smbc・日興ニューワールド...

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交付運用報告書 見やすく読みまちがえにくいユニバーサル デザインフォントを採用しています。 SMBC・日興ニューワールド 債券ファンド(豪ドル) 追加型投信/海外/債券 日経新聞掲載名:NW債豪 第20作成期 2019年4月13日から2019年10月15日まで 115決算日 2019年5月13日 117決算日 2019年7月12日 119決算日 2019年9月12日 116決算日 2019年6月12日 118決算日 2019年8月13日 120決算日 2019年10月15日 受益者の皆さまへ 平素は格別のお引立てに預かり、厚くお礼申し 上げます。 当ファンドは投資信託証券に投資することによ り、実質的に海外の債券に投資し、安定的な収 益の確保と信託財産の中長期的な成長を目指し て運用を行います。当作成期についても、運用 方針に沿った運用を行いました。 今後ともご愛顧のほどお願い申し上げます。 当作成期の状況 基 準 価 額(作成期末) 5,361円   純資産総額(作成期末) 10,535百万円 騰 落 率(当作成期) -4.1%   分配金合計(当作成期) 260円   騰落率は、分配金(税引前)を分配時に再投資したと仮定 して計算したものです。 お取引のある販売会社へお問い合わせください。 〒105-6228 東京都港区愛宕2-5-1 ■口座残高など、お取引状況についてのお問い合わせ フリーダイヤル 0120-88-2976 受付時間: 午前9時~午後5時(土、日、祝・休日を除く) ■当運用報告書についてのお問い合わせ htt p s:// w w w .s m d-a m .c o.j p 当ファンドは、信託約款において「運用報告書(全体版)」に記載すべき事項を、電磁的方法によりご提供する旨を定めており、次の手順でご覧 いただけます。なお、印刷した「運用報告書(全体版)」はご請求により交付させていただきますので、販売会社までお問い合わせください。 【閲覧方法】https://www.smd-am.co.jp/fund/unpo/にアクセス→ファンド名を入力→検索結果からファンドを選択

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Page 1: SMBC・日興ニューワールド 債券ファンド(豪ドル)...SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(豪ドル) 1 1運用経過 基準価額等の推移について(2019年4月13日から2019年10月15日まで)

交付運用報告書 見やすく読みまちがえにくいユニバーサルデザインフォントを採用しています。

SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(豪ドル)追加型投信/海外/債券日経新聞掲載名:NW債豪

第20作成期 2019年4月13日から2019年10月15日まで

第115期決算日2019年5月13日

第117期決算日2019年7月12日

第119期決算日2019年9月12日

第116期決算日2019年6月12日

第118期決算日2019年8月13日

第120期決算日2019年10月15日

受益者の皆さまへ平素は格別のお引立てに預かり、厚くお礼申し上げます。当ファンドは投資信託証券に投資することにより、実質的に海外の債券に投資し、安定的な収益の確保と信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。当作成期についても、運用方針に沿った運用を行いました。今後ともご愛顧のほどお願い申し上げます。

当作成期の状況

基 準 価 額(作成期末) 5,361円  

純資産総額(作成期末) 10,535百万円

騰 落 率(当作成期) -4.1%  

分配金合計(当作成期) 260円  

※�騰落率は、分配金(税引前)を分配時に再投資したと仮定して計算したものです。

 お取引のある販売会社へお問い合わせください。

〒105-6228 東京都港区愛宕2-5-1

■口座残高など、お取引状況についてのお問い合わせ

 フリーダイヤル 0120-88-2976 受付時間:午前9時~午後5時(土、日、祝・休日を除く)

■当運用報告書についてのお問い合わせ

https://www.smd-am.co.jp

当ファンドは、信託約款において「運用報告書(全体版)」に記載すべき事項を、電磁的方法によりご提供する旨を定めており、次の手順でご覧 いただけます。なお、印刷した「運用報告書(全体版)」はご請求により交付させていただきますので、販売会社までお問い合わせください。

【閲覧方法】https://www.smd-am.co.jp/fund/unpo/にアクセス→ファンド名を入力→検索結果からファンドを選択

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SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(豪ドル)

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1 運用経過基準価額等の推移について(2019年4月13日から2019年10月15日まで)

基準価額等の推移

作成期首 5,864円

作成期末 5,621円(当作成期分配金260円(税引前)込み)

騰 落 率 -4.1%(分配金再投資ベース)

分配金再投資基準価額について 分配金再投資基準価額は分配金(税引前)を分配時に再投資したと仮定して計算したもので、ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示します。

※�分配金を再投資するかどうかについては、受益者の皆さまがご利用のコースにより異なります。また、ファンドの購入価額などによって課税条件も異なります。したがって、受益者の皆さまの損益の状況を示すものではありません。(以下、同じ)

※分配金再投資基準価額は、作成期首の値が基準価額と同一となるように指数化しています。'19/5 6 7 8 9

4,000

4,500

5,000

5,500

6,000

6,500

0

10,000

20,000

作成期首 作成期末

基準価額(円):左軸

純資産総額(百万円):右軸

分配金再投資基準価額(円):左軸

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SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(豪ドル)

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基準価額の主な変動要因(2019年4月13日から2019年10月15日まで)

 当ファンドは、投資信託証券への投資を通じてエマージング諸国の企業や政府、政府関係機関等が発行する米ドル建て債券およびエマージング諸国の成長から恩恵を受けると考えられる先進国の企業や政府、政府関係機関等が発行する債券に投資しました。組み入れている投資信託証券では原則として米ドル売り・豪ドル買いの為替取引を行いました。

●��グローバルに中央銀行の金融政策が緩和傾向となったことから投資家のリスク選好度が強まり、新興国国債市場および新興国社債市場が上昇したこと

●��主要貿易相手国である中国の対米貿易摩擦激化などがマイナス材料となり、作成期を通じて豪ドルが対円で下落したこと

上昇要因

下落要因

組入れファンドの状況

組入れファンド 投資資産 作成期末組入比率エマージング・マーケット・ボンド・プラス・サブ・トラスト(豪ドルクラス) 外国債券 97.1%

マネープール・マザーファンド 短期金融資産 0.5%※比率は、純資産総額に対する割合です。

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1万口当たりの費用明細(2019年4月13日から2019年10月15日まで)

項 目 金額 比率 項目の概要

(a)信 託 報 酬 31円 0.556% 信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率×(経過日数/年日数)期中の平均基準価額は5,517円です。投信会社:ファンド運用の指図等の対価販売会社:��交付運用報告書等各種資料の送付、口座内でのファン

ドの管理、購入後の情報提供等の対価受託会社:��ファンド財産の保管および管理、投信会社からの指図

の実行等の対価

( 投 信 会 社 ) (8) (0.151)

( 販 売 会 社 ) (22) (0.391)

( 受 託 会 社 ) (1) (0.014)

(b)売買委託手数料 -  -  売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均受益権口数売買委託手数料:��有価証券等の売買の際、売買仲介人に支払う�

手数料( 株 式 ) (-) (-)

(投資信託証券) (-) (-)

(先物・オプション) (-) (-)

(c)有価証券取引税 -  -  有価証券取引税=期中の有価証券取引税/期中の平均受益権口数��有価証券取引税:��有価証券の取引の都度発生する取引に関する�

税金( 株 式 ) (-) (-)

( 公 社 債 ) (-) (-)

(投資信託証券) (-) (-)

(d)そ の 他 費 用 0  0.004  その他費用=期中のその他費用/期中の平均受益権口数保管費用:��海外における保管銀行等に支払う有価証券等の保管お

よび資金の送回金・資産の移転等に要する費用監査費用:監査法人に支払うファンドの監査費用そ の 他:信託事務の処理等に要するその他費用

( 保 管 費 用 ) (-) (-)

( 監 査 費 用 ) (0) (0.003)

( そ の 他 ) (0) (0.001)

合   計 31  0.560 

※�期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は、追加・解約によって受益権口数に変動があるため、簡便法により算出しています。※比率欄は1万口当たりのそれぞれの費用金額を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。※各項目毎に円未満は四捨五入しています。※�売買委託手数料、有価証券取引税およびその他費用は、当ファンドが組み入れているマザーファンドが支払った金額のうち、当ファンドに対応するものを含みます。

※ 各項目の費用は、当ファンドが組み入れている投資信託証券が支払った費用を含みません。

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参考情報 総経費率(年率換算)

総経費率1.86%

運用管理費用(受託会社) 0.03%

その他費用0.01%

運用管理費用および運用管理費用以外0.75%

運用管理費用(販売会社) 0.77%

運用管理費用(投信会社) 0.30%

投資先ファンドの費用 0.75%2 当ファンドの費用 1.11%1

総経費率( 1 + 2 ) 1.86%

1 当ファンドの費用の比率 1.11%

2 投資先ファンドの費用の比率 0.75%

※�1の各費用は、前掲「1万口当たりの費用明細」において用いた簡便法により算出したもので、各比率は、年率換算した値(小数点以下第2位未満を四捨五入)です。「1万口当たりの費用明細」の各比率とは、値が異なる場合があります。

※�2の投資先ファンド(当ファンドが組み入れている投資信託証券(マザーファンドを除く))の費用は、実際に投資しているシェアクラスのデータが入手できない場合は、入手可能なファンド全体のデータをもとに委託会社が計算したものです。運用管理費用と運用管理費用以外の費用を明確に区別できない場合は、まとめて表示しています。投資先ファンドへの平均投資比率を勘案して、実質的な費用を計算しています。※�1と 2の費用は、原則として、募集手数料、売買委託手数料および有価証券取引税を含みません。また、計上された期間が異なる場合があります。※�上記の前提条件で算出している参考値であり、実際に発生した費用の比率とは異なります。

当作成期中の運用・管理にかかった費用の総額(原則として、募集手数料、売買委託手数料および有価証券取引税を除く。)を期中の平均受益権口数に期中の平均基準価額(1口当たり)を乗じた数で除した比率に、投資先ファンドの経費率を加えた総経費率(年率)は1.86%です。

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最近5年間の基準価額等の推移について(2014年10月14日から2019年10月15日まで)

※�分配金再投資基準価額は、2014年10月14日の値が基準価額と同一となるように指数化しています。※当ファンドの運用方針に対し適切に比較できる指数がないため、ベンチマークおよび参考指数を記載していません。

最近5年間の年間騰落率2014.10.14

決算日2015.10.13

決算日2016.10.12

決算日2017.10.12

決算日2018.10.12

決算日2019.10.15

決算日基準価額� (円) 10,214� 8,510� 7,438� 7,612� 5,866� 5,361�期間分配金合計(税引前)�(円) - 1,200� 1,040� 960� 840� 560�分配金再投資基準価額騰落率�(%) - -5.5� 0.1� 16.0� -12.7� 0.9�純資産総額� (百万円) 26,513� 20,302� 13,852� 15,099� 11,393� 10,535�

当作成期

'15 '16 '17 '18'14.10.14 '19.10.152,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

0

10,000

20,000

30,000

分配金再投資基準価額(円):左軸

基準価額(円):左軸

純資産総額(百万円):右軸

最近5年間の推移

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投資環境について(2019年4月13日から2019年10月15日まで)

新興国国債、新興国社債、先進国社債市場は上昇しました。豪ドルは対円で下落しました。

新興国国債 当作成期の新興国国債市場は、米国国債の利回り低下(価格は上昇)に加え、スプレッド(米国国債に対する上乗せ金利)が縮小したことから、トータル・リターンは米ドルベースで5.6%上昇*しました。 米国国債利回りは、作成期を通してみれば低下しました。米中貿易摩擦の激化や米国金融当局の緩和姿勢への転換を好感しました。FRB(米連邦準備制度理事会)は7月、9月に利下げを実施しました(10月30日も実施)。 新興国国債のスプレッドは、作成期の序盤、米中貿易摩擦の激化懸念などを背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、拡大しました。作成期の中盤は、欧米の金融当局者のハト派(景気を重視する立場)寄りの発言、6月には米政権がメキシコに対する関税の発動を見送ったことなどが好感され、スプレッドは縮小しました。作成期の終盤は、方向感に欠く展開となりました。8月の米中貿易摩擦の再燃、軟調な中国や欧州の経済指標などを背景に投資家の安全志向が強まった局面では、スプレッドは拡大しました。一方、香港や英国の政治不安の後退、8月下旬以降の米中通商協議への期待などを背景に投資家心理が改善した場面では、縮小しました。作成期を通し

てみれば、新興国国債のスプレッドは前作成期末を下回る水準で期を終える形となりました。 国別パフォーマンスについては、モザンビークやウクライナ、カタールなどが相対的に堅調な推移となった一方、ベネズエラやアルゼンチン、レバノンなどは市場全体に劣後しました。*�JPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・ダイバーシファイド(米ドルベース)

新興国社債 当作成期の新興国社債市場は、市場全体のリターンが米ドルベースで5.0%上昇*しました。 新興国社債市場も新興国国債市場と同様に、作成期を通じて上昇基調で推移しました。 地域別では、欧州が最も上昇しました。セクター別では、輸送が最も堅調なパフォーマンスとなりました。個別銘柄については、石油関連事業などを手掛けるインドのリライアンス・インダストリーズやタイで石油関連事業を営むタイ・オイルなどが大きく上昇しました。一方、インドネシアの繊維会社Delta�Merlin�Dunia�Textileやジャマイカで主に

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ポートフォリオについて(2019年4月13日から2019年10月15日まで)

当ファンド 「エマージング・マーケット・ボンド・プラス・サブ・トラスト(豪ドルクラス)」および「マネープール・マザーファンド」を主要投資対象とし、「エマージング・マーケット・ボンド・プラス・サブ・トラスト(豪ドルクラス)」の高位組入れを維持しました。

エマージング・マーケット・ボンド・ プラス・サブ・トラスト(豪ドルクラス) (豪ドルクラス)をシェアクラスとして含む「エマージング・マーケット・ボンド・プラ

ス・サブ・トラスト」の当作成期中のリターンは債券部分のリターンが4.6%の上昇となりました。直近月末時点(2019年9月27日)の組入比率については、新興国国債への組入比率を概ね35%、新興国社債への組入比率を概ね56%、その他債券への組入比率を概ね2%、現金等への組入比率を概ね4%としています。 当作成期間のパフォーマンスを国別に分析すると、ウクライナやインドネシアの国別選択や銘柄選択などがパフォーマンスにプラス寄与となった一方、アルゼンチンやナイジェリアの国別選択や銘柄選択などがパフォーマンスにマイナス寄与となりました。

携帯電話事業を営むデジセルなどが下落しました。*�JPモルガン・コーポレート・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・ブロード・ダイバーシファイド(米ドルベース)

先進国社債 当作成期のトータル・リターンは米ドルヘッジベースで6.1%上昇*しました。社債スプレッド(国債に対する上乗せ金利)がやや縮小し、国債利回りが低下したことからトータル・リターンはプラスとなりました。先進国中銀のハト派的な姿勢などが好感されました。

*�ブルムバーグ・バークレイズ・グローバル・アグリゲート・コーポレート・インデックス(米ドルヘッジベース)

為替市場●豪ドル 中央銀行総裁の利下げを検討するとの発言が続いたことや、主要貿易相手国である中国の対米貿易摩擦激化などがマイナス材料となり、作成期を通じて豪ドルが円に対して下落基調で推移しました。 当作成期の豪ドル・円は作成期首79円70銭から作成期末73円42銭と6円28銭の豪ドル安・円高となりました。

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分配金について(2019年4月13日から2019年10月15日まで)

 当作成期の1万口当たりの分配金(税引前)は、基準価額水準等を勘案し、第115期から第118期までは50円、第119期から第120期までは30円といたしました。 なお、収益分配に充てなかった留保益につきましては、運用の基本方針に基づき運用いたします。

(単位:円、1万口当たり、税引前)

項 目 第115期 第116期 第117期 第118期 第119期 第120期

当期分配金 50 50 50 50 30 30(対基準価額比率) (0.884%) (0.893%) (0.885%) (0.946%) (0.551%) (0.556%)

当期の収益 35 34 35 33 30 29

当期の収益以外 14 15 14 16 - 0

翌期繰越分配対象額 2,526 2,511 2,497 2,480 2,486 2,486※単位未満を切り捨てているため、「当期の収益」と「当期の収益以外」の合計が「当期分配金」と一致しない場合があります。※��「対基準価額比率」は、「当期分配金」(税引前)の期末基準価額(分配金(税引前)込み)に対する比率で、当ファンドの収益率とは異なります。

2 今後の運用方針市場見通し 新興国国債市場については、FRBのハト派傾斜を背景とした米ドル安および米国金利

上昇懸念の後退、中国当局による政策支援などが同市場の下支えになるとみています。また、新興国の経済成長の潜在力の高さ、堅固な対外収支構造などが中長期的な支援材料と

 また、作成期中は概ね100%の米ドル売り・豪ドル買いの為替取引を行いました。結果、(豪ドルクラス)は3.7%下落しました。

マネープール・マザーファンド 主として、円貨建ての短期公社債および短期金融商品に投資し、安定した収益の確保を目指した運用を行いました。

ベンチマークとの差異について(2019年4月13日から2019年10月15日まで)

 ベンチマークおよび参考指数を設けていませんので、この項目に記載する事項はありません。

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SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(豪ドル)

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考えます。一方で、米中貿易摩擦や米国とイランの対立などといった地政学的不確実性などは懸念材料とみています。このようなことから、引き続き国別選択の重要性が増していると考え、特に財政健全化に積極的に取り組む国やバリュエーション(投資価値評価)が割安な国などを選好しています。 新興国社債市場については、米国トランプ政権の政策動向、主要国中央銀行の金融政策、中国経済の動向などがエマージング社債市場に与える影響について注視する必要があるものの、健全なファンダメンタルズ(基礎的条件)などを背景に、同市場に対して引き続き前向きな見方をしています。商品市況や新興国通貨の動向、各国のそれぞれが抱える政治・経済の問題が個別企業、各セクターの事業環境に与える影響を見極めることが重要であると考えます。 先進国社債市場については、米国と中国の貿易摩擦にまつわる不透明感や企業収益の成長の鈍化を警戒しながらも、各国中央銀行の緩和的な金融政策に下支えされるとの見方からやや強気の姿勢を維持しています。

●豪ドル 投資家のリスク選好度、バリュエーションなどを見極める必要があると考えています。

運用方針●当ファンド 「エマージング・マーケット・ボンド・プラス・サブ・トラスト(豪ドルクラス)」および「マネープール・マザーファンド」を主要投資対象とし、安定的な収益の確保と信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行う方針です。

● エマージング・マーケット・ボンド・プラス・サブ・トラスト(豪ドルクラス) 市場見通しに基づき、引き続き主に新興国の国債と社債に投資を行います。銘柄選択では、経済構造の変化から恩恵を受ける企業や国が発行する債券に投資を行います。また、原則として米ドル売り・豪ドル買いの為替取引を行います。

●マネープール・マザーファンド 円貨建ての短期公社債および短期金融商品に投資し、安定した収益の確保を目指します。

3 お知らせ約款変更について

 該当事項はございません。

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SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(豪ドル)

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4 当ファンドの概要商 品 分 類 追加型投信/海外/債券

信 託 期 間 2009年10月30日から2024年10月15日まで

運 用 方 針 投資信託証券に投資することにより、実質的に海外の債券に投資し、安定的な収益の確保と信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。

主 要 投 資 対 象

当ファンドは以下の投資信託証券を主要投資対象とします。

エマージング・マーケット・ボンド・プラス・サブ・トラスト(豪ドルクラス)エマージング諸国の企業や政府・政府関係機関等が発行する債券等

マネープール・マザーファンド円貨建ての短期公社債および短期金融商品

当 フ ァ ン ド の運 用 方 法

■�世界的な経済構造の変化から恩恵を受ける企業や国が発行する債券に投資し、金利収入と値上がり益を追求します。

■原則として米ドル売り、豪ドル買いの為替取引を行います。

組 入 制 限 ■外貨建資産への直接投資は行いません。

分 配 方 針

■�毎月12日(休業日の場合は翌営業日)に決算を行い、分配を行います。■�分配対象額の範囲は、経費控除後の繰越分を含めた利子、配当等収益と売買益(評価損益を含みます。)等の全額とします。

■�分配金額は、委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定します。※�委託会社の判断により分配を行わない場合もあるため、今後の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。

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SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(豪ドル)

11

【2014年10月~2019年9月】(%)

-40.0

-20.0

0.0

20.0

40.0

80.0

60.041.9

-22.0

34.1

-17.5

37.2

-27.4

9.3

-4.0

19.3

-12.3

19.3

-17.4

最大値

最小値平均値

19.5

-16.2

当ファンド 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債●平均値 0.6% 8.4% 9.6% 5.9% 2.1% 2.3% 1.2%

※��上記期間の月末ごとに、それぞれ直近1年間の騰落率を算出し、最大・平均・最小を表示しています。よって、決算日に対応した数値とは異なります。�※当ファンドの騰落率は、分配金(税引前)を分配時に再投資したと仮定して計算したものです。※全ての資産クラスが当ファンドの投資対象とは限りません。

5 代表的な資産クラスとの騰落率の比較

各資産クラスの指数

日 本 株 TOPIX(配当込み)株式会社東京証券取引所が算出、公表する指数で、東京証券取引所第一部に上場している内国普通株式全銘柄を対象としています。

先進国株 MSCIコクサイインデックス(グロス配当込み、円ベース)MSCI�Inc.が開発した指数で、日本を除く世界の主要先進国の株式を対象としています。

新興国株 MSCIエマージング・マーケット・インデックス(グロス配当込み、円ベース)MSCI�Inc.が開発した指数で、新興国の株式を対象としています。

日本国債 NOMURA-BPI(国債)野村證券株式会社が公表する指数で、国内で発行された公募固定利付国債を対象としています。

先進国債 FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース)FTSE�Fixed�Income�LLCにより運営されている指数で、日本を除く世界の主要国の国債を対象としています。

新興国債 JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ダイバーシファイド(円ベース)J.P.�Morganが算出、公表する指数で、新興国が発行する現地通貨建て国債を対象としています。

※海外の指数は、為替ヘッジなしによる投資を想定して、円ベースとしています。※上記各指数に関する知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。また、上記各指数の 発行者および許諾者は、当ファンドの運用成果等に関して一切責任を負いません。

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SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(豪ドル)

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※未収・未払金等の発生により、数値がマイナスになることがあります。

純資産等

項目 第115期末 第116期末 第117期末 第118期末 第119期末 第120期末

純資産総額� (円) 10,594,381,538 10,547,299,402 10,972,694,327 10,377,110,969 10,793,877,440 10,535,589,917受益権総口数� (口) 18,896,854,486 19,005,546,873 19,605,112,545 19,809,520,432 19,921,775,219 19,651,186,1601万口当たり基準価額�(円) 5,606 5,550 5,597 5,238 5,418 5,361※当作成期における、追加設定元本額は1,900,689,606円、解約元本額は1,235,294,855円です。

6 当ファンドのデータ当ファンドの組入資産の内容(2019年10月15日)

組入れファンド等銘柄名 形態 組入比率

エマージング・マーケット・ボンド・プラス・サブ・トラスト(豪ドルクラス)

ケイマン籍外国投資信託(円建て) 97.1%

マネープール・マザーファンド 親投資信託 0.5%コールローン等、その他 - 2.4%※比率は、純資産総額に対する割合です。

円100.0%

ケイマン諸島99.5%

日本0.5%

外国投資信託証券97.1%

マザーファンド0.5%

その他2.4%

資産別配分(純資産総額比) 国別配分(ポートフォリオ比) 通貨別配分(純資産総額比)

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組入上位ファンドの直近決算概要(当ファンドの計算期間とは異なります)

エマージング・マーケット・ボンド・プラス・サブ・トラスト(豪ドルクラス)(2018年4月1日~2019年3月31日) 基準価額の推移以外は投資ファンドを含むシェアクラスで構成された「エマージング・マーケット・ボンド・プラス・サブ・トラスト」の情報です。

基準価額(円建て)の推移

7 8 9 10 11 12 '19/1 2'18/5 6期首 期末70

80

90

100

110期首=100

※期中の分配金は含みません。

組入上位10銘柄

国 通貨 種類 銘柄 利率 償還日 比率

1 チリ 米ドル 社債券 BANCO�DEL�ESTA�4.125%�10/07/20 4.125% 2020/10/7 2.9%2 国際機関 米ドル 社債券 CORP�ANDINA�DE�FOMENTO�4.375%�06/15/22 4.375% 2022/6/15 2.4%3 コロンビア 米ドル 国債証券 REPUBLIC�OF�COLOMBIA�3.875%�04/25/27 3.875% 2027/4/25 1.8%4 ブラジル 米ドル 国債証券 FED�REPUBLIC�OF�BRAZIL��4.5%�05/30/29 4.500% 2029/5/30 1.7%5 アラブ首長国連邦 米ドル 社債券 ABU�DHABI�CRUDE�OIL��4.6%�11/02/47 4.600% 2047/11/2 1.5%6 ベネズエラ 米ドル 社債券 PETROLEOS�DE�VENEZUELA�S�6%�10/28/22� 6.000% 2022/10/28 1.5%7 トルコ 米ドル 社債券 ANADOLU�EFES�3.375%�11/01/22 3.375% 2022/11/1 1.3%8 インドネシア 米ドル 国債証券 PERUSAHAAN�PENERBIT�SBSN�4.325%�05/28/25 4.325% 2025/5/28 1.2%9 インドネシア ユーロ 国債証券 REPUBLIC�OF�INDONESIA�3.75%�06/14/28 3.750% 2028/6/14 1.1%10 チリ 米ドル 社債券 EMBOTELLADORA�ANDI�5%�10/01/23 5.000% 2023/10/1 1.1%※比率は純資産総額に対する割合

(2019年3月31日現在)

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※2019年3月31日現在

米ドル91.4%

ユーロ8.6%

その他70.3%

チリ7.6%メキシコ

7.1%

トルコ4.3%

ケイマン諸島4.6%

アメリカ6.1%

社債55.7%

国債38.4%

その他5.5%

投資ファンド0.1%

地方債0.4%

資産別配分(純資産総額比) 国別配分(ポートフォリオ比) 通貨別配分(ポートフォリオ比)

1万口当たりの費用明細 単位当たり費用明細は入手できるデータがないため記載していません。

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ご参考 基準価額と分配金の関係分配金はファンドの純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。

決算期① ② ③ ④=②+③ ⑤=③÷① ⑥=(④-①)÷①

期首基準価額 期末基準価額 分配金(税引前)

分配金込み期末基準価額

期首基準価額に対する分配金の割合

分配金込みリターン(基準価額騰落率)

第115期 5,864円 5,606円 50円 5,656円 0.85% △3.55%第116期 5,606円 5,550円 50円 5,600円 0.89% △0.11%第117期 5,550円 5,597円 50円 5,647円 0.90% 1.75%第118期 5,597円 5,238円 50円 5,288円 0.89% △5.52%第119期 5,238円 5,418円 30円 5,448円 0.57% 4.01%第120期 5,418円 5,361円 30円 5,391円 0.55% △0.50%

表の見方  「分配金込みリターン(⑥)」とは期末に支払われた分配金を含めた、当期のファンドの運用成果を表しています。

「分配金込みリターン(⑥)」と「期首基準価額に対する分配金の割合(⑤)」の関係

⑥>⑤の場合 �分配金は主に当期の運用成果から支払われています。

⑥<⑤の場合�分配金は当期の運用成果を超えて支払われており、�「期末基準価額(②)」は「期首基準価額(①)」と比べて下落することになります。

当期のファンドの運用成果は、お客さまの保有期間に応じた運用成果とは異なりますのでご注意ください。