office 365 for education概要と最新導入事例
TRANSCRIPT
ROOM E
Office365 for Education概要と 最新導入事例
日本マイクロソフト株式会社
オフィスビジネス本部
エグゼクティブプロダクトマネージャー
田中 俊弘
本セッションでご案内すること
教育機関向け Office365
事例にみる導入形態と検討事項
次期 Office 365
ワークスタイルのトレンド
82% 全世界のインターネット利用者のうち、ソーシャルネットワークを利用する人の割合
74% のインフォメーションワーカーは、2 台以上のデバイスを保有している
50% の大企業ユーザーが クラウドへ移行中
39% の中小企業ユーザーが 3年以内にクラウドを利用
Office で実現する新しいプロダクティビティ環境
オンライン オンプレミス
ハイブリッド
ビジネスニーズに合わせた
クラウド活用
メッセージング 音声とビデオ コンテンツ管理 学内向け ソーシャル
レポートと 分析
あらゆるデバイスに最適化
統合された最高のソリューションをご提供
教育現場での無償クラウドの活用
卒業生用
メールアドレス
教職員・学生用
メールサービス
業務効率向上
ICT教育
2006年頃 2008年-2011年 2012年から
Office365 for Education
SharePoint
Online
(学内ポータル)
Lync Online
(オンライン会議
チャット在席情報)
Office
Professional
Plus (一人5台まで)
Exchange
Online (メール・予定表・施設予約・アドレス帳)
2012年6月 プランA(スイート)提供開始
教育機関向けの無償プラン
Office365 for Enterpriseと同一機能
サービス構成と価格
卒業生:Exchange Online Plan1を適用可能
安心のための取組
セキュリティ
保護と
最新の対策
透明性に
おける
リーダーシップ
お客様データの
プライバシー
保護
第三者機関による認証と検証
ネットワークの保護 ネットワークの自動暗号化
クライアントとサーバー間: Secure Socket Layer (SSL) サーバー間: トランスポート層セキュリティ (TLS) サーバーとパートナー間: 状況依存の TLS、強制 TLS
パートナー クライアント オンライン
スパム対策/マルウェア対策
z
•高精度のスパム フィルター •複数のウイルス スキャン エンジン •高度なレポートとポリシー ルールが使用可能
ハブ トランスポート メールボックス
外部メール
学内システムとの連携
ID同期 Dirsync(無償のディレクトリ同期ツール)
SSO(シングルサインオン) AD FS 2.0
SAML 2.0
シボレス認証(近日対応予定)
ID管理のシナリオ
オンプレミスのユーザー、グループ、オブジェクトをマスターとして、IDはクラウド側をマスターとする
中~大規模な教育機関向け
オンプレミスのユーザー、グループ、オブジェクト、IDをマスターとする
SSOが必要な教育機関向け
クラウドのユーザー、グループ、
オブジェクトとIDをマスターとする
小規模な教育機関向け
Office 365 ID 学内ADとOffice 365 ID 学内ADとOffice 365
フェデレーションID
ご利用開始までの流れ
学内周知 プランの
割り当て
ドメイン
登録とDNS
の設定
トライアル
開始
ユーザー
ID作成
教育機関
情報を登録
無償トライアル(30日間) 学内への展開
無償トライアルはプランA3
お申し込み方法
www.office365.com
”プランと価格“タブ
“教育機関のお客様“を選択
“プランの比較”
無償トライアルに登録
最新導入事例
印西市教育センター 導入サービス
Exchange Online
Lync Online
SharePoint Online
導入効果
業務面の生産性と教育の質の向上
日常的なICT活用の促進
クラウドのみを導入
導入の背景 1. 既存システムの課題
• 運用負荷・コスト増を予測
• 災害対策の必要性
• 学外からGWにアクセス
2.情報共有の活性化
• 学外から授業の準備を行いたい
• 指導案の共有を行いたい
• 自校以外の教職員との連携
• 日常的なICT活用を推進したい
導入時の注意点(生徒向け)
児童・生徒の個人情報に関わらない部分
から クラウド化を推進
少ない機能から開始、徐々に機能を拡張
実際の授業を踏まえ、日常的に無理なく
使えるようにする
システム構成図
活用シナリオ
指導案の共有
ポータル
(SharePoint Online)
教材の準備
ファイルフォルダー
(SharePoint Online)
児童・生徒
ICT授業
(SharePoint Online)
在籍情報を見てから
コミュニケーション
(Lync Online)
教職員用のメール
(Exchange Online)
SharePoint用テンプレート
国立大学法人 徳島大学 導入サービス
Exchange Online
Exchange Server 2010
導入効果
メール削除作業が不要に
スマートフォンからも簡単に利用
共通ドメインでオンプレミス、
クラウドを利用可能に
ハイブリッドモデルを導入
教職員
オンプレミス
Exchange
Server 2010
学生
クラウド
Exchange
Online
共通ドメイン
ハイブリッド
モデル
導入の背景 1. 共通ドメインで運用
2.教職員用メール
• 機密性が高いものを扱う
• 人事関連情報
• 見積もり情報
• 個人情報(学生・患者)
3.学生用メール
• 機密性はさほど高くない
• 可用性が高いシステム
外部要因 他社のプライバシーポリシーの変更
⇒メール内容がサービス側に利用される懸念
システム構成図
共有アドレススペース
• 社内中継 • クラウド中継
導入時の検討ポイント 機能
UI
サポート
参考資料
コミュニティ
導入形態
クラウドに移
して良いもの
を整理
契約条項
Office365 for Enterpriseと
同じ機能
24時間365日
日本語サポート
豊富な技術資料
日本語コミュニティ
オンプレミス
クラウド
ハイブリッド
プロバイダーはデータ利用を
行わない
お客様のデータは
お客様に帰属
マイクロソフトクラウドをご採用いただいた
日本の教育機関
• 神奈川工科大学
• 京都大学
• 杏林大学
• 国士舘大学
• 取手市教育委員会
• 日本体育大学
※ 敬称略
事例化にご協力いただいた教育機関名のみ掲載
• 函館大学
• 明治学院大学
• 福岡大学
• 立教大学
• ケイ・インターナショナル スクール
マイクロソフトクラウドを採用した
海外の教育機関
教育機関向けテンプレート
次期Office365
次期 Office
タッチ、ペン、 マウス、キーボード
Windows 8 最適化
新しいノート記入、 閲覧モード
パーソナライズ
新アプリケーション
モデル
信頼性と規格準拠
ニュースフィード
Office とソーシャルの 全体的な統合
複数人、HD ビデオの オンライン会議
情報漏えい対策、 データ保持、eDiscovery
柔軟な展開方法
Office 365 で共通化 された管理環境
デバイス
見やすく整理されたユーザーインターフェース タッチ操作に最適な操作性 指先の操作だけでプレビュー表示、インライン返信、クイックアクション
素早くスムーズな 操作性
タッチ/ペン/マウスキーボード
インライン返信
クイック プレビューで受信ボックスを表示したまま予定表や連絡先、タスクを確認
画面を広く使えるようにリボンが最小化
省スペースで操作が
できるよう ナビゲーション バー が改善
タッチモードを使えば、
タブレット PC でもタッチしやすい
大きいアイコンが表示
Windows 8に最適
あらゆるプラットフォームで 利用できる Office Mobile
Windows Phone iphone iPad Android
快適なタッチ操作を実現 タッチ、ペン、マウス、キーボード
無駄をそぎ落とした
インターフェース
リングメニューを使って
フォントを編集
手書き文字をテキストに変換
デバイスの利点を最大限活用
発表中、スタイラスで注釈を追加
新しい PowerPoint の発表者ビュー は、
発表に必要なほぼ全てのツールを備えているので、
観客へのコミュニケーションに集中
指の操作でピンチ、ズームを利用
スタイラスを使って、注釈やハイライトを書き込んだり、レーザー
ポインターを使用
円形に配置された
タッチに最適な
リングメニュー
カメラや ペン入力など、デバイスの
利点を活かしてよりリッチなノートを作成
マウスとキーボドも
利用可能
ペンで注釈
検索もできる
手書きメモ
仕事に合わせて最適なツールを選択
ペンで、手書きメモや注釈を入れ、後から検索
大量の文書を素早く書き込む必要がある場合は、マウスとキーボードの利用が便利
クラウド
Office アプリケーションは、リアルタイムにクラウドからストリーミング
シンプルな方法で
アップグレード
以前のバージョンの Office を上書きせず、新旧バージョンの Office の共存が可能
キオスク端末や一時的に利用する PC への Office 配信
Office オンデマンド
Office のローミング
新しい クラウド アプリケーションモデル
エンタープライズグレードの信頼性と規格準拠
ISO 27001, SSAE16, FERPA, HIPPA, FISMA に準拠
データセンター規模の障害に備え、複数拠点でバックアップ
データの保護とプライバシー確保のために、
多次元的なアプローチによりリスクを軽減
99.9% のサービス稼働率を保障
HTML/CSS JavaScript ,
PHP で開発
最小限のデバイス フットプリントでクラウド上にホスト
あなたのデータ、設定、Office をローミング
IT アプリケーション カタログや、Office ストア で配信と管理
Office は常に
サインイン して利用
デバイスが変わっても、 個人設定や、どこで作業を終了したかを Office が記憶
デフォルトで SkyDrive と
SkyDrive Pro といったクラウドストレージへ保存
どのようなブラウザーからも
Office 365 にログインし、メール、予定表、連絡先、ニュースフィード、サイト、ドキュメントを利用可
能
Get
back
to
where
you
left
Excel の Bing マップ アプリケーションは、ハイライトされた住所を地図として表示
します。
Bing マップ アプリケーション は、メールの中に書かれた住所を特定し、場所を表示
Office アプリケーション と
Office Web Apps どちらでも利用
Word を使いたいときに、Word がインストールされていなかったり、古いバージョンだった場合、
クラウドから配信可能
SkyDrive と SkyDrive Pro
へ保存
Office へサインイン
ソーシャル
ニュースフィードやミニブログ、人、ドキュメント、サイトのフォロー
あなたの ニュースフィード から Outlook のタスクを登録
プレゼンス情報を確認し、クリック1つで連絡先カードからコミュニケーションを開始
ソーシャルの 学内での活用
ソーシャルフィードの拡大
複数人が参加できる HD ビデオ会議
プレゼンス情報、IM、音声における Skype 連携
デバイス 横断的な HD ビデオ会議
複数のビデオ ストリーミング がギャラリーに表示
ドキュメント、アプリケーション、OneNote 共有
Office 全体でリアルタイムにプレゼンス情報を
確認
どこからでも連絡先カードを利用可能
Facebook と LinkedIn が
連絡先カードに統合
人、ドキュメント、サイトのフォロー
あなたのニュースフィードからアイデアの共有や、リアルタイムに回答を確認
♡ Like
#ハッシュタグ
@Mention
people
プレゼンス情報の統合
Presence
and
contact
card
everywher
e to
accelerate
collaborati
on
改良されたスレッド形式のコメントによりドキュメントのレビューがしやすい
連絡先カードは、人に関わる情報を集約して表示 そこでは、リアルタイムのプレゼンス情報、社内、社外のフィード、メール、IM、音声、ビデオを通じてクリック 1 つで開始でき
るコミュニケーションが提供
HD ビデオ ギャラリー
OneNote でのノート共有
出席者などの会議の情報は、自動的にノートに記載
1 億人にも及ぶ人々とつながることのできるリッチなコミュニケーションを
リンクの管理性を維持しながら実現
Yammer と SharePoint
Yammer は既に長年に渡って SharePoint と連携していますが、今後は更に SharePoint, Office
365 や Skype との連携を強めていきます。
ソーシャルネットワーク +
コラボレーションスイート
スタンドアローン
ソーシャルネットワーク
SharePoint 15 は新たにソーシャルネットワークの機能を強化しました。
Yammer は次世代の
SharePoint と Office 365 のソーシャルエクスペリエンスを一層強化します。
SharePoint Microsoft
管理
集中管理された リテンションポリシー ポリシーを強化するエンドユーザーへのビジビリティ強化 ユーザーの無効化 検索可能なきめ細かい履歴の保持
メール履歴の可視化
共通の 管理エクスペリエンス
ポリシーの詳細が表示
アイテム、フォルダー、電子メールへの簡単なポリシー適用
新しい革新的な Office 導入方法
Office アプリケーションは、Office 365 から ストリーミング配信 仮想化され、機能が優先順位付けされたアプリケーションがすぐに起動 Office アプリケーションに組み込まれた移行支援ツールと、以前の Office バージョンと新しいOffice が共存できる環境により互換性問題が軽減 ユーザーに負担をかけないアップデート IT 部門による導入をサポート
オンプレミスとクラウド横断的にユーザーを管理できる統合された管理コンソール 1 つのポータルで、SharePoint リソース、 外部のデータ接続、フォーム、アプリケーションを管理 重要なタスクを遂行するためにシンプルになった管理
データ損失防止ツール ( DLP* )
SharePoint Microsoft
オールインワンの DLP ポリシー (クレジットカード、 ソーシャルセキュリ ティ) 集約されたフィルタ リングによってトランス ポートルールが強化 メールだけでなく添付 ファイルも対象 組織全体のポリシー違反をレポート
作成したメールに含まれるポリシー違反の警告メッセージをメール作成中に通知
*DLP…Data loss Prevention
統合された eDiscovery (電子情報開示)
Exchange、SharePoint、Lync、共有ファイルが対象 FAST の検索技術を採用 ルールベースのアクセス管理がされている
Exchange と SharePoint 横断的なクエリーの結果
オンプレミスとクラウド、Lync ユーザーを企業向けの機能を
容易に管理
全ての作業に素早くアクセスできるように改善され、シンプルになった
ナビゲーションバー
1 台のコンピューターに、2つのバージョンの Officeを共存させることが可能
Office アプリケーションが、Office 365 からストリーミング配信
DEMO
Exchange Online
リリースのタイミング
Office365 エディション
2011年6月 2012年6月 次期Office365
教育機関向け Exchange
Online
スイート
(プランA)
企業向け スイート(プランE, K ,P)
同時に
リリース
予定
本日のまとめ
教育機関向け Office365
事例にみる導入形態と検討事項
次期 Office 365
参考資料 • Office365
– http://www.office365.com/
• Office365 for Education 無料の試用版 – http://www.microsoft.com/ja-jp/office365/education/compare-
plans.aspx
• 印西市教育センター様事例 – http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/inzai-ed3.aspx
• 国立大学法人 徳島大学様事例 – http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/tokushima-u.aspx
• マイクロソフトクラウド導入事例集 – http://www.microsoft.com/ja-jp/office/365/showcase.aspx
次期 Office 製品群関連セッション
Room B
~ 管理者のための次期 Office ~ クラウドになった Office の展開
と管理
~ 次期 Office はここが違う ~ 新しい Office のコンセプトと
新機能解説
マイクロソフトの実践事例にみる、次世代企業内ソーシャルの
展開手法
次期 Office 製品群でさらに強化された競合製品との差別化
ポイント
加速するクラウド サ-ビス : Office 365 の中小組織への
インパクト
次期 Office 製品群の 新しい開発モデルの解説
Room C Room E
PT-014
PT-015
PT-019
PT-020
PT-024
PT-025
16:10 |
17:00
17:10 |
18:00
次期 Office 製品群 展示ブース
Office/Office 365 のタッチ&トライコーナー
入口
展示会場
入口から左手奥
追加のリソース
カスタマー プレビュー http://office.com/preview
次期 Office 評価ガイド http://technet.microsoft.com/ja-jp/office/jj149945
次期 Office ブログ http://blogs.technet.com/b/microsoft_office_/
Google Apps との比較 http://aka.ms/MSvsGoogle
Office 365 コミュニティ http://community.office365.com
Office 365 Twitter http://twitter.com/msonline_ja
Office 365 Facebook http://facebook.com/office365jp
製品説明資料 http://aka.ms/mod
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