アンテナ取付金具施工方法 土井電機20120608
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・衛星用アンテナ金具・ソーラーシステムの工事方法について
~施工方法の説明~
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施工方法
(1) 据置台工法 (ブロック施工方式)
井桁の付いたマストにコンクリートブロック等の重しを載せて固定するカウンターウェイト方式と呼ばれる据置方法。屋上や地上の平らな場所に置いた専用台にコンクリートブロック等の重石を置き、アンテナ金具が風圧で転倒したり移動したりしないようにする。設置する高さやアンテナの大きさに基づき風圧加重を算出し、アンテナ全体を強風時にも安全に保つために必要な重量の重石を用意する。
特に屋上に設置する際等、建物に手を加える必要がなく、アンテナの移設にも対応できることから、最も多く好まれる方法。穴掘りが不要で屋上にも設置できるので、NPRM(Non-Penetrating Roof Mount)またはNPMM(Non-Penetration Mast Mount)とも呼ばれる。ゴムシートなどのパッドを敷いてから設置すれば床を傷付けない。施工が簡単で移設もできる。
アンテナ金具を取り付ける据置台 (ブロック施工方式)
据置台
据置台にブロックを載せて重さで固定する
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施工方法
(2)コンクリート 基礎工法
屋上床面等の構造物にアンカーボルトを固定し、アンテナ取付金具をそのアンカーボルトに固定する方法。
建物屋上の場合、床面防水層を剥がし、その上にコンクリートを流し込んで基礎を作成する。基礎にアンカーボルトを埋め込み、アンカーボルトにマストを固定する。
アンテナ金具を取り付けるコンクリート基礎
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施工方法
(3) 地中埋め込み工法
金属パイプ下部を地中に埋める方法。地面に穴を掘り、金属パイプを入れ、コンクリートで固める。パイプには回転防止の棒を付ける。費用は安価だが移設は困難。風圧加重計算から求めた場合、十分な強度に達しない場合がある。
アンテナ金具を取り付ける
埋め込み工法
穴を掘り、アンテナポールを立て、コンクリで埋めたもの。
埋め込み工法
写真は穴を掘って埋めたもの。
埋め込み工法
回転防止のパイプを取り付ける
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施工方法
(4) フェンスや壁にアンテナ金具を固定する方法
壁掛け用やフェンス取り付け用に製作した金具を使って、ベランダや屋上のフェンス・壁等にマストを設置する方法。大きなアンテナには適さない。
アンテナ金具を取り付ける
壁掛用取付金具
フェンスおよび壁の取付図
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施工方法
(5) その他
アンテナと台が一体になった製品を用いる。台を別途用意する必要がなく便利だが、設置方法の変更はできない。固定には重しの他にステー等も必要になる場合もある。方位角調整の際は台ごと動かすことになる。
アンテナ金具を取り付ける
アンテナ+マウント一体型製品
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施工方法
据置台(ブロック施工方式)とコンクリート基礎施工方式
ソーラーシステムにおいても、アンテナ金具と同様の「据置台方式」および、「コンクリート基礎施工方式」を用いる。
ソーラーシステムを設置する
太陽電池
モジュール
太陽電池モジュール 充放電制御盤
850
※左図は模式図です。施工環境によって変化致します。
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