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JMP Clinicalはどこまで使える?JMP Clinical はどこまで使える?Ver.3 からVer.4 で想定される将来像について
3‐Aug.‐2012
東京大学大学院医学系研究科臨床試験データ管理学 特任助教臨床試験デ タ管理学 特任助教
大津 洋
TopicsTopics
境 違• 環境面の違い
• 日本語って使える?日本語って使える?
• CDISC
• Version 4 がリリースされたら、どう使う?
03‐Aug‐2012 H.Ohtsu @SASユーザー総会 2
環境面の違いについて
03‐Aug‐2012 H.Ohtsu @SASユーザー総会 3
Compare Version 4 and 3Compare Version 4 and 3
i i 3Version 4 Version 3
JMP Version 10.0.0 (English) 9.0.2 (English)
SAS Version 9 3 (English) 9 3 (English)SAS Version 9.3 (English) 9.3 (English)
CDISC
CDISC ADaM ○2) ○2)
CDISC SDTM ○1) ○
CDISC SEND ○1) ×
○Analysis without CDISC(Adverse event)
○ ×
1)CDISC SDTM と SEND は、どちらか一方のみの指定
2)ADaMの指定は 必須ではない。2)ADaMの指定は、必須ではない。
03‐Aug‐2012 H.Ohtsu @SASユーザー総会 4
運用面での改善運用面での改善
• Version 3 – SAS dataset 上に、SAS labelが指定されていない、 指定され な場合に、JMP Clinical 側が実行したまま出力ができなくなるというトラブルが発生していたきなくなる う ラ 発
V i 4• Version 4– SAS label が指定されていなくても、結果は表示さ
れる(該当部分が表示されているかどうかはケースバイケース)
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Category: SAS data Set UtilitiesCategory: SAS data Set Utilities
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Category:PharmacovigilanceCategory:Pharmacovigilance
部分 依存 な• この部分のみCDISC standardsに依存しないデータ構造でOK
にて初リリ ス• Version 4 にて初リリース
– 分析ができる、ということに主点を置いた
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日本語はどうなのか?
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なにを日本語化するのか?なにを日本語化するのか?
もともとCDISCは 英語での運用を基本としている• もともとCDISCは、英語での運用を基本としているので、日本語化するというのは、かなり限定的な使用になると思われる使用になると思われる。
• ラベル• ラベル– SASが英語版であるため、読み込み時にトラブル
• データ• データ– 後述
• レポート• レポート– 定型的な表示は英語。RTF出力が可能なので、翻訳すればよい。すればよい。
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03‐Aug‐2012 H.Ohtsu @SASユーザー総会 10
samplesample
• If we will transpose to Japanese for “AEDECOD” , we are able to show Japanese Adverse Event nameAdverse Event name.
• But, I think that it will depend on Japanese Character code.
– AEDECOD を翻訳すると、AE の部分の日本語化に成功
– 文字コードに依存するだろう
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CDISC 関係
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使用する最大のCDISC SDTM Domains
Cli i l 3 d O C CJMP Clinical 3 and 4
AE LB
CM MH
ONLY JMP CLINICAL 4
IE TI
RE TSCM MH
CO SU
DM VS
RE TS
SE TV
TA TE
DS EG
EX SV
ADSL
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使用する最大のCDISC SDTM Domains使 す 最木内先生の資料を例にとって
青:Version3赤:Version 4で追加
VS:Vital Sign03‐Aug‐2012 H.Ohtsu @SASユーザー総会 14
使用する最大のCDISC SDTM Domains使 す 最Version 4 で追加されたもの
除外 適格基準• 除外・適格基準
• 試験のデザインに関するDomain
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Validations ReportValidations Report
• Domain – ADaM のデータが指定されていれば、ADaM のデ タ 指定され れば、データを優先させる。
• Version 4からの変化
– 問題がある場合に、影響のある部分について警告してくれる。
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JMP Clinical全体の構成としてはJMP Clinical 全体の構成としては
が使う うな ポ 類• FDA Reviewerが使うようなレポート類は、テンプレート化している。
– 設定すれば、ボタンひとつで動かせる
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Demo(時間が許す限り)Demo(時間が許す限り)
が• CJUG (CDISC Japan User Group) SDTM term が作成したSDTM data を症例数を増して、仮想的に作成したデータを使用
技術協力:– 技術協力:
• UMINセンター 千葉さん(CJUG SDTMチームリーダー)
• タクミインタ ナショナル 上原さん• タクミインターナショナル 上原さん
感謝!– 感謝!
• CJUG SDTM / CJUG ADaM
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どう使う?
03‐Aug‐2012 H.Ohtsu @SASユーザー総会 19
standard Clinical Research platformstandard Clinical Research platform
CDISC/CDASH
CDISC/PR
CDISC/SDTM( / l 互換)
ICSR
CDISC/SDTMXML (CDISC/Hl7互換)
CDISC/ADaM
Research Registry(WHO)
BRIDG model(CDISC/PR)
CDISC/SDTMCDISC/SEND
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CDISC + JMP Clinical ( orReview tool)= Graphical Presentation !
• CDISC/SDTM and CDISC/ADaM– Standard Data structure
• JMP Clinical: Safety data analysisVi li– Visualize
(source:http://www.jmp.com/japan/software/clinical/index.shtml#)03‐Aug‐2012 H.Ohtsu @SASユーザー総会 21
想定されるユーザー層想定されるユーザー層
短期的 特• 短期的には、CDISC Standards (特に、CDISC/SDTM, CDISC/ADaM )が使える企業・団/ , / )体
全体的な整合性のチェックは OpenCDISCなどで– 全体的な整合性のチェックは、OpenCDISCなどで実施したうえで利用できる
• JMP Clinical の成り立ちから考えると、安全性のモニタリングを実施している方・団体
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想定されるユーザー層想定されるユーザー層
中 期的• 中長期的
– SASユーザーザ
– ライトユーザー
• SASを使ったことがない• SASを使ったことがない
• 解析結果をどうみたらいいかわからない
• けれども 臨床の経験・知識は持っている• けれども、臨床の経験・知識は持っている
03‐Aug‐2012 H.Ohtsu @SASユーザー総会 23
Safety data reviewerSafety data reviewer
• Statistician Light User
• Data Manager
M di l W i / Cli i l R h• Medical Writer / Clinical Researcher
• Safety division• Safety division
• Reviewer
• CRA , … and more !
03‐Aug‐2012 H.Ohtsu @SASユーザー総会 24
利用する場面利用する場面
う 通 デ タ構造• CDISC SDTM (ADaM) という共通のデータ構造を用いることから、これまでSASプログラムで
苦労していた部分が、ユーザー自らの手で活用できる部分が増えていく。用できる部分が増えていく。
– IDMC
– Review
– Exploratory data Analysis (EDA)
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特に安全性に関しては特に安全性に関しては
• スナップショット的な解析帳票の羅列から、より視覚的な理解が可能になるだろう
安全性を「より 科学的に判断する強力な材料が– 安全性を「より」科学的に判断する強力な材料ができた。
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将来像将来像
解析は「 プログラマや統計家に任せるもの• 解析は「SASプログラマや統計家に任せるもの」から、自らデータに対して接していく形に変化するのではないか?るのではないか?– データ構造の標準化は必須だが。
析 複 析 全– 統計家や解析担当者は、より複雑な解析や、試験全体へ目を配ることになるかも。
– 少なくとも、臨床データに対する教育には有効
– On going review, quickly feedback.
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