rpa導入・推進の成功への道筋と その勘所 - rpa | blue prism · 2020. 4. 15. ·...
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Commercial in Confidence
ROM再入門
RPA導入・推進の成功への道筋とその勘所
Blue Prism Webinar
2020年 4月 15日
Blue Prism 株式会社
プロフェッショナルサービス
門脇 豪
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Commercial in Confidence
目次
1. RPA導入プロジェクトにおける課題
2. Blue Prismのアプローチ1. ROM とは
2. ROMの7つの要素
3. 先ず最初に取り組むべきポイント
4. どのように整備していくか
5. まとめ
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Commercial in Confidence Commercial in Confidence
RPA導入プロジェクトにおける課題
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Commercial in Confidence
RPA導入プロジェクトにおける課題
3
RPAを導入したが、
上手く活用できていない…
ROIが低い…
なぜ RPA 導入が失敗するのか…
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Commercial in Confidence
RPA導入プロジェクトにおける課題
4
時間どおりに終わらない有効稼働できず、コスト垂れ流し
業務遅延リスク増大
ロボットが止まる。落ちる
エラーが頻発するリカバリは最初からやり直し
運用工数の増大拡張、拡大に人を割けない
利用者の不満増幅
塩漬け、作り直しの発生導入当初と同じコストが毎年発生
業務の標準化が進まない
修正の工数が増大
個人が好き勝手に開発画面の一部の変更で全て作り直し
負荷増大に対応できない
人が手動実行している並列処理による負荷分散ができない
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RPA導入プロジェクトにおける課題
5
時間どおりに終わらない有効稼働できず、コスト垂れ流し
業務遅延リスク増大
ロボットが止まる。落ちる
エラーが頻発するリカバリは最初からやり直し
運用工数の増大拡張、拡大に人を割けない
利用者の不満増幅
塩漬け、作り直しの発生導入当初と同じコストが毎年発生
業務の標準化が進まない
修正の工数が増大
個人が好き勝手に開発画面の一部の変更で全て作り直し
負荷増大に対応できない
人が手動実行している並列処理による負荷分散ができない
運用工数の増大開発工数の増大拡張できない
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Commercial in Confidence
RPA導入プロジェクトにおける課題
6
基幹システム・業務を止めた
高負荷な処理の実行を見抜けない未完成のロボットを本番環境でテスト
情報漏洩事故が発生
統制管理が取れないログ・監査も不正
重大なセキュリティリスクを発生業務停止を引き起こす
復旧に莫大なコスト発生
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Commercial in Confidence
RPA導入プロジェクトにおける課題
7
基幹システム・業務を止めた
高負荷な処理の実行を見抜けない未完成のロボットを本番環境でテスト
情報漏洩事故が発生
統制管理が取れないログ・監査も不正
重大なセキュリティリスクを発生業務停止を引き起こす
復旧に莫大なコスト発生
セキュリティリスクに対応できない 統制がとれない
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RPA導入プロジェクトにおける課題
8
エンタープライズの領域で RPA を導入し、高い次元でROIを継続的に回収するには、
クリアしなければならない課題がいくつもある
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Commercial in Confidence Commercial in Confidence
Blue Prismのアプローチ
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Commercial in Confidence
ROM (Robotic Operating Model)」とは…
10
オペレーション自動化の需要と案件化 自動化による業務効果
企業戦略と合致し、かつ、業務効果を可視化できる、自動化の目的・ビジョンを定義
1ビジョン
RPA導入を最適に支援できる
推進組織の設計
2組織
業務効果を最大化するために、需要に優先順位を付け、そのパイプラインを
整備
3統制 と
案件管理
構築に必要な文書や標準の定義変更管理プロセス
の整備
4構築方法論
保守・運用をサポートする体制・ルールの策
定
5サービスモデル
推進組織内外のメンバーの役割と
責務、そのトレーニング方法の定義
6スタッフ
拡張可能で保守が容易なIT基盤の設計
7テクノロジー
業務部門がリードするRPA推進組織
IT部門がサポートする企業内/クラウドIT基盤
ROM=7つの要素で構成される、ロボット運用モデル⇒ RPA導入の成功、ユーザのビジネス拡大へ貢献する仕組みを構築する、 Blue Prism独自の導入方法論
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Commercial in Confidence
(1) ビジョン
• プロセス自動化のビジョン・目的・ゴールを定義
• 想定できるビジネス上の利益が何かを明確化し、それが企業の全体戦略と一致していることを確認
2組織
3統制 と
案件管理
4構築方法論
5サービスモデル
6スタッフ
7テクノロジー
• プロセス自動化が人間の処理能力を解放し、効率化を実現• 人間が、高価値な判断・決断業務や顧客との関係強化に、より集中できる
• 品質と一貫性を高い次元で確保• プロセス自動化が業務の標準化とベストプラクティス実現を促進• 処理エラーの完全な撲滅
• 業務オペレーション操作ログを取得することで得られる、より精緻な業務実態から、業務オペレーションの真の課題解決につながる分析・洞察を提供
• 自動化されたプロセスの開発とデプロイが迅速に行われ、コンポーネントは再利用可能• どんなアプリケーションとも接続可能• ロボットは集中管理され、ピーク需要に合わせて自由に再配置可能
• 各ユーザが手元に持っているファイルデータが集中管理される• 顧客データなどセキュリティ・プライバシー管理を強化• 開発と運用とでロールを明確に分離・分割
RPA 導入によって得られるビジネス上の利益
業務オペレーションの変化への敏捷な対応力の向上
業務効率化と生産性の向上
業務オペレーションリスクの削減
ビジネス・業務オペレーションのより深い洞察
より高度な統制、ガバナンス、ITセキュリティ
戦略との一致
RPAの導入目的とゴールが、企業組織全体の戦略・ビジョンとどう一致しているかを明文化する
想定されるビジネス上の利益を予測する
RPA導入で得られるビジネス上の利益がマーケットにおける差別化につながることを確認する
1ビジョン
11
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Commercial in Confidence
(2) 組織
• RPA導入を的確に効率的に実現できる組織体系を定義
• 組織体系が、企業全体戦略やその企業が持つ文化と合致していること
1ビジョン
3統制 と
案件管理
4構築方法論
5サービスモデル
6スタッフ
7テクノロジー
分散型 連合型 集中型
• 低コスト
• 特定の部門のみで、部門間で相関が不要な業務に適合
• 低コストかつスケーラブルな自動化を複数の部門に跨って実装し、中心の標準化された仕組みを利用する
• 業務部門がオーナーシップと責任持ち続けるが、ロボティクプロセスは共有の機能を利用する
• 低コストかつスケーラブルな自動化を全社横断で実装し、中心の標準化された仕組みを利用する
• CoEが存在する企業にて効果が発揮される
• スケーラビリティに欠ける
• 標準化が進まず、効率的でない
• 物理ハードウェアやRPA成果物の多重管理、二重投資
• 中央管理された共通機能が変更される場合に、各部門へ適用させる際に煩雑な管理が必要
• CoEが既に存在しない場合、その仕組みを導入する為の投資が必要となる
• CoE組織の能力・容量がボトルネックになる可能性
強味
弱点
共通サービス層 (IT, 人事, 経理)
マネージメント層
事業部1 事業部 2 RPA機能組織
共通サービス層 (IT, 人事, 経理)
マネージメント層
事業部 1 事業部 2 事業部 3
RPA RPA
共通サービス層 (IT, 人事, 経理)
マネージメント層
事業部 1 事業部 2 事業部 3
RPA 機能組織
2組織
12
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Commercial in Confidence
(3) 統制 と案件管理
• RPA対象プロセスのアセスメント基準、選別・格付け手順を定義
• 自動化対象の業務プロセスの数を最適化し、ビジネス効果の最大化を目指す
1ビジョン
2組織
4構築方法論
5サービスモデル
6スタッフ
7テクノロジー
RPA候補・要件リスト
優先順位付け
影響調査
計画
• プロセスの開示
•機会の精査
• ビジネス事例
•構造的な影響調査プロセスに則り行う。実施することによって得られるビジネス上の利益、開発・運用サポートコストを検証する。オーナーシップを特定する。企業の戦略との一致状況、実装しなかった場合の影響、既存の業務への影響についても検証する。
•要求への優先順付け(より広範な業務からの要求か、外部のIT管理からの要求か、などを検討材料とする
• ステークホルダーを集め、レビューを行う。戦略的なビジネスドライバーと成り得るかの観点で議論する
• RPA責任者が議長となり、業務部門、IT部門と変更依頼担当者で構成される会議体にて行う
• RPA変更計画を策定し、管理する。ビジネス上の利益の最大化と構築・導入リソースの供給力、既存のプログラム等の再利用性を検討し、計画する。
• RPA責任者と自動化管理者が、計画策定、進捗管理、全ステークホルダーの期待値管理に対して、責務を負う。
RPA 要件創出A. 自動化要求B. 自動化 CI イニシアティブC. 変更プログラム
A. ビジネスプロセスの変更B. システム変更
プロアクティブなトリガー 受動的なトリガー
RPA 意思決定組織
3統制 と
案件管理
13
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Commercial in Confidence
(4) 構築方法論
• Blue Prismに特化した構築・導入方法論の策定とその適用方法を定義
• 成果物テンプレートやポリシー、ルールを策定、標準化
• 定義された方法論が的確にかつ効率的に利用されていることをトラッキングするための管理の仕組みを定義
1ビジョン
2組織
3統制 と
案件管理
5サービスモデル
6スタッフ
7テクノロジー
4構築方法論
14
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Commercial in Confidence
(5) サービスモデル
• 業務プロセスをサポートする体制・ルールを策定し、人間とロボの生産性を最適化
• 運用管理・レポーティング・スケジューリングの定義
1ビジョン
2組織
3統制 と
案件管理
4構築方法論
6スタッフ
7テクノロジー
範囲外のシナリオへの対処を業務部門メンバーが行う
Blue Prismが実装通りに動かない場合など、予期せぬシナリオへの対処を開発者が行う
BPコントローラが負荷状況と要求量からロボリソースのワークロードを管理する
フェイルオーバー、回復、ディザスタリカバリをインフラチームが行う
RPAチームがテストとプロダクション環境への適用を行う
アプリケーションで発生する問題はITチームで管理・解消される
プロセス自動化で発生する問題はRPAチームで管理・解消される
Blue Prism製品の問題は、Blue Prsimカスタマーサポートへチケットが上げられ、対応される
役割と責務
作業対象
Referral Handling
例外処理
スケジューリング
ビジネス継続
デプロイ
システムサポート
プロセスサポート
製品サポート
アクティビティ
5サービスモデル
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Commercial in Confidence
(6) スタッフ
• RPA導入、運用、サポートのそれぞれの役割と責務の定義
• RPA要員(構築、サポート)のトレーニング方法の定義
1ビジョン
2組織
3統制 と
案件管理
4構築方法論
5サービスモデル
7テクノロジー
プロジェクトマネージャ Blue Prismの認定能力に則った、導入の管理業務を行う 5%
プロセスアナリスト 自動化対象業務の要件管理をリードし、プロセス定義策定やテスト支援を行う 10%
シニアプロセス開発者
Blue Prismのソリューション構築と関連する方法論のエキスパートとして、すべてのフェーズで開発をリードするまた、設計、開発、テスト、サポートを行う
25%
プロセス開発者 Blue Prismのソリューション構築において、設計、開発、テスト、サポートを行う 60%
役割 役割概要 工数割合
初期フェーズでの人員配置割合の一例
6スタッフ
16
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Commercial in Confidence
(7) テクノロジー
• スケーラブルかつメンテナンスコストを低く抑えることができるインフラ基盤の定義と導入・運用
• 企業・組織の成長戦略に合わせて柔軟に拡張できるように設計
1ビジョン
2組織
3統制 と
案件管理
4構築方法論
5サービスモデル
6スタッフ
RPA ROM• Blue Prism 開発者 (1:1)で利用される(構築・テスト用。ビジネスアプリケーション
がインストールされていること• プロセス管理者によりランタイムリソースの管理でアクセスされる• 標準的なユーザデスクトップ環境+Blue Prismがインストール隅の環境• ローカルPCでも仮想環境でも可(仮想環境を推奨)
• 自動化されたBlue Prism プロセスが稼働する• 標準的なユーザデスクトップ環境+Blue Prismがインストール隅の環境• 必ずビジネスアプリケーションが稼働でき、適切なリソースが割り当てられていること• 仮想環境であること、また、永続的に稼働すること
• インタラクティブクライアントと接続できる物理環境• Microsoft RDPはランタイムリソースに接続するうえでは適切
ではないので注意すること
• Windows Server OSが推奨• 適切に設定されていれば、1つのサーバで100のクライアント/ラインタイムリソースを
稼働可能• プロセスのスケジュール起動、ユーザ認証、データの暗号化の用途で利用される• データベース接続で利用される
• SQL Serverデータベースで、プロセス定義や認証情報を保持為の、集中管理されたリポジトリを構成する
• 1つの環境で1つのデータベースが必要
7テクノロジー
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Commercial in Confidence
ロボット運用モデル: ROM(Robotic Operating Model)
18
RPA導入成功のカギは、RPA推進戦略(ビジョン)から、インフラ基盤(テクノロジー)まで、包括的にカバーすること、業務・IT・経営層の3者一体で推進すること、が必要
オペレーション自動化の需要と案件化 自動化による業務効果
企業戦略と合致し、かつ、業務効果を可視化できる、自動化の目的・ビジョンを定義
ビジョン
RPA導入を最適に支援できる
推進組織の設計
組織
業務効果を最大化するために、需要に優先順位を付け、そのパイプラインを
整備
統制 と案件管理
構築に必要な文書や標準の定義変更管理プロセス
の整備
構築方法論
保守・運用をサポートする体制・ルールの策
定
サービスモデル
推進組織内外のメンバーの役割と
責務、そのトレーニング方法の定義
スタッフ
拡張可能で保守が容易なIT基盤の設計
テクノロジー
業務部門がリードするRPA推進組織
IT部門がサポートする企業内/クラウドIT基盤
業務部門・IT部門・マネージメント層
「ONE TEAM」
包括的にカバー
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Commercial in Confidence
ROMによるRPA導入 - 展開、成熟フェーズへ
19
導入から「拡張・展開」「成熟」のフェーズに移行し、ビジネス効果を最大化基盤の整備、フェーズステップアップに向けて、必要なことを明らかにする
製品の導入と体制構築
RPAの導入と利用により、業務の自動化
複数業務、複数部門で利用業務自動化範囲の拡大
自動化のプラットフォーム化RPAの定着によるビジネス課題解決への貢献
初期フェーズ 拡張・展開フェーズ 成熟フェーズ
適用業務の拡大スキルの蓄積と展開
自動化と業務効率化のマインド・文化の醸成
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Commercial in Confidence Commercial in Confidence
先ず最初に取り組むべきポイント
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Commercial in Confidence
ロボット運用モデル: ROM(Robotic Operating Model)
21
RPA導入成功のカギは、RPA推進戦略(ビジョン)から、インフラ基盤(テクノロジー)まで、包括的にカバーすること、業務・IT・経営層の3者一体で推進すること、が必要
オペレーション自動化の需要と案件化 自動化による業務効果
企業戦略と合致し、かつ、業務効果を可視化できる、自動化の目的・ビジョンを定義
ビジョン
RPA導入を最適に支援できる
推進組織の設計
組織
業務効果を最大化するために、需要に優先順位を付け、そのパイプラインを
整備
統制 と案件管理
構築に必要な文書や標準の定義変更管理プロセス
の整備
構築方法論
保守・運用をサポートする体制・ルールの策
定
サービスモデル
推進組織内外のメンバーの役割と
責務、そのトレーニング方法の定義
スタッフ
拡張可能で保守が容易なIT基盤の設計
テクノロジー
業務部門がリードするRPA推進組織
IT部門がサポートする企業内/クラウドIT基盤
![Page 23: RPA導入・推進の成功への道筋と その勘所 - RPA | Blue Prism · 2020. 4. 15. · •自動化されたプロセスの開発とデプロイが迅速に行われ、コンポーネントは再利用可能](https://reader034.vdocuments.site/reader034/viewer/2022052013/602992440c0f721dc3566fe7/html5/thumbnails/23.jpg)
Commercial in Confidence
初期フェーズで特に取り組むべきポイント
22
初期フェーズにて、ROIを達成できるRPA推進体制を構築するには、次の3点を考慮する
1. RPA推進体制は、どのような組織モデルで組んでいくか(分散型? 集中型? 連合型?)
2. RPA推進チームの開発メンバーはどんなメンバー構成で始めるか
3. 成果物、開発ルールはどこまで定義するか
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Commercial in Confidence
RPA推進体制の組織モデル
23
RPA推進体制の在り方、目指すかたちは、企業文化、ビジネスモデル、展開度合いで定義初期導入フェーズでは、集中型から始めることで、ガバナンスを効かせつつ、効果を早期に刈り取ることが可能
インフラ基盤の提供成果物のガバナンス
案件の共有と選択ガイドライン開発者リソース
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Commercial in Confidence
RPA中央チーム
RPA推進体制のモデルケース(集中型)
24
RPA推進体制として、以下のようなチーム構造を整備することを目指します
RPAチームオーナー
RPAチームリーダー
デリバリ(開発)
運用監視 ガバナンス インフラ基盤設計責任機関
• プロセス、オブジェクトの設計、開発
• プロセスの監視、エラー対応・切り分け
• ROI回収の検証
• 自動化対象業務の選定
• 設計書のレビュー
• 設計規約・コーディング規約のメンテナンス
• インフラ基盤の構築、運用
• 拡張計画の検証
• リソース計画、拡張計画の策定
• リソース計画、拡張計画の承認
:バーチャル組織
• PJ実行計画の策定
• トレーニング計画の策定
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Commercial in Confidence
RPA中央チーム業務部門
RPA推進体制のモデルケース(連合型)
25
RPA推進体制として、以下のようなチーム構造を整備することを目指します
RPAチームオーナー
RPAチームリーダー
デリバリ(開発)
運用監視 ガバナンス インフラ基盤設計責任機関
• プロセス、オブジェクトの設計、開発
• プロセスの監視、エラー対応・切り分け
• ROI回収の検証
• 自動化対象業務の選定
• 設計書のレビュー
• 設計規約・コーディング規約のメンテナンス
• インフラ基盤の構築、運用
• 拡張計画の検証
• リソース計画、拡張計画の策定
• リソース計画、拡張計画の承認
:バーチャル組織
• PJ実行計画の策定
• トレーニング計画の策定
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開発チームのモデルケース
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RPA推進体制の中で、特にリソースが集中し、管理を適切に行う必要があるのが、「デリバリ(開発)チーム」です。デリバリ(開発)チームは、リード開発者と一般開発者、入門開発者の組み合わせで階層構造となっていることが求められます。これにより、人材の育成と組織の拡張が効率的に行われます
デリバリ(開発)チーム構成
【リード開発者】・プロセス分析、ソリューション設計
・プロセス設計書、オブジェクト設計書のレビュー
・構築されたプロセス・オブジェクトのレビュー
リード開発者
開発者 入門/開発候補者
・・・・
【開発者、入門/開発候補者】・プロセス設計書、オブジェクト設計書の作成
・プロセス・オブジェクトの構築・テスト
ステップアップ
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初期フェーズで特に取り組むべきポイント
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初期フェーズにて、ROIを達成できるRPA推進体制を構築するには、次の3点を考慮する
1. RPA推進体制は、どのような組織モデルで組んでいくか(分散型? 集中型? 連合型?)
➢ 集中型から始め、徐々にユーザへ開放し、連合型へシフト
2. RPA推進チームの開発メンバーはどんなメンバー構成で始めるか
➢ スキル向上に集中投下し、スキルタワーを立ち上げる
➢ 師弟関係のペアリングでナレッジの蓄積と共有を同時に実現
➢ 報奨制度、ユーザの感謝の声を伝える場の提供
3. 成果物、開発ルールはどこまで定義するか
➢ 最低限必要な設計を、簡易なフォーマットで定義
➢ 開発ベストプラクティスの遵守
➢ 設計はフェーズドアプローチをとり、レビュー体制を整備
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初期フェーズで特に取り組むべきポイント
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導入/利用期間
累積コスト
1. 自動化の成果物(オブジェクト)の再利用・変更容易性2. 本番環境のランタイム リソースのみが課金対象3. リソースを有効活用し、ロボットが上限いっぱいまで稼働
1. 場当たり的な実装、変化への対応が難しい2. PCやユーザー、PGMが増えるたびに課金が行われる3. 無駄が多いリソース配置、働いてないロボットの増加
スキル向上
トレーニングパスとステップアップ
組織モデル
集中型から
ガバナンス
成果物とルール、チェックリストの整備
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取り組む際に、「拠り所」とすべき観点
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導入/利用期間
累積コスト
1. 自動化の成果物(オブジェクト)の再利用・変更容易性2. 本番環境のランタイム リソースのみが課金対象3. リソースを有効活用し、ロボットが上限いっぱいまで稼働
1. 場当たり的な実装、変化への対応が難しい2. PCやユーザー、PGMが増えるたびに課金が行われる3. 無駄が多いリソース配置、働いてないロボットの増加
部品の共通化・再利用が自然と促進される仕組み
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どのように整備していくか
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フェーズ別成果物(設計文書類)テンプレート
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Blue Prism標準で定義された導入手法の概要、成果物テンプレートなどがポータルサイトからダウンロード可能最適な手法でのRPA導入スキーム構築を支援
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成果物レビュー、チェックリスト
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各種成果物のレビュー、改善ポイントを明確にするフレームワーク既存成果物への改善、次フェーズ展開へ活用可能
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開発ベストプラクティス
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導入/利用期間
累積コスト
1. 自動化の成果物(オブジェクト)の再利用・変更容易性2. 本番環境のランタイム リソースのみが課金対象3. リソースを有効活用し、ロボットが上限いっぱいまで稼働
1. 場当たり的な実装、変化への対応が難しい2. PCやユーザー、PGMが増えるたびに課金が行われる3. 無駄が多いリソース配置、働いてないロボットの増加
負荷増大に対応する
柔軟性、拡張性ロボットが止まらない、落ちない
耐障害性、回復性開発・保守を効率化する
再利用、共通部品化
① エラーハンドリング
「自動で回復、リトライ、続行」② ワークキュー&テンプレートを使い
「排他・並列の仕組みを標準化」③ 共通部品の作り方
「より小さく、ロジックを排除」
再利用が可能で、効率的なロボット構築を実現する、ベストプラクティス
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開発ベストプラクティス
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導入/利用期間
累積コスト
1. 自動化の成果物(オブジェクト)の再利用・変更容易性2. 本番環境のランタイム リソースのみが課金対象3. リソースを有効活用し、ロボットが上限いっぱいまで稼働
1. 場当たり的な実装、変化への対応が難しい2. PCやユーザー、PGMが増えるたびに課金が行われる3. 無駄が多いリソース配置、働いてないロボットの増加
セキュアに一元管理できる
認証・認可・監査の徹底事故を未然に防ぐ
開発~デプロイ手順の整備
⑤ スキル醸成を促す体制
「相互レビュー、設計責任機関」④ 手順書、成果物の
「一元管理、監査証跡」
再利用が可能で、効率的なロボット構築を実現する、ベストプラクティス
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トレーニングマテリアルと認定試験
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開発者の育成、スキル向上、ステップアップ、チーム拡大を促進する仕組み、それを支えるトレーニングパスとマテリアルの整備
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まとめ
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まとめ
• RPA 導入の成功、内製化の実現、高いROIを達成するには。。。
➡ 包括的にカバーされた方法論「ROM」で、抜け漏れなく、最短ルートで、展開・成熟フェーズを目指す
• 初期導入フェーズで、先ず優先的に取り組むべきポイントは。。。
➡ 推進体制の整備➡ 構築ルールの策定と成果物を評価する仕組みの整備➡ スキル向上を促す教育カリキュラムの整備
• どう整備していくか。。。
➡ テンプレート、手順概要、教育コンテンツの活用➡ レビュー、ワークショップ、アセスメント等、Blue Prismのサービスの活用
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ご清聴、ありがとうございました38
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2020年4月15日