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Alien Skin Software, LLC

Alien Skin Software, LLC

1111 Haynes Street, Suite 113Raleigh, NC 27604 USAPhone: 1-919-832-4124Fax: 1-919-832-4065

日本総代理店株式会社ピーアンドエー・インターナショナル〒190-0012東京都立川市曙町 2-22-5 立川青色申告会館ビル 2F

電話番号： 042-525-9501 (代表)

FAX： 042-525-9502

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このマニュアルは Alien Skin Software, LLC. に著作権があります。 Bokeh ソフトウェアは、ソフトウェアのインストールプログラムで表示される使用許諾契約書に基づいて提供されています。

Bokeh、Alien Skin Software、および Alien Skin Software ロゴは Alien Skin Software, LLC. の登録商標です。 本マニュアルに記載されているその他の製品名はすべて識別目的のみのために使われており、それら各社の商標または登録商標である可能性があります。 ここで使われている登録商標と非登録商標は、所有する各社の独占的な所有物です。 Alien Skin Software, LLC は、これらのいかなる商標に対してもいかなる主張もしませんし、かかる商標を自発的または意図的に、誤用あるいは濫用することはありません。

本文書内の情報は予告なく変更されることがあります。 本文書の一部分を Alien Skin Software, LLC. の書面による許可なしに、いかなる形式でも、また電子的、機械的など手段、目的を問わず、複製や転送することはできません。

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目次

はじめに .................................................................................4Bokeh とは .............................................................................4Bokeh 2 の主な特徴 .....................................................................4インストール (Macintosh/Windows 共通) ..................................................4Lightroom へのインストール .............................................................5ライセンス認証 .........................................................................5

ユーザー インターフェイスの概要 ..........................................................6A: タイトル バー .......................................................................6B: ナビゲーション サムネイル ...........................................................6C: プレビュー ツール ...................................................................6D: ズーム レベル コントロール ..........................................................7E: プレビュー オプション ...............................................................7F: 設定とヘルプのオプション ............................................................7G: ニュース インジケータ ...............................................................8H: プレビュー エリア ...................................................................8I: ツールヒント ヘルプ .................................................................8J: タブ ................................................................................8K: [OK] ボタンと [キャンセル] ボタン ...................................................8L: プレビュー オプション ...............................................................8M: リージョン コントロール .............................................................8

環境設定 .................................................................................9パフォーマンス .........................................................................9プログレッシブ プレビューを使う ........................................................9プレビューの背景 .......................................................................9ニュース ...............................................................................9新しいレイヤーの作成を無効にする ......................................................10設定の変換 ............................................................................10ショートカット キー ...................................................................11

[設定] タブ .............................................................................12既定の設定 ............................................................................12レンズ設定 ..........................................................................13「ハイライト」 の設定 ...............................................................13「粒子」 の設定 .....................................................................13ビネットの設定 ......................................................................13既定の設定を効果的に使う ............................................................14

ユーザー設定 ..........................................................................14設定を変更する ........................................................................14設定を既定値にリセットする ............................................................15設定のアップグレード ..................................................................15

[ボケ] タブ .............................................................................16[フォーカス領域] グループのオプション .................................................16選択範囲の反転 ......................................................................16マスクの表示 ........................................................................16放射状 ..............................................................................16

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平面 ................................................................................17半平面 ..............................................................................18削除 ................................................................................18リセット ............................................................................18

[レンズ] グループのオプション .........................................................18ボケの量 ............................................................................18ズーム ..............................................................................19回転 ................................................................................19口径の形状と向き ....................................................................19滑らかさ ............................................................................19湾曲 ................................................................................19

[ハイライト] グループのオプション .....................................................20しきい値 ............................................................................20ブースト ............................................................................20

[粒子の補完] グループのオプション .....................................................21強さ ................................................................................21サイズ ..............................................................................21

[ビネット] タブ .........................................................................22[形状] グループのオプション ...........................................................22ボケの領域 ..........................................................................22レンズ形状 ..........................................................................22カスタムの領域 ......................................................................22

[スタイル] グループのオプション .......................................................23量 ..................................................................................23漂白 ................................................................................23

[レンズ形状] グループのオプション .....................................................23サイズ ..............................................................................23丸み ................................................................................23滑らかさ ............................................................................23

[カスタムの領域] グループのオプション .................................................24

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はじめに

Bokeh とは

写真の世界において、「Bokeh」 (日本語の 「ボケ味」 からの派生) とは、写真の焦点が合っていない部分の視覚的に際立った特徴を指します。 Alien Skin の Bokeh プラグインは撮影された後でも、写真のフォーカス特性の変更を可能にする、リアルなレンズ シミュレータです。 また、ぼかしやビネットの組み合わせを適用することによって、閲覧者の注意を写真の特定の部分にクリエイティブに集中させることも可能です。

Bokeh 2 の主な特徴：

New: クリエイティブなレンズ光学特性Bokeh 2 は、特定のティルトシフト レンズに見られる、動きのあるレンズ光学特性のシミュレートを含む、さらに多くのレンズ シミュレーション機能を用意しています。 また、定番の高速レンズをシミュレートし、アーティスティックな口径形状を簡単に作成することも可能です。

New: リアルタイム プレビューBokeh は、どのコントロールを変更してもリアルタイムに変更を反映する、超高速なユーザー インターフェイスを誇ります。

New: 複数のフォーカス領域複数の放射状の形状や平面の形状を組み合わせて、フォーカス領域をより細かく制御することが可能です。

New: 粒子の補完通常、粒子のある写真にボケを適用すると、ぼかし処理によって既存の粒子構造を画像から取り除いてしまいます。 「粒子の補完」 機能によって、失われる粒子を置き換えることが可能です。

New: ビネット機能の強化ビネット効果を暗くするだけでなく、ビネット領域の色味を取り除くブリーチ コントロールも用意されています。ぼかし領域とは別の領域にビネットを適用することもできます。

New: プリセット (設定) の強化Bokeh には、優れた結果をすばやく得るのに役立つ、数多くの新しいプリセット (設定) が用意されています。 これらのプリセットは、カテゴリ別にグループ分けされ、異なるグループからのプリセットを組み合わせて、オリジナルにカスタマイズした効果を作り出すことができます。

New: Lightroom / 64-bit Photoshop 対応Bokeh 2 は、Lightroom プラグイン (外部エディタ) として動作し、インストール時に Photoshop を必要としません。 また、Windows、Macintosh 両方のプラットフォームで、64 ビット Photoshop 上で動作します。

リアルな被写界深度シミュレーションBokeh は、ハイエンドの高速レンズでのみ見られる滑らかなぼかしを適用することによって、f/22 ショットを f/1 に変換することが可能です。

クリエイティブなレンズ口径写真のハイライト部分に、星やハートなどの幻想的な形状を作成します。

インストール (Macintosh/Windows 共通)

Photoshop などのホストアプリケーションを終了します。

お手持ちの CD、もしくはダウンロードしたファイルからインストーラを起動します。

管理者 (Administrator) 権限アカウントのユーザー名とパスワードの入力を要求されることがあります。 管理者 (Administrator) 権限がない場合は、システム管理者に問い合わせるか、Mac OS もしくは Windows

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のユーザーマニュアルをご参照ください。

使用許諾契約の画面の後に、コンピュータにインストールされている、プラグイン対応グラフィックソフト (ホスト アプリケーション) の一覧が表示されますので、その中からいずれかを選び、[OK] をクリックします。同じコンピュータ内の他の画像編集アプリケーションにもインストールする場合は、インストーラを再度実行します。

Lightroom へのインストール

Bokeh 2 は、Adobe Lightroom でも優れた働きをします。 Photoshop を必要とせずに Lightroom で動作し、バッチ処理にも対応しています。 Lightroom へのインストールに関する最新情報は、下記の製品ページをご覧ください：

http://www.panda.co.jp/alienskin/bokeh/lightroom.html

ライセンス認証

Bokeh 2 には、Photoshop のライセンス認証と同じように動作する認証システムがあります。 ライセンス認証を行うまでは、起動するたびに認証の確認画面が表示されます。 ライセンス認証は Bokeh 2 のライセンスコードが使用されているということを認証サーバーに知らせるだけの、非常に短時間で終わる一度きりの簡単な処理です。 ライセンス認証完了後は、Bokeh 2 が再び認証サーバーに接続することはありません。 また、ライセンスコード以外の個人情報を送信することはありません。

Bokeh 2 は、ライセンス認証を行わずに 30 日間まで使用することができます。 その後はライセンス認証が完了するまで、Bokeh 2 は動作しません。

お使いのコンピュータを処分する場合や、システムを入れ替える場合は、まず始めに忘れずに Bokeh 2 のライセンス認証を解除してください。 ライセンス認証を解除するには、ヘルプ > 認証解除 を実行します。 その後、新しいコンピュータで Bokeh 2 のライセンス認証を行うことができます。

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ユーザー インターフェイスの概要

A: タイトル バー

タイトルバーは現在選択されている設定 (「[設定] タブ」 参照) を表示しています。

B: ナビゲーション サムネイル

赤いボックスをドラッグして移動させると、画像の様々な部分にプレビューが移動します。

C: プレビュー ツール (同時に 1 つのツールのみ使用可能)

手のひらのボタンをクリックして [移動] ツールを有効にすると、プレビュー画像をドラッグして移動することができます。

矢印をクリックすると、[調整] ツールが有効になります。 [調整] ツールがアクティブのときに、プレビュー上に表示されるフォーカス範囲の形状を操作することができます。 プレビュー画像の左側のタブ

にあるリージョン コントロールを使って、形状を追加/削除することができます。 フォーカス領域を隠すには、[調整] ツール以外に切り替えます。 フォーカス領域の調整方法に関しては、「[フォーカス領域] グループのオプション」 をご覧ください。

虫眼鏡をクリックすると、[ズーム] ツールが有効になります。 プレビュー ウィンドウ内をクリックして、

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画像を拡大することができます。 option キー (Macintosh)、または Alt キー (Windows) を押しながらクリックすると、縮小します。 虫眼鏡をダブルクリックすると、プレビュー ウィンドウを 100% の倍率にリセットします。ズーム モードのときにスペースキーを押したままにすると、一時的に [移動] ツールに切り替わります。Photoshop でプレビュー ウィンドウを操作する際に使うショートカット キーの多くは、Bokeh でも同じように動作します。

D: ズーム レベル コントロール

[1:1] ボタンをクリックすると、すばやく画像を実寸表示に切り替えます。

[適合] ボタンをクリックすると、プレビュー画像を現在のウィンドウに合わせます。

現在のズーム レベルが [適合] ボタンの隣に表示されます。 ドロップダウン リストから他のズーム レベルを選択することができます。

E: プレビュー オプション

画面の分割機能は、プレビューの半面に元の画像を表示します。 ドロップダウン リストの項目で分割の向きを指定したり、分割機能自体を無効にすることができます。

[元画像] ボタンを押したままにすると、画像の変更前の状態を表示します。 スペースキーを押したままにしても、同じように動作します。

F: 設定とヘルプのオプション

[?] ボタンをクリックすると、いくつかの設定オプションとヘルプ オプションのあるメニューを表示します。

フィルタのヘルプ： [フィルタのヘルプ] は、PDF マニュアル (本文書) を開きます。

F1 キー (Windows)、または + / (Macintosh) を押しても、同じように動作します。

その他に、開発元 Alien Skin Web サイトの下記のページを開くエントリがあります：

ビデオ チュートリアル

Bokeh 2 Web サイト

Alien Skin Web サイト

オンライン フォーラム

サポート

Alien Skin からの最新情報

Bokeh のライセンス認証と認証解除を実行することができます。 詳細に関しては、本文書の 「ライセンス認証」 をご覧ください。

環境設定オプションの詳細に関しては、「環境設定」 をご覧ください。

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G: ニュース インジケータ

Alien Skin Software から新しいメッセージがあるときに、このインジケータが表示されます。 ここをクリックすると、メッセージに関連する Web ページを開きます。 メッセージの内容は通常、アップデートや新製品の案内、ニュースレターなどになります。 [環境設定] ダイアログ ボックスの中で、メッセージをチェックする頻度を設定したり、オプションを無効にすることができます。

H: プレビュー エリア

画像への効果をここでプレビューします。 フィルタ画面のサイズを変更すると、プレビュー エリアのサイズも変わります。

I: ツールヒント ヘルプ

ユーザー インターフェイスの各項目にマウス カーソルを合わせると、ツールヒントとして簡単な説明が表示されます。

J: タブ

[設定] タブではプリセットやオリジナルの設定をすばやく選択することが可能です。 [ボケ] タブと [ビネット] タブは、フィルタのさらに詳細なコントロールを備えています。

K: [OK] ボタンと [キャンセル] ボタン

[OK] ボタンをクリックすると、現在の設定でフィルタを適用します。 [キャンセル] をクリックすると、効果を適用せずにフィルタの画面を閉じます。 Enter キーは [OK] ボタン、Esc キーは [キャンセル] ボタンとそれぞれ同じように働きます。

L: プレビュー オプション

プレビュー エリアを右クリックして、マウスのボタンを押したままにすると、ズーム オプションが同じように表示されます。

M: リージョン コントロール

プレビュー画像上にコントロールが表示されます。 これらのコントロールによって、フォーカスやビネット領域の形状をカスタマイズすることが可能です。 コントロール ポイントや線をドラッグすることによって、領域を操作することができます。 操作方法の詳細に関しては、「[フォーカス領域] グループのオプション」 をご覧ください。

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環境設定

[設定とヘルプ] ボタンのメニュー、または + K (Macintosh)、Ctrl + K (Windows) を押して、[環境設定] ダイアログ ボックスを開くことができます。

パフォーマンス

多くのメモリを使用する他のアプリケーションを実行している場合、[パフォーマンス] グループのスライダを「メモリ」 側に移動することによって、Bokeh が使用するメモリの量を減らすことができます。 Bokeh の使用するメモリ量を増やす場合は、スライダを 「速度」 側に移動すると、400 万画素以上の画像でパフォーマンスが若干向上する可能性があります。

プログレッシブ プレビューを使う

プログレッシブ プレビューの有効/無効を切り替えることができます。 無効にしてもフィルタを中断することはできますが、低解像度のプレビューは表示されません。

プレビューの背景

透過のあるレイヤーで作業しているときに、プレビュー内で透過のピクセルを表現するのに使われる色やパターンを設定することができます。 既定の Photoshop 形式のグリッドをプレビューの背景に選択するには、[スタイル] ドロップダウン リスト ボックスで 「なし」 を選択します。

ニュース

UpToDate システムが開発元 Alien Skin Software からのメッセージを確認する周期を指定することができます。 UpToDate システムは、Alien Skin Software 製品のアップデートや最新情報などをお知らせします(英語)。 新しいメッセージがあると、画面上部に 「Alien Skin からの新しいメッセージがあります」 というボタンが表示されます。

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新しいレイヤーの作成を無効にする

Bokeh の新しいレイヤーに効果を描画する機能は、ほとんどの場合において役立ちます。 この機能は [ボケ] タブの [新しいレイヤーに効果を作成] オプションにチェックを入れると有効になります。 ただし、この機能は Photoshop のスマートオブジェクト機能とは互換性がありません。 Photoshop のスマートオブジェクトを使用する場合は、[環境設定] ダイアログ ボックスでこの機能を無効にしておくことをお勧めします。

設定の変換

[実行] を押すと、設定の変換を再実行して、Bokeh 1 の設定 (Setting) を Bokeh 2 にコピーします。 設定が既に存在する場合は、上書きされません。

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ショートカット キー

機能 Macintosh Windows

次のコントロールに移動 tab Tab

前のコントロールに移動 shift + tab Shift + Tab

OK return Enter

キャンセル esc Esc

元に戻す + Z Ctrl + Z

やり直し + Y Ctrl + Y

切り取り + X Ctrl + X

コピー + C Ctrl + C

貼り付け + V Ctrl + V

拡大 + + ※ Ctrl + +

縮小 + - Ctrl + -

実寸表示 option + + 0 Alt + Ctrl + 0

画面に合わせる + 0 Ctrl + 0

既定の設定に戻す + R F5

最後に使った設定を読み込む + L Ctrl + L

設定の保存 + S Ctrl + S

調整ツール (矢印) に切り替え A A

移動ツール (手のひら) に切り替え H H

ズーム ツールに切り替え Z Z

プレビューの移動 (ズームを有効にしたままで) スペース キー + ドラッグ スペース キー + ドラッグ

拡大 (ズーム ツールを有効にしたままで) マウス クリック マウスの左クリック

拡大 (移動ツールを有効にしたままで) + クリック Ctrl + クリック

縮小 option + マウス クリック Alt + マウス クリック

プレビューのドラッグ (ズーム ツールを有効にしたまま

で) - 元画像表示

スペース キーを押しながらドラ

ッグ

スペース キーを押しながらド

ラッグ

実寸表示 Zoom ツールのダブルクリック Zoom ツールのダブルクリック

スライダを 1 ずつ増減 ↑/↓ ↑/↓

スライダを 10 ずつ増減 shift + ↑/↓ Shift + ↑/↓

リージョン コントロールのリセット home Home

アクティブ リージョンの削除 delete Delete または Backspace

リージョン マスクの表示 M を押し続ける M を押し続ける

リージョンの移動制限 shift + ドラッグ Shift + ドラッグ

アクティブ リージョンを少しずつ移動 ↑/↓/←/→ ↑/↓/←/→

前の設定 , ,

次の設定 . .

オンライン ヘルプを開く + / F1

[環境設定] 画面を開く + K Ctrl + K

※ Photoshop CS5 64-bit版では、shift + + +。 これは、Adobe が認識している Photoshop の不具合で、いずれ修正される

可能性があります。

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[設定] タブ

[設定] タブでは、気に入った設定を作成、管理、共有することが可能です。 [設定] タブには、2 つのリストがあります。 上部には [既定の設定] リストがあります。 [既定の設定] は、製品にあらかじめ設定されているものですので、変更することができません。 下部には、ユーザーが設定を作成できる [ユーザー設定] リストがあります。

既定の設定

Bokeh には、製品を最大限に活用するのに役立つ、数多くの設定が予め用意されています。 マウスをクリックするだけで、複雑な効果を作り出す設定を利用することができます。

Bokeh に予め用意されている設定は、カテゴリ別に分類され、各設定がコントロールのグループのいくつかを変更しているに過ぎません。 次のセクションでは、これらの設定によってどのコントロールが変更されるかについて、ならびにこれらの設定をどのような場面で使うかについて説明しています。

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すべてのコントロールを既定の状態にリセットする 「既定値」 設定を除き、予め用意されている設定は、フォーカスやビネットのリージョン コントロールを変更しません。 この機能は、画像のリージョン コントロールを調整して、リージョンを変更せずに画像にさまざまな効果を適用することが可能です。

レンズ設定

レンズ設定は、既定の設定の中で 3 つのカテゴリに分かれています。 これらの設定のすべてが [ボケ] タブの [レンズ] グループと [ハイライト] グループのコントロールに影響を及ぼします。 次のカテゴリがあります：

レンズ口径の形状： このカテゴリには、ハイライトに星やハートなどの幻想的な形状を作成する設定があります。 このカテゴリの設定は、多くが適度に多量のぼやけた明るいハイライトを含んでいます。

モーション： このカテゴリには、ぼかした領域にズーム、渦巻き状、回転状の動きを作成する設定が含まれています。 これらの設定は、効果をより分かりやすくするために、しばしばハイライトを強調します。ぼかした領域がはっきりしないように感じられる場合は、ハイライトの明るさを減らすことができます。

代表的なレンズ： このカテゴリには、Canon 85mm f/1.2L などの滑らかなぼかしで著名な実際のレンズをエミュレートする設定が含まれています。 これらの設定はハイライトを強調しませんが、[ボケ] タブで手動で行うことができます。

レンズとハイライトのコントロールに関する詳細は、「[ボケ] タブ」 を参照してください。

「ハイライト」 の設定

「ハイライト」 カテゴリには、ハイライトを強調する設定があります。 ハイライトを明るくするに従って、ハイライトの形状がより見えるようになります。 このカテゴリのコントロールに関しては、「[ボケ] タブ」 を参照してください。

「粒子」 の設定

「粒子」 カテゴリには、さまざまな粒子のサイズと強さのサンプルがあります。 このカテゴリのコントロールに関する詳細は、「[ボケ] タブ」 を参照してください。

ビネットの設定

ビネットの設定は、2 つのカテゴリに分かれています。 これらのカテゴリは、Bokeh を使って作成することのできる、さまざまな種類のビネットのサンプルがあります。

ビネット (標準)： このカテゴリの設定は、レンズの自然な形状に従ったビネットを作成します。

ビネット (領域)： このカテゴリの設定は、Bokeh によって定義された形状やカスタムのビネット リージョンに従ったビネットを作成します。

ビネットのコントロールに関する詳細は、「[ビネット] タブ」 を参照してください。

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既定の設定を効果的に使う

以下は、新しい画像で既定の設定を使う上での推奨作業手順です。

1. コントロールのリセット： Bokeh を新しい画像で実行すると、既定値の設定が読み込まれます。 これによって、すべてのコントロールが既定値にリセットされます。

2. リージョン コントロールの調整： リージョン コントロールを使って、画像上に適切な形状を配置して、フォーカスを残す領域を保護します。

3. レンズ設定の読み込み： 色々なレンズの既定の設定をクリックして、さまざまなボケの外観を得ます。

4. ビネット設定の読み込み： 色々なビネットの既定の設定をクリックして、ビネット効果を変更します。

ビネット設定、あるいはレンズ設定の読み込みでは、もう一方の設定は変更されません。 さまざまな既定の設定を組み合わせて、結果をカスタマイズするのを可能にする、Bokeh 2 のメカニズムです。

ユーザー設定

特定の写真で最適な設定の組み合わせが見つかったら、[設定] タブの下部にある [保存] ボタンをクリッ

クして、その設定をユーザー設定として保存することができます。 + S (Macintosh)、または Ctrl + S (Windows) を押して、設定を保存することもできます。 [設定のプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。 このダイアログ ボックスで、新しい設定の名前、カテゴリ、説明を指定することができます。 入力した説明は、[ユーザー設定] 内の設定名にマウス ポインタを合わせたときに、ツールヒントとして表示されます。

既定の設定と違って、ユーザー設定は常にすべてのコントロールを格納するので、ユーザー設定を読み込むと、レンズやビネットのコントロールを含む、すべてのコントロールを変更します。 複数のユーザー設定を組み合わせることはできませんが、ユーザー設定を読み込んだ後で、たとえば新しいレンズ設定の既定の設定を読み込んで、レンズのコントロールのみを変更することができます。

設定を変更する

設定内のコントロールの値を変更するには、コントロールを調整してから設定を同じ名前で保存します。 [設定の保存] ダイアログ ボックスに、もっとも最近に読み込んだ設定の名前が予め入力されているので、これが比較的簡単な方法となります。

設定を右クリックしたり (Windows)、ctrl キーを押しながらクリックして (Macintosh)、名前の変更、削除、エクスポート、メール送信を実行することもできます。

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設定を既定値にリセットする

どのフィルタにも、「既定値」 の設定があります。 この設定をクリックすると、現在のフィルタのパラメータをリ

セットします。 F5 キー (Windows)、または + R (Macintosh) を押して、フィルタをリセットすることもできます。

設定のアップグレード

Bokeh 1 のユーザーであれば、Bokeh 2 を初めて実行したときに、自動的に Bokeh 1 のユーザー設定をインポートします。 インポート後は、Bokeh 2 のユーザー設定で使用できる状態になります。 [環境設定] ダイアログ ボックスから手動で設定のアップグレード処理を実行することもできます。

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[ボケ] タブ

[ボケ] タブのコントロールの第一の目的は、画像のぼかし効果を変更することです。 元の画像に粒子があると、Bokeh のフィルタによって、粒子が消失してしまいます。 そこで、このタブに失われた粒子を回復するためのコントロールを用意しています。

[フォーカス領域] グループのオプション

選択範囲の反転

Bokeh は、Photoshop 側で作成した選択範囲マスクの有無に関わらず使用できます。 選択範囲が検出されると、[選択範囲の反転] チェックボックスが有効になります。 既定では、Bokeh は選択されている領域のフォーカスを維持して、画像の残りの部分をぼかします。 ぼかす領域の選択範囲マスクを作成して、[選択範囲の反転] チェックボックスをチェックすると、Bokeh を実行する前に Photoshop で選択範囲を反転するのと同じ効果を生み出します。

注意： Bokeh 2 がスマートレイヤーに適用されるときは、選択範囲マスクを使用することができません。 選択範囲マスクを使用する場合は、Bokeh 2 を通常のレイヤーで実行する必要があります。

マスクの表示

このボタンを押したままにすると、画像のぼかし方を決定するのに使われるグレースケールのマスクを表示します。 白い領域は保護されて変更されません。 黒い領域は完全にフォーカスの範囲外になります。 グレーの領域は、グレーのレベルによってぼかしの量が変化し、フォーカスの範囲内の領域と範囲外の領域との間の移行をスムースにします。

調整ツールを使っているときに、M キーを押したままにすると、[マスクの表示] ボタンと同じ効果になります。

放射状

このボタンをクリックすると、画像に新しい放射状のフォーカス領域を追加します。 1 枚の画像に、20 個までの放射状、平面、半平面の領域を追加することができます。 Photoshop で作成した選択範囲マスクがあると、組み合わせて画像にボケを適用するのに使われる最終的なマスクを形成します。

放射状のフォーカス領域の、実線の楕円内の領域は、フォーカスの範囲内になります。 実線の楕円と点線の楕円間の領域は、ぼかしの量が徐々に変化します。 点線の楕円外側の領域は、ほとんどすべてがぼかされます。

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この画像では、3 つの放射状のフォーカス領域があります。 1 つ目は女性の顔です。現在アクティブなフォーカス領域でもあり、実線と点線の楕円が見える状態になっています。 2 つ目の領域は花のブーケにあり、3 つ目は彼女の手にあります。 これら2 つの領域はアクティブではなく、それぞれ円形のポイントで表現されています。画像上に描画されているのが 1 つのアクティブな領域だけとしても、3 つのすべての領域が彼女の顔、ブーケ、手のフォーカスを保つために一緒に動作しています。

画像内に示されているフォーカス領域のマークをドラッグすることによって、領域を画像内で調整することができます。

A： 点線内の領域をドラッグして、フォーカス領域を再配置します。 Shift キーを押したままドラッグすると、動きを 45 度単位に固定することができます。 上下左右の矢印キーを使って、領域を 1 ピクセルずつ移動させることもできます。

B： フォーカス領域のサイズを変更するには、実線の楕円をドラッグします。 実線の楕円が非常に小さくなると、コントロール ポイントを操作できなくなりますが、楕円の線は調整可能です。

C： 放射状の領域の形状を回転または変更するには、4 つのコントロール ポイントのいずれかをドラッグします。 Shift キーを押したままコントロール ポイントをドラッグすると、動きを 45 度単位に固定することができます。

D： 点線の楕円をドラッグすると、滑らかさの量を変更します。

E： アクティブでないコントロール ポイントをクリックすると、その領域がアクティブになります。 アクティブになると、実線と点線の楕円が表示されるようになります。

平面

このボタンをクリックすると、画像に新しい平面のフォーカス領域を追加します。 1 枚の画像に、20 個までの放射状、平面、半平面の領域を追加することができます。 Photoshop で作成した選択範囲マスクがあると、組み合わせて画像にボケを適用するのに使われる最終的なマスクを形成します。選択範囲なしで使用すると、カメラ内のフィルム面の傾きをシミュレートするために、平面の領域が通常使われます。 選択範囲があるときに使用すると、平面の領域を使って、被写界深度の狭い写真でよく見られるぼかしの量が徐々に変化するさまをシミュレートすることができます。

次のページの画像には、グラウンド面の段階的なぼかしを表現する 1 つの平面の領域があります。 画像内に示されているフォーカス領域のマークをドラッグすることによって、領域を調整することができます。

A： 2 つの点線間の領域をドラッグして、形状を再配置します。 Shift キーを押したままドラッグすると、動きを 45 度単位に固定することができます。 上下左右の矢印キーを使って、領域を 1 ピクセルずつ移動させることもできます。

B： 中央のコントロール ポイントを中心に平面のフォーカス領域を回転するには、実線をドラッグします。Shift キーを押したままドラッグすると、動きを 45 度単位に固定することができます。

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C： ぼかしの量を変更するには、点線をドラッグします。

D： 点線の間をドラッグするのと同じように、正方形のコントロールポイントをドラッグして、形状を再配置します。 平面のフォーカス領域がアクティブでないときは、線のない 1 つの正方形のコントロール ポイントとして表されます。このコントロール ポイントをクリックすると、領域がアクティブになり、線が表示されます。

半平面

このボタンをクリックすると、画像に新しい半平面のフォーカス領域を追加します。 1 枚の画像に、20 個までの放射状、平面、半平面の領域を追加することができます。 Photoshop で作成した選択範囲マスクがあると、組み合わせて画像にボケを適用するのに使われる最終的なマスクを形成します。

半平面のフォーカス領域は、ぼかしが一方向にのみ起こるという点を除いて、平面の領域に非常に似ています。 通常の平面の領域のすべてのコントロールが半平面の領域にもあります。

削除

このボタンをクリックすると、アクティブのフォーカス領域を削除します。 Delete キーや Backspace キーを使って削除することもできます。

リセット

このボタンは、画像の中心に 1 つのフォーカス領域を配置するだけのシンプルな状態に戻します。Home キーを使って、リセットすることもできます。 残るフォーカス領域は、現在選択されている領域

と同じものになります。 選択されている領域がないと、選択範囲がある場合は放射状、ない場合は平面の領域になります。

[レンズ] グループのオプション

これらのコントロールによって、適用するぼかしの量と種類を調整することが可能です。 これらのコントロールを使って、実際のレンズをシミュレートして、リアルな被写界深度を適用することができ、レンズ口径の形状を変更したり、画像内に動きを作り出して、クリエイティブな効果を得ることもできます。

ボケの量

このスライダは、画像に適用するぼかしの最大量を設定します。 使っているフォーカス領域の設定によっては、画像の一部分のぼかしが少なくなることがあります。

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ズーム

このスライダは、特殊なティルトシフト レンズによって作り出されるズーミング モーションに似た効果を作り出します。 一部のフォトグラファーは、口径を開きながら、長い露出時間で撮影してレンズのズームを変更することによって、この効果を作り出しています。この効果の場合は後から微調整することができるので、レンズ操作よりも優れた効果を作り出すことが可能です。

回転

[回転] スライダは、フォーカス領域の中心に沿って旋回する効果をズーミング モーションに加えます。 スライダをドラッグする方向に従って、右または左に動きを旋回させることができます。 旋回状の動きが最大限になると、ズーミング モーションが回転状になります。

スライダが中心の記号の部分にあると、旋回状の動きがない状態になります。 スライダをダブルクリックすると 0 にリセットして、すべての旋回状の動きをすばやく取り除くことができます。 スライダを 0 の位置近くに移動しても、スライダのリセットを簡単にするために 0 にロックします。

旋回状の動きはズーミング時にのみ見ることができるので、[ズーム] スライダが 0 のときはこのスライダは使用できません。

口径の形状と向き

口径の形状は、ボケ ハイライトの形状を変更します。 大きく開いた口径では、真円がもっとも一般的な形状になります。 レンズ口径を絞ると、口径は多角形の形状になります。 多くの Nikon 製レンズは、9 枚の羽根で構成され、ハイライトに 9 角形が表われます。 口径の形状がグラフィックで表示されます。 表示の下の矢印ボタンで、口径の形状を変更することが可能です。 表示自体をクリックして、形状を選択する画面を開くこともできます。

[角度] コントロールで、形状を回転させることができます。 このコントロールは、形状が円のときは使用できません。

滑らかさ

ソフトな拡散されたボケをしばしば 「creamy」 (滑らか) と称します。 このスライダによって、滑らかさの量を設定することが可能です。 負の数値ではボケが粗くなり、円形の口径形状では輪形で表示されます。 ミラーレンズのシミュレートやクリエイティブな効果を得る目的で使用することができます。

湾曲

既定では、すべての羽根が直線状で 0% の湾曲です。 正の数値では、形状がより丸みを帯びたものになります。 負の数値では、形状をより星形に近いものにします。 このコントロールは、多角形にのみ使用できます。

次の画像は、ハイライトが 5 角形の口径にどのように影響されるかを示しています。

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[滑らかさ] が高い状態 (左)[滑らかさ] が低い状態 (右)

[湾曲] が高い状態 (左)[湾曲] が低い状態 (右)

[ハイライト] グループのオプション

ボケ効果は、撮影された光景に明るい光源があるときに、もっとも顕著となります。 これらのコントロールは、ハイライトを強調してボケをより顕著にするために使うことができます。 ハイライトがないときにこれらのコントロールを使うと、中間調やシャドウが強調されて望ましくない結果を生じることがあります。

しきい値

この設定値よりも明るいピクセルがハイライトと見なされます。 数値を上げるにつれて、より多くのピクセルが強調のために選択されます。

ブースト

このコントロールは、強調するピクセルが得るハイライトの量を設定します。 数値を大きくすると、より明るくなり、ハイライトがより顕著になります。

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[粒子の補完] グループのオプション

ボケ フィルタを写真に適用すると、ぼかし処理が元画像にある粒子を取り除いてしまいます。 [粒子の補完] のコントロールによって、この失われた粒子を補うことが可能です。

強さ

このスライダは、ぼかした領域に追加される粒子の強さを設定します。 粒子の強さがぼかしていない領域に元々ある粒子と合致するように、このスライダを調整します。

サイズ

このスライダは、粒子の一塊りのサイズを設定します。 サイズが非常に小さいと、追加される粒子がデジタルノイズのようになります。

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[ビネット] タブ

ビネットは、背景への注意を減らして、閲覧者の注意を写真の一部分に集中させるのにも使うことができます。 このタブのコントロールは、数多くのビネット適用方法を提供しています。

[形状] グループのオプション

3 種類のビネット形状から選ぶことができます。 画像に追加したいビネットの種類によって使い分けます。

ボケの領域

ビネットの形状がぼかした領域の形状と同じになります。 よりぼかした領域がより強いビネットになります。Bokeh を使って背景への注意を減らすときに、同じ領域にボケとビネットを適用するような場合には、「ボケの領域」 が最適です。

レンズ形状

ビネットの形状は、レンズの自然な形状に従います。 このオプションは、画像の中心に閲覧者の注意を集める円形のビネットを作成します。 「[レンズ形状] グループのオプション」 で説明しているコントロールを使って、この形状をカスタマイズすることができます。

カスタムの領域

「ボケの領域」 や 「レンズ形状」 の形状が画像にそぐわない場合、「カスタムの領域」 オプションで独自の形状を作ることが可能なので、ビネットを好きなように微調整することができます。 詳細に関しては、「[カスタムの領域] グループのオプション」 をご覧ください。

左： ビネットの形状が 「レンズ形状」 に設定されています。 画像の端が暗くなります。右： ビネットの形状が 「カスタムの領域」 に設定されていて、顔にフォーカス領域が設定されています。

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[スタイル] グループのオプション

Bokeh は、[量] スライダと [漂白] スライダによって制御される、2 種類のビネット スタイルを用意しています。 2 つのスタイルを組み合わせて、写真に合った外観を作り出すことができます。

量

光学上のビネットは、フィルム面に当たる光の量を減らすことによって起こります。 プリントフィルムで撮影している場合はビネット領域が暗くなり、ネガフィルムの場合は明るくなります。 このスライダは、左にドラッグすると暗くなる効果、右にドラッグすると明るくなる効果をシミュレートします。

Bokeh は、焼き込み処理を使って画像を暗くするので、ビネット領域の鮮やかさを増やす結果になります。暗くする量が少ない場合は鮮やかさを増やすことによって好ましい効果をもたらしますが、多い場合はこの処理によってビネット領域の鮮やかさが増えすぎてしまう可能性があります。 鮮やかさを減らしながら暗くする効果を保持するには、[漂白] スライダを使います。

漂白

ビネット領域の色味を減らして、閲覧者の注意を集めるもう一つの方法です。 [漂白] スライダは、ビネット領域から色味を取り除くことによって、この処理を行います。 このスライダは、[量] スライダを使ったときの焼き込み効果を軽減するのにも使うことができます。

[レンズ形状] グループのオプション

これらのコントロールによって、ビネットの自然なレンズ形状をカスタマイズすることが可能です。 これらのコントロールは、ビネット形状に 「レンズ形状」 を使う場合のみ使用できます。

サイズ

このスライダは、ビネットの半径や幅を設定します。 小さい数値ではビネットが画像の中心に向かって縮小しますが、大きい数値では画像の外側に向けてビネットの半径を拡張します。

丸み

[丸み] スライダは、ビネットの形状を設定します。 0 では、ビネットが画像の寸法に合うように引き伸ばされます。 負の数値では、ビネットがより矩形に近くなります。 正の数値では、ビネットが実際のカメラ レンズによって作り出されたかのように、より丸みを帯びます。

滑らかさ

このスライダは、ビネットのエッジのシャープさを設定します。 0 ではビネットのエッジがはっきりしたものとなります。 数値を増やすと、エッジの移行がよりソフトになります。

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[カスタムの領域] グループのオプション

このグループのコントロールによって、どのようなビネット形状でも作り出すことが可能となります。 これらのコントロールは、ビネット形状に 「カスタムの領域」 を使う場合のみ使用できます。 Photoshop で作成した選択範囲マスクがあると、組み合わせて最終的なビネット形状を形成します。 [マスクの表示] ボタン、または M キーを押すと、最終的なビネット形状を確認することができます。

プレビュー表示に描画される [カスタムの領域] のコントロールは青で表示されるので、グレーで表示される[ボケの領域] のコントロールと区別することができます。 この点を除いて、[カスタムの領域] のコントロールは [ボケの領域] のコントロールと同じように動作します。 これらのコントロールの使い方に関しては、「[フォーカス領域] グループのオプション」 をご覧ください。