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様式 A 応用物理Ⅰ(佐藤) 科目にかかわる情報 科目の 基本 情報 授業科目 (欧文) 応用物理 I Applied Physics I 単位 一般・専門の別・ 学習の分野 専門・自然科学系基礎・ 共通 授業形態・学期 講義・通年 対象学生 M-3 E-3 S-3 C-3 必修・履修・ 履修選択・選択の別 必修 教員に かかわ る情報 担当教員・所属 佐藤誠・一般科目 研究室等の連絡先 佐藤 一般科目棟3階(内線:8186)[email protected] 科目の 学習・ 教育内 容にか かわる 情報 基礎となる学問分野 数物系科学/物理/物理一般 学科学習目標との 関連 本科目は各工学科学習目標「(1)数学,物理を中心とした自然科学系 の科目に関する知識を修得し,各工学に関する基礎知識として応用する 能力を身につける。」に相当する科目である。 技術者教育 プログラムとの関連 本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知 識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分 野の知識を修得し,説明できること」である。本科目は大学相当の内容 を含む科目で,技術者教育プログラムの履修認定に関係する。 授業の概要 前半は,高校の教科書を使って,見かけの力や万有引力を取り扱う。 後半では,2階の微分方程式で表された運動方程式を解くことにより運 動を解析する。 学習目的 物理学は自然科学の中で最も基礎的な学問の一つであり, 様々な工学 技術の分野に物理学の成果や手法が応用されている。したがって, 各専 門分野を学ぶ際には, 物理学の基礎を十分に理解しておく必要がある。 到達目標 . 円運動について理解し,関連する問題が解ける。 . 慣性力の概念を理解する。 . 単振動や万有引力に関連する簡単な問題が解ける。 . 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。 履修上の注意 本科目は必修科目のため,3学年課程修了のためには履修(欠席時間 数が所定の授業時間数の3分の1以下)が必須である。 履修のアドバイス 授業だけでは理解できない。必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。基礎概念の理解と応用に主眼 をおいて学習して欲しい。 基礎科目 物理 I(1年),物理Ⅱ(2),基礎数学 I(1),基礎数学 II(1),微分 積分 I(2) 関連科目 微分積分Ⅱ(3年),数理科学 I(4),応用物理 II(4)

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Page 1: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 応用物理Ⅰ(佐藤)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

応用物理 I

Applied Physics I 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門・自然科学系基礎・

共通 授業形態・学期 講義・通年

対象学生

M-3 E-3 S-3 C-3

必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 佐藤誠・一般科目

研究室等の連絡先 佐藤 一般科目棟3階(内線:8186):[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 数物系科学/物理/物理一般

学科学習目標との

関連

本科目は各工学科学習目標「(1)数学,物理を中心とした自然科学系

の科目に関する知識を修得し,各工学に関する基礎知識として応用する

能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分

野の知識を修得し,説明できること」である。本科目は大学相当の内容

を含む科目で,技術者教育プログラムの履修認定に関係する。

授業の概要

前半は,高校の教科書を使って,見かけの力や万有引力を取り扱う。

後半では,2階の微分方程式で表された運動方程式を解くことにより運

動を解析する。

学習目的

物理学は自然科学の中で最も基礎的な学問の一つであり, 様々な工学

技術の分野に物理学の成果や手法が応用されている。したがって, 各専

門分野を学ぶ際には, 物理学の基礎を十分に理解しておく必要がある。

到達目標

1. 円運動について理解し,関連する問題が解ける。

2. 慣性力の概念を理解する。

3. 単振動や万有引力に関連する簡単な問題が解ける。

4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること

ができ,さらにその解を求めることができる。

履修上の注意 本科目は必修科目のため,3学年課程修了のためには履修(欠席時間

数が所定の授業時間数の3分の1以下)が必須である。

履修のアドバイス

授業だけでは理解できない。必ず,予習,復習を必要とする。試験前

の暗記ではどうにもならない科目である。基礎概念の理解と応用に主眼

をおいて学習して欲しい。

基礎科目 物理 I(1年),物理Ⅱ(2),基礎数学 I(1),基礎数学 II(1),微分

積分 I(2)

関連科目 微分積分Ⅱ(3年),数理科学 I(4),応用物理 II(4)

Page 2: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 応用物理Ⅰ(佐藤)

授業にかかわる情報

授業の方法

板書を中心に授業を進めるが,理解を深めるためにできるだけ学生間で議論す

ることを促す。物理概念の理解に重きを置いた授業を行う。小テスト,課題レポ

ートを課し,学生の理解度を確認しながら授業を進める。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週~4週

5週~7週

8週

9週

10~11週

12~14週

15週

前期ガイダンス

円運動,問題集

慣性力と遠心力,問題集

(前期中間試験:上記の範囲))

前期中間試験の返却と解説,単振動

単振動,問題集

万有引力,問題集

(前期末試験:前期中間以降の範囲)

前期末試験の返却と解説

16週

17~19週

20~23週

24週

25週

26週

27,28週

29週

30週

前期末試験の返却と解説・後期ガイダンス

質点の力学(微分積分を用いた位置,速度,加速度)

運動方程式(微分方程式として)

(後期中間試験:後期上記の範囲)

後期中間試験の返却と解説

学習到達度試験(1 月初旬)

回転に関する運動方程式

座標変換と慣性力

(学年末試験:後期中間試験以降の範囲)

学年末試験の返却と解説

教科書,教材等 教科書:初歩から学ぶ基礎物理学 力学 I,II(大日本図書),柴田洋一他編著

参考書:力学 I 問題集(大日本図書)

成績評価方法

4回の定期試験成績を70%(均等評価),平素の演習,小テスト,レポート

などを30%とする。成績不振者には補講と再試験を課して,60点を上限に定

期試験の成績を置換する。学習到達度試験成績は学年末試験に30%の重みで加

える。10分を超える遅刻は四半期ごとの成績評価の際に1回につき2点減点。

受講上のアドバイス

関係式を暗記しても役に立たない。自らの手で問題を解き,悩むことが理解の

早道である。遅刻の回数が多い場合は,警告を行った後,欠席扱いとすることが

ある。

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様式 A 電気電子工学入門(嶋田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子工学入門

First Step to Electrical and

Electronic Engineering

単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-1 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 嶋田賢男・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科等2階 内線:8262

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(1)数学,物理を中心とした自然

科学系の科目に関する知識を修得し,電気電子工学に関する基礎知識と

して応用する能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化」である。

授業の概要

1年生が電気工学に親しむことができるように,電気工学の最も基本

と考えられる直流回路について学習する。また,電気工学に興味がもて

るように,電気の歴史についても学習する。

学習目的

電気の基礎を理解することで,今後の専門科目が理解しやすくなるよ

うに,電気工学の最も基本と考えられる直流回路の内容を理解すること

を目的とする。また,電気の歴史の内容を理解することも目的とする。

到達目標

1. 電荷と電流,電圧を説明できる。

2. 直流でのオームの法則を説明し,電流・電圧・抵抗の計算ができる。

3. 合成抵抗や分圧・分流の考え方を説明できる。

4. キルヒホッフの法則を説明し,直流回路の計算に用いることができる。

5. 電気の歴史について説明できる。

履修上の注意 1学年過程修了のため履修(欠席時間数が10欠課以下)が必須であ

る。

履修のアドバイス

直流回路の知識理解だけでなく,演習により回路解析を行う能力を養

うことも重要であるため,受講者は自主的に課題に取り組むことも必要

である。

基礎科目 中学で学んだ数学・理科

関連科目 専門科目全般

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様式 B 電気電子工学入門(嶋田)

授業にかかわる情報

授業の方法

授業時間割の都合で前期に開講し,1週2単位時間で開講する。

板書を中心に授業を進めていく。理解を深めるために,適宜演習を解かせなが

ら授業を進めていく。また,状況に応じてレポート・課題を与える。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3週

4週

5週

6週

7週

8週

9週

10-12週

13週

14週

15週

ガイダンス,電気とは

電流・電圧・起電力,オームの法則

抵抗の直列接続,抵抗の並列接続

分流回路,分圧回路

電気の歴史(電気理論に関する内容)

電気の歴史(通信機器・照明などに関する内容)

電気の歴史(エレクトロニクスに関する内容)

(前期中間試験)

前期中間試験の返却と解答・解説,キルヒホッフの法則

キルヒホッフの法則の演習

ホイートストンブリッジ,電池の接続法

消費電力,電気抵抗

(前期末試験)

試験の返却と解答・解説

教科書,教材等

教科書:「電気基礎 上」(東京電機大学出版局)

参考書:「演習電気基礎 上」(東京電機大学出版局)

岩本洋「絵で見る電気の歴史」(オーム社)

成績評価方法

2回の定期試験の結果を同等に評価する(70%)。演習およびレポートを評

価する(30%)。試験には,筆記用具以外の持込を許可しない。

成績不振者には再試験を実施する場合がある。

受講上のアドバイス

板書される内容を理解しながらノートに取ることを薦める。その日にノートを

見返して理解不足の箇所を明確にし,次の授業で質問するように心掛けること。

25分以上の遅刻は1欠課,75分以上の遅刻は2欠課として扱う。遅刻3回

で1欠課とする。

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様式 A 情報リテラシー(八木)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

情報リテラシー

Information literacy 単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門・

情報・制御 授業形態・学期

講義・演習

通年

対象学生 E-1 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 八木秀幸・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟3階西,電話:(内線)8261

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 総合領域/情報学/情報学基礎

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(C)情報技術の修得」で

あるが,「(A)技術に関する基礎知識の深化」にも関与する。

授業の概要 技術者として必須となっているパソコンの操作方法およびインターネ

ットの利用法などの情報関係基礎について理解する。

学習目的

パソコンの基本操作,アプリケーションの操作,パソコン用語につい

て習得し,コンピュータを活用する能力を養うとともに,インターネッ

トに関する基礎知識(ネチケットやセキュリティ)と情報収集方法につ

いて理解することを目標とする。

到達目標

1.ストレスなく文字を入力することができる。(タッチタイピング日本

語 100 文字/分程度)

2.コンピュータ,電子メール,ワープロ,表計算ソフトに関する基本

操作・用語を習得する。

3.インターネット・電子メールに関する基礎知識を習得する。

4.コンピュータネットワーク社会の利点と問題点について理解する。

5.津山高専情報倫理ガイドラインの内容に沿って理解する。

履修上の注意 学年の課程修了のために履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の

1以下)が必須である。

履修のアドバイス

中学校で学んだ教科書・参考書を持参することを勧める。また,パソ

コン・インターネット関連の書籍は多数販売されているので,興味があ

れば各自で購入することを勧める。

基礎科目 特になし

関連科目 制御基礎(2年),情報処理(5),情報処理技術Ⅰ・Ⅱ,

ディジタル技術Ⅰ・Ⅱ

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様式 B 情報リテラシー(八木)

授業にかかわる情報

授業の方法

授業時間割の都合で前期に開講し,1週2単位時間で開講する。

総合情報センターの演習室で,講義と演習を交えながら,各個人の理解度を確

認しつつ授業を進めていく。授業の始めの10分間はタイピングの練習をし,そ

のあとに講義・演習を行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3週

4~5週

6~7週

8週

9週

10~12週

13~14週

15週

・ガイダンス

・Windows に関する基礎知識および基本操作の習得

・タイピング練習,日本語入力方法の習得,電子メールに関する設定方法および

利用方法の習得

・ワードプロセッサの基本操作に関する実習

・情報の活用と発信Ⅰ〔情報の概念,情報の収集・整理,情報の加工・表現〕,

情報の活用と発信Ⅱ〔情報の発信・交換と評価,情報の管理とセキュリティ〕,

情報処理と技術〔情報通信ネットワークのしくみ〕

(前期中間試験)

・前期中間試験の返却と解答,解説

・表計算ソフト・エクセルの基本操作に関する実習

・情報処理と技術〔セキュリティを守る技術〕,情報と社会生活Ⅰ〔情報社会の

もたらす影響と課題(有害情報,健康への影響,利便性と弊害)〕,情報と社会生

活Ⅱ〔情報社会における個人の役割と責任(組織による情報管理とセキュリティ,

情報に関する法律,インターネットと犯罪)〕

(前期末試験)

・前期中間試験の返却と解答,解説

教科書,教材等

教科書:ネットワーク社会における情報の活用と技術〔情報教育テキスト〕

岡田正,高橋参吉,藤原正敏 編,ICT基礎教育研究会 著,実教出版

参考書:適宜プリントを配布する。

成績評価方法 2回の定期試験を同等に評価する(60%),小テスト・レポート(20%),タイ

ピング技能(20%)。課題レポートは指定された期限までに提出する必要がある。

受講上のアドバイス

出欠確認を行うとき不在であれば遅刻とする。遅刻 2 回で 1 回の欠席とする。

パソコンの操作方法およびインターネットの利用法は,自ら使ってみることが重

要で,単に授業を聞くだけでは身につかない。これらの技能はコンピュータを使

った分だけ上達するので,この授業以外にもコンピュータに触れる機会を設ける

ことが重要である。

Page 7: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子基礎Ⅰ(西尾)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子基礎Ⅰ

Basic Electrical and Electronic

Engineering Ⅰ

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-1 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 西尾公裕・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線:8266)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2) 電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化」である。

授業の概要 1年生が電気電子工学に親しむことができるように,電気の基礎知識

全般をやさしく解説する。

学習目的 電気の基礎を理解することで,今後の専門科目が理解しやすくなるよ

うに,電気電子工学の入門的な知識を習得する。

到達目標

1. 電流と磁界等の電磁現象に関する基礎的なことを説明できる。

2. 静電界に関する基礎的なことを説明できる。

3. 交流回路の基礎的な取り扱い方や定量的な計算方法を説明できる。

履修上の注意 課程修了のため履修が必須である。

履修のアドバイス

本科目は電気電子工学の基礎となる科目であるが,ここでは交流回路

の記号法,三相交流は講義しない。この2つは2年生の電気電子基礎Ⅱ

で学ぶ。教科書は電気電子基礎Ⅰが「電気基礎 上」であり,電気電子

基礎Ⅱが「電気基礎 下」である。

基礎科目 中学で学んだ数学・理科

関連科目 専門科目全般

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様式 B 電気電子基礎Ⅰ(西尾)

授業にかかわる情報

授業の方法 授業時間割りの都合で後期に開講し,1週4単位時間で開講する(板書を中心

の講義)。状況に応じてレポートも課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3週

4週

5週

6週

7週

8週

9週

10,11週

12,13週

14週

15週

・直流回路の復習

・磁界の強さと磁束密度

・電磁力

・静電誘導と誘電体,電界の強さと電束密度

・静電容量とその回路(コンデンサの接続)

・交流と直流,交流の波形,周波数と波長,正弦波交流の発生

・後期中間試験の返却と解説

正弦波交流の実効値,平均値,波高値,波形率,正弦波のベクトル表示

・(後期中間試験)

・正弦波交流の基本回路

・交流直列回路の電圧・電流

・交流並列回路の電圧・電流

・交流の電力

・(後期末試験)

・試験の返却と解説

教科書,教材等 教科書:「電気基礎 上」(東京電機大学出版)

参考書:「演習電気基礎 上」(東京電機大学出版)

成績評価方法

2回の定期試験の結果を同等に評価する(70%)。演習およびレポートを評

価する(30%)。試験には,教科書・ノートの持込を許可しない。

成績不振者には再試験を実施する場合がある。

受講上のアドバイス

板書される内容を理解しながらノートに取ることを薦める。その日にノートを

見返して理解不足の箇所を明確にし,次の授業で質問するように心掛けること。

25分以上の遅刻は1欠課、75分以上の遅刻は2欠課として扱う。

Page 9: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子基礎 II(原田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子基礎 II

Basic Electrical and Electronic Engineering

II

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-2 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 原田寛治・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟3階(内線8268)

E-mail:harada@tsuyama-ct.ac.jp

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につけ

る。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基

礎知識の深化」である。

授業の概要 1年生で学習した電気電子基礎 I に引き続き,電気電子に関する基礎

的な知識を修得させ,活用できる能力を育成することを目標とする。

学習目的 電気の基礎を理解することで,今後の専門科目が理解しやすくなるよ

うに,電気電子工学の入門的な知識を習得する。

到達目標 1.記号法を用いた各種交流回路の取り扱い方や計算方法を説明できる。

2.三相交流回路の取り扱い方や計算方法を説明できる。

履修上の注意 課程修了のため履修が必須である。

履修のアドバイス 教科書は「電気電子基礎Ⅰ」で用いた「電気基礎 上」を併用する。 「電気基礎 上」を良く復習しておくこと。

基礎科目 電気電子入門(1年),電気電子基礎 I(1)

関連科目 専門科目全般

Page 10: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気電子基礎 II(原田)

授業にかかわる情報

授業の方法 1週2単位時間で開講する(板書を中心の講義)。理解が深まるように適宜演習

問題をしながら進めていく。状況に応じてレポートも課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1~2週

3~4週

5~6週

7週

8週

9~10 週

11 週

12 週

13~14 週

15 週

・ガイダンス,1年生の復習,複素数の四則演算

・複素数の指数関数表示とベクトル表示

・交流回路の計算(直列回路,並列回路,インピーダンス,アドミタンス)

・共振回路

・(前期中間試験)

・試験の返却と解説,キルヒホッフの法則

・重ね合わせの理

・テブナンの定理

・交流ブリッジ回路の計算,総復習問題

(前期末試験)

・試験の返却と解説

16 週

17~20 週

21~22 週

23 週

24 週

25 週

26~28 週

29 週

30 週

・三相起電力

・三相起電力のベクトル表示と記号法

・三相の結線方法(Y 結線,△結線,V 結線)

・(後期中間試験)

・試験の返却と解説,三相交流の電圧,電流

・三相交流の電力と力率

・平衡三相交流回路の計算

・回転磁界

(後期末試験)

・試験の返却と解説

教科書,教材等 教科書:「電気基礎 下」(東京電機大学出版)

参考書:「電気基礎 上」「演習電気基礎 上,下」(東京電機大学出版)

成績評価方法

定期試験の結果を同等に評価する(60%)。

小テスト,レポート結果を評価する(40%)。理解度が不十分であると感じら

れる部分は補講を行い,再試を行う場合もある。

再試の結果は上限 60 点として定期試験結果に入れる。定期試験は筆記用具・

電卓以外の持ち込みを禁止する。

受講上のアドバイス

授業の開始時に出欠をとり,そのときにいない学生は遅刻とする。

遅刻3回で1欠課とする。

板書される内容を理解しながらノートに取ることを薦める。その日にノートを

見返して理解不足の箇所を明確にし,次の授業で質問するように心掛けること。

Page 11: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気回路 I(原田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気回路Ⅰ

Electrical Circuits Ⅰ 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-3 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 原田寛治・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟3階(内線8268)

E-mail:harada@tsuyama-ct.ac.jp

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につけ

る。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基

礎知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広

い分野の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A-

2」にも関与する。

本科目は大学相当の内容を含む科目で,技術者教育プログラムの履

修認定に関係する。

授業の概要

電気回路は情報・通信工学,あるいは電気・電子工学の諸分野におい

てきわめて重要な基礎科目の一つである。ここでは,低学年で習った電

気基礎をベースにより高度でかつ基本的な電気回路の解析法や諸定理

などについて学習する。

学習目的 電気回路に関する理論を理解し,回路計算ができること。そして,電

気主任技術者第3種試験理論科目を解く能力を身に付けること。

到達目標

1.直流回路の理論を理解し,諸定理を用いて回路解析が説明できる。

2.交流回路の理論を理解し,諸定理を用いて回路解析が説明できる。

3.三相交流について基礎的事象を説明できる。

履修上の注意 課程修了のため履修が必須である。

履修のアドバイス 1,2年生で使用した「電気基礎 上・下」(東京電機大学出版局)

を復習するとわかりやすい。授業内容は,電気主任技術者第3種試験理論科目に相当するため,選択科目の電気主任技術 Iの履修を勧める。

基礎科目 電気電子入門 I(1年),電気電子基礎 I(1)・II(2),

電気基礎課題演習(2)

関連科目 電気機器 II(3年),電気回路 II(4),

電気電子計測(5),電気主任技術 I(2~5)

Page 12: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気回路 I(原田)

授業にかかわる情報

授業の方法 1週2単位時間で開講する(板書を中心の講義)。理解が深まるように適宜演習

問題をしながら進めていく。状況に応じてレポートも課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2,3週

4,5週

5~7週

8週

9~10 週

11 週

12 週

13,14 週

15 週

・講義概要

・直流回路の基本と直流回路網

・直流回路網の基本定理(キルヒホッフ則)

・直流回路の諸定理(重ね合わせの理,鳳・テブナンの定理)

・(前期中間試験)

・前期中間試験の返却と解答解説,複素数表示

・回路要素の性質と基本関係式

・回路要素の直列接続,並列接続

・2端子回路,

・交流の電力

(前期末試験)

・試験の返却と解説

16,17 週

18,19 週

20,21 週

22 週

23 週

24 週

25 週

26~29 週

30 週

・交流回路網の解析(キルヒホッフ則)

・交流回路網の諸定理(重ね合わせの理)

・交流回路網の諸定理(鳳・テブナンの定理)

・交流回路の周波数特性

・(後期中間試験)

・後期中間試験の返却と解答解説

・直列共振,並列共振

・対称3相交流回路,非正弦波交流

(後期末試験)

・試験の返却と解説

教科書,教材等 教科書:西巻正郎他「電気回路の基礎」(森北出版)

参考書:「演習電気基礎 上」(東京電機大学出版)

成績評価方法

4回の定期試験の結果を同等に評価する(70%)。小テスト,レポート結果を

評価する(30%)。理解度が不十分であると感じられる部分は補講を行い,再試

を行う場合もある。再試の結果は上限 60 点として定期試験結果に入れる。定期

試験は筆記用具・電卓以外の持ち込みを禁止する。

受講上のアドバイス

授業の開始時に出欠をとり,そのときにいない学生は遅刻とする。

遅刻3回で1欠課とする。

板書される内容を理解しながらノートに取ることを薦める。演習問題は必ず自

分で解き理解不足の箇所を明確にし,次の授業で質問するように心掛けること。

Page 13: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気回路Ⅱ(植月唯夫)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気回路Ⅱ

Electric Circuits Ⅱ 単位 4

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-4 必修・履修・履修選

択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 植月唯夫・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線8263)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につけ

る。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野

の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A-2」にも

関与する。

授業の概要

電位回路Ⅰで学んだことをもとに,2端子対回路,伝送回路(分布定

数回路),過渡現象,非正弦波交流回路の解析,について学び,それら

がどのような状況で必要になるかが理解し、その状況において知識を利

用できるような講義を行う。

学習目的

2端子対回路、伝送回路(分布定数回路)、過渡現象、非正弦波交流

回路、についての回路解析法を習得し、これらの知識がを実際にどのよ

うに利用するかを理解する。

到達目標

1.2端子対回路の種類・特徴を理解し、回路解析できる。

2.分布定数回路の特徴が説明でき,回路解析できる。

3.過渡現象・過渡応答の特徴が説明でき,回路解析できる。

4.非正弦波交流の電力・力率の説明ができ,計算ができる。

履修上の注意

課程修了のため履修が必須である。また本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス 電気回路Ⅰの教科書「電気回路の基礎」を復習し、理解しておくこと。

電気電子基礎Ⅰ,Ⅱの理解を確実にしておくこと。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ(1 年),電気電子基礎Ⅱ(2),電気回路Ⅰ(2)

関連科目

パワーエレクトロニクス(4年),電気電子機器設計(5),高電圧工

学(5)送配電工学(5),電気電子材料(5),電気電子応用と環境(5),

卒業研究(5)

Page 14: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気回路Ⅱ(植月唯夫)

授業にかかわる情報

授業の方法

1週1単位時間で開講する。板書と学生同士のディスカッションを中心の講義

を行う。学習の進度にあわせて,理解が深まるように授業時間内に演習指導も行

う。また授業でカバーしきれないところはレポートを課す。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容

(指示事項)

1週

2,3週

4,5週

6週

7週

8週

9週

10~12週

13~14週

15 週

・ガイダンス,2端子対回路の種類

・2端子対回路のマトリクス表示・接続

・入力インピーダンス、等価回路

・各マトリクス要素の物理的意味

・等価電源の定理

・前期中間試験

・試験の解説、定常現象と過渡現象

・初等的解法

・ラプラス変換法

(期末試験)

・答案返却、解説

毎回、授業内容を理解できる

ように、授業内容に即した問

題をレポートして課す。

16 週

17~18 週

19~20 週

21~22 週

23 週

24 週

25~26 週

27~28 週

29 週

30 週

・期末試験の解説、集中定数と分布定数

・正弦波の伝搬

・いろいろな伝送線路

・無損失線路上の伝搬

・後期中間試験

・試験の解説

・周期関数と非正弦波交流,三角関数の直交生

・フーリエ級数展開、非正弦波交流の実効値

・非正弦波交流回路の計算

(期末試験)

・期末試験の返却・解説

毎回、授業内容を理解できる

ように、授業内容に即した問

題をレポートして課す。

教科書,教材等 教科書:西川正朗・下川博文・奥村万規子共著「続電気回路の基礎」(森北出版)

西川正朗ほか共著「電気回路の基礎」(森北出版)電気回路Ⅰ教科書

成績評価方法

小テスト・課題の結果を最大30%まで考慮する。4回の定期試験を行い,T=

(1-B/100)×A+B(B はレポート点(30 点満点)、A は試験(100 点満点))

を求め,それら(4回分)を平均する。ただし理解不足であると感じられる章に

関しては補講を行い,再試を行う場合もある。再試結果は上限 60 点とし定期試

験結果に入れる。試験は筆記用具・電卓以外は持ち込み禁止とする。

受講上のアドバイス

板書される内容を理解しながらノートに取ること。その日にノートを見返し理

解できていないところを明確にし,次の授業で質問するように心掛ける事。出席

を採り各時間ごとに始まりから 25 分までを遅刻とする。それ以上遅れると欠課

とみなす。

Page 15: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気磁気学Ⅰ(香取)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気磁気学Ⅰ

ElectromagnetismⅠ 単位 4

一般・専門の別・

学習の分野 専門・電気電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-3 必修・履修・履修選

択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 香取重尊:電気電子工学科

研究室等の連絡先 香取:研究室・教室棟 2階 (内線:8302) [email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気工学/電気電子基礎

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・制

御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現象

の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎

知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い

分野の知識を修得し,説明できること」である。本科目は大学相当の

内容を含む科目で,技術者教育プログラム履修認定に関連する。

授業の概要

電磁気学は電気電子工学の基礎となる学問である。電気磁気学Ⅰで

は静電場について講義する。まず電場・電位の概念,それに関係する静

電容量などの説明を行い,それらを求める計算の仕方について解説を

行う。

学習目的 静電場に関する基礎知識を理解し,且それを使えるようになること

で,静電的なトラブルに対処できるデザイン能力を習得する。

到達目標

静電界の電気現象に関する理論を習得し,電気・電子工学を履修するた

めに必要な基本的能力を養成する。

1. 静電界における電荷,電界,電位等を説明できそれらを計算できる。

2. 導体,誘電体を説明できる。

3. 静電容量を説明でき,それらを計算できる。

履修上の注意

課程修了のため履修が必須である。また本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり,授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス 電磁気学の磁界,電磁誘導などに関しては,電気磁気学Ⅱ(4年)で教授する。教科書は同じものを使用する。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ(1 年),基礎数学Ⅰ・Ⅱ(1,2),微分積分Ⅰ(2),

基礎線形代数(2)

関連科目 電気磁気学Ⅱ(4年),電気電子工学実験Ⅳ(4),高電圧工学(5),

電気電子材料(5),電気電子応用と環境(5),卒業研究(5)

Page 16: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気磁気学I(香取)

授業にかかわる情報

授業の方法 1 週 2 単位時間で開講する。教科書に沿って,板書を中心の講義を行う。学習

の進度にあわせて,理解が深まるように授業時間内に演習指導も行う。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容

(指示事項)

1-3 週

4-7 週

8 週

9 週

10-11 週

12-13 週

14 週

15 週

・ガイダンス,クーロンの法則、ベクトル演算

・電気力線,電界,電束,電束密度

・仕事,電位,等電位面平等電界

・前期中間試験

・試験の解説,ガウスの定理

・帯電した球物体による電界,電位

・静電容量の概念、・平行平板に働く力

・蓄えられるエネルギー密度

(前期末試験)

・前期末試験の答案返却と試験解説

毎回,授業内容を理解できる

ように,授業内容に即した演

習を課す。

16-19 週

20-21 週

22 週

23 週

24-26 週

27-29 週

30 週

・導体影像法,金属表面の電荷密度分布

・球形状・円筒形状の物体の静電容量

・誘電体中の電束密度と電界の強さ

・後期中間試験

・試験の解説・2 種類の誘電体の境界面における

電束密度と電界の強さ

・誘電体を持つ平行平板コンデンサの静電容量お

よびそれに働く力

・誘電体が存在する場合の静電容量

(後期末試験)

・後期末試験の答案返却と試験解説

毎回,授業内容を理解できる

ように,授業内容に即した演

習を課す。

教科書,教材等

教科書:山田直平著 電気磁気学 3版改訂 (電気学会)

参考書:伊藤・植月共著

「これからスタート 電気磁気学 要点と演習」(電気書院)

成績評価方法

小テスト・課題の結果を最大30%まで考慮する。4回の定期試験を行い,T=(1

-B/100)×A+B(B はレポート点(30 点満点),A は試験(100 点満点))を

求め,それら(4回分)を平均する。ただし理解不足であると感じられる章に関

しては補講を行い,再試を行う場合もある。再試結果は上限 60 点とし定期試験

結果に入れる。試験は筆記用具・電卓以外は持ち込み禁止とする。

受講上のアドバイス

板書される内容を理解しながらノートに取ること。その日にノートを見返し理

解できていないところを明確にし,次の授業で質問するように心掛ける事。出席

を採り終わりから 25分までを遅刻とする。それ以上遅れると欠課とみなす。

Page 17: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気磁気学 II(原田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気磁気学 II

Electromagnetism II 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-4 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 原田寛治・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟3階(内線8268)

E-mail:harada@tsuyama-ct.ac.jp

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につけ

る。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基

礎知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広

い分野の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A-

2」にも関与する。

授業の概要

電気磁気学は電気電子通信分野における基礎的な科目である。3年生

の静電界等の電気現象の概念や理論に続き,4年生では磁気学について

その基本的な考え方や応用を学ぶ。

学習目的 磁気学に関する基礎知識(電流と磁界の関係,電磁誘導作用)を理解

し,磁気回路が説明できるようにする。

到達目標

1.電流により発生する磁界の強さを計算できる。

2.電磁誘導の概念が理解でき,起電力が計算できる。

3.磁気回路の概念が理解でき計算ができる。

履修上の注意 課程修了のため履修が必須である。

履修のアドバイス 教科書は「電気磁気学 I」で用いたものを併用する。電気磁気学 I,

電気電子基礎 I,IIの教科書を復習しておくこと。

基礎科目 電気電子基礎 I(1年),電気電子基礎 II(2),電気磁気学 I(3)

関連科目

パワーエレクトロニクス(4年),電気電子機器設計(5),高電圧工

学(5),送配電工学(5),電気電子材料(5),電気電子応用と環境

(5),卒業研究(5)

Page 18: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気磁気学 II(原田)

授業にかかわる情報

授業の方法 1週2単位時間で開講する。板書を中心に,授業は進める。また,理解が深まる

よう学習の進度にあわせて,授業時間内で演習指導をする。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2,3週

4,5週

6~7週

8週

9~10 週

11 週

12 週

13~14 週

15 週

・ガイダンス,電流と抵抗

・アンペアの右ねじの法則,ビオ・サバールの法則

・アンペアの周回積分の法則

・磁界中の電流の受ける力,ホール効果

(前期中間試験)

・前期中間試験の返却と解答解説,ファラデーの法則

・磁界中を移動する導体

・自己インダクタンス

・相互インダクタンス,インダクタンスの計算 I

(前期末試験)

・試験の返却と解説

16 週

17~18 週

19 週

20~21 週

22 週

23 週

24~25 週

26~27 週

28 週

29 週

30 週

・インダクタンスの計算 II

・電磁エネルギー

・強磁性体の磁化

・磁化エネルギー

・ヒステリシス損失

(後期中間試験)

・後期中間試験の返却と解答解説 ,磁気回路

・エアギャップのある磁気回路,飽和特性をもつ鉄心の磁気回路

・磁束についてのガウスの法則,境界面での磁界と磁束密度

・変位電流とマクスウェルの方程式

(後期末試験)

・試験の返却と解説

教科書,教材等 教科書:山田直平著「電磁気学 3版改訂」(電気学会編)

参考書:伊藤,植月「これからスタート!電気磁気学 要点と演習」(電気書院)

成績評価方法

4回の定期試験の結果を同等に評価する(90%)。

理解度が不十分であると感じられる部分は補講を行い,再試を行う場合もあ

る。

再試の結果は上限 60 点として定期試験結果に入れる。レポート結果を評価す

る(10%)。定期試験は筆記用具・電卓以外の持ち込みを禁止する。

受講上のアドバイス

授業の開始時に出欠をとり,そのときにいない学生は遅刻とする。

遅刻3回で1欠課とする。

板書される内容を理解しながらノートに取ることを薦める。演習問題は必ず自

分で解き理解不足の箇所を明確にし,次の授業で質問するように心掛けること。

Page 19: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電子回路Ⅰ(前原)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電子回路 I

Electronic Circuits I 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門・電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-3 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 前原健二・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線:8267)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電子デバイス・電子機器

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の

知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A-2」にも関与

する。本科目は大学相当の内容を含む科目で,技術者教育プログラムの

履修認定に関係する。

授業の概要

電子機器は半導体素子を中心とした能動素子と,抵抗やコンデンサの

ような受動素子とから構成される。この基本となる考え方を扱うのが,

アナログ電子回路である。講義では半導体素子の基礎からトランジスタ

による基本増幅回路,CR結合増幅回路,演算増幅回路までを扱う。

学習目的 トランジスタ回路の基本を理解し,電子回路の解析・設計能力を修得

することを目的とする。

到達目標

1. ダイオード,トランジスタの基本動作を理解し,等価回路等を説明で

きる。

2. 増幅回路の基礎を理解し,設計および動作量等の計算ができる。

3. 演算増幅器の基本動作を理解し,増幅回路等を説明できる。

履修上の注意 学年の課程修了のため履修が必須である。

履修のアドバイス

電子回路は回路理論の知識理解だけでなく,演習により回路解析能力

を養うことも重要であり,授業時間外での学習を前提としている。受講

者は自主的・積極的に課題に取り組むことも必要である。

基礎科目 電気電子工学入門(1年),電気電子工学実験Ⅱ(2)など

関連科目 電子回路Ⅱ(4年),通信工学(4),電気電子工学実験Ⅳ(4),電気

電子機器設計(5)など

Page 20: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電子回路Ⅰ(前原)

授業にかかわる情報

授業の方法

電子回路理論の重要項目を整理して板書することにより授業を進める。理解が

深まるように例題説明を随所に盛り込むとともに,演習により電子回路理論を自

由に使いこなせるようにしていく。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1 週

2,3 週

4 週

5,6 週

7 週

8 週

9,10 週

11,12 週

13,14 週

15 週

・講義の概要,半導体の性質

・pn接合ダイオードとその特性,ダイオード回路

・トランジスタとその特性

・トランジスタの静特性とh定数,等価回路

・ 回路理論の基礎,回路の簡単化

・前期中間試験

・前期中間試験の返却と解答解説,バイアス電圧と動作点

・増幅作用,基本増幅回路(動作点,負荷線,増幅作用と利得)

・トランジスタの接地方式と特徴

(前期末試験)

・前期末試験の返却と解答解説

16,17 週

18~20 週

21,22 週

23 週

24 週

25,26 週

27~29 週

30 週

・トランジスタのバイアス回路

・CR結合増幅回路(交流負荷線,最適設計,動作量)

・CR結合増幅回路の周波数特性

・後期中間試験

・後期中間試験の返却と解答解説

・理想演算増幅器の特性,反転増幅回路

・非反転増幅回路など各種応用回路

(後期末試験)

・後期末試験の返却と解答解説

教科書,教材等

授業教科書:家村道雄 他著「入門電子回路 アナログ編」(オーム社)

学習教科書:岩本洋 他著「電子回路演習ノート 新訂版」(実教出版)

参考書:藤井信生 他著「電子回路 新訂版」(実教出版)

成績評価方法

4回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(70%)。試験には教科書・

ノートの持込を許可しない。演習,課題レポートなど(30%)。

成績不振者には再試験を課し,定期試験結果に加味して成績を総合評価する

(最大 60点)。

受講上のアドバイス

電子回路は幅広い分野を扱うので,毎回の授業は1つの単元をなしている。

前もって教科書を読んで予習し,宿題は自分で解いて不明点を質問し,毎回の授

業を着実に理解していくこと。

各時限の開始時刻に遅刻,欠課を確認する。大幅な遅刻は積算して欠課となる。

Page 21: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電子回路Ⅱ(西尾)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電子回路Ⅱ

Electronic Circuits II 単位 4

一般・専門の別・

学習の分野 専門・電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-4 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 西尾公裕・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線:8266)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電子デバイス・電子機器

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2) 電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野

の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要

多くの電子機器や電化製品は,電子回路を用いることにより実現され

ている。本講義では,トランジスタや演算増幅器を用いた基本電子回路

などを扱い,電子回路に関する基礎的な内容を学習する。

学習目的 電子回路の基本的な動作原理を理解し,電子回路の解析・設計能力を

修得することを目的とする。

到達目標

電気・電子・通信系分野で適用できる電子回路に関する基礎知識を得る。

1. 発振回路,変調・復調回路などの動作原理を理解し説明できる。

2. 演算増幅器を用いた基本回路の動作原理を理解し説明できる。

3. 各種応用回路の解析や設計ができる。

履修上の注意

学年の課程修了のために履修が必須である。本科目は「授業時間外の

学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位

時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これら

の学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス

電子回路は回路理論の知識理解だけでなく,演習により回路解析能力

を養うことも重要であり,授業時間外での学習を前提としている。受講

者は自主的・積極的に課題に取り組むことも必要である。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ(1,2年),電子工学(3),電気回路 I(3),

電子回路 I(3)など

関連科目 電気電子工学実験Ⅳ(4年),通信工学(4)など

Page 22: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電子回路Ⅱ(西尾)

授業にかかわる情報

授業の方法 板書を中心に授業を進めていく。理解を深めるために,適宜演習を解かせなが

ら授業を進めていく。また,状況に応じてレポート・課題を与える。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1週

2-4週

5-7週

8週

9週

10-12週

13-14週

15週

ガイダンス

発振回路

変調・復調回路

(前期中間試験)

前期中間試験の返却と解説

演算増幅器の基礎

演算増幅器の増幅回路

演算増幅器の基本回路

(前期末試験)

前期末試験の返却と解説

基本電子回路の演習問題

発振回路の演習問題

変調・復調回路の演習問題

演習問題

演算増幅器の演習問題

増幅回路の演習問題

基本回路の演習問題

16週

17-19週

20-22週

23週

24週

25-26週

27-28週

29週

30週

MOS トランジスタ

ディジタル CMOS 電子回路(基礎回路)

ディジタル CMOS 電子回路(応用回路)

(後期中間試験)

後期中間試験の返却と解説

アナログ CMOS 電子回路の概要

アナログ CMOS 電子回路(基礎回路)

アナログ CMOS 電子回路(応用回路)

(学年末試験)

学年末試験の返却と解説

MOS トランジスタの演習問題

基礎回路の演習問題

応用回路の演習問題

演習問題

アナログ CMOS 電子回路の概要に

関する演習問題

基礎回路の演習問題

応用回路の演習問題

教科書,教材等 教科書:家村道雄他「入門電子回路アナログ編」(オーム社)

参考書:藤井信生「アナログ電子回路」(昭晃堂)

成績評価方法

4回の定期試験の結果を同等に評価する(70%)。演習およびレポートを評

価する(30%)。試験には,教科書・ノートの持込を許可しない。

成績不振者には再試験を実施する場合がある。

受講上のアドバイス

実用電子回路については,各種書籍に多数掲載されているので,暗記すること

は無意味である。必要なのは,要求仕様を満たす回路の設計ができるようになる

ことである。授業時間外に予習・復習や課題への取り組みを必ず行い,レポート

を提出すること。授業内容で理解できない場合は,教員に聞きにくること。

25分以上の遅刻は1欠課、75分以上の遅刻は2欠課として扱う。

Page 23: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 制御基礎(前原)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

制御基礎

Basic Electrical Controls 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門・情報・制御 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-2 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 前原健二・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線:8267)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/制御工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2) 電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化である。

授業の概要

Factory Automation 技術の中心的技術の一つであるシーケンス制御

の基本的事項全般を解説するとともに,有接点リレーシーケンスと無接

点シーケンス,シーケンサの基本的な考え方や回路の組み方を講義する。

学習目的 シーケンス制御の理論およびシーケンス回路図,具体的な制御回路の

組み方などを修得し,工学応用への基礎能力を養う。

到達目標

1. 制御全般の概要が分かる。

2. 制御の構成や使用器具,シーケンス図の書き方などが分かる。

3. 論理を学び,リレーシーケンス及び無接点シーケンスにより各種の

基本的な制御回路が実現できる。

4. シーケンサによる制御の初歩が分かる。

履修上の注意 学年の課程修了のために履修が必須である。

履修のアドバイス

工業分野で広く適用されているシーケンス制御は,電気技術者が必要

とする基礎的事項がすべて含まれる。実践的技術者の素養を多岐に渡り

身につけるための科目と言える。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ(1年),電気電子製図(1)など

関連科目 電気機器Ⅰ(2年)・Ⅱ(3),電子情報回路(3)など

Page 24: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 制御基礎(前原)

授業にかかわる情報

授業の方法

制御の概論から具体回路まで,制御の基礎となる重要項目を整理して板書する

ことにより授業を進める。有接点シーケンスと無接点シーケンスの対応関係にも

注意を払って解説する。理解が深まるように,まとめの演習を行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1 週

2,3 週

4,5 週

6 週

7 週

8 週

9,10 週

11 週

12,13 週

14 週

15 週

・ 講義の概要,制御とは

・ 自動制御の種類,シーケンス制御の基本構成

・ シーケンス制御用器具・機器

・ シーケンス図の概論,リレーシーケンス回路図の書き方

・ リレーシーケンス制御の基本論理回路

・ 前期中間試験

・ 前期中間試験の答案返却と解答解説,リレーシーケンス制御の方式

・ 基本的制御回路(自己保持回路,インターロック回路)

・ 基本的制御回路(優先回路,限時回路)

・ リレーシーケンス制御の例(電動機の運転制御,他)

(前期末試験)

・ 前期末試験の答案返却と解答解説

16 週

17,18 週

19,20 週

21,22 週

23 週

24 週

25~27 週

28,29 週

30 週

・ 無接点シーケンス制御の特徴

・ リレーシーケンス回路図と無接点シーケンス回路図の対応

・ 無接点シーケンス制御の基本論理回路,正論理と負論理,NAND変換

・ ブール代数,論理回路のゲートとしての働き

・ 後期中間試験

・ 後期中間試験の返却と解答解説,フリップフロップ

・ 基本的制御回路(インターロック回路,優先回路,時間制御回路)

・ シーケンサの概要,ラダー図とSFC図,シーケンサによる制御例

(後期末試験)

・ 後期末試験の答案返却と解答解説

教科書,教材等 教科書:山崎・郷 共著「絵ときでわかるシーケンス制御」(オーム社)

成績評価方法

4回の定期試験の結果を同等に評価する(70%)。試験には,教科書・ノー

トの持込みを許可しない。課題やノート(30%)。

成績不振者には再試験を課し,定期試験結果に加味して総合評価する。

受講上のアドバイス 広範囲に渡る内容なので,毎回の授業を着実に理解すること。

各時限の開始時刻に遅刻,欠課を確認する。大幅な遅刻は積算して欠課となる。

Page 25: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 制御工学(八木)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

制御工学

Controls Engineering 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門・

情報・制御 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-4 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 八木秀幸・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟3階西,電話:(内線)8261

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/制御工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化」,「A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野

の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的に「A-2」にも関係

する。

授業の概要

各種産業の自動化技術の進歩に伴い,制御工学は電気,機械、化学,

航空などあらゆる分野における基礎学問となっている。簡単な例題,演

習を交えながら,制御工学の概要について理解を深める。

学習目的 自動制御理論に関する基本的概念を修得することを目的とする。

到達目標

1.制御システムの伝達関数を理解し,ブロック線図で説明できる。

2.制御システムの過渡応答特性および定常特性を理解する。

3.制御システムの周波数特性を理解する。

4.制御システムの安定判別法について理解する。

履修上の注意 学年の課程修了のために履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の

1以下)が必須である。

履修のアドバイス

これまでに学習した数学・物理の知識が必要であるので,復習してお

くこと。また,演習問題を多く解くことで理解を深めていくことが重要

であるため,講義中に理解するように自主的に課題に取り組む姿勢が必

要である。

基礎科目 電気回路Ⅰ(3年)

関連科目 電気回路Ⅱ(4年),応用数学Ⅱ(4),

制御工学特論(5),システム制御工学(専2)など

Page 26: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 制御工学(八木)

授業にかかわる情報

授業の方法

制御系の数学的モデルを構築して,入出力特性を伝達関数で表現する方法から

始める。代表的な系の過渡特性および周波数特性を知ることによって,系の安定

性を調べる方法も勉強する。系の安定性を調べるために被対象系の周波数特性を

プロットするなどハンドワークも必要となる。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週~4週

5週,6週

7週

8週

9週

10週

11週,12週

13週,14週

15週

・制御工学の概要(ガイダンス)

・ラプラス変換とその演習

・自動制御系の伝達関数

・ブロック線図と簡単化

(前期中間試験)

・前期中間試験の返却と解答解説

・過渡応答

・周波数応答

・ボード線図,ベクトル軌跡

(前期末試験)

・前期末試験の返却と解答解説

16週~19週

20週,21週

22週

23週

24週

25週~27週

28週,29週

30週

・制御系の安定判別(ラウス・フルビッツ法)

・制御系の安定判別(ナイキスト法)

・安定度,ゲイン・位相余裕

(後期中間試験)

・後期中間試験の返却と解答解説

・制御系の定常特性

・ニコルス線図,根軌跡

(学年末試験)

・学年末試験の返却と解答解説

教科書,教材等 教科書:下西二郎・奥平鎮正共著「制御工学」(コロナ社)

参考書:適宜プリントを配布

成績評価方法

4回の定期テストの成績(100点満点)をそれぞれ同等に評価する(70%)。

定期試験後再試験を実施することがあるが,定期試験の得点を最大 60 点まで再

評価する。

授業中に行う確認テストおよび授業時間外の学習成果(課題に対する演習,レ

ポートなど)もそれぞれ同等に評価する(30%)。ただし,提出期限を過ぎた

学習成果については,最大20%までの評価とする。

受講上のアドバイス

授業開始時に出欠確認を行う。遅刻2回で1欠課とするので注意すること。他

人の受講の妨げになると判断した場合は,退出してもらうことがある。

身近にある機器と関連させつつ,自動制御理論を習得してもらいたい。

Page 27: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電子情報回路(西尾)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電子情報回路

Electronic and Information Circuits 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門:情報・制御 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-3 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 西尾公裕・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線:8266)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/制御工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2) 電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A−2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野の

知識を修得し,説明できること」である。本科目は大学相当の内容を含

む科目で,技術者教育プログラムの履修認定に関係する。

授業の概要 論理回路の基礎的内容を論理回路設計の立場から再確認するととも

に,組み合わせ回路および順序回路の最適化設計の方法を学ぶ。

学習目的 論理回路の機能を解析する能力と,課題に対して最適な論理回路を設

計する技術を習得する。

到達目標

1. 数の体系を説明でき,論理式を用いた表現や論理演算が行える。

2. 真理値表,論理式,論理回路の対応を説明でき,相互に変換できる。

3. 課題に対して,真理値表を作り論理式を導き最適な論理回路を設計で

きる。

履修上の注意 学年の課程修了のために履修が必須である。

履修のアドバイス

教科書に出てくる用語の意味や定義をよく確認し正確に理解するこ

と。また,例題や各章の最後に用意されている演習問題を一つずつ自分

で解いて内容をよく確認すること。

基礎科目 制御基礎(2年),電気電子工学実験Ⅱ(2)など

関連科目 電気電子工学実験Ⅲ(3年),電気電子工学実験Ⅳ(4),

電子情報回路特論(5)など

Page 28: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電子情報回路(西尾)

授業にかかわる情報

授業の方法 板書を中心に授業を進めていく。理解を深めるために,適宜演習を解かせなが

ら授業を進めていく。また,状況に応じてレポート・課題を与える。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週〜3週

4週〜7週

8週

9週

10〜12週

13〜14週

15週

・ガイダンス,ディジタル情報系

・ブール代数とディジタル回路

・ディジタル回路の設計法

・(前期中間試験)

・前期中間試験の返却と解答

・ディジタル回路の実現素子

・組合せ回路

・(前期末試験)

・前期末試験の返却と解答

16〜19週

20〜22週

23週

24週

25〜27週

28週

29週

30週

・2 進演算回路

・フリップフロップ

・(後期中間試験)

・後期中間試験の返却と解答

・カウンタとレジスタ

・メモリ

・PLA,ASIC,マイクロプロセッサ

・(学年末試験)

・学年末試験の返却と解答

教科書,教材等

教科書:伊原充博他「ディジタル回路」(コロナ社)

参考書:角山正博他「ディジタル回路の基礎」(森北出版)

赤堀寛他「基礎から学べる論理回路」(森北出版)

浜辺隆二「論理回路入門」(森北出版)

成績評価方法

4回の定期試験の結果を同等に評価する(70%)。演習およびレポートを評

価する(30%)。試験には,教科書・ノートの持込を許可しない。

成績不振者には再試験を実施する場合がある。

受講上のアドバイス

授業時間外に予習・復習や課題への取り組みを必ず行い,レポートを提出する

こと。授業内容で理解できない場合は,教員に聞きにくること。

25分以上の遅刻は1欠課、75分以上の遅刻は2欠課として扱う。

Page 29: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電子工学(香取)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電子工学

Electronics 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門・電気電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-3 必修・履修・履修選

択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 香取重尊:電気電子工学科

研究室等の連絡先 香取:研究室・教室棟 2階 (内線:8302) [email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電子デバイス・電子機器

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気

現象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につ

ける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎

知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分

野の知識を修得し,説明できること」である。本科目は大学相当の内

容を含む科目で、技術者教育プログラム履修認定に関連する。

授業の概要

電子工学は半導体の電子の振る舞いに関係した物性論的な科目であ

る。この講義では,半導体中の電子や正孔の振る舞いをエネルギーに着

目して説明し,さらに半導体素子であるダイオードやトランジスタな

どの動作原理の基礎を学習する。

学習目的 この科目の学習目的は,半導体素子であるダイオードやトランジス

タなどの動作原理をエネルギーに着目して理解することである。

到達目標

1. 原子の構造,電子の電荷量や質量などの基本性質を説明できる。

2. 半導体中の電子等の振る舞いをエネルギー準位図を用いて説明で

きる。

3. 基本的な半導体デバイスであるダイオードやトランジスタ,FET の

動作原理をエネルギー準位に基づいて説明できる。

4. 光半導体素子である発光ダイオード(LED),半導体レーザ,太陽電池

の動作原理をエネルギー準位に基づいて説明できる。

履修上の注意 課程修了のため履修が必須である。

履修のアドバイス 「電子工学」は電気電子工学科の学生には非常に重要な科目であり,下記の「関連科目」の基礎となるものである。ノートを着実にとりながら理解していくと同時に,理解できない場合は教員に聞きにくること。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ(1,2年),物理Ⅰ,Ⅱ(2,3),化学Ⅰ,Ⅱ(1,2)

関連科目 電気電子材料(5 年),電子回路Ⅰ,Ⅱ(4,5),電子デバイス(専2),

応用物理Ⅰ,Ⅱ(4,5),光エレクトロニクス(5)など

Page 30: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電子工学(香取)

授業にかかわる情報

授業の方法 板書を中心に進めていく。図示によって具体的に解説を行う。適宜演習を行い,

内容理解度をチェックしながら進めていく。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1 週

2~3 週

4~5 週

6~7 週

8 週

9 週

10~11 週

12~14 週

15 週

・ガイダンス,化学結合

・分子軌道と結晶構造

・パウリの排他律,電子と正孔

・半導体のエネルギーバンド

・前期中間試験

・前期中間試験の返却と解答

・フェルミ・ディラックの分布関数,状態密度

・pn 接合,pn 接合におけるキャリアの挙動

(前期末試験)

・前期末試験の返却と解答

16~18 週

19~22 週

23 週

24 週

25~26 週

27~28 週

29 週

30 週

・金属と半導体の接触,金属と絶縁体の接触

・バイポーラトランジスタ,電界効果トランジスタ

・後期中間試験

・後期中間試験の返却と解答

・発光ダイオード(LED),半導体レーザ

・フォトダイオード,太陽電池

・半導体デバイスの製造

(後期末試験)

・後期末試験の返却と解答

教科書,教材等

教科書:小林,金子,加藤「基礎半導体工学」(コロナ社)

適宜プリントも配布する。

参考書:伊藤,植月他「これからスタート!光エレクトロニクス」(電気書院)

伊藤,原田「これからスタート!電気電子材料」(電気書院)

伊藤國雄 「半導体レーザの基礎マスター」(電気書院)

玉井輝雄「図解による半導体デバイスの基礎」(コロナ社)

成績評価方法

2回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(60%)。試験での教科書・ノ

ートの持込はその都度指示する。成績不振者には再試験を行い,定期試験に加味

して評価する。演習,レポート,小テストなど(40%)。

受講上のアドバイス

授業の各単位時間の開始時に出欠をとり,その際返事がなくその後入室してき

た者は遅刻とする。遅刻 3 回で 1 回の欠席とする。初めて聞く言葉や概念が多い

と思うので,わからないところはそのままにしないで教員の部屋まで積極的に聞

きに来ること。

Page 31: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 通信工学(嶋田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

通信工学

Communication Engineering 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-4 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 嶋田賢男・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階 内線:8262

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/通信・ネットワーク工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-1.工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の

知識を修得し,説明できること。」であるが,付随的に「C-1」にも関与

する。

授業の概要 この授業では,電話やテレビなどに用いられている基礎的な通信技

術・通信システムの内容を学習する。

学習目的 電話やテレビなどに用いられている基礎的な通信技術・通信システム

の内容の理解を深めることを目的とする。

到達目標

通信系分野で適用できる電気回路・電子回路の基礎知識を得る。

1. 各種変調方式について説明できる。

2. 多重化(周波数分割・時分割)について説明できる。

3. スミスチャートを用いた伝送線路解析ができる。

4. イミタンスチャートを用いて高周波整合回路を設計できる。

履修上の注意 4学年課程修了のため履修が必須である。

履修のアドバイス

電気電子工学科は,第二級陸上特殊無線技士,第三級海上特殊無線技

士の科目確認校であり,必要な単位を履修し卒業すれば申請により資格

取得となる。この科目は,この二つの資格取得のために必要な科目の一

つである。

基礎科目 電気回路Ⅰ(3年)

関連科目 電子回路Ⅱ(4年),通信工学特論(5年)

Page 32: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 通信工学(嶋田)

授業にかかわる情報

授業の方法 板書を中心に授業を進め,適宜例題演習を行いながら理解を深めていく。また,

授業状況によりレポートを課していく。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2-4週

5-7週

8週

9週

10-12週

13週

14週

15週

ガイダンス,通信システムの概要

アナログ信号の変調(振幅変調,角度変調)

ディジタル信号の変調(振幅変調,角度変調)

(前期中間試験)

前期中間試験の返却と解答・解説

パルス符号変調

時分割多重化

周波数分割多重化

(前期末試験)

前期末試験の返却と解答・解説

16-18週

19週

20-22週

23週

24週

25週

26,27週

28,29週

30週

伝送線路解析(入力インピーダンス,電圧反射係数,VSWR)

スミスチャートを用いた伝送線路解析

通信ケーブル(光ファイバ)

(後期中間試験)

後期中間試験の返却と解答・解説

通信ケーブル(同軸ケーブル)

高周波整合回路

イミタンスチャートを用いた高周波整合回路の設計

(後期末試験)

後期末試験の返却と解答・解説

教科書,教材等 教科書:適宜プリントを配布する

参考書:電気通信振興会「無線工学 二陸特用」

成績評価方法

4回の定期試験それぞれの結果を70%,演習およびレポート30%として評

価する。原則として再試験は実施しない。

試験には,筆記用具と関数電卓以外の持込を禁止する。

受講上のアドバイス

授業で理解できない場合は,そのままにせず教員に聴きにくること。

出欠を行うとき不在であれば遅刻とし,25分以上の遅刻は1欠課,75分以

上の遅刻は2欠課として扱う。遅刻3回で1欠課とする。

Page 33: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気機器Ⅰ(石辺)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気機器Ⅰ

(Electrical ApparatusⅠ) 単位 1

一般・専門の別・

学習の分野 専門・電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-2 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 石辺信治・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:専攻科棟 3 階(内線:8260)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力工学・電気機器工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化」である。

授業の概要 歴史上最初の電気機器である直流機と,広く世の中に普及している変

圧器について,原理・基礎理論・運転特性などを学習する。

学習目的 電気基礎の知識を基に,電気機器の原理・構造・基本特性を理解し,

また等価回路を用いて電気特性を考える能力を修得する

到達目標

1. 直流機の原理と構造を説明できる。

2. 変圧器の原理,構造,特性を説明でき,その等価回路が理解で

きる。

履修上の注意 学年の課程修了のため履修が必須である。

履修のアドバイス

基本原理は電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ(1,2年)の教科書を活用すると理解し

やすい。

常に実物を想像しながら考え,計算するよう心がけること。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ(1,2年)

関連科目 電気機器Ⅱ(3年)

Page 34: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気機器Ⅰ(石辺)

授業にかかわる情報

授業の方法 教科書を中心に授業を進めるが,適宜実物やプロジェクタによる視覚的な講義

も行う。必要に応じて演習問題を課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1-4 週

5-7 週

8 週

9 週

10-13 週

14 週

15 週

・ガイダンス 1,直流発電機(原理と構造,理論)

・直流発電機(種類と特性)

・中間試験

・中間試験の答案返却と解答解説,直流電動機導入

・直流電動機の特徴,始動,速度制御

・直流機の定格

(前期末試験)

・前期末試験の答案返却と解答解説

16 週

17-22 週

23 週

24 週

25-28 週

29 週

30週

・前期末試験の返却と解答解説,ガイダンス 2

・変圧器の構造と理論,等価回路

・中間試験

・中間試験の答案返却と解答解説

・変圧器の特性

・変圧器の三相結線

(後期末試験)

・後期末試験の答案返却と解答解説

教科書,教材等 教科書:深尾正,「電気機器」,(実教出版)

参考書:仁田工吉他, 「大学課程電気機器(Ⅰ)」,(オーム社)

成績評価方法

・定期試験 70%(4回の定期試験の結果を同等に評価する。試験には自筆ノー

トの持込を許可する。)再試験は実施しない。

・演習 30%

受講上のアドバイス

・予習をよくすることにより,授業中は積極的に質問することを歓迎する。

・20 分以上の遅刻は欠席として扱う。

・電気主任技術者試験(機械など)の受験に本科目は役立つ。

Page 35: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気機器Ⅱ(石辺)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気機器Ⅱ

(Electrical Apparatus Ⅱ) 単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-3 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 石辺信治・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:専攻科棟 3 階(内線:8260)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力工学,電気機器工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識

の深化,A-2:「電気・電子」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明

できること」であるが,付随的には「D-1」にも関与する。本科目は大

学相当の内容を含む科目で,技術教育プログラム履修認定に関連する。

授業の概要

広く世の中に普及していて無くてはならない機器であり,また電気機

器の基本を理解する上で大変重要な 2 種類の回転機(誘導機と同期機)

について,原理・基礎理論・運転特性などを学習する。

学習目的

2 年生までに学習した電気基礎の知識を基に,回転機の原理,構造,基

本特性を理解し,また等価回路を用いて電気特性を考える能力を修得す

る。また,コスト,環境,安全などの制約を考慮した最適な機器構成に

ついて考え,解を見出す総合応用能力の基礎を修得する。

到達目標

1. 誘導機の原理と構造を説明できる。

2. 同期機の原理と構造を説明できる。

3. 誘導機と同期機の基本特性を理解し,等価回路を説明できる。

4. 誘導電動機の各種始動方法を説明できる。

履修上の注意 学年の課程修了のため履修が必須である。

履修のアドバイス 常に実物を想像しながら考え,計算をし,特性を求めるように心がけ

ること。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ(1,2年),電気機器Ⅰ(2)

関連科目 パワーエレクトロニクス(4年),電気電子機器設計(5),電気電子材料

(5),発電工学(5),送配電工学(5),電気法規(5)

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様式 B 電気機器Ⅱ(石辺)

授業にかかわる情報

授業の方法 教科書を中心に授業を進めるが,適宜実物やプロジェクタによる視覚的な講義

も行う。必要に応じて演習問題を課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~3週

4~5週

6~7週

8週

9~11週

12週

13~14週

15週

・ガイダンス

・三相誘導電動機の原理

・三相誘導電動機の構造

・三相誘導電動機の理論と等価回路

・前期中間試験

・中間試験の答案返却と解答解説,三相誘導電動機の特性

・三相誘導電動機の始動法

・三相誘導電動機の円線図

(前期末試験)

・前期末試験の答案返却と解答解説

16~17週

18~19週

20~21週

22週

23週

24~26週

27~28週

29週

30週

・単相誘導電動機

・三相同期発電機の原理

・三相同期発電機の構造

・三相同期発電機の電機子反作用

・後期中間試験

・後期中間試験の返却と解答解説,三相同期発電機の等価回路

・三相同期発電機の基本特性

・三相同期発電機の平行運転と過渡特性

(後期末試験)

・後期末試験の答案返却と解答解説

教科書,教材等

教科書:「エレクトリックマシーン&パワーエレクトロニクス第2版」(森北出版)

参考書:深尾正編「電気機器」(実教出版)

http://www.ipes.ethz.ch

成績評価方法

定期試験70%(4 回の定期試験をそれぞれ同等に評価する。試験には自筆ノ

ートの持込を許可する。状況により本試験と同等に扱う再試験を行うことがあ

る。)

演習問題30%

受講上のアドバイス

・予習をよくすることにより,授業中は積極的に質問することを歓迎する。

・電気主任技術者試験(機械等)の受験にも本科目は役立つ。

・20分以上の遅刻は欠席とみなす。

Page 37: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 発電工学(山本)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

発電工学

(Engineering of Electric Power

Generation)

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 山本隆一・非常勤講師

研究室等の連絡先

友朋会館1階・非常勤講師室(内線:8591)

連絡担当教員:掛橋英典:研究室:機械・電気電子工学科棟3階(内線:

8218) E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力 工学,電気機器工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・制

御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現象

の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識

の深化,A−2:「電気・電子」に関する専門技術分野の知識を修得し,説

明できること」である。

授業の概要

電気を発生させるエネルギー源としての水力,火力,原子力および新エネ

ルギーについて,その原理および関連する設備について学習する。変電に

おいて,電力系統を制御・管理するために必要な知識を修得する。

学習目的 電気エネルギーを発生させ,運用・管理していくためには,数多くの高度

な技術が必要であり,それらの各種技術の基礎を修得する。

到達目標

1. 電気エネルギー源の種類・特徴を理解する。

2. 産業活動は環境対策とセットであることを理解する。

3. 今後増加が予想される各種分散電源の方式,特徴を理解する。

4. 変電設備の基本構成や機器の概要を理解する。

履修上の注意 学年の課程修了のために履修が必要である。

履修のアドバイス

産業活動に不可欠な電気エネルギー発生原理を理解することより,物

理現象に対する幅広い適応能力ができる。本科目は原子力人材育成関連

科目である。

基礎科目 電気回路Ⅰ,Ⅱ(3,4年),電気磁気学Ⅰ,Ⅱ(3,4),電気機器

Ⅰ,Ⅱ(2,3),パワーエレクトロニクス(4)

関連科目 送配電工学(5年),電気電子材料(5),高電圧工学(5),電気法規

(5),機械工学概論(4)

Page 38: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 発電工学(山本)

授業にかかわる情報

授業の方法 教科書を中心に授業を進めるが実際に現地に行って実物を見学することもあ

る。また必要に応じて小テストを実施し,レポートを課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3−5週

6−7週

8週

9週

10−12週

13−14週

15週

・ガイダンス,発電工学を学ぶ意義,発電方式

・水力発電[仕組みと水力学]

・水力発電[発電計画,発電計算]

・水力発電[設備,運転・保守など]

前期中間試験

・中間試験の返却と解答解説,火力発電[仕組みと熱力学]

・火力発電[ボイラとタービン,復水器など]

・火力発電[設備,運転・保守など]

前期末試験

・前期末試験の返却と解答解説

16−18週

19−20週

21−22週

23週

24−25週

26週

27−28週

29週

30週

・前期末試験の返却と解答解説,火力発電[発電計画,熱効率計算]

・原子力発電の原理[原子核反応と原子炉概要]

・原子力発電所[運転保守,安全対策]

後期中間試験

・中間試験の返却と解答解説,新しい各種発電方式[太陽発電,風力ほか]

・変電設備[概要,変圧器の運用]

・変電設備[短絡計算,電圧・力率改善]

・変電設備[監視制御,保護]

後期末試験

・後期末試験の返却と解答解説

教科書,教材等 教科書:道上 勉 著 「発電・変電」 電気学会

成績評価方法 定期試験 100%(4回の定期試験をそれぞれ同等に評価する。)

成績不振者には再試験を実施することがある。

受講上のアドバイス

産業活動を行っていくためにはエネルギー源が必要であり,その中でも安全・

便利な電力を環境と調和させながら今後どのように賄っていくか考えてみる。

電検3種(電力)の勉強をしていると理解しやすい。本科目は「原子力人材育

成関連科目」である。

遅刻に関しては、出席を採り終わってから時間の半分までを遅刻とし、それ以

上遅れると欠課とみなす。

Page 39: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 送配電工学(石辺)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

送配電工学

(Electric Power Transmission and

Distribution)

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 石辺信治・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:専攻科棟3階(内線:8260)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力工学,電気機器工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識

の深化,A-2:「電気・電子」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明

できること」である。

授業の概要

電力系統は人類が作ったもっとも複雑で巨大なシステムの1つであ

る。今や我々の生活に一瞬たりとも欠かせなくなった電気を需要家まで

安全に届けるための基礎理論と構成機器,制御・保護方式を学習し,送

配電システムを構成している基本思想について考察する。

学習目的

送配電システムを理解し,送電線や配電系統の定常時および故障時の

挙動を考えることができる能力を修得すると共に,電力システムの保護

思想を理解する。

到達目標

1. 電力システムの構成およびその構成要素について説明できる。

2. 交流および直流送電方式について、それぞれの特徴について説明で

きる。

3. 電力品質の定義およびその維持に必要な手段について知っている。

4. 電力システムの各種障害について理解している。

履修上の注意 学年の課程修了のために履修が必須である。

履修のアドバイス

具体的なハードウエアをイメージして学習するとともに,計算問題が

多くでるが計算で求めた数字を直感的に捉えて,極端な間違いはすぐに

わかるように心がけて欲しい。

基礎科目 電気機器Ⅰ,Ⅱ(2,3 年),電気磁気学Ⅰ,Ⅱ(3,4),電気回路Ⅰ,Ⅱ(3,4)

関連科目 高電圧工学(5年),発電工学(5),電気法規(5),電気電子機器設計(5)

Page 40: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 送配電工学(石辺)

授業にかかわる情報

授業の方法 教科書を主体に講義を進めるが,必要に応じてレポートを課す。また実際の設

備のビデオ視聴や実地見学を行い,フィールドを実感できるような工夫をする。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3週

4~5週

6~7週

8週

9~11週

12~14週

15週

・ガイダンス,総論

・系統構成

・架空送電線と地中送電線の構成

・送電線路定数と送電特性

・送電線路の等価回路と故障計算

前期中間試験

・中間試験の答案返却と解答解説,安定度問題

・故障計算

(前期末試験)

・前期末試験の答案返却と解答解説

16~18週

19~21週

22週

23週

24週

25~26週

27~29週

30週

・電力系統の異常電圧

・電力系統の保護

・送電線による障害

後期中間試験

・中間試験の返却と解答解説, 直流送電

・直流送電

・配電系統

(後期末試験)

後期末試験の答案返却と解答解説

教科書,教材等 教科書:田辺茂著 「送配電工学」(電気書院)

参考書:道上勉著「送配電工学」(電気学会)

成績評価方法

定期試験70%(4 回の定期試験をそれぞれ同等に評価する。試験には自筆ノ

ートの持込を許可する。状況により本試験と同等に扱う再試験を実施する。)

演習問題30%

受講上のアドバイス 電気主任技術者試験(電力)の勉強をしていると理解しやすい。

20 分以上の遅刻は1欠課、70 分以上の遅刻は 2 欠課として扱う。

Page 41: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子製図(掛橋)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子製図

Electrical and Electronic Drawing 単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-1 必修・履修・履修選

択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 掛橋英典・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟3階(内線8218)

[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力工学・電気機器工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2) 電気理論,電子・通信,情報・制

御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現象

の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に対応する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識

の深化,A-3:実験・実習をとおして技術に関する基礎知識の理解を深め

るとともに,関連した技能や手法を修得し,説明できること」であるが付

随的には「D-2」にも関与する。

授業の概要 電気電子を製図するための基本的考え方や方法について解説するととも

に電気電子を構成する代表的な電気電子要素を例に製図を解説する。

学習目的

製図の基本的な考え方を理解することでデザイン基礎能力を修得す

る。

また製図の知識を電気電子機器設計に応用する能力を修得する。

到達目標

1. 電気電子製図に関する基本的な考え方を理解する。

2. 製図の手順や考慮すべき事項が説明できる。

3. 構想力,図で表現する能力を身につける。

履修上の注意 課程修了のため履修が必須。

履修のアドバイス 設計については電気電子機器設計(5年)がある。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ(1年)

関連科目 電気電子機器設計(5年)

Page 42: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気電子製図(掛橋)

授業にかかわる情報

授業の方法 授業時間割の都合で前期週 2 単位時間で開講し,板書を中心に授業を進める。

理解が深まるように進度にあわせて授業時間内で製図等指導をする。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1 週

2-4週

5-7週

8-11 週

12-14週

15 週

・ガイダンス,製図の基礎

・製図の基礎(規格,線と文字,図記号,投影図)

製作図(線の用法図示の方法尺度と寸法表題欄等)

・第三角法, 製図演習

・電気設備(屋内配線等),製図演習

・電子機器(回路接続図等),製図演習

・確認試験

教科書,教材等 教科書:緒方興助,「電気製図」,(実教出版)

参考書:大西清,「JIS にもとづく標準製図法」,(理工学社)

成績評価方法

製図演習 70%および確認試験(授業時間内に1回実施,教科書持込)30%とし

て評価する。再試験はしない。

受講上のアドバイス

製図の基礎を身につけるため知識習得とともに簡易ドラフタを用いて演習を

実施する。疑問点,不明点は積極的に質問すること。授業の前に出席を取り,出

席を取り終わってから時間の半分までを遅刻とする。それ以上遅れると欠課とみ

なす。

Page 43: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子工学実験Ⅰ(原田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子工学実験Ⅰ

Experiments in Electrical and Electronic

Engineering Ⅰ

単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 実験・通年

対象学生 E-1 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 原田寛治,植月唯夫,石辺信治・電気電子工学科

研究室等の連絡先

原田:機械・電気電子工学科棟3階,内線 8268,E-mail:harada

植月:機械・電気電子工学科棟2階,内線 8263,E-mail:uetsuki

石辺:専攻科棟3階,内線 8260

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(3)実験・実習の体験学習を通じ

て,知識理解を深化させると同時に,実験の遂行能力・データを解析・

考察する能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化」である。

授業の概要 実験・配線実習をとおして,これまで学習した内容を確認し理解を深

めるとともに,各種測定器や電気工具の取り扱いに慣れる。

学習目的 電気の面白さを実験・配線実習を通じて体験すると共に,座学で学ん

だ電気の基本法則を実験で確認することにより更に深く理解する。

到達目標

電気・電子系分野の知識を講義と連動した実験実習をとおして理解するとともに,模範に沿って確実に実験を遂行し,データを整理し考察ができる。特に下記項目ができるようにする。

1.基本的な測定器の取り扱いができる。

2.基本的な電気量の測定ができる。

3.基礎的な電気配線ができる。

履修上の注意 本科目は実技を主とする科目なので,学年の課程修了のためには履

修・修得が必須である。

履修のアドバイス 電卓を持参すること。

基礎科目 電気電子基礎 I(1年),電気電子工学入門(1),電気電子製図(1)

関連科目 電気電子工学実験 II(2年),電気電子創造演習(3),

電気電子基礎 II(2),電気基礎課題演習(2)

Page 44: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気電子工学実験Ⅰ(原田)

授業にかかわる情報

授業の方法

授業時間割りの都合で後期に開講し,1 週 2 単位時間で開講する。

2~4 人の班に分かれて実験を行う。実験テーマは毎回異なり,班のメンバー

が協力してその日のうちに実験を完了する。実験結果を整理し検討・考察を行い

報告書にまとめ担当教員に提出する。報告書の内容が不十分な場合は返却される

ので必要に応じて再実験などを行い再提出する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~5週

6~9週

10~13週

14週

15週

12 の班を3つのグループに分ける。

・ガイダンス〔実験内容の説明,班分け,テキストの配布〕

・直流回路(1),オシロスコープの取り扱い,直流計器と分流器・倍率器

テスタの取り扱い

(第2グループ:10~13 週,第3グループ:6~9週)

・直流回路(2),ジュール熱,静電気,抵抗の温度変化

(第2グループ:2~5週,第3グループ:10~13 週)

・屋内配線(1)~(4)

(第2グループ:6~9週,第3グループ:2~5週)

・実験確認試験

・実験確認試験の解説ほか

教科書,教材等 教科書:電気電子工学実験 I テキスト

成績評価方法 全実験テーマを履修すること。報告書の内容(60%),実験確認試験(40%)

受講上のアドバイス

授業の開始時に出欠をとり,そのときにいない学生は遅刻とする。

実験テキストを事前に読んでおき,実験の内容や方法を十分に把握しておくこ

と。報告書の内容は実験データをただ並べるだけではなく,それらを十分検討・

考察し,実験結果が正しかったのか,それからどんなことがわかったのかを加え

ること。

Page 45: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子工学実験Ⅱ(植月/掛橋/前原/香取/嶋田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子工学実験Ⅱ

Experiments in Electrical and Electronic

Engineering Ⅱ

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門・実験・実習 授業形態・学期 実験・通年

対象学生 E-2 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 植月,掛橋,前原,香取,嶋田・電気電子工学科

研究室等の連絡先

植月(8263,uetsuki),前原(8267,maehara),嶋田(8262,shimada):機械・

電気電子工学科棟2階,香取(8302,katori ):講義棟2階,

掛橋(8218,kakehasi):機械・電気電子工学科棟3階

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(3) 実験・実習の体験学習を通じて,

知識理解を深化させると同時に,実験の遂行能力・データを解析・考察

する能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化である。

授業の概要 実験を通して,これまでに電気電子専門科目で学んだ基礎的内容を確

認・理解し,実験機器についての取扱いに慣れる。

学習目的 各実験テーマに取り組むことによって,電気の基本的な原理・法則を

理解し,実験結果のまとめ方について習得する。

到達目標

1. 電気電子に関する各種の計測,試験法等についての技術を習得すると

ともに,専門科目について学習した内容を実験を通して理解する。

・実験装置・器具・情報機器等を利用し目的を達成する手法が理解できる。

・実験を通じて工学の基礎に係わる知識が理解できる。

・実験から得られたデータについて工学的に考察し,説明できる。

◎目標達成のために他者と協調・協働して行動できる。

履修上の注意 本科目は実技を主とする科目であるので,学年の課程修了のためには

履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1以下)・修得が必須である。

履修のアドバイス

実験室では実習服を着用すること。特に「実習工場」および「電気機

械実験」では,実習服と帽子を必ず着用すること。女子も長ズボン着用

のこと。また運動靴など安全性の高い靴を履くこと。サンダル履きは不

可。電卓を持参すること。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ(1年),電気電子工学実験Ⅰ(1),電気電子基礎Ⅱ

(2),電気機器Ⅰ(2),制御基礎(2)

関連科目 電気電子工学実験Ⅲ(3年),電気電子創造演習(3),

電気電子工学実験Ⅳ(4)

Page 46: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気電子工学実験Ⅱ(植月/掛橋/前原/香取/嶋田)

授業にかかわる情報

授業の方法

2~4人で構成する12の班に分け,3グループに分かれて実験を行う。実験

テーマは毎回異なり,班のメンバーが協力してその日のうちに実験を完了する。

実験結果を整理し検討・考察を行い,報告書にまとめ担当教員に提出する。報告

書の内容が不十分な場合は返却されるので必要に応じて再実験などを行い再提

出する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1 週

2~5 週

6~9 週

10~13 週

14 週

15 週

ガイダンス〔実験内容の説明。班分け。テキストの配布など〕

・静電容量の測定,コンデンサの充放電,電磁誘導,キルヒホフの法則(直流)

(第2グループ:6~9 週,第3グループ:10~13 週)

・交流計器,オシロスコープの取扱い2,低周波増幅回路の製作1・2

(第2グループ:10~13 週,第3グループ:2~5 週)

・実習工場:安全指導,計測実習,旋盤実習

(第2グループ:2~5 週,第3グループ:6~9 週)

実験確認テスト

実験確認テストの返却と解答・解説

16 週

17~20 週

21~24 週

25~28 週

29 週

30 週

ガイダンス〔実験内容の説明。班分け。テキストの配布など〕

・LC 共振特性の測定,ホイートストンブリッジ,リモコン装置の組立て 1・2

(第2グループ:21~24 週,第3グループ:25~28 週)

・リレーシーケンス制御1・2,無接点シーケンスと論理回路1・2

(第2グループ:17~20 週,第3グループ:25~28 週)

・接地抵抗の測定,巻線抵抗・絶縁抵抗の測定,過電流遮断器の特性,電力の

測定(第2グループ:17~20 週,第3グループ:21~24 週)

実験確認テスト

実験確認テストの返却と解答・解説

教科書,教材等 教科書:電気電子工学実験Ⅱテキスト(ガイダンスのときに配布する。)

成績評価方法

全実験テーマを履修すること。報告書の内容(50%),実験確認テスト(5

0%)。各実験報告書の評価点および各実験確認テストの評価点をそれぞれ同等

に評価し,総合評価点が60点以上(100点満点)を合格とする。

受講上のアドバイス

実験テキストを事前によく読んでおき,内容や進め方を十分把握しておくこ

と。座学で学んでいない内容についても気を引き締めて取り組み,実験で学ぶと

いう心構えをしっかり持つことが大切である。

授業開始時刻に遅刻を確認する。各時限において15分以上の遅刻は欠課扱い

とし,遅刻部分のやってない実験について再実験を行う。

Page 47: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子工学実験Ⅲ(掛橋/中村/前原/八木/香取)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子工学実験Ⅲ

Experiments in Electrical and Electronic

Engineering Ⅲ

単位 3

一般・専門の別・

学習の分野

専門・

実験・実習 授業形態・学期 実験・通年

対象学生 E-3 必修・履修・履修選

択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 掛橋,中村,前原,八木,香取・電気電子工学科

研究室等の連絡先 掛橋(8218,kakehasi),中村(8269,nakamura),前原(8267,maehara),

八木(8261,yagi),香取(8264,katori)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(3) 実験・実習の体験学習を通じ

て,知識理解を深化させると同時に,実験の遂行能力・データを解析・

考察する能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-3:実験・実習をとおして,技術に関する基礎知識の理

解を深めるとともに,関連した技能や手法を修得し,説明できるこ

と」であるが,付随的には「D-2」にも関与する。本科目は大学相当

の内容を含む科目で,技術者教育プログラムの履修認定に関係する。

授業の概要 これまでに学習した電気回路・電子回路・電子工学・電力などの分野

の知識を,実験実習を通して理解を深める。

学習目的

実験を通して,これまで学習した内容を確認し理解を深めるととも

に,実験を遂行し,得られたデータを整理し,結果から得られることに

ついて考察する力を養う。

到達目標

◎1.実験で使用する装置や器具の取り扱い方法を修得し,主体的かつ

協調的に問題解決できる能力を身につける。

2.実験結果をレポートにまとめることで,グラフ,文章,式等で表

現する能力を身につける。

3.実験結果を検討・考察し,それから見知を得る力を身につける。

履修上の注意

本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス 実験は,実習服を着用すること。電気機械実験では女子もズボン着用のこと。また運動靴など安全性の高い靴を履くこと。サンダル履きは不可。

基礎科目

電気電子基礎Ⅰ(1年),Ⅱ(2),電気機器 I(2),制御基礎(2)

電気回路 I(3),電気磁気学 I(3),電子工学(3)

電子情報回路(3)など

関連科目 電気電子工学実験Ⅳ(4年),V(5),卒業研究(5)など

Page 48: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気電子工学実験Ⅲ(掛橋/中村/前原/八木/香取)

授業にかかわる情報

授業の方法

2~4人の班に分かれて実験を行う。実験テーマは毎回異なり,班のメンバー

が協力してその日のうちに実験を完了する。実験結果を整理し検討・考察および

研究課題を加えてレポートにまとめ担当教員に提出する。レポートの内容が不十

分な場合は返却されるので必要に応じて再実験などを行い再提出する。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学

習内容

(指示事項)

1週

2~15週

・12の班に分け,各班は半期で12テーマの実験(11テ

ーマの実験と1回のレポート作成)を順番にシフトしなが

ら行っていく。

・ガイダンス〔実験内容の説明,班分け,テキストの配布〕

・実験テーマ名

電位降下法・置換法,キルヒホフの法則(交流)・テブナン

の定理,

マルチバイブレータの製作と測定,FA制御(1),

ベクトル軌跡,過渡現象,ブラックボックスの回路解析,

各種半導体,磁性材料の特性,X線回折のデータ処理,L

SIの観察

・レポート作成実習

・実験予備,レポート作成予備(2週)

毎回,実習開始前

に予習レポート

を提出し,実習後

は,実験結果をま

とめて翌週まで

に報告書を提出

する。

16週

17~30週

・(10のテーマの実験と2回のレポート作成)

・ガイダンス〔実験内容の説明,班分け,テキストの配布〕

・実験テーマ名

三相交流回路の基礎実験,単相変圧器の特性試験,

直流発電機の特性試験,直流電動機の特性試験,

サイリスタの特性とその応用,ダイオード・トランジスタ

の特性,

発光ダイオードの分光特性,FA制御(2),デジタル回路

(1),(2),

・レポート作成実習

・実験予備,レポート作成予備(2週)

毎回,実習開始前

に予習レポート

を提出し,実習後

は,実験結果をま

とめて翌週まで

に報告書を提出

する。

教科書,教材等 教科書:電気電子工学実験Ⅲテキスト(配布)

参考書:これまでに学習した講義で使用した教科書

成績評価方法

全実験テーマを履修すること。実験成果・データシートの内容(30%),報告書

の内容(期限遵守を含む)(70%)。評価に当たっては,20テーマの各実験の

評価点を単純平均して合計評価点(100点満点)が60点以上を合格とする。

報告書の提出期限は原則として実験後1週間とする。

受講上のアドバイス

実験テキストを事前に読みレポート用紙にまとめておき,実験の内容や方法を

十分に把握しておくこと。報告書の内容は実験データをただ並べるだけではな

く,それらを十分検討・考察し,実験結果が正しかったのか,それからどんなこ

とがわかったのかを加えること。なお,15分以上の遅刻は1欠課として扱うの

で注意すること。

Page 49: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子工学実験Ⅳ(掛橋/中村/前原/八木/嶋田/石辺)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子工学実験Ⅳ

Experiments in Electrical and

Electronic Engineering Ⅳ

単位 3

一般・専門の別・

学習の分野 専門・実験・実習 授業形態・学期 実験・通年

対象学生 E-4 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 掛橋英典,中村重之,前原健二,八木秀幸,嶋田賢男,石辺信治・電気

電子工学科

研究室等の連絡先

中村(8269,nakamura),前原(8267,maehara),嶋田(8262,shimada):

機械・電気電子工学科棟2階,掛橋(8218,kakehasi),八木(8261,yagi):

機械・電気電子工学科棟3階,石辺(8260, ):専攻科棟3階

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との関

本科目は,電気電子工学科学習目標「(3)実験・実習の体験学習を通じ

て,知識理解を深化させると同時に,実験の遂行能力・データを解析・

考察する能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識

の深化,A-3:実験・実習をとおして,技術に関する基礎知識を深めると

ともに関連した技能や手法を修得し,説明できること。」である。

授業の概要 前期では,座学で学ぶ基本事項の確認を実験を通してできるよう,後

期では,各論応用的な内容に触れられるように実験項目を設定している。

学習目的 専門分野に関する実験を通じて深く思考を巡らして問題解決に取り組

み,報告書作成などの研究活動に必要な基本的能力を涵養する。

到達目標

1. ◎自身の能力を主体的に発揮して,各メンバーの役割を明確にしてチ

ームの一員として他者の意見を尊重し共同作業ができる。

2. ◎結果を報告書としてまとめるに当たって必要な教科書や文献を読む

という習慣を体得させ活きた勉強法を身につける。

3. ◎基本的な実験手順を決定でき,結果を報告できる。

4. ◎口述,記述,図表,グラフィックス等を効果的に選択できる。

履修上の注意

本科目は実技を主とする科目であるので,学年の課程修了のためには

履修・修得が必須である。本科目は「授業時間外の学習を必修とする科

目である」。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ

以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当

教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス 電気電子工学実験Ⅲと同様,報告書の書き方の修得も重要である。

基礎科目 これまでに学習した科目全般

関連科目 電気電子工学実験 V(5 年),卒業研究(5)

Page 50: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気電子工学実験Ⅳ(掛橋/中村/前原/八木/嶋田/石辺)

授業にかかわる情報

授業の方法

4,5人からなる班に分かれて実験を行う。実験テーマは毎週ことなり班員が

協力してその日のうちに実験テーマを完了させる。

実験結果は考察,研究課題を含めた実験報告書の形にまとめて指定された期限

内に担当教員に提出する。内容が不十分なときは担当教員により報告書が返却さ

れるので再実験を行うなどして報告書を完成させ再提出する。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1週

2-5週

6-9週

10-13週

14,15週

・ガイダンス(前期実験説明)

・三相誘導電動機,同期機器,インバータ,

レポート作成

・電子回路シミュレーション1,2,

論理回路設計1,2

・フォトリソグラフィプロセス,蒸着実験,

薄膜測定,レポート作成

予備日

実験報告書の作成を行う。

16週

17-20週

21-24週

25-28週

29,30週

・ガイダンス(後期実験説明),電気安全教育(理

解度テスト含む)

・光通信の基礎実験,トランジスタの基本特性,

トランジスタ増幅器(1),(2)

・マイクロ波の基礎実験,半導体レーザの特性

測定,太陽電池の基本特性,レポート作成

・演算増幅回路,アクティブフィルタ,

DC サーボの特性実験,高電圧

予備日

教科書,教材等 教科書:電気電子工学実Ⅳのテキスト

参考書:これまでに学習した座学の教科書など

成績評価方法

全実験テーマを履修すること。実験データの提出(30%)。報告書の内容(70%)。

評価にあたっては各実験のデータおよび報告書の評価点を単純平均して合計評

価点(100 点満点)が60点以上を合格とする。

受講上のアドバイス

テキストを事前に読んでおき実験内容を理解してレポート用紙にまとめて実

験日当日に持ってくること。

遅刻に関しては,授業開始時刻に遅刻確認を行う。各時限において15分以上

の遅刻は欠課扱いとし,遅刻部分のやってない実験について再実験を行う。

Page 51: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子工学実験Ⅴ(電気電子工学科全教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子工学実験Ⅴ

Experiments in Electrical and

Electronic Engineering Ⅴ

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門・実験実習 授業形態・学期 実験・通年

対象学生 E-5 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 電気電子工学科教員全員

研究室等の連絡先 電気電子工学科ホームページ参照

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(3) 実験・実習の体験学習を通じて,

知識理解を深化させると同時に,実験の遂行能力・データを解析・考察

する能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-3:実験・実習をとおして,技術に関する基礎知識の理解を深

めるとともに,関連した技能や手法を修得し,説明できること」である

が,付随的には「C-1」,「D-3」にも関与する。

授業の概要

学生は少人数ずつに別れて各研究室に入り,指導教員の指示の下にそ

れぞれのテーマの目的を把握し,問題設定能力を養う。実験計画を立て,

そして与えられた環境下で実験に取り組み,制約条件下で解を見出す能

力を修得する。その結果を報告書にまとめて提出する。

学習目的

4学年までは座学に対応した電気工学全般の実験を共通して行ってき

たが,5学年では応用的なテーマに関して問題点を把握しそれに対する

実験を行うことで,種々の学問,技術の総合応用能力を身につける。

到達目標

1.◎自身の能力を主体的に発揮して問題点を把握し,計画的に資料収

集,実験を行うことにより,継続的に計画し,実施する能力を修得

する。

2.報告書を期限内に作成して提出する。

3.◎報告書に基づいて各研究室担当教員の質疑応答に効果的な説明方

法や手段を用いて自分の意見を伝え,適切に対処できるコミュニケ

ーション能力を修得する。

履修上の注意

本科目は実技を主とする科目で,学年の課程修了には履修・修得が必須

である。本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単

位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位

時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従

うこと。

履修のアドバイス 実験に関するいろいろなことに自主的に臨む必要がある。

基礎科目 これまで学習してきた科目全般

関連科目 卒業研究(5 年),電子・情報システム特別実験(専 1)

Page 52: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気電子工学実験Ⅴ(電気電子工学科全教員)

授業にかかわる情報

授業の方法

指導教員の指示により,当初必要な文献や資料が示される。テーマとして卒業

研究の一部を行う場合もある。各自で実験計画,実行,検討,まとめを主体的に

行う。前期に開講する。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1 週

2~15 週

・ 前期だけの講座である。

・ ガイダンス,学生の班分け

・ 研究室へ配属,研究室にてテーマ説明

・ 実験計画作成,文献資料収集,実行,

結果検討

・ 期末には報告書にまとめて提出

・ 発表会

夏休み明けに発表会を行う。

各人概要を作成し口頭発表を行う。

・課題,レポートなど

担当教員の指示に従うこと。

教科書,教材等 教科書:今まで使用してきた全教科書

参考書:指導教員の指示する文献や書籍など

成績評価方法

各担当教員による報告書の評価(50%)と発表会での多数教員による評価

(50%)とで評価する。評価にあたっては教育プログラムの各項目に対して達成度

を評価し,合計評価点(100 点満点)が 60 点以上を合格とする。

受講上のアドバイス

主体性をもってあらゆることに取り組む必要がある。

必要な資料,機器,計測装置などがすべて与えられるものではなく,必要なも

のを自ら求める姿勢が必要で,指示待ち人間では何もできない。

15 分までは遅刻とし,それ以降は欠課とする。

Page 53: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気基礎課題演習(前原/下西/村上)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気基礎課題演習

Subject Exercises in Basic Electrical

Engineering

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門・実験・実習 授業形態・学期 演習・通年

対象学生 E-2 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 前原健二・電気電子工学科 下西二郎,村上雄大・非常勤

研究室等の連絡先 前原:機械・電気電子工学科棟2階(内線:8267)maehara

下西,村上:友朋会館1階 非常勤講師室(内線:8591)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化」であるが,付随的には「(F)コミュニケーション能力,プレ

ゼンテーション能力の育成」にも関与する。

授業の概要 「電気電子工学入門」,「電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ」で学習した内容を中心

として,電気工学一般に関する基礎知識を,演習を通じて深める。

学習目的

復習を主とした演習を通じて「電気電子工学入門」,「電気電子基礎Ⅰ,

Ⅱ」の理解を深め,高学年の電気電子工学科科目のための基礎学力と説

明能力を身につける。

到達目標

1. 1学年で学んだ「電気電子工学入門」,「電気電子基礎Ⅰ」の内容が,

演習問題を解くことにより,さらに分かる。

2. 2学年で学んでいる「電気電子基礎Ⅱ」の内容が,より広範な演習問

題を解くことにより,さらに分かる。

履修上の注意

本科目は,授業時間以外の自発的学習を含む科目であり,週1単位時

間の時間数に対して2単位が設定されている。したがって,授業時間以

外の自己学習が必要である。学年の課程修了のためには履修が必須であ

る。

履修のアドバイス 授業時間外でも学習することを前提としているので,受講者は自主

的・積極的に課題に取り組むことが必要である。

基礎科目 電気電子工学入門(1年),電気電子基礎Ⅰ(1),電気電子基礎Ⅱ(2)

関連科目 電気磁気学Ⅰ(3年),電気回路Ⅰ(3)など

Page 54: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気基礎課題演習(前原/下西/村上)

授業にかかわる情報

授業の方法

この演習の特徴は,少人数の学生に対し教員1人が当たるワークショップ方式

をとることであり,個々の学生の実力に応じてきめ細かく指導を行う。宿題を与

えて授業時間外の自発的学習内容も重要視する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1 週

2~4 週

5~7 週

8 週

9 週

10~14 週

15 週

・授業の概要および方法の説明と班分け

・直流回路[直流回路の電圧・電流,消費電力と発生熱量,電気抵抗,他]

・電流と磁気[磁気現象と磁気回路,電磁誘導作用と電磁エネルギー,他]

・前期中間試験

・前期中間試験の返却と解答解説

・静電気[静電現象,静電容量とその回路,静電エネルギーと静電吸引力,他]

(前期末試験)

・前期末試験の返却と解答解説

16,17 週

18,19 週

20,21 週

22 週

23 週

24 週

25,26 週

27 週

28 週

29 週

30 週

・交流回路の基礎[交流現象,正弦波交流の発生,交流の平均値・実効値]

・交流回路の基礎[正弦波交流のベクトル表示,正弦波交流の基本回路]

・交流回路の電圧・電流・電力[直列回路,並列回路]

・交流回路の電圧・電流・電力[交流の電力]

・後期中間試験

・後期中間試験の返却と解答解説

・記号法による交流回路の計算[複素数とベクトル,交流回路の計算]

・記号法による交流回路の計算[諸定理による交流回路の計算]

・記号法による交流回路の計算[交流ブリッジ回路の計算]

・記号法による交流回路の計算[相互インダクタンスを含む回路の計算]

(後期末試験)

・後期末試験の答案返却と試験解説

教科書,教材等 演習用図書:「演習電気基礎 上・下」(東京電機大学出版局)

参考書:「電気基礎 上・下」(東京電機大学出版局)

成績評価方法

4回の定期試験の結果を同等に評価する(50%)。試験には,教科書・ノー

トの持込みを許可しない。解答発表と宿題(50%)。

再試験はしない。

受講上のアドバイス 「電気電子基礎Ⅰ」「電気電子基礎Ⅱ」の復習を十分しておくこと。

授業開始時から25分以上遅れたものは1欠課とみなす。

Page 55: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子創造演習(専門学科全教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子創造演習

Exercises in Electrical and Electronic Creativity 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

実験・実習 授業形態・学期 演習・通年

対象学生 E-3 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 専門学科教員全員(まとめ役:掛橋英典・電気電子工学科)

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟3階(内線:8218)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(4)自発的学習科目の学習を通じ,

創造的・主体的・積極的にモノつくりに取り組み,学んだ技術・知識を

具体的なモノつくりに応用できる能力を身につける。」に相当する科目で

ある。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(D)課題解決能力の育成,

D-1: 学内外で得た科学・技術に関する知識や種々の情報を用い,問題を

明確にとらえ,複数の解決策を考え出し,それらの解決策を多面的に評

価し,適切な解決策や方法を見つけ,示せること」であるが,付随的に

は「F-1」にも関与する。本科目は大学相当の内容を含む科目で,技術者

教育プログラムの履修認定に関係する。

授業の概要

教員が提示したテーマあるいは自ら設定したテーマに,専門分野の異

なる数人のチームで取り組み,目標実現のために解決すべき課題を発見

し,課題解決方法をチームで実践的に体験する。主な課題テーマは,機

械工学,電気電子工学,電子制御工学,情報工学に関するものとし,専

門分野外の課題テーマを選択することも可能である。この演習では,す

でに習得している技術・知識を更に深める,あるいは,専門分野外の技

術・知識を新たに習得することができる。

学習目的

テーマの目的を把握し,準備すべき事柄を認識し,発生した問題点に

対し,自分の専門性を活かしながら,かつ他の専門技術とコミュニケー

ションを取りながら,解決に向けての創意・工夫を行うことによりエン

ジニアリングデザイン能力やチームワーク力を身につける。

到達目標

◎準備すべき事柄を認識し,学習を進めることができる。

◎解決すべき課題を把握し,自律的に学習することができる。

◎ゴールを意識しながら計画的にものごとを進めることができる。

◎他のメンバーとの役割分担を意識しながら創意・工夫ができる。

◎最終発表において理解しやすく工夫した発表ができ,的確な討論をすることができる。

履修上の注意

本科目は授業時間以外の自発的学習を含む科目であり,週1単位時間の時間数に対して 2 単位が設定されている。したがって,時間割の1単位の授業時間以外に,自己学習として放課後等の時間を自主的にこの演習に充て,2 単位分を確保すること。

履修のアドバイス

本授業では,技術的課題を自ら作り出し,それを解決する能力や新しいものを創造する能力,そして限られた制約条件下で(チーム全体で協力しながら)課題解決を行うエンジニアリングデザイン能力を養うことを目的としている。

基礎科目 2 学年までに学習してきた科目全般

関連科目 電気電子課題研究(4 年),卒業研究(5)など

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様式 B 電気電子創造演習(専門学科全教員)

授業にかかわる情報

授業の方法

各学科より提示された課題テーマをもとに学生に配属アンケートを実施し,課

題テーマを決定する。課題テーマは,機械工学,電気電子工学,電子制御工学,

情報工学に関するものであり,専門分野外の課題テーマを選択することも可能で

ある。学生は 1 年間かけて課題テーマに取り組み,最後に成果をまとめ発表する。

課題テーマに対して,専門分野の異なる数人(状況によっては 10 数人)のチ

ームで取り組み,目標実現のために解決すべき課題を発見し,課題解決方法をチ

ームで検討し,計画的に実行する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3~6週

7~14週

15週

・ガイダンス,課題テーマの説明と希望アンケート

・機械工学科の課題テーマ

(スターリングエンジンの製作,はりの製作と強度試験,ウインドカーの製作)

・電気電子工学科の課題テーマ

(ロボットのセンサー制御&プログラミング,迷路探索ロボット「マイクロマウス」,

ソーラーカー&乾電池自動車,目指そう宇宙エレベーター)

・電子制御工学科の課題テーマ

(移動装置の製作(機械設計コース,電気電子コース,制御プログラミングコース))

・情報工学科課題のテーマ

(ソフトウェア系,組み込み系,通信・システム系)

・学科へ配属,グループ分け

・課題テーマの内容について調査・検討,演習計画を策定

(演習計画書の作成・提出)

・学習および製作・実験など各テーマの実現に向け作業開始

・中間成果のまとめ(中間報告書の作成・提出)

16週

17~27週

28~29週

30週

・中間報告結果をもとに問題点および計画修正などの検討

・学習および製作・実験など各テーマの実現に向け作業開始

・ポスター発表準備と発表会の実施(ポスター作成)

・成果のまとめ(最終報告書の作成・提出)

教科書,教材等 各教員指定の書籍,インターネット,物理や専門の教科書,専門参考書,友人

など,自分の周辺が全て教材である。

成績評価方法

・指導教員による演習計画書,中間報告書,最終報告書の評価(30%)

・指導教員による最終成果の評価(40%)

・審査員によるポスター発表の評価(30%)

なお,指導教員による最終成果に対する評価には,時間割以外の時間も含めた

自発的な取り組みの状況(遅刻や欠課の状況を含む)や,技術指導やコミュニケ

ーションへの取り組みの状況に対する評価が含まれる。また,審査員による評価

の一部として,質疑応答などを通して同様の評価が含まれる。

受講上のアドバイス

他の専門分野のチームメイトと課題を共有する(コミュニケーション能力を向

上させる)ことで,自分の専門を意識した学習(自己の専門性の高度化)を行う

と同時に,他の専門分野と自分の専門分野の接点を見出し(異分野融合能力の向

上),課題解決策を生み出す工夫をしてほしい。

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様式 A 電気電子課題研究(原田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子課題研究

Subject Exercises in Basic Electrical

and Electronic Engineering

単位 4

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 実験・通年

対象学生 E-4 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 原田寛治(電気電子工学科教員全員)

研究室等の連絡先 電気電子工学科ホームページ参照

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(4)自発的学習科目の学習を通

じ,創造的・主体的・積極的にモノつくりに取り組み,学んだ技術・知

識を具体的なモノつくりに応用できる能力を身につける。」に相当する

科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目の学習・教育目標は主として「(D)課題解決能力の育成,D-

2:適切な方法を用いて,要求された課題を制約の下でデザインでき

ること」であるが,付随的に「E-2」,「F-1」にも関与する。

授業の概要

電気電子創造演習(3 年)で培われた,問題を発見し解決する能力を

生かしてより発展的な課題に取り組む。卒業研究の助走的な色合いをも

ち,課題内容は卒業研究にそのままつながることもあり得る。

学習目的 卒業研究に必要な素養となる,技術的な課題の問題設定能力や具体的

な解決能力の基本を身につけ,種々の学問,技術の総合応用能力を養う。

到達目標

◎研究の背景,目的,各自が進めた研究の内容等構想した情報を,ハードウェア・ソフトウェアを利用して,図,文章,式,プログラム等で的確に加工・発信ができ,また活用できる。

◎目標・成果に関して現状との乖離から解決すべき課題をみつけ,必要な情報を収集・整理し,研究を主体的に進めることができる。

◎社会の一員としての意識をもって行動でき,チームワークの必要性を理解し,協調して研究を進めることができる。また複合的な工学的課題に取り組むことができる。

履修上の注意

学年の課程修了のために履修が必須である。

また本科目は,授業時間以外の自発的学習を含む科目であり,週2単位時間の時間数に対して4単位が設定されている。したがって,授業時間以外の自己学習が必要である。

履修のアドバイス 興味あるテーマを選び,積極的に取り組むことが重要である。受身の姿勢では何も出来ない。

基礎科目 電気電子創造演習(3 年)およびこれまでに学習してきた科目全般

関連科目 卒業研究(5年)

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様式 B 電気電子課題研究(原田)

授業にかかわる情報

授業の方法

少人数にグループ分けして,各教員の研究室に配属する。各自が特定の課題を

探求し解決するために,計画から始まり文献その他必要な調査,資材調達,実行

検討,まとめ,発表までをおこなう。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3~15 週

•ガイダンス,課題研究のテーマ説明。

•各研究室を回り,テーマの個別説明を受ける。希望テーマアンケート実施,配属

先決定。

•指導教員の下に課題決定,計画立案,文献調査,資料収集,資材調達,実験装置

試作,実験などを開始する。

16~30週

•10月に中間報告を行い,研究の進捗状況を評価する。

•その中間報告でのアドバイス等を基に,計画修正し,実験・解析などを進める。

•2月に最終課題研究報告書をまとめて提出する。

•2月に最終課題研究発表会にて内容をまとめて発表する。発表内容が不十分な

場合は再発表もありうる。

教科書,教材等 教科書:今まで使用してきた教科書

参考書:指導教員の指示する文献や書籍など

成績評価方法

課題研究報告書の評価(60%)。課題研究報告会での発表内容,質疑応答に対

する多面評価(40%)。

評価に当たっては教育プログラムの各項目に対して達成度を評価し,合計評価

点(100 点満点)が 60 点以上を合格とする。

受講上のアドバイス

授業開始後,15 分未満を遅刻とする。

主体性をもってあらゆることに取り組む必要がある。

必要な資料,機器,計測装置などがすべて与えられるものではなく,必要なも

のを自ら求める姿勢が必要である。

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様式 A 卒業研究(電気電子工学科全教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

卒業研究

Graduation Thesis 単位 9

一般・専門の別・

学習の分野 専門・全ての分野 授業形態・学期 実験・通年

対象学生 E-5 必修・履修・

履修選択・選択の別 必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 電気電子工学科全教員

研究室等の連絡先 学生生活ハンドブックの建物見取図を参照

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(5) 卒業研究の学習を通じて,工学

現象を把握し問題解決へ応用する基礎能力を身につけ,発表や討議がで

きるコミュニケーション能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(D)課題解決能力の育成,

D-1:学内外で得た科学・技術に関する知識や種々の情報を用い,問題

を明確にとらえ,複数の解決策を考え出し,それらの解決策を多面的に

評価し,適切な解決策や方法を見つけ,示せること」であるが,付随的

には「A-1」,「A-3」,「C-2」,「E-1」,「E-3」,「F-1」,「G-1」にも関

与する。技術者倫理に関する講演会を必ず聴講すること。

授業の概要

本科目は個々の学生が特定の課題に対し,構想力を生かして計画や調査,

資料調達を行い,創造力を働かせて課題解決を図り,まとめの発表にお

いてプレゼンテーション能力の向上をも図る学習総仕上げ科目である。

学習目的 デザイン能力のうち特に,問題設定能力,創造力を駆使した問題解決

能力,結果発表によるプレゼンテーション能力を身につける。

到達目標

1. ◎複雑な問題の中で課題解決に関する原則を理解し,研究の背景,

技術動向を把握し,研究目的を理解する。(A-1,A-3,C-2,G-1)

2. ◎現状と目的を把握し,その乖離の中に問題を設定でき,研究計画

をたて,必要な資料収集などを計画的に行う問題設定能力,構想力を

養い複合的な工学課題に取り組むことができる。(D-1,E-1,E-3,G-1)

3. ◎計画に基づき創造力を入れ実験や解析を具体的に進められる。I

CTを基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。(C-2,D-1,E-1,E-3)

4. 研究成果を報告書にまとめ,発表することによりプレゼンテーショ

ン能力,コミュニケーション能力を養う。◎効果的な手段を用いて円

滑なコミュニケーションを図ることができる(C-2,D-1,F-1)

履修上の注意

本科目は実技を主とする科目で,学年の過程修了のため履修(欠席時

間数が所定授業時間数の3分の 1 以下)・修得が必須である。また授業時

間以外の自発的学習を含む科目であり,週 6 時間の時間数に対して 9 時

間が設定されているので,時間外での自発的な学習時間が必要である。

履修のアドバイス 探究心をもって積極的に取り組むことが重要である。

基礎科目 これまで学習してきた科目全般

関連科目 全ての科目。特に特別研究(専攻科 1,2 年)と関連する。

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様式 B 卒業研究(電気電子工学科教員)

授業にかかわる情報

授業の方法

担当教員の指導のもとに,研究活動を主体的に実施する。

専攻科での研究とも関連しており,専攻科に進学する学生には,研究室配属先

を特別に考慮する。なお外書輪読を各研究室で適宜行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1 週

2~15 週

・ ガイダンス〔テーマ説明会,希望テーマアンケート実施〕

・ 配属先決定と研究開始

指導教員の指導の下に,研究テーマの決定,計画立案

文献調査,資料収集,実施計画,資材調達,実験装置製作,実験実施,

実験結果の検討と次回実験へのフィードバック,中間結果のまとめ

16~30 週 ・ 研究遂行

計画や内容の見直しを行って後期の研究を遂行する。

・ 卒業研究報告書作成(1 月頃)

別に定める執筆要綱に従って,研究成果を「卒業研究報告書」にまとめる。

報告書には英語のアブストラクトをつける。審査会発表準備を行い,発表

概要(アブストラクトは英語で作成)を担任に提出する。報告書はグルー

プで行った研究でも,各人個別に作成する。

・ 卒業研究審査会(2 月下旬~3 月上旬)

審査会で口頭発表する。

・E4,E3 生への報告会を行う。(必須)

教科書,教材等 教科書:今まで使用してきた教科書

参考書:指導教員の指示する文献や書籍など

成績評価方法

卒業研究報告書,卒業研究審査会,発表会の内容を電気電子工学科教員全員で

総合評価する。評価にあたってはデザイン能力(構想力,問題設定能力,創造力,問

題解決能力,プレゼンテーション能力,コミュニケーション能力)に対して別途定

める評価基準に従って達成度を評価し,合計評価点(100 点満点)が 60 点以上

を合格とする。

受講上のアドバイス

本科目は本科におけるもっとも重要な科目の一つであり,あらゆる面で主体性

を持って全力で取り組むことが求められる。期間が 1 年足らずなので特に優れた

成果が得られるとは限らないが,試行錯誤を繰り返しながらあきらめず,研究方

法の過程を身につけていってほしい。

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様式 A 応用数学Ⅰ(福田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

応用数学Ⅰ

Applied MathematicsⅠ 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

一般・自然科学系基礎・

共通 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-4 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 福田 信幸・非常勤講師

研究室等の連絡先 福田:友朋会館1階・非常勤講室(連絡担当教員:松田修)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 数物系科学/数学/数学一般

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科の学習目標「(1) 数学,物理を中心とした

自然科学系の科目に関する知識を修得し,電気電子工学に関する基礎

知識として応用する能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎

知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として, 自然科学の幅

広い分野の知識を修得し, 説明できること」である。

授業の概要

応用数学Ⅰでは確率論と統計学の初歩を学ぶ。確率論では統計処理

で重要な分布(二項分布,ポアソン分布,正規分布)の理論と中心

極限定理を理解する。2変数のデータの整理として相関と回帰直線

の方程式を学ぶ。最後に母集団の推定と検定の方法を学ぶ。

学習目的 統計の意味をよく理解し,実際の統計データから推定や検定ができ

るようにする。

到達目標

1.いろいろな確率をもとめることができる。余事象の確率,確率の加

法定理,排反事象の確率を理解している。

2.条件付き確率を求めることができる。確率の乗法定理,独立事象の

確率を理解している。

3.1次元および2時限データを理解して,平均・分散・標準偏差・相

関係数・回帰直線を求めることができる。

4.母数の推定,検定の方法の習得している。

履修上の注意 なし。

履修のアドバイス 本科目は工学に必要とする基礎的な確率の考え方と統計法を身につけ

る科目であるので,履修する意義は大きい。

基礎科目 基礎数学Ⅰ,Ⅱ(1年),微分積分Ⅰ(2),微分積分Ⅱ(3)

関連科目 応用物理Ⅱ(4年),電気電子工学実験Ⅳ,Ⅴ(4,5)

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様式 B 応用数学Ⅰ(福田)

授業にかかわる情報

授業の方法 板書を中心に内容の理解を重視し,またより深く理解するためにできるだけ多

くの演習を課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~3週

4~7週

8週

9週

10~11週

12~14週

15週

・ガイダンス

・確率の定義と性質

・いろいろな確率

(前期中間試験)

・答案の返却と解説,1次元データ

・1次元のデータ

・2変数のデータ

(前期末試験)

・答案の返却と解説,補足説明

17~19週

20~22週

23週

24週

25~26週

27~29週

30週

・確率変数と確率分布

・多次元確率変数と標本分布

(後期中間試験)

・答案の返却と解説,母数の検定

・母数の推定

・仮説の検定

(学年末試験)

答案の返却と解説,補足説明

教科書,教材等 教科書:高遠 節夫 他著,新訂 確率統計(大日本図書)

成績評価方法

4回の定期試験(同等に評価し50%)とその他の試験,演習,レポート,授

業への取り組み方など(50%)の合計で評価する。成績等によっては,再試

験を行う(レポート課題を課す)こともある。再試験は80点を上限として本

試験と同様に評価する。試験には教科書・ノート等の持ち込みを許可しない。

受講上のアドバイス 遅刻は10分までとし,遅刻の回数が多い場合は,警告を行った後,欠課扱い

とすることもある。

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様式 A 応用数学Ⅱ(佐々井/宮崎)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

応用数学Ⅱ

Applied MathematicsⅡ 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門・自然科学系基礎・

共通 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 4年全学科 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 宮崎 隼人 / 佐々井 祐二・専門学科共通科目

研究室等の連絡先 佐々井:管理・一般科目棟3階(内線 8199)[email protected]

宮崎:管理・一般科目棟2階(内線 8193)[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 数物系科学/数学/解析学基礎

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科の学習目標「(1)数学,物理を中心とした自

然科学系の科目に関する知識を修得し,電気電子工学に関する基礎知識

として応用する能力を身につける」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分

野の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要

微分方程式解法の有力な道具の一つとしてラプラス変換を解説する。

次にベクトル関数の微分積分を展開し,その関連事項について解説する。

有限区間で定義された関数を三角級数で表現するのがフーリエ級数論

で,定義域を無限区間に拡張したとき,フーリエ係数がフーリエ変換へ,

フーリエ級数がフーリエ積分へと変形されていく様子をみる。

学習目的

工学の基礎的な問題を解決するために必要な数学の知識,計算技術お

よび応用能力をラプラス変換,ベクトル解析,フーリエ級数及びフーリ

エ変換を通して習得する。

到達目標

1.自らの専門分野の課題解決に数学的手法を適用できる。

2.ラプラス変換,ベクトル解析,及びフーリエ解析の概念を理解し,

工学分野に現れる微分方程式の解法に応用することができる。

履修上の注意 なし

履修のアドバイス

3年生までの数学,特に,三角関数,空間のベクトル,行列式,微分

法(偏微分を含む),積分法(重積分を含む)の既習内容をしっかり確認

しておくこと。

基礎科目 基礎数学Ⅰ,Ⅱ(1年),基礎線形代数(2),微分積分Ⅰ,Ⅱ(2,

3),線形数学(3)

関連科目 応用物理Ⅱ(4年),制御工学(4,5),伝熱工学(5),回路システ

ム(4),電気回路(4),画像工学(5),情報通信工学(5),電磁気学

特論(専1),回路網解析(専2),など

Page 64: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 応用数学Ⅱ(佐々井/宮崎)

授業にかかわる情報

授業の方法 板書を中心に授業を進め厳密な理論の追求に偏することなく,内容の理解を重

視する。また,その理解をより深めるために演習を課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2・3週

4週

5・6週

7週

8週

9週

10・11週

12・13週

14週

15週

前期ガイダンス,ラプラス変換の定義と例

基本的性質,ラプラス変換の表

逆ラプラス変換,演習

常微分方程式への応用,たたみこみ

線形システムの伝達関数とデルタ関数,演習

(前期中間試験)

中間試験答案の返却と解説,空間のベクトル,外積

ベクトル関数,曲線,曲面

演習,スカラー場とベクトル場,勾配

発散と回転

(前期末試験)

前期末試験答案の返却と解説

16週

17・18週

19・20週

21週

22週

23週

24週

25週

26・27週

28週

29週

30週

後期ガイダンス

線積分,グリーンの定理

面積分,発散定理

ストークスの定理

演習

(後期中間試験)

中間試験答案の返却と解説,周期2πのフーリエ級数

一般の周期関数のフーリエ級数

複素フーリエ級数,偏微分方程式への応用,演習

フーリエ変換と積分定理,フーリエ変換の性質と公式

偏微分方程式への応用,スペクトル,演習

(後期末試験)

後期末試験答案の返却と解説

教科書,教材等 教科書:高遠 他著 新 応用数学,新 応用数学問題集(大日本図書)

参考書:矢野・石原 著 ベクトル解析,応用解析(裳華房)

成績評価方法

4回の定期試験の結果(同等に評価し70%)と演習・レポート(30%)の

合計により評価する。なお,成績によっては,再試験を行うこともある。再試験

は60点を上限として本試験と同様に評価する。試験には,教科書・ノート等の

持ち込みを許可しない。

受講上のアドバイス

必要に応じて復習しながら講義を進めるが,3年生までの数学を折に触れて復

習しておくこと。毎回の予習復習が重要なのは言うまでもない。

授業開始10分までを遅刻とし、遅刻の回数が多い場合は,警告を行った後,

欠席扱いとすることもある。

Page 65: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 機械工学概論(西尾)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械工学概論

Introduction to Mechanical

Engineering

単位 1

一般・専門の別・

学習の分野 専門・電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-4 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 西尾公裕・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線:8266)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2) 電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A―1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野

の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A―2」にも

関与する。

授業の概要 機械工学全般にわたって解説する。

学習目的 電気技術者として必要と考えられる機械工学の基礎的な知識を身につ

ける。

到達目標

1.機械工学の主要分野の概略を説明できる。

2.◎電気工学と機械工学の関わりが十分認識でき,その関わりの場に

おいて機械技術者と協調できる。

履修上の注意 なし

履修のアドバイス なし

基礎科目 物理Ⅰ(2年)、物理Ⅱ(3)応用物理Ⅰ(3)、応用物理Ⅱ(4)

電気機器Ⅰ、Ⅱ(2,3,4)、パワーエレクトロニクス(4)など

関連科目 発電工学(5年)、電気電子機器設計(5)、電気主任技術Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

(2~5)など

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様式 B 機械工学概論(西尾)

授業にかかわる情報

授業の方法

授業時間割の都合で前期に開講し、1 週 2 単位時間で開講する。

板書を中心に授業を進めていく。理解を深めるために,適宜演習を解かせなが

ら授業を進めていく。また,状況に応じてレポート・課題を与える。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~5週

6~7週

8週

9週

10~11週

12~13週

14週

15週

● 機械工学の概要,材料力学

● 材料力学

● 機構学

(前期中間試験)

● 前期中間試験の返却および解答,機械設計・製図

● 熱力学

● 流体力学

● メカトロニクス

(前期末試験)

● 前期末試験の返却と解答

教科書,教材等

教科書:松尾哲夫ほか4名 著 「わかりやすい機械工学(第2版)」(森北出版)

参考書:テキストの巻末に多くの参考文献が示されている。それらの多くは本校

の図書館にもあるので必要に応じて参考にするとよい。

成績評価方法

2回の定期試験の結果を同等に評価する(70%)。演習およびレポートを評

価する(30%)。試験には,教科書・ノートの持込を許可しない。

成績不振者には再試験を実施する場合がある。

受講上のアドバイス

・ 授業を欠席しないことが大切である。

・ 専門用語の理解と暗記に努力すること。

・ 遅刻は 25 分までとし,これを超える場合は欠席と見なす。

・ 授業中には講義内容に関して適宜質問する。集中して聞いておくこと。

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様式 A パワーエレクトロニクス(石辺)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

パワーエレクトロニクス

(Power Electronics) 単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-4 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 石辺信治・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:専攻科棟3階(内線:8260)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力工学,電気機器工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識

の深化,A-2:「電気・電子」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明

できること」である。

授業の概要

パワーエレクトロニクスの基礎を学ぶ。この技術は従来の電気機器と

異なり,回路・半導体素子・制御の複合技術であり,現在も急速に進歩

している分野であるが,本講義はその入門としての位置づけである。

学習目的 各種電力用半導体素子の特徴を理解した上で,整流回路,チョッパお

よびインバータの基本動作を理解する。

到達目標

1. 各種電力用半導体素子(パワーデバイス)の基本動作・特徴を

説明できる。

2. 整流回路の原理とはたらきについて説明できる。

3. チョッパ,インバータの原理とはたらきについて説明できる。

履修上の注意 なし

履修のアドバイス 整流回路は三相交流の動作を,チョッパ・インバータはLとCの性質

を正確に理解していることが本講義の理解に不可欠である。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ(1,2年),電子工学(3),電気磁気学Ⅰ,Ⅱ(3,4),

電気機器Ⅰ,Ⅱ(2,3)

関連科目 送配電工学(5年),電気電子材料(5),電気電子機器(専 1)

Page 68: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B パワーエレクトロニクス(石辺)

授業にかかわる情報

授業の方法 教科書を主体に授業を進めるが,適宜実物やプロジェクタによる視覚的な講義

も行う。必要に応じて演習問題を課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~5 週

6~7週

8週

9週

10~13週

14週

15週

・ガイダンス

・電力用半導体素子(ダイオード,サイリスタ,GTOサイリスタ,バイポーラ・

トランジスタ,MOS-FET,IGBT)

・整流回路(基本回路)

・前期中間試験

・中間試験の答案返却と解答解説,整流回路(位相制御)

・整流回路(抵抗負荷と誘導負荷)

・整流回路(他励式インバータ)

(前期末試験)

・前期末試験の答案返却と解答解説

16週

17週

18~19週

20週

21~22週

23週

24週

25~26週

27~28週

29週

30週

,直流チョッパ(降圧)

・直流チョッパ(昇圧他)

・直流チョッパ(出力電圧調整他)

・インバータの原理

・電圧型インバータ

後期中間試験

・中間試験の答案返却と解答解説,電流型インバータ

・出力電圧の調整と高調波

・PWM方式

・三相インバータ

(後期末試験)

後期末試験の答案返却と解答解説

教科書,教材等

教科書:片岡昭雄著 「パワーエレクトロニクス入門」(森北出版)

参考書:金東海著「パワースイッチング工学」(電気学会)

「エレクトリックマシーン&パワーエレクトロニクス」(森北出版)

自習ツール:IPES http://www.ipes.ethz.ch

成績評価方法

定期試験70%(4 回の定期試験をそれぞれ同等に評価する。試験には自筆ノ

ートの持込を許可する。状況により本試験と同等に扱う再試験を行う。)

演習問題30%

受講上のアドバイス

予習をよくすることにより,授業中は積極的に質問することを歓迎する。

電験3種(機器等)の受験に本講義は役立つ。

20 分以上の遅刻は欠席とみなす。

Page 69: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子機器設計(掛橋・嶋田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子機器設計

Design of Electrical and Electronic

Machinery

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・履修選

択・選択の別 履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 掛橋英典(電気機器設計),嶋田賢男(電子回路設計)・電気電子工学科

研究室等の連絡先 電気電子工学科ホームページ参照

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力工学・電気機器工学,電子デバイス・電子機器

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・制

御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現象

の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識

の深化, A-3:実験・実習をとおして技術に関する基礎知識の理解を深め

るとともに,関連した技能や手法を修得し,説明できること」であるが,付

随的には「D-2」にも関与する。

授業の概要 電気機器の設計をするために必要な総合的な知識を修得する。

電子回路シミュレータを用いて電子回路の設計を行う。

学習目的 電気電子機器設計の基本的な考え方を理解することでデザイン基礎能力

を修得する。電子回路シミュレータによる電子回路設計法を学ぶ。

到達目標

1.電気電子機器設計に関する基本的な考え方を理解できる。

2.電気電子機器設計の手順や設計に考慮すべき事項が説明できる。

3.図や式で表現する能力を養う。

4.電子回路シミュレータを使いこなせる。

5.電子回路シミュレータで回路設計ができる。

履修上の注意

本科目は「授業時間外の学習を必修」とする科目である。1単位当たり授

業時間として 15 単位時間開講するが,これ以外に 30 単位時間の学習が

必修となる。これらの学習については各担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス 電気機器の復習をしておくこと。電子回路の基礎を理解しておくこと。

基礎科目 電気機器 I,II(2,3年),電気電子基礎 I,II(1,2),電気回路 I(3),

電子工学(3),電子回路 I(4)

関連科目 電気電子材料(5年),電子回路 II(5)

Page 70: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気電子機器設計(掛橋・嶋田)

授業にかかわる情報

授業の方法

授業時間割の都合で前期に開講し 1 週 2単位時間で開講する。クラスを二班に

分け半期ずつ電気機器設計と電子回路設計を学ぶ。

電気機器設計では,板書を中心に授業を進める。また理解が深まるように学習

の進度にあわせて授業時間外に演習を課す。

電子回路設計では,パソコンを使った演習を主体とする。また,設計した回路

の動作実験も行う。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1週

2週

3週

4週

5-6週

7週

8週

・ガイダンス,規格,仕様書,電気材料

・熱回路計算

・磁気回路計算

(前期中間試験)

・誘導起電力,損失計算

・静止器設計

(前期末試験)

・期末試験の返却・解説

毎回,授業内容を理解できるよ

うに授業内容に即した問題を

演習として課す。

1週

2週

3週

4週

5週

6週

7週

8週

・ガイダンス,電子回路シミュレータの基礎

・演算増幅器の基礎とシミュレーション

・各種演算回路のシミュレーションと設計

・ダイオード・トランジスタの静特性のシミュ

レーション

(前期中間試験は実施しない)

・エミッタ接地・コレクタ接地増幅回路のシミ

ュレーションと設計

・FET の静特性のシミュレーション

・ソース接地・ドレイン接地増幅回路のシミュ

レーションと設計

・CMOSインバータのシミュレーションと設計

授業の単元毎の報告書を作成

する。

教科書,教材等 教科書:広瀬敬一・炭谷英夫,「電機設計概論」,(電気学会)

教科書:家村道雄他・入門 電子回路アナログ編,(オ-ム社)

成績評価方法

電気機器設計 : 演習40%,定期試験60%とする。再試を行う場合は再試結

果を上限60点として定期試験結果に入れる。

電子回路設計 : 授業の単元毎の報告書50%,最終課題の報告書50%

受講上のアドバイス

電気機器,電気電子材料・電気回路・電子回路等他の科目で学習した知識と関

連させて学習するように心がけること。

25 分以上の遅刻は1欠課として扱う。

Page 71: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子計測(西尾)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子計測

Electrical and Electronic Measurements 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門:電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 西尾公裕・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線:8266)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 電気・電子工学/ディジタル回路/電力工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2) 電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の

知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A-2」にも関与

する。

授業の概要

産業分野における自動化・省力化から科学分野における実験まで,諸

現象を電気・電子的に計測し,そのデータをコンピュータに取り込んで

処理し,また制御に用いることが広く行われている。本科目では,この

計測に必要な基礎理論から,センサー技術,インタフェース等の要素技

術から応用技術の実際までを学習する。

学習目的 系統的にまとめられた計測の理解を通し,各専門科目で学んだ色々な

項目の理解を深化させる。

到達目標

1.測定方法を分類でき,精度と誤差,有効数字を考慮できる。

2.SI単位・計測標準などを理解する。

3.指示計器の動作・使い方を説明でき,分流器・分圧器およびA/D

変換とディジタル計器の原理を理解する。

4.電圧降下法・ブリッジ回路によるインピーダンス測定を説明できる。

5.有効電力・無効電力・力率・電力量の測定原理と方法を説明できる。

6.オシロの原理を理解し,波形観測の方法を説明できる。

履修上の注意 なし。

履修のアドバイス

扱う項目は,電気・電子・電力工学,ディジタル技術全般に関係し,

広範囲にわたっているので,各分野の基礎をしっかりと身につけている

ことが必要である

基礎科目 電気機器Ⅰ,Ⅱ(1・2年),電気回路Ⅰ(3),電気磁気学Ⅰ(3)

関連科目 電気機器Ⅱ(3年),電気電子工学実験Ⅲ,Ⅳ(3,4),

電気磁気学Ⅱ(4)など

Page 72: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気電子計測(西尾)

授業にかかわる情報

授業の方法 板書を中心に授業を進めていく。理解を深めるために,適宜演習を解かせなが

ら授業を進めていく。また,状況に応じてレポート・課題を与える。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~4週

5~7週

8週

9週

10 週~12 週

13 週~14 週

15 週

・ガイダンス,電気計測とは

・計測の基礎(精度と誤差,測定値の処理)

・単位系と標準(SI単位,電気量の単位と標準)

・(前期中間試験)

・前期中間試験の返却と解答解説

・計器の基礎(各種指示計器,電子計器,ディジタル計器)

・電気量の測定1(電圧・電流の測定)

・(前期末試験)

・前期末試験の返却と解答解説

16 週~18 週

19 週~22 週

23 週

24 週

25 週

26 週

27 週~28 週

29 週

30 週

・電気量の測定2(抵抗・インピーダンスの測定)

・電気量の測定3(電力・力率等の測定)

・(後期中間試験)

・後期中間試験の返却と解答解説

・波形の観測と記録装置

・電気量以外の測定(機械,温度,光,磁気量の電気量への変換)

・計測用増幅器(演算増幅器)

・AD/DA変換器(標本化・量子化,AD変換器,DA変換器)

・(学年末試験)

・学年末試験の返却と解答解説

教科書,教材等 阿部武雄,村山 実「電気・電子計測(第2版)」(森北出版)

成績評価方法

4回の定期試験の結果を同等に評価する(70%)。演習およびレポートを評

価する(30%)。試験には,教科書・ノートの持込を許可しない。

成績不振者には再試験を実施する場合がある。

受講上のアドバイス

授業時間外に予習・復習や課題への取り組みを必ず行い,レポートを提出する

こと。授業内容で理解できない場合は,教員に聞きにくること。

25分以上の遅刻は1欠課、75分以上の遅刻は2欠課として扱う。

Page 73: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 情報処理(中村)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

情報処理

Information Processing 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門・

情報・制御 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・履修選

択・選択の別 履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 中村重之・電気電子工学科

研究室等の連絡先 教員室:教室棟2階(電気工作室隣) 内線8269

e-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 総合領域/情報学/ソフトウエア

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・制

御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現象

の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身に付けてる。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(C)情報技術の修得,C-1:

電気・電子・情報技術者に必要な情報技術を修得し,活用できること」

であるが,付随的には「D-1」にも関与する。

授業の概要

人が計算機を操るためには,計算機が理解できる言語を人が理解し,

計算機に正しく伝えなければならない。そのために簡単な計算問題を解

くことを教材として計算の手順(アルゴリズム)を構築し,これをプロ

グラムに書き下す能力を養う。さらに機器に組み込む小型のコンピュー

タへのプログラミングとそれを用いた電子回路の作製にも取り組む。

学習目的

計算機で問題を解く手順を示すことができ,C言語の基本的なコマン

ド(命令)を用いた十数行以下の短いプログラムが書けること。

PICマイコンの回路を作製しプログラムできること。

到達目標

1.C言語を用いて基本的なプログラミングができる。

2.与えられた問題を解く手順(アルゴリズム)が示せ,図式化できる。

3.アルゴリズムをプログラムに書き下すことができる。

4.PICマイコンに特有のプログラムを理解し,説明できる。

5.PICマイコンを用いたオリジナルの回路を組み立て,それにプロ

グラムを書き込むことができる。

履修上の注意 なし

履修のアドバイス

人が使う言語に比べてコンピュータ言語は極めて数が少なく,短期間

で誰でも習得できる。多くの問題を自分で解き,プログラミングの考え

方を身につけることが大切である。いったん慣れてしまうとプログラム

を書くこと自体はそれほど難しくない。むしろ問題を解く手順を考える

ことの方(デザイン能力)が重要であり,授業のポイントである。

基礎科目 情報リテラシー(1年),数学(1~4),物理(2~3)

関連科目 電気電子回路設計(5年),卒業研究(5)

Page 74: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 情報処理(中村)

授業にかかわる情報

授業の方法

教材として取り上げる言語は,マイコンなどで使われる高級言語のうち現在最

も利用されているC言語を使う。テキストに沿って説明するが,なるべく演習を

多くする。後期は,マイコンを使った電子回路を設計・作製し,プログラムする。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1 週

2-3 週

4-5 週

6-7 週

8 週

9 週

10-12 週

13 週

14-週

15 週

ガイダンス〔講義の目的と概要の説明,ソフトウエアの使い方〕

プログラムの前に〔エラーとその対策,フローチャートの書き方,プログラムの

構造化〕

変数,四則計算,代入,入出力

条件判断構造

前期中間試験

中間試験の返却と解説

ループ(繰り返し)構造

配列〔多数データの取り扱い〕

関数

前期末試験

期末試験の返却と解説

16-17 週

18-22 週

23 週

24-29 週

30 週

PICマイコンの基礎〔統合環境の使い方,マイコンへのプログラムの書き込み

方法,スペシャルファンクションレジスタ〕

回路の作製とプログラミング〔各自で回路・プログラムを構想・設計〕

中間発表

回路の作製とプログラミング〔各自で回路・プログラムを設計・製作〕

最終発表

教科書,教材等

教科書: 担当者自作のプリント,中尾真治著 「キホンからはじめるPICマ

イコン」 オーム社

参考書:MMGames著「苦しんで覚えるC言語」秀和システム

成績評価方法

前期は定期試験を行い(50%),後期は発表で評価する(50%)。2回の定期試

験と2回の発表の結果をそれぞれ同等に評価する。ただし、1度でも発表しなか

った場合は,点数にかかわらず単位を付与しない。中間試験では,通常の試験を

持込を認めずに行う。期末試験では,試験中にコンピュータを使ってプログラム

を作成する。教科書・ノート,参考書など何を持ち込んでも良い。

受講上のアドバイス

暗記科目ではないので自分で考えて問題を解くことが大事。ただし考えるため

には知識も必要。わからないところはそのままにしないで積極的に質問するこ

と。直接質問しにくい人はメールなどを使ってください。後期のマイコンは実際

に回路(ハードウエア)の組み立ても行う。組み立てる回路やそれに組み込むプ

ログラムも自分で考えます。面白い回路を考えるには,発想力が必要である。授

業の各単位時間の開始時に出欠をとり,その際に返事がなく,その後入室してき

た者は遅刻とする。遅刻 3回で 1回の欠席とする。

Page 75: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子材料(原田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子材料

Electrical and Electronic Materials 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 原田寛治・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟3階(内線8268)

E-mail:harada@tsuyama-ct.ac.jp

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につけ

る。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基

礎知識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広

い分野の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A-

2」にも関与する。

授業の概要

電気電子分野で使用されている主要な材料の基本的な特性と用途を

学び,材料の電気的諸特性がどのような機構に基づいて生じるかを学

習する。

学習目的

単に,材料の知識の習得だけでなく,その特性をもたらす物理の物性

的理解を深めることにより,材料の利点,弱点を十分理解し,適切な材

料を適切な場所で使用できるようにする。

到達目標

1.導電,絶縁,磁性などの物性を説明できる。

2.各用途で用いられる材料の知識を説明できる。

3.単に物性的な特性だけでなく経済性を考慮した材料を説明できる。

履修上の注意 なし。

履修のアドバイス

電気,電子機器に使用される材料は一見地味で,変化がないように思われるが,他の分野と同じく,日進月歩で,使用されている材料は変化している。常に,新しい材料に目を向け,学習を続ける姿勢が重要である。

基礎科目 電気電子基礎 I,II(1年,2年),電子工学(3),

電気磁気学 I,II(3,4)

関連科目 高電圧工学(5), 光エレクトロニクス(5),電気電子応用と環境

(5),卒業研究(5)

Page 76: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気電子材料(原田)

授業にかかわる情報

授業の方法 1週2単位時間で開講する。板書を中心に,授業は進める。また,理解が深まる

よう学習の進度にあわせて,授業時間内で演習指導をする。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~3週

4~5週

6~7週

8週

9~10 週

11 週

12 週

13~14 週

15 週

・材料科学の基礎,金属の導電現象

・導電材料,抵抗材料

・超伝導体の基本

・超伝導材料,超伝導材料の応用

(前期中間試験)

・前期末試験の返却と解答解説,誘電体の電気的性質

・誘電体の応用

・磁性体の種類,

・強磁性体の特徴と各種磁性材料

(前期末試験)

・試験の返却と解説

16 週

17~18 週

19~20 週

21 週

22 週

23 週

24 週

25~26 週

27~28 週

29 週

30 週

・半導体の特徴

・半導体材料作製法

・半導体の応用

・化合物半導体

・発光デバイス材料

(後期中間試験)

・後期中間試験の返却と解答解説

・受光デバイス材料

・光ディスク材料,太陽電池材料

・炭素材料の特徴,多孔質炭素材料

(後期末試験)

・試験の返却と解説

教科書,教材等 教科書:伊藤國雄,原田寛治著,「これからスタート電気電子材料」(電気書院)

参考書:伊藤國雄「半導体レーザの基礎マスター」(電気書院)

成績評価方法

4回の定期試験の結果を同等に評価する(90%)。

理解度が不十分であると感じられる部分は補講を行い,再試を行う場合もあ

る。再試の結果は上限 60 点として定期試験結果に入れる。レポート結果を評価

する(10%)。定期試験は筆記用具・電卓以外の持ち込みを禁止する。

受講上のアドバイス

授業の開始時に出欠をとり,そのときにいない学生は遅刻とする。

遅刻3回で1欠課とする。

またこの科目では,たくさんの材料名,物性値などが出てくるが,試験には,

資料の持ち込みを禁止している。これは,将来,実際に適切な材料を利用しよう

とする場合,たとえわずかでも頭の片隅に手がかりが残っていなければならない

からである。常に,教科書をぱらぱらとめくりながら,様々なものを知識として

身につけて欲しい。

Page 77: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 高電圧工学(植月)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

高電圧工学

High Voltage Engineering 単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・履修選

択・選択の別 履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 植月唯夫・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線8263) E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気

現象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につ

ける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野

の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要

高電圧工学とは「高電界中での絶縁物破壊に伴う現象」「高電圧を発

生させるための装置」「高電圧を測定するための装置」について理解す

る学問である。この科目は過去習った専門知識が総合的に必要であり,

それらが実際にどう活用されているかを教授する。

学習目的 高電圧現象を理解することで,基礎的な電気的トラブルに対処でき

る知識・能力を習得する。また測定装置や発生装置の原理を知ること

で,高電圧機器等の性能評価を行うための基礎的な知識を習得する。

到達目標

1.高電圧現象の基礎過程(衝突現象,電子放出等)を理解し、必要な場面を説明できる。 2.気体・固体・液体の絶縁破壊の種類・特徴を理解し、必要な場面を説明できる。 3.高電圧発生装置の種類・特徴を理解し、必要な場面を説明できる。4.高電圧・大電流測定装置の種類・特徴を理解し、必要な場面を説明できる。

履修上の注意 なし

履修のアドバイス 本科目は,非常に多岐の分野のわたるため,授業のみではカバーし

きれないところをレポートにすることがある。しっかり調べること。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ・Ⅱ(1,2年),電気回路Ⅰ(3),電気計測(3),

電気磁気学Ⅰ・Ⅱ(3,4),応用物理Ⅱ(4)

関連科目 電気電子材料(5年),電気電子応用と環境(5),卒業研究(5)

Page 78: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 高電圧工学(植月)

授業にかかわる情報

授業の方法 1週1単位時間で開講する。板書を中心の講義を行う。学習の進度にあわせて,

理解が深まるように授業時間内に演習指導を行い,レポートを課す。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1週

2-3週

4-5週

6-7週

8週

9 週

10-12 週

13-14 週

15 週

・ガイダンス,高電圧工学概要

・高電圧現象(気体運動論)

・電子放出

・気体の絶縁破壊

・(中間試験)

・中間試験解説

・放電現象

・プラズマの基礎

・(前期末試験)

・前期末試験解説

16-19 週

20-21 週

22 週

23 週

24 週

25-26 週

27-28 週

29 週

30 週

・液体・固体の絶縁破壊

・複合系の絶縁破壊,絶縁協調

・絶縁機器

・(中間試験)

・中間試験解説

・高電圧の発生

・高電圧と大電流の測定、

・高電圧機器

・(学年末試)

・学年末試験の解説

教科書,教材等 教科書:植月・松原・箕田「高電圧工学」(コロナ社)

参考書:放電ハンドブック(電気学会)

成績評価方法

レポート・演習などを行い,その結果を最大30%まで考慮する。また4回の定

期試験を行う。定期試験ごとに T=(1-B/100)×A+B(B はレポート点で

30 点満点,A は試験の点数で 100 点満点)を求め,それら(4回分)を平均す

る。理解度が不足していると感じられる部分は補講を行った後に再試を行う場合

がある。再試は上限 60 点として定期試験結果にいれる。試験は筆記用具・電卓

以外は持ち込み禁止とする。

受講上のアドバイス

板書される内容を理解しながらノートに取ることを薦める。この科目は過去習

った専門知識が総合的に必要であり,授業内容を過去習った専門知識と整合をと

るように努力する事。出席を採り終わってから時間の半分までを遅刻とする。そ

れ以上遅れると欠課とみなす。

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様式 A 電気法規(西﨑)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気法規

Regulations on Electrical Facilities単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 西﨑高英・非常勤講師

研究室等の連絡先

友朋会館1階・非常勤講師室(内線:8591)

連絡担当教員:掛橋英典:研究室:機械・電気電子工学科棟3階(内線:

8218) E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力工学,電気機器工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・制

御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現象

の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識

の深化,A−2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野の知

識を修得し,説明できること」である。

授業の概要

電気に関する法令にはどのようなものがあり,それらはどのような目的

の為に作られているかを把握する。併せて,電気工作物の保安および技術

基準について具体的に学習する。

学習目的 電気法規の必要性と意義を理解し,将来必要となった時的確に対応でき

る知識を修得する。

到達目標

1. 電気法規の必要性と意義を理解する。

2. 電気の供給,電気工事の施工,電気機器の製造あるいは電気の大規

模な使用などの状況において必要となる電気法規の種類と概要を理解す

る。

履修上の注意 なし

履修のアドバイス 社会は法令によって成り立っている。電気に関係するものはどのよう

なものがあるか把握しておけば,的確に対応できるようになる。

基礎科目 電気回路Ⅰ,Ⅱ(3,4 年),電気磁気学Ⅰ,Ⅱ(3,4),電気機器

Ⅰ,Ⅱ(2,3)

関連科目 発電工学(5年), 送配電工学(5),高電圧工学(5)

Page 80: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気法規(西﨑)

授業にかかわる情報

授業の方法 教科書の必要な部分を抽出して講義を進める。また必要に応じてレポートの提

出を課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~3週

4~5週

6~7週

8週

9~12週

13~14週

15週

・ガイダンス,電気法規の必要性と制定の意義

・電気事業の種類と特質,施設管理の必要性,法の体系

・電気事業法の目的と事業規制

・電気工作物の保安に関する法規(考え方)

前期中間試験

・中間試験の返却と解答解説,電気工作物の保安に関する法規(電気工作物の種

類ほか)

・電気工作物の技術基準(技術基準とは)

前期末試験

・前期末試験の返却と解答解説

16~22週

23週

24~26週

27~29週

30週

・電気工作物の技術基準(基本事項ほか)

後期中間試験

・中間試験の返却と解答解説,各種の規格・標準および関連法規

・電気施設管理について

後期末試験

・後期末試験の返却と解答解説

教科書,教材等 教科書:竹野正二著 「電気法規と電気施設管理」 (東京電気大学出版局)

参考書:電気設備技術基準とその解釈

成績評価方法 定期試験100%(4 回の定期試験をそれぞれ同等に評価する。

成績不振者には再試験を実施する場合がある。

受講上のアドバイス

今すぐには関係ないかも知れないが,将来必ず関係するものである。知識とし

て持っていてほしい。

将来,実務経験による電気主任技術者の資格取得をする場合,この単位を取得

していれば法規科目の受験は免除される。

遅刻に関しては,出席を採り終わってから時間の半分までを遅刻とし,それ以

上遅れると欠課とみなす。

Page 81: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 応用物理Ⅱ(佐々井)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

応用物理Ⅱ

Applied Physics Ⅱ 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門・自然科学系基礎・

共通 授業形態・学期

講義と実験・

通年

対象学生 ESC-4 必修・履修・履修選

択・選択の別 履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 佐々井祐二・専門共通科目

研究室等の連絡先 研究室:佐々井 管理・一般科目棟3階(内線:8199)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 数物系科学/物理/物理一般

学科学習目標との

関連

本科目は各工学科学習目標「(1)数学,物理を中心とした自然科学系

の科目に関する知識を修得し,各工学に関する基礎知識として応用する

能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科目の幅広い分

野の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A-3」

にも関与する。

授業の概要

前期は講義を行い,現代人の素養として求められる原子物理と原子分

子の振る舞いや固体物性の説明に欠かせない量子力学の基礎に焦点を当

てる。後期は実験を行い,今までに履修してきた物理の理解を深める。

学習目的

物理学は自然科学の中で最も基礎的な学問の一つであり,様々な工学

技術の分野に物理学の成果や手法が応用されている。本科目では,原子

物理と量子力学の基礎について学習し,基礎的な計算方法を習得する。

また,実験を安全に正しく行うことを目的とする。

到達目標

1. 原子の構造や原子核の構造について理解する。

2. 一次元空間のシュレーディンガー方程式を解くことで,エネルギー準

位の不連続性を理解する。

3. 測定機器などの取り扱いを理解し,安全に実験を行うことができる。

測定値を正しく計算し,定められた形式で実験報告書を作成できる。

履修上の注意 前期は講義で,後期は実験である。前期と後期それぞれで合格点とな

るよう不断の努力をすること。

履修のアドバイス 3年生までに履修した物理や数学を折に触れて復習しておくこと。

基礎科目 物理Ⅰ(1年),物理Ⅱ(2),応用物理Ⅰ(3),電子工学(3),3年

次までの数学

関連科目 数理科学Ⅰ(4年),応用数学Ⅰ・Ⅱ(4),電気磁気学Ⅱ(4)

Page 82: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 応用物理Ⅱ(佐々井)

授業にかかわる情報

授業の方法

前期は講義であり,板書を中心に授業を進めるが,理解を深めるためにできる

だけ学生に質問をする。後期は実験であり,目的・理論・使用器具を事前レポー

トとして書いておき予習した上で実験を遂行していく。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3~4週

5~6週

7週

8週

9~10週

11週

12~14週

15週

前期ガイダンス (以下の項目はテキスト「電磁気・原子」)

原子の質量の表し方,電子の比電荷と電荷の測定

放射線と原子核の発見,光の粒子性〔光電効果,コンプトン効果〕

原子の構造〔原子のスペクトル,ボーアの水素原子模型,X線〕

原子核の構造〔原子核,放射性崩壊,半減期〕

前期中間試験

前期中間試験の返却と解説,核反応と核エネルギー

素粒子と宇宙 (以下の項目はプリント)

量子力学の考え方,シュレーディンガーの波動力学

(前期末試験)

前期末試験の返却と解説

16週

17~28週

29~30週

後期ガイダンス

ずれ弾性率,2球の衝突もしくは月ロケット,音の振動数,光の速度,回折格

子,波動もしくは電場と電位,プランク定数,フランク・ヘルツの実験,放射

線計測,γ線逆二乗テスト,霧箱実験

再実験

教科書,教材等

教科書:前期 柴田洋一・勝山智男他著「初歩から学ぶ基礎物理学 電磁気・原

子」(大日本図書),プリント

柴田洋一・勝山智男他著「電磁気・原子 問題集」(大日本図書)

後期 応用物理研究室著「応用物理実験書」

参考書: 星野公三・岩松雅夫 共著「量子力学・統計力学入門」(裳華房)

成績評価方法

前期:2回の定期試験で70%,演習・小テスト・レポートで30%とする。試

験は教科書・ノートの持込を許可しない。なお,定期試験が60点未満の学生に

対して再試験を行い,60点を上限とする得点を定期試験の点数と差し替える。

後期:実験報告書,事前レポートの作成などの実験への取組により評価する。実

験レポートに問題がない場合を85点程度とし,内容と提出状況により減点す

る。もちろん,優秀な実験レポートに対しては加点もある。

最終的な評価は(前期の点数+後期の点数)÷2とする。

受講上のアドバイス

本科目は原子力コア人材育成関連科目である。

前期:3年生までの基本的な数学を修得していないと理解することが難しいの

で,折に触れて復習しておくこと。

後期:目的・理論・使用器具の部分を事前レポートとして準備して実験すること。

実験に支障が出るので,遅刻をしないこと。

授業開始 25 分以内であれば遅刻とし,遅刻 3 回で 1 欠課とする。

Page 83: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気回路演習(下西)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気回路演習

Exercises of Electrical Circuits 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門・電気電子 授業形態・学期 演習・通年

対象学生 E-4 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 下西二郎(非常勤)

研究室等の連絡先 友朋会館 1 階,非常勤講師室(内線:8591)

連絡教員:前原 健二(内線:8267)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電気回路

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の

知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A-2」にも関与

する。

授業の概要

これまで受講してきた電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ,電気回路Ⅰの項目につい

て実際に問題を解くことで,よりいっそう理解を深める。基礎的な内容

の理解に重点を置くが,やや難易度の高い電験3種レベルの問題も取り

上げる。したがって受講者の自習及び予習が限られたこの演習時間を有

効にするか否かを決定する。

学習目的

演習を通して電気回路の計算力を向上させ理解を深める。さらに知識

の穴埋めや苦手なテーマを克服して,電気・電子工学を履修するのに必

要な基本的能力を養うことを目的とする。

到達目標

1. 授業計画に示す各項目について演習を通して理解を深め,与えられた

問題が解ける。

2. 式に形式的に数値を代入して計算するだけでなく,式の意味が理解で

きる。

履修上の注意 なし。

履修のアドバイス なし。

基礎科目 電気電子工学入門(1),電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ(1,2),電気回路Ⅰ(3)

関連科目 電気回路Ⅱ(4年),卒業研究(5)

Page 84: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気回路演習(下西)

授業にかかわる情報

授業の方法

学生に問題を与え指名者が解答を板書する。授業計画に乗っ取って進めて行く

が,学生の理解度や要望によって項目などを変更することもあり得る。自宅での

予習を確認するために確認テストを随時実施する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1 週

2,3 週

4,5 週

6,7 週

8 週

9,10 週

11 週

12 週

13 週

14 週

15 週

・講義概要

・直流回路の基本と直流回路網

・直流回路網の基本定理(キルヒホッフ則)

・直流回路の諸定理(重ね合わせの理、鳳・テブナンの定理)

・前期中間試験

電気主任技術者

試験の対策

・前期中間試験の返却と解答解説,回路要素の性質と基本関係式

・回路要素の直列接続,

・回路要素の並列接続

・2端子回路,交流の電力

・交流回路網の解析(キルヒホッフ則)

(前期末試験)

・前期末試験の返却と解答解説

16 週

17~19 週

20 週

21,22 週

23 週

24 週

25~28 週

29 週

30 週

・交流回路網の諸定理(重ね合わせの理)

・交流回路網の諸定理(鳳・テブナンの定理)

・交流回路の周波数特性

・直列共振,並列共振

・後期中間試験

・後期中間試験の返却と解答解説

・対称3相交流回路

・非正弦波交流

(後期末試験)

・後期末試験の返却と解答解説

教科書,教材等 教科書:西巻正郎他「電気回路の基礎」(森北出版)

参考書:「演習電気基礎 上,下」(東京電機大学出版)

成績評価方法 4回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価し(70~80%),予習確認試験の

結果(20~30%)との総合評価とする。成績不振者には再試験を行うことがある。

受講上のアドバイス

自主的な取り組みが重要である。これまで理解が不十分だったところは何か,ど

のような考え方で問題を解いていくか,他に解く方法はないかなどを考えること

は大切である。出席を採り終わってから時間の半分までを遅刻とする。それ以上

遅れると欠課とみなす。

Page 85: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気電子工学総論(電気電子工学科教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子工学総論

General Aspect of Electrical Engineering 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門・電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-4 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 電気電子工学科教員

研究室等の連絡先 電気電子工学科ホームページ参照

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野

の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A-2」にも

関与する。

授業の概要

専門科目を学んでいない普通科高校からの編入生のために準備された

科目である。編入学後の講義を受けるに当たり,特に重要であったり,

学んでおかないと他の講義が理解しにくいと思われる事項を可能な限り

取り扱う。具体的には 3 年生までに扱う専門科目である,電気回路,電

気磁気学等の基本的事項の学習が主となる。

学習目的

電気工学科への編入学後の講義を受けるに当たり,受講にさほど差し

障りがない程度まで,電気電子工学に関する基礎的学力を身につける事

を目的とする。

到達目標 1. 基礎的な電気,磁気回路が計算できる。

2. 基礎的な電気,磁気現象あるいは法則が説明できる。

履修上の注意 なし

履修のアドバイス 自宅学習となる課題を地道にこなすことが必要である。

基礎科目 これまで学んできた知識全般

関連科目 電気回路Ⅱ(4年),電気磁気学Ⅱ(4),電子回路Ⅱ(4),電気電子計

測(5)など

Page 86: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気電子工学総論(電気電子工学科教員)

授業にかかわる情報

授業の方法

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

・本年度は開講しない。

教科書,教材等

成績評価方法

受講上のアドバイス

Page 87: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 通信工学特論(嶋田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

通信工学特論

Advanced Communication Engineering 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 嶋田賢男・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線:8262)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/通信工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標「(A)技術に関する基礎知識

の深化,A-1:「電気電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野の知識

を修得し,説明できること。」であるが,付随的に「C-1」にも関与する。

授業の概要

インターネットや携帯電話などに用いられている通信技術は,現在必

要不可欠な技術である。この授業では,それら通信技術について学習す

る。また,電波法についての理解を深めることを目的とする。

学習目的

基礎的な通信技術・通信システムの内容の理解を深めることを目的と

する。本科目では,主に無線通信の概要を学習し,その基本技術を修得

する。また,電波法についての理解を深めることを目的とする。

到達目標

通信系分野で適用できる電気回路・電気磁気学の基礎知識を得る。

1. いろいろな無線機器の基本を理解する。

2. 電波法について理解する。

履修上の注意

本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あた

り授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の

学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス

電気電子工学科は,第二級陸上特殊無線技士,第三級海上特殊無線技

士の科目確認校であり,必要な単位を履修し卒業すれば申請により資格

取得となる。この科目は,この二つの資格取得のために必要な科目の一

つである。

基礎科目 電気磁気学Ⅰ(3年),電気磁気学Ⅱ(4)

関連科目 通信工学(4年)

Page 88: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 通信工学特論(嶋田)

授業にかかわる情報

授業の方法 板書を中心に授業を進めていく。また,授業時間外の学習ではその日の授業に

関する課題を課すことで,より理解を深めていく。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1週

2,3週

4,5週

6,7週

8週

9週

10-12週

13,14週

15週

ガイダンス

電磁波の基本性質と伝搬理論

電磁波と電波,電波伝搬の理論

法規(電波法の目的,無線局の免許)

(前期中間試験)

前期中間試験の返却と解答・解説

アンテナの基礎理論

法規(無線局の免許,無線設備)

(前期末試験)

前期末試験の返却と解答・解説

毎回その授業に関連したレポートを

課す。

16-18週

19,20週

21,22週

23週

24週

25,26週

27,28週

29週

30週

AM 送受信機

FM 送受信機

法規(無線従事者,運用)

(後期中間試験)

後期中間試験の返却と解答・解説

衛星通信装置

レーダー

法規(業務書類,監督,罰則)

(後期末試験)

後期末試験の返却と解答・解説

教科書,教材等 教科書:電気通信振興会「法規 一陸特・二陸特・国内電信用」

参考書:電気通信振興会「無線工学 二陸特用」

成績評価方法

4回の定期試験それぞれの結果を70%,演習およびレポートを30%として

評価する。原則として再試験は実施しない。

試験には,筆記用具と電卓以外の持込を禁止する。

受講上のアドバイス

授業で理解できない場合は,そのままにせず教員に聞きに来ること。

出欠確認を行うとき不在であれば遅刻とし,25分以上の遅刻は1欠課として

扱う。遅刻3回で1欠課とする。

「授業時間外の学習を必修とする科目」であるため,その授業で課したレポー

トの内容によっては1欠課として扱う場合がある。

Page 89: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 制御工学特論(八木)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

制御工学特論

Advanced Controls Engineering 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門・

情報・制御 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 八木秀幸・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟3階西,電話:(内線)8261

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/制御工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野

の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要 現場で使用されている実践的な制御理論について修得し,制御工学の

応用分野について理解する。

学習目的 自動制御理論に関する応用的概念を修得することを目的とする。

到達目標

製造業をはじめとする産業分野で適用できる制御工学に関わる基礎知

識を修得する。 1.制御システムの伝達関数・ブロック線図・安定判別法・定常特性に

ついて理解し,その特性を解析できる。 2.PID 制御について理解する。

3.ディジタル制御について理解する。

履修上の注意

本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あた

り授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の

学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス 4年生で学んだ「制御工学」に関する知識を多用するので,復習して

おくこと。

基礎科目 制御基礎(2),制御工学(4)など

関連科目 システム制御工学(専2),ディジタル信号処理(専2)

数値解析特論(専2),画像処理(専2)など

Page 90: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 制御工学特論(八木)

授業にかかわる情報

授業の方法 板書を中心に授業を進める。学習の進度にあわせて演習指導や確認テスト,課

題レポートを行うことで理解が深まるようにする。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1週

2週~4週

5週~7週

8週

9週

10週,11週

12週~14週

15週

・制御工学の概要(ガイダンス)

・ラプラス変換とその演習

・自動制御系の伝達関数,ブロック線図

(前期中間試験)

・前期中間試験の返却と解答解説

・制御系の安定判別(ナイキスト法)

・PID 制御の基本形,定常特性

(前期末試験)

・前期末試験の返却と解答解説

課題レポート(1)

課題レポート(2)

課題レポート(3)

課題レポート(4)

16週~19週

20週~22週

23週

24週

25週,26週

27週

28週~29週

30週

・ディジタル PID 制御系

・比例先行型 PID 制御系

(後期中間試験)

・後期中間試験の返却と解答解説

・2自由度 PID 制御系

・評価関数

・PID パラメータチューニング(限界感

度法・CHR 法など)

(学年末試験)

・学年末試験の返却と解答解説

課題レポート(5)

課題レポート(6)

課題レポート(7)

課題レポート(8)

教科書,教材等 教科書:山本重彦・加藤尚武共著「PID 制御の基礎と応用」(朝倉出版)

参考書:下西二郎・奥平鎮正共著「制御工学」(コロナ社)

成績評価方法

4回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する。試験の持込可能物品はその

都度指示する。成績不振者は再試験を行い,定期試験の結果が最大60点となる

よう加味する。授業中に行う確認テストおよび授業時間外の学習成果(課題に対

する演習,レポートなど)もそれぞれ同等に評価し,最大40%まで考慮する。

ただし,提出期限を過ぎた学習成果については,最大30%までの評価とする。

受講上のアドバイス 授業開始時に出欠確認を行う。遅刻3回で1欠課とするので注意すること。他

人の受講の妨げになると判断した場合は,退出してもらうことがある。

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様式 A 光エレクトロニクス(植月/香取)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

光エレクトロニクス

Opto-Electronics 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・履修選

択・選択の別 履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 植月唯夫・香取重尊:電気電子工学科

研究室等の連絡先 植月:研究室・教室棟 2階(内線:8263)[email protected] 香取:研究室・教室棟 2階 (内線:8302) [email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電子デバイス・電子機器

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気

現象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につ

ける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野

の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「(A-2)」に

も関与する。

授業の概要

光エレクトロニクスは光技術とエレクトロニクスの融合から成り立っ

ている学問・技術分野であり、今後も大きく発展していく分野である。

本講座では光エレクトロニクスを大局的に理解する力の養成を目指

す。

学習目的

光エレクトロニクスの基礎である発光・受光の原理について学習し,

その応用としてガスレーザや発光ダイオード、半導体レーザ、太陽電

池などの各種発光デバイスの原理・特性を大局的に理解し,それらの

応用を含めた能力を修得する。

到達目標

1.原子構造を理解し、原子からの発光が説明できる。 2.プラズマ中の発光の特徴や応用(気体レーザ)が説明できる。 3.半導体物性のエネルギーバンド図を説明できる。 4.エネルギーバンド図を用いて半導体光素子である、LED、半導体レーザ、太陽電池の動作原理を説明できる。

履修上の注意

本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス 「電子工学」(3 年)の教科書を復習しておくこと。授業のみではカバーしきれないところをレポートにすることがある。

基礎科目 電子工学(3 年),電気磁気学(3,4),電子回路(4,5)

関連科目 電気電子材料(5 年),電子デバイス(専2年)

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様式 B 光エレクトロニクス(植月/香取)

授業にかかわる情報

授業の方法 板書を中心に進めていく。前期は気体からの光放射の原理に関する基礎と応用

を中心に,後期は,半導体光素子として,発光ダイオード・半導体レーザ・太陽

電池を中心に講義を進めていく。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容

(指示事項)

1 週

2~3 週

4~5 週

6~7 週

8 週

9 週

10 週

11~12 週

13~14 週

15 週

・ガイダンス,量子力学的な考え方

・電子軌道と発光スペクトルの関係」

・シュレーディンガーの波動方程式

・分光表記法,パウリの排他律,選択則

(前期中間試験)

・返却と解答解説

・プラズマ中の発光スペクトル

・誘導放射・吸収,スペクトル広がり

・気体レーザの原理・特徴

(前期末試験)

・前期末試験の答案返却と試験解説

毎回、授業内容を理解できる

ように、授業内容に即した問

題をレポートして課す。

16~17 週

18~19 週

20~22 週

23 週

24 週

25 週

26~27 週

28~29 週

30 週

・ガイダンス,半導体物性の基礎

・光半導体物性の基礎

・光半導体素子の基礎物理

・(後期中間試験)

・中間試験の返却と解答解説

・発光ダイオードの動作原理と特性

・半導体レーザの動作原理と特性

・太陽電池の動作原理と特性

(学年末試験)

・学年末試験の答案返却と試験解説

毎回、授業内容を理解できる

ように、授業内容に即した問

題をレポートして課す。

教科書,教材等 教科書:伊藤ほか「これからスタート!光エレクトロニクス」(電気書院)

参考書:はじめての半導体(内富直隆著、技術評論社)

成績評価方法

4 回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(70%)。定期試験ごとに成績

不振者には再試験をおこない定期試験に加味して評価する(最大 60 点)。試験に

は教科書・ノートの持込を許可しない。授業においては演習やレポートを課し,

それを最大 30%まで加味する。

受講上のアドバイス 授業の各単位時間の開始時に出欠をとり,出席を採り終わってから時間の半分

までを遅刻とする。それ以上遅れると欠課とみなす。遅刻 3 回で 1 回の欠席とす

る。板書される内容を理解しながらノートに取ることを薦める。

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様式 A 電気電子応用と環境(植月唯夫)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気電子応用と環境

Application of Electricity and energy 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・履修選

択・選択の別 履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 植月唯夫・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線8263) E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識

の深化,A-2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野の知

識を修得し,説明できること」であるであるが,付随的には「B-1」およ

び「G-2」にも関与する。

授業の概要

電気を発生させるエネルギーと環境との関係を考えながら,電気の応

用することの基礎的なことを学ぶ。電気電子の応用については,特に重

要な照明工学と電熱工学を学ぶ。照明工学では,物理量としての光と照

明としての光の違いを明確にし,照明設計の基本を解説する。電熱工学

では,電熱の基礎と材料を説明し,実際の電気炉に関する解説を行う。

学習目的

照明工学で照明用の光と物理的な光の違いを理解し,照明設計に関す

る基礎的を習得する。電熱工学で基礎を理解し,実際の電気炉の種類特

徴を習得する。環境では,化石燃料エネルギー・自然エネルギーの現状

を理解し,環境に優しいエネルギーの在り方を考える力を取得する。

到達目標

1.照明工学では物理的な光と照明用の光の違いを説明でき,各種光源の特徴と照明設計の仕方が説明できる。 2.電熱工学では電熱設計習得し,各種電気炉の特徴が説明できる。 3.日本のエネルギー環境を理解し,これからのエネルギーの在り方についての意見をもつ。

履修上の注意 本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あた

り授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス 本科目は,非常に多岐の分野のわたるため,授業のみではカバーしき

れないところをレポートにすることがある。しっかり調べること。

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ・Ⅱ(1,2年),電気磁気学Ⅰ・Ⅱ(3,4),電気回

路Ⅰ(3)

関連科目 高電圧工学(5年),電気電子材料(5),卒業研究(5)

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様式 B 電気電子応用と環境(植月唯夫)

授業にかかわる情報

授業の方法 1週1単位時間で開講する。板書と学生同士のディスカッションを中心の講義

を行う。学習の進度にあわせて,理解が深まるように授業時間内に演習指導も行

う。また授業でカバーしきれないところはレポートを課す。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容

(指示事項)

1週

2-4週

5-7週

8週

9~12 週

13~14 週

15 週

・ガイダンス,照明と心理

・発光現象,物理量としての光の基本的性質

・照明に用いられる光の性質

・(中間試験)・

・中間試験解説、各種光源、照明設計の基礎

・電熱工学に関する概要,温度と熱量

・(前期末試験)

・前期末試験解説

毎回、授業内容を理解できる

ように、授業内容に即した問

題をレポートして課す。

16 週

17~18 週

19~20 週

21~22 週

23 週

24 週

25~27 週

28 週

29 週

30 週

・熱の伝わり方

・加熱時と冷却時の温度変化(等価回路)

・電熱の発生の基礎

・電熱の応用例

・(中間試験)

・中間試験解説、日本のエネルギー

・化石燃料エネルギー

・再生可能エネルギー

・地域のエネルギーに関する整理

・後期末試験

・後期末試験の返却と解説

中間テストまでは、授業内容

を理解できるように、授業内

容に即した問題をレポート

して課す。

後期末試験は行わず、レポー

ト作成とする。

教科書,教材等 教科書:深尾・益田・雨宮・佐土根「改訂電気応用(1)」(コロナ社)

参考書:村岡克紀「これからのエネルギー」(産業図書株式会社)

成績評価方法

3回の定期試験とエネルギーに関するレポートによる評価を行う。照明・電熱に

関してはレポート・演習を行い、その結果を最大30%まで考慮する。T=(1-

B/100)×A+B(B はレポート点(30 点満点),A は試験(100 点満点))を求

める。エネルギーに関するレポートは 100 点満点で評価し,その4回分の平均で

評価する。ただし照明・電熱に関して理解不足が感じられる場合は,再試を行う

場合もある。再試結果は上限60点として定期試験結果に入れる。試験は筆記用

具・電卓以外は持ち込み禁止する。

受講上のアドバイス

板書される内容を理解しながらノートに取ること。この科目は環境教育ならび

に原子力関連育成科目であり,専門知識が総合的に必要である。過去習った専門

知識と授業内容を整合させるように努力すること。出席を採り終わってから時間

の半分までを遅刻とする。それ以上遅れると欠課とみなす。

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様式 A 電子情報回路特論(前原)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電子情報回路特論

Advanced Electronic and Information

Circuits

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門・情報・制御 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 E-5 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 前原健二・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線:8267)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/制御工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化,A-2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門技術分野の

知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要

デジタル回路の基礎および設計法の学習から始め,現代の設計の主流

であるハードウェア記述言語を用いた設計を通して,各種のデジタル制

御回路を学習していく。単なる知識の勉強ではなく,集積回路設計ツー

ルを用いて設計を体験しながらデジタル処理を学習していく。

学習目的

身の回りの多くの電子機器で使用されているマイコンなど高速・大規

模デジタル回路システムを要求する社会に答える技術の育成を目指し,

デジタル回路の設計を通してデジタル回路システムを学習する。

到達目標

1. デジタル表現されたデータを処理する原理を理解し,説明できる。

2. 簡単な組合せ論理回路や順序回路の説明や設計ができる。

3. ハードウェア記述言語を用いた設計やシミュレーションができる。

履修上の注意

本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あた

り授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の

学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス

内容はデジタル回路設計という高度な内容であるが,実習体験を通し

て最先端の設計法とデジタル処理の方法を感じ取ってもらうことが主眼

である。マイコンなど情報系科目に興味のある人に履修を勧める。

基礎科目 電子情報回路(3年),電気電子工学実験Ⅳ(4)など

関連科目 情報処理(5年)

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様式 B 電子情報回路特論(前原)

授業にかかわる情報

授業の方法

教科書によるデジタル回路および設計法の勉強とともに,集積回路設計ツール

を用いた設計演習を通して回路設計とシミュレーションを体験しながらデジタ

ル処理回路を学習する。

授業時間外学習として,設計課題や章末問題,課題調査にも取り組む。後期の

設計課題はグループで取り組み,各人が設計した分担回路を統合して全体回路を

作成する。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1 週

2,3 週

4,5 週

6~8 週

9~11 週

12,13 週

14 週

15 週

・講義の概要,アナログとデジタル

・数値表現,デジタル回路の生成

・FPGA,HDLによるデジタル回路設計

・VHDL記述,ISEの使用,半加算器

・階層記述と多ビット信号,並列加算器

・process 文,条件分岐文,カウンタ回路

・累算器

(前期末試験)

・前期末試験の返却と解答解説,後期の概要

補数による演算,論理回路の生成

FPGA,設計ツール,設計課程

設計とシミュレーションの演習

全加算器,並列加算器の設計

半減算器,カウンタの設計

累算器の設計

16~18 週

19,20 週

21,22 週

23 週

24 週

25~30 週

・算術論理演算回路,乗算器

・デコーダ,シーケンサ

・FPGA搭載画像キャプチャーボードと

画像データの圧縮・伸張処理

・(後期中間試験)

・後期中間試験の返却と解答解説,課題説明

・メモリ,CPU

ALU,整数乗算器の設計

デコーダ,シーケンサの設計

組み込みシステム

CPUの構成と設計

教科書,教材等 教科書:兼田護著「VHDLによるディジタル電子回路設計」(森北出版)

参考書:堀桂太郎著「図解 VHDL実習 第2版」(森北出版)

成績評価方法

2回の試験の結果をそれぞれ同等に評価する(50%)。試験の持込可能物品は

その都度指示する。授業においては演習や実習,レポート課題などを課し,その

結果を評価する(50%)。前期中間試験と後期末試験は行わず,その期間の演習,

実習結果や課題提出物で評価する。

成績不振者には再試験や課題を課し,定期成績に加味して総合評価する(最大

60 点)。

受講上のアドバイス 事前に教科書に目を通し,授業や実習,授業時間外学習に積極的に取り組もう。

授業開始時刻に遅刻を確認する。大幅な遅刻は積算して欠課となる。

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様式 A 経営と知的財産(舩曵崇章)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

経営と知的財産

Management and

Intellectual Property

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門・

自然科学系基礎・共通 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 5年全学科 必修・履修・

履修選択・選択の別 履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 舩曵崇章・非常勤講師

研究室等の連絡先 友朋会館1階・非常勤講師室 (内線:8592)

連絡担当教員:曽利(8281),[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 経営工学・技術経営学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(1)数学,物理を中心とした自然科

学系の科目に関する知識を修得し,電気電子工学に関する基礎知識とし

て応用する能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

主体とする学習・教育目標は「(B)地球的視野に立った人間性の育成,

B-1:技術者に必要な広い視野と一般教養を身に付け,技術が社会や自

然に及ぼす影響を理解し,説明できること」である。

授業の概要

企業における技術製品開発とその商品化に関し,知的創造サイクルの

基礎となる知的財産全般について解説する。なかでも,特許については

理論だけでなく,調査手法を含めた実践的な内容に踏み込んで解説する。

また,技術経営(MOT)について,知的財産を事業に活かすための知

的財産マネジメントを中心に,具体例を交えて解説する。

学習目的

技術経営の基本である企業等における研究開発および商品化のプロセ

ス,ならびにその過程で生み出される知的財産の理解を通して,エンジ

ニアの基本的な仕事に取り組む姿勢を学び,将来への準備とする。

到達目標

1.企業で重要な知的財産について理解する。

2.企業における技術経営について理解する。

3.先行特許等調査の実践的なノウハウ・スキルを身に付ける。

履修上の注意

本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あた

り授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の

学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

履修のアドバイス

企業経験の豊富な非常勤講師により,社会において技術と経営がどの

ようにかかわっていくべきかについて,企業戦略,技術経営の視点から

解説する。

基礎科目 倫理(1年),政治経済(2年)

関連科目 なし

Page 98: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 経営と知的財産(舩曵崇章)

授業にかかわる情報

授業の方法

教科書に加えて、プリントやパワーポイントを用いることで平易に解説する。

また,毎回,2時間分の課題を出して授業時間外の学習を求める。

この授業は前期2時間で実施する。

開講週

(括弧内は時間数)

授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1週

2週

3週

4週

5週

6週

7週

8週

9週

10週

11週

12週

13週

14週

15週

○知的財産概論

○特許1回目

○特許2回目

○特許3回目

○特許4回目

○特許5回目

○実用新案

○前期中間試験

○試験返却,意匠1回目

○意匠2回目

○商標1回目

○商標2回目

○著作権

○不正競争防止法,技術経営と知的財産

(前期末試験)

○試験返却

(1回あたり,2時間分の課題を課す)

・特許、実用新案、意匠、商標の違い

・先行特許の調査(テキスト検索)

・先行特許の調査(分類検索)

・特許侵害の可能性判断

・特許請求の範囲の作成

・特許明細書の作成

・先行意匠の調査

・先行商標の調査

・商標の類否判断

・知的財産の活用

教科書,教材等 教科書:産業財産権標準テキスト総合編(独立行政法人工業所有権情報・研修館)

成績評価方法 試験(30%),レポート(70%)。試験時に教科書,講師が配布したプリン

ト,自己作成ノート,電卓の持込は許可する。再試験は実施しない。

受講上のアドバイス 知的財産と技術経営について,企業等に就職後に活かすことができる実践的な

内容を説明するので,興味を持って学習してほしい。

Page 99: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 学外実習 A(原田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

学外実習A

Outdoor Practice A 単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 E-4,5 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 原田寛治・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟3階(内線:8268)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(3) 実験・実習等の体験学習を通じ

て,知識理解を深化させると同時に,実験の遂行能力・データを解析・

考察する能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目の学習・教育目標は主として「(F)コミュニケーション能力,

プレゼンテーション能力の育成,F-1:日本語による発表や討論・記述を

とおして,自分の考えを相手に表現できること」であるが,付随的に「H-1」

にも関与する。

授業の概要 4,5学年在学中に企業等学外機関において実質最低5日間もしくは

30時間の実習を行う。

学習目的 社会における実務経験を得るとともに企業規律の順守,諸手続きを体

験させることを目的とする。

到達目標

◎受け入れ企業で規律が順守でき,企業等における技術者の実務を理解できる。また規範やルールに従い行動できる。

◎企業での上司の指導に従い責任ある仕事の進め方を理解できる。

◎実習報告書を提出し,審査会において実習内容を報告できる。

履修上の注意

選択科目(自発的学習科目を除く)の内,教務委員会で認定できる単位数は,専門科目については学外実習 A または B を含めて6単位以内である。

高専大会出場等のため実習に行けなくなると企業に多大な迷惑をかけ,今後学外実習を受入れてもらえなくなる場合があるので,その可能性がある場合は実習の申込みをしないこと。

実習は原則として学業に差障りのない期間とする。

実習期間中は傷害保険及び賠償責任保険に必ず保険に加入すること。

履修のアドバイス 会社の規律は必ず守ること。実習生の評価は学校の評価につながり就職にも影響する。

基礎科目

関連科目

卒業研究(5年)など

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様式 B 学外実習 A(原田)

授業にかかわる情報

授業の方法

企業等において実際の業務に携わり,実習を行う。実習終了後に審査会を実施

する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~3週

4週

5日または

30 時間

•ガイダンス

(履修に関する詳細説明が全学科共通の日程で実施されるので必ず参加するこ

と)

•報告会の準備(実習終了後)

•実習内容の報告および審査

•企業等における実習

教科書,教材等

実習先で配布される資料等。

成績評価方法

1日の履修時間の上限を8時間とし,30 時間以上の履修が必要である。履修時

間が不足するとき,27 時間以上履修している場合には学内措置を実施すること

がある。詳細はガイダンスで説明する。

企業からの評価シート(50%)および発表会での内容(50%)で評価する。

受講上のアドバイス

就職する前に企業のことを知る大変良い機会であるので,実習に行くことを強

く推奨する。

Page 101: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 学外実習 B(原田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

学外実習 B

Outdoor Practice B 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 E-4,5 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 原田寛治・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟3階(内線:8268)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(4) 実験・実習等の体験学習を通じ

て,知識理解を深化させると同時に,実験の遂行能力・データを解析・

考察する能力を身につける。」に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目の学習・教育目標は主として「(F)コミュニケーション能力,

プレゼンテーション能力の育成,F-1:日本語による発表や討論・記述を

とおして,自分の考えを相手に表現できること」であるが,付随的に「H-1」

にも関与する。

授業の概要 4,5学年在学中に企業等学外機関において実質最低5日間もしくは

30時間の実習を行う。

学習目的 社会における実務経験を得るとともに企業規律の順守,諸手続きを体

験させることを目的とする。

到達目標

◎受け入れ企業で規律が順守でき,企業等における技術者の実務を理解できる。また規範やルールに従い行動できる。

◎企業での上司の指導に従い責任ある仕事の進め方を理解できる。

◎実習報告書を提出し,審査会において実習内容を報告できる。

履修上の注意

選択科目(自発的学習科目を除く)の内,教務委員会で認定できる単位数は,専門科目については学外実習 A または B を含めて6単位以内である。

高専大会出場等のため実習に行けなくなると企業に多大な迷惑をかけ,今後学外実習を受入れてもらえなくなる場合があるので,その可能性がある場合は実習の申込みをしないこと。

実習は原則として学業に差障りのない期間とする。

実習期間中は傷害保険及び賠償責任保険に必ず保険に加入すること。

履修のアドバイス 会社の規律は必ず守ること。実習生の評価は学校の評価につながり就職にも影響する。

基礎科目

関連科目

卒業研究(5年)など

Page 102: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 学外実習 B(原田)

授業にかかわる情報

授業の方法

企業等において実際の業務に携わり,実習を行う。実習終了後に審査会を実施

する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~3週

4週

10 日または

60 時間

•ガイダンス

(履修に関する詳細説明が全学科共通の日程で実施されるので必ず参加するこ

と)

•報告会の準備(実習終了後)

•実習内容の報告および審査

•企業等における実習

教科書,教材等

実習先で配布される資料等。

成績評価方法

1日の履修時間の上限を8時間とし,60 時間以上の履修が必要である。履修時

間が不足するとき,54 時間以上履修している場合には学内措置を実施すること

がある。詳細はガイダンスで説明する。

企業からの評価シート(50%)および発表会での内容(50%)で評価する。

受講上のアドバイス

就職する前に企業のことを知る大変良い機会であるので,実習に行くことを強

く推奨する。

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様式 A シナジーゼミナールⅡ(前原)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

シナジーゼミナールⅡ

Synergy Seminar Ⅱ 単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門・その他 授業形態・学期 講義・-

対象学生 全学科4,5年 必修・履修・履修選

択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 前原健二・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟2階 内線8267

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(4) 自発的学習科目の学習を通

じ,創造的・主体的・積極的にモノつくりに取り組み,学んだ技術・

知識を具体的なモノつくりに応用できる能力を身につける。」に相当

する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知

識の深化である。

授業の概要

多様なメニューの中から自主的に履修し,主に外部で開講される科目

で本校の教育課程では履修できないがその延長線上にある専門に関連し

た領域に関する学習をする。

学習目的

自分の専門知識の基盤の上に立ってより高度に,あるいはより広範囲

に学習を展開することで関連領域の技術に関する基礎知識を習得し,複

眼的視野と複合領域への対応能力を育成する。

到達目標 1. 受け入れ機関の発行するシラバスなどを参照すること。

◎目標達成のために必要な知識や能力を高め,自身の能力を発揮できる。

履修上の注意

科目の詳細や本校の教育課程との関連,具体的な出願・履修方法,関

連機関のシラバスの閲覧などは担当教員・教務係に事前に問い合わせす

ること。所定の期日までに,担当教員の了解(選考を行うことがある。)

を得て選択科目履修願など出願・履修に必要な書類を提出すること。

選択科目(自発的学習科目を除く。)の内,教務委員会で認定される単

位数は,専門科目については学外実習AまたはBを含む6単位以内(一

般科目については4単位以内)である。」関連機関の履修規則などを順守

すること。

履修のアドバイス

内外の施設で開講される科目を履修・授講することで学習を進めるの

で受け入れ機関の規則や受講科目の時間割など制限事項を十分確認する

こと。単なる単位の獲得だけを目的としたような履修は厳に慎むこと。

基礎科目

関連科目

Page 104: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B シナジーゼミナールⅡ(前原)

授業にかかわる情報

授業の方法

外部の教育機関(社会にある教育資産・マルチメディア教材を活用した学習形

態を含む。)と連携し,内外の施設で開講される科目を履修・授講することで学

習を進める。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

開講期間や学習内容は受け入れ機関

の発行するシラバスなどを参照する

こと。

教科書,教材等 教科書,参考書:受け入れ機関の発行するシラバスなどを参照すること。

成績評価方法

評価方法や配分などは受け入れ機関の発行するシラバスなどを参照すること。

合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末試験の最終日までに教務係

へ単位修得証明書を添付し単位取得申請を行うこと。履修した科目に関する単位

認定は教務委員会で審議する。なお,履修時間が不足するときは学内措置を実施

することがある。

受講上のアドバイス

社会にある教育資産・マルチメディア教材を有効に活用・連携し,自分の専門

を軸足にした「シナジー効果」(シナジーは「相乗作用」を意味する英語で,二

つ以上の事柄などが相互に作用し合い,ひとつの効果や機能を高めること。)の

発生や「知の総合化」を期待する。ただし,学習のコアである本校の教育課程に

沿って無理なく学習できるよう学習計画を綿密にすること。

Page 105: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気工事士(掛橋)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気工事士

Technician for Electrical Distribution 単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 全学科 1〜5 年 必修・履修・履修選

択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 掛橋英典・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟 3 階(内線8218)

E-mail:kakehasi@tsuyama−ct.ac.jp

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力工学,電気機器工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2) 電気理論,電子・通信,情報・制

御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現象

の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識

の深化,A−2:「電気・電子」に関する専門技術分野の知識を修得し,説

明できること」である。

授業の概要

電気工事の欠陥による災害の発生を防止するために、電気工事士法によ

って一定の範囲の電気工作物について電気工事の作業に従事する者の資

格が定められている。この資格を目指して自主学習する。

学習目的 第二種電気工事士の合格を目指して学習することにより電気工事に必要

なスキル・知識を身につける。

到達目標 1.第二種電気工事士の試験の合格

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を提出すること。また,単位の取得に

は単位取得申請手続きが必要である。選択科目(自発的学習科目は除く)

のうち,単位審査委員会で認定する単位数は,専門科目については学外

実習を含む6単位以内であるので,注意すること。

履修のアドバイス 受講上のアドバイスを参照

基礎科目 電気電子製図

関連科目 電気電子基礎Ⅰ(1年),電気電子工学入門(1),電気電子工学実験Ⅰ

(1),電気電子基礎Ⅱ(2)

Page 106: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気工事士(掛橋)

授業にかかわる情報

授業の方法 最初に概要説明を行うが,後は自主的に学習する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1 週

30 週

ガイダンス,試験の概要説明

各自参考書やインターネットで情報収集や自己学習を進めること。

長期休業中に実技講習会を実施することがある。

試験は上期と下期の 2 回行われる。(どちらかを受験,両方は受けれない)

□上期試験

申し込み H27 年 3 月 18 日~4 月 8 日

筆記試験 H27 年 6 月 7 日

(筆記試験の合格者 → 技能試験)

技能試験 H27 年 7 月 25 日または,26 日

□下期試験

申し込み H27 年 6 月 18 日~7 月 1 日

筆記試験 H27 年 10 月 3 日

(筆記試験の合格者 → 技能試験)

技能試験 H27 年 12 月 5 日

教科書,教材等 教科書:特になし

参考書:各種受験用参考書,ホームページなど

成績評価方法 第二種電気工事士試験に合格した者は担当教員に届けるとともに単位取得申

請をすること。

受講上のアドバイス

電気設備工事になくてはならない資格である。また,将来独立する場合にも有

利な資格である。

筆記試験に合格して技能試験に不合格となった者は,翌年の筆記試験を免除さ

れる。

実技講習会が実施される場合は,積極的に参加すること。

Page 107: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気主任技術Ⅰ(掛橋)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気主任技術Ⅰ

(Engineering of Electrical Facilities

Ⅰ)

単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 M 以外各学科2~5年 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 掛橋英典・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学棟3階(内線8218)

[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力工学,電気機器工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・制

御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現象

の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「電気・電子」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明で

きること」である。

授業の概要

発電,送電,変電,配電,電気工作物(電気設備)の工事,維持管理,

運用に関する保安監督には電気主任技術者の資格が必要である。資格取

得の1つの方法が国家試験合格であり,本科目はこの試験合格を目指す。

学習目的 電気主任技術者第3種試験4科目のうちの2科目合格

到達目標 1.理論、電力、機械、法規の4科目のうちの2科目に合格する。

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を提出すること。また,単位の取得に

は単位取得申請手続きが必要である。選択科目(自発的学習科目は除く)

のうち,単位審査委員会で認定する単位数は,専門科目については学外

実習を含む6単位以内であるので,注意のこと。

履修のアドバイス 受講上のアドバイスを参照

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ(1,2 年),電子工学(3),電気回路Ⅰ,Ⅱ(3,4),電気

磁気学Ⅰ,Ⅱ(3,4),電気機器Ⅰ,Ⅱ(2,3),パワーエレクトロニクス(4)

関連科目 発電工学(5年),送配電工学(5),電気法規(5),電気電子計測(5)

Page 108: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気主任技術Ⅰ(掛橋)

授業にかかわる情報

授業の方法 特別な集合授業はないので,参考書などを利用して自主的に学習する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~8週

9~16週

17~24週

25~30週

・ガイダンス,主任技術者の業務概要および種別,試験の概要などの説明

(履修に関する詳細説明が全学科共通の日程で実施されるので必ず参加するこ

と)

・理論科目(電気磁気学,電気回路理論,電気・電子計測,電子回路理論など)

の自主学習

・電力科目(発電工学,送配電工学,変電工学,屋内配線,高電圧工学,電気材

料など)の自主学習

・機械科目(電気機器,パワーエレクトロニクス,自動制御,電動機効用,照明,

電熱,電気化学など)の自主学習

・法規科目(電気法規,電気施設監理など)の自主学習

9月に受験

教科書,教材等 教科書:

参考書:各種の受験用参考書

成績評価方法

第3種試験4科目のうち2科目に合格した者は,担当教員に届けると共に学年

末試験の最終日までに教務係へ単位取得申請をすること。教務委員会で単位認定

を審議し、合・否で評価する。

受講上のアドバイス

・電気工学を勉強する者にとって,この試験の合格は社会で通用する基本的な知

識を有していることの証明となるので,企業や官公庁でもその能力は高く評価さ

れる。

・授業でまだ学習していない部分も,積極的,自主的に取り組むこと。試験範囲

が広いので計画的な学習が必要である。

・合格科目は3年間有効なので,2年以内に残りの2科目に合格すれば資格を取

得できる。

Page 109: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気主任技術Ⅱ(掛橋)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気主任技術Ⅱ

(Engineering of Electrical Facilities

Ⅱ)

単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 M 以外各学科2~5年 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 掛橋英典・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学棟3階(内線8218)

[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力工学,電気機器工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・制

御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現象

の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「電気・電子」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明で

きること」である。

授業の概要

発電,送電,変電,配電,電気工作物(電気設備)の工事,維持管理,

運用に関する保安監督には電気主任技術者の資格が必要である。資格取

得の1つの方法が国家試験合格であり,本科目はこの試験合格を目指す。

学習目的 電気主任技術者第3種試験の全科目合格

到達目標 1.理論,電力,機械,法規の全科目に合格する。

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を提出すること。また,単位の取得に

は単位取得申請手続きが必要である。選択科目(自発的学習科目は除く)

のうち,単位審査委員会で認定する単位数は,専門科目については学外

実習を含む6単位以内であるので,注意のこと。

履修のアドバイス 受講上のアドバイスを参照

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ(1,2 年),電子工学(3),電気回路Ⅰ,Ⅱ(3,4),電気

磁気学Ⅰ,Ⅱ(3,4),電気機器Ⅰ,Ⅱ(2,3),パワーエレクトロニクス(4)

関連科目 発電工学(5年),送配電工学(5),電気法規(5),電気電子計測(5)

Page 110: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 電気主任技術Ⅱ(掛橋)

授業にかかわる情報

授業の方法 特別な集合授業はないので,参考書などを利用して自主的に学習する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~8週

9~16週

17~24週

25~30週

・ガイダンス,主任技術者の業務概要および種別,試験の概要などの説明

(履修に関する詳細説明が全学科共通の日程で実施されるので必ず参加するこ

と)

・理論科目(電気磁気学,電気回路理論,電気・電子計測,電子回路理論など)

の自主学習

・電力科目(発電工学,送配電工学,変電工学,屋内配線,高電圧工学,電気材

料など)の自主学習

・機械科目(電気機器,パワーエレクトロニクス,自動制御,電動機効用,照明,

電熱,電気化学など)の自主学習

・法規科目(電気法規,電気施設監理など)の自主学習

9月に受験

教科書,教材等 教科書:

参考書:各種の受験用参考書

成績評価方法

・第3種試験 4 科目全てに合格した者は,担当教員に届けると共に学年末試験の

最終日までに教務係へ単位取得申請をすること。教務委員会で単位認定を審議

し、合・否で評価する。

・1回の受験で全科目合格した場合は,2単位の認定となる。

・すでに2科目合格していて1単位を取得しているものが新たに全科目合格した

ときには、追加で1単位の認定となる。

受講上のアドバイス

・電気工学を勉強する者にとって,この試験の合格は社会で通用する基本的な知

識を有していることの証明となるので,企業や官公庁でもその能力は高く評価さ

れる。

・授業でまだ学習していない部分も,積極的,自主的に取り組むこと。試験範囲

が広いので計画的な学習が必要である。

Page 111: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 電気主任技術Ⅲ(掛橋)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気主任技術Ⅲ

(Engineering of Electrical Facilities

Ⅲ)

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 M 以外各学科2~5年 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 掛橋英典・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学棟3階(内線8218)

[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/電力工学,電気機器工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・制

御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現象

の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「電気・電子」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明で

きること」である。

授業の概要

50kV 以上 170kV 未満(構外の場合は 25kV 以上 100kV 未満)の高圧,

特別高圧を取り扱いには,第2種電気主任技術者の資格が必要である。

資格取得の1つの方法が国家試験合格であり,本科目はこの試験合格を

目指す。

学習目的 電気主任技術者第2種試験合格

到達目標 1.第2種電気主任技術者の第1次試験4科目および第2次試験に合格

する。

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を提出すること。また,単位の取得に

は単位取得申請手続きが必要である。選択科目(自発的学習科目は除く)

のうち,単位審査委員会で認定する単位数は,専門科目については学外

実習を含む6単位以内であるので,注意のこと。

履修のアドバイス 受講上のアドバイスを参照

基礎科目 電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ(1,2 年),電子工学(3),電気回路Ⅰ,Ⅱ(3,4),電気

磁気学Ⅰ,Ⅱ(3,4),電気機器Ⅰ,Ⅱ(2,3),パワーエレクトロニクス(4)

関連科目 発電工学(5年),送配電工学(5),電気法規(5),電気電子計測(5)

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様式 B 電気主任技術Ⅲ(掛橋)

授業にかかわる情報

授業の方法 特別な集合授業はないので,参考書などを利用して自主的に学習する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~8週

9~16週

17~24週

25~30週

・ガイダンス,主任技術者の業務概要および種別,試験の概要などの説明

(履修に関する詳細説明が全学科共通の日程で実施されるので必ず参加するこ

と)

・理論科目(電気磁気学,電気回路理論,電気・電子計測,電子回路理論など)

の自主学習

・電力科目(発電工学,送配電工学,変電工学,屋内配線,高電圧工学,電気材

料など)の自主学習

・機械科目(電気機器,パワーエレクトロニクス,自動制御,電動機効用,照明,

電熱,電気化学など)の自主学習

・法規科目(電気法規,電気施設監理など)の自主学習

9月に一次試験受験、一次試験に合格した場合は11月に二次試験を受験する。

教科書,教材等 教科書:

参考書:各種の受験用参考書

成績評価方法

第2種試験に合格した者は,担当教員に届けると共に学年末試験の最終日まで

に教務係へ単位取得申請をすること。教務委員会で単位認定を審議し、合・否で

評価する。

受講上のアドバイス

・電気工学を勉強する者にとって,この試験の合格は社会で通用する基本的な知

識を有していることの証明となるので,企業や官公庁でもその能力は高く評価さ

れる。

・授業でまだ学習していない部分も,積極的,自主的に取り組むこと。試験範囲

が広いので計画的な学習が必要である。

・合格科目は3年間有効なので,2年以内に残りの2科目に合格すれば資格を取

得できる。

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様式 A 通信工事担任者(掛橋)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

通信工事担任者

Technician for Electrical Distribution 単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 電気電子工学科3~5年

情報工学科3~5年

必修・履修・履修選

択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 掛橋英典・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟 3 階(内線8218)

E-mail:kakehasi@tsuyama−ct.ac.jp

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学/通信工学,通信工学特論

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2) 電気理論,電子・通信,情報・制

御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現象

の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける。」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「電気・電子」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明

できること」である。

授業の概要

電気通信の工事担任者は、電気通信回線に端末設備、又は自営電気通信

設備の接続工事を行い、又は監督する者の資格である。この資格を目指

して自主学習する。

学習目的 電気通信の工事担任者の合格を目指して学習することにより電気通信回

線と端末設備等を接続するために必要なスキル・知識を身につける。

到達目標 1.電気通信の工事担任者試験 AI 第2種または DD 第2種の合格

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を提出すること。また,単位の取得に

は単位取得申請手続きが必要である。選択科目(自発的学習科目は除く)

のうち,単位審査委員会で認定する単位数は,専門科目については学外

実習を含む6単位以内であるので,注意すること。

履修のアドバイス 受講上のアドバイスを参照

基礎科目 電気電子製図

関連科目 制御基礎(2年),電気回路Ⅰ・Ⅱ(3,4),電磁気学Ⅰ・Ⅱ(3,4),

電子回路Ⅰ・Ⅱ(3,4),通信工学(4),通信工学特論(5)

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様式 B 通信工事担任者(掛橋)

授業にかかわる情報

授業の方法 最初に概要説明を行うが,後は自主的に学習する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

30週

ガイダンス,試験の概要説明

各自参考書やインターネットで情報収集や自己学習を進めること。

<HP>

http://www.shiken.dekyo.or.jp/charge/index.html

試験は年に 2 回行われる。

第1回目

申込 H27 年 2 月 1 日~3 月 10 日 郵送

(但しインターネット申込は 3 月 10 日締切)

試験 H27 年 5 月 24 日

第2回目 (詳細は 6~7 月に HP に掲載される。)

申込 H27 年 8 月~9 月を予定

試験 H27 年 11 月を予定

教科書,教材等 教科書:

参考書:各種受験用参考書,ホームページなど

成績評価方法 電気通信の工事担任者試験に合格した者は担当教員に届けるとともに単位取

得申請をすること。

受講上のアドバイス

電気通信工事担任者とは,電気通信回線と端末設備等を接続するために必要と

される国家資格である。

さまざまな企業が電気通信工事担任者資格の取得に積極的に取り組んでいる。

社会に出てから役に立つ資格である。

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様式 A エネルギー管理技術(石辺)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

エネルギー管理技術

(Technology for Energy

Management)

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野 専門・電気・電子 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 E,C 4,5 年 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 石辺信治・電気電子工学科

研究室等の連絡先 研究室:専攻科棟3階(内線:8260)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気電子工学

学科学習目標との

関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(2)電気理論,電子・通信,情報・

制御,電力・機器・設計に関する専門技術分野の知識を修得し,電気現

象の解析や電気・電子機器の設計・製作に応用できる能力を身につける」

に相当する科目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(A)技術に関する基

礎知識の深化,A-2:「電気・電子」,「情報・制御」に関する専門

技術分野の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要

大口のエネルギー使用工場は,第一種エネルギー管理指定工場

に指定され,エネルギー管理士を選任しなければならないことが

法令によって定められている。エネルギー管理士試験には,熱分

野と電気分野があるが、この科目は電気分野を対象とする。

学習目的 資格試験の合格を目標に,自主的学習を通して既に学習した内

容の定着を図るとともに未学習分野にも意欲的に取り組み,技術

者としての素養を深める。

到達目標 1.エネルギー管理士試験(電気分野)に合格すること。

履修上の注意

所定の期日までに,選択科目履修願を提出すること。また,本

科目は資格取得による科目であり,単位の取得には単位取得申

請手続きを行うことが必要である。選択科目(自発的学習科目

を除く。)の内,教務委員会で認定される単位数は,専門科目

については学外実習AまたはBを含む6単位以内である。

履修のアドバイス エネルギー管理士免状は,エネルギー管理士試験に合格し,実

務に1年以上従事した人に対して経済産業大臣から交付される。

基礎科目 電気基礎(2 年),電気機器Ⅰ,Ⅱ(2,3)など

関連科目 電気法規(5年),発電工学(5),電気電子応用(5),

送配電工学(5)など

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様式 B エネルギー管理技術(石辺)

授業にかかわる情報

授業の方法

試験の概要と学習の仕方などを指導し,計画的・自主的学習を促す。

・エネルギー管理士試験課目 ○必須基礎課目:Ⅰ.エネルギー総合管理および法規

○選択専門課目

●電気分野:Ⅱ.電気の基礎,Ⅲ.電気設備及び機器,Ⅳ.電力応用

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週 3週~5週

6週~8週 9週~12週

13週~15週

●ガイダンス,試験の概要説明

●試験日程と試験科目の確認(学習すべき科目・内容の確認) ●電気基礎の復習

●自動制御の学習 ●法規の学習

●工場配電の学習

16週~20週 21週~24週

25週~27週

28 週~30 週

●電動機速度制御,電動機応用の学習 ●デマンド制御の学習

●電力応用(電気化学および照明*1)の学習 ●過去問題への取り組みと学習不足部分の再確認

*1:電力応用の試験科目において,電動力応用は必須であるが,その

他は4テーマのうちの選択である。本校学生は授業内容と関連の深い この2テーマの選択を推奨する。

教科書,教材等 教科書:

参考書:省エネルギーセンター,電気管理士試験模範解答集 ほか

成績評価方法 エネルギー管理士試験に合格した者は,担当教員に申し出るとともに

学年末試験の最終日までに教務係へ単位取得申請を行うこと。教務委員会

で単位認定を審議し,合・否で評価する。

受講上のアドバイス 電気主任技術者3種の試験よりも若干難度は高い

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様式 A ディジタル技術Ⅰ(湊原)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

ディジタル技術Ⅰ

Digital TechniqueⅠ 単位 1

一般・専門の別・

学習の分野 専門・情報と計測・制御 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 2~5年全学科 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 湊原哲也・電子制御工学科

研究室等の連絡先 研究室:電子制御・情報工学科棟4階(内線:8276)

Email:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学/知能機械学・機械システム

情報学/情報学基礎 情報学/計算基盤

学科学習目標との関

本科目は電子制御工学科学習目標「(2) 情報と計測・制御,設計と生

産・管理,材料と構造,機械とシステム,運動と振動,エネルギーと

流れに関する専門技術分野の知識を修得し,工学問題の解析やメカト

ロニクス関連機器の設計や製作ができる能力を身につける。」に相当す

る。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深

化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情報と

計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門技術分野

の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要 ディジタル技術者の必要性と業務ならびに種別,試験の概要,提示参

考書を元に各自が自発的にする学習の仕方等の解説。

学習目的

工学に必要な制御部門ならびに情報部門に関するディジタル技術の基

礎的な知識を持ち制御装置や情報処理装置の基本原理や簡単な応用技術

の原理を理解し,設計,試験および運用,応用などの実務ができるよう

になること。

到達目標 1. ディジタル技術検定試験2級の情報部門あるいは制御部門合格

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を指導教員のサインを受領のうえ提

出すること。また,本科目は資格取得による科目であり,単位の取得に

は単位取得申請手続きを行うことが必要である。選択科目(自発的学習科

目を除く)の内,教務委員会で認定できる単位数は,学外実習 A または B

を含む6単位以内(一般は4単位以内)である。

履修のアドバイス 授業で学んだ部分だけでなく,広い範囲の自己学習が必要である。

基礎科目 電気基礎Ⅰ(1年),情報リテラシー(1),電子制御工学入門(1)

関連科目 電子制御工学Ⅰ(2年),電子制御工学Ⅱ(3),制御工学Ⅰ(4),制

御工学Ⅱ(5)

Page 118: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B ディジタル技術Ⅰ(湊原)

授業にかかわる情報

授業の方法

ディジタル技術検定2級用の模擬問題解説集あるいは最新既出問題・解説集

および入手可能な過去問題を参考にし,必要分野の学習を補間する自学自習を

計画し,自主的に実行する。火曜日の7,8限の資格関連科目の時間を主に利

用すること。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

30週

ディジタル技術とは何か,ディジタル技術者の必要性と業務ならびに種別,試

験の概要,学習の仕方等を解説する。

ディジタル技術検定2級用の模擬問題解説集あるいは最新既出問題・解説集を

参考にし,必要分野の学習を補間する自学自習を計画し,自主的に実行するよ

う指示する。

受験申請手続きを指示し,受験のアドバイスをおこなう。

合否結果の報告を受け,合格者に単位取得申請の手続きを指導する。

6月下旬および11月下旬に試験が実施される。

教科書,教材等

教科書:

参考書:文部科学省認定ディジタル技術検定試験2級模擬問題解説集,2級最

新既出問題・解説集<附>1級既出問題集 (株)LCR

成績評価方法

文部科学省認定ディジタル技術検定2級(情報部門あるいは制御部門)試験に

合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末試験の最終日までに教務委

員会へ単位取得申請を行うこと。教務委員会で単位認定を審議し、合・否で評

価する。

受講上のアドバイス

授業でまだ学習していない部分も自主的な学習で理解する。目的を自覚し,

不断の努力を必要とする。その学習努力に裏打ちされた成果に対して単位を与

える。

Page 119: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A ディジタル技術Ⅱ(湊原)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

ディジタル技術Ⅱ

Digital TechniqueⅡ 単位 1

一般・専門の別・

学習の分野 専門・情報と計測・制御 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 E・S・C-2~5 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 湊原哲也・電子制御工学科

研究室等の連絡先 研究室:電子制御・情報工学科棟4階(内線:8276)

Email:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学/知能機械学・機械システム

情報学/情報学基礎 情報学/計算基盤

学科学習目標との関

本科目は電子制御工学科学習目標「(2) 情報と計測・制御,設計と生産・

管理,材料と構造,機械とシステム,運動と振動,エネルギーと流れ

に関する専門技術分野の知識を修得し,工学問題の解析やメカトロニ

クス関連機器の設計や製作ができる能力を身につける。」に相当する。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深

化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情報と

計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門技術分野

の知識を修得し,説明できること」である。

授業の概要 ディジタル技術者の必要性と業務ならびに種別,試験の概要,提示参

考書を元に各自が自発的にする学習の仕方等の解説。

学習目的

工学に必要な制御部門ならびに情報部門に関するディジタル技術の基

礎的な知識を持ち制御装置や情報処理装置の基本原理や簡単な応用技術

の原理を理解し,設計,試験および運用,応用などの実務ができるよう

になること。

到達目標 1. ディジタル技術検定試験1級情報部門あるいは制御部門合格

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を指導教員のサインを受領のうえ提

出すること。また,本科目は資格取得による科目であり,単位の取得に

は単位取得申請手続きを行うことが必要である。選択科目(自発的学習科

目を除く)の内,教務委員会で認定できる単位数は,学外実習 A または B

を含む6単位以内(一般は4単位以内)である。検定は1級のみ年1回実施

であることに注意する。

履修のアドバイス 授業で学んだ部分だけでなく,広い範囲の自己学習が必要である。

基礎科目 電気基礎Ⅰ(1年),情報リテラシー(1),電子制御工学入門(1)

関連科目 電子制御工学Ⅰ(2年),電子制御工学Ⅱ(3),制御工学Ⅰ(4),制

御工学Ⅱ(5)

Page 120: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B ディジタル技術Ⅱ(湊原)

授業にかかわる情報

授業の方法

ディジタル技術検定2級用の模擬問題解説集あるいは最新既出問題・解説集

および入手可能な1級の過去問題を参考にし,必要分野の学習を補間する自学

自習を計画し,自主的に実行する。火曜日の7,8限の資格関連科目の時間を

主に利用すること。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

30週

ディジタル技術とは何か,ディジタル技術者の必要性と業務ならびに種別,試

験の概要,学習の仕方等を解説する。

ディジタル技術検定2級用の模擬問題解説集あるいは最新既出問題・解説集お

よび入手可能な1級の過去問題を参考にし,必要分野の学習を補間する自学自習

を計画し,自主的に実行するよう指示する。

受験申請手続きを指示し,受験のアドバイスをおこなう。

合否結果の報告を受け,合格者に単位取得申請の手続きを指導する。

11月下旬に試験が実施される。

教科書,教材等

教科書:

参考書:文部科学省認定ディジタル技術検定試験2級模擬問題解説集,2級最

新既出問題・解説集<附>1級既出問題集 (株)LCR

成績評価方法

文部科学省認定ディジタル技術検定1級(情報部門あるいは制御部門)試験に

合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末試験の最終日までに教務委

員会へ単位取得申請を行うこと。教務委員会で単位認定を審議し、合・否で評

価する。

受講上のアドバイス

授業でまだ学習していない部分も自主的な学習で理解する。目的を自覚し,

不断の努力を必要とする。その学習努力に裏打ちされた成果に対して単位を与

える。

Page 121: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 情報処理基礎 (情報工学科全教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

情報処理基礎

Fundamentals for Information

Processing

単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

情報・制御 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 全学科2~5年 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 情報工学科全教員

研究室等の連絡先 研究室:大平栄二 情報工学科棟2階(内線8282)他

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 情報学

学科学習目標との

関連

本科目は情報工学科学習目標「(4)自発的学習を含む科目の学習を通

じて創造性,自主性を身につけるとともに,学んだ技術・知識を具体

的なシステム等の作成に応用できる力を身につける。」に相当する科目

である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(C)情報技術の修得,

C-1:電気・電子・情報技術者に必要な情報技術を修得し,活用できるこ

と」である。

授業の概要

本科目は,IT パスポート試験,または CG 検定(CG クリエイター検定,

CG エンジニア検定,Web デザイナー検定,画像処理エンジニア検定,マル

チメディア検定)エキスパートという具体的な目標を設定することで,学

生の自主的な学習への取り組みを促すものである。

学習目的 資格取得を目指すことによって,情報処理技術に関する基礎知識を高め

るとともに,資格取得により大きな達成感を得ることを目的としている。

到達目標

1.IT パスポート試験,または CG 検定(CG クリエイター検定,CGエンジ

ニア検定,Web デザイナー検定,画像処理エンジニア検定,マルチメディ

ア検定のうち 1 つ)エキスパートに合格すること。

2.自主的に学習する習慣を身につけること。

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を提出すること。また,本科目は資格

取得による科目であり,単位の取得には単位取得申請手続きを行うことが

必要である。選択科目(自発的学習科目を除く)の内,教務委員会で認定

できる単位数は,学外実習 A または B を含む 6 単位以内である。また,

単位取得申請手続きが行える資格数は 1 つに限り,2 つ以上の資格を取得

しても取得できる単位数は 1 である。

履修のアドバイス

特定の科目を履修していなくても,粘り強く自主的な学習を積み上げて

いけば資格取得試験に合格する可能性があるので,資格取得に強い意志が

あれば履修申請をすれば良い。毎月進捗状況の報告が必須である。

基礎科目 情報関連科目

関連科目 情報関連科目

Page 122: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 情報処理基礎(情報工学科全教員)

授業にかかわる情報

授業の方法

最初に試験の概要,学習の進め方等を解説し,その後は指導教員の指導のもと

に,自主的に学習を進めていく。

受験に際しては指導教員がアドバイスし,合格すると教務委員会に単位認定の

申請を行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~15週

・情報技術者とは何か,試験の概要,学習の仕方等のガイダンスを行う。

・担当教員の指導のもとに,IT パスポート試験,または CG 検定(CG クリエイタ

ー検定,CGエンジニア検定,Web デザイナー検定,画像処理エンジニア検定,マ

ルチメディア検定)エキスパート資格取得のための問題演習を中心に各自の能力

に応じて自主的に学習を進めていく。また,定められた時間には適宜質問を受け

付けるとともに指導を行う。

[企業活動と法務に関する情報技術の基礎知識,経営戦略やシステム戦略に関す

る情報技術の基礎知識,システム開発技術やソフトウェア開発技術の基礎知識,

プロジェクトマネージメントやシステムマネージメントに関する基礎知識,情報

技術の基礎理論,アルゴリズムとプログラミングに関する基礎知識,ディジタル

の基礎,インターネットの基礎,座標変換に関する基礎知識,CG 理論に関する基

礎知識,画像処理に関する基礎知識など]

16~29週

30週

・担当教員の指導のもとに,IT パスポート試験,または CG 検定(CG クリエイタ

ー検定,CGエンジニア検定,Web デザイナー検定,画像処理エンジニア検定,マ

ルチメディア検定)エキスパート資格取得のための問題演習を中心に各自の能力

に応じて自主的に学習を進めていく。また,定められた時間には適宜質問を受け

付けるとともに指導を行う。

[コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアに関する基礎知識,情報シス

テムの要素技術(ヒューマンインタフェース,マルチメディア,データベース,

ネットワーク,セキュリティなど)の基礎知識,レンダリングに関する基礎知識,

CG システムに関する基礎知識,Web サイトを実現する技術,知的財産権に関する

基礎知識など]

・受験申請手続きを指示し,受験のアドバイスを行う。

・合否結果の報告を受け,合格した場合は単位取得申請の手続きを指導する。

教科書,教材等 教科書:なし

参考書:過去の試験問題等を必要に応じて各自で購入する。

成績評価方法

IT パスポート試験,または CG 検定(CG クリエイター検定,CGエンジニア検定,

Web デザイナー検定,画像処理エンジニア検定,マルチメディア検定のうち 1 つ)

エキスパートに合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末試験の最終日

までに教務係へ単位取得申請を行うこと。教務委員会で単位認定を審議し,合否

で評価する。

また,単位取得の条件として,学習状況を毎月報告する必要がある。

受講上のアドバイス 授業でまだ学習していない部分も自主学習で補充しなければならない。毎日の

積み重ねの努力を必要とする。その学習努力と成果に対して単位を与える。

Page 123: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 情報処理技術Ⅰ (情報工学科全教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

情報処理技術Ⅰ

Technology for Information

Processing I

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

情報・制御 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 全学科2~5年 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 情報工学科全教員

研究室等の連絡先 研究室:大平栄二 情報工学科棟2階(内線8282)他

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 情報学

学科学習目標との

関連

本科目は情報工学科学習目標「(4)自発的学習を含む科目の学習を

通じて創造性,自主性を身につけるとともに,学んだ技術・知識を具

体的なシステム等の作成に応用できる力を身につける。」に相当する科

目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(C)情報技術の修得,

C-1:電気・電子・情報技術者に必要な情報技術を修得し,活用できる

こと」である。

授業の概要 本科目は,基本情報技術者試験という具体的な目標を設定すること

で,学生の自主的な学習への取り組みを促すものである。

学習目的 資格取得を目指すことによって,情報処理技術を高めるとともに,

資格取得により大きな達成感を得ることを目的としている。

到達目標

1.基本情報技術者試験に合格すること。

2.自主的に学習する習慣を身につけること。

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を提出すること。また,本科目は

資格取得による科目であり,単位の取得には単位取得申請手続きを行

うことが必要である。選択科目(自発的学習科目を除く)の内,教務

委員会で認定できる単位数は,学外実習 A または B を含む 6 単位以

内である。

履修のアドバイス

特定の科目を履修していなくても,粘り強く自主的な学習を積み上

げていけば資格取得試験に合格する可能性があるので,資格取得に強

い意志があれば履修申請をすれば良い。毎月進捗状況の報告が必須で

ある。

基礎科目 情報関連科目

関連科目 情報関連科目

Page 124: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 情報処理技術Ⅰ(情報工学科全教員)

授業にかかわる情報

授業の方法

最初に試験の概要,学習の進め方等を解説し,その後は指導教員の指導の

もとに,自主的に学習を進めていく。

受験に際しては指導教員がアドバイスし,合格すると教務委員会に単位認

定の申請を行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~15週

・情報技術者とは何か,試験の概要,学習の仕方等のガイダンスを行う。

・担当教員の指導のもとに,基本情報技術者試験資格取得のための問題演習

を中心に各自の能力に応じて自主的に学習を進めていく。また,定められた

時間には適宜質問を受け付けるとともに指導を行う。

[コンピュータ科学基礎,コンピュータシステム,システムの開発と運用,

ネットワーク技術,データベース技術,セキュリティと標準化,情報化と経

営,監査]

16~29

30週

・担当教員の指導のもとに,基本情報技術者試験資格取得のための問題演習

を中心に各自の能力に応じて自主的に学習を進めていく。また,定められた

時間には適宜質問を受け付けるとともに指導を行う。

[ハードウエア,ソフトウエア,アルゴリズム,データ構造及びデータベー

ス,通信ネットワーク,情報処理技術,プログラム設計,プログラム開発]

・受験申請手続きを指示し,受験のアドバイスを行う。

合否結果の報告を受け,合格した場合は単位取得申請の手続きを指導する。

教科書,教材等

教科書:なし

参考書:過去の試験問題等を必要に応じて各自で購入する。

成績評価方法

基本情報技術者試験に合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末

試験の最終日までに教務係へ単位取得申請を行うこと。教務委員会で単位認

定を審議し,合否で評価する。

また,単位取得の条件として,学習状況を毎月報告する必要がある。

受講上のアドバイス

授業でまだ学習していない部分も自主学習で補充しなければならない。毎

日の積み重ねの努力を必要とする。その学習努力と成果に対して単位を与え

る。

Page 125: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A 情報処理技術Ⅱ (情報工学科全教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

情報処理技術Ⅱ

Technology for Information

Processing Ⅱ

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

情報・制御 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 全学科2~5年 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 情報工学科全教員

研究室等の連絡先 研究室:大平栄二 情報工学科棟2階(内線8282)他

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 情報学

学科学習目標との

関連

本科目は情報工学科学習目標「(4)自発的学習を含む科目の学習を

通じて創造性,自主性を身につけるとともに,学んだ技術・知識を具

体的なシステム等の作成に応用できる力を身につける。」に相当する科

目である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(C)情報技術の修得,

C-1:電気・電子・情報技術者に必要な情報技術を修得し,活用できる

こと」である。

授業の概要 本科目は,応用情報技術者試験という具体的な目標を設定すること

で,学生の自主的な学習への取り組みを促すものである。

学習目的 資格取得を目指すことによって,情報処理技術を高めるとともに,

資格取得により大きな達成感を得ることを目的としている。

到達目標

1.基本情報技術者試験に合格すること。

2.自主的に学習する習慣を身につけること。

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を提出すること。また,本科目は

資格取得による科目であり,単位の取得には単位取得申請手続きを行

うことが必要である。選択科目(自発的学習科目を除く)の内,教務

委員会で認定できる単位数は,学外実習 A または B を含む 6 単位以

内である。

履修のアドバイス

特定の科目を履修していなくても,粘り強く自主的な学習を積み上

げていけば資格取得試験に合格する可能性があるので,資格取得に強

い意志があれば履修申請をすれば良い。毎月進捗状況の報告が必須で

ある。

基礎科目 情報関連科目

関連科目 情報関連科目

Page 126: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B 情報処理技術Ⅱ(情報工学科全教員)

授業にかかわる情報

授業の方法

最初に試験の概要,学習の進め方等を解説し,その後は指導教員の指導の

もとに,自主的に学習を進めていく。

受験に際しては指導教員がアドバイスし,合格すると教務委員会に単位認

定の申請を行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~15週

・応用情報技術者とは何か,試験の概要,学習の仕方等のガイダンスを行う。

・担当教員の指導のもとに,応用情報技術者試験資格取得のための問題演習

を中心に各自の能力に応じて自主的に学習を進めていく。また,定められ

た時間には適宜質問を受け付けるとともに指導を行う。

[コンピュータ科学基礎,コンピュータシステム,システムの開発と運用,

ネットワーク技術,データベース技術,セキュリティと標準化]

16~29週

30週

・担当教員の指導のもとに,応用情報技術者試験資格取得のための問題演習

を中心に各自の能力に応じて自主的に学習を進めていく。また,定められ

た時間には適宜質問を受け付けるとともに指導を行う。

[ソフトウエア工学,アルゴリズム,システム構成技術,システム開発,

通信ネットワーク,データ構造およびデータベース,情報セキュリティ,

システム評価]

・受験申請手続きを指示し,受験のアドバイスを行う。

合否結果の報告を受け,合格した場合は単位取得申請の手続きを指導する。

教科書,教材等

教科書:なし

参考書:過去の試験問題等を必要に応じて各自で購入する。

成績評価方法

応用情報技術者試験に合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末

試験の最終日までに教務係へ単位取得申請を行うこと。教務委員会で単位認

定を審議し,合否で評価する。

また,単位取得の条件として,学習状況を毎月報告する必要がある。

受講上のアドバイス

授業でまだ学習していない部分も自主学習で補充しなければならない。毎

日の積み重ねの努力を必要とする。その学習努力と成果に対して単位を与え

る。

Page 127: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 A ものづくりの技術(全学科担当者)

科目にかかわる情報

科目の 基本 情報

授業科目 (欧文)

ものづくりの技術

Manufacturing Science and Technology 単位 2

一般・専門の別・ 学習の分野

専門・実験 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 2~5年の全学生 必修・履修・

履修選択・選択の別 選択

教員に かかわ る情報

担当教員・所属 全学科担当教員・全学科

研究室等の連絡先 電話/メールアドレスは Web ページ参照

科目の 学習・ 教育内 容にか かわる 情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学,工学/電気電子工学,情報学/計算基盤

学科学習目標との 関連

本科目は電気電子工学科学習目標「(4) 自発的学習科目の学習を通じ,

創造的・主体的・積極的にモノつくりに取り組み,学んだ技術・知識を

具体的なモノつくりに応用できる能力を身につける。」に相当する科目で

ある。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(D)課題解決能力の育成,

D-1:学内外で得た科学・技術に関する知識や種々の情報を用い,

問題を明確にとらえ,複数の解決策を考え出し,それらの解決策を多面

的に評価し,適切な解決策や方法を見つけ,示せること」であるが,付

随的に「A-3」,「C-2」,「F-1」にも関与する。

授業の概要

各種ロボコン,プロコン等に参加するためのものづくりに関して,そ

のテーマに対して任意のグループで設計・製作・完成までの経過や,種々

の問題点を議論し解決する。したがって,授業という形態をとらず,指

導教員の指導のもとで主として時間外に自発的に活動する。

学習目的 与えられたテーマに対する企画・立案・設計・プレゼンテーションな

どの各種能力を育成する。

到達目標

1.創造することによる学習効果を理解し,多角的見地から物づくりに

関連する問題を解決できる。

2.種々の工作機械・装置・道具や工具などが使用できる。

3.目標とするものを完成できる。大会があるものについては,参加し

てその成果を公表できる。

◎必要な情報を収集・分析し,適正に判断し,効果的に活用できる。

◎現状と目標を把握し,必要な情報を収集・分析・整理し,解決すべき

課題を発見することができる。

◎周囲と自分自身の状況を認識し,自分を活かす適切で主体的な行動が

できる。

◎目的達成のために他者と協調・協働して行動できる。

履修上の注意

所定の期日までに,選択科目履修願を指導教員のサイン等を受領の上

提出すること。また,本科目は資格取得による科目と同様に,単位の取

得には単位取得申請手続きを行うことが必要である。選択科目(自発的

学習科目を除く)の内,教務委員会で認定できる単位数は,学外実習A

またはBを含む6単位以内である。

履修のアドバイス 指導教員は,対象となるテーマにより部活の指導教員であったり,専

門学科の教員であったりするので注意すること。また,活動にあたって

は,危険を伴う作業もあるので,必ず指導教員の指示を受けること。

基礎科目 これまで学んだ専門全学科の全科目

関連科目

Page 128: satom@tsuyama-ct.ac · 4. 典型的な運動系について微分方程式の形で運動方程式をたてること ができ,さらにその解を求めることができる。

様式 B ものづくりの技術(全学科担当者)

授業にかかわる情報

授業の方法 基本的には,学生個々あるいはチームの自発的学習なので,指導教員の指導の

もとに,主として正規の時間外に活動する。各種大会に参加することも授業の一

環である。

授 業

計 画

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

前 期

1週 2 週~6 週 7 週 15 週

ものづくりの対象の決定とガイダンス 企画・立案・設計 製作・作成・検討 大会参加等実演

後 期

16 週~26 週 27 週~30 週

製作・作成・検討 大会参加等実演 報告書の作成・提出 口頭発表(競技会等の参加に替えることもある)

教科書,教材等 教科書:これまでに使用した教科書など

参考書:指導教員の指示する文献や書籍など

成績評価方法

学年末試験の 終日までに教務係へ単位取得申請(単位認定願に指導教員所見

書,活動日誌を添えて提出)を行うこと。教務委員会で審議し単位が認定された

場合の評価は85点とする。指導教員は教務委員会への推薦を,活動記録と口頭

発表あるいは競技会への参加有無により判断する。

受講上のアドバイス 指導教員は,直接出席をとることができないので,活動記録(日誌)が唯一の

出席確認の判断材料となるので,活動した場合には忘れずに記帳すること。また,

大会参加等だけの場合には,単位を認められないこともあるので注意すること。