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Siebel システム管理ガイド システム管理ガイド システム管理ガイド システム管理ガイド バージョン 8.1 2010 04 B58174-01

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Page 1: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド

バージョン 8.12010 年 04 月

B58174-01

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が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

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目次目次目次目次

1

第第第第 1 章章章章 : 新機能新機能新機能新機能

第第第第 2 章章章章 : Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ

Siebel 環境について 13

Siebel Gateway Name Server について 14

Siebel Enterprise Server について 16

Siebel Server について 16Siebel Server システムサービスの概要 17Siebel Server Manager の概要 18

Siebel Server コンポーネントについて 19サーバーコンポーネントモードの概要 19サーバーコンポーネントタイプの概要 20サーバーコンポーネントグループの概要 20サーバーコンポーネントプロセス(シェル)の概要 21

Siebel ファイルシステムと File System Manager について 22

Siebel 管理フレームワークについて 23

第第第第 3 章章章章 : システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定

Siebel Server とそのコンポーネントの設定 25

システム環境変数の設定 26

Siebel Server の負荷分散の設定 28Siebel のネイティブな負荷分散機能の有効化 28Siebel のネイティブな負荷分散機能に基づくエンタープライズ設定の変更 29Siebel のネイティブな負荷分散機能のパフォーマンス 適化 30Siebel Server の再負荷分散 32サードパーティ製の HTTP ロードバランサー設定の改訂 33Siebel のネイティブな負荷分散機能のトラブルシューティング 34Siebel Server への IP アクセスの確認 37Siebel Server の負荷分散ポートアクセスの確認 38

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Page 4: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

目次目次目次目次 �

Siebel Gateway Name Server データのバックアップ 38

前の Enterprise Server 設定の復元 39

Session Manager の設定 39

Siebel Gateway Name Server と Siebel Server の再インストール 41

第第第第 4 章章章章 : Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定

ブラウザ設定に関する追加情報 43

Siebel Web クライアントの展開モードについて 44標準対話性について 45高対話性について 45展開要件の概要 46

標準対話性展開の要件 47

高対話性展開の一般的な要件 47

高対話性展開の ActiveX の要件 49ユーザーグループまたは権限の修正 49保護された環境のための ActiveX コントロールの事前展開 50高対話性用に配布される ActiveX コントロール 52ActiveX コントロールのアンインストール 54

高対話性展開の Java の要件 54自動 JRE ダウンロードの設定 55高対話性用に配布される Java アプレット 55Java コントロールのアンインストール 56

高対話性の手動によるセキュリティ設定 56ActiveX コントロールとプラグインの手動による設定 56スクリプトの手動による設定 57ダウンロードの手動による設定 58IFRAME サポートのための手動設定 58

高対話性のその他の展開オプション 59

ブラウザ状態チェックの使用 59

ファイアウォールまたはプロキシサーバーを使用する場合の Siebel クライアント展開の要件 62

ポップアップ・ブロック互換性に対応した Siebel アプリケーションの設定 63

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目次目次目次目次 �

第第第第 5 章章章章 : Siebel Server の設定の設定の設定の設定

Server Manager GUI について 65

Siebel システムパラメータについて 66拡張パラメータおよび非表示パラメータについて 68パラメータの利用可能状況の概要 68Siebel Enterprise Server パラメータの概要 69Siebel Server パラメータの概要 69Siebel コンポーネントパラメータの概要 70タスクパラメータの概要 70指定サブシステムパラメータの概要 71

Siebel Enterprise Server の設定 72割り当て済みコンポーネントグループと未割り当てコンポーネントグループの概要 72Siebel Server でのコンポーネントグループの割り当て解除 73Siebel Server でのコンポーネントグループの割り当て 74有効化または無効化されたコンポーネントグループの概要 75Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの有効化 76Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの無効化 76Siebel Enterprise Server の指定サブシステムパラメータの設定 77Siebel Enterprise Server の指定サブシステムの作成 78Siebel Enterprise Server パラメータの設定 79Siebel Enterprise Server コンポーネント定義パラメータの設定 79Siebel Enterprise Server システムアラートの設定プロセス 80システムアラート通知の概要 80システムアラートプロファイルの作成 81システムアラートを使用するサーバーコンポーネントの設定 81システムアラート通知のトラブルシューティング 83コンポーネントジョブテンプレートの設定 83Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期 85Siebel Enterprise Server のバックアップ 85

Siebel Server の設定 86Siebel Server でのコンポーネントグループの有効化 86Siebel Server でのコンポーネントグループの無効化 87Siebel Server コンポーネントの起動について 87Siebel Server のコンポーネントの自動起動 88Siebel Server のコンポーネントの手動起動または無効化 88Siebel Server パラメータの設定 89Siebel Server コンポーネントパラメータの設定 89

Application Object Manager の SSL アクセラレーションサポートの有効化 90

エンタープライズと Siebel Server の設定の確認 90

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目次目次目次目次 �

カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するプロセス 91Siebel Server コンポーネント定義の概要 92カスタム Siebel Server コンポーネントグループの作成 92カスタム Siebel Server コンポーネント定義の作成 93Siebel Server コンポーネント定義の削除 94Siebel Server コンポーネント定義のアクティブ化 95Siebel Server コンポーネント定義の非アクティブ化 95

高度な設定タスク 96Siebel Server コンポーネント定義の再設定 96サーバーコンポーネントの自動再起動の設定 97サーバーコンポーネントのデータベース再接続の設定 98メモリベースのサーバーコンポーネント再起動の設定 99システムパラメータ設定の削除 100

第第第第 6 章章章章 : Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理

展開した Siebel の起動とシャットダウン 101

Siebel Gateway Name Server システムサービスの管理 103Siebel Gateway Name Server 認証 103Windows 上の Siebel Gateway Name Server システムサービス 103UNIX 上の Siebel Gateway Name Server システムサービス 105

Siebel Server システムサービスの管理 107Windows 上の Siebel Server システムサービス 107UNIX 上の Siebel Server システムサービス 109

Siebel 管理サーバーシステムサービスの管理 114

Siebel 管理エージェントの管理 115Windows 上での Siebel 管理エージェントの管理 115UNIX 上での Siebel 管理エージェントの管理 117

第第第第 7 章章章章 : Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理

Siebel Server の管理 119Siebel Server の起動 119Siebel Server のシャットダウン 120

Siebel Server コンポーネントグループの管理 120サーバーコンポーネントグループを有効化または無効化する方法 121サーバーコンポーネントグループの有効化 121サーバーコンポーネントグループの無効化 121

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Page 7: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

目次目次目次目次 �

Siebel Server コンポーネントの管理 122Siebel Server コンポーネントの起動 122Siebel Server コンポーネントのシャットダウン 122使用不可のサーバーコンポーネントの回復 123Siebel Server コンポーネントの一時停止 123Siebel Server コンポーネントの再開 124

コンポーネントジョブの管理 124コンポーネントジョブの概要 124コンポーネントジョブの開始 125繰り返しコンポーネントジョブの開始 127コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの削除 128コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの取り消し 129コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの保留 129コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの再開 130コンポーネントジョブのトラブルシューティング 130

Siebel Server タスクの管理 131Siebel Server タスクの開始 131Siebel Server タスクの一時停止 131Siebel Server タスクの再開 132Siebel Server タスクの停止 133Siebel Server タスクの中止 133Siebel Server タスクの動的パラメータの設定 134

第第第第 8 章章章章 : Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイのコマンドラインインターフェイのコマンドラインインターフェイのコマンドラインインターフェイスの使用スの使用スの使用スの使用

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの起動 135

コマンドラインインターフェイスの使用に関する推奨事項 138

Siebel Server Manager コマンド 139コマンド構文 140ヘルプコマンド 140Siebel Server Manager の環境コマンド 141リストコマンド 143list コマンドの設定 147サーバーグループ管理コマンド 148Siebel Server 管理コマンド 148コンポーネントグループ定義コマンド 149コンポーネント定義コマンド 151コンポーネント定義コマンドの再設定 153コンポーネント管理コマンド 153タスク管理コマンド 154

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Page 8: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

目次目次目次目次 �

パラメータ管理コマンド 155指定サブシステムの管理コマンド 157システムアラート通知コマンド 158リスト定義コマンド 159イベントログコマンド 159Server Manager のコマンドラインの設定 160

第第第第 9 章章章章 : Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理

Server Request Broker(SRBroker)の概要 163

Server Request Broker のタスクの設定 164

Server Request Processor の概要 164

Siebel Connection Broker(SCBroker)の概要 165

その他の System Management コンポーネントの概要 166Server Tables Cleanup(SvrTblCleanup)の概要 166Siebel Administrator Notification(AdminNotify)の概要 166Siebel Server Scheduler(SrvrSched)の概要 167

Siebel ファイルシステムの管理 167Siebel ファイルシステムの概要 168ファイルシステムのアップロード転送プロセスの概要 169ファイルシステムのダウンロード転送プロセスの概要 169Siebel ファイルシステムのパーティション化 170Siebel ファイルシステムのクリーンアップ 171

Siebel ファイルシステムの移動 174

第第第第 10 章章章章 : Application Object Manager の管理の管理の管理の管理

Siebel Application Object Manager の概要 177

Siebel Application Object Manager 環境の設定 179

Siebel Application Object Manager のパラメータの概要 180Server Manager の AOM パラメータの概要 180AOM 指定サブシステムパラメータの概要 181

Siebel Application Object Manager の管理 184

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目次目次目次目次 �

付録付録付録付録 A : Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ

Siebel Server コンポーネントグループ 185

Siebel Server コンポーネント 192

Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネントのパラメータ 206Siebel Enterprise Server パラメータ 210Siebel Server パラメータ 212汎用パラメータ 214

付録付録付録付録 B : eapps.cfg ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造

eapps.cfg ファイルのパラメータの説明 221

付録付録付録付録 C : Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ

Siebel アプリケーションの設定ファイルの概要 230

設定ファイルの編集 231

設定パラメータのインデックス 232

Siebel アプリケーションパラメータの説明 241

データソースパラメータ 245

付録付録付録付録 D : lbconfig.txt ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造

lbconfig.txt の Session Manager のルール 256

サードパーティ製の HTTP ロードバランサーのルール 256

負荷分散設定ファイルの例 257

付録付録付録付録 E : Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの APISiebel 管理フレームワークの API について 259

エンタープライズレベルの JMX API の例 261

エンタープライズサービスで使用されるメソッド 264getServers 264getConnectedServers 265getDisconnectedServers 265getComponentAvailability 265startComponent 265shutdownComponent 266getParam 266shutdownEnterprise 266startEnterprise 266

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 9

Page 10: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

目次目次目次目次 �

サーバーレベルの JMX API の例 267

サーバーレベルサービスで使用されるメソッド 270getState 270startServer 271shutdownServer 271getParam 271getStat 271getSval 272getComps 272getCompState 272startComp 272shutdownComp 273

コンポーネントレベルの JMX API の例 273

コンポーネントレベルサービスで使用されるメソッド 275getState 275getAvailability 276getNumRunningTasks 276getParam 276getStat 277getSval 277

索引索引索引索引

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.110

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1 新機能新機能新機能新機能

Siebel システム管理ガイド、バージョンシステム管理ガイド、バージョンシステム管理ガイド、バージョンシステム管理ガイド、バージョン 8.1 で説明する新機能で説明する新機能で説明する新機能で説明する新機能表 1 に、8.1 リリースのソフトウェアをサポートするためにこのバージョンのマニュアルに記載されている変更内

容を示します。

表 1 Siebel システム管理ガイド、バージョン 8.1 で説明する新機能

トピックトピックトピックトピック 説明説明説明説明

第 4 章「Siebel Web クライアントのブ

ラウザの設定」

Internet Explorer 7 の機能に準拠するように章が更新されました。

90 ページの「Application Object Manager の SSL アクセラレーションサ

ポートの有効化」

新しいトピック: すべての埋め込み URL に対して Secure Sockets Layer(SSL)プロトコルを使用するように、Siebel Business Application 展開を構成できます。

103 ページの「Siebel Gateway Name Server 認証」

Siebel Gateway Name Server 認証サービスの概要が新しくなりま

した。 設定タスクはすべてインストール時に完了します。 このトピック

では、確定した設定の変更方法について説明します。

165 ページの「Siebel Connection Broker(SCBroker)の概要」

トピックに新しい情報が追加されました。 ConnForwardAlgorithmに新しい設定 Round-Robin が追加されました。この設定によって、

すべての Object Manager のログイン要求が、Object Manager プ

ロセスにラウンドロビン方式で分散されます。

232 ページの「設定パラメータのイン

デックス」

Oracle Business Intelligence Publisher に関する新しいエントリ

が追加されました。

付録 E「Siebel 管理フレームワークの

API」新しい付録: サードパーティまたはカスタムの管理ツールで Siebel ランタイム情報にアクセスできるようにする新しい API について説明し

ます。 この付録には、API のサンプルも含まれています。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 11

Page 12: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

新機能新機能新機能新機能 �

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.112

Page 13: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

2 Siebel Enterprise Server ののののアーキテクチャアーキテクチャアーキテクチャアーキテクチャ

この章では、Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise Server、Siebel Server、Siebel Server コ

ンポーネント、Siebel ファイルシステムと File System Manager、および Siebel 管理フレームワークの概要な

ど、Oracle の Siebel Enterprise Server のアーキテクチャの概要について説明します。

この章では、次のトピックについて説明します。

� 13 ページの「Siebel 環境について」

� 14 ページの「Siebel Gateway Name Server について」

� 16 ページの「Siebel Enterprise Server について」

� 16 ページの「Siebel Server について」

� 19 ページの「Siebel Server コンポーネントについて」

� 22 ページの「Siebel ファイルシステムと File System Manager について」

� 23 ページの「Siebel 管理フレームワークについて」

Siebel 環境について環境について環境について環境についてSiebel Business Applications の環境は、 表 2 に示す次のエンティティで構成されています。

表 2 Siebel アプリケーションのエンティティ

エンティティエンティティエンティティエンティティ コメントコメントコメントコメント

Siebel クライアント Siebel Web クライアント、Siebel Developer Web Client、ワイヤレスク

ライアント、モバイル Web クライアント、ハンドヘルドクライアント、お

よび Siebel Tools クライアントが含まれます。クライアントタイプについ

ては、第 4 章「Siebel Web クライアントのブラウザの設定」を参照してくだ

さい。

Siebel Enterprise Server 複数のサーバーに展開している Siebel Server の論理グループなどです(単

一の Siebel Server と単一の Web サーバー展開の場合、Siebel Enterprise Server に含まれるのは単一の Siebel Server です)。Siebel Enterprise Server は Siebel Gateway Name Server と一括で、Siebelクライアントに対して、またはその代わりに、バッチモードとインタラク

ティブサービスの両方を提供します。

Siebel Gateway Name Server 単一のサーバー展開に対する Name Server が含まれます。

Siebel データベース RDBMS クライアントソフトウェア、Siebel のテーブル、インデックス、お

よびシードデータが含まれます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 13

Page 14: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ � Siebel Gateway Name Server について

Siebel Enterprise Server 環境は、3 階層の Siebel Business Applications 環境の中間層です。

Siebel Gateway Name Server についてについてについてについてSiebel Gateway Name Server は、Siebel Enterprise Server と Siebel Server の調整を行います。 単一の

Siebel Gateway Name Server で、複数の Siebel Enterprise Server をサポートできます。 Siebel Gateway Name Server では、Siebel Enterprise Server の次のような設定情報が永続的にバックアップされます。

� コンポーネントグループおよびコンポーネントの定義および割り当て

� 操作パラメータ

� 接続情報

Siebel Server のインストールまたは設定中などに、これらの情報が変更されるときは、Siebel Gateway Name Server の siebns.dat ファイルに書き込まれます。 起動時に、Siebel Server は Siebel Gateway Name Serverの siebns.dat ファイルからその設定情報を取得します。このファイルについては、38 ページの「Siebel Gateway Name Server データのバックアップ」を参照してください。

また、Siebel Gateway Name Server は、Siebel Server およびコンポーネントの可用性についての情報の動的

なレジストリとして機能します。 起動時に、Siebel Enterprise Server 内の Siebel Server は、Siebel Gateway Name Server にその可用性を通知し、ネットワークアドレスなどの接続情報を Siebel Gateway Name Server の非永続的な(一時的な)格納場所に保存します。 Siebel Gateway Name Server も定期的に、

現在の状況を siebns.dat ファイルにフラッシュします。

エンタープライズコンポーネント(Server Manager を含む)は、Siebel Gateway Name Server に対して、

Siebel Server の可用性および接続情報についてのクエリーを実行します。Siebel Server をシャットダウンする

ときに、この情報は Siebel Gateway Name Server からクリアされます。

Windows 環境では、Siebel Gateway Name Server は、Windows サービスとして動作します。UNIX 環境で

は、Siebel Gateway Name Server はデーモンプロセスとして動作します。 Siebel Gateway Name Server に関連付けられたシステムプロセスは、Windows では siebsvc.exe で、UNIX では siebsvc です。実行しているそ

れぞれの Siebel Server には、対応する Siebel Gateway Name Server のシステムプロセスがあります。

Siebel ファイルシステム Siebel クライアントおよび Siebel Enterprise Server で使用されるデータ

および物理ファイルが保存されます。

Siebel 管理フレームワーク Siebel 環境に対する追加機能です。Siebel 診断ツールまたはアプリケー

ション配置マネージャ(ADM)を使用する場合は、このエンティティを配置

します。

表 2 Siebel アプリケーションのエンティティ

エンティティエンティティエンティティエンティティ コメントコメントコメントコメント

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.114

Page 15: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ � Siebel Gateway Name Server について

単一の Siebel Gateway Name Server は、1 つの環境に含まれる複数のデータベース(複数の開発環境やテスト

環境など)で利用可能です。依存関係を緩和して回復性を向上させるために、別の Siebel Gateway Name Server を使用して Siebel の実行環境を他の Siebel の環境(開発やテスト)から分離しておく必要があります。

1 つの Siebel Gateway Name Server で複数の開発環境またはテスト環境を維持する場合は、各テーブルオー

ナーが別個の Siebel Enterprise Server を使用(または SQL サーバープラットフォームごとに別個のデータベー

スを使用)するようにしてください。

備考:備考:備考:備考: Windows 環境では、各マシンにインストールできる Siebel Gateway Name Server は 1 つのみです。

障害による影響障害による影響障害による影響障害による影響Siebel Gateway Name Server に障害が発生した場合、アクティブユーザー接続に対するサービスは即時には中

止されません。動作しているすべての Siebel Server コンポーネントおよびオブジェクトマネージャは、動作を継

続します。ただし、新規の Siebel Server コンポーネントの起動または追加はできません。サーバー管理機能は制

限されます。

Siebel Gateway Name Server の高可用性ソリューションの高可用性ソリューションの高可用性ソリューションの高可用性ソリューション

Siebel Business Applications は、Siebel Gateway Name Server で高可用性を実現できるように、プラット

フォーム固有の多数のサーバークラスタ化テクノロジーをサポートしています。 サーバークラスタ化については、

『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

Siebel Gateway Name Server のリソース条件のリソース条件のリソース条件のリソース条件

Siebel Gateway Name Server では、非常に少ないシステムリソースしか要求されません。Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」に記載されたハードウェアの推奨事

項に従ってください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 15

Page 16: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ � Siebel Enterprise Server について

Siebel Enterprise Server についてについてについてについてSiebel Enterprise Server は、共通の Siebel データベースにアクセスするユーザーのグループをサポートする、

Siebel Server の論理グループです。Siebel Enterprise Server は、単一の論理グループとして設定、管理、お

よび監視できるため、Siebel 管理者は Siebel Enterprise Server 内のすべての Siebel Server の開始、停止、監

視、またはパラメータ設定ができます。

Siebel Server の一部のパラメータは、Siebel Enterprise Server レベルで設定できます。それらのパラメータ

は、Siebel Enterprise Server 内で操作されるすべての Siebel Server とコンポーネントに適用されます。その

他のパラメータは、Siebel Server レベルやコンポーネントレベルで微調整できます。パラメータをサーバーレベ

ルで設定すると、Siebel Enterprise Server レベルでサーバーに設定されたパラメータは、そのサーバー固有の値

で上書きされます。

Siebel Enterprise Server に属する各 Siebel Server は、同じデータベースサーバーの同じスキーマに接続しま

す。

Siebel Enterprise Server 自体にはプロセスがなく、したがって状態もありません。

Siebel Enterprise Server の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照してくだ

さい。

備考:備考:備考:備考: サーバーのハードウェアおよびソフトウェアの要件が、 低基準に一致していることを確認してください。 詳しくは、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参

照してください。

Siebel Server についてについてについてについてSiebel Server は、すべての Siebel クライアントのバックエンドプロセスおよびインタラクティブプロセスの両方

をサポートする中間層プラットフォームです。 これらのプロセスは、Siebel Server アーキテクチャ内のコンポーネ

ントであり、次のような機能をサポートします。

� モバイル Web クライアントの同期

� Siebel Web クライアントのビジネスロジックの操作や、Siebel データベースおよび Siebel ファイルシステ

ムへの接続とアクセス

� 旧式またはサードパーティのデータとの統合

� 新しい取引先、商談、サービスリクエスト、その他のレコードの自動割り当て

� ワークフロー管理

Siebel Server は、マルチプロセスコンポーネントとマルチスレッドコンポーネントの両方をサポートし、バック

グラウンドモード、バッチモード、インタラクティブモードでコンポーネントを操作できます。Siebel Server コ

ンポーネントについては、19 ページの「Siebel Server コンポーネントについて」を参照してください。Siebel Server コンポーネントの多くは、複数の Siebel Server で同時に動作して、ユーザー数の増加や大きいバッチ

ワークロードに対応できます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.116

Page 17: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ � Siebel Server について

Siebel Server システムサービスの概要システムサービスの概要システムサービスの概要システムサービスの概要

Siebel Server は、そこで動作する各 Siebel Server コンポーネントの状態を監視および制御するシステムサービ

スとして実行します。各 Siebel Server は、現在の Siebel Enterprise Server 内の Siebel Server システムサー

ビスをインスタンス化したものです。Siebel Server は、Windows 環境では Windows サービスとして、UNIX環境ではデーモンプロセスとして動作します。 Siebel Server に関連付けられたシステムプロセスは、Windows で

は siebsvc.exe で、UNIX では siebsvc です。実行しているそれぞれの Siebel Server には、対応する Siebel Server のシステムプロセスがあります。Siebel Server システムサービスの管理については、107 ページの

「Siebel Server システムサービスの管理」を参照してください。

起動中に、Siebel Server システムサービスでは次の手順を実行します。

� Siebel Gateway Name Server から設定情報を取得します。Siebel Gateway Name Server については、

14 ページの「Siebel Gateway Name Server について」を参照してください。

� 共有メモリファイルを作成します。このファイルは、Windows では Siebel Server ルートディレクトリの

Admin サブディレクトリ、UNIX では Sys サブディレクトリに格納されます。デフォルトでは、このファイル

には Enterprise_Server_Name.Siebel_Server_Name.shmという名前が付いています。

共有メモリの合計は、Siebel Server 自体の固定量によって構成されます。サーバーで実行している各サー

バーコンポーネントに 1 ブロックと、各タスクに 1 ブロックです。

.shm ファイルを作成する前に、Siebel Gateway Name Server から取得した情報を使用して、Siebel アプ

リケーション実行ファイルの共有メモリがマシンの RAM に作成されます。このプロセスには、かなり多量のメ

モリを使用する場合があります。 .shm ファイルの作成後、Siebel Server システムサービスはこのメモリを解

放します。

Siebel Server システムサービスは、シャットダウンするときにこのファイルを削除します。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server システムサービスが正しくシャットダウンされない場合は、.shm ファイルが削除されな

いことがあります。そのような場合は、Siebel Server システムサービスが再起動する前に、このファイルを

削除(または名前を変更)します(このファイルが表示されない場合、隠しファイルになっている可能性があり

ます)。

� Siebel Connection Broker(エイリアス SCBroker)サーバーコンポーネントは TCP ポートを開いて、

Application Object Manager(AOM)の着信リクエストを受け取ります。この Siebel Server 上に

SCBroker のインスタンスが複数存在する場合、すべてのインスタンスが同じポートをリスンします。

� Workflow Process Manager など、AOM 以外のコンポーネントの場合、必要に応じて TCP ポートを動的に

開きます。

� Siebel Server で有効なバックグラウンドモードのコンポーネントの、単一スレッドのプロセスとマルチスレッ

ドのプロセスを分岐させます。それ以前に作成済みのポートは、これらのプロセスに継承されます。これらのプ

ロセスについては、21 ページの「サーバーコンポーネントプロセス(シェル)の概要」を参照してください。

� サーバーコンポーネントプロセスが開始すると、各プロセスは、コンポーネントの可用性とステータス情報で共

有メモリテーブルを更新します。SCBroker と SRBroker は、負荷分散とルーティングのためにこの情報を使

用します。

� 現在のログフォルダをログアーカイブフォルダに移動して、ログファイルをアーカイブ化します。

備考:備考:備考:備考: ログフォルダまたはアーカイブフォルダがロックされているかアクセスできなくなっている場合、ログ

アーカイブは作成されません。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 17

Page 18: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ � Siebel Server について

Siebel Server Manager の概要の概要の概要の概要

Siebel Server Manager は、Siebel Server と Siebel Enterprise Server の固有の管理インターフェイスです。

Siebel Server Manager では、各コンポーネントの動作を制御するパラメータの設定をしたり、指定したコンポー

ネントが操作できる Siebel Server を決定したりできます。Siebel Server Manager では次のことを行えます。

� Siebel Server、コンポーネント、およびタスクの開始、停止、一時停止、および再開

� Siebel Enterprise Server、Siebel Server、コンポーネント、およびタスクの状況の監視および統計の収集

� Siebel Enterprise Server、Siebel Server、コンポーネント、およびタスクの設定の管理

次の 2 つのインターフェイスのいずれかを使用して、Server Manager を操作できます。

� Siebel アプリケーションクライアントの[サーバー管理]ビューを使用したグラフィカルユーザーインター

フェイス(GUI)

Server Manager GUI は、ほとんどの管理作業で使用します。これは、Siebel Server の操作に対して、コマ

ンドラインインターフェイスよりも多くのユーザーインターフェイス機能と(ビュー内のさまざまなフィールド

の検索およびソートの機能など)、非常にわかりやすいビューが含まれているためです。

� コマンドラインインターフェイス、または srvrmgr プログラム

バッチモードのプロセスでは、コマンドラインインターフェイスを使用します。これは、定期的に実行する必要

がある管理コマンドを使用してスクリプトファイルを起動することで、バッチスクリプトから実行できるためで

す。

Server Manager(GUI インターフェイスとコマンドラインインターフェイスの両方)は Siebel Gateway Name Server に接続します。Siebel Gateway Name Server には、Siebel Enterprise Server 内の Siebel Server に関する可用性情報と接続情報が含まれています。Server Manager は、次にそれぞれの Siebel Serverに接続し、Server Manager コンポーネントタスクを開始します。

GUI にアクセスすると、Server Manager は稼動中のすべての Siebel Server にタスクを作成します。特定の

Siebel Server を指定しないでコマンドラインインターフェイスにアクセスすると、Server Manager は稼動中の

すべての Siebel Server にタスクを作成します。特定の Siebel Server を指定して(/s フラグを使用して)コマ

ンドラインインターフェイスを起動すると、Server Manager は指定された Siebel Server にのみタスクを作成

し、すべてのコマンドはその Siebel Server のサーバーレベルで処理されます。

各 Siebel Server での Server Manager タスクは次のとおりです。

� Server Manager からの管理コマンドの処理

� リクエストされた機能の実行

� Server Manager へのそれぞれの操作結果の返信

備考:備考:備考:備考: Server Manager の各セッションは、個別の Server Manager タスクを作成します。したがって、[サー

バー管理]画面にアクセスするたびに新規の Server Manager タスクが作成されます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.118

Page 19: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ � Siebel Server コンポーネントについて

Siebel Server コンポーネントについてコンポーネントについてコンポーネントについてコンポーネントについてSiebel Server で操作されるさまざまなプログラムが、コンポーネントとして実装されます。 コンポーネントは、特

定の種類のプログラムを表します。コンポーネントは、指定された Siebel Server で、タスク、またはコンポーネ

ントのインスタンス化として、実行または操作されます。サーバーコンポーネントについては、次の項を参照してく

ださい。

� 19 ページの「サーバーコンポーネントモードの概要」

� 20 ページの「サーバーコンポーネントタイプの概要」

� 20 ページの「サーバーコンポーネントグループの概要」

� 21 ページの「サーバーコンポーネントプロセス(シェル)の概要」

サーバーコンポーネントモードの概要サーバーコンポーネントモードの概要サーバーコンポーネントモードの概要サーバーコンポーネントモードの概要

コンポーネントは、バックグラウンド、バッチ、またはインタラクティブという 3 つの実行モードのいずれかでタ

スクを実行します。

� バックグラウンドモードのコンポーネントバックグラウンドモードのコンポーネントバックグラウンドモードのコンポーネントバックグラウンドモードのコンポーネント: バックグラウンドモードのコンポーネントは、Siebel Server のバックグラウンド処理を行うタスクを実行します。バックグラウンドモードのコンポーネントのタスクが開始す

ると、ユーザーが明示的にタスクを停止するか、Siebel Server 自体がシャットダウンされるまで継続されま

す。

バックグラウンドモードのコンポーネントは、Siebel Server Manager を使用して手動で開始できます。

Default Tasks パラメータが 0 より大きい値に設定されたコンポーネントは、Siebel Server の開始時に自動

的に開始できます。バックグラウンドモードのコンポーネントの例としては、Transaction Router、Replication Agent、および Workflow Monitor Agent があります。

� バッチモードのコンポーネントバッチモードのコンポーネントバッチモードのコンポーネントバッチモードのコンポーネント: このコンポーネントは、Server Manager GUI のコンポーネントジョブプロ

セスを使用するか、Server Manager のコマンドラインインターフェイスから、手動で起動する必要がありま

す。バッチモードのコンポーネントは、タスクが完了すると終了します。バッチモードのコンポーネントの例と

しては、Database Extract および Enterprise Integration Manager があります。

� インタラクティブモードのコンポーネントインタラクティブモードのコンポーネントインタラクティブモードのコンポーネントインタラクティブモードのコンポーネント: インタラクティブモードのコンポーネントは、クライアントリク

エストに応じて自動的にタスクを開始します。インタラクティブモードのコンポーネントのタスクは、クライア

ントがセッションを維持している限り実行され、クライアントの接続の切断に伴って終了します。インタラク

ティブモードのコンポーネントの例としては、Synchronization Manager および Application Object Manager があります。

Siebel Server コンポーネントとそれぞれに対応する実行モードについては、192 ページの「Siebel Server コン

ポーネント」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 19

Page 20: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ � Siebel Server コンポーネントについて

サーバーコンポーネントタイプの概要サーバーコンポーネントタイプの概要サーバーコンポーネントタイプの概要サーバーコンポーネントタイプの概要

Siebel Server は、複数のコンポーネントタイプをサポートしています。それぞれのタイプは、異なる機能または

ジョブを実行します。 コンポーネントタイプは、「定義済みコンポーネント」(または単に「コンポーネント」)と呼

ばれるエンティティを作成する動作を決定する一連のパラメータで設定されます。 コンポーネントは、「コンポーネ

ントグループ」で Siebel Enterprise Server レベルで定義されます。コンポーネントグループは、タスクを実行

できる Siebel Enterprise Server 内の 1 つまたは複数の Siebel Server に割り当てられます。

Siebel Enterprise Server がインストールされるときに、あらかじめ定義されているコンポーネントは自動的に各

コンポーネントタイプに設定されます。これらのあらかじめ定義されているコンポーネントは、次に、Siebel Enterprise Server 内の各 Siebel Server に自動的に割り当てられます。これらのあらかじめ定義されているコン

ポーネントを使用して、すべての Siebel アプリケーションの展開を実行できます。または、定義を変更して新しい

定義済みコンポーネントを作成し、Siebel 設定を微調整することができます。あらかじめ定義されている Siebel Server コンポーネントについては、192 ページの「Siebel Server コンポーネント」を参照してください。

定義済みコンポーネント機能によって、特定のコンポーネントタイプに対して複数の定義済みコンポーネントを作成

できます。これによって、異なるパラメータを使用するさまざまなタイプのタスクを開始するプロセスを単純化した

り、複数の Siebel Server でコンポーネントを管理したりできます。たとえば、英語の Siebel Sales Enterpriseアプリケーションで動作するオブジェクトマネージャ用に定義済みコンポーネントを 1 つ作成し、フランス語の

Siebel Service Enterprise アプリケーションで動作するオブジェクトマネージャ用に別のコンポーネントを作成

することができます。これらの定義済みコンポーネントは同じコンポーネントタイプを使用しますが、異なる機能要

件を持つユーザーの別個の設定にサービスを提供します。これらのコンポーネントは、個別に管理、設定、および管

理できる異なるエンティティです。定義済みコンポーネントは、Server Manager GUI の[エンタープライズコン

ポーネント定義]ビューで設定します。

備考:備考:備考:備考: このマニュアルの他の部分では、「コンポーネント」という用語はあらかじめ定義されているコンポーネント

と、作成または修正可能な定義済みコンポーネントの両方を指します。

サーバーコンポーネントグループの概要サーバーコンポーネントグループの概要サーバーコンポーネントグループの概要サーバーコンポーネントグループの概要

コンポーネントグループは、Siebel Server コンポーネントの論理グループと複数のオペレーティングシステムプ

ロセスに関する機能エリアです。コンポーネントグループは、1 つまたは複数のコンポーネントにで構成され、各コ

ンポーネントは 1 つまたは複数のオペレーティングシステムプロセスで実行します。コンポーネントグループは次

のように定義されます。

� Siebel Server に展開、または割り当てられる単位になります。一般的に、Siebel Server には、1 つまたは

複数のサーバーに展開されるコンポーネントのグループが含まれます。

� グループ内の相関関係にあるコンポーネントの監視機能の単位になります(コンポーネントグループ状況におけ

る操作状況の要約を取得できます。これは、構成しているコンポーネントの個別の状況によって判断されます)。

� 制御の単位になり、相関関係にあるコンポーネント(Siebel Remote または Workflow Management など)

を 1 ステップで有効または無効にできます。

Siebel Business Applications には、あらかじめ定義された多数のコンポーネントグループがあります。あらかじ

め定義されたコンポーネントグループについては、185 ページの表 25 を参照してください。

独自のコンポーネントグループを作成することもできます。このタスクについては、92 ページの「カスタム Siebel Server コンポーネントグループの作成」を参照してください。各コンポーネントグループに含まれるコンポーネン

トについては、185 ページの「Siebel Server コンポーネントグループ」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.120

Page 21: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ � Siebel Server コンポーネントについて

サーバーコンポーネントプロセス(シェル)の概要サーバーコンポーネントプロセス(シェル)の概要サーバーコンポーネントプロセス(シェル)の概要サーバーコンポーネントプロセス(シェル)の概要

Siebel Server は、それぞれの別個のプロセス(シェル)で各コンポーネントを実行します。これらのシェルには、

コンポーネントが共有メモリと通信するためのインターフェイスがあり、ログ作成、イベント、ネットワーク、など

のインフラストラクチャ機能を使用します。分岐されたシェルは次のアクションを実行します。

� ログ作成とネットワークの機能を初期化します。

� 実行するコンポーネントを判断します。そのコンポーネントは DLL(パーソナリティ DLL)として指定され、

入力パラメータの一部かネットワークメッセージの一部として、Siebel Server によって実行されます。

� 共有メモリにアタッチします。

Siebel Server はコンポーネントモード(インタラクティブ、バッチ、またはバックグラウンド)に基づき、また

コンポーネントがオブジェクトマネージャベースか、マルチスレッドか、その両方かによって、適切なシェルを分岐

します。表 3、表 4、および表 5 に、さまざまなシナリオで作成されるシェルタイプの定義を示します。

備考:備考:備考:備考: システムリソースを節約して Siebel Server で実行するプロセス数を 小化するには、実行する予定のない

コンポーネントグループを無効にします。グループ内のコンポーネントが必要とされているためにコンポーネントグ

ループを無効にできない場合は、グループ内の不要な他のコンポーネントを[手動による開始]モードに設定できま

す。コンポーネントグループの無効化については、75 ページの「有効化または無効化されたコンポーネントグループ

の概要」を参照してください。コンポーネントを手動による開始に設定する方法については、87 ページの「Siebel Server コンポーネントの起動について」を参照してください。

表 3 インタラクティブモードのコンポーネント

マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド オブジェクトマネージャベースオブジェクトマネージャベースオブジェクトマネージャベースオブジェクトマネージャベース シェルシェルシェルシェル

False False siebsess

True False siebmtsh

True True siebmtshmw

表 4 バッチモードのコンポーネント

マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド オブジェクトマネージャベースオブジェクトマネージャベースオブジェクトマネージャベースオブジェクトマネージャベース

シェル(ブートストラップシェル(ブートストラップシェル(ブートストラップシェル(ブートストラップ

時に作成)時に作成)時に作成)時に作成)

シェル(ランタイムシェル(ランタイムシェル(ランタイムシェル(ランタイム

に作成)に作成)に作成)に作成)

False False siebproc siebsh

False True siebprocmw siebshmw

True False siebmtsh siebmtsh

True True siebmtshmw siebmtshmw

表 5 バックグラウンドモードのコンポーネント

オブジェクトマネージャベースオブジェクトマネージャベースオブジェクトマネージャベースオブジェクトマネージャベース シェル(ブートストラップ時に作成)シェル(ブートストラップ時に作成)シェル(ブートストラップ時に作成)シェル(ブートストラップ時に作成) シェル(ランタイムに作成)シェル(ランタイムに作成)シェル(ランタイムに作成)シェル(ランタイムに作成)

False siebproc siebsh

True siebprocmw siebshmw

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 21

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Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ � Siebel ファイルシステムと File System Managerについて

Siebel Server のシェルの例

� オブジェクトマネージャベースでないバックグラウンドコンポーネントは、siebproc シェルで起動されます。

たとえば、Transaction Processor(エイリアス TxnProc)です。

� マルチスレッドでオブジェクトマネージャベースでないインタラクティブコンポーネントは、siebmtsh シェル

で起動されます。たとえば、Server Request Broker(エイリアス SRBroker)です。

� マルチスレッドでオブジェクトマネージャベースのコンポーネントは、siebmtshmw シェルで起動されます。

例: Call Center Object Manager(米語版のエイリアスは SCCObjMgr_enu)

シェル数を制御するパラメータシェル数を制御するパラメータシェル数を制御するパラメータシェル数を制御するパラメータ

次のパラメータは、インタラクティブ、バッチ、およびバックグラウンドの各モードのコンポーネントに対するシェ

ル(プロセス)の起動を設定します。

� Maximum MT Servers(エイリアス MaxMTServers)

� Minimum MT Servers(エイリアス MinMTServers)

� Maximum Tasks(エイリアス MaxTasks)

� Default Tasks(エイリアス DfltTasks)

これらのパラメータの設定については、206 ページの「Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネントのパラ

メータ」および 180 ページの「Server Manager の AOM パラメータの概要」を参照してください。

Siebel Server によって分岐されるシェルの情報を確認するには、Siebel Server ログファイルにアクセスします。

Siebel Server ログファイルの表示については、『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してください。

Siebel ファイルシステムとファイルシステムとファイルシステムとファイルシステムと File System Manager についてについてについてについてSiebel ファイルシステムは、Siebel Enterprise Server 内のすべての Siebel Server がネットワークアクセスで

きる共有ディレクトリ、または異なるデバイスのディレクトリのセットで構成されています。Siebel クライアント

および Siebel Server が使用する物理ファイルを格納しています。ファイルにアクセスするために、Web クライア

ントは適切な Siebel Server に接続して、ファイルのアップロードまたはダウンロードをリクエストします。

Siebel Server は、File System Manager(エイリアス FSMSrvr)コンポーネントを使用して Siebel ファイル

システムにアクセスします。File System Manager は、Siebel ファイルシステムディレクトリと対話しながらこ

れらのリクエストを処理します。

Siebel ファイルシステムの管理については、167 ページの「Siebel ファイルシステムの管理」を参照してくださ

い。

Siebel Developer Web Client を管理タスクに使用する場合は、File System Manager を使用せずに Siebelファイルシステムに直接接続してください。このような場合の例、それぞれの場合に発生する問題、クライアント設

定の手順については、第 4 章「Siebel Web クライアントのブラウザの設定」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.122

Page 23: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ � Siebel 管理フレームワークについて

Siebel 管理フレームワークについて管理フレームワークについて管理フレームワークについて管理フレームワークについて Siebel 管理フレームワークは、Siebel 診断ツールおよび ADM によって提供される診断および展開機能をサポート

するために必要な基盤インフラストラクチャコンポーネントを提供します。Siebel 管理フレームワークの配置はオ

プションであり、 Siebel 診断ツールまたは ADM を使用する場合に配置します。 Siebel 管理フレームワークの使用

方法については、『Siebel システム監視および診断ガイド』および『Siebel Application Deployment Manager Guide』を参照してください。 Siebel 管理フレームワークのインストールと設定については、使用しているオペ

レーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

Siebel 管理フレームワークは、次のエンティティで構成されます。

� Siebel 診断ツールを使用する Siebel 管理サーバー

Siebel 管理サーバーシステムサービスの管理については、114 ページの「Siebel 管理サーバーシステムサービ

スの管理」を参照してください。

� Siebel 管理エージェント

Siebel 管理エージェントシステムサービスの管理については、115 ページの「Siebel 管理エージェントの管

理」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 23

Page 24: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Enterprise Server のアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャのアーキテクチャ � Siebel 管理フレームワークについて

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.124

Page 25: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

3 システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定

この章では、Siebel Server とそのコンポーネントの設定、Siebel Server パラメータの変更、および Siebel Gateway Name Server と Siebel Server の再インストールの概要について説明します。

この章では、次のトピックについて説明します。

� 25 ページの「Siebel Server とそのコンポーネントの設定」

� 26 ページの「システム環境変数の設定」

� 28 ページの「Siebel Server の負荷分散の設定」

� 38 ページの「Siebel Gateway Name Server データのバックアップ」

� 39 ページの「前の Enterprise Server 設定の復元」

� 39 ページの「Session Manager の設定」

� 41 ページの「Siebel Gateway Name Server と Siebel Server の再インストール」

Siebel Server とそのコンポーネントの設定とそのコンポーネントの設定とそのコンポーネントの設定とそのコンポーネントの設定Siebel Server を起動する前に、Siebel Server の設定を変更できます。Siebel Server 上のコンポーネントグ

ループを有効にする必要があります。ここでは、Siebel インストールの保守または管理を行うために実行する必要

のある設定関連のタスクについて説明します。

Server Manager GUI を使用した Siebel Server およびサーバーコンポーネントの設定については、第 5 章

「Siebel Server の設定」を参照してください。Server Manager のコマンドラインインターフェイスを使用した

Siebel Server およびサーバーコンポーネントの設定については、第 8 章「Siebel Server Manager のコマンドラ

インインターフェイスの使用」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: この章の手順では、Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise Server、および少なくとも 1 つ

の Siebel Server のインストールと設定が完了していることを前提としています。詳しくは、使用しているオペ

レーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

Siebel Server を起動する前に、Server Manager GUI を使用して、サイト固有のパラメータ値を追加したり、既

存値を上書きしたりすることができます。

Siebel Server レベル、任意の Siebel Server のコンポーネントレベル、または任意の Siebel Server のタスク

レベルでパラメータを変更することにより、Siebel Server を設定できます。Siebel Server レベルでパラメータ

を変更すると、その変更はコンポーネントレベルおよびタスクレベルに継承されます。コンポーネントレベルでのパ

ラルータの変更は、タスクレベルに継承されます。パラメータは Siebel Enterprise Server レベルで変更するこ

ともできます。Siebel Enterprise Server 内の Siebel Server、コンポーネント、またはタスクは、特定レベル

(Siebel Server、コンポーネント、またはタスクレベル)で明示的にこれらのコンポーネントを変更していない場

合、変更されたパラメータの値を継承します。 詳しくは、66 ページの「Siebel システムパラメータについて」を参

照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 25

Page 26: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � システム環境変数の設定

システム環境変数の設定システム環境変数の設定システム環境変数の設定システム環境変数の設定ここでは、Windows および UNIX でシステム環境変数を設定する方法について説明します。Siebel 固有の環境変

数の基本的な情報については、27 ページの「システム環境変数の概要」を参照してください。

Windows で環境変数を設定するにはで環境変数を設定するにはで環境変数を設定するにはで環境変数を設定するには

1 [スタート]、[設定]、[コントロール パネル]の順に選択し、[システム]をダブルクリックします。

2 [詳細]タブをクリックし、[環境変数]をクリックします。

3 [システム環境変数]セクションで、[新規]をクリックして新しい環境変数を作成します。

Siebel 環境変数の選択内容については、27 ページの表 6 を参照してください。

4 [変数名]フィールドを Siebel 環境変数の名前に設定します。

5 [変数値]フィールドを Siebel 環境変数の値に設定します。

6 環境変数を有効にするためにマシンを再起動します。

UNIX で環境変数を設定するにはで環境変数を設定するにはで環境変数を設定するにはで環境変数を設定するには

1 Siebel サービスオーナーユーザーとしてログインします。

2 siebenv.sh スクリプトまたは siebenv.csh スクリプトを実行して、Siebel 環境変数を設定します。これらの

スクリプトについては、『UNIX 用 Siebel インストールガイド』を参照してください。

3 使用する UNIX プラットフォームのタイプに従って、次のコマンドを入力して環境変数を設定します。

� Bourne シェルまたはシェルまたはシェルまたはシェルまたは Korn シェルの場合:シェルの場合:シェルの場合:シェルの場合:

export Siebel_Environment_Variable Variable_Value

� C シェルの場合:シェルの場合:シェルの場合:シェルの場合:

setenv Siebel_Environment_Variable Variable_Value

ここで、各項目は次のようになります。

Siebel_Environment_Variable: Siebel 固有の環境変数。Siebel 環境変数の選択内容については、27 ペー

ジの表 6 を参照してください。

Variable_Value: 環境変数の設定。

たとえば、C シェルの場合は、次のコマンドを入力します。

setenv SIEBEL_SARMLevel 1

4 環境変数を有効にするためにマシンを再起動します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.126

Page 27: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � システム環境変数の設定

システム環境変数の概要システム環境変数の概要システム環境変数の概要システム環境変数の概要環境変数とは、Siebel の展開をホストする特定のマシンに対して設定される変数です。 これらの Siebel 固有の環境

変数は、マシンのオペレーティングシステムおよび Siebel アプリケーションのさまざまな機能との対話を設定しま

す。環境変数は、個別のマシンのオペレーティングシステムを介して設定します。これらの変数の設定については、

26 ページの「システム環境変数の設定」を参照してください。

環境変数は、Siebel Bookshelf のコンテキスト固有の部分で説明しているさまざまな機能を設定します。 Siebel Bookshelf は、Oracle Technology Network(OTN)および Oracle E-Delivery で利用できます。 ご使用のイン

トラネットまたはネットワークの場所にローカルにインストールすることもできます。

Siebel 環境変数と変数を説明している箇所のリストの一部については、表 6 を参照してください。このリストは包

括的なリストではありません。

表 6 Siebel 環境変数のリスト

環境変数環境変数環境変数環境変数 説明箇所説明箇所説明箇所説明箇所

SIEBEL_LANGUAGE 使用しているオペレーティングシステム用の

『Siebel インストールガイド』

TEMP 使用しているオペレーティングシステム用の

『Siebel インストールガイド』

TMP 使用しているオペレーティングシステム用の

『Siebel インストールガイド』

SIEBEL_OSD_LATCH 『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』

SIEBEL_OSD_NLATCH 『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』

SIEBEL_SARMLevel 『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』

SIEBEL_SARMBufferSize 『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』

SIEBEL_SARMPeriod 『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』

SIEBEL_SARMMaxFiles 『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』

SIEBEL_SARMFileSize 『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』

SIEBEL_LOG_EVENTS 『Siebel システム監視および診断ガイド』

SIEBEL_LOG_ARCHIVES 『Siebel システム監視および診断ガイド』

SIEBEL_LOG_DIR 『Siebel システム監視および診断ガイド』

SIEBEL_CRASH_HANDLER 『Siebel システム監視および診断ガイド』

SIEBEL_SESSMGR_TRACE 『Siebel システム監視および診断ガイド』

SIEBEL_SISNAPI_TRACE 『Siebel システム監視および診断ガイド』

SIEBEL_STDERROUT 『Siebel システム監視および診断ガイド』

SIEBEL_ASSERT_MODE 『Siebel システム監視および診断ガイド』

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 27

Page 28: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Server の負荷分散の設定

Siebel Server の負荷分散の設定の負荷分散の設定の負荷分散の設定の負荷分散の設定負荷分散により、複数の Siebel Server で負荷を分散できます。負荷分散に関する基本的な情報と初期設定の情報

については、使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』および『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

負荷分散設定タスクについては、次のトピックを参照してください。

� 28 ページの「Siebel のネイティブな負荷分散機能の有効化」

� 29 ページの「Siebel のネイティブな負荷分散機能に基づくエンタープライズ設定の変更」

� 30 ページの「Siebel のネイティブな負荷分散機能のパフォーマンス 適化」

� 32 ページの「Siebel Server の再負荷分散」

� 33 ページの「サードパーティ製の HTTP ロードバランサー設定の改訂」

� 34 ページの「Siebel のネイティブな負荷分散機能のトラブルシューティング」

lbconfig.txt ファイルについては、付録 D「lbconfig.txt ファイルの構造」を参照してください。

Siebel のネイティブな負荷分散機能の有効化のネイティブな負荷分散機能の有効化のネイティブな負荷分散機能の有効化のネイティブな負荷分散機能の有効化

Siebel Web Server Extension(SWSE)をインストールした後で、SWSE 設定ウィザードは Siebel のネイティ

ブな負荷分散機能を有効にするかどうかの確認を要求します。 Siebel のネイティブな負荷分散機能を有効にする場

合は、SWSE をインストールする前に負荷分散設定ファイル(lbconfig.txt)を生成する必要があります。 lbconfig.txt ファイルを生成した後で、そのファイルを SWSE 論理プロファイルが格納されるディレクトリに配置

します。 lbonfig.txt ファイルの生成と、SWSE 論理プロファイルの適用については、使用しているオペレーティン

グシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

SWSE 設定ウィザードで Siebel のネイティブな負荷分散機能を選択すると、SWSE 設定ウィザードは、インス

トールされた SWSE の設定ファイル(eapps.cfg)のパラメータを変更して、lbonfig.txt ファイルで指定される

Siebel のネイティブな負荷分散機能の情報を追加します。 また、SWSE 設定ウィザードは、SWSE 論理プロファイ

ルを格納するディレクトリから SWSE_ROOT¥Admin¥ディレクトリに lbonfig.txt ファイルをコピーします。ここで

SWSE_ROOTは、Siebel Web Server Extensionのインストールディレクトリです。 eapps.cfgファイルで変更され

るパラメータについては、表 7 を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel のネイティブな負荷分散機能が正しく機能するように、SWSE がインストールされたすべての Webサーバーに SWSE 論理プロファイルを適用する必要があります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.128

Page 29: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Server の負荷分散の設定

Siebel のネイティブな負荷分散機能に基づくエンタープライズ設定ののネイティブな負荷分散機能に基づくエンタープライズ設定ののネイティブな負荷分散機能に基づくエンタープライズ設定ののネイティブな負荷分散機能に基づくエンタープライズ設定の変更変更変更変更

負荷分散のパフォーマンスに影響する も一般的な設定の変更は、次のとおりです。

� Siebel Server の追加または削除

� Application Object Manager(AOM)の有効化または無効化

lbconfig.txt ファイルを更新して、Siebel 環境に設定後の変更を反映させます。 lbconfig.txt ファイルを更新する

ために推奨される方法は、28 ページの「Siebel のネイティブな負荷分散機能の有効化」で説明されているように、

このファイルを再生成して SWSE 論理プロファイルを再適用する方法です。 次のトピックでは、lbconfig.txt ファ

イルを手動で編集して、設定後の変更を反映させる方法について説明します。

Siebel Server の追加または削除の追加または削除の追加または削除の追加または削除負荷分散される Siebel Server を追加または削除する場合は、lbconfig.txt ファイルを改訂して、VirtualServer定義のサーバーを追加または削除する必要があります。 28 ページの「Siebel のネイティブな負荷分散機能の有効化」

の説明に従って、lbconfig.txt ファイルを改訂できます。 または、30 ページの「Siebel のネイティブな負荷分散機

能のパフォーマンス 適化」で説明されているように、lbconfig.txt ファイルを 適化した場合は、代わりにその

ファイルを編集することを検討してください。これにより既存の設定が保持されます。 lbconfig.txt ファイルを編集

した後で、Web サーバーを再起動してください。SWSE がインストールされているすべての Web サーバーに対し

てこれを実行してください。 SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)を改訂する必要はありません。

表 7 eapps.cfg の ConnMgmt セクションの Siebel Native Load Balancing パラメータ

変数名変数名変数名変数名 許容可能な値許容可能な値許容可能な値許容可能な値 説明説明説明説明

EnableVirtualHosts TRUE または FALSE 設定は次のとおりです。

� TRUE に設定すると、Siebel のネイティ

ブな負荷分散機能が有効になります。

� FALSE に設定すると、Siebel のネイティ

ブな負荷分散機能が無効になります。

サードパーティ製の HTTP ロードバランサー

を設定する場合は、この変数を FALSE に設定

する必要があります。

VirtualHostsFile <pathname> lbconfig.txt ファイルのフルパスを表します。 lbconfig.txt ファイルは、SWSE 論理プロ

ファイルを適用する場合は、次のデフォルトの

場所にコピーされます。

SWSE_ROOT¥Admin¥lbconfig.txt

ここで SWSE_ROOTは、Siebel Web Server Extension のインストールディレクトリです。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 29

Page 30: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Server の負荷分散の設定

Application Object Manager((((AOM)の有効化または無効化)の有効化または無効化)の有効化または無効化)の有効化または無効化負荷分散される Application Object Manager を有効または無効にする場合、次のいずれかに該当する場合には

lbconfig.txt ファイルを編集する必要があります。

� lbconfig.txt の VirtualServer 定義に含まれない Siebel Server 上の AOM を有効にする場合。定義を編集

してサーバーを追加します。

� サーバー上で AOM を無効にし、その AOM がサーバー上で唯一負荷分散される対象だった場合。 接続が失敗し

ないように、lbconfig.txt の VirtualServer 定義から Siebel Server を削除します。

ファイルを保存した後で、Web サーバーを再起動してください。SWSE がインストールされているすべての Webサーバーに対してこれを実行してください。 SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)を編集する必要はありません。

Siebel のネイティブな負荷分散機能のパフォーマンス 適化のネイティブな負荷分散機能のパフォーマンス 適化のネイティブな負荷分散機能のパフォーマンス 適化のネイティブな負荷分散機能のパフォーマンス 適化

デフォルトでは、lbconfig.txt ファイルを生成した後で、Siebel のネイティブな負荷分散機能は、すべての

Siebel Server を単一の仮想サーバーにマッピングします。 すべての Application Object Manager(AOM)接続

文字列は、SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)の仮想サーバー名を受け取ります。この設定により、SWSE はすべ

ての AOM に対するリクエストをすべての Siebel Server に分配できます。

SWSE が、AOM に対するリクエストを AOM が実行中でない Siebel Server に送信した場合、これらのリクエス

トは失敗します。その場合、SWSE は失敗したリクエストを別の Siebel Server に自動的に送信します。通常、許

可されている 大再試行回数を超えない限り、これらの再試行はユーザーには通知されません。

許可されている 大試行回数は 5 回です。そのため、AOM は実行されていないが負荷分散される Siebel Serverが 6 つ以上存在する場合は、負荷分散設定ファイルの 適化を検討する必要があります。この設定により、ユー

ザーがアプリケーションの起動に失敗しないようにすることができます。

lbconfig.txt の 適化は、特定の AOM が実行される Siebel Server のグループを定義する仮想サーバー定義を追

加して行います。 次に SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)の AOM 接続文字列を編集して、その AOM 専用の仮想

サーバーを含めます。 SWSE 論理プロファイルを適用した後で、eapps.cfg ファイルの AOM 接続文字列を編集し

ます。 SWSE 論理プロファイルを再適用すると、eapps.cfg ファイルが更新され、接続文字列に行った変更が失わ

れます。

たとえば、2 つの Siebel Server、Sieb1 と Sieb2 があるとします。表 8 で示される AOM を実行します。

表 8 Siebel Server で実行中の AOM

Sieb1 Sieb2

Call Center Call Center

Sales Sales

eChannel Marketing

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.130

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システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Server の負荷分散の設定

再試行回数を 小にするために、lbconfig.txt 内の既存の VirtualServer 定義を削除して、次のように 4 つの仮想

サーバーを定義します。

#Section one -- Session Manager Rules:

CallCenterVirtualServer=1:sieb1:2321;2:sieb2:2321;

SalesVirtualServer=1:sieb1:2321;2:sieb2:2321;

eChannelVirtualServer=1:sieb1:2321;

MarketingVirtualServer=2:sieb2:2321;

次に、SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)の接続文字列を次の例に示すように編集します。

� Call Center: ConnectString = siebel.TCPIP.none.none://CallCenterVirtualServer/SBA80/sccObjMgr_enu

� Sales: ConnectString = siebel.TCPIP.none.none://SalesVirtualServer/SBA80/sseObjMgr_enu

� eChannel: ConnectString = siebel.TCPIP.none.none://eChannelVirtualServer/SBA80/eChannelObjMgr_enu

� Marketing: ConnectString = siebel.TCPIP.none.none://MarketingVirtualServer/SBA80/smeObjMgr_enu

備考:備考:備考:備考: 仮想サーバー定義を複数作成して、lbconfig.txt を 適化した場合は、再度ファイルを生成するとこれらの

変更は失われます。これを防ぐには、ファイルを生成する前に別の名前を付けて保存します。次に追加の仮想サー

バー定義を新しいファイルにコピーします。

負荷分散設定ファイルを 適化するには負荷分散設定ファイルを 適化するには負荷分散設定ファイルを 適化するには負荷分散設定ファイルを 適化するには

1 Siebel Server Manager を起動し、次のコマンドを入力して、Siebel Server ID を取得します。

list server show SBL_SRVR_NAME, SV_SRVRID

仮想サーバー定義に追加するサーバーの Siebel Server ID を書き留めます。

2 SWSE 論理プロファイルを格納するディレクトリに移動して、テキストエディタで lbconfig.txt ファイルを開

きます。

3 セクション 1 で、仮想サーバー定義を追加します。ファイルを保存します。

4 SWSE をホストする Web サーバーに SWSE 論理プロファイルを適用します。

5 テキストエディタで、SWSE 設定ファイル eapps.cfg を開きます。

このファイルのデフォルトの場所は、SWSE_ROOT¥BINであり、ここで SWSE_ROOTは SWSE のインストール

ディレクトリです。

6 必要な Application Object Manager 接続文字列の仮想サーバー名を変更します。ファイルを保存します。

7 Web サーバーを再起動します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 31

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システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Server の負荷分散の設定

Siebel Server の再負荷分散の再負荷分散の再負荷分散の再負荷分散

サーバー負荷の分散は、複数の理由により不均等になる可能性があります。

� 新規の Siebel Server をネットワークに追加した場合: 他の Siebel Server と比較して負荷が低くなります。

� Siebel Server 上で Application Object Manager(AOM)を有効にした場合: 別の Siebel Server 上の他

の AOM より負荷が低くなります。

� サーバー設定、またはリクエストのルーティングに関する問題があり、均等な負荷分散を妨げた場合: この問

題を修正すると、1 つ以上の Siebel Server の負荷が低くなります。

Siebel のネイティブの負荷分散機能は、ログインに基づいて負荷を分散します。ユーザーは、負荷が再度分散され

るように、既存のセッションを終了して、新しいセッションにログインする必要があります。たとえば、3 つの

Siebel Server 上で実行中の 1000 個の同時ユーザーセッションがあるとします。4 番目の Siebel Server を追加

します。すべてのユーザーがセッションを終了して、再度ログインするまで、4 つすべてのサーバー間では負荷が均

等に分散されません。

可能な場合は常に、通常のユーザーログイン動作によって Siebel Server の負荷を再度分散させるようにします。

どうしても必要な場合にのみ介入を行います。サーバーの負荷を再度分散させるには、次のいずれかの方法を使用し

ます。

� Siebel Server 上で SCBroker を停止します。これにより、そのサーバーから負荷を排除します。これは既存

のユーザーセッションに影響を与えません。ただし、SISNAPI セッションの再接続は、このサーバーに対して

機能しません。SISNAPI 接続がタイムアウトして、ユーザーリクエストがログインに使用された以外の Webサーバーから受信される場合、セッションは失われます。

� 29 ページの「Siebel のネイティブな負荷分散機能に基づくエンタープライズ設定の変更」の説明に従って、

lbconfig.txt ファイルを改訂して、Siebel Server を削除します。これにより、Siebel Server が負荷分散さ

れないようにし、その負荷を他のサーバーに振り分けます。Web サーバーが 1 つのみの場合は、これによりす

べてのユーザーセッションが終了します。複数の Web サーバーがある場合、セッションリクエストを作成して

いるユーザーは、セッションの終了を経験する場合があります。この方法は、 後の手段としてのみ使用してく

ださい。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.132

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システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Server の負荷分散の設定

サードパーティ製のサードパーティ製のサードパーティ製のサードパーティ製の HTTP ロードバランサー設定の改訂ロードバランサー設定の改訂ロードバランサー設定の改訂ロードバランサー設定の改訂

次のいずれかを実行する場合は、サードパーティ製の HTTP ロードバランサーの設定を改訂するか、SWSE 設定

ファイル(eapps.cfg)を編集する必要があります。

� 負荷分散される Siebel Server の追加または削除。

� 負荷分散される Application Object Manager の有効化または無効化。

前提条件前提条件前提条件前提条件 � 負荷分散するすべての Siebel Server が実行中であることを確認します。

� 負荷分散する Application Object Manager(AOM)が実行中であることを確認します。負荷分散しない

AOM は無効にします。

� ロードバランサーの仮想 IP(VIP)アドレスとポート番号を取得します。

� 負荷分散設定ファイルのレイアウトを確認します。

次の手順のいくつかのステップは、ロードバランサーの設定を手動で変更する方法を示しています。サーバー設定を

自動的にインポートするスクリプトを利用できる場合は、代わりにこのスクリプトを実行してください。

負荷分散される負荷分散される負荷分散される負荷分散される Siebel Server を追加または削除した後で、ロードバランサー設定を改訂するにはを追加または削除した後で、ロードバランサー設定を改訂するにはを追加または削除した後で、ロードバランサー設定を改訂するにはを追加または削除した後で、ロードバランサー設定を改訂するには

1 Siebel Server を追加または削除します。

使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

2 新しい lbconfig.txt ファイルを生成します。

これにより、ファイルの URL マッピングが更新され、新しいサーバーまたは削除されたサーバーが反映されま

す。使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

3 SWSE 論理プロファイルを格納するディレクトリに、新しい lbconfig.txt ファイルを配置します。

4 テキストエディタを使用して、lbconfig.txt ファイルを表示します。

このファイルを使用して、後続の手順でルールを編集するための URL を取得します。

5 ロードバランサー設定ソフトウェアを起動します。

6 リソースグループ定義を更新して、追加または削除したサーバーを反映させます。

7 コンポーネントルールおよびラウンドロビンルールを改訂して、サーバー上で実行される追加または削除した

Application Object Manager(AOM)を反映させます。

8 サーバーを追加する場合は、サーバールールを作成します。サーバーを削除する場合は、サーバールールを削除

します。

9 設定を保存します。

10 SWSE がインストールされている Web サーバーに、SWSE 論理プロファイルを適用します。

使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 33

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システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Server の負荷分散の設定

負荷分散される負荷分散される負荷分散される負荷分散される Siebel Server 上の上の上の上の Application Object Manager を有効または無効にした後で、を有効または無効にした後で、を有効または無効にした後で、を有効または無効にした後で、ロードバランサー設定を改訂するにはロードバランサー設定を改訂するにはロードバランサー設定を改訂するにはロードバランサー設定を改訂するには

1 Application Object Manager(AOM)を有効または無効にします。

詳しくは、86 ページの「Siebel Server の設定」を参照してください。

2 新しい lbconfig.txt ファイルを生成します。

使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

3 SWSE 論理プロファイルを格納するディレクトリに、新しい lbconfig.txt ファイルを配置します。

4 テキストエディタを使用して、lbconfig.txt ファイルを表示します。

このファイルを使用して、後続の手順でルールを編集するための URL を取得します。

5 ロードバランサー設定ソフトウェアを起動します。

6 コンポーネントルールおよびラウンドロビンルールを改訂して、追加または削除した AOM を反映させます。

7 設定を保存します。

8 SWSE がインストールされている Web サーバーに、SWSE 論理プロファイルを適用します。

使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

ロードバランサーの再接続リクエストを管理するサーバールールに必要な変更はありません。

Siebel のネイティブな負荷分散機能のトラブルシューティングのネイティブな負荷分散機能のトラブルシューティングのネイティブな負荷分散機能のトラブルシューティングのネイティブな負荷分散機能のトラブルシューティング

このトピックでは、Siebel のネイティブな負荷分散機能に関する問題を解決するためのガイドラインを示します。

問題を解決するには、表 9 の現象/エラーメッセージのリストを参照してください。表の問題解決策の中には、

サーバーコンポーネントの機能を変更する必要があるものもあります。

表 9 Siebel のネイティブな負荷分散機能の問題解決

現象/エラー現象/エラー現象/エラー現象/エラー

メッセージメッセージメッセージメッセージ 診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因 解決策解決策解決策解決策

ユーザーがログユーザーがログユーザーがログユーザーがログ

インページを取インページを取インページを取インページを取

得できません。得できません。得できません。得できません。 ブブブブラウザに「サーラウザに「サーラウザに「サーラウザに「サー

バーがビジー状バーがビジー状バーがビジー状バーがビジー状

態です」という態です」という態です」という態です」という

エラーメッセーエラーメッセーエラーメッセーエラーメッセー

ジが表示されるジが表示されるジが表示されるジが表示される

ことがあります。ことがあります。ことがあります。ことがあります。

� Siebel Server への

IP アクセスを確認し

ます。

37 ページの「Siebel Server への IP アクセスの確認」を参照し

てください。

� Siebel Server 上の

TCP ポートアクセス

を確認します。

38 ページの「Siebel Server の負荷分散ポートアクセスの確認」

を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.134

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システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Server の負荷分散の設定

� SWSE が正しく設定

されていることを確認

します。

SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)は、SWSE_ROOT¥binにあ

ります。

このファイルを開いて、次のことを確認します。

� EnableVirtualHosts=True。

� VirtualHostFile は、lbconfig.txt ファイルのフルパスに

設定します。このファイルのデフォルトの場所は次のとお

りです。

SWSE_ROOT¥Admin

ここで SWSE_ROOTは、SWSE のインストールディレクト

リです。

� 負荷分散される Application Object Manager ごとに、接

続文字列で指定される仮想サーバーが lbconfig.txt の仮想

サーバーと一致していることを確認します。

� Siebel のネイティブ

な負荷分散機能が正し

く設定されていること

を確認します。

負荷分散設定ファイル(lbconfig.txt)のデフォルトの場所は

次のとおりです。

SWSE_ROOT¥Admin

ここで SWSE_ROOTは、Siebel Web Server Extension のイ

ンストールディレクトリです。

通常、このファイルは自動的に生成されます。仮想サーバー定

義を編集している場合は、次の手順に従います。

� 仮想サーバー定義の構文が正しいことを確認します。

� 仮想サーバー定義の Siebel Server ごとに、サーバー ID(SID)が正しいことを確認します。

� Siebel Server が再

インストールまたは再

設定されていないかど

うかをチェックしま

す。

再インストールまたは再設定されている場合は、負荷分散設定

ファイル(lbconfig.txt)を編集または再生成する必要があり

ます。

表 9 Siebel のネイティブな負荷分散機能の問題解決

現象/エラー現象/エラー現象/エラー現象/エラー

メッセージメッセージメッセージメッセージ 診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因 解決策解決策解決策解決策

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 35

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システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Server の負荷分散の設定

� SWSE のログレベル

を高くします。

詳細な SWSE ログ作成を有効にするには、次の環境変数を設定

します。

SIEBEL_SESSMGR_TRACE=1

SIEBEL_LOG_EVENTS=ALL

次に Web サーバーを再起動します。

このログレベルでも問題を特定できない場合は、次のように設

定します。

SIEBEL_SISNAPI_TRACE=1

これは、SISNAPI メッセージ処理のログレベルを非常に高くし

ます。

� Web サーバーを

Siebel Server に直

接接続できるように設

定します。

SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)を開いて、既知の正常な

Siebel Server を指定するように Application Object Manager の接続文字列を編集します。Web サーバーを再起動

して、ログインを試みます。

ログインが成功すれば、問題は Siebel のネイティブな負荷分散

設定にあることがわかります。

ログインが失敗すれば、問題はネットワーク接続に関係してい

ます。

ユーザーは接続ユーザーは接続ユーザーは接続ユーザーは接続

できますが、できますが、できますが、できますが、

Siebel Server間で均等に負荷間で均等に負荷間で均等に負荷間で均等に負荷

分散されません。分散されません。分散されません。分散されません。

� 不均等な負荷は、ユー

ザーおよびジョブの特

性によって生じる可能

性があります。

ジョブはラウンドロビン方式で分散されるため、サーバーのス

ナップショットが多少不均等な負荷を示すのは一般的なことで

す。これは、ジョブの性質や、ユーザーが異なるサーバーにロ

グインしてログアウトする割合など、いくつかの原因によって

生じる可能性があります。より長い期間で調べると、各サー

バーによって処理されるセッション数は均等になります。

� Siebel Server がコ

ンピュータリソースに

対して同等にアクセス

できません。

すべての Siebel Server が、CPU やメモリなどのコンピュータ

リソースに対して同等にアクセスできることを確認します。

� Siebel Server が近追加されたか、再起

動されました。

負荷分散は、ユーザーのログインに基づきます。現在のセッ

ションが終了し、新しいセッションが開始されると、新しい

Siebel Server が負荷共有に含まれます。

� Web サーバーが 1 つ

または複数の Siebel Server にリクエスト

をルーティングできま

せん。

この表で前述した、低い負荷を持つ Siebel Server と Webサーバー間の接続の問題を確認します。

表 9 Siebel のネイティブな負荷分散機能の問題解決

現象/エラー現象/エラー現象/エラー現象/エラー

メッセージメッセージメッセージメッセージ 診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因 解決策解決策解決策解決策

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.136

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システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Server の負荷分散の設定

Siebel Server へのへのへのへの IP アクセスの確認アクセスの確認アクセスの確認アクセスの確認

このタスクは、34 ページの「Siebel のネイティブな負荷分散機能のトラブルシューティング」の一部です。

Siebel Server へのへのへのへの IP アクセスを確認するにはアクセスを確認するにはアクセスを確認するにはアクセスを確認するには

1 lbconfig.txt ファイルを開きます。

このファイルのデフォルトの場所は、SWSE_ROOT¥Adminであり、SWSE_ROOTは SWSE のインストールディ

レクトリです。

2 仮想サーバー定義で Siebel Server を特定するのに使用される正確な文字列を書き留めます。

この文字列は、ホスト名か、IP アドレスのいずれかです。

3 SWSE が実行されている Web サーバー上で、各 Siebel Server を ping します。 lbconfig.txt ファイルの文

字列を使用します。

ping が成功する場合は、IP アクセスがあります。

4 ping が成功しない場合は、以下の残りの手順を完了してください。

5 Siebel Server がネットワーク上にあり、実行中であることを確認します。

6 ケーブル、ルーターなどの基本的なネットワークの問題をチェックします。Web サーバーと Siebel Server 間

に物理パスがあることを確認します。

7 Siebel Server が複数のネットワークの一部である場合は、Web サーバーと Siebel Server のネットワーク

が共通であることを確認します。

� Siebel Server が、

異常な数のユーザーリ

クエストを拒否してい

ます。

SWSE ログファイルの「SISNAPI の接続ができません」という

メッセージを確認します。可能性のある理由は次のとおりです。

� SCBroker が実行されていないか、正しくないポート上で

リスンしています。

� リクエストされた Application Object Manager が実行さ

れていないか、これ以上タスクを実行できません。

� リクエストされた Application Object Manager のタスク

またはスレッドがハングしています。

� Application Object Manager がデータベースサーバーと

通信できません。

� Siebel Server に機

能上、または設定上の

問題があります。

サーバーの診断を有効にします。コンポーネントの問題を探し

ます。基本設定が正しいことを確認します。

表 9 Siebel のネイティブな負荷分散機能の問題解決

現象/エラー現象/エラー現象/エラー現象/エラー

メッセージメッセージメッセージメッセージ 診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因 解決策解決策解決策解決策

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 37

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システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Gateway Name Server データのバックアップ

8 ホスト名を使用して ping を実行した場合は、Siebel Server が DNS に正しく登録されていて、名前が正しい

IP アドレスに解決されることを確認します。

9 ルーターやファイアウォールなどのネットワークデバイスが Siebel Server へのアクセスをブロックしていな

いことを確認します。

Siebel Server の負荷分散ポートアクセスの確認の負荷分散ポートアクセスの確認の負荷分散ポートアクセスの確認の負荷分散ポートアクセスの確認

このタスクは、34 ページの「Siebel のネイティブな負荷分散機能のトラブルシューティング」の一部です。

負荷分散ポートアクセスを確認するには負荷分散ポートアクセスを確認するには負荷分散ポートアクセスを確認するには負荷分散ポートアクセスを確認するには

1 SWSE が実行されている Web サーバー上で、各 Siebel Server 上の SCBroker ポート(2321)に telnetで接続します。

たとえば、Siebel Server のホスト名が SiebSrvr1 である場合は、次のコマンドを使用します。

telnet SiebSrvr1 2321

接続が成功する場合は、負荷分散ポートへのアクセスがあります。500 ms 後に接続はタイムアウトします。

2 接続が失敗する場合(「サーバーに接続できませんでした」)は、以下の残りの手順を完了してください。

3 必要な Siebel アプリケーションが各 Siebel Server 上で実行中であることを確認します。

4 各 Siebel Server 上で、SCBroker が実行中であり、ポート 2321 でリスンするように設定されていることを

確認します。

5 オペレーティングシステムが、SCBroker ポートへのアクセスをブロックしていないことを確認します。

6 ファイアウォールなどのネットワークデバイスが、SCBroker ポートへのアクセスをブロックしていないこと

を確認します。

Siebel Gateway Name Server データのデータのデータのデータのバックアップバックアップバックアップバックアップ設定の変更前と変更後に、Enterprise Server と Siebel Server の設定情報が含まれる Siebel Gateway Name Server データをバックアップしておくことをお勧めします(特に、新しいコンポーネント定義を作成する場合や、

Siebel Server を追加または削除する場合)。

Siebel Gateway Name Server 情報は、Siebel Gateway Name Server ルートディレクトリの

Administration フォルダにある siebns.dat ファイルに保存されています。バックアップ手順により、メモリから

siebns.dat ファイルに 新の変更がフラッシュされ、バックアップコピーが作成されます。

Server Manager GUI を使用して siebns.dat ファイルをバックアップする方法については、85 ページの

「Siebel Enterprise Server のバックアップ」を参照してください。Server Manager のコマンドラインインター

フェイスを使用して siebns.dat ファイルをバックアップする方法については、149 ページの「Siebel Gateway Name Server の情報をバックアップするには」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.138

Page 39: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � 前の Enterprise Server 設定の復元

現在の siebns.dat ファイルに対して 近行われた設定または破損が原因で、Siebel Server が起動しない場合は、

有効なバックアップ siebns.dat ファイルを使用して次の手順に従います(siebns.dat ファイルは、不整合なデー

タや書き込みエラーなどさまざまな原因により破損することがあります)。

前の前の前の前の Enterprise Server 設定の復元設定の復元設定の復元設定の復元ここでは、siebns.dat ファイルを置き換えることで、前のエンタープライズサーバー設定に戻す方法について説明

します。 Siebel Gateway Name Server および siebns.dat ファイルについては、14 ページの「Siebel Gateway Name Server について」を参照してください。38 ページの「Siebel Gateway Name Server データの

バックアップ」も参照してください。

前の前の前の前の Siebel Enterprise Server 設定に戻すには設定に戻すには設定に戻すには設定に戻すには

1 展開された Siebel のシャットダウン手順を実行します。詳しくは、101 ページの「展開した Siebel の起動と

シャットダウン」を参照してください。

2 既存の siebns.dat ファイルを有効なバックアップファイルに置き換えます。

3 展開された Siebel の起動手順を実行します。詳しくは、101 ページの「展開した Siebel の起動とシャットダ

ウン」を参照してください。

Session Manager の設定の設定の設定の設定Session Manager は、Siebel Web Server Extension(SWSE)および Application Object Manager

(AOM)内部の層であり、クライアントと AOM 間の TCP/IP(SISNAPI)接続を管理します。Session Managerは、主に Web サーバーと Siebel Server 間の通信を管理します。Session Manager はスタンドアロンコンポー

ネントではなく、SWSE およびその他の直接 AOM に埋め込まれています。

備考:備考:備考:備考: SISNAPI とは、Siebel Server との通信、および複数の Siebel Server 間の通信に使用される独自のメッ

セージ形式であり、Siebel Internet Session API(アプリケーションプログラムインターフェイス)の略です。

Session Manager は、主にクライアントから AOM への SISNAPI 接続の確立と管理を担当します。接続は新しい

セッションリクエストごとに確立され、設定を多重化する SISNAPI 接続に基づいてオープンしたまま保持するか、

または終了します。Session Manager を使用すると、複数のクライアントセッションで SISNAPI 接続の同じプー

ルを共有できるため、リソースの使用量を 小化して、全体のパフォーマンスを 大化します。

クライアントが新しいセッションを要求すると、SWSE は Web サーバーから HTTP リクエストを受信し、このリ

クエストを SISNAPI メッセージ形式に変換し、Siebel Server との物理的な接続を取得するために SWSE に埋め

込まれた Session Manager を起動します。Session Manager により一時 SISNAPI 接続が生成されます。これ

は、使用可能な Siebel Server に負荷分散されます。Siebel Server との一時接続が確立すると、Session Manager は、ターゲットプロセスへの SISNAPI 接続が十分にあるかどうかをチェックします。十分な TCP 接続

がある場合、一時接続は削除され、この新しいユーザーセッションには既存の接続が使用されます。適当な接続が見

つからなければ、一時接続が保持されます このプロセスについては、『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』

を参照してください。ここでは、パラメータ Number of Sessions with respect to each SISNAPI Connection(エイリアス SessPerSisnConn)の使用について説明しています。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 39

Page 40: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Session Manager の設定

Session Manager が Siebel Server への接続を開いた後、アイドル状態の時間に基づき接続が閉じられます。こ

の機能は、パラメータ SISNAPI Connection Maximum Idle Time(エイリアス ConnIdleTime)により制御さ

れます。このパラメータにより設定されているアイドル時間に達すると、その接続は AOM プロセスにより切断され

ます。SISNAPI 接続をタイムアウトするように設定された Siebel Server に、サードパーティの負荷分散プログ

ラムが使用されている場合は、この設定を使用する必要があります。デフォルトでは、ほとんどの負荷分散プログラ

ムにアイドル接続のタイムアウト機能があります。パラメータ ConnIdleTime は、負荷分散プログラムのタイムア

ウトより若干小さい値に設定する必要があります。

ConnIdleTime パラメータが持つもう一つの利点は、Web サーバーと Siebel Server 間のファイアウォールを通

る接続を管理できるという点です。ファイアウォールはアイドル接続をブロックするため、ファイアウォールでブ

ロックされる前にアイドル接続を切断するように ConnIdleTime パラメータを使用して設定することができます。

この設定により、Web サーバーと Siebel Server 間で発生する可能性のある接続上の問題を回避できます。

備考:備考:備考:備考: パラメータ SISNAPI Connection Maximum Idle Time をコンポーネントレベル、具体的には

Application Object Manager コンポーネントに対してのみ有効にしてください。

クライアントと Siebel アプリケーション間の接続については、『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』を参

照してください。

Session Manager と SISNAPI 接続を変更するパラメータは、コンポーネントレベルで、各コンポーネントに対し

て指定できます。これらのパラメータ、およびその他のパラメータについては、206 ページの「Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネントのパラメータ」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.140

Page 41: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Gateway Name Server と Siebel Server の再インストール

Siebel Gateway Name Server とととと Siebel Server の再インストールの再インストールの再インストールの再インストール場合によっては、Siebel Gateway Name Server と Siebel Server の再インストールが必要です。次のような場

合に再インストールが必要になります。

� Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、またはその両方が稼動しているマシンの名前を変更する場合

� Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、またはその両方がインストールされているディレクトリ構

造を変更する場合

� Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、またはその両方を別のマシンに移動する場合

これらのどの場合においても、Siebel Gateway Name Server と Siebel Server の両方のアンインストールと再

インストールが必要です。Siebel Server および Siebel Gateway Name Server のアンインストールとインス

トールについては、使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してくださ

い。 Siebel Gateway Name Server と Siebel Server のアンインストールと再インストールは、次の順序で実行

します。

サーバーエンティティをアンインストールして再インストールするにはサーバーエンティティをアンインストールして再インストールするにはサーバーエンティティをアンインストールして再インストールするにはサーバーエンティティをアンインストールして再インストールするには

1 Siebel Server をアンインストールします。

2 Siebel Gateway Name Server をアンインストールします。

3 Siebel Gateway Name Server を再インストールします。

4 Siebel Server を再インストールします。

インストール後、必要な Siebel Server 設定(新しいコンポーネントの定義、コンポーネントおよびコンポー

ネントグループの有効化または無効化、コンポーネントグループの Siebel Server への割り当てなど)を行い、

すべてのモバイルクライアントを再抽出します。モバイルクライアントデータベースの抽出については、

『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 41

Page 42: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定システムアーキテクチャの設定 � Siebel Gateway Name Server と Siebel Server の再インストール

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.142

Page 43: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

4 Siebel Web クライアントのブラウザのクライアントのブラウザのクライアントのブラウザのクライアントのブラウザの設定設定設定設定

この章では、Siebel Web クライアントおよびモバイル Web クライアントの Siebel アプリケーションの動作に影

響を与える Web ブラウザの設定方法について説明します。ブラウザの設定には、セキュリティ、ActiveX コント

ロール、および Java ソフトウェア環境の設定が含まれます。 この章では、次のトピックについて説明します。

� 43 ページの「ブラウザ設定に関する追加情報」

� 44 ページの「Siebel Web クライアントの展開モードについて」

� 47 ページの「標準対話性展開の要件」

� 47 ページの「高対話性展開の一般的な要件」

� 49 ページの「高対話性展開の ActiveX の要件」

� 54 ページの「高対話性展開の Java の要件」

� 56 ページの「高対話性の手動によるセキュリティ設定」

� 59 ページの「高対話性のその他の展開オプション」

� 59 ページの「ブラウザ状態チェックの使用」

� 62 ページの「ファイアウォールまたはプロキシサーバーを使用する場合の Siebel クライアント展開の要件」

� 63 ページの「ポップアップ・ブロック互換性に対応した Siebel アプリケーションの設定」

備考:備考:備考:備考: この章では、「Web クライアント」という用語は、明らかに Siebel モバイル Web クライアントと対比して

使用する場合を除いて、通常は前述の Siebel クライアントのタイプを表します。

ブラウザ設定に関する追加情報ブラウザ設定に関する追加情報ブラウザ設定に関する追加情報ブラウザ設定に関する追加情報この章のトピックに関連する情報は、次のドキュメントにも記載されています。

� この章で説明する Siebel クライアント展開モードを使用する Siebel アプリケーション、およびサポートされ

ている Web ブラウザについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

� Siebel ソフトウェアコンポーネントのインストールについては、使用しているオペレーティングシステム用の

『Siebel インストールガイド』を参照してください。

� Siebel アプリケーションの展開については、『Siebel Deployment Planning Guide』と『Siebel Business Applications への移行』を参照してください。

� Siebel クライアント展開モードの設定に関する問題については、『Configuring Siebel Business Applications』を参照してください。このマニュアルには、Siebel アプリケーションを開発するための Webブラウザ機能の管理についても記載されています。

� Siebel クライアントのパフォーマンスの 適化については、『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』を

参照してください。

� ファイアウォールの設定と Siebel アプリケーションでのブラウザ Cookie の使用については、『Siebel セキュ

リティガイド』を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 43

Page 44: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � Siebel Web クライアントの展開モードについて

Siebel Web クライアントの展開モードについてクライアントの展開モードについてクライアントの展開モードについてクライアントの展開モードについてSiebel Web クライアントを展開するには、次の 2 つの基本的なモードがあります。

� 標準対話性

� 高対話性

Siebel Business Applications のユーザーインターフェイスの特性と、エンドユーザーにとっての使いやすさは、

アプリケーションを展開する対話モードによって大きく異なります。

各 Siebel アプリケーションは、これらの展開モードの 1 つを使用するようにあらかじめ設定されています。ほとん

どの場合、展開モードはデフォルトのモードから変更しないことをお勧めします。

Siebel クライアントを展開するには、ソフトウェアの前提条件と設定の要件を各展開モードについて考慮する必要

があります。各モードは、特定の環境で有効になるパフォーマンスと使いやすさの特性を備えています。クライアン

トマシンの展開要件は、対象ユーザーの特性に対応している必要があります。

たとえば、Siebel 従業員アプリケーションの場合は通常、制御された環境に展開可能です。このような環境では、

適なパフォーマンスと使いやすさを提供する高対話性モードのアプリケーションをサポートする、特定のクライア

ントとブラウザの要件を満たすことが可能です。一方、Siebel 顧客アプリケーションの場合、展開におけるクライ

アントとブラウザの要件を緩和する必要があります。これにより、広くサポートされている基本的なブラウザ標準に

準拠しているさまざまなユーザーの集合に対して標準対話性モードをサポートします。

備考:備考:備考:備考: 展開に関するすべての操作を調整する必要があります。詳細については、このマニュアル、および 43 ページ

の「ブラウザ設定に関する追加情報」に記載されている他のマニュアルなどで説明しています。

44 ページの表 10 で、2 つの展開モードの基本的な違いについて説明します。その後の項で、各モードの追加情報

を提供します。

備考:備考:備考:備考: 同じクライアントマシンで Siebel Web クライアントを使用中の場合、AOM の複数のバージョンに同時にア

クセスすることはサポートされていません。

表 10 標準対話性モードと高対話性モードの比較

特徴特徴特徴特徴 標準対話性標準対話性標準対話性標準対話性 高対話性高対話性高対話性高対話性

幅広いブラウザのサポート X

JavaScript 技術の使用 X X

ActiveX 技術の使用 X

Java 技術の使用 X

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.144

Page 45: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � Siebel Web クライアントの展開モードについて

標準対話性について標準対話性について標準対話性について標準対話性について

Siebel アプリケーションのユーザーは、消費者向けなど、従来の顧客向けアプリケーション用の Web アプリケー

ションのユーザーと同様に、標準対話性モードのクライアントを使用できます。この展開モードの使いやすさの特性

は、CNN.com、Amazon.com などの代表的な消費者 Web サイトのユーザーには一般的です。

標準対話性展開モードでは、ほとんどのユーザーとの対話の結果としてページが更新されます。新規のレコードを作

成する場合、ユーザーは[新規]ボタンを押し(アプリケーションが新しい入力フォームを表示するときにページが

更新される)、関連するデータを入力し、[保存]または[送信]ボタンをクリックします(この場合も、アプリケー

ションが元のページを再び表示するときにページが更新される)。同様に、ユーザーがレコードのリストを参照する

と、新規のレコードを選択するたびにページが更新されます。

Siebel Call Center などの従業員アプリケーションの場合のように、ユーザーが大量のレコードを入力、確認、お

よび編集する必要がある場合は、標準対話性モードの展開では、ユーザーの使用方法が使いやすさの要件を満たしま

せん。ただし、場合によっては、従業員アプリケーションを標準対話性モードで展開した方が適切なこともありま

す。

高対話性について高対話性について高対話性について高対話性について

高対話性クライアントは、Siebel アプリケーションのユーザーに、Microsoft Windows など、従来の GUI ベース

のクライアントアプリケーションのような使いやすさを提供します。

高対話性モードでは、アプリケーションとの対話やレコードの参照時に、標準対話性よりもページ更新の回数が少な

くなります。これは、Siebel Server からデータのみを更新し、ネットワークの帯域幅を 適化することによって

実現しています。

たとえば、高対話性クライアントは、新規のレコードを作成するためにページ更新を必要としません。ユーザーは

[新規]ボタンをクリックして新規のレコードを作成します。ページは更新されずに、リストで新しい行が動的に作

成されます。 ユーザーは関連データを入力し、レコードの外側をクリックし(「レコードから離れ」)、変更を暗黙に

コミットします。この場合もページは更新されません。

高対話性フレームワークの特徴のいくつかを次に示します。

� 少ないページ更新少ないページ更新少ないページ更新少ないページ更新: データはユーザーインターフェイスとは別に更新され、どのような場合でも完全なページ

更新は必要ありません。

� クライアント側のスクリプトのサポートクライアント側のスクリプトのサポートクライアント側のスクリプトのサポートクライアント側のスクリプトのサポート:クライアント側のスクリプトを使用すると、クライアントは特定のタ

スクをローカルで計算できます。これにより、サーバーのパフォーマンスが向上します。

� 暗黙のコミットのサポート暗黙のコミットのサポート暗黙のコミットのサポート暗黙のコミットのサポート: この特徴によって、ユーザーが新規のまたは修正したレコードから離れたときに、

自動的に保存ができます。

� 使いやすさに関するその他の特徴使いやすさに関するその他の特徴使いやすさに関するその他の特徴使いやすさに関するその他の特徴: このような特徴には、MVG シャトルアプレット、ドラッグ&ドロップによ

る行の順序変更、ドラッグ&ドロップによるファイル添付、キーボードショートカット、カレンダーのスマート

制御、計算機および通貨、アプレットのスクロールバーなどが含まれます。

高対話性フレームワークは、Microsoft Internet Explorer ブラウザによりサポートされる機能を利用して、パ

フォーマンスと使いやすさを向上しています。これらの機能には、Document Object Model(DOM)、Java、ActiveX コントロールなどが含まれます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 45

Page 46: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � Siebel Web クライアントの展開モードについて

Siebel 高対話性クライアントは、クライアント用の基本通信チャネルである HTTP または HTTPS を介して、

Siebel 固有のリモートプロシージャコール(RPC)を使用します。Siebel RPC では、HTTP または HTTPS を介

して Siebel Server との間でデータを送受信します。Siebel 高対話性クライアントには、その他の通信チャネルは

ありません。

高対話性モードで Siebel アプリケーションを展開するには、顧客とそのユーザーが、展開されているオペレーティ

ングシステム、Web ブラウザのバージョンおよび設定、Java ソフトウェア環境についてのガイドラインに厳密に

従う必要があります。

展開要件の概要展開要件の概要展開要件の概要展開要件の概要

Siebel Business Applications の特定の特徴や機能には、特定のブラウザ設定が必要です。特に明記していない限

り、サポートされているすべてのブラウザバージョンでは、このマニュアルで概説している設定と構成が必要です。

個別の展開要件はさまざまですが、46 ページの表 11 の 小限の要件を満たしている必要があります。

表 11 標準対話性と高対話性の要件

標準対話性標準対話性標準対話性標準対話性 高対話性高対話性高対話性高対話性 要件要件要件要件

X 標準対話性展開要件を満たす必要がある(標準のブラウザ設定をサポート)

47 ページの「標準対話性展開の要件」を参照してください。

X 高対話性の標準の展開要件を満たす必要がある

47 ページの「高対話性展開の一般的な要件」を参照してください。

X 高対話性の ActiveX の展開要件を満たす必要がある

49 ページの「高対話性展開の ActiveX の要件」を参照してください。

X 高対話性の Java の展開要件を満たす必要がある

54 ページの「高対話性展開の Java の要件」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.146

Page 47: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 標準対話性展開の要件

標準対話性展開の要件標準対話性展開の要件標準対話性展開の要件標準対話性展開の要件この項では、標準対話性モードで Siebel アプリケーションを展開するための要件について説明します。 詳しくは、

44 ページの「Siebel Web クライアントの展開モードについて」を参照してください。

ブラウザの要件ブラウザの要件ブラウザの要件ブラウザの要件標準対話性モードで動作している Siebel Business Applications は、一般に使用されているほとんどの Web ブラ

ウザバージョンでサポートされます。エンドユーザーは、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」の説明に従って、サポートされている Web ブラウザとバージョン

を使用する必要があります。

ブラウザは次の技術をサポートしている必要があります。

� HTML 3.2 構文

� JavaScript の解釈

高対話性展開の一般的な要件高対話性展開の一般的な要件高対話性展開の一般的な要件高対話性展開の一般的な要件この項では、高対話性モードで Siebel アプリケーションを展開するための一般的な要件について説明します。 詳し

くは、44 ページの「Siebel Web クライアントの展開モードについて」を参照してください。

Microsoft Internet Explorer Administrator Kit とその他のシステム管理ツールを使用し、サポートされている

Internet Explorer のバージョンで、高対話性モードの展開要件をサポートできます。Oracle には、59 ページの

「ブラウザ状態チェックの使用」で説明するブラウザ状態チェックツールもあります。顧客は適切な展開ツールの特

徴を確認する必要があります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 47

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Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性展開の一般的な要件

Web コンテンツのゾーンの定義済みのセキュリティ設定コンテンツのゾーンの定義済みのセキュリティ設定コンテンツのゾーンの定義済みのセキュリティ設定コンテンツのゾーンの定義済みのセキュリティ設定Microsoft Internet Explorer の Web コンテンツのゾーンは、定義済みのセキュリティ設定テンプレート、または

設定グループ、[低]、[中低]、[中]、および[高]をサポートしています。Siebel アプリケーションは[低]と

[中低]の両方の設定をサポートしていますが、[低]をお勧めします。

[イントラネット]や Siebel アプリケーションの[信頼済みサイト]などのゾーンを使用することも、デフォルト

のセキュリティ設定テンプレートを使用することもできます。

� イントラネットゾーンのデフォルトは、[中低]に設定されています。 このゾーンを使用するには、Siebel Business Applications の URL をエンドユーザーの Web ブラウザと同じイントラネットでホストする必要が

あります。

� 信頼済みサイトゾーンのデフォルトは、[低]に設定されています。このゾーンを使用するには、Siebel Business Applications の URL を信頼済みサイトゾーンにサイトとして追加する必要があります。

信頼済みサイトは明示的に指定されるため、一般に、他のゾーンよりも低いセキュリティ設定を使用できます。

たとえば、信頼済みサイトゾーンを使用して、Siebel アプリケーションの展開に必要な ActiveX コントロール

の使用をエンドユーザーに許可し、一方で、他のサイトに関連のある ActiveX コントロールのエンドユーザー

による使用を制限できます。

セキュリティ設定テンプレートの使用をお勧めします。このテンプレートを使用しないと、該当する Web コンテン

ツのゾーンで個別にセキュリティ設定を調整する必要があります。この章の一部の手順では、セキュリティ設定テン

プレートを使用できない顧客のためのカスタム設定の指定(または確認)について説明します。 詳しくは、56 ペー

ジの「高対話性の手動によるセキュリティ設定」を参照してください。

Microsoft Internet Explorer のセキュリティ設定やその他の設定については、Microsoft のマニュアルを参照し

てください。

印刷設定の調整印刷設定の調整印刷設定の調整印刷設定の調整ブラウザの[印刷]コマンドを使用して Siebel アプリケーションの画面を出力するには、Internet Explorer の

ユーザーが各自の印刷設定を変更する必要があります。

印刷設定を調整するには印刷設定を調整するには印刷設定を調整するには印刷設定を調整するには

1 Internet Explorer の[ツール]メニューから、[インターネット オプション]を選択します。

2 [詳細設定]タブをクリックします。

3 [印刷]の[背景の色とイメージを印刷する]を選択します。

4 [OK]をクリックします。

備考:備考:備考:備考: Microsoft Excel から印刷するときに、Siebel アプリケーションの[印刷]コマンドをサポートするための

ブラウザ要件については、56 ページの「高対話性の手動によるセキュリティ設定」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.148

Page 49: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性展開の ActiveX の要件

高対話性展開の高対話性展開の高対話性展開の高対話性展開の ActiveX の要件の要件の要件の要件この項では、高対話性モードで Siebel アプリケーションを展開するための ActiveX の要件について説明します。 詳しくは、44 ページの「Siebel Web クライアントの展開モードについて」を参照してください。

高対話性モードの Siebel Business Applications では、ActiveX 技術を使用して、対話制御、キーボードアクセ

ラレータ、電子メールクライアントの統合などの機能を提供します。ActiveX ダウンロードファイル(CAB ファイ

ル)のリストについては、52 ページの「高対話性用に配布される ActiveX コントロール」を参照してください。

高対話性アプリケーションを実行するブラウザは、(ダウンロード、インスタンス化、およびスクリプトの)

ActiveX コントロールを使用できるように設定する必要があります。Siebel Business Applications の URL を、

この項で説明したようにセキュリティ設定が定義されているゾーンの一部にすることをお勧めします。

さらに、システム管理者は、ユーザーまたは該当するグループの権限を修正する必要があります。

ほとんどの展開では、Web サーバーからオンデマンドで ActiveX コントロールをダウンロードすることをお勧めし

ます。各コントロールのコードは、アプリケーション機能によってコントロールが初めて起動されたときに、

Downloaded Program Files ディレクトリにダウンロードされます。

ActiveX コントロールをダウンロードするには、パワーユーザーに関連付けられた権限が必要です。コントロール

を実行するために、このような権限を必要とするコントロールもあります。次の方法は、適切な要件を満たすために

一般的に使用されます。 各アプローチを実装する方法について、次の項で説明します。

� エンドユーザーが ActiveX コントロールをダウンロードできるようにするには、次のいずれかの方法を使用し

て、ユーザーグループまたは権限を修正します。

� パワーグループへのユーザーの追加

� ユーザーグループに許可されたデフォルトの権限の緩和

詳しくは、49 ページの「ユーザーグループまたは権限の修正」を参照してください。

� 安全なユーザ権限を持つ環境での ActiveX コントロールの事前展開

詳しくは、50 ページの「保護された環境のための ActiveX コントロールの事前展開」を参照してください。

ユーザーグループまたは権限の修正ユーザーグループまたは権限の修正ユーザーグループまたは権限の修正ユーザーグループまたは権限の修正

この項では、ユーザーが ActiveX コントロールをダウンロードできる 2 つの方法について説明します。いずれかの

方法を使用してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 49

Page 50: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性展開の ActiveX の要件

パワーユーザーグループへのユーザーの追加パワーユーザーグループへのユーザーの追加パワーユーザーグループへのユーザーの追加パワーユーザーグループへのユーザーの追加自動的にダウンロードとインストールを行うには、サポートされている Microsoft Windows プラットフォームの

エンドユーザーに、Downloaded Program Files ディレクトリと Windows レジストリへの書き込みアクセス権

が必要です。

通常は、サポートされている Microsoft Windows プラットフォームのパワーユーザーまたは管理者グループには

必要な権限があります。ただし、ユーザーグループにはこれらの権限はありません。 したがって、パワーユーザーグ

ループまたは管理者グループに、または適切な権限を持つ新規のユーザーグループにユーザーを追加すると、自動ダ

ウンロードが可能になります。

パワーユーザーグループまたはその他のグループへのユーザーの追加については、Microsoft オペレーティングシス

テムのマニュアルを参照してください。

ユーザーグループに許可されたデフォルトの権限の緩和ユーザーグループに許可されたデフォルトの権限の緩和ユーザーグループに許可されたデフォルトの権限の緩和ユーザーグループに許可されたデフォルトの権限の緩和もう 1 つの方法は、ユーザーグループに許可されたデフォルトの権限を緩和して、すべてのユーザーに適切な権限

を与える方法です。

ユーザーグループに許可されたデフォルトの権限を緩和するにはユーザーグループに許可されたデフォルトの権限を緩和するにはユーザーグループに許可されたデフォルトの権限を緩和するにはユーザーグループに許可されたデフォルトの権限を緩和するには

1 サポートされている Microsoft Windows プラットフォームのコマンドプロンプトで、次のコマンドを(1 行

で)実行します。

secedit /configure /cfg %windir%¥security¥templates¥compatws.inf /db compat.sdb

保護された環境のための保護された環境のための保護された環境のための保護された環境のための ActiveX コントロールの事前展開コントロールの事前展開コントロールの事前展開コントロールの事前展開

サポートされている Microsoft Windows プラットフォーム上のユーザーが安全な環境で実行しており、前の項で

説明した方法を使用しても Downloaded Program Files ディレクトリへの書き込みアクセス権を取得できない場

合は、Siebel アプリケーションに使用する ActiveX コントロールをこれらのユーザーのマシンに事前に展開してお

く必要があります。

次の手順を使用して、HTML ファイル predeploy.htm をロードすることで、ActiveX コントロールを事前に展開

します。この HTML ファイルは、Oracle から提供されます。展開できる ActiveX コントロールは、52 ページの

「高対話性用に配布される ActiveX コントロール」で説明しているものです。

備考:備考:備考:備考: このタスクは、各クライアントマシンにソフトウェアをインストールする適切な管理権限(通常はパワー

ユーザーまたは前述の権限)を使用して実行する必要があります。

Siebel モバイル Web クライアントのインストール時に predeploy.htm を自動的にロードする方法については、

使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.150

Page 51: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性展開の ActiveX の要件

ActiveX コントロールを事前に展開するにはコントロールを事前に展開するにはコントロールを事前に展開するにはコントロールを事前に展開するには

1 predeploy.htm ファイルを含むディレクトリに移動します。 すべてのバージョンのファイルを使用できます。

このファイルは、複数の場所にインストールされます。

� Siebel Web Server Extension(SWSE)マシンでは、predeploy.htm はディレクトリ

SWEAPP_ROOT¥public¥LANGUAGE にあります。SWEAPP_ROOT は SWSE インストールディレク

トリ、LANGUAGE は使用している言語(ENU など)を表します。

� Siebel Server マシンでは、predeploy.htm はディレクトリ

SIEBSRVR_ROOT¥webmaster¥LANGUAGE にあります。SIEBSRVR_ROOT は Siebel Server イン

ストールディレクトリ、LANGUAGE は使用している言語(ENU など)を表します。

� Siebel モバイル Web クライアントのマシンでは、predeploy.htm はディレクトリ

SIEBEL_CLIENT_ROOT¥bin にあります。SIEBEL_CLIENT_ROOT は、Siebel クライアントインス

トールディレクトリです。

2 要件に合わせて predeploy.htm を編集します。つまり、ユーザーが必要とする ActiveX コントロールを事前

に展開するために使用できるようにします。そしてファイルを保存します。

ファイル predeploy.htm には、各ファイルに関するコメントが含まれ、52 ページの表 12 の情報を補足説明

します。この情報は、事前に展開するコントロールを決定するのに役立ちます。

備考:備考:備考:備考: 事前に展開する ActiveX コントロールごとに 1 つのオブジェクトタグエントリが必要です。不要なオブ

ジェクトタグ(事前に展開しないコントロールを表すオブジェクトタグ)の行を削除するか、またはコメントに

します。HTML ファイル内のテキストは、<!--CONTENT TO BE COMMENTED OUT--> という表記を使用

してコメントにすることができます。

3 各クライアントマシンにリモートログインし、サポートされているバージョンの Microsoft Internet Explorer で HTML ファイルを開きます。すべてのファイルがダウンロードされたことを示すメッセージが表示

されるまで待ち、表示されたらブラウザを閉じて、クライアントマシンからログオフします。

4 該当するユーザーごとにステップ 3 を繰り返します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 51

Page 52: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性展開の ActiveX の要件

高対話性用に配布される高対話性用に配布される高対話性用に配布される高対話性用に配布される ActiveX コントロールコントロールコントロールコントロール

52 ページの表 12 に、Siebel Web クライアントで配布され、使用される ActiveX コントロールのリストを示しま

す。これらのすべてのコントロールは署名済みです。コントロール名は、各コントロールの展開時に Downloaded Program Files ディレクトリに作成されたファイルの名前を反映します。

備考:備考:備考:備考: Siebel ソフトウェアのリリースに応じて、これらの CAB ファイルの一部のみを使用することもあります。

表 12 Siebel Web クライアントで使用する ActiveX コントロール

ファイル名/コントロール名ファイル名/コントロール名ファイル名/コントロール名ファイル名/コントロール名 特徴/機能特徴/機能特徴/機能特徴/機能

SiebelAx_Calendar.cab

Siebel Calendar

カレンダー関連の機能をサポートします。

SiebelAx_Container_Control.cab

Siebel Generic Container Control

サードパーティの ActiveX コントロールをホストします。ホスト

されるコントロール、メソッド、および公開メンバーは、コント

ロールユーザープロパティを使用して指定されます。

Siebel Life Sciences では、このコントロールは CIC Ink コン

トロールをホストし、タブレット PC 上で署名を取得するために

使用されます。

SiebelAx_CTI_Toolbar.cab

Siebel Callcenter Communications Toolbar

コミュニケーション(CTI)ツールバー Java アプレットがクライ

アントフレームワークにアクセスできるようにします。

『Siebel Communications Server 管理ガイド』も参照してく

ださい。

SiebelAx_Desktop_Integration.cab

Siebel Desktop Integration

所属する企業で実装しているクライアント側の統合をサポートす

る COM インターフェイスです。

このコントロールが展開される場合、アプリケーション設定ファ

イルの EnableWebClientAutomation パラメータは TRUE であ

る必要があります。

備考:備考:備考:備考: このコントロールを実行するには、ユーザーがパワーユー

ザーグループに関連する権限を持っている必要があります。

SiebelAx_ERM_ContentSync.cab

Siebel ERM eBriefings オフラインコンテ

ンツ同期

Siebel ERM および eBriefings のオフラインコンテンツの同期

をサポートします。

備考:備考:備考:備考: このコントロールを実行するには、ユーザーがパワーユー

ザーグループに関連する権限を持っている必要があります。

SiebelAx_Gantt_Chart.cab

Siebel Gantt Chart

Siebel アプリケーション UI のガントチャートをサポートします。

ガントチャートコントロールによって、2 つのペインにデータが

レンダリングされます。左ペインには従業員、プロジェクト、

キャンペーンなどのオーナーオブジェクト、右ペインにはオー

ナーオブジェクトのスケジュールと活動が表示されます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.152

Page 53: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性展開の ActiveX の要件

SiebelAx_Hospitality_Gantt_Chart.cab

Siebel Hospitality Gantt Chart

Siebel Hospitality のガントチャートをサポートします。

SiebelAx_HI_Client.cab

Siebel High Interactivity Framework

高レベルの使いやすさ、パフォーマンス、およびデスクトップ統

合を提供します。リッチテキストエディタ、UI 要素などのユー

ザーインターフェイスコンポーネントを含みます。ブラウザ状態

チェックも、このコントロールによって提供されます。

備考:備考:備考:備考: このコントロールの展開は、すべての高対話性アプリケー

ションに必要です。

SiebelAx_iHelp.cab

Siebel iHelp

Siebel iHelp プレイヤーパネルをサポートして、iHelp 情報も表

示されるようにします。

SiebelAx_Marketing_Allocation.cab

Siebel Marketing Allocation

Oracle Business Intelligence Enterprise Edition と連携し

て、マーケティングプログラムのステージに適用される市場セグ

メント情報を表示します。

SiebelAx_Marketing_Calendar.cab

Siebel Marketing Event Calendar

Siebel Marketing Event Calendar をサポートします。

SiebelAx_Marketing_HTML_Editor.cab

Siebel Marketing Web Editor

Siebel Marketing アプリケーションに対して、電子メールオ

ファー、Web オファー、およびイベント Web バナーの編集をサ

ポートします。

SiebelAx_Microsite_Layout.cab

Siebel Microsite Layout Designer

ERM マイクロサイトおよびテンプレートにページ項目をレイアウ

トするためのツールを提供します。

SiebelAx_OutBound_mail.cab

Siebel Outbound Email Support

クライアント側の電子メールの統合をサポートします(Lotus Notes または Microsoft Outlook 用)。

備考:備考:備考:備考: このコントロールを展開するには、Siebel Desktop Integration コントロールも展開する必要があります。

『Siebel Communications Server 管理ガイド』も参照してく

ださい。

SiebelAx_Prodselection.cab 高対話性製品の選択 UI ビューに対して、標準対話性アプレット

をレンダリングするための非表示コントロールを提供します。こ

のコントロールは、標準対話性 HTML をプレースホルダの範囲に

挿入します。

SiebelAx_Smartscript.cab

Siebel SmartScript

SmartScript UI を提供します。

『Siebel SmartScript 管理ガイド』も参照してください。

表 12 Siebel Web クライアントで使用する ActiveX コントロール

ファイル名/コントロール名ファイル名/コントロール名ファイル名/コントロール名ファイル名/コントロール名 特徴/機能特徴/機能特徴/機能特徴/機能

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 53

Page 54: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性展開の Java の要件

ActiveX コントロールのアンインストールコントロールのアンインストールコントロールのアンインストールコントロールのアンインストール

ユーザーのマシンにダウンロードしたすべての ActiveX コントロールが不要になった場合は、Downloaded Program Files ディレクトリから削除してアンインストールできます。

49 ページの「ユーザーグループまたは権限の修正」で説明した権限をユーザーが持っている場合は、必要になった

ときに適切なコントロールが再びダウンロードされます。

高対話性展開の高対話性展開の高対話性展開の高対話性展開の Java の要件の要件の要件の要件ここでは、高対話性モードで Siebel アプリケーションを展開するための Java の要件について説明します。 次のト

ピックが含まれています。

� 55 ページの「自動 JRE ダウンロードの設定」

� 55 ページの「高対話性用に配布される Java アプレット」

� 56 ページの「Java コントロールのアンインストール」

展開モードについては、44 ページの「Siebel Web クライアントの展開モードについて」を参照してください。

SiebelAx_Test_Automation.cab

Siebel Test Automation

テスト自動化インターフェイスを提供します(通常は、本番環境

には使用されません)。

『Testing Siebel Business Applications』も参照してください。

SiebelAx_UInbox.cab

Siebel Universal Inbox

Universal Inbox 機能をサポートします。

iTools.cab 署名の取得と暗号化に使用される、サードパーティの ActiveX コ

ントロール。

outlctlx.cab Exchange/Siebel Connector(PIMSE)で使用するために

Microsoft が提供するサードパーティの ActiveX コントロール。

Outlook 2000 での実装にのみ必要です。

表 12 Siebel Web クライアントで使用する ActiveX コントロール

ファイル名/コントロール名ファイル名/コントロール名ファイル名/コントロール名ファイル名/コントロール名 特徴/機能特徴/機能特徴/機能特徴/機能

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.154

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Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性展開の Java の要件

自動自動自動自動 JRE ダウンロードの設定ダウンロードの設定ダウンロードの設定ダウンロードの設定

Sun Java Runtime Environment(JRE)は、高対話性クライアントを使用している場合に特定の機能にアクセ

スするために必要です。 サポートされている JRE のバージョンについては、Oracle Technology Network の

「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。 高対話性モードの Siebelアプリケーションのすべてのユーザーがこのような機能を必要とするわけではないため、ブラウザ状態チェックで

は、Sun JRE はデフォルトの要件ではなく推奨事項とみなされます。 展開に JRE が必要かどうかを判断してくださ

い。 ブラウザ状態チェックについては、59 ページの「ブラウザ状態チェックの使用」を参照してください。

高対話性モードで Siebel アプリケーションに接続するクライアント(Siebel Call Center など)に正しいバー

ジョンの JRE が確実にインストールされるようにするには、AOM コンポーネントパラメータ JREDownloadUrl(エイリアス JREDownloadUrl)に値を指定します。 このパラメータに URL 値を指定すると、ActiveX ダウンロー

ドファイル(CAB ファイル)が自動的にダウンロードされます。このファイルによって、指定した JRE バージョン

がまだインストールされていない場合は、そのバージョンがクライアントマシンにインストールされます。 たとえ

ば、パラメータとして次の URL を使用すると、JRE for Microsoft Windows のバージョン 1.5.0 がインストール

されます。

http://java.sun.com/update/1.5.0/jinstall-1_5_0-windows-i586.cab#Version=1,5,0

Sun 社では、CAB ファイルを使用して、JRE の全リリースをダウンロードできるようにしています。 必要な JRE リ

リースに対応するファイルの検索に使用するこれらの CAB ファイルのリストについては、Sun 社のドキュメントを

参照してください。 Siebel 環境で CAB ファイルを配布するための要件については、49 ページの「高対話性展開の

ActiveX の要件」を参照してください。

高対話性用に配布される高対話性用に配布される高対話性用に配布される高対話性用に配布される Java アプレットアプレットアプレットアプレット

55 ページの表 13 に、Siebel Web クライアントで配布され、使用される Java アプレットのリストを示します。明

記したものを除き、これらのすべてのコントロールは署名済みです。

表 13 Siebel Web クライアントで使用する Java アプレット

ファイル名ファイル名ファイル名ファイル名 特徴/機能特徴/機能特徴/機能特徴/機能

SiebelFlowChart.cab スマートスクリプト、組織チャート、ワークフロールールの設計。

SiebelFunnelChart.cab セールスおよびセールス段階のパイプライン解析チャートを作成します。

SiebelRulesDesigner.cab パーソナライゼーションビジネスルールデザイナー。

SiebelToolbar.cab コミュニケーションツールバー(Siebel CTI または関連するモジュール用)

およびスクロールメッセージバー。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 55

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Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性の手動によるセキュリティ設定

Java コントロールのアンインストールコントロールのアンインストールコントロールのアンインストールコントロールのアンインストール

ユーザーのマシンにダウンロードしたいずれかの Java コントロールが不要になった場合は、Temporary Internet Files ディレクトリから削除してアンインストールできます。このフォルダは、次のようなフォルダにあります。

C:¥Documents and Settings¥username¥Local Settings¥Temporary Internet Files

username は、該当するユーザーの Microsoft Windows ログインを表します。

高対話性の手動によるセキュリティ設定高対話性の手動によるセキュリティ設定高対話性の手動によるセキュリティ設定高対話性の手動によるセキュリティ設定Siebel 高対話性アプリケーションの該当する Web コンテンツのゾーンにサポートされているセキュリティ設定テ

ンプレートを使用していない場合は、この項で説明する Internet Explorer の設定を手動で指定する必要がありま

す(設定によっては、[低]または[中低]セキュリティテンプレートに関連付けられていないものもあります。こ

のような設定はすべてオプションです)。

47 ページの「高対話性展開の一般的な要件」および後述の項も参照してください。

ActiveX コントロールとプラグインの手動による設定コントロールとプラグインの手動による設定コントロールとプラグインの手動による設定コントロールとプラグインの手動による設定

高対話性モードの Siebel アプリケーションで、ActiveX コントロールとプラグインに関するすべての機能を有効に

するには、次の設定を指定します。

ブラウザ状態チェックを有効にすると、ActiveX コントロールとプラグインに関するすべての機能のサポートを有

効にしているかどうかがテストされます。 この状態チェックは、対応するパラメータが使用可能でないため無効にす

ることはできません。

詳しくは、49 ページの「高対話性展開の ActiveX の要件」を参照してください。

ActiveX 設定を指定するには設定を指定するには設定を指定するには設定を指定するには

1 Internet Explorer の[ツール]メニューから、[インターネット オプション]を選択します。

2 [セキュリティ]タブをクリックします。

3 カスタマイズする Web コンテンツのゾーンを選択します([イントラネット]または[信頼済みサイト]な

ど)。

4 [レベルのカスタマイズ]をクリックします。

5 [セキュリティの設定]で、[ActiveX コントロールとプラグイン]の下にある[署名済み ActiveX コントロー

ルのダウンロード]に移動し、[有効にする]または[ダイアログを表示する]を選択します。

6 [セキュリティの設定]で、[ActiveX コントロールとプラグイン]の下にある[ActiveX コントロールとプラ

グインの実行]に移動し、[有効にする]を選択します。

7 [セキュリティの設定]で、[ActiveX コントロールとプラグイン]の下にある[スクリプトを実行しても安全

だとマークされている ActiveX コントロールのスクリプトの実行]に移動し、[有効にする]を選択します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.156

Page 57: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性の手動によるセキュリティ設定

8 [セキュリティの設定]で、[ActiveX コントロールとプラグイン]の下にある[スクリプトを実行しても安全

だとマークされていない ActiveX コントロールの初期化とスクリプトの実行]に移動し、[有効にする]または

[ダイアログを表示する]を選択します。

備考:備考:備考:備考: 前述の設定は、Microsoft Excel で Siebel アプリケーションの[印刷]コマンドを使用している場合の

み適用されます。

9 [OK]をクリックします。

[警告]ポップアップが表示されます。

10[はい]をクリックして変更内容を確認し、[インターネット オプション]ウィンドウで[OK]をクリックしま

す。

スクリプトの手動による設定スクリプトの手動による設定スクリプトの手動による設定スクリプトの手動による設定

Siebel Server とのデータのみの対話を管理したり、ブラウザ DOM、ActiveX コントロール、Java アプレットな

どと対話したりするには、高対話性フレームワークでスクリプトを使用します。高対話性フレームワークでは、デー

タ検証のためのブラウザのスクリプトもサポートされています。

ブラウザ状態チェックを有効にすると、ブラウザのスクリプトのサポートを有効にしているかどうかがテストされま

す。 ブラウジングのサポートの状態チェックは、対応するパラメータが使用可能でないため無効にすることはできま

せん。 高対話性モードの Siebel アプリケーションで、スクリプトに関するすべての機能を有効にするには、次の設

定を指定します。

スクリプトの設定を指定するにはスクリプトの設定を指定するにはスクリプトの設定を指定するにはスクリプトの設定を指定するには

1 Internet Explorer の[ツール]メニューから、[インターネット オプション]を選択します。

2 [セキュリティ]タブをクリックします。

3 カスタマイズする Web コンテンツのゾーンを選択します([イントラネット]または[信頼済みサイト]な

ど)。

4 [レベルのカスタマイズ]をクリックします。

5 [セキュリティの設定]で、[アクティブ スクリプト]に移動し、[有効にする]または[ダイアログを表示す

る]を選択します。

6 [セキュリティの設定]で、[スクリプト]、[Java アプレットのスクリプト]の順に移動し、[有効にする]ま

たは[ダイアログを表示する]を選択します。

7 [セキュリティの設定]で、[スクリプト]に移動し、[スクリプトによる貼り付け処理の許可]の下の[有効に

する]または[ダイアログを表示する]を選択します。

8 [OK]をクリックします。

[警告]メッセージが表示されます。

9 [はい]をクリックして変更内容を確認し、[インターネット オプション]ウィンドウで[OK]をクリックしま

す。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 57

Page 58: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性の手動によるセキュリティ設定

ダウンロードの手動による設定ダウンロードの手動による設定ダウンロードの手動による設定ダウンロードの手動による設定

高対話性モードの Siebel アプリケーションで、添付とファイルのインポートおよびエクスポートに関するすべての

機能を有効にするには、次の設定を指定します。

ダウンロード設定を指定するにはダウンロード設定を指定するにはダウンロード設定を指定するにはダウンロード設定を指定するには

1 Internet Explorer の[ツール]メニューから、[インターネット オプション]を選択します。

2 [セキュリティ]タブをクリックします。

3 カスタマイズする Web コンテンツのゾーンを選択します([イントラネット]または[信頼済みサイト]など)。

4 [レベルのカスタマイズ]をクリックします。

5 [セキュリティの設定]で、[ダウンロード]に移動し、[ファイルのダウンロード]の下の[有効にする]を選

択します。

6 [OK]をクリックします。

[警告]メッセージが表示されます。

7 [はい]をクリックして変更内容を確認し、[インターネット オプション]ウィンドウで[OK]をクリックしま

す。

IFRAME サポートのための手動設定サポートのための手動設定サポートのための手動設定サポートのための手動設定

Siebel Web テンプレートは、IFRAME 要素を使用するように設定されています。 ブラウザ状態チェックを有効にす

ると、高対話性アプリケーションに必要な IFRAME サポートを有効にしているかどうかがテストされます。 ブラウ

ザ状態チェックで IFRAME サポートのチェックを無効にするように設定できるパラメータはないことに注意してく

ださい。 ブラウザで IFRAME のサポートを有効にするには、次の手順に従ってください。

IFRAME のサポートについては、使用しているブラウザのマニュアルを参照してください。

IFRAME 要素のサポートをアクティブ化するには要素のサポートをアクティブ化するには要素のサポートをアクティブ化するには要素のサポートをアクティブ化するには

1 Internet Explorer の[ツール]メニューから、[インターネット オプション]を選択します。

2 [セキュリティ]タブをクリックします。

3 カスタマイズする Web コンテンツのゾーンを選択します([イントラネット]または[信頼済みサイト]など)。

4 [レベルのカスタマイズ]をクリックします。

5 [セキュリティの設定]で、[その他]に移動し、[IFRAME のプログラムとファイルの起動]の下の[有効にす

る]または[ダイアログを表示する]を選択します([有効にする]をお勧めします)。

6 [OK]をクリックします。

[警告]メッセージが表示されます。

7 [はい]をクリックして変更内容を確認し、[インターネット オプション]ウィンドウで[OK]をクリックしま

す。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.158

Page 59: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � 高対話性のその他の展開オプション

高対話性のその他の展開オプション高対話性のその他の展開オプション高対話性のその他の展開オプション高対話性のその他の展開オプションこの項では、Siebel 高対話性アプリケーションのブラウザの展開設定と問題についてさらにいくつか説明します。

Siebel アプリケーションでの Cookie の使用については、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

備考:備考:備考:備考: この項で説明する設定は、ほとんどの場合はオプションです。この項を適用できるかどうかは、展開環境全

体によって異なります。

スクリプトのデバッグの無効化スクリプトのデバッグの無効化スクリプトのデバッグの無効化スクリプトのデバッグの無効化通常は、スクリプトのデバッグは、Microsoft Visual Studio 製品によって自動的に有効になります。Siebel アプ

リケーションに使用する Web ブラウザのパフォーマンスを向上するには、Internet Explorer ブラウザでスクリプ

トのデバッグを無効にする必要があります。

スクリプトのデバッグを無効にするにはスクリプトのデバッグを無効にするにはスクリプトのデバッグを無効にするにはスクリプトのデバッグを無効にするには

1 Internet Explorer の[ツール]メニューから、[インターネット オプション]を選択します。

2 [詳細設定]タブをクリックします。

3 [ブラウズ]の[スクリプトのデバッグを使用しない]をオンにします。

4 [OK]をクリックします。

ブラウザ状態チェックの使用ブラウザ状態チェックの使用ブラウザ状態チェックの使用ブラウザ状態チェックの使用ブラウザ状態チェックはオプションの機能で、エンドユーザーのブラウザとクライアント環境が、Siebel 高対話性

アプリケーションを実行できるように適切に設定されているかを管理者が確認する方法を提供します。

ブラウザ状態チェックが有効になっていると、ユーザーが Siebel アプリケーションを起動したときにダイアログ

ボックスが表示され、必須または推奨されるブラウザ設定、あるいはローカルクライアントマシンのその他の設定変

更が表示されます。

ブラウザ状態チェックには、必須または推奨される設定で現在有効になっていない設定がすべて表示されます。この

ような設定の多くは、ユーザーがこのダイアログボックスから設定を修正して、アプリケーションの実行に進むこと

ができます。

デフォルトのブラウザ状態チェックの設定は、ほとんどの顧客のニーズを満たすようになっていますが、すべての展

開に当てはまるわけではありません。設定可能なブラウザ状態チェックの設定の場合、顧客は[必須]に設定するも

のと[推奨]に設定するものを指定できます。顧客は、使用する環境に基づいて、ブラウザ内で機能し、ブラウザ状

態チェックと対話するためのユーザーポリシーを指定する必要があります。

展開に必要な設定を判断するには、この章の他の項、Siebel Bookshelf の他のマニュアル、および Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

ブラウザ状態チェックは、Microsoft Internet Explorer ブラウザの現在の言語で実行されます。

備考:備考:備考:備考: ブラウザ状態チェックは、ActiveX コントロールとして実行されます。 ブラウザ状態チェックを表示するに

は、各ユーザーのブラウザを少なくとも ActiveX コントロールが有効になるように設定しておく必要があります。 詳しくは、49 ページの「高対話性展開の ActiveX の要件」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 59

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Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � ブラウザ状態チェックの使用

ブラウザ状態チェックの実行ブラウザ状態チェックの実行ブラウザ状態チェックの実行ブラウザ状態チェックの実行前述のように、ブラウザ状態チェックには、現在の設定が、必須または推奨されている設定と一致していないものが

リストされます。 [Siebel ブラウザ確認]ウィンドウが表示され、Siebel 高対話性アプリケーションの実行に必要

な必須または推奨される設定が表示されます。 [自動修正]をクリックして、必須および推奨されているすべての設

定を有効にします。[自動修正]をクリックすると、ボタンが[実行]に変わります。 [実行]をクリックすると、

ブラウザ状態チェックを終了し、アプリケーションを実行できます。

[推奨]として表示される設定の場合、設定をそのままにする場合は、設定を手動でオフにすることができます(推

奨される設定の場合、チェックはボックスで囲まれています)。オンになっている設定が表示されない場合、[自動修

正]は[実行]に変わります。 [実行]をクリックすると、ブラウザ状態チェックを終了し、アプリケーションを実

行できます。ブラウザ状態チェックと Siebel アプリケーションの両方を終了するには、[終了]をクリックします。

必須の設定には、自動修正できないものもあります。このような設定の場合、チェックボックスは表示されないた

め、クリックして要件の詳細を表示してから、必要に応じて要件に対処します。

設定について設定について設定について設定について

[推奨]として現在表示されている設定を変更しないことにして、すべての[必須]設定に対処した場合は、[推奨す

る設定についての警告を再度表示しないでください。]というラベルの付いたボックスをオンにします。次に Siebelアプリケーションを起動したときには、ブラウザ状態チェックは表示されなくなります。ただし、一部の設定が[必

須]のままになっている場合、アプリケーションの起動時に、ブラウザ状態チェックが引き続き表示され、[必須]

および[推奨]の設定がすべてリストされます。この動作は、Siebel の各アプリケーションに適用されます。

ブラウザ状態チェックの管理ブラウザ状態チェックの管理ブラウザ状態チェックの管理ブラウザ状態チェックの管理通常は、新規またはアップグレードした Siebel アプリケーションを配布するとき、または多数の新規ユーザーある

いはブラウザを新規にインストールしたユーザーにアプリケーションを配布するときに、ブラウザ状態チェックを有

効にすることをお勧めします。セキュリティレベルを高く設定した環境、またはインストールされている Java ソフ

トウェアが Siebel 高対話性アプリケーションの要件を満たしていない環境でも、ブラウザ状態チェックを有効にす

る必要があります。

ブラウザ状態チェックは、(高対話性アプリケーションの)Siebel Web クライアントおよび Siebel モバイル Webクライアントの展開に適用されます。

ブラウザ設定とユーザーのその他のクライアント環境設定を修正および確認した後、オプションでブラウザ状態

チェックを無効にして、ユーザーのログイン時間を短縮できます。

ブラウザ状態チェックを設定するには、一連のパラメータ値を設定します。このパラメータ値については、この項の

後半で説明します。 パラメータを設定する場所は、クライアント展開のタイプによって異なります。

� Siebel Web クライアント展開の場合、ブラウザ状態チェックのパラメータは、Application Object Manager コンポーネント(米語環境の Siebel Call Center アプリケーションの場合は SCCObjMgr_enu な

ど)のパラメータビューで設定します。 パラメータを変更した後、Application Object Manager コンポーネ

ントを再起動して、次回のユーザーログインに対して変更を有効にする必要があります。

� Siebel モバイル Web クライアント展開の場合、ブラウザ状態チェックのパラメータは、各クライアントマシ

ン上のアプリケーション設定ファイル(Siebel Call Center の場合は uagent.cfg など)で設定します。 パラ

メータを変更した後、Siebel モバイル Web クライアントを再起動して、次回のユーザーログインに対して変

更を有効にする必要があります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.160

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Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � ブラウザ状態チェックの使用

ブラウザ状態チェックのパラメータブラウザ状態チェックのパラメータブラウザ状態チェックのパラメータブラウザ状態チェックのパラメータブラウザ状態チェックに適用されるパラメータを次に示します。

ブラウザ状態チェックを有効にするには、パラメータ EnableClientHealthCheck を TRUE(デフォルト)に設定

します。 このパラメータを FALSE に設定すると、ブラウザ状態チェックが無効になります。 このパラメータの値を

設定する場所は、ブラウザ状態チェックを有効にする展開のタイプによって異なります。

� Siebel Web クライアント展開の場合、該当する Application Object Manager コンポーネントの Siebel Server[コンポーネントパラメータ]ビューで EnableClientHealthCheck を設定します。

� Siebel モバイル Web クライアント展開の場合、アプリケーションの設定ファイル(Siebel Call Center アプ

リケーションの場合は uagent.cfg など)の [InfraUIFramework] セクションで

EnableClientHealthCheck を設定します。

EnableClientHealthCheck が TRUE の場合、ブラウザ状態チェックによって次のパラメータの値が読み取られ、

チェックする設定が決定されます。 パラメータは、Required、Recommended、または Ignore に設定されます。 Required または Recommended に設定されたパラメータに関連する動作については、この項の前半で説明しま

した。 Ignore に設定されているパラメータは、パラメータが定義されていない場合と同様に、ブラウザ状態チェッ

クには表示されません。 Siebel モバイル Web クライアント展開では、アプリケーション設定ファイルの

[ClientHealthCheck] セクションにある次のパラメータを設定します。 Siebel Web クライアント展開では、該当

する Application Object Manager コンポーネントの Siebel Server[コンポーネントパラメータ]ビューでこれ

らのパラメータの値を設定します。

AppletScripting = RequiredDisableScriptDebug = RecommendedFileDownload = RequiredPasteViaScript = RecommendedPrintBGColors = RecommendedReuseWindow = RecommendedSUNJREVersion = Recommended

備考:備考:備考:備考: リリースされている Siebel 製品では、その他のパラメータが使用されることもあります。たとえば、QFEで始まるパラメータは、特定の Microsoft Internet Explorer QFE パッチ(必須)を表します。

ブラウザ状態チェックパラメータの一部を次に示します。

� AppletScripting: Internet Explorer のセキュリティ設定[スクリプト]、[Java アプレットのスクリプ

ト]に対応します。 詳しくは、57 ページの「スクリプトの手動による設定」を参照してください。

� DisableScriptDebug: Internet Explorer の詳細設定の[ブラウズ]、[スクリプトのデバッグを使用しな

い]に対応します。 詳しくは、59 ページの「スクリプトのデバッグの無効化」を参照してください。

� FileDownload: Internet Explorer のセキュリティ設定[ダウンロード]、[ファイルのダウンロード]に

対応します。 詳しくは、58 ページの「ダウンロードの手動による設定」を参照してください。

� PasteViaScript: Internet Explorer のセキュリティ設定[スクリプト]、[スクリプトによる貼り付け処理

の許可]に対応します。 詳しくは、57 ページの「スクリプトの手動による設定」を参照してください。

� PrintBGColors: Internet Explorer の詳細設定[印刷]、[背景の色とイメージを印刷する]に対応しま

す。 詳しくは、49 ページの「高対話性展開の ActiveX の要件」を参照してください。

� ReuseWindow: ショートカットを起動するためにウィンドウを再使用します。このパラメータはオプショ

ンですが、使用をお勧めします。

� SUNJREVersion: イントールした Sun JRE ソフトウェアのバージョンに対応します。 詳しくは、54 ペー

ジの「高対話性展開の Java の要件」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 61

Page 62: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � ファイアウォールまたはプロキシサーバーを使用する場合

の Siebel クライアント展開の要件

ファイアウォールまたはプロキシサーバーを使用するファイアウォールまたはプロキシサーバーを使用するファイアウォールまたはプロキシサーバーを使用するファイアウォールまたはプロキシサーバーを使用する場合の場合の場合の場合の Siebel クライアント展開の要件クライアント展開の要件クライアント展開の要件クライアント展開の要件この項では、ファイアウォールまたはプロキシサーバー(リバースプロキシサーバーなど)を使用する場合に適用さ

れる、Siebel クライアント展開要件について説明します。

ファイアウォールを通じてアクセスされるファイアウォールを通じてアクセスされるファイアウォールを通じてアクセスされるファイアウォールを通じてアクセスされる Siebel アプリケーションの展開アプリケーションの展開アプリケーションの展開アプリケーションの展開ファイアウォールを介してアクセスされる Siebel アプリケーションを展開する際に、Web サーバーと Web ブラウ

ザ間のトラフィックの圧縮を有効にする場合、ファイアウォールは HTTP 1.1 プロトコルをサポートしている必要

があります。この問題は、標準対話性アプリケーションと高対話性アプリケーションの両方に適用されます。

ファイアウォールが HTTP 1.1 をサポートしていない場合、Siebel Web Server Extension(SWSE)の

eapps.cfg ファイルの DoCompression パラメータを FALSE に設定します。また、高対話性アプリケーションの

場合、次に説明するように、Internet Explorer の設定で、各クライアントマシンのプロキシ接続用の HTTP 1.1を無効にします。

備考:備考:備考:備考: ファイアウォールを使用した Siebel アプリケーションの展開、および DoCompression パラメータの設定

については、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

プロキシを通じてプロキシを通じてプロキシを通じてプロキシを通じて HTTP 1.1 の使用を無効にするようにの使用を無効にするようにの使用を無効にするようにの使用を無効にするように Internet Explorer 設定を指定するには設定を指定するには設定を指定するには設定を指定するには

1 Internet Explorer の[ツール]メニューから、[インターネット オプション]を選択します。

2 [詳細設定]タブをクリックします。

3 [HTTP 1.1 設定]の[プロキシ接続で HTTP 1.1 を使用する]をオフにします。

4 [OK]をクリックします。

ローカルアドレスへのプロキシサーバーの使用なし(高対話性アプリケーションの場合)ローカルアドレスへのプロキシサーバーの使用なし(高対話性アプリケーションの場合)ローカルアドレスへのプロキシサーバーの使用なし(高対話性アプリケーションの場合)ローカルアドレスへのプロキシサーバーの使用なし(高対話性アプリケーションの場合)LAN ネットワークでプロキシサーバーを使用している場合は、ローカルアドレスでプロキシサーバーを使用しない

ように Internet Explorer ブラウザの設定を調整する必要があります。この設定により、LAN に展開された高対話

性アプリケーションでは、この章で説明するすべての Siebel クライアントのパフォーマンスが向上します。Siebelモバイル Web クライアントでは、この設定が必要です。

備考:備考:備考:備考: 標準対話性アプリケーションの場合、この設定は適用されません。プロキシサーバー設定は、LAN の場合の

み適用されます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.162

Page 63: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � ポップアップ・ブロック互換性に対応した Siebel アプリ

ケーションの設定

ローカルアドレスにプロキシサーバーを使用しないローカルアドレスにプロキシサーバーを使用しないローカルアドレスにプロキシサーバーを使用しないローカルアドレスにプロキシサーバーを使用しない Internet Explorer 設定を指定するには設定を指定するには設定を指定するには設定を指定するには

1 Internet Explorer の[ツール]メニューから、[インターネット オプション]を選択します。

2 [接続]タブをクリックし、[LAN の設定]ボタンをクリックします。

3 [プロキシサーバー]セクションで、[LAN にプロキシサーバーを使用する]オプションがオンになっているか

どうかを確認します。

従業員アプリケーションを実行している Siebel Web クライアントの場合、プロキシサーバーは LAN で提供さ

れるため、ここでプロキシサーバーのアドレスとポートを指定します。

4 [LAN にプロキシサーバーを使用する]オプションがオンになっている場合は、[ローカルアドレスにはプロキ

シサーバーを使用しない]チェックボックスをオンにします。

5 [OK]をクリックし、もう一度[OK]をクリックします。

ポップアップ・ブロック互換性に対応したポップアップ・ブロック互換性に対応したポップアップ・ブロック互換性に対応したポップアップ・ブロック互換性に対応した Siebelアプリケーションの設定アプリケーションの設定アプリケーションの設定アプリケーションの設定ポップアップ・ブロック・ソフトウェアによって、Siebel アプリケーションが動作しないことがあります。これは、

このようなソフトウェアにより、ActiveX コントロールによって生成された、Siebel アプリケーションの必要な機

能がブロックされることがあるためです。通常、このようなソフトウェアは、ActiveX で生成されたプロセス、ま

たは特定のマシンホスト名やドメイン名から生成されるポップアップウィンドウをブロックします。

49 ページの「高対話性展開の ActiveX の要件」も参照してください。

ローカルイントラネット(Siebel Web クライアント)またはローカルクライアントマシン(Siebel モバイル Webクライアント)で実行される Siebel アプリケーションは、ポップアップ・ブロックの影響を受けることがありま

す。完全修飾ドメイン名(FQDN)を使用するように Siebel アプリケーションを設定すると、このような問題を回

避できるため、ポップアップ・ブロックを安全に使用できます。

たとえば、URL http://ebiz.oracle.com は FQDN を使用しますが、http://ebiz は使用しません。

注意:注意:注意:注意: Siebel アプリケーションに FQDN を設定したにもかかわらず、ポップアップ・ブロックとの競合が解決し

ない場合は、ポップアップ・ブロック・ソフトウェアまたはこのような機能が組み込まれたアプリケーションをアン

インストールする必要があります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 63

Page 64: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Web クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定クライアントのブラウザの設定 � ポップアップ・ブロック互換性に対応した Siebel アプリ

ケーションの設定

完全修飾ドメイン名を設定するパラメータは、複数の場所にあります。これらのパラメータを設定する方法は、使用

する Siebel クライアントによって異なります。 指定されたホスト名またはドメイン名は、適用されるすべての要件

を満たす必要があります。たとえば、アンダースコアは使用できません。

� Siebel Web クライアントクライアントクライアントクライアント: このクライアントタイプに FQDN を使用するには、Siebel Web クライアント

展開に適用される各 SWSE の eapps.cfg ファイルで、次のパラメータを設定します。

[default]EnableFQDN = TRUEFQDN = hostname.primaryDNS.domainsuffix

ここで、各項目は次のようになります。

� hostname はオプションの要素で、Web サーバーマシンの名前です。

� primaryDNS は、ドメイン名の主要部分(siebel など)です。

� domainsuffix は、ドメインタイプ(com など)です。

たとえば、FQDN は、corp.oracle.comまたは server1.corp.oracle.comに設定されます。

EnableFQDN は、SWSE のデフォルトでは FALSE に設定されます。

� Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントクライアントクライアントクライアント: このクライアントタイプに FQDN を使用するには、各ローカルクライ

アントマシンの Siebel アプリケーション設定ファイル(Siebel Call Center の場合は uagent.cfg など)で、

次のパラメータを設定します。

[Siebel]EnableFQDN = TRUE

EnableFQDN は、Siebel モバイル Web クライアントのデフォルトでは、TRUE に設定されます。

FQDN パラメータも指定しなかった場合、システムにより URL が自動的に作成されます。 たとえば、

CCHENG の FQDN は、ccheng.corp.oracle.com として自動的に作成されます。オプションで、FQDN パ

ラメータを使用して、次のように同様の情報を明示的に指定することもできます。

注意:注意:注意:注意: Siebel モバイル Web クライアントで使用する FQDN を明示的に設定する場合、ローカルマシン名を指

定する必要があります。 デフォルトの Siebel モバイル Web クライアント URL(EnableFQDN = FALSE の場

合に使用されます)の localhost 文字列は、FQDN の要素として使用することはできません。localhost 文字

列は、修飾する要素を追加せずに、単独で使用する場合のみ機能します。

FQDN = hostname.primaryDNS.domainsuffix

ここで、各項目は次のようになります。

� hostname は、ローカルクライアントマシンの名前です。

� primaryDNS は、ドメイン名の主要部分(siebel など)です。

� domainsuffix は、ドメインタイプ(com など)です。

たとえば、FQDN を ccheng.corp.oracle.comに設定できます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.164

Page 65: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

5 Siebel Server の設定の設定の設定の設定

この章では、Siebel Server の設定タスクと、Siebel Server Manager GUI を使用して実行されるプロセスにつ

いて説明します。

この章では、次のトピックについて説明します。

� 65 ページの「Server Manager GUI について」

� 66 ページの「Siebel システムパラメータについて」

� 72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」

� 86 ページの「Siebel Server の設定」

� 90 ページの「エンタープライズと Siebel Server の設定の確認」

� 91 ページの「カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するプロセス」

� 96 ページの「高度な設定タスク」

Server Manager GUI についてについてについてについてSiebel Server Manager Graphic User Interface(GUI)は、アプリケーションの[サイトマップ]ボタンから

使用できる Siebel Server 管理画面に表示される各画面で構成されます。次の画面があります。

� 管理 - サーバー設定

� 管理 - サーバー

� サーバージョブ

備考:備考:備考:備考: Siebel Server Manager GUI 画面で使用できるのは、クエリー演算子 LIKE のみです。

この章では、Siebel Server Manager GUI を使用して実行できる管理タスクについて説明します。通常、Siebel Server Manager GUI には、コマンドラインインターフェイスと比べて、Siebel Server の操作のわかりやすい

ビューが組み込まれているため、ほとんどの管理作業は Siebel Server Manager GUI を使用して実行します。コ

マンドラインインターフェイスについては、第 8 章「Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイス

の使用」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: デフォルトでは、Siebel Server Manager GUI はすべての Siebel クライアントで使用でき、Siebel 管理

者権限を持つユーザーが使用できます。この機能により、Siebel 管理者は、ネットワーク上の任意のクライアント

からリモート管理を行えます。したがって、Siebel 管理者権限は特定の Siebel 管理者のみに付与します。詳しく

は、『Siebel アプリケーション管理ガイド』および『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 65

Page 66: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel システムパラメータについて

[エンタープライズエクスプローラ]ビューの概要[エンタープライズエクスプローラ]ビューの概要[エンタープライズエクスプローラ]ビューの概要[エンタープライズエクスプローラ]ビューの概要[管理 - サーバー設定]画面には、エクスプローラまたは階層フォーマットでエンタープライズデータを確認するた

めの追加ビューがあります。このビューでは、別の方法を使用して、エンタープライズデータのナビゲーションおよ

び包括的なレイアウトを実行できます。

このビューにアクセスするには、リンクバーから[エンタープライズエクスプローラ]を選択します。図 1 に、エ

ンタープライズエクスプローラの左側と、[エクスプローラ]ビューで選択されたフォルダ(個別の Siebel Serverの Component Groups)の例を示します。

Siebel システムパラメータについてシステムパラメータについてシステムパラメータについてシステムパラメータについてSiebel アプリケーションは、設定されるレベルに基づいてパラメータ値を使用します。 上位レベルのパラメータ

値は、下位レベルの同じパラメータに継承されます。たとえば、エンタープライズレベルのパラメータセットには、

サーバーおよびコンポーネントレベルの同じパラメータの同じ値が含まれます。エンタープライズレベルのパラメー

タを変更すると、この値は下位レベルに継承されます。 上位レベルから 下位レベルへのパラメータ設定レベルに

ついては、表 14 を参照してください。

パラメータ値が下位レベルで設定され、上位レベルの同じパラメータに新たな変更を加えると、その下位レベルで上

書きを削除しない限り、新たな変更は下位レベルに継承されません。下位レベルの上書き機能の削除については、

100 ページの「システムパラメータ設定の削除」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: 下位レベルのパラメータを空白または空の値に設定しないでください。このパラメータ値を未設定にするに

は、delete override コマンドを使用します。

下位レベルでパラメータを設定すると、この値により siebns.dat ファイルにエントリが作成され、それ以降はこの

レベルでパラメータを保持する必要があります。つまり、上書きを削除しない限り、このレベルで変更を行う必要が

あります。

備考:備考:備考:備考:[パラメータ]フィールドまたは[エイリアス]フィールドで特定のパラメータに対してクエリーを実行する

と、両方のフィールドから一致が返されます。たとえば、式、F* を使用して[パラメータ]フィールドでクエリー

を実行すると、エイリアスが FileSystem であるため、結果の Siebel ファイルシステムが返されます。

図 1 [エンタープライズエクスプローラ]ビューの例

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.166

Page 67: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel システムパラメータについて

次のシステムパラメータの設定については、次のトピックを参照してください。

� Siebel Enterprise Server パラメータ: 79 ページの「Siebel Enterprise Server パラメータの設定」を参照

してください。

� Siebel Server パラメータ: 89 ページの「Siebel Server パラメータの設定」を参照してください。

� Siebel Server コンポーネント: エンタープライズレベルパラメータ: 79 ページの「Siebel Enterprise Server コンポーネント定義パラメータの設定」を参照してください。

� Siebel Server コンポーネント: サーバーレベルパラメータ: 89 ページの「Siebel Server コンポーネントパ

ラメータの設定」を参照してください。

� Siebel Task パラメータ: 125 ページの「コンポーネントジョブの開始」および 134 ページの「Siebel Server タスクの動的パラメータの設定」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: 指定サブシステムパラメータについては、71 ページの「指定サブシステムパラメータの概要」を参照してく

ださい。

表 14 システムパラメータの階層

レベルレベルレベルレベル システムパラメータシステムパラメータシステムパラメータシステムパラメータ コメントコメントコメントコメント

1 ライブラリからのデフォルト デフォルトは、ライブラリからハードコード化された値です。

パスワードには適用されません。

2 Siebel Enterprise Server パラ

メータ

詳しくは、69 ページの「Siebel Enterprise Server パラメータ

の概要」を参照してください。

3 Siebel Server パラメータ 詳しくは、69 ページの「Siebel Server パラメータの概要」を

参照してください。

4 Siebel Server コンポーネント

パラメータ: エンタープライズ

レベル

エンタープライズレベルの Siebel Server コンポーネントパラ

メータは、コンポーネント定義パラメータを設定することで設

定されます。詳しくは、92 ページの「Siebel Server コンポー

ネント定義の概要」および 79 ページの「Siebel Enterprise Server コンポーネント定義パラメータの設定」を参照してくだ

さい。

5 Siebel Server コンポーネント

パラメータ: サーバーレベル

詳しくは、70 ページの「Siebel コンポーネントパラメータの概

要」を参照してください。

6 Siebel Task パラメータ 詳しくは、70 ページの「タスクパラメータの概要」を参照して

ください。これらのパラメータは、主にバッチタスク用、また

はスクリプトやワークフローからの起動時に設定します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 67

Page 68: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel システムパラメータについて

拡張パラメータおよび非表示パラメータについて拡張パラメータおよび非表示パラメータについて拡張パラメータおよび非表示パラメータについて拡張パラメータおよび非表示パラメータについて

製品の高度な機能について影響を与えるか、または変更するパラメータは、デフォルトでは Server Manager GUIで非表示になっています。

拡張パラメータまたは非表示パラメータを表示するには、エンタープライズ、サーバー、またはコンポーネントのパ

ラメータビューに表示される[詳細]ボタンまたは[隠す]ボタンをクリックします。デフォルトビューに戻す場合

は、[リセット]をクリックします。

コンポーネントパラメータの設定については、89 ページの「Siebel Server コンポーネントパラメータの設定」を

参照してください。

コマンドラインインターフェイスの拡張パラメータの一覧については、143 ページの「リストコマンド」を参照して

ください。

パラメータの利用可能状況の概要パラメータの利用可能状況の概要パラメータの利用可能状況の概要パラメータの利用可能状況の概要

Server Manager GUI は、エンタープライズ、コンポーネント定義、サーバー、コンポーネント、タスク、および

セッションの各レベルで、システムパラメータのパラメータ利用可能状況を表示します。特定の Siebel Server オ

ペレーションが実行された後にのみ使用可能または有効になるパラメータもあります。このパラメータビューを確認

して、パラメータの変更を有効にするために必要なアクションを決定します。パラメータ利用可能オプションのリス

トを表 15 に示します。

表 15 パラメータ利用可能状況のオプション

利用可能状況利用可能状況利用可能状況利用可能状況 説明説明説明説明

即時 パラメータはただちに有効になり、これ以上の Siebel Server オペ

レーションは不要です。

次のタスクで パラメータは、次のタスクの開始時に有効になります。コンポーネ

ントタスクの開始については、124 ページの「コンポーネントジョブ

の管理」を参照してください。

コンポーネントの再起動時 パラメータが有効になる前に、サーバーコンポーネントを再起動す

る必要があります。サーバーコンポーネントの停止および起動につ

いては、122 ページの「Siebel Server コンポーネントの管理」を参

照してください。

サーバーの再起動時 パラメータが有効になる前に、Siebel Server を再起動する必要が

あります。Siebel Server の停止および起動については、119 ペー

ジの「Siebel Server の管理」を参照してください。

再設定が必要 パラメータが有効になる前に、コンポーネントを再設定する必要が

あります。コンポーネントの再設定については、96 ページの

「Siebel Server コンポーネント定義の再設定」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.168

Page 69: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel システムパラメータについて

Siebel Enterprise Server パラメータの概要パラメータの概要パラメータの概要パラメータの概要

エンタープライズパラメータは、Siebel Enterprise Server 全体の属性を設定します。これらのパラメータは、

Siebel Enterprise Server の作成時に初期設定されます。Siebel Enterprise Server にインストールされた各

Siebel Server では、エンタープライズパラメータが継承されます。エンタープライズレベルで設定できるパラ

メータの多くは、サーバーまたはサブシステムのパラメータで、Siebel Server ごとに変更したり上書きしたりで

きます。

たとえば、複数の Siebel Server がインストールされている Siebel 環境で、特定のコンポーネントに対して、エ

ンタープライズレベルで Maximum MT Servers パラメータ(エイリアス MaxMTServers)が「5」、Maximum Tasks パラメータ(エイリアス MaxTasks)が「100」に設定されているとします。この場合、この環境内の各

Siebel Server は、 大サーバープロセス数「5」(MaxMTServers)および 大タスク数「100」(MaxTasks)で、この特定のコンポーネントを実行します。 この値「100」と「5」は、エンタープライズ全体にではなく、個々

の Siebel Server 上のコンポーネントの各インスタンスに適用される値です。

備考:備考:備考:備考: エンタープライズレベルのパラメータによって、すべての Siebel Server およびエンタープライズ全体のコ

ンポーネントが使用する汎用パラメータを設定できます。エンタープライズ全体のすべてのコンポーネントに対し

て、コンポーネント固有のパラメータを設定するには、コンポーネント定義パラメータを設定します。

その他の Siebel システムパラメータの基本的な情報については、66 ページの「Siebel システムパラメータについ

て」を参照してください。

Siebel Server パラメータの概要パラメータの概要パラメータの概要パラメータの概要

Siebel Server パラメータは、各 Siebel Server の属性を設定します。これらのパラメータは、Siebel Server 独

自のオペレーション(Shutdown Wait Time など)に対して Siebel Server で使用されるか、Siebel Server に

割り当てられているコンポーネントに継承されます。

1 つの Siebel Server に対するパラメータには、エンタープライズから継承されるエンタープライズパラメータと、

Siebel Server のインストール時に指定されたパラメータが含まれます。すべての Siebel Server において、どち

らのタイプのパラメータも変更できます。

デフォルトでは、Siebel Server レベルのパラメータを変更した後で Siebel Enterprise Server レベルのパラ

メータを設定した場合、Siebel Server レベルで変更したパラメータについては Siebel Server パラメータレベル

には継承されません。この機能を取り消すには、156 ページの「Siebel Server のパラメータ書き換えを削除するに

は」を参照してください。

Server Manager を使用して設定された Siebel Server レベルの動的パラメータ([動的]がオンのパラメータ)

の新しい値は、下位レベルで上書きされない限り、次に開始されるタスクに適用されます。

静的パラメータ([動的]がオフのパラメータ)の新しい値は、Siebel Server システムサービスを停止して再起動

しない限り、次に開始するタスクには適用されません。Server Manager のそれぞれのビューには、固定パラメー

タおよび静的パラメータの両方について現在の値と Siebel Server の再起動時の値が表示されます。

コマンドラインインターフェイスを使用してパラメータを変更するには、155 ページの「パラメータ管理コマンド」

を参照してください。

その他の Siebel システムパラメータの基本的な情報については、66 ページの「Siebel システムパラメータについ

て」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 69

Page 70: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel システムパラメータについて

Siebel コンポーネントパラメータの概要コンポーネントパラメータの概要コンポーネントパラメータの概要コンポーネントパラメータの概要

コンポーネントパラメータは、特定のコンポーネントに固有の属性を設定します。これらのパラメータは、定義済み

コンポーネントの作成時に初期設定されます。コンポーネントは、Siebel Server への割り当て時に、その Siebel Server に適用できる Siebel Enterprise Server パラメータと Siebel Server パラメータを継承します。Siebel Server 上の特定のコンポーネントについて、これらの 3 つのタイプのパラメータ(作成時に[固定]のマークが付

いているパラメータを除く)を上書きできます。

デフォルトでは、コンポーネントレベルのパラメータを変更した後で Siebel Enterprise Server または Siebel Server レベルのパラメータを設定した場合、コンポーネントレベルで変更したパラメータについてはコンポーネン

トパラメータレベルには継承されません。この機能を取り消すには、156 ページの「サーバーコンポーネントのパラ

メータ設定を削除するには」を参照してください。

Siebel Server Manager を使用して設定されたコンポーネントレベルの動的パラメータ([動的]がオンのパラ

メータ)の新しい値は、下位レベルで上書きされない限り、次に開始されるタスクに適用されます。

静的パラメータ([動的]がオフのパラメータ)の新しい値は、Siebel Server システムサービスを停止して再起動

しない限り、次に開始するタスクには適用されません。Siebel Server Manager のそれぞれのビューには、固定パ

ラメータおよび静的パラメータの両方について現在の値と Siebel Server の再起動時の値が表示されます。

その他の Siebel システムパラメータの基本的な情報については、66 ページの「Siebel システムパラメータについ

て」を参照してください。

タスクパラメータの概要タスクパラメータの概要タスクパラメータの概要タスクパラメータの概要

タスクパラメータは、特定のタスクの実行をコントロールします。タスクパラメータには、タスクが実行される

Siebel Server およびコンポーネントに対する Siebel Enterprise Server レベル、Siebel Server レベル、およ

びコンポーネントレベルの各パラメータと、タスクの起動時に指定されるタスク固有のパラメータが含まれます。タ

スクパラメータは、タスクが初めて開始されるときに設定または上書きされます。タスクが実行中になった後に変更

できるのは、動的パラメータのみです。

備考:備考:備考:備考: 実行中のタスクが新しいパラメータ値を取得して使用するまでの遅延時間は、コンポーネントごとに、コン

ポーネントのタスクがパラメータ値を再チェックする頻度に応じて変わります。

その他の Siebel システムパラメータの基本的な情報については、66 ページの「Siebel システムパラメータについ

て」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.170

Page 71: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel システムパラメータについて

指定サブシステムパラメータの概要指定サブシステムパラメータの概要指定サブシステムパラメータの概要指定サブシステムパラメータの概要

指定サブシステムは、定義済みエンタープライズパラメータのグループで、これにより Siebel Server は複数のパ

ラメータ値セットを管理できます。その他のサーバー構成体(コンポーネント定義、サーバーパラメータ、エンター

プライズパラメータ、コンポーネントパラメータなど)と同様、指定サブシステムも Siebel Gateway Name Server に保存されています。Siebel Server は起動すると、Siebel Gateway Name Server からその情報を取

得し、共有メモリにその指定サブシステムのコピーを作成します。Server Manager GUI またはコマンドラインイ

ンターフェイスを使用して指定サブシステムを作成できます。

Server Manager GUI は、指定サブシステムをエンタープライズプロファイルと表すこともあることに注意してく

ださい。 たとえば、新しい指定サブシステムの作成は、[管理 - サーバー設定]画面の[エンタープライズ]ビュー

の[プロファイル設定]サブビューで行います。 Server Manager GUI の手順については、78 ページの「Siebel Enterprise Server の指定サブシステムの作成」を参照してください。Server Manager のコマンドラインイン

ターフェイスの手順については、157 ページの「指定サブシステムの管理コマンド」を参照してください。

Application Object Manager(AOM)では指定サブシステムを使用して、特定のパラメータに対して複数の異な

る値を維持できます。AOM によって使用される必要な値は、コンテキストに応じて異なります。 つまり、AOM に

はコンテキスト依存値が設定された複数のパラメータグループがあります。コンテキスト 1 では、パラメータ PA と

PB にそれぞれ値 V1A と V1B が設定されていますが、コンテキスト 2 では、同じパラメータに値 V2A と V2B が

設定されています。たとえば、AOM ではビジネスコンポーネントの基盤となるデータソースに応じて、異なる設定

情報が使用されます。どのデータソースおよびデータソース設定が特定のビジネスコンポーネントに使用されるか

は、複数の異なるソースから取得できるコンテキスト情報によって決定されます。ビジネスコンポーネントで、コン

パイルされたレポジトリファイル内のデータソースを指定するか、クライアントで複数の使用可能なデータソースか

らデータソースを選択できます。 Database Case Sensitivity などの設定情報は、選択されたデータソースに応じ

て値が異なる場合があります。

コンテキスト依存性があるパラメータは、指定サブシステムパラメータとして定義されます。これらの指定サブシス

テムを使用するコンポーネントコードでは、コンテキスト名を使用してサブシステムパラメータ値を要求し、指定さ

れたインスタンスに属する値を受け取ることができます。

指定サブシステムパラメータは、エンタープライズレベルでのみ設定されます。通常、指定サブシステムパラメータ

の名前は DS で始まるため、67 ページの表 14 のレベル 2 から 6 の他のパラメータとは競合しません。指定サブシ

ステムパラメータは、ライブラリにハードコード化されたデフォルトのパラメータ設定よりも優先されます。指定サ

ブシステムパラメータの設定については、77 ページの「Siebel Enterprise Server の指定サブシステムパラメータ

の設定」を参照してください。

指定サブシステムパラメータは、Enterprise Server レベル、Siebel Server レベル、およびサーバーコンポーネ

ントレベルで設定されているパラメータより優先されます。システムパラメータの設定については、66 ページの

「Siebel システムパラメータについて」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 71

Page 72: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

Siebel Enterprise Server の設定の設定の設定の設定ここでは、Siebel Enterprise Server に適用される設定タスクを示します。Siebel Enterprise Server およびシ

ステムアーキテクチャ全体の基本的な情報については、第 2 章「Siebel Enterprise Server のアーキテクチャ」を

参照してください。

Siebel Enterprise Server の設定については、次のトピックを参照してください。

� 72 ページの「割り当て済みコンポーネントグループと未割り当てコンポーネントグループの概要」

� 73 ページの「Siebel Server でのコンポーネントグループの割り当て解除」

� 74 ページの「Siebel Server でのコンポーネントグループの割り当て」

� 75 ページの「有効化または無効化されたコンポーネントグループの概要」

� 76 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの有効化」

� 76 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの無効化」

� 77 ページの「Siebel Enterprise Server の指定サブシステムパラメータの設定」

� 78 ページの「Siebel Enterprise Server の指定サブシステムの作成」

� 79 ページの「Siebel Enterprise Server パラメータの設定」

� 79 ページの「Siebel Enterprise Server コンポーネント定義パラメータの設定」

� 80 ページの「Siebel Enterprise Server システムアラートの設定プロセス」

� 80 ページの「システムアラート通知の概要」

� 81 ページの「システムアラートプロファイルの作成」

� 81 ページの「システムアラートを使用するサーバーコンポーネントの設定」

� 83 ページの「システムアラート通知のトラブルシューティング」

� 83 ページの「コンポーネントジョブテンプレートの設定」

� 85 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期」

� 85 ページの「Siebel Enterprise Server のバックアップ」

割り当て済みコンポーネントグループと未割り当てコンポーネント割り当て済みコンポーネントグループと未割り当てコンポーネント割り当て済みコンポーネントグループと未割り当てコンポーネント割り当て済みコンポーネントグループと未割り当てコンポーネントグループの概要グループの概要グループの概要グループの概要

コンポーネントグループは、Siebel Enterprise Server 内の Siebel Server に割り当てられます。 あらかじめ定

義されているコンポーネントグループおよび定義済みコンポーネントグループのどちらも、既存の Siebel Enterprise Server にインストールされている各 Siebel Server に自動的に割り当てられます。コンポーネントグ

ループに属するコンポーネントのタスクを開始できるようにするには、その前にコンポーネントグループを Siebel Server に割り当てる必要があります。コンポーネントグループの割り当て解除や Siebel Server への再割り当て

を行うには、コンポーネントグループの割り当てを変更するだけです。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.172

Page 73: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

Siebel Enterprise Server でコンポーネントグループの割り当てを解除すると、次のような結果になります。

� 起動後に、共有メモリセグメントに、コンポーネントグループのためのスペースが割り当てられません。

� Siebel Gateway Name Server のデータからコンポーネントグループエントリが削除されます。

� コンポーネントグループのカスタマイズ(コンポーネントレベルでのパラメータ上書きなど)が失われます。

コンポーネントグループの割り当てに加えた変更が有効になるのは、Siebel Server システムサービスおよび

Siebel Gateway Name Server システムサービスが再起動されたときのみです。

Siebel Enterprise Server でコンポーネントグループの割り当ておよび割り当て解除を行う手順については、次の

トピックを参照してください。

� 74 ページの「Siebel Server でのコンポーネントグループの割り当て」

� 73 ページの「Siebel Server でのコンポーネントグループの割り当て解除」

通常、コンポーネントグループの割り当てを解除するのは、そのコンポーネントグループを今後特定のサーバー上で

使用しない場合のみです。その代わりに、コンポーネントグループを一時的に無効にすることもできます。この手順

については 76 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの無効化」、基本的な情報につい

ては 75 ページの「有効化または無効化されたコンポーネントグループの概要」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: その Siebel Server で実行しないコンポーネントグループは、サーバーリソースが不必要に消費されないよ

うに、割り当てを解除するか、または無効化してください。また、特に Siebel Server で実行する必要のないコン

ポーネントグループは、起動時に有効にしないでください。

Siebel Server でのコンポーネントグループの割り当て解除でのコンポーネントグループの割り当て解除でのコンポーネントグループの割り当て解除でのコンポーネントグループの割り当て解除

ここでは、Siebel Server でのコンポーネントグループの割り当て解除について説明します。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server でコンポーネントグループの割り当てを解除すると、パラメータの設定などのコンポーネン

トグループのカスタマイズが失われます。コンポーネントグループの割り当てを解除する前に、72 ページの「割り

当て済みコンポーネントグループと未割り当てコンポーネントグループの概要」の基本的な情報を確認してください。

Siebel Enterprise Server のその他の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照

してください。

Siebel Server でコンポーネントグループを割り当て解除するにはでコンポーネントグループを割り当て解除するにはでコンポーネントグループを割り当て解除するにはでコンポーネントグループを割り当て解除するには

1 割り当てを解除するコンポーネントグループが存在する Siebel Server をシャットダウンします。

Siebel Server のシャットダウンについては、120 ページの「Siebel Server のシャットダウン」を参照して

ください。

2 [管理 - サーバー設定]画面に移動します。

3 リンクバーから、[エンタープライズ]をクリックします。

4 [コンポーネントグループ]リストビューで、目的のコンポーネントグループを選択します。

5 [コンポーネントグループの割り当て]ビューで、目的の Siebel Server を選択します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 73

Page 74: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

6 [未割り当て]ボタンをクリックします。

選択した Siebel Server の選択したコンポーネントグループの[割り当て済]フィールドに、チェックマーク

が表示されなくなります。

7 割り当て解除されたコンポーネントグループを含む Siebel Server を再起動します。

Siebel Server の起動については、119 ページの「Siebel Server の起動」を参照してください。

8 変更内容を有効にするには、Siebel Server システムサービスおよび Siebel Gateway Name Server システ

ムサービスを停止して再起動します。

Siebel Server システムサービスおよび Siebel Gateway Name Server システムサービスの停止および再起

動については、第 6 章「Siebel Server システムサービスの管理」を参照してください。

Siebel Server でのコンポーネントグループの割り当てでのコンポーネントグループの割り当てでのコンポーネントグループの割り当てでのコンポーネントグループの割り当て

ここでは、Siebel Server でのコンポーネントグループの割り当てについて説明します。コンポーネントグループ

の割り当ての基本的な情報については、72 ページの「割り当て済みコンポーネントグループと未割り当てコンポーネ

ントグループの概要」を参照してください。

Siebel Enterprise Server のその他の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照

してください。

Siebel Server でコンポーネントグループを割り当てるにはでコンポーネントグループを割り当てるにはでコンポーネントグループを割り当てるにはでコンポーネントグループを割り当てるには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネントグループ]リストビューで、目的のコンポーネントグループを選択します。

3 [コンポーネントグループの割り当て]ビューで、目的の Siebel Server を選択します。

4 [割り当て]ボタンをクリックします。

選択した Siebel Server の選択したコンポーネントグループの[割り当て済]フィールドに、チェックマーク

が表示されます。

5 変更内容を有効にするには、Siebel Server システムサービスおよび Siebel Gateway Name Server システ

ムサービスを停止して再起動します。

Siebel Server システムサービスおよび Siebel Gateway Name Server システムサービスの停止および再起

動については、第 6 章「Siebel Server システムサービスの管理」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.174

Page 75: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

有効化または無効化されたコンポーネントグループの概要有効化または無効化されたコンポーネントグループの概要有効化または無効化されたコンポーネントグループの概要有効化または無効化されたコンポーネントグループの概要

コンポーネントグループに属しているサーバーコンポーネントタスクを実行するには、エンタープライズレベルと

サーバーレベルでそのコンポーネントグループを有効にすることが必要になります。これ以外の条件のチェックリス

トについては、90 ページの「エンタープライズと Siebel Server の設定の確認」を参照してください。コンポーネ

ントグループは、エンタープライズレベルとサーバーレベルで有効と無効を個別に切り替えることができます。

エンタープライズレベルまたはサーバーレベルでコンポーネントグループを有効または無効にするには、事前に 1つ以上の Siebel Server に割り当てておく必要があります。割り当て済みおよび未割り当てコンポーネントグルー

プについては、72 ページの「割り当て済みコンポーネントグループと未割り当てコンポーネントグループの概要」を

参照してください。

コンポーネントグループを新規作成する場合は、コンポーネントグループを適切な Siebel Server に割り当ててか

ら、エンタープライズレベルとサーバーレベルでコンポーネントグループを有効にします。

� 有効化有効化有効化有効化: コンポーネントグループは、エンタープライズレベルで使用できます。コンポーネントグループを実

行状況に設定すると、このグループ内のコンポーネントに対してタスクを開始できます。

� 無効化無効化無効化無効化: コンポーネントグループは、エンタープライズレベルで使用できません。コンポーネントグループを

実行状況に設定できないため、このグループ内のコンポーネントに対してタスクを開始できなくなります。

コンポーネントグループを無効にすると、次のような結果になります。

� コンポーネントが Siebel Server 上で使用できないため、タスクを開始できません(既存のタスクは完了する

まで実行)。

� Siebel Server の再起動時に、共有メモリセグメントに、これらのコンポーネントのためのスペースが割り当

てられません。

特定のサーバー上でコンポーネントグループをただちに展開するのではなく、将来展開する可能性がある場合は、そ

のコンポーネントグループを無効にします。コンポーネントグループを展開する予定がない場合は、コンポーネント

グループの割り当てを解除して、Siebel Server から削除します。詳しくは、72 ページの「割り当て済みコンポー

ネントグループと未割り当てコンポーネントグループの概要」を参照してください。

コンポーネントグループを有効および無効にする手順については、次のトピックを参照してください。

� 76 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの有効化」

� 76 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの無効化」

� 86 ページの「Siebel Server でのコンポーネントグループの有効化」

� 87 ページの「Siebel Server でのコンポーネントグループの無効化」

備考:備考:備考:備考: 特定の Siebel Server 上でリソースが不必要に消費されないようにするには、その Siebel Server 上で実行

しないコンポーネントグループの割り当てを解除するか、無効にすることをお勧めします。また、特に Siebel Server で実行する必要のないコンポーネントグループは、その Siebel Server の起動時に有効にしないようにし

ます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 75

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの有効化でのコンポーネントグループの有効化でのコンポーネントグループの有効化でのコンポーネントグループの有効化

ここでは、Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの有効化について説明します。コンポーネント

グループを有効および無効にする基本的な情報については、75 ページの「有効化または無効化されたコンポーネン

トグループの概要」を参照してください。

個別の Siebel Server 上のコンポーネントグループの有効化については、86 ページの「Siebel Server でのコン

ポーネントグループの有効化」を参照してください。

Siebel Enterprise Server のその他の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照

してください。

Siebel Enterprise Server でコンポーネントグループを有効にするにはでコンポーネントグループを有効にするにはでコンポーネントグループを有効にするにはでコンポーネントグループを有効にするには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネントグループ]リストビューで、無効になっているコンポーネントグループを選択します。

3 [有効化]ボタンをクリックします。

コンポーネントグループレコードの[状況有効化]フィールドが[有効化]に変わります。

4 コンポーネントグループにバッチモードのコンポーネントが含まれる場合は、Siebel Server コンポーネント

を同期します。

この手順については、85 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期」を参照してくださ

い。

5 変更内容を有効にするには、Siebel Server システムサービスを停止して再起動します。

Siebel Server システムサービスの停止および再起動については、第 6 章「Siebel Server システムサービス

の管理」を参照してください。

Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの無効化でのコンポーネントグループの無効化でのコンポーネントグループの無効化でのコンポーネントグループの無効化

ここでは、Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの無効化について説明します。コンポーネント

グループを有効および無効にする基本的な情報については、75 ページの「有効化または無効化されたコンポーネン

トグループの概要」を参照してください。

個別の Siebel Server 上のコンポーネントグループの無効化については、87 ページの「Siebel Server でのコン

ポーネントグループの無効化」を参照してください。

Siebel Enterprise Server のその他の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照

してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.176

Page 77: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

Siebel Enterprise Server でコンポーネントグループを無効にするにはでコンポーネントグループを無効にするにはでコンポーネントグループを無効にするにはでコンポーネントグループを無効にするには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネントグループ]リストビューで、有効になっているコンポーネントグループを選択します。

3 [無効化]ボタンをクリックします。

コンポーネントグループレコードの[状況有効化]フィールドが[無効化]に変わります。

4 コンポーネントグループにバッチモードのコンポーネントが含まれる場合は、Siebel Server コンポーネント

を同期します。

この手順については、85 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期」を参照してくださ

い。

5 変更内容を有効にするには、Siebel Server システムサービスを停止して再起動します。

Siebel Server システムサービスの停止および再起動については、第 6 章「Siebel Server システムサービス

の管理」を参照してください。

Siebel Enterprise Server の指定サブシステムパラメータの設定の指定サブシステムパラメータの設定の指定サブシステムパラメータの設定の指定サブシステムパラメータの設定

ここでは、Siebel Enterprise Server の指定サブシステムパラメータの設定について説明します。指定サブシステ

ムの基本的な情報については、71 ページの「指定サブシステムパラメータの概要」および 66 ページの「Siebel システムパラメータについて」を参照してください。

Siebel Enterprise Server のその他の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照

してください。

Siebel Enterprise Server で指定サブシステムパラメータを設定するにはで指定サブシステムパラメータを設定するにはで指定サブシステムパラメータを設定するにはで指定サブシステムパラメータを設定するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

2 [プロファイル設定]タブをクリックします。

3 [プロファイル]リストで、目的の指定サブシステムを選択します。

4 [SA-VBC 指定サブシステムパラメータ]リストで、目的のパラメータを選択して値を設定します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 77

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

Siebel Enterprise Server の指定サブシステムの作成の指定サブシステムの作成の指定サブシステムの作成の指定サブシステムの作成

ここでは、Siebel Enterprise Server の指定サブシステムの作成について説明します。指定サブシステムとパラ

メータの基本的な情報については、71 ページの「指定サブシステムパラメータの概要」および 66 ページの「Siebelシステムパラメータについて」を参照してください。

指定サブシステムパラメータは、Enterprise Server レベル、Siebel Server レベル、およびサーバーコンポーネ

ントレベルで設定されているパラメータより優先されます。サーバーパラメータの設定については、66 ページの

「Siebel システムパラメータについて」を参照してください。

指定サブシステムは、Siebel Server Manager の GUI とコマンドラインインターフェイスの両方を使用して作成

および設定することができます。Siebel Server Manager コマンドラインインターフェイスを使用して指定サブシ

ステムを設定する方法については、157 ページの「指定サブシステムの管理コマンド」を参照してください。

指定サブシステムを作成するには指定サブシステムを作成するには指定サブシステムを作成するには指定サブシステムを作成するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

2 [プロファイル設定]タブをクリックします。

3 [プロファイル設定]リストのメニューボタンをクリックし、[新規レコード]をクリックします。

a [名前]フィールドに、指定サブシステム名を入力します。指定サブシステムの名前を定義するときは、30文字を超えないようにしてください。

b [エイリアス]フィールドに、指定サブシステムのエイリアスを入力します。

c [サブシステムタイプ]フィールドで選択ボタンをクリックし、ダイアログボックスからサブシステムタイプ

を選択し、[OK]をクリックします。

[名前は使用可 ?]フィールドの選択したサブシステムタイプにチェックマークが付いています。

d [説明]フィールドに、指定サブシステムの説明を入力します。

e メニューボタンをクリックし、[レコードを保存]を選択します。

4 [プロファイルパラメータ]リストで、適宜パラメータを変更します。このタスクについては、77 ページの

「Siebel Enterprise Server の指定サブシステムパラメータの設定」を参照してください。

選択したサブシステムタイプに基づいて、指定サブシステムにパラメータが追加されます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.178

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

Siebel Enterprise Server パラメータの設定パラメータの設定パラメータの設定パラメータの設定

ここでは、Siebel Enterprise Server パラメータの設定について説明します。Siebel Enterprise Server パラ

メータの基本的な情報については、66 ページの「Siebel システムパラメータについて」を参照してください。

Siebel Enterprise Server のその他の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照

してください。

Siebel Enterprise Server パラメータを設定するにはパラメータを設定するにはパラメータを設定するにはパラメータを設定するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

2 [パラメータ]タブをクリックします。

3 [パラメータ]リストで、目的のパラメータを選択して値を設定します。

Siebel Enterprise Server コンポーネント定義パラメータの設定コンポーネント定義パラメータの設定コンポーネント定義パラメータの設定コンポーネント定義パラメータの設定

ここでは、Siebel Enterprise Server コンポーネント定義パラメータを設定する手順について説明します。コン

ポーネント定義の基本的な情報については、92 ページの「Siebel Server コンポーネント定義の概要」を参照して

ください。システムパラメータの基本的な情報については、66 ページの「Siebel システムパラメータについて」を

参照してください。

Siebel Enterprise Server のその他の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照

してください。

Siebel Enterprise Server コンポーネント定義パラメータを設定するにはコンポーネント定義パラメータを設定するにはコンポーネント定義パラメータを設定するにはコンポーネント定義パラメータを設定するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[コンポーネント定義]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント定義]リストで、目的の Siebel Server コンポーネント定義を選択します。

3 [コンポーネントパラメータ]リストで、必要に応じてコンポーネントパラメータを変更します。

4 バッチモードのコンポーネントの場合は、コンポーネントを同期します。

このタスクについては、85 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期」を参照してくだ

さい。

5 パラメータ値がサーバーの再起動時に有効になる場合、Siebel Server を再起動して変更を有効にします。

固定パラメータの値は、コンポーネントの再設定時に変更できます。詳しくは、96 ページの「Siebel Server コン

ポーネント定義の再設定」を参照してください。固定パラメータは、コンポーネントをアクティブ化または有効化し

た後は変更できません。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 79

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

Siebel Enterprise Server システムアラートの設定プロセスシステムアラートの設定プロセスシステムアラートの設定プロセスシステムアラートの設定プロセス

ここでは、Siebel Enterprise Server システムアラートの設定について説明します。システムアラートの基本的な

情報については、80 ページの「システムアラート通知の概要」を参照してください。

Siebel Enterprise Server のその他の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照

してください。

Siebel Enterprise Server システムアラートを設定するには、次のタスクを実行します。

1 システムアラートプロファイルを作成します。この手順については、81 ページの「システムアラートプロファ

イルの作成」を参照してください。デフォルトプロファイルは、「Administrator Email Alerts」です。

2 Siebel Server またはサーバーコンポーネントのシステムアラートパラメータを設定します。この手順につい

ては、81 ページの「システムアラートを使用するサーバーコンポーネントの設定」を参照してください。

システムアラート通知の問題をトラブルシューティングするには、83 ページの「システムアラート通知のトラブル

シューティング」を参照してください。

システムアラート通知の概要システムアラート通知の概要システムアラート通知の概要システムアラート通知の概要

システムアラート通知は、実行中のサーバーコンポーネントが、サーバーコンポーネントで処理できない問題を管理

者に通知するための機能で、あらかじめ設定済みの通信チャネルを使用します。

システムアラート通知プロセスは、問題が発生したサーバーコンポーネントから開始し、コンポーネント通知に合わ

せて設定されます。このコンポーネントは、Siebel Administrator Notification コンポーネント(エイリアス

AdminNotify)に、発生した問題の詳細および管理者に送信する適切なメッセージとともにリクエストを送信しま

す。AdminNotify コンポーネントは、電子メールなど、あらかじめ設定済みの通信チャネルを使用して管理者に通

知します。

AdminNotify はバッチモードのマルチスレッドサーバーコンポーネントで、Auxiliary System Management(エイリアス SystemAux)コンポーネントグループに属しています。このサーバーコンポーネントはデフォルトで

有効になっています。

Server Manager GUI を使用して通知用の Siebel Server コンポーネントを設定する方法については、80 ページ

の「Siebel Enterprise Server システムアラートの設定プロセス」を参照してください。

Server Manager コマンドラインインターフェイスを使用して通知用の Siebel Server コンポーネントを設定する

方法については、158 ページの「システムアラート通知コマンド」を参照してください。

システムアラート通知については、次の事項に注意してください。

� サーバーコンポーネントイベントまたはタスクイベントによって、システムアラート通知がトリガーされます。

� データベース接続が失われてもシステムアラート通知はトリガーされません。

� AdminNotify サーバーコンポーネントをホストする Siebel Server が強制的にシャットダウンされた場合、

AdminNotify サーバーコンポーネントもシャットダウンされ、その Siebel Server のサーバーコンポーネン

トまたはタスクに関するシステムアラート通知は失われます。

� Siebel Server のサーバーコンポーネントまたはタスクは、Siebel Enterprise Server の別の Siebel Server によってホストされている AdminNotify サーバーコンポーネントのアラートはトリガーできません。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.180

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

� コンポーネントの状態の変更(起動中からオンラインへの変更など)では、システムアラート通知はトリガーさ

れません。

� 管理者によるサーバーコンポーネントのシャットダウンでは、アラートはトリガーされません。

� システムアラート通知を配信する通信チャネルに必要なサーバーコンポーネントを有効にする必要があります。

システムアラートプロファイルの作成システムアラートプロファイルの作成システムアラートプロファイルの作成システムアラートプロファイルの作成

ここでは、システムアラートプロファイルを作成する手順について説明します。このタスクは、80 ページの

「Siebel Enterprise Server システムアラートの設定プロセス」の 1 ステップです。

システムアラート通知の基本的な情報については、80 ページの「システムアラート通知の概要」を参照してくださ

い。

システムアラートプロファイルを作成するにはシステムアラートプロファイルを作成するにはシステムアラートプロファイルを作成するにはシステムアラートプロファイルを作成するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[システムアラート]ビューの順に移動します。

2 [システムアラート]ビューから[新規]をクリックして、システムアラートプロファイルレコードを作成しま

す。

3 システムアラートプロファイルの[名前]、[エイリアス]、および[説明]に値を入力します。

4 [メディア]列のドロップダウンリストをクリックして、システムアラート通知メディアを選択します。

5 メニューボタンをクリックし、[レコードを保存]を選択します。

6 [アラートパラメータ]リストで、通信パラメータを定義する値を入力します。たとえば、通知メディアが電子

メール通知による場合、電子メールアドレスと電子メールサーバーを定義します。

システムアラートを使用するサーバーコンポーネントの設定システムアラートを使用するサーバーコンポーネントの設定システムアラートを使用するサーバーコンポーネントの設定システムアラートを使用するサーバーコンポーネントの設定

ここでは、適切なサーバーコンポーネントパラメータを設定することで、システムアラートを使用するサーバーコン

ポーネントを設定するタスクについて説明します。このタスクは、80 ページの「Siebel Enterprise Server システ

ムアラートの設定プロセス」の 1 ステップです。

システムアラート通知の基本的な情報については、80 ページの「システムアラート通知の概要」を参照してくださ

い。パラメータ管理の基本的な情報については、66 ページの「Siebel システムパラメータについて」を参照してく

ださい。

システムアラートを使用するコンポーネントを設定するにはシステムアラートを使用するコンポーネントを設定するにはシステムアラートを使用するコンポーネントを設定するにはシステムアラートを使用するコンポーネントを設定するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[サーバー]、[コンポーネント]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント]リストで、目的のサーバーコンポーネントを選択します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 81

Page 82: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

3 [コンポーネントパラメータ]リストで、次の表で説明するパラメータについてクエリーを実行し、パラメータ

を設定します。

備考:備考:備考:備考: Enterprise Server レベルおよび Siebel Server レベルでシステムアラートパラメータを設定することもで

きます。この手順については、89 ページの「Siebel Server パラメータの設定」または 79 ページの「Siebel Enterprise Server パラメータの設定」を参照してください。パラメータ管理の基本的な情報については、66 ペー

ジの「Siebel システムパラメータについて」を参照してください。

パラメータ名パラメータ名パラメータ名パラメータ名 パラメータエイリアスパラメータエイリアスパラメータエイリアスパラメータエイリアス 説明説明説明説明

Notification Handler NotifyHandler システムアラートプロファイルの名前。つまり、コンポー

ネントアラートの通知メディアと設定です。

� この値は、以前に定義したシステムアラートプロファ

イルのエイリアス名に設定します。このタスクについ

ては、81 ページの「システムアラートプロファイルの

作成」を参照してください。

Disable Notification DisableNotification サーバーコンポーネント通知を有効化および無効化する

ブール値。デフォルト値は FALSE です。

Time to Wait for doing Notification

NotifyTimeOut アラート通知を送信するまでの待機時間(ミリ秒)。デフォ

ルト値は 100 ミリ秒です。

Notification Action on Task Exit

NotifyOnTaskExit エラーの場合に通知を送信するかどうかを決定する整数値。

値が 0 の場合、エラーの通知は無効になり、値が 1 の場合、

エラーの通知は有効になります。 デフォルト値は 0 です。

� システムアラートを設定する場合は、このパラメータ

を 1 に設定します。

備考:備考:備考:備考: このパラメータは拡張パラメータであるため、GUIに表示するように設定されていない場合があります。拡張

パラメータの表示については、68 ページの「拡張パラメー

タおよび非表示パラメータについて」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.182

Page 83: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

システムアラート通知のトラブルシューティングシステムアラート通知のトラブルシューティングシステムアラート通知のトラブルシューティングシステムアラート通知のトラブルシューティング

ここでは、システムアラート通知の問題を解決するガイドラインを示します。問題を解決するには、表 16 の現象/

エラーメッセージのリストを参照してください。

コンポーネントジョブテンプレートの設定コンポーネントジョブテンプレートの設定コンポーネントジョブテンプレートの設定コンポーネントジョブテンプレートの設定

ここでは、コンポーネントジョブテンプレートの設定について説明します。コンポーネントジョブテンプレートは、

エンタープライズ全体の Siebel Server で使用できます。コンポーネントジョブテンプレートは、定義済みのコン

ポーネントジョブで、定義したパラメータ値を使用します。同じパラメータ値を使用してコンポーネントジョブを定

期的に実行する場合は、個別のコンポーネントジョブではなくコンポーネントジョブテンプレートを使用します。コ

ンポーネントジョブについては、124 ページの「コンポーネントジョブの管理」を参照してください。

Siebel Enterprise Server のその他の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照

してください。

表 16 システムアラート通知の問題の解決

現象/エラーメッセージ現象/エラーメッセージ現象/エラーメッセージ現象/エラーメッセージ 診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因 解決策解決策解決策解決策

システムアラートを受

信できない

エンタープライズ、

Siebel Server、また

はサーバーコンポーネ

ントの設定に誤りがあ

90 ページの「エンタープライズと Siebel Server の設定の

確認」を確認してください。

システムアラートプロ

ファイルで定義されて

いる SMTP サーバーが、

Siebel Server からリ

クエストを受け取るよ

うに設定されていない

SMTP サーバーのマニュアルを参照し、リクエストを受け

取ることができるように設定します。

ログファイルを確認す

サーバーコンポーネント AdminNotify のログファイルを

参照し、その他のエラーメッセージまたは状況を確認しま

す。サーバーコンポーネントのログファイルの参照と設定

については、『Siebel システム監視および診断ガイド』を

参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 83

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

コンポーネントジョブテンプレートを定義するにはコンポーネントジョブテンプレートを定義するにはコンポーネントジョブテンプレートを定義するにはコンポーネントジョブテンプレートを定義するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[ジョブテンプレート]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネントジョブ定義]リストで[新規]ボタンをクリックします。

3 [名前]フィールドに、コンポーネントジョブを表すわかりやすい名前(「Monthly EIM」など)を入力します。

4 [略称]フィールドに、コンポーネントジョブのエイリアス(「MonthEIM」など)を入力します。

5 [コンポーネント]フィールドで、コンポーネントジョブで使用するコンポーネント(「Enterprise Integration Manager」など)を選択します。

備考:備考:備考:備考: コンポーネントジョブを作成した後は、[コンポーネント]フィールドの値は変更しないでください。既

存のコンポーネントジョブのコンポーネントを変更するには、既存の定義を変更するのではなく、新しいコン

ポーネントジョブを作成します。

6 [説明]フィールドに、コンポーネントジョブの説明を入力します。

7 [ジョブパラメータ]リストで[新規]ボタンをクリックします。

8 [名前]フィールドで、コンポーネントジョブを定義するパラメータを選択します。

a [名前]フィールドで選択ボタンをクリックします。

[コンポーネントパラメータ]ダイアログボックスが表示されます。[コンポーネントパラメータ]ダイアロ

グボックスに表示されるパラメータは、ステップ 5 で選択したコンポーネントに応じて変わります。

b [コンポーネントパラメータ]ダイアログボックスで[クエリー]をクリックします。

c [名前]フィールドにパラメータの名前を入力し、[ジャンプ]をクリックします。

d [OK]をクリックします。

9 [値]フィールドにパラメータの値を入力します。

このフィールドには、デフォルト値が自動的に表示されます。

10 このパラメータの適切なフラグをオンにします。パラメータのタイプを設定するには、次のフラグを使用しま

す。

� 固定パラメータの場合は、[固定フラグ]フィールドをオンにします。

� 必須パラメータの場合は、[必須フラグ]フィールドをオンにします。

11 メニューボタンをクリックし、[レコードの保存]をクリックします。

12 ステップ 7 からステップ 11 を繰り返してパラメータを選択し、コンポーネントジョブのパラメータをすべて定

義します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.184

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Enterprise Server の設定

Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期でのコンポーネントの同期でのコンポーネントの同期でのコンポーネントの同期

ここでは、Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期について説明します。 次のような場合は、バッチ

モードの Siebel Server コンポーネントを Siebel Gateway Name Server およびデータベースで同期する必要が

あります。

� 新しいコンポーネント定義を作成した場合

� 既存のバッチモードコンポーネントの定義を変更した場合

� Siebel Server コンポーネントを削除した場合

備考:備考:備考:備考: 同期が実行されない場合は、LOV(変数リスト)のタイプ「SRM_ACTION_TYPE」が有効になっているこ

とを確認します。LOV の処理については、『Siebel アプリケーション管理ガイド』を参照してください。

Siebel Enterprise Server のその他の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照

してください。

Siebel Enterprise Server でコンポーネントを同期するにはでコンポーネントを同期するにはでコンポーネントを同期するにはでコンポーネントを同期するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[同期]ビューの順に移動します。

バッチモードサーバーコンポーネントのリストが表示されます。

2 [同期]ボタンをクリックします。

この処理の実行には、多少時間がかかる場合があります。

3 変更内容を有効にするには、Siebel Server システムサービスを停止して再起動します。

この手順については、107 ページの「Siebel Server システムサービスの管理」を参照してください。

Siebel Enterprise Server のバックアップのバックアップのバックアップのバックアップ

ここでは、Siebel Enterprise Server をバックアップする手順について説明します。バックアップにより、

Siebel Gateway Name Server siebns.dat ファイルのコピーが作成されます。 siebns.dat ファイルおよび

Siebel Gateway Name Server のバックアップの基本的な情報については、38 ページの「Siebel Gateway Name Server データのバックアップ」を参照してください。

Siebel Enterprise Server のその他の設定については、72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」を参照

してください。

Siebel Enterprise Server をバックアップするにはをバックアップするにはをバックアップするにはをバックアップするには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

2 [エンタープライズサーバー]リストで、[バックアップエンタープライズ]ボタンをクリックします。

完了すると、ブラウザのステータスバーに、「エンタープライズサーバーのバックアップは正常に終了しまし

た。」というメッセージが表示されます。

バックアップ siebns.dat ファイルを使用して以前の Siebel Enterprise Server 設定を復元する方法については、

38 ページの「Siebel Gateway Name Server データのバックアップ」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 85

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Server の設定

Siebel Server の設定の設定の設定の設定ここでは、Siebel Server に適用される設定タスクおよびプロセスを示します。Siebel Server およびシステム

アーキテクチャ全体の基本的な情報については、第 2 章「Siebel Enterprise Server のアーキテクチャ」を参照し

てください。

Siebel Server の設定については、次のトピックを参照してください。

� 86 ページの「Siebel Server でのコンポーネントグループの有効化」

� 87 ページの「Siebel Server でのコンポーネントグループの無効化」

� 87 ページの「Siebel Server コンポーネントの起動について」

� 88 ページの「Siebel Server のコンポーネントの自動起動」

� 88 ページの「Siebel Server のコンポーネントの手動起動または無効化」

� 89 ページの「Siebel Server パラメータの設定」

� 89 ページの「Siebel Server コンポーネントパラメータの設定」

Siebel Server でのコンポーネントグループの有効化でのコンポーネントグループの有効化でのコンポーネントグループの有効化でのコンポーネントグループの有効化

ここでは、個別の Siebel Server で Siebel Server コンポーネントグループを有効にする方法について説明しま

す。サーバーコンポーネントグループを有効および無効にする基本的な情報については、75 ページの「有効化また

は無効化されたコンポーネントグループの概要」を参照してください。

Siebel Enterprise Server 全体でコンポーネントグループを有効にする方法については、76 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの有効化」を参照してください。

Siebel Server のその他の設定については、86 ページの「Siebel Server の設定」を参照してください。

Siebel Server のコンポーネントグループを有効にするにはのコンポーネントグループを有効にするにはのコンポーネントグループを有効にするにはのコンポーネントグループを有効にするには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[コンポーネントグループ]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネントグループ]リストで、目的の Siebel Server コンポーネントグループを選択します。

3 [コンポーネントグループの割り当て]リストで、目的の Siebel Server を選択します。

4 [有効化]ボタンをクリックします。

Siebel Server レコードの[サーバーで有効化 ?]フィールドがオンになります。

5 変更内容を有効にするには、Siebel Server システムサービスを停止して再起動します。

Siebel Server システムサービスの停止および再起動については、第 6 章「Siebel Server システムサービス

の管理」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.186

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Server の設定

Siebel Server でのコンポーネントグループの無効化でのコンポーネントグループの無効化でのコンポーネントグループの無効化でのコンポーネントグループの無効化

ここでは、個別の Siebel Server で Siebel Server コンポーネントグループを無効にする方法について説明しま

す。サーバーコンポーネントグループを有効および無効にする基本的な情報については、75 ページの「有効化また

は無効化されたコンポーネントグループの概要」を参照してください。

Siebel Enterprise Server 全体でコンポーネントグループを無効にする方法については、76 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの無効化」を参照してください。

Siebel Server のその他の設定については、86 ページの「Siebel Server の設定」を参照してください。

Siebel Server のコンポーネントグループを無効にするにはのコンポーネントグループを無効にするにはのコンポーネントグループを無効にするにはのコンポーネントグループを無効にするには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[コンポーネントグループ]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネントグループ]リストで、目的の Siebel Server コンポーネントを選択します。

3 [コンポーネントグループの割り当て]リストで、目的の Siebel Server を選択します。

4 [無効化]ボタンをクリックします。

Siebel Server レコードの[サーバーで有効化 ?]フィールドがオフになります。

5 変更内容を有効にするには、Siebel Server システムサービスを停止して再起動します。

Siebel Server システムサービスの停止および再起動については、第 6 章「Siebel Server システムサービス

の管理」を参照してください。

Siebel Server コンポーネントの起動についてコンポーネントの起動についてコンポーネントの起動についてコンポーネントの起動について

コンポーネントグループを有効にすると、コンポーネントグループのすべてのサーバーコンポーネントが起動され、

Siebel Server に割り当てられます。サーバーコンポーネントが自動的に起動するように設定されている場合、

Siebel Server はこのコンポーネントグループを使用するように設定されます。サーバーコンポーネントが自動的

に起動するように設定されていない場合は、手動で起動する必要があります。

サーバーコンポーネントの状況は、[サーバーコンポーネント]ビューの[状況]フィールドに表示される値によっ

て確認できます。サーバーコンポーネントの値は、次のいずれかになります。

� 起動中起動中起動中起動中: サーバーコンポーネントはオンラインで、リクエストを受け入れ、少なくとも 1 つのタスクが実行さ

れています。

� オンラインオンラインオンラインオンライン: サーバーコンポーネントはオンラインで、リクエストを待っています。

� 使用不可使用不可使用不可使用不可: サーバーコンポーネントは使用できません。

� 一時停止一時停止一時停止一時停止: サーバーコンポーネントはオンラインですが、新しいリクエストを受け入れません。

� シャットダウン中シャットダウン中シャットダウン中シャットダウン中: サーバーコンポーネントはシャットダウン中で、新しいリクエストを受け入れることがで

きません。少なくとも 1 つのタスクが実行中です。

� シャットダウンシャットダウンシャットダウンシャットダウン: サーバーコンポーネントはシャットダウンされています。

Siebel Server のサーバーコンポーネントを管理する方法の詳細については、次のトピックを参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 87

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Server の設定

� Siebel Server の起動時にコンポーネントを自動的に起動する方法については、88 ページの「Siebel Serverのコンポーネントの自動起動」を参照してください。

� コンポーネントが手動による起動を必要とするように設定する方法については、88 ページの「Siebel Serverのコンポーネントの手動起動または無効化」を参照してください。

Siebel Server のコンポーネントの自動起動のコンポーネントの自動起動のコンポーネントの自動起動のコンポーネントの自動起動

ここでは、Siebel Server の起動時に Siebel Server コンポーネントを自動的に起動する方法について説明しま

す。サーバーコンポーネントの起動の基本的な情報については、87 ページの「Siebel Server コンポーネントの起

動について」を参照してください。Siebel Server のその他の設定については、86 ページの「Siebel Server の設

定」を参照してください。

Siebel Server のコンポーネントを自動で起動するにはのコンポーネントを自動で起動するにはのコンポーネントを自動で起動するにはのコンポーネントを自動で起動するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[サーバー]ビューの順に移動します。

2 [Siebel Server]リストで、対象の Siebel Server を選択します。

3 [コンポーネント]リストで、設定するサーバーコンポーネントを選択します。

4 [自動開始]ボタンをクリックします。

Siebel Server を起動すると、サーバーコンポーネントが自動的に起動します。

Siebel Server のコンポーネントの手動起動または無効化のコンポーネントの手動起動または無効化のコンポーネントの手動起動または無効化のコンポーネントの手動起動または無効化

ここでは、Siebel Server の起動後に、Siebel Server コンポーネントを手動で起動する必要があるように設定す

る方法について説明します。

備考:備考:備考:備考: サーバーコンポーネントを[手動による開始]モードに設定することは、以前のリリースの Siebel Business ソフトウェアでコンポーネントを無効化することと同じです。

サーバーコンポーネントの起動の基本的な情報については、87 ページの「Siebel Server コンポーネントの起動に

ついて」を参照してください。 Siebel Server のその他の設定については、86 ページの「Siebel Server の設定」

を参照してください。

Siebel Server のコンポーネントを手動で起動するにはのコンポーネントを手動で起動するにはのコンポーネントを手動で起動するにはのコンポーネントを手動で起動するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[サーバー]ビューの順に移動します。

2 [Siebel Server]リストで、対象の Siebel Server を選択します。

3 [コンポーネント]リストで、設定するサーバーコンポーネントを選択します。

4 [手動による開始]ボタンをクリックします。

Siebel Server の起動後にサーバーコンポーネントを手動で起動する必要があります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.188

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Siebel Server の設定

Siebel Server パラメータの設定パラメータの設定パラメータの設定パラメータの設定

ここでは、Siebel Server パラメータの設定について説明します。Siebel Server パラメータの基本的な情報につ

いては、69 ページの「Siebel Server パラメータの概要」および 66 ページの「Siebel システムパラメータについ

て」を参照してください。

Siebel Server のその他の設定については、86 ページの「Siebel Server の設定」を参照してください。

Siebel Server パラメータを設定するにはパラメータを設定するにはパラメータを設定するにはパラメータを設定するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[サーバー]ビューの順に移動します。

2 [Siebel Server]リストで、対象の Siebel Server を選択します。

3 [パラメータ]タブをクリックします。

4 [パラメータ]リストで、目的のパラメータを選択して値を設定します。

Siebel Server コンポーネントパラメータの設定コンポーネントパラメータの設定コンポーネントパラメータの設定コンポーネントパラメータの設定

ここでは、Siebel Server コンポーネントパラメータの設定について説明します。Siebel Server コンポーネント

パラメータの基本的な情報については、70 ページの「Siebel コンポーネントパラメータの概要」および 66 ページ

の「Siebel システムパラメータについて」を参照してください。

Siebel Server のその他の設定については、86 ページの「Siebel Server の設定」を参照してください。

Siebel Server コンポーネントパラメータを設定するにはコンポーネントパラメータを設定するにはコンポーネントパラメータを設定するにはコンポーネントパラメータを設定するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[サーバー]ビューの順に移動します。

2 [Siebel Server]リストで、対象の Siebel Server を選択します。

3 [コンポーネント]タブをクリックします。

4 [コンポーネント]リストで、目的の Siebel Server コンポーネントを選択します。

5 [コンポーネント]リストの下にある[パラメータ]タブを選択します。

6 [コンポーネントパラメータ]リストで、目的のパラメータを選択して値を設定します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 89

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � Application Object Manager の SSL アクセラレーションサポートの有効化

Application Object Manager のののの SSL アクセラアクセラアクセラアクセラレーションサポートの有効化レーションサポートの有効化レーションサポートの有効化レーションサポートの有効化Siebel Server 負荷分散にサードパーティ製の HTTP ベースのロードバランサーを使用していて、プロセッサ集中

型の暗号化/解読アルゴリズムをロードバランサーのハードウェアアクセラレータにオフロードする場合は、

EnforceSSL パラメータを有効にして、すべての埋め込み URL が SSL セキュリティプロトコルを使用するように

する必要があります。 サポートされているロードバランサーについては、Oracle Technology Network の

「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

デフォルトのオブジェクトマネージャの設定は False です。 SSL セキュリティプロトコルの使用を実施するには、

[管理 - サーバー設定]画面で、EnforceSSL AOM コンポーネントパラメータを True に変更します。

EnforceSSL コンポーネントパラメータを設定するにはコンポーネントパラメータを設定するにはコンポーネントパラメータを設定するにはコンポーネントパラメータを設定するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[サーバー]ビューの順に移動します。

2 [Siebel Server]リストで、対象の Siebel Server を選択します。

3 [コンポーネント]タブをクリックします。

4 [コンポーネント]リストで、目的の Application Object Manager を選択します。 たとえば、Call Center Object Manager(ENU)を選択します。

5 [パラメータ]タブをクリックします。

6 [パラメータ]フィールドで、EnforceSSL に対して大文字と小文字を区別するクエリーを実行します。

7 [再開始値]フィールドに、「True」と入力します。

8 Siebel Server を再起動します。

エンタープライズとエンタープライズとエンタープライズとエンタープライズと Siebel Server の設定の確認の設定の確認の設定の確認の設定の確認エンタープライズと Siebel Server の設定の主要目的の 1 つは、サーバーコンポーネントを正しく設定し、タスク

を実行する準備を整えることです。次のリストをチェックし、この目的を達成するために必要な設定条件を満たして

いることを確認してください。

� サーバーコンポーネントのメンバーを含むコンポーネントグループは、エンタープライズレベルで有効になって

います。この手順については、76 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントグループの有効化」

を参照してください。

� サーバーコンポーネントを含むコンポーネントグループは、Siebel Server レベルで有効になっています。こ

の手順については、86 ページの「Siebel Server でのコンポーネントグループの有効化」を参照してください。

� コンポーネント定義が有効になっています。コンポーネント定義には、エンタープライズおよびそのすべての

Siebel Server に対して設定されたコンポーネントが定義されます。この手順については、95 ページの

「Siebel Server コンポーネント定義のアクティブ化」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.190

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するプロセス

上記のリストがすべて真の場合、Siebel Server は起動時にサーバーコンポーネントが使用するリソース(共有メ

モリとパブリックポート)を割り当てます。Siebel Server は、サーバーコンポーネントが新しいタスクを開始で

きる(利用可能である)と指定し、サーバーコンポーネントがマルチスレッド化されている場合はシェルを起動する

といった、必要な追加手順を実行します。 開始されるマルチスレッド化されたシェルの数は、Minimum MT Servers パラメータ(エイリアス MinMTServers)に依存します。サーバーコンポーネントがバックグラウンド

モードのコンポーネントの場合は、Default Tasks パラメータ(エイリアス DfltTasks)が管理するタスクのバッ

クグラウンド番号を起動します。

カスタムカスタムカスタムカスタム Siebel Server コンポーネントを作成コンポーネントを作成コンポーネントを作成コンポーネントを作成するプロセスするプロセスするプロセスするプロセスここでは、カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するプロセスについて説明します。

カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するには、次のタスクを実行します。

1 新しいコンポーネントグループを作成します。このタスクについては、92 ページの「カスタム Siebel Serverコンポーネントグループの作成」を参照してください。新しいカスタム Siebel Server コンポーネントを既存

のコンポーネントグループに適用する場合、このタスクはオプションです。

2 新しいコンポーネント定義を作成します。

このタスクについては、93 ページの「カスタム Siebel Server コンポーネント定義の作成」を参照してくださ

い。

3 新しいコンポーネント定義をアクティブ化します。

このタスクについては、95 ページの「Siebel Server コンポーネント定義のアクティブ化」を参照してくださ

い。

4 新しい Siebel Server カスタムコンポーネントがバッチモードのコンポーネントの場合は、コンポーネントを

同期します。このタスクについては、85 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期」を

参照してください。

5 Siebel Server システムサービスを停止して、再起動します。

このタスクについては、107 ページの「Siebel Server システムサービスの管理」を参照してください。

カスタム Siebel Server のコンポーネントの管理については、次のトピックを参照してください。

� 92 ページの「Siebel Server コンポーネント定義の概要」

� 94 ページの「Siebel Server コンポーネント定義の削除」

� 95 ページの「Siebel Server コンポーネント定義の非アクティブ化」

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 91

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するプロセス

Siebel Server コンポーネント定義の概要コンポーネント定義の概要コンポーネント定義の概要コンポーネント定義の概要

カスタマイズしたコンポーネントを使用するには、定義済みコンポーネントを作成するか、既存のコンポーネントを

カスタマイズします。 定義した後のコンポーネントの定義状況は、[作成中]、[有効]、[無効化]のいずれかになり

ます。

� 作成中作成中作成中作成中: 定義済みコンポーネントは設定中です。 定義を設定した後で、コンポーネント定義をアクティブ化して

設定を確定します。これによりコンポーネントの状況が[有効]に変わり、コンポーネントを Siebel Serverに割り当てることができるようになります。定義済みコンポーネントの固定パラメータは、コンポーネントが割

り当てられている場合や、コンポーネントのタスクが開始されている場合は上書きできません。

� 有効有効有効有効: 定義済みコンポーネントは、Siebel Server に登録できる状況です。

� 無効化無効化無効化無効化: 定義済みコンポーネントは、割り当てられている Siebel Server(複数の場合もあり)を再起動する

と無効になります。コンポーネントは Siebel Server に割り当てられたままです。しかし、このコンポーネン

トのタスクを開始できるようにするには、コンポーネントの定義状況を[有効]に戻してから Siebel Serverを再起動する必要があります。

コンポーネント定義のパラメータ値は、特定の Siebel Server 上のコンポーネントの初期化に使用されます。

備考:備考:備考:備考: バッチモードのコンポーネントに対してコンポーネント定義を作成、変更、または削除する場合、コンポー

ネントと Siebel Gateway Name Server の同期をとる必要があります。 詳しくは、85 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期」を参照してください。

コンポーネント定義の管理手順については、次のトピックを参照してください。

� 79 ページの「Siebel Enterprise Server コンポーネント定義パラメータの設定」

� 93 ページの「カスタム Siebel Server コンポーネント定義の作成」

� 94 ページの「Siebel Server コンポーネント定義の削除」

� 95 ページの「Siebel Server コンポーネント定義のアクティブ化」

� 95 ページの「Siebel Server コンポーネント定義の非アクティブ化」

カスタムカスタムカスタムカスタム Siebel Server コンポーネントグループの作成コンポーネントグループの作成コンポーネントグループの作成コンポーネントグループの作成

定義済みコンポーネントを作成してあらかじめ定義されているもの以外のコンポーネントグループに割り当てる場

合、 初にコンポーネントグループを作成してから定義済みコンポーネントを作成します。コンポーネントグループ

を使用すると、関連タスクや管理関連コンポーネントを論理グループとして実行できます。

このトピックは、91 ページの「カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するプロセス」のオプションタスク

です。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.192

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するプロセス

カスタムコンポーネントグループを作成するにはカスタムコンポーネントグループを作成するにはカスタムコンポーネントグループを作成するにはカスタムコンポーネントグループを作成するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[コンポーネントグループ]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネントグループ]リストのメニューボタンをクリックし、[新規レコード]をクリックします。

3 [コンポーネントグループ]フィールドに、コンポーネントグループ名を入力します。

Siebel Enterprise Server 内で一意な、コンポーネントグループを表すわかりやすい名前にする必要がありま

す。

4 [コンポーネントグループエイリアス]フィールドに、コンポーネントグループのエイリアスを入力します。

コンポーネントグループのエイリアスの条件は、次のとおりです。

� Siebel Enterprise Server 内で一意である

� 空白を含まない

� 30 文字以内である

5 [説明]フィールドに、コンポーネントグループの説明を入力します。

6 メニューボタンをクリックし、[レコードを保存]を選択します。

カスタムカスタムカスタムカスタム Siebel Server コンポーネント定義の作成コンポーネント定義の作成コンポーネント定義の作成コンポーネント定義の作成

ここでは、カスタム Siebel Server コンポーネント定義を作成する手順について説明します。各カスタムサーバー

コンポーネント定義は、既存の Siebel Server コンポーネントタイプに基づきます。コンポーネント定義について

は、92 ページの「Siebel Server コンポーネント定義の概要」を参照してください。

このトピックは、91 ページの「カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するプロセス」のタスクです。

カスタムカスタムカスタムカスタム Siebel Server コンポーネント定義を作成するにはコンポーネント定義を作成するにはコンポーネント定義を作成するにはコンポーネント定義を作成するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[コンポーネント定義]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント定義]リストのメニューボタンをクリックし、[新規レコード]を選択します。

3 [名前]フィールドに、コンポーネントの名前を入力します。

コンポーネント名の条件は、次のとおりです。

� Siebel Enterprise Server 内で一意である

� 定義済みコンポーネントを表すわかりやすい名前にする

� 数字を含まない

4 [エイリアス]フィールドに、コンポーネントのエイリアスを入力します。

コンポーネントエイリアスの条件は、次のとおりです。

� Siebel Enterprise Server 内で一意である

� 空白を含まない

� 30 文字以内である

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 93

Page 94: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するプロセス

5 [コンポーネントタイプ]フィールドで選択ボタンをクリックして、このコンポーネントのテンプレートとして

使用するコンポーネントタイプを選択します。

6 [説明]フィールドに、コンポーネントの説明を入力します。

7 [コンポーネントグループ]フィールドで選択ボタンをクリックして、コンポーネントを入れるコンポーネント

グループを選択します。

選択するグループは、先に作成しておく必要があります。カスタムコンポーネントグループを作成する方法につ

いては、92 ページの「カスタム Siebel Server コンポーネントグループの作成」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: この選択は、レコードを保存した後で変更することはできません。

8 メニューボタンをクリックし、[レコードの保存]を選択します。

コンポーネント定義の状況フィールドが[作成中]に変わります。

9 [コンポーネントパラメータ]リストで、作成したコンポーネントパラメータを必要に応じて変更します。

固定パラメータの値は、コンポーネントの再設定時に変更できます。詳しくは、96 ページの「Siebel Server コン

ポーネント定義の再設定」を参照してください。 固定パラメータは、コンポーネントをアクティブ化した後は変更で

きません。

Siebel Server コンポーネント定義の削除コンポーネント定義の削除コンポーネント定義の削除コンポーネント定義の削除

ここでは、Siebel Server コンポーネント定義を削除する手順について説明します。コンポーネント定義について

は、92 ページの「Siebel Server コンポーネント定義の概要」を参照してください。

注意:注意:注意:注意: 削除するコンポーネント定義を使用するアクティブなサーバーコンポーネントがないことを確認します。判

断できない場合は、コンポーネント定義を削除せずに非アクティブ化します。このタスクについては、95 ページの

「Siebel Server コンポーネント定義の非アクティブ化」を参照してください。

Siebel Server コンポーネント定義を削除するにはコンポーネント定義を削除するにはコンポーネント定義を削除するにはコンポーネント定義を削除するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[コンポーネント定義]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント定義]リストで、目的のコンポーネント定義を選択します。

3 [削除]ボタンをクリックします。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.194

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するプロセス

Siebel Server コンポーネント定義のアクティブ化コンポーネント定義のアクティブ化コンポーネント定義のアクティブ化コンポーネント定義のアクティブ化

ここでは、カスタム Siebel Server コンポーネント定義をアクティブ化する手順について説明します。コンポーネ

ント定義については、92 ページの「Siebel Server コンポーネント定義の概要」を参照してください。

このトピックは、91 ページの「カスタム Siebel Server コンポーネントを作成するプロセス」のタスクです。

Siebel Server コンポーネント定義をアクティブ化するにはコンポーネント定義をアクティブ化するにはコンポーネント定義をアクティブ化するにはコンポーネント定義をアクティブ化するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[コンポーネント定義]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント定義]リストで、目的のコンポーネント定義を選択します。

3 [アクティブ化]ボタンをクリックします。

コンポーネント定義の状況フィールドが[有効]に変わります。

4 コンポーネント定義がバッチモードのコンポーネントに基づいている場合は、コンポーネントを同期します。こ

の手順については、85 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期」を参照してくださ

い。

5 変更内容を有効にするには、Siebel Server システムサービスを停止して再起動します。

この手順については、107 ページの「Siebel Server システムサービスの管理」を参照してください。

Siebel Server コンポーネント定義の非アクティブ化コンポーネント定義の非アクティブ化コンポーネント定義の非アクティブ化コンポーネント定義の非アクティブ化

ここでは、カスタム Siebel Server コンポーネント定義を非アクティブ化する手順について説明します。コンポー

ネント定義については、92 ページの「Siebel Server コンポーネント定義の概要」を参照してください。

Siebel Server コンポーネント定義を非アクティブ化するにはコンポーネント定義を非アクティブ化するにはコンポーネント定義を非アクティブ化するにはコンポーネント定義を非アクティブ化するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[コンポーネント定義]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント定義]リストで、目的のコンポーネント定義を選択します。

3 [非アクティブ化]ボタンをクリックします。

コンポーネント定義の状況フィールドが[無効化]に変わります。

4 変更内容を有効にするには、Siebel Server システムサービスを停止して再起動します。

この手順については、107 ページの「Siebel Server システムサービスの管理」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 95

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � 高度な設定タスク

高度な設定タスク高度な設定タスク高度な設定タスク高度な設定タスクここでは、Siebel Enterprise Server と Siebel Server に適用される高度な設定タスクおよびプロセスを示しま

す。Siebel Server およびシステムアーキテクチャ全体の基本的な情報については、第 2 章「Siebel Enterprise Server のアーキテクチャ」を参照してください。

Siebel Enterprise Server および Siebel Server の一般的な設定タスクについては、次のトピックを参照してく

ださい。

� 72 ページの「Siebel Enterprise Server の設定」

� 86 ページの「Siebel Server の設定」

Siebel Enterprise Server および Siebel Server の高度な設定については、次のトピックを参照してください。

� 97 ページの「サーバーコンポーネントの自動再起動の設定」

� 98 ページの「サーバーコンポーネントのデータベース再接続の設定」

� 99 ページの「メモリベースのサーバーコンポーネント再起動の設定」

� 100 ページの「システムパラメータ設定の削除」

Siebel Server コンポーネント定義の再設定コンポーネント定義の再設定コンポーネント定義の再設定コンポーネント定義の再設定

コンポーネントの再設定は、既存のコンポーネントタスクについては完了まで実行を継続し、新しいプロセスについ

ては再設定されたコンポーネントパラメータの値を使用して開始する処理です。コンポーネントごとの再設定も可能

ですが、この処理は主にマルチスレッド Siebel Server コンポーネントに対して行います。

コンポーネントの再設定は、サイトを移行する場合などに特に役立ちます。このような場合にコンポーネントの再設

定を利用すると、移行が完了して新しいコンポーネント設定が有効になるまでの間、既存のコンポーネント設定を引

き続き使用できます。

コンポーネントの再設定がコミットされると、このアクションは、Siebel Enterprise Server のすべての Siebel Server に対して、新しいコンポーネント定義が使用できるためこのコンポーネントに対して新しいタスクを開始し

ないように指令するシグナルを送信します。ただし、既存のタスクは完了するまで実行が継続されます。接続されて

いる Siebel Server は、Siebel Gateway Name Server から読み取った新しいパラメータ値を使用して一連の新

しいコンポーネントプロセスを起動します。 開始される新しいプロセスの数は、Minimum MT Servers パラメータ

(エイリアス MinMTServers)に依存します。コンポーネントの新旧のプロセスが実行されているので、Siebel Server マシンで実行されるマルチスレッド化されたプロセスの数がかなり増加する可能性があります。

備考:備考:備考:備考: コンポーネントの再設定の影響を受ける前のコンポーネントタスクは、長時間実行できます。したがって、

タスクをホストするマルチスレッド化されたプロセスは、継続的に実行され、共有メモリのタスクスロットを占有し

ます。

コンポーネント定義の再設定は、サーバーコンポーネントの負荷が低いとき、つまりコンポーネントの既存のタスク

またはセッションの数が少ない時間帯に実行します。このシナリオでは、既存のタスクおよび新しいタスクによって

システムリソースが枯渇することなく、既存のタスクまたはセッションを完了できます。

備考:備考:備考:備考: 個々のコンポーネントレベルで設定されたパラメータセットは、パラメータに対する上書きが削除されない

限り、コンポーネント定義の再設定の影響を受けません。

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � 高度な設定タスク

コマンドラインインターフェイスから、サーバーコンポーネント定義の再設定の手順を実行する方法については、

153 ページの「コンポーネント定義コマンドの再設定」を参照してください。

Siebel Server コンポーネントを再設定する前に、次の項目を確認してください。

� 再設定を指定されたサーバーコンポーネントを実行するすべての Siebel Server が実行中であること。この

チェックにより、サーバーコンポーネントが再設定されたパラメータ値を受け取ることを確認します。

� 既存のコンポーネント設定で動作する、現在のタスクがアクセスするすべての外部リソースが、利用可能である

こと。

� 新しいコンポーネント設定で定義されているすべての外部リソースが利用可能であること。

外部リソースの例には、コンポーネント設定で定義される設定ファイルや SRF などがあります。

Siebel Server コンポーネントを再設定するにはコンポーネントを再設定するにはコンポーネントを再設定するにはコンポーネントを再設定するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[コンポーネント定義]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント定義]リストで、再設定するコンポーネント定義を選択します。

3 メニューボタンをクリックし、[再設定の開始]をクリックします。

[定義状況]フィールドが[再設定中]に変わります。

4 下部の[コンポーネント定義]リストで、再設定するコンポーネントのパラメータの[値]フィールドを変更し

ます。

固定パラメータの値も変更できますが、パラメータを固定にするかどうかの変更はできません。

5 パラメータ値を再設定した後、メニューボタンをクリックし、[再設定のコミット]をクリックして、新しい設

定をコミットします。

新しいパラメータ値がエンタープライズレベルでマージされます。再設定をコミットせずに取り消すには、メ

ニューボタンをクリックし、[再設定の取消]を選択します。

サーバーコンポーネントの自動再起動の設定サーバーコンポーネントの自動再起動の設定サーバーコンポーネントの自動再起動の設定サーバーコンポーネントの自動再起動の設定

自動再起動は、Siebel Server コンポーネントがエラーで終了した場合に、自動的にコンポーネントの再起動が試

みられるようにできる機能です。エラーが発生した場合、Siebel Server は、ユーザーが定義した試行回数に従っ

て、コンポーネントの再起動を試みます。この機能を使用すると、Siebel Server コンポーネントの管理作業を大

幅に軽減できます。デフォルトでは、この機能はすべてのコンポーネントに対して無効になっています。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server コンポーネントがエラーを発生せずに終了した場合、Siebel Server コンポーネントは再起

動されません。

自動再起動は、次のパラメータを使用して設定できます。

� Auto Restart(エイリアス AutoRestart)

� Minimum Up Time(エイリアス MinUpTime)

� Number of Restarts(エイリアス NumRestart)

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 97

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � 高度な設定タスク

Minimum Up Time パラメータと Number of Restarts パラメータが連動して、許されている時間の間にコン

ポーネントの再起動を試みる回数を決定します(NumRestart * MinUpTime)。この時間が経過してもコンポーネ

ントインスタンスが再起動できなかった場合、再起動はそれ以上試みられません(したがって、そのコンポーネント

インスタンスは実行されません)。これらのパラメータについては、206 ページの「Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネントのパラメータ」を参照してください。

一般には、これらのパラメータはコンポーネントレベルで設定しますが、システム設定に応じて Siebel Enterprise Server レベルや Siebel Server レベルで設定することもできます。パラメータの設定については、

66 ページの「Siebel システムパラメータについて」を参照してください。

サーバーコンポーネントのデータベース再接続の設定サーバーコンポーネントのデータベース再接続の設定サーバーコンポーネントのデータベース再接続の設定サーバーコンポーネントのデータベース再接続の設定

データベース再接続は、データベースやネットワークに障害が発生した場合に、自動的に Siebel Server コンポー

ネントのデータベースへの再接続が試みられるようにできるオプション機能です。障害発生から一定の時間が経過し

た後、Siebel Server コンポーネントは、データベースへの再接続と、障害によりロールバックされたタスクの再

開を試みます。この機能を使用すると、Siebel Server コンポーネントの管理作業を大幅に軽減できます。

データベース再接続を実行しないと、データベースやネットワークの障害により Siebel Server コンポーネントが

シャットダウンされ、実行中のすべてのタスクがクラッシュします。この場合、シャットダウンされたすべてのコン

ポーネントを手動で再起動し、クラッシュしたすべてのタスクを再実行する必要があります。

データベース再接続は、Enterprise Integration Manager コンポーネントと Database Extract Siebel Serverコンポーネント以外の、すべてのバックグラウンドモードおよびバッチモードの Siebel Server コンポーネントに

対して有効になっています。ただし、インタラクティブモードのすべての Siebel Server コンポーネント

(Synchronization Manager コンポーネントやすべての Application Object Manager コンポーネントなど)に

対しては無効になっています。

データベース再接続は、次のパラメータを使用して設定できます。

� Number of Retries(エイリアス NumRetries)

� Retry Interval(エイリアス RetryInterval)

� Retry Up Time(エイリアス RetryUpTime)

これらのパラメータについては、206 ページの「Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネントのパラメー

タ」を参照してください。これらのパラメータは、自動再起動パラメータと同じレベル(通常はコンポーネントレベ

ル)で設定します。自動再起動については、97 ページの「サーバーコンポーネントの自動再起動の設定」を参照し

てください。パラメータについては、66 ページの「Siebel システムパラメータについて」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.198

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � 高度な設定タスク

メモリベースのサーバーコンポーネント再起動の設定メモリベースのサーバーコンポーネント再起動の設定メモリベースのサーバーコンポーネント再起動の設定メモリベースのサーバーコンポーネント再起動の設定

Siebel アプリケーション内の特定のマルチスレッドサーバーコンポーネントが過度なメモリ消費を起こしている場

合は、コンポーネントプロセスを自動的に再起動するよう設定するパラメータを使用できます。このコンポーネント

の再起動機能により、エンドユーザーに影響することなく、サーバーコンポーネントのオペレーションを続行するこ

とができます。

メモリベースのコンポーネントの再起動機能は、次のように動作します。

� 仮想メモリ使用率を監視することにより、再起動するプロセスを判断します。

� 新しいリクエストを受け取らないよう、そのプロセスにフラグを立てます。

� 別のプロセスを起動し、元のプロセスを使用しないようにします。

� 現在のすべてのタスクが完了するまで待機します。

� プロセスをシャットダウンし、メモリリソースをオペレーティングシステムに戻します。

メモリベースのサーバーコンポーネントの再起動を設定するには、パラメータ Memory Usage Based Multithread Shell Recycling(エイリアス MemoryBasedRecycle)と Process VM Usage Lower Limit(エ

イリアス MemoryLimit)を、コンポーネントレベルで、対象となるマルチスレッドサーバーコンポーネントに対

して設定します。パラメータ MemoryBasedRecycle により、再起動機能を有効にします。これにより、プロセス

の仮想メモリ使用率が監視され、特定のメモリ制限値に達したときに再起動が開始されます。パラメータ

MemoryLimit では、再起動が発生するメモリ制限値を設定します。

パラメータ Process VM Usage Upper Limit(エイリアス MemoryLimitPercent)の値をパーセントで設定する

こともできます。 デフォルト値は 20 です。メモリ使用率が MemoryLimit より高い MemoryLimitPercent の値

を超えると、通常のシャットダウンではなく、メモリ消費プロセスの即時シャットダウンがトリガーされます。

備考:備考:備考:備考: メモリベースのサーバーコンポーネントの再起動用パラメータはコンポーネントレベルで設定してください。

コンポーネントの再起動用パラメータについては、206 ページの「Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネ

ントのパラメータ」および 214 ページの「汎用パラメータ」を参照してください。

すべての設定済みサーバーコンポーネントについては、192 ページの表 26 を参照してください。この表には、サー

バーコンポーネントがマルチスレッド対応であるかどうか、つまり、メモリベースの再起動機能に対応しているかど

うかが示されています。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 99

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Siebel Server の設定の設定の設定の設定 � 高度な設定タスク

システムパラメータ設定の削除システムパラメータ設定の削除システムパラメータ設定の削除システムパラメータ設定の削除

デフォルトでは、下位レベルのシステムパラメータは、上位レベルの同じシステムパラメータから値を継承します。

ただし、下位レベルのパラメータ値を変更すると、このレベルの設定も行われます。つまり、下位レベルのパラメー

タは、上位レベルのパラメータから値を継承できなくなります。このデフォルトの機能を再度有効にするには、影響

を受けるパラメータで削除パラメータ設定機能を設定します。

システムパラメータおよびシステムパラメータ階層については、69 ページの「Siebel Server パラメータの概要」

を参照してください。

次の手順では、Siebel Enterprise Server パラメータ、Siebel Server パラメータ、コンポーネント定義パラ

メータ、および Siebel Server コンポーネントパラメータの削除パラメータ設定機能の設定方法について説明しま

す。

Siebel Enterprise Server パラメータのパラメータ設定を削除するにはパラメータのパラメータ設定を削除するにはパラメータのパラメータ設定を削除するにはパラメータのパラメータ設定を削除するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[パラメータ]ビューの順に移動します。

2 [エンタープライズパラメータ]リストで、目的のパラメータを選択します。

3 メニューボタンをクリックし、[削除パラメータ設定]をクリックします。

Siebel Server パラメータのパラメータ設定を削除するにはパラメータのパラメータ設定を削除するにはパラメータのパラメータ設定を削除するにはパラメータのパラメータ設定を削除するには

1 [管理 - サーバー]画面、[サーバー設定]、[サーバー]、[パラメータ]ビューの順に移動します。

2 [パラメータ]タブをクリックします。

3 [サーバーパラメータ]リストで、目的のパラメータを選択します。

4 メニューボタンをクリックし、[削除パラメータ設定]をクリックします。

コンポーネント定義パラメータのパラメータ設定を削除するにはコンポーネント定義パラメータのパラメータ設定を削除するにはコンポーネント定義パラメータのパラメータ設定を削除するにはコンポーネント定義パラメータのパラメータ設定を削除するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]、[パラメータ]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネントパラメータ]リストで、目的のパラメータを選択します。

3 メニューボタンをクリックし、[削除パラメータ設定]をクリックします。

Siebel Server コンポーネントパラメータのパラメータ設定を削除するにはコンポーネントパラメータのパラメータ設定を削除するにはコンポーネントパラメータのパラメータ設定を削除するにはコンポーネントパラメータのパラメータ設定を削除するには

1 [管理 - サーバー設定]画面、[サーバー]、[コンポーネント]ビューの順に移動します。

2 目的のコンポーネントを選択します。

3 [コンポーネント]タブの下にある[パラメータ]タブをクリックします。

4 [コンポーネントパラメータ]リストで、目的のパラメータを選択します。

5 メニューボタンをクリックし、[削除パラメータ設定]をクリックします。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1100

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6 Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理

この章では、展開した Siebel を起動およびシャットダウンする手順の他に、Siebel Gateway Name Server シス

テムサービス、Siebel Server システムサービス、Siebel 管理サーバーシステムサービス、および Siebel 管理

エージェントシステムサービスを起動、停止、および管理するために必要な手順について説明します。

この章では、次のトピックについて説明します。

� 101 ページの「展開した Siebel の起動とシャットダウン」

� 103 ページの「Siebel Gateway Name Server システムサービスの管理」

� 107 ページの「Siebel Server システムサービスの管理」

� 114 ページの「Siebel 管理サーバーシステムサービスの管理」

� 115 ページの「Siebel 管理エージェントの管理」

展開した展開した展開した展開した Siebel の起動とシャットダウンの起動とシャットダウンの起動とシャットダウンの起動とシャットダウン展開した Siebel を起動またはシャットダウンするときは、正しい手順に従うことが重要です。これは、特定のサー

バーを他のサーバーより前に実行している必要があるという依存関係がいくつかあるためです。 展開した Siebel を起動またはシャットダウンするには、次の手順を実行します。

展開した展開した展開した展開した Siebel を起動するにはを起動するにはを起動するにはを起動するには

1 Siebel データベースを起動します。

この手順については、データベースのマニュアルを参照してください。

2 Siebel Gateway Name Server システムサービスを起動します。

この手順については、103 ページの「Siebel Gateway Name Server システムサービスの管理」を参照してく

ださい。

3 必要に応じて、サードパーティの負荷分散ソフトウェアを起動します。負荷分散については、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

4 必要に応じて、サードパーティのその他のソフトウェアを起動します。

5 Siebel Server システムサービスを起動します。

Siebel Server は、起動時に Siebel Gateway Name Server と Siebel データベースに接続する必要があり

ます。Siebel Server システムサービスの起動方法については、107 ページの「Siebel Server システムサー

ビスの管理」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 101

Page 102: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � 展開した Siebel の起動とシャットダウン

6 Siebel 管理エージェントサービスを開始します。

Siebel 管理エージェントは、Siebel Gateway Name Server に接続する必要があります。Siebel 管理エー

ジェントシステムサービスの起動方法については、115 ページの「Siebel 管理エージェントの管理」を参照し

てください。

備考:備考:備考:備考: データベース認証を使用して、Siebel 管理エージェントにアクセスを要求したユーザーを認証する場合

は、Siebel 管理エージェントを Siebel データベースにも接続する必要があります。認証オプションについて

は、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

7 Siebel 管理サーバーサービスを開始します。

Siebel 管理サーバーは、Siebel Gateway Name Server に接続する必要があります。Siebel 管理サーバー

システムサービスの起動方法については、114 ページの「Siebel 管理サーバーシステムサービスの管理」を参

照してください。

備考:備考:備考:備考: データベース認証を使用して、Siebel 管理サーバーにアクセスを要求したユーザーを認証する場合は、

Siebel 管理サーバーを Siebel データベースにも接続する必要があります。認証オプションについては、

『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

展開した展開した展開した展開した Siebel をシャットダウンするにはをシャットダウンするにはをシャットダウンするにはをシャットダウンするには

1 Siebel Server システムサービスをシャットダウンします。

Siebel Server システムサービスをシャットダウンすると、Siebel Server システムサービス自体がシャット

ダウンする前にサーバーコンポーネントとタスクがシャットダウンします。 シャットダウンの手順については、

107 ページの「Siebel Server システムサービスの管理」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: サーバーコンポーネントを適切にシャットダウンするには、Siebel Server システムサービスをシャッ

トダウンする前に Siebel Server をシャットダウンします。コマンドラインインターフェイスコマンドについ

ては、148 ページの「Siebel Server 管理コマンド」を参照してください。GUI ベースのコマンドについては、

120 ページの「Siebel Server のシャットダウン」を参照してください。

2 Siebel 管理エージェントサービスをシャットダウンします。

この手順については、114 ページの「Siebel 管理サーバーシステムサービスの管理」を参照してください。

3 Siebel 管理サーバーサービスをシャットダウンします。

この手順については、115 ページの「Siebel 管理エージェントの管理」を参照してください。

4 必要に応じて、サードパーティの負荷分散ソフトウェアとその他のソフトウェアをシャットダウンします。負荷

分散については、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

5 Siebel Gateway Name Server サービスをシャットダウンします。

この手順については、103 ページの「Siebel Gateway Name Server システムサービスの管理」を参照してく

ださい。

備考:備考:備考:備考: すべての Siebel Server がシャットダウンされていることを確認してから、Siebel Gateway Name Server サービスをシャットダウンしてください。

6 Siebel データベースをシャットダウンします。

この手順については、データベースのマニュアルを参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1102

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Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel Gateway Name Server システムサービスの管理

Siebel Gateway Name Server システムシステムシステムシステムサービスの管理サービスの管理サービスの管理サービスの管理Siebel Gateway Name Server は、設定情報にアクセスしようとするクライアントを認証します。 認証の方法は、

インストール時に設定され、namesrvr.cfg という .cfg ファイルで保守されます。詳しくは、103 ページの

「Siebel Gateway Name Server 認証」を参照してください。

保守のため、定期的に Siebel Gateway Name Server システムサービスを停止して、再起動する必要がありま

す。 システムサービスの再起動は、必要がある場合のみ行ってください。

Siebel Gateway Name Server システムサービスについては、14 ページの「Siebel Gateway Name Server について」を参照してください。 Windows 上の Siebel Gateway Name Server システムサービスの管理について

は、103 ページの「Windows 上の Siebel Gateway Name Server システムサービス」を参照してください。 UNIX 上の Siebel Gateway Name Server システムサービスの管理については、105 ページの「UNIX 上の

Siebel Gateway Name Server システムサービス」を参照してください。

Siebel Gateway Name Server 認証認証認証認証 この項では、Siebel Gateway Name Server 認証について説明します。 Gateway Name Server(Siebel Server を含む)に接続するすべてのサーバー側およびクライアント側の実行可能ファイルは、認証のためにユー

ザー名とパスワードを Gateway Name Server に渡します。 このサービスの設定はインストール時に行われ、通常

は追加の設定は不要です。ただし、データソースを変更する場合や、インストール時に指定した認証方法とは異なる

方法を使用する場合は設定を変更します。 このような設定変更は、namesrvr.cfg ファイルで行います。このファイ

ルは、Siebel Gateway Name Server インストールの gtewysrvr/bin サブディレクトリにあります。 Gateway Name Server のインストールおよび設定については、使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel イン

ストールガイド』を参照してください。

Windows 上の上の上の上の Siebel Gateway Name Server システムシステムシステムシステムサービスサービスサービスサービス

この項では、Windows 上の Siebel Gateway Name Server システムサービスの開始、停止、および確認の方法

について説明します。

Windows 上の上の上の上の Siebel Gateway Name Server システムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、[Siebel Gateway Name Server]を選択します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 103

Page 104: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel Gateway Name Server システムサービスの管理

6 [Siebel Gateway Name Server]を右クリックして、[開始]を選択します。

Windows で、Siebel Gateway Name Server システムサービスが起動します。これには数秒間かかります。

このサービスが起動すると、[状態]フィールドが[開始]に変わります。

Windows 上の上の上の上の Siebel Gateway Name Server システムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、[Siebel Gateway Name Server]を選択します。

6 [Siebel Gateway Name Server]を右クリックして、[停止]を選択します。

[別のサービスの停止]ダイアログボックスが表示され、Siebel Server サービスを停止するかどうかを尋ねる

メッセージが表示されます。

7 [はい]をクリックします。

Windows で、Siebel Gateway Name Server システムサービスが停止します。これには数秒間かかります。

このサービスが停止すると、[状態]フィールドが空白になります。

Windows 上の上の上の上の Siebel Gateway Name Server システムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、[Siebel Gateway Name Server]を選択します。

選択したサービスの[状態]フィールドにある[開始]という値は、Siebel Gateway Name Server のシス

テムサービスが実行中であることを示します。[状態]フィールドが空白の場合は、その時点でシステムサービ

スが実行中ではないことを示しています。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1104

Page 105: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel Gateway Name Server システムサービスの管理

UNIX 上の上の上の上の Siebel Gateway Name Server システムサービスシステムサービスシステムサービスシステムサービス

この項では、UNIX 上の Siebel Gateway Name Server システムサービスの開始、停止、および確認の方法につ

いて説明します。

UNIX 上の上の上の上の Siebel Gateway Name Server システムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するには

1 Siebel サービスオーナーユーザーとしてログインします。

2 siebenv.sh スクリプトまたは siebenv.csh スクリプトを実行して、Siebel 環境変数を設定します。詳しく

は、『UNIX 用 Siebel インストールガイド』を参照してください。

3 次のように入力します。

start_ns

� Siebel ルートディレクトリを指定するには、-r スイッチを使用して次のように入力します。

start_ns -r siebel_root

通常、このスイッチを使用する必要はありません。SIEBEL_ROOT 環境変数は、siebenv.csh(または

siebenv.sh)スクリプトによって設定されるためです。それ以外の場合は、Siebel Gateway Name Server の実行環境になる Siebel のインストール先を示すために、Siebel ルートディレクトリを指定する

必要があります。

� 自動起動属性が指定されている場合のみ Siebel Gateway Name Server を起動するには、-a スイッチを

使用して次のように入力します。

start_ns -a

通常、このフラグは、自動起動スクリプトから start_ns スクリプトを起動する場合のみ使用します。自動

起動スクリプトについては、『UNIX 用 Siebel インストールガイド』を参照してください。

� 強制的に起動するには、-f スイッチを使用して次のように入力します。

start_ns -f

これを使用すると、前回のシャットダウンが完了していない場合でも、確実に Siebel Gateway Name Server が起動します。通常、このスイッチは必要ありません。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 105

Page 106: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel Gateway Name Server システムサービスの管理

UNIX 上の上の上の上の Siebel Gateway Name Server システムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するには

1 Siebel サービスオーナーユーザーとしてログインします。

2 次のように、現在のシェルプロセスで siebenv.sh スクリプトを実行します。

. ./siebenv.sh

3 次のように入力します。

stop_ns -r siebel_root -f

� Siebel ルートディレクトリを指定するには、-r スイッチを使用して次のように入力します。

stop_ns -r siebel_root

通常、このスイッチを使用する必要はありません。SIEBEL_ROOT 環境変数は、siebenv.csh(または

siebenv.sh)スクリプトによって設定されるためです。それ以外の場合は、Siebel Gateway Name Server の実行環境になる Siebel のインストール先を示すために、Siebel ルートディレクトリを指定する

必要があります。

� 強制的にシャットダウンするには、-f スイッチを使用して次のように入力します。

stop_ns -f

これによって、Siebel Gateway Name Server のシャットダウンは速くなりますが、完全にシャットダ

ウンしない場合があります。 通常、-f スイッチは、Siebel Gateway Name Server が非強制的なシャッ

トダウンにすぐに応答せず、そのまま状態が変わらない場合のみ使用します。

UNIX 上の上の上の上の Siebel Gateway Name Server システムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するには

� 次のように入力します。

list_ns

Siebel ルートディレクトリを指定するには、-r スイッチを使用して次のように入力します。

list_ns -r siebel_root

通常、このスイッチを使用する必要はありません。SIEBEL_ROOT 環境変数は、siebenv.csh(または

siebenv.sh)スクリプトによって設定されるためです。それ以外の場合は、Siebel Gateway Name Serverが設定されている Siebel のインストール先を示すために、Siebel ルートディレクトリを指定する必要があり

ます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1106

Page 107: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel Server システムサービスの管理

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理ときどき、管理上の変更を有効にするために Siebel Server システムサービスを停止して、再起動する必要があり

ます。システムサービスの再起動は、必要がある場合のみ行ってください。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server システムサービスは、Siebel Server の起動前に実行している必要があります。

Siebel Server システムサービスについては、17 ページの「Siebel Server システムサービスの概要」を参照して

ください。Windows 上の Siebel Server システムサービスの管理については、107 ページの「Windows 上の

Siebel Server システムサービス」を参照してください。UNIX 上の Siebel Server システムサービスの管理につ

いては、109 ページの「UNIX 上の Siebel Server システムサービス」を参照してください。

Windows 上の上の上の上の Siebel Server システムサービスシステムサービスシステムサービスシステムサービス

この項では、Windows 上の Siebel Server システムサービスの起動、停止、および確認の方法について説明しま

す。

Windows 上の上の上の上の Siebel Server システムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、Siebel Server の必要なサービスを選択します(エ

ンタープライズ名と Siebel Server 名は角かっこで囲まれています)。

6 目的の Siebel Server サービスを右クリックして、[開始]を選択します。

Windows で、Siebel Server システムサービスが起動します。これには数秒間かかります。このサービスが

起動すると、[状態]フィールドが[開始]に変わります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 107

Page 108: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel Server システムサービスの管理

Windows 上の上の上の上の Siebel Server システムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、Siebel Server の必要なサービスを選択します(エ

ンタープライズ名と Siebel Server 名は角かっこで囲まれています)。

6 必要な Siebel Server サービスを右クリックして、[停止]を選択します。

Windows で、Siebel Server システムサービスが停止します。これには数秒間かかります。このサービスが

停止すると、[状態]フィールドが空白になります。

備考:備考:備考:備考: このプロセス中に、Microsoft Windows の 1053 エラーが発生する場合があります。このエラーは、

Siebel Server システムサービスの停止には影響しません。

Windows 上の上の上の上の Siebel Server システムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、Siebel Server の必要なサービスを選択します(エ

ンタープライズ名と Siebel Server 名は角かっこで囲まれています)。

選択したサービスの[状態]フィールドにある[開始]という値は、Siebel Server のシステムサービスが実

行中であることを示します。[状態]フィールドが空白の場合は、その時点でシステムサービスが実行中ではな

いことを示しています。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1108

Page 109: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel Server システムサービスの管理

UNIX 上の上の上の上の Siebel Server システムサービスシステムサービスシステムサービスシステムサービス

この項では、UNIX 上の Siebel Server システムサービスのデーモンプロセスの開始、停止、確認、およびリセッ

トの方法について説明します。

UNIX 上の上の上の上の Siebel Server システムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するにはシステムサービスを起動するには

1 Siebel サービスオーナーユーザーとしてログインします。

2 siebenv.sh スクリプトまたは siebenv.csh スクリプトを実行して、Siebel 環境変数を設定します。詳しく

は、『UNIX 用 Siebel インストールガイド』を参照してください。

3 次のように入力します。

start_server siebel_server_name

ここで、各項目は次のようになります。

siebel_server_nameは、Siebel Server の名前です。

このスクリプトを実行すると、指定した Siebel Enterprise Server 内で、または現在のインストールに

対して定義されている複数の Siebel Enterprise Server にまたがって、指定した Siebel Server に対す

るシステムサービスを起動できます。

� 複数のサーバーを起動するには、各 Siebel Server の名前を(空白で区切って)入力します。「all」を入

力すると、特定のサーバーマシンの指定した SIEBEL_ROOT に設定されているすべての Siebel Server(または、-e スイッチの使用方法で説明するように Siebel Enterprise Server の名前を指定すると、特定

の Siebel Enterprise Server に対するすべての Siebel Server)を起動できます。

start_server server1 server2...

start_server all

� Siebel ルートディレクトリを指定するには、-r スイッチを使用して次のように入力します。

start_server -r siebel_root

通常、このスイッチを使用する必要はありません。SIEBEL_ROOT 環境変数はインストール中に

siebenv.csh(または siebenv.sh)スクリプトによって設定されるためです。それ以外の場合は、Siebel Server(複数の場合でも)の実行環境になる Siebel のインストール先を示すために、Siebel ルートディ

レクトリを指定する必要があります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 109

Page 110: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel Server システムサービスの管理

� 特定の Siebel Enterprise Server 内の Siebel Server に操作を限定するには、-e スイッチを使用して次

のように入力します。

start_server -e enterprise server1 server2...

通常、このスイッチを使用する必要はありません。SIEBEL_ENTERPRISE 環境変数はインストール中に

siebenv.csh(または siebenv.sh)スクリプトによって設定されるためです。それ以外の場合は、Siebel Enterprise Server 名を指定する必要があります。SIEBEL_ROOT に設定されているすべての Siebel Enterprise Server のすべてのサーバーを起動するときは、このフラグを使用しないでください(また、

SIEBEL_ENTERPRISE 環境変数の設定の解除が必要な場合もあります)。

たとえば、siebel Siebel Enterprise Server 内の prod01 サーバーに対するシステムサービスを起動す

るには、次のコマンドを使用します。

start_server -e siebel prod01

siebel Siebel Enterprise Server 内の prod01 サーバーと prod02 サーバーに対するシステムサービス

を起動するには、次のコマンドを使用します。

start_server -e siebel prod01 prod02

� 自動実行属性が指定されている Siebel Server のみを起動するには、-a スイッチを使用して次のように入

力します。

start_server -a

通常、このフラグは、自動起動スクリプトから start_server スクリプトを起動する場合のみ使用します。

自動起動スクリプトについては、『UNIX 用 Siebel インストールガイド』を参照してください。

� 強制的に起動するには、-f スイッチを使用して次のように入力します。

start_server -f

このスイッチを使用すると、前回正常にシャットダウンしていない場合でも、確実に Siebel Server が起

動します。通常、このスイッチは必要ありません。

備考:備考:備考:備考: svc.siebsrvr.* ファイルの名前、または siebsrvr/sysディレクトリ内のファイルを手動でコピーしたり、

名前を変更したりしないでください。また、Siebel Server の実行中は、/tmpディレクトリにある MW*(mainwin)ファイルを削除しないでください。これらのファイルは、コンポーネントを再起動する場合に、コン

ポーネントで再度使用されます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1110

Page 111: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel Server システムサービスの管理

UNIX 上の上の上の上の Siebel Server システムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するにはシステムサービスを停止するには

1 Siebel サービスオーナーユーザーとしてログインします。

2 次のように、現在のシェルプロセスで siebenv.sh スクリプトを実行します。

. ./siebenv.sh

3 次のように入力します。

stop_server siebel_server_name

このスクリプトを実行すると、指定した Siebel Enterprise Server 内で、または現在のインストールに対し

て定義されている複数の Siebel Enterprise Server にまたがって、指定した Siebel Server に対するシステ

ムサービスを停止できます。

� 複数の Siebel Server を停止するには、各 Siebel Server の名前を(空白で区切って)入力します。「all」を入力すると、指定した SIEBEL_ROOT に設定されているすべての Siebel Server(または、-e スイッ

チの使用方法で説明するように Siebel Enterprise Server の名前を指定すると、特定の Siebel Enterprise Server に対するすべての Siebel Server)を停止できます。

stop_server server1 server2...

stop_server all

� Siebel ルートディレクトリを指定するには、-r スイッチを使用して次のように入力します。

stop_server -r siebel_root

通常、このスイッチを使用する必要はありません。SIEBEL_ROOT 環境変数はインストール中に

siebenv.csh(または siebenv.sh)スクリプトによって設定されるためです。それ以外の場合は、Siebel Server(複数の場合でも)の実行環境になる Siebel のインストール先を示すために、Siebel ルートディ

レクトリを指定する必要があります。

� 特定の Siebel Enterprise Server 内の Siebel Server に操作を限定するには、-e スイッチを使用して次

のように入力します。

stop_server -e enterprise server1 server2...

通常、このスイッチを使用する必要はありません。SIEBEL_ENTERPRISE 環境変数はインストール中に

siebenv.csh(または siebenv.sh)スクリプトによって設定されるためです。それ以外の場合は、Siebel Enterprise Server 名を指定する必要があります。SIEBEL_ROOT に設定されているすべての Siebel Enterprise Server のすべてのサーバーを停止するときは、このフラグを使用しないでください

(SIEBEL_ENTERPRISE 環境変数の設定の解除が必要な場合もあります)。

siebel Siebel Enterprise Server 内の prod01 サーバーに対するシステムサービスを停止するには、次

のコマンドを使用します。

stop_server -e siebel prod01

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 111

Page 112: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel Server システムサービスの管理

� 強制的にシャットダウンするには、-f スイッチを使用して次のように入力します。

stop_server -f

このスイッチによって、Siebel Server は速やかにシャットダウンしますが、すべてのコンポーネントが

完全にシャットダウンできない場合もあります。通常、強制オプションは、Siebel Server が非強制的な

シャットダウンに応答しないまま時間が経過している場合のみ使用します。

備考:備考:備考:備考: UNIX 上で Siebel Server システムサービスの通常のシャットダウンを実行すると、/tmp ディレクトリに

ある MW* 形式の MainWin ページファイルが削除されます。Siebel Server をシャットダウンした後にこれらの

ファイルが残っている場合には、これらのファイルを安全に削除できます。ただし、Siebel Server の実行中は、

これらのファイルを削除しないでください。

UNIX 上の上の上の上の Siebel Server システムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するにはシステムサービスの状況を確認するには

� 次のように入力します。

list_server siebel_server_name

このスクリプトを実行すると、指定した Siebel Enterprise Server 内で、または現在のインストールに対し

て定義されている複数の Siebel Enterprise Server にまたがって、指定した Siebel Server に対するシステ

ムサービスのリストを作成できます。

� 複数の Siebel Server の状況を確認するには、各 Siebel Server の名前を(空白で区切って)入力しま

す。「all」を入力すると、指定した SIEBEL_ROOT に設定されているすべての Siebel Server の状況を

確認できます(Siebel Enterprise Server が指定されない場合のみ)。

list_server server1 server2...

list_server all

� Siebel ルートディレクトリを指定するには、-r スイッチを使用して次のように入力します。

list_server -r siebel_root

通常、このスイッチを使用する必要はありません。SIEBEL_ROOT 環境変数はインストール中に

siebenv.csh(または siebenv.sh)スクリプトによって設定されるためです。それ以外の場合は、Siebel Server(複数の場合でも)が設定されている Siebel のインストール先を示すために、Siebel ルートディ

レクトリを指定する必要があります。

� 指定の Siebel Server が実行されている Siebel Enterprise Server を指定するには、-e スイッチを使用

して次のように入力します。

list_server -e enterprise server1 server2...

通常、このスイッチを使用する必要はありません。SIEBEL_ENTERPRISE 環境変数はインストール中に

siebenv.csh(または siebenv.sh)スクリプトによって設定されるためです。それ以外の場合は、Siebel Server が実行されている Siebel Enterprise Server を示すために、Siebel Enterprise Server を指定

する必要があります。 SIEBEL_ROOT に設定されているすべての Siebel Enterprise Server のすべての

Siebel Server の状況を確認するには、enterprise変数に all を使用します。

たとえば、siebel Siebel Enterprise Server 内の prod01 サーバーに対するシステムサービスの現在の

状況のリストを表示するには、次のコマンドを使用します。

list_server -e siebel prod01

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1112

Page 113: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel Server システムサービスの管理

UNIX 上の上の上の上の Siebel Server システムサービスをリセットするにはシステムサービスをリセットするにはシステムサービスをリセットするにはシステムサービスをリセットするには

� 次のように入力します。

reset_server siebel_server_name

備考:備考:備考:備考: このスクリプトは、アプリケーションサーバーマシンが異常終了またはクラッシュした後で Siebel Server システムサービスが起動できない場合のみ使用します。Siebel Server の正常な操作の一部としては使

用できません(必要もありません)。

このスクリプトを実行すると、指定した Siebel Enterprise Server 内で、または現在のインストールに対し

て定義されている複数の Siebel Enterprise Server にまたがって、指定した Siebel Server に対するシステ

ムサービスをリセットできます。1 つ以上の Siebel Server の名前を(空白で区切って)、コマンドラインに指

定する必要があります。

� 複数の Siebel Server をリセットするには、各 Siebel Server の名前を(空白で区切って)入力します。

「all」を入力すると、指定した SIEBEL_ROOT に設定されているすべての Siebel Server(または、-eスイッチの使用方法で説明するように Siebel Enterprise Server の名前を指定すると、特定の Siebel Enterprise Server に対するすべての Siebel Server)をリセットできます。

reset_server server1 server2...

reset_server all

� Siebel ルートディレクトリを指定するには、-r スイッチを使用して次のように入力します。

reset_server -r siebel root

通常、このスイッチを使用する必要はありません。SIEBEL_ROOT 環境変数はインストール中に

siebenv.csh(または siebenv.sh)スクリプトによって設定されるためです。それ以外の場合は、Siebel Server(複数の場合でも)の実行環境になる Siebel のインストール先を示すために、Siebel ルートディ

レクトリを指定する必要があります。

� 指定の Siebel Server が設定されている Siebel Enterprise Server を指定するには、-e スイッチを使用

して次のように入力します。

reset_server -e enterprise server1 server2...

このスイッチを使用する必要はありません。SIEBEL_ENTERPRISE 環境変数は、通常、インストール中

に siebenv.csh(または siebenv.sh)スクリプトで設定されるためです。それ以外の場合は、Siebel Server が設定されている Siebel Enterprise Server を示すために、Siebel Enterprise Server を指定

する必要があります。 SIEBEL_ROOT に設定されているすべての Siebel Enterprise Server のすべての

Siebel Server をリセットするには、enterprise変数に all を使用します。

siebel Siebel Enterprise Server 内の prod01 サーバーに対するシステムサービスをリセットするには、

次のコマンドを使用します。

reset_server -e siebel prod01

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 113

Page 114: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel 管理サーバーシステムサービスの管理

Siebel 管理サーバーシステムサービスの管理管理サーバーシステムサービスの管理管理サーバーシステムサービスの管理管理サーバーシステムサービスの管理ときどき、管理上の変更を有効にするために Siebel 管理サーバーシステムサービスを停止して、再起動する必要が

あります。たとえば、使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』で説明されてい

るように、Perl スクリプトを使用して管理エージェントのインスタンスを追加登録する場合です。システムサービ

スの再起動は、必要がある場合のみ行ってください。

Siebel 管理サーバーシステムサービスについては、23 ページの「Siebel 管理フレームワークについて」を参照して

ください。

次に、Siebel 管理サーバーシステムサービスの起動、停止、および確認の方法について説明します。

備考:備考:備考:備考: Siebel 管理サーバーは、Microsoft Windows プラットフォームにのみインストールできます。

Siebel 管理サーバーシステムサービスを起動するには管理サーバーシステムサービスを起動するには管理サーバーシステムサービスを起動するには管理サーバーシステムサービスを起動するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、Siebel 管理サーバーの必要なサービスを選択します

(サービスで使用するポート番号は角かっこで囲まれています)。

6 [Siebel 管理サーバー]サービスを右クリックして、[開始]を選択します。

Siebel 管理サーバーシステムサービスが起動します。これには数秒間かかります。このサービスが起動すると、

[状態]フィールドが[開始]に変わります。

Siebel 管理サーバーシステムサービスを停止するには管理サーバーシステムサービスを停止するには管理サーバーシステムサービスを停止するには管理サーバーシステムサービスを停止するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、Siebel 管理サーバーの必要なサービスを選択します

(サービスで使用するポート番号は角かっこで囲まれています)。

6 [Siebel 管理サーバー]サービスを右クリックして、[停止]を選択します。

Siebel 管理サーバーシステムサービスが停止します。これには数秒間かかります。このサービスが停止すると、

[状態]フィールドが空白になります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1114

Page 115: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel 管理エージェントの管理

Siebel 管理サーバーシステムサービスの状況を確認するには管理サーバーシステムサービスの状況を確認するには管理サーバーシステムサービスの状況を確認するには管理サーバーシステムサービスの状況を確認するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、Siebel 管理サーバーの必要なサービスを選択します

(サービスで使用するポート番号は角かっこで囲まれています)。

選択したサービスの[状態]フィールドにある[開始]という値は、Siebel 管理サーバーのシステムサービス

が実行中であることを示します。[状態]フィールドが空白の場合は、その時点でシステムサービスが実行中で

はないことを示しています。

Siebel 管理エージェントの管理管理エージェントの管理管理エージェントの管理管理エージェントの管理ときどき、管理上の変更を有効にするために Siebel 管理エージェントを停止して、再起動する必要があります。

Siebel 管理エージェントの再起動は、必要がある場合のみ行ってください。

Siebel 管理エージェントの概要については、23 ページの「Siebel 管理フレームワークについて」を参照してくださ

い。Windows 上での Siebel 管理エージェントの管理については、115 ページの「Windows 上での Siebel 管理

エージェントの管理」を参照してください。UNIX 上での Siebel 管理エージェントの管理については、117 ページ

の「UNIX 上での Siebel 管理エージェントの管理」を参照してください。 Siebel 管理エージェントのインストール

については、使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

Windows 上での上での上での上での Siebel 管理エージェントの管理管理エージェントの管理管理エージェントの管理管理エージェントの管理

この項では、Windows 上の Siebel 管理エージェントサービスの起動、停止、および状況確認の方法について説明

します。

Windows 上の上の上の上の Siebel 管理エージェントシステムサービスを起動するには管理エージェントシステムサービスを起動するには管理エージェントシステムサービスを起動するには管理エージェントシステムサービスを起動するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、Siebel 管理エージェントの必要なサービスを選択し

ます(サービスで使用するポート番号は角かっこで囲まれています)。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 115

Page 116: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel 管理エージェントの管理

6 必要な[Siebel 管理エージェント]サービスを右クリックして、[開始]を選択します。

Windows で Siebel 管理エージェントシステムサービスが起動します。これには数秒間かかります。このサー

ビスが起動すると、[状態]フィールドが[開始]に変わります。

Windows 上の上の上の上の Siebel 管理エージェントシステムサービスを停止するには管理エージェントシステムサービスを停止するには管理エージェントシステムサービスを停止するには管理エージェントシステムサービスを停止するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、Siebel 管理エージェントの必要なサービスを選択し

ます(サービスで使用するポート番号は角かっこで囲まれています)。

6 必要な[Siebel 管理エージェント]サービスを右クリックして、[停止]を選択します。

Windows で Siebel 管理エージェントシステムサービスが停止します。これには数秒間かかります。このサー

ビスが停止すると、[状態]フィールドが空白になります。

Windows 上の管理エージェントシステムサービスの状況を確認するには上の管理エージェントシステムサービスの状況を確認するには上の管理エージェントシステムサービスの状況を確認するには上の管理エージェントシステムサービスの状況を確認するには

1 [マイ コンピュータ]を右クリックします。

2 [管理]をクリックします。

[コンピュータの管理]パネルが表示されます。

3 ツリーアプレットで、[サービスとアプリケーション]をダブルクリックします。

4 [サービス]をクリックします。

5 右側のアプレットで、サービスのリストをスクロールし、Siebel 管理エージェントの必要なサービスを選択し

ます(サービスで使用するポート番号は角かっこで囲まれています)。

選択したサービスの[状態]フィールドにある[開始]という値は、Siebel 管理エージェントのシステムサー

ビスが実行中であることを示します。[状態]フィールドが空白の場合は、その時点でシステムサービスが実行

中ではないことを示しています。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1116

Page 117: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel 管理エージェントの管理

UNIX 上での上での上での上での Siebel 管理エージェントの管理管理エージェントの管理管理エージェントの管理管理エージェントの管理

この項では、UNIX 上の Siebel 管理エージェントの起動および停止の方法について説明します。

UNIX 上の上の上の上の Siebel 管理エージェントを起動するには管理エージェントを起動するには管理エージェントを起動するには管理エージェントを起動するには

1 Siebel 管理エージェントの実行権限を持つユーザーとしてログインします。

2 現在のディレクトリを Siebel 管理エージェントがインストールされているルートディレクトリにします。

3 次のコマンドを入力し、Siebel 管理エージェントを起動します。

startagent.sh

このコマンドによって、次の 2 つのプロセスが起動します。

� startagent.sh プロセス

� startagent.sh プロセスの子プロセスである Java プロセス

UNIX 上の上の上の上の Siebel 管理エージェントを停止するには管理エージェントを停止するには管理エージェントを停止するには管理エージェントを停止するには

1 Siebel サービスオーナーユーザーとしてログインします。

2 作成された startagent.sh プロセスを実行しているプロセスを識別します。

3 次のプロセスを、この順序で強制終了します。

� startagent.sh プロセスのプロセス ID と一致する親プロセス ID を持つ Java プロセス

� startagent.sh プロセス

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 117

Page 118: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理システムサービスの管理 � Siebel 管理エージェントの管理

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1118

Page 119: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

7 Siebel Server 実行時のオペレーションの実行時のオペレーションの実行時のオペレーションの実行時のオペレーションの管理管理管理管理

この章では、Siebel Server 実行時の管理タスクと、Siebel Server Manager GUI を使用して実行されるプロセ

スについて説明します。 次のトピックが含まれています。

� 119 ページの「Siebel Server の管理」

� 120 ページの「Siebel Server コンポーネントグループの管理」

� 122 ページの「Siebel Server コンポーネントの管理」

� 124 ページの「コンポーネントジョブの管理」

� 131 ページの「Siebel Server タスクの管理」

Siebel Server の管理の管理の管理の管理ここでは、Siebel Server に適用される管理タスクを示します。Siebel Server およびシステムアーキテクチャ全

体の基本的な情報については、第 2 章「Siebel Enterprise Server のアーキテクチャ」を参照してください。

Siebel Server の管理については、次のトピックを参照してください。

� 119 ページの「Siebel Server の起動」

� 120 ページの「Siebel Server のシャットダウン」

Siebel Server の起動の起動の起動の起動

ここでは、Siebel Server を起動する手順について説明します。Siebel Server 状況の基本的な情報については、

『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してください。その他の Siebel Server 管理タスクについては、

119 ページの「Siebel Server の管理」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server を起動するには、Siebel Server システムサービスが実行している必要があります。 詳しく

は、107 ページの「Siebel Server システムサービスの管理」を参照してください。

Auto Startup Mode(エイリアス AutoStart)Siebel Server パラメータがデフォルト値の TRUE に設定されて

いる場合、Siebel Server は、Siebel Server システムサービスの起動時に自動的に起動します。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server を起動すると、バックグラウンドモードの各コンポーネントに対してデフォルト数のタスク

(Default Tasks[エイリアス DfltTasks]パラメータで定義されている)が開始されます。

Siebel Server を起動するにはを起動するにはを起動するにはを起動するには

1 [管理 - サーバー]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

2 [サーバー]リストで、対象の Siebel Server を選択します。

3 [スタートアップ]ボタンをクリックします。

[サーバー状況]フィールドが[開始中]に変わります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 119

Page 120: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � Siebel Server コンポーネントグループの管理

Siebel Server のシャットダウンのシャットダウンのシャットダウンのシャットダウン

ここでは、Siebel Server をシャットダウンする手順について説明します。Siebel Server 状況の基本的な情報に

ついては、『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してください。その他の Siebel Server 管理タスクに

ついては、119 ページの「Siebel Server の管理」を参照してください。

注意:注意:注意:注意: 現在のセッションをホストしている Siebel Server を Siebel Web クライアントを使用してシャットダウン

すると、Siebel Server との接続が切断されるため、後で Siebel Web クライアントから Siebel Server を再起動

できなくなります。このような場合は、Siebel Developer Web Client または Server Manager のコマンドライ

ンインターフェイスを使用して、Siebel Server を再起動する必要があります。セッションをホストしていない

Siebel Server の場合、Siebel Web クライアントを使用してシャットダウンしても接続は切断されないため、後

で Siebel Web クライアントから再起動できます。

Siebel Server をシャットダウンするにはをシャットダウンするにはをシャットダウンするにはをシャットダウンするには

1 [管理 - サーバー]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

2 [サーバー]リストで、対象の Siebel Server を選択します。

3 [シャットダウン]ボタンをクリックします。

[サーバー状況]フィールドが[シャットダウン]に変わります。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server をシャットダウンしても、Siebel Server システムサービスは自動的にシャットダウンされ

ません。場合によっては、Siebel Server のみでなく、Siebel Server システムサービスもシャットダウンする必

要があります。Siebel Server システムサービスをシャットダウンするには、107 ページの「Siebel Server シス

テムサービスの管理」を参照してください。

Siebel Server コンポーネントグループの管理コンポーネントグループの管理コンポーネントグループの管理コンポーネントグループの管理ここでは、Siebel Server コンポーネントグループに適用される管理タスクを示します。Siebel Server コンポー

ネントグループおよびシステムアーキテクチャ全体の基本的な情報については、第 2 章「Siebel Enterprise Server のアーキテクチャ」を参照してください。

Siebel Server コンポーネントグループの管理については、次のトピックを参照してください。

� 121 ページの「サーバーコンポーネントグループを有効化または無効化する方法」

� 121 ページの「サーバーコンポーネントグループの有効化」

� 121 ページの「サーバーコンポーネントグループの無効化」

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1120

Page 121: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � Siebel Server コンポーネントグループの管理

サーバーコンポーネントグループを有効化または無効化する方法サーバーコンポーネントグループを有効化または無効化する方法サーバーコンポーネントグループを有効化または無効化する方法サーバーコンポーネントグループを有効化または無効化する方法

サーバーコンポーネントグループを有効/無効にすることにより、コンポーネントグループ内のすべてのコンポーネ

ントを使用可能または使用不可能にできます。サーバーコンポーネントグループを有効にする方法については、121ページの「サーバーコンポーネントグループの有効化」を参照してください。サーバーコンポーネントグループを無

効にする方法については、121 ページの「サーバーコンポーネントグループの無効化」を参照してください。

サーバーコンポーネントグループの有効化サーバーコンポーネントグループの有効化サーバーコンポーネントグループの有効化サーバーコンポーネントグループの有効化

ここでは、サーバーコンポーネントグループの有効化について説明します。サーバーコンポーネントグループを有効

にする基本的な情報については、121 ページの「サーバーコンポーネントグループを有効化または無効化する方法」

を参照してください。 その他の Siebel Server コンポーネントグループの管理タスクについては、120 ページの

「Siebel Server コンポーネントグループの管理」を参照してください。

Siebel Server コンポーネントグループを有効にするにはコンポーネントグループを有効にするにはコンポーネントグループを有効にするにはコンポーネントグループを有効にするには

1 [管理 - サーバー]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

2 [エンタープライズサーバー]リストで、目的のエンタープライズを選択します。

3 [コンポーネントグループ]リストで、目的のコンポーネントグループを選択します。

4 [有効化]ボタンをクリックします。

コンポーネントグループレコードの[状況有効化]フィールドが[有効化]に変わります。

サーバーコンポーネントグループの無効化サーバーコンポーネントグループの無効化サーバーコンポーネントグループの無効化サーバーコンポーネントグループの無効化

ここでは、Siebel Server のコンポーネントグループを無効にする方法について説明します。サーバーコンポーネ

ントグループの有効化の基本的な情報については、121 ページの「サーバーコンポーネントグループを有効化または

無効化する方法」を参照してください。

その他の Siebel Server コンポーネントグループの管理タスクについては、120 ページの「Siebel Server コン

ポーネントグループの管理」を参照してください。

Siebel Server コンポーネントグループを無効にするにはコンポーネントグループを無効にするにはコンポーネントグループを無効にするにはコンポーネントグループを無効にするには

1 [管理 - サーバー]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

2 [エンタープライズサーバー]リストで、目的のエンタープライズを選択します。

3 [コンポーネントグループ]リストで、目的のコンポーネントグループを選択します。

4 [無効化]ボタンをクリックします。

コンポーネントグループレコードの[状況有効化]フィールドが[無効化]に変わります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 121

Page 122: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � Siebel Server コンポーネントの管理

Siebel Server コンポーネントの管理コンポーネントの管理コンポーネントの管理コンポーネントの管理ここでは、Siebel Server コンポーネントに適用される管理タスクを示します。Siebel Server コンポーネントお

よびシステムアーキテクチャ全体の基本的な情報については、第 2 章「Siebel Enterprise Server のアーキテク

チャ」を参照してください。

Siebel Server コンポーネントの管理については、次のトピックを参照してください。

� 122 ページの「Siebel Server コンポーネントの起動」

� 122 ページの「Siebel Server コンポーネントのシャットダウン」

� 123 ページの「使用不可のサーバーコンポーネントの回復」

� 123 ページの「Siebel Server コンポーネントの一時停止」

� 124 ページの「Siebel Server コンポーネントの再開」

Siebel Server コンポーネントの起動方法の設定については、87 ページの「Siebel Server コンポーネントの起動

について」を参照してください。

Siebel Server コンポーネントの起動コンポーネントの起動コンポーネントの起動コンポーネントの起動

ここでは、Siebel Server でサーバーコンポーネントを起動する方法について説明します。

その他のサーバーコンポーネントの管理タスクについては、122 ページの「Siebel Server コンポーネントの管理」

を参照してください。

Siebel Server コンポーネントを起動するにはコンポーネントを起動するにはコンポーネントを起動するにはコンポーネントを起動するには

1 [管理 - サーバー]画面、[コンポーネント]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント]リストで、目的のサーバーコンポーネントを選択します。

備考:備考:備考:備考: 目的の Siebel Server 上のサーバーコンポーネントを選択したかどうか確認してください。

3 [スタートアップ]ボタンをクリックします。

Siebel Server コンポーネントのシャットダウンコンポーネントのシャットダウンコンポーネントのシャットダウンコンポーネントのシャットダウン

ここでは、Siebel Server でサーバーコンポーネントをシャットダウンする方法について説明します。

その他のサーバーコンポーネントの管理タスクについては、122 ページの「Siebel Server コンポーネントの管理」

を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1122

Page 123: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � Siebel Server コンポーネントの管理

Siebel Server コンポーネントをシャットダウンするにはコンポーネントをシャットダウンするにはコンポーネントをシャットダウンするにはコンポーネントをシャットダウンするには

1 [管理 - サーバー]画面、[コンポーネント]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント]リストで、目的のサーバーコンポーネントを選択します。

備考:備考:備考:備考: 目的の Siebel Server 上のサーバーコンポーネントを選択したかどうか確認してください。

3 [シャットダウン]ボタンをクリックします。

使用不可のサーバーコンポーネントの回復使用不可のサーバーコンポーネントの回復使用不可のサーバーコンポーネントの回復使用不可のサーバーコンポーネントの回復

ここでは、[使用不可]状況のサーバーコンポーネントを回復する方法について説明します。

その他のサーバーコンポーネントの管理タスクについては、122 ページの「Siebel Server コンポーネントの管理」

を参照してください。

サーバーコンポーネントを使用不可状況から回復するにはサーバーコンポーネントを使用不可状況から回復するにはサーバーコンポーネントを使用不可状況から回復するにはサーバーコンポーネントを使用不可状況から回復するには

1 [管理 - サーバー]画面、[コンポーネント]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント]リストで、目的の[使用不可]サーバーコンポーネントを選択します。

備考:備考:備考:備考: 目的の Siebel Server 上のサーバーコンポーネントを選択したかどうか確認してください。

3 [シャットダウン]ボタンをクリックします。

シャットダウンしたサーバーコンポーネントの状況は[シャットダウン]に変わります。

4 サーバーコンポーネントをシャットダウンした後、[スタートアップ]ボタンをクリックします。

起動時に、サーバーコンポーネントの状況が[開始中]に変わります。起動したサーバーコンポーネントの状況

は[起動中]に変わります。

Siebel Server コンポーネントの一時停止コンポーネントの一時停止コンポーネントの一時停止コンポーネントの一時停止

ここでは、Siebel Server でサーバーコンポーネントを一時停止する方法について説明します。

その他のサーバーコンポーネントの管理タスクについては、122 ページの「Siebel Server コンポーネントの管理」

を参照してください。

Siebel Server コンポーネントを一時停止するにはコンポーネントを一時停止するにはコンポーネントを一時停止するにはコンポーネントを一時停止するには

1 [管理 - サーバー]画面、[コンポーネント]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント]リストで、目的のサーバーコンポーネントを選択します。

備考:備考:備考:備考: 目的の Siebel Server 上のサーバーコンポーネントを選択したかどうか確認してください。

3 [一時停止]ボタンをクリックします。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 123

Page 124: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � コンポーネントジョブの管理

Siebel Server コンポーネントの再開コンポーネントの再開コンポーネントの再開コンポーネントの再開

ここでは、Siebel Server で一時停止したサーバーコンポーネントを再開する方法について説明します。

その他のサーバーコンポーネントの管理タスクについては、122 ページの「Siebel Server コンポーネントの管理」

を参照してください。

Siebel Server コンポーネントを再開するにはコンポーネントを再開するにはコンポーネントを再開するにはコンポーネントを再開するには

1 [管理 - サーバー]画面、[コンポーネント]ビューの順に移動します。

2 [コンポーネント]リストで、目的のサーバーコンポーネントを選択します。

備考:備考:備考:備考: 目的の Siebel Server 上のサーバーコンポーネントを選択したかどうか確認してください。

3 [再開]ボタンをクリックします。

コンポーネントジョブの管理コンポーネントジョブの管理コンポーネントジョブの管理コンポーネントジョブの管理ここでは、コンポーネントジョブに適用される管理タスクを示します。コンポーネントジョブの基本的な情報につい

ては、124 ページの「コンポーネントジョブの概要」を参照してください。

コンポーネントジョブの管理については、次のトピックを参照してください。

� 125 ページの「コンポーネントジョブの開始」

� 127 ページの「繰り返しコンポーネントジョブの開始」

� 129 ページの「コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの取り消し」

� 129 ページの「コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの保留」

� 130 ページの「コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの再開」

� 130 ページの「コンポーネントジョブのトラブルシューティング」

コンポーネントジョブの概要コンポーネントジョブの概要コンポーネントジョブの概要コンポーネントジョブの概要

コンポーネントジョブは、1 つまたは複数の Siebel Server タスクの実行を要求します。コンポーネントジョブは

ユーザーまたはシステムによって初期化され、Siebel Server は 1 つまたは複数のタスクを実行してコンポーネン

トジョブに対応します。

90 ページの「エンタープライズと Siebel Server の設定の確認」の説明を参照して、サーバーコンポーネントに対

してタスクを実行できるようにエンタープライズおよび Siebel Server の設定を確認します。

コンポーネントジョブは、次のことを実行できます。

� スケジュール

� 繰り返し

� コンポーネントジョブテンプレートの使用

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1124

Page 125: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � コンポーネントジョブの管理

同じパラメータ値を使用してコンポーネントジョブを定期的に実行する場合、コンポーネントジョブテンプレートを

設定します。これは、あらかじめ設定済みのコンポーネントジョブです。この手順については、83 ページの「コン

ポーネントジョブテンプレートの設定」を参照してください。

コンポーネントジョブを実行して開始できるのは、バッチモードのコンポーネントタスクのみです。Workflow Monitor Agent(エイリアス WorkMon)などのバックグラウンドモードのコンポーネントは、コンポーネントの

起動時に Siebel Server によって起動されます(バックグラウンドモードのコンポーネントに対して開始されるタ

スクの数は、Default Tasks[エイリアス DfltTasks]パラメータで定義されます)。バックグラウンドモードのコ

ンポーネントタスクは、Server Manager のコマンドラインインターフェイスプログラムを使用して開始すること

もできます。これらの手順については、第 8 章「Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使

用」を参照してください。

コンポーネントジョブプロセスのトラブルシューティングについては、130 ページの「コンポーネントジョブのトラ

ブルシューティング」を参照してください。

コンポーネントジョブの開始コンポーネントジョブの開始コンポーネントジョブの開始コンポーネントジョブの開始

ここでは、個々のコンポーネントジョブを作成して開始する方法について説明します。コンポーネントジョブは、

サーバーコンポーネントまたはコンポーネントジョブテンプレートを使用して実行できます。コンポーネントジョブ

の基本的な情報については、124 ページの「コンポーネントジョブの概要」を参照してください。コンポーネント

ジョブテンプレートの基本的な情報については、83 ページの「コンポーネントジョブテンプレートの設定」を参照

してください。

個々のコンポーネントジョブは、特定の時間に 1 回実行するようにスケジュール設定されます。繰り返しコンポー

ネントジョブの作成については、127 ページの「繰り返しコンポーネントジョブの開始」を参照してください。

コンポーネントジョブを開始するにはコンポーネントジョブを開始するにはコンポーネントジョブを開始するにはコンポーネントジョブを開始するには

1 [管理 - サーバー]画面、[ジョブ]ビューの順に移動します。

2 [ジョブ]リストで、[新規]をクリックします。

コンポーネントジョブの状況フィールドが[作成中]に変わります。

3 [コンポーネント/ジョブ]フィールドでドロップダウンリストをクリックします。

備考:備考:備考:備考:[コンポーネント/ジョブ]ドロップダウンリストにレコードが表示されない場合は、Siebel Server コ

ンポーネントを同期します。このプロセスについては、85 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポー

ネントの同期」を参照してください。

4 [コンポーネント/ジョブ]ドロップダウンリストでサーバーコンポーネントまたはコンポーネントジョブを選

択し、[OK]をクリックします。

コンポーネントジョブでコンポーネントジョブテンプレートを使用するには、 初にコンポーネントジョブテン

プレートを定義する必要があります。コンポーネントジョブテンプレートの定義については、83 ページの「コ

ンポーネントジョブテンプレートの設定」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 125

Page 126: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � コンポーネントジョブの管理

5 [ジョブ詳細]ビューで、次の表の説明に従って、その他の該当するフィールドにデータを入力します。メ

ニューボタンをクリックして、[レコードの保存]をクリックします。

6 [ジョブパラメータ]リストで、コンポーネントジョブのコンポーネントジョブパラメータを追加または変更し

ます。

a [新規]ボタンをクリックします。

b [名前]フィールドで選択ボタンをクリックします。

[ジョブパラメータ]ダイアログボックスが表示されます。[ジョブパラメータ]ダイアログボックスに表示

されるパラメータは、ステップ 3 で選択したサーバーコンポーネントに応じて変わります。

c [コンポーネントパラメータ]ダイアログボックスでパラメータを選択して、値を変更します。

d メニューボタンをクリックし、[レコードの保存]をクリックします。

7 [ジョブ]リストで[ジョブを送信]ボタンをクリックします。

[状況]フィールドが[作成中]から[行列待ち]に変わります。

フィールドフィールドフィールドフィールド 説明説明説明説明

予定開始日 コンポーネントジョブの予定開始日と時刻。

失効日 コンポーネントジョブが無効になる日付。

リクエスト済みサーバー 特定の Siebel Server でサーバーコンポーネントを対象とする場合に設定します。

リクエストキー リクエストキーで識別されるサーバーコンポーネントの特定のインスタンスに対

して、コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを対象とする場合に

設定します。それ以外の場合はすべて、このフィールドは空白のままにします。

削除間隔 [削除間隔の単位]フィールドとともに設定すると、このフィールドは、コンポー

ネントジョブが削除されるまでの期間を決定します。更新しない場合、この

フィールドのデフォルトは 1 になります。

削除間隔の単位 [削除間隔]フィールドとともに設定すると、このフィールドは、コンポーネント

ジョブが削除されるまでの期間を決定します。更新しない場合、このフィールド

のデフォルトは[週]になります。

エラー時再試行 エラーが発生した場合にコンポーネントジョブを再試行するには、このボックス

をオンにします。

スリープ時間 このフィールドは、[エラー時再試行]チェックボックスが true の場合のみ使用

可能で、コンポーネントジョブが再試行されるまでの時間を決定します。

再試行数 このフィールドは、[エラー時再試行]チェックボックスが true の場合のみ使用

可能で、コンポーネントジョブが再試行される回数を決定します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1126

Page 127: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � コンポーネントジョブの管理

繰り返しコンポーネントジョブの開始繰り返しコンポーネントジョブの開始繰り返しコンポーネントジョブの開始繰り返しコンポーネントジョブの開始

ここでは、繰り返しコンポーネントジョブを作成して開始する手順について説明します。 繰り返しコンポーネント

ジョブは、コンポーネントまたはコンポーネントジョブテンプレートを使用して定義でき、特定の間隔で特定の回数

繰り返して実行するようにスケジュールできます。繰り返しコンポーネントジョブを実行するには、Server Request Broker(エイリアス SRBroker)および Server Request Processor(エイリアス SRProc)の両方の

コンポーネントが実行している必要があります。間隔または時刻を特定せずに繰り返しジョブを実行する必要がある

場合は、コンポーネントジョブテンプレートを使用して繰り返しコンポーネントジョブを実行します。

コンポーネントジョブの基本的な情報については、124 ページの「コンポーネントジョブの概要」を参照してくださ

い。コンポーネントジョブテンプレートの基本的な情報については、83 ページの「コンポーネントジョブテンプ

レートの設定」を参照してください。

個々のコンポーネントジョブの作成については、125 ページの「コンポーネントジョブの開始」を参照してくださ

い。

備考:備考:備考:備考: ビジネスサービスは、繰り返しコンポーネントジョブとして直接起動することはできません。このタスクを

実行するには、 初にビジネスサービスをワークフロープロセスに組み込む必要があります。これにより、

Workflow Process Batch Manager(エイリアス WfProcBatchMgr)コンポーネントを使用して、ワークフロー

プロセスを繰り返しコンポーネントジョブとして実行できます。

繰り返しコンポーネントジョブを開始するには繰り返しコンポーネントジョブを開始するには繰り返しコンポーネントジョブを開始するには繰り返しコンポーネントジョブを開始するには

1 125 ページの「コンポーネントジョブの開始」の説明に従ってコンポーネントジョブを作成しますが、コンポー

ネントジョブは開始しません。

2 [ジョブ詳細]ビューで、次の表の説明に従って、[繰返情報]フィールドにデータを入力します。 メニューボタ

ンをクリックして、[レコードを保存]をクリックします。

フィールドフィールドフィールドフィールド 説明説明説明説明

繰返し実行 コンポーネントジョブを繰り返しコンポーネントジョブにするには、このチェック

ボックスをオンにします。

繰返し間隔の単位 [繰返し間隔]フィールドとともに設定すると、このフィールドは、コンポーネント

ジョブが繰り返されるまでの期間を決定します。

繰返し間隔 [繰返し間隔の単位]フィールドとともに設定すると、このフィールドは、コンポー

ネントジョブが繰り返されるまでの期間を決定します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 127

Page 128: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � コンポーネントジョブの管理

3 [ジョブ]リストで[ジョブを送信]ボタンをクリックします。

[状況]フィールドが[作成中]から[有効]に変わります。

コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの削除コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの削除コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの削除コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの削除

ここでは、コンポーネントジョブを削除する手順について説明します。削除できるコンポーネントジョブは、[状況]

フィールドが[作成中]のものだけです。送信済みのコンポーネントジョブに対して行うことができるのは、取り消

しのみです。コンポーネントジョブを取り消すには、129 ページの「コンポーネントまたは繰り返しコンポーネント

ジョブの取り消し」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: コンポーネントジョブは、作成時に[削除間隔]および[削除間隔の単位]フィールドを設定して削除する

こともできます。これらのフィールドの設定については、125 ページの「コンポーネントジョブの開始」を参照して

ください。コンポーネントジョブが開始されると、これらのフィールドは読み取り専用になります。

コンポーネントジョブの管理については、124 ページの「コンポーネントジョブの管理」を参照してください。

繰返し元 このフィールドでは、3 つの設定が可能です。

� 予定開始日予定開始日予定開始日予定開始日:::: 間隔が経過した後に、繰り返しコンポーネントジョブの次の繰り

返しを開始します。 間隔は、フィールド[予定開始日]が示す時間から計算さ

れます。 たとえば、繰り返し間隔が 5 分、予定開始時刻が 09:00 で、コンポー

ネントジョブが 09:02 に開始した場合、次のコンポーネントジョブは 09:05に開始するようにスケジュール設定されます。この選択を使用すると、実際の

開始時刻が予定開始時刻より後の場合、開始されるコンポーネントジョブの

バックログが作成されます。

� 実際の開始日実際の開始日実際の開始日実際の開始日:::: 間隔が経過した後に、繰り返しコンポーネントジョブの次の繰

り返しを開始します。 間隔は、[予定開始日]フィールドが示す時間ではなくコ

ンポーネントジョブが開始した時間から計算されます。 たとえば、繰り返し間

隔が 5 分、予定開始時刻が 09:00 で、コンポーネントジョブが 09:02 に開始

した場合、次のコンポーネントジョブは 09:07 に開始するようにスケジュール

設定されます。

� 終了終了終了終了:::: 前のコンポーネントジョブが終了し、繰り返し間隔が経過した後に、繰

り返しコンポーネントジョブの次の繰り返しを開始します。 たとえば、繰り返

し間隔が 5 分、予定開始時刻が 09:00 で、コンポーネントジョブが 09:02 に

開始し、 初のコンポーネントジョブが 09:04 に終了した場合、次のコンポー

ネントジョブは 09:09 に開始するようにスケジュール設定されます。

繰返し このフィールドは、コンポーネントジョブが繰り返される回数を決定します。

フィールドフィールドフィールドフィールド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1128

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Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � コンポーネントジョブの管理

作成時にコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを削除するには作成時にコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを削除するには作成時にコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを削除するには作成時にコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを削除するには

1 [管理 - サーバー]画面、[ジョブ]ビューの順に移動します。

2 [ジョブ]リストで、[状況]フィールドの値が[作成中]のコンポーネントジョブを選択します。

3 [削除]ボタンをクリックします。

完了したコンポーネントジョブは、一定の時間が経過した後で自動的に削除されます。この時間は[削除間隔]およ

び[削除間隔の単位]フィールドで指定し、デフォルトでは 1 週間に設定されています。 これらのフィールドの設定

については、125 ページの「コンポーネントジョブの開始」を参照してください。

コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの取り消しコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの取り消しコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの取り消しコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの取り消し

ここでは、コンポーネントジョブを取り消す手順について説明します。取り消すことができるコンポーネントジョブ

は、状況が[行列待ち]または[待機中]のものだけです。

コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを取り消すにはコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを取り消すにはコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを取り消すにはコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを取り消すには

1 [管理 - サーバー]画面、[ジョブ]ビューの順に移動します。

2 [ジョブ]リストで、[状況]フィールドの値が[行列待ち]または[待機中]のコンポーネントジョブを選択し

ます。

3 [ジョブを取消]ボタンをクリックします。

取り消したコンポーネントジョブは、一定の時間が経過した後で自動的に削除されます。この時間は[削除間隔]お

よび[削除間隔の単位]フィールドで指定し、デフォルトでは 1 週間に設定されています。 これらのフィールドの設

定については、125 ページの「コンポーネントジョブの開始」を参照してください。

コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの保留コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの保留コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの保留コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの保留

ここでは、コンポーネントジョブを保留する手順について説明します。保留できるコンポーネントジョブは、状況が

[行列待ち]のものだけです。

コンポーネントジョブを保留すると、適用可能なタスクが一時停止するか(タスクが一時停止可能な場合)、現在の

タスクを完了できます。保留中のコンポーネントジョブに対して新しいタスクが開始されることはありません。

コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを保留するにはコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを保留するにはコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを保留するにはコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを保留するには

1 [管理 - サーバー]画面、[ジョブ]ビューの順に移動します。

2 [ジョブ]リストで、[状況]フィールドの値が[行列待ち]のコンポーネントジョブを選択します。

備考:備考:備考:備考:[状況]フィールドの値が[有効]のジョブは保留できません。

3 [ジョブを保留]ボタンをクリックします。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 129

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Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � コンポーネントジョブの管理

コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの再開コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの再開コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの再開コンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブの再開

ここでは、保留中のコンポーネントジョブを再開する手順について説明します。再開できるコンポーネントジョブ

は、状況が[待機中]のものだけです。コンポーネントジョブの保留については、129 ページの「コンポーネントま

たは繰り返しコンポーネントジョブの保留」を参照してください。

保留中のコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを再開するには保留中のコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを再開するには保留中のコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを再開するには保留中のコンポーネントまたは繰り返しコンポーネントジョブを再開するには

1 [管理 - サーバー]画面、[ジョブ]ビューの順に移動します。

2 [ジョブ]リストで、[状況]フィールドの値が[待機中]のコンポーネントジョブを選択します。

3 [ジョブの再開]ボタンをクリックします。

コンポーネントジョブのトラブルシューティングコンポーネントジョブのトラブルシューティングコンポーネントジョブのトラブルシューティングコンポーネントジョブのトラブルシューティング

ここでは、コンポーネントジョブの問題を解決するガイドラインを示します。

問題を解決するには、表 17 の現象/エラーメッセージのリストを参照してください。

表 17 コンポーネントジョブに関する問題の解決

現象/エラーメッセージ現象/エラーメッセージ現象/エラーメッセージ現象/エラーメッセージ 診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因診断手順/原因 解決策解決策解決策解決策

[コンポーネント/ジョブ]

ドロップダウンリストにレ

コードがありません。

バッチモードのコンポーネ

ントが同期されていません。

バッチモードのコンポーネントを同期します。こ

のタスクについては、85 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期」を

参照してください。

データベース UTC が有効に

なっています。

システム属性 Universal Time Coordinated を

false に設定します。システム属性の設定について

は、『Siebel アプリケーション管理ガイド』を参

照してください。

サーバーコンポーネント

ジョブは、コンポーネント

定義画面を使用して追加さ

れた新しいコンポーネント

定義に基づきます。

バッチモードのコンポーネントを同期します。こ

のタスクについては、85 ページの「Siebel Enterprise Server でのコンポーネントの同期」を

参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1130

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Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � Siebel Server タスクの管理

Siebel Server タスクの管理タスクの管理タスクの管理タスクの管理ここでは、Siebel Server タスクに適用される管理タスクを示します。

Siebel Server タスクの管理については、次のトピックを参照してください。

� 131 ページの「Siebel Server タスクの開始」

� 131 ページの「Siebel Server タスクの一時停止」

� 132 ページの「Siebel Server タスクの再開」

� 133 ページの「Siebel Server タスクの停止」

� 133 ページの「Siebel Server タスクの中止」

� 134 ページの「Siebel Server タスクの動的パラメータの設定」

Siebel Server タスクの開始タスクの開始タスクの開始タスクの開始

Siebel Server タスクを開始するには、コンポーネントジョブを実行する必要があります。コンポーネントジョブ

とコンポーネントジョブの管理については、次のトピックを参照してください。

� 124 ページの「コンポーネントジョブの概要」

� 124 ページの「コンポーネントジョブの管理」

� 125 ページの「コンポーネントジョブの開始」

Siebel Server タスクの一時停止タスクの一時停止タスクの一時停止タスクの一時停止

ここでは、Siebel Server タスクを一時停止する手順について説明します。 特定のコンポーネントタイプの Siebel Server タスクのみ一時停止できます。表 18 は、これらのコンポーネントタイプ、およびこの機能を備えているあ

らかじめ定義されているコンポーネントのリストを示します。

表 18 一時停止できるコンポーネントタイプ

コンポーネントのタイプコンポーネントのタイプコンポーネントのタイプコンポーネントのタイプ

あらかじめ定義されているあらかじめ定義されているあらかじめ定義されているあらかじめ定義されている

コンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネント

あらかじめ定義されているあらかじめ定義されているあらかじめ定義されているあらかじめ定義されている

コンポーネントエイリアスコンポーネントエイリアスコンポーネントエイリアスコンポーネントエイリアス

MailMgr Email Manager MailMgr

MktgSrvr Marketing Server MktgSrvr

PageMgr Page Manager PageMgr

ServerMgr Server Manager ServerMgr

TxnMerge Transaction Merger TxnMerge

TxnProc Transaction Processor TxnProc

TxnRoute Transaction Router TxnRoute

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 131

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Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � Siebel Server タスクの管理

Siebel Server タスクの管理については、131 ページの「Siebel Server タスクの管理」を参照してください。

Siebel Server タスクを一時停止するにはタスクを一時停止するにはタスクを一時停止するにはタスクを一時停止するには

1 [管理 - サーバー]画面、[タスク]ビューの順に移動します。

2 [タスク]リストで、目的の Siebel Server タスクを選択します。

Siebel Server タスクが目的の Siebel Server 上にあり、一時停止可能なコンポーネントタイプかどうかを確

認します。一時停止できる Siebel Server コンポーネントタイプのリストについては、表 18 を参照してくだ

さい。

3 [一時停止]ボタンをクリックします。

一時停止したタスクの再開については、132 ページの「Siebel Server タスクの再開」を参照してください。

Siebel Server タスクの再開タスクの再開タスクの再開タスクの再開

ここでは、一時停止した Siebel Server タスクを再開する手順について説明します。

Siebel Server タスクの管理については、131 ページの「Siebel Server タスクの管理」を参照してください。

一時停止した一時停止した一時停止した一時停止した Siebel Server タスクを再開するにはタスクを再開するにはタスクを再開するにはタスクを再開するには

1 [管理 - サーバー]画面、[タスク]ビューの順に移動します。

2 [タスク]リストで、対象となる一時停止中の Siebel Server タスクを選択します。

3 [再開]ボタンをクリックします。

WorkActn Workflow Action Agent WorkActn

WorkMon Workflow Monitor Agent WorkMon

表 18 一時停止できるコンポーネントタイプ

コンポーネントのタイプコンポーネントのタイプコンポーネントのタイプコンポーネントのタイプ

あらかじめ定義されているあらかじめ定義されているあらかじめ定義されているあらかじめ定義されている

コンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネント

あらかじめ定義されているあらかじめ定義されているあらかじめ定義されているあらかじめ定義されている

コンポーネントエイリアスコンポーネントエイリアスコンポーネントエイリアスコンポーネントエイリアス

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1132

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Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � Siebel Server タスクの管理

Siebel Server タスクの停止タスクの停止タスクの停止タスクの停止

ここでは、Siebel Server タスクを停止する手順について説明します。実行中または一時停止中の Siebel Serverタスクを停止できます。

備考:備考:備考:備考: サーバーコンポーネントをシャットダウンするのではなく、特定のサーバーコンポーネントの個々のタスク

を停止することをお勧めします。

Siebel Server タスクの管理については、131 ページの「Siebel Server タスクの管理」を参照してください。

Siebel Server タスクを停止するにはタスクを停止するにはタスクを停止するにはタスクを停止するには

1 [管理 - サーバー]画面、[タスク]ビューの順に移動します。

2 [タスク]リストで、対象となる実行中の Siebel Server タスクを選択します。

3 [停止]ボタンをクリックします。

Siebel Server タスクの中止タスクの中止タスクの中止タスクの中止

ここでは、Siebel Server タスクを中止する手順について説明します。 Siebel Server タスクの中止は、オペレー

ティングシステム制御を使用してタスクを終了するように、Siebel Server に指示します。

Siebel Server タスクの管理については、131 ページの「Siebel Server タスクの管理」を参照してください。

Siebel Server タスクを中止するにはタスクを中止するにはタスクを中止するにはタスクを中止するには

1 [管理 - サーバー]画面、[タスク]ビューの順に移動します。

2 [タスク]リストで、対象となる実行中の Siebel Server タスクを選択します。

3 [停止]ボタンを 3 回続けてクリックします。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 133

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Siebel Server 実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理実行時のオペレーションの管理 � Siebel Server タスクの管理

Siebel Server タスクの動的パラメータの設定タスクの動的パラメータの設定タスクの動的パラメータの設定タスクの動的パラメータの設定

ここでは、Siebel Server タスクの動的パラメータを設定する手順について説明します。Siebel Server タスクの

パラメータは、Siebel Enterprise Server、Siebel Server、サーバーコンポーネントパラメータレベル、および

コンポーネントジョブの開始時に指定されたタスク固有のパラメータで構成されます。タスクが実行中になった後に

変更できるのは、動的パラメータのみです。

システムパラメータの基本的な情報については、66 ページの「Siebel システムパラメータについて」を参照してく

ださい。Siebel Server タスクパラメータの基本的な情報については、70 ページの「タスクパラメータの概要」を

参照してください。

Siebel Server タスクの管理については、131 ページの「Siebel Server タスクの管理」を参照してください。

Siebel Server タスクの動的パラメータを設定するにはタスクの動的パラメータを設定するにはタスクの動的パラメータを設定するにはタスクの動的パラメータを設定するには

1 [管理 - サーバー]画面、[タスク]ビューの順に移動します。

2 [タスク]リストで、対象となる実行中の Siebel Server タスクを選択します。

3 [パラメータ]タブをクリックします。

4 [タスクパラメータ]リストで、変更するパラメータの値を変えます([動的]カラムのチェックマークにより、

動的パラメータを識別します)。

a 変更するパラメータを選択します。

b [値]フィールドに新しい値を入力します。

c メニューボタンをクリックし、[レコードを保存]を選択します。

コンポーネントパラメータおよびその関連属性のリストについては、206 ページの「Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネントのパラメータ」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1134

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8 Siebel Server Manager のコマンドのコマンドのコマンドのコマンドラインインターフェイスの使用ラインインターフェイスの使用ラインインターフェイスの使用ラインインターフェイスの使用

この章では、Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイス(srvrmgr プログラムとも呼ばれます)

で使用可能なプロシージャについて詳しく説明します。srvrmgr プログラムの概要と管理方法に続いて、Siebel Enterprise Server の管理、個別の Siebel Server および Siebel Server のコンポーネントやコンポーネントグ

ループの管理に使用する、個別のコマンドの説明があります。 Siebel Server Manager のコマンドラインインター

フェイスにアクセスして使用するには、Siebel アプリケーションによって定義された管理権限を持ち、データベー

ス内にユーザー定義されている必要があります。詳しくは、次の項を参照してください。

� 135 ページの「Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの起動」

� 138 ページの「コマンドラインインターフェイスの使用に関する推奨事項」

� 139 ページの「Siebel Server Manager コマンド」

備考:備考:備考:備考: Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスを使用する場合は、ASCII 文字のみを使用し

てください。 ASCII 以外の文字(アクセント記号が付いたフランス語の文字、ロシア語、アラビア語、日本語、中

国語、韓国語、タイ語の文字など)が含まれているパラメータを入力する場合は、Siebel Server Manager GUIを使用してください。

Siebel Server Manager のコマンドラインのコマンドラインのコマンドラインのコマンドラインインターフェイスの起動インターフェイスの起動インターフェイスの起動インターフェイスの起動この章では、Windows と UNIX の両方の環境で使用可能な、Siebel Server Manager のコマンドラインイン

ターフェイスの使用方法について説明します。

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスは、srvrmgr プログラムです。

srvrmgr プログラムを起動するにはプログラムを起動するにはプログラムを起動するにはプログラムを起動するには

1 (Windows サーバーの場合のみ)次のように、DOS プロンプトで Siebel Server ルートディレクトリ内の

bin サブディレクトリに移動します。

cd ¥SIEBSRVR_ROOT¥bin

備考:備考:備考:備考: Siebel Server Manager コマンドでパスおよびマシン名を指定する場合、統一名前付け規則(UNC)

は使用できません。

2 フラグを使用して必要なパラメータを指定し、srvrmgr プログラムを実行します。

srvrmgr flags

srvrmgr のフラグについては、136 ページの表 20 を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 135

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Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager のコ

マンドラインインターフェイスの起動

3 Siebel Server Manager が起動すると、プロンプトが次のように変化します。

srvrmgr:server_name>

server_name パラメータがプロンプトに表示されるのは、-s フラグで Siebel Server を指定して srvrmgrプログラムを実行したとき、または set server コマンドを使用して Siebel Server を指定した後のみです。

たとえば、Windows サーバーで表 19 に指定されたパラメータを使用して srvrmgr プログラムを起動するには、

次のように入力します。

srvrmgr /g gateway1 /e enterprise1 /s server1 /u sadmin /p sadmin

UNIX サーバーで表 19 に指定されたパラメータを使用して srvrmgr プログラムを起動するには、次のように入力

します。

srvrmgr -g gateway1 -e enterprise1 -s server1 -u sadmin -p sadmin

表 20 は、srvrmgr プログラムで使用可能なコマンドラインフラグのリストです。

表 19 srvrmgr プログラムの起動用パラメータの例

Siebel Gateway Name Server Enterprise Siebel Server ユーザー名ユーザー名ユーザー名ユーザー名 パスワードパスワードパスワードパスワード

gateway1 enterprise1 server1 sadmin sadmin

表 20 srvrmgr のコマンドラインフラグ

Windows のののの

フラグフラグフラグフラグ

UNIX のののの

フラグフラグフラグフラグ パラメータパラメータパラメータパラメータ 説明説明説明説明 必須必須必須必須

/b -b バッチモード(エラーが発生した場合の終了

箇所を示す /i とともに使用)

N

/c -c " コマンド " 単一のコマンドを実行する(コマンドは二重

引用符で囲む)

N

/e -e entrpr_server Siebel Enterprise Server 名 Y

/g -g gateway_server Siebel Gateway Name Server マシンの

ネットワークアドレス

Y

/h または /? -h または -? ヘルプまたは使用方法メッセージを印刷する N

/i -i input_file 入力ファイルからコマンドを取得する N

/k -k delimiter 指定された区切り文字で出力ファイルの列を

解析する

N

/l -l language 言語コード(デフォルトは ENU) N

/m -m 圧縮可能 N

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1136

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Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager のコ

マンドラインインターフェイスの起動

/o -o output_file インタラクティブモードで生成された情報を

指定された出力ファイルに記録する。記録さ

れる情報のタイプには、発行されたコマン

ド、コマンド出力、タスクのタイプ、タスク

状況、起動時刻、および終了時刻などがあり

ます。 このフラグは、ログを記録するコマン

ドを指定するフラグである(c)、または多数

のコマンドを記述した入力ファイルを指定す

るフラグである(i)のいずれかとともに使

用します。

N

/p -p password Siebel Server 管理者のパスワード Y

/r -r ネットワークパケットの暗号化が可能

(デフォルトは N)

N

/s -s siebel_server Siebel Server 名(デフォルトはすべての

サーバー)。/s フラグを使用して srvrmgrを起動すると、プログラムはその特定の

Siebel Server にのみ接続されます。すべ

てのコマンドとユーザー認証は、その

Siebel Server にのみ送信されます。この

モードで対象の Siebel Server を変更する

ことはできません。

N

/u -u username Siebel Server 管理者のユーザー名

備考:備考:備考:備考: srvrmgr プログラムでは、データ

ベースに格納するユーザー名を大文字にする

必要があります。ユーザー名は、認証プロセ

スで自動的に大文字に変換され、データベー

スユーザー名が小文字で格納されている場合

は、ログインエラーが発生します。

Y

/z -z server_group_name

サーバーグループ名。/z フラグを使用して

srvrmgr を起動すると、指定したサーバー

グループに接続できます。その結果、その

サーバーグループに割り当てられたすべての

Siebel Server に接続します。

サーバーグループを使用した Siebel Server の割り当ての管理については、148ページの「サーバーグループ管理コマンド」

を参照してください。

N

表 20 srvrmgr のコマンドラインフラグ (続き)

Windows のののの

フラグフラグフラグフラグ

UNIX のののの

フラグフラグフラグフラグ パラメータパラメータパラメータパラメータ 説明説明説明説明 必須必須必須必須

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 137

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Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � コマンドラインインターフェイ

スの使用に関する推奨事項

コマンドラインインターフェイスの使用に関するコマンドラインインターフェイスの使用に関するコマンドラインインターフェイスの使用に関するコマンドラインインターフェイスの使用に関する推奨事項推奨事項推奨事項推奨事項Server Manager のコマンドラインインターフェイスを使用する場合、次のベストプラクティスに従うことをお勧

めします。

� /s フラグを使用せずに特定の Siebel Server を対象にします。

� 個別のコマンドで、for server siebel_server_name命令を使用します。特定の Siebel Server の名

前を指定すると、コマンドがその Siebel Server のみを対象にします。

� パターンに一致する名前を持つすべての Siebel Server をコマンドの対象にするには、名前の一部と % ワ

イルドカード文字を使用します。指定したワイルドカード文字で始まるパターン、または終わるパターンの

みが一致します。ワイルドカードが文字列の途中にある場合は一致しません。たとえば、次のコマンドを入

力します。

list components for server WF%

この場合は、名前が WF で始まるすべての Siebel Server のコンポーネントのリストが表示されます。

� set server siebel_server_nameコマンドを使用します。コマンドがすべての Siebel Server を対象

にするモードに戻るには、unset serverを使用します。これらのコマンドについては、141 ページの

「Siebel Server Manager の環境コマンド」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: set コマンドを使用する場合、他の Siebel Server への接続が保持され、引き続き実行されます。

� 頻繁なリスト操作には、/s フラグを使用して srvrmgr を起動します。 各 Siebel Server の結果のデータを解

析します。エンタープライズのリストデータを srvrmgr プロセスの外部で集計します。srvrmgr で操作がシ

リアル化されないため、この方法によりパフォーマンスが向上します。

� show 句を使用して、実際に使用するデータがある列のみを指定します。show 句については、147 ページの

「list コマンドの設定」を参照してください。

� /c オプションを使用せずに、/i オプションを使用して、長時間実行する srvrmgr セッションを 1 つ開き、そ

のセッションにコマンドを送信します。/i オプションを使用して、スクリプトから条件付きでコマンドを実行

することもできます。

� ファイルまたはスクリプトから srvrmgr コマンドを使用する場合、sleep コマンドを使用して、次の srvrmgrコマンドを実行するまでの待機時間(秒)を設定します。たとえば、Siebel Server の起動後、次のコマンドを

発行する前に、sleep コマンドを使用して Siebel Server とコンポーネントが実行されるまで待機します。

� ファイルから srvrmgr コマンドを動的に入力するには、アクティブな srvrmgr セッションで read コマンド

を使用します。

� 新しいタスクを開始する場合は、パラメータ TaskTag の値を指定します。 TK_TASKTAG 列を含めると、list tasks コマンドにこのテキストが表示されます。たとえば、次のように入力します。

list tasks show TK_TASKTAG

� サーバーグループに接続するには、/z フラグを使用して srvrmgr を起動します。たとえば、Windows サー

バーでは、次のように入力します。

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Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

srvrmgr /g gateway1 /e enterprise1 /z server_group_name /u sadmin /p sadmin

UNIX サーバーでは、次のように入力します。

srvrmgr -g gateway1 -e enterprise1 -z server_group_name -u sadmin -p sadmin

これによって、サーバーグループに割り当てられたすべての Siebel Server に接続します。

Siebel Server Manager コマンドコマンドコマンドコマンドSiebel Server Manager が起動した後、この項で説明するコマンドを使用して管理タスクを実行できます。 これら

のコマンドを、Siebel Server Manager から実行するとおりに ASCII テキストファイルに書き込み、バッチ入力

ファイルとして使用することもできます。このファイルを /i フラグで指定して srvrmgr を実行します。これは、複

数の Siebel Server にまたがって同様の Siebel Server コンポーネント定義を管理する場合に、特に便利です。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスを使用して Siebel Server のタスクを起動ま

たは実行するには、Siebel の管理者権限が必要です。

Siebel Server Manager コマンドは、次のカテゴリーに分類されます。

� ヘルプ

� 環境

� リスト

� Siebel Server の管理

� コンポーネント定義

� コンポーネントの管理

� タスクの管理

� パラメータの管理

� 指定サブシステムの管理

� システムアラート通知

� リスト定義

� イベントのログ

� 設定

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 139

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Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

コマンド構文コマンド構文コマンド構文コマンド構文

この章では、Siebel Server Manager コマンドの、コマンドライン構文と使用方法について説明します。

コマンドラインインターフェイスで使用されるコンポーネント名とパラメータ名は、Siebel Server Manager GUIの場合と異なります。コマンドラインインターフェイスで使用される実際のコンポーネント名とパラメータ名を取得

するには、list コマンドを使用します。list コマンドの使用方法については、143 ページの「リストコマンド」を参

照してください。

ユーザー定義の値(siebel_server_name、component_alias_name、parameter_alias_nameなど)に次

のような値を指定する場合は、引用符で囲む必要があります。

� 空白を含むもの

� サーバー名やコンポーネント名などの解析しないキーワード

たとえば、次のコマンドでは、Siebel Server 名は二重引用符で囲む必要があります。これは、Siebel Server 名に空白が含まれているためです。

start task for component EIM server "North America" with Config=default.ifb

備考:備考:備考:備考: srvrmgr コマンドで引用符のネストがある場合、つまり引用符の内側に別の引用符がある場合は、内側の引

用符の前にエスケープ文字である円記号(¥)を付けます。

ヘルプコマンドヘルプコマンドヘルプコマンドヘルプコマンド

コマンドのリストや、特定のコマンドのヘルプを取得するには、help コマンドを使用します。

ヘルプを取得するにはヘルプを取得するにはヘルプを取得するにはヘルプを取得するには

� 次のように入力します。

help

� 特定のコマンドに対しては、次のように入力します。

help command

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Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

Siebel Server Manager の環境コマンドの環境コマンドの環境コマンドの環境コマンド

現在の Siebel Server Manager セッションをコントロールする、Siebel Server Manager 環境変数を設定する

には、環境コマンドを使用します。

現在動作している現在動作している現在動作している現在動作している Siebel Server を設定するにはを設定するにはを設定するにはを設定するには

� 次のように入力します。

set server siebel_server_name

このコマンドが有効なのは、srvrmgr プログラムを実行するときに -s フラグを使用して Siebel Server を指

定しない場合のみです。

現在動作している現在動作している現在動作している現在動作している Siebel Server の設定を解除(クリア)するにはの設定を解除(クリア)するにはの設定を解除(クリア)するにはの設定を解除(クリア)するには

� 次のように入力します。

unset server

このコマンドが有効なのは、srvrmgr プログラムを実行するときに -s フラグを使用して Siebel Server を指

定しない場合のみです。

環境変数を表示するには環境変数を表示するには環境変数を表示するには環境変数を表示するには

� 次のように入力します。

show

個別の環境変数を表示するには個別の環境変数を表示するには個別の環境変数を表示するには個別の環境変数を表示するには

� 次のように入力します。

show variable_name

出力をファイルにスプールするには出力をファイルにスプールするには出力をファイルにスプールするには出力をファイルにスプールするには

� 次のように入力します。

spool output_file

ファイルへのスプールを停止するにはファイルへのスプールを停止するにはファイルへのスプールを停止するにはファイルへのスプールを停止するには

� 次のように入力します。

spool off

ファイルからコマンドを読み取るにはファイルからコマンドを読み取るにはファイルからコマンドを読み取るにはファイルからコマンドを読み取るには

� 次のように入力します。

read input_file

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 141

Page 142: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

Siebel Enterprise Server の接続を更新するにはの接続を更新するにはの接続を更新するにはの接続を更新するには

� 次のように入力します。

refresh enterprise

Siebel Enterprise Server の refresh コマンドは、既存の Siebel Servers に対するすべての接続を閉じて

から、それらのサーバーに対して新しい接続を開きます。

srvrmgr のコマンドライン出力からヘッダーおよびフッターの情報を削除するにはのコマンドライン出力からヘッダーおよびフッターの情報を削除するにはのコマンドライン出力からヘッダーおよびフッターの情報を削除するにはのコマンドライン出力からヘッダーおよびフッターの情報を削除するには

� 次のように入力します。

set header false

および

set footer false

srvrmgr コマンドの出力を解析する場合、ヘッダーおよびフッターの情報を削除すると便利です。

srvrmgr のコマンドライン出力にヘッダーおよびフッターの情報を追加するにはのコマンドライン出力にヘッダーおよびフッターの情報を追加するにはのコマンドライン出力にヘッダーおよびフッターの情報を追加するにはのコマンドライン出力にヘッダーおよびフッターの情報を追加するには

� 次のように入力します。

set header true

および

set footer true

srvrmgr プログラムを終了するにはプログラムを終了するにはプログラムを終了するにはプログラムを終了するには

� 次のように入力します。

exit

または

quit

終了前に変更した設定を保存する方法については、149 ページの「Siebel Gateway Name Server の情報をバック

アップするには」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1142

Page 143: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

リストコマンドリストコマンドリストコマンドリストコマンド

現在のデータのみを表示するには、リストコマンドを使用します。このコマンドではデータは変更されません。

利用可能な利用可能な利用可能な利用可能な Siebel Server のリストを表示するにはのリストを表示するにはのリストを表示するにはのリストを表示するには

� 次のように入力します。

list servers

� 1 つのコンポーネントに対しては、次のように入力します。

list servers for component component_alias_name

� 1 つのコンポーネントグループに対しては、次のように入力します。

list servers for component group component_group_alias_name

コンポーネントグループのリストを表示するにはコンポーネントグループのリストを表示するにはコンポーネントグループのリストを表示するにはコンポーネントグループのリストを表示するには

� すべてのコンポーネントグループに対しては、次のように入力します。

list component groups

� 特定の Siebel Server に対しては、次のように入力します。

list component groups for server siebel_server_name

Siebel Server に接続している場合、リストコマンドは、共有メモリにあるコンポーネントグループのみのリスト

を表示します。Siebel Server に接続していない場合、その Siebel Server に割り当てられたコンポーネントグ

ループのリストを Siebel Gateway Name Server から表示します。151 ページの「Siebel Gateway Name Server からコンポーネントグループのリストを表示するには」の describe コマンドも参照してください。

現在のコンポーネントグループの状況のリストを表示するには現在のコンポーネントグループの状況のリストを表示するには現在のコンポーネントグループの状況のリストを表示するには現在のコンポーネントグループの状況のリストを表示するには

� コンポーネントグループのすべてのインスタンスに対しては、次のように入力します。

list component group component_group_alias_name

� 特定の Siebel Server に対しては、次のように入力します。

list component group component_group_alias_name for server siebel_server_name

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 143

Page 144: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

現在のコンポーネントの状況のリストを表示するには現在のコンポーネントの状況のリストを表示するには現在のコンポーネントの状況のリストを表示するには現在のコンポーネントの状況のリストを表示するには

� すべてのコンポーネントに対しては、次のように入力します。

list component

� コンポーネントのすべてのインスタンスに対しては、次のように入力します。

list component component_alias_name

� 特定の Siebel Server に対しては、次のように入力します。

list component for server siebel_server_name

� 特定のタスクに対しては、次のように入力します。

list component for task task_number

特定のタスクの値のリストを表示するには、 初に set serverコマンドを使用して、現在動作している

Siebel Server を設定する必要があります。このコマンドについては、141 ページの「Siebel Server Manager の環境コマンド」を参照してください。

サブシステムのリストを表示するにはサブシステムのリストを表示するにはサブシステムのリストを表示するにはサブシステムのリストを表示するには

� すべてのサブシステムに対しては、次のように入力します。

list subsystem

指定サブシステムのリストを表示するには指定サブシステムのリストを表示するには指定サブシステムのリストを表示するには指定サブシステムのリストを表示するには

� すべての指定サブシステムに対しては、次のように入力します。

list named subsystem

� 特定のサブシステムに対しては、次のように入力します。

list named subsystem for subsystem subsystem_alias_name

� 特定の Siebel Server に対しては、次のように入力します。

list named subsystem for server siebel_server_name

現在のタスク状況のリストを表示するには現在のタスク状況のリストを表示するには現在のタスク状況のリストを表示するには現在のタスク状況のリストを表示するには

� すべてのタスクに対しては、次のように入力します。

list tasks

� 特定の Siebel Server に対しては、次のように入力します。

list tasks for server siebel_server_name

� 特定のコンポーネントに対しては、次のように入力します。

list tasks for component component_alias_name

� 特定のコンポーネントグループに対しては、次のように入力します。

list tasks for component group component_group_alias_name

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1144

Page 145: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

� 特定のタスクに対しては、次のように入力します。

list task task_number

特定のタスクの値のリストを表示するには、 初に set serverコマンドを使用して、現在動作している

Siebel Server を設定する必要があります。このコマンドについては、141 ページの「Siebel Server Manager の環境コマンド」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: 返されるタスクの数は、そのコンポーネントの Maximum Tasks パラメータによって決まります。

Maximum Tasks パラメータについては、206 ページの「Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネントの

パラメータ」を参照してください。

セッションモードのコンポーネントに対するタスクのリストを表示するにはセッションモードのコンポーネントに対するタスクのリストを表示するにはセッションモードのコンポーネントに対するタスクのリストを表示するにはセッションモードのコンポーネントに対するタスクのリストを表示するには

� 特定の Siebel Server に対しては、次のように入力します。

list sessions for server siebel_server_name

� 特定のコンポーネントに対しては、次のように入力します。

list sessions for comp component_alias_name

� 特定のオブジェクト管理者のログインに対しては、次のように入力します。

list sessions for login object_manager_login

� ハングしたタスクのリストに対しては、次のように入力します。

list hung sessions for server siebel_server_name [or]comp component_alias_name [or]login object_manager_login

� アクティブなタスクのリストに対しては、次のように入力します。

list active sessions for server siebel_server_name [or]comp component_alias_name [or]login object_manager_login

現在のパラメータ値のリストを表示するには現在のパラメータ値のリストを表示するには現在のパラメータ値のリストを表示するには現在のパラメータ値のリストを表示するには

� Siebel Enterprise Server に対しては、次のように入力します。

list ent param

� すべての Siebel Server に対しては、次のように入力します。

list parameters

� 特定の Siebel Server に対しては、次のように入力します。

list parameters for server siebel_server_name

� すべての Siebel Server の特定のコンポーネントに対しては、次のように入力します。

list parameters for component component_alias_name

� 特定の Siebel Server の特定のコンポーネントに対しては、次のように入力します。

list parameters for component component_alias_name server siebel_server_name

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 145

Page 146: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

� 特定のタスクに対しては、次のように入力します。

list parameters for task task_number server siebel_server_name

現在の拡張パラメータ値のリストを表示するには現在の拡張パラメータ値のリストを表示するには現在の拡張パラメータ値のリストを表示するには現在の拡張パラメータ値のリストを表示するには

� 前に説明したコマンドを使用して、パラメータのリストを表示します。ただし、parametersの前に

advancedを指定します。 たとえば、次のように設定します。

list advanced parameters for server siebel_server_name

現在の状況値のリストを表示するには現在の状況値のリストを表示するには現在の状況値のリストを表示するには現在の状況値のリストを表示するには

� すべての状況値に対しては、次のように入力します。

list state values

� 特定の Siebel Server に対しては、次のように入力します。

list state values for server siebel_server_name

� 特定のタスクに対しては、次のように入力します。

list state values for task task_number

備考:備考:備考:備考: 特定のタスクの値のリストを表示するには、 初に set serverコマンドを使用して、現在動作してい

る Siebel Server を設定する必要があります。このコマンドについては、141 ページの「Siebel Server Manager の環境コマンド」を参照してください。

現在の統計値のリストを表示するには現在の統計値のリストを表示するには現在の統計値のリストを表示するには現在の統計値のリストを表示するには

� すべての統計に対しては、次のように入力します。

list statistics

� 特定の Siebel Server に対しては、次のように入力します。

list statistics for server siebel_server_name

� 特定のコンポーネントに対しては、次のように入力します。

list statistics for component component_alias_name

� 特定のタスクに対しては、次のように入力します。

list statistics for task task_number

特定のタスクの値のリストを表示するには、 初に set serverコマンドを使用して、現在動作している

Siebel Server を設定する必要があります。このコマンドについては、141 ページの「Siebel Server Manager の環境コマンド」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1146

Page 147: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

list コマンドの設定コマンドの設定コマンドの設定コマンドの設定

次のコマンドは、143 ページの「リストコマンド」で説明した list コマンドの出力を修正または設定します。

個別の個別の個別の個別の list コマンドの出力を修正するにはコマンドの出力を修正するにはコマンドの出力を修正するにはコマンドの出力を修正するには

� 特定の列を表示するには、次のように入力します。

list list_object show column_1, column_2, ..., column_n

たとえば、次のように設定します。

list components show SV_NAME, CC_ALIAS

� for 句で指定して特定の列を表示するには、次のように入力します。

list list_object for for_object show column_1, column_2, ..., column_n

たとえば、次のように設定します。

list components for SRVR_1 show CC_ALIAS

list コマンドで利用可能な列のリストを表示するにはコマンドで利用可能な列のリストを表示するにはコマンドで利用可能な列のリストを表示するにはコマンドで利用可能な列のリストを表示するには

� 次のように入力します。

configure list list_object

list コマンドの出力を設定するにはコマンドの出力を設定するにはコマンドの出力を設定するにはコマンドの出力を設定するには

� 特定の列のみを表示するには、次のように入力します。

configure list list_object show column_1, column_2, ..., column_n

このコマンドによって、それ以降の list list_object コマンドは定義された列のみを表示するようになります。

備考:備考:備考:備考: ある srvrmgr セッションで特定の list コマンドを設定すると、そのセッションでは再度設定できなくな

ります。その list コマンドで別の列を表示するには、新規セッションを開始する必要があります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 147

Page 148: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

サーバーグループ管理コマンドサーバーグループ管理コマンドサーバーグループ管理コマンドサーバーグループ管理コマンド

サーバーグループに対する Siebel Server の割り当てを管理するには、サーバーグループ管理コマンドを使用しま

す。Siebel Server は、一度に 1 つのサーバーグループにのみ割り当てることができます。サーバーグループには、

複数の Siebel Server を含めることができます。

Siebel Server をサーバーグループに割り当てると、srvrmgr プログラムを起動するときに、サーバーグループ名

を /z フラグのパラメータとして指定できます。これによって、srvrmgr プログラムは、指定されたサーバーグルー

プに割り当てられたすべての Siebel Server に接続します。たとえば、Windows サーバーでは、次のように入力

します。

srvrmgr /g gateway1 /e enterprise1 /z server_group_name /u sadmin /p sadmin

UNIX サーバーでは、次のように入力します。

srvrmgr -g gateway1 -e enterprise1 -z server_group_name -u sadmin -p sadmin

srvrmgr プログラムの起動方法については、135 ページの「Siebel Server Manager のコマンドラインインター

フェイスの起動」を参照してください。

Siebel Server をサーバーグループに割り当てるにはをサーバーグループに割り当てるにはをサーバーグループに割り当てるにはをサーバーグループに割り当てるには

� 次のように入力します。

change attribute groupname=server_group_name for server siebel_server_name

サーバーグループからサーバーグループからサーバーグループからサーバーグループから Siebel Server を割り当て解除するにはを割り当て解除するにはを割り当て解除するにはを割り当て解除するには

� 次のように入力します。

change attribute groupname=" " for server siebel_server_name

注意:注意:注意:注意: 引用符と引用符の間には、必ずスペースを入れてください。

Siebel Server 管理コマンド管理コマンド管理コマンド管理コマンド

Siebel Server を起動または停止するには、Siebel Server 管理コマンドを使用します。

Siebel Server を起動するにはを起動するにはを起動するにはを起動するには

� 次のように入力します。

startup appserver siebel_server_name

Siebel Server をシャットダウンするにはをシャットダウンするにはをシャットダウンするにはをシャットダウンするには

� 次のように入力します。

shutdown appserver siebel_server_name

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1148

Page 149: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

Siebel Gateway Name Server の情報をバックアップするにはの情報をバックアップするにはの情報をバックアップするにはの情報をバックアップするには

� 次のように入力します。

backup nameserver file_name

ファイル名が指定されていない場合、日時を基に、siebns.dat_yyyymmdd_hhmmssという形式でバックアッ

プファイルに名前が付けられます。このファイルの格納場所は、Windows では Siebel Server ルートディレ

クトリの Administration ディレクトリ、UNIX では Siebel Server ルートディレクトリの Sys ディレクトリ

です。

コンポーネントグループ定義コマンドコンポーネントグループ定義コマンドコンポーネントグループ定義コマンドコンポーネントグループ定義コマンド

コンポーネントグループの作成、削除、割り当て、割り当ての解除、有効化、または無効化を行うには、これらのコ

マンドを使用します。

コンポーネントグループを作成するにはコンポーネントグループを作成するにはコンポーネントグループを作成するにはコンポーネントグループを作成するには

� 次のように入力します。

create component group component_group_alias_name full name "descriptive_name" description "description_of_component_group"

Siebel Server にコンポーネントグループを割り当てるにはにコンポーネントグループを割り当てるにはにコンポーネントグループを割り当てるにはにコンポーネントグループを割り当てるには

� 次のように入力します。

assign component group component_group_alias_name to server siebel_server_name

Siebel Server からコンポーネントグループを割り当て解除するにはからコンポーネントグループを割り当て解除するにはからコンポーネントグループを割り当て解除するにはからコンポーネントグループを割り当て解除するには

� 次のように入力します。

unassign component group component_group_alias_name from server siebel_server_name

備考:備考:備考:備考: Siebel Server でコンポーネントグループの割り当てを解除すると、パラメータの設定などのコンポー

ネントグループのカスタマイズが失われます。コンポーネントグループの割り当てを解除する前に、72 ページ

の「割り当て済みコンポーネントグループと未割り当てコンポーネントグループの概要」の基本的な情報を確認

してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 149

Page 150: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

Siebel Enterprise Server に対してコンポーネントグループを有効にするにはに対してコンポーネントグループを有効にするにはに対してコンポーネントグループを有効にするにはに対してコンポーネントグループを有効にするには

1 次のように入力します。

enable component group component_group_alias_name

2 システムサービスを停止して再起動し、変更内容を有効にします。

Siebel Server システムサービスの停止または起動方法については、107 ページの「Siebel Server システム

サービスの管理」を参照してください。

このプロシージャが有効なのは、/s(UNIX の場合は -s)フラグを使用して Siebel Server Manager のコマンド

ラインインターフェイスを実行していない場合のみです。

備考:備考:備考:備考: Siebel Enterprise Server に対してコンポーネントグループを有効にする前に、グループ内で少なくとも 1つのコンポーネントがアクティブになっている必要があります。

Siebel Server のコンポーネントグループを有効にするにはのコンポーネントグループを有効にするにはのコンポーネントグループを有効にするにはのコンポーネントグループを有効にするには

1 次のように入力します。

enable component group component_group_alias_name to server siebel_server_name

2 システムサービスを停止して再起動し、変更内容を有効にします。

Siebel Server システムサービスの停止または起動方法については、107 ページの「Siebel Server システム

サービスの管理」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: 特定のサーバーで無効になったコンポーネントを有効にするには、このコマンドを使用します。新規に作成

されたコンポーネントグループは、デフォルトで有効になっています。

Siebel Enterprise Server に対してコンポーネントグループを無効にするにはに対してコンポーネントグループを無効にするにはに対してコンポーネントグループを無効にするにはに対してコンポーネントグループを無効にするには

1 次のように入力します。

disable component group component_group_alias_name

2 システムサービスを停止して再起動し、変更内容を有効にします。

Siebel Server システムサービスの停止または起動方法については、107 ページの「Siebel Server システム

サービスの管理」を参照してください。

Siebel Server に対してコンポーネントグループを無効にするにはに対してコンポーネントグループを無効にするにはに対してコンポーネントグループを無効にするにはに対してコンポーネントグループを無効にするには

1 次のように入力します。

disable component group component_group_alias_name for server siebel_server_name

2 システムサービスを停止して再起動し、変更内容を有効にします。

Siebel Server システムサービスの停止または起動方法については、107 ページの「Siebel Server システム

サービスの管理」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1150

Page 151: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

Siebel Gateway Name Server からコンポーネントグループのリストを表示するにはからコンポーネントグループのリストを表示するにはからコンポーネントグループのリストを表示するにはからコンポーネントグループのリストを表示するには

1 次のように入力します。

describe component group

describe コマンドは、Siebel Gateway Name Server からコンポーネントグループのリストを表示します。

Siebel Server からコンポーネントグループの割り当てを削除するにはからコンポーネントグループの割り当てを削除するにはからコンポーネントグループの割り当てを削除するにはからコンポーネントグループの割り当てを削除するには

� 次のように入力します。

remove component group component_group_alias_name from server siebel_server_name

コンポーネントグループを削除するにはコンポーネントグループを削除するにはコンポーネントグループを削除するにはコンポーネントグループを削除するには

� 次のように入力します。

delete component group component_group_alias_name

サーバーコンポーネントやコンポーネント定義が含まれているコンポーネントグループは削除できません。

コンポーネント定義コマンドコンポーネント定義コマンドコンポーネント定義コマンドコンポーネント定義コマンド

定義されたコンポーネントを作成、アクティブ化、または削除するには、コンポーネント定義コマンドを使用しま

す。コンポーネント定義はコンポーネントグループに含まれ、両方とも Siebel Enterprise Server レベルで定義

されます。新規コンポーネントを使用するには、そのコンポーネント定義がアクティブ化され、新規コンポーネント

を含むコンポーネントグループが適切なサーバーに割り当てられていることを確認してください。コンポーネントグ

ループのコマンドについては、149 ページの「コンポーネントグループ定義コマンド」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: コンポーネント定義コマンドを使用する場合、エンタープライズの srvrmgr プログラムを起動および実行し

ます。つまり、/s(UNIX の場合は -s)フラグを使用して srvrmgr を起動したり、set serverコマンドを実行し

たりしないでください。

新規コンポーネントを作成するには新規コンポーネントを作成するには新規コンポーネントを作成するには新規コンポーネントを作成するには

� 次のように入力します。

create component definition component_alias_namefor component type existing_component_type_alias_namecomponent group existing_component_group_alias_name run mode run_mode full name "component_full_name"description "description_of_component"with parameter parameter_alias_name=value fixparam fixed_parameter_alias_name=fixed_value

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 151

Page 152: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

実行モードは、次のいずれかを選択します。

� バッチ

� インタラクティブ

� バックグラウンド

コンポーネントエイリアスの条件は、次のとおりです。

� エンタープライズ内で一意である

� 30 文字以内である

コンポーネントの説明の中で forや componentなどのキーワードを使用しないように注意してください。使

用するときは引用符で囲んでください。また、コンポーネントグループのパラメータには、コンポーネントグ

ループのエイリアスまたは略称が必要です。コンポーネントグループとそれに対応するエイリアスについては、

192 ページの表 26 を参照してください。

コンポーネントタイプの基本的な情報については、20 ページの「サーバーコンポーネントタイプの概要」を参

照してください。

createコマンドを実行した後に、次のコマンドを使用してエンタープライズのコンポーネント定義レベルでコン

ポーネント定義を有効にし、コンポーネントを有効にして、createコマンドで定義されたコンポーネントグループ

に割り当てます。このアクションは、コンポーネント定義が作成状態の場合にのみ発生します。コンポーネント定義

が作成状態ではない場合、enableコマンドは、エンタープライズレベルのコンポーネント定義のみを有効にしま

す。

コンポーネント定義をアクティブ化するにはコンポーネント定義をアクティブ化するにはコンポーネント定義をアクティブ化するにはコンポーネント定義をアクティブ化するには

� コンポーネントを定義した後は、次のように入力して、定義済みコンポーネントをアクティブ化します。

activate component definition component_alias_name

備考:備考:備考:備考: 新しいコンポーネント定義をアクティブ化しようとしたときに、エラーが表示された場合は、/s フラグ

を使用して srvrmgr コマンドラインインターフェイスプログラムを起動していないかどうか確認してくださ

い。/s フラグを使用すると、特定のサーバーのみが対象になります。

コンポーネント定義を非アクティブ化するにはコンポーネント定義を非アクティブ化するにはコンポーネント定義を非アクティブ化するにはコンポーネント定義を非アクティブ化するには

� 次のように入力します。

deactivate component definition component_alias_name

コンポーネント定義を削除するにはコンポーネント定義を削除するにはコンポーネント定義を削除するにはコンポーネント定義を削除するには

� 次のように入力します。

delete component definition component_alias_name

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1152

Page 153: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

コンポーネント定義コマンドの再設定コンポーネント定義コマンドの再設定コンポーネント定義コマンドの再設定コンポーネント定義コマンドの再設定

コンポーネント定義を再設定するには、コンポーネントの再設定を起動し、必要な設定(パラメータ設定など。155ページの「パラメータ管理コマンド」を参照)を行い、再設定をコミットします。これらのコマンドについては、次

の手順を参照してください。

注意:注意:注意:注意: このタスクを実行する前に、必ずコンポーネント定義の再設定についての基本的な情報を確認してください。 この情報については、96 ページの「Siebel Server コンポーネント定義の再設定」を参照してください。

コンポーネント定義の再設定を開始するにはコンポーネント定義の再設定を開始するにはコンポーネント定義の再設定を開始するにはコンポーネント定義の再設定を開始するには

� 次のように入力します。

reconfig compdef component_alias_name

コンポーネント定義の再設定をコミットするにはコンポーネント定義の再設定をコミットするにはコンポーネント定義の再設定をコミットするにはコンポーネント定義の再設定をコミットするには

� 次のように入力します。

commit reconfig compdef component_alias_name

コンポーネント定義の再設定を取り消すにはコンポーネント定義の再設定を取り消すにはコンポーネント定義の再設定を取り消すにはコンポーネント定義の再設定を取り消すには

� 次のように入力します。

cancel reconfig compdef component_alias_name

コンポーネント管理コマンドコンポーネント管理コマンドコンポーネント管理コマンドコンポーネント管理コマンド

Siebel Server コンポーネントを起動、またはシャットダウンするには、コンポーネント管理コマンドを使用します。

Siebel Server コンポーネントを起動するにはコンポーネントを起動するにはコンポーネントを起動するにはコンポーネントを起動するには

� 次のように入力します。

startup component component_alias_name for server siebel_server_name

Siebel Server コンポーネントをシャットダウンするにはコンポーネントをシャットダウンするにはコンポーネントをシャットダウンするにはコンポーネントをシャットダウンするには

� 次のように入力します。

shutdown component component_alias_name for server siebel_server_name

Siebel Server コンポーネントを自動起動するにはコンポーネントを自動起動するにはコンポーネントを自動起動するにはコンポーネントを自動起動するには

� 次のように入力します。

auto start comp component_alias_name for server siebel_server_name

Siebel Server コンポーネントを手動で起動するにはコンポーネントを手動で起動するにはコンポーネントを手動で起動するにはコンポーネントを手動で起動するには

� 次のように入力します。

manual start comp component_alias_name for server siebel_server_name

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 153

Page 154: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

タスク管理コマンドタスク管理コマンドタスク管理コマンドタスク管理コマンド

バッチモードまたはバックグラウンドモードで実行しているコンポーネントのタスクを管理するには、タスク管理コ

マンドを使用します。

start task コマンドまたは run task コマンドを使用して、新規プロセスを起動できます。start task コマンドは

複数のプロセスを起動するときに使用し、run task コマンドはプロセスの完了まで実行したことを確認するときに

使用します。

start task: start task コマンドは、新規プロセスを起動し、即座に新しいコマンドを実行できるようにします。

タスク状況は通知されません。また、タスクの実行が失敗してもアラートは通知されません。代わりに、list taskコマンドを使用して、start task コマンドによって起動されたプロセスの状況を確認します。

run task: run task コマンドは、新規プロセスを起動し、そのプロセスは完了(またはエラーで終了)するまで

実行します。そのプロセスの実行が完了するまで、新しいコマンドは実行できません。プロセスの実行中は、タスク

状況が表示されます。

task コマンドで複数のタスクパラメータを使用するには、カンマ区切りのリスト形式でパラメータを指定します。

次の例は、1 つのパラメータにさまざまな値を使用した新規プロセスの起動方法を示します。

start {task | server} for component component_alias_name with parameter_alias_name=value1, value2, value3

バッチモードで新規タスクを起動するにはバッチモードで新規タスクを起動するにはバッチモードで新規タスクを起動するにはバッチモードで新規タスクを起動するには

� 次のように入力します。

start task for component component_alias_name server siebel_server_name with parameter_alias_name1=value1, parameter_alias_name2=value2

このコマンドは、新規タスクをバッチモードで起動し、即座に Siebel Server Manager に制御を返します。

バックグラウンドモードで新規タスクを起動するにはバックグラウンドモードで新規タスクを起動するにはバックグラウンドモードで新規タスクを起動するにはバックグラウンドモードで新規タスクを起動するには

� 次のように入力します。

start server for component component_alias_name server siebel_server_name with parameter_alias_name1=value1, parameter_alias_name2=value2

このコマンドは、新規タスクをバックグラウンドモードで起動し、即座に Siebel Server Manager に制御を

返します。

バッチモードで新規タスクを実行するにはバッチモードで新規タスクを実行するにはバッチモードで新規タスクを実行するにはバッチモードで新規タスクを実行するには

� 次のように入力します。

run task for component component_alias_name server siebel_server_name with parameter_alias_name1=value1, parameter_alias_name2=value2

このコマンドは、新規タスクをバッチモードで完了するまで実行してから、Siebel Server Manager に制御を

返します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1154

Page 155: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

実行中のタスクを一時停止するには実行中のタスクを一時停止するには実行中のタスクを一時停止するには実行中のタスクを一時停止するには

� 次のように入力します。

pause task Task ID for server siebel_server_name

備考:備考:備考:備考: 一時停止できるのは、特定のコンポーネントタイプから実行されたタスクのみです。これらのコンポー

ネントタイプについては、131 ページの表 18 を参照してください。

一時停止したタスクを再開するには一時停止したタスクを再開するには一時停止したタスクを再開するには一時停止したタスクを再開するには

� 次のように入力します。

resume task Task ID for server siebel_server_name

実行中のタスクを停止するには実行中のタスクを停止するには実行中のタスクを停止するには実行中のタスクを停止するには

� 次のように入力します。

stop task Task ID for server siebel_server_name

実行中のタスクを中止するには実行中のタスクを中止するには実行中のタスクを中止するには実行中のタスクを中止するには

� 次のように入力します。

kill task Task ID for server siebel_server_name

kill task コマンドは、オペレーティングシステム制御を使用してタスクを終了するように、Siebel Server に

指示します。このコマンドは、実行中のタスクにファイルメニューから[タスクを停止]を 3 回続けてクリッ

クするという GUI 上の操作と同様のものです。

パラメータ管理コマンドパラメータ管理コマンドパラメータ管理コマンドパラメータ管理コマンド

パラメータの値を変更するには、パラメータ管理コマンドを使用します。

Siebel Enterprise Server のパラメータを変更するにはのパラメータを変更するにはのパラメータを変更するにはのパラメータを変更するには

� 次のように入力します。

change ent param parameter_alias_name1=value1, parameter_alias_name2=value2

コンポーネント定義パラメータを変更するにはコンポーネント定義パラメータを変更するにはコンポーネント定義パラメータを変更するにはコンポーネント定義パラメータを変更するには

� 次のように入力します。

change parameter parameter_alias_name1=value1, parameter_alias_name2=value2 for compdef component_definition_name

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 155

Page 156: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

Siebel Server のパラメータを変更するにはのパラメータを変更するにはのパラメータを変更するにはのパラメータを変更するには

� 次のように入力します。

change parameter parameter_alias_name1=value1, parameter_alias_name2=value2 for server siebel_server_name

コンポーネントパラメータを変更するにはコンポーネントパラメータを変更するにはコンポーネントパラメータを変更するにはコンポーネントパラメータを変更するには

� 次のように入力します。

change parameter parameter_alias_name1=value1, parameter_alias_name2=value2 for component component_alias_name server siebel_server_name

備考:備考:備考:備考: /s フラグを使用して srvrmgr を起動した場合、このコマンドに server siebel_server_nameを含

める必要はありません。

タスクのパラメータを変更するにはタスクのパラメータを変更するにはタスクのパラメータを変更するにはタスクのパラメータを変更するには

� 次のように入力します。

change parameter parameter_alias_name1=value1, parameter_alias_name2=value2 for task task_number

サーバー、コンポーネント、または指定サブシステムのパラメータが修正されると、後からより高いレベルで変更さ

れたパラメータを無視します。つまり、後から階層のより高いレベルでパラメータを変更しても、低いレベルには継

承されません。この機能を再度有効にするには、次のコマンドを使用します。

エンタープライズのパラメータ設定を削除するにはエンタープライズのパラメータ設定を削除するにはエンタープライズのパラメータ設定を削除するにはエンタープライズのパラメータ設定を削除するには

� 次のように入力します。

delete enterprise parameter override param parameter_alias_name

Siebel Server のパラメータ書き換えを削除するにはのパラメータ書き換えを削除するにはのパラメータ書き換えを削除するにはのパラメータ書き換えを削除するには

� 次のように入力します。

delete parameter override for server siebel_server_name param "parameter_alias_name"

指定サブシステムのパラメータ設定を削除するには指定サブシステムのパラメータ設定を削除するには指定サブシステムのパラメータ設定を削除するには指定サブシステムのパラメータ設定を削除するには

� 次のように入力します。

delete parameter override for named subsystem named_subsystem_alias_name param "parameter_alias_name"

サーバーコンポーネントのパラメータ設定を削除するにはサーバーコンポーネントのパラメータ設定を削除するにはサーバーコンポーネントのパラメータ設定を削除するにはサーバーコンポーネントのパラメータ設定を削除するには

� 次のように入力します。

delete parameter override for comp component_alias_name server siebel_server_name param "parameter_alias_name"

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1156

Page 157: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

サーバーコンポーネント定義のパラメータ設定を削除するにはサーバーコンポーネント定義のパラメータ設定を削除するにはサーバーコンポーネント定義のパラメータ設定を削除するにはサーバーコンポーネント定義のパラメータ設定を削除するには

� 次のように入力します。

delete parameter override for compdef component_alias_name param "parameter_alias_name"

指定サブシステムの管理コマンド指定サブシステムの管理コマンド指定サブシステムの管理コマンド指定サブシステムの管理コマンド

指定サブシステムを作成、削除、および変更するには、指定サブシステムの管理コマンドを使用します。指定サブシ

ステムについては、71 ページの「指定サブシステムパラメータの概要」、および 181 ページの「AOM 指定サブシス

テムパラメータの概要」を参照してください。

新規の指定サブシステムを作成するには新規の指定サブシステムを作成するには新規の指定サブシステムを作成するには新規の指定サブシステムを作成するには

� 次のように入力します。

create named subsystem named_subsystem_alias_name for subsystem subsystem_alias_name with parameter_alias_name1=value1, parameter_alias_name2=value2

指定サブシステムを削除するには指定サブシステムを削除するには指定サブシステムを削除するには指定サブシステムを削除するには

� 次のように入力します。

delete named subsystem named_subsystem_alias_name

すべての指定サブシステムパラメータのリストを表示するにはすべての指定サブシステムパラメータのリストを表示するにはすべての指定サブシステムパラメータのリストを表示するにはすべての指定サブシステムパラメータのリストを表示するには

� 特定の指定サブシステムに対しては、次のように入力します。

list parameters for named subsystem named_subsystem_alias_name

特定の指定サブシステムパラメータのリストを表示するには特定の指定サブシステムパラメータのリストを表示するには特定の指定サブシステムパラメータのリストを表示するには特定の指定サブシステムパラメータのリストを表示するには

� 次のように入力します。

list parameter parameter_alias_name for named subsystem named_subsystem_alias_name

1 つまたは複数の指定サブシステムパラメータを変更するにはつまたは複数の指定サブシステムパラメータを変更するにはつまたは複数の指定サブシステムパラメータを変更するにはつまたは複数の指定サブシステムパラメータを変更するには

� 次のように入力します。

change parameter parameter_alias_name1=value1, parameter_alias_name2=value2 for named subsystem named_subsystem_alias_name

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 157

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Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

システムアラート通知コマンドシステムアラート通知コマンドシステムアラート通知コマンドシステムアラート通知コマンド

サーバーコンポーネントのシステムアラート通知を設定するには、次のコマンドを使用します。システムアラート通

知の基本的な情報については、80 ページの「システムアラート通知の概要」を参照してください。

システムアラート通知の問題をトラブルシューティングするには、83 ページの「システムアラート通知のトラブル

シューティング」を参照してください。

管理者の電子メールアドレスを設定するには管理者の電子メールアドレスを設定するには管理者の電子メールアドレスを設定するには管理者の電子メールアドレスを設定するには

� 次のように入力します。

change param AdminEmailAddress = Admin_Email_Address for named subsystem AdminEmailAlert

ここで、各項目は次のようになります。

Admin_Email_Address: アラート通知電子メールを受信する電子メールアドレス

電子メール通知に使用される電子メール通知に使用される電子メール通知に使用される電子メール通知に使用される SMTP ホストおよびポート番号を設定するにはホストおよびポート番号を設定するにはホストおよびポート番号を設定するにはホストおよびポート番号を設定するには

� 次のように入力します。

change param SMTPServer = SMTP_Server for named subsystem AdminEmailAlert

ここで、各項目は次のようになります。

SMTP_Server: アラート通知電子メールをルーティングする電子メールサーバー

差出人電子メールアドレスを設定するには差出人電子メールアドレスを設定するには差出人電子メールアドレスを設定するには差出人電子メールアドレスを設定するには

� 次のように入力します。

change param FromAddress = Server_Email_Address for named subsystem AdminEmailAlert

ここで、各項目は次のようになります。

Server_Email_Address: アラート通知電子メールを送信する電子メールアドレス

システムアラート通知をテストするにはシステムアラート通知をテストするにはシステムアラート通知をテストするにはシステムアラート通知をテストするには

� 次のように入力します。

start task for comp AdminNotify server Siebel_Server_Name

ここで、各項目は次のようになります。

Siebel_Server_Name : AdminNotify サーバーコンポーネントをホストする Siebel Server の名前

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1158

Page 159: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

リスト定義コマンドリスト定義コマンドリスト定義コマンドリスト定義コマンド

コンポーネント、パラメータ、状況値、および統計の定義のリストを表示するには、リスト定義コマンドを使用しま

す。

コンポーネント定義のリストを表示するにはコンポーネント定義のリストを表示するにはコンポーネント定義のリストを表示するにはコンポーネント定義のリストを表示するには

� 特定のコンポーネントに対しては、次のように入力します。

list component definitions for component component_alias_name

� 特定のタスクに対しては、次のように入力します。

list component definitions for task task_number

イベントログコマンドイベントログコマンドイベントログコマンドイベントログコマンド

コンポーネントのイベントタイプのリストを表示し、イベントログレベルの値を変更するには、イベントログコマン

ドを使用します。 イベントログシステムについては、『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してくださ

い。

イベントタイプのリストを表示するにはイベントタイプのリストを表示するにはイベントタイプのリストを表示するにはイベントタイプのリストを表示するには

� 次のように入力します。

list evtloglvl for component component_alias_name

コンポーネントのイベントログレベルを変更するにはコンポーネントのイベントログレベルを変更するにはコンポーネントのイベントログレベルを変更するにはコンポーネントのイベントログレベルを変更するには

� 次のように入力します。

change evtloglvl event_alias_name=level for component component_alias_name

Siebel Server のコンポーネントのイベントログレベルを変更するにはのコンポーネントのイベントログレベルを変更するにはのコンポーネントのイベントログレベルを変更するにはのコンポーネントのイベントログレベルを変更するには

� 次のように入力します。

change evtloglvl event_alias_name=level for server siebel_server_name component component_alias_name

Siebel Server のイベントログレベルを変更するにはのイベントログレベルを変更するにはのイベントログレベルを変更するにはのイベントログレベルを変更するには

� 次のように入力します。

change evtloglvl event_alias_name=level for server siebel_server_name

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 159

Page 160: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

Server Manager のコマンドラインの設定のコマンドラインの設定のコマンドラインの設定のコマンドラインの設定

コマンドのエイリアスを作成し、特定の列を返すように list コマンドを設定できます。これらを設定ファイルに保

存して、次に Siebel Server Manager のセッションを開くときにそのファイルをロードできます。設定ファイル

は、Server Manager プログラムと同じディレクトリに格納されます。Server Manager プログラムの場所につい

ては、135 ページの「Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの起動」を参照してください。

コマンドのエイリアスを作成するにはコマンドのエイリアスを作成するにはコマンドのエイリアスを作成するにはコマンドのエイリアスを作成するには

� 次のように入力します。

alias alias command_name

たとえば、次のコマンドは、コマンド list components のエイリアス lc を作成します。

srvrmgr> alias lc list components

コマンドのエイリアスを削除するにはコマンドのエイリアスを削除するにはコマンドのエイリアスを削除するにはコマンドのエイリアスを削除するには

� 次のように入力します。

unalias alias

list コマンドで返された列のリストを表示するにはコマンドで返された列のリストを表示するにはコマンドで返された列のリストを表示するにはコマンドで返された列のリストを表示するには

� 次のように入力します。

configure list_command

特定の列を表示するように特定の列を表示するように特定の列を表示するように特定の列を表示するように list コマンドを設定するにはコマンドを設定するにはコマンドを設定するにはコマンドを設定するには

� 次のように入力します。

configure list_command show column1, column2, column3...

たとえば、次のコマンドはコンポーネント名のみを返すように list componentsコマンドを設定します。

srvrmgr> configure list components show CC_NAME

すべての列を表示するようにすべての列を表示するようにすべての列を表示するようにすべての列を表示するように list コマンドを設定するにはコマンドを設定するにはコマンドを設定するにはコマンドを設定するには

� 次のように入力します。

configure list_command show all

たとえば、次のコマンドはすべての列を返すように list componentsコマンドを設定します。

srvrmgr> configure list components show all

備考:備考:備考:備考: 返されたすべての列には、データが含まれないか、または有益なデータが含まれない場合があります。

ただし、後続のコマンドを使用すると、表示する列を指定することができます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1160

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Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

設定を保存するには設定を保存するには設定を保存するには設定を保存するには

� 次のように入力します。

save preferences

設定は、Server Manager プログラムと同じディレクトリに保存されます。

設定をロードするには設定をロードするには設定をロードするには設定をロードするには

� 次のように入力します。

load preferences

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 161

Page 162: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用のコマンドラインインターフェイスの使用 � Siebel Server Manager コマ

ンド

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1162

Page 163: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

9 Siebel Server インフラストラクチャのインフラストラクチャのインフラストラクチャのインフラストラクチャの管理管理管理管理

この章では、Siebel Server インフラストラクチャおよびシステム管理コンポーネントを管理する方法について説

明します。

この章では、次のトピックについて説明します。

� 163 ページの「Server Request Broker(SRBroker)の概要」

� 164 ページの「Server Request Broker のタスクの設定」

� 164 ページの「Server Request Processor の概要」

� 165 ページの「Siebel Connection Broker(SCBroker)の概要」

� 166 ページの「その他の System Management コンポーネントの概要」

� 167 ページの「Siebel ファイルシステムの管理」

Server Request Broker((((SRBroker)の概要)の概要)の概要)の概要Server Request Broker(エイリアス SRBroker)は、Siebel Server コンポーネントグループ System Management に属するインタラクティブモードの Siebel Server コンポーネントです。デフォルトでは、Siebel Server ごとに 1 つの SRBroker が起動されます。SRBroker は、リクエストルータとしてクライアントコンポー

ネントのリクエストを処理します。たとえば、あるクライアントが別のコンポーネントに対するリクエストを、その

リクエスト先のコンポーネントが実行していない Siebel Server に送信した場合、そのリクエストは、リクエスト

先のコンポーネントが実行する別の Siebel Server に転送されます。

エンドポイントを持たないクライアントからの Siebel Server リクエストは、そのリクエストが完了するまでデー

タベースに保存されます。このプロセスにおいて、SRBroker は Server Request Processor(エイリアス

SRProc)(詳しくは、164 ページの「Server Request Processor の概要」を参照)とともに動作します。たとえ

ば、Siebel Server が接続していないユーザーに電子メールを送信すると、その電子メールはデータベースに保存

され、そのユーザーがログオンしたときにクライアントに送信されます。

また、SRBroker は、Siebel Server がクライアントからのコンポーネントリクエストを一度にいくつ処理できる

かについても制御します。クライアント接続とコンポーネント接続はそれぞれ 1 つのタスクとしてカウントされま

す。1 つの SRBroker が処理できるタスク数は、Maximum Tasks(エイリアス MaxTasks)、Maximum MT Servers(エイリアス MaxMTServers)、および Minimum MT Servers(MinMTServers)コンポーネントパラ

メータにより決定されます。MaxMTServers と MinMTServers は、SRBroker に対するデフォルト値の 1 にし

ておく必要があります。これらのパラメータについては、『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』を参照して

ください。SRBroker に対するタスク数の設定方法については、164 ページの「Server Request Broker のタスク

の設定」を参照してください。

SRBroker に対しては実行時パラメータを設定しないでください。 クライアント接続およびコンポーネント接続を

追加したい場合は、SRBroker によって処理できるタスク数を増やしてください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 163

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Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Server Request Broker のタスクの設定

Server Request Broker のタスクの設定のタスクの設定のタスクの設定のタスクの設定ここでは、Server Request Broker(エイリアス SRBroker)システム管理コンポーネントのタスク数を設定する

手順について説明します。SRBroker の基本的な情報については、163 ページの「Server Request Broker(SRBroker)の概要」を参照してください。

Server Request Broker が処理できるタスク数を変更するにはが処理できるタスク数を変更するにはが処理できるタスク数を変更するにはが処理できるタスク数を変更するには

1 [管理 - サーバー設定]、[サーバー]ビューの順に移動します。

2 [Siebel Server]リストで、対象の Siebel Server を選択します。

3 [コンポーネント]タブをクリックします。

4 [コンポーネント]リストで、[コンポーネント]フィールドの Server Request Broker(エイリアス

SRBroker)についてクエリーを実行します。

5 [コンポーネント]リストの下にある[パラメータ]タブを選択します。

6 [パラメータ]リストから、Maximum Tasks(エイリアス MaxTasks)パラメータについてクエリーを実行し

ます。

7 [再開始値]フィールドに、タスク数を入力します。

デフォルト値は 100 です。このパラメータについては、214 ページの「汎用パラメータ」のパラメータ定義を

参照してください。このパラメータを設定する値については、『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』を

参照してください。

8 タスク数の変更を有効にするには、Siebel Server システムサービスを再起動します。

Siebel Server システムサービスの再起動については、107 ページの「Siebel Server システムサービスの管

理」を参照してください。

Server Request Processor の概要の概要の概要の概要 Server Request Processor(エイリアス SRProc)と Server Request Broker(エイリアス SRBroker)はと

もに動作し、さまざまな Siebel Server コンポーネントからの同期リクエストと非同期リクエストの両方を処理し

ます。SRProc はバックグラウンドモードのコンポーネントで、Siebel Server とデータベース間のリクエストを

処理します。Siebel Server ごとに割り当てられる SRProc は 1 つのみです。次のコンポーネントは、機能してい

る SRProc および SRBroker に依存します。

� 割当マネージャ

� Communications Manager

� EAI

� EIM

� Field Service(すべてのコンポーネント)

� Incentive Compensation Manager

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1164

Page 165: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Siebel Connection Broker(SCBroker)の概要

� Interactive Assignment

� Workflow Manager

何らかの理由で SRBroker または SRProc コンポーネントのいずれかが使用できなくなった場合、コンポーネント

間リクエストの実行力に深刻な影響が出ます。この状況は、Server Manager GUI のリクエストメカニズム(コン

ポーネントジョブ)が、リクエストのスケジュールと処理を SRBroker と SRProc に依存していることによりま

す。ただし、Server Manager のコマンドラインインターフェイスプログラムにより、SRBroker または SRProcコンポーネントのいずれかまたは両方が使用できない場合に(コマンドラインインターフェイスを使用しない場合は

SRBroker または SRProc コンポーネントを再起動するしかありません)、コマンドラインインターフェイスを使用

して、このリクエストメカニズムを迂回することにより、ユーザーはコンポーネントタスクを起動することができま

す(スケジュールはできません)。Server Manager のコマンドラインインターフェイスプログラムの使用方法につ

いては、第 8 章「Siebel Server Manager のコマンドラインインターフェイスの使用」を参照してください。

これらのコンポーネントのダウンタイムを短縮できるように、障害時に自動的にコンポーネントを再起動するための

パラメータが用意されています。詳しくは、付録 A のパラメータ Default Tasks(エイリアス DfltTasks)、

Default Processes(エイリアス DfltProcs)、および Auto-Restart(エイリアス AutoRestart)の説明を参照

してください。

Siebel Connection Broker((((SCBroker)の)の)の)の概要概要概要概要Siebel Connection Broker(エイリアス SCBroker)は、サーバー内の負荷分散を行うバックグラウンドモード

のサーバーコンポーネントです。デフォルトでは、SCBroker は常に有効でオンラインになっています。インタラ

クティブコンポーネントをホストする Siebel Server では、SCBroker のインスタンスが少なくとも 1 つ実行され

ている必要があります。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server がバッチモードのコンポーネントをホストしている場合、SCBroker を無効にして、TCPポートでリスンが行われないようにすることができます。

SCBroker は、Web サーバーまたはサードパーティの負荷分散プログラムから、新しい接続リクエストの設定可能

な静的ポートをリスンします。パラメータ Static Port Number(エイリアス PortNumber)は、SCBroker が監

視するポートを定義します。このパラメータのデフォルト値は 2321 です。リクエストが受信されると、

SCBroker は、Siebel Server で実行されている Application Object Manager(AOM)の適切なインスタンス

にリクエストを送信します。

SCBroker は、Connection Forward アルゴリズム(ConnForwardAlgorithm)を使用して Object Managerプロセスにソケットを転送します。 このパラメータには、Least Loaded(LL)と Round-Robin(RR)の 2 つの

値を設定できます。 Least Loaded がデフォルト値です。 Least Loaded アルゴリズムでは、受信 Object Manager ログイン要求を分散し、処理中のタスクが も少ない Object Manager プロセスを識別して、そのプロ

セスにセッションの処理を割り当てます。 Round-Robin アルゴリズムでは、すべての Object Manager のログイ

ン要求が、Object Manager プロセスにラウンドロビン方式で分散されます。つまり、同じ量の負荷が順番に分散

され、優先順位はありません。 SCBroker が OM プロセスにソケットを転送するために使用するアルゴリズムです。 (LL、RR)

SCBroker および負荷分散については、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 165

Page 166: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � その他の System Management コンポーネントの概要

その他のその他のその他のその他のSystem Managementコンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネントの概要の概要の概要の概要System Management(エイリアス System)および Auxiliary System Management(SystemAux)コン

ポーネントグループを構成するその他のサーバーコンポーネントの説明については、次のトピックを参照してくださ

い。

� 166 ページの「Server Tables Cleanup(SvrTblCleanup)の概要」

� 166 ページの「Siebel Administrator Notification(AdminNotify)の概要」

� 167 ページの「Siebel Server Scheduler(SrvrSched)の概要」

Server Tables Cleanup((((SvrTblCleanup)の概要)の概要)の概要)の概要

Server Tables Cleanup(エイリアス SvrTblCleanup)は、完了および失効したサーバーリクエストレコードを

削除するコンポーネントです。 パラメータ Sleep Time(エイリアス SleepTime)で、クリーンアップを実行する

頻度を制御します。 Sleep Time のデフォルト値は 300 秒(5 分)です。

デフォルトで、Server Tables Cleanup コンポーネントは、Siebel Enterprise Server のすべての Siebel Server で有効になっています。 ただし、このコンポーネントで実行する必要があるインスタンスは 1 つのみです。

これは、1 つのインスタンスによって、Siebel Enterprise Server のすべての Siebel Server に対する完了およ

び失効したサーバーリクエストレコードが、Siebel データベースの S_SRM_REQUEST テーブルから削除される

ためです。 このため、Siebel Enterprise Server の他の Siebel Server 上では、このコンポーネントの他のイン

スタンスを無効にできます。

Server Tables Cleanup コンポーネントは、Auxiliary System Management コンポーネントグループに属して

います。

Siebel Administrator Notification((((AdminNotify)の概要)の概要)の概要)の概要

Siebel Administrator Notification(エイリアス AdminNotify)は、Auxiliary System Management コン

ポーネントグループに属するコンポーネントです。 Siebel Server またはその実行中のコンポーネントで問題が検出

された場合に、Siebel 管理者に通知するバッチモードのサーバーコンポーネントです。 コンポーネント通知につい

ては、80 ページの「システムアラート通知の概要」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1166

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Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Siebel ファイルシステムの管理

Siebel Server Scheduler((((SrvrSched)の概要)の概要)の概要)の概要

Siebel Server Scheduler(エイリアス SrvrSched)は、System Management コンポーネントグループに属

するコンポーネントです。 Siebel Server の要求どおりにコンポーネントプロセスを生成して、Siebel Server と

サーバーコンポーネントの実行をサポートします。 Siebel Server Scheduler コンポーネントのエントリは、

Siebel Server ログファイルには記録されません。 代わりに、Siebel Server Scheduler コンポーネントがプロセ

スを生成したコンポーネントのエントリが記録されます。 終的には、ネットワークメッセージによって、実行を予

定しているコンポーネントにプロセスが割り当てられます。 プロセスによってコンポーネントがロードされ、実行さ

れます。

注意:注意:注意:注意: Siebel Server Scheduler は、グローバルカスタマサポートからの指示がない限り変更しないでください。 Siebel Server Scheduler の変更に関する支援については、MyOracleSupport でサービスリクエスト(SR)を

作成してください。または、グローバルカスタマサポートに直接電話をかけて、サービスリクエストを作成するか、

現在の SR の状況を更新できます。サポートの電話番号は同じままで、MyOracleSupport に記載されています。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server Scheduler コンポーネントの特性から、ログファイルに記録される Siebel Server Scheduler タスク ID は、Server Manager GUI[管理 - サーバー]画面に対応するエントリがありません。 同じ

理由で、Server Manager GUI[管理 - サーバー設定]画面の[コンポーネント]ビューに、このコンポーネント

のエントリは表示されません。

Siebel ファイルシステムの管理ファイルシステムの管理ファイルシステムの管理ファイルシステムの管理ここでは、Siebel ファイルシステムに当てはまる基本的な情報と管理タスクについて説明します。

Siebel ファイルシステムについては、次のトピックを参照してください。

� 168 ページの「Siebel ファイルシステムの概要」

� 169 ページの「ファイルシステムのアップロード転送プロセスの概要」

� 169 ページの「ファイルシステムのダウンロード転送プロセスの概要」

� 170 ページの「Siebel ファイルシステムのパーティション化」

� 171 ページの「Siebel ファイルシステムのクリーンアップ」

� 174 ページの「Siebel ファイルシステムの移動」

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 167

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Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Siebel ファイルシステムの管理

Siebel ファイルシステムの概要ファイルシステムの概要ファイルシステムの概要ファイルシステムの概要

Siebel ファイルシステムは、Siebel Server がネットワークアクセスできる共有ディレクトリ、または異なるデバ

イスのディレクトリのセットで構成されています。Siebel Server には、Siebel クライアントが使用する物理ファ

イルが格納されています。各 File System ディレクトリは、Siebel Server をインストールしているサーバーマシ

ンに作成することも、Siebel Server がアクセスできるように、File System ディレクトリを共有できる別のネッ

トワークサーバーに作成することもできます。ネットワーク接続されたファイルシステムの要件については、サード

パーティのマニュアルを参照してください。

ファイルにアクセスするために、Web クライアントは適切な Siebel Server に接続して、ファイルのアップロード

またはダウンロードをリクエストします。Siebel Server は、File System Manager(エイリアス FSMSrvr)コ

ンポーネントを使用して Siebel ファイルシステムにアクセスします。File System Manager は Siebel ファイル

システムディレクトリと対話し、これらの要求を処理します。データ転送については、169 ページの「ファイルシス

テムのアップロード転送プロセスの概要」と 169 ページの「ファイルシステムのダウンロード転送プロセスの概要」

を参照してください。

サーバーコンポーネントレベルでは、すべての Application Object Manager(AOM)を含むほとんどのサーバー

コンポーネントは、添付ファイルを管理するときに File System Manager サーバーコンポーネントを介して

Siebel ファイルシステムにアクセスします。ただし AOM は、ユーザー設定ファイルを保存するときに直接 Siebelファイルシステムにアクセスします。

Siebel Developer Web Client を管理タスクに使用する場合は、File System Manager を使用せずに Siebelファイルシステムに直接接続してください。このような場合の例、それぞれの場合に発生する問題、クライアント設

定の手順については、第 4 章「Siebel Web クライアントのブラウザの設定」を参照してください。

Siebel ファイルシステムに保存されているファイルは、Siebel Server レベルで圧縮されており、.saf の拡張子が

付いています (GUI に表示されるファイルサイズは実際のファイルサイズではなく、圧縮された .saf ファイルのサ

イズです)。Siebel ファイルシステムの圧縮ファイルの保存場所は、Siebel Enterprise Server パラメータ

Siebel File System(エイリアス FileSystem)で設定します。パラメータ Siebel File System については、

210 ページの「Siebel Enterprise Server パラメータ」を参照してください。Siebel ファイルシステムに保存され

ているファイルは、ユーザーからは直接アクセスできません。Web クライアントを介して解凍され、ユーザーに渡

される必要があります。

備考:備考:備考:備考: Siebel ファイルシステムに保存されるファイルは圧縮の必要があるため、Siebel ファイルシステムの圧縮機

能を無効にすることはできません。

Siebel ファイルシステムのクリーンアップ、および Siebel ファイルシステムの移動については、それぞれ 171ページの「Siebel ファイルシステムのクリーンアップ」と 174 ページの「Siebel ファイルシステムの移動」を参照

してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel ファイルシステム内では、ウィルスチェックはサポートされていません。

Siebel ファイルシステムの作成については、使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガ

イド』を参照してください。

Siebel ファイルシステムの管理タスクについては、167 ページの「Siebel ファイルシステムの管理」を参照してく

ださい。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1168

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Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Siebel ファイルシステムの管理

ファイルシステムのアップロード転送プロセスの概要ファイルシステムのアップロード転送プロセスの概要ファイルシステムのアップロード転送プロセスの概要ファイルシステムのアップロード転送プロセスの概要

Siebel ファイルシステムに保存されるファイル(または添付ファイル)は、ユーザーのハードディスクからコピー

され、Siebel Server に転送されます。ファイル転送用データ転送プロトコルは、Web クライアントブラウザと

Web サーバー間で同じものになります(たとえば HTTP や HTTPS)。File System Manager(エイリアス

FSMSrvr)コンポーネントがファイルを圧縮し、その圧縮ファイルを Siebel ファイルシステムに保存します。

ファイルの圧縮と命名は FSMSrvr により自動的に行われます。

Siebel ファイルシステムの基本的な情報と管理タスクについては、167 ページの「Siebel ファイルシステムの管

理」を参照してください。

ファイルシステムのダウンロード転送プロセスの概要ファイルシステムのダウンロード転送プロセスの概要ファイルシステムのダウンロード転送プロセスの概要ファイルシステムのダウンロード転送プロセスの概要

ファイル(または添付ファイル)のダウンロード要求は、Siebel Server の FSMSrvr コンポーネントが受け取り、

FSMSrvr コンポーネントが Siebel ファイルシステムと対話して圧縮ファイルを受信し、これをユーザーの Webブラウザに送信します。ファイルのアップロードプロセスと同様、ファイルを転送する際のデータ転送プロトコル

も、Web クライアントと Web サーバー間で同じものになります。圧縮ファイルはユーザーの Web ブラウザにより

解凍され、ここで保存したり表示したりできるようになります。ファイルが FSMSrvr コンポーネントによって解凍

され、非圧縮形式でユーザーの Web ブラウザに送信される場合もあります。非圧縮形式のファイルが Web ブラウ

ザに送信されるのは次のような場合です。

� パラメータ Compressed File Download(エイリアス CompressedFileDownload)が FALSE に設定され

ている場合。 Siebel Web クライアント展開の場合、Siebel Server[コンポーネントパラメータ]ビューでこ

のパラメータを設定します。 このタスクについては、89 ページの「Siebel Server コンポーネントパラメータの

設定」を参照してください。

� Siebel モバイル Web クライアント展開の場合は、アプリケーション設定ファイルに

CompressedFileDownload パラメータを設定します。 設定ファイルにこのパラメータがない場合は、ファイ

ルの [InfraUIFramework] セクションに追加してください。

� Web ブラウザが圧縮ファイルをサポートしていない場合。これは、リクエストヘッダーを見て判断されます。

� ファイルの種類が .zip、.z、.tgz、.gz、.gif、.jpg、.jpeg のいずれかである場合。

Siebel ファイルシステムの基本的な情報と管理タスクについては、167 ページの「Siebel ファイルシステムの管

理」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 169

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Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Siebel ファイルシステムの管理

Siebel ファイルシステムのパーティション化ファイルシステムのパーティション化ファイルシステムのパーティション化ファイルシステムのパーティション化

ここでは、Siebel ファイルシステムをパーティション化するオプションタスクについて説明します。このタスクは、

現在のリリースへアップグレードした後に実行できます。

Siebel ファイルシステムをパーティション化することにより、複数のデバイスに大容量のデータを保存できます。

新しい添付ファイルが挿入されると、それらのファイルは指定した Siebel ファイルシステムディレクトリに配分さ

れます。Siebel ファイルシステムディレクトリが使用できない場合、File System Manager(エイリアス

FSMSrvr)コンポーネントによって、添付ファイルは使用可能な次のディレクトリパーティションに書き込まれま

す。

File System Manager コンポーネントが起動されると、指定されたすべてのファイルシステムディレクトリが存

在することを検証します。ディレクトリが使用できない場合、コンポーネントは File System Manager ログファ

イルにエラーメッセージを書き込みます。使用できるファイルシステムディレクトリがない場合、File System Manager コンポーネントは終了し、File System Manager ログファイルにエラーメッセージを書き込みます。

Siebel ファイルシステムのパーティション化を実行する前に、さまざまな展開オプションについて次の事項に注意

してください。

� モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントクライアントクライアントクライアント: モバイル Web クライアントの設定ファイルは、サーバーベースのデータソース

を使用するように設定されていない場合は、単一のディレクトリロケーションを参照する必要があります。

� Replication Manager の要件の要件の要件の要件: パーティション化は、複製されたノード上でサポートされます。 複製につい

ては、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』を参照してください。

Siebel ファイルシステムのパーティション化を実行するには、各ネットワークディレクトリをカンマで区切り、エ

ンタープライズパラメータ Siebel File System(パラメータエイリアス、FileSystem)の値として指定します。

次に、sfspartition.exe ユーティリティを実行します。このユーティリティは Siebel Server のルートディレクト

リ内の bin ディレクトリにあります。このユーティリティは、Siebel ファイルシステムのファイルを FileSystemエンタープライズパラメータに指定したすべてのネットワークディレクトリに、均等にパーティション化します。こ

のユーティリティは、ディレクトリが追加または削除された場合など、FileSystem エンタープライズパラメータの

値が変更されるたびに実行する必要があります。次の手順では、このタスクの実行方法について説明します。

sfspartition.exe を使用してファイルシステムディレクトリをパーティション化するにはを使用してファイルシステムディレクトリをパーティション化するにはを使用してファイルシステムディレクトリをパーティション化するにはを使用してファイルシステムディレクトリをパーティション化するには

1 エンタープライズパラメータ Siebel File System(エイリアス FileSystem)の値を、ファイルシステムの

ディレクトリに設定します。

次の例のように、各ディレクトリのパスをカンマで区切ります。

¥¥server1¥siebelFS1,¥¥server1¥siebelFS2,¥¥server2¥siebelFS3

備考:備考:備考:備考: カンマの間にスペースを入れないでください。

2 ServerDataSrc 指定サブシステムのパラメータ DSFileSystem を、新しいファイルシステムの場所に更新し

ます。

指定サブシステムパラメータの設定については、77 ページの「Siebel Enterprise Server の指定サブシステム

パラメータの設定」を参照してください。

3 コマンドプロンプトを開いて、Siebel Server ルートディレクトリ内の bin サブディレクトリに移動します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1170

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Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Siebel ファイルシステムの管理

4 次の表に示すパラメータを使用して sfspartition.exe を実行します。たとえば、次の例のようになります。こ

の例では、server1 上の 1 つのファイルシステムを server1 と server2 の 3 つのパーティションに分割しま

す。

sfspartition.exe /u sadmin /p secret /c ODBC data source /d Siebel table owner /f ¥¥server1¥siebelFS1,¥¥server1¥siebelFS2,¥¥server2¥siebelFS /o ¥¥windsor¥software¥siebelFS /l ¥¥server1¥logs¥sfscleanup.log

Siebel ファイルシステムのクリーンアップファイルシステムのクリーンアップファイルシステムのクリーンアップファイルシステムのクリーンアップ

ここでは、クリーンアップユーティリティとしてコマンドラインユーティリティ sfscleanup.exe を使用して、孤

立レコードを削除して Siebel ファイルシステムをクリーンアップする方法について説明します。 孤立レコードは、

ユーザーがアプリケーションの親レコードを削除した場合に残存する子レコードのことであり、sfscleanup.exe を

使用して削除する必要があります。

このユーティリティは、Siebel Server ルートディレクトリ内の binary(bin)サブディレクトリにあります。 sfscleanup.exe ユーティリティは、添付ファイルディレクトリ内の各ファイルに対して、そのファイルの種類と設

定されているパラメータに応じていくつかのオペレーションのうち 1 つを実行します。 sfscleanup.exe の実行時に

設定できる実行時パラメータについては、次の手順を参照してください。 ファイルの種類と、sfscleanup.exe が処

理中に実行する関連したオペレーションについては、173 ページの表 21 を参照してください。

Siebel ファイルシステムの基本的な情報とその他の管理タスクのリストについては、167 ページの「Siebel ファイ

ルシステムの管理」を参照してください。

パラメータパラメータパラメータパラメータ 値値値値 説明説明説明説明 必須必須必須必須

/u ユーザー名 ユーザー名 ID。 Y

/p パスワード ユーザー名のパスワード。 Y

/c ODBC データソース ODBC データソースを設定します。デフォルトで

は環境変数 SIEBEL_DATA_SOURCE に設定さ

れます。

N

/d Siebel テーブルオー

ナー

Siebel テーブルオーナーを設定します。デフォル

トでは環境変数 SIEBEL_TABLE_OWNER に設

定されます。

N

/f ファイルディレクトリ

のパス

新しい file attachment ディレクトリのパスを設

定します。file attachment ディレクトリのパス

に att は付けないでください。

Y

/o 既存のファイルディレ

クトリのパス

ファイルシステムの既存のディレクトリのパスを

設定します。

Y

/l ログファイルのパス ログファイルのパスを設定します。 N

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 171

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Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Siebel ファイルシステムの管理

sfscleanup.exe を使用してを使用してを使用してを使用して file attachment ディレクトリをクリーンアップするにはディレクトリをクリーンアップするにはディレクトリをクリーンアップするにはディレクトリをクリーンアップするには

1 コマンドプロンプトで、Siebel Server ルートディレクトリ内の bin サブディレクトリに移動します。

2 次の表に示すパラメータを使用して sfscleanup.exe を実行します。たとえば、次の例のようになります。

sfscleanup /u sadmin /p secret /f ¥¥server1¥files /x ¥¥server1¥logs¥sfscleanup.log

いくつかのパラメータの設定について詳しく説明します。

� /n: デフォルトでは旧バージョンのファイルは保持されます。これらのファイルはログでは ANCIENT のマー

クが付き、既存の添付ファイルレコードの旧バージョンだということがわかるようになっています。この場合、

ID 行はデータベースレコードと一致しますが、ファイル改訂番号とは一致しません。このファイルを削除する

には、/n パラメータを「Y」に設定します。

パラメータパラメータパラメータパラメータ 値値値値 説明説明説明説明 必須必須必須必須

/u ユーザー名 ユーザー名 ID。 Y

/p パスワード ユーザー名のパスワード。 Y

/c ODBC データソース ODBC データソースを設定します。デフォルトでは

環境変数 SIEBEL_DATA_SOURCE に設定されま

す。

N

/d Siebel テーブルオー

ナー

Siebel テーブルオーナーを設定します。デフォルト

では環境変数 SIEBEL_TABLE_OWNER に設定さ

れます。

N

/f file attachment ディ

レクトリのパス

file attachment ディレクトリのパスを設定しま

す。file attachment ディレクトリのパスに att は付けないでください。

Y

/x 出力ファイルのパス 出力ファイルのパスを設定します。 N

/m 移動先ディレクトリの

パス

破棄されたファイルが移動されるディレクトリのパ

スを設定します。

N

/n 旧バージョンを削除す

旧バージョンの添付ファイルを削除するかどうかを

指定します。旧バージョンを削除する場合は、この

値を「Y」に設定します。デフォルト値は「N」で

す。

N

/r レポートファイルのみ

生成する

「Y」に設定すると、レポートファイルのみ生成され

ます。「Y」に設定した場合、レポートファイルに含

まれるのは、カラムファイル名とファイルの種類の

みです。デフォルト値は「N」です。

N

/g ガーベッジファイル ガーベッジすなわち Siebel 以外のファイルを削除

します。デフォルト値は「N」です。

N

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1172

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Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Siebel ファイルシステムの管理

� /g:ファイルシステムに File System Manager コンポーネント(エイリアス FSMSrvr)によって作成され

ていないファイルが含まれている場合、それらのファイルの削除や移動は /g パラメータによって制御します。

このパラメータは Siebel 以外のファイルまたはディレクトリに対する処理を決定します。デフォルトでは、こ

れらのファイルは削除されません。 ディレクトリは sfscleanup.exe によって影響を受けたり移動されること

はありません。

/x パラメータを使用して出力ファイルを指定した場合、sfscleanup.exe によってログファイルが生成され、実行

されたオペレーションが記録されます。出力ファイルはタブで区切られたテキストファイルで、次のカラムで構成さ

れます。

� ファイル名

このカラムには、処理された各ファイルの名前が記されます。

� ファイルの種類

このカラムには、処理された各ファイルの種類が記されます。表 21 に、ファイルの種類と、sfscleanup.exeが処理中に実行する関連したオペレーションを示します。

表 21 ファイルの種類と関連したオペレーション

ファイルの種類ファイルの種類ファイルの種類ファイルの種類 説明説明説明説明 オペレーションオペレーションオペレーションオペレーション1

1. 各オペレーションについては、174 ページの表 22 を参照してください。

CURRENT このファイルは、添付ファイルデータベーステーブルに対応する

レコードを持ちます。

KEPT

NEW このファイルは作成されてから 1 時間経過していません。 sfscleanup.exe プログラムは、file attachment データベース

テーブルでこのファイルのチェックを行いません。

KEPT

ORPHAN このファイルは、file attachment データベーステーブルに対応

するレコードを持ちません。

DELETED2

2. /m パラメータによって移動先ディレクトリを設定している場合、オペレーションは MOVED になります。

INVALID このファイル(またはディレクトリ)は添付ファイルでありませ

ん。 sfscleanup.exe が空でないサブディレクトリを削除しよう

とした場合、オペレーションはエラーになります。ここで、削除

前にディレクトリ内のファイルを確認することができます。

KEPT3

3. /g パラメータを「Y」に設定している場合、オペレーションは DELETED になります。

ANCIENT このファイルは、データベースで改訂番号が異なる関連レコード

を持ちます。

KEPT4

4. /n パラメータを「Y」に設定している場合、オペレーションは DELETED になります(また、/m パラメータで移動先ディレクトリを設定している場合は MOVED になります)。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 173

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Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Siebel ファイルシステムの移動

� オペレーション

このカラムには、処理中に実行されたオペレーションの種類が記されます。表 22 に、sfscleanup.exe が処理

中に実行したオペレーションの種類を示します。

Siebel ファイルシステムの移動ファイルシステムの移動ファイルシステムの移動ファイルシステムの移動ここでは、Siebel ファイルシステムの場所を移動する方法について説明します。サイズの制限やその他の要因で、

Siebel ファイルシステムを別のディレクトリやマシンに移動しなければならなくなる場合があります。Siebel ファ

イルシステムを移動するには、次の手順内のステップに従ってください。

Siebel ファイルシステムの基本的な情報とその他の関連する管理タスクのリストについては、167 ページの

「Siebel ファイルシステムの管理」を参照してください。

Siebel ファイルシステムを移動するにはファイルシステムを移動するにはファイルシステムを移動するにはファイルシステムを移動するには

1 エンタープライズパラメータ Siebel File System(パラメータエイリアス FileSystem)を新しいファイルシ

ステムの場所で更新します。

新しいディレクトリを指定し、続いて古いディレクトリを指定します。このとき、パス間はカンマで区切りま

す。この形式により、クライアントはまず 初のパスからファイルを探し、そこになかった場合、次のパスから

ファイルを探します。Siebel ファイルシステムにファイルを書き込む際には、指定された 初のディレクトリ

に書き込みます。この変更により、クライアントは新しいファイルを新しいディレクトリに書き込むことができ

る一方で、古いファイルにもアクセスできるようになります。この手順については、79 ページの「Siebel Enterprise Server パラメータの設定」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: パラメータを更新する場合、カンマの間にスペースを入れないでください。

2 エンタープライズパラメータ Application Shared Mode users directory(エイリアス

CFGSharedModeUsersDir)を、ステップ 1 で指定したディレクトリのサブディレクトリに更新します。 この

パラメータによって、ユーザー設定ファイル(ファイル拡張子 .spf)の場所が指定されます。

表 22 オペレーション

オペレーションオペレーションオペレーションオペレーション 説明説明説明説明

KEPT ファイルは保持されました。

DELETED ファイルは削除されました。

MOVED ファイルは、/m パラメータで指定されているディレクトリに移動されました。ファ

イルが移動されるのは /m パラメータが使用されている場合のみです。

KEPT_DIR このアイテムはディレクトリであるため保持されました。手動による処理が必要です。

KEPT_ERROR このファイルは、移動または削除中にエラーが発生したため保持されました。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1174

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Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Siebel ファイルシステムの移動

3 ServerDataSrc 指定サブシステムのパラメータ DSFileSystem を、新しいファイルシステムの場所に更新し

ます。

この手順については、77 ページの「Siebel Enterprise Server の指定サブシステムパラメータの設定」を参照

してください。

まず新しいディレクトリを指定し、続いて古いディレクトリを指定します。このとき、パス間はカンマで区切り

ます。 必ずすべてのディレクトリパスに ¥att を追加してください。

4 現在のファイルシステムディレクトリを読み取り専用に設定します。

この設定により、古いファイルシステムと新しいファイルシステムの間に矛盾が発生しないようにします。

5 新しいディレクトリの共有プロパティを変更します。

6 sfspartition.exe ユーティリティを実行して、ファイルを新しいファイルシステムの場所に再配布します。

このユーティリティの実行方法については、170 ページの「Siebel ファイルシステムのパーティション化」を

参照してください。

7 クライアントとサーバーの設定ファイルを更新し、Siebel ファイルシステムディレクトリを移動します。

備考:備考:備考:備考: この更新は、テスト環境で実行してみてから本番環境に移行するようにしてください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 175

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Siebel Server インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理インフラストラクチャの管理 � Siebel ファイルシステムの移動

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1176

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10 Application Object Manager のののの管理管理管理管理

この章では、Application Object Manager(AOM)を設定、展開、管理して Siebel Web クライアントをサポー

トする方法について説明します。また、この章では AOM 概念についても説明し、有用な背景情報を提供します。

この章では、次のトピックについて説明します。

� 177 ページの「Siebel Application Object Manager の概要」

� 179 ページの「Siebel Application Object Manager 環境の設定」

� 180 ページの「Siebel Application Object Manager のパラメータの概要」

� 184 ページの「Siebel Application Object Manager の管理」

この章では、Siebel Web クライアントについて詳しく説明しません。Siebel Web クライアントについては、第 4章「Siebel Web クライアントのブラウザの設定」を参照してください。

Siebel Application Object Manager の概要の概要の概要の概要Application Object Manager(AOM)は、Siebel アーキテクチャのビジネスオブジェクト層とデータオブジェ

クト層をホストします。Web クライアントは、Siebel アプリケーションユーザーインターフェイス層をホストしま

す。AOM は、主に Siebel Web クライアント接続をサポートするために使用されます。AOM はユーザーの代わり

に Siebel Server に対するリクエストを作成することによって、同時に複数のユーザーを処理します。

AOM は Siebel Server でコンポーネントとしてホストされ、アプリケーションサーバー(Siebel Server をホス

トしているマシン)上で実行されます。Siebel Server によって、AOM が複数の Siebel Web クライアントユー

ザーをサポートするためのインフラストラクチャが提供されます。1 つの Siebel Server インストールシステム上

で複数の AOM コンポーネントを実行できます。AOM コンポーネントは、Siebel Server でマルチスレッドプロセ

スとして実行されるように設定できます。他の Siebel Server コンポーネントと同じように、Siebel Server Manager を使用して、AOM コンポーネントを管理できます。

AOM とクライアント間の通信は、Siebel Web Server Extension プラグイン(SWSE)が含まれている Webサーバー経由で TCP/IP プロトコルを使用して実行されます。Web サーバーと AOM 間の通信は、圧縮して暗号化

できます。各クライアントから受信する接続リクエストを処理するために独立セッションが確立されます。クライア

ントからの後続のリクエストは、セッションが終了するまで同じ AOM タスクに転送されます。AOM は、起動後も

初の接続が確立されるまで、完全な実行時環境が確立されません。したがって、 初の接続時には遅延が生じる場

合があります。Web クライアントと AOM 間の通信については、『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』を

参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 177

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Application Object Manager の管理の管理の管理の管理 � Siebel Application Object Manager の概要

Siebel レポジトリファイル(SRF)は、各 Siebel Server インストールの一部としてインストールされます。レポ

ジトリファイルの変更は、Web クライアントに変更済みアプリケーションを提供する各 Siebel Server インストー

ルシステムに適用する必要があります。Web クライアントユーザーは、AOM に再接続すると自動的に新しい

Siebel アプリケーション設定を取得します。Web クライアントユーザーが設定して保存したユーザー属性は

Siebel Server 上に保存されます。

備考:備考:備考:備考: UNIX 環境で Siebel Server を実行する場合は、Application Object Manager によって、eScript がサ

ポートされますが、Visual Basic はサポートされません。

AOM のメモリ割り当ての概要のメモリ割り当ての概要のメモリ割り当ての概要のメモリ割り当ての概要Application Object Manager(AOM)では、情報を複数の方法でキャッシュします。一部の情報はキャッシュさ

れてすべての接続で使用され、その他の情報はユーザー接続ごとに格納されます。

AOM のメモリ割り当ては、次の 3 つの領域に分類できます。

� ユーザーメモリ

� ユーザー間の共有メモリ

� AOM 自体の管理に使用される管理用メモリ

ユーザーメモリユーザーメモリユーザーメモリユーザーメモリ

ユーザー領域には、各ユーザーのセッションに関する特定の情報が保持されます。通常は、各ユーザーによって 3~ 4 MB のメモリが使用されますが、この値は使用中の Siebel アプリケーションによって異なります。このメモリ

は、タスクの完了時に解放されます。

共有メモリ共有メモリ共有メモリ共有メモリ

共有メモリはすべてのユーザーによって使用される共通構造に対応し、AOM メモリの 大セグメントであります。

このメモリには、Siebel レポジトリまたは SRF ファイルに格納されているビジネスオブジェクト、ビジネスコン

ポーネント、コントロールなどのメタデータアイテムの定義が含まれます。このメモリは必要に応じてロードされ、

プロセスが終わらない限り永遠に維持されます。通常、AOM プロセスでは 150 MB を超える容量が使用されます。

管理用メモリ管理用メモリ管理用メモリ管理用メモリ

AOM によって使用されるメモリの管理用領域で、コンポーネント自体を管理します。このメモリは比較的小さく、

AOM と他の Siebel Server コンポーネント間の通信管理に使用されます。リスナーが実行されて、スレッドとタ

スクが調整されます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1178

Page 179: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Application Object Manager の管理の管理の管理の管理 � Siebel Application Object Manager 環境の設定

Siebel Application Object Manager 環境の環境の環境の環境の設定設定設定設定ここでは、Application Object Manager(AOM)を正しく設定して動作させるための必須手順について説明しま

す。

Siebel Application Object Manager 環境を設定するには環境を設定するには環境を設定するには環境を設定するには

1 使用する Siebel Server インストールの一部として AOM がインストールされていることを確認します。

AOM はコンポーネントとして Siebel Server にインストールされます。Siebel Server をインストールする

と、自動的に定義済み AOM コンポーネントがインストールされます。Siebel Server のインストールおよび

設定の手順については、使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照し

てください。

2 変更されたアプリケーションを提供する目的の Siebel Server インストールシステムに、カスタマイズされた

Siebel レポジトリファイル(SRF)がインストールまたはコピーされていることを確認します。

SRF ファイルは、アプリケーション開発者がカスタマイズする必要があります。 このファイルのデフォルト位

置は Siebel Server インストールシステムのオブジェクトディレクトリの言語サブディレクトリにあります。 たとえば、SIEBSRVR_ROOT¥OBJECTS¥ENU となります。ここで、SIEBSRVR_ROOT は Siebel Server インストール、ENU は米語展開の言語サブディレクトリです。

3 次の要素を制御するパラメータを設定して、AOM コンポーネントを追加または設定します。

� 実行するアプリケーション名(設定ファイル)

� 言語コード

� 圧縮の設定

� 暗号化の設定

� 各コンポーネントのプロセス数

� 各プロセスのスレッド/タスク数

� Session Manager パラメータ

詳しくは、180 ページの「Siebel Application Object Manager のパラメータの概要」を参照してください。

4 Siebel Server システムサービスを再起動して、自動的に AOM サービス(ステップ 3 で設定済み)を登録し

ます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 179

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Application Object Manager の管理の管理の管理の管理 � Siebel Application Object Manager のパラメータの概要

Siebel Application Object Manager ののののパラメータの概要パラメータの概要パラメータの概要パラメータの概要Siebel Application Object Manager(AOM)コンポーネントでは、起動時に各コンポーネントの動作を決定す

るさまざまなパラメータが受け入れられます。AOM の動作に影響するパラメータは、次の場所で変更できます。

� AOM のコンポーネントパラメータ(Siebel Server Manager を使用して変更)。このタスクについては、89ページの「Siebel Server コンポーネントパラメータの設定」を参照してください。

� 指定サブシステムパラメータ(Siebel Server Manager を使用して変更)。このタスクについては、77 ページ

の「Siebel Enterprise Server の指定サブシステムパラメータの設定」を参照してください。

Server Manager のののの AOM パラメータの概要パラメータの概要パラメータの概要パラメータの概要

ここでは、ユーザーが設定する Application Object Manager(AOM)固有のパラメータと汎用パラメータの選択

内容を示します。AOM パラメータは、サーバーコンポーネントと同じ方法で設定します。Server Manager GUIを使用して AOM パラメータを設定する方法については、89 ページの「Siebel Server コンポーネントパラメータの

設定」を参照してください。Server Manager コマンドラインインターフェイスを使用して AOM パラメータを設

定する方法については、155 ページの「パラメータ管理コマンド」を参照してください。 次のパラメータを参照して

ください。

それぞれのパラメータについては、206 ページの「Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネントのパラメー

タ」を参照してください。

ロケール固有のオブジェクトマネージャパラメータについては(通貨、時刻、日付などの地域標準に関する情報を含

む)、『Siebel Global Deployment Guide』を参照してください。

� Compression Type(エイリアス Compress) � Minimum MT Servers(エイリアス

MinMTServers)

� Encryption Type(エイリアス Crypt) � Multi-Threaded(エイリアス Threaded)

� Error Flags(エイリアス ErrorFlags) � Number of lines after which to flush the log file(エイリアス LogFlushFreq)。

� Language Code(エイリアス Lang) � Password(エイリアス Password)

� Log Print Timestamp(エイリアス

LogTimestamp)� Trace Flags(エイリアス TraceFlags)

� Maximum MT Servers(エイリアス

MaxMTServers)� User Name(エイリアス Username)

� Maximum Tasks(エイリアス MaxTasks) � Use Shared Log File(エイリアス

LogUseSharedFile)

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1180

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Application Object Manager の管理の管理の管理の管理 � Siebel Application Object Manager のパラメータの概要

AOM 指定サブシステムパラメータの概要指定サブシステムパラメータの概要指定サブシステムパラメータの概要指定サブシステムパラメータの概要

Application Object Manager(AOM)では指定サブシステムを使用して、特定のパラメータに対して複数の異な

る値を維持できます。指定サブシステムおよび指定サブシステムパラメータの基本的な情報については、71 ページ

の「指定サブシステムパラメータの概要」を参照してください。AOM 指定サブシステムパラメータの設定について

は、77 ページの「Siebel Enterprise Server の指定サブシステムパラメータの設定」を参照してください。AOMで使用される指定サブシステムのリストと説明については、表 23 を参照してください。

表 23 AOM によって使用される指定サブシステム

指定サブシステム指定サブシステム指定サブシステム指定サブシステム エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス タイプタイプタイプタイプ 説明説明説明説明

DataMart Datasource DataMart InfraDatasources AppObjMgr コンポーネントに

よって使用されるデータマート

データソース

Gateway Datasource GatewayDataSrc InfraDatasources AppObjMgr コンポーネントに

よって使用される Gatewayデータソース

Object Manager Cache ObjMgrCache InfraObjMgrCache Object Manager キャッシュ

のパラメータ

Server Datasource ServerDataSrc InfraDatasources AppObjMgr コンポーネントに

よって使用されるサーバーデー

タソース

LDAP Security Adapter LDAPSecAdpt InfraSecAdpt_LDAP ディレクトリサーバーとともに

認証に使用される LDAP セ

キュリティアダプタ

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 181

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Application Object Manager の管理の管理の管理の管理 � Siebel Application Object Manager のパラメータの概要

表 24 は、指定サブシステムパラメータのサンプルと、それぞれの指定サブシステム、および説明のリストを示して

います。

表 24 主な指定サブシステムパラメータ

パラメータエイリアスパラメータエイリアスパラメータエイリアスパラメータエイリアス 指定サブシステム指定サブシステム指定サブシステム指定サブシステム データタイプデータタイプデータタイプデータタイプ 説明説明説明説明

DSConnectString GatewayDataSrc 文字列 Siebel Gateway Name Server のホスト名

を指定します。 AOM の設定ファイル内にある

GatewayDataSrc セクションのパラメータ

ConnectString の値 $(GatewayAddress)は、実行時に指定サブシステムパラメータ

DSConnectString の値に置き換えられます。

DSConnectString が正しく設定されていな

いと、標準 Web クライアントからサーバー管

理にアクセスできなくなります。

DSConnectString ServerDataSrc 文字列 データベース接続情報を指定します。 SQL Server と DB2 では、この情報は ODBCデータソース名として指定され、Oracle(ネ

イティブ)上では、tnsnames.ora に含まれ

るサービス名になります。

DSDockedFlg ServerDataSrc ブール Object Manager 用の新しい指定サブシステ

ムを作成する場合は、このフラグパラメータ

値を True に設定する必要があります。

DSFileSystem ServerDataSrc 文字列 このパラメータを *FSM* に設定して、標準

Web クライアント用の File System Manager サーバーコンポーネントを使用でき

るようにします。

DSMaxCursorSize ServerDataSrc、GatewayDataSr、または DataMart

整数 パラメータ MaxCursorSize は、指定サブシ

ステムパラメータ DSMaxCursorSize を使用

して AOM コンポーネント用に設定されます。

AOM によって使用される適用可能サブシステ

ムは、コンポーネントパラメータ OM - Data Source に対応します。このパラメータは

IBM DB2 UDB for OS/390 and z/OS での

み有効になります。MaxCursorSize につい

ては、246 ページの「個々のデータソースセ

クションのパラメータ」を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1182

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Application Object Manager の管理の管理の管理の管理 � Siebel Application Object Manager のパラメータの概要

Siebel Server Manager コマンドラインインターフェイスを使用して指定サブシステムを設定する方法について

は、157 ページの「指定サブシステムの管理コマンド」を参照してください。

DSPreFetchSize ServerDataSrc、GatewayDataSr、または DataMart

整数 パラメータ PreFetchSize は、指定サブシス

テムパラメータ DSPreFetchSize を使用して

AOM コンポーネント用に設定されます。この

パラメータは IBM DB2 UDB for OS/390 and z/OS でのみ有効になります。

PreFetchSize については、246 ページの

「個々のデータソースセクションのパラメータ」

を参照してください。

DSEnterpriseServer ServerDataSrc、GatewayDataSr

文字列 さまざまな指定サブシステムによって使用さ

れる Siebel Enterprise Server の名前を指

定します。 AOM の値は実行時に、指定サブシ

ステム用に設定されている値に置き換えられ

ます。

DSRequestServer ServerDataSrc 文字列 インタラクティブ割り当てを使用するときな

ど、匿名呼び出しがリダイレクトされる場所

を指定します。この値はマシン名ではなく、

Siebel Server の論理名に設定します。デ

フォルト値は Null です。

DSTableOwner タイプが

InfraDatasourcesのすべての指定サブ

システム

文字列 このデータソースのテーブルオーナーを指定

します。 Application Object Manager サー

バーコンポーネント(Call Center Object Manager など)によって、このパラメータの

値が読み取られます。 Siebel Server インフ

ラストラクチャおよびシステム管理コンポー

ネント(Server Request Broker(SRBroker)など)では、TableOwner エン

タープライズパラメータが読み取られます。

表 24 主な指定サブシステムパラメータ

パラメータエイリアスパラメータエイリアスパラメータエイリアスパラメータエイリアス 指定サブシステム指定サブシステム指定サブシステム指定サブシステム データタイプデータタイプデータタイプデータタイプ 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 183

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Application Object Manager の管理の管理の管理の管理 � Siebel Application Object Manager の管理

Siebel Application Object Manager の管理の管理の管理の管理Siebel Application Object Manager(AOM)は次のレベルで監視できます。

� Siebel Server を使用するサーバーレベル

� AOM コンポーネントを使用するコンポーネントレベル

� AOM タスクを使用するタスクレベル

AOM サーバーコンポーネントの監視については、『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してください。

これらの各レベルで、次のことを実行できます。

� [Siebel Server 管理]ビューを使用して、次の監視を行います。

� 状況値

� 統計

� ログファイル

AOM 状況値、統計、およびログファイルについては、『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してく

ださい。

� Siebel Server[コンポーネントパラメータ]ビューを使用して、AOM 固有のパラメータを設定します。

� AOM タスクを開始、停止、一時停止、または再開します。

コンポーネントイベントレベルでは SQL 追跡を有効化して、選択した AOM 用に生成される SQL を表示できます。

コンポーネントイベントレベルで Object Manager SQL Log イベントパラメータを 4 に設定することにより、オ

ブジェクトマネージャタスクで SQL スプールを有効化することができます。イベントログについては、『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1184

Page 185: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

A Siebel Server のコンポーネントとのコンポーネントとのコンポーネントとのコンポーネントとパラメータパラメータパラメータパラメータ

この付録では、次のトピックについて説明します。

� 185 ページの「Siebel Server コンポーネントグループ」

� 192 ページの「Siebel Server コンポーネント」

� 206 ページの「Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネントのパラメータ」

Siebel Server コンポーネントグループコンポーネントグループコンポーネントグループコンポーネントグループ表 25 は、定義済み Siebel Server コンポーネントグループのリストです。コンポーネントグループはアルファ

ベット順です。

表 25 定義済み Siebel Server コンポーネントグループ

コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名 略称略称略称略称 コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 略称略称略称略称

Application Deployment Manager

ADM Application Deployment Manager Batch Processor

ADMBatchProc

Application Deployment Manager Object Manager

ADMObjMgr

Application Deployment Manager Processor

ADMProc

Assignment Management

AsgnMgmt Batch Assignment AsgnBatch

Assignment Manager AsgnSrvr

Auxiliary System Management

SystemAux File System Manager FSMSrvr

Server Request Processor SRProc

Server Tables Cleanup SvrTblCleanup

Server Task Persistence SvrTaskPersist

Siebel Administrator Notification Component

AdminNotify

Siebel Call Center CallCenter Call Center Object Manager

SCCObjMgr

eService Object Manager eServiceObjMgr

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 185

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネントグループ

Communications Management

CommMgmt Communications Inbound Processor

CommInboundProcessor

Communications Inbound Receiver

CommInboundRcvr

Communications Session Manager

CommSessionMgr

Communications Configuration Manager

CommConfigMgr

Communications Outbound Manager

CommOutboundMgr

Email Manager MailMgr

Page Manager PageMgr

Content Center ContCtr Content Project Publish ContProjPub

Content Project Start ContProjStart

Siebel Core Reference Application

CRA Core Reference Application Object Manager

CRAObjMgr

Dun and Bradstreet DandB D&B Update Mgr (D&B) DBNUpMgrDNB

D&B Update Mgr (Multi-task)

DNBUpMgrMultiTask

D&B Update Mgr (Siebel) DNBUpMgrSieb

Data Quality DataQual Data Quality Manager DQMgr

DCommerce DCommerce Dynamic Commerce DynamicCommerce

DCommerce Automatic Auction Close

DCommerceAutoClose

DCommerce Alerts DCommerceAlerts

表 25 定義済み Siebel Server コンポーネントグループ

コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名 略称略称略称略称 コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 略称略称略称略称

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1186

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネントグループ

Enterprise Application Integration

EAI Business Integration Batch Manager

BusIntBatchMgr

Business Integration Manager

BusIntMgr

Custom Application Object Manager

CustomAppObjMgr

Enterprise Integration Mgr EIM

EAI Object Manager EAIObjMgr

JMS Receiver JMSReceiver

MQSeries Server Receiver MqSeriesSrvRcvr

MQSeries AMI Receiver MqSeriesAMIRcvr

MSMQ Receiver MSMQRcvr

SMQ Receiver SMQReceiver

Siebel eChannel eChannel Partner Manager Object Manager

PManagerObjMgr

eChannel Object Manager eChannelObjMgr

Siebel eDocuments eDocuments Document Server DocServer

Siebel Employee Relationship Management

ERM

Employee Relationship Management Administration Object Manager

ERMAdminObjMgr

Employee Relationship Management Embedded Object Manager

ERMEmbObjMgr

Employee Relationship Management Object Manager

ERMObjMgr

ERM Compensation Planning Service

ERMCompPlanSvc

Forecast Service Management

FcstSvc Forecast Service Manager FcstSvcMgr

表 25 定義済み Siebel Server コンポーネントグループ

コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名 略称略称略称略称 コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 略称略称略称略称

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 187

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネントグループ

Field Service FieldSvc Field Service Cycle Counting Engine

FSCyccnt

Service Order Fulfillment Engine

FSFulfill

Field Service Mobile Inventory Transaction Engine

FSInvTxn

Service Order Part Locator Engine

FSLocate

Preventive Maintenance Engine

FSPrevMnt

Field Service Replenishment Engine

FSRepl

Appointment Booking Engine

ApptBook

Optimization Engine Optimizer

Field Service Object Manager

SFSObjMgr

Handheld Synchronization

HandheldSync BatchSync BatchSync

Siebel Service Handheld 7.5

ServiceCEObjMgr

Handheld Sales CE SalesCEObjMgr

Incentive Compensation IComp ICM Calc Engine ICMCalcEngine

ICM CalcWkbk Import ICMCalcImport

ICM Order Import ICMOrderImport

ICM Quota Import ICMQuotaImport

Incentive Compensation Mgr

ICompMgr

ICM Container Calculation ICMContainerCalc

ICM Container Recalculation

ICMContainerRetro

表 25 定義済み Siebel Server コンポーネントグループ

コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名 略称略称略称略称 コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 略称略称略称略称

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1188

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネントグループ

Siebel ISS ISS Siebel Product Configuration Object Manager

eProdCfgObjMgr

eSales Object Manager eSalesObjMgr

eCustomer Object Manager

eCustomerObjMgr

Marketing Object Manager

MktgOM Marketing Object Manager SMObjMgr

eMarketing Object Manager

eMarketObjMgr

eEvents Object Manager eEventsObjMgr

Marketing Server MktgSrv List Import Service Manager

ListImportSvcMgr

MWC Real Time Sync RTSRemote Real Time Sync Data Extractor

RTSExtractor

Real Time Sync Message Sender

RTSSender

Real Time Sync Transaction Applier

RTSQApplier

Real Time Sync Transaction Dispatcher

RTSDispatcher

PIM Server Integration Management

PIMSI PIMSI Engine PIMSIEng

PIMSI Dispatcher PIMSIDispatcher

Sales Credit Assignment CreditAsgn Incentive Compensation Credit Assignment DB Operations Bus Svc

ICompCreditAsgnDB

Incentive Compensation Credit Assignment Engine

ICompCreditAsgn

Incentive Compensation Credit Rules to AM Rules Update Mgr

ICompCreditUpMgr

Incentive Compensation Rule Manager Business Svc

ICompRuleMgrSvc

Sales Hierarchy Service SalesHierSvc Sales Hierarchy Service Manager

SalesHierSvcMgr

表 25 定義済み Siebel Server コンポーネントグループ

コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名 略称略称略称略称 コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 略称略称略称略称

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 189

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネントグループ

Search Processing Search Search Data Processor SearchDataProcessor

Search Incremental Index Processor

SearchIncrementalIndexProcesso

Siebel Remote Remote Database Extract DbXtract

Generate New Database GenNewDb

Replication Agent RepAgent

Synchronization Manager SynchMgr

Transaction Merger TxnMerge

Transaction Processor TxnProc

Transaction Router TxnRoute

Parallel Database Extract PDbXtract

Siebel RTI RTI RTI Batch RTIBatch

Siebel To Siebel Connector

S2S HA Upgrade MQSeries Server Receiver

HAUpgradeMqRcvr

Siebel to Siebel MQSeries Receiver

S2SMqRcvr

Siebel to Siebel MSMQ Receiver

S2SMSMQRcvr

Siebel Sales Sales Sales Object Manager SSEObjMgr

Siebel Mobile Connector Object Manager

SMCObjMgr

SAP Connector SAP SAP IDOC Receiver for MQ Series

SAPIdocMqRcvr

SAP IDOC AMI Receiver for MQ Series

SAPIdocAMIMqRcvr

SAP Send Transaction SAPSendTrans

SAP Process Transaction SAPProcessTrans

SAP BAPI tRFC Receiver BAPIRcvr

Siebel Anywhere SiebAnywhere Upgrade Kit Builder UpgKitBldr

表 25 定義済み Siebel Server コンポーネントグループ

コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名 略称略称略称略称 コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 略称略称略称略称

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1190

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネントグループ

System Management System Server Manager ServerMgr

Server Request Broker SRBroker

Siebel Connection Broker SCBroker

Siebel Server SiebSrvr

Siebel Server Scheduler SrvrSched

Siebel Wireless Wireless Siebel Sales Wireless WirelessSalesObjMgr

Siebel Service Wireless WirelessServiceObjMgr

Siebel eChannel Wireless WirelesseChannelObjMgr

Siebel Self Service Wireless

WirelesseServiceObjMgr

Task UI TaskUI Task Log Cleanup TaskLogCleanup

Territory Management TerritoryMgmt Minor Alignment - Territory Rules Merge Manager

MinTerrMergeMgr

Major Alignment - Territory Rules Merge Manager

MajTerrMergeMgr

Workflow Management Workflow Generate Triggers GenTrig

Workflow Monitor Agent WorkMon

Workflow Process Batch Manager

WfProcBatchMgr

Workflow Process Manager WfProcMgr

Workflow Action Agent WorkActn

Workflow Recovery Manager

WfRecvMgr

表 25 定義済み Siebel Server コンポーネントグループ

コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名コンポーネントグループ名 略称略称略称略称 コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 略称略称略称略称

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 191

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

Siebel Server コンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネント表 26 は、定義済み Siebel Server コンポーネントのリストです。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Application Deployment Manager Batch Processor

ADMBatchProc バッチ N Server Manager コマンドライ

ン(srvrmgr プログラム)から

ファイルにデータベースアイテム

をエクスポートします。詳しく

は、『Siebel Application Deployment Manager Guide』を参照してください。

Application Deployment Manager Object Manager

ADMObjMgr インタラ

クティブ

Y カスタマイズされたアプリケー

ションの配置に関連付けられたビ

ジネスサービスメソッドを起動す

るためのリクエストを受け取って

実行します。詳しくは、『Siebel Application Deployment Manager Guide』を参照してく

ださい。

Application Deployment Manager Processor

ADMProc バッチ データベースおよびレポジトリ配

置単位の配置または起動を処理し

ます。詳しくは、『Siebel Application Deployment Manager Guide』を参照してく

ださい。

Appointment Booking Engine

ApptBook バッチ Y アポイントを取ります。

Assignment Manager

AsgnSrvr バッチ Y 役割、従業員、および組織をオブ

ジェクト 1 に割り当てる自動デー

タ割り当てエンジン。詳しくは、

『Siebel Assignment Manager管理ガイド』を参照してくださ

い。

Batch Assignment

AsgnBatch バッチ N 役割、従業員、および組織をオブ

ジェクトにバッチ割り当てしま

す。詳しくは、『Siebel Assignment Manager 管理ガ

イド』を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1192

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

BatchSync BatchSync バッチ このサーバーコンポーネントは、

Siebel Handheld ユーザーデー

タベースを抽出し、保留中のトラ

ンザクションを処理して、このト

ランザクションを Siebel Server に適用します。詳しく

は、Siebel Handheld のマニュ

アルを参照してください。

Business Integration Batch Manager

BusIntBatchMgr バッチ Y ビジネス統合データフローをバッ

チモードで管理します。

Business Integration Manager

BusIntMgr バッチ Y ビジネス統合データフローを実行

します。

Call Center Object Manager

SCCObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Call Center オブジェク

トマネージャ。

Communications Configuration Manager

CommConfigMgr バッチ Y コミュニケーション設定のダウン

ロードとキャッシュを行います。

詳しくは、『Siebel Communications Server 管理

ガイド』を参照してください。

Communications Inbound Processor

CommInboundProcessor

バッチ Y 行列待ちのコミュニケーションイ

ベントを処理します。

Communications Inbound Receiver

CommInboundRcvr バッチ Y 着信コミュニケーションイベント

をキューに入れます。

Communications Outbound Manager

CommOutboundMgr バッチ Y ビジネスオブジェクトインスタン

スに関連付けられている受信者に

メッセージを送信します。詳しく

は、『Siebel Communications Server 管理ガイド』を参照して

ください。

Communications Session Manager

CommSessionMgr バッチ Y コミュニケーションチャネルを利

用するためにエンドユーザーと対

話します。詳しくは、『Siebel Communications Server 管理

ガイド』を参照してください。

Content Project Publish

ContProjPub バッチ Y コンテンツプロジェクトを発行し

ます。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 193

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

Content Project Start

ContProjStart バッチ Y コンテンツプロジェクトを開始し

ます。

Core Reference Application Object Manager

CRAObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Core Reference アプリ

ケーションオブジェクトマネー

ジャ。

Custom Application Object Manager

CustomAppObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Custom Application Object Manager

D&B Update Mgr (D&B)

DNBUpMgrDNB バッチ N D&B テーブルを契約データで更

新します。詳しくは、『Siebel アプリケーション管理ガイド』を参

照してください。

D&B Update Mgr (Multi-task)

DNBUpMgrMultiTask バッチ Y 非同期リクエストを送信すること

により、複数の D&B Update Mgr(D&B)または D&B Update Mgr(Siebel)プロセ

スを作成します。詳しくは、

『Siebel アプリケーション管理ガ

イド』を参照してください。

D&B Update Mgr (Siebel)

DNBUpMgrSieb バッチ N Siebel テーブルを契約データで

更新します。詳しくは、『Siebelアプリケーション管理ガイド』を

参照してください。

Data Quality Manager

Dqmgr バッチ Y データをクレンジングしてレコー

ドを複製します。 詳しくは、 『Siebel Data Quality Administration Guide』を参照

してください。

Database Extract DbXtract バッチ N Siebel Remote クライアント用

の表示可能なデータを抽出しま

す。詳しくは、『Siebel Remote and Replication Manager 管理

ガイド』を参照してください。

DCommerce Alerts

DCommerceAlerts バックグ

ラウンド

N DCommerce アラートを管理す

るバックグラウンドプロセス。

DCommerce Automatic Auction Close

DCommerceAutoClose

バックグ

ラウンド

N オークションを検出して閉じる

バックグラウンドプロセス。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1194

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

Document Server DocServer バッチ Y ドキュメントを生成します。詳し

くは、『Siebel アプリケーション

管理ガイド』を参照してくださ

い。

Dynamic Commerce

DynamicCommerce バッチ Y Dynamic Commerce マスター

サービス。

EAI Object Manager

EAIObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel EAI オブジェクトマネー

ジャ。

eChannel Object Manager

eChannelObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel eChannel オブジェクト

マネージャ。

eCustomer Object Manager

eCustomerObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel eCustomer オブジェク

トマネージャ。

eEvents Object Manager

eEventsObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel eEvents オブジェクトマ

ネージャ。

EMail Manager MailMgr バックグ

ラウンド

N 個々の電子メールの応答を送信し

ます。詳しくは、『Siebel Business Process Framework: Workflow ガイ

ド』を参照してください。

eMarketing Object Manager

eMarketObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel eMarketing オブジェク

トマネージャ。

Employee Relationship Management Administration Object Manager

ERMAdminObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Employee Relationship Management Administration オブジェクトマ

ネージャ。

Employee Relationship Management Embedded Object Manager

ERMEmbObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Employee Relationship Management Embedded オブジェクトマネー

ジャ。

Employee Relationship Management Object Manager

ERMObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Employee Relationship Management オブジェクトマネージャ。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 195

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

Enterprise Integration Mgr

EIM バッチ N 他のシステム 2 との間でエンター

プライズデータを統合します。詳

しくは、『Siebel Enterprise Integration Manager Administration Guide』を参照

してください。

ERM Compensation Planning Service

ERMCompPlanSvc バッチ Y 予算作成、報奨金プランの作成、

およびその他の Compensation Planning 機能のタスクを処理し

ます。

eSales Object Manager

eSalesObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel eSales オブジェクトマ

ネージャ。詳しくは、『Siebel eSales 管理ガイド』を参照して

ください。

eService Object Manager

eServiceObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel eService オブジェクト

マネージャ。

Field Service Cycle Counting Engine

FSCyccnt バッチ Y Field Service 棚卸エンジン 2。

詳しくは、『Siebel Field Service ガイド』を参照してくだ

さい。

Field Service Mobile Inventory Transaction Engine

FSInvTxn バッチ Y フィールドサービスモバイル在庫

トランザクションエンジン 2。

Field Service Object Manager

SFSObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Field Service オブジェ

クトマネージャ 2。

Field Service Replenishment Engine

FSRepl バッチ Y 在庫保管場所 2 を補充します。

File System Manager

FSMSrvr バッチ Y File System Manager コンポー

ネント。詳しくは、167 ページの

「Siebel ファイルシステムの管理」

を参照してください。

Forecast Service Manager

FcstSvcMgr バッチ Y Forecast Operation を実行しま

す。詳しくは、『Siebel Forecasting Guide』を参照し

てください。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1196

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

Generate New Database

GenNewDb バッチ N Siebel Remote 用の新しい

Sybase SQL Anywhere データ

ベーステンプレートを生成しま

す。詳しくは、『Siebel Remote and Replication Manager 管理

ガイド』を参照してください。

Generate Triggers

GenTrig バッチ N Workflow Manager と割当マ

ネージャに対するトリガーを生成

します。詳しくは、『Siebel Business Process Framework: Workflow ガイ

ド』を参照してください。

HA Upgrade MQSeries Server Receiver

HAUpgradeMqRcvr バックグ

ラウンド

N HA Upgrade 着信 MQSeriesサーバーメッセージ対応設定済み

レシーバ。

Handheld Sales CE

SalesCEObjMgr インタラ

クティブ

Y Handheld Sales CE オブジェク

トマネージャ。

ICM Calc Engine ICMCalcEngine バッチ Y 報奨金- Compensation Calculation Engine。

ICM CalcWkbk Import

ICMCalcImport バッチ Y 報奨金-計算ワークブックプロ

セッサーへのトランザクション。

ICM Container Calculation

ICMContainerCalc バッチ Y 報奨金-コンテナ計算。

ICM Container Recalculation

ICMContainerRetro バッチ Y 報奨金- Container Recalculation。

ICM Order Import

ICMOrderImport バッチ Y 報奨金-トランザクションワーク

ブックプロセッサへオーダー。

ICM Quota Import

ICMQuotaImport バッチ Y 報奨金-プラン目標のインポート。

Incentive Compensation Credit Assignment DB Operations Bus Svc

ICompCreditAsgnDB バッチ Y Incentive compensation Credit Assignment DB Operations Business Service。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 197

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

Incentive Compensation Credit Assignment Engine

ICompCreditAsgn バッチ Y 報奨金のクレジット割り当てを計

算します。

Incentive Compensation Credit Rules to AM Rules Update Mgr

ICompCreditUpMgr バッチ N RTI を使用して AM ルールを更新

および作成します。

Incentive Compensation Rule Manager Business Svc

ICompRuleMgrSvc バッチ Y 各階層の売上債権ルールを AMルールに変換します。

Incentive Compensation Manager

ICompMgr バッチ Y 報奨金 2 を計算します。

JMS Receiver JMSReceiver バックグ

ラウンド

N 着信 JMS メッセージ対応設定済

みレシーバ。

List Import Service Manager

ListImportSvcMgr バッチ Y Siebel Database2 にデータの

リストをロードします。

Marketing Object Manager

SMObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Marketing オブジェクト

マネージャ。

Major Alignment - Territory Rules Merge Manager

MajTerrMergeMgr バッチ Y メジャーアライメントのため、ス

テージングルールを運用ルールに

マージします。

Minor Alignment - Territory Rules Merge Manager

MinTerrMergeMgr バッチ Y マイナーアライメントのため、ス

テージングルールを運用ルールに

マージします。

MQSeries AMI Receiver

MqSeriesAMIRcvr バックグ

ラウンド

N 着信 MQSeries AMI メッセージ

対応設定済みレシーバ。詳しく

は、『Transports and Interfaces: Siebel Enterprise Application Integration』を参

照してください。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1198

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

MQSeries Server Receiver

MqSeriesSrvRcvr バックグ

ラウンド

N 着信 MQSeries サーバーメッ

セージ対応設定済みレシーバ。詳

しくは、『Transports and Interfaces: Siebel Enterprise Application Integration』を参

照してください。

MSMQ Receiver MSMQRcvr バックグ

ラウンド

N 着信 MSMQ サーバーメッセージ

対応設定済みレシーバ。詳しく

は、『Transports and Interfaces: Siebel Enterprise Application Integration』を参

照してください。

Optimization Engine

Optimizer バッチ Y 車両ルーティングを 適化しま

す。詳しくは、『Siebel Field Service ガイド』を参照してくだ

さい。

Oracle Receiver ORCLRcvr バックグ

ラウンド

N 着信 Oracle 対応設定済みレシー

バ。詳しくは、『Siebel Connector for Oracle Applications』を参照してくだ

さい。

Page Manager PageMgr バックグ

ラウンド

N Workflow Manager で生成され

たページを送信します。詳しく

は、『Siebel Business Process Framework: Workflow ガイ

ド』を参照してください。

Parallel Database Extract

PDbXtract バッチ N Siebel Remote クライアントま

たは Replication Manager クラ

イアント用の表示可能なデータを

抽出します。詳しくは、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』を参照し

てください。

Partner Manager Object Manager

PManagerObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Partner Manager オブ

ジェクトマネージャ。

PIMSI Engine PIMSIEng バッチ Y リアルタイムビジネスプロセスを

実行します。

PIMSI Dispatcher PIMSIDispatcher バッチ Y リアルタイムビジネスプロセスを

実行します。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 199

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

Preventive Maintenance Engine

FSPrevMnt バッチ Y 予防保守のサービスリクエストと

活動を生成します。詳しくは、

『Siebel Field Service ガイド』

を参照してください。

Real Time Sync Data Extractor

RTSExtractor バッチ RTS メッセージのデータを抽出

します。詳しくは、『Siebel Store-and-Forward Messaging Guide for Mobile Web Client』を参照してくださ

い。

Real Time Sync Message Sender

RTSSender バッチ RTS メッセージを SMQ 経由で

送信します。詳しくは、『Siebel Store-and-Forward Messaging Guide for Mobile Web Client』を参照してくださ

い。

Real Time Sync Transaction Applier

RTSQApplier バッチ モバイルクライアントからアップ

ロードされた受信トランザクショ

ンを適用します。詳しくは、

『Siebel Store-and-Forward Messaging Guide for Mobile Web Client』を参照してくださ

い。

Real Time Sync Transaction Dispatcher

RTSDispatcher バックグ

ラウンド

重要なトランザクションをモバイ

ルクライアントにディスパッチし

ます。詳しくは、『Siebel Store-and-Forward Messaging Guide for Mobile Web Client』を参照してくださ

い。

Replication Agent RepAgent バックグ

ラウンド

N エリアデータベースと親データ

ベース間の同期をとります。詳し

くは、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイ

ド』を参照してください。

RTI Batch RTIBatch バッチ N SQL 文をバッチで実行します。

Sales Hierarchy Service Manager

SalesHierSvcMgr バッチ Y Sales Hierarchy Service Operation をバッチ処理します。

Sales Object Manager

SSEObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Sales オブジェクトマ

ネージャ。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1200

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

SAP BAPI tRFC Receiver

BAPIRcvr バックグ

ラウンド

N 着信 SAP IDOC と tRFC コール

対応の設定済みレシーバ。詳しく

は、『Siebel Connector for SAP R/3』を参照してください。

SAP IDOC AMI Receiver for MQ Series

SAPIdocAMIMqRcvr バックグ

ラウンド

N AMI MQSeries 経由の着信 SAP IDOC 対応設定済みレシーバ。詳

しくは、『Siebel Connector for SAP R/3』を参照してください。

SAP IDOC Receiver for MQ Series

SAPIdocMqRcvr バックグ

ラウンド

N MQ Series 経由の着信 SAP IDOC 対応設定済みレシーバ。

SAP Process Transaction

SAPProcessTrans バックグ

ラウンド

N EAI Queue から Siebel へのト

ランザクションを再処理する設定

済みサービス。詳しくは、

『Siebel Connector for SAP R/3』を参照してください。

SAP Send Transaction

SAPSendTrans バックグ

ラウンド

N EAI Queue からトランザクショ

ンを再送信する設定済みサービ

ス。詳しくは、『Siebel Connector for SAP R/3』を参

照してください。

Search Data Processor

SearchDataProcessor

バッチ Y 検索データを処理してインデック

スを構築します。詳しくは、

『Siebel Search 管理ガイド』を

参照してください。

Search Incremental Index Processor

SearchIncrementalIndexProcesso

バッチ Y 検索データを処理し、インデック

スを追加して構築します。詳しく

は、『Siebel Search 管理ガイ

ド』を参照してください。

Server Manager ServerMgr インタラ

クティブ

N Siebel Enterprise Server 内の

Siebel Server を管理します。

詳しくは、18 ページの「Siebel Server Manager の概要」を参

照してください。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 201

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

Server Request Broker

SRBroker インタラ

クティブ

Y リクエストと非同期通知をクライ

アントとコンポーネント間でルー

ティングします。詳しくは、163ページの「Server Request Broker(SRBroker)の概要」を

参照してください。

Server Request Processor

SRProc バックグ

ラウンド

Y サーバーリクエストスケジュー

ラ、およびリクエスト / 通知保存

および転送プロセッサ。詳しく

は、164 ページの「Server Request Processor の概要」を

参照してください。

Server Tables Cleanup

SvrTblCleanup バックグ

ラウンド

N 完了および失効したサーバーリク

エストレコードを削除します。詳

しくは、166 ページの「Server Tables Cleanup(SvrTblCleanup)の概要」を参

照してください。

Server Task Persistance

SvrTaskPersist バックグ

ラウンド

N Siebel Server によって作成さ

れたすべてのタスクを保持しま

す。

Service Order Fulfillment Engine

FSFulfill バッチ Y 処理待ちサービスオーダーを履行

します。詳しくは、『Siebel Field Service ガイド』を参照し

てください。

Service Order Part Locator Engine

FSLocate バッチ Y 処理待ちサービスオーダーを検出

します。詳しくは、『Siebel Field Service ガイド』を参照し

てください。

Siebel Administrator Notification Component

AdminNotify バッチ Y サーバーコンポーネント通知機能

を管理します。詳しくは、80ページの「システムアラート通知

の概要」を参照してください。

Siebel Connection Broker

SCBroker バックグ

ラウンド

N インタラクティブモードのサー

バーコンポーネント(AOM)に

対する着信接続リクエストを仲介

し、インタラクティブモードの

サーバーコンポーネントの複数イ

ンスタンス間でセッションリクエ

ストの負荷を分散します。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1202

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

Siebel eChannel Wireless

WirelesseChannelObjMgr

インタラ

クティブ

Y Siebel eChannel Wireless オ

ブジェクトマネージャ。詳しく

は、『Siebel Wireless 管理ガイ

ド』を参照してください。

Siebel Mobile Connector Object Manager

SMCObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Mobile Connector オブ

ジェクトマネージャ。

Siebel Product Configuration Object Manager

eProdCfgObjMgr インタラ

クティブ

Y コンプレックス製品対応設定サー

バー。

Siebel Sales Wireless

WirelessSalesObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Sales Wireless オブ

ジェクトマネージャ。詳しくは、

『Siebel Wireless 管理ガイド』

を参照してください。

Siebel Self Service Wireless

WirelesseServiceObjMgr

インタラ

クティブ

Y Siebel Self Service Wirelessオブジェクトマネージャ。詳しく

は、『Siebel Wireless 管理ガイ

ド』を参照してください。

Siebel Server SiebSrvr バックグ

ラウンド

N Siebel Server ルートプロセス

とネットワークのリスナ。

Siebel Server Scheduler

SrvrSched N Siebel Server の要求どおりに

コンポーネントプロセスを生成し

て、Siebel Server とサーバー

コンポーネントの実行をサポート

します。

詳しくは、167 ページの

「Siebel Server Scheduler(SrvrSched)の概要」を参照し

てください。

Siebel Service Handheld 7.5

ServiceCEObjMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Service Handheld 7.5。

Siebel Service Wireless

WirelessServiceObjMgr

インタラ

クティブ

Y Siebel Service Wireless オブ

ジェクトマネージャ。詳しくは、

『Siebel Wireless 管理ガイド』

を参照してください。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 203

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

Siebel to Siebel MQSeries Receiver

S2SMqRcvr バックグ

ラウンド

N Siebel 間着信 MQSeries サー

バーメッセージ対応設定済みレ

シーバ。詳しくは、『Siebel Connector for Siebel Business Applications』を参

照してください。

Siebel to Siebel MSMQ Receiver

S2SMSMQRcvr バックグ

ラウンド

N Siebel 間着信 MSMQ サーバー

メッセージ対応設定済みレシー

バ。

SMQ Receiver SMQReceiver バックグ

ラウンド

N 着信 SMQ メッセージ対応設定済

みレシーバ。

Synchronization Manager

SynchMgr インタラ

クティブ

Y Siebel Remote と Replication Manager の同期セッションを管

理します。詳しくは、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』を参照し

てください。

Transaction Merger

TxnMerge バックグ

ラウンド

N Siebel Remote クライアントお

よび Replication Manager クラ

イアントから Siebel データベー

スサーバーへのトランザクション

をマージします。詳しくは、

『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイ

ド』を参照してください。

Task Log Cleanup TaskLogCleanup バックグ

ラウンド

トランザクションがコミットされ

た後で、タスクトランザクション

ストレージをクリーンアップしま

す。詳しくは、『Siebel Business Process Framework: Task UI Guide』を参照してください。

Transaction Processor

TxnProc バックグ

ラウンド

N Transaction Router のトランザ

クションログを準備します。詳し

くは、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイ

ド』を参照してください。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1204

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Server コンポーネント

Transaction Router

TxnRoute バックグ

ラウンド

N Siebel Remote クライアントと

Replication Manager クライア

ントに表示可能なトランザクショ

ンをルーティングします。詳しく

は、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイ

ド』を参照してください。

Upgrade Kit Builder

UpgKitBldr バッチ Y キットウィザード UI により収集

された情報に基づいてアップグ

レードキットを作成します。詳し

くは、『Siebel Anywhere Administration Guide』を参照

してください。

Workflow Action Agent

WorkActn バックグ

ラウンド

N Workflow Manager アクション

を実行します。詳しくは、

『Siebel Business Process Framework: Workflow ガイ

ド』を参照してください。

Workflow Monitor Agent

WorkMon バックグ

ラウンド

N Workflow Manager イベントを

監視します。詳しくは、『Siebel Business Process Framework: Workflow ガイ

ド』を参照してください。

Workflow Process Batch Manager

WfProcBatchMgr バッチ Y ビジネスプロセスをバッチ処理し

ます。詳しくは、『Siebel Business Process Framework: Workflow ガイ

ド』を参照してください。

Workflow Process Manager

WfProcMgr バッチ Y リアルタイムビジネスプロセスを

実行します。詳しくは、『Siebel Business Process Framework: Workflow ガイ

ド』を参照してください。

Workflow Recovery Manager

WfRecvMgr バッチ Y Siebel Server の障害によって

中断されたビジネスプロセスを回

復します。

1. Interactive Assignment を実行するには、Server Request Processor コンポーネントも実行している必要があります。

2. このコンポーネントを実行するには、Server Request Processor も実行している必要があります。

表 26 定義済み Siebel Server コンポーネント

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス モードモードモードモード マルチスレッドマルチスレッドマルチスレッドマルチスレッド 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 205

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

Siebel Enterprise、、、、Server、およびコンポー、およびコンポー、およびコンポー、およびコンポーネントのパラメータネントのパラメータネントのパラメータネントのパラメータ表 27 は、Siebel Enterprise Server パラメータ、Siebel Server パラメータ、および汎用パラメータとそれぞれ

の属性のリストです。 この表に続いて、各パラメータについて詳しく説明します。

表 27 パラメータと属性

パラメータ名パラメータ名パラメータ名パラメータ名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス レベルレベルレベルレベル 必須必須必須必須 上書き上書き上書き上書き 即有効化即有効化即有効化即有効化 動的動的動的動的 デフォルト値デフォルト値デフォルト値デフォルト値 1

Enterprise Server Description

Enterprise Desc

Enterprise N N N N

Indexspace Name

IdxSpace Enterprise N Y Y Y

ODBC Data Source

Connect Enterprise Y Y Y N ***

Siebel File System

FileSystem Enterprise Y Y Y N ***

Siebel Repository

Repository Enterprise N Y N N Siebel Repository

Table Owner TableOwner Enterprise N N - N ***

Table Owner Password

TableOwnPass

Enterprise N N - Y

Tablespace Name

TblSpace Enterprise N N N N

Upgrade Component

Upgrade Component

Enterprise N N Y N Siebel HQ Server

Auto Startup Mode

AutoStart Server N N Y N TRUE

Communication Transport

Comm Server Y N Y N TCPIP

Compression Type

Compress Server N N Y N NONE

Component Priority Level Timeout

CompPriorityTime

Server N N N N

Encryption Type Crypt Server N N Y N NONE

Host Name Host Server Y N N N

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1206

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

Log Archive Keep

LogArchive Server N N Y N 10

Log Segment Size

LogSegmentSize

Server N N N N

Log Maximum Segments

LogMaxSegments

Server N N N N

Server Description

ServerDesc Server N N N N

Server Shutdown Wait Time

ShutdownTime

Server N N Y Y 60

Siebel Root Directory

RootDir Server Y N N N ***

Siebel Server Name

Server Server Y N Y N ***

Size of Error Buffer

ErrorBufferSize

Server N N N N 1000

Synchronization Port

SyncPort Server Y N Y N 40400

Alert Level AlertLevel 汎用 N Y Y Y 1

Application Datasource

CFGDatasource

汎用 N Y N ServerDataSrc

Application Scripting Enabled

CFGEnableScripting

汎用 N Y N TRUE

Application Shared Mode users directory

CFGSharedModeUsersDir

汎用 N Y N

Auto Restart AutoRestart 汎用 N N N N FALSE

Compressed File Download

CompressedFileDownload

汎用 N N N N TRUE

DB Multiplex - Max Number of Shared DB Connections

MaxSharedDbConns

汎用 N N N -1

表 27 パラメータと属性

パラメータ名パラメータ名パラメータ名パラメータ名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス レベルレベルレベルレベル 必須必須必須必須 上書き上書き上書き上書き 即有効化即有効化即有効化即有効化 動的動的動的動的 デフォルト値デフォルト値デフォルト値デフォルト値 1

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 207

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

DB Multiplex - Min Number of Dedicated DB Connections

MinTrxDbConns

汎用 N N N -1

DB Multiplex - Min Number of Shared DB Connections

MinSharedDbConns

汎用 N N N -1

Default Processes

DfltProcs 汎用 Y Y Y Y 0

Default Tasks DfltTasks 汎用 Y N N N 0

Error Flags ErrorFlags 汎用 N Y Y Y 0

Honor MaxTasks HonorMaxTasks

汎用 N N N N FALSE

Language Code Lang 汎用 Y Y Y N ENU

Locale Code LocaleCode 汎用 Y Y Y N ***

Local load balancing upper threshold

UpperThreshold

汎用 N Y N N 100

Log Print Timestamp

LogTimestamp

汎用 N Y Y Y FALSE

Maximum MT Servers

MaxMTServers

汎用 Y N N N 1

Maximum Processes

MaxProcs 汎用 Y Y N N 20

Maximum Tasks MaxTasks 汎用 Y N N N +++

Memory Usage Based Multithread Shell Recycling

MemoryBasedRecycle

汎用 N Y N N FALSE

Minimum MT Servers

MinMTServers

汎用 Y N N N 1

Minimum Up Time

MinUpTime 汎用 N N N N 60

Multithreaded Threaded 汎用 Y N N N FALSE

表 27 パラメータと属性

パラメータ名パラメータ名パラメータ名パラメータ名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス レベルレベルレベルレベル 必須必須必須必須 上書き上書き上書き上書き 即有効化即有効化即有効化即有効化 動的動的動的動的 デフォルト値デフォルト値デフォルト値デフォルト値 1

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1208

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

Number of lines after which to flush the log file

LogFlushFreq 汎用 N N Y N 0

Number of Restarts

NumRestart 汎用 N N N N 10

Number of Retries

NumRetries 汎用 N N N N 10000

Number of Sessions for each SISNAPI Connection

SessPerSisnConn

汎用 N N 20

OM - Data Source

DataSource 汎用 N Y N ServerDataSrc

OM-Named Data Source name

NamedDataSource

汎用 N Y N ServerDataSrc、GatewayDataSrc

OM-Model Cache Maximum

ModelCacheMax

汎用 N Y N 10

OM-Preload SRF Data

PreloadSRF 汎用 N N N FALSE

OM-Resource Language Code

ResourceLanguage

汎用 N Y N

OM - Save Preferences

SavePreferences

汎用 N Y N N True

Password Password 汎用 Y Y Y Y ***

Process VM Usage Lower Limit

MemoryLimit 汎用 N Y N N 1500

Process VM Usage Upper Limit

MemoryLimitPercent

汎用 N Y N N 20

Retry Interval RetryInterval 汎用 N N N N 5

Retry Up Time RetryUpTime 汎用 N N N N 600

SISNAPI Connection Maximum Idle Time

ConnIdleTime 汎用 Þ Y Y N -1

表 27 パラメータと属性

パラメータ名パラメータ名パラメータ名パラメータ名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス レベルレベルレベルレベル 必須必須必須必須 上書き上書き上書き上書き 即有効化即有効化即有効化即有効化 動的動的動的動的 デフォルト値デフォルト値デフォルト値デフォルト値 1

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 209

Page 210: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

Siebel Enterprise Server パラメータパラメータパラメータパラメータ

この項では、206 ページの表 27 で示した Siebel Enterprise Server パラメータについて詳しく説明します。

Enterprise Server Description: これは Server Manager ビューで識別用に使用される Siebel Enterprise Server の説明です。 初の Siebel Server をインストールするときの Siebel Enterprise Server の

設定で、このパラメータの値を入力するように求められます。

Indexspace Name: Siebel データベーススキーマテーブルのインデックススペース名。このパラメータは、

Siebel データベーススキーマのインデックスを作成するためのストレージスペースの名前を指定します。このパラ

メータが実際に意味するものは、厳密にはデータベースプラットフォームごとに異なります。詳しくは、使用してい

るオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照して、このパラメータがご使用のデータ

ベースプラットフォームでサポートされているかどうかを確認してください。

ODBC Data Source: Siebel データベーススキーマ接続用 ODBC データソース名。デフォルトのデータソース

は、Siebel Server のインストール時に作成されますが、コンポーネントまたはタスクレベルで上書きすることも

できます。このデータソースはシステム DSN として作成されている必要があります。このパラメータでは大文字と

小文字が区別されることに注意してください。

Siebel File System: Siebel ファイルシステムのパス名。ファイルシステムのパスは、Siebel Server がイン

ストールされているマシンに対して有効な相対パスであることが必要です。このパラメータの 長文字数は 100 文

字です。このパラメータに複数のファイルシステムディレクトリを指定する場合は、カンマを使用して各ディレクト

リを区切ります。たとえば、次の値は、異なるサーバーマシン上でホストされる 2 つのディレクトリを指定します。

¥¥server_name1¥fs¥,¥¥server_name2¥fs¥

SISNAPI-Log Traffic

LogTraffic 汎用 N Y Y FALSE

Sleep Time SleepTime 汎用 N Y Y Y 60

SQL Trace Flags SQLFlags 汎用 N Y Y Y 0

Static Port Number

PortNumber 汎用 Y N Y N 0

Trace Flags TraceFlags 汎用 N Y Y Y 0

Use IP Address UseIPAddress 汎用 N N N N TRUE

Use Shared Log File

LogUseSharedFile

汎用 N N FALSE

User Name Username 汎用 Y Y Y Y ***

1. デフォルト値が *** になっているパラメータは、Siebel Server のインストール時に(管理者がインストールウィザードのプロンプトで指定した設定に従って)初期設定されます。

2. デフォルト値が +++ になっているパラメータは、デフォルト値がコンポーネントごとに異なります。詳しくは、個々のコンポーネントのマニュアルを参照してください。

表 27 パラメータと属性

パラメータ名パラメータ名パラメータ名パラメータ名 エイリアスエイリアスエイリアスエイリアス レベルレベルレベルレベル 必須必須必須必須 上書き上書き上書き上書き 即有効化即有効化即有効化即有効化 動的動的動的動的 デフォルト値デフォルト値デフォルト値デフォルト値 1

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1210

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

次に示すサーバーコンポーネントの場合は、このパラメータのパス名の後に ¥att を付けます(たとえば、

¥¥server_name¥fs¥att)。

� Transaction Processor

� Transaction Router

� Transaction Merger

� Synchronization Manager

� Replication Agent

� Database Extract

� Parallel Database Extract

� Generate New Database

� List Import Service Manager

� Enterprise Integration Manager

備考:備考:備考:備考: このパラメータの値としてパス名を 1 つのみ指定します。

Siebel Repository: アプリケーション設定情報を格納する Siebel レポジトリの名前。 デフォルト値は Siebel Repository です。各データベースに対してアクティブにできるレポジトリは 1 つのみです。

Table Owner: Siebel データベーススキーマのテーブルオーナー。

� Oracle の場合は、Siebel Server のインストール時に Table Owner のデフォルト値を入力するように求めら

れます。

� Microsoft SQL Server の場合、デフォルト値は dbo です。

Table Owner Password: テーブルオーナーアカウントのデータベースパスワード。Siebel データベースス

キーマ内のオブジェクトを操作する Siebel Server コンポーネントを実行するには、この値を設定する必要があり

ます。

Tablespace Name: Siebel データベーススキーマテーブルのテーブルスペース名。このパラメータは、Siebelデータベーススキーマのテーブルを作成するためのストレージスペースに対して名前を指定します。このパラメータ

が実際に意味するものは、厳密にはデータベースプラットフォームごとに異なります。詳しくは、使用しているオペ

レーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照して、このパラメータがご使用のデータベースプ

ラットフォームでサポートされているかどうかを確認してください。

Upgrade Component: このパラメータは Siebel Anywhere で使用され、バージョンのチェックが必要な

Siebel Anywhere 設定を決定します。デフォルト値は Siebel HQ Server です。エリア Siebel Server の場合、

この値は Siebel Regional Server に変更する必要があります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 211

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

Siebel Server パラメータパラメータパラメータパラメータ

この項では、206 ページの表 27 で示した Siebel Server パラメータについて詳しく説明します。

Auto Startup Mode: このモードは、Siebel Server の起動時に Siebel Server コンポーネントを自動的に起

動するかどうかを示します。このパラメータのデフォルト値は TRUE です。この場合、Siebel Server コンポーネ

ントは完全に有効化され、Siebel Server システムサービスの起動時(またはマシンの再起動時)に、デフォルト

の数の Siebel Server プロセスが起動します。Auto Startup Mode が FALSE に設定されている場合、Siebel Server コンポーネントは、Siebel Server システムサービスの起動後にシャットダウン状態になります。

Communication Transport: ネットワーク通信の転送タイプ名(たとえば、TCPIP)。

Component Priority Level Timeout: 低い優先順位のコンポーネントを起動するまでの待機時間。コン

ポーネントの優先順位は次のとおりです。

� System Management コンポーネントグループ内のコンポーネントには、 高の優先順位が設定されていま

す。これらのコンポーネントは 初に起動されます。

� Auxiliary System Management コンポーネントグループは次に起動されます。

� 残りのコンポーネントグループのコンポーネントには、 も低い優先順位が設定されています。

Siebel Server は、System Management コンポーネントグループのコンポーネントを起動し、これらのコン

ポーネントの初期化のために Component Priority Level Timeout によって指定された 大秒数待機します。

Component Priority Level Timeout の期限が切れ、コンポーネントの初期化に失敗した場合、Siebel Serverはシャットダウンします。Auxiliary System Management コンポーネントグループのコンポーネントが起動し

ようとします。このコンポーネントグループのコンポーネントが Component Priority Level Timeout の期限が

切れる前に初期化に失敗した場合、Siebel Server は も低い優先順位のコンポーネントを起動しようとします。

File System Manager や Server Request Processor などの Auxiliary System Management コンポーネン

トグループのコンポーネント依存関係にかかわりなく、Siebel Server はこれらのコンポーネントを起動しようと

します。

Compression Type: Siebel Web Server Extension(SWSE)と Application Object Manager 間で内部

送信される SISNAPI ネットワーク通信の圧縮タイプ(NONE または ZLIB)。 このパラメータは、SWSE とブラウ

ザクライアント間の圧縮を設定する、eapps.cfg 設定ファイルのパラメータ DoCompression には依存しません。 eapps.cfg 設定ファイルのパラメータ ConnectString の圧縮タイプ部分が、Compression Type パラメータと同

じであることを確認します。ConnectString パラメータについては、付録 B「eapps.cfg ファイルの構造」を参照

してください。

Encryption Type: Siebel Web Server Extension と Application Object Manager 間のネットワーク通信

の暗号タイプ(NONE、MSCrypto、または RSA)。同一マシン上で Siebel Web Server Extension と Siebel Server を実行している場合は、NONE または RSA のいずれかを設定する必要があります。 eapps.cfg 設定ファイ

ルのパラメータ ConnectString の暗号タイプ部分が、Compression Type パラメータと同じであることを確認し

ます。ConnectString パラメータについては、付録 B「eapps.cfg ファイルの構造」を参照してください。

Host Name: Siebel Server がインストールされているホストマシンの名前。この値は、Siebel Server のイン

ストール時に自動的に設定されますが、別のホスト名が指定されているネットワークカードを介して接続リクエスト

をルーティングする場合は、この値を変更できます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1212

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

Log Archive Keep: logarchive ディレクトリに保持するログアーカイブディレクトリ数。Siebel Server サー

ビスが開始するたびに、現在の log サブディレクトリが logarchive サブディレクトリに移動し、Siebel Serverのインカーネーション番号が付きます。このパラメータは、以前の logarchive ディレクトリを保持する数を示しま

す。このパラメータを 0 に設定すると、Siebel Server サービスの開始時に、現在の log サブディレクトリはアー

カイブされません。このパラメータを -1 に設定すると、Siebel Server は logarchive サブディレクトリを保持し

ます。log ディレクトリを移動した後は、新しい log ディレクトリが作成され、親 siebsrvr フォルダから権限を継

承します。

Log Segment Size: ログファイルのセグメントの大きさをキロバイト(KB)で指定します。このパラメータを

5 に設定すると、ログセグメントのサイズは 5 KB になります。

Log Maximum Segments: 保存されるログセグメントの数を指定します。このパラメータを 1 に設定した場

合、保存されるのは 1 つのセグメントのみです。このセグメントのサイズが LogSegmentSize パラメータの指定

値に達すると、セグメントは上書きされます。通常、このパラメータには 20 などの高い値に設定します。この場合

は、21 個めのセグメントが 初のセグメントを上書きし、順次処理されます。

Server Description: これは Siebel Server の説明です。Siebel Server Manager ビューで識別用に使用さ

れます。Siebel Server のインストール時には、このパラメータの値を入力するように求められます。

Server Shutdown Wait Time: Siebel Server のシャットダウン中のコンポーネントプロセスを停止するま

での待機時間を秒で指定します。Siebel Server システムサービスが停止したとき、またはマシンがシャットダウ

ンや再起動したときに、Siebel Server Manager から Siebel Server がシャットダウンされると、現在実行中の

コンポーネントタスクに通知されます。Server Shutdown Wait Time パラメータにより指定されている時間内に

そのタスクがシャットダウンしない場合、Siebel Server はコンポーネントプロセスを直接停止して、シャットダ

ウンを完了します。このパラメータのデフォルト値は 60 秒です。

Siebel Root Directory: Siebel Server のルート(インストール)ディレクトリ。Siebel Server のサブディ

レクトリは、すべてこのディレクトリのすぐ下にあります(admin、dbtempl、docking、log、logarchive、upgrade など)。ディレクトリ構造全体を移動しない限り、このパラメータの値は変更しないでください。

Siebel Server Name: Siebel Server の名前。このパラメータは、Siebel Server のインストール時に指定さ

れます。インストール後は Siebel Server の名前は変更できません。Siebel Server Name パラメータに使用でき

るのは、英字、数字、アンダースコア、またはそれらの組み合わせのみです。また、パラメータ名は、必ず英字で始

まることが必要で、12 文字以内で指定します。Siebel Server Name については、使用しているオペレーティン

グシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

Size of Error Buffer: Siebel Management Server によって使用される共有メモリ循環エラーバッファのエ

ントリ数。このバッファは、レベル 0 とレベル 1 のすべてのエラーメッセージを受け取ります。

Synchronization Port: Synchronization Server コンポーネントの TCP/IP ポート番号。この Siebel Server と同期するモバイルクライアントが同期セッションの開始時にこのポートに接続するように(クライアント

設定ファイルの DockConnString パラメータで)設定する必要があります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 213

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

汎用パラメータ汎用パラメータ汎用パラメータ汎用パラメータ

この項では、206 ページの表 27 で示した汎用パラメータについて詳しく説明します。これらのパラメータは、

Siebel Enterprise Server レベル、Siebel Server レベル、またはコンポーネントレベルで設定できます。

Alert Level: Server Alert File へのログレベルです。デフォルト値は 1 ですが、高い値に設定することにより、

詳しい情報を記録できます。現在サポートされているのは、レベル 1 と 2 のみです。レベル 1 では、異常プロセス

とタスクの終了に関する情報のみが Alert File に送信されます。レベル 2 では、正常終了または例外終了に関係な

く、すべてのプロセスまたはタスクに関する情報が終了時に送信されます。

Application Datasource: このパラメータは、Siebel Application Object Manager のデフォルト設定デー

タソースを指定します。このパラメータ値は、OM-Named Data Source name パラメータのリストに含まれる値

の 1 つになります。

Application Scripting Enabled: このパラメータは、Siebel Application Object Manager サーバーコン

ポーネントがサーバースクリプトを実行できるかどうかを指定します。このパラメータを true に設定すると、スク

リプト DLL ファイルがロードされ、アプリケーションでスクリプトを実行できるようになります。このパラメータ

のデフォルト値は true です。このパラメータを false に設定すると、サーバースクリプトだけでなくブラウザスク

リプトも無効になります。

Application Shared Mode users directory: このパラメータは、共有モードで使用されるユーザーディレ

クトリを指定します。Siebel ファイルシステムの場所を変更する場合は、このパラメータの値を更新します。

Auto Restart: コンポーネントを自動的に再起動できます。このパラメータは、Number of Restarts パラメー

タと連動して、ターゲットコンポーネントの再起動を試みる回数を指定します。

備考:備考:備考:備考: マルチスレッドサーバーコンポーネントの場合、プロセスが 初の起動に失敗し、Siebel アプリケーション

によって終了された場合、自動再起動は実行されません。再起動されるのは、実行状態に達したプロセスのみです。

Compressed File Download : デフォルトでは、Siebel File System Manager を使用すると、ファイルは

圧縮されてクライアントのブラウザにダウンロードされます。Microsoft Internet Explorer のバージョンによっ

ては、この処理でファイル名が変更される場合があります。圧縮ファイルのダウンロードを無効にする場合は、この

機能を無効にしたい Application Object Manager に対してこのパラメータを FALSE に設定します。デフォルト

値は TRUE です。

DB Multiplex - Max Number of Shared DB Connections: DB Multiplex - Max Number of Shared DB Connections パラメータは、共有データベース接続を設定する 2 つのパラメータ(もう一つは DB Multiplex - Min Number of Shared DB Connections)のうちの 1 つです。共有接続はほとんどの Application Object Manager オペレーションで使用されます。 DB Multiplex - Max Number of Shared DB Connections パラメー

タは、共有データベース接続の 大数を制御し、各コンポーネントに対して定義されます。つまり、DB Multiplex - Max Number of Shared DB Connections は、コンポーネントのインスタンス(タスクまたはプロセス)では

なく、各 Siebel Server 上のコンポーネントに対して共有データベース接続の 大総数を指定します。デフォルト

値である -1 を設定すると、このパラメータは無効になります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1214

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

DB Multiplex - Min Number of Dedicated DB Connections:DB Multiplex - Min Number of Dedicated DB Connections パラメータは、Application Object Manager プロセス内部の専用データベース接

続の 小数を制御します。専用データベース接続は、Siebel EAI など、トランザクションが複数の Application Object Manager オペレーションにまたがる必要がある特殊な Siebel コンポーネントによって主に使用されます。 DB Multiplex - Min Number of Dedicated DB Connections パラメータは、コンポーネントの各インスタンス

に対して定義されます。つまり、DB Multiplex - Min Number of Dedicated DB Connections は、コンポーネ

ントごとではなく、コンポーネントのインスタンス(プロセス)ごとの専用データベース接続の 小数を制御しま

す。この点は、共有データベース接続を設定するパラメータと異なります。デフォルト値である -1 を設定すると、

このパラメータは無効になります。

DB Multiplex - Min Number of Shared DB Connections: DB Multiplex - Min Number of Shared DB Connections パラメータは、共有データベース接続を設定する 2 つのパラメータ(もう一つは DB Multiplex - Max Number of Shared DB Connections)のうちの 1 つです。共有接続はほとんどの Application Object Manager オペレーションで使用されます。 DB Multiplex - Min Number of Shared DB Connections パラメー

タは、共有データベース接続の 小数を制御し、各コンポーネントに対して定義されます。つまり、DB Multiplex - Min Number of Shared DB Connections は、各 Siebel Server 上のコンポーネントがそのコンポーネントの

すべてインスタンスを通して維持しようとする共有データベース接続の 小数を指定します。デフォルト値である -1 を設定すると、このパラメータは無効になります。

備考:備考:備考:備考: DB Multiplex - Min Number of Shared DB Connections パラメータは、Maximum Tasks(エイリア

ス MaxTasks)パラメータより小さい値に設定してください。この値を MaxTasks より大きくすると、データベー

ス接続プールが無効になります。

Default Processes: Siebel Server のスタートアップ時に起動するコンポーネントプロセスのデフォルト数。

このパラメータが適用されるのは、バックグラウンドモードで実行するように定義されているコンポーネントのみで

す。Siebel Server のスタートアップ時に起動するプロセスは、次に示す Siebel Server レベルのパラメータ値を

使用してデータベースに接続します。ただし、これは、バックグラウンドモードのコンポーネントに対するコンポー

ネントレベルでの上書きがない場合です。

� ODBC Data Source

� Username

� Password

Default Tasks: これは、バックグラウンドモードのコンポーネントが Siebel Server Manager から明示的に

起動されたとき、またはそのコンポーネントの状態が前回 Running に設定されていた Siebel Server が起動した

ときに、そのコンポーネントに対して開始するプロセス数です。Default Tasks パラメータが 0 より大きい値に設

定されたコンポーネントは、Siebel Server の起動時に自動的に開始します。

EnableSIDataLossWarning: このパラメータが、標準対話性モードの従業員アプリケーションに対して

TRUE に設定されている場合は、変更内容を保存せずにコンテキストの変更を試行するかどうかを警告するダイア

ログボックスが表示されます。デフォルトでは、このパラメータは「TRUE」に設定されます。

Error Flags: エラー情報を追跡するために使用されるフラグ。このパラメータを使用して、さまざまな種類の、

コンポーネントに固有なエラー追跡を開始します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 215

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

Honor MaxTasks: このパラメータ値が TRUE の場合、Max Tasks に達したコンポーネントプロセスは、

Server Request Broker からのリクエストの受取を停止します。さらにリクエストが送信された場合は、エラー

メッセージが発生します。このプロセスは、いくつかのタスクが完了した後で、リクエストの受取を再開します。パ

ラメータ値が FALSE の場合、すべてのリクエストがコンポーネントプロセスのキューに入れられます。

Language Code: コンポーネントプロセスの 3 文字の言語コード。翻訳可能なメッセージ(エラーメッセージ

を含む)が指定言語で出力されます。この言語の翻訳済メッセージファイルは、Siebel Server のインストール先

の locale サブディレクトリに存在している必要があります。 詳しくは、『Siebel Global Deployment Guide』を

参照してください。

Locale Code: コンポーネントプロセスの 3 文字のロケールコード。ロケールとは、共通データをユーザーに表

示したり、ユーザーから受信する際の一連のルールです。Siebel Business Applications では、ロケール設定に基

づいて、日付、時間、数字、通貨などのデータ形式をサポートしています。ロケールは、Locale Administration View を使用して管理します。 詳しくは、『Siebel Global Deployment Guide』を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel Business Applications では、ロケールおよび言語コードに Microsoft の 3 文字の略称(TLA)

コード規則を使用します。ロケール設定については、『Siebel アプリケーション管理ガイド』を参照してください。

Local load balancing upper threshold: このパラメータは、新しい Application Object Manager(AOM)プロセスが起動し、指定の AOM プロセスのロードパーセンテージの基になる、ロードしきい値を決定しま

す。たとえば、このパラメータを 50 個の同時セッションを処理する AOM 上で 80% に設定した場合は、40 個の

セッションがアクティブになると、新しい AOM プロセスが起動します。デフォルト値は 100% です。負荷分散に

ついては、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

備考:備考:備考:備考: AOM パラメータ Minimum MT Servers(エイリアス MinMTServers)が Maximum MT Servers(エイ

リアス MaxMTServers)に等しい場合は、実際の設定にかかわらず、このパラメータの有効値は 100% です。

Log Print Timestamp: このパラメータは、追跡ファイルに書き込まれるタイムスタンプまたはレコードを出

力するかどうかを指定します。デフォルト値は TRUE ですが、管理者は、大量のログを実行するコンポーネントや、

Trace Flags パラメータまたは SQL Trace Flags パラメータが大きな値に設定されているコンポーネントには、

FALSE を設定できます。

Maximum MT Servers: マルチスレッド処理が有効になっているコンポーネントについて、同時に実行される

マルチスレッド Siebel Server プロセスの 大数です。マルチスレッド設定を TRUE に設定して実行できるのは、

バッチモードとインタラクティブモードのコンポーネントのみであることに注意してください。タスクとクライアン

トセッションは、マルチスレッド Siebel Server プロセス内部でマルチスレッドとして実行します。 各 Siebel Server プロセス内で実行できるタスク数は、Maximum Tasks パラメータ値を Maximum MT Servers 値で除算

した値になります。 この値は、任意のコンポーネントプロセスに対するユーザー数に基づいて増減してください。 詳しくは、『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』を参照してください。

Maximum Processes: 1 つの Siebel Server コンポーネントに対して同時に実行されるプロセスの 大数。

このパラメータに対する変更を有効にするには、Siebel Server を再起動する必要があります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1216

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Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

Maximum Tasks: 1 つのコンポーネントに対して同時実行可能なバックグラウンドモード、バッチモード、ま

たはインタラクティブモードのプロセスまたはスレッドの 大数です。この値は、マルチスレッドが有効になってい

るコンポーネントのスレッド、またはマルチスレッドが有効になっていない場合はコンポーネントプロセスに対して

適用されます。この値は、任意のコンポーネントプロセスに対するユーザー数に基づいて増減してください。この値

は、Siebel Server により追跡される各コンポーネントのタスク数も決定します。 大タスクパラメータについて

は、『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』を参照してください。

備考:備考:備考:備考: マルチスレッド Siebel Server プロセスはタスクのカウントに含まれません。 タスクはプロセス内のスレッ

ドとして実行します。これらのマルチスレッドプロセス数は、Minimum MT Servers パラメータと Maximum MT Servers パラメータによって決定します。

Memory Usage Based Multithread Shell Recycling:TRUE に設定されている場合は、仮想メモリの利

用率が指定のしきい値に達すると、このコンポーネントのプロセスが自動的に再実行されます。 このしきい値は、パ

ラメータ Process VM Usage Lower Limit により設定されます。たとえば、このパラメータが設定されているコ

ンポーネントについて、メモリの使用率がしきい値を超えた場合は、新しいタスクを無効にし、新しいプロセスを開

始し、正常なシャットダウンを開始する(つまり、すべてのタスクが終了するのを待ってからシャットダウンする)

ことにより、再実行の手順が開始されます。デフォルト値は FALSE です。このパラメータを使用してアプリケー

ションを修復するのは、メモリリークによる過度なメモリ使用が予想される場合のみです。

Minimum MT Servers: マルチスレッド処理が有効になっているコンポーネントについて、開始されるマルチ

スレッド Siebel Server プロセスのデフォルト数。これらのプロセスは、コンポーネントが Siebel Server Manager から明示的に起動されたとき、またはそのコンポーネントの状態が前回 Running に設定されていた

Siebel Server が起動したときに、開始します。 追加のマルチスレッド Siebel Server プロセスは、Maximum MT Servers パラメータの値に達するまで、必要に応じて(つまり、Siebel Server プロセス内で実行できるス

レッドの 大数に達すると)開始します。このパラメータを 0 に設定すると、そのコンポーネントは無効になりま

す。

Minimum Up Time: MTS または Siebel Server モードのコンポーネントが正常に再起動するまでに必要な

小時間(秒)。コンポーネントが正常に再起動するために、そのコンポーネントはこのパラメータにより指定されて

いる時間の間、実行している必要があります。このパラメータは、Number of Restarts パラメータと連動し、許

されている時間の間にコンポーネントの再起動を試みる回数を決定します(NumRestart * MinUpTime)。この時

間が経過してもコンポーネントインスタンスが再起動できなかった場合、再起動はそれ以上試みられません(そのコ

ンポーネントインスタンスは実行されません)。このパラメータのデフォルト値は 60 秒です。

Multithreaded: コンポーネントをマルチスレッドにするかマルチプロセスにするかを指定します。このパラ

メータが適用されるのは、バッチモードおよびインタラクティブモードのコンポーネントのみです。 このパラメータ

にはデフォルト値を使用してください。

注意:注意:注意:注意: このパラメータの値は、グローバルカスタマサポートから直接指示がない限り変更しないでください。 このパ

ラメータの値の変更に関する支援については、MyOracleSupport でサービスリクエスト(SR)を作成してくださ

い。または、グローバルカスタマサポートに直接電話をかけて、サービスリクエストを作成するか、現在の SR の状

況を更新できます。サポートの電話番号は同じままで、MyOracleSupport に記載されています。

Number of lines after which to flush the log file: ログファイルにデータが書き込まれる頻度を指定し

ます。値を n に設定すると、n 行ごとにデータがログファイルに書き込まれます。たとえば、値を 1 に設定すると、

すべての行が 1 行ごとにログファイルに書き込まれます。 値を 0(デフォルト値)に設定すると、オペレーティング

システムによりログファイルにデータを書き込む時間が決定されます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 217

Page 218: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

Number of Restarts: MTS または Siebel Server モードのコンポーネントが Minimum Up Time で設定さ

れた時間内にエラーで終了した場合に再起動を試みる回数。このパラメータは、Auto Restart と連動して、MTSまたは Siebel Server モードのコンポーネントを再起動するかどうかを決定します。また、このパラメータは、

Minimum Up Time パラメータと連動し、許されている時間の間にコンポーネントの再起動を試みる回数を決定し

ます(NumRestart * MinUpTime)。この時間が経過してもコンポーネントインスタンスが再起動できなかった場

合、再起動はそれ以上試みられません(そのコンポーネントインスタンスは実行されません)。このパラメータのデ

フォルト値は 10 です。

Number of Retries: 復旧試行回数。このパラメータは、Retry Interval パラメータおよび Retry Up Timeパラメータと連動して、データベースとの接続が失われている場合に、MTS または Siebel Server モードのコン

ポーネントをデータベースに再接続します。

Number of Sessions for each SISNAPI Connection: このパラメータは、各 SISNAPI 接続(Webサーバー [SWSE] と Application Object Manager 間の接続)を介して多重化(共有)できるセッション数を指

定します。この多重化により、オープンネットワーク接続数を少なくすることができます。 Number of Sessions for each SISNAPI Connection(エイリアス SessPerSisnConn)が -1 の場合は、1 つの SISNAPI 接続ですべ

てのセッションが作成されます。このパラメータのデフォルト値は 20 です。このデフォルト値はユーザーセッショ

ンには適していますが、他のシステム(たとえば、EAI HTTP Adapter Access)からの着信 HTTP リクエストに

は適していません。

OM-Data Source: このパラメータは、Siebel Application Object Manager のデータソースを指定します。

OM-Named Data Source name: このパラメータは、Siebel Application Object Manager が初期化時に

プレロードする名前付きサブシステムを示します。つまり、この Object Manager が使用できるすべてのデータ

ソースを示します。

OM-Model Cache Maximum: このパラメータは、Business Service Manager や Workflow Process Manager など、Object Manager ベースのサーバーコンポーネントにあるモデルオブジェクトのキャッシュサイ

ズを指定します。キャッシュ内の各モデルは、そのモデルのライフサイクルの間、2 つのデータベース接続(挿入、

更新、削除オペレーション用の接続と読み取り専用オペレーション用の接続)を作成します。モデルキャッシュによ

り、オブジェクトサーバーコンポーネントのパフォーマンスが向上します。通常、このパラメータは無効にしないこ

とをお勧めします。デフォルト値は 10 です。0 に設定するとこのパラメータが無効になります。このパラメータの

大値は 100 です。

OM-Preload SRF Data: このパラメータは、Siebel Object Manager サーバーコンポーネントの起動時に、

すべての Siebel リポジトリファイル(SRF)情報をプレロードするかどうかを指定します。この値が false(デ

フォルト設定)の場合、Siebel レポジトリファイルデータがロードされるのは、 初のタスクまたは Web クライ

アント接続のリクエスト時のみです。これにより、スタートアップページの表示が遅れる場合があります。

OM-Resource Language Code: このパラメータは、Siebel Application Object Manager リソースで使

用される言語コードを指定します。 各言語には、3 文字のコード識別子があります。たとえば、アメリカ英語の識別

子は ENU です。

OM - Save Preferences Application Object Manager によるユーザー設定ファイル(ファイル拡張子 .spf)の作成または読み取りを防止するには、このパラメータの値を FALSE に設定します。 高対話性アプリケーションに

対して TRUE(デフォルト値)の場合は、Application Object Manager によって、ユーザーのログイン時にユー

ザー設定ファイルが作成されます(まだ存在していない場合)。 標準対話性アプリケーションの場合、Application Object Manager によるユーザー設定ファイルの作成はありません。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1218

Page 219: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

Password.: データベースユーザーパスワード。このパラメータは、User Name パラメータによって参照され

るアカウントのパスワードを指定します(両パラメータとも、Siebel Server インストール時に入力するように求

められます)。User Name パラメータと Password パラメータは、Siebel Update バージョンチェック、バック

グラウンドモードのコンポーネントの自動スタートアップ(Auto Startup Mode パラメータの説明を参照)、およ

び Synchronization Server プロセスを行うために、データベースに接続する際に使用されます。

Process VM Usage Lower Limit: このパラメータは、仮想メモリ使用のしきい値をメガバイト(MB)で設

定します。このしきい値に達したコンポーネントプロセスは再実行されます。 この機能を有効にするパラメータは、

Memory Usage Based Multithread Shell Recycling です。このパラメータを使用してアプリケーションを修復

するのは、メモリリークによる過度なメモリ使用が予想される場合のみです。

Process VM Usage Upper Limit: このパラメータの値は、即時シャットダウンがトリガーされる Process VM Usage Lower Limit の値を超えるパーセンテージに設定します。

Retry Interval: 復旧のために一連の再試行を行う前に待機する時間を定義します。このパラメータは、

Number of Retries パラメータおよび Retry Up Time パラメータと連動して、データベースとの接続が失われて

いる場合に、MTS または Siebel Server モードのコンポーネントをデータベースに再接続します。

Retry Up Time: 復旧のために一連の再試行を行う 小実行時間。このパラメータは、Number of Retries パラ

メータおよび Retry Interval パラメータと連動して、データベースとの接続が失われている場合に、MTS または

Siebel Server モードのコンポーネントをデータベースに再接続します。

SISNAPI Connection Maximum Idle Time: このパラメータは、Web サーバーと Siebel Server 間の接

続タイムアウトを設定します。有効な値は数値です。コンポーネントにより接続が切断されるまでのアイドル時間を

秒で指定します。それぞれのパラメータ設定については、次の表を参照してください。ファイアウォール接続のタイ

ムアウト値より少し低い値を指定することをお勧めします。デフォルト値は -1 です。

備考:備考:備考:備考: このパラメータと eapps.cfg 設定ファイルの Session Timeout パラメータには、直接の関係はありませ

ん。SISNAPI Connection Maximum Idle Time パラメータは SISNAPI の接続の動作を制御し、Session Timeout パラメータはユーザーセッションの動作を制御します。

SISNAPI-Log Traffic: このパラメータは、Siebel Application Object Manager がすべての Siebel Internet Session API(アプリケーションプログラミングインターフェイス)メッセージのログを記録するかどう

かを指定します。SISNAPI は、Siebel Server とクライアントアプリケーション間の反応を向上させる目的で設計

された、セッションベースのリモートプロシージャコール(RPC)です。

Sleep Time: 反復間隔(秒)。このパラメータは、Siebel Server がアイドル状態のときにバックグラウンド

モードで実行されるコンポーネントプロセスのスリープ時間を指定します。

パラメータ値パラメータ値パラメータ値パラメータ値 説明説明説明説明

< 0 この機能を無効にします。

0 >= および < 30 このパラメータの 小値である 30 秒を設定します。

> 30 指定された値(秒)を設定します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 219

Page 220: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel Server のコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータのコンポーネントとパラメータ � Siebel Enterprise、Server、およびコンポーネント

のパラメータ

SQL Trace Flags: SQL 文の追跡用フラグ。このパラメータが 1 に設定されている場合は、コンポーネントタス

クによって発行されたすべての SQL 文が、個々のタスクの情報ログファイルに記録されます。このパラメータが 2に設定されている場合は、各 SQL 文の他に、解析コール、実行コール、およびフェッチコールの回数情報と、各

コールタイプのタイミング情報が記録されます。

Static Port Number: コンポーネントがクライアントリクエストを受信するネットワークポート番号。 値を指

定しない場合は、各コンポーネントに対して動的に一意のポート番号が生成されます。ポート番号は、49150 から

始まり、この番号から順に、設定済みのコンポーネント数と占有ポートに応じて番号が付きます。このパラメータ

は、すべての Application Object Manager(AOM)コンポーネントを除き、インタラクティブモード、バッチ

モード、およびバックグラウンドモードのコンポーネントに適用されます。AOM コンポーネントは、Siebel Connection Broker コンポーネント(エイリアス SCBroker)を介して着信トラフィックを受信します。静的、動

的にかかわらず、ポート番号はエンドユーザーに表示されません。このパラメータは、主に、コンポーネントがファ

イアウォール設定で使用するポート番号を管理者が変更できるようにするために提供されています。このパラメータ

を設定する場合、ポート番号は 49150 より小さい番号にするか、動的に生成されるポード番号と競合しないことが

確実な十分に大きい番号にしてください。

Trace Flags: コンポーネント固有の追跡情報用フラグ。このパラメータを使用して、さまざまな種類の、コン

ポーネントに固有な追跡を開始します。各コンポーネントに対するこのパラメータの設定方法については、各

Siebel Server コンポーネントに関する章を参照してください。

User IP Address: SISNAPI 接続文字列を、ホスト名ではなく IP アドレスを使用して構成するかどうかを指定

します。デフォルト値は TRUE です。FALSE に変更すると、接続のたびにホスト名が検索されるため、パフォーマ

ンスに影響を与えます。

Use Shared Log File: このパラメータは、コンポーネントプロセス内のすべてのタスクのログを共有ファイル

に記録するかどうかを指定します。 FALSE に設定すると、各タスクに対して 1 つのログファイルが生成されます。

User Name: データベースユーザー名。このパラメータは、データベースアカウントのユーザー名を指定します。

このユーザー名は、Siebel Server Manager からインタラクティブモードまたはバッチモードで起動しない

Siebel Server または Siebel Server コンポーネントによって使用されます。このデータベースアカウントのパス

ワードは、Password パラメータで指定する必要があります(両パラメータとも、Siebel Server インストール時

に入力するように求められます)。User Name パラメータと Password パラメータは、Siebel Update バージョ

ンチェック、バックグラウンドモードのコンポーネントの自動スタートアップ(前述の Auto Startup Mode パラ

メータの説明を参照)、および Synchronization Server プロセスを行うために、データベースに接続する際に使

用されます。Server Manager GUI からコンポーネントタスクを実行している場合は、User Name パラメータ値

が使用されます。これは、タスクがコンポーネントジョブとして送信され、User Name パラメータ値を使用する

Server Request Broker サーバーコンポーネント(エイリアス SRBroker)により起動されるためです。 コンポー

ネントタスクを Server Manager のコマンドラインインターフェイスから実行した場合、つまり、手動で開始した

バッチモードまたはバックグラウンドモードのコンポーネントの場合、User Name パラメータは、これらのコン

ポーネント上でタスクを開始するユーザーのユーザー名になります。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1220

Page 221: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

B eapps.cfg ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造

この付録では、eapps.cfg ファイルについて説明します。次のトピックが含まれています。

� 221 ページの「eapps.cfg ファイルのパラメータの説明」

概要概要概要概要この付録では、eapps.cfg ファイルの内容をリストして説明します。この eapps.cfg ファイルは複数のセクション

に分かれており、選択した Siebel Business Application を全体として設定したり、アプリケーションレベルで設

定するために使用できます。これらのセクションについては、以降のトピックで説明します。セキュリティ、Webサーバーへの接続用ポート、およびその他の操作を制御する多くのパラメータは手動で入力することもできます。

eapps.cfg ファイルのパラメータの値は手動で入力できますが、Siebel 設定ウィザードを使用して SWSE 論理プ

ロファイルを設定して適用する方法をお勧めします。 SWSE 論理プロファイルと Siebel 設定ウィザードの使用に

よって、eapps.cfg ファイルでエラーが発生する可能性が低くなります。 SWSE 論理プロファイルの設定および適

用については、使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してください。

eapps.cfg ファイルのパラメータの説明ファイルのパラメータの説明ファイルのパラメータの説明ファイルのパラメータの説明eapps.cfg ファイルには、次に示すパラメータがあります。この eapps.cfg ファイルは、¥SWEApp インストー

ルディレクトリの ¥BIN サブディレクトリ(UNIX の場合 $SWEAPP_ROOT/bin)にあります。その値は、デフォル

ト設定のものと、インストールおよび設定のプロセスで選択した値の組み合わせです。これらのパラメータは、イン

ストール後に編集できます。

[swe] セクションセクションセクションセクション次にあげるパラメータは、eapps.cfg ファイルのこのセクションに含まれます。これらのパラメータは、選択した

すべての Siebel Business Applications に適用されます。

DisableNagleこのパラメータを TRUE に設定すると、Microsoft IIS Web サーバーの Nagling アルゴリズム機能が無効になり

ます。デフォルト値は FALSE です。 これはオプションパラメータであり、必要な場合はファイルの [swe] セクショ

ンに手動で入力する必要があります。

Languageこのパラメータによって、Siebel Business Applications の言語バージョンを定義します。 たとえば、enu は

U.S. English を表します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 221

Page 222: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

eapps.cfg ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造 � eapps.cfg ファイルのパラメータの説明

LogDirectoryこのパラメータによって、ログディレクトリの場所を定義します。デフォルトの場所を次に示します。

¥SWEApp¥LOG(WINDOWS)

$SWEAPP_ROOT/log(UNIX)

備考:備考:備考:備考: SWSE ログを設定するには、適切な環境変数を設定します。この手順については、『Siebel システム監視お

よび診断ガイド』を参照してください。

MaxQueryStringLengthこのパラメータによって、SWSE プラグインからの HTTP POST のリクエストのサイズを制御します。デフォルト

値は、500,000 バイト(約 500 KB)です。このパラメータの値は次のとおりです。

� デフォルト値を使用する場合は -1 にします。

� > 制限値を設定したい場合は、バイトで、0 以上の値(250,000 など)を指定します。

備考:備考:備考:備考: HTTP GET メソッドには、HTTP プロトコルによって定義される 2 MB のリクエストの制限があります。

ClientRootDirectoryこれは、SWSE プラグインのインストール場所です。デフォルトの場所を次に示します。SWEAPP_ROOT

SessionMonitorこのパラメータを使用して、現在のすべてのセッションの統計情報を収集して SWSE の[状況]ページにレポート

するかどうかを指定します。 セッションの監視を有効にするには、SessionMonitor を TRUE に設定します。 この

パラメータを TRUE に設定すると、SWSE の[状況]ページには、システムにログインしたユーザーのセッション

に関する情報が表示されます。ユーザーが Logout コマンドを使用して正常に終了すると、この情報は[状況]

ページから削除されます。ユーザーがアプリケーションを閉じてアプリケーションを終了するか、セッションがタイ

ムアウトした場合、Web サーバーを再起動するまでセッション情報は[状況]ページに残ります。

セッションデータには、各ユーザーの Username と暗合化されていない Session ID が含まれているため、

SessionMonitor が有効になっているときは SWSE の[状況]ページの表示を制限することが重要です。 SWSE の

[状況]ページが管理者以外に見られないようにするために、StatsPage パラメータを管理者のみが知っている値に

変更できます。

SessionMonitor が無効の場合(FALSE に設定)、セッションは監視されず、アプリケーションの SWSE[状況]

ページにも表示されません。

備考:備考:備考:備考: セッション情報の収集によって、パフォーマンスは若干低下します。

SWSE の[状況]ページの設定と表示については、『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1222

Page 223: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

eapps.cfg ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造 � eapps.cfg ファイルのパラメータの説明

AllowStatsこのパラメータは、SWSE の[状況]ページにアプリケーション固有の統計レポートを表示するかどうかを切り替

えます。 アプリケーション固有の統計情報の収集を有効にするには、AllowStats を TRUE に設定します。 AllowStats を FALSE に設定すると、統計情報の収集は無効になります。 デフォルトは TRUE(統計情報収集が有

効)です。

備考:備考:備考:備考: FALSE に設定されている場合、SWSE の[状況]ページに表示されるのは、システムレベルの統計のみで

す。

LogSegmentSizeこのパラメータは、ログファイルのセグメントの大きさをキロバイト(KB)で指定します。このパラメータを 5 に

設定すると、ログセグメントのサイズは 5 KB になります。 0 に設定すると、セグメント化が無効になります。

LogMaxSegmentsこのパラメータは、保存されるログセグメントの数を指定します。 このパラメータを 1 に設定した場合、保存される

のは 1 セグメントのみです。このセグメントのサイズが LogSegmentSize パラメータの指定値に達すると、セグ

メントは上書きされます。一般的には、このパラメータには 20 などの高い値に設定します。この場合、21 個めの

セグメントが 初のセグメントを上書きし、順次処理されます。

0 に設定すると、セグメント化が無効になります。

SessionTrackingSiebel Web Engine は、Cookie または Web ページの URL に含まれる情報を使用してユーザーセッション情報を

保持します。SessionTracking パラメータは、セッション情報を保持する場合の推奨される方法を設定します。

SessionTracking には、次の 3 つの値があります。

� Automatic(デフォルト)(デフォルト)(デフォルト)(デフォルト): クライアントが Cookie をサポートしているかどうかを検出します。Cookie が

サポートされている場合、セッション情報は Cookie を使用して保持されます。Cookie がサポートされていな

い場合は、URL を使用して保持されます。

� URL: URL を使用してセッション情報を強制的に渡します。

� Cookie: Cookie を使用してセッション情報を強制的に渡します。 この設定は「Cookie を使用しない」セッ

ションモードと呼ばれます。Cookie が無効になっている Web ブラウザは、Siebel ユーザーセッションを保持

できません。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 223

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eapps.cfg ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造 � eapps.cfg ファイルのパラメータの説明

[defaults] セクションセクションセクションセクション次にあげるパラメータは、接続文字列でこのファイルを参照するすべての Siebel Business Applications に適用

されます。 [defaults] セクションに指定されているすべての設定は、[xxx] セクションで個々のアプリケーション

(/esales など)に対しても指定できます。 特定の Siebel Business Application に対して設定されているパラメー

タは、[defaults] の値を上書きします。

DoCompression: SWSE が HTTP トラフィックを圧縮するかどうかを指定します。

実行可能な場合に HTTP トラフィックを圧縮すると、帯域幅の消費が大幅に減少します。この機能は HTTP 1.1 で

はサポートされていますが、HTTP 1.0 ではサポートされていません。

� このパラメータを FALSE に設定すると、HTTP トラフィックは圧縮されません。HTTP トラフィックを圧縮し

ない場合は、この設定を使用します。たとえば、プロキシサーバーが HTTP 1.0 のみをサポートしている場合、

または圧縮 / 解凍のオーバーヘッドが帯域幅の制約よりも問題になる場合は、この設定を使用します。

� このパラメータを TRUE に設定すると、プロキシサーバーが検出されなかった場合、HTTP トラフィックが圧

縮されます。ただし、プロキシサーバーが検出された場合、HTTP 1.1 をサポートしていないとみなされ、

HTTP トラフィックは圧縮されません。適切であれば HTTP トラフィックを圧縮する場合に、HTTP 1.1 をサ

ポートしていないプロキシサーバーを使用している可能性があるときは、この設定を使用します。

� このパラメータを CompressProxyTraffic に設定すると、HTTP トラフィックは常に圧縮されます。Siebelアプリケーションにこの設定を使用するのは、Siebel アプリケーションユーザーの使用するプロキシサーバー

が HTTP 1.1 をサポートしていることが確実な場合のみです。

このパラメータは、個別の Siebel アプリケーション対して設定するか、または [defaults] セクションで定義する

ことで複数のアプリケーションに対して設定できます。たとえば、展開されているプロキシサーバーすべてが HTTP 1.1 をサポートしていることがわかっている場合は、イントラネットでアクセスされる従業員アプリケーションに対

してこのパラメータを CompressProxyTraffic に設定できます。 それ以外の場合は、このパラメータを FALSE ま

たは TRUE に設定します([defaults] セクションなどで設定)。

備考:備考:備考:備考: 外部ユーザー(パートナーまたは顧客)が使用しているプロキシサーバーの種類はわからないため、設定

CompressProxyTraffic は従業員アプリケーションのみに使用し、顧客またはパートナーアプリケーションには使

用しないでください。

StatsPageこれは、管理者がアクセスできるページの URL(アプリケーションの仮想ディレクトリとの相対アドレス)です。

管理者は、そのページで Web サーバーの使用状況に関する統計情報を参照します。統計情報には、アクティブユー

ザー数、リクエスト数、およびリクエスト処理の平均速度が含まれます。

SWSE の[状況]ページについては、『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してください。

HTTPPortWeb ブラウザ通信に使用する HTTP ポートです。デフォルト設定は、使用する Web サーバーの標準ポート(80)です。

HTTPSPortセキュリティ保護された Web ブラウザ通信に使用する HTTPS ポートです。 デフォルト設定は、使用する Webサーバーの標準ポート(443)です。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1224

Page 225: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

eapps.cfg ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造 � eapps.cfg ファイルのパラメータの説明

EnableFQDNこの設定によって、ユーザーが完全修飾ドメイン名(http://ebiz.oracle.com など)を指定しなくても、Web サ

イトに対するリクエストを処理できるようになります。

例:

EnableFQDN = TRUE

必然的なパラメータは FQDN で、リクエストが正しく処理されるようにこれを適切に設定する必要があります。 「FQDN」も参照してください。

FQDNFully Qualified Domain Name(完全修飾ドメイン名)の略です。 完全修飾ドメイン名の例には、http://ebiz.oracle.com があります。

Web サーバーが完全ドメイン名を含まない URL に対するリクエストを受け取った場合、FQDN が設定されている

と、リクエストを再発行してドメイン名を追加するようにブラウザに働きかけます。

次の例では、Web サイトが http://ebiz/callcenter FQDN でアクセスされるように eapps.cfg ファイルが編集

されています。 設定によって、リクエストが http://ebiz.oracle.com/callcenter に変換されます。

EnableFQDN = TRUE

FQDN = ebiz.oracle.com

これが適用される可能性がある場所の 1 つは、シングルサインオン環境です。そこでは、FQDN を伴う Cookie が、

同じドメイン上の異なるサーバーに渡されます。 シングルサインオンについては、『Siebel セキュリティガイド』を

参照してください。

備考:備考:備考:備考: ポップアップウィンドウをブロックするソフトウェアを使用している場合、FQDN を有効にする必要があり

ます。ポップアップ・ブロックの設定方法については、63 ページの「ポップアップ・ブロック互換性に対応した

Siebel アプリケーションの設定」を参照してください。

「EnableFQDN」も参照してください。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 225

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eapps.cfg ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造 � eapps.cfg ファイルのパラメータの説明

Enabledこのフラグが FALSE に設定されている場合、Siebel Web Engine はユーザーリクエストへの応答を停止します。 デフォルトは TRUE、つまり、有効です。 このフラグが FALSE に設定されている場合、特定の Siebel Business Application(例、/marketing)はユーザーリクエストへの応答を停止します。

これはオプションパラメータで、必要な場合は手動で入力する必要があります。その場所は、すべてのアプリケー

ションを無効にするか、一部のアプリケーションを無効するかによって、ファイルの [defaults] セクションか、ア

プリケーションの [/xxx] レベルのどちらかになります。

次の例では、 初の行が手動で入力されて Marketing アプリケーションが無効になります。すべてのアプリケー

ションは、デフォルトで有効です。

[marketing]

enabled = FALSE

次の例では、すべてのアプリケーションが無効になるようにパラメータが設定されています。これは、パラメータが

[defaults] セクションに入力されているためです。

[defaults]

Enabled = FALSE

セキュリティに関連するセキュリティに関連するセキュリティに関連するセキュリティに関連する eapps.cfg のパラメータのパラメータのパラメータのパラメータ

AnonUserName、AnonPassword、GuestSessionTimeout、SessionTimeout、EncryptedPassword など

のセキュリティに関連する eapps.cfg のパラメータについては、『Siebel セキュリティガイド』を参照してくださ

い。

[/xxx] セクションセクションセクションセクションファイルのこのセクションには、各 Siebel Web Client アプリケーションに対する接続文字列の他にも、パラメー

タ WebPublicRootDir および SiebEntSecToken が含まれています。

それぞれの接続文字列の先頭には、次に示すような角カッコがあります。

[/xxx]

ここで、各項目は次のようになります。

xxx: 編集する Siebel Web Client アプリケーションの名前です。

ConnectString各 Siebel Web Client アプリケーションのために設定される接続文字列です。各接続文字列は、サポートされてい

るすべての Siebel アプリケーションの現在のリリースの Siebel Business Application がサポートするすべての

言語に対して、それぞれの言語の Application Object Manager(AOM)を反映し、セットアップ時にユーザーが

入力した情報を含みます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1226

Page 227: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

eapps.cfg ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造 � eapps.cfg ファイルのパラメータの説明

接続文字列の形式は次のとおりです。

ConnectString = siebel.transport.encryption.compression:¥¥server:server_port¥enterprise¥AppObjMgr

ここで、各項目は次のようになります。

transport = ネットワーク転送プロトコル。

encryption = 暗号化タイプ。ここで選択した値が、Encryption Type パラメータの値と同じであることを確

認してください。このパラメータについては、212 ページの「Siebel Server パラメータ」を参照してくださ

い。

compression = データの圧縮方式。ここで選択した値が、Compression Type パラメータの値と同じである

ことを確認してください。このパラメータについては、212 ページの「Siebel Server パラメータ」を参照して

ください。

server = Siebel Server の IP アドレスまたはホスト名(負荷分散を実行している場合は仮想 IP アドレス)。

server_port = Siebel Connection Broker コンポーネント(エイリアス SCBroker)が実行されている

ポート番号(負荷分散を実行している場合は仮想ポート番号)。デフォルトでは、ポート番号は 2321 です。

enterprise = Siebel Enterprise Server 名。

AppObjMgr = 関連する Application Object Manager。

たとえば、次のように設定します。

ConnectString = siebel.TCPIP.none.NONE:¥¥siebel1:2321¥Siebel¥eEventsObjMgr¥

StartCommand セッションが開始して URL にコマンド(クエリー)が明示されていない場合、この値がコマンドとみなされます。

たとえば、eservice に対する StartCommand は、

SWECmd=GotoView&SWEView=Home+Page+View+(eService)です。新しいブラウザで eservice を 初に起動

しようとすると、 初のクエリーはホームページビューに対する GotoView であると解釈されます。 通常は、

eapps.cfg で指定された StartCommand パラメータを修正する必要はありません。

WebPublicRootDirこれは、Web イメージキャッシュの場所です。デフォルトの場所を次に示します。

¥SWEApp¥PUBLIC¥language (WINDOWS)

$SWEAPP_ROOT/public/language (UNIX)

備考:備考:備考:備考: このパラメータは、eapps.cfg ファイルのアプリケーション固有のセクションで設定する必要があります。

SiebEntSecTokenこれは、Web サーバー上の Siebel Server から再起動しないでアプリケーションのイメージを更新するときに、

Siebel Administrator が使用するパスワードです。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 227

Page 228: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

eapps.cfg ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造 � eapps.cfg ファイルのパラメータの説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1228

Page 229: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

C Siebel アプリケーションの設定アプリケーションの設定アプリケーションの設定アプリケーションの設定パラメータパラメータパラメータパラメータ

この付録では、Siebel アプリケーションパラメータについて説明します。 次のトピックが含まれています。

� 230 ページの「Siebel アプリケーションの設定ファイルの概要」

� 231 ページの「設定ファイルの編集」

� 232 ページの「設定パラメータのインデックス」

� 241 ページの「Siebel アプリケーションパラメータの説明」

� 245 ページの「データソースパラメータ」

概要概要概要概要この付録では、Siebel モバイル Web クライアントまたは Siebel Web クライアント展開の Siebel アプリケー

ションで使用するパラメータについて説明します。 このマニュアルでは、Siebel アプリケーションで使用するすべ

てのパラメータについて説明しているわけではありません。 多くのパラメータについては、Siebel Bookshelf の他

のマニュアルで主に説明していますが、一部のパラメータは Siebel Bookshelf では説明していません。

Siebel アプリケーションのパラメータを設定する場所は、クライアント展開のタイプによって異なります。

� Siebel Web クライアント展開の場合は、AOM のコンポーネントパラメータとして、または指定サブシステム

パラメータとしてパラメータを設定します。 いずれの場合も、Siebel Server Manager を使用してパラメータ

を設定します。 詳しくは、180 ページの「Siebel Application Object Manager のパラメータの概要」を参照

してください。

� Siebel モバイル Web クライアント展開の場合は、設定ファイル(.cfg)にパラメータを設定します。 設定ファ

イルの例には、Siebel Sales によって使用される siebel.cfg や、Siebel Call Center によって使用される

uagent.cfg などがあります。詳しくは、230 ページの「Siebel アプリケーションの設定ファイルの概要」およ

び 231 ページの「設定ファイルの編集」を参照してください。

この付録には次の項が含まれます。

� 232 ページの「設定パラメータのインデックス」では、選択した設定パラメータのアルファベット順のリスト

と、そのパラメータの説明が記載された 241 ページの「Siebel アプリケーションパラメータの説明」の参照先

または Siebel Bookshelf の場所を示します。

パラメータは、Siebel モバイル Web クライアント展開の場合、Siebel 設定ファイルに表示される順にエイリ

アスでリストされます。 多くの場合、Siebel Web クライアント展開で同等のパラメータを設定すると、Siebel Server Manager GUI に表示されるそのパラメータのエイリアスには先頭に CFG が付き、完全なパラメータ

名も GUI に表示されます。

たとえば、Siebel モバイル Web クライアントの Siebel アプリケーションの起動時にスプラッシュ画面に表示

されるテキストを決定するために、設定ファイルでパラメータ ApplicationSplashText を設定するとします。 Siebel Web クライアント展開では、関連する AOM で、パラメータ Application Splashtext(エイリアス

CFGApplicationSplashText)を設定します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 229

Page 230: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � Siebel アプリケーションの設定ファイルの概要

� 241 ページの「Siebel アプリケーションパラメータの説明」では、Siebel アプリケーションの一部のパラメー

タについて説明します。

� 245 ページの「データソースパラメータ」では、設定ファイルのデータソースセクションに含まれるいくつかの

パラメータについて説明します。

パラメータは、Siebel モバイル Web クライアント展開の場合、Siebel 設定ファイルに表示される順にエイリ

アスでリストされます。 Siebel Web クライアントの場合、これらのパラメータの多くは、関連データソースの

指定サブシステムパラメータとして設定されます。 多くの場合、Siebel Server Manager GUI に表示される

パラメータエイリアスには、先頭に DS が付きます。 たとえば、アプリケーション設定ファイルの

[ServerDataSrc] セクションで設定する ConnectString パラメータは、Siebel Server Manager GUI では、Server Datasource 指定サブシステムに対する Data source Connect String(エイリアス

DSConnectString)として表示されます。

Siebel アプリケーションの設定ファイルの概要アプリケーションの設定ファイルの概要アプリケーションの設定ファイルの概要アプリケーションの設定ファイルの概要表 28 に、いくつかの設定ファイルと、関連する Siebel アプリケーションのリストを示します。インストールには、

これらのパラメータの他に設定ファイルが含まれることもあります。

設定ファイルは、Siebel モバイル Web クライアントの SIEBEL_CLIENT_ROOT¥bin¥LANGUAGE ディレクト

リにあります。設定ファイルの名前は、使用しているアプリケーションによって異なります。サポートされている言

語ごとに個別の設定ファイルが提供されます。

設定ファイルのパラメータの初期値は、Siebel Business Applications によってあらかじめ定義されているか、ま

たはインストール時や別の時点で指定した値を使用して定義します。

一部のパラメータ値は、$(param_name) の表記を使用して表します。 これらのパラメータ値は、クライアントの

インストール時などに自動的に置換されます。 たとえば、設定されていないデータソースの ConnectString パラ

メータの値は次のように表示されます。

ConnectString = $(ConnectString)

設定ファイルは、Siebel モバイル Web クライアントのローカルデータベースを初期化したときにも更新できます。

ローカルデータベースの初期化については、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』を参照し

てください。

表 28 一部の Siebel アプリケーションと関連する設定ファイル

Siebel アプリケーションアプリケーションアプリケーションアプリケーション 設定ファイル設定ファイル設定ファイル設定ファイル

Siebel Call Center uagent.cfg

Siebel Employee Relationship Management erm.cfg

Siebel Marketing market.cfg

Siebel Partner Manager pmanager.cfg

Siebel Sales siebel.cfg

Siebel Service sfs.cfg

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1230

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � 設定ファイルの編集

設定ファイルの編集設定ファイルの編集設定ファイルの編集設定ファイルの編集Siebel アプリケーションの設定ファイルは単純なテキストファイルで、テキストエディタを使用して手動で編集で

きます。パラメータとその値を追加することも、既存のパラメータの値を変更することもできます。

注意:注意:注意:注意: 設定ファイルを編集する場合は、不要な文字置換を実行しないテキストエディタ、またはファイルの文字エ

ンコーディングを UTF-8 以外の形式に変更しないテキストエディタを使用してください。たとえば、Microsoft Word や WordPad ではなく Microsoft メモ帳を使用してください。

設定ファイルの編集には多くの理由があります。 たとえば、特定の機能を有効または無効にするために、インストー

ル後のある時点で編集が必要になることがあります。使用しているアプリケーションのすべての設定ファイルは、必

要に応じて変更する必要があります。作成した新規の各アプリケーションの場合は、設定ファイルをコピーし、条件

に合うように編集する必要があります。

備考:備考:備考:備考: 不要な設定パラメータは、行の先頭にセミコロンを付けてコメントにできます。

Siebel 設定ファイルを編集するには設定ファイルを編集するには設定ファイルを編集するには設定ファイルを編集するには

1 パラメータ値を編集するデフォルトの設定ファイルのバックアップコピーを作成し、そのファイルをバックアッ

プファイルとして保存します。

2 メモ帳などの適切なテキストエディタを使用して、デフォルトバージョンの設定ファイルを開きます。

3 アプリケーションが希望どおりに動作するように、必要に応じてパラメータを編集します。

4 編集した設定ファイルを使用してテストを行います。

5 テストでエラーが発生したら、エラーを修正してからもう一度実行するか、バックアップファイルから設定ファ

イルを回復します。

6 エラーが発生しない場合は、修正済みの設定ファイルを使用します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 231

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � 設定パラメータのインデックス

設定パラメータのインデックス設定パラメータのインデックス設定パラメータのインデックス設定パラメータのインデックス表 29 に、siebel.cfg、uagent.cfg など、Siebel アプリケーション設定ファイルの設定パラメータのアルファ

ベット順リストを示します。このリストは、各パラメータを含むセクションの名前を示し、パラメータが記載されて

いる場所を示します。このリストは総合的なリストではありません。

表 29 設定パラメータのインデックス

設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名 セクション名セクション名セクション名セクション名 説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明

AccessDir [Siebel] 241 ページの「AccessDir」

AllowAnonUsers [InfraUIFramework] 『Siebel セキュリティガイド』

ApplicationName [Siebel] 241 ページの「ApplicationName」

ApplicationPassword 次のような適切なセキュリ

ティアダプタのセクション

[ADSISecAdpt]

[LDAPSecAdpt]

『Siebel セキュリティガイド』

ApplicationSplashText [Siebel] 241 ページの

「ApplicationSplashText」

ApplicationTitle [Siebel] 242 ページの

「ApplicationTitle」

ApplicationUser 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

AutoStopDB 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[Sample]

246 ページの「AutoStopDB」

BaseDN 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

CancelQueryTimeOut [InfraUIFramework] 『Siebel アプリケーション管理ガイド』

CaptionPrefix [Siebel] 242 ページの「CaptionPrefix」

CaseInsensitive 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[Sample]

[ServerDataSrc]

[GatewayDataSrc]

246 ページの「CaseInsensitive」

ClientRootDir [Siebel] 242 ページの「ClientRootDir」

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1232

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � 設定パラメータのインデックス

CommConfigCache [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

CommConfigManager [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

CommConfigManagerName [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

CommEnable [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

CommLocalDriver [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

CommLogDebug [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

CommLogFile [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

CommMaxLogKB [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

CommMaxMsgQ [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

CommReleaseLogHandle [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

CommReqTimeout [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

CommSimulate [Communication] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

ComponentName [Siebel] 242 ページの「ComponentName」

ConnectString 次のような適切なデータソー

スのセクション

[ActuateReports]

[Local]

[Sample]

[ServerDataSrc]

[GatewayDataSrc]

246 ページの「ConnectString」(データソース)

『Siebel Reports 管理ガイド』

(ActuateReports)

ContactLogin 適切なデータソースのセク

ション

247 ページの「ContactLogin」

CredentialsAttributeType 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

表 29 設定パラメータのインデックス

設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名 セクション名セクション名セクション名セクション名 説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 233

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � 設定パラメータのインデックス

DataSource [Siebel] 242 ページの「DataSource」

DebugLevel [EMail] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

DefaultChartFont [Siebel] 242 ページの

「DefaultChartFont」

DefaultMailClient [EMail] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

DisableReverseProxy [InfraUIFramework] 『Siebel セキュリティガイド』

DLL 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[Sample]

[ServerDataSrc]

[GatewayDataSrc]

247 ページの「DLL」

Docked 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[Sample]

[ServerDataSrc]

247 ページの「Docked」

DockConnString 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

247 ページの「DockConnString」

DockRecvTxnsPerCommit 適切なデータソースのセク

ション

247 ページの

「DockRecvTxnsPerCommit」

DockRepositoryName [Siebel] 242 ページの

「DockRepositoryName」

DockTxnsPerCommit 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

247 ページの

「DockTxnsPerCommit」

EditFieldCaption [InfraUIFramework] 『Configuring Siebel Business Applications』

EditFieldType [InfraUIFramework] 『Configuring Siebel Business Applications』

Enable [DataCleansing]

[DeDuplication]『Siebel Data Quality Administration Guide』

表 29 設定パラメータのインデックス

設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名 セクション名セクション名セクション名セクション名 説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1234

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � 設定パラメータのインデックス

EnableCDA [InfraUIFramework] 『Siebel パフォーマンスチューニング

ガイド』

EnableEmailClientAutomation [InfraUIFramework] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

EnableFQDN [Siebel] 第 4 章「Siebel Web クライアントの

ブラウザの設定」

EnableInlineForList [InfraUIFramework] アプレットモードプロパティが Edit List に設定されている場合は、

EnableInlineForListを TRUEに設

定すると、リストアプレットで編集、

新規、およびクエリー機能がインライ

ンで動作します。デフォルト値は

TRUE です。この動作をオフにするに

は、FALSE に設定します。

EnablePersonalization [Siebel] 242 ページの

「EnablePersonalization」

EnableReportServer [ActuateReports] 『Siebel Reports 管理ガイド』

EnableScripting [Siebel] 243 ページの「EnableScripting」

EnableSIBusyCursor [InfraUIFramework] 『Siebel パフォーマンスチューニング

ガイド』

EnableWebClientAutomation [InfraUIFramework] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

『Siebel Object Interfaces Reference』

『Siebel データベースアップグレード

ガイド』

EnterpriseServer 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[ServerDataSrc]

247 ページの「EnterpriseServer」

eProdCfgNumbOfCachedCatalogs [InfraObjMgr] 『Siebel パフォーマンスチューニング

ガイド』

eProdCfgNumOfCachedObjects [InfraObjMgr] 『Siebel パフォーマンスチューニング

ガイド』

eProdCfgNumbofCachedWorkers [InfraObjMgr] 『Siebel パフォーマンスチューニング

ガイド』

表 29 設定パラメータのインデックス

設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名 セクション名セクション名セクション名セクション名 説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 235

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � 設定パラメータのインデックス

eProdCfgSnapshotFlg [InfraObjMgr] 『Siebel パフォーマンスチューニング

ガイド』

ExtendedKeyboard [InfraUIFramework] 『Siebel アプリケーション管理ガイド』

FileSystem 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Sample]

[ServerDataSrc]

248 ページの「FileSystem」

FQDN [Siebel] 第 4 章「Siebel Web クライアントの

ブラウザの設定」 および 『Siebel Reports 管理ガイド』

GatewayAddress 次のような適切なデータソー

スのセクション

[ServerDataSrc]

248 ページの「GatewayAddress」

GatewayDataSrc [DataSources] 245 ページの「GatewayDataSrc」

Hidden 次のような適切なデータソー

スのセクション

[GatewayDataSrc]

249 ページの「Hidden」

HighInteractivity [InfraUIFramework] 『Configuring Siebel Business Applications』

InsensitivityFactor 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[Sample]

[ServerDataSrc]

[GatewayDataSrc]

249 ページの「InsensitivityFactor」

InsUpdAllCols 適切なデータソースのセク

ション

249 ページの「InsUpdAllCols」

IntegratedSecurity 適切なデータソースのセク

ション

250 ページの「IntegratedSecurity」

ListRowStyle [InfraUIFramework] 『Configuring Siebel Business Applications』

Local [DataSources] 245 ページの「Local」

LocalDbODBCDataSource [Siebel] 243 ページの

「LocalDbODBCDataSource」

LoginView [InfraUIFramework] 『Siebel セキュリティガイド』

表 29 設定パラメータのインデックス

設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名 セクション名セクション名セクション名セクション名 説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1236

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � 設定パラメータのインデックス

LotusForm [EMail] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

MarkupLanguage [InfraUIFramework] 『Siebel Wireless 管理ガイド』

MaxCachedCursors 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[Sample]

[ServerDataSrc]

250 ページの「MaxCachedCursors」

MaxCachedDataSets 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[Sample]

[ServerDataSrc]

250 ページの

「MaxCachedDataSets」

MaxConnections 適切なデータソースのセク

ション

250 ページの「MaxConnections」

MaxCursorSize 次のような適切なデータソー

スのセクション

[ServerDataSrc]

250 ページの「MaxCursorSize」

MessageBarUpdateInterval [Siebel] 『Siebel アプリケーション管理ガイド』

MultiCurrency [Siebel] 243 ページの「MultiCurrency」

NonSQL 適切なデータソースのセク

ション

251 ページの「NonSQL」

NumberOfListRows [InfraUIFramework] 『Siebel Object Types Reference』

『Siebel Wireless 管理ガイド』

『Siebel Mobile Connector Guide』

OutlookForm [EMail] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

PasswordAttributeType 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

PersonalizationLog [Siebel] 243 ページの

「PersonalizationLog」

Port 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

表 29 設定パラメータのインデックス

設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名 セクション名セクション名セクション名セクション名 説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 237

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � 設定パラメータのインデックス

PrefetchSize 次のような適切なデータソー

スのセクション

[ServerDataSrc]

251 ページの「PrefetchSize」

PrimaryEnterprise 次のような適切なデータソー

スのセクション

[GatewayDataSrc]

251 ページの「PrimaryEnterprise」

ProtocolName [ActuateReports] 『Siebel Reports 管理ガイド』

RemoteSearchServer [Siebel] 243 ページの

「RemoteSearchServer」

RemoteSearchServerPath [Siebel] 243 ページの

「RemoteSearchServerPath」

ReportCastDomain [ActuateReports] 『Siebel Reports 管理ガイド』

ReportCastHost [ActuateReports] 『Siebel Reports 管理ガイド』

ReportDataDir [XMLPReports] 『Siebel Reports 管理ガイド』

ReportsDir [Siebel] 243 ページの「ReportsDir」

ReportOutputDir [XMLPReports] 『Siebel Reports 管理ガイド』

ReportServerName [ActuateReports] 『Siebel Reports 管理ガイド』

ReportsODBCDataSource [Siebel] 243 ページの

「ReportsODBCDataSource」

RepositoryFile [Siebel] 243 ページの「RepositoryFile」

RequestServerName [InfraObjMgr] このパラメータは、Siebel クライアン

トからのリクエストを処理する必要が

ある Siebel Server の名前です。

RequiredIndicator [InfraUIFramework] 『Siebel Developer's Reference』

ReverseFillThreshold 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[Sample]

[ServerDataSrc]

251 ページの

「ReverseFillThreshold」

RolesAttributeType 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

RoxDir [ActuateReports] 『Siebel Reports 管理ガイド』

Sample [DataSources] 245 ページの「Sample」

表 29 設定パラメータのインデックス

設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名 セクション名セクション名セクション名セクション名 説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1238

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � 設定パラメータのインデックス

SAPRfcConnectString [SAPSubsys] 『Siebel Connector for SAP R/3』

SAPRfcDestEntry [SAPSubsys] 『Siebel Connector for SAP R/3』

SAPRfcPassword [SAPSubsys] 『Siebel Connector for SAP R/3』

SAPRfcUserName [SAPSubsys] 『Siebel Connector for SAP R/3』

ScriptingDLL [Siebel] 243 ページの「ScriptingDLL」

SearchDefName [Siebel] 243 ページの「SearchDefName」

SearchEngine [Siebel] 244 ページの「SearchEngine」

SearchInstallDir [Siebel] 244 ページの

「SearchInstallDir」

SecAdptDllName 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

SecAdptMode [InfraSecMgr] 『Siebel セキュリティガイド』

SecAdptName [InfraSecMgr] 『Siebel セキュリティガイド』

ServerDataSrc [DataSources] 245 ページの「ServerDataSrc」

ServerName 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

SharedCredentialsDN 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

SharedModeUsersDir [Siebel] 244 ページの

「SharedModeUsersDir」

ShowMessageBar [Siebel] 『Siebel アプリケーション管理ガイド』

ShowWriteRecord [InfraUIFramework] 『Siebel Partner Relationship Management 管理ガイド』

SiebelExtMailClientAttDir [EMail] 『Siebel Communications Server管理ガイド』

SiebelUsernameAttributeType 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

SingleSignOn 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

SortCollation 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[Sample]

251 ページの「SortCollation」

表 29 設定パラメータのインデックス

設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名 セクション名セクション名セクション名セクション名 説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 239

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � 設定パラメータのインデックス

SqlStyle 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[Sample]

[ServerDataSrc]

254 ページの「SqlStyle」

SslDatabase 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

SystemSWFName [InfraUIFramework] 『Configuring Siebel Business Applications』

SystemSWSName [InfraUIFramework] 『Configuring Siebel Business Applications』

TableOwner 次のような適切なデータソー

スのセクション

[Local]

[Sample]

[ServerDataSrc]

254 ページの「TableOwner」

TempDir [Siebel] 244 ページの「TempDir」

TreeNodeX

(TreeNodeCollapseCaptionのよ

うに同様の名前をもつ複数のパラメー

タ)

[InfraUIFramework] 『Configuring Siebel Business Applications』

TrustToken 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

Type [DataCleansing]

[DeDuplication]『Siebel Data Quality Administration Guide』

UpperCaseLogin 適切なデータソースのセク

ション

254 ページの「UpperCaseLogin」

UseAdapterUsername 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

UseRemoteConfig 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

UsernameAttributeType 適切なセキュリティアダプタ

のセクション

『Siebel セキュリティガイド』

UserSWFName [InfraUIFramework] 『Configuring Siebel Business Applications』

UserSWSName [InfraUIFramework] 『Configuring Siebel Business Applications』

表 29 設定パラメータのインデックス

設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名 セクション名セクション名セクション名セクション名 説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1240

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � Siebel アプリケーションパラメータの説明

Siebel アプリケーションパラメータの説明アプリケーションパラメータの説明アプリケーションパラメータの説明アプリケーションパラメータの説明表 30 では、[Siebel] セクションに含まれる Siebel アプリケーションパラメータを定義します。

これらのパラメータが適用されるのは、Siebel モバイル Web クライアントに対してのみです。Siebel Web クラ

イアントでは、パラメータは Application Object Manager のサーバーパラメータとして定義されます。

Version [Siebel] 244 ページの「Version」

ViewPreloadSize [InfraUIFramework] 『Siebel パフォーマンスチューニング

ガイド』

View1 [Preload] 使用しているオペレーティングシステ

ム用の『Siebel インストールガイド』

を参照してください。

View2 [Preload] 使用しているオペレーティングシステ

ム用の『Siebel インストールガイド』

を参照してください。

Viewn [Preload] 使用しているオペレーティングシステ

ム用の『Siebel インストールガイド』

を参照してください。

WebTemplatesVersion [InfraUIFramework] 『Siebel パフォーマンスチューニング

ガイド』

XdoDir [XMLPReports] 『Siebel Reports 管理ガイド』

表 30 Siebel クライアントのアプリケーションパラメータ

名前名前名前名前 説明説明説明説明

AccessDir Microsoft Access がインストールされているディレクトリを指定します。

ApplicationName Siebel Sales や Siebel Service など、使用するレポジトリに含まれるアプ

リケーションオブジェクトの名前。ApplicationNameは、表示されるスプ

ラッシュ画面と有効になるメニューセットを指定します。

ApplicationSplashText Siebel アプリケーションを起動したときにスプラッシュ画面に表示されるテ

キスト。

デフォルト値はアプリケーションによって異なります。たとえば、Siebel Sales を起動した場合は、ApplicationSplashTextがデフォルトで

Siebel Sales に設定されます。

表 29 設定パラメータのインデックス

設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名設定パラメータ名 セクション名セクション名セクション名セクション名 説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明説明箇所および説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 241

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � Siebel アプリケーションパラメータの説明

ApplicationTitle 設定ファイルの ApplicationTitleパラメータのテキストを変更すると、

マルチバリューグループアプレットの Application Title の値と、アプリケー

ションタイトルバーの左側に表示される Title が変化します。

必要に応じて、該当するアプリケーションの適切な設定ファイルでこのように

変更します。たとえば、Siebel Call Center では、uagent.cfg ファイルで

このパラメータを Siebel Call Center に設定します。

CaptionPrefix Siebel クライアントアプリケーションの左上隅のタイトルをカスタマイズで

きます。デフォルトでは Siebel になります。

ClientRootDir Siebel クライアントソフトウェアをインストールするディレクトリを指定し

ます。

ComponentName バージョンチェックの際に使用する Siebel Anywhere の設定を指定します。 設定を表示するには、[Siebel Anywhere 管理]画面、[設定]ビューの順に

選択します。

この設定ファイルを特定の Siebel Anywhere 設定でバージョンチェックす

る場合は、このパラメータの設定を変更します。

たとえば、1 つの施設で使用している Siebel ソフトウェアを、他の施設で使

用しているソフトウェアとは別にバージョンチェックするには、適切な名前を

持つ 2 つの Siebel Anywhere 設定を作成します。次に、各ユーザーセット

の設定ファイルで、ComponentNameパラメータに異なる値を入力します。

ComponentNameパラメータには、英数字の他にダッシュと通常の括弧のみを

使用することをお勧めします。アップグレード機能を使用する場合は、アップ

グレードコンポーネント名の文字数を 40 文字以下にする必要があります。

DataSource Siebel ログイン画面の[接続先]ドロップダウンリストに表示されるデフォ

ルトのデータソースの名前。設定ファイルで定義されている既存のデータソー

スに対応している必要があります。デフォルトでは、このパラメータは Localに設定されています。

DefaultChartFont チャートアプレットのフォント名の指定。デフォルトは Arial-10 normal です。

DockRepositoryName アプリケーションが、Siebel レポジトリファイル(SRF)ではなく、データ

ベースからレポジトリ情報を直接読み取ることができるようにします。この値

は、SRF ファイルのコンパイルに使用するレポジトリと一致している必要が

あります。

EnablePersonalization パーソナライゼーション(コンテンツ対象者の決定)機能をアクティブ化する

には、TRUE に設定する必要があります。

Siebel ワークフロープロセスは、パーソナライゼーションイベントが再ロー

ドされるまで正しく実行されません。

表 30 Siebel クライアントのアプリケーションパラメータ

名前名前名前名前 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1242

Page 243: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � Siebel アプリケーションパラメータの説明

EnableScripting TRUE または FALSE。Siebel Visual Basic または Siebel eScript の使用を

有効にします。

このパラメータを false に設定すると、サーバースクリプトだけでなくブラウ

ザスクリプトも無効になります。

LocalDbODBCDataSource ローカルデータベースにアクセスするために設定する ODBC データソースの

名前。これは、Siebel Business Applications と Siebel Tools のさまざま

な機能によって使用されます。インストールプログラムによって適切に設定さ

れるため、修正する必要はありません。

MultiCurrency TRUE または FALSE。複数の通貨のサポートを有効にします。

PersonalizationLog 次の行を設定ファイルに追加して、すべてのパーソナライゼーション活動のロ

グを表示します。

PersonalizationLog = "C:¥personalization.txt"

ここで、C: はログを格納するドライブです。ログは、ルール、イベント、お

よび活動のデバッグプロセスに役立ちます。

RemoteSearchServer TRUE または FALSE。TRUE はリモートマシンで検索が実行されることを、

FALSE はローカルマシンで検索が実行されることを示します。

RemoteSearchServerPath 検索を実行するリモートマシンの名前を示します。

ReportsDir レポートがインストールされるディレクトリ。通常は空白のままです。

ReportsODBCDataSource Crystal Reports などのモジュールとの接続に使用する ODBC データソー

ス。

RepositoryFile 使用する Siebel SRF ファイルの名前。

RepositoryFile は、すべてのランタイムオブジェクトの定義が含まれる物理

ファイルを指定します。 必要に応じて、別の言語ディレクトリにある SRFファイルを使用するために(Language Code で指定されている言語以外の

言語でユーザーインターフェイスを表示する場合など)、このパラメータでそ

の SRF ファイルの絶対パスを指定できます。 複数言語 Siebel 展開について

は、『Siebel Global Deployment Guide』を参照してください。

ScriptingDLL Siebel Visual Basic または Siebel eScript を実装する共有ライブラリの名

前。Siebel Server が UNIX サーバーマシン上で動作しているときに、

eScript を使用する予定がある場合は、ScriptingDLLの値を sscfjs.so に

設定します。

SearchDefName 検索に使用する定義を Siebel Tools から検索します。 検索については、

『Siebel Search 管理ガイド』を参照してください。

表 30 Siebel クライアントのアプリケーションパラメータ

名前名前名前名前 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 243

Page 244: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � Siebel アプリケーションパラメータの説明

SearchEngine 検索に使用する検索エンジンを定義します。 このパラメータは、検索エンジン

を識別する値に設定します。

� 検索エンジンが Oracle Secure Enterprise Search(Oracle SES)の

場合は、SESに設定します。

検索エンジン管理については、『Siebel Search 管理ガイド』を参照してくだ

さい。

SearchInstallDir このパラメータは、検索エンジンがインストールされているディレクトリに設

定します。 検索エンジン管理については、『Siebel Search 管理ガイド』を参

照してください。

SharedModeUsersDir ユーザー設定ファイルを格納するディレクトリ。通常は空白のままにします。

空白にしない場合は、ネットワーク共有ドライブの下のディレクトリに設定す

る必要がありますが、共有ドライブ自体に設定することはできません。

たとえば、¥¥yourserver¥common がネットワーク共有ドライブの場合は、

SharedModeUsersDirを ¥¥yourserver¥common に設定することはでき

ません。 代わりに、SharedModeUsersDirを ¥common の下のディレクト

リに設定します。

TempDir 一時ファイルを作成するディレクトリ。

Version ファイルのバージョンを表します。このパラメータは内部使用のみで、

Siebel Anywhere によって自動的に保守されます。設定ファイルのアップグ

レードキットを作成すると、[アップグレードコンポーネント]画面のバー

ジョン情報に基づいて、Siebel Anywhere はこのバージョン文字列を適宜大

きくします。

備考:備考:備考:備考: Siebel Anywhere のアップグレードを実行する場合は、アップグレー

ドされた Siebel クライアントディレクトリから Siebel サーバーディレクト

リにファイルを手動でアップグレードする必要があります。

表 30 Siebel クライアントのアプリケーションパラメータ

名前名前名前名前 説明説明説明説明

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1244

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � データソースパラメータ

データソースパラメータデータソースパラメータデータソースパラメータデータソースパラメータこの項では、[DataSources] セクションと、その後の個々のデータソースセクションに関連するパラメータについ

て説明します。

これらのパラメータが適用されるのは、Siebel モバイル Web クライアントのみです。Siebel Web クライアント

では、これらのパラメータは Application Object Manager のサーバーパラメータとして定義されます。

DataSources セクションのパラメータセクションのパラメータセクションのパラメータセクションのパラメータ表 31 に、[DataSources] セクションに含まれる Siebel 設定ファイルのデータソースを示します。各データソー

スには、このデータソースに適用されるパラメータを指定する独自のセクションがあります。

備考:備考:備考:備考: データソースを Siebel ログイン画面の[接続先:]の選択肢として表示しない場合は、設定ファイルの

[DataSources] セクションのデータソースの前に 2 つのスラッシュ文字(//)を追加します。 たとえば、次のよう

に設定します。//Sample = Sample

表 31 データソース

名前名前名前名前 機能機能機能機能

Local ローカルデータベースに接続するためのパラメータを定義します。

Sample サンプルデータベースに接続するためのパラメータを定義します。

ServerDataSrc Siebel データベースに接続するためのパラメータを定義します。

GatewayDataSrc Siebel Gateway パラメータを定義します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 245

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � データソースパラメータ

個々のデータソースセクションのパラメータ個々のデータソースセクションのパラメータ個々のデータソースセクションのパラメータ個々のデータソースセクションのパラメータ表 32 に、[DataSources] に含まれるさまざまなデータソースに関連するプロパティを指定するパラメータを示し

ます。各データソースセクションは、特定のデータソースのプロパティを定義します。

表 32 データソースパラメータ

名前名前名前名前 コメントコメントコメントコメント

AutoStopDB TRUE または FALSE。適用されるのは、サンプルまたはローカルデータソー

スのみです。

TRUE の場合は、ユーザーがログアウトすると、SQL Anywhere データベー

スエンジンが終了します。FALSE(デフォルト)の場合は、ユーザーが

Siebel アプリケーションからログアウトした後も、データベースエンジンは

実行を続けます。

ローカルデータベースについては、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』も参照してください。

CaseInsensitive TRUE または FALSE。TRUE の場合は、大文字と小文字を区別しないモード

のデータベースで動作するようにクライアントに通知します。

データソースの InsensitivityFactorパラメータの説明も参照してくださ

い。

備考:備考:備考:備考: DTYPE_ID タイプのフィールドに対するクエリーでは、

CaseInsensitiveパラメータが TRUE に設定されている場合でも、常に大

文字と小文字が区別されます。 詳しくは、『Siebel アプリケーション管理ガイ

ド』を参照してください。

ConnectString データベースへの接続方法を定義するデータベースに依存の文字列。

SQL Anywhere では(ローカルデータベースまたはサンプルデータベース)、

-q オプションによって SQL Anywhere アイコンが非表示になります。-c オ

プションは初期キャッシュサイズを示し、-ch はキャッシュサイズの制限を示

します。-m オプションは、SQL Anywhere データベースエンジンが各

チェックポイントの後にトランザクションログを切り捨てることを示します。

ConnectStringパラメータは、GatewayDataSrc セクションで Siebel Gateway Name Server マシンを指定するためにも使用されます。 Siebel モバイル Web クライアントの設定ファイルでは、できれば node.domain.xxxなどの完全修飾形式で、Siebel Gateway Name Server のホスト名を指定す

る必要があります。このパラメータを正しく指定しないと、[サーバー管理]

画面にアクセスできません。

異なるサーバーデータベースの接続文字列の使用については、使用しているオ

ペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』を参照してくだ

さい。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1246

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � データソースパラメータ

ContactLogin TRUE または FALSE。TRUE の場合は、対応するデータソースが従業員ログ

インではなく、担当者ログインを使用することを示します。通常、担当者ユー

ザーはデータベースアカウントと 1 対 1 で関連付けられていないため、セキュ

リティアダプタを使用して担当者ユーザーをサポートする必要があります。

FALSE の場合、データソースは担当者ログインではなく、従業員ログインを

使用します。

DLL データベースコネクタコードに使用する DLL ファイルの名前。この名前は、

Oracle、SQL Server、DB2 などの使用しているデータベースによって異な

ります。

Docked モバイル Web クライアント用のアプリケーションログイン画面のデフォルト

として設定するデータベース接続を決定します。たとえば、設定ファイルの

[ServerDataSrc] セクションが Docked = TRUE、設定ファイルの [Local]セクションが Docked = FALSE と設定されている場合、アプリケーションの

ログイン画面はデフォルトでローカルデータベースではなく、サーバーデータ

ベースになります。前の例で使用されている値がデフォルト値です。

DockConnString ドッキングサーバーの名前(Siebel Remote Server)。これは、モバイル

Web クライアントの同期の対象になる Siebel サーバーのマシン名です。

DockRecvTxnsPerCommit データベースに対してコミットする前にモバイル Web クライアントが受信す

るトランザクションの数。このパラメータのデフォルト値は 10 です。設定を

次のように変更します。

� LAN などの高速ネットワーク接続を使用している場合は、高い値に設定し

ます。この値を上げると、モバイル Web クライアントとサーバーを同期

するときのパフォーマンスを向上できます。

� モデムなどの低帯域幅ネットワーク接続を使用している場合は、低い値に

設定します。

DockTxnsPerCommit データベースにコミットする前に処理されるトランザクションの数。

EnterpriseServer Siebel Enterprise Server の名前。

表 32 データソースパラメータ

名前名前名前名前 コメントコメントコメントコメント

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 247

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � データソースパラメータ

FileSystem モバイルまたは Siebel Developer Web Client(管理用)から Siebel ファ

イルシステムへのアクセスの方法を指定します。このパラメータの 長文字数

は 100 文字です。一般に、FileSystemと次のように識別されるほかのパラ

メータは、Siebel クライアントのインストール時に設定されます。

モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントクライアントクライアントクライアント: FileSystemパラメータを設定するための次

のシナリオは、Siebel モバイル Web クライアントに適用されます。 Siebelファイルシステムをモバイル Web クライアントにローカルでインストールし、

クライアントがネットワークに接続されていない場合にアクセスでき、また

Siebel Remote を使用して同期できるようにする必要があります。

� 次のパラメータを設定します。ここで、FS_location は UNC の位置、ま

たはローカル Siebel ファイルシステムをインストールしたクライアント

コンピュータ上の位置へのドライブ名パスです。

FileSystem = FS_location¥att

Developer Web Client : FileSystem パラメータを設定するための次の

シナリオは、管理目的で Siebel Developer Web Client を使用する場合に適

用されます。 Siebel Developer Web Client のユーザーが、Siebel ファイル

システムディレクトリへの物理的なアクセス権限を持っていることを確認して

ください。

� インストールで File System Manager(エイリアス FSMSrvr)を使用

する場合は、次のパラメータを設定します。

FileSystem = *FSM*GatewayAddress = Siebel_Gateway_hostnameEnterpriseServer = Siebel_Enterprise_Server_name

� インストールで FSMSrvr を使用しない場合は、次のパラメータを設定し

ます。ここで、FS_location は UNC の位置、または Siebel ファイルシ

ステムをインストールしたネットワークコンピュータ上の位置へのドライ

ブ名パスです。

FileSystem = FS_location¥att

備考:備考:備考:備考: ネットワーク接続された Siebel ファイルシステムが UNIX サーバー上

にある場合は、Windows マシン上で動作している Siebel Developer Web Client から接続するために、プラットフォーム間の NFS ファイルシステムマ

ウントツールが必要です。

システム管理者は、Siebel ファイルシステムに att サブディレクトリを手動

で作成する必要があります。 ファイルシステムがすでにインストールされてい

る場合は、管理者はすべての添付ファイルを FS_location から

FS_location¥att に移動する必要があります。

GatewayAddress Siebel Gateway Name Server のホスト名または IP アドレス。

表 32 データソースパラメータ

名前名前名前名前 コメントコメントコメントコメント

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1248

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � データソースパラメータ

Hidden TRUE または FALSE。 データソースをログイン画面のデータソースのピックリ

ストに表示するかどうかを指定します。

InsensitivityFactor 正の整数値に設定します(デフォルトは 2)。適用されるのは、データソース

で CaseInsensitive パラメータが TRUE に設定されている場合のみです。こ

の値は、クエリーで大文字と小文字を区別する文字列として扱われる各文字列

の文字数を制御します。すべてのデータベースベンダが大文字と小文字の区別

を有効にサポートしているわけではないため、この機能はおおよその解決策に

なります。

データソースの CaseInsensitiveパラメータの説明も参照してください。

InsensitivityFactorが 2 に設定されているときに、New という名前の商

談を検索する場合に生成される SQL WHERE 節の例を次に示します。

WHERE

((S_OPTY.NAME LIKE 'ne%' OR

S_OPTY.NAME LIKE 'Ne%'OR

S_OPTY.NAME LIKE 'nE%'OR

S_OPTY.NAME LIKE 'NE%')

AND

UPPER(S_OPTY.NAME)=UPPER('New'))

前述の例では、文字列 'New' の 初の 2 文字の組み合わせがすべて表示され

ます。係数が大きくなると、組み合わせの個数が指数的に増え、パフォーマン

スが低下します。

備考:備考:備考:備考: このパラメータは 13 よりも大きい値に設定しないでください。

InsUpdAllCols TRUE または FALSE。通常は、Siebel アプリケーションがデータベースに送

信する INSERT または UPDATE 文を生成すると、実際の文には、データが存

在する列または変更された列のみが含まれます。特定のテーブルで多くの文を

生成する状況では、更新される値の違いによって、DBMS がサポートする配列

インターフェイスの使用が妨げられることがあります。

この機能が TRUE に設定されている場合、すべての INSERT および UPDATE文にはすべての列が含まれます。この結果、同じビジネスコンポーネントの同

じテーブルに対してバッチ操作の一環として発行される 2 つの文では、DBMSの既存の任意の配列機能を自動的に使用できるようになります。

表 32 データソースパラメータ

名前名前名前名前 コメントコメントコメントコメント

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 249

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � データソースパラメータ

IntegratedSecurity TRUE または FALSE。TRUE の場合、Siebel クライアントでは、ユーザーの

ログイン時にユーザー名とパスワードを求めるプロンプトを表示できません。

既存のデータサーバーインフラストラクチャで提供される機能によって、ユー

ザーがデータベースにログインできるかどうかが決定されます。

このパラメータはサーバーデータソースに対して設定されます。ただし、これ

がサポートされているのは、Oracle および Microsoft SQL Server のデータ

ベースのみです。デフォルト値は FALSE です。

詳しくは、サードパーティのマニュアルを参照してください。Oracle の場合

は、OPS$ および REMOTE_OS_AUTHENT 機能を参照してください。

Microsoft SQL Server の場合は、Integrated Security を参照してくださ

い。

MaxCachedCursors データベース接続のためにメモリにキャッシュできる SQL カーソルの 大数

を指定します。デフォルトは 16 です。

SQL カーソルをキャッシュすることによって、応答時間が短縮され、CPU の

利用率が向上します。これは、実行するたびに SQL カーソルを作成する必要

がなくなるためです。メモリの利用率が問題にならない場合は、このパラメー

タの値を大きく設定できます。

MaxCachedDataSets データベース接続のためにメモリにキャッシュできるデータセットの 大数を

指定します。デフォルトは 16 です。

データセットは、ビジネスコンポーネントの実行によって取得されたレコード

のセットです。 データセットのキャッシュが適用されるのは、Oracle の

Siebel Tools で Cache Data プロパティが設定されているビジネスコンポー

ネントのみです。

頻繁に使用されるビジネスコンポーネントのデータセットをキャッシュする

と、応答時間が短縮され、CPU 利用率が向上します。メモリの利用率が問題

にならない場合は、このパラメータの値を大きく設定できます。

MaxConnections データソースのデータベースサーバーに対して作成できる接続の数。

MaxCursorSize 結果セットで返すことができる行の総数を設定します。MaxCursorSizeは、

IBM DB2 UDB for OS/390 および z/OS のみで使用することを目的としてお

り、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』

の説明に従って設定する必要があります。別のデータベースを使用している場

合は、このパラメータをデフォルト値(-1)以外に設定しないでください。他

の値に設定すると、データベースの動作に悪い影響があります。

MaxCursorSizeと PrefetchSizeは同時に使用されるため、同じ値に設定

する必要があります。PrefetchSizeパラメータの説明も参照してください。

表 32 データソースパラメータ

名前名前名前名前 コメントコメントコメントコメント

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1250

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � データソースパラメータ

NonSQL TRUE または FALSE。設定すると、データソースがデータの取得に SQL DBMS を使用しないことを示します。これは、内部で構築される特殊化された

ビジネスコンポーネントと併用する場合にのみ使用されます。Siebel の顧客

が任意に設定することはありません。

PrefetchSize クエリーの実行の一環として Siebel アプリケーションが内部で読み取る行数

を設定します。PrefetchSizeは、IBM DB2 UDB for OS/390 および z/OS のみで使用することを目的としており、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』の説明に従って設定する必要が

あります。別のデータベースを使用している場合は、このパラメータをデフォ

ルト値(-1)以外に設定しないでください。他の値に設定すると、データベー

スの動作に悪い影響があります。MaxCursorSizeと PrefetchSizeは同時

に使用されるため、同じ値に設定する必要があります。MaxCursorSizeパラ

メータの説明も参照してください。

PrimaryEnterprise クライアントマシンから管理するエンタープライズサーバーの名前。[サー

バー管理]画面の情報を表示または変更するには、このパラメータを設定しま

す。

ReverseFillThreshold 現在のクエリーに多くの行が含まれている場合、ユーザーが[終了]ボタンを

押したときにすべてを順番に読み取るのは非効率的です。この理由により、顧

客はしきい値を設定して現在のソートを反転し、クエリーを再び実行してデー

タバッファを終わりから順に満たすことができます。これはユーザーには見え

ません。

SortCollation ローカルデータベースまたはサンプルデータベースでのソートの順序をユー

ザーが指定できます。

SortCollationパラメータは、設定ファイルのデフォルト部分ではないた

め、有効にするには手動で追加する必要があります。このパラメータがない場

合、SQL Anywhere を使用しているときの Siebel アプリケーションでの

ソートには、ここで指定しているように binaryのソートの順序を使用しま

す。英語以外の言語(特にアクセント記号が付いた文字を使用する言語)を使

用している顧客は、次のリストの適切な設定を使用してください。

備考:備考:備考:備考: このパラメータを binary以外の値に設定すると、ソートのパフォーマ

ンスに影響を与えます。

このパラメータを変更した後は、変更を有効にするために Siebel アプリケー

ションを再起動する必要があります。

SQL Anywhere データベースによってサポートされる SortCollationパラ

メータの有効な値は次の値で構成されています。

ISO 14651 Unicode 多言語(デフォルト): default

ISO 14651 Unicode 多言語の順序設定標準: 14651(defaultソート照合

と結果は同じ)

表 32 データソースパラメータ

名前名前名前名前 コメントコメントコメントコメント

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 251

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Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � データソースパラメータ

SortCollation Big5(繁体字中国語)バイナリの順序: big5bin

バイナリソート: binary(UTF-8 バイナリの順序を作成)

CP 850 西ヨーロッパ、アクセント記号なし: altnoacc

CP 850 西ヨーロッパ、小文字が先: altdict

CP 850 西ヨーロッパ、大文字と小文字の区別なし、優先: altnocsp

CP 850 スカンジナビア語の辞書: scandict

CP 850 スカンジナビア語、大文字と小文字の区別なし、優先: scannocp

CP874(TIS 620)タイ語の辞書の順序: thaidict

CP932(Windows の日本語)Shift-JIS のバイナリの順序: sjisbin

CP932(Windows の日本語)Microsoft 拡張バイナリを使用する Shift-JISのバイナリの順序: cp932bin

GB2312(簡体字中国語)バイナリの順序: gb2312bin

GB 2312(簡体字中国語)ピン音の音による順序: gbpinyin

EUC JIS(UNIX の日本語)バイナリの順序: eucjisbin

EUC KSC(韓国語)バイナリの順序: euckscbin

ISO 8859-1(「ラテン -1」)英語、フランス語、ドイツ語の辞書の順序: dict

ISO 8859-1(「ラテン -1」)英語、フランス語、ドイツ語、大文字と小文字

の区別なし: nocase

ISO 8859-1(「ラテン -1」)英語、フランス語、ドイツ語、大文字と小文字

の区別なし、優先: nocasep

ISO 8859-1(「ラテン -1」)英語、フランス語、ドイツ語、アクセント記号

なし: noaccent

表 32 データソースパラメータ

名前名前名前名前 コメントコメントコメントコメント

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1252

Page 253: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � データソースパラメータ

SortCollation ISO 8859-1(「ラテン -1」)スペイン語辞書: espdict

ISO 8859-1(「ラテン -1」)スペイン語、大文字と小文字の区別なし: espnocs

ISO 8859-1(「ラテン -1」)スペイン語、アクセント記号なし: espnoac

ISO 8859-2 ハンガリー語辞書: hundict

ISO 8859-2 ハンガリー語、アクセント記号なし: hunnoac

ISO 8859-2 ハンガリー語、大文字と小文字の区別なし: hunnocs

ISO 8859-5 キリル語辞書: cyrdict

ISO 8859-5 キリル語、大文字と小文字の区別なし: cyrnocs (Sybase で

はサポートされない)

ISO 8859-5 ロシア語辞書: rusdict

ISO 8859-5 ロシア語、大文字と小文字の区別なし: rusnocs(Sybase で

はサポートされない)

ISO 8859-7 ギリシャ語辞書: elldict

ISO 8859-9 トルコ語辞書: turdict

ISO 8859-9 トルコ語、アクセント記号なし: turnoac(Sybase ではサ

ポートされない)

ISO 8859-9 トルコ語、大文字と小文字の区別なし: turnocs(Sybase で

はサポートされない)

Unicode UTF-8 バイナリソート: utf8bin(バイナリソート照合と結果は同

じ)

備考:備考:備考:備考: 前述の値のアクセント記号なしは、アクセント記号の有無にかかわら

ず、ソートで同様に扱われることを示します。大文字と小文字の区別なしは、

ソートで大文字と小文字の違いが無視されることを示します。優先は、文字が

同じで、大文字/小文字が異なる場合は、大文字のレコードが小文字のレコー

ドよりも先になることを示します。

表 32 データソースパラメータ

名前名前名前名前 コメントコメントコメントコメント

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 253

Page 254: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel アプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータアプリケーションの設定パラメータ � データソースパラメータ

SqlStyle 使用しているデータベースに送信する SQL の種類を示します。DBMS に送信

する SQL を生成している場合、アプリケーションでは、特定の DBMS に適し

た SQL 文を作成する必要があります。

このパラメータの値は、指定したデータベース情報に基づいて、Siebel クラ

イアントまたはサーバーインストーラによって自動的に設定されます。

SQL Anywhere に基づいたローカルデータベースまたはサンプルデータベー

スでは Watcom を使用します。IBM DB2 Universal Database、Microsoft SQL Server、Oracle などのサーバーデータベースでは、特定の DBMS に適

したスタイルを使用します。

TableOwner データベース内のテーブルは、所有者と名前の両方によって識別されます。 テーブルを参照するクエリーを発行する場合は、テーブル所有者をこれらの参

照に含める必要があります(SIEBEL.S_EVT_ACT など。ここでは SIEBELがテーブル所有者です)。 このパラメータの値は、Siebel Server インフラス

トラクチャおよびシステム管理コンポーネント(SRBroker や SRProc など)

によって読み取られます。 Application Object Manger サーバーコンポーネ

ントの場合は、Datasource Table Owner(エイリアス DSTableOwner)指定サブシステムパラメータの値を設定して、テーブル所有者を指定します。

UpperCaseLogin デフォルトは FALSE です。TRUE に設定すると、ユーザーがログインしたと

きのユーザー ID が、認証用にデータベースに送信する前に、大文字に変換さ

れますこの値は、データベースを認証に使用する場合にのみ適用され、

SecurityAdapterが空ではない値に設定されている場合、このパラメータの

値は無視されます。

このパラメータを使用するのは、大文字と小文字を区別するデータベースで、

すべてのデータベースアカウントを大文字にするポリシーを実施しているが、

ユーザー名の入力では大文字と小文字の区別からユーザーを解放したい場合で

す。

備考:備考:備考:備考: UpperCaseLoginの値はパスワードに影響を与えません。

UseDictionaryinTransactionLogging

DB サーバーに接続している Dedicated Thin Client の使用時に

diccache.dat が作成されないようにするには、このパラメータを CFG ファ

イルの [ServerDataSrc] セクションに追加します。

UseDictionaryInTransactionLogging = FALSE

備考:備考:備考:備考: このパラメータは、Siebel Remote 機能を使用して、クライアントと

サーバーを同期する場合はサポートされません。 データベースサーバーに接続

されるテストおよび管理タスクのみを実行する予定の場合は、影響を受けない

ようにする必要があります。 Siebel Remote テストの場合は、Thin Client および Mobile Thin Client を使用してください。

表 32 データソースパラメータ

名前名前名前名前 コメントコメントコメントコメント

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1254

Page 255: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

D lbconfig.txt ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造

この付録では、負荷分散設定ファイルについて説明します。 次のトピックが含まれています。

� 256 ページの「lbconfig.txt の Session Manager のルール」

� 256 ページの「サードパーティ製の HTTP ロードバランサーのルール」

� 257 ページの「負荷分散設定ファイルの例」

概要概要概要概要負荷分散設定ファイル(lbconfig.txt)には、負荷分散の対象となる Siebel Server に関する情報が記載されてい

ます。 デフォルトの場所は SWSE_ROOT¥Adminです。ここで、SWSE_ROOTは、Siebel Web Server Extension の

インストールディレクトリです。

負荷分散設定ファイルの生成については、使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイ

ド』を参照してください。

負荷分散設定ファイルには、次の 2 つのセクションがあります。

� Session Manager のルールのルールのルールのルール: 初のセクションには、Siebel のネイティブ負荷分散機能が使用する仮想

サーバーの定義が含まれます。この定義では、Siebel Server が実行されている 1 つ以上の物理プラット

フォームに仮想サーバー名がマッピングされます。エントリを編集して、仮想サーバーを追加できます。負荷分

散は、Siebel Web Server Extension(SWSE)の負荷分散モジュールによって内部的に管理されます。

� サードパーティ製のサードパーティ製のサードパーティ製のサードパーティ製の HTTP ロードバランサーのルールロードバランサーのルールロードバランサーのルールロードバランサーのルール: 2 番目のセクションは、サードパーティ製の HTTPロードバランサーのルーティングルールを作成するためのガイドとして使用されます。このセクションには、

Application Object Manager(AOM)へのパスを表す一連の URL(Uniform Resource Locator)が記述

されます。これらの URL は、Siebel Web Server Extension(SWSE)からロードバランサーに送信される

SISNAPI メッセージの HTTP ヘッダーに記述されます。 これらは、Siebel Web Server Extension(SWSE)設定ファイル(eapps.cfg)に記述されるオブジェクトマネージャ接続文字列に基づいています。

各エントリは、これらの URL を AOM が存在する Siebel Server にマッピングします。URL とサーバーマッ

ピングは、ロードバランサーのルーティングルールを記述するために使用できます。マッピングには、Siebel Server で動作する SCBroker のポート番号が含まれます。SCBroker は、サーバーのリクエストを受け取り、

サーバーで動作する複数の AOM に配分します。

これらのエントリは、次の 3 つのグループにまとめられています。

� コンポーネントのルールコンポーネントのルールコンポーネントのルールコンポーネントのルール: このグループには、初期の接続リクエストに使用するサーバーが記載されます。

パスには、AOM を実行するすべてのサーバーの名前が含まれます。

� サーバーのルールサーバーのルールサーバーのルールサーバーのルール: このグループには、サーバー再接続リクエストに使用するサーバーが記載されます。

� ラウンドロビンのルールラウンドロビンのルールラウンドロビンのルールラウンドロビンのルール: このグループには、再試行リクエストに使用するサーバーが記載されます。こ

の再試行リクエストの URL には、RR という文字列が含まれます。ルール内のサーバーの順序は意味を持

ちません。再試行するサーバーの順序は、サードパーティ製の HTTP ロードバランサーが決定します。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 255

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lbconfig.txt ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造 � lbconfig.txt の Session Manager のルール

lbconfig.txt のののの Session Manager のルールのルールのルールのルール仮想サーバーの定義の構文は次のとおりです。

VirtualServer = sid:ホスト名 :SCBroker_port;sid:ホスト名 :SCBroker_port;

ここで、各項目は次のようになります。

� VirtualServerVirtualServerVirtualServerVirtualServer: 負荷分散される Siebel Server のプールの名前です。デフォルト名は VirtualServerです。 この名前は、Siebel Web Server Extension(SWSE)設定ファイル(eapps.cfg)のオブジェク

トマネージャの接続文字列に含まれます。VirtualServer プールには、デフォルトで SWSE がインストー

ルされた時点で実行されているすべての Siebel Server が含まれます。

� sidsidsidsid: Siebel Server のサーバー ID です。これは、インストール時に各 Siebel Server に割り当てられ

た固有の番号です。

� hostnamehostnamehostnamehostname: Siebel Server が実行されているマシンのネットワークホスト名または IP アドレスです。マ

シンがクラスタに属している場合は、そのクラスタの仮想ホスト名にする必要があります。

� SCBroker_portSCBroker_portSCBroker_portSCBroker_port: Siebel Connection Broker(SCBroker)のポート番号です。

サードパーティ製のサードパーティ製のサードパーティ製のサードパーティ製の HTTP ロードバランサーのロードバランサーのロードバランサーのロードバランサーのルールルールルールルール一連のルールの変数の意味は次のとおりです。

� enterpriseenterpriseenterpriseenterprise: Siebel Enterprise Server 名です。

� AOMAOMAOMAOM: Application Object Manager 名です。

� serverserverserverserver: Siebel Server 名です。これは、必要に応じて Siebel Server の TCP/IP アドレスに変更できます。

� SCBPortSCBPortSCBPortSCBPort: Siebel Server の Siebel Connection Broker に割り当てられたポートです。

� sidsidsidsid: Siebel Server のサーバー ID です。これは、インストール時に各 Siebel Server に割り当てられた固

有の番号です。

コンポーネントのルールコンポーネントのルールコンポーネントのルールコンポーネントのルール

これらのルールは、初期接続リクエストの URL になります。コンポーネントのルールの構文は次のとおりです。

/enterprise/AOM/=server:SCBport;...;

コンポーネントのルールは、このファイルの生成時に、実行されているすべての Siebel Server 上にある有効なす

べての AOM に対して作成されます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1256

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lbconfig.txt ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造 � 負荷分散設定ファイルの例

サーバーのルールサーバーのルールサーバーのルールサーバーのルール

これらのルールは、サーバー接続リクエストの URL になります。サーバーのルールの構文は次のとおりです。

/enterprise/*/!sid.*=server:SCBPort;

この構文の 初のアスタリスクは、AOM のワイルドカードです。感嘆符(!)およびピリオドとアスタリスク(.*)は、サーバー名を解析してサーバー ID を抽出するためのワイルドカードです。

URL 内のワイルドカード文字(*)を解釈できないロードバランサーもあります。その場合は、次の形式で URL を

作成します。

/enterprise/AOM/!sid.*=server:SCBport;

AOM と Siebel Server ID のそれぞれの組み合わせに対してこのマッピングを繰り返します。

ラウンドロビンのルールラウンドロビンのルールラウンドロビンのルールラウンドロビンのルール

これらのルールは、サーバー再試行リクエストの URL になります。ラウンドロビンのルールの構文は次のとおりで

す。

/enterprise/AOM/RR=server:SCBport;...;

この構文は、URL に RR が追加されることを除いて、コンポーネントのルールの構文と同じです。これは、このリ

クエストを別の Siebel Server にルーティングするためのラウンドロビンのルールを適用するようにロードバラン

サーに指示するために使用します。

負荷分散設定ファイルの例負荷分散設定ファイルの例負荷分散設定ファイルの例負荷分散設定ファイルの例この例の Oracle の Siebel Enterprise Server の特性は次のとおりです。

� エンタープライズ名: Siebel

� Siebel Server: SiebServA、SiebServB

� Siebel Connection Broker のポート: 両方のサーバーに対して 2321

lbconfig.txt の例の例の例の例。 次に、lbconfig.txt ファイルの例を示します(ファイルの先頭にある説明文は省略します)。

#Section one -- Session Manager Rules:

VirtualServer=1:SiebServA:2321;2:SiebServB:2321;

******************************

#Section two -- 3rd Party Load Balancer Rules

#Component Rules:

/siebel/CRAObjMgr_enu/=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/eEventsObjMgr_enu/=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/eMarketObjMgr_enu/=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/SMObjMgr_enu/=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 257

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lbconfig.txt ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造ファイルの構造 � 負荷分散設定ファイルの例

/siebel/ERMEmbObjMgr_enu/=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/ERMAdminObjMgr_enu/=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/ERMObjMgr_enu/=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/SalesCEObjMgr_enu/=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

#Server Rules:

/siebel/*/!1.*=SiebServA:2321;

/siebel/*/!2.*=SiebServB:2321;

#Round-Robin Rules:

/siebel/CRAObjMgr_enu/RR=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/eEventsObjMgr_enu/RR=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/eMarketObjMgr_enu/RR=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/SMObjMgr_enu/RR=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

//siebel/ERMEmbObjMgr_enu/RR=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/ERMAdminObjMgr_enu/RR=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/ERMObjMgr_enu/RR=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

/siebel/SalesCEObjMgr_enu/RR=SiebServA:2321;SiebServB:2321;

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1258

Page 259: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

E Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API

この付録では、Siebel 管理フレームワークの API、および使用されるサービスとメソッドについて説明します。 次のトピックが含まれています。

� 259 ページの「Siebel 管理フレームワークの API について」

� 261 ページの「エンタープライズレベルの JMX API の例」

� 264 ページの「エンタープライズサービスで使用されるメソッド」

� 267 ページの「サーバーレベルの JMX API の例」

� 270 ページの「サーバーレベルサービスで使用されるメソッド」

� 273 ページの「コンポーネントレベルの JMX API の例」

� 275 ページの「コンポーネントレベルサービスで使用されるメソッド」

Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API についてについてについてについてSiebel 管理フレームワークを使用すると、JMX API(Java Management Extension アプリケーションプログラ

ムインターフェイス)を介して、サードパーティおよびカスタムの管理ツールで Siebel ランタイム情報にアクセス

できます。 3 つのサービスによって、エンタープライズ、サーバー、コンポーネントの 3 レベルの情報にアクセスで

きます。

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 259

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � Siebel 管理フレームワークの API について

このトピックでは、API を使用して実行できるサービスとメソッドについて説明します。 Siebel 管理フレームワー

クについては、『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してください。表 33 に、サービスとその説明を示

します。 メソッドの説明と構文の例については、264 ページの「エンタープライズサービスで使用されるメソッド」、

270 ページの「サーバーレベルサービスで使用されるメソッド」、および 275 ページの「コンポーネントレベルサー

ビスで使用されるメソッド」を参照してください。

表 33 Siebel 管理フレームワークの API のサービス

サービスサービスサービスサービス 説明説明説明説明

エンタープライズ サードパーティベンダーおよびカスタムの管理ツールを使用して、公開されている

JMX Mbeans にアクセスし、次のような Siebel エンタープライズレベルの操作を実

行できます。

� エンタープライズを構成するサーバーのリストの取得

� エンタープライズ内のすべてのサーバーに関するコンポーネント可用性の取得

� コンポーネントの起動とシャットダウン

� 特定のエンタープライズパラメータに対するパラメータ設定の取得

� コンポーネント定義に対するパラメータ設定の取得

� エンタープライズ内のすべてのサーバーの起動とシャットダウン

サーバー サードパーティベンダーの管理ツールを使用して、公開されている JMX Mbeans にア

クセスし、次のようなサーバーレベルの操作を実行できます。

� サーバーの状況の取得

� 特定のサーバーパラメータに対するパラメータ設定の取得

� 統計値の取得

� サーバーコンポーネントの状況値の取得

� 特定のサーバーで実行されているコンポーネントのリストの取得

� 特定のサーバーで実行されているコンポーネントの状況の取得

� 特定のサーバーの起動とシャットダウン

コンポーネント サードパーティベンダーの管理ツールを使用して、公開されている JMX Mbeans にア

クセスし、次のようなコンポーネントレベルの操作を実行できます。

� 特定のコンポーネントの属性(パラメータ、統計、状況値)の取得

� 特定のサーバー上のコンポーネントの可用性の取得

� 特定のコンポーネントに対して実行されているプロセス数の取得

� 特定のコンポーネントに対して実行されているタスク数の取得

� 特定のコンポーネントの起動とシャットダウン

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1260

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � エンタープライズレベルの JMX API の例

エンタープライズレベルのエンタープライズレベルのエンタープライズレベルのエンタープライズレベルの JMX API の例の例の例の例 次に、エンタープライズレベルの JMX API の例を示します。

注意:注意:注意:注意: 次に示すコマンドの一部は、コンポーネント、サーバー、またはエンタープライズをシャットダウンまたは

無効にする可能性があるため、これらのメソッドは、本番に展開する前に慎重にテストする必要があります。

/**

*

*/

import com.siebel.management.jmxapi.*;

public class Enterprise

{

/**

* @param args

*/

public static void main(String[] args)

{

JmxEnterpriseMBean emb = new JmxEnterprise();

try

{

//+ The following 2 need to be changed by the person using this program

String ent = "siebel"; // enterprise name

//get servers//

System.out.println("Servers:");

String[] Servers = emb.getServers (ent);

for (int i = 0; i < Servers.length; i++)

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 261

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � エンタープライズレベルの JMX API の例

{

System.out.println(" " + Servers[i]);

}

//getConnectedServers//

System.out.println("ConnectedServers:");

String[] ConnectedServers = emb.getConnectedServers (ent);

for (int i = 0; i < ConnectedServers.length; i++)

{

System.out.println(" " + ConnectedServers[i]);

}

//getDisconnectedServers//

System.out.println("DisconnectedServers:");

String[] DisconnectedServers = emb.getDisconnectedServers (ent);

for (int i = 0; i < DisconnectedServers.length; i++)

{

System.out.println(" " + DisconnectedServers[i]);

}

//get comp availability//

String arg = "ServerMgr";

Float compState = emb.getComponentAvailability (ent, arg);

System.out.println("getComponentAvailability('" + arg + "'):" + compState);

//shutdownComponent//

String arg1 = "Dbxtract";

Boolean shutdownComp = emb.shutdownComponent(ent, arg1, false);

System.out.println("shutdownComponent('" + arg1 + "'):" + shutdownComp);

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1262

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � エンタープライズレベルの JMX API の例

//A sleep time of 2min before staring the component//

System.out.println("SleepTime:2 min");

try {

Thread.sleep( 120000 ); }

catch ( InterruptedException e ) { System.out.println( "awakened prematurely" );}

//startComponent//

//String arg1 = "Dbxtract";

Boolean startComp = emb.startComponent(ent, arg1);

System.out.println("startComponent('" + arg1 + "'):" + startComp);

//A sleep time of 2min before staring the component//

System.out.println("SleepTime:2 min");

try {

Thread.sleep( 120000 ); }

catch ( InterruptedException e ) { System.out.println( "awakened prematurely" );}

//getparam//

String arg2 = "Connect";

String Param = emb.getParam (ent, arg2);

System.out.println("getParam('" + arg2 + "'):" + Param);

//shutdownEnterprise//

Boolean shutdownEnt = emb.shutdownEnterprise (ent);

System.out.println("shutdownEnterprise('" + ent + "'):" + shutdownEnt);

//A sleeptime of 5 min before starting the enterprise//

System.out.println("SleepTime:5 min");

try {

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 263

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � エンタープライズサービスで使用されるメソッド

Thread.sleep( 300000 ); }

catch ( InterruptedException e ) { System.out.println( "awakened prematurely" );}

//startEnterprise//

Boolean startEnt = emb.startEnterprise (ent);

System.out.println("startEnterprise('" + ent + "'):" + startEnt);

}

catch (Exception e)

{

e.printStackTrace();

}

}

}

エンタープライズサービスで使用されるメソッドエンタープライズサービスで使用されるメソッドエンタープライズサービスで使用されるメソッドエンタープライズサービスで使用されるメソッドエンタープライズ関数では、Java パッケージ com.siebel.management.jmxapi; が使用されます。

次のメソッドは、Enterprise Service の一部です。

注意:注意:注意:注意: 停止および起動のメソッドはすべて、慎重に使用しないとエンタープライズに悪影響を与える可能性があり

ます。

getServersエンタープライズの一部として設定されているサーバーのリストを取得します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String[] getServers(String entName) throws Exception;

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1264

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � エンタープライズサービスで使用されるメソッド

getConnectedServersエンタープライズ内の接続サーバーのリストを取得します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String[] getConnectedServers(String entName) throws Exception;

getDisconnectedServers接続を確立できないサーバーのリストを取得します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String[] getDisconnectedServers(String entName) throws Exception;

getComponentAvailabilityエンタープライズ内の特定のコンポーネントの可用性を取得します。 可用性は、コンポーネントの使用可能なタスク

スロットのパーセンテージとして定義されます。 次の説明を参照してください。

可用性 = ((Total MaxTasks - Total currTasks)*100)/MaxTasks。Total MaxTasks = コンポーネントが現在

実行されているすべてのアプリケーションサーバー上の 大タスク数の合計。 Total currTasks = サーバー起動時に

コンポーネントが実行されるように設定されているすべてのアプリケーションサーバー上で、現在実行されているタ

スクの合計。 アプリケーションサーバーへの接続が確立できない場合は、サーバーが実行されていないとみなされま

す。 再実行 - 再設定されたプロセスの一部としてタスクが実行されている場合、そのタスクはカウントされません。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

Float getComponentAvailability(String entName, String compName) throws Exception;

startComponentコンポーネントがブールの戻り値を実行するように設定されているすべてのアプリケーションサーバーで、コンポー

ネントを起動します。 起動操作が正常に実行されたかどうかの情報を返します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

Boolean startComponent(String entName, String compName) throws Exception;

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 265

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � エンタープライズサービスで使用されるメソッド

shutdownComponent コンポーネントが実行されるように設定されているすべてのアプリケーションサーバーで、コンポーネントをシャッ

トダウンします。 即時シャットダウンを実行する場合は、パラメータ bFastShutdown を True に設定します。即

時シャットダウンを実行しない場合は、False に設定します。 戻されるブール値は、シャットダウン操作が正常に実

行されたかどうかを示します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

Boolean shutdownComponent(String entname, String compname, Boolean bFastShutdown) throws Exception;

getParamエンタープライズのパラメータの値を取得します。 パラメータのタイプに関係なく、値は文字列として返されます

(integer および float は string に変換されます)。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String getParam(String entName, String paramAlias) throws Exception;

shutdownEnterpriseエンタープライズ内のすべてのアプリケーションサーバーをシャットダウンします。 このメソッドは、正常な接続を

確立できないエージェントに基づいています。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

Boolean shutdownEnterprise(String entName) throws Exception;

startEnterpriseエンタープライズ内のすべてのアプリケーションサーバーを起動します。 このメソッドは、正常な接続を確立できる

エージェントに基づいています。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

Boolean startEnterprise(String entName) throws Exception;

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1266

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � サーバーレベルの JMX API の例

サーバーレベルのサーバーレベルのサーバーレベルのサーバーレベルの JMX API の例の例の例の例 次に、サーバーレベルの JMX API の例を示します。

注意:注意:注意:注意: 次に示すコマンドの一部は、コンポーネント、サーバー、またはエンタープライズをシャットダウンまたは

無効にする可能性があるため、これらのメソッドは、本番に展開する前に慎重にテストする必要があります。

/**

*

*/

import com.siebel.management.jmxapi.*;

public class Server

{

/**

* @param args

*/

public static void main(String[] args)

{

JmxServerMBean smb = new JmxServer();

try

{

//+ The following 2 need to be changed by the person using this program

String ent = "siebel"; // enterprise name

String srv = "sdchs21n016"; // server name

//getstate//

String srvState = smb.getState (ent, srv);

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 267

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � サーバーレベルの JMX API の例

System.out.println("getState('" + srv + "'):" + srvState);

//shutdownserver//

Boolean shutdownSrv = smb.shutdownServer (ent, srv);

System.out.println("shutdownServer('" + srv + "'):" + shutdownSrv);

//A sleep time of 5 min before starting the siebel server//

System.out.println("SleepTime:5 min");

try {

Thread.sleep( 300000 ); }

catch ( InterruptedException e ) { System.out.println( "awakened prematurely" );}

//startserver//

Boolean startSrv = smb.startServer (ent, srv);

System.out.println("startServer('" + srv + "'):" + startSrv);

//A sleep time of 5 min before starting the siebel server//

System.out.println("SleepTime:5 min");

try {

Thread.sleep( 300000 ); }

catch ( InterruptedException e ) { System.out.println( "awakened prematurely" );}

//getparam//

String param = "Connect";

String paramval = smb.getParam (ent, srv, param);

System.out.println("getParam ('" + param + "'):" + paramval);

//getstat//

String stat = "NumErrors";

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1268

Page 269: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � サーバーレベルの JMX API の例

String statval = smb.getStat (ent, srv, stat);

System.out.println("getStat ('" + stat + "'):" + statval);

//getsval//

String sval = "SrvrTasks";

String svalval = smb.getSval (ent, srv, sval);

System.out.println("getSval ('" + sval + "'):" + svalval);

//getComps//

String[] Comps = smb.getComps (ent, srv);

System.out.println("Components:");

for (int i = 0; i < Comps.length; i++)

{

System.out.println(" " + Comps[i]);

}

//getCompstate//

String arg = "ServerMgr";

String Compval = smb.getCompState (ent, srv, arg);

System.out.println("getCompState ('" + arg + "'):" + Compval);

//shutdowncomp//

String Comp = "Dbxtract";

Boolean compstop = smb.shutdownComp (ent, srv, Comp, false);

System.out.println("shutdownComp ('" + Comp + "'):" + compstop);

//A Sleep time of 2min before starting the component//

System.out.println("Sleeptime: 2 min");

try {

Thread.sleep( 120000 ); }

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 269

Page 270: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � サーバーレベルサービスで使用されるメソッド

catch ( InterruptedException e ) { System.out.println( "awakened prematurely" ); }

//startComp//

Boolean compstart = smb.startComp (ent, srv, Comp);

System.out.println("startComp ('" + Comp + "'):" + compstart);

}

catch (Exception e)

{

e.printStackTrace();

}

}

}

サーバーレベルサービスで使用されるメソッドサーバーレベルサービスで使用されるメソッドサーバーレベルサービスで使用されるメソッドサーバーレベルサービスで使用されるメソッドサーバーレベル API では、Java パッケージ com.siebel.management.jmxapi; が使用されます。

getStateサーバーの状況を取得し、翻訳されていない文字列を返します。 このサーバーの状況は通常英語で表されます。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String getState(String entName, String srvrName) throws Exception;

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1270

Page 271: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � サーバーレベルサービスで使用されるメソッド

startServer特定のエンタープライズ内のアプリケーションサーバーを起動します。 アプリケーションサーバープロセスが正常に

起動された場合、ブールの戻り値は True です。 これは、アプリケーションサーバーが実際に起動したかどうかを確

認するチェックではないことに注意してください。 エージェントで siebctl コマンドを実行し、そのコマンドが正常

に返された場合は、ブール値 True が返され、コマンドが正常に返されない場合はブール値 False が返されます。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

Boolean startServer(String entName, String srvrName) throws Exception;

shutdownServer特定のエンタープライズ内のアプリケーションサーバーをシャットダウンします。 アプリケーションサーバーマシン

で siebctl を正常に実行できる場合、ブールの戻り値は True です。正常に実行できない場合は False です。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

Boolean shutdownServer(String entName, String srvrName) throws Exception;

getParam特定のエンタープライズ内のサーバーのパラメータの値を取得します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String getParam(String entName, String srvrName, String paramAlias) throws Exception;

getStat特定のエンタープライズ内のサーバーの統計の値を取得します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String getStat(String entName, String srvrName, String statAlias) throws Exception;

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 271

Page 272: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � サーバーレベルサービスで使用されるメソッド

getSval特定のエンタープライズ内のサーバーの状況値の値を取得します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String getSval(String entName, String srvrName, String stateValAlias) throws Exception;

getCompsアプリケーションサーバーで実行されているコンポーネントのリストを取得します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String[] getComps(String entName, String srvrName) throws Exception;

getCompState特定のエンタープライズ内の該当するアプリケーションサーバーのコンポーネントの状況を取得します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String getCompState(String entName, String srvrName, String compName) throws Exception;

startCompエンタープライズの一部である特定のサーバー上のコンポーネントを起動します。 srvrmgr でコンポーネントを起

動するコマンドを実行できる場合、ブールの戻り値は True です。 コマンドを実行できない場合、戻り値は False で

す。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

Boolean startComp(String entName, String srvrName, String compName) throws Exception;

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1272

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � コンポーネントレベルの JMX API の例

shutdownCompエンタープライズの一部である特定のサーバー上のコンポーネントをシャットダウンします。 srvrmgr でコンポー

ネントをシャットダウンするコマンドを実行できる場合、ブールの戻り値は True です。 コマンドを実行できない場

合、戻り値は False です。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

Boolean shutdownComp(String entName, String srvrName, String compName, Boolean bFastShutdown) throws Exception;

コンポーネントレベルのコンポーネントレベルのコンポーネントレベルのコンポーネントレベルの JMX API の例の例の例の例 次に、コンポーネントレベルの JMX API の例を示します。

注意:注意:注意:注意: 次に示すコマンドの一部は、コンポーネント、サーバー、またはエンタープライズをシャットダウンまたは

無効にする可能性があるため、これらのメソッドは、本番に展開する前に慎重にテストする必要があります。

/**

*

*/

import com.siebel.management.jmxapi.*;

public class Component

{

/**

* @param args

*/

public static void main(String[] args)

{

JmxComponentMBean cmb = new JmxComponent();

try

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 273

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � コンポーネントレベルの JMX API の例

{

//+ The following 2 need to be changed by the person using this program

String ent = "siebel"; // enterprise name

String srv = "sdchs21n625"; // server name

String Comp = "SRBroker"; //Component name

//getState//

String State = cmb.getState (ent, srv, Comp);

System.out.println("getState('" + Comp + "'):" + State);

//getAvailability//

Float Availability = cmb.getAvailability (ent, srv, Comp);

System.out.println("getAvailability ('" + Comp + "'):" + Availability);

//getNumRunningTasks//

Float RunningTasks = cmb.getNumRunningTasks (ent, srv, Comp);

System.out.println("getNumRunningTasks ('" + Comp + "'):" + RunningTasks);

//getParam//

String param = "Connect";

String paramval = cmb.getParam (ent, srv, Comp, param);

System.out.println("getParam('" + param + "','" + Comp + "'):" + paramval);

//getStat//

String stat = "SleepTime";

String statval = cmb.getStat (ent, srv, Comp, stat);

System.out.println("getStat('" + stat + "','" + Comp + "'):" + statval);

//getSval//

String sval = "CompTasks";

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1274

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � コンポーネントレベルサービスで使用されるメソッド

String svalval = cmb.getSval (ent, srv, Comp, sval);

System.out.println("getSval('" + sval + "','" + Comp + "'):" + svalval);

}

catch (Exception e)

{

e.printStackTrace();

}

}

}

コンポーネントレベルサービスで使用されるメソッドコンポーネントレベルサービスで使用されるメソッドコンポーネントレベルサービスで使用されるメソッドコンポーネントレベルサービスで使用されるメソッドコンポーネントレベルサービスでは、Java パッケージ com.siebel.management.jmxapi; が使用されます。

このインターフェイスは、(エンタープライズの一部である)特定のアプリケーションサーバー上の実行中コンポー

ネントに関する情報を表すものであるため、srvrmgr とは動作が異なります。 このインターフェイスは監視にのみ

使用され、設定変更には使用されないことを前提としています。

getState特定のエンタープライズ内のアプリケーションサーバーで実行されているコンポーネントの現在の状況を取得しま

す。 この状況は、コンポーネントの状況の翻訳されていない文字列です。 この文字列は、通常英語で記述されます。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String getState(String entName, String srvrName, String compName) throws Exception;

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 275

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � コンポーネントレベルサービスで使用されるメソッド

getAvailabilityエンタープライズ内のアプリケーションサーバーで実行されているコンポーネントの可用性を取得します。 可用性

は、コンポーネントの使用可能なタスクスロットのパーセンテージとして定義されます。

可用性 = ((Total MaxTasks - Total currTasks)*100)/MaxTasks。Total MaxTasks = 該当アプリケーション

サーバーで実行されているコンポーネントの 大タスク数の合計。 Total currTasks = 該当サーバーで実行されてい

るコンポーネントの現在実行されているタスクの合計。 アプリケーションサーバーに接続できない場合は、サーバー

が実行されていないとみなされます。 以前に実行されたプロセスまたは再設定されたプロセスの一部としてタスクが

実行されている場合、そのタスクはカウントされません。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

Float getAvailability(String entName, String srvrName, String compName) throws Exception;

getNumRunningTasksエンタープライズで実行されているコンポーネントタスクの数、およびそのコンポーネントに対する特定の Siebel Server を取得します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

Float getNumRunningTasks(String entName, String srvrName, String compName) throws Exception;

getParam特定のエンタープライズ内のアプリケーションサーバーで実行されているコンポーネントのパラメータの値を取得し

ます。 この値は共有メモリから取得されることに注意してください。 アプリケーションサーバーへの接続が確立でき

ない場合は、例外が発生します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String getParam(String entName, String srvrName, String compName, String paramAlias) throws Exception;

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1276

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Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � コンポーネントレベルサービスで使用されるメソッド

getStat特定のエンタープライズ内のアプリケーションサーバーで実行されているコンポーネントの統計の値を取得します。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String getStat(String entName, String srvrName, String compName, String statAlias) throws Exception;

getSval特定のエンタープライズ内のアプリケーションサーバーで実行されているコンポーネントの状況値の値を取得しま

す。

構文構文構文構文

このメソッドの構文については、次を参照してください。

String getSval(String entName, String srvrName, String compName, String stateValAlias) throws Exception;

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 277

Page 278: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

Siebel 管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの管理フレームワークの API � コンポーネントレベルサービスで使用されるメソッド

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1278

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索引索引索引索引

AActiveX コントロールコントロールコントロールコントロール 52ActiveX コントロール、事前展開コントロール、事前展開コントロール、事前展開コントロール、事前展開 50ActiveX コントロールの事前展開コントロールの事前展開コントロールの事前展開コントロールの事前展開 50ActiveX の展開要件の展開要件の展開要件の展開要件 49ADM

「Siebel 管理フレームワーク」を参照

Alert Level パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 214Auto Restart パラメータパラメータパラメータパラメータ

説明 214Auto Startup Mode パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 212

CCAB ファイルファイルファイルファイル

ActiveX コントロール用 52Java アプレット用 55SiebelFlowChart.cab 55SiebelFunnelChart.cab 55SiebelRulesDesigner.cab 55SiebelToolbar.cab 55

ClientRootDirectory パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 222Communication Transport パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 212Component Priority Level Timeout パラメータ、パラメータ、パラメータ、パラメータ、

説明説明説明説明 212Compression Type パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 212

DDataSources パラメータパラメータパラメータパラメータ 245, 246DB Multiplex - Min Number of Dedicated DB

Connections パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 215DB Multiplex - Min Number of Shared DB

Connections パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 215Default Processes パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 215Default Tasks パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 215Downloaded Program Files ディレクトリディレクトリディレクトリディレクトリ 49,

50

Eeapps.cfg ファイルファイルファイルファイル 231EnableSIDataLossWarning パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 215Encryption Type パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 212erm.cfg ファイルファイルファイルファイル 230Error Flags パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 215

FFile System Manager((((FSM)))) 248File System Manager、説明と、説明と、説明と、説明と Siebel ファイルシファイルシファイルシファイルシ

ステムステムステムステム 22

GGateway Server

Name Server、説明 14Windows、Name Server システムサービスの

起動 103Windows、Name Server システムサービスの状

況の確認 104Windows、Name Server システムサービスの

停止 104再インストールする場合 41再インストール(手順) 41

HHost Name パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 212HTML 3.2 構文構文構文構文 47HTTP 1.1 プロトコルプロトコルプロトコルプロトコル 62

IIFRAME のサポートのサポートのサポートのサポート 58Indexspace Name パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 210IP アクセス、確認アクセス、確認アクセス、確認アクセス、確認 37

JJava Runtime Environment((((JRE)、)、)、)、Sun 55JavaScript 47Java アプレットアプレットアプレットアプレット 55Java の展開の要件の展開の要件の展開の要件の展開の要件 54

LLanguage Code パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 216list コマンドコマンドコマンドコマンド

list コマンドの出力、設定 147返された列のリスト表示 160個別のコマンドの出力の修正 147状況値、現在のリスト表示 146特定の列の表示、list コマンドの設定 160リストに利用可能な列、リスト表示 147

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 279

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索引索引索引索引 � M

Log Archive Keep パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 213Log Maximum Segments パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 213Log Print Timestamp パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 216Log Segment Size パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 213Lotus Notes 53

Mmarket.cfg ファイルファイルファイルファイル 230Maximum MT Servers パラメータパラメータパラメータパラメータ

説明 216Maximum Processes パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 216Maximum Tasks パラメータパラメータパラメータパラメータ

説明 217Memory Usage Based Multithread Shell

Recycling パラメータパラメータパラメータパラメータ

説明 217Microsoft Access 241Microsoft Internet Explorer

Administrator Kit 47高対話性 45

Microsoft Outlook 53Minimum MT Servers パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 217Minimum Up Time パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 217

NName Server

サポートされるサーバークラスタ化テクノロジー、

説明 15障害による影響、説明 15説明 14必要なシステムリソース、説明 15

Number of lines after which to flush the log file パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 217

Number of Restarts パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 218Number of Retries パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 218

OODBC Data Source パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 210OM - Save Preferences、説明、説明、説明、説明 218

PPassword パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 219pmanager.cfg ファイルファイルファイルファイル 230predeploy.htm ファイルファイルファイルファイル 50Process VM Usage Lower Limit パラメータパラメータパラメータパラメータ

説明 219Process VM Usage Upper Limit パラメータパラメータパラメータパラメータ

説明 219

RRetry Interval パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 219Retry Up Time パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 219run task コマンド、説明と例コマンド、説明と例コマンド、説明と例コマンド、説明と例 154

SServer Description パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 213Server Manager

「コンポーネントグループ」、「Siebel Server」も

参照

使用方法とインターフェイスの使用方法の説明 18他のサーバーへの接続、説明 18

Server Request Broker管理、説明 163

Server Request Processor説明とコンポーネント 164

Server Shutdown Wait Time パラメータ、パラメータ、パラメータ、パラメータ、

説明説明説明説明 213sfs.cfg ファイルファイルファイルファイル 230sfscleanup.exe。「。「。「。「Siebel ファイルシステムのクファイルシステムのクファイルシステムのクファイルシステムのク

リーンアップユーティリティ」を参照リーンアップユーティリティ」を参照リーンアップユーティリティ」を参照リーンアップユーティリティ」を参照

Siebel 103Siebel Application Object Manager

オブジェクトマネージャ環境、設定 179監視、監視レベルの説明 184説明 177パラメータ、設定ファイル(表) 180メモリ割り当て、3 つの割り当て領域 178

Siebel Calendar 52Siebel Call Center

設定ファイル 230Siebel Callcenter Communications

Toolbar 52Siebel CTI 55Siebel Desktop Integration 52Siebel Employee Relationship Management

設定ファイル 230Siebel Enterprise Server

エンティティ、説明 13環境図 14接続、更新(環境コマンド) 142説明とパラメータの設定 16

Siebel ERM eBriefings オフラインコンテンツオフラインコンテンツオフラインコンテンツオフラインコンテンツ

同期同期同期同期 52Siebel Gantt Chart 52Siebel Gateway Name Server

UNIX、Siebel Gateway Name Server システム

サービスの起動 105UNIX、Siebel Gateway Name Server システム

サービスの状況の確認 106UNIX、Siebel Gateway Name Server システム

サービスの停止 106データ、保存場所 38バックアップ(Siebel Server 管理コマンド) 149

Siebel Generic Container Control 52Siebel High Interactivity Framework 53Siebel Hospitality Gantt Chart 53Siebel iHelp 53

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1280

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索引索引索引索引 � S

Siebel Marketing設定ファイル 230

Siebel Marketing Allocation 53Siebel Marketing Event Calendar 53Siebel Microsite Layout Designer 53Siebel Outbound Email Support 53Siebel Partner Manager、設定ファイル、設定ファイル、設定ファイル、設定ファイル 230Siebel Repository パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 211Siebel Root Directory パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 213Siebel Sales

設定ファイル 230Siebel Server

Siebel Gateway Name Server、データの

場所 38UNIX、Siebel Server システムサービスの

起動 109UNIX、Siebel Server システムサービスの状況の

確認 112UNIX、Siebel Server システムサービスの

停止 111Windows、Siebel Server システムサービスの

起動 107Windows、Siebel Server システムサービスの状

況の確認 108Windows、Siebel Server システムサービスの

停止 108イベントログレベル、変更(イベントログコマ

ンド) 159エンタープライズ設定、前の状態に戻す 39起動(Siebel Server 管理コマンド) 148現在動作しているサーバー、設定解除(環境コマ

ンド) 141現在動作しているサーバー、設定(環境コマ

ンド) 141コンポーネント、起動(コンポーネント管理コマ

ンド) 153コンポーネントグループ、説明と使用方法 20コンポーネント、自動起動(コンポーネント管理コ

マンド) 153コンポーネント、シャットダウン(コンポーネント

管理コマンド) 153コンポーネント、手動起動(コンポーネント管理コ

マンド) 153コンポーネントタイプ、説明 20コンポーネントのイベントログレベル、変更(イベ

ントログコマンド) 159コンポーネントモード、説明 19再インストールする場合 41再インストール(手順) 41システムサーバー、Windows と UNIX の説明 17システムサービス、起動時のアクション(アクショ

ンのリスト) 107シャットダウン(Siebel Server 管理コマ

ンド) 148

説明とサポートされる機能、リスト 16パラメータ、削除(パラメータ管理コマンド) 156パラメータ、変更(パラメータ管理コマンド) 156備考、負荷の軽減の説明 75有効なバックアップの開始(手順) 39

Siebel Service設定ファイル 230

Siebel Server Manager GUISiebel 管理者権限、付与の説明 65説明 65

Siebel Server Manager。。。。 「「「「Server Manager」、」、」、」、「「「「Server Manager、コマンドラインイン、コマンドラインイン、コマンドラインイン、コマンドラインイン

ターフェイス」を参照ターフェイス」を参照ターフェイス」を参照ターフェイス」を参照

Siebel Server Manager、コマンドラインインター、コマンドラインインター、コマンドラインインター、コマンドラインインター

フェイスフェイスフェイスフェイス

Siebel Server 管理コマンド、リスト 148srvrmgr のコマンドライン出力、ヘッダーとフッ

ターの情報の削除 142srvrmgr のコマンドライン出力、ヘッダーとフッ

ターの情報の追加 142srvrmgr プログラム、起動 135srvrmgr プログラム、コマンドラインフラグ

(表) 136srvrmgr プログラム、終了 142srvrmgr プログラム、パラメータの例(表) 136イベントログコマンド、リスト 159環境変数、コマンドのリスト 141コマンド構文 140コマンド、説明 139コンポーネント管理コマンド、リスト 153コンポーネントグループ定義コマンド 149コンポーネント定義コマンド、リスト 151指定サブシステムの管理コマンド、リスト 157設定ファイル、エイリアスの作成とコマンドの

設定 160タスク管理コマンド、リスト 154パラメータ管理コマンド、リスト 155ヘルプ、取得 140リストコマンド、リスト 143リスト定義コマンド、リスト 159

Siebel Server Name パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 213Siebel Server、利用可能なサーバーのリスト表示(リ、利用可能なサーバーのリスト表示(リ、利用可能なサーバーのリスト表示(リ、利用可能なサーバーのリスト表示(リ

ストコマンド)ストコマンド)ストコマンド)ストコマンド) 143Siebel Server コンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネント

定義済み Siebel Server コンポーネント

(表) 192同期、同期の時期 85パラメータ(表) 206

Siebel Server パラメータパラメータパラメータパラメータ

「パラメータ」も参照

リスト 212Siebel Server パラメータ、管理パラメータ、管理パラメータ、管理パラメータ、管理

説明 69Siebel SmartScript 53

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 281

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索引索引索引索引 � T

Siebel Test Automation 54Siebel Universal Inbox 54Siebel Web Server Extension 231Siebel Web Server Extension、インストール後の、インストール後の、インストール後の、インストール後の

タスクタスクタスクタスク

Web Server Extension 設定ファイル、

eapps.cfg ファイルの構造 221設定ファイル、オプションパラメータ 224設定ファイル、構造 221設定ファイル、必須パラメータ 221

siebel.cfg ファイルファイルファイルファイル 230SiebelFlowChart.cab ファイルファイルファイルファイル 55SiebelFunnelChart.cab ファイルファイルファイルファイル 55SiebelRulesDesigner.cab ファイルファイルファイルファイル 55SiebelToolbar.cab ファイルファイルファイルファイル 55Siebel アプリケーションアプリケーションアプリケーションアプリケーション

パラメータ 241Siebel 管理エージェント管理エージェント管理エージェント管理エージェント

UNIX、Siebel 管理エージェントシステムサービス

の起動 117Windows、Siebel 管理エージェントシステムサー

ビスの起動 115Windows、Siebel 管理エージェントシステムサー

ビスの停止 116Siebel 管理サーバー管理サーバー管理サーバー管理サーバー

Windows、Siebel 管理サーバーシステムサービス

の起動 114Windows、Siebel 管理サーバーシステムサービス

の状況の確認 115Windows、Siebel 管理サーバーシステムサービス

の停止 114システムサービス、起動時のアクション(アクショ

ンのリスト) 114Siebel 管理フレームワーク管理フレームワーク管理フレームワーク管理フレームワーク

ADM に必要 23Siebel 診断ツールに必要 23説明 23

Siebel クライアント、エンティティの説明クライアント、エンティティの説明クライアント、エンティティの説明クライアント、エンティティの説明 13Siebel 診断ツール診断ツール診断ツール診断ツール

「Siebel 管理フレームワーク」を参照

Siebel データベース、エンティティの説明データベース、エンティティの説明データベース、エンティティの説明データベース、エンティティの説明 13Siebel の環境、エンティティの表の環境、エンティティの表の環境、エンティティの表の環境、エンティティの表 13Siebel ファイルシステムファイルシステムファイルシステムファイルシステム 168

file attachment ディレクトリ、sfscleanup.exeを使用したクリーンアップ 172

エンティティ、説明 13処理されるファイルの種類、表 173処理中に実行されるオペレーション(表) 174説明 168説明と File System Manager 22パラメータ、説明 210

Siebel ファイルシステムのクリーンアップユーティリファイルシステムのクリーンアップユーティリファイルシステムのクリーンアップユーティリファイルシステムのクリーンアップユーティリ

ティティティティ

file attachment ディレクトリ、使用したクリーン

アップ 172処理中に実行されるオペレーション(表) 174説明 168ファイルの種類の処理、表 173

SiebEntSecToken パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 227SISNAPI Connection Maximum Idle Time パパパパ

ラメータラメータラメータラメータ

説明 219Size of Error Buffer パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 213Sleep Time パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 219SQL の追跡、の追跡、の追跡、の追跡、SQL Trace Flags パラメータ、パラメータ、パラメータ、パラメータ、

説明説明説明説明 220SRProc。「。「。「。「Server Request Processor」を参照」を参照」を参照」を参照

srvrmgr プログラム。「プログラム。「プログラム。「プログラム。「Siebel Server Manager、、、、コマンドラインインターフェイス」を参照コマンドラインインターフェイス」を参照コマンドラインインターフェイス」を参照コマンドラインインターフェイス」を参照

srvrmgr プログラムの終了プログラムの終了プログラムの終了プログラムの終了 142start task コマンド、説明コマンド、説明コマンド、説明コマンド、説明 154Static Port Number パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 220Sun Java Runtime Environment((((JRE)))) 55Synchronization Port パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 213System Management サーバーグループ。サーバーグループ。サーバーグループ。サーバーグループ。

「「「「Server Request Broker」を参照」を参照」を参照」を参照 163

TTable Owner Password パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 211Table Owner パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 211Tablespace Name パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 211Trace Flags パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 220

Uuagent.cfg ファイルファイルファイルファイル 230UNIX

Siebel Gateway Name Server システムサービ

ス、起動 105Siebel Gateway Name Server システムサービ

ス、状況の確認 106Siebel Gateway Name Server システムサービ

ス、停止 106Siebel Server、eScript のサポート、VB除外 178Siebel Server システムサービス、起動 109Siebel Server システムサービス、状況の

確認 112Siebel Server システムサービス、停止 111Siebel 管理エージェントシステムサービス、

起動 117Upgrade Component パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 211User Name パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 220

VVisual Basic、、、、Siebel Server によるサポートによるサポートによるサポートによるサポート 178

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1282

Page 283: Siebel システム管理ガイド バージョン8 - Oracle...Siebelシステム管理ガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次 1 第第第 1 章章章章: 新機能新機能新機能

索引索引索引索引 � W

WWeb Server Extension 設定ファイル設定ファイル設定ファイル設定ファイル

eapps.cfg ファイルの構造 221WebPublicRootDir パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明パラメータ、説明 227Web クライアントクライアントクライアントクライアント

展開 43Web コンテンツのゾーンコンテンツのゾーンコンテンツのゾーンコンテンツのゾーン 48Web ブラウザブラウザブラウザブラウザ

「ブラウザ」を参照

WindowsGateway Name Server システムサービス、

起動 103Gateway Name Server システムサービス、状況

の確認 104Gateway Name Server システムサービス、

停止 104Siebel Server システムサービス、起動 107Siebel Server システムサービス、状況の

確認 108Siebel Server システムサービス、停止 108Siebel 管理エージェントシステムサービス、

起動 115Siebel 管理エージェントシステムサービス、

停止 116Siebel 管理サーバーシステムサービス、起動 114Siebel 管理サーバーシステムサービス、状況の

確認 115Siebel 管理サーバーシステムサービス、停止 114

ああああアプリケーション環境、図アプリケーション環境、図アプリケーション環境、図アプリケーション環境、図 14アプリケーション配置マネージャアプリケーション配置マネージャアプリケーション配置マネージャアプリケーション配置マネージャ

「ADM」を参照

あらかじめ定義されているコンポーネントあらかじめ定義されているコンポーネントあらかじめ定義されているコンポーネントあらかじめ定義されているコンポーネント

Siebel Server 72「コンポーネント」、「定義済みコンポーネント」も

参照

説明 20

いいいいイベントイベントイベントイベント

Siebel Server のログレベル、変更(イベントログ

コマンド) 159イベントタイプ、リスト表示(イベントログコマン

ド) 159コンポーネントのイベントログレベル、変更(イベ

ントログコマンド) 159コンポーネントのログレベル、Siebel Server での

変更(イベントログコマンド) 159印刷設定印刷設定印刷設定印刷設定 48インタラクティブモードのコンポーネント、説明インタラクティブモードのコンポーネント、説明インタラクティブモードのコンポーネント、説明インタラクティブモードのコンポーネント、説明 19イントラネットゾーンイントラネットゾーンイントラネットゾーンイントラネットゾーン 48

ええええエイリアスエイリアスエイリアスエイリアス

コマンド、エイリアスの削除 160コマンド、エイリアスの作成 160

エンタープライズサーバー。エンタープライズサーバー。エンタープライズサーバー。エンタープライズサーバー。 「「「「Siebel Enterprise Server」を参照」を参照」を参照」を参照

エンタープライズパラメータエンタープライズパラメータエンタープライズパラメータエンタープライズパラメータ

管理 155パラメータ(表) 206変更(Server Manager コマンド) 155リスト 210

かかかか管理者グループ管理者グループ管理者グループ管理者グループ 50管理用メモリ、説明管理用メモリ、説明管理用メモリ、説明管理用メモリ、説明 178

きききき起動起動起動起動

Siebel Server(Siebel Server 管理コマンド) 148Siebel Server コンポーネント(コンポーネント管

理コマンド) 153srvrmgr プログラム 135UNIX 上の Siebel Gateway System

Server 105Windows 上の Siebel Gateway システムサー

ビス 103サーバーコンポーネント(Server Manager コマ

ンド) 153新規タスク、タスクモードでの起動(タスク管理コ

マンド) 154バックグラウンドモードの新規タスク(タスク管理

コマンド) 154共有メモリ、説明共有メモリ、説明共有メモリ、説明共有メモリ、説明 178

くくくくクライアントクライアントクライアントクライアント

ブラウザの設定 43

ここここ高対話性高対話性高対話性高対話性

概要 45展開要件 47ブラウザの手動による設定 56

コマンドコマンドコマンドコマンド

エイリアス、削除 160エイリアス、作成 160

コンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネント

「コンポーネントリクエスト、管理」、「定義済みコ

ンポーネント」、「パラメータ」、「Siebel Server」も参照

Siebel Server のコンポーネントのイベントログレ

ベル(イベントログコマンド) 159

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 283

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索引索引索引索引 � さ

現在のコンポーネントの状況、リスト表示(リスト

コマンド) 144コンポーネント定義、削除(コンポーネント定義コ

マンド) 152コンポーネント定義、無効化(コンポーネント定義

コマンド) 152コンポーネント定義、有効化(コンポーネント定義

コマンド) 152コンポーネントパラメータ、削除(パラメータ管理

コマンド) 156, 157新規コンポーネント、作成(Server Manager コマ

ンド) 151新規コンポーネント、作成(コンポーネント定義コ

マンド) 151タイプ、説明 20タスク、値のリスト表示(Server Manager コマ

ンド) 144定義 19定義コマンド、(Server Manager コマンド) 151パラメータ、変更(パラメータ管理コマンド) 156

コンポーネントグループコンポーネントグループコンポーネントグループコンポーネントグループ

エンタープライズ、無効化(Server Manager コマ

ンド) 150エンタープライズ、有効化(Server Manager コマ

ンド) 150現在のコンポーネントグループの状況、リスト表示

(リストコマンド) 143コンポーネントグループのリスト表示(リストコマ

ンド) 143サーバー、無効化(Server Manager コマ

ンド) 150サーバー、有効化(Server Manager コマ

ンド) 150サーバー、割り当て(Server Manager コマ

ンド) 149サーバー、割り当ての削除(Server Manager コマ

ンド) 151削除(Server Manager コマンド) 151作成(Server Manager コマンド) 149説明と使用方法 20定義済み Siebel Server コンポーネント

(表) 192コンポーネントグループ、設定コンポーネントグループ、設定コンポーネントグループ、設定コンポーネントグループ、設定

コンポーネントの各索引項目も参照

コンポーネントグループ、作成 93サーバーコンポーネントの同期、同期の時期 85定義済みコンポーネント、定義状況 92

コンポーネントジョブコンポーネントジョブコンポーネントジョブコンポーネントジョブ

コンポーネント、コンポーネントの変更 84コンポーネントの再起動コンポーネントの再起動コンポーネントの再起動コンポーネントの再起動 99コンポーネント、パラメータ、状況値、統計のリストコンポーネント、パラメータ、状況値、統計のリストコンポーネント、パラメータ、状況値、統計のリストコンポーネント、パラメータ、状況値、統計のリスト

定義定義定義定義 159コンポーネントリクエスト、管理コンポーネントリクエスト、管理コンポーネントリクエスト、管理コンポーネントリクエスト、管理

繰り返しコンポーネントリクエスト、実行の

説明 127コンポーネントリクエスト、作成中の削除 128

ささささサーバーグループサーバーグループサーバーグループサーバーグループ

Siebel Server の割り当て 148サーバーグループからの Siebel Server の割り当て

解除 148サーバーグループへの接続 148

サーバーコンポーネントサーバーコンポーネントサーバーコンポーネントサーバーコンポーネント

「Server Request Broker」も参照

サーバー、サーバーコンポーネントの起動(サーバー、サーバーコンポーネントの起動(サーバー、サーバーコンポーネントの起動(サーバー、サーバーコンポーネントの起動(Server Manager コマンド)コマンド)コマンド)コマンド) 153

削除削除削除削除

Siebel Server のパラメータ(パラメータ管理コマ

ンド) 156コマンドのエイリアス 160コンポーネントグループ(Server Manager コマ

ンド) 151コンポーネント定義(コンポーネント定義コマ

ンド) 152コンポーネントパラメータ(パラメータ管理コマ

ンド) 156, 157指定サブシステム(指定サブシステムの管理コマ

ンド) 157指定サブシステムのパラメータ(パラメータ管理コ

マンド) 156削除間隔の単位フィールド、コンポーネントリクエスト削除間隔の単位フィールド、コンポーネントリクエスト削除間隔の単位フィールド、コンポーネントリクエスト削除間隔の単位フィールド、コンポーネントリクエスト

を削除する設定を削除する設定を削除する設定を削除する設定 128削除間隔フィールド、コンポーネントリクエストを削除削除間隔フィールド、コンポーネントリクエストを削除削除間隔フィールド、コンポーネントリクエストを削除削除間隔フィールド、コンポーネントリクエストを削除

する設定する設定する設定する設定 128サブシステムサブシステムサブシステムサブシステム

指定サブシステム、リスト表示(リストコマ

ンド) 144リスト表示(リストコマンド) 144

しししし指定サブシステム指定サブシステム指定サブシステム指定サブシステム

削除(指定サブシステムの管理コマンド) 157作成(指定サブシステムの管理コマンド) 157新規の指定サブシステム、作成(指定サブシステム

の管理コマンド) 157パラメータ、削除(パラメータ管理コマンド) 156変更(指定サブシステムの管理コマンド) 157

シャットダウンシャットダウンシャットダウンシャットダウン

Siebel Server(Siebel Server 管理コマンド) 148Siebel Server コンポーネント(コンポーネント管

理コマンド) 153srvrmgr プログラム 142展開した Siebel 102

状況値状況値状況値状況値

「状況値、管理」も参照

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1284

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索引索引索引索引 � せ

現在値のリスト表示(Server Manager コマ

ンド) 146現在値、リスト表示(リストコマンド) 146タスク、値のリスト表示(Server Manager コマ

ンド) 146信頼済みサイトゾーン信頼済みサイトゾーン信頼済みサイトゾーン信頼済みサイトゾーン 48

せせせせセッションモードのコンポーネント、タスクのリスト表セッションモードのコンポーネント、タスクのリスト表セッションモードのコンポーネント、タスクのリスト表セッションモードのコンポーネント、タスクのリスト表

示(リストコマンド)示(リストコマンド)示(リストコマンド)示(リストコマンド) 145設定設定設定設定

Siebel クライアントのブラウザ設定 43保存 161モバイル Web クライアント 230ロード 161

設定のロード設定のロード設定のロード設定のロード 161設定パラメータ設定パラメータ設定パラメータ設定パラメータ

DataSources セクション 245, 246Siebel アプリケーション 241Siebel セクション 241アルファベット順のインデックス 232

設定ファイル設定ファイル設定ファイル設定ファイル

Siebel Application Object Manager、パラメータ

の変更に使用 180オプションパラメータ 224構造 221必須パラメータ 221編集 229, 231

設定ファイルの編集設定ファイルの編集設定ファイルの編集設定ファイルの編集 229

そそそそソフトウェアソフトウェアソフトウェアソフトウェア

ブラウザ 43

たたたたタスクタスクタスクタスク

「パラメータ」、「統計」も参照

一時停止中のタスク、再開(タスク管理コマ

ンド) 155現在のタスク状況、リスト表示(リストコマ

ンド) 144セッションモードのコンポーネント、タスクのリス

ト表示(リストコマンド) 145タスクの実行、一時停止(タスク管理コマ

ンド) 155タスクの実行、中止(タスク管理コマンド) 155タスクの実行、停止(タスク管理コマンド) 155タスクモード、新規タスクの起動(タスク管理コマ

ンド) 154バックグラウンドモード、新規タスクの起動(タス

ク管理コマンド) 154

バッチモード、タスクの実行(タスク管理コマ

ンド) 154

てててて定義済みコンポーネント定義済みコンポーネント定義済みコンポーネント定義済みコンポーネント

「コンポーネント」、「あらかじめ定義されているコ

ンポーネント」、「Siebel Server」も参照

説明 20定義状況 92

定義済みコンポーネントの作成中状況、説明定義済みコンポーネントの作成中状況、説明定義済みコンポーネントの作成中状況、説明定義済みコンポーネントの作成中状況、説明 92定義済みコンポーネントの無効化状況、説明定義済みコンポーネントの無効化状況、説明定義済みコンポーネントの無効化状況、説明定義済みコンポーネントの無効化状況、説明 92定義済みコンポーネントの有効状況、説明定義済みコンポーネントの有効状況、説明定義済みコンポーネントの有効状況、説明定義済みコンポーネントの有効状況、説明 92停止停止停止停止

UNIX 上の Siebel Gateway システムサービス 106Windows 上の Siebel Gateway システムサー

ビス 104タスクの実行(タスク管理コマンド) 155

展開した展開した展開した展開した Siebel起動 101シャットダウン 102

展開モード展開モード展開モード展開モード 44テンプレート、テンプレート、テンプレート、テンプレート、Microsoft Internet Explorer のセのセのセのセ

キュリティ設定キュリティ設定キュリティ設定キュリティ設定 48

とととと同期同期同期同期

Siebel Server コンポーネント、同期の時期 85統計統計統計統計

現在の統計値、リスト表示(リストコマンド) 146タスク、値のリスト表示(Server Manager コマ

ンド) 146

ははははバックグラウンドモードのコンポーネント、説明バックグラウンドモードのコンポーネント、説明バックグラウンドモードのコンポーネント、説明バックグラウンドモードのコンポーネント、説明 19バッチモードのコンポーネント、説明バッチモードのコンポーネント、説明バッチモードのコンポーネント、説明バッチモードのコンポーネント、説明 19パラメータパラメータパラメータパラメータ

「Siebel Server」、「エンタープライズパラメータ」

も参照

エンタープライズパラメータ、変更(Server Manager コマンド) 155

現在のパラメータ値、リスト表示(リストコマ

ンド) 145コンポーネントパラメータ、変更(パラメータ管理

コマンド) 156タスクパラメータ、変更(パラメータ管理コマ

ンド) 156汎用パラメータ、リスト 214表 206

パラメータ、管理パラメータ、管理パラメータ、管理パラメータ、管理

Siebel Server パラメータ、管理、説明 69パワーユーザーグループパワーユーザーグループパワーユーザーグループパワーユーザーグループ 50

Siebel システム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイドシステム管理ガイド バージョン 8.1 285

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索引索引索引索引 � ひ

ひひひひビジネスサービス、繰り返しコンポーネントの起動ビジネスサービス、繰り返しコンポーネントの起動ビジネスサービス、繰り返しコンポーネントの起動ビジネスサービス、繰り返しコンポーネントの起動 127標準対話性標準対話性標準対話性標準対話性

概要 45展開要件 47

ふふふふファイアウォールファイアウォールファイアウォールファイアウォール 62ファイルファイルファイルファイル

「固有のファイル」、「設定(CFG)ファイル」も

参照

ActiveX コントロール用の CAB ファイル 52Java アプレット用の CAB ファイル 55コマンド、ファイルからの読み取り 141出力、スプールの開始と停止 141

負荷分散のトラブルシューティング負荷分散のトラブルシューティング負荷分散のトラブルシューティング負荷分散のトラブルシューティング

IP アクセスの確認 37ポートアクセス、確認 38

複数の定義済みコンポーネント、説明複数の定義済みコンポーネント、説明複数の定義済みコンポーネント、説明複数の定義済みコンポーネント、説明 20ブラウザブラウザブラウザブラウザ

Microsoft Internet Explorer 45Siebel クライアントを展開するための設定 43

へへへへヘルプヘルプヘルプヘルプ

Server Manager コマンド、ヘルプの取得 140

ほほほほポートアクセス、確認ポートアクセス、確認ポートアクセス、確認ポートアクセス、確認 38

めめめめメモリ割り当て、メモリ割り当て、メモリ割り当て、メモリ割り当て、3 つの割り当て領域の説明つの割り当て領域の説明つの割り当て領域の説明つの割り当て領域の説明 178

ももももモバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントクライアントクライアントクライアント

展開 43

ゆゆゆゆユーザーグループユーザーグループユーザーグループユーザーグループ 50ユーザーメモリ、説明ユーザーメモリ、説明ユーザーメモリ、説明ユーザーメモリ、説明 178

わわわわ割り当て済みコンポーネントの無効化状況、説明割り当て済みコンポーネントの無効化状況、説明割り当て済みコンポーネントの無効化状況、説明割り当て済みコンポーネントの無効化状況、説明 75,

89割り当て済みコンポーネントの有効化状況、説明割り当て済みコンポーネントの有効化状況、説明割り当て済みコンポーネントの有効化状況、説明割り当て済みコンポーネントの有効化状況、説明 75,

89

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