〜憲法九条の希望、子どもの本の希望〜 「憲法改正...
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2018・3・25 春の学習会
〜憲法九条の希望、子どもの本の希望〜
「憲法改正問題の今後」
講師 木村草太氏 (憲法学者)
と き:2018年3月25日(日)
11:00〜16:30
ところ:としま産業振興プラザ IKE・Biz
6階 多目的ホール
(東京都豊島区西池袋 2-37-4:池袋駅西口
より約10分、南口より約 7 分)
参加費:1000円(当日払)
定 員:150人(要事前申込)
*同時開催「戦争と平和を考える本の展示」(リスト別途販売)
私たちは「平和あってこそ子どもの本」という考えのもと、平和を伝える児童文学の力を信じて、書き、描き、普及に力を尽くしてきました。しかし、このところの政治の動きに、九条はどうなっていくのかという危機感から、憲法学者の木村草太さんにぜひお話を伺いたいと学習会を企画しました。 私たちはこれまで、沖縄の基地をめぐる“神話”や道徳の教科化の問題について学んできました。木村草太さんは基地建設について、「憲法上の手続きを踏んでいないので憲法違反といえる」とあざやかに沖縄を支持し、道徳の教科化については、“都合のよい道徳の押しつけによる事態の深刻さ”に、パン屋が和菓子屋になったと笑って見ているだけでは済まないことを見とおしています。私たちが漠然と感じているだけの危機感や課題に対して、まったく別の鋭い視点で、私たちのできることを示唆してくださるものと考えます。 また、きどのりこさんの「戦争と平和を考える本」についてのギャラリートークと、広瀬恒子さんによる「平和あってこそ子どもの本」のお話もあります。お誘い合わせのうえ、多数ご参加ください。 《共催》子どもの本・9条の会 学習会係 / 日本児童文学者協会 子どもと平和の委員会 申込先 子どもの本・九条の会 学習会係 [email protected]
日本児童文学者協会事務局 [email protected] tel.03-3268-0691
<プログラム> 11:00 受付・戦争と平和を考える本の展示(自由閲覧) 12:00~12:30 ギャラリートーク「戦争と平和を考える本」きどのりこ 14:00~15:30 講演「憲法改正問題の今後」木村草太 意見交流 15:45~16:30 「平和あってこそ子どもの本」広瀬恒子
<講師プロフィール> 木村 草太(きむら そうた)
1980年神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。首都大学東京都市教養学部法学系教授。専攻は憲
法学。著書『平等なき平等条項論』(東京大学出版会)、『憲法の急所』(羽鳥書店)、『キヨミズ准教授の
法学入門』(星海社新書)、『憲法の創造力』(NHK 出版)、『テレビが伝えない憲法の話』(PHP 新書)、『木
村草太の憲法の新手』(沖縄タイムス社)など。共著に『未完の憲法』(潮出版社)、『憲法という希望』(以
上講談社)、『集団的自衛権はなぜ違憲なのか』(晶文社)、『日本一やさしい「政治の教科書」できました。』
(朝日新聞出版)、『子ども白書 2017「子どもを大切にする国」をめざして』(本の泉社)など。
きど のりこ
児童文学作家・評論家。「子どもの本・九条の会」運営委員、日本子どもの本研究会会員、ファンタ
ジー研究会主宰。著書『ともに明日を見る窓 児童文学の中の子どもと大人』(本の泉社)。共著『子
どもの本から「戦争とアジア」がみえる』、『世界の子どもの本から「核と戦争」がみえる』(ともに
梨の木舎)など。
広瀬 恒子 (ひろせ つねこ)
親子読書地域文庫全国連絡会代表、「子どもの本・九条の会」代表、日本子どもの本研究会会員。
著書『だから子どもの本は面白い』(新日本出版社)、『子どもの読書いまこれから』(新日本出版社)、
『読書ボランティア ―活動ガイド―どう
する?スキルアップ どうなる?これから
のボランティア』(一声社)、『本・子ども・
人をむすぶ:学校図書館から地域へ』(新日
本出版社)、共著『子どもの本から平和を考
える』(児童図書館研究会)など。
<会場案内>
としま産業振興プラザ IKE・Biz
〒171-0021
東京都豊島区西池袋 2-37-4
(池袋駅西口より徒歩約 10 分、
南口より約 7分)