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Project Professional 2013 –新機能ガイド-

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Project Professional 2013

–新機能ガイド-

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Table of Contents

1. Microsoft Project の基本機能 ............................................ 4

2. Microsoft Project 2013 新機能 ......................................... 8

2.1 スタート画面の変更 ................................................................................................. 9

2.2 バックステージビューのアップデート ................................................................................. 10

2.3 ビジュアルアップデート .............................................................................................. 12

2.4 タスクパス .......................................................................................................... 14

2.5 Lync との連携 .................................................................................................... 16

2.6 サポートされる日付期間の延長 .................................................................................. 16

3. 新機能の利用方法 ......................................................... 17

3.1 クライアント レポーティング ......................................................................................... 17

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1. Microsoft Project の基本機能

Microsoft Project はプロジェクト管理を効率的に行う為のツールです。Microsoft Project を使用すると、正確な

プロジェクト計画の作成ができ、リソース(人や設備)管理や、進捗状況の把握を行うことができます。Microsoft

Office アプリケーションとの連携機能も備え、強力なレポート機能やテンプレートを活用することができ、プロジェクトの

計画~実施~終了に至るまで、プロジェクト管理者を強力にサポートしてくれます。

ここでは、Microsoft Project の主な機能をご紹介します。

スケジュール管理

Microsoft Project を使用すると、プロジェクトスケジュールのシミュレーションを行うことができます。プロジェクトの作業

(タスク)と期間等の詳細情報を入力することで、スケジュールを自動的に計算してくれます。作成したスケジュールは

ガントチャートで表示することができるため、視覚的にスケジュールを把握することもできます。プロジェクト実行中に計画

変更がかかった場合も、修正後のプロジェクトスケジュールを即座に確認することができるので、常に現実的なスケジュ

ールの把握が可能です。

また、Microsoft Project には Microsoft Office Excel のように自由に計画を作成する機能も用意されているの

で、初期計画を立てる際には Project のルールにとらわれず自由な計画を作成することもできます。

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リソース管理

Microsoft Project では、プロジェクト実行に必要なリソースを管理し、タスクごとの担当リソースを割り当てることがで

きます。各タスクの作業時間や、リソースごとの担当作業の管理ができるようになります。各リソースの割り当て作業時

間も計算されるため、特定リソースへの作業の偏りをなくしたり、リソースの作業負荷を調整することもできます。割り当

て超過が起こっている場合にはアラートが表示されるので、リソースの作業状況をグラフで確認したり、グラフィカルで視

覚的にわかりやすいビューを使用して状況を確認することができます。これにより、プロジェクト管理者は問題点を早期

に発見することができるようになり、的確に解決策を策定・実行する事ができます。

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進捗管理

プロジェクト実行中には、各タスクの進捗状況を管理し、計画と実績を比較しながらプロジェクトの現状を把握すること

ができます。計画と実績を比較し、差異を視覚的に分かりやすく表示することができるため、計画からの遅れを容易に

確認することができます。これにより、重要なマイルストーンの遅れやコスト超過などの問題点を把握することができるよ

うになります。そのため、プロジェクト管理者は問題点に対する的確な対策を素早く行うことが可能になります。

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レポート・分析機能

Microsoft Project ではガントチャートの他、多くのビューが標準で用意されています。ビューの切り替えを行うことで、

プロジェクトの情報を多角的に表示することができ、必要な情報に容易にアクセスすることができます。また、他の

Microsoft Office製品との連携機能を使用してプロジェクトのデータをグラフ化したり、様々な種類のレポートを簡単

に作成することができます。プロジェクトの実行中、終了後のプロジェクトデータの分析に役立てることができます。

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2. Microsoft Project 2013 新機能

Project 2013 では様々な新機能が用意されています。ここでは、Project 2013から追加された新機能をご紹介

します。

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2.1 スタート画面の変更

Project 2013 では、スタート画面が新しくなりました。Project 2013 を起動すると、以下の情報に即時にアクセス

することができます。

最近使ったファイル

エンタープライズ・Office.com テンプレート

新規作成オプション(空のプロジェクト、既存のプロジェクトから新規作成、Excel ブックから新規作成、

SharePoint タスク リストから新規)

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2.2 バックステージビューのアップデート

バックステージビューがアップデートされ、[開く]や[名前を付けて保存]といった共通の作業が簡単にできるようになりまし

た。プロジェクトを開く際には[最近使ったプロジェクト]が表示され、最近アクセスしたディレクトリが表示されます。これに

より、様々な場所に保存されたプロジェクトファイルに簡単にアクセスできるようになります。

Windows Live ID を使用して最近使用したドキュメントリストを表示することもできるので、複数のマシンに保存され

たプロジェクトへのアクセスも容易になります。

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また、Project 2013 ではプロジェクトを共通した場所に保存することが簡単にできるようになります。

SharePoint のタスクリストとの同期機能も進化していますので、プロジェクトサイトとの連携もより充実しています

加えて、[名前を付けて保存]では、SharePoint の個人用サイトのように組織の SharePoint サイトの場所を自

動的に登録しておくことができます。

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2.3 ビジュアルアップデート

Project 2013 では、全体的にシンプルなユーザーエクスペリエンスにビジュアルがアップデートされました。ユーザーがコ

ンテンツに集中できるよう、UI をシンプルにし装飾は最小限にしています。

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2.4 タスクパス

タスクの依存関係が複雑に設定されたプロジェクトでは、依存関係の把握や、スケジュールに影響を与える依存関係

のあるタスクを確認することが難しい場合があります。[タスクパス]では、選択したタスクと関連のあるタスクを強調表示

することができます。

タスクパスを表示するには、[ガントチャート]ビューの[書式]タブから[タスクパス]オプションを選択します。

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[ガントチャート]から選択したタスクと依存関係のあるタスクのバーの色が、選択した条件によって強調表示されます。

A:影響を与えている先行タスク

B:影響を受けている後続タスク

A

B

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2.5 Lync との連携

Project 2013 では、プロジェクトのメンバーやステークホルダーと Lync を使用して簡単にコミュニケーションができるよ

うになりました。タスクの状況を確認する際には、メールや電話をしなくても Project 2013上で数回クリックするだけで

でメンバーとのコミュニケーションが可能になります。

必要条件

リソースの[リソース名]、[メールアドレス]を登録しておく必要があります(Active Directory との同期も

可能)

Project 2013 が動作している PC に Lync Client がインストールされている必要があります

2.6 サポートされる日付期間の延長

前バージョンの Project 2010 では、設定できるプロジェクトの最遅日は「2049/12/31」でした。これが、Project

2013 ではサポートされる日付が 100年延長され「2149/12/31」となっています。設定できるプロジェクトの最早日

は「1984/1/1」から変更はありません。

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3. 新機能の利用方法

3.1 クライアント レポーティング

Project 2013 ではレポート機能が進化しました。OfficeArt と統合されたことにより、見やすく動的なレポートをクライ

アントから作成できるようになりました。ユーザーは簡単にレポートを作成することができ、作成したレポートは

Microsoft Wordや PowerPoint、Excel のような他の Office アプリケーションを使用して共有することが可能で

す。

Project のレポートは、グラフィカルな図形やテーブル、チャート、フォント、スタイル、テーマをサポートしています。プロジェ

クトのデータを使用して簡単にレポートを作成することができ、またプロジェクトの変更に応じてレポートも自動的にアップ

デートがかかるので、常に最新のプロジェクトステータスを把握することができます。

視覚的に見やすいレポートを作成するために、Project 2013 では定型的なレポートテンプレートが用意されていま

す。それらのテンプレートを使用することで、シンプルなプロジェクトから複雑なプロジェクトまで対応することができます。

新しいレポート機能は[レポート]タブからアクセスできます。

新機能

プロジェクトのデータを使用してチャートやテーブルを作成できます。また、テキストボックスや図形、画像を挿入しイ

ンパクトのあるレポートを作成することができます。

簡単にレポートを作成できるよう、既定で 5 つのレポートテンプレートが用意されています。

作成したレポートはWord、PowerPoint、Excel、Outlook のような他の Office アプリケーションにコピー/貼り

付けができます。また、レポート中の個別のアイテムのみをコピー/貼り付けしたり、画像として貼り付けることもでき

ます。

ページ区切りを挿入したり、印刷プレビュー画面に移動せずに印刷のページ設定をすることができます。

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利用シナリオ

進捗会議や顧客提出用にプロジェクトのレポートを作成する場合、視覚的に見やすく、分かりやすいレポートを作成す

る必要があります。Project 2013 のレポート機能を使用すると、Excel のピボットチャートやピボットテーブルを使用し

てレポートを作成するように、チャートとテーブルデータ領域でどのデータをグラフ化するかを選択をすることができます。

また、作成したレポートは印刷したり、他の Office製品にコピーすることでプロジェクトメンバーや顧客と共有することも

可能です。

使い方

レポートテンプレート

レポートテンプレートを使用して、レポートの作成を始めることができます。[レポート]タブから使用するテンプレートを選

択することができます。

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[作業の概要]テンプレートを選択した場合のレポートイメージ

※プロジェクトのデータが変更されると、レポートもアップデートされます

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レポートの作成

プロジェクトレポートは、他の Office アプリケーションでチャートやテーブルを作成するように簡単に作成することができま

す。新しいレポートテンプレートを作成するには、[デザイン]タブに表示されるレポートツールを使用してチャートやテーブ

ル、図形、テキストボックス、画像等を追加します。

チャートやテーブルに選択されているデータは、タスク領域のチャートまたはテーブルデータからアップデートすることができま

す。タスク領域では、レポートにマップしたすべてのプロジェクトフィールドの一覧が表示されます。また、チャートやテーブル

に表示するデータはフィルタ、グループ化、並び替えをして表示することも可能です。

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レポートの共有

[デザイン]タブ-[レポートのコピー]を選択し、作成したレポートをコピーすることができます。[レポートのコピー]ではレポー

ト全体をクリップボードにコピーすることができるので、Wordや PowerPoint、Excel、Outlook のような他の Office

アプリケーションに貼り付けることができます。

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また、[ファイル]タブ-[印刷]からレポートを印刷することもできます。ページ区切りを挿入するには、[デザイン]タブ-[ペー

ジ区切り]から設定します。レポートの印刷プレビューを確認後、印刷をすることができます。

免責

この資料に記載されている情報は、この資料の発行日におけるマイクロソフトの見解を示すものです。マイクロソフトは市場の変化に対応する必要があるた

め、この資料の内容に関する責任をマイクロソフトは問われないものとします。また、発行日以降に発表される情報の正確性を保証できません。資料に記載

された内容は情報の提供のみを目的としており、明示、黙示、または法律の規定にかかわらず、これらの情報についてマイクロソフトはいかなる責任も負わな

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いものとします。マイクロソフトは、この資料に記載されている内容に関し、特許、特許申請、商標、著作権、またはその他の無体財産権を有する場合があり

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