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管理者およびユーザガイド - 日本語

StorManMonitor V8.0.1ReadMe

版 2018 年4月

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目次

目次

1 はじめに 5

2 システム要件 62.1 ハードウェア 6

2.1.1 サーバ 62.1.2 ストレージ 6

2.2 ソフトウェア 82.2.1 全般的な要件 82.2.2 ソフトウェアの追加要件 8

2.2.2.1 組み込みモードの SMI-S プロバイダ 82.2.2.2 プロキシモードのSMI-S プロバイダ 9

2.2.3 EMC SMI-S プロバイダのインストールと起動 10

3 インストール 113.1 Linux での StorMan のインストール 11

3.1.1 StorMan サービスの開始と停止 113.2 Windows での StorMan のインストール 12

3.2.1 StorMan サービスの開始と停止 143.3 StorMan の設定ファイル 15

3.3.1 Linux システムとの設定ファイル 153.3.2 Windows システムの設定ファイル 153.3.3 設定ファイルの内容 15

4 StorMan のアンインストール 184.1 Linux から StorMan のアンインストール 184.2 Windows から StorMan のアンインストール 184.3 アップグレードインストール 19

5 StorMan の設定 215.1 CLI を使用した StorMan の設定 21

5.1.1 CIM サーバの指定 215.1.2 ストレージシステムの検索 22

5.2 診断のヒント 225.2.1 StorMan 225.2.2 SMI-S プロバイダ 23

StorManMonitor V8.0.1 3

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目次

6 StorMan の CLI の説明(プログラマ向け) 246.1 一般事項 24

6.1.1 CLI 共通の事項 246.1.1.1 パラメータファイル 246.1.1.2 形式パラメータ 246.1.1.3 接続パラメータ 256.1.1.4 ヘルプ機能 256.1.1.5 追加の共通事項 25

6.1.2 指定可能な値 266.2 storcheck 276.3 storcfg 28

6.3.1 storcfg cimom 296.3.1.1 storcfg cimom –add 296.3.1.2 storcfg cimom –mod 316.3.1.3 storcfg cimom –rem 326.3.1.4 storcfg cimom –discover 336.3.1.5 storcfg cimom –show 35

6.3.2 storcfg system 386.3.2.1 storcfg system –rem 386.3.2.2 storcfg system –discover 396.3.2.3 storcfg system –mod 406.3.2.4 storcfg system –show 41

6.4 storinfo 536.5 stormandb 546.6 storparam 55

7 付録 587.1 Software エンドユーザライセンス契約書 58

StorManMonitor V8.0.1 4

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1 はじめにこの ReadMe ファイルには、ServerView OM に統合されたETERNUS DX/AF などの種類のストレージアレイの情報および監視機能をサポートするために必要な、StorManMonitor コンポーネントのインストールとセットアップの情報のサブセットが含まれています。

StorManMonitor コンポーネントには、StorMan の一部の機能は含まれていません。

StorManMonitor は、次のシナリオにおけるストレージリソースの情報および管理を対象としています。

l ストレージ情報と監視シナリオ

例 : サーバ管理ソフトウェア(ServerView Operations Manager など)へストレージアレイを統合する場合

StorMan は、SNIA(Storage Networking Industry Association)によって定義およびサポートされている、標準の SMI-S(Storage Management InitiativeSpecification)ベースのテクノロジです。

StorManMonitor V8.0.1 5

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2.1 ハードウェア

2 システム要件

2.1 ハードウェア

2.1.1 サーバ

StorManは次のサーバをサポートします。

l StorMan クライアントおよび StorMan サーバとしての現行のすべてのPRIMERGY サーバ

プロキシ SMI-S プロバイダ(EMC Symmetrix VMAX および オプションでEMC VMAX3)によって管理されるストレージアレイの場合は、IP 接続するサーバで CIM サーバ(SMI-S プロバイダ)をホストする必要があります。さらに、サーバには管理対象ストレージアレイへの FC 接続が必要です。

2.1.2 ストレージ

ETERNUS DX / AF ストレージ

StorManは、組み込みSMI-Sプロバイダに基づいてETERNUS DX / AFストレージをサポー

トします。

StorMan V8.0は、以下の情報および監視機能をサポートします。

l ETERNUS DX DX60 S2 (FW V20L16 以降)l ETERNUS DX DX60 S3 (FW V10L80 以降)l ETERNUS DX DX80 S2 と DX90 S2 (FW V10L64 以降)l ETERNUS DX410/DX440 S2 と DX8700 S2 (FW V10L64 以降)l ETERNUS DX100/DX200/DX500/DX600 S3 (FW V10L70 / V10L71

以降)l ETERNUS DX100/DX200/DX500/DX600 S4 (FW V10L80 / V10L81

以降)l ETERNUS DX8700 S3 (FW V10L70 以降)l ETERNUS AF650 / AF650 S2 (FW V10L80 以降)l ETERNUS AF250 / ETERNUS DX60/DX100/DX200 S4(FW V10L70

以降)

StorManMonitor V8.0.1 6

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2.1 ハードウェア

EMC ストレージStorMan V8.0 は、SAN 接続された EMC Corporation のストレージの情報および監視機能をサポートします。具体的には、Solutions Enabler/SMI-S プロバイダV8.4 でサポートされる Symmetrix VMAX、EMC VMAX3 / VMAX All Flashです。

サポート対象の Symmetrix モデルの詳細は、メーカーの Web サイトで入手可能な EMC Support Matrix(ESM)を参照してください。

StorMan V8.0は、EMC VMAX3およびSymmetrix VMAXストレージにおいて、ServerViewとの統合に必要な情報および監視機能をサポートしません。

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2.2 ソフトウェア

2.2 ソフトウェア

2.2.1 全般的な要件

以下のx64プラットフォームがサポートされています。

l Microsoft Windows Server 2008l Microsoft Windows Server 2012l Microsoft Windows Server 2016l SuSe Linux Enterprise Server(SLES)11 SPxl SuSe Linux Enterprise Server(SLES)12 SPxl Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.xl Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7.x

2.2.2 ソフトウェアの追加要件

また、次のソフトウェアパッケージが必要です。

2.2.2.1 組み込みモードの SMI-S プロバイダ

組み込みモードで動作するSMI-Sプロバイダは、ストレージプロセッサにインストールして直接

使用できます。これ以外のソフトウェアをインストールする必要はありません。組み込みSMI-Sプロバイダをストレージシステムで有効にする必要があります。

現行の組み込みSMI-Sプロバイダは、次のストレージアレイで使用できます。

l ETERNUS DX / AF

l EMC VMAX3 / VMAX All Flash

ETERNUS DX / AF ストレージ

ETERNUS DX / AFストレージ用のSMI-Sプロバイダは「組み込み」であるため、デフォルトで

ストレージアレイと同時に納品され、FWに含まれます。ストレージシステムで有効にする必要

があります。

ネームスペース

プロバイダの interopネームスペースは、デフォルトのネームスペースです。

interop

CIM-OM へのアクセス

Fujitsu ETERNUS SMI-Sプロバイダのリリースノートに記載されているとおり、CIM-OMへのア

クセスは承認されたユーザだけに限定されています。

StorManMonitor V8.0.1 8

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2.2 ソフトウェア

DX S3 / AFのETERNUSの場合は、SMI-Sオプションの「Performance Information」を有効

にする必要があります。

以下はETERNUS DX S2にのみ当てはまります。

PMCCをインストールし、インストールパスをパラメータPMCC_InstallationFolderを使用

してsmserver.iniに設定します。

Linux システムでは、PMCC CLI "stxpmonitor" の実行権限をユーザ "storman" に許可する必要があります(chmod a+x /opt/FJSVstxp/bin/stxpmonitor を使用)。この手順は、SE サーバの MU の StorMan では不要です。

PMCCからストレージシステムへのアクセスデータは、StorManWebUIまたはCLIを使用し

て、StorManで定義する必要があります。

storcfg system -mod -system <system name> -statuser <user> -statpwd <pwd>

EMC VMAX3 / VMAX All Flash ストレージ

EMC VMAX3 / VMAX All Flashは、eManagement機能をサポートしています。これには、

EMC VMAX3 / VMAX All Flash用の組み込みSMI-Sプロバイダが含まれます。StorManは、このオプションを使用してSMI-Sプロバイダにアクセスします。

SMI-SプロバイダV8.4は、EMC Solutions Enabler V8.4とUnisphere for VMAX V8.4に含

まれます。

サポートの詳細については、EMC Support Matrix( ESM)およびEMC Solutions EnablerV8.4を参照してください。リリースノートをメーカーのWebサイトで参照してください。

2.2.2.2 プロキシモードのSMI-S プロバイダ

EMC ストレージ

Symmetrix VMAX、EMC VMAX3 / VMAX All Flashは、V8.4以降、プロキシモードで

Symmetrix VMAX EMC VMAX3 / VMAX All Flash用のSMI-Sプロバイダを使用した管理を

サポートします。

l SMI-S プロバイダ V8.4 は、EMC Solutions Enabler V8.4 と Unisphere forVMAX V8.4 に含まれます。

サポートの詳細については、EMC Support Matrix( ESM)およびEMC Solutions EnablerV8.4を参照してください。リリースノートをメーカーのWebサイトで参照してください。

現在、EMC Support Matrixでサポートしているオペレーティングシステムは、次のとおりで

す。

l Microsoft Windows Server 2008 R2 および 2012 R2 WindowsEnterprise Edition

l Red Hat Enterprise Linux(RHEL)5.x、6.x、7.xl SuSe Linux Enterprise Server (SLES) 11、12

StorManMonitor V8.0.1 9

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2.2 ソフトウェア

l プロキシモードで EMC ストレージアレイをサポートするには、SMI-S プロバイダの FC 接続が必要です。

2.2.3 EMC SMI-S プロバイダのインストールと起動

インストール手順はEMCリリースノートに記載されています。EMC製品のEMC SolutionsEnablerおよびUnisphere for VMAXがインストール済みの場合、SMI-Sプロバイダがこれら

のパッケージの一部としてインストール済みで使用可能になっております。

プロキシモードでSMI-SプロバイダをホストするサーバをファイバチャネルでEMC SymmetrixStorageに接続する必要があります。また、リリースノートに記載したように、構成されたゲート

キーパーボリュームが必要です。

SMI-Sプロバイダへのアクセスは、httpsポート(デフォルト5989)に制限されています。

EMC のリリースノートに記載されているとおり、アクセスは承認されたユーザだけに限定されています。特定の SMI-S プロバイダ(CIM-OM)を StorMan の構成に追加する際には、ユーザとパスワードを指定してください(コマンド storcfg

cimom –add … -cimuser … -cimpwd)。

StorManMonitor V8.0.1 10

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3.1 Linux での StorMan のインストール

3 インストール

3.1 Linux での StorMan のインストールrootとしてログインします。次のコマンドを入力してStorManをインストールします。

rpm -i StorManMonitor-<バージョン>.<プラットフォーム>.rpm

l 正確なバージョンについては、ReadMe ファイルを参照してください。l 64 ビットサポートは <platform> = x86_64 で提供されます。l 詳細情報については、-iv または -ivv を使用してください。l インストール中に、StorMan のユーザ ID が作成されます。このユーザ ID

は、通常 storman です。パスワードはロックされています。ユーザ IDstorman がすでに存在する場合のみ、storman1 が作成されます。

以前のバージョンのStorManがインストールされている場合は、先にアンインストールしてくだ

さい。アンインストールの詳細は、「StorManのアンインストール」の項を参照してください。

3.1.1 StorMan サービスの開始と停止

StorManは、起動時に設定ファイルを読み込みます。サーバはポート4178で要求を待つよう

に設定されます。

サーバが起動して初期化アクティビティを実行すると、待機してクライアントからの要求に応答

します。

StorManサービスを設定すると自動的に起動し、故障時には自動的に再起動します。

StorMan はサービスとしてインストールされ、実行レベル 2、3、5 で自動的に起動します。

root として /etc/init.d/storman start | stop | status を呼び出すと、手動で起動、停止、監視することができます。

StorMan が動作していることを確認するには、次のようにコマンドシェルの中に入力します。

storcheck

StorManMonitor V8.0.1 11

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3.2 Windows での StorMan のインストール

3.2 Windows での StorMan のインストール以前のバージョンの StorMan がインストールされている場合は、先にアンインストールしてください。アンインストールの詳細は、「StorMan のアンインストール」の項を参照してください。

次の手順に従って StorMan をインストールします。

1. 「管理者」権限でログインします。

2. 次を実行します。

StorManMonitor_Setup-<バージョン>-<プラットフォーム>.exe

64 ビットバージョン <プラットフォーム> = x64 が必要です。

3. インストールする言語を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

4. Installation Welcome 画面で「次へ」ボタンをクリックします。

StorManMonitor V8.0.1 12

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3.2 Windows での StorMan のインストール

5. ライセンス規約画面で、「ライセンス規約と条件に同意します。」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

6. インストール先のフォルダについて、デフォルト値を変更する必要がある場合は、値を指定します。その後、「インストール」ボタンをクリックします。

インストールが正常に完了すると、次の画面が表示されます。

StorManMonitor V8.0.1 13

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3.2 Windows での StorMan のインストール

3.2.1 StorMan サービスの開始と停止

StorManは、起動時に設定ファイルを読み込みます。サーバはポート4178で要求を待つよう

に設定されます。

サーバが起動して初期化アクティビティを実行すると、待機してクライアントからの要求に応答

します。

StorManは、Windowsサービスとして自動的に開始するように設定されています。

Windows システムで StorMan を開始または停止するには、サービスマネージャを使用します。

StorMan が動作していることを確認するには、Windows サービスで「StorManService」を確認するか、コマンドシェルの中に入力します。

storcheck

StorManMonitor V8.0.1 14

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3.3 StorMan の設定ファイル

3.3 StorMan の設定ファイルStorManサーバの設定内容は、ファイルsmserver.iniで定義されています。これは基本設

定ファイルです。

3.3.1 Linux システムとの設定ファイル

Linuxシステムでは、次のディレクトリにsmserver.iniが保存されます。

/var/opt/SMAWstor/StorMan/config

3.3.2 Windows システムの設定ファイル

smserver.iniは、WindowsシステムのStorManインストールディレクトリに配置され、エディ

タまたはWebUI / CLIを使用して直接修正できます。

%PROGRAMFILES%\Fujitsu\StorMan\config (デフォルト)

3.3.3 設定ファイルの内容

ファイルはすべてのプラットフォームで同じで、以下のように初期化されます。

[StorMan]

#

#====================================================================

# StorMan server initialisation file: smserver.ini

#====================================================================

#

#

# ----- StorMan parameters -----------------------------------------

#

# -- Timeout value for connect to CIMOMs in seconds:

# value range: <1 - 6000>

# default value: 10

#CIMOMConnectTimeOut = 10

#

# -- Timeout value for StorMan client calls in seconds:

# value range: >= 0, 0 indicates unlimited

# default value: 600

#ClientCallTimeOut = 600

#

#

# -- support of authorization:

# values:

# 0 authorization disabled

StorManMonitor V8.0.1 15

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3.3 StorMan の設定ファイル

# 1 authorization necessary, show allowed

# 2 authorization necessary, for show too

# default value: 2

#AuthorizationLevel = 2

#

#

# ----- Eternus statistic -----------------------------------------

#

# -- PMCC installation folder

# necessary for retrieving performance data

#PMCC_InstallationFolder = C:\Program Files\ETERNUS-PMCC

#

# -- PMCC interval time

# interval time for pmcc to store data in seconds

# default value: 180

#PmccIntervalTime = 180

#

# -- Refreshtime for Eternus statistics in seconds:

# value range: <30 - 6000>

# default value: 240

#StatisticRefreshTime = 240

#

# -- Number of refreshes without statistic retrieval before stop:

# value range: <0 - 6000>

# 0 means no stop

# default value: 4

#NumRefresh4Stop = 4

#

#

# ----- Trace Levels ----------------------------------------------

#

# -- maximum level to trace

# values:

#  <0 trace all

#  0  trace severe errors only

#  1  trace errors too

#  2  trace even warnings

#  3  trace information

#  4  trace debug

#  5  trace extended debug

# default value: 4

#Debug = 4

#

# -- maximum number of days to preserve traces

# default value: 0 means unlimited

#TraceFileMaxAge = 0

StorManMonitor V8.0.1 16

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3.3 StorMan の設定ファイル

#

# -- trace communication:

# only for enabled debugging (MaxTraceLevel >= 4)

# values:

#  0  trace off

#  1  trace tcp/ip

#  2  trace messages

#  4  trace cim tcp/ip

#  8  trace cim messages

#  add the values to enable the traces

# default value: 0

#DebugCom = 0

#

# -- trace communication and debugging info of worker threads

# values:

#  0  trace off

#  1  trace worker

#  2  trace system updater

#  4  trace mirror updater

#  8  trace CIMOM status updater

# 16  trace statistics collector

# 32  trace main thread

# 64  trace indication handler

# 128 trace script updater

# 256 trace volume updater

# 512 trace cluster updater

#  add the values to enable/disable the traces

# default value: 0

#TraceWorker = 0

一部のパラメータは、55 ページの storparamの項で説明されているように、WebUI または storparam コマンドを使用して変更できます。

設定ファイルのすべてのエントリはStorManに対して最適化されるため、CLIまたは直

接編集で変更する場合は注意が必要です。特に、ここで触れないエントリは変更しな

いでください。

*.orig付きのファイルは、デフォルトのバックアップファイルです。

StorManMonitor V8.0.1 17

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4.1 Linux から StorMan のアンインストール

4 StorMan のアンインストール

4.1 Linux から StorMan のアンインストールStorManをアンインストールするには、次のように入力します。

rpm -e StorMan

次のバックアップファイルや設定ファイルは、アンインストールによって削除されません。

l /var/opt/SMAWstor/StorMan/config/ ディレクトリにある設定ファイルsmserver.ini は削除されません。

l /var/opt/SMAWstor/StorMan/backup/ ディレクトリにあるすべてのバックアップファイルは、アンインストールによってユーザのデータが消失しないようにするために、削除されません。

l /var/opt/SMAWstor/StorMan/repository/ ディレクトリにある StorMan リポジトリは、StorMan が管理するすべての設定内容を含んでおり、削除されません。

l /var/opt/SMAWstor/StorMan/log/ ディレクトリにある StorMan ログファイルは削除されません。

これらのファイルが不要な場合は、/var/opt/SMAWstor/StorMan/ディレクトリを手動で削

除してください。

4.2 Windows から StorMan のアンインストールStorManをアンインストールするには、Windowsの「プログラムの追加と削除」、または「プログ

ラムと機能」からアンインストールします。

次のバックアップファイルや設定ファイル(デフォルトのパスを記載)は、アンインストールによって

削除されません。

l %PROGRAMFILES%\Fujitsu\StorMan\config\ ディレクトリにある設定ファイルsmserver.ini は削除されません。

l %PROGRAMFILES%\Fujitsu\StorMan\backup\ ディレクトリにあるすべてのバックアップファイルは、アンインストールによってユーザのデータが消失しないようにするために、削除されません。

l %PROGRAMFILES%\Fujitsu\StorMan\repository\ ディレクトリにあるStorMan リポジトリは、StorMan が管理するすべての設定内容を含んでおり、削除されません。

StorManMonitor V8.0.1 18

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4.3 アップグレードインストール

l %PROGRAMFILES%\Fujitsu\StorMan\log\ ディレクトリにある StorMan ログファイルは削除されません。

これらのファイルが不要な場合は、

%PROGRAMFILES%\Fujitsu\StorMan\ディレクトリを手動で削除してください。

4.3 アップグレードインストールWindowsシステムでのみ、1つの手順でのアップグレードインストールがサポートされています。

StorMan V8.0のインストールの開始時に、StorManの以前のバージョンがすでにインストール

されていて、自動的にアップグレードができるかどうか確認されます。

Linux および の場合は、上位バージョンへのアップグレードの前にアンインストールが必要です。StorMan のデータはアンインストール中に削除されません。

ただし、既存のStorManが設定を保存するデータインプレースアップグレードを計画する場合

は、下記の移行ステップを行ってください。

以前のバージョンからStorMan V8.0への移行は、サポートされます。

以前のStorManバージョンからStorMan V8.0へのStorMan設定のデータインプレースアップ

グレードは、「オンザフライ」でサポートされれ、アップグレードプロセス中にStorManリポジトリは

自動的にアップグレードされます。

同じリポジトリで StorMan V8.0 から下位バージョンの StorMan へダウングレードすることはサポートされていません。そのため、stormandb -dump を使用してリポジトリのバックアップを作成してからアップグレードを開始することを推奨します。

管理するストレージ構成にEMC SMI-Sプロバイダが必要な場合、追加のアップグレードス

テップが必要なことがあります。

StorMan V7.0 から StorMan V8.0 までのアップグレードには、次の移行シナリオがサポートされます。ステップは、特定のプラットフォームに従って行う必要があります。

1. StorMan リポジトリのバックアップを作成し、ダウングレードの可能性に備えて保存しておきます。

stormandb -dump

2. アップグレード中にアプリケーションが StorMan を使用していないことを確認します。

3. StorMan サーバを終了します。

storman -stop

4. EMC SMI-S プロバイダを使用している場合のみ、EMC SMI-S プロバイダをバージョン V8.4 にアップグレードします(EMC リ

StorManMonitor V8.0.1 19

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4.3 アップグレードインストール

リースノートに準じます)。

5. StorMan V8.0 への StorMan アップグレードインストールを開始します。

6. StorMan V8.0 のアップグレードが成功し、実行されていることを確認します。

storcheck

7. アップグレードの成功後に、smserver.ini ファイルの設定が正しいことを確認します。

EMC SMI-S プロバイダを使用している場合は追加のステップが必要です。

8. 外部 EMC SMI-S プロバイダを使用している場合のみ、EMC SMI-S プロバイダ V8.4 のアップグレードが成功し、実行されていることを確認します。

storcfg cimom –show

StorManMonitor V8.0.1 20

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5.1 CLI を使用した StorMan の設定

5 StorMan の設定

5.1 CLI を使用した StorMan の設定この項は、StorManCLIに基づいて説明します。

CLIコマンドの詳細については、「StorManのCLIの説明(プログラマ向け) 」の章を参照してく

ださい。

5.1.1 CIM サーバの指定

StorManとSMI-Sプロバイダの間の通信を可能にするには、プロキシモードのSMI-Sプロバ

イダ( CIMサーバ)で管理されるストレージシステムをStorManの設定で定義する必要があり

ます。SMI-Sプロバイダをストレージシステムの管理インスタンスとして設定する必要がありま

す。

次のコマンドを実行します。

storcfg cimom -add -ip ip[-cimuser myCimUser -cimpwd myCimPassword]

CIMサーバを実行するホストの IPアドレスを指定します。29ページのstorcfg cimom –addの項の記述に従い、ストレージベンダのCIMサーバの設定に従って、CIMユーザとパスワード

( 10ページのEMC SMI-Sプロバイダのインストールと起動を参照)をこのコマンドの一部として

指定しました。CIMサーバで管理されるストレージシステムの検索が自動的に開始されま

す。

組み込みSMI-Sプロバイダを搭載したEternusDX/AFまたはEMC VMAX3 / VMAX AllFlashストレージアレイの場合は、CIMサーバの IPアドレスはストレージシステムに対応しま

す。

EMC Symmetrix VMAXストレージアレイの場合は、プロキシSMI-Sプロバイダを使用しま

す。対応するサーバの IPアドレスを使用します。httpsアクセスのみサポートされます。

管理される各ストレージシステムに対して、管理インスタンスを StorMan 構成で定義する必要があります。接続されたリモートストレージシステムからの管理はサポートされていません。

StorManMonitor V8.0.1 21

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5.2 診断のヒント

5.1.2 ストレージシステムの検索

ストレージシステムの最初の検出は、CIM サーバが正常に追加された直後に、自動的に開始します。検出はコマンドを使用して再度実行できます。

storcfg cimom -discover -ip ip

これで、CIMサーバへの接続を確認し、ストレージシステムの検出を開始します。CIMサーバ

によるストレージシステムの完全な検出と構成が、定期的に実行されます。バックグラウンドで

の検出は、接続されたストレージシステムの数とサイズに応じて、数分かかることがあります(ストレージシステムごとに15秒~数分)。

次のコマンドを使用して、結果を確認します。

storcfg system -show

5.2 診断のヒント

5.2.1 StorMan

StorManでは、トラブルシューティングや診断に関する重要な情報が記載されている多数の

ファイルを用意しています。

問題が発生した場合に最善のサポートを保証するために、StorManCLIで再現中の

StorManMonitorサーバのデバッグレベルを最大にしてから、問題を再現することを推奨しま

す。

storparam –debug 5

StorManCLI storparamのパラメータ-debugcomと–traceworkerを使用すると、より詳細

なログ情報を取得することができます。

これらのすべての設定は、WebUIでも使用できます。

現在の設定データを取得するには、StorManCLIを使用して次のコマンドを実行します。

stormandb –dump

その後、次のファイルを収集してサポートデスクに送ります。

1. ./log ディレクトリにある、該当する日付の stormanTraceyyyy-mm-dd 形式のStorMan ログファイル。

2. ./config ディレクトリにある StorMan サーバの設定ファイル smserver.ini。3. ./backup ディレクトリにある AddData.sql および AddTables.sql

(stormandb –dump によって作成)。

これらのファイルは、StorManCLI環境では/var/opt/SMAWstor/StorManディレクトリ、

Windows環境ではC:\Programme\Fujitsu\StorManディレクトリにあります。

StorManMonitor V8.0.1 22

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5.2 診断のヒント

Linux の追加サポート

Linuxでは、rootユーザはStorManCLIを使用してすべての診断情報をgzip形式の tarアーカイブとして取得できます。

storadmin getlogs

結果のファイルは/tmp/storManLogs.tar.gzにあります。

storadmin getlogs は、診断情報を収集する前に、以前作成した診断情報(圧縮された tar アーカイブ)を自動的に削除します。そのため、storadmin

getlogs を呼び出す前に、必要に応じて以前作成した StorMan ログファイルを保存する必要があります。

すべてのログファイルを削除するには、下記を使用します(結果を保存した後にこれを行って

ディスクスペースを節約します)。

storadmin remlogs

StorMan は、最後に発生するコアを下記のディレクトリに書き込みます。

l Windows : <インストールディレクトリ>\log

l Linux: /var/opt/SMAWstor/StorMan/log(他のディレクトリやプログラムが/proc/sys/kernel/core_pattern に指定されていない場合)

5.2.2 SMI-S プロバイダ

SMI-Sプロバイダの診断情報に関するサポートについては、ベンダーのリリースノートをご覧くだ

さい。

場合によっては、SMI-Sプロバイダが他の管理ツールやインスタンスが開始したストレージシス

テムへの設定変更を認識しないことがあります。

この場合、下記を使用して内部 SMI-Sプロバイダリポジトリのアップデートうぃ開始することを

推奨します(プロキシ設定の場合のみ)。

storcfg system –discover

または

storcfg cimom -discover

その後、失敗した機能をリトライします。

StorManMonitor V8.0.1 23

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6.1 一般事項

6 StorMan の CLI の説明(プログラマ向け)この章では、CLIレベルで提供されるStorManMonitorの管理とストレージの設定に関する、

StorManのすべての機能を扱います。

6.1 一般事項

6.1.1 CLI 共通の事項

StorManCLIのすべてのコマンドに共通の事項もあります。この項では各コマンドではなく、一

元的に指定されます。

6.1.1.1 パラメータファイル

CLIは、ファイルから追加のコマンドパラメータを読み込むことができます。これは、変更しない

接続パラメータや、必要なすべてのパラメータが長すぎてコマンドラインに収まらない場合に特

に役立ちます。このファイルは次のように指定する必要があります。

–file file

ファイルは、コマンドラインの他のすべてのパラメータよりも先に解釈されます。

オプション-fileは、複数のコマンドを含むようにできていません。1つのコマンドに対して追加

のパラメータのみ指定できます。

ファイルの中の「#」で始まる行は、コメントとして解釈されるので無視されます。

オプション–fileは、個々のコマンドの構文には記載されていません。

6.1.1.2 形式パラメータ

コマンドの機能 –showを指定する場合、出力形式をパラメータ-formatで指定して選択で

きます。

–format format

出力形式を指定します。指定可能な値 : std(デフォルト)| short | medium | xml | xmlp。std は、複数の行への出力を選択します。オブジェクトの各属性が別々の行に表示されます。これはデフォルトの出力形式です。

StorManMonitor V8.0.1 24

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6.1 一般事項

short は、オブジェクトの ID と名前のみ別々の行に表示します。medium は、オブジェクトの ID、名前およびいくつかの基本的なプロパティを別々の行に表示します。xml は、出力を XML 形式で 1 行に書き出します。xmlp は、出力を XML 形式で書き出しますが、読みやすさのために複数の行に書き出します(見やすく印刷されます)。

6.1.1.3 接続パラメータ

すべてのコマンドに、StorManサーバへの接続の指定が必要です。必要な接続パラメータは

次のとおりです。

–server stormanserver

StorMan サーバの IP アドレス(IPv4 または IPv6)または名前を指定します(デフォルトは localhost)。

–user user

StorMan サーバで認証するユーザを指定します(デフォルトはなし)。

–pwd pwd

サーバで認証する StorMan パスワードを指定します(デフォルトはなし)。

–connectparam

は、個々のコマンドの構文にある上記のパラメータを表します。

6.1.1.4 ヘルプ機能

オプション–help によって、各コマンドで内部のヘルプ機能を使用できます。

6.1.1.5 追加の共通事項

l パラメータが複数回指定された場合は、最後の値が使用されます。l パラメータは大文字小文字を区別しません。パラメータの値は、指定しない限り

大文字と小文字を区別します。StorID とプール ID は(表示用に)大文字と小文字を区別した入力値として保存されますが、内部でのすべての検索機能では大文字と小文字を区別しないで扱われます。

l 指定したパラメータがサポートされていない場合は、コマンドは拒否されます。

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6.1 一般事項

6.1.2 指定可能な値

すべてのStorManコマンドには、次のような指定可能な値が決められた共通のパラメータが

あります。

値 意味と指定可能な値

ip | hostip IP アドレス :

「.」で区切られた 4 つの十進数の数値で、各数値は 0 から 255までまたは IPv6 の範囲です。

hostname ホスト名 :

英字('A'、'B'、...'Z'、'a'、'b'、...'z')、数字、および記号を含む文字列。ただし、次の記号を除く: '\'、'/'、'*'、'? '、'"'、'<'、'>'、'|'、' '

内部的には大文字と小文字を区別しません。

poolid pool ID :

英字('A'、'B'、...'Z'、'a'、'b'、...'z')で始まり、最大 254 個の英数字、'_' または '.' が続く文字列。

プール ID は一意である必要があります。内部的には大文字と小文字を区別しません。

storid storage ID (storID) :

英字('A'、'B'、... 'Z'、'a'、'b'、... 'z')で始まり、最大 254 個の英数字、'+'、'-'、'_' または '.' が続く文字列。

'SM_' は内部使用のために予約されているので、大文字小文字にかかわらず、プレフィックス 'SM_' で開始しないでください。

内部的には大文字と小文字を区別しません。

wwpn WWPN :

16 または 32 の 16 進数の文字列で、':' または -' で区切られるか、区切りなしです。

ワイルドカード「*」を、CLI記述に指定されるアルファベット文字列に使用できます。通常、文

字列の任意の場所に使用できます。

Linuxシステムでは、文字と数字のみで構成されない文字列は、引用符で囲む必要がありま

す( "#all"など)。

StorManMonitor V8.0.1 26

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6.2 storcheck

6.2 storcheckStorManサーバの可用性を確認します。StorManサーバ自体およびデータベースの可用性、

設定したCIM-OMの少なくとも1つにアクセス可能であるかなどを確認します。

チェックの結果メッセージは stdoutに出力され、終了コードが設定されます(下記のリターン

コードを参照)。

構文

storcheck –connectparam ...

パラメータ

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

リターンコード

エラーコー

テキスト エラーの種類

0 OK 問題ありません。

1 StorMan not

reachable

StorMan サーバにアクセスできません。

2 No Database StorMan サーバは動作中ですが、データベースに異常がありま

す。

3 No CIM-OM StorMan サーバは動作中です。データベースは正常ですが、

CIM-OMにアクセスできません。

7 STORMAN_INV_

PARAMETERS

指定したパラメータが無効です。

36 STORMAN_AUTH_FAILED StorMan のユーザ/パスワードが無効です。

StorManMonitor V8.0.1 27

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6.3 storcfg

6.3 storcfgコマンド storcfg を使用して StorMan リポジトリを設定します。

storcfg object –function –functionparam ... –connectparam ...

第 1 パラメータは、設定対象リポジトリのオブジェクトグループを指定します。

最初のパラメータobject オブジェクト

cimom 管理インスタンス( CIM Object Managerなど)

system StorMan が管理するストレージシステム

2 つ目のパラメータで機能を指定します。ほとんどのコマンドは少なくとも次の機能をサポートします。

2 つ目のパラメータ機能 意味

–add オブジェクトをリポジトリに追加

–discover オブジェクトで構成をアップデートする検出を開始

–mod オブジェクトのプロパティを変更

–rem オブジェクトをリポジトリから削除

–show 1 つ以上のオブジェクトの属性を表示

機能 –showを指定する場合、出力形式をパラメータ-formatで指定して選択できます。

StorManMonitor V8.0.1 28

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6.3 storcfg

6.3.1 storcfg cimom

storcfg cimomは、StorManリポジトリ内のSMI-Sで制御されるストレージシステムに対す

るCIMObject Manager情報を管理インスタンスとして管理するために使用されます。

storcfg cimom –function –functionparam ... –connectparam ...

機能

–functionパラメータは、次の機能を提供します。

–add

CIM-OM(SMI-S プロバイダ ) 情報を StorMan リポジトリに追加します。

–mod

StorMan リポジトリ内の既存の CIM-OM(SMI-S プロバイダ ) の属性を変更します。

–rem

CIM-OM(SMI-S プロバイダ ) 情報を StorMan リポジトリから削除します。

–discover

利用可能なすべてのストレージシステムを検索するように CIM-OM(SMI-S プロバイダ ) に要求します。

–show

CIM-OM(SMI-S プロバイダ ) をホストするホストに関連する情報を表示します。

6.3.1.1 storcfg cimom –add

CIM-OM(SMI-S プロバイダ ) 情報を StorMan リポジトリに追加します。ストレージシステムの検出プロセスは、自動的に開始され、バックグラウンドで定期的に設定を更新します。

構文

storcfg cimom –add –ip ip [–http port | –https port ]

[ –cimuser user ] [ –cimpwd pwd ]–connectparam ...

パラメータ

–ip ip

CIM-OM が動作しているホストの IP アドレスを指定します。ip の共通の説明は、26 ページの 指定可能な値の項を参照してください。

StorManMonitor V8.0.1 29

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6.3 storcfg

–http port

CIM-OM が要求を待つポートを指定します(通常、–https が指定されない場合、インターフェースの種類が smis の場合は 5988)。

–https port

CIM-OMが要求を待つ安全なポートを指定します(通常は5989)。

–cimuser user

CIM-OM接続のユーザを指定します(デフォルトはなし)。

–cimpwd pwd

CIM-OM接続のパスワードを指定します(デフォルトはなし)。

少なくともパラメータ-ipを指定する必要があります。指定された IPのホストがStorManリポジトリにない場合、新しいホストが追加されます。

–httpまたは–httpsのどちらか1つのポートの種類を指定できます。

cimuserとcimpwdは、機能

storcfg cimom –addまたはstorcfg cimom –modのあるStorManリポジトリでは指定す

る必要があります。

l FUJITSU に組み込まれた SMI-S プロバイダの場合、cimuser/cimpwd は、ストレージシステムに定義されたロールソフトウェア管理を含むユーザ名とパスワードです。

l EMC SMI-S プロバイダの場合、cimuser/cimpwd は、指定した CIM サーバに設定される必須のユーザ/パスワードの組み合わせです(cimuser の追加手順は、ベンダ別のインストールガイドを参照してください)。

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

2 STORMAN_NOT_COMPLETE 一部の機能のみ完了しています。

3 STORMAN_VER_NOT_SUPP サポートされていないバージョンです。

7 STORMAN_INV_

PARAMETERS

指定したパラメータが無効です。

13 STORMAN_COMMUNIC_

ERROR

StorMan のクライアントとサーバ間の通信エラーです。

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

StorManMonitor V8.0.1 30

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6.3 storcfg

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

20 STORMAN_ALREADY_

EXISTS

オブジェクトがリポジトリに既に存在しています。

22 STORMAN_RESOURCE_

NOT_AVAILABLE

CIMサーバまたはデータベースは使用可能ではありません。

36 STORMAN_AUTH_FAILED StorMan のユーザ/パスワードが無効です。

6.3.1.2 storcfg cimom –mod

StorManリポジトリ内の既存のCIM-OM( SMI-Sプロバイダ) の属性を変更します。

パラメータが指定されていない場合は、情報は変更されません。

変更するCIM-OMを指定するには、パラメータip、インターフェース、CIM-OMを一意に識

別するhttpまたはhttpsの任意の組み合わせを使用できます。

関連するストレージシステムの検出プロセスは、自動的に開始され、バックグラウンドで定期

的に設定を更新します。

CIM-OMの名前または IPアドレスを変更するには、storcfg host -mod関数を使用してく

ださい。

構文

storcfg cimom –mod –ip ip [–http port |-https port]

[ –newhttp port | –newhttps port ] [ –newuser user ]

[ –newpwd pwd ]] –connectparam ...

パラメータ

–ip ip

CIM-OM が動作しているホストの IP アドレスを指定します。

–http port

CIM-OM が要求を待つポートを指定します。

–https port

CIM-OM が要求を待つ安全なポートを指定します。

–newhttp port

CIM-OM が要求を待つ新しいポートを指定します。

–newhttps port

CIM-OM が要求を待つ新しい安全なポートを指定します。

–newuser user

CIM-OM 接続の新しいユーザを指定します。

StorManMonitor V8.0.1 31

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6.3 storcfg

–newpwd pwd

CIM-OM 接続の新しいパスワードを指定します。

CIM-OMを選択するには、少なくともパラメータ-ipを指定する必要があります。

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

2 STORMAN_NOT_COMPLETE 一部の機能のみ完了しています。

3 STORMAN_VER_NOT_SUPP サポートされていないバージョンです。

7 STORMAN_INV_

PARAMETERS

指定したパラメータが無効です。

13 STORMAN_COMMUNIC_

ERROR

StorMan のクライアントとサーバ間の通信エラーです。

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

18 STORMAN_NOT_FOUND 指定したホストが見つかりません。

22 STORMAN_RESOURCE_

NOT_

AVAILABLE

CIMサーバまたはデータベースは使用可能ではありません。

36 STORMAN_AUTH_FAILED StorMan のユーザ/パスワードが無効です。

6.3.1.3 storcfg cimom –rem

CIM-OM( SMI-Sプロバイダ) をStorManリポジトリから削除します。CIM-OMの削除によっ

て、StorManで管理していたストレージアレイとそのプールは、今後管理のためにCIM-OMが

利用可能になる場合に備えて、リポジトリから削除されません。ホスト情報はStorManリポジ

トリに残り、CIM-OMの定義のみが削除されます。

削除するCIM-OMを指定するには、パラメータip、インターフェース、CIM-OMを一意に識

別するhttpまたはhttpsの任意の組み合わせを使用できます。

構文

storcfg cimom –rem –ip ip [–http port | -https port]

                   –connectparam ...

StorManMonitor V8.0.1 32

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6.3 storcfg

パラメータ

–ip ip

CIM-OM が動作しているホストの IP アドレスを指定します。

–http port

CIM-OM が要求を待つポートを指定します。

–https port

CIM-OM が要求を待つ安全なポートを指定します。

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

3 STORMAN_VER_NOT_SUPP サポートされていないバージョンです。

7 STORMAN_INV_

PARAMETERS

指定したパラメータが無効です。

13 STORMAN_COMMUNIC_

ERROR

StorMan のクライアントとサーバ間の通信エラーです。

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

18 STORMAN_NOT_FOUND 指定したホストが見つかりません。

22 STORMAN_RESOURCE_

NOT_AVAILABLE

CIMサーバまたはデータベースは使用可能ではありません。

36 STORMAN_AUTH_FAILED StorMan のユーザ/パスワードが無効です。

6.3.1.4 storcfg cimom –discover

管理されるストレージシステムのSMI-Sプロバイダ( CIM-OM)に接続し、バックグラウンドで

アップデートプロセスを開始してすべてのストレージのすべての設定データの取得またはアップ

デートを行います。バックグラウンド機能は、接続されるストレージシステムの数とその複雑さに

よって時間がかかることがあります。

CIM-OMでストレージシステムを検出することを指定するには、パラメータip、CIM-OMを一

意に識別するhttpまたはhttpsの任意の組み合わせを使用できます。これらのパラメータ

を省略すると、リポジトリのすべてのCIM-OMがアップデートされます。

storcfg cimom –add または storcfg cimom –mod を使用して新しい CIM-OMを追加したり、CIM-OM の属性を変更すると、関連するすべてのストレージシステムに対して検出が開始されます。

StorManMonitor V8.0.1 33

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6.3 storcfg

構文

storcfg cimom –discover –ip ip [–http port | -https port]

                        –connectparam ...

パラメータ

–ip ip

CIM-OMが動作しているホストの IPアドレスを指定します。

–http port

CIM-OMが要求を待つポートを指定します。

–https port

CIM-OMが要求を待つ安全なポートを指定します。

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

3 STORMAN_VER_NOT_SUPP サポートされていないバージョンです。

7 STORMAN_INV_

PARAMETERS

指定したパラメータが無効です。

13 STORMAN_COMMUNIC_

ERROR

StorMan のクライアントとサーバ間の通信エラーです。

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

18 STORMAN_NOT_FOUND 指定したホストが見つかりません。

22 STORMAN_RESOURCE_

NOT_AVAILABLE

CIMサーバまたはデータベースは使用可能ではありません。

25 STORMAN_CIMOM_AUTH_

FAILED

CIM サーバのユーザまたはパスワードが無効です。CIM サーバが認証をサポートする場合。

36 STORMAN_AUTH_FAILED StorMan のユーザ/パスワードが無効です。

StorManMonitor V8.0.1 34

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6.3 storcfg

6.3.1.5 storcfg cimom –show

CIM-OM( SMI-Sプロバイダ)の情報を表示します。

構文

storcfg cimom –show [ –system system ] [ –ip ip ]

[ –http port | –https port ] [ –showsystems ]

[ –format format ] –connectparam ...

パラメータ

–system system

ストレージシステム名を指定し、該当するストレージシステムを管理するすべての CIM-OM を選択します。このパラメータにはワイルドカード(*)を使用できます。パラメータが指定されていない場合、StorMan リポジトリのすべてのCIM-OM が表示されます。

–ip ip

CIM-OM を IP アドレスで選択します。

–http port

CIM-OM をリスニングポートで選択します。

–https port

CIM-OM をリスニングセキュアポートで選択します。

–showsystems

CIM-OM で管理されるすべてのストレージシステムを選択してリストします。

–format format

出力形式を指定します。24 ページの 形式パラメータの説明を参照してください。

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

3 STORMAN_VER_NOT_SUPP サポートされていないバージョンです。

7 STORMAN_INV_

PARAMETERS

指定したパラメータが無効です。

13 STORMAN_COMMUNIC_

ERROR

StorMan のクライアントとサーバ間の通信エラーです。

StorManMonitor V8.0.1 35

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6.3 storcfg

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

18 STORMAN_NOT_FOUND 指定したホストが見つかりません。

22 STORMAN_RESOURCE_

NOT_AVAILABLE

CIMサーバまたはデータベースは使用可能ではありません。

36 STORMAN_AUTH_FAILED StorMan のユーザ/パスワードが無効です。

例1. –format std(デフォルト)を使用した CIM-OM の出力

storcfg cimom –show

hostID type IP

hostID      192.1.0.0

hostname   

IP          192.1.0.0

http port   5988

user        root

connection  OK

interface   SMIS

vendor      FUJITSU

version     V04L00-0000

2. –format medium を使用した CIM-OM の出力

storcfg cimom –show –format medium

192.1.0.0 connection=Ok version=V05L00-0000

3. –format=xmlp を使用した CIM-OM の出力

storcfg cimom –show –format xmlp

<Response>

<ReturnCode>

<Code>STORMAN_OK</Code>

<CodeNumber>0</CodeNumber>

<Text>successful</Text>

<SubCode>0</SubCode>

<SubCodeText>STORMAN_SUB_NONE</SubCodeText>

<AdditionalInformation/>

<MessageID>4320</MessageID>

<ConnectionID>55525CB8C9CB3</ConnectionID>

</ReturnCode>

StorManMonitor V8.0.1 36

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6.3 storcfg

<Result>

<CIMOMs>

<CIMOM>

<HostIDType>STORMAN_HOSTID_TYPE_IP</HostIDType>

<HostID>192.1.0.0</HostID>

<HostName/>

<OwnIP>192.1.0.0</OwnIP>

<IP>172.17.40.174</IP>

<PortHttp>5988</PortHttp>

<PortHttps/>

<User>root</User>

<SnmpCommunity/>

<InteropNamespace>interop</InteropNamespace>

<CliName/>

<CliRefreshTime/>

<AuthorizationType>2</AuthorizationType>

<CliInitSuccessful>false</CliInitSuccessful>

<ConnectStatusValue>4</ConnectStatusValue>

<ConnectStatus>STORMAN_CIMOM_CONNECT_OK</ConnectStatus>

<InterfaceType>STORMAN_INTERFACE_TYPE_SMIS</InterfaceType>

<StorageModel>ETERNUS_DX</StorageModel>

<Vendor>FUJITSU</Vendor>

<VersionString>V04L64-0000</VersionString>

<IsProxyProvider>no</IsProxyProvider>

<DiscoverPending>false</DiscoverPending>

<IndicationsAnnounced>false</IndicationsAnnounced>

<NextIndicationRetry/>

<StorageSystems>

</StorageSystems>

</CIMOM>

</CIMOMs>

</Result>

</Response>

StorManMonitor V8.0.1 37

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6.3 storcfg

6.3.2 storcfg system

storcfg systemを使用して、StorManリポジトリ内のストレージシステムを管理します。

storcfg cimom –add | –discoverを呼び出した結果としてのみ、ストレージシステムが

自動的にStorManリポジトリに追加されるので、–add機能はサポートされていません。

storcfg  system –function –functionparam ... –connectparam ...

機能

–functionパラメータは、次の機能を提供します。

–rem

StorMan リポジトリからストレージシステムを削除します。

–discover

ストレージシステムの再検索、つまり、指定したストレージシステムの設定データを完全に更新することを要求します。

–mod

ストレージシステムへのユーザアクセスを設定または変更して、ETERNUS DXS2 システムの性能データにアクセスします(PMCC 経由でのみ)。

–show

ストレージシステムに関連した情報を表示します。

6.3.2.1 storcfg system –rem

StorManリポジトリからストレージシステムを削除します。

関連するストレージシステムにプールが定義されている場合は、論理ボリュームと一緒にプー

ルもStorManリポジトリから完全に削除されます。そのため、プールのコンテンツ(論理ボリュー

ムと割り当てられたstorID)は、StorManで管理できなくなります。

ストレージシステムの設定とサーバへの割り当ては、この機能によって影響されません。

構文

storcfg system –rem –system system –connectparam ...

StorManMonitor V8.0.1 38

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6.3 storcfg

パラメータ

–system system

削除するストレージシステムの名前を指定します。このパラメータは必須で、ワイルドカード(*)をサポートしています。

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

3 STORMAN_VER_NOT_SUPP サポートされていないバージョンです。

7 STORMAN_INV_

PARAMETERS

指定したパラメータが無効です。

13 STORMAN_COMMUNIC_

ERROR

StorMan のクライアントとサーバ間の通信エラーです。

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

22 STORMAN_RESOURCE_

NOT_AVAILABLE

CIMサーバまたはデータベースは使用可能ではありません。

36 STORMAN_AUTH_FAILED StorMan のユーザ/パスワードが無効です。

6.3.2.2 storcfg system –discover

StorMan は、ストレージシステムの検索を開始します(指定したストレージシステムの設定データを完全に更新します)。

StorMan の設定の適切な CIM-OM で検出が処理されます。

構文

storcfg system –discover –system system –connectparam ...

パラメータ

–system system

検索するストレージシステムの名前を指定します。このパラメータは必須で、ワイルドカード「*」は使用できません。

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

StorManMonitor V8.0.1 39

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6.3 storcfg

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

3 STORMAN_VER_NOT_SUPP サポートされていないバージョンです。

7 STORMAN_INV_

PARAMETERS

指定したパラメータが無効です。

13 STORMAN_COMMUNIC_

ERROR

StorMan のクライアントとサーバ間の通信エラーです。

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

18 STORMAN_NOT_FOUND 一致するオブジェクトが見つかりません。

21 STORMAN_FCT_NOT_

POSSIBLE

機能がサポートされません。

22 STORMAN_RESOURCE_

NOT_

AVAILABLE

CIMサーバまたはデータベースは使用可能ではありません。

25 STORMAN_CIMOM_AUTH_

FAILED

CIMサーバのユーザまたはパスワードが無効です。

6.3.2.3 storcfg system –mod

ETERNUS DX S2ストレージシステムのアクセス情報を設定または変更して、性能および統

計情報を取得します。

この機能はETERNUS DX S3 / AFでは不要になりました。

構文

storcfg system –mod –system system –statuser statuser –statpwd statpwd

                –connectparam ...

パラメータ

–system system

検索するストレージシステムの名前を指定します。このパラメータは必須で、ワイルドカード「*」は使用できません。

–statuser statuser

ETERNUS DX S2 に PMCC 経由でアクセスするためのユーザ ID を指定します。

StorManMonitor V8.0.1 40

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6.3 storcfg

–statpwd statpwd

ETERNUS DX S2 に PMCC 経由でアクセスするためのパスワードを指定します。

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

3 STORMAN_VER_NOT_SUPP サポートされていないバージョンです。

7 STORMAN_INV_

PARAMETERS

指定したパラメータが無効です。

13 STORMAN_COMMUNIC_

ERROR

StorMan のクライアントとサーバ間の通信エラーです。

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

18 STORMAN_NOT_FOUND 一致するオブジェクトが見つかりません。

21 STORMAN_FCT_NOT_

POSSIBLE

機能がサポートされません。

6.3.2.4 storcfg system –show

ストレージシステムに関連した情報を表示します。

–show機能の選択基準は、次のパラメータを使用して指定できます。

構文

storcfg system –show [ –system system ] [ –model model ]

[ –name name ] [ –type type ]

[ –cimip cimip ] [ –cimname cimname ]

[ –unmanaged ] [ –managed managed ] [ –showstoragepools ]

[ –showports ] [ –showraidtypes ] [ –showremote]

[-showenvironment] [ –showclusters ] [ –format format ]

              –connectparam ...

パラメータ

–system system

ストレージシステムの名前を指定します(デフォルトは *)。ワイルドカード「*」を使用できます。

StorManMonitor V8.0.1 41

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6.3 storcfg

–name name

ストレージシステムの名前を指定します。管理者が指定するカスタマイズ名またはネットワーク用の名前を指定できます。

–type type

ストレージシステムをタイプで選択します。パラメータ –type を省略すると、選択は行われません(デフォルト)。–type のサポートされる値:l disk: ディスクストレージを指定します(ETERNUS DX など)l tape:: テープストレージを指定します(ETERNUS CS など)

–model model

–type disk: のみ : ストレージシステムのモデルを指定します。サポートされる値: eternus | symmetrix | any(デフォルト)

–cimname cimname

ストレージシステムを、管理している CIMOM の名前で選択します。

–cimip cimip

ストレージシステムを、管理している CIMOM の IP アドレスで選択します。

–unmanaged

アクティブな管理インスタンスがないストレージシステムのみを表示します。

–managed managed

アクティブな管理インスタンスがあるストレージシステムのみを表示します。指定可能な値 : active | monitor | manual。パラメータ –managed を省略すると、選択は行われません(デフォルト)。active は、アクティブな管理(レプリケーション、…)をサポートしているストレージシステムを表示します。monitor は、情報機能と監視機能のみをサポートしているストレージシステムを表示します。manual は、StorMan 構成で静的に構成されるストレージシステムのみ表示します。

–showstoragepools

–format std でストレージシステムのストレージプールも表示します。XML 出力にはこの情報が必ず含まれます。

–showports

–format std でストレージシステムのストレージポート情報も表示しますXML出力にはこの情報が必ず含まれます。

–showraidtypes

–format std でストレージシステムがサポートする RAID の種類も表示しますXML 出力にはこの情報が必ず含まれます。

StorManMonitor V8.0.1 42

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6.3 storcfg

–showremote

パラメータ –system で指定されるストレージシステムに接続されるすべてのリモートストレージシステムを表示します。

–showenvironment

–format std で、ストレージシステムの物理コンポーネント(コントローラ、電源、ファンなど)の情報も表示します。XML 出力にはこの情報が必ず含まれます。

–showclusters

ストレージクラスタの情報を表示します。l 追加のパラメータを指定しない場合、指定したストレージシステムにスト

レージクラスタの情報が表示されます。l –showports と組み合わせると、クラスタ固有の情報が指定したストレージ

システムの各ストレージポートに表示されます。

–format format

出力形式を指定します。24 ページの 形式パラメータの説明を参照してください。

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

3 STORMAN_VER_NOT_SUPP サポートされていないバージョンです。

7 STORMAN_INVPARAMETERS 指定したパラメータが無効です。

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

18 STORMAN_NOT_FOUND 一致するオブジェクトが見つかりません。

22 STORMAN_RESOURCE_NOT_

AVAILABLE

CIMサーバまたはデータベースは使用可能ではありません。

25 STORMAN_CIMOM_AUTH_

FAILED

CIMサーバのユーザまたはパスワードが無効です。

36 STORMAN_AUTH_FAILED StorMan のユーザ/パスワードが無効です。

StorManMonitor V8.0.1 43

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6.3 storcfg

例1. –format=std を使用したストレージシステムの出力(デフォルト)

storcfg system -show -system 4621347002

storage system name = 4621347002

  serial number       = 4621347002

  custom name         = DX500 S3-01

  storage vendor      = FUJITSU

  storage model       = ETERNUS DX

  storage model name  = ETERNUS DX500 S3

  version             = V10L70-5000

  cache size          = 64 GB

  physical disks      = 48

  logical volumes     = 857

  preferred CIMOM     = 172.17.67.121

  configuration state = OK

2. –format=xmlp を使用したストレージシステムの出力

storcfg system -show -system 4621347002 -showports -showstoragepools

                -showraidtypes -format xmlp

<Response>

<ReturnCode>

<Code>STORMAN_OK</Code>

<CodeNumber>0</CodeNumber>

<Text>successful</Text>

<SubCode>0</SubCode>

<SubCodeText>STORMAN_SUB_NONE</SubCodeText>

<AdditionalInformation/>

<MessageID>270</MessageID>

<ConnectionID>5553667FBD6D0</ConnectionID>

</ReturnCode>

<Result>

<StorageSystems>

<StorageSystem>

<StorageSystemName>4621347002</StorageSystemName>

<StorageSerialNumber>4621347002</StorageSerialNumber>

<StorageSystemID>DX00002A2AAA</StorageSystemID>

<StorageVendor>STORMAN_STORAGE_VENDOR_FUJITSU</StorageVendor>

<Vendor>FUJITSU</Vendor>

<StorageModel>STORMAN_STORAGE_MODEL_ETERNUS</StorageModel>

<EternusModelType>STORMAN_ETERNUS_MODEL_DX500_S3</EternusModelType>

<EternusModelTypeCode>14</EternusModelTypeCode>

<StorageModelName>ETERNUS DX500 S3</StorageModelName>

<StorageType>STORMAN_STORAGE_TYPE_DISK</StorageType>

<LinkUI>172.17.67.121</LinkUI>

StorManMonitor V8.0.1 44

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6.3 storcfg

<Features>29694</Features>

<StorageFeatures>29694</StorageFeatures>

<DataProviderType>STORMAN_STORAGE_PROVIDER_TYPE_INTERNAL

            </DataProviderType>

<DataProviderTypeCode>1</DataProviderTypeCode>

<StorageWWNN>500000E0DA804700</StorageWWNN>

<RemoteSAP>00ETERNUSDXMS3ET503SAU####OJ4621347002##</RemoteSAP>

<OSName/>

<OSVersion>V10L70-000G</OSVersion>

<CacheSize>68719476736</CacheSize>

<CacheSizeNormalized>64 GB</CacheSizeNormalized>

<NumOfPhysDisks>48</NumOfPhysDisks>

<NumOfVolumes>857</NumOfVolumes>

<NumberOfSpareDevices>2</NumberOfSpareDevices>

<NumberOfUnmangedVolumes>857</NumberOfUnmangedVolumes>

<PrimaryHostAccessController/>

<ConfigID>86952+293</ConfigID>

<ConfigIDVolumes>86952</ConfigIDVolumes>

<ConfigIDClusters>86952</ConfigIDClusters>

<CopyIndicationCount>179</CopyIndicationCount>

<ConfigState>BOX_CONFIG_STATE_NOT_SCANNED_IN_SESSION</ConfigState>

<ConfigStateNum>2</ConfigStateNum>

<IsActionAllowed>true</IsActionAllowed>

<PreferredCim>172.17.67.121</PreferredCim>

<EnclosureCount>3</EnclosureCount>

<Product>ETERNUSDXMS3(ET503SAU)</Product>

<Contact>Werner</Contact>

<Location>DC6a_168 Pos 16</Location>

<CustomName>DX500 S3-01</CustomName>

<Version>V10L70-000G</Version>

<SCSIVendor>FUJITSU</SCSIVendor>

<TotalManagedSpace>20565338357760</TotalManagedSpace>

<TotalManagedSpaceNormalized>18.70 TB</TotalManagedSpaceNormalized>

<RemainingManagedSpace>7392738803712</RemainingManagedSpace>

<RemainingManagedSpaceNormalized>6.72 TB

                        </RemainingManagedSpaceNormalized>

<RemainingUnmanagedSpace>5281736032256</RemainingUnmanagedSpace>

<RemainingUnmanagedSpaceNormalized>4.80 TB

                        </RemainingUnmanagedSpaceNormalized>

<GUID/>

<SupportsReplication>true</SupportsReplication>

<IsUnifiedStorage>false</IsUnifiedStorage>

<StatUser/>

<OwningServer/>

<EditableFields>

<EditableField>StatUser</EditableField>

StorManMonitor V8.0.1 45

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6.3 storcfg

<EditableField>StatPassword</EditableField>

</EditableFields>

<RemoteCopyModes>

<RemoteCopyMode>sync</RemoteCopyMode>

<RemoteCopyMode>async</RemoteCopyMode>

<RemoteCopyMode>asyncstack</RemoteCopyMode>

</RemoteCopyModes>

<SupportedRaidTypes>

<SupportedRaidType>UNPROTECTED</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID0</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID1</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID1+0</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID5</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID5+0</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID6</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID6-FR</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID0_TPP</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID1_TPP</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID1+0_TPP</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID5_TPP</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID6_TPP</SupportedRaidType>

<SupportedRaidType>RAID6-FR_TPP</SupportedRaidType>

</SupportedRaidTypes>

<StoragePools>

<StoragePool>

<PoolName>

              Primordial Storage pool for FUJITSU storage system

                 /PoolName>

<InstanceID>FUJITSU:PSP</InstanceID>

<Status>STORMAN_STORAGE_POOL_STATUS_OK</Status>

<EnabledSize>40703405064192</EnabledSize>

<EnabledSizeNormalized>37.02 TB</EnabledSizeNormalized>

<FreeSize>5281736032256</FreeSize>

<FreeSizeNormalized>4.80 TB</FreeSizeNormalized>

<PercentFull>87</PercentFull>

<PoolUsage>DMTF_STORAGE_POOL_USAGE_UNRESTRICTED</PoolUsage>

<PoolType>STORMAN_STORAGE_POOL_TYPE_PRIMORDIAL</PoolType>

<StatusString/>

<OwningController/>

<RaidType/>

<NumDisks/>

<NumSpares/>

<DiskType>N.A.</DiskType>

<LowSpaceWarningThreshold>0</LowSpaceWarningThreshold>

<AlarmStatus/>

<AttentionLevelRange/>

StorManMonitor V8.0.1 46

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6.3 storcfg

<WarningLevelRange/>

<SevereLevelRange/>

<BasicStoragePoolNames>

</BasicStoragePoolNames>

<BasicStoragePoolIDs>

</BasicStoragePoolIDs>

<OperationalStatus>OK</OperationalStatus>

<OperationalStatusDetailList>

</OperationalStatusDetailList>

</StoragePool>

<StoragePool>

<PoolName>RG900_00</PoolName>

<InstanceID>FUJITSU:RSP0000</InstanceID>

...

            ...

</StoragePool>

</StoragePools>

<RemoteSystems>

</RemoteSystems>

<StoragePorts>

<StoragePort>

<PortID>500000E0DA804720</PortID>

<PortName>FCP_CM00CA00P00</PortName>

<ConnectionType>STORMAN_CONNECTION_TYPE_FC</ConnectionType>

<Mode>STORMAN_PORT_MODE_RA</Mode>

<ControllerName>CM00</ControllerName>

<DeviceID>FCP_CM00CA00P00</DeviceID>

<Speed>4 GB/s</Speed>

<MaxSpeed>16 GB/s</MaxSpeed>

<RemoteMirroringEnabled>STORMAN_BOOL_TRUE

                 </RemoteMirroringEnabled>

<HostAccessEnabled>STORMAN_BOOL_FALSE</HostAccessEnabled>

<ChassisID/>

<AdapterNumber/>

<PortNumber>0</PortNumber>

<CeID/>

<CMSlotNumber>0</CMSlotNumber>

<CASlotNumber>0</CASlotNumber>

<NasIP/>

<IsSCGPort>false</IsSCGPort>

<StorageClusterName/>

<RemotePorts>

<RemotePort>

<StorageSystemName>4631528004</StorageSystemName>

<StorageSerialNumber>4631528004</StorageSerialNumber>

<StorageCustomName>DX8700-S3-01</StorageCustomName>

StorManMonitor V8.0.1 47

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6.3 storcfg

<StorageConfigStateNum>2</StorageConfigStateNum>

<PortID>500000E0DAC19AD3</PortID>

<PortName>FCP_CM13CA00P03</PortName>

<ConnectionStatus>Up</ConnectionStatus>

<ChassisID/>

<AdapterNumber/>

<PortNumber>3</PortNumber>

<CeID>1</CeID>

<CMSlotNumber>1</CMSlotNumber>

<CASlotNumber>0</CASlotNumber>

<RAGroupNames>

</RAGroupNames>

</RemotePort>

<RemotePort>

<StorageSystemName>4631508013</StorageSystemName>

<StorageSerialNumber>4631508013</StorageSerialNumber>

                 ....

                 ....

</RemotePort>

</RemotePorts>

<StorageClusterPorts>

</StorageClusterPorts>

<RAGroupNames>

</RAGroupNames>

<OperationalStatus>OK</OperationalStatus>

<OperationalStatusDetailList>

</OperationalStatusDetailList>

</StoragePort>

<StoragePort>

<PortID>500000E0DA804721</PortID>

<PortName>FCP_CM00CA00P01</PortName>

<ConnectionType>STORMAN_CONNECTION_TYPE_FC</ConnectionType>

<Mode>STORMAN_PORT_MODE_CA</Mode>

<ControllerName>CM00</ControllerName>

<DeviceID>FCP_CM00CA00P01</DeviceID>

<Speed>8 GB/s</Speed>

<MaxSpeed>16 GB/s</MaxSpeed>

<RemoteMirroringEnabled>STORMAN_BOOL_FALSE

                </RemoteMirroringEnabled>

<HostAccessEnabled>STORMAN_BOOL_TRUE</HostAccessEnabled>

<ChassisID/>

<AdapterNumber/>

<PortNumber>1</PortNumber>

<CeID/>

<CMSlotNumber>0</CMSlotNumber>

<CASlotNumber>0</CASlotNumber>

StorManMonitor V8.0.1 48

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6.3 storcfg

<NasIP/>

<IsSCGPort>false</IsSCGPort>

<StorageClusterName/>

<RemotePorts>

</RemotePorts>

<StorageClusterPorts>

</StorageClusterPorts>

<RAGroupNames>

</RAGroupNames>

<OperationalStatus>OK</OperationalStatus>

<OperationalStatusDetailList>

</OperationalStatusDetailList>

</StoragePort>

<StoragePort>

<PortID>500000E0DA804722</PortID>

<PortName>FCP_CM00CA00P02</PortName>

            ....

            .... 

</StoragePort>

</StoragePorts>

<PhysicalDisks>

</PhysicalDisks>

<Controllers>

<Controller>

<DeviceName>CM00</DeviceName>

<DisplayName>CE# CM#0</DisplayName>

<CardType>STORMAN_CONTROLLER_CARD_TYPE_STD</CardType>

<Manufacturer>FUJITSU</Manufacturer>

<MemoryOnBoard>34359738368</MemoryOnBoard>

<Model>Unknown</Model>

<SerialNumber>PP135001QF</SerialNumber>

<Version>A1</Version>

<PhysicalPosition>0</PhysicalPosition>

<CMSlotNumber>0</CMSlotNumber>

<CeID/>

<ChassisID/>

<PartNumber>CA07555-D801</PartNumber>

<IP>172.17.67.121</IP>

<MACAdress>B0ACFAA382EF</MACAdress>

<ControllerWWNN>500000E0DA804700</ControllerWWNN>

<OperationalStatus>OK</OperationalStatus>

<OperationalStatusDetailList>

</OperationalStatusDetailList>

</Controller>

<Controller>

<DeviceName>CM01</DeviceName>

StorManMonitor V8.0.1 49

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6.3 storcfg

<DisplayName>CE# CM#1</DisplayName>

            ...

            ...

</Controller>

</Controllers>

<Enclosures>

</Enclosures>

<BackendControllers>

</BackendControllers>

<PCIeFlashModules>

</PCIeFlashModules>

<RecBuffers>

</RecBuffers>

<PowerSupplys>

</PowerSupplys>

<Batterys>

</Batterys>

<Fans>

</Fans>

<BootUtilityDevices>

</BootUtilityDevices>

<StorageClusters>

<StorageCluster>

<StorageClusterName>DX500_1-DX500_2</StorageClusterName>

<AutoFailover>false</AutoFailover>

<AutoFailback>true</AutoFailback>

<ReadMode>false</ReadMode>

<Phase>STORMAN_SCG_PHASE_NORMAL</Phase>

<HaltFactor>STORMAN_SCG_FACTOR_NONE</HaltFactor>

<Status>STORMAN_SCG_STATUS_NORMAL</Status>

<PercentSynced/>

<PartnerStorageSystemName>

               00ETERNUSDXMS3ET503SAU####OO4621349005##

                  </PartnerStorageSystemName>

<PartnerRemoteSAP/>

<PairGroupStorageSystemName>

               00ETERNUSDXMS3ET503SAU####OO4621349005##

                  </PairGroupStorageSystemName>

<Type>STORMAN_SCG_SYSTEM_TYPE_PRIMARY</Type>

<SystemMode>STORMAN_SCG_SYSTEM_MODE_ACTIVE</SystemMode>

<PortIDs>

<PortID>500000E0DA804724</PortID>

<PortID>500000E0DA804733</PortID>

</PortIDs>

</StorageCluster>

<StorageCluster>

StorManMonitor V8.0.1 50

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6.3 storcfg

<StorageClusterName>DX500_2-DX500_1</StorageClusterName>

             ....

             ....

</StorageCluster>

</StorageClusters>

<RAGroups>

</RAGroups>

<OperationalStatus>OK</OperationalStatus>

<OperationalStatusDetailList>

</OperationalStatusDetailList>

</StorageSystem>

</StorageSystems>

</Result>

</Response>

3. –format=medium を使用したストレージシステムの出力

storcfg system -show –model eternus –format medium

4621347002 model=ETERNUS DX500 S3 version=V10L70-000G

4. ストレージシステムの出力

storcfg system –show –system 4621347002 -showclusters

storage system name = 4621347002

serial number       = 4621347002

storage vendor      = FUJITSU

storage model       = Eternus

storage model name  = ETERNUS DX500 S3

version             = V10L60-6300

cache size          = 64 GB

physical disks      = 48

logical volumes     = 853

preferred CIMOM     = 172.17.67.121

configuration state = OK

storage cluster(s)  = DX500_1-DX500_2

status            = normal

halt factor       = disabled

phase             = normal

auto failover     = true

auto failback     = false

read mode         = false

type              = primary

system mode    = active

percent synced    = 100

partner system(s) = 4621349005

StorManMonitor V8.0.1 51

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6.3 storcfg

5. ストレージクラスタ、各 SCO ポートの情報の出力

storcfg system –show –system 4621347002 -showclusters –showports

displays for each port:

… 

500000E0DA805434/FC

PortName          = FCP_CM01CA01P00

speed             = 8 GB/s 

max speed         = 16 GB/s 

status            = OK

cluster name      = DX500_2-DX500_1

partner port(s)   = 4621349005/FCP_CM01CA01P00

… 

StorManMonitor V8.0.1 52

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6.4 storinfo

6.4 storinfoStorManに関する情報を表示します。

構文

storinfo [–server server]  –connectparam ...

パラメータ

–server server

情報の提供元の StorMan サーバのホスト名または IP アドレスを指定します。パラメータを指定しない場合、CLI の情報が表示されます。

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

7 STORMAN_INV_

PARAMETERS

指定したパラメータが無効です。

13 STORMAN_COMMUNIC_

ERROR

StorMan のクライアントとサーバ間の通信エラーです。

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

36 STORMAN_AUTH_FAILED StorMan のユーザ/パスワードが無効です。

storinfoの出力

storinfo

local StorMan version: V8.0.1

local StorMan build:   8.0.1-0

local StorMan buildDate:   Jan 24 2018 15:03:47

local hostname:   G02DEXN00390

local hostinfo:   Windows Server 2012 Standard 64-bit Build 9200

StorManMonitor V8.0.1 53

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6.5 stormandb

6.5 stormandbStorManリポジトリの保存または復元を行います。このコマンドは、StorManサーバでのみサ

ポートされます。

構文

stormandb { –dump | –load } [–noserver]

パラメータ

–dump

バックアップ機能を選択します。StorManリポジトリは、StorManディレクトリのbackupフォ

ルダに保存されます。

–load

復元機能を選択します。StorManリポジトリは、StorManディレクトリのbackupフォルダか

ら復元されます。

このコマンドを実行するにはStorManサーバを停止する必要があります。停止しないとコ

マンドは拒否されます。

–noserver

-dump関数にのみ必要。このパラメータを設定すると、コマンドがリポジトリで直接機能し

ます。リポジトリを使用しているサーバがないこと、並列 stormandbコマンドが実行中でな

いことを確認してください。これを守らない場合、リポジトリが破損する可能性があります。

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

7 STORMAN_INV_PARAMETERS 指定したパラメータが無効です。

13 STORMAN_COMMUNIC_ERROR StorMan のクライアントとサーバ間の通信エラーです。

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

21 STORMAN_FCT_NOT_POSSIBLE StorMan サーバが実行中です。

StorManMonitor V8.0.1 54

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6.6 storparam

6.6 storparamStorManサーバを再起動せずに設定を修正します。すべての設定は、進行中のStorManサーバセッションで有効です。オプションで、設定を以降のセッションにも反映するように設定で

きます。

構文

storparam { –show | [ –debug level ] [ –debugcom comopt ]

[ –traceworker level] [ –tracefilemaxage level]

[ –pmcc pmcc_installation_directory ] [ –save ]

–connectparam ...

パラメータ

–show

StorMan サーバの設定を表示します。

–debug level

サーバのデバッグレベルを設定します。指定可能な値は次のとおりです。

0 深刻なエラーのみをトレース

1 エラーもトレース

2 警告もトレース

3 トレース情報

4 デバッグをトレース(デフォルト)

5 詳細なデバッグをトレース

–debugcom comopt

通信のデバッグオプションを設定します(デバッグレベルが 5 である場合のみ有効)。指定可能な値は次のとおりです。

1 クライアントのTCP/IPの呼び出しをトレース

2 クライアントのメッセージをトレース

4 CIM 通信の TCP/IP の呼び出しをトレース

8 CIM 通信のメッセージをトレース

値を追加すると複数のトレースが可能になります。

StorManMonitor V8.0.1 55

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6.6 storparam

–traceworker level

トレースファイルのデバッグトレースレベル(デバッグで設定したレベル以下)を使用して、バックグラウンドスレッドのトレースを有効にします。指定可能な値は次のとおりです。

0 トレースオフ(デフォルト)

1 トレースワーカー

2 トレースシステムアップデータ

4 トレースミラーアップデータ8 トレース CIMOM ステータスアップデータ16 トレース統計コレクタ32 トレースメインスレッド64 トレーススクリプトハンドラ128 トレーススクリプトアップデータ256 トレースボリュームアップデータ512 トレース個ラスタアップデータ

値を追加すると複数のレベルが有効になります。

–tracefilemaxage level

StorMan ログファイルが自動的に削除されるまでの日数を指定します。指定可能な値は次のとおりです。

0 無制限(デフォルト)

n n = 日数

–pmcc pmcc_installation_directory

pmcc のインストールフォルダを設定します。これは、ETERNUS DX S2 ストレージシステムの性能データを取得する場合のみ必要です。

–save

指定したパラメータ値をファイル smserver.ini に保存し、以降のセッションのために保管します(StorMan サーバの再起動)。

–connectparam

25 ページの 接続パラメータの説明を参照してください。

StorManMonitor V8.0.1 56

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6.6 storparam

リターンコード

エラーコー

ユーザ名 エラーの種類

0 STORMAN_OK 機能に問題ありません。

7 STORMAN_INV_

PARAMETERS

指定したパラメータが無効です。

13 STORMAN_COMMUNIC_

ERROR

StorMan のクライアントとサーバ間の通信エラーです。

16 STORMAN_FAULT 機能の予期しないエラーです。

36 STORMAN_AUTH_FAILED StorMan のユーザ/パスワードが無効です。

StorManパラメータstorparam –showの出力 :

# storparam -show

debug level: 4

communication debug level: 15

worker trace: 255

CIM timeout: 600

authorization level: enabled

PMCC installation folder: /opt/FJSVstxp

trace file max ages: 0

StorManMonitor V8.0.1 57

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7.1 Software エンドユーザライセンス契約書

7 付録

7.1 Software エンドユーザライセンス契約書

1.契約書の対象

1.1本契約書において「ソフトウェア」とは、Fujitsu Technology Solutionsのソフトウェア製品

のデータシートに示される、オブジェクトコード、バージョン、および仕様を含むソフトウェアを意

味します。

本ソフトウェアは、機械で読み取り可能な命令、印刷されたドキュメント、および関連するライセンスマテリアルで構成されます。

1.2本ソフトウェアを使用する前に、本契約書をよくお読みください。本契約書の条項に同意

しない場合、本ソフトウェアの使用は許可されません。全額返金いたしますので、本ソフト

ウェアのすべての複製および付属するすべてのアイテムと、購入を証明する書類を、ライセン

サ/サブライセンサ( Fujitsu Technology Solutionsまたは本ソフトウェアをお客様に提供した再

販業者のいずれか)に直ちに返却してください。

1.3本ソフトウェアを使用するには、適用されるライセンス費用を適切に支払う必要がありま

す。本ソフトウェアを使用することにより、本契約書の条項に同意したとみなされます。

1.4 Fujitsu Technology Solutionsは、ソフトウェアの不正コピー対策として、今後いつでも追

加のソフトウェアライセンスキーの実装およびライセンス証明書の発行を行う権利を有します。

1.5納品物の一部である第三者ソフトウェアサプライヤのソフトウェアコンポーネントは、本ソフ

トウェアに含まれるライセンス契約、またはFujitsu Technology Solutionsからの要求によって

送付されたライセンス契約とは、別のライセンス契約が適用されます。

2.エンドユーザライセンス

2.1 Fujitsu Technology Solutionsは、ライセンスを購入した数のワークステーションで本ソフト

ウェアを使用するための非独占的かつ譲渡不能のライセンスをエンドユーザに付与します。ラ

イセンスを追加購入しない限り、本ソフトウェアを、ライセンスが付与されたワークステーション

の最大数を超えて使用したり、指定されたタイプ以上のハードウェアで使用することはできま

せん。

著作権情報およびその他の所有者情報と共に本ソフトウェアの複製または一部の複製を適切に記録する場合、保存の目的でバックアップコピーを作成することが許可されます。

StorManMonitor V8.0.1 58

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7.1 Software エンドユーザライセンス契約書

2.2本ソフトウェアの複製、変更、または配布は禁止します。また、本ソフトウェアのリコンパイ

ル、リエンジニアリング、変換、修正、コンパイル、または変更も禁止します。本契約書により

明示的に許可される場合を除き、強制的な法的規制により、関連するハードウェアを販売

せずに本ソフトウェアのサブライセンスを付与したり、本ソフトウェアを付与、貸与、リース、譲

渡してはなりません。

2.3プログラムアップグレードとして本ソフトウェアを取得した場合、新しいバージョンの本ソフト

ウェアをインストールすることにより、古いバージョンのソフトウェアの使用に関するユーザライセ

ンスは自動的に終了します。古いバージョンのソフトウェアの一部をアップグレードバージョンに

置き換えない場合、古いバージョンのままのソフトウェアの一部も置き換えるか、他の何らかの

手段で無効にするか終了させるまで、古いバージョンのライセンスが有効なままとなります。

2.4 Fujitsu Technology Solutionsの各ソフトウェアデータシートに規定のない限り、ソフトウェ

アのバージョンまたはリリースのライセンスによって、新しいリリース(アップデート)、新しいバー

ジョン(アップグレード)、またはソフトウェアのテクニカルサポートサービスに対していかなる権利

も付与されません。新しいリリースおよび新しいバージョンを含むまたは含まない、補助的なソ

フトウェアサポート契約および保守サービス、および追加のテクニカルサポートサービスは、直接

Fujitsu Technology Solutionsから、または認定ソフトウェア再販業者から、別途購入できま

す。

3.ダウンロード

ネットワークまたは同様の配布パスを経由してFujitsu Technology Solutionsによって提供さ

れるソフトウェアの場合、以下の追加条件が適用されます。

Fujitsu Technology Solutionsからダウンロードにて提供されるすべての製品は、変更すること

なく、選択、公開、および第三者から提供される製品の場合は提供されます。ただし、ユー

ザの目的でユーザのシステムにダウンロード可能なマテリアルの最新バージョンおよび有用性の

確保については、ユーザが全面的に責任を負うものとします。ユーザの責任でソフトウェアをダ

ウンロードしてください。Fujitsu Technology Solutionsは、特に送信エラーやダウンロードプロ

セス中に発生した問題(回線障害、接続障害、サーバ障害、データ障害など)ではない限

り、いかなる賠償責任も負いません。

Fujitsu Technology SolutionsのWebサイトは、Fujitsu Technology Solutionsが所有する1つ以上のオフィスのある国に対してのみ、操作および管理されます。Fujitsu TechnologySolutionsは、上記以外の国以外の場所で、ソフトウェアおよびドキュメントをFujitsuTechnology SolutionsのWebサイトからダウンロードすることについても責任を負いません。

国外からFujitsu Technology SolutionsのWebサイトにアクセスする場合、現地の規制に従

う責任は専らユーザが負います。Fujitsu Technology Solutionsは、本ソフトウェアや文書類

をFujitsu Technology Solutionsのウェブサイトからダウンロードすることが違法と見なされてい

る国において、そのようなダウンロードを行うことを明示的に禁じます。

StorManMonitor V8.0.1 59

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7.1 Software エンドユーザライセンス契約書

4.著作権

このライセンス条項で明示的にユーザに許可されていない限り、すべての権利とライセンス、

およびソフトウェア(ソフトウェアの一部を含む)に関するすべての財産権と使用権は、完全に

Fujitsu Technology Solutionsおよびそのサードパーティライセンサにあります。

本ライセンス条項では、Fujitsu Technology Solutionsまたはそのサードパーティライセンサのブ

ランド、ロゴ、または商標の使用を許可しません。また、Fujitsu Technology Solutionsのブラ

ンド、ロゴ、または商標に一見類似する他のいかなるブランドの使用も許可しません。本ソフ

トウェアまたはFujitsu Technology Solutionsに関するブランド、ロゴ、または商標のいずれに

おいても、またいかなる使用においても、Fujitsu Technology Solutionsによる明示的な許可

が必要です。

5.ソフトウェアが再販業者によって販売および納品された場合のライセンサの保証および責

任の放棄

ソフトウェアを認定再販業者(以下「再販業者」)から直接入手した場合、ソフトウェアをインストールおよび使用する権利は、ライセンシであるユーザと各再販業者の間で交わされた追加のソフトウェアライセンス条件に従属します。

ソフトウェアの認定再販業者から入手したすべての場合において、再販業者により直接、ソ

フトウェアのサブライセンスが許諾され、ソフトウェアが使用可能になります。この場合、FujitsuTechnology Solutionsは、ソフトウェアライセンスの調達に関する限り、ソフトウェアライセンス

の契約当事者ではありません。そのため、再販業者との契約に基づいてのみ、ソフトウェアラ

イセンスに関連する法的権利を主張することができます。ただし、いかなる場合においても、

ライセンシへのラインセスのそれぞれの範囲がこの契約書の1、2、3、4の項に規定されるよう

に、ライセンス契約の範囲を超えることはありません。

このエンドユーザライセンス契約書において、Fujitsu Technology Solutionsはいかなる種類の

明示的または暗示的な保証も許可しません。

6.シェアウェア、フリーウェア、およびオープンソースソフトウェアのコンポーネントに関する責任の

放棄

6.1本ソフトウェアには、Fujitsu Technology Solutionsがサードパーティから受け取ったフリー

ウェアまたはシェアウェアが含まれることがあります。Fujitsu Technology Solutionsはこのフリー

ウェアまたはシェアウェアの使用に関するライセンス料を負担していません。したがって、ライセ

ンシにフリーウェアまたはシェアウェアの使用に関するライセンス料が課されることはありません。

そのためユーザは、Fujitsu Technology Solutionsがこのようなフリーウェアまたはシェアウェアコ

ンポーネントに関する保証を許可しないこと、および各フリーウェアまたはシェアウェアの所有

権、配布、使用に関して責任を取らないことを認識したうえで受諾するものとします。

StorManMonitor V8.0.1 60

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7.1 Software エンドユーザライセンス契約書

6.2本ソフトウェアには、「オープンソースモデル」に準拠して開発されたオープンソフトウェアコン

ポーネント、およびGPL( General Public License : http://www.gnu.org/copyleft/gpl.html)の契約条件、または頒布時の各オープンソフトウェアコンポーネントに当てはまる、その他の標

準オープンソース標準ライセンス条件に基づいて、独占的に配布されるオープンソフトウェアコ

ンポーネントが含まれることがあります。ユーザは、このようなオープンソフトウェアコンポーネント

の使用許可は、上記 GPL条件またはオープンソフトウェアコンポーネントに含まれる他の条

件によってのみ規定されることを認識し、これを受諾するものとします。Fujitsu TechnologySolutionsは、納品されたオープンソフトウェアコンポーネントに対してライセンス料もその他の

いかなる報酬も受け取りません。Fujitsu Technology Solutionsまたはサードパーティがオープ

ンソフトウェアコンポーネントに関する報酬を受け取る場合は、追加の納品品目およびサービ

スに対してのみ代金を受け取ります。

オープンソフトウェアコンポーネントの開発および配布は性質が特殊であるため、FujitsuTechnology Solutionsは明示的または暗示的にこのようなコンポーネントの責任を負わず、

このようなオープンソフトウェアコンポーネントの、特に仕様抜け、機能不足、プログラミングエ

ラー、その他の機能不良について、いかなる種類の保証も行いません。

7.責任限定

7.1 Fujitsu Technology Solutionsもそのサプライヤも、運用の中断、利益または売上の損

失、データの損失、資金の損失の結果およびこれらに関連して発生した派生的または間接

的な損害に対して一切の責任を負いません。Fujitsu Technology Solutionsおよびそのサプラ

イヤは、保証権、契約、不法行為、その他の法理論によりこのような要求が主張される場

合を除き、追加の付随的または派生的費用、または本ソフトウェアを保有、販売、使用、ま

たは使用できない結果発生したいかなる種類のその他の損失、コストまたは費用に対して

責任を負いません。

7.2契約違反または、強制法規により除外されていない、または完全に除外できない

Fujitsu Technology Solutions側のその他の行為や過失の結果生じた直接的損害に対して

Fujitsu Technology Solutionsが負う責任は、250,000.00ユーロ未満に限定されます。直接

的損害に対するその他のすべての責任は除外されます。軽度の過失の結果 FujitsuTechnology Solutionsによって生じた損害は、適用される法的規制が許す範囲で除外され

ます。

7.3本契約による責任の制限や除外は、Fujitsu Technology Solutionsが適用される法律に

従って強制賠償責任を行使する場合、およびこのような責任を最高額に制限できない場合

(人体的損傷に関する責任、製品の責任または不正な誤った情報など)の破損には適用

されません。

StorManMonitor V8.0.1 61

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7.1 Software エンドユーザライセンス契約書

8.輸出規制

コンポーネント、およびこれらのコンポーネントの性質や目的により、本ソフトウェアおよび付属するドキュメントの輸出は、正式なまたは規制機関の承認を受けなければなりません。本ソフトウェアが輸出を目的とする場合、すべての関連するすべての輸出規制を順守するために必要なすべての承認および許可を取得しなければなりません。

本ソフトウェアが、核兵器、化学兵器、生物兵器、ミサイル技術に関連して使用されると考

えられる根拠がある場合、本ソフトウェアを輸出できないことがあります。また、適用される米

国輸出規制(特に米国商務省の輸出禁止対象者リスト/取引禁止業者リスト( DPL) )、E.U.輸出規制(特にEUテロリストリスト( EU Terrorist List) )、またはドイツ輸出当局やその

他の任意の国の関係当局が発行した適用される警告に挙げられた企業または個人に対し

て、本ソフトウェアを納品できない、または間接的に納品できないことがあります。輸出否認

者リスト( DPL) )、E.U.の輸出規制 ((特にEU Terrorist Listテロリストリスト)、またはドイツの

輸出当局や他のいずれかの国の管轄当局より公布される該当する警告に記載されている

企業または人物に対し、本ソフトウェアを引き渡してはならず、間接的に引き渡させてもなり

ません。

ドイツ連邦共和国、欧州連合、米国、またはその他の国の適用される輸出規制に違反す

る場合は、いかなる場合においても、Fujitsu Technology Solutionsは、ダウンロード用ソフト

ウェアを提供するため、またはその他の契約上の義務を果たすために、ソフトウェア、パッチ、

アップデート、アップグレードを納品する義務を負いません。

本ソフトウェアまたはその複製を輸出または再輸出する場合、これが適用される輸出法の侵害や、本契約の条項の深刻な侵害にあたることがあります。

9.その他

9.1本契約、または本契約の条項および条件に従うその他の契約の条項または条件が(一部またはすべて)無効または法的強制力がないことが判明した場合、残りの条項および条

件を遵守することがいずれの契約当事者にとっても不当に困難であることが示されなくても、

法的ギャップを埋めるための適用される法規制を適用していても、他のすべての条項や条件

の有効性は影響を受けません。

9.2期限が来てもユーザ/ライセンシがライセンス料を支払わない場合、およびライセンシが重

要な条項や条件を遵守しない場合、Fujitsu Technology Solutionsはライセンスをキャンセル

する権利を有します。このようなキャンセルの場合、ユーザは直ちに所有するソフトウェアのす

べての複製を返却し、(ソフトウェアの複製の)完全な返却を確認するか、書面により、これら

の複製を破棄したことを確認します。

9.3ユーザもFujitsu Technology Solutionsも、義務不履行の理由が、不可抗力のため当

事者の管理外である場合、各当事者のこのような義務不履行に対して責任を負いませ

ん。

9.4これらのライセンスの条項および条件に対するすべての変更および修正は、書面にて行

われた場合のみ有効です。

StorManMonitor V8.0.1 62

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7.1 Software エンドユーザライセンス契約書

10.適用法

10.1これらのライセンスの条項および条件は、ドイツ共和国の法律によって管理されます。

10.2 10.1項の規定に法的強制力がない場合、これらのライセンスの条項と条件は、本ソフ

トウェアを入手する国の法律によって管理されますが、以下の場合は例外とします。1)オース

トラリアの場合、このライセンスの条項と条件は業務契約が締結されている国または主権の

ある領土の法律によって管理されます。2)アルバニア、アメリカ、ベラルーシ、ボスニア・ヘル

ツェゴビナ、クロアチア、チェコ共和国、グルジア、ハンガリー、カザフスタン、キルギス、マケドニ

ア旧ユーゴスラビア共和国( FYROM)、モルダビア、ポーランド、ルーマニア、ロシア、スロバキ

ア、スロバニア、ウクライナおよびユーゴスラビア連邦共和国の場合、このライセンスの条項と

条件はドイツ共和国の法律によって管理されます。3)イギリス(グレート・ブリテン)の場合、こ

れらのライセンス条項および条件に関するすべての論争は、英国の法律によって管理され、

英国裁判所が独占的な裁判権を持ちます。4)カナダでは、このライセンスの条項と条件は、

オンタリオ州の法律によって管理されます。5)アメリカ合衆国、プエルトリコ、中華人民共和

国の場合、このライセンスの条項と条件は、アメリカ合衆国ニューヨーク州の法律によって管

理されます。

StorManMonitor V8.0.1 63