教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教...

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平成31 年度シラバス 【年間目標】 Ⅰ ビジネスの諸活動における情報の意義や役割を理解し、情報をビジネスに積極的に活用する態度を身につ ける。 Ⅱ コンピュータの基本的な仕組みやソフトウェアなどに関する基礎的な知識を習得し、目的に応じた機器の 利用ができる。 Ⅲ 表計算ソフトウェアやワープロソフトウェア、プレゼンテーションソフトウェア、情報通信ネットワーク などを活用したビジネス情報の処理ができる。 1.年間学習計画 学習内容 学習内容や学習活動 配当時間 評価材料 第1章 情報の活用と情報モラル 1節 ビジネスと情報 2節 情報モラル 3節 ハードウェアとソフトウェア 第2章 情報通信ネットワークとセキュ リティ管理 1節 情報通信ネットワークの概要 2節 ビジネス情報の検索と収集 3節 ビジネス情報の受信と送信 4節 セキュリティ管理の基礎 第3章 ビジネス情報の処理と分析 1節 基本的な表の作成 2節 関数を利用した表の作成 3節 グラフの作成 ・日常生活やビジネスの諸活動における情報活用の重 要性と,情報を正しく活用するための基本的な知識 について理解する。 ・情報化社会に参画するために必要な法規やルールな ど,個人が身につけるべき情報モラルについても理 解する。 ・コンピュータのしくみと,ハードウェアとソフトウ ェアの役割について理解する。 ・情報通信ネットワークの役割やしくみと,ビジネス における利用方法や効果について理解する。 ・ウェブページからビジネスに関する情報を検索およ び収集,活用する方法について理解する。 ・電子メールの利用方法について理解する。 ・インターネットを利用するために必要なセキュリテ ィ管理の方法について理解する。 ・ビジネスにおける表計算ソフトウェアの活用方法や 特徴,基本操作について理解する。 ・関数の特徴や,表の作成方法について理解する。 ・表のデータを視覚的に理解しやすくするため,様々 なグラフの特徴や作成方法について理解する。 12 12 16 確認テスト 中間考査 期末考査 4節 情報の整列・検索・抽出 5節 ビジネスと統計 ・表計算ソフトウェアのデータベース機能を利用し,表 のデータにおける整列や検索,抽出について理解す る。 ・統計資料のデータなどから,目的に応じた適切な計算 や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。 16 確認テスト 教 科 名 商 業 情報処理 使用教材 情報処理(実教出版) 学年・学科 1年 地域産業科 ファイナンスコース 4単位

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Page 1: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

平成31年度シラバス

【年間目標】

Ⅰ ビジネスの諸活動における情報の意義や役割を理解し、情報をビジネスに積極的に活用する態度を身につ

ける。

Ⅱ コンピュータの基本的な仕組みやソフトウェアなどに関する基礎的な知識を習得し、目的に応じた機器の

利用ができる。

Ⅲ 表計算ソフトウェアやワープロソフトウェア、プレゼンテーションソフトウェア、情報通信ネットワーク

などを活用したビジネス情報の処理ができる。

1.年間学習計画

月 学習内容 学習内容や学習活動 配当時間 評価材料

第1章 情報の活用と情報モラル

1節 ビジネスと情報

2節 情報モラル

3節 ハードウェアとソフトウェア

第2章 情報通信ネットワークとセキュ

リティ管理

1節 情報通信ネットワークの概要

2節 ビジネス情報の検索と収集

3節 ビジネス情報の受信と送信

4節 セキュリティ管理の基礎

第3章 ビジネス情報の処理と分析

1節 基本的な表の作成

2節 関数を利用した表の作成

3節 グラフの作成

・日常生活やビジネスの諸活動における情報活用の重

要性と,情報を正しく活用するための基本的な知識

について理解する。

・情報化社会に参画するために必要な法規やルールな

ど,個人が身につけるべき情報モラルについても理

解する。

・コンピュータのしくみと,ハードウェアとソフトウ

ェアの役割について理解する。

・情報通信ネットワークの役割やしくみと,ビジネス

における利用方法や効果について理解する。

・ウェブページからビジネスに関する情報を検索およ

び収集,活用する方法について理解する。

・電子メールの利用方法について理解する。

・インターネットを利用するために必要なセキュリテ

ィ管理の方法について理解する。

・ビジネスにおける表計算ソフトウェアの活用方法や

特徴,基本操作について理解する。

・関数の特徴や,表の作成方法について理解する。

・表のデータを視覚的に理解しやすくするため,様々

なグラフの特徴や作成方法について理解する。

12

12

16

確認テスト

中間考査

期末考査

4節 情報の整列・検索・抽出

5節 ビジネスと統計

・表計算ソフトウェアのデータベース機能を利用し,表

のデータにおける整列や検索,抽出について理解す

る。

・統計資料のデータなどから,目的に応じた適切な計算

や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる

方法などについて理解する。

16

確認テスト

教 科 名 商 業 科 目 名 情報処理 使用教材 情報処理(実教出版)

学年・学科 1年 地域産業科 ファイナンスコース 単 位 数 4単位

Page 2: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

月 学習内容 学習内容や学習活動 配当時間 評価材料

10

11

12

第4章 ビジネス文書の作成

1節 ビジネス文書と表現

2節 図形と画像の活用

3節 基本文書の作成

4節 応用文書の作成

・ビジネス活動における,情報や文書の重要性と,文書

の役割や種類,構成要素などについて理解する。

・様々な機器やソフトウェアを活用した,図形や画像の

作成および編集方法について理解する。

・ワープロソフトウェアを利用した基本的な通信運書の

作成に関する知識と技術について理解する。

・全商ビジネス文書実務検定3級への取り組み

・ワープロソフトウェアの様々な機能を利用して,表や

グラフなどを含む表現力の豊かな応用的な文書の作

成に関する知識と技術について理解する。

16

16

12

中間考査

期末考査

第5章 プレゼンテーション

1節 プレゼンテーションの技法

2節 ビジネスとプレゼンテーション

総合演習

・プレゼンテーションの重要性や,基礎的な知識と技術

について理解する。

・全商情報処理検定3級への取り組み

・プレゼンテーションソフトウェアを活用した資料作成

方法や,効果的なプレゼンテーション技法について理

解する。

・各種ソフトウェアを適切に活用し,様々な報告書や文

書を作成,または発表する。

12

12

学年末考査

2.科目全体の評価の観点の趣旨

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 知識・理解

情報の収集・処理・分析・表現

について関心を持ち,ビジネス

の諸活動において情報を活用す

ることを目指して主体的に取り

組もうとするとともに,情報を

活用する実践的な態度を身に付

けている。

ビジネスの諸活動において情報を主

体的に活用することを目指して思考

を深め,基礎的・基本的な知識と技

術を基に,ビジネスの諸活動に携わ

る者として適切に判断し,表現する

創造的な能力を身に付けている。

情報の収集・処理・分析・表現

に関する基礎的・基本的な技術

を身に付け,ビジネスの諸活動

における情報の活用を合理的

に計画し,その技術を適切に活

用している。

情報の収集・処理・分析・表

現に関する基礎的・基本的な

知識を身に付け,情報の意義

や役割について理解している

具体例

提出物、学習態度、

平常の学習活動、自己評価

具体例

平常の学習活動

課題の取り組み

具体例

確認テスト・定期考査

課題

具体例

確認テスト・定期考査

課題等の提出物

3.観点別学習状況の評価の数量化

評 価 内 容 判定基準 得 点

A 十分に理解できると判断されるもの 80%以上 3

B おおむね満足できると判断されるもの 50%~79% 2

C 努力を要すると判断されるもの 50%未満 1

4.各学期及び学年の評価方法

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50~64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

※ 各学期の授業時数の3分の2以上出席していない生徒は、評価保留となる

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「簿記」シラバス

【科目の目標】

○企業における取引の記録・計算・整理に関する知識と技術を習得させる。

○簿記の基本的な仕組みについて理解させる。

○企業における日常の取引について、適正な会計処理を行う能力と態度を育てる。

【履修上の注意】

○主に一斉学習形態となるが、学習内容によってはグループ学習を取り入れる。

○板書をしたり、プリントを利用するのでノートやファイルを準備すること。

○教科書・問題集・電卓・赤ペン・定規は毎時間使用する。

○各学期の授業時数の3分の2以上出席していない生徒は評価保留となる。

○評価は、授業への取り組み、定期考査、課題やノートの提出状況、検定試験などを中心に、下記のシラバスに

記載した観点により総合的に行う。

【評価の観点と方法】

評価の観点 内 容 評価方法

①関心・意欲・態度

企業における取引の記録・計算・整理について関心を持ち,その知識と技

術の習得を目指して主体的に,かつ意欲的に取り組むとともに,ビジネス

の諸活動を計数的に把握する実践的な態度を身につけている。

・学習態度

・提出物(ノート等)

・小テスト

・ワークシート

②思考・判断・表現

企業における取引の記録・計算・整理に関する諸問題の解決を目指して

自ら思考を深め,基礎的・基本的な知識と技術を活用して適切に判断し,

創意工夫する能力を身につけている。また,複式簿記を利用して損益計

算書・貸借対照表を作成し,開示することで表現できる。

・学習態度

・提出物(ノート等)

・ワークシート

③技能

企業における取引の記録・計算・整理に関する基礎的・基本的な技術を身

につけ,ビジネスの諸活動を計数的に把握し,適切に処理できる。

・学習態度

・定期考査

・小テスト

④知識・理解

企業における取引の記録・計算・整理に関する基礎的・基本的な知識を習

得し,仕訳や転記,決算など簿記の基本的なしくみについて理解してい

る。

・定期考査

・小テスト

教 科 名 商 業 科 目 名 簿 記 学年・学科 1年 地域産業科

ファイナンスコース

使用教材

「簿記」とうほう出版

「簿記実務検定対策問題集合格ガイド3級」とうほう出版

「全商簿記実務検定3級模擬問題集」とうほう出版

単 位 数 4単位

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月 学習内容 学習目標 評価の観点

評価材料 ① ② ③ ④

4 〇ガイダンス

第1編 簿記の基礎 第1章 簿記の基礎

・簿記の意味・簿記の目的・簿記の種類

・簿記の歴史・簿記の必要性・簿記の前提

第2章 資産・負債・純資産(貸借対照表)

・資産・負債・純資産・貸借対照表・当期純損益の

計算

第3章 収益・費用(損益計算書)

・収益・費用・当期純損益の計算・損益計算書

〇初めて習う「簿記」の必要性、

心構え、意味を理解させる。

〇用語の認識に重点をおく

〇諸帳簿の意味・形式・作成方

法を理解させる。

学習態度

小テスト

5 第4章 取引と勘定

・取引の意味・勘定の意味・勘定の種類と勘定科目

・勘定口座・勘定への記入法・取引要素の結合関係

・貸借平均の原理

第5章 仕訳と勘定への記入

・仕訳・転記

第6章 仕訳帳と総勘定元帳

・仕訳帳・総勘定元帳(元帳)

〇取引の意味の確認

〇仕訳の意味・必要性を理解さ

せ、基本的な取引の仕訳を習得

させる。

〇転記の意味・方法を習得させ

〇仕訳帳と総勘定元帳の意味・

記入法・締切を習得させる。

学習態度

小テスト

中間考査

6 第7章 試算表

・試算表の意味・試算表の種類と作成方法

・試算表で誤りを発見する方法

第8章 決算

・決算の意味・決算の手続き・精算表

・決算の本手続き・決算報告の手続き

第2編 各種取引の処理

第1章 現金・預金の記帳

・現金・現金出納帳・現金過不足・当座預金

・当座借越・当座預金出納帳・その他の預金・小口

現金

〇試算表の意味・役割・種類を

理解させ、諸試算表の作成方法

を習得させる。

〇決算の意味・手続き・内容・

順序・帳簿締切方法を総括的に

把握させる。

〇現金の手許有高と帳簿残高の

確認・処理法を理解させ、当座

預金・各種預金、貯金を理解さ

せ、小口現金の意味と必要性に

ついて理解させる。

学習態度

小テスト

期末考査

提出物

7 第2章 商品売買の記帳

・分記法・3分法・仕入帳・売上帳

・商品有高帳

第3章 掛け取引の記帳

・売掛金勘定と売掛金元帳・買掛金勘定と買掛金元

・貸し倒れ

〇分記法の改善から3分法が

用いられていることを理解させ

る。3分法による商品売買の記

帳方法を習得させる。

○売掛金元帳・買掛金元帳の記

帳法を理解させ、売掛金・買掛

金との関連性を理解させる。

○ ○

学習態度

小テスト

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9 第4章 手形取引の記帳

・手形の種類・約束手形の記帳・為替手形の記帳

・手形の裏書と割引・受取手形記入帳と支払手形記

入帳

第5章 その他の債権・債務の記帳

・前払金と前受金・未収金と未払金・貸付金と借入

金・手形貸付金と手形借入金・立替金と預り金

・仮払金と仮受金・商品券

〇約束手形の関係者に発生する

手形上の債権・債務の関係を理

解させる。

〇為替手形や裏書手形・割引手

形の内容と記帳法を理解させ

る。

〇その他の債権債務の意味と記

帳法を理解させる。

学習態度

小テスト

提出物

10 第 6 章 有価証券の記帳

・有価証券・有価証券の買い入れ・売却

第7章 固定資産の記帳

・固定資産・固定資産の取得・固定資産の売却

・固定資産台帳

第8章 販売費および一般管理費

・販売費および一般管理費・記帳

第9章 個人企業の純資産の記帳

・個人企業の純資産・追加元入れと引き出し

第10章 個人企業の税金の記帳

・個人企業の税金・所得税・住民税・事業税

・固定資産税・印紙税・消費税

〇簿記上での有価証券扱いの内

容を理解させ、売買に伴う記帳

法を理解させる。

〇直接法の減価償却の記帳方法

について理解させる。

〇販売費および一般管理費の内

と記帳法を理解させる。

〇個人企業の資本元入れ・引き

出し等の記帳法を理解させる。

〇個人企業に課される税金の種

類、税金の記帳処理の方法を理

解させる。

学習態度

小テスト

中間考査

11 第3編 決算(1) 決算整理(その1)

・決算整理の意味・商品に関する決算整理

・貸し倒れ・固定資産の減価償却費の計算と記帳

・現金過不足の整理・引出金の整理・棚卸表

・8けた精算表の作成・帳簿決算・財務諸表

〇決算整理の意味の把握と、決

算整理事項について理解する。

〇8けた精算表の意味を理解さ

せ、その作成方法を習得させる。

〇損益計算書と貸借対照表の意

味を理解させ、その作成方法を

習得させる。

学習態度

小テスト

期末考査

12 第4編 会計帳簿(1)

第1章 帳簿

・帳簿の種類・分課制度と帳簿組織・帳簿の形式

・コンピュータの利用

第2章 3伝票制による記帳

・証憑・伝票・仕訳伝票の利用・三伝票制

○入金伝票・出金伝票・振替伝

票それぞれの起票方法を理解さ

せる。

○ ○ ○ 学習態度

小テスト

1 3級範囲の確認

過去問題に取り組む

検定の振り返り

○全商簿記検定3級対策

○ ○ ○ ○ 学習態度

検定試験

提出物

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2 第5編 特殊な取引の記帳

第1章 特殊な商品売買の記帳

・割賦販売・未着商品売買・委託販売・試用販売

第2章 特殊な手形取引の記帳

・手形の書き換え・不渡り手形・荷為替手形

・手形の二次責任

〇割賦販売・未着商品売買・委

託販売・試用販売に関する取引

について、それぞれの内容を理

解させ、正確・明瞭に記帳する

能力を養う。

〇特殊な手形取引の内容を理解

させ、正確・明瞭に記帳する能

力を養う

学習態度

小テスト

学年末考査

3 第6編 会計帳簿(2)

第1章 特殊仕訳帳

・帳簿組織の立案と記帳の合理化・単一仕訳帳制度

・複合仕訳帳制度・現金出納帳・当座預金出納帳

〇記帳の合理化の必要性とその

基本的な考え方を理解する。

〇取引を正確・明瞭に記帳する

能力を養う。

○1年間の振り返り

学習態度

小テスト

【各学期および学年の評価方法】

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50〜64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

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ビジネス基礎シラバス 県立名護商工高等学校

教科 科目 学年 単位数 対象学科

商業 ビジネス基礎 1年 4単位 地域産業科

使用教科書・副教材等 ビジネス基礎 新訂版 (実教出版) 全商珠算・電卓実務検定試験模擬問題集3級(実教出版)

ビジネス基礎問題集・全商商業経済検定模擬問題集3級(実教出版)

教科目標

〇ビジネスに関する基礎的な知識と技術を習得させ、経済社会の一員としての望ましい心構えを身につけさせると

ともに、ビジネスの諸活動に適切に対応する能力と態度を育てる。

〇自らの適性を知り、将来(キャリア)を設計(デザイン)するとともに、他者との関係を築き、仲間と共有する

目標を成し遂げるために必要なコミュニケーション能力や思考力・表現力を身につける。

学習方法

1 自ら考え、自ら学ぶ、基礎基本の大切さ、進路・生涯学習の観点から、商業を学ぶ目的・学び方を理解させる。

2 経済のしくみと経済主体について理解させ、ビジネスの活動を行う企業の存在に関心を向けさせる。

3 経済生活と流通及び、流通の意味を理解させる。

4 基本的な売買取引の手順について理解させ、手形や小切手などによる代金決済の方法を理解させる。

5 コミュニケーションの心構えとして、外国の文化や習慣を知ることが大切であり、自国の文化や習慣を

相手に知ってもらおうとする姿勢が大切であることを理解させる。

期 月 学 習 内 容

評価の観点 評価基準

関 思 技 知 関:関心・意欲・態度思:思考・判断・表現

技:技能 知:知識・理解

50

4

第1章商業の学習ガイダンス

1.21世紀を生きる

2.ゆっくり楽しく学ぶ

第2章 経済生活とビジネス

1.経済の仕組とビジネス

2.ビジネスの役割

3.ビジネスの発展

4.ビジネスに対する心が

まえ

第3章 ビジネスと流通活動

1.経済活動と流通

○学科オリエンテーシ

ョン

○あいさつの練習

○スケジュール帳の作

○電卓の使い方

○生徒実習(専門高校

を知る)

○自分を伝える、他者

を知る

○いろいろな仕事を知

るⅠ

授業への取り組み

小テスト

課題・プリント・ノート提出

【一学期中間考査】

授業への取り組み

小テスト

課題・プリント・ノート提出

【一学期期末考査】

仕事ミュージアム参加

56

10

11

12

2.流通活動の特徴

3.流通活動と企業

4.ビジネスの担当者

第4章 ビジネスと売買取引

1.売買取引と代金決済

2.売買に関する計算

○先人の生き方に学ぶ

○いろいろな仕事を知

るⅡ

○電卓の使い方

○進路目標を立てる

授業への取り組み

発表会

課題・プリント・ノート提出

【二学期中間考査】

授業への取り組み、小テスト

課題・プリント・ノート提出

【二学期期末考査】

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34

第5章 外国人とのコミュニ

ケーション

1.コミュニケーションの

心がまえ

2.コミュニケーションの

方法

3.日常の会話

学習のまとめ・グループ発表

〇企画力向上

〇ライフプランの作成

〇キャリアカウンセリ

ング

〇1年間の振り返り

授業への取り組み、小テスト

課題・プリント・ノート提出

☆商業経済検定 ビジネス基礎3級

【三学期学年末考査】

グループレポート提出

合計 140時間

※履修上の注意

◇各コースごとの一斉学習形態となるが、学習内容によっては2学科同時学習やグループ学習を取り入れる。

◇必要に応じて、板書をしたり、プリントを利用したりするので、ノートを準備すること。

◇教科書、問題集は毎時間使用する。電卓を使用する場合は、事前に連絡するので準備しておくこと。

◇検定試験の1~2週間前には課外講座が実施されるので、必ず参加すること。

◇高校3年間で学習する内容の基礎的・基本的な学習であるので、毎時間参加し、ビジネスに対する望ましい心構

えや理念を培っていくこと。

※評価方法について

授業への取り組み、定期考査、検定試験、課題やノートの提出状況などを中心に上記の年間計画に記載した観点

により、総合的に評価する。

※評価について

各学期の授業時数の 3 分の 2 以上出席していない生徒は、評価保留となる。

〈各学期および学年の評価方法〉

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50〜64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

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平成31年度 課題研究シラバス

教科 科目 学年 単位数 対象学科

商業 課題研究 2年 1単位 地域産業科

使用教科書・副教材等

教科目標

〇自らの適性を知り、将来(キャリア)を設計(デザイン)するとともに、他者との関係を築き、仲間と共有する

目標を成し遂げるために必要なコミュニケーション能力や思考力・表現力を身につける。

学習方法

1 参加型学習をとおして、多様化する社会を生き抜くためのキャリアを築いていく心構えを主体的に学ばせる

2 県外研修旅行を行う目的と意義をキャリア形成の観点から理解させる

3 県外研修旅行における実践をとおしてコミュニケーションとおもてなしの大切さを学ばせる

4 県外におけるコミュニケーションやおもてなしのきっかけとして地元沖縄について紹介できるようにその概要

を学ばせる

5 昨今の若者を取りまく雇用環境、情勢について新聞やニュースをとおして理解させる

学期 月 学 習 内 容

評価の観点 評価基準

関 思 技 知 関:関心・意欲・態度思:思考・判断・表

現技:技能 知:知識・理解

13

4

1.オリエンテーション(授業概要・ファイル作成)

手帳の活用方法

2.研修旅行の目的と意義について

・県外インターンシップの狙い

3.県外インターンシップへの心構え

4.沖縄県の概要①人口・気候・経済等

5.沖縄県の概要②衣食住

6.沖縄県の概要③歴史・沖縄戦・基地問題

7.沖縄県の概要④伝統芸能・方言

8.沖縄県の概要⑤まとめ

9.研修旅行のお土産づくり”びん玉ストラップ”

授業への取り組み、姿勢

同上

参加型学習をとおして発表へ

授業への取り組み、姿勢

同上

各自調べてパワーポイント作成、発表

同上

同上

同上

【期末考査】研修旅行の目的と意義・マナ

ー・沖縄県の概要

16

10

11

12

10.企業研修事前学習①

11.企業研修事前学習②

12.事業所確定

通勤経路・交通費・服装等確認

13.履歴書作成

14.インターンシップマナー講座①

15.インターンシップマナー講座②

16.直前最終確認

17.県外研修、インターンシップ実施

授業への取組み、姿勢

同上

調査型学習への取組み、姿勢

履歴書作成状況の評価

ワークシートの評価

【二学期期末考査】企業研修事前学習

実践しているところを評価

Page 10: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

6

18.インターンシップ報告会

19.雇用情勢について

・正規および非正規雇用の現状

20.進活に向けて①②③④

・何のために「働く」のか

発表力を評価

プリント提出

プリント提出

合計 35時間

※履修上の注意

◇県外研修旅行を核として上記のとおり事前事後の学習カリキュラムを組んでおり、研修旅行は原則全員参加で

す。

◇沖縄県の概要など知識をしっかり自分のものにしてもらうために考査を実施する。

◇訪問する県外研修場所の事前学習を通し、評価として考査を実施する。

※評価方法について

授業への取り組み、考査、プレゼン、課題等の提出状況などを中心に上記の年間計画に記載した観点により総

合的に評価します。

〈各学期および学年の評価方法〉

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50〜64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

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平成31年度 シラバス

教 科 名:商 業

科 目 名:ファイナンス基礎(学校設定科目)

学 年:2年地域産業科 ファイナンスコース

単 位 数:3単位

使用教材:今日から役立つ、経済の読み方と投資の基礎(金融知力普及協会)

【年間目標】

自分の生活や人生に、金融・経済が大きなかかわりを持っていることを理解し、ファイナンスについ

て系統的に学習していく上での基礎となる知識を習得する。

1 金融に対する興味を持ち、その必要性を理解する。

2 直接生活に関わる基礎的な経済知識を習得する。

3 ライフプランに対する意識を持ち、資金運用計画についての知識を習得する。

4 資金運用の基礎知識を習得する。

月 月間学習目標 学習内容 使用教材 評価材料

4

ファイナンス学習の導入とし

て、興味関心を持ち、その必要

性と、学習形態を理解する。

第Ⅰ編「金融知力の必要性」

第1章

なぜ今、金融知力が必要なのか

ファイナンス基礎

(金融知力普及協会)

※学習態度

(年間通して

評価材料)

5

くらしに必要な経済的な考え

方、企業との関わり、お金の流

れ、時間とお金の関係、モノの

価格決定方法を理解する

第 2章

くらしに身近な経済知識

(私たちのくらしと経済)

(金融の役割と銀行)

(市場経済のしくみと意義)

ファイナンス基礎

(金融知力普及協会)

新 聞

・ノート提出

・小テスト

・中間考査

6

税金や、株式会社の仕組みを理

解し、企業家精神が日本経済の

成長に大きく寄与してきたこと

を考える

第3章

くらしに役立つ経済知識

(景気)

(国家の財政)

ファイナンス基礎

(金融知力普及協会)

新 聞

・ノート提出

・レポート提出

7

モノとお金が世界を回っている

ことについて

理解する。

景気と株価の関係を理解する

第3章

くらしに役立つ経済知識

(国際経済)

(景気と株価)

ファイナンス基礎

(金融知力普及協会)

新 聞

・ノート提出

・期末考査

9

自己責任の時代になろうとして

いることを確認し、時代背景を

考えながらライフプランの必要

性を感じることができる。

第Ⅱ編「ライフプラン」

第1章

ライフプランニング

(ライフプランニング)

ファイナンス基礎

(金融知力普及協会)

新 聞

・課題提出

・小テスト

・ノート提出

10

キャッシュフロー表の基礎を理

解し、ライフプランについて考

えることができるようになる。

バランスシートの作り方、保険

第1章

ライフプランニング

(ライフイベントの課題)

(リスクマネジメント)

ファイナンス基礎

(金融知力普及協会)

新 聞

・レポート提出

(ライフプラン、他)

・中間考査

Page 12: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

の活用について理解する。

11

年金の基礎知識や年金額の計

算、リタイアメントの基本を理

解し、

ライフプラン作成の基礎が理解

できるようになる。

第2章

リタイアメントプラン

(年金制度)

(老後生活資金)

ファイナンス基礎

(金融知力普及協会)

新 聞

・小テスト

・ノート提出

12

資金運用に必要不可欠となるプ

ロセスを理解し、投資に対する

基本的概念を理解する。

第Ⅲ編「資金運用基礎」

第1章 投資とは

(投資とは)

(投資意思決定プロセス)

ファイナンス基礎

(金融知力普及協会)

新 聞

・期末考査

・感想文

・学習内容レポ

ート提出

1

金融商品の3つの性格を把握

し、各種金融商品の特徴を学習

した上で、税金とのかかわりま

で理解する。

第2章 金融商品

(直接投資と間接投資)

(金融商品の性格)

(代表的な金融商品)

ファイナンス基礎

(金融知力普及協会)

新 聞

・小テスト

・ノート提出

2

投資は自分のライフプランや状

況に応じて行うものだというこ

とを確認し、リスク管理の必要

性と分散投資、時間分散、長期

投資の概要を理解する。

第3章 リスク管理

(分散投資)

(時間分散)

(長期投資)

ファイナンス基礎

(金融知力普及協会)

新 聞

・レポート

(金融商品に

関する調査)

・小テスト

3

消費者としてのさまざまな契

約、お金の借方や悪質商法にだ

まされない知識、賢いカードの

利用法を学習し、金融消費者と

しての自覚を身に付ける。

第Ⅳ編「金融消費者の知恵」

第1章 契約の基本

(契約社会)

(ローン・クレジット)

(消費者の権利と自己責任)

ファイナンス基礎

(金融知力普及協会)

新 聞

・学年末考査

・学習発表

※評価について

各学期の授業時数の 3 分の 2 以上出席していない生徒は、評価保留となる

学期および学年の評価方法

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50〜64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

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平成 31年度 シラバス

科 目 名 簿記

教 科 名 地域産業科

(ファイナンスコース) 学 年 2年 単 位 数 2単位

1 科目「 簿記 」について

学習の到達目標 ・簿記に関する知識と技術を習得させ,その基本的な仕組みについて理解させるとともに,適

正な会計処理を行う能力と態度を育てる。

使 用 教 科 書 「簿記」(190東法 商業340)

2 科目全体の評価の観点の趣旨

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 知識・理解

・企業における取引の記録・計

算・整理について関心を持ち,そ

の知識と技術の習得を目指して主

体的に,かつ意欲的に取り組むと

ともに,ビジネスの諸活動を計数

的に把握する実践的な態度を身に

つけている。

・企業における取引の記録・計算・整

理に関する諸問題の解決を目指して

自ら思考を深め,基礎的・基本的な知

識と技術を活用して適切に判断し,創

意工夫する能力を身につけている。ま

た,複式簿記を利用して損益計算書・

貸借対照表を作成し,開示することで

表現できる。

・企業における取引の記録

・計算・整理に関する基礎

的・基本的な技術を身につ

け,ビジネスの諸活動を計

数的に把握し,適切に処理

できる。

・企業における取引の記録

・計算・整理に関する基礎

的・基本的な知識を習得し

,仕訳や転記決算など簿記

の基本的なしくみについて

理解している。

具体例

提出物、授業中の発言内容、学習

態度

具体例

授業中の発言内容

プリント課題、観察力

具体例

発表力や計算力

プリント課題、小テスト

具体例

確認テスト(単元毎)

プリント課題等の提出物

3 観点別学習状況の評価の数量化

評 価 内 容 判定基準 得 点

A 十分に理解できると判断されるもの 80%以上 3

B おおむね満足できると判断されるもの 50%~79% 2

C 努力を要すると判断されるもの 50%未満 1

※判定基準、得点は各教科・各科で検討し設定。

※評価簿の作成を行う。(例:4観点別評価簿及び実際評価簿については別紙)

4 各学期及び学年の評価方法

各学期及び学年はシラバスで記載する。また、5段階評価においては以下の通り。

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50~64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

1/3

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シラバス

2/3

月 時

学習内容 学習目標 学習内容(評価の観点)及び

※留意点

評価方法・

指導

補助教材

4 5 第Ⅴ編

特殊な取引

第1章 特殊な商品

売買の記帳

・簿記の基礎的な会計処理

の復習

・特殊な商品売買と記帳の

仕方と内容を理解

・割賦売掛金・貨物代表証券・積送品・試用品・試用

販売契約勘定と試用仮売上勘定の基本的な知識を

深め,記帳のしかたを身につけている。

行動観察

課題提出

プリント提出

小テスト

確認テスト

(単元毎)

簿記実務検

定対策問題

集2級合格

ガイド(とう

ほう)

簿記実務検

定試験問題

集2級(とう

ほう)

7 第2章 特殊な手形

取引の記帳

・特殊な手形取引の記帳の

仕方と内容を理解

・手形の振り出し・受け取り・裏書きの手形に関する

基本的な知識を深め,手形の書き換え・不渡り・荷為

替手形といった特殊な取引の記帳処理も身につけ

ている。また手形の不渡りや荷為替の取り組みなど

の取引を仕訳で表現できる。

6 7 第Ⅵ編 会計帳簿

第1章 特殊仕訳帳

・帳簿組織・特殊仕訳帳・二

重転記・合計仕訳について

仕方と内容を理解。

・帳簿組織・特殊仕訳帳・二重転記・合計仕訳につ

いて関心を深め,企業の大規模化にともない記帳実

務の分業化・合理化について適切な判断ができる。

またその内容を実際に記帳することで適切に表現

できる。

7 6 第2章 5伝票制によ

る記帳

・5伝票制による取引の記

帳法と集計・転記について

の方法と内容の理解。

・5伝票制による取引の記帳法と集計・転記につい

て,基礎的・基本的な知識を活用し,適切に処理す

る能力を身につけている。また取引から起票をする

ことによって,その内容を適切に表現できる。

1学期の

評価方法

定期考査(約70%)+観点別評価(授業態度、ファイル提出状況など約30%)を総合的に判断して評価する。ただし、規定の授業時

数に満たない生徒は評価保留とする。

月 時

学習内容 学習目標 学習内容(評価の観点)及び

※留意点

評価方法・

指導

補助教材

9 6 第Ⅶ編 決算(2)

決算整理(その2)

・間接法による減価償却費

の記帳,有価証券の評価,

費用・収益の繰り延べや見

越しに関する決算につい

て把握し,損益計算書や貸

借対照表の作成のしかた

を理解。

・間接法による減価償却費の記帳,有価証券の評

価,費用・収益の繰り延べや見越しといったより進ん

だ決算に関心を示し,積極的に損益計算書や貸借

対照表の作成のしかたを理解しようとしている。

行動観察

課題提出

プリント提出

小テスト

確認テスト

(単元毎)

簿記実務検

定対策問題

集2級合格

ガイド(とう

ほう)

簿記実務検

定試験問題

集2級(とう

ほう)

10

11

14 第Ⅷ編 本支店会計

第1章 本支店間の

取引

第2章 本支店財務

諸表の合併

・支店会計の独立や本支

店間の取引・支店相互間の

取引の記録・計算・整理に

ついての理解。

・支店が独立して会計処理

をする場合についての理

解。

・支店が独立して会計処理をする場合について,積

極的にさまざまな資料を選択し,活用することができ

る。さらに,本支店合併財務諸表の財政状態や経営

成績の概要と変化について理解している。

・内部統制を目的とする内部利益を加算した取引に

関する記帳や内部利益の控除に関する処理の基礎

的・基本的な知識を身につけ,本支店合併財務諸

表の作成のしかたを理解している。

12 6

本支店の内部利益 ・内部統制を目的とする内

部利益を加算した取引に

関する記帳や内部利益の

控除に関する処理の基礎

的・基本的な知識を身につ

ける。

・内部統制を目的とする内部利益を加算した取引に

ついて,さまざまな資料を活用して客観的に把握

し,内部利益の控除に関する処理や本支店合併財

務諸表を正確に作成することができる。

2学期の

評価方法

定期考査(約70%)+観点別評価(授業態度、ファイル提出状況など約30%)を総合的に判断して評価する。ただし、規定の授業時

数に満たない生徒は評価保留とする。

Page 15: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

3/3

月 時

学習内容 学習目標 学習内容(評価の観点)及び

※留意点

評価方法・

指導

補助教材

1 7 株式会社会計

第1章 株式会社の

設立・開業と株式の

発行

・株式会社のしくみ・設立・

資本金の増加と繰延資産

に関する基礎的・基本的な

知識についての理解

・株式会社のしくみ・設立・資本金の増加と繰り延べ

資産やその諸問題について,意欲的に調べたりし,

具体例をあげて発表することができる。また仕訳処

理のほか会社法の規定にもとづいた資本金の計上

の処理が適切にできる。

行動観察

課題提出

プリント提出

小テスト

確認テスト

(単元毎)

簿記実務検

定対策問題

集2級合格

ガイド(とう

ほう)

簿記実務検

定試験問題

集2級(とう

ほう)

6 第2章 当期純損益

の計上と剰余金の配

当・処分

・繰越利益剰余金・準備金・

配当金・任意積立金の配当

および処分についての理

解。

・繰越利益剰余金・準備金・配当金・任意積立金の

配当および処分について理解し,その処理方法を

多面的・多角的にとらえようとしている。またその取

引を仕訳を用いて適切に表現することができる。

3 6

第3章 社債

第4章 株式会社の

税務

・社債の意味・発行形態に

関心を高め,発行後の記

帳処理についての理解。

・株式会社と個人企業の税

金の違いや株式会社に課

せられる税金についての

理解。

・社債の意味・発行形態や発行後の記帳処理の合

理化について,さまざまな角度から考えようとしてい

る。

・株式会社と個人企業の税金の違いや株式会社に

課せられる税金の知識を身につけ,その種類や特

徴について理解している。

学年末の

評定方法

定期考査(約70%)+観点別評価(授業態度、ファイル提出状況など約30%)を総合的に判断して評価する。ただし、規定の授業時

数に満たない生徒は評価保留とする。

Page 16: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

平成 31年度 シラバス

科 目 名 ビジネス経済

教 科 名 地域産業科

(ファイナンスコース) 学 年 2年 単 位 数 3単位

1 科目「ビジネス経済」について

学習の到達目標

1.現代経済において経済理論が果たす役割とそれを学ぶ意義を理解させる。

2.ビジネスに必要な経済に関する基礎的な知識を習得させる。

3.経済の仕組みや概念について理解させる。

4.経済に関する基礎的な理論を基に,経済事象を主体的に考える能力と態度を育てる。

使 用 教 科 書 『ビジネス経済』(実教出版)

2 科目全体の評価の観点の趣旨

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 知識・理解

・現在の経済状態について関心を

もち,その展望について自らの考

えを整理する意欲や態度が身につ

いているか。

・基礎的なミクロ経済理論を基に

需要や供給の変化と価格や数量の

関係などを主体的に考察する能力

や態度が身についているか。

・基礎的なマクロ経済理論を基に

景気の循環や経済政策の影響など

の経済事象を主体的に考察する能

力と態度が身についているか。

・経済活動に関する諸問題を理解し

解決するために,日頃から自らの思

考を深めているか。

・学習した知識や見識を活用し,経

済が抱える諸問題を適切に判断して

,その解決について創造する能力が

身についているか。

・経済に関する自らの意見を的確に

表現する能力が身についているか。

・経済に関するさまざまな

情報や資料を各メディア

から収集し,そのなかから

適切なものを選択して,主

体的に活用する能力が身

についているか。

・経済に関する基礎的・基本的な

知識と見識を身につけ,それを現

実の諸問題に適用できる水準まで

理解を深めているか。

・経済社会におけるミクロ経済理

論、マクロ経済理論の位置づけと

その応用範囲について理解し,さ

まざまな経済に対する意見を参考

に,主体的に自らの意見を発する

能力が身についているか。

具体例

平常の学習活動

提出物

自己評価

具体例

平常の学習活動

提出物

自己評価

具体例

提出物

発表力

具体例

確認テスト・考査

課題等の提出物

3 観点別学習状況の評価の数量化

評 価 内 容 判定基準 得 点

A 十分に理解できると判断されるもの 80%以上 3

B おおむね満足できると判断されるもの 50%~79% 2

C 努力を要すると判断されるもの 50%未満 1

※判定基準、得点は各教科・各科で検討し設定。

※評価簿の作成を行う。(例:4観点別評価簿及び実際評価簿については別紙)

4 各学期及び学年の評価方法

各学期及び学年はシラバスで記載する。また、5段階評価においては以下の通り。

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50~64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

1/3

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シラバス

2/3

月 時

学習内容 学習目標 学習内容(評価の観点)及び

留意点

評価方法・指導 補助教材

4 8 Introduction

1 世界の中の日本経済

2 市場に囲まれた生活

3 市場の成立

第1章 市場と経済

1.資源配分のしくみ

2.現代の市場経済とビジネス

・身近な経済事象と世界経済のつ

ながりの考察を通して,経済学を

学ぶ意義を理解させる。

・財を配分するしくみとして資源

配分メカニズムがあることを認

識させる。

・現代の市場経済の特色につい

て、サービス化・情報化・国際化

の観点から考察させる。

・身近な経済事象と世界経済

のつながりについて興味関

心をもたせる。

・さまざまな財の存在を生産

や消費を通して理解させる。

・市場の発達について関心を

持たせ,現代の市場経済の

動向を理解しようとする意欲

や態度を身に付けさせる。

学習活動の観察

机間指導

提出物

確認テスト

・新聞記事

・インター

ネットの活

8 第2章 需要と供給

1.需要の概念と需要の変化

・需要の意味を理解させ、価格と

需要量の関係について理解させ

るとともに、需要曲線が右下がり

となることを理解させる。

・さまざまな財について,価

格や所得の変化から需要量

の変化を予測する力を身に

付けさせる。

学習活動の観察

机間指導

提出物

中間考査

6 12 2.供給の概念と供給の変化 ・供給の意味を理解させ、価格と

供給量の関係について理解させ

るとともに、供給曲線が右上がり

になることを理解させる。

・供給の概念について関心を

持たせ,供給の変化やその

影響について科学的に論じ

ようとする意欲や態度を身に

付けさせる。

学習活動の観察

机間指導

提出物

確認テスト

期末考査

7 9 第 3 章 価格決定と市場の役

1.価格決定のしくみ

2.市場の役割と課題

・市場において、需要や供給の変

化に対応するために、価格が変化

することを理解させる。

・資本や労働などの生産要素の配

分と市場について、財の配分と対

比しながら理解させる。

需要曲線と供給曲線から均

衡点・均衡価格・均衡取引量

を導くことを具体的に表現で

きるようにする。

・規制や課税がどのように市

場に影響を与えるか説明す

る態度をみに付けさせる。

学習活動の観察

机間指導

提出物

確認テスト

9 12 第4章 経済成長と景気循環

1.GDP(国内総生産)

2.経済循環

・GDPについて、不可価値の合

計と最終生産物の生産額という

二つの側面から理解させる。

・マクロ経済学のなかで政府と外

国がはたしている役割を理解さ

せる。

・「豊かさ」について関心を持

ち,さまざまな資料や指標か

ら考察する態度が身につけ

させる。

・家計,企業,政府,外国の

経済循環について論理的に

理解させる。

学習活動の観察

机間指導

提出物

確認テスト

・新聞記事

・インター

ネットの活

10

12 3.物価と実質GDP ・物価指標の存在について認識さ

せ、消費者物価指数について概観

させる。

・物価指数から物価上昇率を

求める技能を身に付けさせ

る。

学習活動の観察

机間指導

提出物

確認テスト

中間考査

11 12 4.経済成長 ・戦後の我が国の経済成長につい

て概観させる。

・戦後のわが国で起きた経済

成長についてその原因を含

め表現できるよう指導する。

学習活動の観察

机間指導

提出物

確認テスト

期末考査

12 12 5.景気変動とインフレーショ

・景気動向指数とその内容、短観

、景気基準日付について概観させ

る。

・経済が景気循環のどの局面

にあるかということに関心を

持ち,将来を予想する態度を

身に付けさせる。

学習活動の観察

机間指導

提出物

確認テスト

Page 18: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

3/3

月 時

学習内容 学習目標 学習内容(評価の観点)及

び留意点

評価方法・指導 補助教材

1 9 第5章 経済政策

1.財政

・所得の格差について認識させ、政

府の所得再分配機能について理解

させる。

・資源配分機能,所得再

分配機能,景気安定化機

能に関心を持たせる。

学習活動の観察

机間指導

提出物

学年末考査

・新聞記事

・インター

ネットの活

2.金融 ・我が国の近年の金融政策について

認識させる。

・景気の局面を判断し,望

むべき金融政策について

意欲的に考察しようとする

態度を身に付けさせる。

学習活動の観察

机間指導

提出物

確認テスト

評価方法 中間・期末考査(約70%)+観点別評価(提出物、授業態度など約30%)を総合的に判断して評価する。ただし、規定の授業時数に

満たない生徒は評価保留とする。

Page 19: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

平成 31年度シラバス

月 時間 単元名 指導目標 学習内容及び活動 評価方法

4 9

●オリエンテーション

●セルフマネージメント

技法

●学習年間計画作成

●目標に向けた学習

・「課題研究」の意義を理解し

自らの興味・関心との関連を

考慮した上で課題を選択させ

るようにする

・年間計画を立てることによ

継続的な学習の取り組みを図

・PDCA サイクルやセルフマ

ネージメントなど目標達成に

必要な技法を学ぶ

・日誌に記録をとることで、

毎時の反省を活かし、目標達

成を図る

・学習計画に基づき学習を進

める

○「課題研究」の意義、構成内容

・希望調査

○課題設定及び班分け(3分野6

班)

(1)調査研究(1 班)

(2)作品制作(1 班)

(3)資格取得(4 班)

○目標設定

○学習計画作成

○日誌の記入方法

・日誌記入(毎時間)

確認テスト

日誌提出

取組状況

期末考査

年間計画

自己評価

5 8

●目標達成に向けた学習

●1学期の反省

・学習計画に基づき学習を進

める

・作品を作る喜びや達成感を

身につける

・担当教諭と相談し、学習状

況に応じて計画の見直しを行

・日誌記入(毎時間)

・目標及び学習計画の見直し

6 12

7 12

9 13

●2学期課題検討・確認

●目標達成に向けた学習

●課題研究発表会準備

●2学期の反省

・確認後の学習計画に基づき

学習を進める

・作品を作る喜びや達成感を

身につける

・担当教諭と相談し、学習状

況に応じて計画の見直しを行

・日誌記入(毎時間)

○クラス究発表会の準備

・プレゼンテーションの準備

・報告書の作成

確認テスト

日誌提出

取組状況

期末考査

年間計画

目標達成

状況

10 13

11 10

12 12

科目名 課題研究 教科名 商業 単位数 3単位 学年 3年

対象 地域産業科 使用教材 各自が設定した課題による問題集,模擬問題集,プリント等

Page 20: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

総時間数105時間

1 10 ●課題研究発表会 ・1年間の取り組みについて

レポートにまとめ発表する

○クラス発表会の実施

・3学期取組状況確認

・プレゼンテーション

○全体発表会の実施 卒業考査

日誌提出

取組状況

2 6 ●3学期の反省

・課題研究の学習成果を発表

し、自分の進路についてどう

活かすか考える

○学習成果発表

Page 21: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

平成31年度 シラバス

県立名護商工高等学校

教科 科目 学年 単位数 対象学科

商業 FP 3年 2単位 地域産業科

使用教科書・副教材等 スッキリわかるFP技能士3級(TAC)

教科目標

〇経済の動きや金融の仕組みを理解し、金融商品選びやお金を賢く活かす能力を養う。また、資産運用の知識とスキ

ルを身につけ、実践に役立つ応用力を養成し、自分の判断と責任で行動できる実践力を習得させる。

学習方法

1 ファイナンシャルプランニングの基本を理解しライフプランニングと資金計画についての知識を習得する

2 リスク管理と金融資産運用についての知識、資金運用に必要なプロセスをと投資に関する基本的概念を理解する

3 不動産の登記と関連する税金、不動産の有効活用などについて理解する

4 税金の仕組みや計算、申告と納付について理解する

5 資産に応じた貯蓄・投資などのプランの立案・相談に応じた技能を習得する

学期 月 学 習 内 容

評価の観点 評価基準

関 思 技 知 関:関心・意欲・態度思:思考・判

断・表現技:技能 知:知識・理解

27

4

第 1章 ライフプランニングと資金計画

(1) ライフプランニングの基本

(2) 教育資金設計と老後資金設計 (3) 住宅資金設計

(4) 社会保険 (5) 公的年金制度 (6) 企業年金・確定

拠出年金と個人年金

第 2章 リスク管理

(1)リスク・マネジメントと保険制度全般

(2)生命保険の基礎知識 (3)生命保険商品の種類と内容

(4)生命保険と税金(5)損害保険の基礎知識(6)損害保険と

税金

第 3章 金融資産運用

(1)市場環境に関する知識 (2) 金利と利回り

(3)貯蓄型金融商品の知識(4)預金保険制度・金融商品販売法

(5)投資型金融商品 (6)外貨建商品 (7)ポートフォリオ

第 4章 タックスプランニング

(1) 所得税の基礎知識 (2) 各種所得の計算

(3) 課税標準の計算 (4) 課税所得

ファイルチェック

【中間考査】

ファイルチェック

【期末考査】

30

10

11

12

第 5章 不動産

(1) 不動産の基礎 (2) 不動産の取引

(3) 不動産の取得・保有に係る税金

(4) 不動産の譲渡に係る税金

(5) 不動産有効活用と不動産の証券化

第 6章 相続・事業承継

(1) 相続の仕組み (2) 遺産分割と承認・放棄

(3) 相続税の納税義務者と申告・納付

(4) 相続税額の計算 (5) 贈与の仕組みと贈与税

FP3級技能士検定に向けての取り組み(学科試験)

外部講師による講義(FPの必要性・試験概要等)

ファイル・提出物チェック

【中間考査】

ファイル・提出物チェック

【期末考査】

Page 22: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

13

FP3級技能士検定に向けての取り組み(実技試験)

キャッシュフロー表の作成

(作成方法やライフイベントの作成)

キャッシュフロー表の作成

(年間収支・貯蓄残高・バランスシートの作成)

【期末考査】

合計 70時間

※履修上の注意

◇FP検定3級の取り組みも授業の中で行う

◇上記資格の取得あるいは積極的な取り組みはプラス点として評価に加える

◇新聞を読む、ニュースを見る習慣を付けて授業にのぞむこと

※評価方法について

授業への取り組み、考査、ファイル、プリント等の提出状況などを中心に上記の年間計画に記載した観点によ

り総合的に評価します。

※評価について

各学期の授業時数の 3 分の 2 以上出席していない生徒は、評価保留となる

〈各学期および学年の評価方法〉

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50〜64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

Page 23: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

平成31年度シラバス

【年間目標】

Ⅰ ビジネスに必要な経済に関する知識を習得させ,経済社会の動向について理解させる。

Ⅱ サービス経済社会に適切に対応する能力と態度を育てる。

1.年間学習計画

月 学習内容 学習のねらい・目標 配当時間 評価材料

第1章 サービス経済化とサービス産業

1.産業構造の変化と労働

2.サービス産業の現状

第2章 経済の国際化

1.企業の国際化・グローバル化

2.国際化の進展と国際収支

3.貿易の利益と課題

4.国際資本移動

5.外国為替

●わが国における産業構造の移りかわりや,サービス経

済化の進展要因について,労働市場の変化,消費構造

の変化を通して理解させる

●経済の発展にともなって出現した新しいサービス産

業の役割と,その特徴について理解させる。

●対個人サービス産業や対事業所サービス産業の現状

について,ビジネスの機会をとらえて成長した企業の

具体的な事例を通して理解させる。

●企業は成長を求めて国際的なビジネス活動を展開し,

その活動が国際化からグローバル化へ進展している

ことを理解させる。

●わが国企業のグローバル化の実態を具体的に理解さ

せる。

●国際収支の構造について理解させる。

●国際収支と国内総生産などの指標との関係,また国内

総生産の三面等価の原則について理解させる。

●わが国における経済の国際化の進展について,国際収

支の変化と関連付けて理解させる。

●貿易が国民生活の維持および産業発展に必要不可欠

であることを理解させ,また,貿易が比較優位の原理

に基づいて行われることを理解させる。

●国際資本移動の形態と役割について理解させる。

●金融のグローバル化について,具体的な事例を通して

理解させる。

●外国為替のしくみと外国為替相場を理解させ,それら

の変遷と戦後の国際経済の経緯を理解させる。

●外国為替相場が変動する要因,また外国為替相場の種

類について理解させる。

●外国為替相場が変動することによって発生する為替

リスクについて理解させる。

40時間

確認テスト

中間考査

期末考査

教 科 名 商 業 科 目 名 ビジネス経済応用 使用教材 ビジネス経済応用(実教出版)

学年・学科 3年 地域産業科 ファイナンスコース 単 位 数 3単位

Page 24: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

月 学習内容 学習のねらい・目標 配当時間 評価材料

10

11

12

第3章 金融市場と資本市場

1.金融取引の発達

2.貯蓄と投資の動向

3.金融市場と資本市場の役割

4.金融市場と資本市場の課題

第4章 企業経営

1.企業経営の特色

2.企業経営と外部環境

3.企業の社会的責任

4.企業の海外進出と経営

●金融取引の概念及びそのリスクについて理解させる。

●取引される金融商品について確認させ,家計および企

業の金融取引の現状を理解させる。

●直接金融と間接金融について,それぞれ金融機関との

関わりを通して理解させる。

●経済活動における貯蓄と投資の意義について理解さ

せる。

●金融市場の概念とその意義について確認し,企業の営

業活動と資金調達を通して短期金融市場の概要につ

いて理解させる。

●資本市場の概要について,債券市場と株式市場を中心

に理解させる。

●金融庁の役割とその諸政策を通して,金融市場・資本

市場を支える行政組織について理解させる。

●日本的経営の特色について,基本的な知識や概念の理

解を通して考えさせる。

●わが国の企業をとりまく外部環境の変化についての

知識を身に付け,企業経営に影響を及ぼしている現状

について理解させる。

●企業の社会的責任について,その内容を理解させると

ともに,これからの企業経営のあり方について考えさ

せる。

●わが国の企業の海外進出の経緯とその変化について

理解させる。また,国際経済の中で何が重要なのかを

企業の側面から理解させる。

45時間

確認テスト

中間考査

期末考査

第5章 ビジネスの創造と地域産業の

振興

1.起業の手続き

2.新たなビジネスの展開

3.地域ビジネス事情

●起業の意義と経営理念の重要性,また,起業に対する

支援制度について理解させる。

●わが国における新たなビジネスの現状について,具体

的な事例を通して理解させる。

●身近な地域のビジネスの動向やビジネスに役立つ資

源について調査や研究を行わせ、その結果をもとに,

地域産業振興のための具体的なビジネスアイデアを

考案し,ビジネスプランを作成する実習をさせる。

20時間

学年末考査

Page 25: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

2.科目全体の評価の観点の趣旨

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 知識・理解

●経済や企業経営について関

心を持っているか。

●経済社会の動向について理

解することを目指して,主体的

に取り組もうとしているか。

●サービス経済社会に適切に

対応する実践的な態度を身に

付けているか。

●経済社会の動向につい

て理解することを目指し

て,思考を深めているか。

●経済や企業経営に関す

る基礎的・基本的な知識と

技術をもとに,ビジネスの

諸活動に携わる者として

適切に判断し,外部に表現

する創造的な能力を身に

付けているか。

●経済社会の動向への考察や

サービス経済社会に適切に対

応する基礎的・基本的な技術

を身に付け,活用することが

できるか。

●経済社会の動向への考察や

サービス経済社会への適切な

対応について合理的に計画し

その技術を適切に活用してい

るか。

●経済や企業経営に関する

基礎的・基本的な知識を身

に付けているか。

●サービス経済社会に適切

に対応することの重要性に

ついて理解しているか。

具体例

提出物、学習態度、

平常の学習活動、自己評価

具体例

平常の学習活動

課題の取り組み

発表

具体例

課題

具体例

確認テスト・考査

課題等の提出物

3.観点別学習状況の評価の数量化

評 価 内 容 判定基準 得 点

A 十分に理解できると判断されるもの 80%以上 3

B おおむね満足できると判断されるもの 50%~79% 2

C 努力を要すると判断されるもの 50%未満 1

※判定基準、得点は各教科・各科で検討し設定。

4.各学期及び学年の評価方法

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50~64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

※ 各学期の授業時数の3分の2以上出席していない生徒は、評価保留となる

Page 26: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

平成31年度 シラバス

科目名 ビジネス実務 学 科 名 地域産業科

学 年 3年 単位数 2単位 コース名 ファイナンスコース

1 科目「ビジネス実務」について

学習の到達目標

1.ビジネスにおけるコミュニケーションの意義や,業務の合理化の重要性を理解させる。

2.ビジネスマナーを身につけさせ,適切にコミュニケーションを図ることにより,ビジネスの諸活

動を円滑に行う能力と態度を育てる。

3.珠算に関心を持ち,数に対する感覚を養うとともに計算力を向上させる。

4.そろばんによる四則計算ができるようになる。

5.珠算式暗算による計算ができるようになる。

使 用 教 科 書 『ビジネス実務』(実教出版)

2 科目全体の評価の観点の趣旨

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 知識・理解

○ビジネスにおけるコミュニケーシ

ョンの意義や,業務の合理化につ

いて関心を持ち,主体的に学習に

取り組むとともに,社会人として望

ましい心構えや態度を身につけて

いる。

○そろばんに関心を持ち,積極的

に珠算学習に取り組む意欲がある

○ビジネスの様々な場面における

適切なコミュニケーションの方法

やオフィスにおける合理的な業務

方法を,基礎的な知識をもとに自ら

考え工夫するとともに,その成果を

的確に表現することができる。

○珠算における運指法・運珠法を正

しく理解し,適切な計算を行うこと

ができるか。

○社会人として望ましい心構え

やビジネスマナーを身につけ,

具体的なビジネスの場面におい

て適切にコミュニケーションを

とることができ,合理的な業務

を実践することができる。

○そろばんをまたは暗算で正確

に素早く四則計算を行うことが

できるか。

○ビジネスにおけるコミュニケ

ーションの意義や適切な方法,オ

フィス業務について基礎的・基本

的な知識を身につけ,ビジネスコ

ミュニケーションやオフィス業

務の重要性を理解している。

○珠算の歴史やそろばんのしく

み,四則計算の方法を正しく理解

し,活用できるか。

具体例

平常の学習活動

提出物

自己評価

具体例

平常の学習活動

提出物

自己評価

具体例

提出物

発表

具体例

確認テスト・考査

課題等の提出物

3 観点別学習状況の評価の数量化

評 価 内 容 判定基準 得 点

A 十分に理解できると判断されるもの 80%以上 3

B おおむね満足できると判断されるもの 50%~79% 2

C 努力を要すると判断されるもの 50%未満 1

※判定基準、得点は各教科・各科で検討し設定。

※評価簿の作成を行う。(例:4観点別評価簿及び実際評価簿については別紙)

4 各学期及び学年の評価方法

各学期及び学年はシラバスで記載する。また、5段階評価においては以下の通り。

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50~64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

Page 27: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

シラバス

月 時

学習内容 学習目標 学習内容(評価の

観点)及び留意点

評価方法・指導 補助

教材

4 8 第1章 企業の組織と人間関係

1.企業の組織と意思決定

2.人間関係と仕事

第2章 ビジネスマナー

1.挨拶

・ビジネスマナーを守ることが人間関係の潤滑

油となることを理解させる。

・場面に応じた挨拶の必要性を理解させ,挨拶

やお辞儀の仕方を実践を通して身につけさせ

る。

・組織のルール

や習慣を身につ

けることが組織の

人間関係をきず

き,仕事をする上

で必要であること

を理解させる。

学習活動の観察

机間指導

提出物

確認テスト

8 2.表情と身のこなし

3.名刺交換と紹介

4.訪問・来客の応対

5.電話の応対

・身だしなみとともに表情や身のこなしが第一

印象の決め手になることを理解させ、具体的な

身のこなしを実践を通して身につけさせる。

・名刺交換や紹介のルールをロールプレイング

を通して身につけさせる。

・訪問・来客時の応対に関するルールの意味を

考えさせ,場面に応じて適切な方法を判断でき

るようにさせる。

・受付での応対やお茶の出し方などをロールプ

レイングを通して身につけさせる。

・電話の応対に関するルールの意味を考えさ

せ,場面に応じて適切な対応ができるようにさ

せる。

・苦情電話や道案内などの具体的なケースにお

ける対応をロールプレイングを通して身につ

けさせる。

・場面に応じた挨

拶や身のこなしを

ロールプレイング

を通じて実践させ

る。

・電話応対の基本

に関心を持ち,

様々な電話応対

を実践しようとす

る意欲をもたす。

学習活動の観察

机間指導

提出物

中間考査

6 8 6.席次のマナー

7.交際のマナー

第3章 ビジネスコミュニケー

ション

1.ビジネスコミュニケーション

の基本

2.ディスカッション

3.プレゼンテーション

・席次のルールの基本を理解させる。

・冠婚葬祭の基礎知識を理解させ,それぞの場

面におけるマナーの意味を考えさせる。

・学んできたマナーのそれぞれの意味を振り返

らせ,それぞれのマナーが人間関係の基礎とし

て大切であることを確認させる。

・ビジネスコミュニケーションにおいて必要な

心がまえや基本を考えさせ,基本的な心得を理

解させる。

・効果的なディスカッションの方法を理解さ

せ,グループディスカッションを通してディス

カッションに参加する際の基本的な姿勢を身

につけさせる。

・効果的なプレゼンテーションの方法を理解さ

せ,グループ発表を通してプレゼンテーション

の技能を身につけさせる。

・席次や冠婚葬祭

のマナーやルー

ルを理解させる。

・ビジネスコミュニ

ケーションの種類

を知り,それぞれ

のコミュニケーシ

ョンの特性を考察

し,その違いを表

現させる。

学習活動の観察

机間指導

提出物

確認テスト

期末考査

7 6 4.交渉

5.苦情対応

6.ディベート

・効果的な交渉の方法や効果的な話法を理解さ

せ,グループワークを通して,交渉の基本的な

技能を身につけさせる。

・ディベートを通して身につく能力や技法がビ

ジネスの場で生かされることを理解させる。

・ディベートの実践を通して,ディベートのル

ールを身につけさせる。

・ビジネスコミュニ

ケーションの種類

を知り,それぞれ

のコミュニケーシ

ョンの特性を考察

し,その違いを生

徒同士で表現し

あう。

学習活動の観察

机間指導

提出物

確認テスト

Page 28: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

月 時

学習内容 学習目標 学習内容(評価の

観点)及び留意点

評価方法・指導 補助

教材

9 8 第4章

オフィス業務

1.業務の進行方法

2.スケジュール管

3.オフィス環境の

整備

4.資料管理の方法

5.会議

・業務の進行方法に興味を持たせ,指示・命令の受け方や

業務の進め方について理解させる。

・スケジュール管理の適切な方法を考えさせ,ガントチャー

トやPERTの活用方法や作成方法を理解させる。

・快適なオフィスとは何かを考えさせ,効率的な業務遂行

に必要なオフィス環境の要件を説明する。

・それぞれの資料には適切な管理方法があることを理解さ

せ,基本的なファイリングの方法を説明する。

・適切な管理方法を選択させたり,デジタルデータの管理

方法を実践を通して身につけさせる。

・会議の種類や進め方,会場設営の手順や議事録作成の方

法を理解させる。

・業務の進行方法

やスケジュール管

理に興味を持ち,

指示・命令の受け

方や業務の進め

方について調べ

ようとする態度を

身に付けさせる。

・会議の種類や進

め方について理

解させる。

学習活動の観察

机間指導

質疑応答

提出物

確認テスト

10 8 6.給与計算の方法

7.ソフトウェアの業

務への活用

第5章

税の申告と納付

1.企業と税

2.法人税

3.消費税

・給与計算の手順を説明し、源泉徴収や年末調整の仕組み

を理解させる。

・それぞれの業務に適したソフトウェアの役割を理解させ,

ソフトウェアの活用が業務の効率化に役立っていることを

理解させる。

・納税の意義や税の種類と体系について理解させる。

・税務調整の方法や法人税額の計算の仕方,確定申告書の

概要を説明し,確定申告書の作成を通して,法人税のしく

みを理解させる。

・消費税の申告と納付のしくみを説明し,確定申告書の作

成を通して,消費税のしくみを理解させる。

・給与計算の方法

に興味を持ち,源

泉徴収などの方

法について自分

で調べようとする

姿勢をもたす。

・税の種類や体系

について具体的

に説明できる力を

身に付けさせる。

学習活動の観察

机間指導

質疑応答

中間考査

11 7 序章 珠算の歴史

第1章 計算の基礎

1 合理的な数の扱

いかた

2 概数と概算

・種々の計算用具にも着目させながら,珠算の学習への興

味や関心をもたせる。

・珠算の歴史や,その利便性・有用性を理解させる。

・ビジネス計算の基礎となる数についての知識を高める。

・数に対する感覚を養うとともに概数による計算について

正確な知識を身につけさせる。

・補数しくみを理解させるとともに,補数を利用した簡単な

計算方法を身につけさせる。

珠算の基礎およ

び加減算につい

て関心をもち,そ

ろばんによる加減

算を学ぶ意欲をも

たす。

学習活動の観察

机間指導

質疑応答

期末考査

12 7 第2章 珠算

1 珠算の学習にあ

たって

2 加減算

3 補数計算

・珠算の学習の基礎である姿勢や数字の書き方を正しく理

解させ,運指法・運珠法を正しく習得できるようにする。

・四則計算の基礎である加算と減算について正しい計算方

法を身につけさせるとともに,反復練習により習熟させ,計

算力の向上をはかる。

・補数のしくみを正しく理解させるとともに,日常生活で釣

り銭の計算などに利用すると便利であることを理解させ

る。

正確に加減算が

できるか。また,

見取算・読上算・

伝票算などをそろ

ばんを用いて計

算ができるか確認

する。

Page 29: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

月 時

学習内容 学習目標 学習内容(評価の観点)及び

留意点

評価方法・指

補助教材

1 6 4 乗算

5 除算

・加減算にある程度習熟していることを条件

に,乗算を学習する。乗算について正しい計

算方法を身につけさせるとともに,反復練習に

より習熟させ,計算力の向上をはかる。

・乗算にある程度習熟していることを条件に,

除算を学習する。除算について正しい計算方

法を身につけさせるとともに,反復練習により

習熟させ,計算力の向上をはかる。

・商の修正の学習には十分に配慮し,方法や

目的を理解した上で正しく行えるようにす

る。

・乗算・除算の学習とともに,加減算の反復

練習も継続し,四則計算の習熟をはかる。

正確に乗算・除算ができる

か。また,除算において商の

修正ができるか確認をする。

学習活動の観察

机間指導

質疑応答

提出物

確認テスト

卒業考査

4 6 乗算と除算の定

位法

第3章 暗算

1 暗算を身につけ

るために

・定位法・観察定位法について正しく計算方

法を身につけさせるとともに,けた数の把握が

容易にできるようにさせる。

・ビジネスの世界でも数字のけた数は重要で

あることを理解させる。

・そろばんによる四則計算にある程度習熟し

ていることを条件に,暗算を学習する。

・珠算式暗算について正しい計算方法を身に

つけさせるとともに,反復練習により習熟さ

せ,計算力の向上をはかる。

・珠算式暗算の利便性を理解させ,日常生活

で活用できるようにさせる。

珠算式暗算で計算することの

利便性や有用性を理解さ

せ,暗算による計算方法を正

しく理解させる。また,暗算の

活用方法を理解しているか

について確認をする。。

学習活動の観察

机間指導

質疑応答

評価方法 中間・期末考査(約70%)+観点別評価(提出物、授業態度など約30%)を総合的に判断して評価する。ただし、規定の授業時数に

満たない生徒は評価保留とする。

Page 30: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

平成31年度シラバス

【年間目標】

Ⅰ 財務諸表の作成に関する知識や技術を習得させ,財務会計の意義や制度について理解させる。

Ⅱ 財務諸表から得られる会計情報を,ビジネスの諸活動に活用できる能力と態度を育てる。

1.年間学習計画

月 学習内容 学習内容や学習活動 配当時間 評価材料

第1編 財務会計の基礎

第1章 企業と会計

第2章 企業会計制度と会計法規

第2編 貸借対照表

第3章 貸借対照表のあらまし

第4章 資産の意味・分類・評価

第5章 流動資産 PART1 当座資産

第6章 流動資産 PART2

棚卸資産・その他の流動資産

第7章 固定資産 PART1

有形固定資産

第8章 固定資産 PART2

無形固定資産

第9章 固定資産 PART3

投資その他の資産

第10章 負債の意味と分類

第11章 流動負債

第12章 固定負債

・財務会計の基礎的な内容について学ぶ。

・企業会計の意味と役割などについて学ぶ。

・企業会計制度の意味及び会計法規の必要性などにつ

いて学ぶ。

・貸借対照表の分類・会計処理などを学ぶ。

・貸借対照表の役割や区分表示,様式などを学ぶ。

・資産の意味・分類及び資産評価の意味・基準につい

て学ぶ。

・当座資産の意味と種類及びその評価と記帳方法につ

いて学ぶ。

・棚卸資産の意味と種類及びその取得原価と費用配分

の原則などについて学ぶ。

・有形固定資産の意味と種類及びその取得原価の計算

などについて学ぶ。

・無形固定資産の意味と種類,特にのれんに関する計

算と記帳などを学ぶ。

・投資その他の資産の意味と種類及びその期末評価に

ついて学ぶ。

・負債の意味と分類及びその分類基準を学ぶ。

・流動負債の意味と種類及び引当金の意味を学ぶ。

・固定負債の意味と種類及び社債などを学ぶ。

確認テスト

中間考査

期末考査

10

第13章 純資産の意味と分類

第14章 資本金

第15章 資本剰余金

第16章 利益剰余金

第17章 自己株式

第18章 貸借対照表の作成

第3編 損益計算書

第19章 損益計算書のあらまし

・純資産の意味・分類について学ぶ。

・株式会社の資本金について学ぶ。

・資本剰余金の意味と分類などについて学ぶ。

・利益剰余金の意味と分類などについて学ぶ。

・自己株式の意味及び取得・処分・消却を学ぶ。

・棚卸法と誘導法及び貸借対照表作成上の原則や注記

などを学ぶ。

・損益計算書の分類・会計処理などを学ぶ。

・損益計算書の役割・区分・様式などを学ぶ。

確認テスト

中間考査

教 科 名 商 業 科 目 名 財務会計Ⅰ 使用教材 新財務会計Ⅰ(実教出版)

学年・学科 3年 地域産業科 ファイナンスコース 単 位 数 2単位

Page 31: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

月 学習内容 学習内容や学習活動 配当時間 評価材料

11

12

第20章 損益計算の意味と基準

第21章 売上高

第22章 売上原価,販売費及び一般

管理費

第23章 営業外収益・営業外費用

第24章 特別利益・特別損失

第25章 損益計算書の作成

第26章 その他の財務諸表

第4編 財務諸表の活用

第27章 財務諸表のディスクロー

ジャー

第28章 財務諸表分析

・損益計算の意味などを学ぶ。

・売上高を計上する基準などについて学ぶ。

・売上原価の意味と販売費及び一般管理費の種類につ

いて学ぶ。

・営業外収益と営業外費用の意味と種類などについて

学ぶ。

・特別利益と特別損失の意味と種類などを学ぶ。

・損益計算書作成上の原則や注記などを学ぶ。

・株主資本等変動計算書の意味などを学ぶ。

・財務諸表のディスクロージャーと財務諸表分析につ

いて学ぶ。

・企業と利害関係者などを学ぶ。

・財務諸表分析の意味とその方法などを学ぶ。

確認テスト

期末考査

第5編 連結財務諸表

第29章 連結財務諸表のあらまし

第30章 連結財務諸表の作成PART1

第31章 連結財務諸表の作成PART2

総合演習Ⅰ

総合演習Ⅱ

・連結財務諸表のあらましと作成方法について学ぶ。

・親会社と子会社の意味と連結財務諸表の重要性を

学ぶ。

・連結貸借対照表の作成手続きなどを学ぶ。

・連結精算表から連結財務諸表を作成する手順を学ぶ。

・取引の記帳と決算を学ぶ。

・財務諸表の作成を学ぶ。

卒業考査

2.科目全体の評価の観点の趣旨

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 知識・理解

財務会計に関心を持ち,その

知識と技術の習得を目指して意

欲的に取り組むとともに,ビジ

ネスの諸活動を計数的に把握す

る実践的な態度を身につけてい

るか。

いろいろな処理法や記帳法,財務

諸表の作成方法について,なぜ,そ

のように行うのかなど自ら思考を深

め,基礎的・基本的な知識と技術を

活用して適切に判断し,創意工夫す

る能力を身につけているか。また,

その成果を会計情報の提供という形

で適切に表現することができるか。

財務諸表の作成に関する基

礎的・基本的な技術を身につけ

,ビジネスの諸活動を計数的に

把握し,的確に処理することが

できるか。

財務諸表の作成に関する基

礎的・基本的な知識を身につ

け,財務会計の意義や制度に

ついて理解しているか。

具体例

提出物、学習態度、

平常の学習活動、自己評価

具体例

平常の学習活動

課題の取り組み

具体例

確認テスト・定期考査

課題

具体例

確認テスト・定期考査

課題等の提出物

3.観点別学習状況の評価の数量化

評 価 内 容 判定基準 得 点

A 十分に理解できると判断されるもの 80%以上 3

B おおむね満足できると判断されるもの 50%~79% 2

C 努力を要すると判断されるもの 50%未満 1

※判定基準、得点は各教科・各科で検討し設定。

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4.各学期及び学年の評価方法

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50~64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

※ 各学期の授業時数の3分の2以上出席していない生徒は、評価保留となる

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平成31年度 シラバス

教 科 名:商 業

科 目 名:商品開発

学 年:3年地域産業科

単 位 数:2単位(選択科目)

使用教科書:「商品開発」(実教出版)

1 科目「商品開発 」について

学習の到達目標 商品開発に関する知識と技術を習得させ、顧客満足を実現することの重要性について理解させる

とともに、商品を企画・開発し、流通活動を行う能力と態度を育てる。

使 用 教 科 書

使 用 副 教 材 『商品開発』(7 実教) 実教出版株式会社

2 科目全体の評価の観点の趣旨

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 知識・理解

商品開発について関心をもち

、消費者の視点に立った商品の企

画・開発・流通に主体的に取り組も

うとしているか、商品活動に関する

諸活動を主体的に考える実践的

な態度を身につけているかどうか

商品開発に関する諸活動への

適切な対応を目指して、思考を無

かめているか、商品開発に関する

基礎的・基本的な知識と技術をも

とに、ビジネスの諸活動に携わる

物として適切に判断し、外部に表

現する創造的な能力を身につけ

ているかどうか。

商品を企画・開発し、流通させる

ために必要案技術、商品開発に

必要なデザインに関する技術を身

につけ、活用することができてい

るか、商品開発に関する諸活動を

合理的に計画し、その技術を適切

に活用しているかどうか。

商品開発に関する基礎的・基本

的な知識を身につけているか、顧

客満足を実現することの重要性に

ついて理解しているかどうか。

具体例

様々な実習を通して理解を深

めようとしているかどうか、など

具体例

特徴や違いなどについて理由

と主体的に考え、その結果を適切

な言語活動によって表現できるか

どうか、など

具体例

学習した内容を活用し、商品

開発に関する諸活動に取り組ん

でいるかどうか、など

具体例

演習問題をとおして理解を深め

ようとしているかどうか、など

3 観点別学習状況の評価の数量化

評 価 内 容 判定基準 得 点

A 十分に理解できると判断されるもの 80%以上 3

B おおむね満足できると判断されるもの 50%~79% 2

C 努力を要すると判断されるもの 50%未満 1

4 各学期及び学年の評価方法

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50~64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1

5 履修上の注意

(1)商品開発に興味と関心を高めるため、具体的な事例や商品名など身近な例をあげること。

(2)実習課題については、アイディアを出して「商品開発」に関する意識を高めるようにしていく。

(3)授業の際には、教科書・ファイルの準備を確認しておくこと。

(4)不明な点は積極的に質問して、『商品開発』に対する理解を深めるようにすること。

(5)授業以外の普段のマナー・あいさつ・身なりも評価の対象とするので注意すること。

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シラバス

1/3

月 時

間 学習内容 学習目標 評価方法・指導

4 7 第1章 商品と商品開発

第1節 商品の多様化

1 商品の成り立ちと範囲 2 技術革新と商品

3 経済の国際化と商品 4 消費生活の変化と商品

5 地球環境の保全と商品

第2節 商品開発の意義と手順

1 商品開発の意義 2 現代社会における商品開発

3 商品のライフサイクル 4 商品の評価と商品の改良

5 商品開発の手順

多様な商品の現状、商品のライフサイ

クルについて理解させる。販売後の商品

の評価とそれに基づいて商品の改良を行

うことの重要性について認識させる。

授業への取り組み

提出物

(ワークシート)

8 第2章 商品の企画

第1節 環境分析

1 商品を取り巻く環境 2 マクロ環境の分析

3 ミクロ環境の分析

第2節 商品開発の意志決定と開発テーマの決定

1 商品開発の意志決定 2 開発テーマの検討

第3節 市場調査

1 市場調査とは 2 市場調査の内容

3 市場調査の方法 4 市場調査の手順

第4節 商品コンセプトの立案と商品企画書の作成

1 商品コンセプトとは 2 商品コンセプト立案の手順

3 商品企画書の作成とプレゼンテーション

マクロ環境やミクロ環境などの、商品

を取り巻く環境について理解させる。

環境の分析結果をもとに、企業が自社

の特徴を踏まえて商品開発に関する意志

決定を行う過程について理解させる。

市場細分化によって標的市場を設定す

ること、またその意義について理解させ

る。

商品コンセプトを考案することの重要

性について認識させる。

授業への取り組み

提出物

(ワークシート)

6 8 〇商品企画書作成実習

商品名・商品コンセプト・キャッチコピ

ー・商品イメージ・開発背景等具体的な

商品企画書を作成する実習をさせる。

実習への取り組み

提出物

(商品企画書)

定期考査

7 6 〇プレゼンテーション実習 作成した商品企画書にもとづいてプレ

ゼンテーションを行う。

実習への取り組み

提出物

(プレゼン資料)

発表

1学期の

評価方法 観点別評価及び定期考査等から総合的に評価する(100点法)

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シラバス 2/3

月 時

間 学習内容 学習目標 評価方法・指導

9 8 第3章 商品開発

第1節 商品の仕様と詳細設計

1 商品の使用 2 詳細設計

3 コンピュータによる設計と評価

第2節 試作品の作成と評価

1 試作の目的 2 試作品の作成

3 試作品の評価

第3節 開発商品のテスト

1 機能テストと消費者テスト 2 消費者テストの方法

3 市場テスト

第4節 事業計画の立案

1 事業計画の立案と趣旨 2 価格の設定

3 流通経路の立案 4 販売促進の立案

5 財務計画の立案

6 事業計画書の作成とプレゼンテーション

商品商と仕様書に基づいた詳細設

計、およびコンピュータによる設計と

その評価について理解させる。

試作品を作成し、評価項目と基準を

設定して試作品を評価し、設計・仕様

の変更を行う過程について理解させ

る。

開発商品のテストによって、商品コ

ンセプトの仮設検証を行うことの重

要性について理解させる。

生産計画、マーケティング計画、財

務計画といった事業計画の流れとそ

の内容について理解させる。

授業への取り組み

提出物

(ワークシート)

10

8 第7章 総合実習

1 商品開発実習のねらいと実習の手順

2 商品開発実習

これまで学習した内容に基づき、商

品開発の実習をさせる。

授業への取り組み

提出物

(ワークシート)

11 8 第4章 商品開発とデザイン

第1節 デザインの基礎

1 デザインの役割 2 デザインの種類

3 商品開発と関わりの深いデザイン

第2節 パッケージデザイン

1 パッケージデザインとは 2 パッケージデザイン制作

第3節 グラフィックデザイン

1 グラフィックデザインとは

2 グラフィックデザインの制作

商品開発においてデザインが果た

す役割について理解させる。またデザ

インの種類と、商品開発と関わりの深

いデザインについて認識させる。

パッケージデザインの機能や種類、

制作上の重視点について認識させる。

授業への取り組み

提出物

(ワークシート)

定期考査

12 7 第5章 商品開発と知的財産権

第1節 知的財産権の内容

1 知的財産の保護の重要性 2 特許権の内容

3 実用新案権の内容 4 意匠権の内容

5 著作権の内容 6 商標権の内容

7 不正競争防止法の内容

第2節 知的財産権の取得

1 知的財産の権利化の意義 2 知的財産権の取得手続

第3節 知的財産権の活用

1 独占的販売 2 ライセンス

知的財産保護の重要性や知的財産

権の侵害に関する具体的な事例の考

察を通して認識させる

特許権、実用新案権、意匠権、著作

権、商標権の概要とビジネスにおける

活用の意義を理解させる

知的財産の権利科の意義や取得手

続きの概要を理解させる

取得した知的財産権について、独占

的販売や瀬選手取得など、その活用方

法について理解させる。

授業への態度

提出物

(ワークシート)

2学期の

評価方法 観点別評価及び定期考査等から総合的に評価する(100点法)

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シラバス 3/3

月 時

間 学習内容 学習目標 評価方法・指導

1 7 第6章 商品流通と流通を支える活動

第1節 流通の仕組みと市場

1 流通の役割

2 流通の仕組みとその変化 3 流通系列化

4 商品流通における市場の役割と課題

5 卸売業の種類 6小売業者の種類

7 事業ごとの流通戦略

第2節 売買業者の商品計画

1 卸売業者の商品計画と今後の方向

2 小売業者の商品計画と今後の方向

3 プライベートブランド商品の開発

第3節 流通手段の多様化

1 無店舗販売 2 商品の特性に応じた流通

流通の役割、流通の仕組みとその変化、

および流通系列化について理解させる。

商品流通における市場の役割と課題に

ついて、具体的な事例を取り上げて理解

させる。

卸売業と小売業における商品計画の重

要性について理解させるとともに、卸売

業と小売業の今後の方向について考察さ

せる。

多様化した流通手段について理解させ

る。

学習態度

プリント取り組み

提出物

(ワークシート)

定期考査

3 第4節 物流と流通を支えるその他の活動

1 物流の働きと仕組み

2 金融・保険の働きと仕組み

3 情報通信システム

商品の特性に応じた流通手段の選択に

ついて理解させる。

学習態度

プリント取り組み

提出物

(ワークシート)

3学期の

評価方法 観点別評価及び定期考査等から総合的に評価する(100点法)

学年の

評価方法 各学期の100点法での平均点をもとに総合的に評価する(5段階評価)

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平成 31年度シラバス 県立名護商工高等学校

教科 科 目 学年 単位数 対象学科・コース

商業 総合実践 3年 3単位 地域産業科・

ファイナンスコース

使用教科書・副教材等 みんなで体験!株式会社とお金のしくみ(証券知識普及プロジェクト)

株式学習ゲーム(日本証券業協会)

教科目標

1.証券会社と個人投資家相互の立場を体験的に学習させることにより、証券市場における、それぞれの立

場から、経済や金融市場を分析する客観的判断力を培う

2.証券会社の役割を理解させ、株資の需要・供給と、株価との関係を理解させる

3.株価変動の基本データーを読み取ることにより、マーケティング能力の育成を図る

4.自ら考え実行し、自らの力で解決する、という自主的な学習活動をおこない、ビジネス人として必要な

問題解決能力および態度を養う

学習方法

1.グループで模擬会社を設立し、株式会社とお金の仕組みについての体験的に学ぶ

2.カードゲームなどを取り入れて世の中の動きが資産に与える影響や経済用語について学んでいく

3.プレゼンテーションを取り入れ、情報をわかりやすく伝える技術を習得する

月 学習内容

評価の観点 評価基準

関:関心・意欲・態度思:思考・

判断・表現技:技能 知:知識・

理解

関 思 技 知

4

・経済の仕組み金融の仕

組み

・株式会社の仕組み

・証券会社の役割・暮らし

とお金

・「株式会社の経営」などを模

擬的に体験し、「市場経済の仕

組み」「証券市場の意義」「金

融の働き」の興味関心を引き

出し理解を深める

◆ ◆ ◆ 提出物・学習態度

5

・「会社経営者」として資

金調達、商品の開発販売

決算を体験する

「投資家」として資産運

用を体験する

・「消費者」として会社の

商品を選択する

・「会社経営を行いより多くの利

益を得る」「会社に投資して自分

の持っているお金を増やす」を目

的に会社経営する

・事業計画、商品開発では投資家

から資金を集められるようにグ

ループ内で工夫し発表を行う

◆ ◆ ◆

提出物・学習態度・発表

6

・営業利益,経常利益,純

利益

・決算単身の理解と同業

種との比較、日本経済に

おける証券市場の役割

・大切な三つの利益について

理解する

・決算書を比べる

◆ ◆ ◆ 提出物

Page 38: 教 科 名 商 業 科 情報処理 使用教材 情報処理(実教 …や,ビジネスにおける需要予測などの傾向をとらえる 方法などについて理解する。

7

・株価変動の情報収集

・分散投資

・株式学習ゲーム

・経済と証券市場の関わりを

理解させ、株資の需要・供給

と、株価との関係を理解させ

◆ ◆ ◆ 期末考査・提出物

9

・オンライントレード

・模擬証券取引その1

(投資家および証券会社)

・証券会社と個人投資家相互

の立場をそれぞれ体験的に学

習さる。

証券市場における、それぞれ

の立場から、経済や金融市場

を分析する能力を培う

・体験的活動を通して、今後ビ

ジネス人として必要能力の育

成を図る

提出物

10 ・模擬証券取引その1

(投資家および証券会社) 提出物

11 ・模擬証券取引その2

(投資家および証券会社) 提出物

12 ・模擬証券取引その2

(投資家および証券会社) プレゼンテーション

1 コンピューターによる取

引業務

・・自ら考え、証券市場を分析

し、実行するという自主的な

学習活動をおこない、ビジネ

ス人として必要な問題解決

能力および態度を養う

◆ ◆ ◆ レポート

2 ・投資信託について 投資信託業務について理解させ

る。 ◆ ◆

年間授業総時数 105時間

※評価について

各学期の授業時数の 3 分の 2 以上出席していない生徒は、評価保留となる

各学期および学年の評価方法

評 価 内 容 100点法 5段階評価

十分満足できると判断されるもののうちで、特に高い程度のもの 80~100 5

十分満足できると判断されるもの 65~79 4

おおむね満足できると判断されるもの 50〜64 3

努力を要すると判断されるもの 35~49 2

努力を要すると判断されるもののうち、特に程度の低いもの 0~34 1