なスクリプトです。

#!/bin/shcat metricsdata.list | while read file;do rm $file $file.md.itmdmp;done

リソース・モデルの応答性の改善以下のうちの 1 つを使用して、エンジンの状況、および配布されたリソース・モデルの状況をモニターすることができます。

wdmlsengエンジンで実行しているすべてのリソース・モデルの詳細記述 (状況と正常性) 付きのテキスト・ストリームを戻します。

ハートビートエンジンの状況、およびそのエンジンが含むリソース・モデルの状況のトラックを保持するプロセス。

Web ヘルス・コンソールwdmlseng コマンドと同じ情報を表示しますが、Web ベースの GUI で表示します。

リソース・モデルの新しい状態は、データ収集に対する時間指示を提供するために導入されました。

第 4 章 ドキュメンテーションについての注意事項 37

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Delaying(T)この状態は、リソース・モデルが「遅延中」であることを意味します。「T」はその「遅延」であり、秒数で示されます。

リソース・モデルが、指定された許容度期間を超えて最新情報を提供しない場合、wdmlseng および Web ヘルス・コンソールの出力は、遅延しているリソース・モデルの名前、および遅延の秒数を表示します。また、ハートビート・プロセスは、リソース・モデルがエラーであることを表示し、遅延の秒数を指定します。この新しい状況は、リソース・モデルが実行中でないことを、必然的に意味するわけではありませんが、その操作を完了するのに予想される以上の時間がかかることのみ意味します。

許容度期間を設定できますが、それを超えると、リソース・モデルが「遅延中」であると考えられます。この値を構成するには、以下のエンジン構成ファイルのパラメーターを編集します (詳しくは、 39ページの『wdmepconfig』 を参照してください)。

DelayToleranceリソース・モデル状態を 実行中 から 遅延中 に変更する前に、エンジンが許容する最大秒数を計算するのに使用される係数。デフォルト値は 5 です。ここで指定する値は、以下の数式を使用する 10 進数でなければならず、後でサイクル・タイムと結合されます。

Maximum Delay= CycleTime + (DelayTolerance x CycleTime)

その例は、次のようになります。

v DelayTolerance set to 0: エンジンは遅延を許容しません。

v DelayTolerance set to 0.5: エンジンは 50% のサイクル・タイムの増加を許容します。

v DelayTolerance set to 1.5: エンジンは 150% のサイクル・タイムの増加を許容します。

v DelayTolerance set to 5: エンジンは 500% のサイクル・タイムの増加を許容します。

38 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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wdmepconfigこの新規コマンドは、Tivoli Monitoring エンジンの構成パラメーターを更新するのに使用可能です。指定する値を設定、またはデフォルトを再設定して、構成キーのいずれかの値を検索または変更します。新規の値は、エンジンのリブート後に有効になります。このコマンドは、1 つ以上の指定されたエンドポイントで作動します。

使用法: wdmepconfig [-e {endpoint_name |@endpoint_list_file}] {-D key=value [-D

key=value]...| -G key | -R key}

パラメーター:

-D key=value

更新される 1 つ以上の構成キー、および各キーが取るべき新規の値を識別します。少なくとも 1 つのキーと値のペアが指定されなければなりません。等号文字 (=) の前後にブランクを使用してはいけません。ブランクを使用する必要がある場合は、引用符でキーと値のペアを囲みます。以下のパラメーターのみ変更できます。

DelayToleranceリソース・モデル状態を 実行中 から 遅延中 に変更する前に、エンジンが許容する最大秒数を計算するのに使用される係数。デフォルト値は5 です。ここで指定する値は、以下の数式を使用する 10 進数でなければならず、後でサイクル・タイムと結合されます。

Maximum Delay= CycleTime + (DelayTolerance x CycleTime)

その例は、次のようになります。

v DelayTolerance set to 0: エンジンは遅延を許容しません。

v DelayTolerance set to 0.5: エンジンは 50% 増加されたサイクル・タイムを許容します。

v DelayTolerance set to 1.5: エンジンは 150% 増加されたサイクル・タイムを許容します。

v DelayTolerance set to 5: エンジンは 500% 増加されたサイクル・タイムを許容します。

java_INITIALHEAPSIZEUNIX プラットフォームでのみサポートされます。Tivoli Monitoring

Java プロセスのヒープ・メモリーの初期サイズです。デフォルト値は32 MB です。絶対的に必要でないならば、デフォルト値を変更しないでください。このパラメーターをあまり高く設定したり、あまり低く設定したりすると、Tivoli Monitoring プロセスが適切に動作するのを妨げられる可能性があります。ヒープ・メモリー・サイズを変更する場合、変更を有効にするためにエンジンを再始動する必要があります。

java_MAXHEAPSIZEUNIX プラットフォームでのみサポートされます。Tivoli Monitoring

Java プロセスのヒープ・メモリーの最大サイズです。デフォルト値は256 MB です。絶対的に必要でないならば、デフォルト値を変更しないでください。このパラメーターをあまり高く設定したり、あまり低く設定したりすると、Tivoli Monitoring プロセスが適切に動作するのを妨げ

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られる可能性があります。ヒープ・メモリー・サイズを変更する場合、変更を有効にするためにエンジンを再始動する必要があります。

EnumInstWMITimeOutWindows プラットフォームでのみサポートされます。この時間の期間の後、データ収集要求は WMI サービス満了に送られます。ミリ秒で示されます。デフォルト値は 600000 です。絶対的に必要でないならば、デフォルト値を変更しないでください。

-e {endpoint |@endpoint_list_file

指定された構成キーの値を変更しようとする、エンドポイント、またはエンドポイントのリスト (ファイルの行ごとに 1 つの名前が書いてある) を含むファイルの名前を指定します。@ 記号は、その後にファイル名がくることを示します。

-G key

構成キーを識別します。引数は、キーのグループのキーまたはパターンです。ワイルドカード文字 (*) がパターンでは受け入れられます。ワイルドカードを使用して、指定されたエンドポイントの構成キーをすべて表示します。

-R key

指定されたキーのデフォルト値を再設定します。引数は、キーでなければなりません。

許可: 「super」または「senior」の役割を必要とします。

例:

1. 以下の例では、dmhp3_hp10 エンドポイントの DelayTolerance キーを 1 に設定します。これは、このリソース・モデルのサイクル・タイムが 50 秒であると想定し、次の数式に従って、100 秒を超える時間エンジンに最新データが提供されない場合に、リソース・モデルが遅延中であることを意味します。

Maximum Delay= CycleTime + (DelayTolerance x CycleTime)

wdmepconfig -e dmhp3_hp10 -D DelayTolerance=1

2. 以下の例では、dmhp3_hp11 エンドポイントの DelayTolerance キーをデフォルト値に再設定します。

wdmepconfig -e dmhp3_hp11 -R DelayTolerance

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エンドポイントのログおよびトレースに対する変更エンドポイントのログおよびトレースの、最大およびデフォルトのファイル・サイズは、次のようにして変更されます。

v Windows エンドポイントでは、デフォルトのファイル・サイズは 500 KB ですが、最大ファイル・サイズは 100 MB です。

v UNIX エンドポイントでは、デフォルトのファイル・サイズは 5000 KB ですが、最大ファイル・サイズは 500 MB です。

AMY およびスタースキーマに対する変更AMY メモリー・スタースキーマは変更されました。AMY.D_CONFIG ディメンション・テーブルは、物理メモリーに関する情報を持つように追加されました。データは、新規カテゴリー TotalPhysicalMemorySize の下にある TMW_Memory リソース・モデルによって収集されます。この変更は、AMY と一緒に提供されるITM_OS_TEDW.pdf に文書化されています。

ドキュメンテーションの問題点と訂正この節では、Tivoli Monitoring のこのリリースに関する既知のドキュメンテーション不良を文書化します。ドキュメンテーションの問題ごとに改訂された情報は、次のとおりです。

1. Tivoli Decision Support for Server Performance Prediction: Release Notes の 15

ページの『Remove the TDS Configuration Database Structure』セクションのステップ 3 は、次のように修正する必要があります。

注: Tivoli Monitoring 5.1 以降、TDS 構成コンポーネントは階層データ収集コンポーネントと呼ばれるようになりました。

この手順を実行することの必要なデータベース・サーバーまたはクライアントに TDS 構成がインストールされていない 場合、そのサーバーまたはクライアントのオペレーティング・システムに応じて、次のことを実行する必要があります。

v UNIX: TDS 構成のインストールされているシステム (例えば Tivoli サーバー) の $BINDIR/Tmw2k/TDS/rdbcfg ディレクトリーを、データベース・サーバーまたはクライアントの NFS マウントとしてマウントし、そのディレクトリー内から 15 ページのステップ 2 の手順 (rm_rollup_db.sh スクリプトに適用される) を実行します。

v Windows: Tivoli がインストールされているシステムに対して、以下に示すステップを実行します (または、下記のファイル rm_db.<database_extension>

の内容をカット・アンド・ペーストし、データベースの SQL セッションからそれを使用します)。

a. $BINDIR/TME/Tmw2k/TDS/rdbcfg ディレクトリーの以下のファイルを、TDS 構成のインストールされているシステムにコピーします。

– rm_rollup_db.sh

– rm_db.<database_extension>

database_extension は、データベースのベンダーに応じて次のいずれかです。

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- Db2: DB2®

- Inf: Informix®

- Mssql: Microsoft®-SQL 6.x

- Mssql7: Microsoft-SQL 7.0

- Ora: Oracle

- Syb: Sybase

b. rm_rollup_db.sh スクリプトを実行して、データベース構造を削除します。

2. Tivoli Decision Support for Server Performance Prediction: Release Notes の 4

ページの『Supported Databases』セクションで、次のように情報を変更する必要があります。

v 現在では、DB2 バージョン 6.1 ではなく DB2 バージョン 7.2 がサポートされるようになりました。

v 現在では、Oracle バージョン 8.0.5 ではなく Oracle バージョン 8.1.6 がサポートされるようになりました。

3. Tivoli Decision Support for Server Performance Prediction: Release Notes の 17

ページと 18 ページの 『Normal Running』セクションで、次のように情報を変更する必要があります。

v 2 番目の黒丸で、「毎日 1:30 a.m. に (Each day, at 1:30 a.m.)」という箇所を「毎日 1:00 a.m. に (Each day, at 1:00 a.m.)」に変更する必要があります。

v 3 番目の黒丸で、「2:30 a.m. に 2 番目のジョブが実行される (At 2:30 a.m.,

a second job is run)」という箇所を「2:00 a.m. に 2 番目のジョブが実行される (At 2:00 a.m., a second job is run)」に変更する必要があります。

4. Tivoli Decision Support for Server Performance Prediction: Release Notes の 5

ページの『Install the TDS Configuration Component』セクションで、次の変更が適用されます。

v 「インストール・オプション (Install Options)」ダイアログ (および画面キャプチャー) には、「データベース・ユーザー・パスワード (Database User

Password)」フィールドは含まれません。

v 「インストール・オプション (Install Options)」ダイアログ (および画面キャプチャー) には、「データベース ID (Database ID)」フィールドのデフォルト値 dm_db が表示されます。

v データベース・ユーザー・パスワードについての情報 (『表 1 - TDS 構成インストール・オプション』内) は、テーブルから抽出し、『注』として記述する必要があります。

v 黒丸番号 4 で、表 1 の前の 番号なしの最初の 黒丸が次のように変更されています。

– RDBMS サーバーまたはクライアントが Tivoli Management Region サーバー上にインストールされている場合は、表 1 に示されているようにフィールドに値を入力し、「設定 (Set)」をクリックします。インストール・オプションの値を入力しないで「設定 (Set)」をクリックした場合は、(DB2 の) デフォルト・パラメーターを使用して Rim オブジェクトが作成されます。

42 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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v 黒丸番号 4 で、表 1 の直後の 番号なしの 2 番目の 黒丸が次のように変更されています。

– RDBMS サーバーおよびクライアントがどちらも Tivoli Management

Region サーバー上にインストールされていない場合は、すべてのフィールドを空のままにし、「閉じる (Close)」をクリックし、56 ページの『シェル・スクリプトを使用した RIM オブジェクトの作成 (Creating the RIM

Object Using a Shell Script)』の説明に従って Rim オブジェクトをセットアップする必要があります。

v 黒丸番号 4 で、番号なしの 3 番目の 黒丸を次のように追加する必要があります。

– すべてのフィールドをブランクのままにし、「閉じる (Close)」をクリックした場合は、Rim オブジェクトが作成されません。

5. Tivoli Decision Support for Server Performance Prediction: Release Notes の 9

ページの『Chapter 2. Installation and Customization』にある『Step 4. Creating

the Tivoli DM Database』セクションで、2 番目の黒丸の末尾に、次の新しいパラグラフが追加されます。

cr_db.db2 SQL スクリプトを実行するには、次のコマンドを使用します。

db2 -vf cr_db.db2.sql

6. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 197 ページの『第 8 章 コマンド』の『コマンドからの戻りコード』セクションで、次の変更が表 16 に適用されます。

v シンボリック・コード EX_CLI_USAGE_RC は、戻りコード -1 にのみ関連付けられます。

v メッセージ AMW0175E、AMW0176E、および AMW0177E は、次の新規シンボリック・コードに関連付けられます。

シンボリック・コード メッセージ ID

EX_TASK_MISSING_EVENT_NAME AMW0175E

EX_TASK_MISSING_LIB_NAME AMW0176E

EX_TASK_MISSING_NAME AMW0177E

7. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の HTML バージョンには、『第2 章 インストール』の『サポートされるプラットフォーム』セクションで、不完全な表が含まれています。正しい表は、この「リリース情報」で文書化されており、詳しくは、 3ページの『サポートされるプラットフォーム』 を参照してください。

8. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 30 ページの『第 2 章 インストール』の表 8 の「ソフトウェア要件」で、Tivoli Data Warehouse との統合の前提条件を定義する行は、次の必須ソフトウェアについて述べるように変更されます。

Tivoli Enterprise Data Warehouse 1.1 フィックスパック 3 (ならびに最新の使用可能なパッチ)、またはそれ以降のバージョンが使用可能でなければなりません。

第 4 章 ドキュメンテーションについての注意事項 43

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9. IBM Tivoli Monitoring: Problem Determination Guide の 29 ページの 『Chapter

2. Built-in serviceability』の『Serviceability tasks』セクションで、次の追加ファイルが DMCollectMNLog タスクによって UNIX および Windows プラットフォームで収集されます。

$DBDIR/TMP/mn_time_info.log

10. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 86 ページの『第 4 章 ハートビート機能』の『ハートビートのインストールと構成』セクションで、構成キー heartbeat.send_events_to_notice の説明が次のように改訂されています。

heartbeat.send_events_to_noticeハートビート・イベントを Tivoli Monitoring 通知グループに送らない場合、これを false に設定してください。そうでないと、デフォルト値の true のままになります。

11. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 188 ページの『第 8 章 コマンド』のコマンド wdmrm で、-add オプションの説明が次のように変更されています。

-add 指定された resource_model_tarfile のリソース・モデルを Tivoli サーバーに追加します。リソース・モデルが既に存在する場合、新規バージョンでそれを置き換えるには、次のようにする必要があります。

v エンドポイント・エンジンを停止して、プロファイルを再配布します。

v または、コマンド wdmcmddistrib を -upgrade オプションを付けて実行します。

12. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 130 および 188 ページの『第8 章 コマンド』で、コマンド wdmrm が、説明されているようには、管理対象ノードおよびゲートウェイから発行できず、Tivoli 管理リージョン・サーバー (TMR) からのみ発行できます。

13. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 151 ページの『第 8 章 コマンド』のコマンド wdmdistrib で、オプション -r の説明が次のようになりました。

-r JRE がターゲット・サブスクライバーにおいて置き換えられる必要があることを指示します (また、除去された既存の JRE へのリンクも)。このオプションは、-J オプションと結合して使用される場合にのみ有効です。 -r が使用されないとき、JRE は、既にインストールされたり、リンクされたりした JRE を持っていないサブスクライバーにのみ配布されます。

14. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 142 ページの『第 8 章 コマンド』のコマンド wdmconfig で、datacollector.db_purge_interval は 10 から 60

日までの間と述べていますが、そうではありません。代わりに、2 から 60 までです。

15. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 142 ページの『第 8 章 コマンド』のコマンド wdmconfig で、datacollector.delay パラメーターは 10 から 60

分までの間と述べていますが、そうではありません。代わりに、2 から 60 までです。

44 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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16. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 143 ページの『第 8 章 コマンド』のコマンド wdmconfig で、datacollector.sleep_time パラメーターは、2 回の連続データ・アップロード要求間の時間間隔 (分単位) が、10 から 60 分までの範囲にすることができ、デフォルトは 10 分である、と述べています。代わりに、その値は 1 から 60 までの範囲にすることができ、デフォルトは 1

分です。

17. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 143 ページの『第 8 章 コマンド』のコマンド wdmconfig で、以下の新規キー - 値 のペアが追加されて、データベースへの接続を使用可能にしたり、使用不可にしたりすることができるようになりました。

datacollector.insert_data収集したデータをデータベースにロードしない場合には、これを「false」に設定してください。デフォルトは true です。

18. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 140 ページの『第 8 章 コマンド』で、コマンド wdmcollect に、次の新規オプションが追加されました。

wdmcollect --e {endpoint_name | @endpoints_file} -l [ -m managednode]

-l オプションを使用して、エンドポイントから直接データを収集して、それをTivoli Monitoring RIM データベースに保管することができます。このオプションによって、より素速くデータを検索できます。要求マネージャーをバイパスして、データ要求をキューイングなしに即時に処理するからです。

19. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 161 ページの『第 8 章 コマンド』で、コマンド wdmeditprf が、次のように変更になりました。

既存のプロファイルを変更しようとする場合、スケジュール・オプションの値として、always (または Always) を指定することができます。そのようにする場合、定義されたルールは無視され、プロファイル・スケジュールは「always」に設定されます。

20. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド 174 ページの『第 8 章 コマンド』のコマンド wdmheartbeat で、オプション -t の説明が次のようになりました。

-t このオプションは、定義された管理対象ノードおよびゲートウェイに即時の効果をもたらし、ハートビートを停止します。このコマンドが効果をもたらすには、ハートビートは実行中である必要があります。このオプションを使用すると、ハートビートは停止し、ハートビート・プロセスは終了します。

21. IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド の 26 ページの『第 2 章 インストール』の表 8 で、UNIX または Linux を実行しているエンドポイントの行に、次の新規情報が組み込まれている必要があります。

「RedHat Ent Linux 3.0 または Linux SuSE SLES-8 を実行するエンドポイントには、JRE 1.3.1 SR7 が必要です。IBM Software Support Web サイトからダウンロードすることができます。」

22. IBM Tivoli Monitoring: Problem Determination Guide の 48 ページの 『Chapter

3. Problem resolution』の表 4 『Problems and their workarounds』の最下部で、次の問題を追加する必要があります。

第 4 章 ドキュメンテーションについての注意事項 45

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問題: Tivoli Monitoring エンジンは、RedHat Enterprise Linux 3.0 AS 64bit

pSeries® を実行しているエンドポイントに、プロファイルが配布されている場合には開始しません。

次善策: エンドポイントに compat-libstdc++-7.3-2.95.4.4m rpm パッケージをインストールします。

23. APAR IY63470 - IBM Tivoli Resource Model Builder: User’s Guide 122 ページの 『Appendix B. Service object method library』で、GetShellStdOut メソッドの説明は、そのメソッドが spawn されたプロセスの完全な標準出力を取得するのに使用されている、と述べています。代わりに、標準出力の最初の 4 KB のみ戻されます。これに対する理由は、大きなサイズのファイルを読み取るオーバーヘッドによって起こる、CPU およびメモリーのパフォーマンス低下からエンジンを守るためです。しかし、通常、リソース・モデルは、スクリプトまたはプロバイダーから戻される、サイズを小さくした出力 (例えば、戻りコード)

を管理することを企図されています。4 KB より大きな出力を管理する必要がある場合、出力が別々の 4 KB 部分にセグメント化されているように、リソース・モデルで指定する必要があります。

24. IBM Tivoli Resource Model Builder: User’s Guide の 129 ページの 『Appendix

B. Service object method library』の DefineClassAsync で、このメソッドの説明に、次の情報が欠如しています。

このクラスを使用する新規リソース・モデルを作成後、リソース・モデルを適切に動作させるには、次の例で示すように、SetDefaultConfiguration のRepeatCount フィールドを手動で追加する必要があります。

Svc.DefineClass ("CIM", "Win32_NTLogEvent","root¥¥cimv2:Win32_NTLogEvent", "WHERE(Logfile=¥"Application¥" ANDEventCode=¥"1221¥")","RepeatCount,RecordNumber,EventCode,EventIdentifier","Logfile,Message,TimeWritten", "None", "", 0, -1);

46 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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第 5 章 国際化対応についての注意事項

ここでは、Tivoli Monitoring の国際バージョンに特有の要件、注意事項、問題、障害、および修正について説明します。

ソフトウェアの制限以下の制限があります。

v Tivoli Monitoring Workbench を日本語環境でデバッグ用に使用する場合、フォントの設定を変更する必要があります。デフォルトのフォントは MS Sans Serif

(SBCS フォント) に設定されています。デバッグ・フォルダー・プロパティーに含まれている情報を読むためには、それを DBCS フォントに設定する必要があります。

v Windows 環境では、プロファイル名またはポリシー名に DBCS 文字を使用しないように強くお勧めします。たとえば、プロファイル名に DBCS 文字を使用し、そのプロファイルを配布する場合、その配布は正常に完了します。しかし、DMCollect MnLog 保守性タスクを使用してログ・ファイルを収集する場合、そのプロファイルのログ・ファイルは収集されません。

言語サポートの使用可能化ローカリゼーションは、Tivoli Monitoring 5.1.1 フィックスパック 6 からサポートされています。以下の手順は、README ファイルでのみ文書化され、この「リリース情報」に追加されました。

Tivoli デスクトップから言語サポートを適用するには、以下のステップを実行します。

1. 「デスクトップ」メニューから、「インストール」 -> 「製品のインストール」を選択して、「製品のインストール」ダイアログを表示します。

2. 「メディアの選択」をクリックして、「ファイル・ブラウザー」ダイアログを開きます。

3. 「パス名」フィールドで、フィックスパックのあるディレクトリーへのパスを入力します。

4. 「メディアの設定 & クローズ」をクリックして、「製品のインストール」ダイアログに戻ります。

製品インストール・リストには、インストールされる言語サポート・コンポーネント (IBM Tivoli Monitoring バージョン 5.1.1 フィックスパック 6 - 言語サポート)

の名前が含まれます。

5. IBM Tivoli Monitoring バージョン 5.1.1 - 言語サポートを選択します。

6. リストからインストールする言語を選択します。

7. 言語サポートをインストールする管理対象ノードを選択します。

8. 「インストール」をクリックします。

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各コンポーネントは、次のように、コマンド wpatch によるコマンド行を使用して、インストールできます。

winstall -c <CDROM-PATH> -i AMW_<LOCALE>.IND [NODE1 NODE2 ...]

ここで、NODE1 NODE2 ... は、言語サポートがインストールされる管理対象ノードです。

管理対象ノードが指定されない場合、言語サポートは、TMR の管理対象ノードすべてにインストールされます。

Web ヘルス・コンソール・ファイルの更新

注: この機能は、Websphere Application Server 4 でのみサポートされます。Web ヘルス・コンソール・ファイルを更新するには、以下のようにして、手動でコピーします。

Web ヘルス・コンソールをホストするターゲット・コンピューターの、次のディレクトリーに、カタログ・ファイルの HCONSOLE ディレクトリーの内容をコピーします。

v INSTALL_DIR\installedApps\dm.ear\dm.war\WEB-INF\classes\com\tivoli\

DmForNt\resources

v INSTALL_DIR は、製品がインストールされるディレクトリーです。

注: UNIX システムの場合は、上記のパス名で「\」の代わりに「/」を使用します。

リソース・モデル・ファイルを更新または再配布するには、追加しようとするリソース・モデルの bash シェルで、次のコマンドを発行します。

wdmrm -addcat resource_model_files

代替案として、次のように行うことによって、Web ヘルス・コンソール・ファイルを更新することができます。

IBM Tivoli Monitoring Language Support CD (/WHC サブディレクトリー) から、次の提供されたバッチ・ファイルの 1 つを実行します。

v LPinstall.bat

v LPinstall.sh

これによって、既存の Web ヘルス・コンソール・サーバーで必須の IBM Tivoli

Monitoring Web Health Console NLS ファイルがすべてインストールされます。

ソフトウェアの問題と対処方法ここでは、Tivoli Monitoring の国際バージョンにおける既知の問題について説明します。また、対処方法が確認されていて、それが適用できる場合は、推奨される対処方法も示しています。

1. CMVC 33449 - DBCS 環境で、プロファイル名に DBCS データが含まれる場合は、エンドポイント・ログ・ファイル trace_dmxengine.log とメッセージ・ログ・ファイル msg_dmxengine.log でプロファイル名が破壊されて表示されることがあります。

48 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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2. CMVC 33297 - DBCS 環境で、DBCS データを含むイベントは、Tivoli

Enterprise Console 上で破壊されて表示されることがあります。

3. CMVC 34339 - 非英語の DBCS 環境で、W2k Professional Server (Windows および UNIX) マシン上での、ヒストリカル・データ収集コンポーネントのインストールが失敗します。

次善策: ヒストリカル・データ収集コンポーネントを DBCS W2k Professional

Server マシンにインストールする前に、次のステップを実行して 2 つの環境変数 (LANG と LC_ALL) を定義します。

v Windows マシンの場合:

a. W2K Professional Server マシンで、「環境変数」ダイアログを開く (「マイ コンピュータ」を右クリックして「プロパティ」-->「詳細」をクリックする)。

b. ローカル管理者用の 2 つのシステム変数 (LANG と LC_ALL) を追加する。どちらのシステム変数も「C」に設定します。

c. 「サービス」から oserv を再始動する。

v UNIX マシンの場合:

a. コマンド行インターフェースを開く。

b. LANG および LC_ALL システム変数を「C」に設定する。

c. 「odadmin reexec all」コマンドを実行して、oserv を再始動する。

d. 「wsetlang -o -l C」コマンドを実行する。

これで、ヒストリカル・データ収集コンポーネントを正常にインストールできます。このインストールが完了した後、上記の 2 つの変数を除去し、oserv を再始動して、通常の非英語 DBCS ロケール環境に戻す必要があります。

4. CMVC 34884 - DBCS 環境では、すべての OS RM をデフォルトで配布するか、OS RM のサブセット (ただし、「パラメトリック・イベント・ログ」(TMW_ParamEventLog) を含む) をデフォルトで配布する場合、WFPS (ソース「Windows File Protection」サブシステム) からのイベントのような、英語と中国語の混合テキストを含む Windows イベントが発生すると、これが原因で、エンジンが書き込み操作でロックします。それ以降にエンジンに着信する要求はすべてエンキューされ、tmw2k_ep プロセスのインスタンスのキューが生じます。エンジンは引き続き動作しますが、wdmcmd を使用してエンジンを強制終了または再始動しない限り、エンジンは要求に応答できません。

5. APAR IY69172 - AS/400 のローカライズされたエンドポイントでは、しきい値は、句読法の解釈でのミスマッチのため、不正確に解釈されます。文字「ドット」(.) は、「コンマ」(,) と解釈されます。例えば、「1」に設定されたしきい値 (CONF ファイルには 1.000000 として保管される) は、1000000 として戻されます。そこで、リソース・モデルが実行しているとき、何のイベントもトリガーしません。しきい値を正しく解釈しないからです。この問題は、ロケール・ミスマッチによるものです。この問題が発生する場合、次のように、オペレーティング・システム値が正しく構成されることを確認してください。

QLOCALE=/QSYS.LIB/LOCALE.LOCALE

例えば、イタリア語のロケールの場合、オペレーティング・システム値として正しい構成は、次のとおりです。

第 5 章 国際化対応についての注意事項 49

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QCCSID=280QCHRID=697/280QCNTRYID=ITQLANGID=ITAQLOCALE=/QSYS.LIB/IT_IT.LOCALE

高速デプロイメントについての注意事項英語以外の環境では、次の点に注意してください。

v DBCS など、英語以外の一部のロケールでは、環境変数JAVA2D_USEAWTFONTS=0 を設定することにより、パネル・テキスト切り捨ての問題が修正されます。

50 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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付録. サポート情報

IBM ソフトウェアで問題がある場合、素早い解決が望まれます。ここでは、IBM ソフトウェア製品のサポートを受ける上での、以下の選択肢を説明します。

v 『知識ベースの検索』

v 『フィックスの入手方法』

v 52ページの『サポート更新情報 (週次) の受信』

v 54ページの『お客様サポートとの連絡』

知識ベースの検索以下は英語のみの対応となります。使用可能な知識ベースを検索して、お客様の問題が既に出現したものであり、既に文書化されたものであるかどうか判別できます。

インフォメーション・センターの検索IBM は、お客様のローカル・コンピューターまたはイントラネット・サーバーにインストールできる広範囲な資料を提供しています。このインフォメーション・センターの検索機能を使用して、概念情報、タスク完了のための指示、および参照情報を照会できます。

インターネットの検索インフォメーション・センターで質問の答えが見付からない場合、問題の解決に役立つ可能性のある最新で最も詳しい情報については、インターネットを検索してください。

ご使用の製品について、複数のインターネット・リソースを検索するには、インフォメーション・センターの「Web search」トピックを使用してください。ナビゲーション・フレームで、「Troubleshooting and support」 � 「Searching knowledgebases」 をクリックし、「Web search」を選択してください。このトピックから、以下のものを含む様々なリソースを検索できます。

v IBM 技術情報

v IBM ダウンロード

v IBM Redbooks™

v IBM developerWorks®

v フォーラムおよびニュースグループ

v Google

フィックスの入手方法以下は英語のみの対応となります。製品フィックスを入手すると、問題の解決になることがあります。ご使用の IBM ソフトウェア製品には、どのようなフィックスが使用可能かを判別するには、以下のステップに従ってください。

© Copyright IBM Corp. 1999, 2005 51

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1. IBM ソフトウェア・サポート の Web サイト http://www.ibm.com/support/us/ にアクセスします。

2. 「Support topics」セクションの「Downloads and drivers」をクリックします。

3. 「Software」のカテゴリーを選択します。

4. 「Sub-category」のリストで製品を選択します。

5. 「Find downloads and drivers by product」セクションで、「Category」のリストからソフトウェア・カテゴリーを選択します。

6. 「Sub-category」のリストから 1 つの製品を選択します。

7. 検索を絞り込む場合には、「Search within results」で複数の検索語を入力します。

8. 「Search」をクリックします。

9. 検索によって戻されたダウンロードのリストから、フィックスの名前をクリックして、フィックスの説明を読み、随意にフィックスをダウンロードします。

入手可能なフィックスのタイプについての詳細は、http://techsupport.services.ibm.com/guides/handbook.html にある IBM Software Support

Handbook を参照してください。

サポート更新情報 (週次) の受信フィックスおよびその他のソフトウェア・のニュースに関する週次の E メール通知を受信するには、以下のステップに従ってください。

1. IBM ソフトウェア・サポートの Web サイト:

http://www.ibm.com/software/support にアクセスします。

2. ページの右上の隅の「 My support」をクリックします。

3. 既に「My support」に登録済みの場合には、サインインして、次のステップにスキップします。まだ登録していない場合は、「register now」をクリックします。お客様の E メール・アドレスを IBM ID として登録に入力して、「Submit」をクリックします。

4. 「Edit profile」をクリックします。

5. 「Products」リストで「Software」を選択します。 2 番目のリストが表示されます。

6. 2 番目のリストで、製品セグメントを選択します。例えば、「Applicationservers」を選択します。 3 番目のリストが表示されます。

7. 3 番目のリストで、製品のサブセグメントを選択します。例えば、「Distributed Application & Web Servers」を選択します。該当する製品のリストが表示されます。

8. 更新情報の受信を求めている製品を選択します。例えば、「IBM HTTPServer」および「WebSphere Application Server」を選択します。

9. 「Add products」をクリックします。

10. お客様が必要と思われる情報の製品をすべて選択後、「Subscribe to email」を「Edit profile」タブでクリックします。

11. 「Please send these documents by weekly email」を選択します。

12. 必要に応じてお客様の E メール・アドレスを更新します。

52 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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13. 「Documents」リストで、「Software」を選択します。

14. 受信を希望する文書のタイプを選択します。

15. 「Update」をクリックします。

「My support」機能に問題がある場合は、営業担当員にお問い合わせください。

付録. サポート情報 53

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お客様サポートとの連絡資料およびお客様サポートについては営業担当員にお問い合わせください。

54 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM

の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

〒106-0032

東京都港区六本木 3-2-31

IBM World Trade Asia Corporation

Licensing

以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。

IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。

国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

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本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

IBM Corporation

2Z4A/101

11400 Burnet Road

Austin, TX 78758 U.S.A.

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定されたものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

IBM の将来の方向または意向に関する記述については、予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。

表示されている IBM の価格は IBM が小売り価格として提示しているもので、現行価格であり、通知なしに変更されるものです。卸価格は、異なる場合があります。

本書はプランニング目的としてのみ記述されています。記述内容は製品が使用可能になる前に変更になる場合があります。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。これらの名称はすべて架空のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。

著作権使用許諾:

本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・プラット

56 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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フォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性があることをほのめかしたり、保証することはできません。お客様は、IBM のアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。

それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派生的創作物にも、次のように、著作権表示を入れていただく必要があります。

© (お客様の会社名) (西暦年). このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログラムから取られています。 © Copyright IBM Corp. _年を入れる_. All rights

reserved.

この情報をソフトコピーでご覧になっている場合は、写真やカラーの図表は表示されない場合があります。

商標IBM、IBM ロゴ、AIX、DB2、IBMLink、Informix、OS/2、 OS/400、Tivoli、Tivoli

ロゴ、Tivoli Enterprise Console、および TME は、IBM Corporation の商標です。

Intel、Intel Inside ロゴ、MMX、および Pentium は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

Microsoft および Windows NT は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun

Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。

特記事項 57

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58 IBM Tivoli Monitoring: リリース情報

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