download.microsoft.comdownload.microsoft.com/download/6/8/5/68581865-3b24-4244... · web...

Click here to load reader

Upload: others

Post on 24-Feb-2020

0 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

更新日 : 2007 年 10月

※本ガイドには日本においては未提供の内容も含まれています。実際に日本で利用可能なサービス詳細に関しては、マイクロソフトまたは販売会社様までご確認ください。

目次

4マイクロソフト オンライン サービスとは

7オンライン サービスの購入およびプロビジョニング プロセス

8マイクロソフト オンライン サービスのライセンスについて

8価格設定、請求、サブスクリプション期間

17よく寄せられる質問 (FAQ)

21付録 A – マイクロソフト オンライン サービス (ライセンス プログラム別)

22付録 B – 各オンライン サービスのカテゴリで利用可能なライセンス モデル

24付録 C – 各マイクロソフト オンライン サービスの概要

25Antigen Enterprise Manager

27Antigen for Instant Messaging

29Automated Service Agent

32Forefront Client Security

35Forefront Security for Exchange Server

38Forefront Security for SharePoint

41MapPoint Web Services

43Microsoft Exchange Hosted Archive

46Microsoft Exchange Hosted Continuity

49Microsoft Exchange Hosted Encryption

51Microsoft Exchange Hosted Filtering

54Microsoft Learning Solutions

57MSN Encarta Online

59Office Groove Enterprise Services

61Office Live Communications Server (LCS) Public Instant Messaging Connectivity (LCS PIC)

64Office Live Meeting

65付録 D – オンライン サービス コンポーネントを含むサービス スイートまたは製品スイートの概要

© 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved.

本資料に記載された内容は情報提供のみを目的としており、明示または黙示に関わらず、これらの情報についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。

Microsoft、FrontPage、InfoPath、OneNote、Outlook、PowerPoint、SharePoint、Visio、Visual Studio、Windows、および Windows NT は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。マイクロソフトは、販売代理店により間接的に取得されるライセンスの最終価格および支払条件の決定には関与しません。

マイクロソフト オンライン サービスとは

マイクロソフト オンライン サービスは、お客様に最新のテクノロジから得られるあらゆるメリットを少ないコストでご提供するサブスクリプション ベースの特典です。

オンライン サービス (OLS) ポートフォリオの多くのサービスは、ソフトウェアをサービスとしてご提供する (SaaS) アプリケーションです。従来のソフトウェアはコンピュータ機器にインストールしたうえで使用され、その管理やサポートも、そのコンピュータ機器でローカルに行われます。一方、SaaS アプリケーションには次のようなメリットがあります。

· ソフトウェアの重要な部分はお客様の IT 環境の外部に置かれます。

· アプリケーションは、マイクロソフトのデータ センターでホストされます。

· ソフトウェアの運用や、最新バージョンへのアップデート、メンテナンスなどの管理作業は、お客様やパートナーではなくマイクロソフトの責任で行われます。

· 実行中のソフトウェアのバージョンは最新の状態なので、お客様は複雑な IT 管理をしなくても最新のソフトウェアが持つ機能によるメリットが得られます。

· これらのサービスは月額料金が設定されており、請求は契約期間を通して前払いまたは年単位のいずれかで行われます。

一般的に、ソフトウェアはユーザーの組織の環境に設置されているコンピュータ機器にインストールしたうえで使用されます。また、その管理やサポートもユーザーの組織の下でローカルに行われます。たとえば、Microsoft® Word を使用する場合は、ユーザーの組織内の PC にインストールしたうえで使用するのが一般的です。この場合、Word の運用状況や、最新バージョンへのアップデート、メンテナンスなどの管理作業は、組織全体の IT 環境の一部としてユーザー自身が行うことになります。

ソフトウェア (従来のモデル)

これに対し、オンライン サービスでは、ユーザーの組織の IT 環境内ではなく外部のサービス プロバイダ内にソフトウェアの重要な部分が置かれます。ただし、すべてのソフトウェアがサービス プロバイダ内に置かれるわけではありません。オンライン サービスの価値をユーザーに提供したり、ユーザーがサービスを受けやすくしたりするために、ユーザー側のコンピュータ機器のローカルにインストールされるソフトウェアもあります。オンライン サービスは多種多様ですが、その共通の目的は、ユーザー側の組織からサービス プロバイダのシステムにリモートでアクセスしたユーザーに、ソフトウェアの本来の価値を提供するということです。オンライン サービスでもう一つ重要な点は、サービス プロバイダ内のシステム上にあるソフトウェアの運用や、最新バージョンへのアップデート、メンテナンスなどの管理作業がサービス プロバイダの責任で行われるということです。

オンライン サービス (ホスト型モデル)

マイクロソフト オンライン サービスでは、マイクロソフトがサービス プロバイダの役割を担い、ユーザーにソフトウェアを提供します。また、ユーザーに代わってソフトウェアの管理を行います。

オンライン サービス製品の概要

コラボレーションおよびコミュニケーション

Automated Service Agent

Microsoft Exchange Hosted Services:

· Microsoft Exchange Hosted Archive

· Microsoft Exchange Hosted Continuity

· Microsoft Exchange Hosted Encryption

· Microsoft Exchange Hosted Filtering

Microsoft Office Groove Enterprise Services

Microsoft Office Live Communications Server (LCS) Public Instant Messaging Connectivity (LCS PIC)

Microsoft Office Live Meeting

セキュリティ

Forefront Client Security

Microsoft Forefront Sever Security 製品 :

· Antigen Enterprise Manager

· Antigen for Instant Messaging

· Forefront Security for Exchange Server

· Forefront Security for SharePoint®

参照

MapPoint® Web Services

MSN® Encarta® Premium および MSN® Encarta® Academic

Microsoft Learning Solution

オンライン サービスをライセンス認証する

オンライン サービスの対象となるソフトウェアはリモートのサービス プロバイダ内に置かれるため、利用にあたっては "ライセンス認証" の操作を行う必要があります。サービス プロバイダは、ユーザーが自身でリソースを用意してソフトウェアをローカルに展開する場合とまったく同じようにオンライン サービスを利用できるように、十分なリソースを用意してソフトウェアを展開する必要があります。オンライン サービスを正しくライセンス認証するには、ユーザーの組織に関する基本設定情報 (ドメイン名や連絡先情報など) を、ユーザー自身がサービス プロバイダに提供する必要があります。場合によっては、オンライン サービスを "自動的にライセンス認証" することもできます。この場合は、オンライン サービスをライセンス認証するための操作は必要ありません。

オンライン サービスの購入およびプロビジョニング プロセス

マイクロソフトは、マイクロソフト ボリューム ライセンス サービス ("MVLS") Web サイトのボリューム ライセンス プログラムを通じて特定のマイクロソフト オンライン サービス ライセンスを購入する際に、より効率的で一貫性のある方法で購入できるよう、購入プロセスを強化しました。

顧客のメリット :

· オンライン サービスの発注およびライセンス認証で、新しいエンドツーエンドのビューを使用できます。

· マイクロソフトから送信される通知の形式が統一されました。

購入およびライセンス認証の手続き :

ボリューム ライセンスを新規契約または更新するお客様のエンドツーエンドの購入およびライセンス認証の手続きは、次のようになります。

1. リセラー パートナーに連絡して、既存の契約に対して発注するか、または新しい契約を結びます。

2. リセラーがプログラムによる標準の VL 発注プロセスを通じて発注を行います。

3. ライセンス認証を必要とするサービスについて、ライセンス認証の案内が送信されます。

4. MVLS にアクセスして、オンライン サービスのプロビジョニングを開始します。ライセンス認証が必要なサービスのために、製品固有のプロビジョニング情報 (連絡先情報、ドメイン名、IP アドレス、契約番号など) を入力するよう求められます。プロビジョニング サイトへのリンクは MVLS で提供されます。

(注 : リセラー パートナーまたはチャネル パートナーは、作業をお客様に委託された場合、オンライン サービスの設定およびライセンス認証をお客様に代わって行うことができます。

5. マイクロソフト (サービス プロバイダ) が、プロビジョニング サイトでお客様が指定した連絡先に、サービスを開始するための認証情報を電子メールで送信します。

前述のプロセスは、次のオンライン サービスに適用されます。すべての Exchange Hosted Services、Office Live Meeting、Live Communication Server Public Instant Messaging Connectivity (LCS PIC)、および Microsoft Learning。他のサービスのプロビジョニングの手順については、「付録 C」の各製品の概要に関するセクションを参照してください。

マイクロソフト オンライン サービスのライセンスについて

現行の非サブスクリプション型の商用プログラムによるサブスクリプション モデル

マイクロソフト オンライン サービスはサブスクリプション モデルという形態でライセンス供与されます。サブスクリプションは新聞の購読とよく似ています。たとえば、オンライン新聞を 1 年間購読する場合、その 1 年間を通じて毎月購読料を支払うことになります。その購読料と引き換えに、購読期間中にオンライン新聞の記事を閲覧する権利が与えられます。契約期間の満了時は、購読をもう 1 年間延長するか、そのまま終了するかを選択することができます。購読を更新しない場合は、毎月の購読料の支払い義務がなくなり、オンライン新聞の記事を閲覧する権利もなくなります。

マイクロソフト オンライン サービスも、これとよく似たサブスクリプション モデルに従っています。従来のほとんどのソフトウェア ライセンスとは異なり、これらのオンライン サービスやそれに付随するソフトウェアのライセンスは永続的ではありません。つまり、オンライン サービスにアクセスして使用する権利と、関連ソフトウェアをインストールして使用する権利は、サブスクリプション期間に限ってユーザーに与えられます。マイクロソフトは、1 つの契約だけでマイクロソフトのソフトウェアとオンライン サービスを提供できるように、現行の非サブスクリプション型のマイクロソフト ボリューム ライセンス プログラムを通してこれらのオンライン サービスを利用できるようにしました。 ただし、この『オンライン サービス ガイド』に示されている説明や例は、サービス プロバイダ ライセンス アグリーメント (SPLA) や ISV ロイヤリティ プログラムのような非商用プログラムには適用されません。この点にご注意ください。利用可能なオンライン サービスや、オンライン サービスを提供可能な商用マイクロソフト ボリューム ライセンス プログラムの一覧については、「付録 A」をご覧ください。

価格設定、請求、サブスクリプション期間

マイクロソフト オンライン サービスには月額料金が設定されており、請求は一括もしくは年単位3で行われます。サブスクリプション期間は、ユーザーの現行の契約の残存期間と同じになります。

· 月額料金 – マイクロソフト ボリューム ライセンスの価格表に記載されている価格が 1 か月分のオンライン サービス利用料になります。

· サブスクリプション期間は現行の契約の残存期間と同じ – オンライン サービスのサブスクリプション期間は、現行の契約の残存期間と同じになります。

· 年単位の請求 – サブスクリプション期間全体分の一括払いを選択した場合を除き、翌年の契約応当日にオンライン サービス利用料が請求されます。年払いは、チャネル パートナーが年払いに対応している場合にのみご利用いただけます。年払いに関する次の説明および例はすべて、リセラーが年払いに対応していることを前提としています。

3 年契約の締結と同時にマイクロソフト オンライン サービスを購入された場合は、サブスクリプション期間も 36 か月になります。この場合は、36 か月間のオンライン サービス利用権が供与され、オンライン サービスの月額利用料を 36 か月分毎月お支払いただきます。お支払方法としては、契約期間全体にわたるサブスクリプション期間全体の利用料を一括払いしていただくこともできますし、契約後の次の 1 年分だけを年払いにしていただくこともできます。3 年契約の締結後の 14 か月目にマイクロソフト オンライン サービスを購入された場合、サブスクリプション期間は 22 か月になります。この場合は、22 か月間のオンライン サービス利用権が供与され、オンライン サービスの月額利用料を 22 か月分毎月お支払いただきます。この例外として Campus Agreement および School Agreement プログラムがあります。お客様は、サービスを発注された契約年において、そのプログラムを最低 6 か月以上使用する利用料をお支払いいただきます。

A. 36 か月契約、同時発注、36 か月分を一括払い

0 か月目に新規の 3 年契約を締結し、締結と同時にオンライン サービスも発注し、サブスクリプション期間全体のオンライン サービス利用料を前払いしていただく場合の例です。この場合は、36 か月のサブスクリプション期間にわたってオンライン サービスを利用する権利が供与されます。

B. 36 か月契約、同時発注、年払い

0 か月目に新規の 3 年契約を締結し、締結と同時にオンライン サービスも発注し、利用料を 1 年ごとの契約応当日にお支払いいただく場合の例です。この場合は年払いとなりますが、36 か月の全サブスクリプション期間にわたってオンライン サービスを利用する権利が供与されます。

C. 36 か月契約、9 か月目に発注、年払い

0 か月目に新規の 3 年契約を締結し、締結後の 9 か月目にオンライン サービスを発注し、利用料を 1 年ごとの契約応当日にお支払いいただく場合の例です。この場合は年払いとなりますが、27 か月の全サブスクリプション期間にわたってオンライン サービスを利用する権利が供与されます。

追加発注

マイクロソフト オンライン サービスを追加発注することもできます。追加分にも月額料金が適用され、請求は年単位に行われます。サブスクリプション期間は契約の残存期間と同じになります。3 年契約の締結と同時にマイクロソフト オンライン サービスを購入し、契約締結後の 14 か月目に同じオンライン サービスの利用権を追加で発注した場合は、最初に発注した分のサブスクリプション期間は 36 か月になり、後から発注した分のサブスクリプション期間は 22 か月になります。

A. 36 か月契約、最初の発注が 9 か月目、次の発注が 18 か月目、年払い

0 か月目に新規の 3 年契約を締結し、締結後の 9 か月目に最初のオンライン サービスを発注、さらに、締結後の 18 か月目に別のオンライン サービスを発注し、利用料を 1 年ごとの契約応当日にお支払いいただく場合の例です。この場合、9 か月目から 18 か月目までは、最初に発注されたオンライン サービスの分をお支払いいただきます。18 か月目から 36 か月目までは、最初の発注と 2 回目の発注のオンライン サービス利用料を両方お支払いいただきます。

発注の取り消しと削減

マイクロソフト オンライン サービスを発注された場合、サブスクリプション期間が終了するまでは、発注を取り消すことも発注数を減らすこともできません。たとえば、オンライン サービスの導入をお取り止めになった場合でも、サブスクリプション期間が終了するまで料金の請求が発生します。同様に、50 ユーザー分の契約をされた場合、その数を 25 ユーザー分に削減することも、サブスクリプション期間が終了して更新するまではできません。

マイクロソフト オンライン サービス スイート

マイクロソフトでは、複数のマイクロソフト オンライン サービスを組み合わせて 1 つのサービスとして統合したオンライン サービス スイートを提供しています。オンライン サービス スイートの価格設定情報を確認するには、スイートに含まれる個々のオンライン サービス コンポーネントを個別に発注するのではなく、スイートのライセンスを発注する必要があります。また、サブスクリプション期間終了時のオンライン サービス スイートの価格を維持することを希望される場合は、新しいサブスクリプション期間にスイート全体を更新する必要があります。オンライン サービス スイートに含まれるコンポーネントの一部だけを更新することはできません。オンライン サービス スイートに含まれる一部のオンライン サービスのみの継続利用を希望される場合は、新しいサブスクリプション期間にそのオンライン サービスのサブスクリプション ライセンスを個別に発注することができます。ただし、その個別のオンライン サービスの価格は、オンライン サービス スイートの価格とは異なる場合があります。

A. 36 か月契約、オンライン サービス スイートを同時発注、サブスクリプション期間の終了時にオンライン サービス スイートを更新、年払い

0 か月目に新規の 3 年契約を締結し、締結と同時にオンライン サービス スイートも発注し、利用料を 1 年ごとの契約応当日にお支払いいただく場合の例です。サブスクリプション期間を通し、スイートに含まれるすべてのオンライン サービス コンポーネントの利用権が供与されます。36 か月目に、契約およびオンライン サービス スイートを更新する場合は、スイートの価格に現行の価格が適用されます。新しいサブスクリプション期間を通し、スイートに含まれるすべてのオンライン サービス コンポーネントの利用権が供与されます。

B. 36 か月契約、オンライン サービス スイートを同時発注、サブスクリプション期間の終了時にオンライン サービス スイートのコンポーネントを更新、年払い

0 か月目に新規の 3 年契約を締結し、締結と同時にオンライン サービス スイートも発注し、利用料を 1 年ごとの契約応当日にお支払いいただく場合の例です。サブスクリプション期間を通し、スイートに含まれるすべてのオンライン サービス コンポーネントの利用権が供与されます。36 か月目に契約を更新し、その際にオンライン サービス スイートは更新せずにその中の 1 つを除く他のすべてのコンポーネントを新たに発注する場合は、それらのオンライン サービスの価格に現行の価格が適用されます。新しいサブスクリプション期間では、発注されたオンライン サービスに対してのみ利用権が供与されます。

ライセンス モデル

マイクロソフト オンライン サービスの標準ライセンス モデルは、他のマイクロソフト標準ライセンス モデル (サーバー/CAL、プロセッサ ライセンス) と似ていますが、オンライン サービスはサブスクリプションとしてライセンス供与されるため、使用される用語が異なります。

· オンライン サービスでは、複数のバージョンの提供は行われません。オンライン サービスはサブスクリプションとしてライセンス供与されるため、有効な "バージョン" (最新バージョン) が常に 1 つだけ提供されます。サブスクリプション期間中にオンライン サービスの更新やアップグレードが可能になった場合は、最新バージョンをいつでもご利用いただけます。

· オンライン サービスには、さまざまなレベルの技術サポートが含まれています。永続的ソフトウェア ライセンスのソフトウェア アシュアランスを購入された場合と同様に、オンライン サービスにお支払いいただいた費用はすべて、ソフトウェア アシュアランスの特典の累積ポイントとして加算されます。ほとんどのオンライン サービスでは、累積されたソフトウェア アシュアランスの技術サポート特典 (24 時間年中無休の無制限の Web サポート、お支払い額に応じた電話サポート インシデントなど) に応じてサポートを受けることができます。ただし、一部のオンライン サービスでは、累積されたソフトウェア アシュアランス技術サポート特典のほかに、24 時間年中無休の Web サポートと電話サポートを無制限にご利用いただけます。個々のオンライン サービスで提供される技術サポートの詳細については、「付録 C」を参照してください。

ライセンスの種類とオンライン サービスのカテゴリ

通常、マイクロソフト オンライン サービスのライセンスには、次の 4 つの種類があります。

SSL

SSL (サービス サブスクリプション ライセンス)

通常、お客様の組織全体でオンライン サービス機能をご利用いただくためには SSL が必要です。

Add-on

SL

アドオン SL (アドオン サブスクリプション ライセンス)

通常、お客様の組織全体でオンライン サービス機能を強化または "アドオン" していただくためには アドオン SL が必要です。

USL

USL (ユーザー サブスクリプション ライセンス)

通常、特定のユーザーがサービス機能を利用できるようにするためには USL が必要です。

DSL

DSL (デバイス サブスクリプション ライセンス)

通常、特定のデバイスがサービス機能を利用できるようにするためには DSL が必要です。

上記の 4 種類のライセンスのうち必要となるライセンスは、異なる方法で組み合わされたオンライン サービスがそれぞれどのサービス カテゴリに属するかによって異なります。それぞれのオンライン サービスですべての種類のライセンスが必要になるわけではありません。

通常、マイクロソフト オンライン サービスには次の 4 種類のカテゴリがあります。

組織ベースのオンライン サービス

· お客様の組織全体でオンライン サービスをご利用いただくためには SSL が必要です。

· お客様の組織全体でオンライン サービス機能を強化していただくためには アドオン SL が必要な場合があります。

例 : Microsoft Learning Solutions Technical eLearning Course Collection

· お客様の組織で毎月特定数のコースにアクセスしていただくためには、SSL が必要です。

.

組織およびユーザー ベースのオンライン サービス

· お客様の組織全体でオンライン サービスをご利用いただくためには SSL が必要です。

· お客様の組織内の個人ユーザーにオンライン サービスをご利用いただくためには USL が必要です。

· お客様の組織全体の全ユーザー向けにオンライン サービス機能を強化していただくためにはアドオン SL が必要な場合があります。

例 : MapPoint Web Services

· SSL はオンライン サービスへの接続に必要です。

· オンライン サービスを介して位置ベースのデータを取得および処理するには、組織内のユーザーごとに USL が必要です。

· アドオン SL により、指定されていない (認証されていない) ユーザーは、月間トランザクション数に基づいて、オンライン サービスを介して位置ベースのデータを取得および処理できます。

.

ユーザー ベースのオンライン サービス

· 組織へのライセンス供与では SSL は必要ありません。単に、オンライン サービスを利用する各ユーザーにライセンス供与するだけです。

· お客様の組織内の個人ユーザーにオンライン サービスをご利用いただくためには USL が必要です。

· お客様の組織全体の全ユーザー向けにオンライン サービス機能を強化していただくためにはアドオン SL が必要な場合があります。

例 : Microsoft Exchange Hosted Filtering

· ユーザーの電子メールをオンライン サービスで処理する場合は、各ユーザーごとに USL が必要です。

.

デバイス ベースのサービス

· 組織へのライセンス供与では SSL は必要ありません。単に、サービスを利用する各デバイスにライセンス供与するだけです。

· お客様の組織内の各デバイスでサービスをご利用いただくためには DSL が必要です。

· お客様の組織全体の全ユーザー向けにサービス機能を強化していただくためにはアドオン SL が必要な場合があります。

例 : Forefront Security for Exchange Server

· サービスを介して処理される電子メールにアクセスするデバイスはすべて、DSL を必要とします。

· Forefront Security for Exchange Server External Connector アドオン SL – オンライン サービスを実行しているサーバーそれぞれに 1 つずつ必要です。外部ユーザーがサーバーに接続できるようにします。

.

各オンライン サービスがどのカテゴリに適用されるかについては「付録 B」を参照してください。また、個々のオンライン サービスの要件については「付録 C」を参照してください。

マイクロソフト オンライン サービス スイート

マイクロソフトでは、複数のマイクロソフト オンライン サービスを組み合わせて 1 つのサービスとして統合したオンライン サービス スイートを提供しています。コンポーネントのライセンスではなくスイートのライセンスを取得していただくと、スイートに含まれる個々のオンライン サービス コンポーネントの利用に関するライセンスが供与されます。

例 : Forefront Security Suite

Forefront Security Suite の USL または DSL を取得すると、Antigen for Instant Messaging、Forefront Client Security、Forefront Security for Exchange Server、Forefront Security for SharePoint、および Microsoft Exchange Hosted Filtering サービスを、サービスごとに個別の USL または DSL を取得することなく使用できます。

利用可能なソフトウェア + サービス スイート

Exchange Enterprise CAL

with Services

Forefront Security Suite

Enterprise CAL

Suite

Forefront Client Security

Forefront Security for Exchange Server

Forefront Security for SharePoint

Antigen for Instant Messaging

Exchange Hosted Filtering

マイクロソフトでは、ソフトウェアの永続的なライセンス、永続的なライセンスに対するソフトウェア アシュアランス、およびマイクロソフト オンライン サービスのサブスクリプション ライセンスを組み合わせて 1 つに統合したソフトウェア + サービス スイートを提供しています。コンポーネントのライセンスでなくスイートのライセンスを取得していただくと、スイートに含まれる個々のサービス コンポーネントの利用に関するライセンスが供与されます。

例 : Enterprise CAL Suite

· ユーザーまたはデバイス Enterprise CAL スイートを購入すると、前述の Forefront Security Suite のすべてのコンポーネントを、サービスごとに個別の USL または DSL を取得することなく使用できます。

例 : Exchange Enterprise CAL with Services

· ユーザーまたはデバイス Exchange Enterprise CAL with Services を購入すると、Forefront Security for Exchange Server および Microsoft Exchange Hosted Filtering サービスを、サービスごとに個別の USL または DSL を取得することなく使用できます。

例 : Enterprise Desktop

· Enterprise Desktop を購入すると、Forefront Security Suite のすべてのコンポーネントを、サービスごとに個別の USL または DSL を取得することなく使用できます。

例 : ECAL 付きの Campus デスクトップと School デスクトップ

· ECAL 付きで Campus デスクトップまたは School デスクトップを購入すると、Forefront Security Suite のすべてのコンポーネントを、サービスごとに個別の USL または DSL を取得することなく使用できます。

よく寄せられる質問 (FAQ)

マイクロソフト オンライン サービス

1. 質問 : "オンライン サービス" とは何ですか?

回答 : "オンライン サービス (ホスト型サービス)" とは、ソフトウェアの重要な部分が、お客様の組織の IT 環境下ではなく、外部のサービス プロバイダ内に置かれるサービスを指します。お客様の組織からサービス プロバイダのシステムにリモート アクセスすることにより、ソフトウェアの価値の重要な部分を引き出していただくことになります。また、サービス プロバイダのシステム上にあるソフトウェアの運用や、最新バージョンへのアップデート、メンテナンスなどの管理作業がサービス プロバイダの責任で行われます。

2. 質問 : オンライン サービスの場合でも、ユーザーがシステムに何らかのソフトウェアをインストールして管理する必要があるのですか?

回答 : 多くの場合は必要です。一部のオンライン サービスでは、サービス プロバイダによってすべて提供されます。このようなオンライン サービスへのアクセスに必要なソフトウェアは Web ブラウザだけです。たとえば、Web ブラウザさえあれば、MSN Encarta Premium サービスのコンテンツにアクセスしていただくことができます。これに対し、ほとんどのオンライン サービスには、オンライン サービスで利用できる機能を提供したりユーザーの操作性を向上させたりするためのクライアント ソフトウェアが含まれています。このクライアント ソフトウェアは、お客様のシステムにローカルにインストールされ、サービス プロバイダの管理下にあるオンライン サービスにアクセスします。たとえば、Microsoft Office Live Meeting には、文書の共有、テキストによるチャット、会議の計画などをユーザーどうしが共同して行えるようにするためのクライアント アプリケーションが含まれています。

3. 質問 : オンライン サービスに関連するローカルなクライアント ソフトウェアの使用権は永続的ですか? それとも非永続的ですか?

回答 : そのソフトウェアがオンライン サービスと同じライセンスに基づいて取得されている場合は非永続的です。オンライン サービスのライセンスは非永続的なサブスクリプションであるため、サブスクリプション期間の終了と同時に、同じライセンスで入手されお客様のシステムにローカルにインストールされたオンライン サービス関連のすべてのソフトウェアを削除していただく必要があります。そのソフトウェアをご利用いただけるのは、オンライン サービスのサブスクリプションが有効な期間中だけです。

4. 質問 : 他のオンライン サービスが正常に動作していないと使用できないオンライン サービスはありますか? オンライン サービスにとって "必要なスタック" はありますか?

回答 : はい、一部のオンライン サービスでは必要になります。アプリケーション (Microsoft Word など) を動作させるためにオペレーティング システム (Microsoft Windows® XP など) が必要になるのと同様に、一部のオンライン サービスでは別のオンライン サービスが動作している必要があります。このようなオンライン サービスのライセンスを正しく取得して利用していただくためには、両方のオンライン サービスを取得して導入していただく必要があります。たとえば、Microsoft Exchange Hosted Encryption をご利用いただくには、Microsoft Exchange Hosted Filtering と Microsoft Exchange Hosted Encryption の両方のライセンスを取得していただく必要があります。Encryption には Filtering が必要です。

現行の非サブスクリプション型のプログラムによるサブスクリプション モデル

5. 質問 : 現在の契約でマイクロソフト オンライン サービスを入手できますか?

回答 : はい、できます。これらのオンライン サービスは、永続的なソフトウェア ライセンスとソフトウェア アシュアランスを購入されたのと同じ契約に基づくサブスクリプションにより提供されます。ただし、Open Business プログラムや Open Volume プログラムによる契約の場合は適用されません。マイクロソフト ボリューム ライセンス プログラムの詳細については、http://www.microsoft.com/japan/licensing/default.mspx を参照してください。

6. 質問 : Open Value の場合、何件のサブスクリプション ライセンス (SSL、USL、アドオン SL など) が必要ですか?

回答 : クライアント アクセス ライセンス (CAL) の場合と同様で、Open Value をご購入いただく場合の最低条件である 5 件のサブスクリプション ライセンスが必要です。

7. 質問 : オンライン サービスのサブスクリプションを契約していない場合に、そのオンライン サービスに関連するローカルなクライアント ソフトウェアを使用することはできますか? また、オンライン サービスのサブスクリプション期間が満了した後に、そのオンライン サービスに関連するローカルにインストールされているクライアント ソフトウェアを引き続き使用することはできますか?

回答 : そのローカルにインストールされているクライアント ソフトウェアをオンライン サービスと同じライセンスで入手したかどうかによって異なります。オンライン サービスのライセンスは非永続的なサブスクリプションであるため、サブスクリプション期間の終了時には、同じライセンスで入手されお客様のシステムにローカルにインストールされたオンライン サービス関連のすべてのソフトウェアを削除していただく必要があります。そのソフトウェアをご利用いただけるのは、オンライン サービスのサブスクリプションが有効な期間中だけです。

価格設定、請求、サブスクリプション期間

8. 質問 : オンライン サービスについて教えてください。"契約の残存期間とサブスクリプション期間が同じ" ということと "月額料金" とはどういう意味ですか?

回答 : 価格表に記載されている価格がそのオンライン サービスの月々のお支払額になるという意味です。オンライン サービスを発注された場合、そのオンライン サービスのサブスクリプション期間は、その時点で残存するお客様の契約月数とまったく同じになります。たとえば、36 か月契約の締結後の 9 か月目にオンライン サービスを発注された場合、そのオンライン サービスのサブスクリプション期間は 27 か月となります。

9. 質問 : オンライン サービスを発注する際には、価格表に示されているオンライン サービスの価格に 12 を掛けたり、契約の残存月数を掛ける計算を自分で行う必要がありますか?

回答 : いいえ、必要ありません。Microsoft が自動的にお客様の契約の残存月数を計算し、オンライン サービスの月額を掛けた金額を請求させていただきます。

10. 質問 : サブスクリプション期間の途中で、オンライン サービスの利用を取り消すことはできますか?

回答 : いいえ、できません。サブスクリプション期間が終了するまでは、オンライン サービスの利用を取り消すことはできません。オンライン サービスの導入をお取り止めになった場合でも、サブスクリプション期間の終了時までオンライン サービスの料金を請求させていただきます。

11. 質問 : サブスクリプション期間の途中で、発注したライセンスの数を減らすことはできますか?

回答 : いいえ、できません。サブスクリプション期間が終了するまでは、オンライン サービスの利用数を減らすことはできません。たとえば、50 ユーザー分の Microsoft Exchange Hosted Filtering を発注された場合、契約が終了してサブスクリプション期間が終了するまでは、ユーザー数を 50 から 25 に減らすことはできません。ただし、サブスクリプション型のマイクロソフト ボリューム ライセンス プログラム (Open Value Subscription、Enterprise Agreement Subscription など) には適用されません。これらのプログラムでマイクロソフト オンライン サービスを調達される場合は、各年次の発注時に翌年度の利用方法を決定していただけるようなプログラム規定になっています。このようなプログラムの場合は、サブスクリプション期間の終了前であっても、そのサブスクリプション期間内の各年次の発注時に発注数を削減していただけます。

ライセンス モデル

12. 質問 : オンライン サービスには複数のバージョンがありますか? また、サブスクリプション期間中にオンライン サービスを更新したりアップグレードしたりできますか?

回答 : いいえ、ありません。オンライン サービスはサブスクリプションとしてライセンス供与されるため、提供されるのは常に 1 つの有効な "バージョン" (最新バージョン) のみです。サブスクリプション期間中にオンライン サービスの更新やアップグレードが可能になった場合は、最新バージョンをいつでもご利用いただけます。

13. 質問 : オンライン サービスへの支払い分は、ソフトウェア アシュアランスの特典の累積としてカウントされますか? オンライン サービスに関するサポートはどのようにして受けたらよいのですか?

回答 : オンライン サービスには、さまざまなレベルの技術サポートが含まれています。永続的ソフトウェア ライセンスのソフトウェア アシュアランスを購入された場合と同様に、オンライン サービスにお支払いいただいた費用はすべて、ソフトウェア アシュアランスの特典の累積ポイントとして加算されます。ほとんどのオンライン サービスでは、累積されたソフトウェア アシュアランスの技術サポート特典 (24 時間年中無休の無制限の Web サポート、お支払い額に応じた電話サポート インシデントなど) に応じてサポートを受けることができます。ただし、一部のオンライン サービスでは、累積されたソフトウェア アシュアランス技術サポート特典のほかに、24 時間年中無休の Web サポートと電話サポートを無制限にご利用いただけます。個々のオンライン サービスで提供される技術サポートの詳細については、「付録 C」を参照してください。

14. 質問 : SSL は各オンライン サービスごとに必要ですか?

回答 : いいえ、必要ありません。SSL が必要なのは、オンライン サービスのカテゴリが "組織ベース" または "組織とユーザー ベース" の場合だけです。オンライン サービスのカテゴリが "ユーザー ベース" および "デバイス ベース" の場合は、SSL は必要ありません。たとえば、Microsoft Exchange Hosted Filtering は "ユーザー ベース" および "デバイス ベース" のオンライン サービスですので、SSL がなくても Microsoft Exchange Hosted Filtering のサブスクリプション契約をしていただけます。

15. 質問 : 組織全体でオンライン サービスの利用を強化できる “アドオン SL” があるのに、特定のユーザーに対してオンライン サービスの利用を強化できる “アドオン USL” がないのは、なぜですか?

回答 : 個々のユーザーに対するオンライン サービスの強化は、階層構造的に提供されます。たとえば、MSN Encarta オンラインでは “アカデミック USL” や “プレミアム USL” が提供されます。プレミアム オンライン サービスのユーザーの方は、アカデミック オンライン サービスよりも強化されたオンライン サービスにアクセスしていただけます。この場合、サブスクリプション期間の途中で、アカデミック オンライン サービスのユーザーがプレミアム オンライン サービスに移行できるような "ステップアップ" はありません。ただし、サブスクリプション期間の終了時に更新される際に、アカデミック オンライン サービスでなくプレミアム オンライン サービスのユーザーとしてサブスクリプションを契約していただくことはできます。

16. 質問 : USL を割り当てる対象ユーザー、または DSL を割り当てるデバイスを変更することはできますか?

回答 : USL と DSL の割り当て変更は、ユーザー CAL とデバイス CAL の割り当て変更と同様です。USL を割り当てる対象ユーザー、または DSL を割り当てる対象デバイスを永続的に変更することができます。また、あるユーザーが不在のときに、別の一時的な作業者に USL を一時的に割り当てることや、あるデバイスの故障期間中に別の代替デバイスに DSL を一時的に割り当てることもできます。

17. 質問 : 別のデバイスのためのライセンスを取得しなくてもよいように、1 つのデバイスのサービスへのアクセス権をプールして複数のデバイスに適用することはできますか? 別のユーザーのためのライセンスを取得しなくてもよいように、1 人のユーザーのサービスへのアクセス権をプールして複数のユーザーに適用することはできますか?

回答 : いいえ、できません。USL と DSL に対しても、ユーザー CAL とデバイス CAL の場合と同様に "マルチプレキシング (多重化) のルール" が適用されます。詳細については、http://download.microsoft.com/download/5/8/f/58fce148-01d7-457d-9a8b-52df61fb27ba/multiplexing.doc の「マルチプレキシング ガイド」を参照してください。

オンライン サービスのプロビジョニング モデル :

18. 質問 : パートナーまたはサードパーティーは、自分の顧客のためにオンライン サービスの実装の詳細を管理できますか。

回答 : はい、できます。技術的な実装の詳細に責任を負うユーザー (MVLS およびオンライン サービス管理者以外) のユーザーは、ライセンス認証を要求するために MVLS Web サイトへのアクセスを許可される必要があります。  

そのためには次のことが必要です。

1) お客様の組織の管理者は MVLS Web サイトへのアクセスを要求する必要があります。

2) MVLS 管理者は、パートナーにアクセス権限を付与します。

3) 技術的な実装の担当者は、MVLS にログインする際にパスポート アカウントを使用して認証する必要があります。

19. 質問 : 選択したオンライン サービスをスムーズにライセンス認証する確実な方法はありますか?

回答 : 発注書と契約書を正しく提出し、適切なステータスとなる必要があります。オンライン サービスのライセンス認証を要求するには、お客様は有効な契約を締結している必要があります。発注書をマイクロソフトが受領し、ライセンス認証の要求に先立って請求書が送付されるか販売発注ステータスに移行している必要があります。従来は、OLS のお客様はサービスのライセンス認証を要求でき、発注書の提出までに 60 日間の猶予がありました。今後、この条件は適用されなくなります。お客様がライセンス認証を要求するには、すべての発注書が適切に提出されている必要があります。

付録 A – マイクロソフト オンライン サービス (ライセンス プログラム別)

ライセンス プログラムを通じて取得可能なオンライン サービスを次に示します。それぞれのサービスの詳細な説明は、付録 C に記載されています。

サービス

Open License

Select License

Select License (Academic)

Open Value

Enterprise Agreement

Campus Agreement

School Agreement

Open Value

サブスクリプション

Enterprise Agreement Subscription

Antigen Enterprise Manager

Antigen for Instant Messaging

Automated Service Agent

Forefront Client Security

Forefront Security for Exchange

Forefront Security for SharePoint

MapPoint Web Services

Microsoft Exchange Hosted Archive

Microsoft Exchange Hosted Continuity

Microsoft Exchange Hosted Encryption

Microsoft Exchange Hosted Filtering

Microsoft Learning Solutions

MSN Encarta Online Premium

MSN Encarta Online Academic

Office Groove Enterprise Services

Office Live Communications Server (LCS) Public Instant Messaging Connectivity (LCS PIC)

Office Live Meeting

マイクロソフト ボリューム ライセンス プログラムの詳細およびこの図の最新バージョンについては、http://www.microsoft.com/japan/licensing/default.mspx を参照してください。※上記には日本では未提供のサービスとプログラムが含まれています。実際に利用可能なサービスとプログラムの詳細に関しては、マイクロソフトまたは販売会社様までご確認ください。

付録 B – 各オンライン サービスのカテゴリで利用可能なライセンス モデル

この付録をご覧になることで、次の各 OLS の実行に必要となるライセンスの種類を把握することができます。各 OLS に関する詳細は、付録 C に記載されています。

組織ベースのオンライン サービス : 組織レベルで実行されるすべてのオンライン サービスに適用されます。

組織およびユーザー ベースのオンライン サービス : 組織レベルで実行されるすべてのオンライン サービスに適用され、組織内のサービスのユーザーごとにライセンスが要求されます。

ライセンス モデル :

オンライン サービス :

· Antigen Enterprise Manager

· Microsoft Learning Solutions

· Microsoft Learning Solutions Technical eLearning Course Collection

· Microsoft Learning Solutions MCP Services

ライセンス モデル :

オンライン サービス :

· MapPoint® Web Services

· Forefront Client Security

ユーザー ベースのオンライン サービス : ユーザーごとにライセンス供与されるすべてのオンライン サービスに適用されます。

デバイス ベースのサービス : デバイスごとにライセンス供与されるすべてのオンライン サービスに適用されます。

ライセンス モデル :

オンライン サービス :

· Antigen for Instant Messaging

· Forefront Security for Exchange Server

· Forefront Security for SharePoint

· Forefront Security Suite

· Microsoft Exchange Hosted Archive

· Microsoft Exchange Hosted Continuity

· Microsoft Exchange Hosted Encryption

· Microsoft Exchange Hosted Filtering

· Microsoft Learning Solutions eLearning Library

· Microsoft Learning Solutions eReference Library

· MSN Encarta® Online Academic

· MSN Encarta Online Premium

· Office Groove Enterprise Services

· Office Live Communications Server (LCS) Public Instant Messaging Connectivity (LCS PIC)

· Office Live Meeting

ライセンス モデル :

.

オンライン サービス :

· Antigen for Instant Messaging

· Forefront Security for Exchange Server

· Forefront Security for SharePoint

· Forefront Security Suite

· Microsoft Exchange Hosted Filtering

· Office Groove Enterprise Services

オプションのアドオン SL があるサービス

· Forefront Security for Exchange Server External Connector

· Forefront Security for SharePoint for External Sites

· MapPoint Web Services (認証されていないユーザー向け)

· Microsoft Exchange Hosted Services Archive (1 つのアドオン SSL につき 1 ギガの格納域容量)

· Automated Service Agent (ASA に必要なアドオン SL)

付録 C – 各マイクロソフト オンライン サービスの概要

この付録では、各マイクロソフト オンライン サービスの主要なプログラムと製品情報の他に、よく寄せられる質問 (FAQ) を紹介します。オンライン サービスまたは OLS プログラムのいずれかを初めてご利用になるお客様は、この簡単なガイドでそのメリットのほとんどを理解できるようになります。経験豊かなユーザーについても、資料を検索するのに役立つ形式で参照することもできます。

概要

ここでは、オンライン サービスの機能と価値について簡単に説明します。

主な特長とメリット

ここでは、オンライン サービスの主な特徴、ハイライト、および他のサービスとの違いを紹介します。

その他の情報

ここでは、サポート ポリシー、技術上の依存関係、およびその他のリソースへのリンクを含め、オンライン サービスに関するその他の情報を紹介します。

ライセンス モデル

ここでは、オンライン サービスの加入契約に必要なライセンス、各ライセンスによって可能になる機能を含め、オンライン サービスのライセンス モデルについて簡単に説明します。

オンライン サービスを利用可能なライセンス プログラム

ここでは、オンライン サービスを利用可能なマイクロソフト ボリューム ライセンス プログラムを紹介します。

価格表の参照先となる製品群

ここでは、正確なオンライン サービスの製品群を紹介します。これは、お客様およびお客様が希望するリセラーが、マイクロソフト ボリューム ライセンス価格表で適切な SKU/部品番号を探す際に役立ちます。

価格表で SKU を調べる際の説明 (例)

ここでは、オンライン サービス用の SSL、USL、およびアドオン SL の SKU/部品番号の例を紹介します。これは、お客様およびお客様が希望するリセラーがマイクロソフト ボリューム ライセンス価格表で適切な SKU/部品番号を探す際に役立ちます。この内容は、サービスの取得に使用するマイクロソフト ボリューム ライセンス プログラムによって異なる場合がありますが、一例として紹介します。

発注方法と利用方法

ここでは、オンライン サービスの発注手順と利用手順について説明します。

よく寄せられる質問 (FAQ)

このセクションでは、オンラインサービスについてよく寄せられる質問と、それらに対する回答を記載しています。

Antigen Enterprise Manager – 概要

概要

Antigen Enterprise Manager を使用すると、企業は Antigen for Exchange、Antigen for SMTP Gateways、および Antigen Spam Manager ソリューションのセキュリティを一元管理できます。オンライン サービスは、サーバーにローカルにインストールされるソフトウェアと、そのソフトウェアの継続的な更新を提供します。中央のコンソールにより、Antigen のウイルス対策、スパム対策、およびコンテンツ フィルタ テクノロジの管理が簡素化され、展開、構成、および更新配布が一元化されたこれらの階層型防御によって最新のセキュリティ脅威に対する保護が最大限に高められます。また、オンライン サービスの監視機能、通知機能、および管理者が組織全体で検出された脅威行動を容易に集約できる多数のレポート ツールにより、Antigen サーバーのパフォーマンスが確保されます。

主な特長とメリット

· Antigen サーバーの展開と構成の一元化

· 更新の一元化

· 包括的なレポート

· レポート配布

· アウトブレイクとエンジンに関する警告

その他の情報

· Antigen Enterprise Manager の料金は、技術サポート特典 (24 時間年中無休の無制限の Web サポート、料金に基づく電話サポート インシデント) を含め、ソフトウェア アシュアランスの特典の累積に 100% 含められます。

詳細情報

· 詳細については、http://www.microsoft.com/japan/antigen/ を参照してください。

ライセンス モデル

· Antigen Enterprise Manager SSL – 1 つの SSL により、サーバーのいずれか 1 台にソフトウェアをインストールして使用し、組織にインストールされているすべての Antigen を管理できます。オンライン サービスを介して、そのサーバーでそのソフトウェアに対する更新を受け取ることもできます。

オンライン サービスを利用可能なライセンス プログラム

· Select License、Select License (Academic)、Open Value、Multi-Year Open、Open Subscription License、Enterprise Agreement、Campus Agreement、School Agreement、Open Value Subscription、Enterprise Agreement Subscription

価格表の参照先となる製品群

· Antigen Enterprise Manager

価格表で SKU を調べる際の説明 (例)

· SSL – Antigen Enterprise Managr All Lng Monthly Subscription MVL Services

発注方法と利用方法

1. 希望するリセラーに連絡して、発注します。希望するリセラーが適切な SKU/部品番号を見つけられるよう、(左の例の) 「価格表の参照先となる製品群」と「価格表で SKU を調べる際の説明」を参照してください。

2. Open Value のお客様の場合は、マイクロソフトから電子メールで発注確認をお送りします。発注確認後 5 ~ 10 日以内に、Antigen のライセンス バージョンの CD が届きます。

3. Select または EA のお客様の場合は、MVLS ダウンロード サイトから Antigen のライセンス バージョンを直ちにダウンロードできます。VL メディア キットでも Antigen ソフトウェアを受け取ります。

4. Antigen のライセンス バージョンを使用するには、CD またはダウンロード サイトから直接製品をインストールします。その他のライセンス認証手順はありません。Antigen の試用版が既に実行されている場合は、インプレース アップグレードを実行して正しいライセンス ファイルをインストールできます。

Antigen Enterprise Manager – よく寄せられる質問 (FAQ)

1. 質問 : 組織で必要となる Antigen Enterprise Manager の SSL の数を教えてください。

回答 : 必要な管理機能の程度によって異なります。Antigen Enterprise Manager オンライン サービスをインストールして実行するすべてのサーバーに対して SSL が必要です。ただし、Antigen Enterprise Manager によって管理される個々のユーザーまたはデバイスには USL は必要ありません。

2. 質問 : オンライン サービスの加入契約を中止した場合、サーバーにインストールされている Antigen Enterprise Manager ソフトウェアを削除する必要がありますか?

回答 :はい、必要です。オンライン サービスの加入契約期間の終了時に、システムにローカルにインストールされている、そのオンライン サービスに関連するすべてのソフトウェアをアンインストールして削除する必要があります。そのソフトウェアは、オンライン サービスの加入契約期間中のみ使用できます。

Antigen for Instant Messaging – 概要

概要

Antigen for Instant Messaging は、企業が Live Communications Server の展開をウイルス、ワーム、および不適切なコンテンツから保護するのに役立つ、高度なウイルス対策およびコンテンツ フィルタ ソリューションです。オンライン サービスは、コラボレーション サーバーにローカルにインストールされるソフトウェアと、そのソフトウェアの継続的な更新と署名を提供します。複数のスキャン エンジンを使用する階層型手法を提供して、企業とユーザーに影響を及ぼす前に最新の脅威を阻止します。スキャンと管理に関する新しい技術、および密接な Live Communications Server との統合により、管理者による制御とサーバーの可用性が最大化されます。コンテンツおよびファイル フィルタ テクノロジによって、組織は、IM の対話およびファイル転送から不適切な言語と危険な添付ファイルを取り除くことができます。

主な特長とメリット

· 業界最先端のウイルス対策スキャン エンジンの複数管理

· Live Communications Server の可用性とパフォーマンスのためのバイアス設定およびスキャンの新技術

· 柔軟なコンテンツおよびファイル フィルタ

· セキュリティで保護された、エンジンの自動更新

その他の情報

· Antigen for Instant Messaging の料金は、技術サポート特典 (24時間年中無休の無制限の Web サポート、料金に基づく電話サポート インシデント数) を含め、ソフトウェア アシュアランスの特典の累積に 100% 含められます。

· Antigen for IM が Forefront Security Suite で提供されます。

· 保護されたサーバーにアクセスするすべてのユーザー (またはデバイス) に、ユーザー (またはデバイス) SL が必要です。

詳細情報

· 詳細については、http://www.microsoft.com/japan/antigen/ を参照してください。

ライセンス モデル

· Antigen for Instant Messaging USL – 1 つの USL により、指定された 1 人のユーザーはサービスを介してインスタント メッセージを処理できます。

· Antigen for Instant Messaging DSL – 1 つの DSL により、インスタント メッセージのアクセスに使用される 1 つのデバイスは、サービスを介してインスタント メッセージを処理できます。サービスと共に使用する目的で、サービスに関連するソフトウェアをデバイスにインストールできます。

オンライン サービスを利用可能なライセンス プログラム

· Select License、Select License (Academic)、Open Value、Multi-Year Open、Open Subscription License、Enterprise Agreement、Campus Agreement、School Agreement、Open Value Subscription、Enterprise Agreement Subscription

価格表の参照先となる製品群

· Antigen for Instant Messaging

価格表で SKU を調べる際の説明 (例)

· USL – Antigen Instnt Msging All Lng Monthly Subscription MVL Per User

· DSL – Antigen Instnt Msging All Lng Monthly Subscription MVL Per Device

発注方法と利用方法

1. 希望するリセラーに連絡して、発注します。希望するリセラーが適切な SKU/部品番号を見つけられるよう、(左の例の) 「価格表の参照先となる製品群」と「価格表で SKU を調べる際の説明」を参照してください。

2. Open Value のお客様の場合は、マイクロソフトから電子メールで発注確認をお送りします。発注確認後 5 ~ 10 日以内に、Antigen のライセンス バージョンの CD が届きます。

3. Select または EA のお客様の場合は、MVLS ダウンロード サイトから Antigen のライセンス バージョンを直ちにダウンロードできます。VL メディア キットでも Antigen ソフトウェアを受け取ります。

4. Antigen のライセンス バージョンを使用するには、CD またはダウンロード サイトから直接製品をインストールします。その他のライセンス認証手順はありません。Antigen の試用版が既に実行されている場合は、インプレース アップグレードを実行して正しいライセンス ファイルをインストールできます。

Antigen for Instant Messaging – よく寄せられる質問 (FAQ)

1. 質問 : 組織のどのユーザーが Antigen for Instant Messaging の USL を必要としますか? 組織のどのデバイスが Antigen for Instant Messaging の DSL を必要としますか?

回答 : サービスの使用形態にあわせて、USL または DSL のどちらを取得するかを選択できます。インスタント メッセージが Antigen for Instant Messaging を介して処理されるユーザーはすべて、サービスの USL を必要とします。これには、代理処理のために他のユーザーにデータを提供する、または他のユーザーからデータを受信するユーザーが含まれます。同様に、サービスを介して処理されるインスタント メッセージにアクセスするデバイスはすべて、サービスの DSL を必要とします。これには、代理処理 (プーリングおよびマルチプレキシングなど) のために他のデバイスにデータを提供する、または他のデバイスからデータを受信するデバイスが含まれます。

2. 質問 : Antigen for Instant Messaging USL を割り当てるユーザーを別のユーザーに変更することはできますか? Antigen for Instant Messaging DSL を割り当てるデバイスを別のデバイスに変更することはできますか?

回答 : Antigen for Instant Messaging USL を割り当てるユーザーを別のユーザーに永続的に変更することができます。また、あるユーザーが不在のときに、別の一時的な作業者に USL を一時的に割り当てることもできます。Antigen for Instant Messaging DSL を割り当てるデバイスを別のデバイスに永続的に変更することができます。また、あるデバイスの故障期間中に別の代替デバイスに DSL を割り当てることもできます。

3. 質問 : オンライン サービスの加入契約を中止した場合、コラボレーション サーバーにインストールされている Antigen for Instant Messaging ソフトウェアを削除する必要がありますか?

回答 : はい、必要です。オンライン サービスの加入契約期間の終了時に、システムにローカルにインストールされている、そのオンライン サービスに関連するすべてのソフトウェアをアンインストールして削除する必要があります。そのソフトウェアは、オンライン サービスの加入契約期間中のみ使用できます。

Automated Service Agent – 概要

概要

Microsoft® Automated Service Agent (ASA) ソリューションは、オンラインの仮想サポート担当者です。自然な会話形式でやり取りし、年中無休 24 時間体制でお客様をサポートします。お客様がテキストチャット形式のインターフェイスを使用して、ご自分の言葉で質問を入力すると、すぐに回答が得られます。Microsoft Automated Service Agents は自然言語でお客様と会話できるため、不満を最小限に抑え、お客様の満足度を高めるという優れた機能を備えています。

主な特長とメリット

· ASA を使用すると、お客様は高度に技術的な質問でもご自分の言葉で表現し、これに対する回答を直接得ることができます。この回答は何ページにもわたる単なる検索結果ではありません。

· ASA は、年中無休の 24 時間体制でお客様にサポートを提供します。

· マイクロソフトのナレッジ モジュールは、お客様の業種に関連する用語やフレーズの包括的な語彙を提供します。

· ASA は、ナレッジ マネージメント ツールの完全なスイートによる会社情報の管理、および既存のナレッジ ベースとの統合に役立ちます。

· ASA は、既存の CRM システムと容易に統合できるため、投資収益率 (ROI) を飛躍的に向上できます。

· お客様の要求を完全に理解して正確な回答を提供するよう設計されているため、お客様は会話形式でやりとりすることができます。

· Web または双方向のメッセージングをサポートするインターフェイス (インスタント メッセージング、WAP、および SMS など) を含む、複数のコミュニケーション チャネル上に同時に展開されます。

· お客様サポートの実際の担当者にシームレスに回線を接続して、ご質問の詳細を承ることもできます。

その他の情報

· Automated Service Agent ソリューションは、初期設定費用と次に示す継続的な料金スケジュールによって構成されます。

ASA 設定料金

· ASA を設定するための 1 回限りの料金

· ナレッジ モジュール – 関連するナレッジ モジュールを設定するために 1 回だけかかる料金です。通信業界、金融サービス、ハイテク電化製品、家庭用電化製品、医薬品、公的機関、小売店が該当します。

· 機能モジュール – 選択した ASA の機能モジュールの設定のために 1 回だけかかる料金です。CSR サポート、高度な UI、統合、Web サービス統合、コンテンツのセグメント化、非標準が該当します。非標準機能の範囲はプロフェッショナル サービス チームが定めます。

継続費用

· 1 か月当たり ASA セッション 10,000 ブロック。未使用のセッションは契約期間満了日に達するまで月単位で繰り越されます。契約年内に発生したセッションの数はその年に消費されたと見なされますが、年間の割り当てセッション数を超えた場合は追加のセッションを購入する必要があります。

詳細情報

· 詳細については、http://www.microsoft.com/serviceproviders/solutions/asa.mspx (英語) を参照してください。

ライセンス モデル

· Automated Service Agent アドオン SL – 10,000 ASA セッションの事前購入ブロック – お客様は事前に購入したセッションの数がこの数に達すると、セッションを再購入します。

オンライン サービスを利用可能なライセンス プログラム

· Select License

価格表の参照先となる製品群

· Automated Service Agent

価格表で SKU を調べる際の説明 (例)

· Automated Service Agent English Monthly Subscription MVL Add-on SL 10K Sessions

· Automated Service Agent Advanced UI (新しい FEE 製品タイプの例)

発注方法と利用方法

1. ASA の用途を定義してプロジェクトの範囲を設定することによって、適切な機能とナレッジ モジュールのライセンスを取得し、ASA を搭載するコンテンツを収集して構成するには、ASA ソリューション販売スペシャリストにご依頼ください。

2. Select のお客様の場合は、ASA SKU を購入した後で、ASA チームと共同して構築の段階に移行することができます。

Automated Service Agent – よく寄せられる質問 (FAQ)

1. 質問 : ASA ソリューションはどのように適用範囲が定められ、展開されますか?

回答 : 最初の範囲設定プロセスで、対象となるお客様へのサービスに最も適したナレッジ モジュールおよび機能モジュールが特定され、その後、ASA プロフェッショナル サービス チームがクライアントと協議して、さまざまなソース (FAQ、サポート技術情報の文書、カスタマー サポートの通話記録など) からサポート用コンテンツを収集し、ASA で使用する質問/回答形式で構成します。最初の構築後には 1 か月の最適化のための期間が設けられます。この間に ASA がテストされ、必要に応じてコンテンツの追加が行われます。

2. 質問 : コンテンツはどのように維持および更新されますか?

回答 : お客様は ASA Knowledge Management Server (KMS) にアクセスできます。KMS 内では、ASA のパフォーマンスの監査、コンテンツのギャップの特定、既存のコンテンツの修正、および新しいコンテンツの追加を必要に応じて行うことができます。さらに、(サポート要求の第一の要因を特定するために) 使用状況レポートおよびトピックとカテゴリ分析に基づいたレポートを生成できます。この作業のために社内のリソースを割り当てることができないお客様には、パートナー数社によって監査パッケージとコンテンツ メンテナンス パッケージが提供されます。

3. 質問 : ASA では実際のサービス エージェントとの対話のような操作性を再現できますか?

回答 : Microsoft Automated Service Agent (ASA) は、直接的なサービスの優れた特徴と従来の低コストのセルフサービス ツールを組み合わせた、次世代のセルフサービス ソリューションです。ASA は、通常は企業の Web サイト上で、テキストベースのチャット インターフェイスを通じてお客様と "対話" する仮想 CSR です。他のセルフサービス ツールと同様に、お客様は年中無休で ASA を利用できます。また、他のセルフサービス ツールと同じく、ASA は実質的に無制限の数のお客様に対して同時にサービスを提供できます。質問に回答したり、お客様との対話的なやりとりで問題を解決したり、必要に応じて直接的なサポート チャネルへの移行を提供するといった ASA の迅速かつ正確な対応は、最適な訓練を受けた人員による CSR と変わりません。ASA では、お客様は疑問点や問題を自分の言葉で説明できるようになります。また最適な訓練を受けた人員による CSR と同様に、ASA はアップセルおよびクロスセルのチャンスを容易に得ることができます。このようなチャンスが訪れた際には、ASA は自然な流れの会話の中で製品を提案することが可能です。または、お客様を実際の CSR に引き合わせて担当者から個別に提案を行い、チャンスを確実に販売につなげることも可能です。

4. 質問 : Automated Service Agent ではどのような言語を利用できるのですか?

回答 : 現在、ASA は英語でのみ利用可能です。他の利用可能な言語については、http://www.microsoft.com/serviceproviders/solutions/asa.mspx (英語) を参照してください。

Forefront Client Security – 概要

概要

Microsoft Forefront Client Security (FCS) は、管理および制御が容易な、業務用のデスクトップ、ラップトップ、およびサーバー用の各オペレーティング システム向けの統合ウイルスおよびスパイウェア対策ソリューションです。Forefront Client Security は、ウイルス、スパイウェア、およびその他の既存の脅威および今後発生する脅威からの保護に役立ちます。Forefront Client Security では、簡素化された管理方法を導入して、脅威と脆弱性の両方を厳しく検出することにより、ビジネスの信頼性と効率性の保護を支援します。

Microsoft Forefront Client Security ソリューションは 2 つの部分から構成されます。1 つは、業務用のデスクトップ、ラップトップ、およびサーバーにインストールされ、ウイルス、スパイウェア、およびその他の脅威から保護する Security Agent です。もう 1 つは、管理者が Security Agent を管理し、それぞれの環境のセキュリティ ステータスに基づいてレポートと警告を生成するための管理コンソールです。

主な特長とメリット

· ウイルス、スパイウェア、およびその他の脅威からのリアルタイム保護を提供し、スケジュールに従ってスキャンを実行する、統合型ウイルス対策エンジンおよびスパイウェア対策エンジン。

· それぞれの環境のセキュリティ ステータスに基づいてレポートと警告を生成する集中管理システム。

· 修正プログラムを必要としている、あるいは危険な構成の管理対象コンピュータを判断するための状態評価またはスキャン。

· ウイルス、スパイウェア、およびその他の既存の脅威や今後の脅威からの統合された保護。業務用システムの保護に対する信頼性が向上します。

· 集中管理、時間の節約、およびポリシーと署名を展開する際の複雑さの軽減による簡素化された管理。

· 脅威および脆弱性に関する優先順位付けされた、理解しやすいセキュリティ レポートによる可視性と制御。

その他の情報

· Forefront Client Security に対する支払額はすべて、技術サポートの特典 (24 時間年中無休の無制限の Web サポート、購入額に基づく電話サポート インシデントなど) を含め、ソフトウェア アシュアランスの特典の累積ポイントとして加算されます。

· Forefront Client Security のイベント ログとアラート システムは、Microsoft Operations Manager 2005 テクノロジに基づいて構築されています。また、Forefront Client Security は、SQL Server 2005 (Standard Edition または Enterprise Edition) のデータベースおよびレポート システムを使用しています。Forefront Client Security Management Console に対して推奨されるサーバー サブスクリプション ライセンス (SSL) には、Forefront Client Security での使用に限定される MOM 2005 サーバーおよび SQL 2005 Enterprise Edition 用のライセンスが含まれています。このライセンス (SSL) を利用すると、Forefront Client Security を使用するための MOM 2005 または SQL 2005 のライセンスを別途購入する必要はありません。

· 自宅使用権 : 多くの企業では、従業員が自宅のコンピュータで Security Agent を実行するための自宅使用権の付与が要求されます。ユーザー単位で Security Agent のライセンスを購入している企業では、その従業員は Forefront Client Security Agent を追加料金なしで自宅と職場の両方で使用することができます。

· Forefront Client Security Agent は Forefront Security Suite および Enterprise CAL に含まれています (スイートを契約しているお客様は、管理コンソール用のサーバー サブスクリプションを別途購入する必要があります)。

詳細情報

· 詳細については、http://www.microsoft.com/japan/forefront/を参照してください。

· その他のサポート情報については、http://www.microsoft.com/forefront/clientsecurity/support/default.mspx (英語) を参照してください。

ライセンス モデル

· Forefront Client Security USL – 1 つの USL により、指定された 1 人のユーザーが Forefront Client Security Agent によって保護されます。

· Forefront Client Security DSL – 1 つの DSL により、1 つのデバイスが Forefront Client Security Agent によって保護されます。

· Forefront Client Security Management Console SSL – サービス サブスクリプション ライセンス (SSL) は管理コンソールを実行するサーバーごとに必要になります。(注 : 管理コンソールの 1 つのインストールで、通常は最大 10,000 クライアントに対応できます。)

オンライン サービスを利用可能なライセンス プログラム

· Select License、Select License (Academic)、Open Value、Multi-Year Open、Open Subscription License、Enterprise Agreement、Campus Agreement、School Agreement、Open Value Subscription、Enterprise Agreement Subscription

価格表の参照先となる製品群

· Forefront Client Security

価格表で SKU を調べる際の説明 (例)

· USL – Forefront Client Security All Lng Monthly Subscription MVL Per User

· DSL – Forefront Client Security All Lng Monthly Subscription MVL Per Device

発注方法と利用方法

1. 希望するリセラーに連絡して、発注します。希望するリセラーが適切な SKU/部品番号を見つけられるよう、(左の例の) 「価格表の参照先となる製品群」と「価格表で SKU を調べる際の説明」を参照してください。

2. Open Value のお客様の場合は、マイクロソフトから電子メールで発注確認をお送りします。発注確認後 5 ~ 10 日以内に、Forefront のライセンス バージョンの CD が届きます。

3. Select または EA のお客様の場合は、MVLS ダウンロード サイトから Forefront のライセンス バージョンを直ちにダウンロードできます。VL メディア キットでも Forefront ソフトウェアを受け取ります。

4. Forefront のライセンス バージョンを使用するには、CD またはダウンロード サイトから直接製品をインストールします。その他のライセンス認証手順はありません。Forefront の試用版が既に実行されている場合は、インプレース アップグレードを実行して正しいライセンス ファイルをインストールすることができます。

Forefront Client Security – よく寄せられる質問 (FAQ)

1. 質問 : インストールする必要がある管理コンソールの数を教えてください。

回答 : 1 つの管理コンソールは最大で 10,000 クライアントをサポートできます。たとえば、Forefront Client Security が 24,000 台のコンピュータを保護する必要がある場合、管理コンソールは最低でも 3 つ必要です。

2. 質問 : MOM 2005 と SQL 2005 のライセンスは別途必要でしょうか?

回答 : FCS のみに使用が限定された、MOM 2005 サーバーおよび SQL 2005 Enterprise Edition サーバー向けライセンスを含む、管理コンソール用のサーバー サブスクリプション ライセンス (SSL) をご購入いただけます。

3. 質問 : お客様がユーザー単位で FCS のライセンスを購入された場合、お客様のサーバーを保護できますか?

回答 : はい、できます。お客様のユーザー数がデバイス数よりも少ない場合、ユーザー単位で FCS Agent のライセンスを購入すると、デスクトップ、ラップトップ、およびサーバーをすべて保護することができます。

4. 質問 : お客様が既に SQL 2005 を使用している場合、SQL 2005 Enterprise Edition を含まない管理コンソールのライセンスを購入できますか?

回答 : はい、できます。SQL 2005 Enterprise Edition を含まない管理コンソールのライセンスを購入できます (価格については価格表を参照してくださ�