(three)中期経営3ヵ年計画（2005年度～2007年度）

進捗状況

代表取締役社長 古河 直純

2006年11月1日

2PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

PZ-3 のポイント

PZ-3PZ-3

飛躍の実現

企業価値向上

2005年度 ～ 2007年度

・積極的投資

・生産革新

・CSR重視

・研究開発強化

コンセプト

◆『企業の社会的責任 (CSR) 』を再認識し、社会から信頼され、社員も誇りに思える会社づくりを ｢スピード」｢対話｣｢社会貢献」をもって追求する。

◆経営戦略と研究戦略を一致させ、ひとのまねをしない、ひとがまねをできない世界一の独創的技術で新事業を創造し、継続的に発展・拡大させる。

基本方針

3PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

PZ-3 連結業績目標の達成状況

2004年度実績

2005年度PZ-3 計画

2005年度実績

2006年度上期実績

1,386億円

137億円

37％

16.1％

2,631億円

268億円

38％

17.6％

2,415億円

230億円

49％

13.0％

2007年度PZ-3 計画

売上高 2,314億円 2,700億円

営業利益 193億円 330億円

高機能材料事業営業利益構成比 45％ 55％

ROE 10.2％ 16％※

※ROEの2006年度上期実績は、上期当期利益を2倍して年度ベースに換算

4PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

連結営業利益推移

0

20

40

60

80

100

120

140

160

04年度上期 05年度上期 06年度上期

エラストマー素材 高機能材料 その他

連結売上高推移

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

04年度上期 05年度上期 06年度上期

エラストマー素材 高機能材料 その他

上期連結業績推移

（単位：億円） （単位：億円）

1,113

1,247

1,386

89

129

137

連結経常利益上期４年連続の増益、さらに４年連続の過去 高益更新連結営業利益上期４年連続の増益、さらに４年連続の過去 高益更新

5PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

エラストマー素材事業エラストマー素材事業セグメントセグメント

6PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

連結売上高推移880

754682

614 630

0

100

200

300

400

500

600

700

800

900

1,000

02年度上期 03年度上期 04年度上期 05年度上期 06年度上期

連結営業利益推移

50

30

43

8085

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

02年度上期 03年度上期 04年度上期 05年度上期 06年度上期

上期連結セグメント業績推移

（単位：億円） （単位：億円）

エラストマー素材

【2006年度上期総括】・自動車、タイヤ等主要用途の需要は堅調に推移・為替円安の進行・海外市場における採算重視の販売政策を実践・コストダウン活動を推進

7PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

0

50

100

150

200

250

300

350

事業をとりまく環境 エラストマー素材

天然ゴム市場価格推移（円/kg）

2005年2004年2003年2002年 2006年

世界の合成ゴム消費と自動車生産自動車生産台数 合成ゴム消費量

合成ゴム消費量：International Rubber Study Group より自動車生産台数：日本自動車工業会統計資料より

東京工業品取引所の相場価格から当社算出

50

55

60

65

70

1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年

9

10

11

12

13世界の自動車生産台数（百万台）

世界の合成ゴム消費量（百万トン）

8PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

事業をとりまく環境 エラストマー素材

世界のパーム油生産量と消費量推移

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

生産量 消費量

（年）

（1000㌧）

9PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

高機能材料事業高機能材料事業セグメントセグメント

10PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

連結営業利益推移

51

4443

17

33

0

10

20

30

40

50

60

02年度上期 03年度上期 04年度上期 05年度上期 06年度上期

上期連結セグメント業績推移 高機能材料

【2006年度上期総括】・液晶パネル用光学フィルム（ゼオノアフィルム）は、上期前半は低調に推移。上期後半

には新ゼオノアフィルム（延伸フィルム）が拡大。拡散板も拡大。・光学レンズ用途、医療用途向け樹脂（ゼオネックス）、エッチング用ガス（ゼオローラ）

、電池材料、ジャスミン系合成香料は順調に拡大。

連結売上高推移

151

123

178185

233

0

50

100

150

200

250

02年度上期 03年度上期 04年度上期 05年度上期 06年度上期

（単位：億円） （単位：億円）

11PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

四半期別連結業績推移 高機能材料

連結売上高129

104

90

95

0

20

40

60

80

100

120

140

05年度 05年度 06年度 06年度

連結営業利益

2221

18

33

0

5

10

15

20

25

30

35

05年度 05年度 06年度 06年度

第１四半期 第２四半期 第１四半期 第２四半期 第１四半期 第２四半期 第１四半期 第２四半期

12PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

ゼオノアフィルム®新工場建設 高機能材料

建設予定地：富山県氷見市上田子

敷地面積 ：約170,000m2

建物延床面積：約22,000m2

生産能力 ：約1,500万m2／年（第一期）

総投資額 ：約100億円（第一期）

13PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

高機能材料

日本ゼオン（株）高岡工場

（株）オプテス

建設予定地富山県氷見市上田子

（株）オプテスからは車で10～15分程度

ゼオノアフィルム®新工場建設

14PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

高機能材料

延床面積 ：約22,000m2

階層：鉄骨造3階建

【新工場概要】

2006年9月着工2007年9月竣工予定

新工場完成予想図

ゼオノアフィルム®新工場建設

15PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

高機能材料ＬＣＤ－ＴＶ市場予想

需要予測

Display Search データを元に当社予測

（百万台）

0

20

40

60

80

100

2004年 2005年 2006年 2007年 2008年

10"-14"

15"-19"

20"-21"

22"-24"

25"-29"

30"-34"

35"-39"

40"-44"

45以上

'05/10予測↓

'05/10予測↓

'05/10予測↓

新予測↓

新予測↓

新予測↓

LCD-TVサイズ別需要予測（台数）

16PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

高機能材料

パターンパターン

金型金型自社設計製造自社設計製造

パターン付拡散板

必要部品、金型等

の内製化

精密光学研究所機械加工棟

（株）オプテス高岡拡散板工場

拡散板

17PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

Oct-05

Nov-05

Dec-05

Jan-06

Feb-06

Mar-06

Apr-06

May-06

Jun-06

Jul-06

Aug-06

Sep-06

※2005年10月を100とした場合

高機能材料拡散板売上実績（05年10月－06年9月）

18PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

01年度 02年度 03年度 04年度 05年度 06年度

0

100

200

300

400

500

600

700

800

01年度 02年度 03年度 04年度 05年度 06年度上期実績 上期実績 上期実績 上期実績 上期実績上期実績

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

01年度 02年度 03年度 04年度 05年度 06年度

戦略製品の売上高推移（上期比較）

ゼオローラガス

光学材料（光学フィルム、拡散板、導光板、レンズ）

※何れも2001年度上期を100とした場合

ZEONEX®､ZEONOR®

高機能材料

上期実績 上期実績 上期実績 上期実績 上期実績上期実績

上期実績 上期実績 上期実績 上期実績 上期実績上期実績

19PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

その他その他の状況の状況

20PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

研究開発戦略

１．経営戦略と研究開発戦略の一体化

２．研究開発速度のスピードアップと成功確率の向上

３．テクノロジープラットフォームの戦略的強化

IEEE CPMT Young Award 受賞（2006年4月29日～5月2日 ICEP2006）

発表論文：

受賞者：東北大学 森本明大、大見忠弘日本ゼオン 研究員４名

『表面平滑低損失樹脂を用いた高速信号配線』

21PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

研究拠点の整備・拡充

総合開発センター １０号館

2006年5月26日竣工

インベスト神奈川認定事業

延床面積 ：約10,000m2

階層（高さ）：8階（44.6m）

周辺地域で最高層

【10号館概要】

22PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

研究拠点の整備・拡充精密光学研究所

機械加工棟（高岡）

化学品研究棟（米沢）

精密光学研究所（高岡）

総合開発センター10号館（川崎）

総合開発センター（川崎）

23PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

生産戦略

１．生産革新による安定・安全生産の徹底追求

２．グループ力を結集したコストダウンの実践

『だろう、はずだは止めよう』

『金を出すから知恵を出せ』

『決めたことは守る、守れないものは変える』

現場力向上のために

24PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

ＣＳＲ戦略

社会から信頼され、社員もゼオンに働く誇りを感じる会社の実現

「Polymer Journal論文賞－日本ゼオン賞」設置

（2006年5月25日に第一回授賞式を開催）

（社）高分子学会には従来より、高分子若手研究者の研究奨励のために設けられているPolymer Journal論文賞がありましたが、平成17年度よりこの賞は日本ゼオンの名称が付され「Polymer Journal論文賞－日本ゼオン賞」として衣替えをいたしました。

25PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

地域との共生

高岡工場は創業50周年を迎えました

26PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

地域との共生高岡工場創業50周年記念行事

創業50周年記念式典 創業50周年記念式典 創業50周年記念祝賀会

近隣住民の皆様の工場見学会工場周辺の清掃活動 地域の皆様をお招きした夏祭り

27PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

スピード

対 話

社会貢献

28PZ-3 ゼオン中期経営3ヵ年計画 進捗報告

本資料に掲載されている当社の計画、見通しなどは現在入手可能な情報に基づき算出したものであり、リスクや不確定な要因を含んでおります。実際の業績は様々な要因により、異なる結果となる場合があります。

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