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NeXtScale nx360 M4 (5455) - Microsoft Windows
Server 2012 / 2012 R2 導入ガイド
(ServeRAID-H1110,M1115編)
OS インストール
INDEX
1. 導入前の作業
1.1 使用するコンポーネント
1.2 オプションの増設
1.3 デバイス・ドライバーの準備
1.3.1 必要となるデバイス・ドライバー
1.3.2 デバイス・ドライバーの入手方法
1.4 RAID の構成
1.4.1 ServeRAID-H1110 コントローラー環境での RAID 構成
1.4.2 ServeRAID-M1115 コントローラー環境での RAID 構成
2. Windows Server 2012 の導入
3. デバイス・ドライバの導入・更新
3.1 Intel Chipset Software installation utility
1. 導入前の作業
当ガイドは、ServerGuide を使用しないでWindows Server 2012 を導入する手順を記述しています。
また、ServerGuide を使用しないでWindows Server 2012 R2 を導入する場合について補足しています。
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【ご利用の前にお読みください!】
■冷却ファン&電源機構コントローラーのファームウェア更新について
特定のハードウェア構成下で、NeXtScale nx360 M4の電源を投入できない、などとい
った現象が発生する場合があります。
この現象の原因は、NeXtScale System n1200 エンクロージャー (5456-A2J)の冷却
ファン&電源機構コントローラー(Fan and Power Controller)のファームウェアバージョ
ンが古いことに起因します。
このため、冷却ファン&電源機構コントローラーのファームウェアバージョンは、可能な
限り最新バージョンを適用されることを推奨いたします。
■電源のオンについて
NeXtScale nx360 M4をエンクロージャーに搭載して電力の供給が開始されると、統合
管理モジュール(IMM2)の初期化が開始されます。
この間、電源ボタンのパワーオン LEDは高速で点滅(1 秒間に 4 回点滅)し、使用不
可の状態です。
(環境の違いなどにより多少の誤差が発生する場合がありますが、初期化にはおよそ
90秒かかります)
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この場合、低速で点滅(1 秒間に 1 回点滅)する状態になるまで、しばらくお待ちくださ
い。
■キーボード・マウスからの入力とモニターへの出力について
NeXtScale nx360 M4から直接コンソール(キーボード・マウス、モニター)への入出力を
行う場合、コンソールを接続するための専用のケーブルが必要となります。
このケーブル(キーボード(USB)/マウス(USB)/モニター/シリアル変換ケーブル)は、
Enclosureに同梱されています。
1.1 使用するコンポーネント
当ガイドにおける導入では、以下のメディア、ドライブ、ソフトウェアを使用します。
(1) Windows Server 2012 DVD (またはWindows Server 2012 R2 DVD)
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(2) DVD が読み取り可能な光学ドライブ
NeXtScale nx360 M4 は、CD/DVD ドライブは搭載されておりません。
DVD メディアよりインストールを行う場合には、別途、DVD メディアの読み取りが可能な光学ドライブをご用
意いただく必要がございます。
(3) デバイス・ドライバー各種
・Intel Chipset Software installation utility
詳細については、「1.3 デバイス・ドライバーの準備」で説明します。
<参考!> インストール方法によって、必要となるコンポーネントが異なります!
NeXtScale nx360 M4に OSをインストールする場合、以下の 2つの方法があります。
それぞれ、インストール作業時に必要となるコンポーネントは以下のとおりです。
【ローカルインストール】
NeXtScale nx360 M4に、光学ドライブやコンソールを直接接続して、インストール作業
を実行する方法です。
ローカルインストールを行う場合は、Enclosureに同梱されている専用のケーブル(キ
ーボード(USB)/マウス(USB)/モニター/シリアル変換ケーブル)と、外付け用 USB光
学ドライブや USBキーボード/USBマウス、モニターが、別途必要となります。
また、キーボード(USB)/マウス(USB)/モニター/シリアル変換ケーブルの USBポート
は 2口となります。
このため、キーボードとマウス、光学ドライブの 3つを同時に接続する場合は、別途
USB HUBなどをご用意いただく必要がございます。
【リモートインストール時に必要となるコンポーネント】
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NeXtScale nx360 M4に、インストール作業用の PCからネットワーク経由で接続して、
リモートからインストール作業を実行する方法です。
リモートインストールを行う場合は、インストール作業用の PC と、IMM2アドバンスト
が、別途必要となります。
NeXtScale nx360 M4には、統合管理モジュールである Integrated Management
Module II (IMM2)が搭載されています。
IMM2のリモートコンソール機能を利用することで、インストール作業用の PCに接続し
た光学ドライブやキーボード・マウス、モニターを使ったネットワーク経由での OSのイ
ンストールが可能となります。(ネットワーク品質が著しく低い場合は、リモートコンソー
ル機能が想定どおりに利用できない場合があります)
ただし、リモートコンソール機能は、IMM2をアドバンストにアップグレードすることで利
用可能となるため、別途アップグレードオプションが必要となります。
※NeXtScale nx360 M4 の IMM2は、標準ではベーシックです。
また、ベーシックからアドバンストにアップグレードするためには、一旦ベーシックから
スタンダードにアップグレードしていただく必要があります。
このため、スタンダードへのアップグレードのためのアップグレードオプションである
Integrated Management Module(IMM) Standard UPG(90Y3900)と、 スタンダードからア
ドバンストへのアップグレードのための Integrated Management Module(IMM)
Advanced UPG(90Y3901)の 2つが必要となります。
1.2 オプションの増設
NeXtScale nx360 M4では、CPUにつき少なくとも 1つの DIMMを必要とします。2CPU構成にされる場合
は最低 2 つの DIMMを必要とします。
取り付け順序などを含む注意事項に関しては、最新のシステム・ガイド、またはマニュアルをご確認ください。
※取り付け順序は、NeXtScale nx360 M4 のトップ・カバーの裏側にも印刷されています。
1.3 デバイス・ドライバーの準備
NeXtScale nx360 M4 で使用可能な各種デバイス・ドライバーと、その入手方法について説明します。
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1.3.1 必要となるデバイス・ドライバー
当ガイドで使用するデバイス・ドライバーは、以下のとおりです。
・CHIPSET-INF
Intel Chipset Software Installation Utility
※Windows Server 2012 / 2012 R2 導入後に必要となります。
上記以外の各コンポーネントに対しては、基本的にWindows Server 2012 / 2012 R2 が標準で持つドライ
バーが適用されますが、Lenovo Web サイトにて最新版のドライバーが公開されている場合がございます。
必要であれば、それぞれ最新版をダウンロードして、別途適用してください。
また、Windows Server 2012 / 2012 R2 がドライバーを持たないオプション製品を搭載されている場合は、
Windows Server 2012 / 2012 R2 導入後にそれらオプション製品に対して別途ドライバーを適用する必要
があります。
当ガイドでは、Lenovo Web サイトより以下のファイルを入手して適用します。※最新版が存在する場合は
最新版のご利用を推奨いたします。
・intc_dd_inteldp_9.4.0.1026_windows_32-64.exe
1.3.2 デバイス・ドライバーの入手方法
ドライバーやファームウェアを更新する場合、OS 導入後に UpdateXpress System Pack Installer(UXSPI)
を利用することで一括して更新することができます。
UpdateXpress System Pack Installer の使用方法の詳細については、下記のガイドをご参照ください。
System x BladeCenter UpdateXpress System Pack Installer ガイド
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd08.nsf/jtechinfo/SYJ0-02FE011
また、Web サイトから必要となるデバイス・ドライバーのパッケージファイルを、個別にダウンロードして入手
することもできます。
当ガイドでは、デバイス・ドライバーを個別に入手する方法について説明します。
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【入手方法】
1
Fix Central にアクセスし、ご利用の機種などを選択してください。
Fix Central
http://www-933.ibm.com/support/fixcentral/
NeXtScale nx360 M4 の場合は、以下のように逐次、項目を選択して[次へ進む]ボタンを押していきます。
製品グループ:
[System x]
[NeXtScale nx360 M4]
[5455]
オペレーティング・システム:
[Windows Server 2012]※1
※1…ご利用の機種や OS に合わせて選択してください。
Fix Central の使用方法詳細については、Fix Central 使用ガイドをご参照ください。
Fix Central 使用ガイド
http://www.ibm.com/software/jp/support/fixcentral/
2
表示されるフィックスの一覧より、必要となるドライバー パッケージすべてにチェックをいれて、[次へ進む]ボ
タンを押してください。
必要となるドライバーについては、「1.3.1 必要となるデバイス・ドライバー」を参照してください。
※過去のバージョンが必要である場合は、"置き換えたフィックスが含まれるようにします"(include
superseded fixes)のリンクをクリックして、古いバージョンを表示させてください。
3
使用条件が表示されます。
内容を確認して、使用条件に同意される場合は[同意します]ボタンを押します。
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4
ダウンロード画面が表示されます。
画面右側の[ダウンロード・オプションの変更]をクリックすることで、ダウンロード方法を変更することができま
す。
※当ガイドでは、[ブラウザー (HTTP) を使用したダウンロード]にチェックを入れました。
5
必要なパッケージをクリックして、ダウンロードして下さい。
ダウンロードしたファイルは、必要に応じて展開しておいてください。
・ZIP形式(拡張子が.zip)
アーカイバーなどを使用してファイルを展開してください。
・CDまたは DVD イメージ(拡張子が.iso)
お手持ちの PCについているCD-R/DVD-Rドライブに対応し、かつ iso imageを書き込み可能なライテ
ィング・ソフトにて CDを作成してください。※詳細についてはライティング・ソフトの供給元にお問い合わ
せください。
・EXE形式(拡張子が.exe)
OS 上で実行することによりインストーラーが起動します。ウィザード形式で画面に従って導入することが可
能となっております。
1.4 RAID の構成
NeXtScale nx360 M4 には、モデルによって搭載されている Disk/RAID コントローラーが異なります。また、
必要に応じて、複数ある RAID コントローラーからオプションを選択して搭載することができます。
RAID 構成が可能なコントローラーをご利用になる場合、OS のインストールを行う前に RAID の構成を行っ
ておく必要があります。
当ガイドでは、以下のケースについて記載しております。
オプションとして ServeRAID-H1110 コントローラーを搭載される場合は、RAID 構成は uEFI 設定画面より
行います。「1.4.1 ServeRAID-H1110 コントローラー環境での RAID 構成」の項に進んでください。
オプションとして ServeRAID-M1115 コントローラーを搭載される場合は、RAID 構成は uEFI 設定画面、ま
たはWebBIOS より行います。「1.4.2 ServeRAID-M1115 コントローラー環境での RAID 構成」の項に進
んでください。
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1.4.1 ServeRAID-H1110 コントローラー環境での RAID 構成
ServeRAID-H1110 をご利用の場合、OS の導入前の RAID の構成は、uEFI 上より設定ツールを起動して
行う必要があります。
【構成方法】
1
サーバーの電源を入れると、System x のロゴが表示されます。しばらくして画面下に「<F1> Setup」と表示
されたら、[F1]キーを押して「Setup Utility」を起動します。
2
Setup ユーティリティー「System Configuration and Boot Management」が表示されますので「System
Settings」を選択します。
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3
「System Settings」画面が表示されます。「Storage」メニューを選択して[Enter]キーを押します。
4
「Storage」画面が表示されます。「LSI SAS2 MPT Controller SAS~」を選択して[Enter]キーを押します。
5
「LSI SAS2 MPT Controller Configuration」画面が表示されます。「LSI SAS2 MPT Controller Version ~」
を選択して[Enter]キーを押します。
6
「Configuration Options」画面が表示されます。「Controller Management」を選択して[Enter]キーを押しま
す。
7
「Controller Management」画面が表示されます。「Create Configuration」を選択して[Enter]キーを押しま
す。
※「Create Configuration」の項が表示されていない場合、すでに RAID が構成済みである可能性がありま
す。
参考!
設定した RAIDの構成を削除する場合、「Clear Configration」画面より RAID構成を削除してください。確認
画面が表示されますので、内容を確認後に削除を行ってください。
8
「Create Configuratoin」画面が表示されます。
「Select RAID Level」の項の値を選択して、[Enter]キーを押します。※初期状態で<RAID0>と表示されてい
ます。
構成可能な RAID レベルが表示されますので↓↑キーで構成する RAID レベルを選択して[Enter]キーを押し
ます。
※ご利用になられる RAID コントローラーや、オプションの搭載・適用状況により、構成可能な RAID レベル
が異なります。
今回は RAID1 を構成しますので、「RAID1」を選択して[Enter]キーを押します。
9
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「Select Physical Disks」を選択して[Enter]キーを押下します。
10
選択可能なディスクの一覧が表示されますので、スペース・キーを使ってディスクを選択します。選択が終了
したら「Apply Changes」を押して RAID を構成します。※「Check All」を選択して[Enter]キーを押すと、すべ
てのドライブを選択することができます。
11
確認画面で「Confirm」にチェックをいれて「Yes」を押します。操作が完了したことを示すメッセージが表示さ
れますので、「OK」を選択して[Enter]キーを押します。
12
「Configuration Operations」画面が表示されますので、[Esc]キーを 4 回押して uEFI の最初の設定画面
「System Configuration and Boot Management」に戻ります。
「Save Settings」を選択して設定を保存後、「Exit Setup」を選択して uEFI 設定画面を終了させます。
※その際¥「Do you want to exit Setup Utility?」と表示されますので、[Y]キーを押してください。
以上で ServeRAID-H1110 コントローラーを利用する場合の RAID の構成は終了です。
1.4.2 ServeRAID-M1115 コントローラー環境での RAID 構成
ServeRAID-M1115 コントローラーをご利用の場合、OS の導入前の RAID の構成は、OS に依存しない以
下の設定ツールを起動して行う必要があります。
・uEFI 上の、「LSI MegaRAID <ServeRAID M1115 SAS/SATA Controller> Configuration Utility」
・ServeRAID アダプターBIOS 上の、「WebBIOS」
ここでは「WebBIOS」にて RAID1 を構成する手順について記述しております。
※オプションの搭載、適用状況により構成可能な RAID レベルが異なります。
ホットスペアの指定などの詳細については下記ガイドをご参照下さい。
MegaRAID ストレージ・マネージャー 導入ガイド
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-0257271
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【構成方法】
1
サーバーの電源を入れると、System x のロゴが表示されます。しばらくして画面下に「<F1> Setup」と表示
されたら、[F1]キーを押して「Setup Utility」を起動します。
2
Setupユーティリティー「System Configuration and Boot Management」画面が表示されますので「System
Settings」を選択します。
3
「System Settings」画面が表示されますので、「Adapters and UEFI Drivers」を選択します。
4
「Adapters and UEFI Drivers」画面が表示されます。「Please press ENTER to compile the list of drivers」
が選択されていますので、そのまま[Enter]キーを押します。
5
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「LSI EFI SAS Driver」の項より「PciRoot(0x0)/Pci(0x3,0x0)/Pci(0x0,0x0)」を選択して[Enter]キーを押しま
す。※ハードウェア構成によって、表記が異なっている場合がございます。
6
WebBIOSかコマンドライン・インターフェースどちらを起動するか選択する画面が表示されますので「1」を入
力してWebBIOS を起動します。
7
アダプターの選択画面が表示されますので「ServeRAID-M1115」にチェックが付いていることを確認し、
[Start]ボタンを押します。
8
左側のメニューから「Configuration Wizard」を選択します。
9
「New Configuration」を選択して[Next]ボタンを押します。
10
既存の構成は破棄されますという警告が表示されますが、今回は新規作成なので「Yes 」を押します。
11
「Manual Configuration」を選択して[Next]ボタンを押します。
12
左側の Drives の画面でアレイに含めるディスクを選択し[Add To Array]ボタンを押します。(Shift キー+↑↓
矢印キーで複数選択できます)
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13
DriveGroupsにアレイに含めるディスクがすべて表示されたことを確認します。※ここでは 2台のHDDが右
側に表示されています。
[Accept DG]ボタンを押して次に進みます。
![Page 15: (ServeRAID-H1110,M1115 編 · キーボード・マウスからの入力とモニターへの出力について NeXtScale nx360 M4から直接コンソール(キーボード・マウス、モニター)への入出力を](https://reader033.vdocuments.site/reader033/viewer/2022051901/5ff0ef4730721e6af5211a78/html5/thumbnails/15.jpg)
Data Protection の設定に関する確認画面「If you disable data protection ...」が表示された場合は、[Yes]
ボタンを押します。
※Data Protection の設定は Disable(初期設定のまま)で構成して下さい。
14
右側の Drive Group0 が確定されサイズが表示されたら[Next]ボタンを押します。
15
Span Definition の画面が表示されます。ここでは Drive Group はひとつしかありませんのでそのまま[Add
to SPAN]ボタンを押します。
(スパンアレイの作成を行われる場合は、MegaRAID ストレージ・マネージャー 導入ガイドをご参照ください)
16
右側の Span エリアに Drive Group:0 が移ったことを確認して、[Next]ボタンを押します。
17
Virtual Drive Difinition の設定画面が表示されます。RAID Level の確認と Select Size の入力は必須で
すので必ず指定してください。
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[Update Size]ボタンを押すことにより、各 RAID レベルで指定可能な Max サイズを設定することができます。
各 RAID レベルで指定可能な Max サイズは右側に緑の字で表示されております。
Max 値より小さいサイズを指定することにより Virtual Drive(仮想ディスク)を複数作成できます。
ここでは RAID1 で1つの Virtual Drive を作成しますので Max 値を入力しています。
その他の項目につては基本的にデフォルト値で問題ありません。詳細については User's Guide をご参照下
さい。
各設定値を指定後、[Accept]ボタンを押します。
18
選択したWrite Policy の説明と確認の画面が表示されますので[Yes]ボタンを押します。
19
Drive Group 0 の下に Virtaul Drive "VD 0" が作成されたことを確認し[Next]ボタンを押します。
20
構成のプレビュー画面が表示されますので確認して[Accept]ボタンを押します。
アレイが構成された Physical Drive は緑色で表示されております。
21
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構成保存の確認画面が表示されますので[Yes]ボタンを押します。
22
Virtaul Drive を Initialize する確認画面が表示されます。今回は新規作成ですので、[Yes]ボタンを押して
Initialize を行います。
25
Initialize が行われます。(Background で行われるため、すぐに Initialize 画面は終わり、次の画面が表示さ
れます)
当ガイドでは新規作成した Virtaul Drive に OS を導入しますので、Initialize 完了後に「Set Boot
Drive(current=NONE)」にチェックを入れて「Go」ボタンを押します。
26
「Set Boot Drive(current=0)」に変わったことを確認後、[Home]ボタンをしてWebBIOS のメニュー画面に戻
ります。
27
2 本のディスクで RAID1 の Virtual Drive の作成が完了した画面です。
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28
「Exit」を選択してWebBIOSを終了します。
※メニュー項目が一画面に収まりきらず、「Exit」が表示されていない場合がございます。このような場合は
「Next」ボタンが表示されますので、「Next」ボタンを押して次の画面を表示させて「Exit」してください。
29
確認画面が表示されますので[Yes]ボタンを押します。
30
以下の画面が表示されますので[Enter]キーを押して、uEFI の設定画面に戻ります。
31
[Esc]キーを 2回押すと uEFIの最初の設定画面「System Configuration and Boot Management」に戻りま
す。
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ここでさらに[Esc]キーを押して終了します。
※その際「Do you want to exit Setup Utility?」と表示されますので、[Y]キーを押してください。
以上で ServeRAID-M1115 コントローラーを搭載している場合の RAID の構成は終了です。
2. Windows Server 2012 の導入
当ガイドでは、Windows Server 2012 の DVD メディアを使用して、uEFI モードで導入を行っております。
※Windows Server 2012 R2 を導入する場合も、同様の手順となります。
NeXtScale nx360 M4 のファームウェアは uEFI に準拠しているため、uEFI に対応しているWindows
Server 2012 / 2012 R2 を導入する際、通常は uEFI モードで導入されます。
また、NeXtScale nx360 M4 は、起動時に uEFI モードで起動できるデバイスを最初に検索します。
uEFI モードで起動できるデバイスがなかった場合に、改めて BIOS モードで起動できるデバイスを検索しま
す。
したがって、Windows Server 2012 / 2012 R2 を BIOS モードで導入する場合は、最初に BIOS モードで起
動できるデバイスを検索するよう、NeXtScale nx360 M4 の設定を変更してください。
この設定は、uEFI 上の設定画面にて行うことができます。設定方法については、以下のヒント集の"方法 1"
をご参考ください。
Windows Server 2012 の導入における uEFI モードと BIOS モードの違いについて
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-00E1069
【導入手順】
1. サーバー本体の電源を投入し、直ちにWindows Server 2012 / 2012 R2の DVD メディアを DVD-ROM
ドライブに挿入し、DVD メディアからブートします。
![Page 20: (ServeRAID-H1110,M1115 編 · キーボード・マウスからの入力とモニターへの出力について NeXtScale nx360 M4から直接コンソール(キーボード・マウス、モニター)への入出力を](https://reader033.vdocuments.site/reader033/viewer/2022051901/5ff0ef4730721e6af5211a78/html5/thumbnails/20.jpg)
<注意!> Windows Server 2012 / 2012 R2の DVD メディアからのブート方法について
Windows Server 2012 / 2012 R2の DVD メディアからブートするには、System x ロゴ
が表示されたタイミングで<F12>キーを押します。
しばらくすると、起動デバイスの選択画面「Boot Devices Manager」が表示されます。
【uEFIモードで導入する場合】
[Legacy Only]にチェックが入っていないことを確認してから、Windows Server 2012 /
2012 R2の DVD メディアが挿入された[CD/DVD]ドライブを選択して、<Enter>キーを
押してください。
続けて「Press any key to boot from CD or DVD ...」と表示されますので、<Enter>キー
などを押すと Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メディアからブートします。
※当ガイドでは、uEFIモードで導入を行っております。
【BIOSモードで導入する場合】
起動デバイスの選択画面「Boot Devices Manager」の[Legacy Only]にチェックを入れ
ます。([スペース]キーを押すことで、選択している項目にチェックを入れることができ
ます)
続けて Windows Server 2012 / 2012 R2の DVD メディアが挿入された[CD/DVD]ドラ
イブを選択して、<Enter>キーを押してください。
自動的に Windows Server 2012 / 2012 R2の DVD メディアからブートします。
2. 「Windows のインストール」画面が表示されるまでお待ちください。画面が表示されたら、言語とその他
の項目を選択して[次へ]ボタンを押してください。
※ここでは、初期設定のまま導入を行います。
「インストールする言語」 :日本語(日本)
「時刻と通貨の形式」 :日本語(日本)
「キーボードまたは入力方式」 :Microsoft IME
「キーボードの種類」 :日本語キーボード(106/109 キー)
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3. 「今すぐインストール」のメッセージが表示されます。メッセージ部分をクリックしてください。
4. プロダクト キーの入力画面が表示されます。プロダクト キーを入力して[次へ]ボタンを押してください。
5. インストールするWindows の選択画面が表示されます。
購入したエディションが正しく表示されているを確認し、「Server Core インストール」、「GUI 使用サーバー」
のいずれかを選択して[次へ]ボタンを押してください。
6. 「マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項」が表示されます。
内容を確認の上、「同意します」にチェックを入れて[次へ]ボタンを押してください。同意できない場合にはイ
ンストールはできません。
7. インストールの種類の選択画面が表示されますので、「カスタム: Windows のみをインストールする」を
選択してください。
8. 「Windows のインストール場所の選択画面が表示されます。
この段階ではパーティションが作成されていないので、インストール可能なパーティションの作成を行います。
「ドライブ 0 の割り当てられていない領域」を選択して[ドライブ オプション]ボタンを押し、続けて[新規]ボタ
ンを押してください。※認識順などによっては、必ずしもドライブ 0 とならない場合があります。その場合は適
宜読み替えてください。
9. 作成するパーティションのサイズを入力して[適用]ボタンを押してください。※作成したパーティションとは
別に、システムが使用するパーティションも作成されます。
10. 作成したパーティションを選択して、[次へ]ボタンを押すと、インストールが開始されます。
インストール中に数回、自動的に再起動されます。インストールが完了するまでしばらくお待ちください。
11. インストール完了後、最初にログオンする前にパスワードを設定する必要があります。
画面の指示に従って、Administrator のパスワードを設定してください。
12. コンピュータ名やネットワークの設定などは、自動的に行われています。
これらの変更が必要な場合、以下の方法で行うことが可能です。
・Server Core インストール環境の場合
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サインイン(ログオン)後に、「コマンド プロンプト」が表示されます。
現在のコンピュータ名は"hostname"コマンド、ネットワーク設定は"ipconfig"コマンド
で、それぞれ確認することができます。
コンピュータ名の変更やネットワークの設定、OSの再起動や停止などは、メニュー形
式の「SCONFIG ユーティリティ」 から行うことが可能です。
「SCONFIG ユーティリティ」は、<コマンド プロンプト>にて"sconfig"コマンドを実行す
ることで起動することが出来ます。
・GUI 使用サーバー環境の場合
サインイン(ログオン)後に、「サーバー マネージャー」が表示されます。
コンピュータ名の変更やネットワークの設定、OSの再起動や停止などは、「サーバー
マネージャー」の<ローカル サーバー>の項目にて行うことができます。
以上の手順で Windows Server 2012、またはWindows Server 2012 R2 のセットアップ が完了しました。
<参考!> 導入した Windows Server 2012 / 2012 R2 の Editionを確認する方法につい
て
導入した Windows Server 2012 / 2012 R2の Editionについては、以下の方法で確認
することができます。
・Server Core インストール環境の場合
「コマンドプロンプト」や「Windows PowerShell」にて、"systeminfo"コマンドを実行して
OS名を確認してください。
「Microsoft Windows Server 2012 Standard」などと表示されることで、OSが正しく導入
されたことを確認できます。
・GUI 使用サーバー環境の場合
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「サーバー マネージャー」を起動して、<ツール> - <システム情報>の OS名を確認し
てください。
「Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter」などと表示されることで、OSが正しく
導入されたことを確認できます。
<参考!> 導入した Windows Server 2012 / 2012 R2 が、uEFI / BIOSモードのどちらで
導入されているのかを確認する方法について
導入した Windows Server 2012 / 2012 R2 が、uEFI / BIOSモードのどちらで導入され
ているのかについては、以下の方法で確認することができます。
・Server Core インストール環境の場合
「コマンドプロンプト」や「Windows PowerShell」にて、以下の方法で確認できます。
1."diskpart"コマンドを実行します。
2."list disk"コマンドを実行して、Windows Server 2012 / 2012 R2が導入されているデ
ィスクの GPTの項目を確認します。それぞれ以下のとおりです。
「*」と表示されている場合は、uEFIモード。
「 」(空白)になっている場合は、BIOSモード。
確認したら、"exit"コマンドを実行して"diskpart"を終了します。
・GUI 使用サーバー環境の場合
「サーバー マネージャー」より、以下の方法で確認できます。
1.「サーバー マネージャー」を起動して、<ツール> - <コンピューターの管理>を開きま
す。
2.<ディスクの管理>の項目を開き、Windows Server 2012 / 2012 R2 が導入されたディ
スクを右クリックしてプロパティを開きます。
3.<ボリューム>タブを開いて[パーティションのスタイル]の項目を確認します。それぞ
れ以下のとおりです。
「GUID パーティション テーブル (GPT)」と表示されている場合は、uEFIモード。
「マスター ブート レコード (MBR)」と表示されている場合は、BIOSモード。
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3. デバイス・ドライバの導入・更新
Windows Server 2012 / 2012 R2 の導入が完了した段階で、デバイス・ドライバなどの不足によりデバイス
マネージャ上で以下の様な「ほかのデバイス」が表示されます。
この項では不足しているデバイス・ドライバのインストール方法を示します。既にインストールされているデバ
イス・ドライバに関しても、Web 上に最新のものが存在した場合は、アップグレードすることをお勧めいたしま
す。
3.1 Intel Chipset Software installation utility
NeXtScale nx360 M4 のシステムボードのデバイス・ドライバーを適用します。デバイス マネージャー上の
「ほかのデバイス」に表示されている「基本システム デバイス」に適用されます。
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1. 「1.3 デバイス・ドライバの用意」で入手した”intc_dd_inteldp_9.4.0.1026_windows_32-64.exe” のファ
イルを、CD-RやUSBメモリ等のメディアを用いてNeXtScale nx360 M4の適当なフォルダにコピーします。
コピーしたファイルをダブルクリックして起動してください。
2. インストーラが起動し、「Querying System Package Information」画面が表示されますので、「Perform
Update」がチェックされていることを確認して、[Next >]ボタンを押してください。
3. 「Package and System Match Ready to Update System」画面が表示されますので、[Update]ボタンを
押してください。
4. 「Success」画面が表示されるまでお待ちください。表示されたら[Exit]ボタンを押してください。
デバイス マネージャ上でほかのデバイスに 表示されていた「基本システムデバイス」などにドライバーが
適用され、ほかのデバイスから消えたことが確認できます。
以上
【免責】
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